マシンナーズ(遊戯王OCG)

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登録日:2011/01/19(水) 20:28:09
更新日:2024/04/06 Sat 12:03:11
所要時間:約 7 分で読めます





機甲部隊を再編制し、新たな危機を迎え撃て!
出撃!マシンナーズ!!


マシンナーズとは『遊戯王R』でカード・プロフェッサーのカーク・ディクソンが使用した地属性機械族のモンスター群である。


概要

ガジェットのごとく手札を補充したりユニオンしたり大型モンスターを特殊召喚したり合体したりする。

2006年に出たPREMIUM PACK 9で初登場。この時はマシンナーズ・フォース関連のみでファンデッキとしても弱い部類であった。

2009年に発売されたストラクチャーデッキ-マシンナーズ・コマンド-で強力な新規を貰い一戦級の強さを得る。
マシンナーズ・カノン以外はストラクチャーデッキを買えば全て揃うので財布にも優しい。

2020年にはストラクチャーデッキR-マシンナーズ・コマンド-が発売され更に新規カードを獲得した。


所属カード

下級モンスター

  • 《マシンナーズ・ソルジャー》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
(1):自分フィールドに他のモンスターが存在せず、このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札から「マシンナーズ・ソルジャー」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールドにモンスターがいない場合に召喚した時、手札から同名カード以外のマシンナーズを特殊召喚する効果を持つ。
初期に登場した事の恩恵かレベル制限が無いため、フォートレスやカーネルも特殊召喚できる。
同じ手札消費でギアフレームも同じことができるため、どちらを優先するかは狙いや盤面と相談。
エクシーズ素材としては優秀だが、ガジェにも対応するブリキンギョの存在がチラつく。


  • 《マシンナーズ・スナイパー》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守800
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに「マシンナーズ・スナイパー」以外の「マシンナーズ」モンスターを攻撃できない。
下級としては中々の攻撃力だが効果が役に立つことは少ない。
《強制転移》で相手に送れば擬似的なロックをかけることが可能。

『5D's』では雑賀の元相棒ユージのお気に入りカードとして登場。
しかしお気に入りという理由で戦術的に意味の無い使い方をして雑賀と仲間割れした事もある。
その後事故に巻き込まれたユージはボロボロになったこのカードを雑賀に贈るが、彼としては当て付けなのだろうと考えていた。


  • 《マシンナーズ・ディフェンダー》
リバース・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
デッキから「督戦官コヴィントン」1体を手札に加える。
コヴィントンをサーチするリバースモンスター
色々遅いのが難点。


  • 《督戦官コヴィントン》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1000/守600
(1):自分フィールドの表側表示の「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」「マシンナーズ・ディフェンダー」を1体ずつ墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「マシンナーズ・フォース」1体を特殊召喚する。
これ自身はマシンナーズではない。
ソルジャー、スナイパー、ディフェンダーを合☆体させる。
フォース採用型でなければ使用する意味は無い。


  • 《マシンナーズ・ギアフレーム》
ユニオン・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守0
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの機械族モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
マシンナーズのメインアタッカー。
そこそこの攻撃力に召喚に成功した時に同名カード以外のマシンナーズをサーチする誘発効果を持つ。
召喚するだけでアドバンテージを得られる上にユニオンのおまけ付き。


  • 《マシンナーズ・ピースキーパー》
ユニオンモンスター
星2/地属性/機械族/攻500/守400
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの機械族モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからユニオンモンスター1体を手札に加える。
フィールドで破壊された時デッキからユニオンモンスターをサーチできる。
攻守が低いので若干扱い難いが、破壊効果にチェーンして《ゲットライド!》を発動し墓地からこのカードを装備すれば破壊を防げる上にサーチもできる。
《機械複製術》にも対応しており、ランク2も出せる。


  • 《マシンナーズ・パゼストレージ》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1600/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「マシンナーズ・パゼストレージ」以外の自分の墓地の「マシンナーズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):このカード以外の自分フィールドの「マシンナーズ」モンスター1体と相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
変な機械が刺さって闇堕ちしたソルジャー。
同名以外のマシンナーズの蘇生と、自身以外の味方マシンナーズと相手の魔法・罠をバウンス効果を持つ。
蘇生したマシンナーズは効果無効かつ守備表示なので、召喚や効果のコストにしたい。
自身は他のマシンナーズと異なり闇属性なので共有出来るサポートが少ないので注意。
イラストをよく見ると何処かで見た事ある2体のシルエットが見えるが…?


  • 《マシンナーズ・リザーブレイク》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「マシンナーズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1200アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、自分の「マシンナーズ」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
このカードを手札に加える。
パゼストレージと同じく闇堕ちしたディフェンダー。
手札・場から墓地に送って味方マシンナーズの攻撃力アップと、味方マシンナーズが戦闘で相手モンスターを破壊した時に自己サルベージする効果を持つ。
闇堕ち前とは打って変わって【マシンナーズ】の貴重なコンバット・トリック要員。
こちらも闇属性だが、手札と墓地を行き来するのが基本なので影響は少なめ。


  • 《マシンナーズ・アンクラスペア》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「マシンナーズ・アンクラスペア」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を墓地へ送る。
闇堕ちしたスナイパー。
サーチ・サルベージ・バウンスで手札に加わった場合に特殊召喚される効果と、召喚・特殊召喚成功時にマシンナーズを墓地に送る効果を持つ。
ギアフレームからサーチすればあっさり出て来る上、カーネルを手早く墓地に叩き込めるのは嬉しい。
後はギアギガントのエクシーズ素材にするのがベスト。

上級以上のモンスター


効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
(1):このカードはレベルの合計が8以上になるように手札の機械族モンスターを捨てて、手札・墓地から特殊召喚できる(自身を捨てた場合、墓地から特殊召喚する)。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードを対象として発動した相手モンスターの効果が適用される際に、相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。
その相手のカードを破壊する。
マシンナーズの切り札。設定上は量産機らしい。
手札からレベルの合計が8以上になるよう機械族モンスターを捨て墓地から特殊召喚する効果、
戦闘で破壊された時相手フィールドのカードを一枚破壊する効果、相手の効果モンスターの対象になった時相手の手札を確認し一枚捨てさせる効果を持つ。
特殊召喚効果は手札の自身を含めても良いためコストは実質適当なモンスター一体で良く、最上級モンスターながら簡単に場に出せる。
後半の2つの効果も嫌らしい。ガジェットと併用すればコイツが2・3体並ぶことも…ただしキメラの方のフォートレスさんには注意。

  • 《マシンナーズ・カノン》
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻0/守2200
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の手札の機械族モンスターを任意の枚数墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために墓地へ送ったモンスターの数×800アップする。
漫画版出身。なんと氷室が使用していた。
通常召喚できないが、手札の機械族を任意の枚数墓地へ送り送ったモンスターの数×800の攻撃力を得る…でもぶっちゃけ効果はあんまり使われない。
主にギアフレームでサーチからのフォートレスの蘇生に使われる。通称フォートレス専用死者蘇生
手札1枚で特殊召喚はできるので、壁にしたりリリース要員には使われることも。
とはいえアテに出来るステータスではないので過信は禁物。
最近はエクシーズにも使われる。


コヴィントンの指揮の下──
マシンナーズ、連携合体!!

  • 《マシンナーズ・フォース》
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
「督戦官コヴィントン」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードは1000LP払わなければ攻撃宣言できない。
(2):フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」「マシンナーズ・ディフェンダー」を1体ずつ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
マシンナーズ達が合体した最強のマシンナーズ。
初代マシンナーズの切り札にして初代フォートレス専用死者蘇生。
攻撃に1000ポイントのライフコストこそ必要なもののその攻撃力・守備力はなんと合体したマシンナーズ達の合計!
究極竜をも楽々戦闘破壊し、リミッターを解除すれば1ターンキルも可能な全身ロマンの塊。
環境次第(てかメタカードに魔デッキが流行る環境でのみに近いが)、結果的にトレイン等に対応し出しやすいカノンより優先的に積まれたりする事もある。

…だが出しにくい…出しにく過ぎる…。

下級マシンナーズ達を三体(+一体)も場に並べるのは至難の業であり、仮に出してもすぐ除去られる(最近は少しずつだが出しやすくなってきている)。その高いレベルを生かしフォートレスの蘇生に使われていたがついにその座をもカノンに奪われてしまった。
…しかし一度召喚に成功し直接攻撃を決めれば、あらゆる脳内物質が駆け巡ることは確実だろう。

攻撃名は「マシンナックル」。銃を持ってるのに何故か肩で殴る。
『R』作中に登場した際は、合体してブラック・マジシャン・ガールに攻撃を仕掛けたものの、罠カードでコヴィントンの効果を無効にされる事によって元のマシンナーズ3体へと分離させられ、直後の拡散する波動で全滅してしまった。


私のターン!
さぁ、最強の機甲部隊の編制です!!

  • 《マシンナーズ・メガフォーム》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2600/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「マシンナーズ・メガフォーム」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの「マシンナーズ・フォートレス」が自分の墓地へ送られた場合、その「マシンナーズ・フォートレス」1体を墓地から除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。

ひょっこり現れた新規マシンナーズ。
見た目は二足歩行型に変形したフォートレスにギアフレームとピースキーパーが合体した、攻撃形態の様な姿をしている。
フォートレスと比べるとレベルが1つ上がったものの、ステータスは攻撃力が100上昇・守備力が100減少しか変動していない。

しかしこのカードのレベルは8
つまり、このカード1枚でフォートレスを手札から特殊召喚・墓地から蘇生させる事が可能なのだ。

でも、「これだけならフォースやカノンでもいいんじゃ?」と思うだろうが、
問題は(2)の効果である。

「フォートレスが墓地に送られた場合、そのフォートレスを除外して自身を墓地から復活させる」

…つまり、メガフォームを捨ててフォートレスを特殊召喚すれば(2)の効果の準備が整い、フォートレスが破壊されてもこいつが出て来て戦線維持が可能となる。

そこへ(1)の効果、

「自身をリリースすることで、同名以外のマシンナーズを手札・デッキから特殊召喚する」

この効果でデッキから後続のフォートレスを呼び出す事が出来るのだ。

(1)と(2)の効果はそれぞれ1ターン1度な上、同一ターンには発動出来ないとは言え、次から次へとフォートレスが湧いて出て来るのはこのカードしか出来ない芸当である。
ついでに言えばこいつはフォース・カノンとは違い、特殊召喚モンスターじゃないので普通に蘇生出来る。
ただし、フォートレスを除外してしまうので回収する手立ては必要になるので要注意。
なおこいつの(2)の効果は何故か戦闘破壊には対応していないので注意。wikiのミスとかじゃなくて公式サイトのデータベースにも乗っている悲しい裁定である。

このカードのおかげ(?)でこれまで通称「フォートレス用死者蘇生」呼ばわりされていたフォースやカノンは遂に御役御免となったのだ。
しかし、フォースはコヴィントン・初期マシンナーズ3体と運用するのが本来の目的であり、フォートレスからの呪縛から逃れてようやく元の場所に帰ってこれたとも言える。
スナイパーやソルジャーやディフェンダーはまだ向こうに特殊召喚、ロック、壁として使われ、前線にいるかもしれないが
カノンはカノンで出しやすさを利用して高レベルシンクロやランク8エクシーズ、凡骨ビートのギミックで手札を溜めて大火力を叩き出すなどの独自の運用によって、充分メインとして活躍出来る。


  • 《マシンナーズ・エアレイダー》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1500/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「マシンナーズ」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、そのモンスターのレベル以下のレベルを持つ「マシンナーズ」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、対象のモンスターを破壊する。
マシンナーズを手札コストに特殊召喚可能で、味方の機械族をコストにそのレベル以下で同名以外のマシンナーズをリクルートする効果を持つストラクR新顔の爆撃機。
リクルートは強力だが、相手ターン限定となる上に相手ターンに出したいマシンナーズが少ないのが玉に瑕。
後述の機甲部隊の再編制のイラストからするとフォートレスの輸送も担っている模様。
自身をコストにすればフォートレスをリクルート出来る辺り、効果もこの設定を意識していると思われる。


  • 《マシンナーズ・ラディエーター》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1700/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「マシンナーズ」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、そのモンスターのレベル以下のレベルを持つ「マシンナーズ」モンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚し、対象のモンスターを破壊する。
マシンナーズを手札コストに特殊召喚可能で、味方の機械族をコストにそのレベル以下で同名以外のマシンナーズを蘇生させる効果を持つストラクR新顔の固定砲台。
自身を破壊して手札コストにしたマシンナーズを蘇生させるのが主な役割となる。
後述の機甲部隊の防衛圏のイラストからすると、フォートレスと合体して広範囲を攻撃する事も可能らしい。


  • 《マシンナーズ・メタルクランチ》
効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻2800/守 0
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は1800になる。
(3):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから機械族・地属性モンスター3体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分の手札に加え、残りのモンスターはデッキに戻す。
悪名高いVジャンプ付属カードとして登場した新顔。
妥協召喚可能で召喚・特殊召喚時にデッキから機械族・地属性を3枚相手に見せてランダムに選ばせ、1枚を手札・残りをデッキに戻す変則的なサーチャー。
闇堕ち組以外のマシンナーズをサーチ出来るが、既にギアフレームがいる上に効果の不安定さが否めず、レベル9と半端にレベルが高いのでエアレイダー・ラディエーターとの噛み合わせが悪いので採用しにくい。
どちらかと言えば【レベル9】でデメリットの薄い出しやすいレベル9として使われる事が多い。


  • 《マシンナーズ・カーネル》
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
その機械族モンスターと、その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
「マシンナーズ・カーネル」以外の自分フィールドの表側表示の機械族・地属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
ストラクRの新顔にしてエースの大佐(カーネル)
通常召喚は出来ないが蘇生制限がなく、同名以外の味方機械族が破壊されたら自己再生してくる大型モンスター。優勢時に出して相手を牽制する制圧要員。
フリーチェーンで自分の機械族モンスター1体とそのモンスターの攻撃力以下の相手モンスターを破壊する効果を持つ。
自身を指定する事もできるため、このカードが存在する限り攻撃力3000以下のモンスターは常に一掃される危険がある。
そしてその指定モンスターも「効果により破壊」されるため、墓地にもう一体のカーネルがあればそれも墓地から引っ張り出す事ができる。


  • 《マシンナーズ・ルインフォース》
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
レベルの合計が12以上になるように、自分の墓地の機械族モンスターを除外した場合のみ墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに一度しか使用できない。
(1):バトルフェイズに相手が効果を発動した時、LPを半分払って発動できる。
その発動を無効にし、相手のLPを半分にする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
レベルの合計が12以下になるように、除外されている自分の「マシンナーズ」モンスターを3体まで選んで特殊召喚する。
遂に登場した闇堕ちフォース。どうやらフォートレスを取り込んで更なる進化を遂げた模様。その割には攻撃力が変わってない?知ら管
手札からは出せず、レベル合計が12以上になる様に墓地の機械族を除外して墓地から特殊召喚すると言う特殊な召喚条件を持つが、マシンナーズにはフォートレスやエアレイダー、ラディエーターなど手札コストを要求するカードが多い上にアンクラスペアでデッキから直接墓地に落とせるのためさほど難しい条件ではない。
4600と言う高い攻撃力に加え、バトルフェイズ中に相手が効果を発動した時にライフを半分払ってその効果を無効にし相手のライフも半減させると言う中々強烈なカウンターを持つので戦闘には滅法強い。
更に破壊されてもレベル合計が12以下になる様に除外されたマシンナーズを帰還させる効果を持ち、自身の召喚条件で帰還先は最低でも1体は確保出来ているので戦線維持や再度墓地から這い出て来るのが容易。
ただし、カウンター効果を使いすぎるとお互いにライフがものすごい勢いで減って行くのでちょっとしたバーンで即死する危険性もあるので油断は禁物。



魔法カード

  • 機甲部隊の最前線(マシンナーズ・フロントライン)
永続魔法
(1):1ターンに1度、機械族モンスターが戦闘で破壊され自分の墓地へ送られた時に発動できる。
墓地のそのモンスターより攻撃力が低い、同じ属性の機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
1ターンに1度、機械族モンスターが戦闘で破壊された時、デッキから破壊されたモンスターより攻撃力の低い同属性の機械族を特殊召喚する。
機械族メインのデッキならマシンナーズ以外でも活躍できる。特にガジェットとは相性がいい。


  • 機甲部隊の防衛圏(マシンナーズ・ディフェンスリジョン)
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル7以上の機械族モンスターが存在する限り、相手は自分フィールドのレベル6以下の機械族モンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
(2):自分フィールドの表側表示の機械族モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
自分の最上級機械族がいる限り、味方の上級以下の機械族を攻撃や効果対象から守る永続魔法。
味方機械族モンスターが破壊されたら墓地の機械族をサルベージする効果もある。

  • 機甲部隊の再編制(マシンナーズ・リフォーメーション)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「マシンナーズ」モンスター2体を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
●手札から「マシンナーズ」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「機甲部隊の再編制」以外の「マシンナーズ」カード2枚を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
手札1枚をコストにマシンナーズモンスターを2種類サーチするか、手札のマシンナーズをコストに再編制以外のマシンナーズを2種類サーチするか選べる重要なサーチ札。
墓地から湧いてくるフォートレスやカーネルをコストにしたり、コストにしたマシンナーズをラディエーターで蘇生したりすれば無駄がない。


罠カード


  • 機甲部隊の超臨界(マシンナーズ・オーバードライブ)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「マシンナーズ」モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚し、対象のモンスターを破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、機械族モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
味方の機械族を破壊して同名以外のマシンナーズを手札・デッキから呼び寄せる罠カード。
バトルフェイズでは巻き戻しが発生するのでコンバット・トリックには使えないのでフリーチェーン全体破壊を持つカーネルを出して牽制したい。
墓地から除外して墓地・除外ゾーンから機械族3枚をデッキに戻して1ドローも出来る。
メガフォームで除外したフォートレスの回収にも。

イラストではカーネルが謎の機械と対峙している。
ソルジャーとディフェンダーが既に謎の機械が刺さって闇堕ちしており、パゼストレージのイラストからスナイパーも堕ちているだろう事を考えると同じく闇堕ちしたフォースか、彼等を闇堕ちさせた張本人の様に思えるが真相は…?


関連カード


パワードクロウラーの迎撃!バスターキャノン!!

  • 《パワードクロウラー》
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2700/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードより低い攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
「COLLECTION PACK 2020」で突如収録されたディクソンのもう一つの切り札。マシンナーズではないがここに記載。
原作では特に効果を使用しておらず、効果モンスターであったかどうかすら定かではないが、
OCG化に際して召喚・特殊召喚時に自身より攻撃力の低い敵モンスターを破壊する効果と、相手の攻撃を強制する永続効果がついた。
後者の攻撃強制は原作での挙動再現*1の為か。
前者の効果と併せて敵襲警報-イエローアラート-との併用が前提となっている。
なお『遊戯王R』では《パワードクロウラー》は《パワードキャタピラー》という名前だった。「キャタピラー」は商標登録されているため、その対処だと思われる。
ちなみに「クロウラー」より「クローラー」の方が一般的な表記となるが、そのカテゴリは既に存在しているのでそれを避ける為だと思われる。


  • 《敵襲警報-イエローアラート-》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
この効果で特殊召喚したモンスターは、バトルフェイズ終了時に持ち主の手札に戻る。
ディクソンが使用した罠カード。
OCGではバトルフェイズの巻き戻しが発生する為、迎撃するならパワードキャタピラークロウラー辺りの攻撃強制モンスターとの併用が前提。
これらのカードがOCG化したことでディクソンが劇中で使用したカードは全てOCG化された。


  • 《奇動装置メイルファクター》
効果モンスター
ユニオン・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 500/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):モンスターに装備されているこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
ソルジャー達を闇堕ちさせた謎の機械。
装備状態で破壊されても復活してくるユニオンモンスター。
エアレイダーやラディエーター、カーネルの破壊効果から装備モンスターを守りつつ自己再生して再度装備と言う動きが可能だが、ギアフレームやピースキーパーで事足りる場合が多く、マシンナーズの名前がないのと属性が合わない点も含めて相性は微妙な所。


  • 無許可の再奇動(メイルファクターズ・コマンド)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに、装備可能な機械族ユニオンモンスター1体を手札・デッキから装備する。
この効果で装備したユニオンモンスターは、このターン特殊召喚できない。
ソルジャーにメイルファクターが刺さって闇堕ちしているシーン。
自分の機械族モンスターに手札・デッキから直接機械ユニオンモンスターを装備させる速攻魔法。
この効果で装備させたユニオンは特殊召喚出来ないが、レベル4以下ならユニオン・ドライバー経由で特殊召喚が出来る。
マシンナーズにもユニオンモンスターはいるがそこまで欲しい効果ではないので相性は良くない。
どちらかと言えばストーリー上の繋がりを示唆するカードで、OCG的には【ABC】向けのカード。


デッキとして


クロノス先生古代の機械(アンティーク・ギア)や、悪名高きサイバー、新参のカラクリとも相性がよく、機械族多めのデッキによく、戦車と最前線が入っている事も多々ある。

主な戦術としてはギアフレームでマシンナーズをサーチし手札を補充、フォートレスを何度も蘇生させ場を制圧する。ギアフレームやピースキーパーを装備させフォートレスを守るのも良し。
ガジェットと相性が良く【マシンガジェ】は大会でも上位に入る実力を持つ。
【マシンガジェ】はアドバンテージの理論を学ぶ上でも適したデッキであり、アクのある動きでもなく、それでいて安定した強さを誇るため「遊戯王を始めたい人にお勧めするなら」と聞かれると概ねこのデッキが挙げられる。まさに遊戯王の入門書、教科書の機材とも呼べる逸品。
前述のストラクチャーにはガジェットも一式入っているため初心者にもオススメできる良テーマと言えるだろう。
無論、上級者にとっても弄りがいのあるデッキで、細かいところで差が出やすく、そして何より強いのでのでよく愛用される。

また、最近は純マシンナーズも流行してきている。
こちらはゲットライドを利用したユニオンビートとも呼べるデッキで、ゲットライドからピースキーパーを破壊されそうなモンスターに装備させ破壊を守ると同時にギアフレームをサーチしたり、ゲットライドから装備解除でエクシーズに持ち込んだりすることでアドバンテージを稼ぐデッキとなっている。

リミッター解除発動!攻撃ッ!
「ダメージステップ入って良いですか?」

余談だが、このマシンナーズは漫画版5D'sの担当アシスタント相川氏も愛用している。作者である佐藤氏はB F(ブラックフェザー)を使っているにもかかわらず、相川氏のマシンナーズデッキに連敗している。

すげぇよマシンナーズ。
BFを倒すなんて。
いいぞ、もっとやれ。





追記・修正はマシンナーズを合体させながらお願いします。

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最終更新:1970年01月01日 09:00