鈴木園子

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&font(#6495ED){登録日}:2015/07/26 Sun 08:18:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 鈴木園子とは、『[[名探偵コナン]]』の登場人物。 CV:[[松井菜桜子]] 演:岩佐真悠子(SPドラマ1作、2作目)、秋元才加(SPドラマ3作目~) *概要 帝丹高校2年B組に通う女子高生。 本作のヒロイン・[[毛利蘭]]とは[[幼馴染>幼なじみ]]にして親友同士で、また主人公である[[工藤新一]]の同級生でもある。 原作では第5巻収録の『[[山荘包帯男殺人事件>山荘包帯男殺人事件(名探偵コナン)]]』で初登場したが、テレビアニメでは第6話のオリジナル回『[[バレンタイン殺人事件>バレンタイン殺人事件(名探偵コナン)]]』で先に登場した。 一見普通の女子高生にしか見えない……が、実は世界有数の大財閥である鈴木財閥会長・史郎の娘という、&bold(){れっきとしたスーパー[[お嬢様>お嬢様(属性)]]。} ちなみにアニメ版で&bold(){彼女がお嬢様だと判明するのはしばらく経った後の事}である。 茶髪のボブカットで[[カチューシャ]]を着用しており、蘭がその%%角%%長い髪と抜群のプロポーションで目立ちまくる一方で決して劣りはしない。 まあ、園子本人も蘭がやたら目立つことは気にしており、コナンをして蘭を差し置いて園子がナンパされた((ただし、ナンパ男は凶悪殺人犯で標的に園子を選んでいた。))際には&bold(){滅茶苦茶怪しむ}という失礼なことをしていたが。 本人の性格もあってハデな格好をすることも多く、頻繁に京極さんからファッションチェックを受けている。 水着回ではほぼ100%ビキニスタイルで、また作画監督によって胸のサイズが変動する。 特に劇場版『[[ベイカー街の亡霊>劇場版 名探偵コナン ベイカー街の亡霊]]』ではイブニングドレス姿を披露し、蘭に匹敵するほどの[[巨乳]]で描かれている。 まあ、[[世良>世良真純]]が登場してからは安定してきたが。 『[[奇妙な人探し殺人事件>奇妙な人捜し殺人事件(名探偵コナン)]]』でシルエットのみの登場だった[[宮野志保>灰原哀]]の髪型は園子に似ており、それから間もなくして彼女が漫画本編に初登場。 アシスタントの「こいつが宮野明美の妹か!」との誤解に対し、作者の[[青山剛昌]]氏は「アシが騙されるんだから読者も引っかかるかも」と内心笑っていたとの事。 『[[天国へのカウントダウン>名探偵コナン 天国へのカウントダウン]]』で[[黒の組織>黒の組織(名探偵コナン)]]に狙撃されそうになった原因でもある。 名前の由来は、作者の大学時代の漫研の後輩から。連載初期にメディアの露出が多かった美容家の故・鈴木その子氏は関係ない。 『青いペン軸』によるとその後輩は『まんがライフMOMO』で編集長をしていた鈴木園子氏本人らしい。『紺青の拳』の時は園子グッズを買い漁ったとか。 ちなみにその鈴木氏は別の漫画家に「次の連載のキャラの名前お借りしていいですか?」の申し出に「&bold(){いいけど私の名前使った漫画は長期連載になりますよ}」と冗談交じりに了承したという。 当時既に『コナン』も7年目だったので十分長期だが、鈴木氏本人も単行本100巻の大台を超えるとは思っていなかっただろう。 ちなみにその名前を借りたキャラの漫画も月刊誌で1話5pの漫画で単行本は2冊だけだが7年続き、同作者が描いた[[名字を借りたキャラが主人公の漫画>せんせいのお時間]]は16年続いた。 *人物 [[一人称>一人称(日本語)]]は「私」。 二人称は、親族に対しては「パパ」「ママ」「姉貴」「叔父様」。 蘭は呼び捨て、京極は「真さん」、新一は名字か名前に「君」付け(あるいはたまに「&bold(){大馬鹿推理之助}」)、コナンは「ガキんちょ((初期の頃は「コナン君」と呼ぶことも少なくなかったが、回を追うごとに呼ぶことが増えた。))」、世良は「世良ちゃん」、[[阿笠>阿笠博士]]は「博士」。 その他の大抵の相手には、目下なら「あんた」、目上なら「あなた」「おじさま」「おばさま」など。 [[毛利小五郎]]に引けをとらないくらい能天気かつマイペースな性格でお調子者。思考も今時の女子高生らしく、ブランド物や流行物に目がない。 しかし、必要も無く家の財力を誇示したり、財力の無い人間を見下す場面はなく、日常生活では普通の女子高生としか思えない振る舞いを見せている。 ・ケーキ半額の為にコナンを誘う。 ・限定品を購入する為に米花モールに買い物に行ったとき、鈴木家の知り合いであるモールの責任者に「限定品を用意する」と言われるが、「自分の力でゲットする」と言って行列に並ぶ。 ・予約してあったフレンチのディナーをキャンセルして蘭や世良とラーメンを食べに行く。 などのように、&bold(){良い意味で"それらしくない"}ため、初対面の人に“お嬢様”だと気づかれる事は少ない。 長い付き合いである新一([[江戸川コナン]])にさえも、第44巻収録『[[怪盗キッドの驚異空中歩行>怪盗キッドの驚異空中歩行(名探偵コナン)]]』のエピソードにおいて、「&bold(){初めて}コイツがお嬢様に見えてきた…」と心の中で思われるほど。 なお、アニオリ回『町家カフェでの事件』では「ドーナツは穴が開いているから大丈夫」と[[カロリーゼロ理論>サンドウィッチマン(芸人)]]を言っていた。 ミーハーな面もあり、よく親のコネや財力を使っては自分の好きな有名人のパーティなど様々な場所に参加し、更に蘭やコナンたちもその場に招待している((特に劇場版では皆勤賞キャラ故か財力を使う事が多く、特に少年探偵団は園子のコネを何度も利用しようとしている。))。 財力が無ければ出来ないことをやる際には、友人を誘って一緒に楽しむというスタンスなのだろう。 このときだけは「感謝しなさいよー」と笑って言うことも多いが、&bold(){決して恩着せがましい態度は取らず、蘭たちと同じ立場で楽しいことや時間を共有しようとするあたりに園子の人の良さが窺える。} &s(){隙あらば「この○○は[[3人用>3人用(ドラえもん)]]なんだ」とか言い出す、[[同じ小学館の漫画>ドラえもん(作品)]]に登場するどこぞの[[小金持ち少年>骨川スネ夫]]に見習わせたいものである。} 先述の「初めてコイツがお嬢様に見えてきた…」と思われた場面も似たような状況で、怪盗キッドが空中でマジックショーを行うと予告したため、地上の人混みを避けてキッドを見物すべく近くのビルの屋上を借り切って特等席を用意し、ついでに蘭、コナン、小五郎を招待していた。 お嬢様のたしなみだからか、高校ではテニス部に所属している(ただし園子が部活に参加している様子が描かれたことは&bold(){実は一度もない}が)。 その腕前は、テニスの特訓をすることになった際、蘭に「部の先輩を相手にしないの?」と訊ねられて「弱っちくて相手にならないわよ!」と言ってのけるあたりなかなかの様子。 ただし格闘技を得意としているわけではないため、事件絡みで殺害されかけた際には、ほぼ無抵抗のままが多い。 まぁ、園子の周辺には武道や格闘技の心得があるキャラばかりだし((蘭が「空手」、世良が「截拳道」、和葉が「合気道」、小五郎と英理が「柔道」、平次が「剣道」、安室が「ボクシング」といった具合に恐ろしいメンツが揃っている。特に蘭の実力が完全に人間を辞めている次元であることは周知の通りだろう。))、現在は「[[最強の防犯システム>京極真]]」がいるので、もし誰かに狙われても安心だろう。 余談だが88巻収録の『[[仲の悪いガールズバンド>仲の悪いガールズバンド(名探偵コナン)]]』では[[とある映画>映画けいおん!]]にハマってドラムを始めようとしており、その映画では[[園子に外見がそっくりな少女>田井中律]]が出ているらしい。 初登場の事件でコナンに眠らされて以降は、小五郎不在時に[[探偵]]役に抜擢されるようになり、いつしか「&bold(){推理クイーン園子}」を自称するまでになる((ただし世良や安室などが登場してからは機会が以前より減っている。))。 本人が細かい事を気にしないタイプである為、コナンも「探偵役を任せやすい人物」と認識しているようだ。 ちなみにコナンが彼女を演じる際には、本来の園子の口調とは違い少々高飛車な口調になっており、その事も「推理クイーン」と呼ばれる所以だろうか? 実は眠らされていない時でも観察力自体はかなり高く、たまに[[事件解決のヒントになるような事を言ったり>黒きドレスのアリバイ(名探偵コナン)]]、普通は気付かなさそうな怪しい部分を指摘したりもする。 正解でこそなかったがシラフの推理でコナンからも素で「園子の推理にも一理ある」と言われる推理を披露する事も少なくない。 *対人関係 **・毛利蘭 保育園からの親友であり、今でも強い絆で結ばれている。 とある犯人に言い放った「&bold(){[[バッカじゃないの!?不確かで脆いから、いいんじゃない!!だから、心が通じ合った時にあったかくなれるのよ!!>黒きドレスのアリバイ(名探偵コナン)]]}」という台詞は、その絆の強さを表現しているといえよう。 京極が園子に想いを寄せるようになった理由が「脇目も振らずに友達を応援する姿」なのも頷ける。 そのため蘭の身に危機が迫っている場合は、誰よりも彼女の身を案じている。 実際、アニオリで[[自分が拾った携帯がきっかけで蘭が誘拐されたり>愛と決断のスマッシュ(名探偵コナン)]]、劇場版で[[蘭が記憶喪失になったり>名探偵コナン 瞳の中の暗殺者]]、[[海上で行方不明になったり>名探偵コナン 絶海の探偵]]した時には、目に大粒の涙を浮かべて悲しんでいた。 &font(l){あれ、[[コクーンというゲーム機で人質になった>名探偵コナン ベイカー街の亡霊]]ときは?…まあ、そもそも姿が描かれなかったので早々に帰ってその場に居合わせなかったため知らなかったのだろう。} また、[[山村ミサオ]]に殺人未遂事件の犯人にされかけた時にも、蘭だけは園子を必死で庇ったり、(コナンに眠らされた間に)容疑が晴れた後は安堵の涙を浮かべる蘭に対し「本当にいい友達だ」と評価している((しかし、容疑者にされた事にかなり立腹しており、この直後に園子は山村に「手痛い」仕返しをしていた。))。 そんな蘭と新一の仲を幼い頃から見ており、たまに2人の仲を茶化す事もありつつ応援している。 『[[ホームズの黙示録>ホームズの黙示録(名探偵コナン)]]』で新一に告白されたと聞いたときは周りも気付く声で驚き、返事を曖昧にスルーしてしまったと知ると「蘭も早く返事した方がいい」と勧めている。 **・江戸川コナン 「&bold(){ませた生意気なガキ}」と見ており、名前ではなく「眼鏡のガキンチョ」と呼んでいるほか、たびたび文句をぶつけるなど、ぞんざいな対応をしている。 一方で「子どもにしては勘が鋭い」と評価していたり、[[コナンが雪崩に巻き込まれた時は蘭達と必死になって探したり>名探偵コナン 沈黙の15分]]など、何だかんだで彼を認めている節もある。 **・毛利小五郎 親友の父親ということもあり、一定の敬意を払ってはいるが、同時に彼の性格も熟知しており、コナン同様ぞんざいな対応をしている。 ただし蘭やコナンたちと一緒にイベントに招待するなど、決して仲間はずれにすることはない。 当然、小五郎も園子とは面識があり、彼から「&bold(){大金持ちのじゃじゃ馬娘}」と渾名されている。 **・少年探偵団のメンバー 事あるごとに茶化されることも多いが、コナン同様なんやかんやで仲は良く、年下の友人として扱っている。 劇場版だけでも、[[灰原を殴ったテロリストに対して「子供を殴るなんて最低!」と啖呵を切ったり>名探偵コナン 天空の難破船]]、[[ベルツリータワーを貸し切りにして夜景を楽しんだり>名探偵コナン 異次元の狙撃手]]、[[東都水族館の観覧車をVIP待遇で乗れるよう手配したり>名探偵コナン 純黒の悪夢]]など、面倒見の良い場面が見られる。 ちなみに近年では外見が似ている灰原との共演も増えてきたが、互いの性格が正反対ということもあって、あまり折り合いはよくない様子((灰原からは「お尻が軽そう」と評されており、園子の方も灰原を「子供ながらクールで大人びた雰囲気」を理由に苦手としている。そのため、[[かくれんぼの鬼役として組むことになった際>名探偵コナン 水平線上の陰謀]]には、コナンに「異色のコンビ」と評された。))。 **・[[怪盗キッド>黒羽快斗/怪盗キッド]] 彼が鈴木財閥の至宝を狙う度に様々な妄想をする程の&bold(){大ファン}。 だが作中でキッドと対面するシーンは少なく、『[[奇術愛好家殺人事件>奇術愛好家殺人事件(名探偵コナン)]]』でキッドに会えなかった時には、かなりのショックを受けていた。 そんな[[キッドと京極が対決する事になった時>怪盗キッドvs京極真(名探偵コナン)]]には、やはり京極の事を第一に考えて彼の身を案じ、大会を控えているのもあって怪我をさせないようにキッドに頼みこんでいた。 *男運 初登場時から「イイ男」捜しに没頭しており、作中で気になる男を見つけては積極的にアプローチしていた。 ……だが、ルックスを優先していたからか、園子が惚れた(または向こうから声をかけてきた)男は、&bold(){皆&color(red){何かしらの問題を抱えているヤツばかり}だった}。 以下その連中の特徴 |[[某外車ブローカー>山荘包帯男殺人事件(名探偵コナン)]]|ヘタレ| |[[某広告代理店勤務>コーヒーショップ殺人事件(名探偵コナン)]]|ロリコンのタラシ| |[[某小学校教諭>スキーロッジ殺人事件(名探偵コナン)]]|不正入試斡旋の末に&bold(){生徒を口封じに[[自殺]]を装って殺すという、&color(red,Black){鬼畜度合いで言うなら「コナン3大外道な被害者」に匹敵するレベルの}ドクズ}| |[[某大学生>園子のアブない夏物語(名探偵コナン)]]|&bold(){&color(red,Black){無差別連続猟奇殺人鬼}}&footnote(ただ、こちらは一応であるが「最初の被害者に理不尽な動機でフラレた」という過去があるため、上のドクズ教師よりかは微妙ながら同情できる点はある。)| ご覧の通り、&bold(){回を追うごとに相手の本性が酷くなっている}。ここまでくると、園子が一体何をしたのかというレベルである。 &font(l){最初のヘタレについては殺人事件が起きて、どう見てもヤバい言動の旧友が刃物振り回している状況でヘタレるなというのは結構酷な話な気もするが。} そんなすさまじく男運の無かった園子にも、&bold(){第22巻にしてようやく春が訪れた}。 『[[園子のアブない夏物語>園子のアブない夏物語(名探偵コナン)]]』で知り合った[[京極真]]と恋人同士になったのである。 相思相愛の仲であるが、知り合って間もなく遠距離恋愛を余儀なくされる事に……。 京極と恋人同士になった後も(特にアニメ版で)イケメンに気移りしかける事がままあるが、根は彼一筋である。 ちなみに[[服部平次]]の事も密かに狙っていた時期がある。 *実家 家が日本に名だたる鈴木財閥なだけあり、色々持っているしやることなすことスケールが大きい。 まずお金持ちらしく伊豆高原や軽井沢、更には海外にまで別荘を所有しているが、そうした場所で事件が発生する場合も多い。実際に、初登場エピソードはそんな事件である。 加えて[[鈴木財閥60周年記念パーティを開催>コナンvs怪盗キッド(名探偵コナン)]]する際には、豪華客船を貸切にして多くの著名人を招いていた。 また、スポンサーとして様々な企業に出資してもいるので、その関係で[[人気ロック歌手のライブリハーサル見学>裏切りのステージ(名探偵コナン)]]ができるようにしたことや、[[観覧車の待ち列をスキップしての優先案内を受けられるよう口利きした>名探偵コナン 純黒の悪夢]]ことも。 更に「鈴木」を直訳した「&bold(){ベルツリー}」という名を冠するものも色々登場しており、[[ミステリートレイン>漆黒の特急(名探偵コナン)]]を走らせるのは序の口。 更に劇場版では[[飛行船を飛ばす>名探偵コナン 天空の難破船]]わ、[[タワーまでおっ立ててしまう>名探偵コナン 異次元の狙撃手]]わ、&bold(){作中の日本経済を回しまくっている}。 国内以外でも、[[ニューヨークのオークションで世界的名画を高額で落札したり>名探偵コナン 業火の向日葵]]、[[壊滅的な被害を被ったシンガポールの再建に出資したり>名探偵コナン 紺青の拳]]など、その影響力は海外にも及びつつある。 普段から隙だらけに見えるのか、作中でたまに犯人に襲われ殺されかける事がある。 劇場版に至っては、身代金目当ての誘拐のために捕らえられそうになったことも。 また[[本人の知らないうちに誘拐の標的になった事もある>カラオケボックスの死角(名探偵コナン)]]が、その犯人が別の人物に殺害された事で未遂に終わっている。 他にも劇場版では髪型を変えたところ、参考にしたのが灰原であった為に宮野志保と似てしまい、[[ジン>ジン(名探偵コナン)]]からシェリーとの人違いで狙撃されそうになるが、コナンの機転によって事なきを得ている。 「SPつければいいのでは?」と思えるくらい周辺で様々な犯罪が起きているが、園子の性格上SPなんて堅苦しいものは決してつけない事だろう。 %%側にいつも京極さんがいれば万事解決なんだけどねえ……%% *家族構成 家族は父・史郎、母・朋子の他に、大学院生の姉・綾子がいる(つまり、&bold(){園子は[[妹キャラ>弟(妹)キャラ]]}でもある)。 朋子は気高い性格だが、史郎と綾子は園子と同じで割りと庶民的な部分がある。 綾子の性格は園子とだいぶ違って清楚なタイプだが、彼女も財閥令嬢であることを鼻にかけない点は同じである。 その綾子が富沢財閥に嫁ぐ予定の為、実質的な跡取りは園子になるが、当の本人は家を継ぐ気は無いらしい。 なお、綾子は初期のエピソードにしか登場していない為、デジタルリマスター版で彼女が登場するエピソードが再放送された時には園子に姉がいた事を初めて知った視聴者もいたとか。 親族では他に、史郎の従兄弟(園子にとっては大叔父)で、鈴木財閥の相談役を務める[[次郎吉>鈴木次郎吉]]が登場している。 朋子に負けず劣らず派手好きで、大金をつぎ込んでキッド逮捕に闘志を燃やしている(だがいつも一杯食わされている)エネルギッシュでお茶目なじっちゃんである。 *[[アニメオリジナルエピソード]]での活躍 年に1、2回(近年は秋ごろに)登場しており、そのほとんどは初期のようにコナンと蘭との組み合わせでどこかに外出しているが、財閥令嬢である為に外出先に園子の知り合いがいる場合もあり、その人物が犯人や被害者になる事がある。 中には、[[この事件>サボテン狂騒曲(名探偵コナン)]]等のように様々な人物から恨みを買っていた人物と知り合いだったという場合もある(詳細は項目参照)。 ただし、話によっては園子が他人(ゲストキャラ)に対して失礼としか思えない態度を見せる事もある為、[[賛否両論]]となる事もしばしある。 劇場版に関しては、出番差はかなりあるものの皆勤賞キャラクターの一人でもある(2023年現在)。 *余談 何気に新一にとって園子は蘭と同じ[[13年前の保育園時代>サクラ組の思い出(名探偵コナン)]]からの付き合いの幼馴染であるが、そのように紹介されることはほとんど無い。 本編中で高校生の新一と直接会話しているシーンは実は長期連載の中でも『[[命がけの復活>命がけの復活(名探偵コナン)]]』くらいしか無い。 尤も、1話のリメイク版『[[エピソード“ONE” 小さくなった名探偵>名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵]]』では新一と蘭を自宅に招待しているので、疎遠なのではなく単純にそういうシーンが使われなかっただけだろうと思われる((そもそも、新一が出てくるケースが少ない。)) ちなみに『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、蘭の空手の都大会用の空手服を用意し((規格外であったので試合では使用されず。))、空手の都大会の応援にも参加した。 その際に観客席にいた京極は園子を知り、蘭をひたすら応援する彼女の姿に惚れている((周りの部員達が大笑いする中、頬を赤らめる瞬間が描かれている。))。 これは京極が初登場した事件で園子に対して語った、彼女に惹かれたきっかけの映像化にあたる。 「わたしの手にかかればこんな追記・修正、ちょろいちょろい!(全然覚えてないけど…)」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,27) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/07/26 Sun 08:18:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 鈴木園子とは、『[[名探偵コナン]]』の登場人物。 CV:[[松井菜桜子]] 演:岩佐真悠子(SPドラマ1作、2作目)、秋元才加(SPドラマ3作目~) *概要 帝丹高校2年B組に通う女子高生。 本作のヒロイン・[[毛利蘭]]とは[[幼馴染>幼なじみ]]にして親友同士で、また主人公である[[工藤新一]]の同級生でもある。 原作では第5巻収録の『[[山荘包帯男殺人事件>山荘包帯男殺人事件(名探偵コナン)]]』で初登場したが、テレビアニメでは第6話のオリジナル回『[[バレンタイン殺人事件>バレンタイン殺人事件(名探偵コナン)]]』で先に登場した。 一見普通の女子高生にしか見えない……が、実は世界有数の大財閥である鈴木財閥会長・史郎の娘という、&bold(){れっきとしたスーパー[[お嬢様>お嬢様(属性)]]。} ちなみにアニメ版で&bold(){彼女がお嬢様だと判明するのはしばらく経った後の事}である。 茶髪のボブカットで[[カチューシャ]]を着用しており、蘭がその%%角%%長い髪と抜群のプロポーションで目立ちまくる一方で決して劣りはしない。 まあ、園子本人も蘭がやたら目立つことは気にしており、コナンをして蘭を差し置いて園子がナンパされた((ただし、ナンパ男は凶悪殺人犯で標的に園子を選んでいた。))際には&bold(){滅茶苦茶怪しむ}という失礼なことをしていたが。 本人の性格もあってハデな格好をすることも多く、頻繁に京極さんからファッションチェックを受けている。 水着回ではほぼ100%ビキニスタイルで、また作画監督によって胸のサイズが変動する。 特に劇場版『[[ベイカー街の亡霊>劇場版 名探偵コナン ベイカー街の亡霊]]』ではイブニングドレス姿を披露し、蘭に匹敵するほどの[[巨乳]]で描かれている。 まあ、[[世良>世良真純]]が登場してからは安定してきたが。 『[[奇妙な人探し殺人事件>奇妙な人捜し殺人事件(名探偵コナン)]]』でシルエットのみの登場だった[[宮野志保>灰原哀]]の髪型は園子に似ており、それから間もなくして彼女が漫画本編に初登場。 アシスタントの「こいつが宮野明美の妹か!」との誤解に対し、作者の[[青山剛昌]]氏は「アシが騙されるんだから読者も引っかかるかも」と内心笑っていたとの事。 『[[天国へのカウントダウン>名探偵コナン 天国へのカウントダウン]]』で[[黒の組織>黒の組織(名探偵コナン)]]に狙撃されそうになった原因でもある。 名前の由来は、作者の大学時代の漫研の後輩から。連載初期にメディアの露出が多かった美容家の故・鈴木その子氏は関係ない。 『青いペン軸』によるとその後輩は『まんがライフMOMO』で編集長をしていた鈴木園子氏本人らしい。『紺青の拳』の時は園子グッズを買い漁ったとか。 ちなみにその鈴木氏は別の漫画家に「次の連載のキャラの名前お借りしていいですか?」の申し出に「&bold(){いいけど私の名前使った漫画は長期連載になりますよ}」と冗談交じりに了承したという。 当時既に『コナン』も7年目だったので十分長期だが、鈴木氏本人も単行本100巻の大台を超えるとは思っていなかっただろう。 ちなみにその名前を借りたキャラの漫画も月刊誌で1話5pの漫画で単行本は2冊だけだが7年続き、同作者が描いた[[名字を借りたキャラが主人公の漫画>せんせいのお時間]]は16年続いた。 *人物 [[一人称>一人称(日本語)]]は「私」。 二人称は、親族に対しては「パパ」「ママ」「姉貴」「叔父様」。 蘭は呼び捨て、京極は「真さん」、新一は名字か名前に「君」付け(あるいはたまに「&bold(){大馬鹿推理之助}」)、コナンは「ガキんちょ((初期の頃は「コナン君」と呼ぶことも少なくなかったが、回を追うごとに呼ぶことが増えた。))」、世良は「世良ちゃん」、[[阿笠>阿笠博士]]は「博士」。 その他の大抵の相手には、目下なら「あんた」、目上なら「あなた」「おじさま」「おばさま」など。 [[毛利小五郎]]に引けをとらないくらい能天気かつマイペースな性格でお調子者。思考も今時の女子高生らしく、ブランド物や流行物に目がない。 しかし、必要も無く家の財力を誇示したり、財力の無い人間を見下す場面はなく、日常生活では普通の女子高生としか思えない振る舞いを見せている。 ・ケーキ半額の為にコナンを誘う。 ・限定品を購入する為に米花モールに買い物に行ったとき、鈴木家の知り合いであるモールの責任者に「限定品を用意する」と言われるが、「自分の力でゲットする」と言って行列に並ぶ。 ・予約してあったフレンチのディナーをキャンセルして蘭や世良とラーメンを食べに行く。 などのように、&bold(){良い意味で"それらしくない"}ため、初対面の人に“お嬢様”だと気づかれる事は少ない。 長い付き合いである新一([[江戸川コナン]])にさえも、第44巻収録『[[怪盗キッドの驚異空中歩行>怪盗キッドの驚異空中歩行(名探偵コナン)]]』のエピソードにおいて、「&bold(){初めて}コイツがお嬢様に見えてきた…」と心の中で思われるほど。 なお、アニオリ回『町家カフェでの事件』では「ドーナツは穴が開いているから大丈夫」と[[カロリーゼロ理論>サンドウィッチマン(芸人)]]を言っていた。 ミーハーな面もあり、よく親のコネや財力を使っては自分の好きな有名人のパーティなど様々な場所に参加し、更に蘭やコナンたちもその場に招待している((特に劇場版では皆勤賞キャラ故か財力を使う事が多く、特に少年探偵団は園子のコネを何度も利用しようとしている。))。 財力が無ければ出来ないことをやる際には、友人を誘って一緒に楽しむというスタンスなのだろう。 このときだけは「感謝しなさいよー」と笑って言うことも多いが、&bold(){決して恩着せがましい態度は取らず、蘭たちと同じ立場で楽しいことや時間を共有しようとするあたりに園子の人の良さが窺える。} &s(){隙あらば「この○○は[[3人用>3人用(ドラえもん)]]なんだ」とか言い出す、[[同じ小学館の漫画>ドラえもん(作品)]]に登場するどこぞの[[小金持ち少年>骨川スネ夫]]に見習わせたいものである。} 先述の「初めてコイツがお嬢様に見えてきた…」と思われた場面も似たような状況で、怪盗キッドが空中でマジックショーを行うと予告したため、地上の人混みを避けてキッドを見物すべく近くのビルの屋上を借り切って特等席を用意し、ついでに蘭、コナン、小五郎を招待していた。 お嬢様のたしなみだからか、高校ではテニス部に所属している(ただし園子が部活に参加している様子が描かれたことは&bold(){実は一度もない}が)。 その腕前は、テニスの特訓をすることになった際、蘭に「部の先輩を相手にしないの?」と訊ねられて「弱っちくて相手にならないわよ!」と言ってのけるあたりなかなかの様子。 ただし格闘技を得意としているわけではないため、事件絡みで殺害されかけた際には、ほぼ無抵抗のままが多い。 まぁ、園子の周辺には武道や格闘技の心得があるキャラばかりだし((蘭が「空手」、世良が「截拳道」、和葉が「合気道」、小五郎と英理が「柔道」、平次が「剣道」、安室が「ボクシング」といった具合に恐ろしいメンツが揃っている。特に蘭の実力が完全に人間を辞めている次元であることは周知の通りだろう。))、現在は「[[最強の防犯システム>京極真]]」がいるので、もし誰かに狙われても安心だろう。 余談だが88巻収録の『[[仲の悪いガールズバンド>仲の悪いガールズバンド(名探偵コナン)]]』では[[とある映画>映画けいおん!]]にハマってドラムを始めようとしており、その映画では[[園子に外見がそっくりな少女>田井中律]]が出ているらしい。 初登場の事件でコナンに眠らされて以降は、小五郎不在時に[[探偵]]役に抜擢されるようになり、いつしか「&bold(){推理クイーン園子}」を自称するまでになる((ただし世良や安室などが登場してからは機会が以前より減っている。))。 本人が細かい事を気にしないタイプである為、コナンも「探偵役を任せやすい人物」と認識しているようだ。 とはいえ、「『眠りの小五郎』と同じことが出来るなら娘の蘭のほうが自然だろうに、何故か私ばっかり眠くなる」と彼女なりに不思議がってはいる。 ちなみにコナンが彼女を演じる際には、本来の園子の口調とは違い少々高飛車な口調になっており、その事も「推理クイーン」と呼ばれる所以だろうか? 実は眠らされていない時でも観察力自体はかなり高く、たまに[[事件解決のヒントになるような事を言ったり>黒きドレスのアリバイ(名探偵コナン)]]、普通は気付かなさそうな怪しい部分を指摘したりもする。 正解でこそなかったがシラフの推理でコナンからも素で「園子の推理にも一理ある」と言われる推理を披露する事も少なくない。 *対人関係 **・毛利蘭 保育園からの親友であり、今でも強い絆で結ばれている。 とある犯人に言い放った「&bold(){[[バッカじゃないの!?不確かで脆いから、いいんじゃない!!だから、心が通じ合った時にあったかくなれるのよ!!>黒きドレスのアリバイ(名探偵コナン)]]}」という台詞は、その絆の強さを表現しているといえよう。 京極が園子に想いを寄せるようになった理由が「脇目も振らずに友達を応援する姿」なのも頷ける。 そのため蘭の身に危機が迫っている場合は、誰よりも彼女の身を案じている。 実際、アニオリで[[自分が拾った携帯がきっかけで蘭が誘拐されたり>愛と決断のスマッシュ(名探偵コナン)]]、劇場版で[[蘭が記憶喪失になったり>名探偵コナン 瞳の中の暗殺者]]、[[海上で行方不明になったり>名探偵コナン 絶海の探偵]]した時には、目に大粒の涙を浮かべて悲しんでいた。 &font(l){あれ、[[コクーンというゲーム機で人質になった>名探偵コナン ベイカー街の亡霊]]ときは?…まあ、そもそも姿が描かれなかったので早々に帰ってその場に居合わせなかったため知らなかったのだろう。} また、[[山村ミサオ]]に殺人未遂事件の犯人にされかけた時にも、蘭だけは園子を必死で庇ったり、(コナンに眠らされた間に)容疑が晴れた後は安堵の涙を浮かべる蘭に対し「本当にいい友達だ」と評価している((しかし、容疑者にされた事にかなり立腹しており、この直後に園子は山村に「手痛い」仕返しをしていた。))。 そんな蘭と新一の仲を幼い頃から見ており、たまに2人の仲を茶化す事もありつつ応援している。 『[[ホームズの黙示録>ホームズの黙示録(名探偵コナン)]]』で新一に告白されたと聞いたときは周りも気付く声で驚き、返事を曖昧にスルーしてしまったと知ると「蘭も早く返事した方がいい」と勧めている。 **・江戸川コナン 「&bold(){ませた生意気なガキ}」と見ており、名前ではなく「眼鏡のガキンチョ」と呼んでいるほか、たびたび文句をぶつけるなど、ぞんざいな対応をしている。 一方で「子どもにしては勘が鋭い」と評価していたり、[[コナンが雪崩に巻き込まれた時は蘭達と必死になって探したり>名探偵コナン 沈黙の15分]]など、何だかんだで彼を認めている節もある。 **・毛利小五郎 親友の父親ということもあり、一定の敬意を払ってはいるが、同時に彼の性格も熟知しており、コナン同様ぞんざいな対応をしている。 ただし蘭やコナンたちと一緒にイベントに招待するなど、決して仲間はずれにすることはない。 当然、小五郎も園子とは面識があり、彼から「&bold(){大金持ちのじゃじゃ馬娘}」と渾名されている。 **・少年探偵団のメンバー 事あるごとに茶化されることも多いが、コナン同様なんやかんやで仲は良く、年下の友人として扱っている。 劇場版だけでも、[[灰原を殴ったテロリストに対して「子供を殴るなんて最低!」と啖呵を切ったり>名探偵コナン 天空の難破船]]、[[ベルツリータワーを貸し切りにして夜景を楽しんだり>名探偵コナン 異次元の狙撃手]]、[[東都水族館の観覧車をVIP待遇で乗れるよう手配したり>名探偵コナン 純黒の悪夢]]など、面倒見の良い場面が見られる。 ちなみに近年では外見が似ている灰原との共演も増えてきたが、互いの性格が正反対ということもあって、あまり折り合いはよくない様子((灰原からは「お尻が軽そう」と評されており、園子の方も灰原を「子供ながらクールで大人びた雰囲気」を理由に苦手としている。そのため、[[かくれんぼの鬼役として組むことになった際>名探偵コナン 水平線上の陰謀]]には、コナンに「異色のコンビ」と評された。))。 **・[[怪盗キッド>黒羽快斗/怪盗キッド]] 彼が鈴木財閥の至宝を狙う度に様々な妄想をする程の&bold(){大ファン}。 だが作中でキッドと対面するシーンは少なく、『[[奇術愛好家殺人事件>奇術愛好家殺人事件(名探偵コナン)]]』でキッドに会えなかった時には、かなりのショックを受けていた。 そんな[[キッドと京極が対決する事になった時>怪盗キッドvs京極真(名探偵コナン)]]には、やはり京極の事を第一に考えて彼の身を案じ、大会を控えているのもあって怪我をさせないようにキッドに頼みこんでいた。 *男運 初登場時から「イイ男」捜しに没頭しており、作中で気になる男を見つけては積極的にアプローチしていた。 ……だが、ルックスを優先していたからか、園子が惚れた(または向こうから声をかけてきた)男は、&bold(){皆&color(red){何かしらの問題を抱えているヤツばかり}だった}。 以下その連中の特徴 |[[某外車ブローカー>山荘包帯男殺人事件(名探偵コナン)]]|ヘタレ| |[[某広告代理店勤務>コーヒーショップ殺人事件(名探偵コナン)]]|ロリコンのタラシ| |[[某小学校教諭>スキーロッジ殺人事件(名探偵コナン)]]|不正入試斡旋の末に&bold(){生徒を口封じに[[自殺]]を装って殺すという、&color(red,Black){鬼畜度合いで言うなら「コナン3大外道な被害者」に匹敵するレベルの}ドクズ}| |[[某大学生>園子のアブない夏物語(名探偵コナン)]]|&bold(){&color(red,Black){無差別連続猟奇殺人鬼}}&footnote(ただ、こちらは一応であるが「最初の被害者に理不尽な動機でフラレた」という過去があるため、上のドクズ教師よりかは微妙ながら同情できる点はある。)| ご覧の通り、&bold(){回を追うごとに相手の本性が酷くなっている}。ここまでくると、園子が一体何をしたのかというレベルである。 &font(l){最初のヘタレについては殺人事件が起きて、どう見てもヤバい言動の旧友が刃物振り回している状況でヘタレるなというのは結構酷な話な気もするが。} そんなすさまじく男運の無かった園子にも、&bold(){第22巻にしてようやく春が訪れた}。 『[[園子のアブない夏物語>園子のアブない夏物語(名探偵コナン)]]』で知り合った[[京極真]]と恋人同士になったのである。 相思相愛の仲であるが、知り合って間もなく遠距離恋愛を余儀なくされる事に……。 京極と恋人同士になった後も(特にアニメ版で)イケメンに気移りしかける事がままあるが、根は彼一筋である。 ちなみに[[服部平次]]の事も密かに狙っていた時期がある。 *実家 家が日本に名だたる鈴木財閥なだけあり、色々持っているしやることなすことスケールが大きい。 まずお金持ちらしく伊豆高原や軽井沢、更には海外にまで別荘を所有しているが、そうした場所で事件が発生する場合も多い。実際に、初登場エピソードはそんな事件である。 加えて[[鈴木財閥60周年記念パーティを開催>コナンvs怪盗キッド(名探偵コナン)]]する際には、豪華客船を貸切にして多くの著名人を招いていた。 また、スポンサーとして様々な企業に出資してもいるので、その関係で[[人気ロック歌手のライブリハーサル見学>裏切りのステージ(名探偵コナン)]]ができるようにしたことや、[[観覧車の待ち列をスキップしての優先案内を受けられるよう口利きした>名探偵コナン 純黒の悪夢]]ことも。 更に「鈴木」を直訳した「&bold(){ベルツリー}」という名を冠するものも色々登場しており、[[ミステリートレイン>漆黒の特急(名探偵コナン)]]を走らせるのは序の口。 更に劇場版では[[飛行船を飛ばす>名探偵コナン 天空の難破船]]わ、[[タワーまでおっ立ててしまう>名探偵コナン 異次元の狙撃手]]わ、&bold(){作中の日本経済を回しまくっている}。 国内以外でも、[[ニューヨークのオークションで世界的名画を高額で落札したり>名探偵コナン 業火の向日葵]]、[[壊滅的な被害を被ったシンガポールの再建に出資したり>名探偵コナン 紺青の拳]]など、その影響力は海外にも及びつつある。 普段から隙だらけに見えるのか、作中でたまに犯人に襲われ殺されかける事がある。 劇場版に至っては、身代金目当ての誘拐のために捕らえられそうになったことも。 また[[本人の知らないうちに誘拐の標的になった事もある>カラオケボックスの死角(名探偵コナン)]]が、その犯人が別の人物に殺害された事で未遂に終わっている。 他にも劇場版では髪型を変えたところ、参考にしたのが灰原であった為に宮野志保と似てしまい、[[ジン>ジン(名探偵コナン)]]からシェリーとの人違いで狙撃されそうになるが、コナンの機転によって事なきを得ている。 「SPつければいいのでは?」と思えるくらい周辺で様々な犯罪が起きているが、園子の性格上SPなんて堅苦しいものは決してつけない事だろう。 %%側にいつも京極さんがいれば万事解決なんだけどねえ……%% *家族構成 家族は父・史郎、母・朋子の他に、大学院生の姉・綾子がいる(つまり、&bold(){園子は[[妹キャラ>弟(妹)キャラ]]}でもある)。 朋子は気高い性格だが、史郎と綾子は園子と同じで割りと庶民的な部分がある。 綾子の性格は園子とだいぶ違って清楚なタイプだが、彼女も財閥令嬢であることを鼻にかけない点は同じである。 その綾子が富沢財閥に嫁ぐ予定の為、実質的な跡取りは園子になるが、当の本人は家を継ぐ気は無いらしい。 なお、綾子は初期のエピソードにしか登場していない為、デジタルリマスター版で彼女が登場するエピソードが再放送された時には園子に姉がいた事を初めて知った視聴者もいたとか。 親族では他に、史郎の従兄弟(園子にとっては大叔父)で、鈴木財閥の相談役を務める[[次郎吉>鈴木次郎吉]]が登場している。 朋子に負けず劣らず派手好きで、大金をつぎ込んでキッド逮捕に闘志を燃やしている(だがいつも一杯食わされている)エネルギッシュでお茶目なじっちゃんである。 *[[アニメオリジナルエピソード]]での活躍 年に1、2回(近年は秋ごろに)登場しており、そのほとんどは初期のようにコナンと蘭との組み合わせでどこかに外出しているが、財閥令嬢である為に外出先に園子の知り合いがいる場合もあり、その人物が犯人や被害者になる事がある。 中には、[[この事件>サボテン狂騒曲(名探偵コナン)]]等のように様々な人物から恨みを買っていた人物と知り合いだったという場合もある(詳細は項目参照)。 ただし、話によっては園子が他人(ゲストキャラ)に対して失礼としか思えない態度を見せる事もある為、[[賛否両論]]となる事もしばしある。 劇場版に関しては、出番差はかなりあるものの皆勤賞キャラクターの一人でもある(2023年現在)。 *余談 何気に新一にとって園子は蘭と同じ[[13年前の保育園時代>サクラ組の思い出(名探偵コナン)]]からの付き合いの幼馴染であるが、そのように紹介されることはほとんど無い。 本編中で高校生の新一と直接会話しているシーンは実は長期連載の中でも『[[命がけの復活>命がけの復活(名探偵コナン)]]』くらいしか無い。 尤も、1話のリメイク版『[[エピソード“ONE” 小さくなった名探偵>名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵]]』では新一と蘭を自宅に招待しているので、疎遠なのではなく単純にそういうシーンが使われなかっただけだろうと思われる((そもそも、新一が出てくるケースが少ない。)) ちなみに『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、蘭の空手の都大会用の空手服を用意し((規格外であったので試合では使用されず。))、空手の都大会の応援にも参加した。 その際に観客席にいた京極は園子を知り、蘭をひたすら応援する彼女の姿に惚れている((周りの部員達が大笑いする中、頬を赤らめる瞬間が描かれている。))。 これは京極が初登場した事件で園子に対して語った、彼女に惹かれたきっかけの映像化にあたる。 「わたしの手にかかればこんな追記・修正、ちょろいちょろい!(全然覚えてないけど…)」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,27) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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