我妻善逸

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/03 Fri 20:54:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffdc00,b){夢を見るんだ}} &ruby(あがつまぜんいつ){我妻善逸}とは『[[鬼滅の刃]]』の登場人物である。 声:[[下野紘]] 誕生日―9月3日 年齢―16歳 身長―164.5cm 体重―58kg 出身地―東京府 牛込區(新宿 牛込) 趣味―花札、双六 好きなもの―甘いもの、高いもの(うなぎなど) *◆概要 主人公の[[炭治郎>竈門炭治郎]]と同期の[[鬼殺隊士>鬼殺隊(鬼滅の刃)]]。 親がいないと本人がモノローグで語っているため、捨て子である。 女性に騙されて借金を作ったところを肩代わりしてくれた人物が“育手”だったため「鬼殺隊」の候補剣士となる。 性格は女好きであり、重度のヘタレである。 #center(){&font(20,b){重度のヘタレである}} 大切な事なので2回言いました。 常に泣いているか泣き言を言っている、あるいはその両方であり、シリアスシーンでもお構いなしにネガティブ発言を垂れ流している。そしてうるさい。 その言動のせいで周囲を不安がらせたり怒らせたりしており、挙句には炭治郎のモノローグにまで現れて泣き言を垂れて炭治郎に怒鳴られている(厳密は炭治郎のイメージだが、いかにも言いそうではある)。 師は元"鳴柱"((他の流派と違い「雷の呼吸」の柱のみ呼吸名と柱名が異なる))である桑島慈悟郎。兄弟子に[[獪岳>獪岳(鬼滅の刃)]]がいた。 耳が異常によく、寝ている間に会話を聞いたり、人や生き物から発せられている微かな音が聞こえる。 具体的には呼吸音、心音、血流の音であり、注意深く聞いていると心拍数などから相手がどのようなことを考えているか分かるらしい。 嘘発見器じみた耳を持つにもかかわらず、生来の性格のため、聞こえてくる音よりも自分が信じたいと思う人を信じ、他人からは騙され続けて来た。 ちなみに炭治郎から聞こえる音は「今まで聞いたこともないような泣きたくなるような優しい音」、 [[しのぶさん>胡蝶しのぶ]]はその過去から来る複雑な想いが渦巻いているためか、よくわからない音になっているという。 *◆外見 三角模様がいくつも描かれた黄色の羽織りを着ている金髪の少年。 舞台が大正時代であるにもかかわらず金髪だが、少年漫画に髪の色のツッコミなど不毛だろうと読者が思っていれば、単行本3巻のコラムで「元々黒髪だったが修行中に木の上に隠れていたら&b(){雷に打たれて金髪になった}」という事実が明かされた。 *◆性格 性格は上述のように、重度のヘタレ且つ女好き。もはやそれが善逸のパーソナリティとなっており、よくあるヘタレキャラとは一線を画している。 結果、&bold(){「ポジティブでネガティブなヘタレ」「我妻善逸というジャンル」}と評されることもある。 ヘタレだが責任感が強く、根っからの善人であることは疑いない。だが同時にかなりのダメ人間であることも事実である。強いていうなら[[コイツ>横島忠夫]]に近いキャラクター。 炭治郎とのコンビでは完全なボケ役になるが、[[伊之助>嘴平伊之助]]も加えたトリオになると2人の天然&猪突猛進な言動に振り回されるツッコミキャラに変貌する。 本人はすぐに怯えたり逃げたり泣いたりする自身の性格を嫌悪しており、変わりたいと切に思っている。 その根底にある想いは&bold(){「人の役に立ちたい」}であり、親がおらず誰も期待してくれなかった自分に対して唯一、育手である師匠(桑島慈悟郎)だけは見限ることなく期待し続けてくれたため、人の役に立つことで&font(#ffdc00,b){「じいちゃんが自分にかけてくれた時間は無駄じゃない」}というのを証明したいと思っている。 実は楽器の演奏が得意。聴覚に優れているため一度聞けば覚えられるらしい。耳コピした音を再現できる技術の方はセンス。また、絵が上手い。 #openclose(show=無意識領域){ &b(){無意識領域} #center(){&font(red){&bold(){何で男なんかが入り込んでやがるクッソ害虫が}}} #center(){&font(red){&bold(){ここに入ってきていいのは禰豆子ちゃんだけなんだよ殺すぞ}}} 眠り鬼・[[魘夢>魘夢(鬼滅の刃)]]との戦いで描写された善逸の深層意識は何も見えず重く息苦しい闇で包まれた状態となっている。 非常に重要な情報だとは思うのだが、読者の心は&b(){枝切りバサミを持って目を血走らせた善逸の無意識人格、通称「&font(#ff0000){シザーマン善逸}」}に一気に持っていかれてしまった。無意識領域の性質からすると善逸は[[伊之助>嘴平伊之助]]同様、異常に我の強い人間ということになる。 なお、なぜ枝切りバサミなのかという点については、彼が修行していた場所では桃が実っており、その手入れに使っていたのではという考察がある。 } *◆戦闘能力 基本的にヘタレているため戦闘方面では役に立たず、挙句、敵が迫り、恐怖と責任感が極限まで達すると突然眠ってしまう。 が、眠ると冴える性格(?)らしく、眠っている間は[[鬼>鬼(鬼滅の刃)]]を目にも止まらぬ瞬速の居合で一刀両断する。 異常聴覚があるため眠っていても敵の位置などを認識できる。なお善逸は寝ている間の自分の姿を夢であると認識しているようだ。 普段こそまるで発揮できていないが、眠ることで枷の外れた善逸の身体能力は炭治郎、伊之助と比較しても凄まじいものがある((手足が痺れた状態で全身聴覚だけを頼りに高さ数mある木々を三角飛びで駆け上がり、不安定な糸を足場にさらに垂直に数m飛び上がる。上弦の鬼を2階建ての建屋の1階から屋根上まで床をぶち抜きながら押し上げるなど))。 逆に言うなら、例えば蝶屋敷での機能回復訓練では緊張も恐怖も責任感も絡まないこともあり、後から合流したにも拘らず他2人と同等以上の成果を叩き出している。 ヘタレではあるが[[煉獄>煉獄杏寿郎]]の死が切っ掛けになったのかかなり修行や戦いを積んだようで、上弦の陸との戦いでは眠った状態でありながら起きている時と何ら変わらない意思疎通を取り、高度な連携を駆使しながら戦えるまでに成長している。 …ここまで行くと夢遊病よりむしろ二重人格に近い気もする(相変わらず眠っているときの記憶はないし) 日輪刀の色は&font(#ffd700,b){黄色}で、刀身に稲妻状の模様が入っており、雷の呼吸への適正がある。 しかし彼の剣技は抜刀術スタイルな上に超速であり、抜刀から納刀まで速すぎて当初は刀身が一切描写されなかった。 上記の特徴は、&b(){[[美少女の恋人(誤解)>竈門禰豆子]]と一緒に旅をしている炭治郎に嫉妬して抜刀した}ことで判明した。流石善逸。 …要するに、実力はあるのに普段はまるで役に立たないヘタレ。 そして、いざという時&bold(){だけ}活躍する、肝心な時に&bold(){しか}頼りにならないタイプ。 おかげで[[大正のギャレン>橘朔也/仮面ライダーギャレン]]なんてあだ名がついたとかつかなかったとか。 **◆流派 ・[[&bold(){全集中 雷の呼吸}>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42639.html#id_99e24c0f]] 雷の呼吸は「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つ。呼吸音は“シィィィィ”で、口を食いしばるような形にして呼吸をする。 刹那の一撃に全てを賭けた、ある種合理的な流派。 というのも鬼は首以外を切っても致命傷にならず、逆に人間はどこであれ失血や毒でどんどん弱っていく。 &color(gold,black){ならば鬼すら知覚できない速度でもって一刀のもとに切り捨てればいい}。 ……それができれば苦労はしないのだが、血反吐を吐くような鍛錬と爆発的な加速に特化した技法で無理やり実現するのがこの「雷の呼吸」。超ハイリスク・ハイリターンを地でいくスタイルとなっている。 当然の帰結として呼吸の中でも脚を酷使する流派であり、善逸の師匠も交戦中に脚を負傷する形で引退しており、善逸自身もとある理由からいっそうのこと脚への負担が大きく、奥の手の乱発は困難になっている。 しかし酷使の見返りとでも言うべきか、ある意味では力任せな加速は&font(b,red){脚が変形寸前まで腫れても}行うことができ、窮地における脱出や強引な肉薄にも使える。 雷の呼吸のコツを伝え聞いていた炭治郎は思わぬ形でこれを実践し、起死回生を成した。 善逸はこの「雷の呼吸」を扱う上で重要視される「瞬発力」と「居合術」において&bold(){稀代の天才}と言って差し支えなく、必然的に&bold(){機動力においても群を抜く}。 足場の悪さをものともせず、頑丈とはいえ蜘蛛の糸や敵の得物を踏み台にして跳ぶことも可能で、その素質を生かし基本の型を独自のスタイルで応用・発展させるに至っている。&font(l){そんな奴が弱いだの怖いだのと喚いていたらそりゃ長男がすごい顔をするわけである} その一方、&b(){使用できる型が一つだけ}という極端さ加減であるため彼の在り方が雷の呼吸本来の姿か否かには疑問が残る。 雷の呼吸は全六種の型で構成されているが、ここでは善逸が使用したもののみを紹介する。他の型は「[[全集中の呼吸>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42639.html#id_99e24c0f]]」の項目を参照していただきたい。 #openclose(show=・善逸が用いる型一覧){ ・&bold(){壱ノ型 &ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}} 敵に向かって猛スピードで突貫し、抜刀術によりすれ違い様に頸を斬る目にも止まらぬ居合斬り。善逸が使える唯一の技。 善逸は壱ノ型しか覚えられなかったが、師匠からの&bold(){「一つできれば万々歳」「一つしかできないならそれを極限まで磨け」}との言葉を受けて壱ノ型だけを徹底的に極めている。 これで首を斬られた鬼達は&bold(){斬られた後にそのことに気付いて}そのまま死んでいく。 欠点は一々構えが必要なので抜刀までの間に妨害を受けると技が発動できないこと。 加えて&bold(){良くも悪くも直進と攻撃しかできない}為僅かでも速度が遅ければ鬼に見切られ迎撃されてしまう。 そもそも回避や防御という概念が無く、見切られ回避されると致命的な隙を晒し、速度制御を誤れば自爆特攻以外の何物でもない結果になってしまうなど見た目はカッコいいがかなり問題も多い。 このように、その実態は全力を発揮できれば絶大な成果を得られる代わりに扱いも相応に難しい、&bold(){防御を捨て全てを攻撃に極振りした高難易度技}。 少なくとも&font(b,purple){死を恐れたり命を惜しんだりする正気の精神状態で扱う}ことは難しいだろう。 最初の型でありながら扱う難易度が非常に難しいのは雷の呼吸くらいのもの。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(ろくれん){六連}} 霹靂一閃の応用技。 前述の通り、善逸は霹靂一閃しか使えない以上、いくら超スピードを出せようが進路上に罠を張っておくなどすれば容易に迎撃できてしまう。 そんな事態に対処するために放たれたのがこの変形技。その名の通り、霹靂一閃による超速突進を方向を変えながら六連続で放つ。 間違っても小太刀二刀流だったり同じポイントに六連続の斬撃を叩き込むとかではない。 軌道変更には当然足場が必要だが、移動距離の長短を調節することで充分な広さがない空間にも対応するなど使い勝手はかなり良好。 踏み込みによって発せられる音は1回の落雷に聞き間違えるほどの轟音である様子。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(はちれん){八連}} 霹靂一閃の応用技。 名前の通り8回連続で放つ霹靂一閃で、六連よりもさらに広範囲に攻撃を仕掛けられる。 炭治郎と共に堕姫の頸を斬らんと突撃する伊之助をサポートするために使用。堕姫の無数の帯の迎撃を行った。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(しんそく){神速}} 単純明快、霹靂の神速とは限界以上の踏み込みと抜刀速度で振るわれる壱の型である。 それまでとは別段階の速さであるため、堕姫は技の性質、軌道がわかっていても全く反応できなかった。そういう意味で「○連」とは別の形で&bold(){無理矢理}壱の型の欠点を克服した技とも言える。 その運動エネルギーは、全身打撲の状態で瓦礫に埋もれていても脱出が可能な程。 当然反動も大きく、足が潰れてしまうため一度の戦闘で2回も使えば完全に戦闘不能になる文字通り最後の切り札である。 元々の基本の型に存在する技なのかは不明。 ・&bold(){漆ノ型 &ruby(ほのいかづちのかみ){火雷神}} 善逸が修行の果てに編み出した、善逸オリジナルの型。 エフェクトは雷の龍。 内容は霹靂一閃と同じ「強烈な踏み込みで突撃して放つ居合斬り」だが、その速度は神速を超え上弦と化した獪岳ですら知覚できないほどの速さで行われる。 霹靂一閃とどう違うのかは不明であるが、切った後の体勢に違いが見れる。 霹靂一閃は納刀を済ましており、勢いを殺して着地もしくはすぐさま壁や地面を蹴って再使用可能なほど制御され、次への体勢が整っている。 それに対し、こちらは体を思いっきり前のめりにして刀を完全に振り切っている。 このことから、霹靂一閃に存在していた余裕全てを攻撃力と速度に費やした、&bold(){良くも悪くも究極系}ともいえる技と思われる。一言でいうと、雷の呼吸版[[リミッター解除]]。 } *◆活躍 鼓屋敷編にて屋敷突入前の道中で偶然同期の隊士である[[炭治郎>竈門炭治郎]]と合流。 &bold(){道のど真ん中で叫びながら出会ったばかりの女の子に泣きつき、引きはがした炭治郎に自分の弱さを自信満々に語りながら何故かブリッジをきめ、挙句女の子に引っ叩かれてなお騒ぎまわる奇行}は、炭治郎の顔を信じられないようなものを見たような表情に変えさせてしまう程。 鼓屋敷突入後もその煩さははそのままだったが、鬼と遭遇し恐怖と鬼から同行している少年を守らなければという責任感が振り切れたことで失神。目にも止まらぬ居合術により鬼を瞬殺した。 その後は炭治郎より一足早く鼓屋敷を脱出し、ほぼ同時に脱出した[[謎の猪男>嘴平伊之助]]から身を挺して[[禰豆子>竈門禰豆子]]の入った箱を&bold(){鬼だと知った上で}守るという漢気を見せた。 その理由は&font(#ffdc00){&bold(){「炭治郎がその箱を命より大切だと言っていたから」}}。 炭治郎からは善逸が今まで聞いたこともないような優しい音がする。だからそこには必ず理由があるはずである。だから彼はボロボロになりながらも守り抜いた。 …しかし、数話後には自分を守ってもらうんだと強いと誤解している齢一桁の少年に抱き付いて炭治郎に首チョップされ、炭治郎に強いと言われては真顔で否定し、箱の中の鬼が女の子であると分かるや炭治郎の恋人と勘違いして炭治郎を粛清しようとし、禰豆子が炭治郎の妹だと分かると炭治郎にへこへこしだす、と完全に元のキャラに逆戻りした。それでも読者の信頼を揺らがないのが善逸であるが。 那田蜘蛛山での任務に際しても、目的地が近づくにつれてヘタレはじめ、山の入り口の前で体育座りで座り込んだり、炭治郎が禰豆子を連れていったのを思い出すと全力ダッシュで山に突撃したりと相変わらずである。 だが山中で[[蜘蛛一家>累(鬼滅の刃)]]の一人、兄蜘蛛に遭遇し、知らずのうちに人を蜘蛛へと変える恐るべき毒を打ち込まれてしまう。 つまりこの時点で善逸の敗北は確定、あとは蜘蛛になるのを待つばかりだったが、&bold(){敵側からすれば理想的なヘタレ具合}で逃げ惑った挙句、その恐怖により眠りに落ち、戦闘開始。『雷の呼吸、壱の型・霹靂一閃』。たった一つ、善逸がそれだけを極めた技は果たして兄蜘蛛の頸を落とすも、毒は消滅せず実質的な相討ちとなり善逸は瀕死の身体で倒れ込む。 #center(){&font(#ffdc00,b){夢を見るんだ} &font(#ffdc00,b){幸せな夢なんだ。俺は強くて 誰よりも強くて、弱い人や困っている人を助けてあげられる。いつでも} &font(#ffdc00,b){じいちゃんの教えてくれたこと、俺にかけてくれた時間は 無駄じゃないんだ} &font(#ffdc00,b){じいちゃんのお陰で強くなった俺が たくさん…人の役に立つ…夢}} 善逸は呼吸を応用し、少しでも毒の巡りを遅らせようとするが… その後、呼吸が途切れそうになったところで胡蝶しのぶに発見され、何とか治療を受けることができた((助けてもらったきっかけは彼女が善逸の雀に案内されたことが単行本5巻で明かされた))。 が、&bold(){少年漫画補正の効きが弱い}「鬼滅の刃」では無問題という訳にはいかなかった。何としっかり手足は縮んだ状態だったのだ。 術者の死んだ血鬼術によるものだったためか投薬などの治療によって回復はしたが、3人の中では最も回復に時間がかかった。 **◆台詞集 #openclose(show=一覧){ ・頼むよ!! 頼む頼む頼む!! 結婚してくれ いつ死ぬかわからないんだ俺は!! だから結婚して欲しいというわけで!! 頼むよォ――――ッ ・やめろ――――っ!! なんでそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ ・俺はなもの凄く弱いんだぜ舐めるなよ ・何折ってるんだよ骨 折るんじゃないよ骨 折れてる炭治郎じゃ俺を守りれないぜししし死んでしまうぞ ・合図 合図 合図をしてくれよ 話しかけるなら急に来ないでくれよ心臓が口からまろび出る所だった もしそうなっていたらお前はまさしく人殺しだったぞ わかるか!? ・ほら御覧!! 出たじゃない出たじゃない!! ・ア゛――――――――ッ(汚い高音) 来ないでェ!! ・はあああ! 膝にきてる 恐怖が八割膝に!! ・折れてる炭治郎じゃだめだよ~(泣)(炭治郎の想像) ・炭治郎…俺…守ったよ…お前が…これ…命より大事なものだって…言ってたから…… ・俺が……直接炭治郎に話を聞く だからお前は……引っ込んでろ!!! ・炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする ・でも俺は人によく騙された 俺は自分が 信じたいと思う人をいつも信じた ・いいご身分だな………!! こんな可愛い女の子連れてたのか… こんな可愛い女の子連れて毎日うきうきうきうき旅してたんだな… 俺の流した血を返せよ!!! ・鬼殺隊はなぁ!! お遊び気分で入る所じゃねぇ!! お前のような奴は粛清だよ即粛清!! ・待ってくれ!!ちょっと待ってくれないか(登場以来トップクラスのキメ顔で) ・怖いんだ!! 目的地が近づいてきてとても怖い!! ・俺 嫌われてんのかな(煽り文:「&bold(){善逸 痛恨のボッチ!}」) ・なんで俺の大切な禰豆子ちゃん持ってってんだぁ――――!!! ・人面なんですけど! 人面蜘蛛なんですけど!! どういうこと これどういうこと!? 夢であれ夢であれ夢であれよお願い!! 夢であってくれたなら俺頑張るから! 起きた時 禰豆子ちゃんの膝枕だったりしたらもうすごい頑張る! 畑を耕します 一反でも二反でも耕して見せる!! 悪夢から覚めてくれぇ───っ!! ・俺は 俺が一番自分のこと好きじゃない ちゃんとやらなきゃっていつも思うのに 怯えるし 逃げるし 泣きますし ・痛くても苦しくても楽な方へ逃げるな じいちゃんにぶっ叩かれる そうだ… 炭治郎にも…怒られるぞ… ・俺は君に言いたいことがある 耳を引っ張って怪我をさせた子に謝れ。たとえ君が稼いだ金で衣食住与えていたのだとしても あの子達は君の所有物じゃない 何をしても許されるわけじゃない ・どうしたの禰豆子ちゃん喋ってるじゃない!俺のため?俺のためかな?俺のために頑張ったんだね!とても嬉しいよ俺たちついに結婚かな!?月明かりの下の禰豆子ちゃんも素敵だったけど太陽の下の禰豆子ちゃんもたまらなく素敵だよ素晴らしいよ!結婚したら毎日寿司とうなぎ食べさせてあげるから安心して嫁いでおいで!! ・あいつどこにいる?ちょっと殺してくるわ… ・適当な穴埋めで上弦の下っぱに入れたのが随分嬉しいようだな ・……フッ ははっ 爺ちゃんは耄碌してねえよ。俺がカスならアンタはクズだ 壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ 後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ ・おせーんだよ クズ ・これは俺の型だよ 俺が考えた俺だけの型 この技で いつかアンタと肩を並べて戦いたかった } **◆余談 イントネーションは「ぜん↑いつ」ではなく「ぜんいつ→」。鉛筆と同じ感じ。 周りからは出っ歯と思われてたり、禰豆子から&font(#ffd700,b){「珍妙なタンポポ」}だと思われてたりする。 『[[左門くんはサモナー]]』の人気投票で3票を獲得したことがある。 更にその後『[[約束のネバーランド]]』の人気投票で29位(44票獲得)にランクインした。 背負った借金は現在でいうと&bold(){60万円くらい。} 彼の声優を決める際は、 汚い高音選手権となったらしい。 最終選別で付けられたのは鎹鴉…ではなくなぜか雀。 人語を理解しているが喋れないため、善逸は「チュン太郎」と呼んでいるが、本名は「うこぎ」。 山菜のウコギが好物なのだが、例によって会話できないので食事はだいたい豆が出てくるらしい。 アニメ版『刀鍛冶の里編』のアバン((フジテレビ放送版のみ。))のミニコーナー&bold(){『双六大好き善逸の今日の一振り!』}では主役として活躍する。 双六のマスに書かれたお題に応じて様々な事をする姿は必見。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終回では『柱稽古編』に続くオチが描かれた。}} お願いだから追記・修正してくれ!! 頼むよォ――――ッ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,117) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/03 Fri 20:54:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffdc00,b){夢を見るんだ}} &ruby(あがつまぜんいつ){我妻善逸}とは『[[鬼滅の刃]]』の登場人物である。 声:[[下野紘]] 誕生日―9月3日 年齢―16歳 身長―164.5cm 体重―58kg 出身地―東京府 牛込區(新宿 牛込) 趣味―花札、双六 好きなもの―甘いもの、高いもの(うなぎなど) *◆概要 主人公の[[炭治郎>竈門炭治郎]]と同期の[[鬼殺隊士>鬼殺隊(鬼滅の刃)]]。 親がいないと本人がモノローグで語っているため、捨て子である。 女性に騙されて借金を作ったところを肩代わりしてくれた人物が“育手”だったため「鬼殺隊」の候補剣士となる。 性格は女好きであり、重度のヘタレである。 #center(){&font(20,b){重度のヘタレである}} 大切な事なので2回言いました。 常に泣いているか泣き言を言っている、あるいはその両方であり、シリアスシーンでもお構いなしにネガティブ発言を垂れ流している。そしてうるさい。 その言動のせいで周囲を不安がらせたり怒らせたりしており、挙句には炭治郎のモノローグにまで現れて泣き言を垂れて炭治郎に怒鳴られている(厳密は炭治郎のイメージだが、いかにも言いそうではある)。 師は元"鳴柱"((他の流派と違い「雷の呼吸」の柱のみ呼吸名と柱名が異なる))である桑島慈悟郎。兄弟子に[[獪岳>獪岳(鬼滅の刃)]]がいた。 耳が異常によく、寝ている間に会話を聞いたり、人や生き物から発せられている微かな音が聞こえる。 具体的には呼吸音、心音、血流の音であり、注意深く聞いていると心拍数などから相手がどのようなことを考えているか分かるらしい。 嘘発見器じみた耳を持つにもかかわらず、生来の性格のため、聞こえてくる音よりも自分が信じたいと思う人を信じ、他人からは騙され続けて来た。 ちなみに炭治郎から聞こえる音は「今まで聞いたこともないような泣きたくなるような優しい音」、 [[しのぶさん>胡蝶しのぶ]]はその過去から来る複雑な想いが渦巻いているためか、よくわからない音になっているという。 *◆外見 三角模様がいくつも描かれた黄色の羽織りを着ている金髪の少年。 舞台が大正時代であるにもかかわらず金髪だが、少年漫画に髪の色のツッコミなど不毛だろうと読者が思っていれば、単行本3巻のコラムで「元々黒髪だったが修行中に木の上に隠れていたら&b(){雷に打たれて金髪になった}」という事実が明かされた。 *◆性格 性格は上述のように、重度のヘタレ且つ女好き。もはやそれが善逸のパーソナリティとなっており、よくあるヘタレキャラとは一線を画している。 結果、&bold(){「ポジティブでネガティブなヘタレ」「我妻善逸というジャンル」}と評されることもある。 ヘタレだが責任感が強く、根っからの善人であることは疑いない。だが同時にかなりのダメ人間であることも事実である。強いていうなら[[コイツ>横島忠夫]]に近いキャラクター。 炭治郎とのコンビでは完全なボケ役になるが、[[伊之助>嘴平伊之助]]も加えたトリオになると2人の天然&猪突猛進な言動に振り回されるツッコミキャラに変貌する。 本人はすぐに怯えたり逃げたり泣いたりする自身の性格を嫌悪しており、変わりたいと切に思っている。 その根底にある想いは&bold(){「人の役に立ちたい」}であり、親がおらず誰も期待してくれなかった自分に対して唯一、育手である師匠(桑島慈悟郎)だけは見限ることなく期待し続けてくれたため、人の役に立つことで&font(#ffdc00,b){「じいちゃんが自分にかけてくれた時間は無駄じゃない」}というのを証明したいと思っている。 実は楽器の演奏が得意。聴覚に優れているため一度聞けば覚えられるらしい。耳コピした音を再現できる技術の方はセンス。また、絵が上手い。 #openclose(show=無意識領域){ &b(){無意識領域} #center(){&font(red){&bold(){何で男なんかが入り込んでやがるクッソ害虫が}}} #center(){&font(red){&bold(){ここに入ってきていいのは禰豆子ちゃんだけなんだよ殺すぞ}}} 眠り鬼・[[魘夢>魘夢(鬼滅の刃)]]との戦いで描写された善逸の深層意識は何も見えず重く息苦しい闇で包まれた状態となっている。 非常に重要な情報だとは思うのだが、読者の心は&b(){枝切りバサミを持って目を血走らせた善逸の無意識人格、通称「&font(#ff0000){シザーマン善逸}」}に一気に持っていかれてしまった。無意識領域の性質からすると善逸は[[伊之助>嘴平伊之助]]同様、異常に我の強い人間ということになる。 なお、なぜ枝切りバサミなのかという点については、彼が修行していた場所では桃が実っており、その手入れに使っていたのではという考察がある。 } *◆戦闘能力 基本的にヘタレているため戦闘方面では役に立たず、挙句、敵が迫り、恐怖と責任感が極限まで達すると突然眠ってしまう。 が、眠ると冴える性格(?)らしく、眠っている間は[[鬼>鬼(鬼滅の刃)]]を目にも止まらぬ瞬速の居合で一刀両断する。 異常聴覚があるため眠っていても敵の位置などを認識できる。なお善逸は寝ている間の自分の姿を夢であると認識しているようだ。 普段こそまるで発揮できていないが、眠ることで枷の外れた善逸の身体能力は炭治郎、伊之助と比較しても凄まじいものがある((手足が痺れた状態で全身聴覚だけを頼りに高さ数mある木々を三角飛びで駆け上がり、不安定な糸を足場にさらに垂直に数m飛び上がる。上弦の鬼を2階建ての建屋の1階から屋根上まで床をぶち抜きながら押し上げるなど))。 逆に言うなら、例えば蝶屋敷での機能回復訓練では緊張も恐怖も責任感も絡まないこともあり、後から合流したにも拘らず他2人と同等以上の成果を叩き出している。 ヘタレではあるが[[煉獄>煉獄杏寿郎]]の死が切っ掛けになったのかかなり修行や戦いを積んだようで、上弦の陸との戦いでは眠った状態でありながら起きている時と何ら変わらない意思疎通を取り、高度な連携を駆使しながら戦えるまでに成長している。 …ここまで行くと夢遊病よりむしろ二重人格に近い気もする(相変わらず眠っているときの記憶はないし) 日輪刀の色は&font(#ffd700,b){黄色}で、刀身に稲妻状の模様が入っており、雷の呼吸への適正がある。 しかし彼の剣技は抜刀術スタイルな上に超速であり、抜刀から納刀まで速すぎて当初は刀身が一切描写されなかった。 上記の特徴は、&b(){[[美少女の恋人(誤解)>竈門禰豆子]]と一緒に旅をしている炭治郎に嫉妬して抜刀した}ことで判明した。流石善逸。 …要するに、実力はあるのに普段はまるで役に立たないヘタレ。 そして、いざという時&bold(){だけ}活躍する、肝心な時に&bold(){しか}頼りにならないタイプ。 おかげで[[大正のギャレン>橘朔也/仮面ライダーギャレン]]なんてあだ名がついたとかつかなかったとか。 **◆流派 ・[[&bold(){全集中 雷の呼吸}>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42639.html#id_99e24c0f]] 雷の呼吸は「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つ。呼吸音は“シィィィィ”で、口を食いしばるような形にして呼吸をする。 刹那の一撃に全てを賭けた、ある種合理的な流派。 というのも鬼は首以外を切っても致命傷にならず、逆に人間はどこであれ失血や毒でどんどん弱っていく。 &color(gold,black){ならば鬼すら知覚できない速度でもって一刀のもとに切り捨てればいい}。 ……それができれば苦労はしないのだが、血反吐を吐くような鍛錬と爆発的な加速に特化した技法で無理やり実現するのがこの「雷の呼吸」。超ハイリスク・ハイリターンを地でいくスタイルとなっている。 当然の帰結として呼吸の中でも脚を酷使する流派であり、善逸の師匠も交戦中に脚を負傷する形で引退しており、善逸自身もとある理由からいっそうのこと脚への負担が大きく、奥の手の乱発は困難になっている。 しかし酷使の見返りとでも言うべきか、ある意味では力任せな加速は&font(b,red){脚が変形寸前まで腫れても}行うことができ、窮地における脱出や強引な肉薄にも使える。 雷の呼吸のコツを伝え聞いていた炭治郎は思わぬ形でこれを実践し、起死回生を成した。 善逸はこの「雷の呼吸」を扱う上で重要視される「瞬発力」と「居合術」において&bold(){稀代の天才}と言って差し支えなく、必然的に&bold(){機動力においても群を抜く}。 足場の悪さをものともせず、頑丈とはいえ蜘蛛の糸や敵の得物を踏み台にして跳ぶことも可能で、その素質を生かし基本の型を独自のスタイルで応用・発展させるに至っている。&font(l){そんな奴が弱いだの怖いだのと喚いていたらそりゃ長男がすごい顔をするわけである} その一方、&b(){使用できる型が一つだけ}という極端さ加減であるため彼の在り方が雷の呼吸本来の姿か否かには疑問が残る。 雷の呼吸は全六種の型で構成されているが、ここでは善逸が使用したもののみを紹介する。他の型は「[[全集中の呼吸>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42639.html#id_99e24c0f]]」の項目を参照していただきたい。 #openclose(show=・善逸が用いる型一覧){ ・&bold(){壱ノ型 &ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}} 敵に向かって猛スピードで突貫し、抜刀術によりすれ違い様に頸を斬る目にも止まらぬ居合斬り。善逸が使える唯一の技。 善逸は壱ノ型しか覚えられなかったが、師匠からの&bold(){「一つできれば万々歳」「一つしかできないならそれを極限まで磨け」}との言葉を受けて壱ノ型だけを徹底的に極めている。 これで首を斬られた鬼達は&bold(){斬られた後にそのことに気付いて}そのまま死んでいく。 欠点は一々構えが必要なので抜刀までの間に妨害を受けると技が発動できないこと。 加えて&bold(){良くも悪くも直進と攻撃しかできない}為僅かでも速度が遅ければ鬼に見切られ迎撃されてしまう。 そもそも回避や防御という概念が無く、見切られ回避されると致命的な隙を晒し、速度制御を誤れば自爆特攻以外の何物でもない結果になってしまうなど見た目はカッコいいがかなり問題も多い。 このように、その実態は全力を発揮できれば絶大な成果を得られる代わりに扱いも相応に難しい、&bold(){防御を捨て全てを攻撃に極振りした高難易度技}。 少なくとも&font(b,purple){死を恐れたり命を惜しんだりする正気の精神状態で扱う}ことは難しいだろう。 最初の型でありながら扱う難易度が非常に難しいのは雷の呼吸くらいのもの。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(ろくれん){六連}} 霹靂一閃の応用技。 前述の通り、善逸は霹靂一閃しか使えない以上、いくら超スピードを出せようが進路上に罠を張っておくなどすれば容易に迎撃できてしまう。 そんな事態に対処するために放たれたのがこの変形技。その名の通り、霹靂一閃による超速突進を方向を変えながら六連続で放つ。 間違っても小太刀二刀流だったり同じポイントに六連続の斬撃を叩き込むとかではない。 軌道変更には当然足場が必要だが、移動距離の長短を調節することで充分な広さがない空間にも対応するなど使い勝手はかなり良好。 踏み込みによって発せられる音は1回の落雷に聞き間違えるほどの轟音である様子。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(はちれん){八連}} 霹靂一閃の応用技。 名前の通り8回連続で放つ霹靂一閃で、六連よりもさらに広範囲に攻撃を仕掛けられる。 炭治郎と共に堕姫の頸を斬らんと突撃する伊之助をサポートするために使用。堕姫の無数の帯の迎撃を行った。 ・&bold(){&ruby(へきれきいっせん){霹靂一閃}・&ruby(しんそく){神速}} 単純明快、霹靂の神速とは限界以上の踏み込みと抜刀速度で振るわれる壱の型である。 それまでとは別段階の速さであるため、堕姫は技の性質、軌道がわかっていても全く反応できなかった。そういう意味で「○連」とは別の形で&bold(){無理矢理}壱の型の欠点を克服した技とも言える。 その運動エネルギーは、全身打撲の状態で瓦礫に埋もれていても脱出が可能な程。 当然反動も大きく、足が潰れてしまうため一度の戦闘で2回も使えば完全に戦闘不能になる文字通り最後の切り札である。 元々の基本の型に存在する技なのかは不明。 ・&bold(){漆ノ型 &ruby(ほのいかづちのかみ){火雷神}} 善逸が修行の果てに編み出した、善逸オリジナルの型。 エフェクトは雷の龍。 内容は霹靂一閃と同じ「強烈な踏み込みで突撃して放つ居合斬り」だが、その速度は神速を超え上弦と化した獪岳ですら知覚できないほどの速さで行われる。 霹靂一閃とどう違うのかは不明であるが、切った後の体勢に違いが見れる。 霹靂一閃は納刀を済ましており、勢いを殺して着地もしくはすぐさま壁や地面を蹴って再使用可能なほど制御され、次への体勢が整っている。 それに対し、こちらは体を思いっきり前のめりにして刀を完全に振り切っている。 このことから、霹靂一閃に存在していた余裕全てを攻撃力と速度に費やした、&bold(){良くも悪くも究極系}ともいえる技と思われる。一言でいうと、雷の呼吸版[[リミッター解除]]。 } *◆活躍 鼓屋敷編にて屋敷突入前の道中で偶然同期の隊士である[[炭治郎>竈門炭治郎]]と合流。 &bold(){道のど真ん中で叫びながら出会ったばかりの女の子に泣きつき、引きはがした炭治郎に自分の弱さを自信満々に語りながら何故かブリッジをきめ、挙句女の子に引っ叩かれてなお騒ぎまわる奇行}は、炭治郎の顔を信じられないようなものを見たような表情に変えさせてしまう程。 鼓屋敷突入後もその煩さははそのままだったが、鬼と遭遇し恐怖と鬼から同行している少年を守らなければという責任感が振り切れたことで失神。目にも止まらぬ居合術により鬼を瞬殺した。 その後は炭治郎より一足早く鼓屋敷を脱出し、ほぼ同時に脱出した[[謎の猪男>嘴平伊之助]]から身を挺して[[禰豆子>竈門禰豆子]]の入った箱を&bold(){鬼だと知った上で}守るという漢気を見せた。 その理由は&font(#ffdc00){&bold(){「炭治郎がその箱を命より大切だと言っていたから」}}。 炭治郎からは善逸が今まで聞いたこともないような優しい音がする。だからそこには必ず理由があるはずである。だから彼はボロボロになりながらも守り抜いた。 …しかし、数話後には自分を守ってもらうんだと強いと誤解している齢一桁の少年に抱き付いて炭治郎に首チョップされ、炭治郎に強いと言われては真顔で否定し、箱の中の鬼が女の子であると分かるや炭治郎の恋人と勘違いして炭治郎を粛清しようとし、禰豆子が炭治郎の妹だと分かると炭治郎にへこへこしだす、と完全に元のキャラに逆戻りした。それでも読者の信頼を揺らがないのが善逸であるが。 那田蜘蛛山での任務に際しても、目的地が近づくにつれてヘタレはじめ、山の入り口の前で体育座りで座り込んだり、炭治郎が禰豆子を連れていったのを思い出すと全力ダッシュで山に突撃したりと相変わらずである。 だが山中で[[蜘蛛一家>累(鬼滅の刃)]]の一人、兄蜘蛛に遭遇し、知らずのうちに人を蜘蛛へと変える恐るべき毒を打ち込まれてしまう。 つまりこの時点で善逸の敗北は確定、あとは蜘蛛になるのを待つばかりだったが、&bold(){敵側からすれば理想的なヘタレ具合}で逃げ惑った挙句、その恐怖により眠りに落ち、戦闘開始。『雷の呼吸、壱の型・霹靂一閃』。たった一つ、善逸がそれだけを極めた技は果たして兄蜘蛛の頸を落とすも、毒は消滅せず実質的な相討ちとなり善逸は瀕死の身体で倒れ込む。 #center(){&font(#ffdc00,b){夢を見るんだ} &font(#ffdc00,b){幸せな夢なんだ。俺は強くて 誰よりも強くて、弱い人や困っている人を助けてあげられる。いつでも} &font(#ffdc00,b){じいちゃんの教えてくれたこと、俺にかけてくれた時間は 無駄じゃないんだ} &font(#ffdc00,b){じいちゃんのお陰で強くなった俺が たくさん…人の役に立つ…夢}} 善逸は呼吸を応用し、少しでも毒の巡りを遅らせようとするが… その後、呼吸が途切れそうになったところで胡蝶しのぶに発見され、何とか治療を受けることができた((助けてもらったきっかけは彼女が善逸の雀に案内されたことが単行本5巻で明かされた))。 が、&bold(){少年漫画補正の効きが弱い}「鬼滅の刃」では無問題という訳にはいかなかった。何としっかり手足は縮んだ状態だったのだ。 術者の死んだ血鬼術によるものだったためか投薬などの治療によって回復はしたが、3人の中では最も回復に時間がかかった。 **◆台詞集 #openclose(show=一覧){ ・頼むよ!! 頼む頼む頼む!! 結婚してくれ いつ死ぬかわからないんだ俺は!! だから結婚して欲しいというわけで!! 頼むよォ――――ッ ・やめろ――――っ!! なんでそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ ・俺はなもの凄く弱いんだぜ舐めるなよ ・何折ってるんだよ骨 折るんじゃないよ骨 折れてる炭治郎じゃ俺を守りれないぜししし死んでしまうぞ ・合図 合図 合図をしてくれよ 話しかけるなら急に来ないでくれよ心臓が口からまろび出る所だった もしそうなっていたらお前はまさしく人殺しだったぞ わかるか!? ・ほら御覧!! 出たじゃない出たじゃない!! ・ア゛――――――――ッ(汚い高音) 来ないでェ!! ・はあああ! 膝にきてる 恐怖が八割膝に!! ・折れてる炭治郎じゃだめだよ~(泣)(炭治郎の想像) ・炭治郎…俺…守ったよ…お前が…これ…命より大事なものだって…言ってたから…… ・俺が……直接炭治郎に話を聞く だからお前は……引っ込んでろ!!! ・炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする ・でも俺は人によく騙された 俺は自分が 信じたいと思う人をいつも信じた ・いいご身分だな………!! こんな可愛い女の子連れてたのか… こんな可愛い女の子連れて毎日うきうきうきうき旅してたんだな… 俺の流した血を返せよ!!! ・鬼殺隊はなぁ!! お遊び気分で入る所じゃねぇ!! お前のような奴は粛清だよ即粛清!! ・待ってくれ!!ちょっと待ってくれないか(登場以来トップクラスのキメ顔で) ・怖いんだ!! 目的地が近づいてきてとても怖い!! ・俺 嫌われてんのかな(煽り文:「&bold(){善逸 痛恨のボッチ!}」) ・なんで俺の大切な禰豆子ちゃん持ってってんだぁ――――!!! ・人面なんですけど! 人面蜘蛛なんですけど!! どういうこと これどういうこと!? 夢であれ夢であれ夢であれよお願い!! 夢であってくれたなら俺頑張るから! 起きた時 禰豆子ちゃんの膝枕だったりしたらもうすごい頑張る! 畑を耕します 一反でも二反でも耕して見せる!! 悪夢から覚めてくれぇ───っ!! ・俺は 俺が一番自分のこと好きじゃない ちゃんとやらなきゃっていつも思うのに 怯えるし 逃げるし 泣きますし ・痛くても苦しくても楽な方へ逃げるな じいちゃんにぶっ叩かれる そうだ… 炭治郎にも…怒られるぞ… ・俺は君に言いたいことがある 耳を引っ張って怪我をさせた子に謝れ。たとえ君が稼いだ金で衣食住与えていたのだとしても あの子達は君の所有物じゃない 何をしても許されるわけじゃない ・どうしたの禰豆子ちゃん喋ってるじゃない!俺のため?俺のためかな?俺のために頑張ったんだね!とても嬉しいよ俺たちついに結婚かな!?月明かりの下の禰豆子ちゃんも素敵だったけど太陽の下の禰豆子ちゃんもたまらなく素敵だよ素晴らしいよ!結婚したら毎日寿司とうなぎ食べさせてあげるから安心して嫁いでおいで!! ・あいつどこにいる?ちょっと殺してくるわ… ・適当な穴埋めで上弦の下っぱに入れたのが随分嬉しいようだな ・……フッ ははっ 爺ちゃんは耄碌してねえよ。俺がカスならアンタはクズだ 壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ 後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ ・おせーんだよ クズ ・これは俺の型だよ 俺が考えた俺だけの型 この技で いつかアンタと肩を並べて戦いたかった } **◆余談 イントネーションは「ぜん↑いつ」ではなく「ぜんいつ→」。鉛筆と同じ感じ。 周りからは出っ歯と思われてたり、禰豆子から&font(#ffd700,b){「珍妙なタンポポ」}だと思われてたりする。 『[[左門くんはサモナー]]』の人気投票で3票を獲得したことがある。 更にその後『[[約束のネバーランド]]』の人気投票で29位(44票獲得)にランクインした。 背負った借金は現在でいうと&bold(){60万円くらい。} 彼の声優を決める際は、 汚い高音選手権となったらしい。 最終選別で付けられたのは鎹鴉…ではなくなぜか雀。 人語を理解しているが喋れないため、善逸は「チュン太郎」と呼んでいるが、本名は「うこぎ」。 山菜のウコギが好物なのだが、例によって会話できないので食事はだいたい豆が出てくるらしい。 アニメ版『刀鍛冶の里編』のアバン((フジテレビ放送版のみ。))のミニコーナー&bold(){『双六大好き善逸の今日の一振り!』}では主役として活躍する。 双六のマスに書かれたお題に応じて様々な事をする姿は必見。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終回では『柱稽古編』に続くオチが描かれた。}} お願いだから追記・修正してくれ!! 頼むよォ――――ッ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,118) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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