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&font(#6495ED){登録日}：2013/04/18(木) 20:20:20
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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&bold(){関西空港線(かんさいくうこうせん)}および、&bold(){南海空港線(なんかいくうこうせん)}は、関西国際空港を結ぶ鉄道路線(幹線)である。
&bold(){「関西空港線」}が日根野から関西空港を結ぶ[[JR西日本]]の路線で、ラインカラーは&font(#0074BE){■青}で、路線記号は&bold(){S}。
&bold(){「南海空港線」}が泉佐野から関西空港を結ぶ南海電気鉄道の路線で、ラインカラーは&font(#800080){■紫}で、飛行機のシンボルマークが制定されている。
両者とも別の路線であるが、半分は同じ路線…というより線路を共有しているため、一つに纏めて解説する。
*概要
&footnote(出典:Wikipedia URL: http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/27/JRW_Kansai-Airport_view.jpg/1024px-JRW_Kansai-Airport_view.jpg 日時：2016/01/12 出展者 W0746203-1)
&blankimg(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/27/JRW_Kansai-Airport_view.jpg/1024px-JRW_Kansai-Airport_view.jpg,width=400,height=300)
言わずと知れた大阪の拠点空港である関西国際空港のアクセス線として建設され、関空開港3か月前の1994年6月15日に同時開業した。
両路線はライバルとしてよく比較されるが、仲良くりんくうタウン駅と関西空港駅を共同使用している。
%%建設費ケチったのかな？%%&footnote(実はこの区間のみ、駅設備と線路設備は関西国際空港が保有している。)
因みに空港へのアクセスに占めるシェアは
JR:39.6%
南海:31.6%
リムジンバス:26.4%
旅客船:2.4%
と利用客数は減りつつもJRがトップを維持し続けている。
また、線路の殆どは海上を走るため、台風や強風、大雨、積雪の影響をモロに受ける。
2018年9月の台風21号が上陸した際は、風で流されたタンカーが連絡橋に衝突してしばらく運休になったことも。
橋の状況は関空公式HPでいつでも見れるため、利用する際は参考にしよう。
今後の予定として2031年度予定のなにわ筋線開業に合わせ、JR・南海ともに関空発着列車を同線経由にする計画がある。
南海も[[大阪駅>大阪駅／梅田駅]]発着のほか、特急「ラピート」については[[おおさか東線]]経由で[[新大阪駅]]に乗り入れる構想を持っている。
この他、&color(#800000){阪急電鉄}が十三駅からなにわ筋線に接続する新線を建設し、十三～新大阪間で計画中の新線とドッキングさせて関空へ乗り入れる計画も存在する((当然ながら既存の阪急車両は使えないため、南海と共通設計の車両を製造し整備も南海に委託するとしている。))。
*◎駅一覧
|↓駅/路線→|&color(#800080){南海空港線}|&color(#0000FF){関西空港線}|
|&bold(){日根野&br()(JR-S45)}|｜|△|
|&bold(){泉佐野&br()(NK30)}|●|｜|
|&bold(){りんくうタウン&br()(JR-S46/NK31)}|●|▲|
|&bold(){関西空港&br()(JR-S47/NK32)}|●|●|
凡例
●…全列車停車。▲…関空快速、直通快速、シャトルのみ停車。
△…一部のはるかは通過。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S45} 日根野}
[[阪和線]]乗り換え、近くに車両基地もある関空・和歌山方面の運行の要。関空快速はこの駅で紀州路快速との増解結を行う。
駅自体はそれほど大きくなく、周りも割と歩いた場所に[[イオンモール日根野>イオンショッピングセンター]]があること以外は案外普通の住宅街。
&bold(){◆&color(white,#000000){NK30} 泉佐野}
[[南海本線]]乗り換え。3面4線の高架駅だが、開業時は2面4線で、しかも高架駅工事の真っ只中であった。%%用地買収に手間取ったからな！%%
なお、本来は4面5線になる予定だったが、計画変更により今の構造に落ち着いた。駅前後の高架橋が不自然な形をしているのはその名残。
泉佐野市の中心部に建っているため周りには繁華街が広がっており、特に食事処や飲み会を楽しむならりんくうタウン以上の場所と言える。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S46}・&color(white,#000000){NK31} りんくうタウン}
双方の乗り換え指定駅。改札は両社で共有しているが、駅管理は南海が担当しており、駅設備も南海方式。
2面4線で、内側2線をJR、外側2線を南海が使用している。
なお、ICカード乗り換え機がコンコースにあるので、IC利用の場合わざわざ改札外に出なくてもそれにタッチすればOK。
空港開港後に新たに作られた街で、関西屈指の超高層ビル・りんくうゲートタワービルやりんくうプレミアムアウトレットなどの最寄り。
公園やヤマダ電機やニトリ、アウトレットパークに加え更にシークルという複合商業施設もあるので、休日は家族連れでそれなりに賑わっている。
関西国際空港は訳あって中の飲食店の値段が割高((飲料水の確保が難しく高い為。))の為、この辺りで食事をしていく観光客もたまにいる。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S47}・&color(white,#000000){NK32} 関西空港}
終着駅。改札は隣同士で、出て左の歩道橋を渡ると関空第1ターミナルビル。こちらも2面4線だが、東半分が南海、西半分がJRの構造になっている。
こちらはJRと南海の共同管理駅だが主体はJRであり、駅設備もJR式。JR西日本特有のSUNTRAS式自動放送のハチャメチャぶりは南海の案内においても変わらず発揮されている。
LCC専用の第2ターミナルに行くには逆に右の歩道橋を渡ってエアロプラザに向かい、更にそこから無料バスに乗らなければいけない。
羽田空港みたいに電車だけで全ターミナルにいけるわけでないので注意しよう。
%%延長計画もあったみたいだけど現状実現は難しい%%
*種別一覧
詳細はそれぞれ[[阪和線]]および[[南海本線]]を参照。
**☆JR
***◎&bold(){&color(red,#000000){関空特急}&color(white,#3B4EF0){はるか}}
運転区間：野洲・[[京都>京都駅]]・[[新大阪>新大阪駅]]―関西空港
停車駅：野洲・守山・草津・石山・大津・（山科）・[[京都>京都駅]]・（高槻）・新大阪>新大阪・大阪・天王寺・（和泉府中）・（日根野）
備考:（）内の駅は一部停車。大阪駅はうめきた地下ホーム発着。野洲-京都間は朝晩の一部のみ。
***◎&bold(){&color(#ff7f50,#3B4EF0){関空快速}}
運転区間：[[大阪環状線]]（天王寺・京橋）―天王寺―関西空港
停車駅：福島までの各駅・西九条・弁天町・大正・新今宮・天王寺・堺市・三国ヶ丘・鳳・和泉府中・東岸和田・熊取・日根野・りんくうタウン
備考：日根野までは&color(#ff7f50,black){紀州路快速}と併結。
***◎&bold(){&color(#ff7f50,#3B4EF0){直通快速}}
運転区間：関西空港→天王寺→大阪環状線（京橋・天王寺）
停車駅：りんくうタウン・日根野・熊取・東岸和田・和泉府中・鳳・三国ヶ丘・堺市・天王寺からの各駅
備考：上りのみの運転。一部列車は日根野で和歌山方面からの&color(#ff7f50,black){直通快速}と併結。
***◎&bold(){&color(white,#3B4EF0){シャトル}}
運転区間：日根野―関西空港
停車駅：各駅
備考：朝・深夜のみの運行。
かつては指定席付きの「関空特快ウィング」や[[JR神戸線]]方面から直通する「ウエスト関空」などもあったが、いずれも廃止済み。
また、関空行きの列車には「飛行機マーク」が付いている。
**☆南海
***◎&color(red){特急}&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピート}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋・（堺）・（岸和田）・泉佐野・りんくうタウン
備考：&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピートα}}と&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピートβ}}の2タイプが存在し、（）の停車駅はラピートβのみ停車。
***◎&bold(){&color(white,#000000){空港}&color(white,#ff7f50){急行}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋・堺・羽衣・泉大津・春木・岸和田・貝塚・泉佐野・りんくうタウン
***◎&bold(){&color(white,#000000){普通}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋からりんくうタウンの各駅
追記・修正は連絡橋走行時の轟音を聴きながらお願いします。
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&font(#6495ED){登録日}：2013/04/18(木) 20:20:20
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&bold(){関西空港線(かんさいくうこうせん)}および、&bold(){南海空港線(なんかいくうこうせん)}は、関西国際空港を結ぶ鉄道路線(幹線)である。
&bold(){「関西空港線」}が日根野から関西空港を結ぶ[[JR西日本]]の路線で、ラインカラーは&font(#0074BE){■青}で、路線記号は&bold(){S}。
&bold(){「南海空港線」}が泉佐野から関西空港を結ぶ南海電気鉄道の路線で、ラインカラーは&font(#800080){■紫}で、飛行機のシンボルマークが制定されている。
両者とも別の路線であるが、半分は同じ路線…というより線路を共有しているため、一つに纏めて解説する。
*概要
&footnote(出典:Wikipedia URL: http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/27/JRW_Kansai-Airport_view.jpg/1024px-JRW_Kansai-Airport_view.jpg 日時：2016/01/12 出展者 W0746203-1)
&blankimg(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/27/JRW_Kansai-Airport_view.jpg/1024px-JRW_Kansai-Airport_view.jpg,width=400,height=300)
言わずと知れた大阪の拠点空港である関西国際空港のアクセス線として建設され、関空開港3か月前の1994年6月15日に同時開業した。
両路線はライバルとしてよく比較されるが、仲良くりんくうタウン駅と関西空港駅を共同使用している。
%%建設費ケチったのかな？%%&footnote(実はこの区間のみ、駅設備と線路設備は関西国際空港が保有している。)
因みに空港へのアクセスに占めるシェアは
JR:39.6%
南海:31.6%
リムジンバス:26.4%
旅客船:2.4%
と利用客数は減りつつもJRがトップを維持し続けている。
また、線路の殆どは海上を走るため、台風や強風、大雨、積雪の影響をモロに受ける。
2018年9月の台風21号が上陸した際は、風で流されたタンカーが連絡橋に衝突してしばらく運休になったことも。
橋の状況は関空公式HPでいつでも見れるため、利用する際は参考にしよう。
今後の予定として2031年度予定のなにわ筋線開業に合わせ、JR・南海ともに関空発着列車を同線経由にする計画がある。
南海も[[大阪駅>大阪駅／梅田駅]]発着のほか、特急「ラピート」については[[おおさか東線]]経由で[[新大阪駅]]に乗り入れる構想を持っている。
この他、&color(#800000){阪急電鉄}が十三駅からなにわ筋線に接続する新線を建設し、十三～新大阪間で計画中の新線とドッキングさせて関空へ乗り入れる計画も存在する((当然ながら既存の阪急車両は使えないため、南海と共通設計の車両を製造し整備も南海に委託するとしている。))。
*◎駅一覧
|↓駅/路線→|&color(#800080){南海空港線}|&color(#0000FF){関西空港線}|
|&bold(){日根野&br()(JR-S45)}|｜|△|
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|&bold(){関西空港&br()(JR-S47/NK32)}|●|●|
凡例
●…全列車停車。▲…関空快速、直通快速、シャトルのみ停車。
△…一部のはるかは通過。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S45} 日根野}
[[阪和線]]乗り換え、近くに車両基地もある関空・和歌山方面の運行の要。関空快速はこの駅で紀州路快速との増解結を行う。
駅自体はそれほど大きくなく、周りも割と歩いた場所に[[イオンモール日根野>イオンショッピングセンター]]があること以外は案外普通の住宅街。
&bold(){◆&color(white,#000000){NK30} 泉佐野}
[[南海本線]]乗り換え。3面4線の高架駅だが、開業時は2面4線で、しかも高架駅工事の真っ只中であった。%%用地買収に手間取ったからな！%%
なお、本来は4面5線になる予定だったが、計画変更により今の構造に落ち着いた。駅前後の高架橋が不自然な形をしているのはその名残。
泉佐野市の中心部に建っているため周りには繁華街が広がっており、特に食事処や飲み会を楽しむならりんくうタウン以上の場所と言える。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S46}・&color(white,#000000){NK31} りんくうタウン}
双方の乗り換え指定駅。改札は両社で共有しているが、駅管理は南海が担当しており、駅設備も南海方式。
2面4線で、内側2線をJR、外側2線を南海が使用している。
なお、ICカード乗り換え機がコンコースにあるので、IC利用の場合わざわざ改札外に出なくてもそれにタッチすればOK。
空港開港後に新たに作られた街で、関西屈指の超高層ビル・りんくうゲートタワービルやりんくうプレミアムアウトレットなどの最寄り。
公園やヤマダ電機やニトリ、アウトレットパークに加え更にシークルという複合商業施設もあるので、休日は家族連れでそれなりに賑わっている。
関西国際空港は訳あって中の飲食店の値段が割高((飲料水の確保が難しく高い為。))の為、この辺りで食事をしていく観光客もたまにいる。
&bold(){◆&color(white,#0074BE){JR-S47}・&color(white,#000000){NK32} 関西空港}
終着駅。改札は隣同士で、出て左の歩道橋を渡ると関空第1ターミナルビル。こちらも2面4線だが、東半分が南海、西半分がJRの構造になっている。
こちらはJRと南海の共同管理駅だが主体はJRであり、駅設備もJR式。JR西日本特有のSUNTRAS式自動放送のハチャメチャぶりは南海の案内においても変わらず発揮されている。
LCC専用の第2ターミナルに行くには逆に右の歩道橋を渡ってエアロプラザに向かい、更にそこから無料バスに乗らなければいけない。
羽田空港みたいに電車だけで全ターミナルにいけるわけでないので注意しよう。
%%延長計画もあったみたいだけど現状実現は難しい%%
*種別一覧
詳細はそれぞれ[[阪和線]]および[[南海本線]]を参照。
**☆JR
***◎&bold(){&color(red,#000000){関空特急}&color(white,#3B4EF0){はるか}}
運転区間：野洲・[[京都>京都駅]]・[[新大阪>新大阪駅]]―関西空港
停車駅：野洲・守山・草津・石山・大津・（山科）・[[京都>京都駅]]・（高槻）・新大阪・大阪・天王寺・（和泉府中）・（日根野）
備考:（）内の駅は一部停車。大阪駅はうめきた地下ホーム発着。野洲-京都間は朝晩の一部のみ。
***◎&bold(){&color(#ff7f50,#3B4EF0){関空快速}}
運転区間：[[大阪環状線]]（天王寺・京橋）―天王寺―関西空港
停車駅：福島までの各駅・西九条・弁天町・大正・新今宮・天王寺・堺市・三国ヶ丘・鳳・和泉府中・東岸和田・熊取・日根野・りんくうタウン
備考：日根野までは&color(#ff7f50,black){紀州路快速}と併結。
***◎&bold(){&color(#ff7f50,#3B4EF0){直通快速}}
運転区間：関西空港→天王寺→大阪環状線（京橋・天王寺）
停車駅：りんくうタウン・日根野・熊取・東岸和田・和泉府中・鳳・三国ヶ丘・堺市・天王寺からの各駅
備考：上りのみの運転。一部列車は日根野で和歌山方面からの&color(#ff7f50,black){直通快速}と併結。
***◎&bold(){&color(white,#3B4EF0){シャトル}}
運転区間：日根野―関西空港
停車駅：各駅
備考：朝・深夜のみの運行。
かつては指定席付きの「関空特快ウィング」や[[JR神戸線]]方面から直通する「ウエスト関空」などもあったが、いずれも廃止済み。
また、関空行きの列車には「飛行機マーク」が付いている。
**☆南海
***◎&color(red){特急}&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピート}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋・（堺）・（岸和田）・泉佐野・りんくうタウン
備考：&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピートα}}と&bold(){&color(white,#3B4EF0){ラピートβ}}の2タイプが存在し、（）の停車駅はラピートβのみ停車。
***◎&bold(){&color(white,#000000){空港}&color(white,#ff7f50){急行}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋・堺・羽衣・泉大津・春木・岸和田・貝塚・泉佐野・りんくうタウン
***◎&bold(){&color(white,#000000){普通}}
運転区間：難波－関西空港
停車駅：新今宮・天下茶屋からりんくうタウンの各駅
追記・修正は連絡橋走行時の轟音を聴きながらお願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
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