富樫源次

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&font(#6495ED){登録日}:2014/07/09 Wed 18:57:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&font(b,#ff0000){男塾万歳ーーーーーーーー!!}}} 目次 #contents *■概要 [[魁!!男塾]]の登場人物。 cv:山口健 (アニメ)石川英郎([[PS3>PlayStation3]]ゲーム) 演:[[照英]] [[男塾>男塾(学校)]]一号生。右目の傷と伸ばすに任せた蓬髪に口髭、兄の形見であるボロボロの学帽がトレードマーク。年齢は16歳。 物語最初期から登場する名バイプレイヤーで、名実ともに&bold(){&color(RED){『男塾』}}という作品を象徴するキャラクター。 絵にかいたような劇画の蛮カラ、といった風体から誤解されがちだが、&bold(){&color(RED){彼自身はまったく硬派ではない。}} 初登場時は早弁していたのを鬼ヒゲにバレ、切腹を強要されていたが&bold(){猫を腹に入れて切腹の真似事をする}という何ともギャグチックなことをしているし、 四六時中&color(HOTPINK){モテたい、彼女が欲しい}と思っていてナンパの機会は見逃さないし、 &color(GOLD){金目当て}で一億円の遺産があるとホラを吹いていた老婆の世話を始めたこともある (その直前&bold(){『ガキと年寄りは生理的にダメ』}と言っていた)。 かっこよく中国拳法の奥義を駆使する仲間のファイトスタイルにコンプレックスを感じて[[虎丸>虎丸龍次]]と&bold(){&color(RED){付け焼刃の合体奥義}}を考案したり 下級生の噂話で自分の評判が一向に出てこず、最後に&bold(){&color(RED){実況・解説担当のお笑い要員}}と笑いものにされて激怒するなど どちらかというと&bold(){他人にどう思われているか気になって仕方のない、現金で邪念の多い『十代の少年そのもの』}といった性格をしており、 むさ苦しい不良の富樫が等身大の若者と同じことを考えているのも、ギャップ狙いのギャグの一環とも受け取れる。 そういったギャップが母性本能をくすぐるのか、女性読者からの人気は意外に高い方であった。 無論、そうした面を見せるのはギャグに傾いたときのみであり、本質的には他者の苦境を見過ごせない人情に篤い[[熱血]]漢。 仲間との結束も強く、その死に涙し、窮地には我が身を省みず命がけの行動に迷わず踏み切るナイスガイである。 序盤のギャグ編ではオチ担当の[[桃>剣桃太郎]]がかっこよくシメるまでのドタバタを身体を張ってこなす三枚目、 &bold(){『実力的にはナンバー2だが主人公とはかなりの開きがある』}ポジションで、 基本的に美味しいところは全部桃に持って行かれるも、煮えたぎる油が張られた鍋の中に座る&bold(){男塾名物・油風呂の行}を成し遂げるなど 要所要所で&bold(){&color(RED){『根性だけは誰にも負けない』}}男であることはきちんとアピールされていた。 これ以降も&bold(){「油風呂の富樫源次」}と見得を切る場面が何度かある。 &bold(){&color(RED){男塾最大名物・驚邏大四凶殺}}を皮切りに物語が&bold(){&color(GOLD,BLACK){万国ビックリ人間ショー・奥義博覧会状態}}へと移行しても 一号生の切り込み隊長として幾多の修羅場に参戦。 武術・拳法の類は一切修めていない身でありながら、我流の喧嘩殺法と規格外の根性で戦い抜いた。 男塾の支配者・三号生との抗争である&bold(){&color(PURPLE){大威□八連制覇}}篇で男塾に入塾した目的は唯一の肉親であった兄・源吉(CV:池水通洋)の復讐であったことが明らかにされ、 兄を殺した三号生に対する憎悪のあまり、仲間との友情にも亀裂が入りあわや特攻死寸前まで生き急いでしまう。 しかし、桃に&bold(){&color(RED){「血より濃い絆もある」}}と諭され、対戦相手の[[センクウ>男塾死天王]]の男気に触れたことで負の感情を吹っ切った。 &bold(){&color(ORANGE){天挑五輪大武會}}からは味方側のキャラが一気に増えたため&color(BLUE){(倍々ゲーム状態で16人+α…)}、戦い方に華が無い富樫はかなり割を食ってしまう。 同じような身の上の[[虎丸>虎丸龍次]]とともにすっかり実況・解説役の担当がメインとなり、 出番を求めて突っ走るも他の仲間にスマートに先を越されるのが定番に。 虎丸共々、拳法の知識が無いので相手の超絶奥義を目の当たりにして、オーバーリアクションでぶったまげ、 それを知識豊富な[[雷電>雷電(魁!!男塾)]](こっちは出番もきちんとある)あたりが&bold(){民明書房}を背景に詳細を語るのは黄金パターンであり、 それはそれでこの作品の名物であるというのがなんとも悲喜こもごもである。 しかし、[[黒薔薇のミッシェル>冥凰島十六士]]との戦いでは&bold(){&color(RED){勝率一万分の一の確率をひっくり返す}}など潜在能力は高く、桃が&bold(){「男塾のカオ」}と評価するほど。 依然、やるときはやる男である。 卒業した後も男塾に舞い戻り、後日談では[[江田島塾長>江田島平八]]の秘書を務めている。 *■戦法 上述のように&color(RED){体系立った武術のノウハウは一切持たない}ため、戦闘スタイルは素人の喧嘩そのものである。 ただ、日々の特訓の成果で身体そのものは極めて頑健、身体能力や運動神経も超人的なものを持っており(少なくともバク転や宙回蹴りぐらいはお手の物)、 &bold(){帽子の中に石を仕込んだ[[頭突き]]で鉄球を粉砕する}などの離れ業もやってのける。 攻撃手段は徒手空拳のほかにドス(匕首)を愛用。八連制覇ではスイッチ一つで刀身が伸びる &bold(){伸長自在の仕込みドス}としてのギミックも追加されている。 序盤で[[アナポリス>米国海軍兵学校(魁!!男塾)]](米・海兵隊)との&ruby(ボクシング){撲針愚}でも一方的に殴られているように、 技術を持った相手からは軽くあしらわれてしまい、一方的にいたぶられる描写は&bold(){&color(RED){最早定石。}} 技量の開きは&color(RED){機転}・&color(RED){直感}・&bold(){&color(RED){捨て身の狂気}}で補うため、 全編通して意外にもかませ犬にされての黒星は少ないが、同時に仲間に後を託した&bold(){『相討ち』}に終わることも多い。 **●&ruby(ばくていさつ){爆挺殺} 邪鬼に対して使った[[自爆]]作戦。 戦国時代1257年、濃越の国主豊善長友の守定兼と習野の国主黒羽行康の松ヶ原合戦の折、 一進一退の膠着状態を打ち破るため黒羽軍侍大将江藤新兵衛が単身火薬を背に敵本陣に突入し自爆。見事敵将長友の首級をあげたという必殺必死の奇襲戦法である。 **●&ruby(けっとうえん){血闘援} [[大威□八連制覇>大威シン八連制覇]]で[[独眼鉄>男塾鎮守直廊三人衆]]に追い込まれた[[飛燕>飛燕(魁!!男塾)]]を激励するため行った応援の至極。 江戸時代、生命と名誉を賭けた御前試合などで声をだして応援できぬため胸に「闘」の文字を刻み身をもって苦しみを同じとして必勝を祈願するというもの。 この傷は一生残るためよほどの覚悟と相手を思う気持ちが必要であることは言うまでも無い。 &bold(){富樫の傷は八連制覇以降は綺麗に消えているが。} **●&ruby(かもんちょうたいほう){豭門跳體砲} 虎丸との合体奥義。地面の杭に富樫がつかまり、V字に開いた足の間に結んだゴムを使って虎丸が一気に跳躍して攻撃する。 ゴムの弾力性と瞬発力で凄まじい速さを生み出す、要は人間[[パチンコ>スリングショット]]である。 弱点として真っ直ぐにしか跳べないことと、準備として富樫のつかまる杭を打たなければならないため相手の協力が必要となる。 **●&ruby(だいほうひにんげんしゃりん){大放屁人間車輪} 虎丸との合体奥義。二人で車輪の形を組み、勢いをつけて突撃。そこに虎丸の放屁攻撃を組み合わせる奇襲策。 *■不死身の富樫 男塾によくあることとして、&bold(){&color(RED){『死んだはずの奴が実は生きていた』}}系イベントの頻度の異常な多さがあげられるが、 富樫は特にその傾向が強く、自身も&bold(){「地球上の[[ゴキブリ]]が全滅しても俺は死なねえよ」}と豪語するほどの生命力を持つ。 ファンの間では&bold(){『富樫の死は安心して見届けろ』『地獄への往復切符を持つ男』『閻魔大王門前払い』}&bold(){&color(RED){『もはやゾンビ』}}など &bold(){&color(BLUE){信頼}}と&bold(){&color(RED){揶揄}}が絶妙に入り混じった評価を下されている。 ・初登場時からいきなり&bold(){&color(RED){切腹}}(実は腹のサラシにネコを仕込んでドスで刺していた) ・関東豪学連との羅惧美偉で&bold(){&color(PURPLE){塩酸バリトニウムの毒が回り死亡}}(実は致死性の毒ではなかった) ・大四凶殺・二の凶、『断崖宙乱関』で飛燕と戦い&bold(){崖から落下して死亡}(三号生が救出・治療) ・天挑天五輪、宝龍黒蓮珠との副将戦で&bold(){崖から落下して死亡}(助っ人・翔霍が救出) ・[[七牙冥界闘]]第三の牙・[[アルカトラズ島刑務所>アルカトラズ島刑務所(魁!!男塾)]]にて&bold(){&color(RED){ガチで刺殺(冥界闘開催中に理由もなく復活し再度合流 おかしいだろ!?)}} ・後日談の[[極!!男塾]]にて&color(GRAY){老衰にて臨終}&bold(){&color(RED){(伊達が召集状・『赤神』を持ってきたことで復活)}} 富樫の最大の奥義はこの復活なのかもしれない。 追記・修正お願いします #center(){&bold(){&color(RED){へッへへ いい項目だったぜ}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 仕事をする冨樫 -- 名無しさん (2014-07-09 20:37:41) - ↑やばい。上手い。吹いた。 -- 名無しさん (2014-07-09 21:01:13) - なお、男塾卒業後は、江田島平八の秘書をやっている模様。←天より高く、より。 -- 名無しさん (2014-07-09 21:02:57) - すっごく編集されたな。しかも格段に内容が面白くなってる。 -- 名無しさん (2014-07-10 00:32:09) - テリーマンやヒュンケルとかと同じく格上相手でも最低限以上の仕事をやってくれるキャラ -- 名無しさん (2014-07-10 03:54:32) - 立ち位置が『マジンガーZ』のボスなんだよね。 -- 名無しさん (2014-07-10 04:04:55) - 実写版では照英だったな -- 名無しさん (2014-07-10 09:55:28) - ↑TSUTAYAでDVDのパッケージ見て、あまりのハマり具合にびっくりした。因みにその日レンタルしたのは「黒人vs素人若奥様」でした。 -- 名無しさん (2014-07-10 10:03:17) - 異能生存体。 -- 名無しさん (2014-07-10 13:22:00) - おもしろすぎるぞこの記事www -- 名無しさん (2014-07-10 15:51:55) - 私ゃてっきり、「兄貴も実は生きてました」て展開になり、助っ人として現れるかと -- 名無しさん (2014-07-10 17:12:01) - 最近の男塾の項目が面白すぎる、建て主頑張りすぎだろWWWW -- 名無しさん (2014-07-10 17:42:16) - 女性ファンの人気高かったのか。当時の腐女子、けっこう見る目あるじゃないのw -- 名無しさん (2014-07-10 18:50:20) - ↑巻末の読者のはがきコーナーでは結構富樫が好きだっていう女性ファン多かった。黙ってりゃそれなりにイケメンだしね… -- 名無しさん (2014-07-10 18:53:20) - 実は桃たち一号生の中でも一際親しまれている好漢。 死んだと思われるシーンでは松尾たち全員が大泣きし生還したら桃達が心底嬉しそうな顔をする。 尚初期の句「マスラオの マスせんずれば 若き血潮 ほとばしり じっと手をみる」は名言 -- 名無しさん (2014-07-10 19:58:11) - ↑猫刺したのだけは、それだけは…許せん -- 名無しさん (2014-07-10 21:06:33) - 照英富樫は原作者自ら「似てるね!」って太鼓判を押したほどのハマり役 -- 名無しさん (2014-07-10 23:08:26) - 柴千春とかゾンビマンとかその辺に相通ずるものを感じる。「幻想殺し無しの上条当麻」とかに近い? -- 名無しさん (2014-08-22 18:37:16) - ↑的外れすぎる。おとといきやがれ。 -- 名無しさん (2014-08-23 06:58:30) - 油風呂のシーンが頭から離れない。 -- 名無しさん (2014-08-23 09:03:51) - 海に行ったとき「コレが『イルカにのった少年』じゃい」といっていたがあんたいくつだ!?(しかもあれサメだったし) -- 名無しさん (2014-08-24 13:09:54) - ↑山本五十六存命時には既に生まれているらしいぞww -- 名無しさん (2014-08-27 14:05:00) - ↑あれ、明らかにおかしいよなwwwどう考えても塾長と富樫の親父は面識があるってイベントのためにそうしたとしか思えんw -- 名無しさん (2014-09-09 17:56:28) - 改めて考えると「勝率一万分の一の確率をひっくり返す」って相当に凄いな。ミッシェル戦自体も相手の先制攻撃に対して一つ一つ対応・打破してたし -- 名無しさん (2014-09-09 20:23:26) - 塾長の秘書になったけど兼男塾の教官とかでもよかったと思う -- 名無しさん (2014-10-12 23:57:04) - ↑鬼ヒゲみたいにちゃっかり自分だけはラクをしようとするのか、若い頃の苦労や青春の悩みを知った上で暖かく接するのか・・・どっちもありそうで困るw -- 名無しさん (2014-10-13 09:03:31) - 兄貴がいたということは兄弟そろって男塾出身なのか? -- 名無しさん (2014-10-13 09:09:21) - ↑2富樫は勿論後者でしょ。 -- 名無しさん (2014-10-13 09:10:17) - ↑2 そう。兄源吉は伊達の同期。で、源吉を殺したのが三号生死天王のセンクウ先輩。 -- 名無しさん (2014-10-13 09:15:44) - ↑2進級して新一号生をみるやいなや「先輩としての愛の鞭でしごいてくれようぞ」と嬉しそうに言ってたりするから前者じゃないか?というか両方を兼ね揃えた感じになりそう -- 名無しさん (2014-10-28 14:30:12) - 普段は「調子のいいオッサンだなw」とか呆れられてて、肝心な時に見せる男気に徐々に魅せられて新入り達がいつしかホンモノの漢になっていく、という感じかな。 -- 名無しさん (2014-12-02 11:06:17) - 男の中の男。・・・男の中に挿れた男じゃないぞ。 -- 名無しさん (2014-12-02 12:57:15) - 上の方に、柴千春との類似を唱えた人がいるけど、確かにそうかも。 -- 名無しさん (2014-12-17 21:08:28) - 意外と機転が効くのが隠れた強みかも。咄嗟の木の杭を投げたり、バラを血で染めるトリックを思いついたり… -- 名無しさん (2015-03-25 00:34:26) - 初登場時に切腹って書いてあるけど富樫は一話の時点ですでに登場してるぞ -- 名無しさん (2015-06-21 17:30:48) - vsセンクウは男塾屈指の名バウト。 -- 名無しさん (2015-10-09 09:29:35) - 猫を身代わりに使うシーンはアニメではカットされてた。80年代後半当時でも動物虐待(っぽい)描写をギャグで使うのはアウトだったのだろうか? -- 名無しさん (2015-11-07 17:31:15) - 溶岩や酸に放り込まれるのも木の板だったり食用の魚だったしね -- 名無しさん (2015-12-06 10:15:05) - 真っ逆さまに落下しようが敵からの攻撃に当たろうが微動だにしない富樫の学帽の頑丈さの秘密が知りたい -- 名無しさん (2015-12-26 13:29:56) - よく崖から落ちる男だよな -- 名無しさん (2016-02-03 11:00:49) - ↑(2014-07-10 21:06:33) ね、猫は生きてたから(震え声) -- 名無しさん (2016-02-03 11:01:27) - ジャンプアルティメットスターズの彼のコマはどこが元ネタなんだろう -- 名無しさん (2018-11-04 21:08:41) - 実はしっかり致命傷を負った上で死亡→復帰したケースは少ない。少なくとも無いわけでは無いからやはり異常なんだが… -- 名無しさん (2020-03-12 05:18:57) - 対飛燕戦での「男塾万歳-っ」は個人的にはダイ大のポップのメガンテ、北斗のレイの最期と並んでジャンプでの好きな仲間の散り様の一つ 死んでないけど -- 名無しさん (2020-12-24 23:37:50) - ↑躊躇なく飛燕ごと崖から飛び降りたからね。 そら飛燕も「ぎゃあーっ!」って叫ぶよ。 -- 名無しさん (2021-11-05 19:57:57) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/07/09 Wed 18:57:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&font(b,#ff0000){男塾万歳ーーーーーーーー!!}}} 目次 #contents *■概要 [[魁!!男塾]]の登場人物。 cv:山口健 (アニメ)石川英郎([[PS3>PlayStation3]]ゲーム) 演:[[照英]] [[男塾>男塾(学校)]]一号生。右目の傷と伸ばすに任せた蓬髪に口髭、兄の形見であるボロボロの学帽がトレードマーク。年齢は16歳。 物語最初期から登場する名バイプレイヤーで、名実ともに&bold(){&color(RED){『男塾』}}という作品を象徴するキャラクター。 絵にかいたような劇画の蛮カラ、といった風体から誤解されがちだが、&bold(){&color(RED){彼自身はまったく硬派ではない。}} 初登場時は早弁していたのを鬼ヒゲにバレ、切腹を強要されていたが&bold(){猫を腹に入れて切腹の真似事をする}という何ともギャグチックなことをしているし、 四六時中&color(HOTPINK){モテたい、彼女が欲しい}と思っていてナンパの機会は見逃さないし、 &color(GOLD){金目当て}で一億円の遺産があるとホラを吹いていた老婆の世話を始めたこともある (その直前&bold(){『ガキと年寄りは生理的にダメ』}と言っていた)。 かっこよく中国拳法の奥義を駆使する仲間のファイトスタイルにコンプレックスを感じて[[虎丸>虎丸龍次]]と&bold(){&color(RED){付け焼刃の合体奥義}}を考案したり 下級生の噂話で自分の評判が一向に出てこず、最後に&bold(){&color(RED){実況・解説担当のお笑い要員}}と笑いものにされて激怒するなど どちらかというと&bold(){他人にどう思われているか気になって仕方のない、現金で邪念の多い『十代の少年そのもの』}といった性格をしており、 むさ苦しい不良の富樫が等身大の若者と同じことを考えているのも、ギャップ狙いのギャグの一環とも受け取れる。 そういったギャップが母性本能をくすぐるのか、女性読者からの人気は意外に高い方であった。 無論、そうした面を見せるのはギャグに傾いたときのみであり、本質的には他者の苦境を見過ごせない人情に篤い[[熱血]]漢。 仲間との結束も強く、その死に涙し、窮地には我が身を省みず命がけの行動に迷わず踏み切るナイスガイである。 序盤のギャグ編ではオチ担当の[[桃>剣桃太郎]]がかっこよくシメるまでのドタバタを身体を張ってこなす三枚目、 &bold(){『実力的にはナンバー2だが主人公とはかなりの開きがある』}ポジションで、 基本的に美味しいところは全部桃に持って行かれるも、煮えたぎる油が張られた鍋の中に座る&bold(){男塾名物・油風呂の行}を成し遂げるなど 要所要所で&bold(){&color(RED){『根性だけは誰にも負けない』}}男であることはきちんとアピールされていた。 これ以降も&bold(){「油風呂の富樫源次」}と見得を切る場面が何度かある。 &bold(){&color(RED){男塾最大名物・驚邏大四凶殺}}を皮切りに物語が&bold(){&color(GOLD,BLACK){万国ビックリ人間ショー・奥義博覧会状態}}へと移行しても 一号生の切り込み隊長として幾多の修羅場に参戦。 武術・拳法の類は一切修めていない身でありながら、我流の喧嘩殺法と規格外の根性で戦い抜いた。 男塾の支配者・三号生との抗争である&bold(){&color(PURPLE){大威□八連制覇}}篇で男塾に入塾した目的は唯一の肉親であった兄・源吉(CV:池水通洋)の復讐であったことが明らかにされ、 兄を殺した三号生に対する憎悪のあまり、仲間との友情にも亀裂が入りあわや特攻死寸前まで生き急いでしまう。 しかし、桃に&bold(){&color(RED){「血より濃い絆もある」}}と諭され、対戦相手の[[センクウ>男塾死天王]]の男気に触れたことで負の感情を吹っ切った。 &bold(){&color(ORANGE){天挑五輪大武會}}からは味方側のキャラが一気に増えたため&color(BLUE){(倍々ゲーム状態で16人+α…)}、戦い方に華が無い富樫はかなり割を食ってしまう。 同じような身の上の[[虎丸>虎丸龍次]]とともにすっかり実況・解説役の担当がメインとなり、 出番を求めて突っ走るも他の仲間にスマートに先を越されるのが定番に。 虎丸共々、拳法の知識が無いので相手の超絶奥義を目の当たりにして、オーバーリアクションでぶったまげ、 それを知識豊富な[[雷電>雷電(魁!!男塾)]](こっちは出番もきちんとある)あたりが&bold(){民明書房}を背景に詳細を語るのは黄金パターンであり、 それはそれでこの作品の名物であるというのがなんとも悲喜こもごもである。 しかし、[[黒薔薇のミッシェル>冥凰島十六士]]との戦いでは&bold(){&color(RED){勝率一万分の一の確率をひっくり返す}}など潜在能力は高く、桃が&bold(){「男塾のカオ」}と評価するほど。 依然、やるときはやる男である。 卒業した後も男塾に舞い戻り、後日談では[[江田島塾長>江田島平八]]の秘書を務めている。 *■戦法 上述のように&color(RED){体系立った武術のノウハウは一切持たない}ため、戦闘スタイルは素人の喧嘩そのものである。 ただ、日々の特訓の成果で身体そのものは極めて頑健、身体能力や運動神経も超人的なものを持っており(少なくともバク転や宙回蹴りぐらいはお手の物)、 &bold(){帽子の中に石を仕込んだ[[頭突き]]で鉄球を粉砕する}などの離れ業もやってのける。 攻撃手段は徒手空拳のほかにドス(匕首)を愛用。八連制覇ではスイッチ一つで刀身が伸びる &bold(){伸長自在の仕込みドス}としてのギミックも追加されている。 序盤で[[アナポリス>米国海軍兵学校(魁!!男塾)]](米・海兵隊)との&ruby(ボクシング){撲針愚}でも一方的に殴られているように、 技術を持った相手からは軽くあしらわれてしまい、一方的にいたぶられる描写は&bold(){&color(RED){最早定石。}} 技量の開きは&color(RED){機転}・&color(RED){直感}・&bold(){&color(RED){捨て身の狂気}}で補うため、 全編通して意外にもかませ犬にされての黒星は少ないが、同時に仲間に後を託した&bold(){『相討ち』}に終わることも多い。 **●&ruby(ばくていさつ){爆挺殺} 邪鬼に対して使った[[自爆]]作戦。 戦国時代1257年、濃越の国主豊善長友の守定兼と習野の国主黒羽行康の松ヶ原合戦の折、 一進一退の膠着状態を打ち破るため黒羽軍侍大将江藤新兵衛が単身火薬を背に敵本陣に突入し自爆。見事敵将長友の首級をあげたという必殺必死の奇襲戦法である。 **●&ruby(けっとうえん){血闘援} [[大威□八連制覇>大威シン八連制覇]]で[[独眼鉄>男塾鎮守直廊三人衆]]に追い込まれた[[飛燕>飛燕(魁!!男塾)]]を激励するため行った応援の至極。 江戸時代、生命と名誉を賭けた御前試合などで声をだして応援できぬため胸に「闘」の文字を刻み身をもって苦しみを同じとして必勝を祈願するというもの。 この傷は一生残るためよほどの覚悟と相手を思う気持ちが必要であることは言うまでも無い。 &bold(){富樫の傷は八連制覇以降は綺麗に消えているが。} **●&ruby(かもんちょうたいほう){豭門跳體砲} 虎丸との合体奥義。地面の杭に富樫がつかまり、V字に開いた足の間に結んだゴムを使って虎丸が一気に跳躍して攻撃する。 ゴムの弾力性と瞬発力で凄まじい速さを生み出す、要は人間[[パチンコ>スリングショット]]である。 弱点として真っ直ぐにしか跳べないことと、準備として富樫のつかまる杭を打たなければならないため相手の協力が必要となる。 **●&ruby(だいほうひにんげんしゃりん){大放屁人間車輪} 虎丸との合体奥義。二人で車輪の形を組み、勢いをつけて突撃。そこに虎丸の放屁攻撃を組み合わせる奇襲策。 *■不死身の富樫 男塾によくあることとして、&bold(){&color(RED){『死んだはずの奴が実は生きていた』}}系イベントの頻度の異常な多さがあげられるが、 富樫は特にその傾向が強く、自身も&bold(){「地球上の[[ゴキブリ]]が全滅しても俺は死なねえよ」}と豪語するほどの生命力を持つ。 ファンの間では&bold(){『富樫の死は安心して見届けろ』『地獄への往復切符を持つ男』『閻魔大王門前払い』}&bold(){&color(RED){『もはやゾンビ』}}など &bold(){&color(BLUE){信頼}}と&bold(){&color(RED){揶揄}}が絶妙に入り混じった評価を下されている。 ・初登場時からいきなり&bold(){&color(RED){切腹}}(実は腹のサラシにネコを仕込んでドスで刺していた) ・関東豪学連との羅惧美偉で&bold(){&color(PURPLE){塩酸バリトニウムの毒が回り死亡}}(実は致死性の毒ではなかった) ・大四凶殺・二の凶、『断崖宙乱関』で飛燕と戦い&bold(){崖から落下して死亡}(三号生が救出・治療) ・天挑天五輪、宝龍黒蓮珠との副将戦で&bold(){崖から落下して死亡}(助っ人・翔霍が救出) ・[[七牙冥界闘]]第三の牙・[[アルカトラズ島刑務所>アルカトラズ島刑務所(魁!!男塾)]]にて&bold(){&color(RED){ガチで刺殺(冥界闘開催中に理由もなく復活し再度合流 おかしいだろ!?)}} ・後日談の[[極!!男塾]]にて&color(GRAY){老衰にて臨終}&bold(){&color(RED){(伊達が召集状・『赤神』を持ってきたことで復活)}} 富樫の最大の奥義はこの復活なのかもしれない。 追記・修正お願いします #center(){&bold(){&color(RED){へッへへ いい項目だったぜ}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 仕事をする冨樫 -- 名無しさん (2014-07-09 20:37:41) - ↑やばい。上手い。吹いた。 -- 名無しさん (2014-07-09 21:01:13) - なお、男塾卒業後は、江田島平八の秘書をやっている模様。←天より高く、より。 -- 名無しさん (2014-07-09 21:02:57) - すっごく編集されたな。しかも格段に内容が面白くなってる。 -- 名無しさん (2014-07-10 00:32:09) - テリーマンやヒュンケルとかと同じく格上相手でも最低限以上の仕事をやってくれるキャラ -- 名無しさん (2014-07-10 03:54:32) - 立ち位置が『マジンガーZ』のボスなんだよね。 -- 名無しさん (2014-07-10 04:04:55) - 実写版では照英だったな -- 名無しさん (2014-07-10 09:55:28) - ↑TSUTAYAでDVDのパッケージ見て、あまりのハマり具合にびっくりした。因みにその日レンタルしたのは「黒人vs素人若奥様」でした。 -- 名無しさん (2014-07-10 10:03:17) - 異能生存体。 -- 名無しさん (2014-07-10 13:22:00) - おもしろすぎるぞこの記事www -- 名無しさん (2014-07-10 15:51:55) - 私ゃてっきり、「兄貴も実は生きてました」て展開になり、助っ人として現れるかと -- 名無しさん (2014-07-10 17:12:01) - 最近の男塾の項目が面白すぎる、建て主頑張りすぎだろWWWW -- 名無しさん (2014-07-10 17:42:16) - 女性ファンの人気高かったのか。当時の腐女子、けっこう見る目あるじゃないのw -- 名無しさん (2014-07-10 18:50:20) - ↑巻末の読者のはがきコーナーでは結構富樫が好きだっていう女性ファン多かった。黙ってりゃそれなりにイケメンだしね… -- 名無しさん (2014-07-10 18:53:20) - 実は桃たち一号生の中でも一際親しまれている好漢。 死んだと思われるシーンでは松尾たち全員が大泣きし生還したら桃達が心底嬉しそうな顔をする。 尚初期の句「マスラオの マスせんずれば 若き血潮 ほとばしり じっと手をみる」は名言 -- 名無しさん (2014-07-10 19:58:11) - ↑猫刺したのだけは、それだけは…許せん -- 名無しさん (2014-07-10 21:06:33) - 照英富樫は原作者自ら「似てるね!」って太鼓判を押したほどのハマり役 -- 名無しさん (2014-07-10 23:08:26) - 柴千春とかゾンビマンとかその辺に相通ずるものを感じる。「幻想殺し無しの上条当麻」とかに近い? -- 名無しさん (2014-08-22 18:37:16) - ↑的外れすぎる。おとといきやがれ。 -- 名無しさん (2014-08-23 06:58:30) - 油風呂のシーンが頭から離れない。 -- 名無しさん (2014-08-23 09:03:51) - 海に行ったとき「コレが『イルカにのった少年』じゃい」といっていたがあんたいくつだ!?(しかもあれサメだったし) -- 名無しさん (2014-08-24 13:09:54) - ↑山本五十六存命時には既に生まれているらしいぞww -- 名無しさん (2014-08-27 14:05:00) - ↑あれ、明らかにおかしいよなwwwどう考えても塾長と富樫の親父は面識があるってイベントのためにそうしたとしか思えんw -- 名無しさん (2014-09-09 17:56:28) - 改めて考えると「勝率一万分の一の確率をひっくり返す」って相当に凄いな。ミッシェル戦自体も相手の先制攻撃に対して一つ一つ対応・打破してたし -- 名無しさん (2014-09-09 20:23:26) - 塾長の秘書になったけど兼男塾の教官とかでもよかったと思う -- 名無しさん (2014-10-12 23:57:04) - ↑鬼ヒゲみたいにちゃっかり自分だけはラクをしようとするのか、若い頃の苦労や青春の悩みを知った上で暖かく接するのか・・・どっちもありそうで困るw -- 名無しさん (2014-10-13 09:03:31) - 兄貴がいたということは兄弟そろって男塾出身なのか? -- 名無しさん (2014-10-13 09:09:21) - ↑2富樫は勿論後者でしょ。 -- 名無しさん (2014-10-13 09:10:17) - ↑2 そう。兄源吉は伊達の同期。で、源吉を殺したのが三号生死天王のセンクウ先輩。 -- 名無しさん (2014-10-13 09:15:44) - ↑2進級して新一号生をみるやいなや「先輩としての愛の鞭でしごいてくれようぞ」と嬉しそうに言ってたりするから前者じゃないか?というか両方を兼ね揃えた感じになりそう -- 名無しさん (2014-10-28 14:30:12) - 普段は「調子のいいオッサンだなw」とか呆れられてて、肝心な時に見せる男気に徐々に魅せられて新入り達がいつしかホンモノの漢になっていく、という感じかな。 -- 名無しさん (2014-12-02 11:06:17) - 男の中の男。・・・男の中に挿れた男じゃないぞ。 -- 名無しさん (2014-12-02 12:57:15) - 上の方に、柴千春との類似を唱えた人がいるけど、確かにそうかも。 -- 名無しさん (2014-12-17 21:08:28) - 意外と機転が効くのが隠れた強みかも。咄嗟の木の杭を投げたり、バラを血で染めるトリックを思いついたり… -- 名無しさん (2015-03-25 00:34:26) - 初登場時に切腹って書いてあるけど富樫は一話の時点ですでに登場してるぞ -- 名無しさん (2015-06-21 17:30:48) - vsセンクウは男塾屈指の名バウト。 -- 名無しさん (2015-10-09 09:29:35) - 猫を身代わりに使うシーンはアニメではカットされてた。80年代後半当時でも動物虐待(っぽい)描写をギャグで使うのはアウトだったのだろうか? -- 名無しさん (2015-11-07 17:31:15) - 溶岩や酸に放り込まれるのも木の板だったり食用の魚だったしね -- 名無しさん (2015-12-06 10:15:05) - 真っ逆さまに落下しようが敵からの攻撃に当たろうが微動だにしない富樫の学帽の頑丈さの秘密が知りたい -- 名無しさん (2015-12-26 13:29:56) - よく崖から落ちる男だよな -- 名無しさん (2016-02-03 11:00:49) - ↑(2014-07-10 21:06:33) ね、猫は生きてたから(震え声) -- 名無しさん (2016-02-03 11:01:27) - ジャンプアルティメットスターズの彼のコマはどこが元ネタなんだろう -- 名無しさん (2018-11-04 21:08:41) - 実はしっかり致命傷を負った上で死亡→復帰したケースは少ない。少なくとも無いわけでは無いからやはり異常なんだが… -- 名無しさん (2020-03-12 05:18:57) - 対飛燕戦での「男塾万歳-っ」は個人的にはダイ大のポップのメガンテ、北斗のレイの最期と並んでジャンプでの好きな仲間の散り様の一つ 死んでないけど -- 名無しさん (2020-12-24 23:37:50) - ↑躊躇なく飛燕ごと崖から飛び降りたからね。 そら飛燕も「ぎゃあーっ!」って叫ぶよ。 -- 名無しさん (2021-11-05 19:57:57) #comment #areaedit(end) }

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