ヴァン・ホーエンハイム(鋼の錬金術師)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/14 Thu 00:46:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ヴァン・ホーエンハイムとは、[[漫画]]『[[鋼の錬金術師]]』の登場人物。 CV:[[石塚運昇]]、[[堀内賢雄]](モバイル版)/[[浪川大輔]](若年期) 演:内野聖陽、山田涼介(若年期) [[エドワード(エド)>エドワード・エルリック]]および[[アルフォンス(アル)>アルフォンス・エルリック]]の実父。 トリシャとは籍を入れていないため、妻、息子達とは姓が異なる。 かなりやり手の錬金術師であり、エルリック兄弟は彼の本や研究成果を見て[[錬金術]]を学んだ。 名前の由来は史実に存在した錬金術師「パラケルスス」の本名((「パラケルスス」というのは彼が名乗ったペンネームのようなものと現代では見なされている。))であると思われる。 なおアニメ第一期版は「ホーエンハイム・エルリック」という名前で、設定もかなり異なる。 詳しくはこちらの[[項目>光のホーエンハイム]]で。 エドとアルの幼年期はリゼンブールで家族と仲睦まじく生活していたが、ある日突然失踪して以降消息不明となる。 その見た目から屈強な肉体と明晰な知性を持つシリアスなキャラかと思いきや、実際はかなり天然の入った飄々としたおっさん。 過ちを犯したエドを叱責したりと時には「大人」として描写されることもあるが、空腹で行き倒れになりかけたりと基本的には超マイペースに行動している。 性格面はアルによく受け継がれているが、若い頃はやや怒りっぽく、容姿もエドに瓜二つだった。 と、精神に関しては普通の人間とあまり変わらない一方で、何十年経っても外見が変化しない(老けない)、 銃撃を喰らっても死亡しないどころかピンピンしている等、身体に関しては明らかに「人間」の範疇から逸脱している。 時折見せる厭世的な表情や意味深な台詞も特徴的。 ホムンクルスたちの長である「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」と瓜二つの見た目をしているため、当初は同一人物ないしは[[二重人格>多重人格]]という考察もあったが… 趣味は鎧の収集で、アルの魂が定着している鎧も元は彼のコレクションの一つである。 #center(){&font(#ff0000){以下ネタバレにつき閲覧注意}} 実は『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターたちの中でも最重要クラスの人物で、物語の全ての発端となった張本人。 事実上のもう一人の主人公と言っても過言ではなく、特にFA(アニメ二期)では初代OPの冒頭から登場したりとその傾向が顕著。 64話がエドのための[[最終回]]なら、63話は彼のための最終回とも言われている。 FAの最終ED『RAY OF LIGHT』は、[[中川翔子]]が彼の為に制作した曲である。 ホムンクルスの親玉である「お父様」とは、外見こそとある理由で似ているが完全な別人。 ただし、「お父様」同様にホーエンハイムも&font(#ff0000){不老不死}であり、作中では軽く460年以上(アメストリス建国から数えて)は生きている。 後述の通り元はクセルクセス王国の出身なのだが、公式ガイドの年表ではクセルクセス王国が「有史以前」とされることから、 詳細は不明だが、生きている期間は数千年単位である可能性もある。 劇中の明らかに人間離れした肉体の描写は、彼が不老不死であることに由来しており、ホーエンハイム自身も「化け物」と自称している他、 イズミたちに真実を語る際には、その不老不死が体内の「賢者の石」によるものであることから「ヴァン・ホーエンハイムという入れ物の賢者の石」と自称している。 無論これは後述する自身の経歴から自嘲を込めたもの。 元はクセルクセス王国の一奴隷で、実験用に抜かれた血から「ホムンクルス」こと「フラスコの中の小人」(=後の「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」)が生まれた。 ホムンクルスを造ったのは彼の雇い主であり、彼自身は特にホムンクルスについて知識がなかったのだが、 得体のしれないモノ(=ホムンクルス)に話しかけられても特に驚かない、「物怖じしない性格」を当のホムンクルスに気に入られ、意気投合した。 奴隷ゆえに名前を持たず、23号と呼ばれていたが、それでは素っ気がないということでホムンクルスから「ヴァン・ホーエンハイム」という名を付けられる。((ホムンクルスはこの時『テオフラストゥス・ボンパストゥス・(ここで遮られた)』ともっと長く『立派な』名前を付けようとしていたが、「長ぇよ」と一蹴されため、もっと短い『ヴァン・ホーエンハイム』となった。)) 文字の読み書きや錬金術の知識を教えてくれるホムンクルスと友好を深めていくホーエンハイムだったが、 年老いて死を恐れたクセルクセス国王が不老不死の法をホムンクルスに請うたことで、徐々に運命の歯車が狂い始める。 ホムンクルスは求められた「不老不死の法」について「[[賢者の石]]」の錬成という提案を行い、 国王にそのための錬成陣の構築法などを吹き込んで作らせるが、密かに国王に錬成させた「賢者の石」を自らが簒奪しようと企んでいた。 そして、ついに迎えた「賢者の石」錬成の日。 ホムンクルスは自分が入ったフラスコを持つホーエンハイムを、そうとは知らせずに錬成陣の本当の中心に立たせて錬成陣を起動させた。 結果、錬成陣の中心に立つホーエンハイム以外のクセルクセスの民は皆「賢者の石」に錬成されてその肉体は死亡。 ホムンクルスはホーエンハイムの血液から得た情報と取り込んだ「賢者の石」によって彼そっくりの肉体を錬成し、フラスコの外で活動できる肉体を得ると共に、 真実は知らずとも、自分の企てに協力してくれた「血を分けたきょうだい」であるホーエンハイムを生き残らせ、その体内に錬成した「賢者の石」の半分を取り込ませた。 ホーエンハイムは知らず知らずのうちに、自らの故郷と同胞を滅亡させる片棒を担がされ、その代価として望まぬ不老不死の肉体を手に入れてしまったのだ。 ホムンクルスの本性を知ったホーエンハイムは彼と別れ、死ねない身体と哀しみを引きずりながら、世界各地を放浪することとなった。 そして、放浪する中訪れた砂漠で行き倒れた際にシンの商人に助けられたホーエンハイムはそのまま東へ渡り、その先のシンで錬金術を医療技術として普及させる。 そのエピソードはシンで今も「金の瞳と髪を持つ西の賢者」として語られており、その医療特化の錬金術は龍脈と結びつき、『錬丹術』となっている。 人間には永い年月を過ごしたことで厭世的になったホーエンハイムだったが、友人であるピナコの紹介でトリシャと出会い、彼女に一目惚れしたことで彼の人生は再び変わる。 縁あってトリシャと実質的な夫婦になることができ、彼女との間に2人の息子を授かったホーエンハイムは、「妻や子供と一緒に老いて死にたい」と切望するようになったのだ。 その方法を研究していくが、その過程で「[[ホムンクルス>お父様(鋼の錬金術師)]]」の更なる暗躍に気づいたことで、 最愛の妻と子供達と離れてでもその計画を阻止するべく、何より家族をその陰謀から遠ざけ、守るべく、旅へ出ることを決める。 妻であるトリシャにだけは事前に旅立つ目的を説明し、「顔見たら俺泣いちゃうかも」という理由で息子たちには何も言わずに去ろうとするも、 出発するタイミングでエドとアルが偶然起き出してきたため、息子たちに去り際の姿を見られてしまう。 前述の理由で泣きそうになったホーエンハイムはその激情を抑えようとして意図せず険しい表情を浮かべてしまい、エドに「家も母親も捨てた」と誤解されてしまう。 このことと、後にトリシャが流行病に掛かって死んでしまったことで、エドはホーエンハイムを恨み、確執が生まれることとなった。 ちなみに、作中では人間への情が欠けているような描写があるが、実際は感情表現が苦手なだけであり、息子たちには&font(#ff0000){親バカ}で妻には&font(#f09199){メロメロ}である。 その愛妻家と親バカっぷりは[[ヒューズ>マース・ヒューズ]]と同等かそれ以上。 コミックス14巻末の短編は必見。 一方で自分は不老不死の化物であり、人間としての真っ当な生を過ごしていいのかと苦悩をし、愛する我が子へ触れることすら躊躇していたほどだった。 しかし全てを知ってなおも自分を愛し受け入れた妻の言葉から「共に老いて死にたい」と切望するようになる。 ちなみに作中、家族4人で写った写真があるがホーエンハイムの顔の部分だけ他の写真で隠れてしまっており、どのような表情をしていたか長らく謎であったが、 回想において&bold(){子供たちを抱きながら涙を流していた}ことが明らかになった。 人なのか怪しい自分を父と慕う子どもたちの笑顔と、サプライズを入れてまで積極的な家族団らんを勧める妻トリシャの優しさに触れての感動の涙である。 作中きっての涙腺キラーとしても名高く、特に19巻で彼の過去が明かされて以降は人気が高い。  前述通り錬金術師としての腕前自体が相当高く、また体内には莫大な「[[賢者の石]]」を抱えているため、ノーコスト・ノーモーションでの錬成が可能。 突っ立ったまま意図を察したプライドが逃げ切れないほど巨大なドームを錬成するなど、錬成スピードもトップクラス。 賢者の石込みと分かっていたエドでさえ「(はやっ……!?)」と瞠目するあたり相当なもの。 更に傷を負っても即座に回復したりと、その戦闘能力は間違いなく&font(#ff0000){作中トップクラス}だろう。 ちなみに本人曰く戦闘は苦手。性格が向いてない。 また、ホーエンハイムは永い年月をかけて自身の「賢者の石」の材料とされた全てのクセルクセス国民の魂((『お父様』との決戦でのセリフから、少なくとも53万6329人の魂。))と対話し、荒ぶる彼らをなだめ、信頼関係を結んでいる。 クセルクセス国民の中には善良なものはもちろん、中には死刑囚の極悪人もいたが、 その全員が元凶である『お父様』を倒すこと、後世の者達を自分たちと同じ目に遭わせないという目的で一致団結している。 そのためか、『お父様』がホーエンハイムから「賢者の石」を奪おうとした際、『お父様』は何かを感じて奪うのを断念している。 「入れ物」である肉体を破壊すれば「ホムンクルス」は死ぬと思い込んでいたが、対話を済ませた自分同様に対策を立てていた『お父様』の術中に嵌ってしまい、 結果としては人柱として計画通りに国家錬成陣の贄にされてしまう。 が、ホーエンハイムは最悪の事態に対する対抗策を備えていた。 国家錬成陣が発動した際、その一瞬のうち。錬成陣の主要な部分に「賢者の石」である自身の血肉(クセルクセスの国民達)を埋め込み、 錬成陣の効果を無効化し、魂を元の体に戻すように仕掛けていたのである。 『お父様』の計画は無に帰したものの、一瞬と言え「星の真理の扉」を開けたことによってパワーアップした『お父様』の反撃を許してしまい、 結果として残っていた賢者の石も消費してしまい…。 だが、「星の真理」は『お父様』でも手に余るほどの力であったために自滅しはじめ、さらに息子たちの反撃によってとうとう消滅。 アニメでは『お父様』が消え去る直前にはかつて彼と過ごした日々を思い返し、僅かながらも同情を寄せている。 しかし、クセルクセス国民を生贄に錬成された賢者の石の命のストックは、ホムンクルスへの対抗術式や死闘によって大きく消耗しており、 ホムンクルス打倒後にはもはや&b(){「ちょうどひとり分」}を残すのみとなっていた。 残りの命が一つとなったことで、死闘のダメージや長い人生の反動が体にきていたのか死期を感じたようで、 最後に父親らしいことをしようと、エドにこのひとり分の命、つまりは&bold(){[[自分の命と引き換えにアルの肉体を取り戻す>自己犠牲]]}ように提案する。 最終話で自らの想いを吐露し説得を進めるも、エドワードは自分の信念に加えて口調荒くもホーエンハイムを大切に思う気持ちを語りこの提案を拒否。 エドからようやく『クソ親父』と形はともあれ父親扱いしてもらえた時や、エドが別の方法で身体を取り戻したアルと握手した時は優しい笑顔を見せた。 戦いが終わり、アルの肉体が戻ったことに喜びあふれ、軍人たちが事後処理に動き出す中、 ホーエンハイムはブリッグズ兵から金を借りて一人ひっそりと最愛の妻が眠るリゼンブールの地に戻った。 トリシャの墓の前で息子達の成長や、彼らがたくさんの仲間に支えられていることを心から喜び、死にゆくことを穏やかに受け入れつつも、 「やっぱり死にたくない」とも思ってしまう自分を自嘲しつつ、愛する妻の元へと旅立った。 「バカたれが。なんて幸せそうな顔して死んでんだい」 その亡骸は明くる日、ピナコによって発見された。その顔はピナコが評した通り、心底幸せそうな安らかな笑顔だった。 友達がみんな先に逝ってしまうのが嫌、と語ったホーエンハイムであったが、最期にはようやく、友達であるピナコに「見送ってもらえた」と言えるだろう。 なお、彼が借りた金が息子たちによって返されたかは定かではない。 コミックスの最終巻では死後、最愛の妻トリシャと再会して兄弟の成長を喜ぶ姿が書き下ろしで掲載された。 どこまで涙腺キラーな父親なんだろうか…… **◆名言集 「この身体色々便利だけど……友達が先に逝ってしまうのが嫌だな」 「うん 俺の一目惚れ。俺メロメロ」 「アル。下ばかり見てないで上を見上げろ。そうすれば見えてくるものもある」 「そうか。理由はなんであってもとりあえず一緒に戦ってくれるんだな」 「もうすぐだ トリシャ……」 「うん ゴリウスさんに聞いたよ」「ダリウスだ」 「俺の息子をバカにするな」 (ちょっとビビった……) 「&b(){お前本当は 人並みに家族が欲しかったのではないか?}」 「感情を捨てたお前が『俺達』に簡単に勝てると思うなよ」 「確かに荒ぶる魂一人一人を相手にするのは気が狂いそうになったよ。だがこいつらと対話する時間はたっぷりあった。お前のくれた死ねない身体のおかげでな」 「俺の中にいる五十三万六千三百二十九人、全員と対話を終えている!!」 &font(#0000ff){「邪魔をするかホーエンハイム!」}  &font(#ff0000){「そのためにここに来たんだよ、フラスコの中の小人!」} &font(#ff0000){「俺はもう十分生きた。最後くらい、父親らしいことをさせてくれ」} &font(#808080){「バカ言ってんじゃねえよ、クソ親父!!二度とそんな事言うな!はっ倒すぞ!!」} &font(#ff0000){「…はは。やっと親父って呼んで貰えた」} 『人より長く生き過ぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた』 『だけどきみや子供達に会えて、生きててよかったと心から思うようになったよ』 『充実した人生だった。そうさ、十分だ』 『あぁ、くそ。でもやっぱり、死にたくねえなぁって思っちゃうな。ホント俺って……しょうがねえなぁ……』 「そうだトリシャ、聞いてくれよ! あいつら、俺の予想外の方法で体を取り戻したんだよ!」 「仲間もいっぱいいてさ! あいつらのために嬉し泣きしてくれる人もいるんだ!」 &font(#008000){「もう、いいのね?」} &font(#ff0000,b){「もう俺達の役目は終わった。あとはこの世界が子供達を強く育ててくれるさ」} 「編集を捨てたお前が俺達に簡単に勝てると思うなよ」 「編集?」 「Wikiの中にある53万6329項目、全ての追記・修正を終えている!!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,78) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こいつには何度も涙腺崩壊させられたけど賢者の石達にはもっと崩壊さるたな… -- 名無しさん (2013-09-03 16:09:51) - そんなに項目ないだろww -- 名無しさん (2013-12-01 02:01:06) - アニメの時子供の声で、「先にいくよ、ホーエンハイム」ってセリフで涙腺押さえきれなくなったなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-04 14:46:30) - アニメの死んでからのレインは反則すぎた -- 名無しさん (2013-12-04 15:05:21) - せめて初孫の顔を見てからでも…! と思ってしまった…。最終巻あとがきはホントに反則すぎる… -- 名無しさん (2013-12-04 16:12:21) - 金貸した人って確か名有りキャラだったっけ? -- 名無しさん (2014-02-16 15:50:13) - 他にクセルクセス人の生き残りはいなかったのでしょうか? 外交や交易で国を離れていた人々とか。 -- 閲覧者 (2014-02-20 15:21:26) - 事情聞いてから、分殴れよ豆チビ。母親が憎んでる場面が無かったから、エドの勝手な逆恨みなんだよな。 -- 名無しさん (2014-02-20 16:42:30) - 「この身体色々便利だけど…友達が先に逝ってしまうのが嫌だな」 -- 名無しさん (2014-02-20 16:51:44) - せめて、手紙を残しておけば良かったのでは? 家に置いておくとエドに処分されかねないから、ピナコあたりに預けて。 -- 閲覧者 (2014-02-21 19:42:10) - ↑4いたんでねぇの? -- 名無しさん (2014-03-08 23:45:54) - ↑×4エドは中盤から良くも悪くも子供扱いされてばかりだった。 -- 名無し (2014-03-09 01:35:38) - ↑5 -- 名無しさん (2014-03-28 15:02:11) - ミスった、↑6 エドは当時幼かったから記憶が断片的しかないし、兄弟が孤児になった時、悲劇が起きた時も側にいなかったから「見捨てられた」と誤解が生まれたのだと思う。それにトリシャが悲しんでいた事、トリシャが倒れた時にも居なかったから、自分達だけでなく母さんも見捨てたとも思ったのかも。それにホーさんは長年会っていないから接し方が分からないとも言っていたし、なにより話したら巻き込んでしまうからから出来る事ならエドたちには話したくないだろうし、それで初めての再会の時に誤解を解かなかったんじゃないかな。自分を化け物と呼んで、自分の身に不幸が起きてもは罪だから、と考えているどこか悲観的な面もあるし。 -- 名無しさん (2014-03-28 15:10:25) - 父親にしたいアニメキャラ -- 名無しさん (2014-06-17 13:37:43) - ピナコ「・・・そこは他人の墓だよ」 -- 名無しさん (2014-07-04 14:39:56) - ↑4コマネタやめーや!www それ見た後じゃ本編の印象変わってしまうしww -- 名無しさん (2014-07-04 17:14:16) - アニメ版だとモブ軍人にお金借りた所は無かったよね -- 名無しさん (2014-07-13 20:46:41) - エドがアルを泣かした時のバケツ一杯の水を持たせるエピソードが良かった -- 名無しさん (2014-07-20 10:03:27) - エドも将来ホーエンハイムみたいな落ち着いた人になるんだろうかw -- 名無しさん (2014-07-30 20:09:38) - ↑アルの方がなりそうだなw -- 名無しさん (2014-07-30 20:14:49) - ↑4個人的には借りるくだりが無くて良かったと思う そういやアニメのホーエンハイムはギャグ描写は殆どカットしてたから凄く威厳のある父親に見えた -- 名無しさん (2014-08-01 20:14:36) - 愛する妻の前で死ぬことができて彼の中で長い間降り続けてた雨がようやくやんだのかな -- 名無しさん (2014-08-12 20:57:48) - ↑2 ただ「ゴリウスさん」みたいに名前間違えの所はカットされなくて良かったぜ 何故か好きだあのシーンはww -- 名無しさん (2014-10-08 19:57:04) - 1期のライラ(ダンテ)がホーエンハイムの代わりに賢者の石にされたら良かったのに -- 名無しさん (2014-11-05 02:27:13) - 私の生命力は53万です -- 名無しさん (2014-11-25 23:41:22) - ↑たしか中年になったらホーエンハイムにクリソツになったあと生え際に危機感抱いてWAKAMEを求めて東方に旅立つ、最終的にはピナコみたいになって天寿を全うするんだっけ(なお髪の毛は無駄な抵抗だった)? -- 名無しさん (2015-03-10 20:54:25) - ↑物語の中盤で自分自身の人体錬成は可能だと分かって、だったら何でWAKAMEを求める必要があるのか疑問で仕方なかったが、錬金術を使えなくなってしまえばまあ旅に出るしかないわな。 -- 名無しさん (2015-03-15 17:45:21) - そこは他人の墓場だよ・・・ -- 名無しさん (2015-03-25 12:17:11) - ↑ 牛さん(原作者)による原作破壊(ギャグ寄り)はとてつもないよなww -- 名無しさん (2015-03-25 12:49:19) - FAの四コマ劇場の開始前のお父様と一緒にフーの屋台で飲んでる奴はいい意味で泣ける。 -- 名無しさん (2015-04-06 20:55:11) - もし作中での賢者の石の消費がなくて生命エネルギーの消費が常人と同じなら50万×40年(一人あたりの残り寿命仮定値)で2000万年近く生きる可能性があるのか…そら人としての死を望むわ… -- 名無しさん (2015-06-16 06:09:15) - 仮に極悪人でも2000万の時間は多元宇宙でも旅出来なきゃ耐えれんな -- 名無しさん (2015-10-28 16:17:15) - FAと原作だと「自分の命でアルを連れ帰れ」って言った時が結構違うんだよね 原作ではエドに泣かれて微笑んでたけど、アニメだと真剣に怒られて真剣に謝っていた どっちも好きな父子の絆描写だよ -- 名無しさん (2015-10-28 18:14:56) - 最終回でトリシャの隣にお墓立てられてるのみてやっと隣に帰ってこれたんだと思う反面やっぱり生きてて欲しかったとも思ってしまった アニメで幸せそうな顔の最期を観たから余計にね・・・ -- 名無しさん (2015-12-27 12:38:26) - そう言えばホーエンハイムもブラッドレイも妻と一緒には死ねなかったんだよね。両方愛妻家なのに -- 名無しさん (2016-01-02 23:57:57) - 方や「自分が選んだ妻だから遺言は必要ない」と信じ断じたブラッドレイ、方や「一緒に老いて死にたい」と方法を探したホーエンハイム、・・・二人とも妻のこと大切に思ってるよなぁ -- 名無しさん (2016-01-07 18:59:06) - アニメ版のホーエンハイムはトリシャの墓に行く前にエドとアルに声を掛けていったと信じたい -- 名無しさん (2016-02-07 17:34:33) - ↑↑鋼の錬金術師の父親キャラは皆良いキャラしてるよね(ショウ・タッカーから目をそらしつつ) -- 名無しさん (2016-02-11 01:35:04) - エドとハイムの仲が修復できて本当に良かったと心底思った。 -- 名無しさん (2016-03-08 21:46:19) - よくネットで見かけるリアルホーエンハイムの人って別にコスプレじゃなくて素顔がそのまんまホーエンハイムに似てるってだけなんだよな・・・・ -- 名無しさん (2016-04-18 12:53:08) - 対話が9割超えたあたりから内面を占めるのが怨嗟から雑談に変わってそれはそれでうるさそう -- 名無しさん (2016-04-18 12:56:04) - ↑そういやホーエンハイムの中にいた人たちは結構普通に喋ってたね 俄然石の内部の様子が気になってきたw -- 名無しさん (2016-04-18 13:32:38) - 親父の死を知った兄弟がどう反応したのか知りたい… -- 名無しさん (2016-05-13 22:06:31) - トリシャの墓前でホーエンハイムの最期の命を担ったであろう賢者の石の魂は、どんな心境で逝けたのかな? -- 名無しさん (2016-05-13 22:30:57) - 自分自身の魂じゃないか?エドも魂1個分の賢者の石として使ってたし -- 名無しさん (2016-05-13 22:53:10) - 「君の居た記憶の欠片、また一つ消えてゆく」「君は、もう何処にも居ない。ただ時が、過ぎるだけ」……RAY OF LIGHTフルで聞いてみたけどこの人の心境丸々過ぎやろ…あんなん(良い意味で)卑怯過ぎんだろJK…(´;ω;`) -- 名無しさん (2016-05-18 13:18:04) - 最初は完全に謎の人物、後半は高性能な涙腺キラー。全員と対話を終えてるのシーンはかっこよすぎて鳥肌が立った -- 名無しさん (2016-07-01 18:13:51) - 俺は途中まではこの人がホムンクルスの親玉だと思ってた -- 名無しさん (2016-07-01 19:38:47) - そういうミスリード要員だったからね お父様と顔が同じなのも含めて -- 名無しさん (2016-07-22 21:10:42) - どっちかと言うとお父様がホーエンハイムとそっくりなんだよね。 -- 名無しさん (2017-01-10 02:51:03) - 実はトリシャの墓の前で語りかける場面は原作には無いアニメオリジナルシーン。ピナコの涙と幸せそうな顔して死んでるカットも原作には無い。 -- 名無しさん (2017-01-15 12:32:26) - 対話終えているシーンは、お父様との対比がかっこよかった上に、人間舐めんなよッ燃えるシーンだったよなぁ。 -- 名無しさん (2017-01-15 12:59:06) - ↑2 加えてお父様に「お前は俺の血から産まれたんだ」って思いを馳せるシーンも少佐にお礼言われて号泣するシーンも原作にはない。アニメ版は上手いこと肉付け・補完してくれていた。欲を言うなら亡くなった後、エドとアルが彼の墓参りに行くシーンとか欲しかった。 -- 名無しさん (2017-01-30 22:29:48) - ↑3「なんて幸せそうな顔して死んでんだい」は原作にもあっただろ…。少佐とのシーンはよかったね 分身であるホムンクルスがとんでもないことをしてしまったけど、同じく血を分けた息子たちが皆を救えた あれでホーエンハイムも自分自身を許せたんだろう -- 名無しさん (2017-02-23 13:07:03) - いい体つきだし、結構鍛えてたのかね それとも賢者の石の影響? -- 名無しさん (2017-03-02 00:11:02) - ↑元は奴隷だったからガタイいいんじゃない? -- 名無しさん (2017-03-02 02:41:01) - この人は色々すごいけど、まずメンタル強すぎ -- 名無しさん (2017-11-02 12:30:56) - なお63話の少佐の会話シーンあたりで上着の有無の作画ミスがあったりする -- 名無しさん (2017-12-17 10:47:58) - アニメ一期の「光のホーエンハイム」のせいで原作のこの人が出てきたときは「こっちもクソ父親かな?」と身構えてしまった。実際は一期のマダオとは比べられないほど漢だったけど…… -- 名無しさん (2018-01-07 08:20:46) - ↑ エドからトリシャの遺言を聞いた瞬間が分かれ目だと思った。あそこで無表情に「そうか」とか言ったらアウトだったな。遺言を聞いて、顔を歪めて落涙したのを見た瞬間、「ああ、この男は信じていいんだ」と、心底ホッとした記憶がある。 -- 名無しさん (2018-01-16 20:35:58) - もうホント思い残すことはないってくらい安らかに旅立ったよな… -- 名無しさん (2018-04-03 12:02:30) - トリシャを口説いてた頃ってやっぱり、大総統がラストから女心について説教されてたように、賢者の石の仲間に恋愛相談してたんだろうか…。なんかすごい駄目だし食らってそうだwww -- 名無しさん (2018-07-02 07:02:35) - ↑3 -- 名無しさん (2018-08-22 03:02:43) - 途中送信されてしまった。トリシャの遺言聞いたときの反応できちんと血の通った人間だと知ったな。そこに至るまで、長い年月を生きたせいで機械的になってしまった化け物みたいな奴なんじゃないかと思ってた。 -- 名無しさん (2018-08-22 03:04:47) - アニメと漫画のお父様への反応の違いは、漫画(原作者) はお父様は「どんな背景があろうと所詮盗んだ高級品で偉くなったつもりの勘違い野郎」扱いで、アニメでは「方法は間違っていたけど決して絶対悪ではない」 って扱いだからなんだよな -- 名無しさん (2019-03-30 22:34:41) - ↑更に言うなら原作ホーエンハイム的にはホムンクルスは血を分けた家族というより自分の分身という認識。だからこそ一切の容赦はしないっていうスタンスになった -- 名無しさん (2019-09-16 17:59:48) - 青年ホーエンハイム「頭悪い言うな!」 -- 名無しさん (2019-09-19 16:51:07) - ↑エド「チビ言うな!」。やっぱり血は争えないんだね(笑)。 -- 名無しさん (2019-09-19 16:55:15) - コミックス(原作漫画)最終巻のおまけページにあったあの世でトリシャとホーエンハイムが枯れ木のほとりで出会って(トリシャとホーエンハイムの再会)微笑む書き下ろしの場面をエンディングの後またはOVAに入れてほしかったな 石塚運昇さんのホーエンハイムの声で最愛の妻トリシャと再会してエルリック兄弟の成長を喜ぶ姿アニメで観たかった -- 名無しさん (2019-09-22 20:23:22) - 不老不死、万能に近い錬金術、これらを持ち合わせながらも心が人間の範疇にあるのが良いなって思えるキャラ。そしてそうしてくれた最愛の人達がいて、そのために過去の因縁と対峙するとかほんと主人公すぎる。 -- 名無しさん (2020-02-15 16:25:56) - 置かれた境遇からして、心まで化け物や機械のようになっててもおかしくないからなあ。それがこんなに人情に篤いキャラだったというのは、良い意味で予想を裏切られた。 -- 名無しさん (2020-02-15 17:09:02) - 「ピナコ、俺の家がない」「……ホームレス!」 -- 名無しさん (2020-08-13 12:45:04) - ↑初めて読んだ時腹が捩れるくらいゲラッゲラ笑っちゃったよw 荒川さんは長いこと同人やってたからか、そういうハズし方が巧い -- 名無しさん (2020-11-05 21:50:53) - ほんの数秒だけだけど、黒幕と疑ってしまった人。クセルクセスの人たちとは賢者の石になった当初から対話をしていたっぽいのね。 -- 名無しさん (2020-12-17 15:23:07) - 砂漠で行き倒れた時(シンの行商に助けられた時)も賢者の石の人達と会話を、それこそ一人ひとりやってたんだから凄まじい…。グリリンの時の描写見るに魂の怨嗟の嵐だっただろうに、それをちゃんと面向かってやで…? -- 名無しさん (2021-08-01 16:07:05) - お父様から逃げずに向かい合ったり、賢者の石にされた人たち一人一人と向かい合ったりと本当に凄い人だ。メンタルは誰をも凌駕してる。 -- 名無しさん (2021-08-24 10:08:04) - いくら対話の時間がたっぷりあったとは言え、大勢と対話し終えるってだけでも人間離れしてると思うな -- 名無しさん (2021-09-01 07:24:38) - 思えばホーエンハイムってクセルクセス人の生き残りなんだから、エルリック兄弟はクセルクセス人とアメストリス人とのハーフだったんだな(今更) -- 名無しさん (2021-09-07 16:44:21) - せやな。既に絶えた民族の末裔とかいう学術的にもレアな存在 -- 名無しさん (2021-09-07 19:19:32) - ↑あれだけ作中初期から伝説的に語り継がれてきた民族の末裔がまさかのエドとアルってのは作品が終わった今でも忘れがち -- 名無しさん (2021-09-13 17:05:12) - エドとアルも作中初期から伝説的に語り継がれてきた民族であるクセルクセス人の末裔 -- 名無しさん (2022-12-11 10:41:29) - 二次作品の中でも屈指な父親キャラだった。 -- 名無しさん (2023-06-24 00:31:27) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/14 Thu 00:46:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ヴァン・ホーエンハイムとは、[[漫画]]『[[鋼の錬金術師]]』の登場人物。 CV:[[石塚運昇]]、[[堀内賢雄]](モバイル版)/[[浪川大輔]](若年期) 演:内野聖陽、山田涼介(若年期) [[エドワード(エド)>エドワード・エルリック]]および[[アルフォンス(アル)>アルフォンス・エルリック]]の実父。 トリシャとは籍を入れていないため、妻、息子達とは姓が異なる。 かなりやり手の錬金術師であり、エルリック兄弟は彼の本や研究成果を見て[[錬金術]]を学んだ。 名前の由来は史実に存在した錬金術師「パラケルスス」の本名((「パラケルスス」というのは彼が名乗ったペンネームのようなものと現代では見なされている。))であると思われる。 なおアニメ第一期版は「ホーエンハイム・エルリック」という名前で、設定もかなり異なる。 詳しくはこちらの[[項目>光のホーエンハイム]]で。 エドとアルの幼年期はリゼンブールで家族と仲睦まじく生活していたが、ある日突然失踪して以降消息不明となる。 その見た目から屈強な肉体と明晰な知性を持つシリアスなキャラかと思いきや、実際はかなり天然の入った飄々としたおっさん。 過ちを犯したエドを叱責したりと時には「大人」として描写されることもあるが、空腹で行き倒れになりかけたりと基本的には超マイペースに行動している。 性格面はアルによく受け継がれているが、若い頃はやや怒りっぽく、容姿もエドに瓜二つだった。 と、精神に関しては普通の人間とあまり変わらない一方で、何十年経っても外見が変化しない(老けない)、 銃撃を喰らっても死亡しないどころかピンピンしている等、身体に関しては明らかに「人間」の範疇から逸脱している。 時折見せる厭世的な表情や意味深な台詞も特徴的。 ホムンクルスたちの長である「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」と瓜二つの見た目をしているため、当初は同一人物ないしは[[二重人格>多重人格]]という考察もあったが… 趣味は鎧の収集で、アルの魂が定着している鎧も元は彼のコレクションの一つである。 #center(){&font(#ff0000){以下ネタバレにつき閲覧注意}} 実は『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターたちの中でも最重要クラスの人物で、物語の全ての発端となった張本人。 事実上のもう一人の主人公と言っても過言ではなく、特にFA(アニメ二期)では初代OPの冒頭から登場したりとその傾向が顕著。 64話がエドのための[[最終回]]なら、63話は彼のための最終回とも言われている。 FAの最終ED『RAY OF LIGHT』は、[[中川翔子]]が彼の為に制作した曲である。 ホムンクルスの親玉である「お父様」とは、外見こそとある理由で似ているが完全な別人。 ただし、「お父様」同様にホーエンハイムも&font(#ff0000){不老不死}であり、作中では軽く460年以上(アメストリス建国から数えて)は生きている。 後述の通り元はクセルクセス王国の出身なのだが、公式ガイドの年表ではクセルクセス王国が「有史以前」とされることから、 詳細は不明だが、生きている期間は数千年単位である可能性もある。 劇中の明らかに人間離れした肉体の描写は、彼が不老不死であることに由来しており、ホーエンハイム自身も「化け物」と自称している他、 イズミたちに真実を語る際には、その不老不死が体内の「賢者の石」によるものであることから「ヴァン・ホーエンハイムという入れ物の賢者の石」と自称している。 無論これは後述する自身の経歴から自嘲を込めたもの。 元はクセルクセス王国の一奴隷で、実験用に抜かれた血から「ホムンクルス」こと「フラスコの中の小人」(=後の「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」)が生まれた。 ホムンクルスを造ったのは彼の雇い主であり、彼自身は特にホムンクルスについて知識がなかったのだが、 得体のしれないモノ(=ホムンクルス)に話しかけられても特に驚かない、「物怖じしない性格」を当のホムンクルスに気に入られ、意気投合した。 奴隷ゆえに名前を持たず、23号と呼ばれていたが、それでは素っ気がないということでホムンクルスから「ヴァン・ホーエンハイム」という名を付けられる。((ホムンクルスはこの時『テオフラストゥス・ボンパストゥス・(ここで遮られた)』ともっと長く『立派な』名前を付けようとしていたが、「長ぇよ」と一蹴されため、もっと短い『ヴァン・ホーエンハイム』となった。)) 文字の読み書きや錬金術の知識を教えてくれるホムンクルスと友好を深めていくホーエンハイムだったが、 年老いて死を恐れたクセルクセス国王が不老不死の法をホムンクルスに請うたことで、徐々に運命の歯車が狂い始める。 ホムンクルスは求められた「不老不死の法」について「[[賢者の石]]」の錬成という提案を行い、 国王にそのための錬成陣の構築法などを吹き込んで作らせるが、密かに国王に錬成させた「賢者の石」を自らが簒奪しようと企んでいた。 そして、ついに迎えた「賢者の石」錬成の日。 ホムンクルスは自分が入ったフラスコを持つホーエンハイムを、そうとは知らせずに錬成陣の本当の中心に立たせて錬成陣を起動させた。 結果、錬成陣の中心に立つホーエンハイム以外のクセルクセスの民は皆「賢者の石」に錬成されてその肉体は死亡。 ホムンクルスはホーエンハイムの血液から得た情報と取り込んだ「賢者の石」によって彼そっくりの肉体を錬成し、フラスコの外で活動できる肉体を得ると共に、 真実は知らずとも、自分の企てに協力してくれた「血を分けたきょうだい」であるホーエンハイムを生き残らせ、その体内に錬成した「賢者の石」の半分を取り込ませた。 ホーエンハイムは知らず知らずのうちに、自らの故郷と同胞を滅亡させる片棒を担がされ、その代価として望まぬ不老不死の肉体を手に入れてしまったのだ。 ホムンクルスの本性を知ったホーエンハイムは彼と別れ、死ねない身体と哀しみを引きずりながら、世界各地を放浪することとなった。 そして、放浪する中訪れた砂漠で行き倒れた際にシンの商人に助けられたホーエンハイムはそのまま東へ渡り、その先のシンで錬金術を医療技術として普及させる。 そのエピソードはシンで今も「金の瞳と髪を持つ西の賢者」として語られており、その医療特化の錬金術は龍脈と結びつき、『錬丹術』となっている。 人間には永い年月を過ごしたことで厭世的になったホーエンハイムだったが、友人であるピナコの紹介でトリシャと出会い、彼女に一目惚れしたことで彼の人生は再び変わる。 縁あってトリシャと実質的な夫婦になることができ、彼女との間に2人の息子を授かったホーエンハイムは、「妻や子供と一緒に老いて死にたい」と切望するようになったのだ。 その方法を研究していくが、その過程で「[[ホムンクルス>お父様(鋼の錬金術師)]]」の更なる暗躍に気づいたことで、 最愛の妻と子供達と離れてでもその計画を阻止するべく、何より家族をその陰謀から遠ざけ、守るべく、旅へ出ることを決める。 妻であるトリシャにだけは事前に旅立つ目的を説明し、「顔見たら俺泣いちゃうかも」という理由で息子たちには何も言わずに去ろうとするも、 出発するタイミングでエドとアルが偶然起き出してきたため、息子たちに去り際の姿を見られてしまう。 前述の理由で泣きそうになったホーエンハイムはその激情を抑えようとして意図せず険しい表情を浮かべてしまい、エドに「家も母親も捨てた」と誤解されてしまう。 このことと、後にトリシャが流行病に掛かって死んでしまったことで、エドはホーエンハイムを恨み、確執が生まれることとなった。 ちなみに、作中では人間への情が欠けているような描写があるが、実際は感情表現が苦手なだけであり、息子たちには&font(#ff0000){親バカ}で妻には&font(#f09199){メロメロ}である。 その愛妻家と親バカっぷりは[[ヒューズ>マース・ヒューズ]]と同等かそれ以上。 コミックス14巻末の短編は必見。 一方で自分は不老不死の化物であり、人間としての真っ当な生を過ごしていいのかと苦悩をし、愛する我が子へ触れることすら躊躇していたほどだった。 しかし全てを知ってなおも自分を愛し受け入れた妻の言葉から「共に老いて死にたい」と切望するようになる。 ちなみに作中、家族4人で写った写真があるがホーエンハイムの顔の部分だけ他の写真で隠れてしまっており、どのような表情をしていたか長らく謎であったが、 回想において&bold(){子供たちを抱きながら涙を流していた}ことが明らかになった。 人なのか怪しい自分を父と慕う子どもたちの笑顔と、サプライズを入れてまで積極的な家族団らんを勧める妻トリシャの優しさに触れての感動の涙である。 作中きっての涙腺キラーとしても名高く、特に19巻で彼の過去が明かされて以降は人気が高い。  前述通り錬金術師としての腕前自体が相当高く、また体内には莫大な「[[賢者の石]]」を抱えているため、ノーコスト・ノーモーションでの錬成が可能。 突っ立ったまま意図を察したプライドが逃げ切れないほど巨大なドームを錬成するなど、錬成スピードもトップクラス。 賢者の石込みと分かっていたエドでさえ「(はやっ……!?)」と瞠目するあたり相当なもの。 更に傷を負っても即座に回復したりと、その戦闘能力は間違いなく&font(#ff0000){作中トップクラス}だろう。 ちなみに本人曰く戦闘は苦手。性格が向いてない。 また、ホーエンハイムは永い年月をかけて自身の「賢者の石」の材料とされた全てのクセルクセス国民の魂((『お父様』との決戦でのセリフから、少なくとも53万6329人の魂。))と対話し、荒ぶる彼らをなだめ、信頼関係を結んでいる。 クセルクセス国民の中には善良なものはもちろん、中には死刑囚の極悪人もいたが、 その全員が元凶である『お父様』を倒すこと、後世の者達を自分たちと同じ目に遭わせないという目的で一致団結している。 そのためか、『お父様』がホーエンハイムから「賢者の石」を奪おうとした際、『お父様』は何かを感じて奪うのを断念している。 「入れ物」である肉体を破壊すれば「ホムンクルス」は死ぬと思い込んでいたが、対話を済ませた自分同様に対策を立てていた『お父様』の術中に嵌ってしまい、 結果としては人柱として計画通りに国家錬成陣の贄にされてしまう。 が、ホーエンハイムは最悪の事態に対する対抗策を備えていた。 国家錬成陣が発動した際、その一瞬のうち。錬成陣の主要な部分に「賢者の石」である自身の血肉(クセルクセスの国民達)を埋め込み、 錬成陣の効果を無効化し、魂を元の体に戻すように仕掛けていたのである。 『お父様』の計画は無に帰したものの、一瞬と言え「星の真理の扉」を開けたことによってパワーアップした『お父様』の反撃を許してしまい、 結果として残っていた賢者の石も消費してしまい…。 だが、「星の真理」は『お父様』でも手に余るほどの力であったために自滅しはじめ、さらに息子たちの反撃によってとうとう消滅。 アニメでは『お父様』が消え去る直前にはかつて彼と過ごした日々を思い返し、僅かながらも同情を寄せている。 しかし、クセルクセス国民を生贄に錬成された賢者の石の命のストックは、ホムンクルスへの対抗術式や死闘によって大きく消耗しており、 ホムンクルス打倒後にはもはや&b(){「ちょうどひとり分」}を残すのみとなっていた。 残りの命が一つとなったことで、死闘のダメージや長い人生の反動が体にきていたのか死期を感じたようで、 最後に父親らしいことをしようと、エドにこのひとり分の命、つまりは&bold(){[[自分の命と引き換えにアルの肉体を取り戻す>自己犠牲]]}ように提案する。 最終話で自らの想いを吐露し説得を進めるも、エドワードは自分の信念に加えて口調荒くもホーエンハイムを大切に思う気持ちを語りこの提案を拒否。 エドからようやく『クソ親父』と形はともあれ父親扱いしてもらえた時や、エドが別の方法で身体を取り戻したアルと握手した時は優しい笑顔を見せた。 戦いが終わり、アルの肉体が戻ったことに喜びあふれ、軍人たちが事後処理に動き出す中、 ホーエンハイムはブリッグズ兵から金を借りて一人ひっそりと最愛の妻が眠るリゼンブールの地に戻った。 トリシャの墓の前で息子達の成長や、彼らがたくさんの仲間に支えられていることを心から喜び、死にゆくことを穏やかに受け入れつつも、 「やっぱり死にたくない」とも思ってしまう自分を自嘲しつつ、愛する妻の元へと旅立った。 「バカたれが。なんて幸せそうな顔して死んでんだい」 その亡骸は明くる日、ピナコによって発見された。その顔はピナコが評した通り、心底幸せそうな安らかな笑顔だった。 友達がみんな先に逝ってしまうのが嫌、と語ったホーエンハイムであったが、最期にはようやく、友達であるピナコに「見送ってもらえた」と言えるだろう。 なお、彼が借りた金が息子たちによって返されたかは定かではない。 コミックスの最終巻では死後、最愛の妻トリシャと再会して兄弟の成長を喜ぶ姿が書き下ろしで掲載された。 どこまで涙腺キラーな父親なんだろうか…… **◆名言集 「この身体色々便利だけど……友達が先に逝ってしまうのが嫌だな」 「うん 俺の一目惚れ。俺メロメロ」 「アル。下ばかり見てないで上を見上げろ。そうすれば見えてくるものもある」 「そうか。理由はなんであってもとりあえず一緒に戦ってくれるんだな」 「もうすぐだ トリシャ……」 「うん ゴリウスさんに聞いたよ」「ダリウスだ」 「俺の息子をバカにするな」 (ちょっとビビった……) 「&b(){お前本当は 人並みに家族が欲しかったのではないか?}」 「感情を捨てたお前が『俺達』に簡単に勝てると思うなよ」 「確かに荒ぶる魂一人一人を相手にするのは気が狂いそうになったよ。だがこいつらと対話する時間はたっぷりあった。お前のくれた死ねない身体のおかげでな」 「俺の中にいる五十三万六千三百二十九人、全員と対話を終えている!!」 &font(#0000ff){「邪魔をするかホーエンハイム!」}  &font(#ff0000){「そのためにここに来たんだよ、フラスコの中の小人!」} &font(#ff0000){「俺はもう十分生きた。最後くらい、父親らしいことをさせてくれ」} &font(#808080){「バカ言ってんじゃねえよ、クソ親父!!二度とそんな事言うな!はっ倒すぞ!!」} &font(#ff0000){「…はは。やっと親父って呼んで貰えた」} 『人より長く生き過ぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた』 『だけどきみや子供達に会えて、生きててよかったと心から思うようになったよ』 『充実した人生だった。そうさ、十分だ』 『あぁ、くそ。でもやっぱり、死にたくねえなぁって思っちゃうな。ホント俺って……しょうがねえなぁ……』 「そうだトリシャ、聞いてくれよ! あいつら、俺の予想外の方法で体を取り戻したんだよ!」 「仲間もいっぱいいてさ! あいつらのために嬉し泣きしてくれる人もいるんだ!」 &font(#008000){「もう、いいのね?」} &font(#ff0000,b){「もう俺達の役目は終わった。あとはこの世界が子供達を強く育ててくれるさ」} 「編集を捨てたお前が俺達に簡単に勝てると思うなよ」 「編集?」 「Wikiの中にある53万6329項目、全ての追記・修正を終えている!!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,78) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こいつには何度も涙腺崩壊させられたけど賢者の石達にはもっと崩壊さるたな… -- 名無しさん (2013-09-03 16:09:51) - そんなに項目ないだろww -- 名無しさん (2013-12-01 02:01:06) - アニメの時子供の声で、「先にいくよ、ホーエンハイム」ってセリフで涙腺押さえきれなくなったなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-04 14:46:30) - アニメの死んでからのレインは反則すぎた -- 名無しさん (2013-12-04 15:05:21) - せめて初孫の顔を見てからでも…! と思ってしまった…。最終巻あとがきはホントに反則すぎる… -- 名無しさん (2013-12-04 16:12:21) - 金貸した人って確か名有りキャラだったっけ? -- 名無しさん (2014-02-16 15:50:13) - 他にクセルクセス人の生き残りはいなかったのでしょうか? 外交や交易で国を離れていた人々とか。 -- 閲覧者 (2014-02-20 15:21:26) - 事情聞いてから、分殴れよ豆チビ。母親が憎んでる場面が無かったから、エドの勝手な逆恨みなんだよな。 -- 名無しさん (2014-02-20 16:42:30) - 「この身体色々便利だけど…友達が先に逝ってしまうのが嫌だな」 -- 名無しさん (2014-02-20 16:51:44) - せめて、手紙を残しておけば良かったのでは? 家に置いておくとエドに処分されかねないから、ピナコあたりに預けて。 -- 閲覧者 (2014-02-21 19:42:10) - ↑4いたんでねぇの? -- 名無しさん (2014-03-08 23:45:54) - ↑×4エドは中盤から良くも悪くも子供扱いされてばかりだった。 -- 名無し (2014-03-09 01:35:38) - ↑5 -- 名無しさん (2014-03-28 15:02:11) - ミスった、↑6 エドは当時幼かったから記憶が断片的しかないし、兄弟が孤児になった時、悲劇が起きた時も側にいなかったから「見捨てられた」と誤解が生まれたのだと思う。それにトリシャが悲しんでいた事、トリシャが倒れた時にも居なかったから、自分達だけでなく母さんも見捨てたとも思ったのかも。それにホーさんは長年会っていないから接し方が分からないとも言っていたし、なにより話したら巻き込んでしまうからから出来る事ならエドたちには話したくないだろうし、それで初めての再会の時に誤解を解かなかったんじゃないかな。自分を化け物と呼んで、自分の身に不幸が起きてもは罪だから、と考えているどこか悲観的な面もあるし。 -- 名無しさん (2014-03-28 15:10:25) - 父親にしたいアニメキャラ -- 名無しさん (2014-06-17 13:37:43) - ピナコ「・・・そこは他人の墓だよ」 -- 名無しさん (2014-07-04 14:39:56) - ↑4コマネタやめーや!www それ見た後じゃ本編の印象変わってしまうしww -- 名無しさん (2014-07-04 17:14:16) - アニメ版だとモブ軍人にお金借りた所は無かったよね -- 名無しさん (2014-07-13 20:46:41) - エドがアルを泣かした時のバケツ一杯の水を持たせるエピソードが良かった -- 名無しさん (2014-07-20 10:03:27) - エドも将来ホーエンハイムみたいな落ち着いた人になるんだろうかw -- 名無しさん (2014-07-30 20:09:38) - ↑アルの方がなりそうだなw -- 名無しさん (2014-07-30 20:14:49) - ↑4個人的には借りるくだりが無くて良かったと思う そういやアニメのホーエンハイムはギャグ描写は殆どカットしてたから凄く威厳のある父親に見えた -- 名無しさん (2014-08-01 20:14:36) - 愛する妻の前で死ぬことができて彼の中で長い間降り続けてた雨がようやくやんだのかな -- 名無しさん (2014-08-12 20:57:48) - ↑2 ただ「ゴリウスさん」みたいに名前間違えの所はカットされなくて良かったぜ 何故か好きだあのシーンはww -- 名無しさん (2014-10-08 19:57:04) - 1期のライラ(ダンテ)がホーエンハイムの代わりに賢者の石にされたら良かったのに -- 名無しさん (2014-11-05 02:27:13) - 私の生命力は53万です -- 名無しさん (2014-11-25 23:41:22) - ↑たしか中年になったらホーエンハイムにクリソツになったあと生え際に危機感抱いてWAKAMEを求めて東方に旅立つ、最終的にはピナコみたいになって天寿を全うするんだっけ(なお髪の毛は無駄な抵抗だった)? -- 名無しさん (2015-03-10 20:54:25) - ↑物語の中盤で自分自身の人体錬成は可能だと分かって、だったら何でWAKAMEを求める必要があるのか疑問で仕方なかったが、錬金術を使えなくなってしまえばまあ旅に出るしかないわな。 -- 名無しさん (2015-03-15 17:45:21) - そこは他人の墓場だよ・・・ -- 名無しさん (2015-03-25 12:17:11) - ↑ 牛さん(原作者)による原作破壊(ギャグ寄り)はとてつもないよなww -- 名無しさん (2015-03-25 12:49:19) - FAの四コマ劇場の開始前のお父様と一緒にフーの屋台で飲んでる奴はいい意味で泣ける。 -- 名無しさん (2015-04-06 20:55:11) - もし作中での賢者の石の消費がなくて生命エネルギーの消費が常人と同じなら50万×40年(一人あたりの残り寿命仮定値)で2000万年近く生きる可能性があるのか…そら人としての死を望むわ… -- 名無しさん (2015-06-16 06:09:15) - 仮に極悪人でも2000万の時間は多元宇宙でも旅出来なきゃ耐えれんな -- 名無しさん (2015-10-28 16:17:15) - FAと原作だと「自分の命でアルを連れ帰れ」って言った時が結構違うんだよね 原作ではエドに泣かれて微笑んでたけど、アニメだと真剣に怒られて真剣に謝っていた どっちも好きな父子の絆描写だよ -- 名無しさん (2015-10-28 18:14:56) - 最終回でトリシャの隣にお墓立てられてるのみてやっと隣に帰ってこれたんだと思う反面やっぱり生きてて欲しかったとも思ってしまった アニメで幸せそうな顔の最期を観たから余計にね・・・ -- 名無しさん (2015-12-27 12:38:26) - そう言えばホーエンハイムもブラッドレイも妻と一緒には死ねなかったんだよね。両方愛妻家なのに -- 名無しさん (2016-01-02 23:57:57) - 方や「自分が選んだ妻だから遺言は必要ない」と信じ断じたブラッドレイ、方や「一緒に老いて死にたい」と方法を探したホーエンハイム、・・・二人とも妻のこと大切に思ってるよなぁ -- 名無しさん (2016-01-07 18:59:06) - アニメ版のホーエンハイムはトリシャの墓に行く前にエドとアルに声を掛けていったと信じたい -- 名無しさん (2016-02-07 17:34:33) - ↑↑鋼の錬金術師の父親キャラは皆良いキャラしてるよね(ショウ・タッカーから目をそらしつつ) -- 名無しさん (2016-02-11 01:35:04) - エドとハイムの仲が修復できて本当に良かったと心底思った。 -- 名無しさん (2016-03-08 21:46:19) - よくネットで見かけるリアルホーエンハイムの人って別にコスプレじゃなくて素顔がそのまんまホーエンハイムに似てるってだけなんだよな・・・・ -- 名無しさん (2016-04-18 12:53:08) - 対話が9割超えたあたりから内面を占めるのが怨嗟から雑談に変わってそれはそれでうるさそう -- 名無しさん (2016-04-18 12:56:04) - ↑そういやホーエンハイムの中にいた人たちは結構普通に喋ってたね 俄然石の内部の様子が気になってきたw -- 名無しさん (2016-04-18 13:32:38) - 親父の死を知った兄弟がどう反応したのか知りたい… -- 名無しさん (2016-05-13 22:06:31) - トリシャの墓前でホーエンハイムの最期の命を担ったであろう賢者の石の魂は、どんな心境で逝けたのかな? -- 名無しさん (2016-05-13 22:30:57) - 自分自身の魂じゃないか?エドも魂1個分の賢者の石として使ってたし -- 名無しさん (2016-05-13 22:53:10) - 「君の居た記憶の欠片、また一つ消えてゆく」「君は、もう何処にも居ない。ただ時が、過ぎるだけ」……RAY OF LIGHTフルで聞いてみたけどこの人の心境丸々過ぎやろ…あんなん(良い意味で)卑怯過ぎんだろJK…(´;ω;`) -- 名無しさん (2016-05-18 13:18:04) - 最初は完全に謎の人物、後半は高性能な涙腺キラー。全員と対話を終えてるのシーンはかっこよすぎて鳥肌が立った -- 名無しさん (2016-07-01 18:13:51) - 俺は途中まではこの人がホムンクルスの親玉だと思ってた -- 名無しさん (2016-07-01 19:38:47) - そういうミスリード要員だったからね お父様と顔が同じなのも含めて -- 名無しさん (2016-07-22 21:10:42) - どっちかと言うとお父様がホーエンハイムとそっくりなんだよね。 -- 名無しさん (2017-01-10 02:51:03) - 実はトリシャの墓の前で語りかける場面は原作には無いアニメオリジナルシーン。ピナコの涙と幸せそうな顔して死んでるカットも原作には無い。 -- 名無しさん (2017-01-15 12:32:26) - 対話終えているシーンは、お父様との対比がかっこよかった上に、人間舐めんなよッ燃えるシーンだったよなぁ。 -- 名無しさん (2017-01-15 12:59:06) - ↑2 加えてお父様に「お前は俺の血から産まれたんだ」って思いを馳せるシーンも少佐にお礼言われて号泣するシーンも原作にはない。アニメ版は上手いこと肉付け・補完してくれていた。欲を言うなら亡くなった後、エドとアルが彼の墓参りに行くシーンとか欲しかった。 -- 名無しさん (2017-01-30 22:29:48) - ↑3「なんて幸せそうな顔して死んでんだい」は原作にもあっただろ…。少佐とのシーンはよかったね 分身であるホムンクルスがとんでもないことをしてしまったけど、同じく血を分けた息子たちが皆を救えた あれでホーエンハイムも自分自身を許せたんだろう -- 名無しさん (2017-02-23 13:07:03) - いい体つきだし、結構鍛えてたのかね それとも賢者の石の影響? -- 名無しさん (2017-03-02 00:11:02) - ↑元は奴隷だったからガタイいいんじゃない? -- 名無しさん (2017-03-02 02:41:01) - この人は色々すごいけど、まずメンタル強すぎ -- 名無しさん (2017-11-02 12:30:56) - なお63話の少佐の会話シーンあたりで上着の有無の作画ミスがあったりする -- 名無しさん (2017-12-17 10:47:58) - アニメ一期の「光のホーエンハイム」のせいで原作のこの人が出てきたときは「こっちもクソ父親かな?」と身構えてしまった。実際は一期のマダオとは比べられないほど漢だったけど…… -- 名無しさん (2018-01-07 08:20:46) - ↑ エドからトリシャの遺言を聞いた瞬間が分かれ目だと思った。あそこで無表情に「そうか」とか言ったらアウトだったな。遺言を聞いて、顔を歪めて落涙したのを見た瞬間、「ああ、この男は信じていいんだ」と、心底ホッとした記憶がある。 -- 名無しさん (2018-01-16 20:35:58) - もうホント思い残すことはないってくらい安らかに旅立ったよな… -- 名無しさん (2018-04-03 12:02:30) - トリシャを口説いてた頃ってやっぱり、大総統がラストから女心について説教されてたように、賢者の石の仲間に恋愛相談してたんだろうか…。なんかすごい駄目だし食らってそうだwww -- 名無しさん (2018-07-02 07:02:35) - ↑3 -- 名無しさん (2018-08-22 03:02:43) - 途中送信されてしまった。トリシャの遺言聞いたときの反応できちんと血の通った人間だと知ったな。そこに至るまで、長い年月を生きたせいで機械的になってしまった化け物みたいな奴なんじゃないかと思ってた。 -- 名無しさん (2018-08-22 03:04:47) - アニメと漫画のお父様への反応の違いは、漫画(原作者) はお父様は「どんな背景があろうと所詮盗んだ高級品で偉くなったつもりの勘違い野郎」扱いで、アニメでは「方法は間違っていたけど決して絶対悪ではない」 って扱いだからなんだよな -- 名無しさん (2019-03-30 22:34:41) - ↑更に言うなら原作ホーエンハイム的にはホムンクルスは血を分けた家族というより自分の分身という認識。だからこそ一切の容赦はしないっていうスタンスになった -- 名無しさん (2019-09-16 17:59:48) - 青年ホーエンハイム「頭悪い言うな!」 -- 名無しさん (2019-09-19 16:51:07) - ↑エド「チビ言うな!」。やっぱり血は争えないんだね(笑)。 -- 名無しさん (2019-09-19 16:55:15) - コミックス(原作漫画)最終巻のおまけページにあったあの世でトリシャとホーエンハイムが枯れ木のほとりで出会って(トリシャとホーエンハイムの再会)微笑む書き下ろしの場面をエンディングの後またはOVAに入れてほしかったな 石塚運昇さんのホーエンハイムの声で最愛の妻トリシャと再会してエルリック兄弟の成長を喜ぶ姿アニメで観たかった -- 名無しさん (2019-09-22 20:23:22) - 不老不死、万能に近い錬金術、これらを持ち合わせながらも心が人間の範疇にあるのが良いなって思えるキャラ。そしてそうしてくれた最愛の人達がいて、そのために過去の因縁と対峙するとかほんと主人公すぎる。 -- 名無しさん (2020-02-15 16:25:56) - 置かれた境遇からして、心まで化け物や機械のようになっててもおかしくないからなあ。それがこんなに人情に篤いキャラだったというのは、良い意味で予想を裏切られた。 -- 名無しさん (2020-02-15 17:09:02) - 「ピナコ、俺の家がない」「……ホームレス!」 -- 名無しさん (2020-08-13 12:45:04) - ↑初めて読んだ時腹が捩れるくらいゲラッゲラ笑っちゃったよw 荒川さんは長いこと同人やってたからか、そういうハズし方が巧い -- 名無しさん (2020-11-05 21:50:53) - ほんの数秒だけだけど、黒幕と疑ってしまった人。クセルクセスの人たちとは賢者の石になった当初から対話をしていたっぽいのね。 -- 名無しさん (2020-12-17 15:23:07) - 砂漠で行き倒れた時(シンの行商に助けられた時)も賢者の石の人達と会話を、それこそ一人ひとりやってたんだから凄まじい…。グリリンの時の描写見るに魂の怨嗟の嵐だっただろうに、それをちゃんと面向かってやで…? -- 名無しさん (2021-08-01 16:07:05) - お父様から逃げずに向かい合ったり、賢者の石にされた人たち一人一人と向かい合ったりと本当に凄い人だ。メンタルは誰をも凌駕してる。 -- 名無しさん (2021-08-24 10:08:04) - いくら対話の時間がたっぷりあったとは言え、大勢と対話し終えるってだけでも人間離れしてると思うな -- 名無しさん (2021-09-01 07:24:38) - 思えばホーエンハイムってクセルクセス人の生き残りなんだから、エルリック兄弟はクセルクセス人とアメストリス人とのハーフだったんだな(今更) -- 名無しさん (2021-09-07 16:44:21) - せやな。既に絶えた民族の末裔とかいう学術的にもレアな存在 -- 名無しさん (2021-09-07 19:19:32) - ↑あれだけ作中初期から伝説的に語り継がれてきた民族の末裔がまさかのエドとアルってのは作品が終わった今でも忘れがち -- 名無しさん (2021-09-13 17:05:12) - エドとアルも作中初期から伝説的に語り継がれてきた民族であるクセルクセス人の末裔 -- 名無しさん (2022-12-11 10:41:29) - 二次作品の中でも屈指な父親キャラだった。 -- 名無しさん (2023-06-24 00:31:27) #comment #areaedit(end) }

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