まちカドまぞく

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&font(#6495ED){登録日}:2017/01/08 Sun 01:42:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 43 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(18){&font(#0000cd){&bold(){魔法少女なんて}}}} #center(){&size(18){&font(#0000cd){&bold(){魔族(わたし)の手にかかれば}}}} #center(){&size(13){&font(#0000cd){&bold(){楽勝ですよ……たぶん!}}}} まちカドまぞくとは、まんがタイムきららキャラットに連載されている4コマ漫画である。 作者は伊藤いづも。2021年2月時点で既刊6巻。 2019年7月~9月にアニメが放映された。さらに2020年8月に二期の製作が発表。 2022年4月よりアニメ2期「まちカドまぞく2丁目」が放送開始。時は来た!時来てるぞ! 監督は桜井弘明、シリーズ構成は大知慶一郎、制作はJ.C.STAFFが一貫して担当。 *◆概要 2014年に連載開始された4コマ漫画作品。 魔族に目覚めた少女が自らの家にかかった呪いを解くため、魔法少女に勝とうと奮闘する物語… と、だけ聞くとシリアスなバトル物にも聞こえるが、実際は本人たちの日常生活を描いた&b(){コメディ要素の多めな作品}である。 特にオノマトペや台詞回しは作者のセンスが光る非常に独特なものになっている為一見の価値アリ。 一方、ファンタジー要素を含んだ背景設定もしっかり生かされており、シリアスとコメディが絶妙に混ざり合っているのも特徴である。 作品の特徴として、とにかくコマの描き込みが細かく、その中には今後の展開の伏線やクスリと笑える小ネタが仕込まれていたりする。 読めば読むほど新しい発見ができ、何度も読み返したくなる作品に仕上がっていると言えるだろう。実際作者もそういう作品を狙っているらしい。((https://media.comicspace.jp/archives/12126/2)) また、単行本一巻ごとにエピソードの区切りをつけており、前半部分の小ネタ・伏線を後半で悉く回収して行く手腕は圧巻の一言。 単行本では巻頭、各回の幕間、カバー下に描き下ろしの小ネタが収録されており連載派にもおススメ。 というか、この描き下ろし部分のネタも本編に盛り込まれることがある。 ちなみに、一巻分のストックが溜まってから単行本が発売されるまで数か月の間があるので話を追うときは注意。 今までのところ、きららキャラット9月号(7月発売)でストックが溜まり10月に発売されるというのがパターンになっている。((5巻についてはアニメと合わせるために最新話分まで収録して7月に発売された。そしてアニメ終了と共に作者の体調不良によって4ヶ月休載、その後番外編を挟んで連載再開した)) *◆あらすじ >15歳のある朝、封印されし魔族の力に目覚めた吉田優子の任務は、 ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!?  >ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が 「月4万円生活の呪い」解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロイン4コマ! >#right(){&size(10){(まんがタイムきららweb 作品紹介ページより引用)}} *◆キャラクター紹介 **&font(#994c00){&bold(){吉田優子}}/&font(#0000cd){&bold(){シャドウミストレス優子}}(よしだ ゆうこ) CV:小原好美 #center{&font(16, #0000cd){&bold(){これで勝ったとおもうなよ~~~!!!}}} 主人公。少しウェーブのかかった茶髪の少女。 封印されし「闇の一族」の末裔であり、ある日突然まぞくとしての力に覚醒したことで物語が始まる。 15歳の高校一年生だが背は低めで、強いコンプレックスを抱いている。 その一方で胸はかなり大きく((アニメ2期のスタッフトークイベント会場の看板に小さく書かれた作者コメントによると、バストサイズはEぐらいとのこと。明らかにそれ以上あるように見えるが…))、特に後述の「危機管理フォーム」の装いでは大変目立つが、作中では良くも悪くも一切触れられない。 (作品全体の傾向として、キャラごとのスタイルのメリハリはしっかりしているが、そこに言及されることはほぼ無い。) が、彼女の外見を語る上で最も特徴的なのは、魔族として覚醒したとき生えた&bold(){角と尻尾}だろう。 角はいかにも「魔族」然とした山羊角。側頭部の大半を占めるご立派様であり、実際重いらしい。&font(l){つのハンドル} 尻尾はシーンによってだいぶ長さが変わるが、概ね背丈ほどの細長い紐状。&font(l){まぞく停止ヒモ} 先端部は♠型になっている。猫の耳のような触感らしく、感情に合わせて激しく動く。よくジグザグに折れ曲がっているが骨などはあるのだろうか…… ちなみに感覚はちゃんとある模様。ただし、あまりに長いため、尻尾の先から感覚が伝わるのに1.5秒かかる。 なお、ズボンなどでは裾の下から尻尾を出しており、こだわりが感じられる。((アニメでは上から出している)) 素の口調では誰に対しても敬語を使うが、まぞくとして目覚めてからはキャラ付け(?)なのか悪役っぽい喋り方になることもある。 &font(l){なおスマホ入手後は順調に悪いインターネットに染まり、ミカンに「ママアアアアアアア」とクソリプを送ったりしている} また一人称的に「まぞく」と使うことがある。 4コマのタイトルでは初期の頃を除いて「まぞく」と表記され、作中セリフでも基本的に「魔族」ではなく「まぞく」。 家族や友達、そして宿敵のはずの魔法少女たちのことさえも想う優しい子。 「&font(#0000cd){シャドウミストレス優子}」は魔族として覚醒したときにつけられた活動名。長いのでもっぱら「&font(#0000cd){&bold(){シャミ子}}」と略される。 作中ではほとんどこの名前で呼ばれており、あまりに本名が出ないせいで本人すら「優子」と呼ばれてキョトンとすることがある。 現状「優子」と呼ぶのは母の清子と白澤店長ぐらい。 この活動名だが、暗黒役所なる公的な機関に届け出されたためか&bold(){学校でもシャドウミストレス優子名義である。} 担任からも普通に「シャドウミストレスさん」「シャミ子さん」と呼ばれている絵はかなりシュール。 身体能力は非常に低く、身体を借りたごせんぞ曰く「ちょっと動いただけで重心がグラグラする、息も上がる、力は入れづらいし、首と肩も凝ってるし、ついでにうっすら目が悪い」。散々である。 成績の方も理系は壊滅と、お世辞にも良いとは言えないポンコツぶり。 電子機器にも疎く、洗濯も満足にできないと一般知識に関しても微妙な部分が多いものの、料理の腕に関してはそこそこ。 これらの低スペックには一族にかけられた呪いが多分に影響している……と思いきや、おかーさんも結構アレなのでただの遺伝という可能性も。 もっとも、境遇を考えるとまともな日常生活を送るのも厳しかったと思われるので、呪い以前に「経験不足」という点も大きいと思われる。 実際、最初は操作がおぼつかなかったスマホは短期間でかなり使いこなせるようになっており、体力に関しても桃との特訓で大分鍛えられてきた。 家はかつて光の一族にかけられた呪いが原因で貧乏。 住んでいるアパート「ばんだ荘」は一見廃墟に見えるほどボロいし、机もダンボール箱だったりする。 そんな環境なので食事も質素であり、腐ってるなど本能的に食えないレベルの物でなければ美味しくいただける特技(?)の持ち主。 とはいえ味覚自体はまともであり、作る料理も魔法少女達から好評を博している。 趣味はレトロゲーム、特にRPG。貧乏ゆえ最新ゲームは買えず、ワゴンセールのものを遊んでいたようだ。 たまに出る魔族らしい尊大な口ぶりも、[[往年のRPGの魔王>りゅうおう(DQ)]]あたりが影響しているのかもしれない。 作中では「まぞく」「闇の一族の末裔」などと呼ばれているが、具体的にはまぞくの一種、[[夢魔]]の末裔であり、他人の夢(潜在意識)に潜り込む力を備えている。 潜在意識に潜り込むことから対象の意識に大きく影響を与えることができ、やり方次第では洗脳も可能と非常に凶悪な能力なため危険視する者も多い。 さらに夢の中では望んだ物を取り出せるが、シャミ子当人の想像力とアイデアストックが貧しいので自前では大それた武器などは出せない。 魔族として覚醒したものの、身体能力には変化がなく、むしろ角の分頭が重くなって弱体化と恩恵は特にない……と当初は自己申告していたが、実のところ早退がちだった病弱な体が健康体になっているので日常生活的な面では大きなプラスといえる。 優しく素直で正義感も強く、誰からも好かれる人柄でありポンコツ&天然ボケ気味&s(){かつ爆乳}と、まぞくでありながら&color(orange){天使}といって過言ではない彼女だが、一方で&bold(){かなり負けん気が強かったりする。} 馬鹿にされる、見くびられる、哀れまれるといったことにかなり敏感であり、作中でたびたび(それこそ第一話から)怒っている。 「身体が弱いから」と気を遣われることすら彼女的にはNGらしく、体育でも他の生徒と対等に扱ってくれることを望んでいたり、桃との特訓にも元々病弱だったことを極力隠して付き合ったりと徹底している。 そのガッツゆえか、ポンコツながらも「力」に対しては貪欲。話が進むにつれてシャミ子の「目標」は増えたり変遷している(一族の封印を解く→千代田桜の捜索→街を守る→&color(white){桃の笑顔を守る})が、そのための「手段」として&bold(){強くなる}という思いは一貫しており、シャミ子の成長がこの作品の大きなテーマの一つとなっている。 実際に後述の「危機管理フォーム」を代表に徐々にできることが増えてきており、1巻ごとに最低1つは新たな能力か既存能力の強化が起きている。 さらに様々な人と知り合ったこともあって人間的にも大きく成長しているが、一方で桃との距離が近づきすぎたせいか独占欲で心がざわついたりと、年頃の少女らしく揺れ動くことも多い。がんばれシャミ子。 千代田桃とは、まぞくに目覚めた直後、魔法少女の生き血を求めてる最中にピンチを救ってもらったことがきっかけで知り合う。最初は桃の特訓に振り回されつつ宿敵として彼女を打倒することが目的だったが、桃の意外な一面や彼女の目的を知ったことで徐々に仲が深まり、やがて光と闇の対立を越えた「義理の眷属」となる。 桃との関係性を一言で言い表すのは難しく、親友ともいえるしライバルでもあり、たまに&bold(){恐怖の象徴}とみなしていたりと複雑。 さらにどうやら&color(hotpink){桃の身体とコスチュームに変な執着}があるようで、闇落ちフォームのへそを触ろうと躍起になったり紐パンのようなものが気になって引張ってみようとしたりと、今では完全にセクハラまぞく。 ネット上では後述の「シャミ子が悪いんだよ」のように桃側がクレイジーサイコレズのようにレッテル貼りされることも多いが、実際はシャミ子のほうがややそっちの気があるような描写が多かったりする。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){6巻では隣で寝ることになった際大いに焦り「歯みがいてきていいですか!?電気消す派ですか?」と爆弾発言をかましている。}} **&color(hotpink){&bold(){千代田桃}} (ちよだ もも) CV:[[鬼頭明里]] #center{&color(hotpink){まずは手っ取り早く&bold(){筋肉}をつけよう。} &color(hotpink){さらに&bold(){筋肉}をつけて、ついでに&bold(){筋肉}をつけよう。そして&bold(){筋肉}をつけよう。} &color(hotpink){あと言い忘れたけど、&bold(){筋肉をつけよう。}}} シャミ子が偶然出会った「&bold(){魔法少女}」。通称「ちよもも」「&color(hotpink){桃色魔法少女}」 ちなみに4コマのタイトルではよく「桃色」と表記される。形容詞的用法に限らず、固有名詞としても「桃色」。「桃色さん」とか書かれてることも。((とはいえシャミ子の「まぞく」ほど絶対的ではなく、普通に「桃」「桃さん」「桃ちゃん」などと書かれたり「魔法少女」だったり。)) また、アニメ版におけるシャミ子の一部「桃」の言い方に端を発して視聴者間で「もんも」という表現・呼び方も普及しつつある。 その名に違わぬ桃色のショートヘアをしており、変身後は短めのツインテールに変わる。 とてつもない身体能力の持ち主で、初っ端から片手でダンプカーを止めたのにはじめ、握力や肺活量を測定したらカンストしていたり、朝フル(朝から&bold(){フルマラソン})を習慣にしたりしている。趣味も鍛錬。 &del(){奇しくも本作と同時期に[[筋トレを題材にした作品>ダンベル何キロ持てる?]]もアニメ化されており視聴者から「肉のお姉さん」「シルバーマンジムに行け」とか言われたり。} ミカンの回想では10年前の時点で大型の錠前を破壊するなど、幼い頃から筋力極振りだったらしい。 他にも「フレッシュピーチハートシャワー」なる技も使えるらしいが詳細は不明。 これは中技でもっと強力な大技もあるが、血を採られて魔力が減って以降は大技を使用不可能になってしまった。 武器となる魔法のステッキの他に、「ハートフルピーチモーフィングステッキ」という小さな魔法のステッキも所有していて服装を一瞬で変化させたりできる。 六年ほど前に世界を救ったことがあるようだが、現在は魔法少女としてのやる気はあまりない。 これだけ強くても本人は「自分は弱い方(同僚が強かった)」と謙遜している。 旧知の魔法少女としては後述のミカンに加え、「ブドー」がいるらしい。しかしこの二人は「世界を救った」一件には関与していないため、別件のパーティっぽい。 成績面でも全教科優秀という天才肌。手先も器用で裁縫や工作も得意である。 その一方、料理の腕は壊滅的であり、見た目がボロ屑のようになるのはまだ良い方、酷いときには&color(hotpink){桃色に発光する}。 卵を1つ割っただけでも&color(purple){「デュモーン‼︎」}という効果音と共に桃色に発光し、体積が数倍に膨れ、桃色の煙と謎のブツブツと植物の芽らしき物体が発生してしまう。しかもウネウネ動く。もうこれ一種の呪いじゃないか? ちなみにシャミ子は火を通せば食べられるかもと考えていた。 当人もメシマズを自覚しており、また味覚はまともなため、基本的には自炊せずにジャンクフードやコンビニ飯で済ましている。 当初はシャミ子を餌付けしようとしていたのだが、その食生活を見かねたシャミ子がメシ炊きまぞくとなった結果、&bold(){逆に餌付けされた。} 作品開始当初は広い一軒家でメタ子と暮らしていたが、後にばんだ荘に移住。 結果、シャミ子への食の依存がさらに高まった。&bold(){シャミ子に米を炊かせるレベルで。} 桃がシャミ子に剥かれて食べられる[[(物理)]]&bold(){「フロイトが手をたたいて喜びそうな悪夢」}を見た際にはシャミ子をよこしままぞく認定して詰め寄ったが、実は夢魔の能力など関係なく&bold(){桃が勝手に見ていただけ}だった。[[フロイト先生も爆笑だZE☆>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]] 一見真面目な感じに見えるが、実際のところどこかズレており、結果シャミ子とのやりとりがよくコントじみた感じになる。 光と闇の一族という関係上、シャミ子とは敵のはずだが何故か彼女を鍛えて強くしようとしたり、彼女を守ろうとしたりしている。 かつては明るい性格で、変身の時もかわいらしく回ったりするような子だったようだが、現在はどこか暗い感じになってしまっている。 #openclose(show=今明かされる!桃色の目的){ 桃は元々は孤児であり、魔法少女の素質を見出した桜に妹として引き取られて幸せな日々を過ごしていた。 しかし十年前、桃が一時桜ヶ丘を離れている間に桜が行方不明になってしまった。 桃は姉の行方の手掛かりを求めて桜ヶ丘に戻るも、古株のまぞくは桜が遺した結界で保護され、魔法少女の自分とは接触できなくなっていた…… そんな折、なんの偶然か出くわした貴重なまぞくこそ、一族の封印を解くために魔法少女を探していたシャミ子である。 シャミ子に付きまとったのは、「闇の力に目覚めたシャミ子が悪事を行わないか監視する」 「シャミ子が他の魔法少女に狩られないよう鍛える」という表向きの目的もあったが、 唯一の手掛かりとなるまぞくのシャミ子(と、その一族)を逃さないためという個人的な面もあった。 とはいえ、シャミ子個人のことも気に入っており、魔法少女によるまぞく狩りに遭ってほしくないというのも間違いなく本音だが。 3巻において、シャミ子を通して白澤と接触し、最終的に桜の居場所を突き止めることに成功。 以後は姉の願いを聞き入れ、シャミ子と共に町の平穏を守っていくことに邁進している。 なお、桜ヶ丘に戻ってきたのは九年前であり、その後も色々あったとのこと。 その際に体中に大きな傷を負っており、現在もその傷跡が残っている。((初期の物販の抱き枕には描かれていない。作者曰く「マジカル化粧とかで消した」とのこと。ネタバレになることもあるため取りやめたらしい。ただし指摘が多かったのか以降の物販では服や小物で傷を隠すような絵になっている。)) 魔法少女は通常の傷であれば短期間で完治するのだが、&bold(){エーテル体同士でやりあった}傷は消えづらいらしい。 ミカンによると、&font(b){胴体が千切れるくらい}しないとそんな傷は残らないとのこと。 //((ただしミカンは「エーテル体同士でやりあった」という事は知らないと思われるので、「通常の怪我」であればそれくらい必要ということなのかもしれない。)) この他にも、完全に肉体を失った魔法少女のコアを見たことがある模様。 少なくとも3歳の頃から&color(pink){フレッシュピーチ}をやっており、自称「魔法少女 芸歴12年目」。 曰く「物心ついたらあの格好だったしそこそこ強かった」とのこと。 } その過去については5巻時点でも未だ謎の多い人物。 #openclose(show=今明かされない!桃色の過去!(原作最新刊のネタバレ)){ 実は桃は日本人ではなく外国(キリル文字圏であり、おそらくウクライナ)で生まれており、所属していたらしき組織が壊滅。桜と誰何によって保護された後、桜に引き取られた。(カラーイラストのうち何点かで、桃の肌色だけ色素が薄く描いてあるのもこれに則っているという考察がある) //(勤めていたというのは筆者による考察を出ないため鵜吞みにしないこと) この時桃は名前がなく(オペレーション27と名乗っていたがこれは名前ではなく単なる番号だと推測される)この時に桃という名前をもらった。 具体的に組織で何をされていたのかはまだ描写されていないが、番号で呼ばれていたこと、手術着のような服しか着ていなかったこと、保護の前に誰何が「どうしてこんなことができるんだ」と泣いていたことから、非道な扱いを受けていた可能性が高い。 そのためか、その後ヨシュアによってこの時の記憶は封印され、普通の施設で育てられ桜に保護されたという偽の記憶が付けられた。このことを知っているのは桜と誰何、およびメタ子とメタ子の記憶を覗いたシャミ子のみである} **&color(orange){&bold(){陽夏木ミカン}} (ひなつき―) CV:高柳知葉 #center{&color(orange){あら?桃は牛肉を持ってきたのね} &color(orange){ちょうど今日は&bold(){レモンを持っていて…}}} 魔力が減った桃が町とシャミ子を守るため呼んだ助っ人魔法少女。わけありミカン &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){→ ママ魔法少女}} その名の通りオレンジ色の髪に蜜柑の葉を思わせる緑色のリボンをしている。ちなみにこのリボンはエーテル体から生えており、実は自分の意志で動かせる。 肩が出るタイプの服を好んで着ており、シーンによっては下着の肩紐が見えてる事もある隠れお色気担当。シャミ子の危機管理フォームがあるだろうって?チラリズムを知らんのか貴様。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シャミ子の肩紐が見たい紳士諸君は原作3巻もしくはアニメ2期第一話を見るのだ。}} 服のセンスも良いらしく、色々と壊滅的な桃にアドバイスをした事もあるが、最終的に思考を放棄した桃に着ている服を脱がされ奪われそうになった。 難がありがちな魔法少女たちの中ではまともな娘らしく、少し勝気な所はあるが明るく元気な子。 しかし、かつて巻き込まれた事件の後遺症で「関わった物にささやかな困難が降りかかる呪い」を受けてしまっている。 これはミカンが動揺すると発動してしまい、被害を受けた相手はだいたい情報量過多な状態になる。 本人によると、桃が生コンに埋まったり砂漠を縦断するハメになった例もあるとか。どこがささやかだ。 しかもびっくりするだけでなく嬉しすぎても呪いが発動する面倒な仕様のため、彼女が何かをやらかして落ち込みそうな時はフォローが大変。ちなみに最も呪いが激しいのは気絶した時。 また、良かれと思ってやったことが裏目に出ることがやたら多い損な性分でもある。 桜ヶ丘に来てからは桃の家に住んでいる。十年前、桃がまだ明るかった頃に知り合ったが、再会した時には桃が暗くなっていたため驚いていた。 その後、ばんだ荘に移住。桃ほどではないがライフラインをシャミ子に依存している。 料理に関しては壊滅的とまでは行かないようだが、自炊はしないようだ。 その一方、&color(orange){柑橘類への思い入れは異常と言っていいレベル}であり、あらゆる料理を酸っぱくするほど。&bold(){かんきつ類DD女子}。 鍋やバーベキューなどの際もどこからともなくレモンを取り出し、かけようとする。&bold(){周囲8マスを柑橘化}する&bold(){れんぞくかんきつ魔}。 スイーツバイキングにおいては&color(orange){皿を柑橘類で埋めるトラップキャラ}扱いとなっていた。 最新巻ではとうとう「隣のコマへの柑橘攻撃」が公式設定の特技になってしまった。 ちなみに母親直伝のみかんカクテル作りも得意。もちろん本人は未成年なので飲んだ経験はない。 曰く&color(orange){「全く酒の味がしないけど度数が高いから&bold(){数秒でへべれけになるやべぇやつ}」}らしく、 飲んだリリスがメソポタ伝統芸の裸踊りを披露しそうになった。もちろんシャミ子が全力で阻止したが。 酸味が嫌いな人には流石に柑橘攻撃をやらないとのことだが、言ってる傍からレモン汁をぶっこんだのでどこまで自重するのかは怪しい所である。 ちなみに読み書きできない子にも真っ先に「柑橘」「蜜柑」「檸檬」を覚えさせた。何て無駄なリソースを。 実家は柑橘類を始めとした食品工場を営んでいる。柑橘類への思い入れもここからか。 当初は桜ヶ丘にあったが、過去の事件によって設備が壊れたため現在は岡山辺りに移住している。工場跡地は桃が管理しており、シャミ子の魔力放出の訓練が行われたのもこの場所。 実家や家族のことは大事に思っており、親御さんもよく製品を差し入れしてくれるなど家族関係は良好な模様。 一方で世話になった桃のために一人多魔市までやってくる義理堅い子である。 魔法少女としては遠距離狙撃が主で、条件次第では1km先からマッハ3の精密射撃を叩き込むことが可能。 さらに逃げる相手に盗聴機能付きのビーコンを付けて誘導弾をぶち込むという&font(l){えげつない}ろまんちっくな戦法も取っていたらしい。 「射程50キロあればだいたい勝てるわ」とか「(初見の魔法少女を)殺れるけどどうする?」とかなにげに物騒なセリフが多いのも戦闘経験故か。 必殺技は「サンライズアロー」 #openclose(show=今明かされる!わけありミカンの呪いの正体){**&bold(){ウガルル} CV:[[ファイルーズあい]] ミカンに憑いている「呪い」の正体である「悪魔」。ちなみにオレっ娘。 ミカンの父親が「工場と家族を守るため」に儀式で呼び出しミカンの使い魔としたのだが、 儀式が不完全であったために依代を失って早々に制御不能になり、以降は「ミカンを動揺させた物を無差別に攻撃」するようになった。 この攻撃は物理的な破壊を伴うものであり、ミカンの周囲の人間が何人も病院送りになるほど激しい物であった模様。 その後、話を聞きつけた桃と桜によって呪いが鎮静化され、前述の「関わった物にささやかな困難が降りかかる呪い」へと軽減された。 具体的には桜が作った「キツめの呪いを笑える感じにする結界」を用いたとのこと。ギャグ補正って凄いね。 ウガルルに体を与えて外部に再召喚しなおすプランもあったようだが、肝心のウガルルが手出し不可能な混沌状態であったために断念したらしい。 4巻において呪いで苦しむミカンを見かねたシャミ子と桃がミカンの潜在意識に入り込み、混沌状態のウガルルを固めなおすという荒業によって意思疎通に成功。 さらに小倉や杏里、学友らこれまで知り合った人々の協力を得てウガルルを現界させることにも成功した。 以降は「新たなやりたい事」を見つけるべく第二の人生を歩んでいる。 方法には問題があったものの、ミカンを守るという使命は一途に守っており、ミカンの事を大事に思っている。 方法にしても外部の様子が分からなかったからであり、ミカンの迷惑になっていたことを知った際には意気消沈してそのまま消えようとしており、「悪魔」と言われていたが決して悪辣な存在ではない。 ちなみにリリス曰く「魔力を持って魂的なものを育んだならば魂のママ」とのこと。 ウガルルはミカンの魔力によってすくすくと育ったわけで……&color(orange){&bold(){15歳ママ魔法少女爆誕!}} %%その言い方よくないわ!%% 後にウガルルの頼みもあってママと呼ぶことを許可し、その旨をSNSにあげたのだが、 文面が&font(b){「ママになりました。パパいねぇけど」}というものだったため両親及び担任から鬼電が入った。そりゃそうだ。 } **&color(gold, darkblue){&bold(){リリス}} CV:[[高橋未奈美>髙橋ミナミ]] #center{&color(gold, darkblue){肌を出せ 肌をもっと出すのだ 全裸でも良い} &color(gold, darkblue){コスプレを… 野外露出を楽しむのだ}} 吉田家のご先祖様である闇の一族。自称「&color(gold, darkblue){永劫の闇をつかさどる魔女}」であるが誰もそうは呼ばず、もっぱら本名または「ごせんぞ」「シャミ先((シャミ子の先祖。))」などと呼ばれる。 見た目は金髪に褐色の肌の少女だが年齢は5000歳とのこと。ただし幼くして封印されたらしく肉体年齢は不明((シャミ子の先祖はリリスが魔力によって魂を育んで作り出した存在であり、関係としてはミカンとウガルルのそれに近い。))。酒は飲むが。 シャミ子より細長い角が生えているが右側が折れており、尻尾もシャミ子と違い先端が三重になっている((ごせんぞスイッチでシャミ子の肉体を借りた時には、尻尾がごせんぞ仕様になっていた。))。また、耳も尖っている。&font(l){そして、末裔とは対照的にぺったんこ。} 実は地味にキャラデザが変更されており、当初は角の形状がややシャミ子寄りだった。 数千年前に封印され、それ以降眠ったりもしながらメソポタミアを始めオリエントを転々としてきたという。 始祖の邪神像(通称:ごせん像)に封印されているため、最初はシャミ子の夢の中で語りかけるくらいのことしかできなかったが、物語途中で封印が弱まったことで像のまま外部と会話できるようになった。 また、桃が作成した依代人形に魂を移すことで短時間ながら外部で活動することも可能となった。ただし、桃による強制操作が可能なので悪さはできないが。 像内部の封印空間はこたつにテレビ、ゲーム機なども完備されており、さらに像の近くに何か置かれると「お供え」として同じものを内部に出現させることが可能。((正確には「お供え」判定が行われるのは「所有権が放棄されたもの」「魂のつながりが強い者の所有物」くらいなので例えば店の前に像を置くことで商品を得ることは不可能)) ……ただし、「お供え」判定は自動なのでうっかりゴミ箱に突っ込んだりするとそれはそれは大惨事となる。 また、封印当初は魔力をコントロールできず、真っ暗な封印空間を過ごしたことがトラウマとなっており、自称に反して完全な暗闇は苦手。 知識豊富であり、まぞくの先達としてよくシャミ子にアドバイスしており、シャミ子もごせんぞであるリリスを尊敬している。 一方、やたら鬱陶しく絡むため桃とは犬猿の仲。依代関係で一方的に手綱を握られてる感もあるけど。 よくひどい目に合うコメディリリーフ的な面もあるが、本質は利己的で世界征服をも企む魔族らしい人物。 もっとも妙に律儀な面もあり、その辺はやはりシャミ子の祖先というべきか。 また、子孫かつ自身を尊敬してくれているシャミ子のことは本心から大切に思っており、シャミ子が囚われた際には身代わりを申し出たほど。 #openclose(show=ごせんぞの新たな戦い、新たな人生){ 封印の限定解除によって現世に口出しできるようになり、依代人形で短時間ながらも活動できるようになったリリス。 とはいえ自由に動けるわけではなく、依代人形は味覚や触覚がほぼないため食事や風呂を楽しむことはできずに不満が募っていた。 そんなおり、高級素材による等身大依代でウガルルが受肉現界したことによって不満が爆発。桃に散々懇願、泣き落としすることによって高級素材の余りで作った等身大依代を手に入れ現界することに成功した。((ほぼ本体と同じ容姿だが、尻尾の先はシャミ子と同じく一重になっている)) 現界後は早速世界征服…しようとしたのだが、余った素材を薄めて使ったため戦闘力が昆虫並、寿命が7日しかない(通称&font(b){「セミ先」})ことを聞かされて断念。遊び倒すことに方針転換した。 が、あまりに生き急ぎすぎたため一気にやつれてしまい、とても楽しそうには見えない姿を見かねたシャミ子が皆で「奥々多摩」でキャンプすることを提案。 &font(l){余命3日のシャミ先に黙祷を捧げられたり、酔っぱらって裸踊りしそうになったりと}楽しんでいたが、そんな折シャミ子が山の主である蛇神に気に入られて封印空間に囚われてしまう。 そしてシャミ子を取り戻すため交渉した結果、身体に龍玉を埋め込まれて「毎日多魔川のゴミを3貫(約9kg)回収すること」「月一で蛇神の祠に酒を備えること」を課された。 なお、最初はシャミ子と入れ替わって自身が封印空間に入ることを提案したのだが、&font(b){「一緒にいても楽しくなさそう」}と同居拒否されている。 リリスは残り数日で依代が機能停止すると高を括っていたため、そのままノルマを無視して逃げ切る予定だったのだが、予想に反して龍玉の効果により依代が稼働し続けたことにより意図しない形でほぼ完全な現界を達成してしまった。といっても寿命が半永久になっただけで昆虫並の戦闘力は変化せず、毎日のきついノルマが付属ととても手放しで喜べる状態ではないが。 なお、ゴミ拾いをサボると龍玉の力で&font(red){身体が焼かれる}ためまさに命がけのノルマである。 とはいえ現界できたことには変わりなく、ゴミ拾いがてら多魔川付近にある桜ヶ丘高校に学籍を置いたり地域住民と交流を深めたりと、第二の人生をわりと満喫している模様。 とりわけ近所のちびっこたちからは&color(gold){&bold(){「ゴミ姉貴(ゴミネキ)」}}と呼ばれ親しまれている。 ちなみにあくまで封印先であるごせん像が本体のため、像に戻る事自体は自由なようだ。 **&bold(){蛇神} 多魔川の遍く支流を司りし蛟。古い闇の一族であり奥々多摩の山に封印されている。というか封印された上に草木が生えていったので山そのものである。 シャミ子たちが山でバーベキューを行い騒いだことによって目が醒め、&font(l){リバったごせんぞの口をすすぐため}水を汲もうとしたカップをシャミ子が誤って川に落としたのを「ゴミを捨てた」と判断して激怒、シャミ子の魂を封印空間に引き寄せた。 ただシャミ子を呼んだのは封印空間での孤独を慰める目的もあり、シャミ子の力で芸をすることを要求。見事シャミ子は期待に応えたのだが、&bold(){気に入られすぎたため}そのまま永住させられかけた。 以降の顛末は上記の通り。 古い神らしく威厳のある話し方をするが、シャミ子が難しい言葉についていけないと見るや砕けた話し方になるなど、案外優しいところがある。 &font(l){ゴミ姉貴}リリスのノルマに関しても体調不良や外せない用事の際は免除と意外とホワイト。 } **&bold(){吉田良子} (―りょうこ) CV:[[大和田仁美]] #center{&color(#994c00){知ってる!良知ってる!本でいっぱい見た!}} 優子の妹で9歳。1月7日生まれ。制服らしきものをよく着ており、おそらく私立小(制服の公立校もなくはないが) 優子のことは「お姉」と呼ぶ。一人称は「良」で、優子にも同様に呼ばれる。 ぽんこつ気味な姉に比べ博学なしっかり者で、カメラに興味を持ったことから桃にIT関連の事を教えてもらい、2巻時点にはパソコンをばっちりマスターしていた。 シャミ子が話を盛ったがために姉は熾烈な戦いをしているものだと思い込んでおり、さらにその流れで&bold(){兵法書}を読んだためますます勘違いが加速した。 そのキラキラした憧れの目には桃の側も嘘をつかざるを得ないのであった。 姉の姿に憧れ、姉の力になろうと努める良い子。 どうも魔法少女の資質があるらしい。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は良子の分の呪いは彼女が生まれる以前より優子が代わりに引き受けている。姉に比べて優秀なのもそのため。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){一方、当時の優子は二重に呪いを受け持ったことにより衰弱死寸前であったが……}} **&bold(){吉田清子} (―せいこ) CV:[[大原さやか]] #center{……お父さん あの子 成長してます 結果はどうあれ… 悔いのないように} 優子と良子のおかーさん。年齢不詳だが二児の母のわりに見た目はかなり若い。 月四万円生活の呪いのため倹約を心がけており、タイムセールを狙ったり余りもので料理をかさ増ししたりと工夫している。 ドアストッパーとして使ったり、余計なことを喋る前に酒漬けにしたりとごせんぞへの扱いはかなり雑である。 他にもシャミ子のあまりの弱さとアホの子っぷりに呆れたりもしているが、根は家族のことをしっかり考えている。 夫の影響なのか、使えるものは使う主義。それと結構なドジっ子であったり、シャミ子に負けず劣らずアホな部分もある。 お酒が好きらしく酔っぱらうとかなりかわいい。ちなみに焼酎はロックで飲む派。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){たまにリリスと共に二日酔いになっている。}} **&bold(){吉田太郎} (―たろう)/&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ヨシュア CV:梅津秀行}} 優子と良子のおとーさん。清子いわく出稼ぎ中とのことだが…。 #openclose(show=今明かされる!おとーさんのゆくえ){ 吉田太郎は桜ヶ丘での活動名であり、本名は&bold(){ヨシュア}という闇の一族。ヨシュアをもじって吉田。 ヨシュアは昔のメソポタによくいた名前らしく、メソポタ由来の杖も持っていたことからおそらくリリス同様メソポタ出身と思われる。 外見はやはり大きな角が生えており、尻尾の先端は二重とシャミ子の父親らしさを感じさせる。 何より小中学生と見間違うほどの背の低さはシャミ子に背が伸びない絶望を感じさせた。 おかーさん曰く「とんでもない若作り」とのことで実年齢は不明。ちなみに清子も眷属となって老けが止まったらしい。 十年前、清子が二人目の子供(良子)を妊娠、2倍の呪いを受けて優子が衰弱した際に、桜を頼り優子の健康運を確保するために呪いをいじってもらったが、古代の呪いに干渉する代償で桜の魔力が弱まるため共に町を守ることになった。 その後、クリスマス頃に天災のような何かが街に襲来したようで、数日にわたって繰り広げられた顛末は最終的にミカンの実家の食品工場跡が決戦の舞台になったらしく、何が起きたのかその際に桜に封印されてしまった。 その封印先とは序盤より度々登場しており、&bold(){一家が机代わりにしているダンボールのみかん箱}である。 //&font(l){きらら漫画に男キャラ出したくないなあ。かと言ってシャミ子に片親とかこれ以上背負わせるのは可愛そう…せや!お父さんはみかん箱ってことにしたろ! …と言う事情だったかは定かではない} このダンボール箱、封印の影響により傷つかず汚れも数分で消滅すると、人が封印されている事を気にしなければ極めて便利な代物である。なおこのみかん箱自体はミカンの実家の食品工場のもの。 というわけで、おかーさんは机、鍋敷き、踏み台にと活用しまくっている。&font(l){見方によっては日夜おとーさんを踏みつけにするおかーさんという凄い図式である。} 無論、シャミ子と良子は封印の事を知らず、清子は娘達に「おとーさんは出稼ぎに行っている」と説明していた。 ……が、その内容が「原子力潜水艦でイカ釣り漁」「[[宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け>宇宙戦艦ヤマト(作品)]]」という&font(l){[[シンファクシ級>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]に}荒唐無稽なもの。 同レベルのシャミ子は信じ込んでいたが、良子は事情を察し「プリズンでお務め中」だと考えていた。おかーさん…… 使えるものは使う主義だった模様。具体的には由緒正しい杖を物干し竿に変化させていたとか。 } **&bold(){千代田桜} (―さくら) CV:[[金元寿子]] #center{&color(white){あなたの街のかけつけ一本おまもり桜!!} &color(white){魔法少女★千代田 桜── ただいま見参っ!!}} 桃の義理の姉。本作のキーパーソンであり、現在行方不明。 桃の魔法少女としての師匠でもあり、姉妹関係は良好だった模様。 一方で妹にかまけるばかりに宿題を放っておいたり、勉学面は怪しかったようだが。 桃の意外とズボラな面は多分に姉の影響を受けていると思われる。 魔法少女としての腕は確かで、特に魔力の操作に著しく長けていたらしい。 「効果時間が魔力の質に依存する」結界が十年経っても問題なく働いている辺り相当なものであったのだろう。 必殺技は「サクラメントキャノン」。桜の花状の極太レーザーをぶっ放す大技らしい。 #openclose(show=今明かされる!姉のゆくえ){ 十年前、シャミ子の呪いを弄った際にかなり消耗し(桜曰くそれでも容態は気休め程度だった)、その後起きた事件において力を使い果たしてコア状態(猫)となった。 ついにはその状態も保つことができず、完全に肉体が消滅する前に頭に浮かんだのは、妹の分の呪いも引き受けたことによって衰弱死寸前のシャミ子。 そしてシャミ子の下へと赴き&bold(){自身のコアでシャミ子の命を繋ぎ止めた。つまり現在の居場所はシャミ子の中である。} 桜の手掛かりを探すべく、自身の潜在意識へと潜ったシャミ子の窮地に登場。杖を「ずるい武器」に変化させることを提案して窮地を救った。 シャミ子からいくらか魔力をかすめ取って溜め込んでおり、溜まり切れば短時間だがシャミ子と話せるとのこと。 シャミ子に桃を見守って欲しいことを伝え、そのついでとして町を守ることを託して再び眠りについた。 その後もシャミ子の深層意識に潜んでおり、シャミ子が疲れ果てて深い眠りについた際に夢に現れては何かを託していくのだが、 深い眠りから目覚める瞬間に夢の内容を殆ど忘れてしまうので、当のシャミ子には全然伝わっていない。 } 桜の居場所が判明する3巻終盤の一連のエピソードは涙腺崩壊ものであり、非常に評価が高い。 作者も当初はここで一区切りつけて連載を終了する予定であったとのこと。 **&bold(){佐田杏里}(さた あんり) CV:千本木彩花 #center{……シャミ子 今日も残念だったね!!} シャミ子のクラスメイトで、テニス部に所属している。かつては桃と同じ中学に通っていた。 ノリは軽いが面倒見がよく、友人としてシャミ子に色々なアドバイスをしてくれる。 やや話を盛りがちで、口も軽くノリで喋りがちな癖があるが、悪意はない竹を割ったような性格。ちなみに母親も似たようなノリ。 紹介した先で(予想できなくても無理がないような)トラブルが発生すると責任を感じ、さらにフォローしてくれるなどかなりの人格者。 角が生える以前は早退がちで友達ができなかったシャミ子にとっては病弱時代では唯一の友人であり、困ったら彼女を頼りにすることが多い。 実家はショッピングセンター「マルマ」にある精肉店。 当人も店を手伝うことがあるが、その際の営業はかなり上手い。というかえげつない。 また、人脈も豊富であり、まぞくを探すシャミ子に喫茶あすらを紹介した。 登場当初は「不思議な外見や言動の住人に動じない多魔市住民」のお手本のような人物で、からかい半分でシャミ子を桃にけしかけたり武器の提案をしたりする喰えない少女だったが、 その人脈からあくまでまぞくや魔法少女を&bold(){隣人として見慣れているだけ}で、日常からかけ離れ過ぎた事態に直面すると狼狽し、説明を求める場面が増えてきた。当然である。 シャミ子関連の事件においてはぶっ飛んだ内容かつ、徹夜を要する作業や無茶振りをお願いされて量そのものには難色を示しつつも、 快い返事でやり遂げている一般人にしてはできすぎるぐらいできた子。 まぞくとして覚醒したシャミ子を偏見で見ず、その活動を応援するいっぽうで、 街のボスとして張り切ろうとするシャミ子に待ったをかけ、「女子高生として当たり前の生活」を送れるようにも気を配っている。 **&bold(){小倉しおん} (おぐら―) CV:[[諏訪彩花]] #center{私は貴方に実験してデータを取りたい!  貴方はまぞくとして強くなりたい これって利害の一致だよね! すばらしいよねぇ!! &bold(){一緒に[[深淵覗こっ!!>深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ]]}} 杏里の友達の眼鏡っ娘。悪魔や魔術といったオカルト関連の物事に興味津々で、黒魔術研究部を作ってしまった。(他に部員がいるかは不明) シャミ子とはクラスが違うのだが、ごく自然に同じ教室にいることが多い。アニメではつきまとう描写が増えている。 まぞくのデータを調べるためシャミ子やごせん像を実験に使おうとしたり、吉田家の天井裏にラボ(クーラー完備)を勝手に作って潜んだりとマッドサイエンティスト気質なところがある。 はっきりいって奇行が目立つが成績がすごくいい(倫理以外は満点である)ため教師からも黙認されている。 杏里曰く「話すときは2mはなれて武器をかまえろ」。フレンドリーな彼女がそんな風に警告するあたり(大げさに誇張する癖があるとはいえ)相当である。 ひそかに危機管理フォームが完成したのは彼女のおかげ(彼女の漢方で魔力が十分に溜まった)。 言動に色々と問題があるもののその知識と腕は確かであり、シャミ子や桃にも頼りにされている。 実際彼女がいなければ事件の多くは解決できなかった。でもやっぱり怪しい。 とはいえ、彼女も光と闇の一族が共存する桜ヶ丘は大事に思っているようだ。 いつのまにか良子と親しくなっており、勉強の面倒を見てあげたり手作りの防犯ベルをあげたりと面倒見の良い一面もある。 #openclose(show=防犯ベルを押すと・・・){ 警察ではなく、何と&bold(){小倉しおん本人が駆けつける}。 劇中ではジキエルのしつこい魔法少女勧誘に対して良子が使用し、 &big(){&bold(){呼ばれて飛び出てこんにちはー‼}} 「&bold(){ヌルリ‼}」という効果音と共に、&bold(){足元のマンホールから這い出て登場}。 ジキエルを一瞬で捕獲し、自身のラボ(吉田家の天井裏)に持ち帰るのであった。 おともだちになろう・・・ } 奇行が確認される前から友人としてシャミ子に優しく接するところもちゃんとあるゆえ、なんだかんだ一定の人徳はあるのだろう。 たぶん。きっと。 #openclose(show=今明かされない!小倉の疑惑){ 登場当初から「ごせん像をハッキング・解析する」「桃ですら詳細がわからない桜の魔法少女的遺産を読み解き管理する」「高価な魔法的材料を大量購入するルートと資金と見る目がある」など、 単なる趣味を超越した光闇系のヤバい人であるような描写が目立つ。 上述したミカンの呪い解放の際には、自作の設計図に「Gu-sion」とサインしている。 これはもちろん「小倉しおん」をもじっただけのペンネームとも取れるが、[[ソロモン72柱]]の11番目にあたる悪魔「グシオン」に由来するものではないか、とも。 } **&bold(){白澤} (しろさわ) CV:松山鷹志 #center{──何も言うな 全てわかっている ここは流れ着いたまつろわぬ者たちが最後にたどり着く場所 極東の島国の釁隙にある最後の魔境だ 僕は君のような&bold(){まぞく}が来るのを待っていた} 「腰掛ける場所の無い誰かの居場所を作りたい」と考え、商店街で十年前より&bold(){純喫茶あすら}を営む&bold(){バク}の店長。好みのタイプはスレンダーなバク。 人語を解する動物である霊獣の一種で動物系まぞく。なお戦闘力は皆無。 彼は彼で色々あったのか、危機に直面する(と判断する)と妙にアグレッシヴな方法で逃走を計り、そして&bold(){それに耐えられる体をしてない}ので怪我が絶えない。 ちなみに「結界の効果で人に見える」などということはなく、周囲からは普通にバクとして認知されている。桜ヶ丘の住人動じなさすぎである。 人間社会で二度見されないために&bold(){二足歩行を心がけている}が、体の構造上無理があるためよく腰を痛めている様子。&font(l){バクが二足歩行してるほうが目を引くよね} 非常にお人よしであり、リコが問題を起こしてもそのたびに許している寛大な精神の持ち主。 そして、やらかしても悪ぶれないリコに振り回されては最終的に土下座する羽目になる苦労人。土下座は特技の域に達している。 そんなこんなでまぞく経営かつトラブルが絶えないため働き手に飢えており、わずかなチャンスでもかじりつく。 経営者としてはわりと容赦ないたくましいスタンスであり、押しに弱く騙されやすいシャミ子をバイトとしてこき使うことも(待遇そのものは大変いい)。 ほぼ押し付けられる形で託されたリコだが家族同然に思っており、終生の衣食住を保障しているイケメ……イケバク。 ちなみにクレジットカードの名義によるとフルネームは「白澤&bold(){店長}(しろさわ&bold(){みせなが})」。本名か活動名かは不明。 **&bold(){リコ} CV:伊藤彩沙 #center{料理づくりはたのしい… ほかは全部興味がない… 優子が採用されてよかったの} 京都なまりの関西弁で話す料理好きな狐狸精。 見た目は白色のケモ少女だが、本来の姿はモフモフな狐そのものであり、くつろぐときはそちらの姿でいるようだ。 癖なのか、顔の前で両手の指を合わせているコマが多い。好みのタイプは都合のいい人。 白澤と共に喫茶あすらを営んでおり、調理とウェイトレスを兼任していた、が接客はやる気がないためシャミ子がバイトに入ったことで調理に専念している。 料理への思い入れは非常に強く妥協を許さない職人気質であり、作る料理は非常に美味な上に魔力の効果で「嫌なことを一時忘れる」ストレス発散効果を有していることからリピーターは多い。 ただし、その効果で食べた者はハイになる事からぶっちゃけ怪しいクスリを決めているようにしか見えず、傍から見れば怪しいことこの上ないが。 一方で前述の通り、接客態度は最悪であり怒る客も多かった模様。 また、料理に関してもテンションが上がると店ごと焼いたりしていたらしい。……どんな調理をしていたのだろうか。 性格は「悪気はないが悪戯好きであり、欲望に素直で利己的」というなかなかに厄介な物であり、人の都合はあまり配慮しないのに分析自体は結構できるたちの悪さも含め、 そのあしらい難さから桃からはリリス以上に苦手にされている。 「説明をしない」傾向があり、ちゃんと話せばどうとでもなったであろうトラブルもこの悪癖から生まれたもの。&font(l){おかげでシャミ子がほぼ全裸で街中を歩くはめにもなった} この性格と料理の効果からトラブルを招くことも多く各地で魔法少女と諍いを起こしており、十年前に桜によって白澤へと押し付けられた。 以降は結界の効果のおかげで魔法少女と出くわすこともなく、都合のいい店長の下で気ままに過ごしている。 店長が自分のせいで気苦労しようとケロッとしているが(都合が良くて素敵と思ってる節すらある)、「もう料理とかどうでもええ」と怒り心頭になるぐらいには大事に思っているのも確か。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は店長を異性として慕っており、密かに「マスターの彼女」を自称していたが、種族が違い過ぎるため肝心の店長には&bold(){ペット}と認識されている。}} シャミ子との邂逅後は徐々にだがコミュニケーション能力に改善の兆しが見えており、&bold(){まだまだズレまくってる}が意識的に気遣いをするようになっている。ズレてるが。 各地で魔法少女を返り討ちにしており、その戦闘力は非常に高い。&font(l){下手に強いから弱肉強食的な考えが抜けない側面があるかも} 葉っぱを様々な物に変化させる幻術を得意としており、自身や他人の姿を変化させることも可能。 **&color(red){朱紅玉} (しゅほんゆー) #center{&font(red){この味… 間違いあらへん奴がおる…}} リコに恨みを持つ赤髪ロングの魔法少女。ちなみに18歳。免許はAT限定。 出身は明かされていないが、名前や回想で出てくる故郷の街並みからして中国(もしくは台湾)出身の可能性が高い。 しかし本人は日本語ペラペラでしかも関西弁。ど派手で相手を威嚇するような柄の服を好む。 喫茶あすら移転の際に住人が結界の保護から外れた隙にリコの居場所を探知して桜ヶ丘へと赴いた。 魔法少女としての年季は長いのだが、リコしか眼中になかったためか戦闘能力は低く、敵地にノープランで乗り込んだ上に殺気も一切隠せてないとはっきり言ってお粗末なレベル。((討伐カードのポイントを見るに、これまでまぞくを討伐した経験もなく本当にリコを倒すためだけに魔法少女になったようだ。)) 案の定一瞬で取り押さえられたが、最後の力で十年分の魔力を溜め込んだ封印魔法を放ち…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終的にはシャミ子の&font(l){洗脳}尽力もあってなんとか和解、店長・リコ組と一緒にばんだ荘の民となった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){現在は魔法少女を引退し、一般人としてあすらでバイト中。接客態度は良好なようで周りからは「紅(ホン)ちゃん」と呼ばれ親しまれている様子。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シャミ子に説得されたとはいえ、まだ常識を解しているとは言い難いリコの奇行をなんとか押し止める常識人ポジションとして苦労している。}} **&bold(){那由多誰何} (なゆた すいか) #center{「誰何」と書いて「すいか」って読むんだよ} 銀髪の長い三つ編みと黒い格好が印象的な、常に笑顔を絶やさない「ぼくっ娘」魔法少女。 桜の昔からの知り合いで、6年前、姉の手掛かりを探しに桜ヶ丘に再訪した桃と協力して桜の手掛かりを探した。 #openclose(show=重大なネタバレだから「開けないでね」){ #center{&color(white,black){分かってもらえないこともある――}} #center{&color(white,black){かわいそうだけど}} 穏やかそうな見た目にそぐわぬ善良な性格の持ち主であり、桜のいなくなった桜ヶ丘にまぞく目当ての魔法少女達がやってくることを危惧して町を引き継ごうとしていた。 ただ、町の結界に阻まれてまぞくの情報を集めることができず困っており、 たまたまやってきた桃に協力してもらって、まぞくの居場所が書かれた名簿を手に入れることに成功した。 「善良な性格」とは言ったものの、「ご飯がかわいそうだから&bold(){液体以外のものは口にしない}」などと その優しさは度を越しているようにも見える。 魔法少女という立場上衝突も色々と多かったのか、やむなくまぞくを倒すこともあったようで、大量のまぞく討伐カードを所持している。 手に入れた物は有効活用するようで、桃がまぞくの手掛かりを無事手に入れられるよう「願った」他、自身もカードの力で千年以上生きているようだ。 ……ところで桜ヶ丘に貼られた結界は「町に害をなす者、歓迎されていない者から庇護する」タイプの物だったが、その結界に阻まれるということは? 名簿を手にしてからは毎晩一人で出かけており、気が付けば町から多くのまぞくが姿を消していった。 その事に気づいた桃は誰何が町のまぞくを封印しているのではないかと詰め寄ったが…… 以下、さらなるネタバレ。 #region(何か…誤解してない?封印なんてしてないよ) #center{&font(20,b){&color(white,black){大丈夫}}} #center{&font(20,b){&color(white,black){ちゃんと苦しまないように殺してるよ}}} #center{&color(white,black){ぼくの願いはこの世全ての「かわいそう」を根絶すること!}} #center{&color(white,black){そのためにみかけた&ruby(エサ){魔族}は全部食べています}} その正体は6年前桃が戦った因縁の魔法少女。 桃にまつわる噂の一つ「かつて世界を救った」とは&bold(){この那由多誰何を倒したこと}である可能性が高い。 メタ子によると元々はどこにでもいる優しい子だったのだが、永く生きているうちに歪んでいったようだ。 そうしていつしか世の中全ての「かわいそうという感情」を「根絶」するため、&bold(){感情が無かったころまで世界を巻き戻すこと}を目的に活動するようになる。 具体的に何をする気だったのかは最後まで語られなかったが、「原始海洋まで」という言葉から、地球に命が誕生する前に戻す、要は&bold(){生物の根絶}を図っていたようだ。(実際に、時空の盲点に吸い込まれた偽小倉がシャミ子に見せた「桃が世界を救うことに失敗した風景」では、水平線まで街が灰の平原になってしまっっていた。) この目的の為に大量の魔族を狩って力を溜めていたようである。 自分の行いが正しいとまったく疑っていないらしく、魔族を殺していることについて罪悪感を覚えていないどころかそのことを笑顔で桃に語るなど、倫理観が完全に狂っている。また魔族のことを「エサ」と称しており、明確に見下している。 さらにカードの力でメタ子やウリエルが自由に喋れないようにする、正体を知られた桃の脳をいじって記憶を消そうとするなどのエグい手を使うことも一切躊躇しない。 一方で性格は「善良そのもの」であり、敵対することとなった桃に対して極力話し合おうとしており(尤も当初は記憶を消そうとしていたようだが)、戦闘で傷ついた彼女のことも心底心配して治そうとしていた。 まぞくを狩ることで悲しむ人々がいる事にも心を痛めており、カードの力で「忘れさせる力」を手に入れて関係者の記憶を消去している。 そのため、桜ヶ丘の住民はそこら中にまぞくがいたことを一切合切忘れてしまった。 また、普段食事は「かわいそう」とのことで摂らないが、まぞくを狩った後は水筒に入れた「何か」を飲んでいる。 この「何か」も誰何の力となっているらしく、誰何の発言や魔法少女の血液が魔力の源になることを考えるとおそらくまぞくの…… 戦闘能力は絶大と言ってよく、桃を遠距離攻撃でボロボロにした。 この時の桃の姿はふきだし等で隠されているが、よく見ると&font(b){胴から下が完全に消滅している(しかも洗脳に抵抗するために左腕を自分で斬り落とした)} さらに無数に所持しているカードを利用した洗脳といった搦め手も容赦なく使用してくるため、並の相手・手段ではまず抵抗は不可能だろう。 最終的にはとある手段を取った桃によって撃退されたが…… 物騒な表現を極力コミカルな言い回しで言い換えてきた本作において&color(white,black){&font(b){「殺す」}}とはっきり言い放ったことは読者に多大な衝撃を与えた。シャミ子にとってもあまりに衝撃的だったためか、回想では「コロチュ」とか「コロチュウ」といった言い方に記憶改変されてしまった。 また、まぞくの事も漢字で「魔族」とセリフに書かれており、本作の中では異質な存在といえる。 なお、桜が桃を保護した十数年前の時点ではまだ比較的正気を保っていた模様。 誰何の事情に配慮してくれる桜にかなり懐いていたようで、連絡先を教えてもらうよう頼んだのだが&font(b){「なんか死ぬほど電話かけてきそうだから無理」}と塩対応で断られていた。かわいそう。&font(l){ひょっとしてそれが病んだ原因では。} #endregion } **&color(hotpink){メタ子}/&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){メタトロン}} CV:七瀬彩夏、仲野裕 #center{&font(16, b){時 は 来 た}} 桃が飼っている猫……もとい、魔法少女の案内役(ナビゲーター)。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){以前は桜のナビゲーター。}} しかし、現在は年に加え桃がやる気をなくしたことからほとんどただの猫同然である。 神託もできるが、最近は&bold(){「時は来た」}しか言わない。光ったりもする。 これでも桃の幸せを心から願っており、潜在意識では主人を守るべく働いている。その際の姿は&bold(){頭部が猫の半裸マッチョ}という強烈なものであった。 シャミ子に対しては桃の夢に侵入してきたときは前述の半裸マッチョ状態で排除しようとしたが(シャミ子が正直に目的を言ったのが原因だが)途中から信頼するようになったからか、6巻では自分が知っている桃の過去についてシャミ子に見せた。 アニメでのCVはまさかの二人一役。可愛らしい鳴き声とイケボによる&bold(){「時は来た」}のギャップに多くの人が度肝を抜かれた。 **&color(orange){ミカエルちゃん} ミカンのナビゲーターのカエル。頭に&color(orange){ミカン}が載ったカエルでミカエルちゃん。一応人語を話せるっぽい。 種族は&color(orange){モウドクフキヤガエル}であり、皮膚から毒液を分泌しているため&bold(){触ると死ぬ}(そのためミカンも枝越しに持っている)。 本気の戦闘の時は矢じりに変身して主人の助けとなるらしい。触ると死ぬ矢じり……&color(orange){\たのもしいわ/} **&color(red){ジキエル} 紅玉のナビゲーターで関西弁を話す金魚。 闇の一族に対しては容赦がなく、魔力料理で人を癒しているリコについて「魔力で洗脳している」と紅に吹き込むことで彼女を魔法少女に仕立て上げた(とはいえ食べた人の様子がアレなので無理もないが) 若輩者ということもあってどこか機械的で、人情を解する能力は弱め。 シャミ子の能力についても、人々を扇動し大量死を招く物としてことさら危険視している。 (もっともこの点に関してはシャミ子自身も危険視しているのであながち間違いというわけでもないが) &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお、後にウガルルに大量捕食された挙げ句、相方が引退してフリーになった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){たまたま夜道を散歩していた良子に目を付け、「魔法少女の素質がある」としつこく勧誘したところ防犯ベルを押されて&bold(){小倉に捕まった。}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){以降は小倉のラボで普通の金魚と同じような世話をされながら研究対象にされているが、良子の勧誘はあきらめていない様子。}} **&bold(){ウリエル} #center{イエスマム!!} 誰何のナビゲーター。模様と「すいか」の相方ということでおそらくウリ坊。 見た目とキャラのクセが異様に強い。 **&color(hotpink){たまさくらちゃん} 白猫の姿をした、たまさくら商店街のゆるキャラ。この街の大きな桜の古木から生まれた妖精さんとのこと。 見た目はかわいらしいが設定を公募にした結果、特技が「バク宙あつあつおでん」だったり、 茶碗から人を洗脳するアメを無限生産するなどカオスな存在と化した。 また、やたら着ぐるみが小さく、一般的な体格の人間では着れないという地味に致命的な欠陥を有している。 町内での認知度はかなり高いが、頑張りの割にはゆるキャラとしてはマイナーらしい。 それ故に桃は買い支えなければと思っており、たまさくらちゃんグッズを持っているコマがちらほら見られる。曰く「っ…好きではないです 生活に差し障る程度に気になるだけで」 デザインしたのは白澤であり、彼が過去に見かけた白猫&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){(桜のコア)}}をモチーフにしている。 明言されてはいないが、当初は白澤が入っていたようだ。ちなみにアメは実際に依存性が高いことからおそらくリコ製。 **&bold(){ナレーション} CV:[[梅津秀行]] 特徴的な二重線枠で語りを入れるナレーション。毎話「がんばれシャミ子!△△して〇〇なまぞくになるんだ!」と締めくくるのがお約束。 アニメにおいてもきっちりと締めてくれており作品に無くてはならない存在。 ちなみに桃やリリスに対しては「さん付け」で呼ぶ。 #openclose(show=実は……){ #center(){&bold(){頑張れ優子}} #center(){&bold(){誰よりも優しく 強くなるんだ}} &bold(){その正体はおとーさんことヨシュア}。 「ヨシュアが優子に言っていたこと」に被せて描写される上記のナレーションや((あわせて考えると、先述のナレーション構文はヨシュアの口癖のようなものなのだろう。))、お父さんボックスと同型のダンボールでシャッフルクイズをする際に「当ててくれないと傷つくぞ」といった語りがあったことから、ナレーションはおとーさんなのでは?という認識が読者間では浸透していたが、 アニメ1期最終回では上記のナレーションの描写にあたり梅津氏の役名表記が「ヨシュア」となる形でナレーション=おとーさんの構図が明確に示された。 先述の通り、ナレーションの多くは二重線枠で語られており((シャミ子など他のキャラのモノローグは単線の枠で語られる))、作中のエピソードは父親からいつも見守られていることがわかる。 この「いつも」の範囲はやたらと広く、すぎこしの結界内である家はもちろん、シャミ子が学校にいようが、商店街にいようが、はてはせいいき桜ヶ丘の保護結界すら及ばない奥々多魔でも二重線枠ナレが問題なく発生する。 これが作中的にどういう原理なのかを考察するファンも多いが、単行本範囲内では明確な答えは出ていない。 &font(l){なお、ヨシュアのショタ容姿と梅津氏の渋い声のギャップに混乱した視聴者も多い。} } **おっち(落合)/みなみ(南野)/つるちゃん(鶴巻)/にゃが(永山) CV:貫井柚佳/松田利冴/田中沙耶/[[会沢紗弥]] #center{かみざ!魔のものたちはかみざだよ!!} シャミ子らが入れられた体育祭実行委員会の1年メンツ。全員C組。 準備中の事故でミカンを気絶させてしまい、呪い体質が暴発しておっち(と杏里)に向けてペンキ缶(中身入り)が吹っ飛んできたところを桃に救われた。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){それもあってか、熱烈な&bold(){魔のもの}ファンだらけ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おっちは桃単推し、にゃがはしゃみこ単推し。みなみ・つるちゃんはミカンに憧れている節がある。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){1年生45人からなるチャットグループ「魔のものファンクラブ」でシャミ子の&bold(){盗撮画像がやり取りされていたり}と、なかなかにガチ勢。&font(l){にゃがは出る漫画間違えてません?}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おっちが桃に[[&color(white){熱烈アプローチをかけていく}>当て馬]]ことで、いよいよシャミ桃がまくあけまぞく。}} *◆用語解説 **&bold(){闇の一族} 「魔族」とも呼ばれる存在。ただし作中では「まぞく」とひらがな表記されることも多い。 基本的に混沌を糧とし、無秩序をパワーに変えるとのこと。 古代より光の一族に追われ続けてきたためか、せいいき桜ヶ丘の古株のまぞく達は結界を自宅に貼るなどの対策をしている。 ただ、当然ただの被害者というわけではなく、急に魔族に覚醒したため闇に呑まれ恐ろしいことになった人もいるらしい。 シャミ子も&font(l){あれでも}当初は闇的なパワーに飲まれて好戦的になっていたとのこと。 光の一族の血液を奪うことでその魔力をも奪い取ることができる。 **&bold(){魔法少女} 「闇の一族」と対立する「光の一族」、その巫女こそが魔法少女である。 光の一族の使いと契約したことで肉体がエーテル体になっており、筋力の代わりに魔力を行使することで普通の人間以上の力が出せる。(桃の怪力は筋力による処も大きいが) もちろん魔法少女なので"らしい"姿に変身もでき、変身状態ではさらに身体能力が向上する。 変身の際には光の力を体に降ろすための舞い(昔の巫女が唱えた祝詞「卍句」にちなんで&bold(){変身バンク}と呼ばれている)を舞う必要がある。 バンク中は体が勝手に舞ってしまうが、慣れと努力次第で短縮は可能。桃は色々あった末に0.01秒程度で変身している。 新人の子は1分くらいかかったり、うっかり&bold(){全裸}になったりすることもあるとか。&font(l){そこのとこ詳しく。} 変身中は無敵ということはなく完全に無防備なため、見た目の華やかさとは裏腹に高速変身の可否は切実な問題とのこと。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最新6巻において桃が自身の新たな変身フォームを作成したのだが、慣れない新フォームのためか変身に5.03秒かかっていた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ピンクの背景で「モーモー モーモモー フレッーシュ(フゥー) モモピーチ フゥーッ」という謎コーラスと共に・・・}} 一方、超人的な能力を得た代償として魔力を失いすぎると身体が霧散してコア状態になってしまう。 コア状態でもある程度魔力が残っていれば小動物の姿で動けるが、完全に魔力を失うと水晶状となって動けなくなってしまい、こうなってしまうと自力での復活は困難とのこと。 契約や人ならざる肉体への変化など、どことなく[[某魔法少女作品>魔法少女まどか☆マギカ]]を彷彿とさせ不穏なものが感じられるが、 こちらは自由に引退可能、そして引退すれば普通の人間の体に戻れると良心的なシステムなため特に気にしている子はいない。 その働きはポイント制であり、まぞくを狩るとポイントが貯まり、それに応じて願いが叶うシステムらしい。 が、このシステム、&bold(){狩りさえすれば対象が無害なまぞくであろうと問答無用でポイントが貯まる}という極端なものであり、リターンを求めて強引にまぞくを狩る魔法少女もかつては多かったとか。 現在はそのようなことはあまりないらしいが、桃が応援を呼ぶ際に「シャミ子が喰われなさそうな娘」を選別するのに悩んでいたことから今でも過激派が多いようだ。 &font(l){ダブリが多い疑惑もある。あと妙に料理方面に課題を抱えた子が多いのは気のせいだろうか。} 作中の魔法少女はすべて果物がモチーフになっている。(千代田桜は「さくらんぼ」だろうか。) ちなみに、登場する人間の中で現実離れした髪色をしているのは魔法少女のみ。(リリスとリコはまぞくなので除外。) **&bold(){危機管理フォーム} 物語途中でシャミ子が身に着けた戦闘フォーム。その姿は我々が「夢魔」と聞いて想像するような&bold(){露出度の高い姿}である。 変身することによって身体・頭脳共に能力が上がる…が、リリスの解説を聞く限りそこまで強化されていないような。 それでも貧弱なシャミ子にとっては結構な恩恵があるため緊急時には変身している。主に全力で逃げるために。 リリス曰く、こういった変身は自分のイメージした姿を現実に持ってくるものだが シャミ子の場合リリスが考える「強そうなイメージ」で補ったため、このような露出度になった。 そのためデザインはシャミ子の夢の中に現れたリリスの格好とほぼ同じである。&bold(){種族的に肌を出したほうが戦闘力が高まる}とのこと。 先述の通り露出度が高いので周囲によくいじられており、シャミ子も到底街中では変身できないと恥ずかしがっていた。 ……が、度重なる変身で感覚がマヒして、いつしか体育時やテスト時、果ては階段を上る際にも変身するようになっていた。先生何も言わなかったのか。 シャミ子のリテイク希望もあってか、2巻ではへそ回りとふとももの布地が若干増えた。が、リリスが面倒くさくなった結果、3巻以降は元に戻った。 途中からシャミ子自身のイメージで服装を変更することも可能になったが、「種族的に肌を出した方が戦闘力が高まる」というのは 嘘ではないらしく、露出の少ない格好に変更した際には&bold(){重さから地面にめり込んだ。} それでも緊急時&s(){や心を閉ざしたとき}には貝のような防御形態になるなど、自由な変身も度々活用している。 **&bold(){月4万円生活の呪い} 吉田家に課せられた様々な呪いの中でも代表的な物であり、稼ぎすぎたお金は運命レベルで逃げていく。酷い時には明らかな妖鳥の類に盗られたりとか。 一家4人で月4万円生活というと困難に思えるが、実は「教育費、医療費、暖房費は別勘定」と妙に融通が利いているため何とかなっている。 また、ばんだ荘の家賃は激安なため、勘定する必要があるのは実質食費と光熱費くらい。衣服や家電の買い替えは厳しそうだが。 #openclose(show=今明かされる!あの呪いのルーツ){ 実は一族の封印によって課せられた他の呪いとは異なり、十年前に呪いの影響を強く受けて衰弱していたシャミ子を救うため、桜によって合意の元発生した呪いである。 桜が呪いの配分を組み替え「残された一族の金運」を「シャミ子の健康運」に変換することで「月4万円生活の呪い」が生まれた。 古来からの封印のはずなのに現代の通貨、レートであったり、最低限生活できるレベルの妙な融通の利きっぷりもこのため。 もっとも桜によると、ここまでしても衰弱しきってるシャミ子に対しては気休め程度の効果しかなかったらしい。 1巻ラストでシャミ子が期せずして桃の生き血を奪い、封印を一部解いたことによって解呪された。 以降は金回りがだいぶ改善されたのか吉田家が金に困っている描写はほとんどなくなっている。&font(l){例えばソシャゲのイベントで爆死したりしている}((ただし、作者曰く無償石で爆死してるので、無課金まぞくとのこと……だったが、後の話で結局課金したことが明らかとなり、杏里から「え?シャミ子スマホゲーに課金してたの?やめなよ…。」と心配された。(本人曰くちょっとだけ。一応バイト代を家に入れた分の残りを使っているのでそこまで不健全ではないが)余談であるが、このことが判明された時期にきらファンではシャミ子の新しい星5が出ている)) } **&bold(){すぎこしの結界} 吉田家の玄関や喫茶あすらに張られている魔法少女避けの結界。製作者の桜によると「すぎこしの結界」が正式名称のようだ。 「光の一族側がその家の住人にかかわるのを運命レベルで妨げる」効果があり、桜ヶ丘のまぞくが魔法少女の目を逃れるために使用している。 住人であれば家から離れていても効果があるが、結界を忘れたまま家自体を引っ越すと効果が無くなる(張り直せば問題ない) また、万が一魔法少女が住処を見つけても、強行突破しようとすると反撃を受けるため基本的に手出しは不可能。 一方でまぞく側からは魔法少女に許可を出すことで家に招き入れることが可能。 ただし、それを繰り返すと結界の定義が薄れていき、最終的には消滅してしまう危険がある。 #openclose(show=元ネタがわかるまぞくになりたい){ 元ネタはおそらく旧約聖書の「出エジプト記」。 イスラエルの民(のちのユダヤ人)がエジプト人に数百年に渡って奴隷扱いされ、ぶちキレた神がエジプト人の第一子(家畜も含めて)を&bold(){一晩で皆殺し}にした際のものと思われる。 神がイスラエルの民の家を区別するために、モーセは民に&color(red){子羊の血を家の入口周囲に塗る}ように伝えたとのこと。 ちなみに奴隷扱いされた理由は「増えすぎて敵側に着いたら怖いから」。あんまりである。 男の子が産まれたら殺して数を減らすようにとの命令もあった模様・・・。 一応神はモーセとアロンを通じて&color(brown){イナゴ}や&color(green){カエル}や&color(red){燃える雹}などの&font(l){嫌がらせ}警告をいくつもしてきたが、当時のファラオがあまりにも頑固で聞き入れなかったため、一般のエジプト人も巻き込んだ最悪の最終手段になったらしい。 } **&bold(){なんとかの杖} シャミ子が廃工場で拾った杖。 由緒正しいメイドインメソポタの杖らしいが、何故か誰も正式名称を覚えていない。一応「ア」から始まる横文字ネームらしい。 元々の形状はいかにもな魔法ステッキであるのだが、持ち主の武器観で形を変形させることからシャミ子が手に取った際はフォークへと変形した。 「棒状の物であれば何にでも変形可能」 という凄まじい機能を有しており、品質も最高峰の状態に変形できるようだ。 なお、持ち主が「棒」と思い込んでさえいれば問題なく、&font(l){おバカな}シャミ子の柔軟な発想によってペン、スコップ、うちわ、&bold(){中華鍋}など様々な便利グッズに用いられている。……棒? 夢魔が本領を発揮できる夢の中では「ずるい武器」という何でも倒せる文字通りのチートウェポンへと変形させることも可能。 さらにはゲーム的な魔法の杖や&bold(){神話級の道具}にすら変形可能なまさに万能の杖となる。 最近では現実世界でも回復の杖やマジカル虫取り網などオリジナルの魔法道具に変化できるようになったが、まだ自在に変化できるわけではないため今後に期待と言ったところ。 最新話では回復の杖(回復どころかグレードアップも可)の乱用でダウンしたり体重が大幅に減る現象が起きた。 桃は「魔力がない状態で使うと肉体や魂が消耗するのではないか」と推測したが、その後体重はある程度戻った。 #openclose(show=元ネタがわかるまぞくになりたい){ 元ネタは作中で明言されていないものの、その性能からすると十中八九「アロンの杖」だと考察されている。 旧約聖書は『出エジプト記』でモーセが使って海を割ったアレであり、もし本物なら神話級どころかれっきとした&bold(){神話上の道具}である。 } **&bold(){せいいき桜ヶ丘} この作品の舞台となる町で、市区町村で言うと「多魔市」(多&bold(){摩}ではない!)に属している。 森や山に囲まれており、駅を中心に商店街やショッピングセンター、学校などが並ぶベッドタウン。 桜の名所としても知られる穏やかな町である。 名前は東京都多摩市にある聖蹟(せいせき)桜ヶ丘が元ネタ。見た目は唐木田や多摩センター駅周辺に近い((https://media.comicspace.jp/archives/12126))。 作中世界では「光の一族と闇の一族がゆるく共存する特別な町」として噂になっている。 そんな遍歴もあってか、町には変な人が多く、色んな出来事に慣れ切った住人達も総じてスルー能力が高い。 角と尻尾の生えた女の子や、喋る二足歩行のバクがうろついていても大して気にしない。そんな変な町である。 *◆[[きららファンタジア]] #center{&color(#0000cd){&bold(){やって来ました異世界ハロー!}} &color(#0000cd){ご町内では少し目立つまぞく角も、エトワリアならなんとなく溶け込める気がします!}} 2019年9月のイベント「いせかいまぞくとごせん像」より参戦(シャミ子はその前のイベントで顔見せ登場) 2020年3月時点では吉田優子(シャミ子)、千代田桃、陽夏木ミカン、リリス、吉田良子が登場している。 各キャラの描写を鑑みると、原作3~4巻の時期から召喚されたようだ。 メインストーリー2部1章でも登場した。ただしこのときはオーダーによる本人達であり、イベント時の記憶等はないためきらら達とは初対面となっている。 コンテンツ施設は「まちカドばんだ荘」 ばんだ荘を模したアパートに原作の様々なマスコットやアイテムが乗っかったカオスな建物となっており、説明文にも「アパートが崩れないか不安です」と心配されている。 内装は一面の畳と暗闇が広がる中にリリス謹製キラキラが飾り付けられている封印空間仕様。 原作者が結構ガチなプレイヤーということもあってか一部シナリオを監修しており、準公式と言える設定も散見される。 もちろん公式設定と名言されているわけではないので扱いに注意は必要。 以下、異世界エトワリアでの皆の暮らし(長いので格納) #openclose(show=いせかいを救えるまぞくになりたい){ ・&font(#994c00){&bold(){吉田優子}}&font(#0000cd){&bold(){(シャミ子)}} ☆4そうりょ(陽属性) ☆5そうりょ(月属性) ☆5【運動会】せんし(月属性) ☆4&color(orange){&bold(){陽属性}}にツッコミ多数。オイ闇の一族。 ☆5の方は&color(gold,black){月属性}なので面目躍如といったところだが。 キャラ名は「吉田優子」表記。でもシステムメッセージではシャミ子と書かれているので少々ややこしい。 当然のごとく他作品キャラからもシャミ子と呼ばれている。((ただし相当仲の良い相手以外は部の仲間であっても名字で呼ぶ傾向にある『ステラのまほう』の関あやめからは「吉田さん」と呼ばれる。)) 異世界でも相変わらず桃の厳しいしごきを受けており、一緒に修行に付き合ってくれる道連れもとい仲間を探している。 また、剣と魔法のファンタジー世界であるため、そこら中に魔法少女がいる可能性にごせんぞ共々戦々恐々としている。 なお、異世界では能力に若干のバフがかかっている模様。リリス曰く夢の中と似ているらしい。 このため原作では持てなかった大きいフォークを装備できたり、ぽっきんアイスをちぎれたりしている。 ……強くなったから余計に桃の修行が激しくなったのかもしれないが。 服装は露出が少なく、お腹が冷えないことに満足している。&color(lightgray){危機管理フォームレベルの痴女スタイルのキャラは多数いるが幸い免れた模様。} ただし一張羅なため、クリスマスではクリスマスフォームの桃を羨ましがっていた。 一応危機管理フォームにもなれるようだが、変身しなくても戦闘ができることから特に必要がないためゲーム中でその姿を目にすることは今のところない。 そして運動会イベントでは新規衣装が実装。ジャージ姿でやり遂げた表情で旗を掲げガッツポーズしている。 なお、旗の数字(順位)は&font(b){6}。シナリオ中でも思いっきりツッコまれた。 進化後イラストはチアリーダー姿。露出の多い格好であるためか涙目になっている。 アップデートにより専用武器として「なんとかの杖」が実装。 ただ、本作の専用武器は「(キャラ名)専用(武器名)」と表記されるため&bold(){「吉田優子専用なんとかの杖」}というシュールな字面の武器となってしまった。確かに何一つ間違ってはいないのだが。 2部1章では敵にパス(繋がり)を断ち切られ桃やミカン・リリス等のことを忘れてしまった。 (正確には忘れたのはリリスだけで、桃やミカンとは敵対する関係に改編された) 同時に封印の設定が弱まったのか桃とも互角に戦えるようになっていた。 聖典(原作)を知るキャラからは&font(b){「シャミ子様があんなに強いはずはない」}と言われたりも。 また、まぞく成分が強まったのか、目の色など若干顔つきが原作と異なっている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお、「ほのぼのとした戦いや日常」と原作の事が称されていたが、シナリオ実装当時の本誌連載分はシリアスMAXの重い話だったため反応に困った読者もいた模様。}} ・&color(hotpink){&bold(){千代田桃}} ☆4せんし(陽属性) ☆5【クリスマス】まほうつかい(陽属性) 魔物が跋扈する異世界という事もあってか、原作以上にシャミ子を鍛えようとするシーンが多い。 また、筋トレ繋がりでダイエットにも詳しいことから、体重に悩む[[ヒロ(ひだまりスケッチ)]]や[[虎徹(アニマエール!)>アニマエール!]]にダイエットを指南するシーンも。 シャミ子の修行とは異なり、ダイエットに関してはちゃんと人類にも実践可能な内容であるので安心である。 そのためヒロは無理なく痩せることができた。 魔法少女をやるのは気が進まないが、とにかく殴れば解決するせんしは気に入ってる模様。 クリスマスver.はまほうつかいだが、結局マジカルダンベルを駆使して敵を殴り倒していた。 ただのダンベルではなくマジカルダンベルなので実質魔法。いいね? &color(hotpink){「マジカルってつけると何でもグレードアップする気がする」}&font(#0000cd){「桃やめて!それは[[他の方>ゆゆ式]]のセリフです!」} クリスマスイベントではパーティー会場の警備を依頼されており、その高い戦闘能力からエトワリアの人々にも頼りにされているようだ。 &font(l){ゲーム的にはスキル構成が独特すぎて正直使いにくいってレベルじゃないキャラなのだが。} そのクリスマスイベントのボス戦では修行によって会得した新必殺技&color(hotpink){&bold(){フレッシュピーチホエイプロテイン}}(原作者命名)を披露。 プロテインドリンクを作る要領で武器(ダンベル)を高速シェイクし、発せられた光をビームとして撃ち出す大技……なのだが&bold(){シナリオ中ではビームを出さず直接ダンベルで殴りつけていた。} もっともパーティー会場内での戦闘だったため、ビームを出すと壁に穴が開いてしまうことから配慮した結果ではある。 いずれにせよ威力は確かで、無限再生するゴーレムのコアを粉々に砕いておりその威力&font(l){と脳筋ぶり}に周囲は唖然としていた。 性能が変わっており、☆4☆5【クリスマス】共にクラススキル2種とも自己バフという前代未聞の構成。 しかもナイトではないのにヘイト上昇スキルまで内包されている。 &color(lightgray){盾役のナイトではないため危険が大きく、ぶっちゃけほぼデメリット効果。} ・&color(orange){&bold(){陽夏木ミカン}} ☆4アルケミスト(風属性) ☆5【水着】まほうつかい(陽属性) まだ呪いにかかっている時期であり、やはり動揺すると周りに災難が降りかかる。 とっておき技の際には攻撃に用いられているが。&color(orange){その際何故か武器にレモンをかけて投げつけている。} 呪いが出なければ頼りになる女子力の高いお姉さんであるのは原作通り。 2020年水着イベントでは待望の水着衣装が実装。何がとは言わないがデカい。 進化後イラストではちゃっかりシャミ子と桃も一緒に写り込んでいる。 &color(orange){しかし何で水面に柑橘類を浮かべてるんでしょうかねこの人は……} シナリオ中でも諸事情でどこからともなく取り出した柑橘類を活用していた。水着姿なんですが。 2021年の水着イベントでも登場しシャミ子と桃が不在だったため良子の保護者ポジションになっていた。 また6巻に登場したものと同じと思われるビーコンを使用し敵の魔法を暴くきっかけとなった。 そして原作者が8割手がけたと言及しているシャミ子のメモリアルクエストにおいて、&color(orange){&bold(){スコーピオンアロー}}なる凶悪な技の存在が明らかとなった。 その全貌は、9本の &color(purple){毒矢}を蠍座方面の&bold(){衛星軌道}に飛ばして待機させ、自由落下で相手に落として攻撃するというもの。 強烈な運動エネルギーによる爆撃と猛毒で&bold(){相手は死ぬ。} ただし[[蠍座が出ていないと使えないため使用できる時間と季節が限られる>ガンダムX]]ことが欠点。 後に原作でも番外編(単行本未収録)で使用している。残念ながら技名だけでどのようなものかは見られなかったが。 胴体がちぎらないとできない傷が残っている桃といい、このような殺意MAXな必殺技が求められた環境とはどのようなものであったのだろうか。 ・&color(gold){&bold(){リリス}} ☆4まほうつかい(土属性) ☆5【第2部】まほうつかい(月属性) 年齢が判明してるキャラの中では最年長。さすが5000歳。 時期的にまだ実体化しておらず当初はごせん像の状態であったのだが、参戦イベントにおいてボスの魔力を吸い取ったことによってアストラル体を出せるようになった。 ほぼ実体化と同等の状態であり飲み食いも可能な模様。 ただし、像からは離れられないので像を投げ飛ばされると一緒に飛んでいく。ようは[[これ>スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険)]]。 なお、この頃は桃とミカンはまだリリス本人の姿を見たことがないため、初めはアストラル体を見ても誰なのかわからなかった。 完全とはいかないまでも自由に動けるようになったため、夢魔としての力でエトワリアを征服しようともしたが、最初に夢に潜り込んだ相手が色々な意味でヤバい奴だったためひとまず断念している。 まぁ本気でやろうとしても[[相性最悪であろうキャラ>夢喰いメリー]]もいるので上手く行けるとは思えないが。 運動会イベントでは自分も限定衣装が欲しいと願って色々と暗躍していた。 結局叶わなかったのだが、ちょうど同時期に意見要望を聞く定期アンケートが開催。 このアンケには「☆5を実装してほしいキャラ」という項目があり、ごせんぞの願いを聞き入れたユーザーが多数いればそのうち叶う、かもしれない。 その願いが通じたのか2部1章でついに限定☆5で実装された。 スキルは強力だがヘイトアップのデメリットがあるため運用には少し工夫が必要である。 2部1章においてはオーダーされた本人が登場。シャミ子同様イベント時の記憶はないがもともとファンタジーなキャラであるためすぐに状況を理解した。 改編の影響か封印が弱まっており像なしでも動ける模様。またとくに関係のない人間でも操ることができるが、結局使われなかった。 ストーリー中盤ではシャミ子の夢に潜りシャミ子との戦闘できらら達をサポートしたが、シャミ子の方が力が上だったために苦戦していた。&s(){土壇場でシャミ子側に寝返ろうとして拒否(物理)される一幕も。} ランプの作戦でシャミ子の気が緩んだ隙にシャミ子の弱体化に成功しきらら達を勝利に導いた。 何気に露出が凄い。あと地味にごせん像も&color(silver){銀色にデコっている}。 冬場はさすがに寒いようだが、本人は新規グラフィックが来るまで死んでも着替える気はないようだ。 なお☆5は来たが本人がオーダーされたときの衣装であるためイベントでの登場はいまのところなし。 コミカライズ版でも2章で召喚されている。 こちらでは参戦イベントを経ていないためか、他のキャラから魔力を分けてもらってアストラル体を出しているらしい。 ・&font(#994c00){&bold(){吉田良子}} ☆4【ひな祭り】アルケミスト(土属性) ☆5【水着】アルケミスト(水属性) 2020年ヒナ祭りイベントにおいてまさかの参戦。 そして2021年で水着が実装された。 初の小学生キャラであり、年齢が判明している中では最年少。 シャミ子がいずれはエトワリアを支配するものと誤解しており、手始めにお姉の軍勢を増やすべく召喚士きららと召喚の補助を行っているクレアに目を付けている。 2021年の水着イベントでは彼女らだけでなくクリエメイト達の情報も集めていたらしくシャミ子と同じ夢魔であるメリー達や呪い解除前ミカンと相性が最悪な幸福クラスなども調べていた様子。 同イベントでは行方不明のクリエメイト達を救出するためチート軍団を結成した。 これは大げさではなくミカンに加え前述のメリー勢のエンギ、七賢者のうち3人+筆頭神官であり&bold(){1部ラスボス}のアルシーヴ、伝説の召喚魔法&s(){と筋肉}が使えるきらら、かつての勇者ライネ+その相棒カンナとガチのメンバーがそろっている。 他にも行方不明者の関係者等も集まったためほとんど軍隊と化している。 (クリエメイト達は召喚された時点で非戦闘員でも魔物と戦えるくらい強くなっているため) 余談だがこのときミカンは「あわよくばうまく編成してシャミ子の下に持っていこうしてるのでは」と指摘したが良子は「興味はある」とはぐらかした。 もっとも肝心のシャミ子はこのとき桃(+興味持って追いかけていったメリー)と山で修行中だったためシャミ子の軍にはならなかった。 } *◆余談 **&bold(){シャミ子が悪いんだよ} 桃がシャミ子に対して言った台詞…&bold(){ではない。} 二次創作が元であり&color(#F54738){原作でもアニメでも言われていない台詞}だが、いかにも桃が言ってそうな台詞だからか、使い勝手が良かったからか、 ''「原作でもアニメでも言われてないけど原作で言ったセリフ」''等のように、原作にはない台詞というのは分かった上でネタとして流行した。 そしてネットで使用され続けた結果、''ネット流行語100_2019にノミネート''されてしまう。 その時点で作者も困惑していたのだが、何とその後''niconico賞を受賞''。 作者もどうしようかと迷ったようだが、作品に対して肯定的な使い方をされていたからか、最終的には受賞を喜んでおり、 トロフィーも受け取り感謝のイラストをツイッターに上げている。 %%こんな事態になったのもシャミ子が悪いんだよ。%% 一方、たしかに原作初期の桃なら言いそうなセリフではあるが、原作中盤以後の(シャミ子に惚れ込んだ・自罰的かつヘタレな内面が明らかになった)桃なら まず言わないようなセリフでもあるのも事実。スラングの常として人を選ぶものである。 **&bold(){略称} 公式の略称は特になし。略する場合は「まぞく」やキャラ名の「シャミ子」で呼ぶ人が多いようだ。 たまに「ドまぞ」と略する人もいるが。そのような要素はないが字面のインパクトの強さだろうか…… &font(l){同じキャラットに[[ドS>ブレンド・S]]がいるのもあるかもしれない。} **&bold(){きらら作家初?} まぞくや[[オーパーツ]]的なごせん像など、何かとオカルト的な要素が多い本作。 その作者のオカルトへの造詣の深さが買われたのか、なんとその筋では有名な&bold(){雑誌「ムー」がインタビューを行った。} なかなか異例なことだけに、きらら編集部も「ムーに取材を受けた(たぶん)初のきらら作家」とネタにしている。 **&bold(){2期製作決定!事件(?)} アニメ2期決定の第一報となったきららCarat20年10月号だが、発売日前日に表紙画像がリークされてしまう。本号で完結となる[[某チア漫画>アニマエール!]]を押しのけての表紙化や公式Twitterの匂わせから「もしや」と期待を膨らませるファンが多かっただけに、何とも肩透かしな公開となってしまった。リーク、ダメ、ゼッタイ。 //↓作者・作品自体に問題がないのにネガティブな内容はどうかと感じるのでCOしておきます。最終回だからといって表紙飾らなかった作品は他にもありますし(GAなど) #co(){ また、アニメ化した作品の完結回を無視して発表に踏み切った為か(きらら誌では余程の事が無い限りアニメ化作品の完結時は表紙を飾る)、一部読者からは「送別会の隣で壮行会を開くな」「1ヶ月待ってシャミ子の誕生日に合わせるべきだった」と発表自体に異議を唱えられている。 } #center(){がんばれシャミ子!!追記・修正で項目を充実させるんだ!!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,37) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - わざわざオノマトペって書く必要ある?擬音語とかでいいんじゃね? -- 名無しさん (2017-01-08 15:42:26) - 書けるか書けないかじゃない…書くんだ、書いていこう(追記) -- 名無しさん (2017-01-13 01:36:37) - うおお記事できたか!ミカンちゃんの実家が思いの外暖かそうで安心したわ -- 名無しさん (2017-01-20 13:08:59) - まちカドまぞく実質ジオウ説ネタ好き。普段はあんまり似てないけど忘れた頃にちょいちょいシンクロしてくる… -- 名無しさん (2019-08-22 21:50:42) - 「おかーさん若すぎ」と思ってたら、ちゃんと理由があったのね。最近の漫画は親(特に母)の外見が異常に若いのが当たり前だから、設定があることにむしろ驚きを感じた -- 名無しさん (2019-08-24 22:09:44) - 略してドまぞ -- 名無しさん (2019-08-29 21:58:13) - ドまぞって呼ぶ人5chでもふたばでもツイでもあんまり見たことないんだけど…どの界隈の話なんだ -- 名無しさん (2019-09-02 15:55:55) - ここはあえてまドまぞを提唱したい -- 名無しさん (2019-09-02 20:14:13) - アニメにてナレーションの正体判明。 -- 名無しさん (2019-10-04 14:53:23) - シャミ子が悪いんだよ… -- 名無しさん (2019-10-24 11:30:50) - シャミ子は悪くないよ -- 名無しさん (2019-10-24 12:03:32) - ご先祖はきらファン世界で無事戦える体で現界出来た。魔力減ると消えるけど。 -- 名無しさん (2019-10-24 12:15:59) - 言ってすらいないセリフが賞を取ってしまったのはシャミ子がわるいんだよ -- 名無しさん (2019-12-15 22:36:46) - 今年…劇中で一度も言われたこと無いワードばっかりやん! -- 名無しさん (2019-12-15 22:57:16) - シャミぱいは最高 -- 名無しさん (2020-01-09 16:25:55) - まちカドまぞくを「ドまぞ」と略す勢、とある魔術の禁書目録を「と禁」と略す説 -- 名無しさん (2020-02-07 05:19:05) - 爆死はコツコツ貯めた無料石を使用したもので、まだ無課金まぞくらしい -- 名無しさん (2020-02-08 00:04:32) - こんなに健全な深夜アニメはひさしぶりに見た気がするわ -- 名無しさん (2020-02-18 08:11:44) - やっぱり課金まぞくじゃねーか! -- 名無しさん (2020-06-11 18:26:04) - ちょくちょく魔王ダンテと設定と似てる -- 名無しさん (2020-08-18 14:27:04) - まあ、メリーやエンギには勝てないだろうな -- 名無しさん (2020-08-22 11:47:13) - 二期決まった -- 名無しさん (2020-08-27 12:32:22) - フラゲ情報を嬉々として書き込むのはよくない -- 名無しさん (2020-08-27 12:45:35) - 最近シャミ先はいつか身内のために体張って消えるんじゃないかと思えてきてる(依代が) -- 名無しさん (2020-11-06 20:02:57) - 毎度ながらきらファンまぞくがクオリティ高すぎる… -- 名無しさん (2020-12-10 19:33:10) - ここ3ヶ月は衝撃の事実祭りだったな -- 名無しさん (2020-12-28 10:34:31) - 衝撃が過ぎるわ! -- 名無しさん (2020-12-28 12:21:17) - 先週で終わりと思ってたところにさらにもっとやべえのが追加されるのは流石に聞いてない。しかもこれ全部6巻という単行本勢死にそう -- 名無しさん (2020-12-28 22:51:12) - ここ最近はまどマギなみのシリアス度 -- 名無しさん (2021-02-07 13:39:53) - まちカドまおうはわりとオススメ。 -- 名無しさん (2021-02-11 14:32:30) - ベルセルクやえむえむっみたいに作者死亡で未完ってことにならなければいいが -- 名無しさん (2021-05-30 09:50:39) - 二期が22年春アニメに決まった -- 名無しさん (2021-06-24 18:47:26) - 二期になってもシャミ子は可愛いからやっぱりシャミ子が悪いんだよ -- 名無しさん (2022-04-20 09:05:12) - 桜さんの声、ちょっと成長したキュアピースに聞こえた。スマプリもちょうど「10年前」か -- 名無しさん (2022-05-07 22:45:06) - 2丁目6話は素晴らしい -- 名無しさん (2022-05-22 16:50:53) - 最近「女の子たちがキャッキャウフフするだけだったはずがいつの間にかドシリアス」って作品多くないか?いや、理由は何となく想像できるけど -- 名無しさん (2022-06-14 21:04:51) - ジャンプの新作がこれにそっくりと話題に? -- 名無しさん (2022-06-18 18:31:46) - シャミ子とリリスってマジで血縁関係あるのか?ご先祖旦那さんいたのかな -- 名無しさん (2022-06-19 20:37:01) - ↑ご先祖はミカンとウガルルのように魔力で魂をはぐくんで子供を作ったらしいから、旦那はいなかったかもしれない(いた可能性もあるけど) -- 名無しさん (2022-07-08 20:59:48) - 6巻まで一気読みして衝撃の展開に鳥肌が立ちまくってる。7巻の発売が待ち遠しいけど、いづも先生の体調も心配。 -- 名無しさん (2022-07-28 17:47:59) - ドまぞ呼びは5chのきらら雑誌スレで古来から呼ばれてたから見かけたらその人は多分古参 -- 名無しさん (2022-11-11 05:50:02) - 最新話でヤバい展開に -- 名無しさん (2024-03-06 19:09:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/01/08 Sun 01:42:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 43 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(18){&font(#0000cd){&bold(){魔法少女なんて}}}} #center(){&size(18){&font(#0000cd){&bold(){魔族(わたし)の手にかかれば}}}} #center(){&size(13){&font(#0000cd){&bold(){楽勝ですよ……たぶん!}}}} まちカドまぞくとは、まんがタイムきららキャラットに連載されている4コマ漫画である。 作者は伊藤いづも。2021年2月時点で既刊6巻。 2019年7月~9月にアニメが放映された。さらに2020年8月に二期の製作が発表。 2022年4月よりアニメ2期「まちカドまぞく2丁目」が放送開始。時は来た!時来てるぞ! 監督は桜井弘明、シリーズ構成は大知慶一郎、制作はJ.C.STAFFが一貫して担当。 *◆概要 2014年に連載開始された4コマ漫画作品。 魔族に目覚めた少女が自らの家にかかった呪いを解くため、魔法少女に勝とうと奮闘する物語… と、だけ聞くとシリアスなバトル物にも聞こえるが、実際は本人たちの日常生活を描いた&b(){コメディ要素の多めな作品}である。 特にオノマトペや台詞回しは作者のセンスが光る非常に独特なものになっている為一見の価値アリ。 一方、ファンタジー要素を含んだ背景設定もしっかり生かされており、シリアスとコメディが絶妙に混ざり合っているのも特徴である。 作品の特徴として、とにかくコマの描き込みが細かく、その中には今後の展開の伏線やクスリと笑える小ネタが仕込まれていたりする。 読めば読むほど新しい発見ができ、何度も読み返したくなる作品に仕上がっていると言えるだろう。実際作者もそういう作品を狙っているらしい。((https://media.comicspace.jp/archives/12126/2)) また、単行本一巻ごとにエピソードの区切りをつけており、前半部分の小ネタ・伏線を後半で悉く回収して行く手腕は圧巻の一言。 単行本では巻頭、各回の幕間、カバー下に描き下ろしの小ネタが収録されており連載派にもおススメ。 というか、この描き下ろし部分のネタも本編に盛り込まれることがある。 ちなみに、一巻分のストックが溜まってから単行本が発売されるまで数か月の間があるので話を追うときは注意。 今までのところ、きららキャラット9月号(7月発売)でストックが溜まり10月に発売されるというのがパターンになっている。((5巻についてはアニメと合わせるために最新話分まで収録して7月に発売された。そしてアニメ終了と共に作者の体調不良によって4ヶ月休載、その後番外編を挟んで連載再開した)) *◆あらすじ >15歳のある朝、封印されし魔族の力に目覚めた吉田優子の任務は、 ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!?  >ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が 「月4万円生活の呪い」解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロイン4コマ! >#right(){&size(10){(まんがタイムきららweb 作品紹介ページより引用)}} *◆キャラクター紹介 **&font(#994c00){&bold(){吉田優子}}/&font(#0000cd){&bold(){シャドウミストレス優子}}(よしだ ゆうこ) CV:小原好美 #center{&font(16, #0000cd){&bold(){これで勝ったとおもうなよ~~~!!!}}} 主人公。少しウェーブのかかった茶髪の少女。 封印されし「闇の一族」の末裔であり、ある日突然まぞくとしての力に覚醒したことで物語が始まる。 15歳の高校一年生だが背は低めで、強いコンプレックスを抱いている。 その一方で胸はかなり大きく((アニメ2期のスタッフトークイベント会場の看板に小さく書かれた作者コメントによると、バストサイズはEぐらいとのこと。明らかにそれ以上あるように見えるが…))、特に後述の「危機管理フォーム」の装いでは大変目立つが、作中では良くも悪くも一切触れられない。 (作品全体の傾向として、キャラごとのスタイルのメリハリはしっかりしているが、そこに言及されることはほぼ無い。) が、彼女の外見を語る上で最も特徴的なのは、魔族として覚醒したとき生えた&bold(){角と尻尾}だろう。 角はいかにも「魔族」然とした山羊角。側頭部の大半を占めるご立派様であり、実際重いらしい。&font(l){つのハンドル} 尻尾はシーンによってだいぶ長さが変わるが、概ね背丈ほどの細長い紐状。&font(l){まぞく停止ヒモ} 先端部は♠型になっている。猫の耳のような触感らしく、感情に合わせて激しく動く。よくジグザグに折れ曲がっているが骨などはあるのだろうか…… ちなみに感覚はちゃんとある模様。ただし、あまりに長いため、尻尾の先から感覚が伝わるのに1.5秒かかる。 なお、ズボンなどでは裾の下から尻尾を出しており、こだわりが感じられる。((アニメでは上から出している)) 素の口調では誰に対しても敬語を使うが、まぞくとして目覚めてからはキャラ付け(?)なのか悪役っぽい喋り方になることもある。 &font(l){なおスマホ入手後は順調に悪いインターネットに染まり、ミカンに「ママアアアアアアア」とクソリプを送ったりしている} また一人称的に「まぞく」と使うことがある。 4コマのタイトルでは初期の頃を除いて「まぞく」と表記され、作中セリフでも基本的に「魔族」ではなく「まぞく」。 家族や友達、そして宿敵のはずの魔法少女たちのことさえも想う優しい子。 「&font(#0000cd){シャドウミストレス優子}」は魔族として覚醒したときにつけられた活動名。長いのでもっぱら「&font(#0000cd){&bold(){シャミ子}}」と略される。 作中ではほとんどこの名前で呼ばれており、あまりに本名が出ないせいで本人すら「優子」と呼ばれてキョトンとすることがある。 現状「優子」と呼ぶのは母の清子と白澤店長ぐらい。 この活動名だが、暗黒役所なる公的な機関に届け出されたためか&bold(){学校でもシャドウミストレス優子名義である。} 担任からも普通に「シャドウミストレスさん」「シャミ子さん」と呼ばれている絵はかなりシュール。 身体能力は非常に低く、身体を借りたごせんぞ曰く「ちょっと動いただけで重心がグラグラする、息も上がる、力は入れづらいし、首と肩も凝ってるし、ついでにうっすら目が悪い」。散々である。 成績の方も理系は壊滅と、お世辞にも良いとは言えないポンコツぶり。 電子機器にも疎く、洗濯も満足にできないと一般知識に関しても微妙な部分が多いものの、料理の腕に関してはそこそこ。 これらの低スペックには一族にかけられた呪いが多分に影響している……と思いきや、おかーさんも結構アレなのでただの遺伝という可能性も。 もっとも、境遇を考えるとまともな日常生活を送るのも厳しかったと思われるので、呪い以前に「経験不足」という点も大きいと思われる。 実際、最初は操作がおぼつかなかったスマホは短期間でかなり使いこなせるようになっており、体力に関しても桃との特訓で大分鍛えられてきた。 家はかつて光の一族にかけられた呪いが原因で貧乏。 住んでいるアパート「ばんだ荘」は一見廃墟に見えるほどボロいし、机もダンボール箱だったりする。 そんな環境なので食事も質素であり、腐ってるなど本能的に食えないレベルの物でなければ美味しくいただける特技(?)の持ち主。 とはいえ味覚自体はまともであり、作る料理も魔法少女達から好評を博している。 趣味はレトロゲーム、特にRPG。貧乏ゆえ最新ゲームは買えず、ワゴンセールのものを遊んでいたようだ。 たまに出る魔族らしい尊大な口ぶりも、[[往年のRPGの魔王>りゅうおう(DQ)]]あたりが影響しているのかもしれない。 作中では「まぞく」「闇の一族の末裔」などと呼ばれているが、具体的にはまぞくの一種、[[夢魔]]の末裔であり、他人の夢(潜在意識)に潜り込む力を備えている。 潜在意識に潜り込むことから対象の意識に大きく影響を与えることができ、やり方次第では洗脳も可能と非常に凶悪な能力なため危険視する者も多い。 さらに夢の中では望んだ物を取り出せるが、シャミ子当人の想像力とアイデアストックが貧しいので自前では大それた武器などは出せない。 魔族として覚醒したものの、身体能力には変化がなく、むしろ角の分頭が重くなって弱体化と恩恵は特にない……と当初は自己申告していたが、実のところ早退がちだった病弱な体が健康体になっているので日常生活的な面では大きなプラスといえる。 優しく素直で正義感も強く、誰からも好かれる人柄でありポンコツ&天然ボケ気味&s(){かつ爆乳}と、まぞくでありながら&color(orange){天使}といって過言ではない彼女だが、一方で&bold(){かなり負けん気が強かったりする。} 馬鹿にされる、見くびられる、哀れまれるといったことにかなり敏感であり、作中でたびたび(それこそ第一話から)怒っている。 「身体が弱いから」と気を遣われることすら彼女的にはNGらしく、体育でも他の生徒と対等に扱ってくれることを望んでいたり、桃との特訓にも元々病弱だったことを極力隠して付き合ったりと徹底している。 そのガッツゆえか、ポンコツながらも「力」に対しては貪欲。話が進むにつれてシャミ子の「目標」は増えたり変遷している(一族の封印を解く→千代田桜の捜索→街を守る→&color(white){桃の笑顔を守る})が、そのための「手段」として&bold(){強くなる}という思いは一貫しており、シャミ子の成長がこの作品の大きなテーマの一つとなっている。 実際に後述の「危機管理フォーム」を代表に徐々にできることが増えてきており、1巻ごとに最低1つは新たな能力か既存能力の強化が起きている。 さらに様々な人と知り合ったこともあって人間的にも大きく成長しているが、一方で桃との距離が近づきすぎたせいか独占欲で心がざわついたりと、年頃の少女らしく揺れ動くことも多い。がんばれシャミ子。 千代田桃とは、まぞくに目覚めた直後、魔法少女の生き血を求めてる最中にピンチを救ってもらったことがきっかけで知り合う。最初は桃の特訓に振り回されつつ宿敵として彼女を打倒することが目的だったが、桃の意外な一面や彼女の目的を知ったことで徐々に仲が深まり、やがて光と闇の対立を越えた「義理の眷属」となる。 桃との関係性を一言で言い表すのは難しく、親友ともいえるしライバルでもあり、たまに&bold(){恐怖の象徴}とみなしていたりと複雑。 さらにどうやら&color(hotpink){桃の身体とコスチュームに変な執着}があるようで、闇落ちフォームのへそを触ろうと躍起になったり紐パンのようなものが気になって引張ってみようとしたりと、今では完全にセクハラまぞく。 ネット上では後述の「シャミ子が悪いんだよ」のように桃側がクレイジーサイコレズのようにレッテル貼りされることも多いが、実際はシャミ子のほうがややそっちの気があるような描写が多かったりする。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){6巻では隣で寝ることになった際大いに焦り「歯みがいてきていいですか!?電気消す派ですか?」と爆弾発言をかましている。}} **&color(hotpink){&bold(){千代田桃}} (ちよだ もも) CV:[[鬼頭明里]] #center{&color(hotpink){まずは手っ取り早く&bold(){筋肉}をつけよう。} &color(hotpink){さらに&bold(){筋肉}をつけて、ついでに&bold(){筋肉}をつけよう。そして&bold(){筋肉}をつけよう。} &color(hotpink){あと言い忘れたけど、&bold(){筋肉をつけよう。}}} シャミ子が偶然出会った「&bold(){魔法少女}」。通称「ちよもも」「&color(hotpink){桃色魔法少女}」 ちなみに4コマのタイトルではよく「桃色」と表記される。形容詞的用法に限らず、固有名詞としても「桃色」。「桃色さん」とか書かれてることも。((とはいえシャミ子の「まぞく」ほど絶対的ではなく、普通に「桃」「桃さん」「桃ちゃん」などと書かれたり「魔法少女」だったり。)) また、アニメ版におけるシャミ子の一部「桃」の言い方に端を発して視聴者間で「もんも」という表現・呼び方も普及しつつある。 その名に違わぬ桃色のショートヘアをしており、変身後は短めのツインテールに変わる。 とてつもない身体能力の持ち主で、初っ端から片手でダンプカーを止めたのにはじめ、握力や肺活量を測定したらカンストしていたり、朝フル(朝から&bold(){フルマラソン})を習慣にしたりしている。趣味も鍛錬。 &del(){奇しくも本作と同時期に[[筋トレを題材にした作品>ダンベル何キロ持てる?]]もアニメ化されており視聴者から「肉のお姉さん」「シルバーマンジムに行け」とか言われたり。} ミカンの回想では10年前の時点で大型の錠前を破壊するなど、幼い頃から筋力極振りだったらしい。 他にも「フレッシュピーチハートシャワー」なる技も使えるらしいが詳細は不明。 これは中技でもっと強力な大技もあるが、血を採られて魔力が減って以降は大技を使用不可能になってしまった。 武器となる魔法のステッキの他に、「ハートフルピーチモーフィングステッキ」という小さな魔法のステッキも所有していて服装を一瞬で変化させたりできる。 六年ほど前に世界を救ったことがあるようだが、現在は魔法少女としてのやる気はあまりない。 これだけ強くても本人は「自分は弱い方(同僚が強かった)」と謙遜している。 旧知の魔法少女としては後述のミカンに加え、「ブドー」がいるらしい。しかしこの二人は「世界を救った」一件には関与していないため、別件のパーティっぽい。 成績面でも全教科優秀という天才肌。手先も器用で裁縫や工作も得意である。 その一方、料理の腕は壊滅的であり、見た目がボロ屑のようになるのはまだ良い方、酷いときには&color(hotpink){桃色に発光する}。 卵を1つ割っただけでも&color(purple){「デュモーン‼︎」}という効果音と共に桃色に発光し、体積が数倍に膨れ、桃色の煙と謎のブツブツと植物の芽らしき物体が発生してしまう。しかもウネウネ動く。もうこれ一種の呪いじゃないか? ちなみにシャミ子は火を通せば食べられるかもと考えていた。 当人もメシマズを自覚しており、また味覚はまともなため、基本的には自炊せずにジャンクフードやコンビニ飯で済ましている。 当初はシャミ子を餌付けしようとしていたのだが、その食生活を見かねたシャミ子がメシ炊きまぞくとなった結果、&bold(){逆に餌付けされた。} 作品開始当初は広い一軒家でメタ子と暮らしていたが、後にばんだ荘に移住。 結果、シャミ子への食の依存がさらに高まった。&bold(){シャミ子に米を炊かせるレベルで。} 桃がシャミ子に剥かれて食べられる[[(物理)]]&bold(){「フロイトが手をたたいて喜びそうな悪夢」}を見た際にはシャミ子をよこしままぞく認定して詰め寄ったが、実は夢魔の能力など関係なく&bold(){桃が勝手に見ていただけ}だった。[[フロイト先生も爆笑だZE☆>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]] 一見真面目な感じに見えるが、実際のところどこかズレており、結果シャミ子とのやりとりがよくコントじみた感じになる。 光と闇の一族という関係上、シャミ子とは敵のはずだが何故か彼女を鍛えて強くしようとしたり、彼女を守ろうとしたりしている。 かつては明るい性格で、変身の時もかわいらしく回ったりするような子だったようだが、現在はどこか暗い感じになってしまっている。 #openclose(show=今明かされる!桃色の目的){ 桃は元々は孤児であり、魔法少女の素質を見出した桜に妹として引き取られて幸せな日々を過ごしていた。 しかし十年前、桃が一時桜ヶ丘を離れている間に桜が行方不明になってしまった。 桃は姉の行方の手掛かりを求めて桜ヶ丘に戻るも、古株のまぞくは桜が遺した結界で保護され、魔法少女の自分とは接触できなくなっていた…… そんな折、なんの偶然か出くわした貴重なまぞくこそ、一族の封印を解くために魔法少女を探していたシャミ子である。 シャミ子に付きまとったのは、「闇の力に目覚めたシャミ子が悪事を行わないか監視する」 「シャミ子が他の魔法少女に狩られないよう鍛える」という表向きの目的もあったが、 唯一の手掛かりとなるまぞくのシャミ子(と、その一族)を逃さないためという個人的な面もあった。 とはいえ、シャミ子個人のことも気に入っており、魔法少女によるまぞく狩りに遭ってほしくないというのも間違いなく本音だが。 3巻において、シャミ子を通して白澤と接触し、最終的に桜の居場所を突き止めることに成功。 以後は姉の願いを聞き入れ、シャミ子と共に町の平穏を守っていくことに邁進している。 なお、桜ヶ丘に戻ってきたのは九年前であり、その後も色々あったとのこと。 その際に体中に大きな傷を負っており、現在もその傷跡が残っている。((初期の物販の抱き枕には描かれていない。作者曰く「マジカル化粧とかで消した」とのこと。ネタバレになることもあるため取りやめたらしい。ただし指摘が多かったのか以降の物販では服や小物で傷を隠すような絵になっている。)) 魔法少女は通常の傷であれば短期間で完治するのだが、&bold(){エーテル体同士でやりあった}傷は消えづらいらしい。 ミカンによると、&font(b){胴体が千切れるくらい}しないとそんな傷は残らないとのこと。 //((ただしミカンは「エーテル体同士でやりあった」という事は知らないと思われるので、「通常の怪我」であればそれくらい必要ということなのかもしれない。)) この他にも、完全に肉体を失った魔法少女のコアを見たことがある模様。 少なくとも3歳の頃から&color(pink){フレッシュピーチ}をやっており、自称「魔法少女 芸歴12年目」。 曰く「物心ついたらあの格好だったしそこそこ強かった」とのこと。 } その過去については5巻時点でも未だ謎の多い人物。 #openclose(show=今明かされない!桃色の過去!(原作最新刊のネタバレ)){ 実は桃は日本人ではなく外国(キリル文字圏であり、おそらくウクライナ)で生まれており、所属していたらしき組織が壊滅。桜と誰何によって保護された後、桜に引き取られた。(カラーイラストのうち何点かで、桃の肌色だけ色素が薄く描いてあるのもこれに則っているという考察がある) //(勤めていたというのは筆者による考察を出ないため鵜吞みにしないこと) この時桃は名前がなく(オペレーション27と名乗っていたがこれは名前ではなく単なる番号だと推測される)この時に桃という名前をもらった。 具体的に組織で何をされていたのかはまだ描写されていないが、番号で呼ばれていたこと、手術着のような服しか着ていなかったこと、保護の前に誰何が「どうしてこんなことができるんだ」と泣いていたことから、非道な扱いを受けていた可能性が高い。 そのためか、その後ヨシュアによってこの時の記憶は封印され、普通の施設で育てられ桜に保護されたという偽の記憶が付けられた。このことを知っているのは桜と誰何、およびメタ子とメタ子の記憶を覗いたシャミ子のみである} **&color(orange){&bold(){陽夏木ミカン}} (ひなつき―) CV:高柳知葉 #center{&color(orange){あら?桃は牛肉を持ってきたのね} &color(orange){ちょうど今日は&bold(){レモンを持っていて…}}} 魔力が減った桃が町とシャミ子を守るため呼んだ助っ人魔法少女。わけありミカン &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){→ ママ魔法少女}} その名の通りオレンジ色の髪に蜜柑の葉を思わせる緑色のリボンをしている。ちなみにこのリボンはエーテル体から生えており、実は自分の意志で動かせる。 肩が出るタイプの服を好んで着ており、シーンによっては下着の肩紐が見えてる事もある隠れお色気担当。シャミ子の危機管理フォームがあるだろうって?チラリズムを知らんのか貴様。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シャミ子の肩紐が見たい紳士諸君は原作3巻もしくはアニメ2期第一話を見るのだ。}} 服のセンスも良いらしく、色々と壊滅的な桃にアドバイスをした事もあるが、最終的に思考を放棄した桃に着ている服を脱がされ奪われそうになった。 難がありがちな魔法少女たちの中ではまともな娘らしく、少し勝気な所はあるが明るく元気な子。 しかし、かつて巻き込まれた事件の後遺症で「関わった物にささやかな困難が降りかかる呪い」を受けてしまっている。 これはミカンが動揺すると発動してしまい、被害を受けた相手はだいたい情報量過多な状態になる。 本人によると、桃が生コンに埋まったり砂漠を縦断するハメになった例もあるとか。どこがささやかだ。 しかもびっくりするだけでなく嬉しすぎても呪いが発動する面倒な仕様のため、彼女が何かをやらかして落ち込みそうな時はフォローが大変。ちなみに最も呪いが激しいのは気絶した時。 また、良かれと思ってやったことが裏目に出ることがやたら多い損な性分でもある。 桜ヶ丘に来てからは桃の家に住んでいる。十年前、桃がまだ明るかった頃に知り合ったが、再会した時には桃が暗くなっていたため驚いていた。 その後、ばんだ荘に移住。桃ほどではないがライフラインをシャミ子に依存している。 料理に関しては壊滅的とまでは行かないようだが、自炊はしないようだ。 その一方、&color(orange){柑橘類への思い入れは異常と言っていいレベル}であり、あらゆる料理を酸っぱくするほど。&bold(){かんきつ類DD女子}。 鍋やバーベキューなどの際もどこからともなくレモンを取り出し、かけようとする。&bold(){周囲8マスを柑橘化}する&bold(){れんぞくかんきつ魔}。 スイーツバイキングにおいては&color(orange){皿を柑橘類で埋めるトラップキャラ}扱いとなっていた。 最新巻ではとうとう「隣のコマへの柑橘攻撃」が公式設定の特技になってしまった。 ちなみに母親直伝のみかんカクテル作りも得意。もちろん本人は未成年なので飲んだ経験はない。 曰く&color(orange){「全く酒の味がしないけど度数が高いから&bold(){数秒でへべれけになるやべぇやつ}」}らしく、 飲んだリリスがメソポタ伝統芸の裸踊りを披露しそうになった。もちろんシャミ子が全力で阻止したが。 酸味が嫌いな人には流石に柑橘攻撃をやらないとのことだが、言ってる傍からレモン汁をぶっこんだのでどこまで自重するのかは怪しい所である。 ちなみに読み書きできない子にも真っ先に「柑橘」「蜜柑」「檸檬」を覚えさせた。何て無駄なリソースを。 実家は柑橘類を始めとした食品工場を営んでいる。柑橘類への思い入れもここからか。 当初は桜ヶ丘にあったが、過去の事件によって設備が壊れたため現在は岡山辺りに移住している。工場跡地は桃が管理しており、シャミ子の魔力放出の訓練が行われたのもこの場所。 実家や家族のことは大事に思っており、親御さんもよく製品を差し入れしてくれるなど家族関係は良好な模様。 一方で世話になった桃のために一人多魔市までやってくる義理堅い子である。 魔法少女としては遠距離狙撃が主で、条件次第では1km先からマッハ3の精密射撃を叩き込むことが可能。 さらに逃げる相手に盗聴機能付きのビーコンを付けて誘導弾をぶち込むという&font(l){えげつない}ろまんちっくな戦法も取っていたらしい。 「射程50キロあればだいたい勝てるわ」とか「(初見の魔法少女を)殺れるけどどうする?」とかなにげに物騒なセリフが多いのも戦闘経験故か。 必殺技は「サンライズアロー」 #openclose(show=今明かされる!わけありミカンの呪いの正体){**&bold(){ウガルル} CV:[[ファイルーズあい]] ミカンに憑いている「呪い」の正体である「悪魔」。ちなみにオレっ娘。 ミカンの父親が「工場と家族を守るため」に儀式で呼び出しミカンの使い魔としたのだが、 儀式が不完全であったために依代を失って早々に制御不能になり、以降は「ミカンを動揺させた物を無差別に攻撃」するようになった。 この攻撃は物理的な破壊を伴うものであり、ミカンの周囲の人間が何人も病院送りになるほど激しい物であった模様。 その後、話を聞きつけた桃と桜によって呪いが鎮静化され、前述の「関わった物にささやかな困難が降りかかる呪い」へと軽減された。 具体的には桜が作った「キツめの呪いを笑える感じにする結界」を用いたとのこと。ギャグ補正って凄いね。 ウガルルに体を与えて外部に再召喚しなおすプランもあったようだが、肝心のウガルルが手出し不可能な混沌状態であったために断念したらしい。 4巻において呪いで苦しむミカンを見かねたシャミ子と桃がミカンの潜在意識に入り込み、混沌状態のウガルルを固めなおすという荒業によって意思疎通に成功。 さらに小倉や杏里、学友らこれまで知り合った人々の協力を得てウガルルを現界させることにも成功した。 以降は「新たなやりたい事」を見つけるべく第二の人生を歩んでいる。 方法には問題があったものの、ミカンを守るという使命は一途に守っており、ミカンの事を大事に思っている。 方法にしても外部の様子が分からなかったからであり、ミカンの迷惑になっていたことを知った際には意気消沈してそのまま消えようとしており、「悪魔」と言われていたが決して悪辣な存在ではない。 ちなみにリリス曰く「魔力を持って魂的なものを育んだならば魂のママ」とのこと。 ウガルルはミカンの魔力によってすくすくと育ったわけで……&color(orange){&bold(){15歳ママ魔法少女爆誕!}} %%その言い方よくないわ!%% 後にウガルルの頼みもあってママと呼ぶことを許可し、その旨をSNSにあげたのだが、 文面が&font(b){「ママになりました。パパいねぇけど」}というものだったため両親及び担任から鬼電が入った。そりゃそうだ。 } **&color(gold, darkblue){&bold(){リリス}} CV:[[高橋未奈美>髙橋ミナミ]] #center{&color(gold, darkblue){肌を出せ 肌をもっと出すのだ 全裸でも良い} &color(gold, darkblue){コスプレを… 野外露出を楽しむのだ}} 吉田家のご先祖様である闇の一族。自称「&color(gold, darkblue){永劫の闇をつかさどる魔女}」であるが誰もそうは呼ばず、もっぱら本名または「ごせんぞ」「シャミ先((シャミ子の先祖。))」などと呼ばれる。 見た目は金髪に褐色の肌の少女だが年齢は5000歳とのこと。ただし幼くして封印されたらしく肉体年齢は不明((シャミ子の先祖はリリスが魔力によって魂を育んで作り出した存在であり、関係としてはミカンとウガルルのそれに近い。))。酒は飲むが。 シャミ子より細長い角が生えているが右側が折れており、尻尾もシャミ子と違い先端が三重になっている((ごせんぞスイッチでシャミ子の肉体を借りた時には、尻尾がごせんぞ仕様になっていた。))。また、耳も尖っている。&font(l){そして、末裔とは対照的にぺったんこ。} 実は地味にキャラデザが変更されており、当初は角の形状がややシャミ子寄りだった。 数千年前に封印され、それ以降眠ったりもしながらメソポタミアを始めオリエントを転々としてきたという。 始祖の邪神像(通称:ごせん像)に封印されているため、最初はシャミ子の夢の中で語りかけるくらいのことしかできなかったが、物語途中で封印が弱まったことで像のまま外部と会話できるようになった。 また、桃が作成した依代人形に魂を移すことで短時間ながら外部で活動することも可能となった。ただし、桃による強制操作が可能なので悪さはできないが。 像内部の封印空間はこたつにテレビ、ゲーム機なども完備されており、さらに像の近くに何か置かれると「お供え」として同じものを内部に出現させることが可能。((正確には「お供え」判定が行われるのは「所有権が放棄されたもの」「魂のつながりが強い者の所有物」くらいなので例えば店の前に像を置くことで商品を得ることは不可能)) ……ただし、「お供え」判定は自動なのでうっかりゴミ箱に突っ込んだりするとそれはそれは大惨事となる。 また、封印当初は魔力をコントロールできず、真っ暗な封印空間を過ごしたことがトラウマとなっており、自称に反して完全な暗闇は苦手。 知識豊富であり、まぞくの先達としてよくシャミ子にアドバイスしており、シャミ子もごせんぞであるリリスを尊敬している。 一方、やたら鬱陶しく絡むため桃とは犬猿の仲。依代関係で一方的に手綱を握られてる感もあるけど。 よくひどい目に合うコメディリリーフ的な面もあるが、本質は利己的で世界征服をも企む魔族らしい人物。 もっとも妙に律儀な面もあり、その辺はやはりシャミ子の祖先というべきか。 また、子孫かつ自身を尊敬してくれているシャミ子のことは本心から大切に思っており、シャミ子が囚われた際には身代わりを申し出たほど。 #openclose(show=ごせんぞの新たな戦い、新たな人生){ 封印の限定解除によって現世に口出しできるようになり、依代人形で短時間ながらも活動できるようになったリリス。 とはいえ自由に動けるわけではなく、依代人形は味覚や触覚がほぼないため食事や風呂を楽しむことはできずに不満が募っていた。 そんなおり、高級素材による等身大依代でウガルルが受肉現界したことによって不満が爆発。桃に散々懇願、泣き落としすることによって高級素材の余りで作った等身大依代を手に入れ現界することに成功した。((ほぼ本体と同じ容姿だが、尻尾の先はシャミ子と同じく一重になっている)) 現界後は早速世界征服…しようとしたのだが、余った素材を薄めて使ったため戦闘力が昆虫並、寿命が7日しかない(通称&font(b){「セミ先」})ことを聞かされて断念。遊び倒すことに方針転換した。 が、あまりに生き急ぎすぎたため一気にやつれてしまい、とても楽しそうには見えない姿を見かねたシャミ子が皆で「奥々多摩」でキャンプすることを提案。 &font(l){余命3日のシャミ先に黙祷を捧げられたり、酔っぱらって裸踊りしそうになったりと}楽しんでいたが、そんな折シャミ子が山の主である蛇神に気に入られて封印空間に囚われてしまう。 そしてシャミ子を取り戻すため交渉した結果、身体に龍玉を埋め込まれて「毎日多魔川のゴミを3貫(約9kg)回収すること」「月一で蛇神の祠に酒を備えること」を課された。 なお、最初はシャミ子と入れ替わって自身が封印空間に入ることを提案したのだが、&font(b){「一緒にいても楽しくなさそう」}と同居拒否されている。 リリスは残り数日で依代が機能停止すると高を括っていたため、そのままノルマを無視して逃げ切る予定だったのだが、予想に反して龍玉の効果により依代が稼働し続けたことにより意図しない形でほぼ完全な現界を達成してしまった。といっても寿命が半永久になっただけで昆虫並の戦闘力は変化せず、毎日のきついノルマが付属ととても手放しで喜べる状態ではないが。 なお、ゴミ拾いをサボると龍玉の力で&font(red){身体が焼かれる}ためまさに命がけのノルマである。 とはいえ現界できたことには変わりなく、ゴミ拾いがてら多魔川付近にある桜ヶ丘高校に学籍を置いたり地域住民と交流を深めたりと、第二の人生をわりと満喫している模様。 とりわけ近所のちびっこたちからは&color(gold){&bold(){「ゴミ姉貴(ゴミネキ)」}}と呼ばれ親しまれている。 ちなみにあくまで封印先であるごせん像が本体のため、像に戻る事自体は自由なようだ。 **&bold(){蛇神} 多魔川の遍く支流を司りし蛟。古い闇の一族であり奥々多摩の山に封印されている。というか封印された上に草木が生えていったので山そのものである。 シャミ子たちが山でバーベキューを行い騒いだことによって目が醒め、&font(l){リバったごせんぞの口をすすぐため}水を汲もうとしたカップをシャミ子が誤って川に落としたのを「ゴミを捨てた」と判断して激怒、シャミ子の魂を封印空間に引き寄せた。 ただシャミ子を呼んだのは封印空間での孤独を慰める目的もあり、シャミ子の力で芸をすることを要求。見事シャミ子は期待に応えたのだが、&bold(){気に入られすぎたため}そのまま永住させられかけた。 以降の顛末は上記の通り。 古い神らしく威厳のある話し方をするが、シャミ子が難しい言葉についていけないと見るや砕けた話し方になるなど、案外優しいところがある。 &font(l){ゴミ姉貴}リリスのノルマに関しても体調不良や外せない用事の際は免除と意外とホワイト。 } **&bold(){吉田良子} (―りょうこ) CV:[[大和田仁美]] #center{&color(#994c00){知ってる!良知ってる!本でいっぱい見た!}} 優子の妹で9歳。1月7日生まれ。制服らしきものをよく着ており、おそらく私立小(制服の公立校もなくはないが) 優子のことは「お姉」と呼ぶ。一人称は「良」で、優子にも同様に呼ばれる。 ぽんこつ気味な姉に比べ博学なしっかり者で、カメラに興味を持ったことから桃にIT関連の事を教えてもらい、2巻時点にはパソコンをばっちりマスターしていた。 シャミ子が話を盛ったがために姉は熾烈な戦いをしているものだと思い込んでおり、さらにその流れで&bold(){兵法書}を読んだためますます勘違いが加速した。 そのキラキラした憧れの目には桃の側も嘘をつかざるを得ないのであった。 姉の姿に憧れ、姉の力になろうと努める良い子。 どうも魔法少女の資質があるらしい。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は良子の分の呪いは彼女が生まれる以前より優子が代わりに引き受けている。姉に比べて優秀なのもそのため。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){一方、当時の優子は二重に呪いを受け持ったことにより衰弱死寸前であったが……}} **&bold(){吉田清子} (―せいこ) CV:[[大原さやか]] #center{……お父さん あの子 成長してます 結果はどうあれ… 悔いのないように} 優子と良子のおかーさん。年齢不詳だが二児の母のわりに見た目はかなり若い。 月四万円生活の呪いのため倹約を心がけており、タイムセールを狙ったり余りもので料理をかさ増ししたりと工夫している。 ドアストッパーとして使ったり、余計なことを喋る前に酒漬けにしたりとごせんぞへの扱いはかなり雑である。 他にもシャミ子のあまりの弱さとアホの子っぷりに呆れたりもしているが、根は家族のことをしっかり考えている。 夫の影響なのか、使えるものは使う主義。それと結構なドジっ子であったり、シャミ子に負けず劣らずアホな部分もある。 お酒が好きらしく酔っぱらうとかなりかわいい。ちなみに焼酎はロックで飲む派。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){たまにリリスと共に二日酔いになっている。}} **&bold(){吉田太郎} (―たろう)/&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ヨシュア CV:梅津秀行}} 優子と良子のおとーさん。清子いわく出稼ぎ中とのことだが…。 #openclose(show=今明かされる!おとーさんのゆくえ){ 吉田太郎は桜ヶ丘での活動名であり、本名は&bold(){ヨシュア}という闇の一族。ヨシュアをもじって吉田。 ヨシュアは昔のメソポタによくいた名前らしく、メソポタ由来の杖も持っていたことからおそらくリリス同様メソポタ出身と思われる。 外見はやはり大きな角が生えており、尻尾の先端は二重とシャミ子の父親らしさを感じさせる。 何より小中学生と見間違うほどの背の低さはシャミ子に背が伸びない絶望を感じさせた。 おかーさん曰く「とんでもない若作り」とのことで実年齢は不明。ちなみに清子も眷属となって老けが止まったらしい。 十年前、清子が二人目の子供(良子)を妊娠、2倍の呪いを受けて優子が衰弱した際に、桜を頼り優子の健康運を確保するために呪いをいじってもらったが、古代の呪いに干渉する代償で桜の魔力が弱まるため共に町を守ることになった。 その後、クリスマス頃に天災のような何かが街に襲来したようで、数日にわたって繰り広げられた顛末は最終的にミカンの実家の食品工場跡が決戦の舞台になったらしく、何が起きたのかその際に桜に封印されてしまった。 その封印先とは序盤より度々登場しており、&bold(){一家が机代わりにしているダンボールのみかん箱}である。 //&font(l){きらら漫画に男キャラ出したくないなあ。かと言ってシャミ子に片親とかこれ以上背負わせるのは可愛そう…せや!お父さんはみかん箱ってことにしたろ! …と言う事情だったかは定かではない} このダンボール箱、封印の影響により傷つかず汚れも数分で消滅すると、人が封印されている事を気にしなければ極めて便利な代物である。なおこのみかん箱自体はミカンの実家の食品工場のもの。 というわけで、おかーさんは机、鍋敷き、踏み台にと活用しまくっている。&font(l){見方によっては日夜おとーさんを踏みつけにするおかーさんという凄い図式である。} 無論、シャミ子と良子は封印の事を知らず、清子は娘達に「おとーさんは出稼ぎに行っている」と説明していた。 ……が、その内容が「原子力潜水艦でイカ釣り漁」「[[宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け>宇宙戦艦ヤマト(作品)]]」という&font(l){[[シンファクシ級>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]に}荒唐無稽なもの。 同レベルのシャミ子は信じ込んでいたが、良子は事情を察し「プリズンでお務め中」だと考えていた。おかーさん…… 使えるものは使う主義だった模様。具体的には由緒正しい杖を物干し竿に変化させていたとか。 } **&bold(){千代田桜} (―さくら) CV:[[金元寿子]] #center{&color(white){あなたの街のかけつけ一本おまもり桜!!} &color(white){魔法少女★千代田 桜── ただいま見参っ!!}} 桃の義理の姉。本作のキーパーソンであり、現在行方不明。 桃の魔法少女としての師匠でもあり、姉妹関係は良好だった模様。 一方で妹にかまけるばかりに宿題を放っておいたり、勉学面は怪しかったようだが。 桃の意外とズボラな面は多分に姉の影響を受けていると思われる。 魔法少女としての腕は確かで、特に魔力の操作に著しく長けていたらしい。 「効果時間が魔力の質に依存する」結界が十年経っても問題なく働いている辺り相当なものであったのだろう。 必殺技は「サクラメントキャノン」。桜の花状の極太レーザーをぶっ放す大技らしい。 #openclose(show=今明かされる!姉のゆくえ){ 十年前、シャミ子の呪いを弄った際にかなり消耗し(桜曰くそれでも容態は気休め程度だった)、その後起きた事件において力を使い果たしてコア状態(猫)となった。 ついにはその状態も保つことができず、完全に肉体が消滅する前に頭に浮かんだのは、妹の分の呪いも引き受けたことによって衰弱死寸前のシャミ子。 そしてシャミ子の下へと赴き&bold(){自身のコアでシャミ子の命を繋ぎ止めた。つまり現在の居場所はシャミ子の中である。} 桜の手掛かりを探すべく、自身の潜在意識へと潜ったシャミ子の窮地に登場。杖を「ずるい武器」に変化させることを提案して窮地を救った。 シャミ子からいくらか魔力をかすめ取って溜め込んでおり、溜まり切れば短時間だがシャミ子と話せるとのこと。 シャミ子に桃を見守って欲しいことを伝え、そのついでとして町を守ることを託して再び眠りについた。 その後もシャミ子の深層意識に潜んでおり、シャミ子が疲れ果てて深い眠りについた際に夢に現れては何かを託していくのだが、 深い眠りから目覚める瞬間に夢の内容を殆ど忘れてしまうので、当のシャミ子には全然伝わっていない。 } 桜の居場所が判明する3巻終盤の一連のエピソードは涙腺崩壊ものであり、非常に評価が高い。 作者も当初はここで一区切りつけて連載を終了する予定であったとのこと。 **&bold(){佐田杏里}(さた あんり) CV:千本木彩花 #center{……シャミ子 今日も残念だったね!!} シャミ子のクラスメイトで、テニス部に所属している。かつては桃と同じ中学に通っていた。 ノリは軽いが面倒見がよく、友人としてシャミ子に色々なアドバイスをしてくれる。 やや話を盛りがちで、口も軽くノリで喋りがちな癖があるが、悪意はない竹を割ったような性格。ちなみに母親も似たようなノリ。 紹介した先で(予想できなくても無理がないような)トラブルが発生すると責任を感じ、さらにフォローしてくれるなどかなりの人格者。 角が生える以前は早退がちで友達ができなかったシャミ子にとっては病弱時代では唯一の友人であり、困ったら彼女を頼りにすることが多い。 実家はショッピングセンター「マルマ」にある精肉店。 当人も店を手伝うことがあるが、その際の営業はかなり上手い。というかえげつない。 また、人脈も豊富であり、まぞくを探すシャミ子に喫茶あすらを紹介した。 登場当初は「不思議な外見や言動の住人に動じない多魔市住民」のお手本のような人物で、からかい半分でシャミ子を桃にけしかけたり武器の提案をしたりする喰えない少女だったが、 その人脈からあくまでまぞくや魔法少女を&bold(){隣人として見慣れているだけ}で、日常からかけ離れ過ぎた事態に直面すると狼狽し、説明を求める場面が増えてきた。当然である。 シャミ子関連の事件においてはぶっ飛んだ内容かつ、徹夜を要する作業や無茶振りをお願いされて量そのものには難色を示しつつも、 快い返事でやり遂げている一般人にしてはできすぎるぐらいできた子。 まぞくとして覚醒したシャミ子を偏見で見ず、その活動を応援するいっぽうで、 街のボスとして張り切ろうとするシャミ子に待ったをかけ、「女子高生として当たり前の生活」を送れるようにも気を配っている。 **&bold(){小倉しおん} (おぐら―) CV:[[諏訪彩花]] #center{私は貴方に実験してデータを取りたい!  貴方はまぞくとして強くなりたい これって利害の一致だよね! すばらしいよねぇ!! &bold(){一緒に[[深淵覗こっ!!>深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ]]}} 杏里の友達の眼鏡っ娘。悪魔や魔術といったオカルト関連の物事に興味津々で、黒魔術研究部を作ってしまった。(他に部員がいるかは不明) シャミ子とはクラスが違うのだが、ごく自然に同じ教室にいることが多い。アニメではつきまとう描写が増えている。 まぞくのデータを調べるためシャミ子やごせん像を実験に使おうとしたり、吉田家の天井裏にラボ(クーラー完備)を勝手に作って潜んだりとマッドサイエンティスト気質なところがある。 はっきりいって奇行が目立つが成績がすごくいい(倫理以外は満点である)ため教師からも黙認されている。 杏里曰く「話すときは2mはなれて武器をかまえろ」。フレンドリーな彼女がそんな風に警告するあたり(大げさに誇張する癖があるとはいえ)相当である。 ひそかに危機管理フォームが完成したのは彼女のおかげ(彼女の漢方で魔力が十分に溜まった)。 言動に色々と問題があるもののその知識と腕は確かであり、シャミ子や桃にも頼りにされている。 実際彼女がいなければ事件の多くは解決できなかった。でもやっぱり怪しい。 とはいえ、彼女も光と闇の一族が共存する桜ヶ丘は大事に思っているようだ。 いつのまにか良子と親しくなっており、勉強の面倒を見てあげたり手作りの防犯ベルをあげたりと面倒見の良い一面もある。 #openclose(show=防犯ベルを押すと・・・){ 警察ではなく、何と&bold(){小倉しおん本人が駆けつける}。 劇中ではジキエルのしつこい魔法少女勧誘に対して良子が使用し、 &big(){&bold(){呼ばれて飛び出てこんにちはー‼}} 「&bold(){ヌルリ‼}」という効果音と共に、&bold(){足元のマンホールから這い出て登場}。 ジキエルを一瞬で捕獲し、自身のラボ(吉田家の天井裏)に持ち帰るのであった。 おともだちになろう・・・ } 奇行が確認される前から友人としてシャミ子に優しく接するところもちゃんとあるゆえ、なんだかんだ一定の人徳はあるのだろう。 たぶん。きっと。 #openclose(show=今明かされない!小倉の疑惑){ 登場当初から「ごせん像をハッキング・解析する」「桃ですら詳細がわからない桜の魔法少女的遺産を読み解き管理する」「高価な魔法的材料を大量購入するルートと資金と見る目がある」など、 単なる趣味を超越した光闇系のヤバい人であるような描写が目立つ。 上述したミカンの呪い解放の際には、自作の設計図に「Gu-sion」とサインしている。 これはもちろん「小倉しおん」をもじっただけのペンネームとも取れるが、[[ソロモン72柱]]の11番目にあたる悪魔「グシオン」に由来するものではないか、とも。 } **&bold(){白澤} (しろさわ) CV:松山鷹志 #center{──何も言うな 全てわかっている ここは流れ着いたまつろわぬ者たちが最後にたどり着く場所 極東の島国の釁隙にある最後の魔境だ 僕は君のような&bold(){まぞく}が来るのを待っていた} 「腰掛ける場所の無い誰かの居場所を作りたい」と考え、商店街で十年前より&bold(){純喫茶あすら}を営む&bold(){バク}の店長。好みのタイプはスレンダーなバク。 人語を解する動物である霊獣の一種で動物系まぞく。なお戦闘力は皆無。 彼は彼で色々あったのか、危機に直面する(と判断する)と妙にアグレッシヴな方法で逃走を計り、そして&bold(){それに耐えられる体をしてない}ので怪我が絶えない。 ちなみに「結界の効果で人に見える」などということはなく、周囲からは普通にバクとして認知されている。桜ヶ丘の住人動じなさすぎである。 人間社会で二度見されないために&bold(){二足歩行を心がけている}が、体の構造上無理があるためよく腰を痛めている様子。&font(l){バクが二足歩行してるほうが目を引くよね} 非常にお人よしであり、リコが問題を起こしてもそのたびに許している寛大な精神の持ち主。 そして、やらかしても悪ぶれないリコに振り回されては最終的に土下座する羽目になる苦労人。土下座は特技の域に達している。 そんなこんなでまぞく経営かつトラブルが絶えないため働き手に飢えており、わずかなチャンスでもかじりつく。 経営者としてはわりと容赦ないたくましいスタンスであり、押しに弱く騙されやすいシャミ子をバイトとしてこき使うことも(待遇そのものは大変いい)。 ほぼ押し付けられる形で託されたリコだが家族同然に思っており、終生の衣食住を保障しているイケメ……イケバク。 ちなみにクレジットカードの名義によるとフルネームは「白澤&bold(){店長}(しろさわ&bold(){みせなが})」。本名か活動名かは不明。 **&bold(){リコ} CV:伊藤彩沙 #center{料理づくりはたのしい… ほかは全部興味がない… 優子が採用されてよかったの} 京都なまりの関西弁で話す料理好きな狐狸精。 見た目は白色のケモ少女だが、本来の姿はモフモフな狐そのものであり、くつろぐときはそちらの姿でいるようだ。 癖なのか、顔の前で両手の指を合わせているコマが多い。好みのタイプは都合のいい人。 白澤と共に喫茶あすらを営んでおり、調理とウェイトレスを兼任していた、が接客はやる気がないためシャミ子がバイトに入ったことで調理に専念している。 料理への思い入れは非常に強く妥協を許さない職人気質であり、作る料理は非常に美味な上に魔力の効果で「嫌なことを一時忘れる」ストレス発散効果を有していることからリピーターは多い。 ただし、その効果で食べた者はハイになる事からぶっちゃけ怪しいクスリを決めているようにしか見えず、傍から見れば怪しいことこの上ないが。 一方で前述の通り、接客態度は最悪であり怒る客も多かった模様。 また、料理に関してもテンションが上がると店ごと焼いたりしていたらしい。……どんな調理をしていたのだろうか。 性格は「悪気はないが悪戯好きであり、欲望に素直で利己的」というなかなかに厄介な物であり、人の都合はあまり配慮しないのに分析自体は結構できるたちの悪さも含め、 そのあしらい難さから桃からはリリス以上に苦手にされている。 「説明をしない」傾向があり、ちゃんと話せばどうとでもなったであろうトラブルもこの悪癖から生まれたもの。&font(l){おかげでシャミ子がほぼ全裸で街中を歩くはめにもなった} この性格と料理の効果からトラブルを招くことも多く各地で魔法少女と諍いを起こしており、十年前に桜によって白澤へと押し付けられた。 以降は結界の効果のおかげで魔法少女と出くわすこともなく、都合のいい店長の下で気ままに過ごしている。 店長が自分のせいで気苦労しようとケロッとしているが(都合が良くて素敵と思ってる節すらある)、「もう料理とかどうでもええ」と怒り心頭になるぐらいには大事に思っているのも確か。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は店長を異性として慕っており、密かに「マスターの彼女」を自称していたが、種族が違い過ぎるため肝心の店長には&bold(){ペット}と認識されている。}} シャミ子との邂逅後は徐々にだがコミュニケーション能力に改善の兆しが見えており、&bold(){まだまだズレまくってる}が意識的に気遣いをするようになっている。ズレてるが。 各地で魔法少女を返り討ちにしており、その戦闘力は非常に高い。&font(l){下手に強いから弱肉強食的な考えが抜けない側面があるかも} 葉っぱを様々な物に変化させる幻術を得意としており、自身や他人の姿を変化させることも可能。 **&color(red){朱紅玉} (しゅほんゆー) #center{&font(red){この味… 間違いあらへん奴がおる…}} リコに恨みを持つ赤髪ロングの魔法少女。ちなみに18歳。免許はAT限定。 出身は明かされていないが、名前や回想で出てくる故郷の街並みからして中国(もしくは台湾)出身の可能性が高い。 しかし本人は日本語ペラペラでしかも関西弁。ど派手で相手を威嚇するような柄の服を好む。 喫茶あすら移転の際に住人が結界の保護から外れた隙にリコの居場所を探知して桜ヶ丘へと赴いた。 魔法少女としての年季は長いのだが、リコしか眼中になかったためか戦闘能力は低く、敵地にノープランで乗り込んだ上に殺気も一切隠せてないとはっきり言ってお粗末なレベル。((討伐カードのポイントを見るに、これまでまぞくを討伐した経験もなく本当にリコを倒すためだけに魔法少女になったようだ。)) 案の定一瞬で取り押さえられたが、最後の力で十年分の魔力を溜め込んだ封印魔法を放ち…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終的にはシャミ子の&font(l){洗脳}尽力もあってなんとか和解、店長・リコ組と一緒にばんだ荘の民となった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){現在は魔法少女を引退し、一般人としてあすらでバイト中。接客態度は良好なようで周りからは「紅(ホン)ちゃん」と呼ばれ親しまれている様子。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シャミ子に説得されたとはいえ、まだ常識を解しているとは言い難いリコの奇行をなんとか押し止める常識人ポジションとして苦労している。}} **&bold(){那由多誰何} (なゆた すいか) #center{「誰何」と書いて「すいか」って読むんだよ} 銀髪の長い三つ編みと黒い格好が印象的な、常に笑顔を絶やさない「ぼくっ娘」魔法少女。 桜の昔からの知り合いで、6年前、姉の手掛かりを探しに桜ヶ丘に再訪した桃と協力して桜の手掛かりを探した。 #openclose(show=重大なネタバレだから「開けないでね」){ #center{&color(white,black){分かってもらえないこともある――}} #center{&color(white,black){かわいそうだけど}} 穏やかそうな見た目にそぐわぬ善良な性格の持ち主であり、桜のいなくなった桜ヶ丘にまぞく目当ての魔法少女達がやってくることを危惧して町を引き継ごうとしていた。 ただ、町の結界に阻まれてまぞくの情報を集めることができず困っており、 たまたまやってきた桃に協力してもらって、まぞくの居場所が書かれた名簿を手に入れることに成功した。 「善良な性格」とは言ったものの、「ご飯がかわいそうだから&bold(){液体以外のものは口にしない}」などと その優しさは度を越しているようにも見える。 魔法少女という立場上衝突も色々と多かったのか、やむなくまぞくを倒すこともあったようで、大量のまぞく討伐カードを所持している。 手に入れた物は有効活用するようで、桃がまぞくの手掛かりを無事手に入れられるよう「願った」他、自身もカードの力で千年以上生きているようだ。 ……ところで桜ヶ丘に貼られた結界は「町に害をなす者、歓迎されていない者から庇護する」タイプの物だったが、その結界に阻まれるということは? 名簿を手にしてからは毎晩一人で出かけており、気が付けば町から多くのまぞくが姿を消していった。 その事に気づいた桃は誰何が町のまぞくを封印しているのではないかと詰め寄ったが…… 以下、さらなるネタバレ。 #region(何か…誤解してない?封印なんてしてないよ) #center{&font(20,b){&color(white,black){大丈夫}}} #center{&font(20,b){&color(white,black){ちゃんと苦しまないように殺してるよ}}} #center{&color(white,black){ぼくの願いはこの世全ての「かわいそう」を根絶すること!}} #center{&color(white,black){そのためにみかけた&ruby(エサ){魔族}は全部食べています}} その正体は6年前桃が戦った因縁の魔法少女。 桃にまつわる噂の一つ「かつて世界を救った」とは&bold(){この那由多誰何を倒したこと}である可能性が高い。 メタ子によると元々はどこにでもいる優しい子だったのだが、永く生きているうちに歪んでいったようだ。 そうしていつしか世の中全ての「かわいそうという感情」を「根絶」するため、&bold(){感情が無かったころまで世界を巻き戻すこと}を目的に活動するようになる。 具体的に何をする気だったのかは最後まで語られなかったが、「原始海洋まで」という言葉から、地球に命が誕生する前に戻す、要は&bold(){生物の根絶}を図っていたようだ。(実際に、時空の盲点に吸い込まれた偽小倉がシャミ子に見せた「桃が世界を救うことに失敗した風景」では、水平線まで街が灰の平原になってしまっっていた。) この目的の為に大量の魔族を狩って力を溜めていたようである。 自分の行いが正しいとまったく疑っていないらしく、魔族を殺していることについて罪悪感を覚えていないどころかそのことを笑顔で桃に語るなど、倫理観が完全に狂っている。また魔族のことを「エサ」と称しており、明確に見下している。 さらにカードの力でメタ子やウリエルが自由に喋れないようにする、正体を知られた桃の脳をいじって記憶を消そうとするなどのエグい手を使うことも一切躊躇しない。 一方で性格は「善良そのもの」であり、敵対することとなった桃に対して極力話し合おうとしており(尤も当初は記憶を消そうとしていたようだが)、戦闘で傷ついた彼女のことも心底心配して治そうとしていた。 まぞくを狩ることで悲しむ人々がいる事にも心を痛めており、カードの力で「忘れさせる力」を手に入れて関係者の記憶を消去している。 そのため、桜ヶ丘の住民はそこら中にまぞくがいたことを一切合切忘れてしまった。 また、普段食事は「かわいそう」とのことで摂らないが、まぞくを狩った後は水筒に入れた「何か」を飲んでいる。 この「何か」も誰何の力となっているらしく、誰何の発言や魔法少女の血液が魔力の源になることを考えるとおそらくまぞくの…… 戦闘能力は絶大と言ってよく、桃を遠距離攻撃でボロボロにした。 この時の桃の姿はふきだし等で隠されているが、よく見ると&font(b){胴から下が完全に消滅している(しかも洗脳に抵抗するために左腕を自分で斬り落とした)} さらに無数に所持しているカードを利用した洗脳といった搦め手も容赦なく使用してくるため、並の相手・手段ではまず抵抗は不可能だろう。 最終的にはとある手段を取った桃によって撃退されたが…… 物騒な表現を極力コミカルな言い回しで言い換えてきた本作において&color(white,black){&font(b){「殺す」}}とはっきり言い放ったことは読者に多大な衝撃を与えた。シャミ子にとってもあまりに衝撃的だったためか、回想では「コロチュ」とか「コロチュウ」といった言い方に記憶改変されてしまった。 また、まぞくの事も漢字で「魔族」とセリフに書かれており、本作の中では異質な存在といえる。 なお、桜が桃を保護した十数年前の時点ではまだ比較的正気を保っていた模様。 誰何の事情に配慮してくれる桜にかなり懐いていたようで、連絡先を教えてもらうよう頼んだのだが&font(b){「なんか死ぬほど電話かけてきそうだから無理」}と塩対応で断られていた。かわいそう。&font(l){ひょっとしてそれが病んだ原因では。} #endregion } **&color(hotpink){メタ子}/&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){メタトロン}} CV:七瀬彩夏、仲野裕 #center{&font(16, b){時 は 来 た}} 桃が飼っている猫……もとい、魔法少女の案内役(ナビゲーター)。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){以前は桜のナビゲーター。}} しかし、現在は年に加え桃がやる気をなくしたことからほとんどただの猫同然である。 神託もできるが、最近は&bold(){「時は来た」}しか言わない。光ったりもする。 これでも桃の幸せを心から願っており、潜在意識では主人を守るべく働いている。その際の姿は&bold(){頭部が猫の半裸マッチョ}という強烈なものであった。 シャミ子に対しては桃の夢に侵入してきたときは前述の半裸マッチョ状態で排除しようとしたが(シャミ子が正直に目的を言ったのが原因だが)途中から信頼するようになったからか、6巻では自分が知っている桃の過去についてシャミ子に見せた。 アニメでのCVはまさかの二人一役。可愛らしい鳴き声とイケボによる&bold(){「時は来た」}のギャップに多くの人が度肝を抜かれた。 **&color(orange){ミカエルちゃん} ミカンのナビゲーターのカエル。頭に&color(orange){ミカン}が載ったカエルでミカエルちゃん。一応人語を話せるっぽい。 種族は&color(orange){モウドクフキヤガエル}であり、皮膚から毒液を分泌しているため&bold(){触ると死ぬ}(そのためミカンも枝越しに持っている)。 本気の戦闘の時は矢じりに変身して主人の助けとなるらしい。触ると死ぬ矢じり……&color(orange){\たのもしいわ/} **&color(red){ジキエル} 紅玉のナビゲーターで関西弁を話す金魚。 闇の一族に対しては容赦がなく、魔力料理で人を癒しているリコについて「魔力で洗脳している」と紅に吹き込むことで彼女を魔法少女に仕立て上げた(とはいえ食べた人の様子がアレなので無理もないが) 若輩者ということもあってどこか機械的で、人情を解する能力は弱め。 シャミ子の能力についても、人々を扇動し大量死を招く物としてことさら危険視している。 (もっともこの点に関してはシャミ子自身も危険視しているのであながち間違いというわけでもないが) &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお、後にウガルルに大量捕食された挙げ句、相方が引退してフリーになった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){たまたま夜道を散歩していた良子に目を付け、「魔法少女の素質がある」としつこく勧誘したところ防犯ベルを押されて&bold(){小倉に捕まった。}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){以降は小倉のラボで普通の金魚と同じような世話をされながら研究対象にされているが、良子の勧誘はあきらめていない様子。}} **&bold(){ウリエル} #center{イエスマム!!} 誰何のナビゲーター。模様と「すいか」の相方ということでおそらくウリ坊。 見た目とキャラのクセが異様に強い。 **&color(hotpink){たまさくらちゃん} 白猫の姿をした、たまさくら商店街のゆるキャラ。この街の大きな桜の古木から生まれた妖精さんとのこと。 見た目はかわいらしいが設定を公募にした結果、特技が「バク宙あつあつおでん」だったり、 茶碗から人を洗脳するアメを無限生産するなどカオスな存在と化した。 また、やたら着ぐるみが小さく、一般的な体格の人間では着れないという地味に致命的な欠陥を有している。 町内での認知度はかなり高いが、頑張りの割にはゆるキャラとしてはマイナーらしい。 それ故に桃は買い支えなければと思っており、たまさくらちゃんグッズを持っているコマがちらほら見られる。曰く「っ…好きではないです 生活に差し障る程度に気になるだけで」 デザインしたのは白澤であり、彼が過去に見かけた白猫&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){(桜のコア)}}をモチーフにしている。 明言されてはいないが、当初は白澤が入っていたようだ。ちなみにアメは実際に依存性が高いことからおそらくリコ製。 **&bold(){ナレーション} CV:[[梅津秀行]] 特徴的な二重線枠で語りを入れるナレーション。毎話「がんばれシャミ子!△△して〇〇なまぞくになるんだ!」と締めくくるのがお約束。 アニメにおいてもきっちりと締めてくれており作品に無くてはならない存在。 ちなみに桃やリリスに対しては「さん付け」で呼ぶ。 #openclose(show=実は……){ #center(){&bold(){頑張れ優子}} #center(){&bold(){誰よりも優しく 強くなるんだ}} &bold(){その正体はおとーさんことヨシュア}。 「ヨシュアが優子に言っていたこと」に被せて描写される上記のナレーションや((あわせて考えると、先述のナレーション構文はヨシュアの口癖のようなものなのだろう。))、お父さんボックスと同型のダンボールでシャッフルクイズをする際に「当ててくれないと傷つくぞ」といった語りがあったことから、ナレーションはおとーさんなのでは?という認識が読者間では浸透していたが、 アニメ1期最終回では上記のナレーションの描写にあたり梅津氏の役名表記が「ヨシュア」となる形でナレーション=おとーさんの構図が明確に示された。 先述の通り、ナレーションの多くは二重線枠で語られており((シャミ子など他のキャラのモノローグは単線の枠で語られる))、作中のエピソードは父親からいつも見守られていることがわかる。 この「いつも」の範囲はやたらと広く、すぎこしの結界内である家はもちろん、シャミ子が学校にいようが、商店街にいようが、はてはせいいき桜ヶ丘の保護結界すら及ばない奥々多魔でも二重線枠ナレが問題なく発生する。 これが作中的にどういう原理なのかを考察するファンも多いが、単行本範囲内では明確な答えは出ていない。 &font(l){なお、ヨシュアのショタ容姿と梅津氏の渋い声のギャップに混乱した視聴者も多い。} } **おっち(落合)/みなみ(南野)/つるちゃん(鶴巻)/にゃが(永山) CV:貫井柚佳/松田利冴/田中沙耶/[[会沢紗弥]] #center{かみざ!魔のものたちはかみざだよ!!} シャミ子らが入れられた体育祭実行委員会の1年メンツ。全員C組。 準備中の事故でミカンを気絶させてしまい、呪い体質が暴発しておっち(と杏里)に向けてペンキ缶(中身入り)が吹っ飛んできたところを桃に救われた。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){それもあってか、熱烈な&bold(){魔のもの}ファンだらけ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おっちは桃単推し、にゃがはしゃみこ単推し。みなみ・つるちゃんはミカンに憧れている節がある。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){1年生45人からなるチャットグループ「魔のものファンクラブ」でシャミ子の&bold(){盗撮画像がやり取りされていたり}と、なかなかにガチ勢。&font(l){にゃがは出る漫画間違えてません?}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おっちが桃に[[&color(white){熱烈アプローチをかけていく}>当て馬]]ことで、いよいよシャミ桃がまくあけまぞく。}} *◆用語解説 **&bold(){闇の一族} 「魔族」とも呼ばれる存在。ただし作中では「まぞく」とひらがな表記されることも多い。 基本的に混沌を糧とし、無秩序をパワーに変えるとのこと。 古代より光の一族に追われ続けてきたためか、せいいき桜ヶ丘の古株のまぞく達は結界を自宅に貼るなどの対策をしている。 ただ、当然ただの被害者というわけではなく、急に魔族に覚醒したため闇に呑まれ恐ろしいことになった人もいるらしい。 シャミ子も&font(l){あれでも}当初は闇的なパワーに飲まれて好戦的になっていたとのこと。 光の一族の血液を奪うことでその魔力をも奪い取ることができる。 **&bold(){魔法少女} 「闇の一族」と対立する「光の一族」、その巫女こそが魔法少女である。 光の一族の使いと契約したことで肉体がエーテル体になっており、筋力の代わりに魔力を行使することで普通の人間以上の力が出せる。(桃の怪力は筋力による処も大きいが) もちろん魔法少女なので"らしい"姿に変身もでき、変身状態ではさらに身体能力が向上する。 変身の際には光の力を体に降ろすための舞い(昔の巫女が唱えた祝詞「卍句」にちなんで&bold(){変身バンク}と呼ばれている)を舞う必要がある。 バンク中は体が勝手に舞ってしまうが、慣れと努力次第で短縮は可能。桃は色々あった末に0.01秒程度で変身している。 新人の子は1分くらいかかったり、うっかり&bold(){全裸}になったりすることもあるとか。&font(l){そこのとこ詳しく。} 変身中は無敵ということはなく完全に無防備なため、見た目の華やかさとは裏腹に高速変身の可否は切実な問題とのこと。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最新6巻において桃が自身の新たな変身フォームを作成したのだが、慣れない新フォームのためか変身に5.03秒かかっていた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ピンクの背景で「モーモー モーモモー フレッーシュ(フゥー) モモピーチ フゥーッ」という謎コーラスと共に・・・}} 一方、超人的な能力を得た代償として魔力を失いすぎると身体が霧散してコア状態になってしまう。 コア状態でもある程度魔力が残っていれば小動物の姿で動けるが、完全に魔力を失うと水晶状となって動けなくなってしまい、こうなってしまうと自力での復活は困難とのこと。 契約や人ならざる肉体への変化など、どことなく[[某魔法少女作品>魔法少女まどか☆マギカ]]を彷彿とさせ不穏なものが感じられるが、 こちらは自由に引退可能、そして引退すれば普通の人間の体に戻れると良心的なシステムなため特に気にしている子はいない。 その働きはポイント制であり、まぞくを狩るとポイントが貯まり、それに応じて願いが叶うシステムらしい。 が、このシステム、&bold(){狩りさえすれば対象が無害なまぞくであろうと問答無用でポイントが貯まる}という極端なものであり、リターンを求めて強引にまぞくを狩る魔法少女もかつては多かったとか。 現在はそのようなことはあまりないらしいが、桃が応援を呼ぶ際に「シャミ子が喰われなさそうな娘」を選別するのに悩んでいたことから今でも過激派が多いようだ。 &font(l){ダブリが多い疑惑もある。あと妙に料理方面に課題を抱えた子が多いのは気のせいだろうか。} 作中の魔法少女はすべて果物がモチーフになっている。(千代田桜は「さくらんぼ」だろうか。) ちなみに、登場する人間の中で現実離れした髪色をしているのは魔法少女のみ。(リリスとリコはまぞくなので除外。) **&bold(){危機管理フォーム} 物語途中でシャミ子が身に着けた戦闘フォーム。その姿は我々が「夢魔」と聞いて想像するような&bold(){露出度の高い姿}である。 変身することによって身体・頭脳共に能力が上がる…が、リリスの解説を聞く限りそこまで強化されていないような。 それでも貧弱なシャミ子にとっては結構な恩恵があるため緊急時には変身している。主に全力で逃げるために。 リリス曰く、こういった変身は自分のイメージした姿を現実に持ってくるものだが シャミ子の場合リリスが考える「強そうなイメージ」で補ったため、このような露出度になった。 そのためデザインはシャミ子の夢の中に現れたリリスの格好とほぼ同じである。&bold(){種族的に肌を出したほうが戦闘力が高まる}とのこと。 先述の通り露出度が高いので周囲によくいじられており、シャミ子も到底街中では変身できないと恥ずかしがっていた。 ……が、度重なる変身で感覚がマヒして、いつしか体育時やテスト時、果ては階段を上る際にも変身するようになっていた。先生何も言わなかったのか。 シャミ子のリテイク希望もあってか、2巻ではへそ回りとふとももの布地が若干増えた。が、リリスが面倒くさくなった結果、3巻以降は元に戻った。 途中からシャミ子自身のイメージで服装を変更することも可能になったが、「種族的に肌を出した方が戦闘力が高まる」というのは 嘘ではないらしく、露出の少ない格好に変更した際には&bold(){重さから地面にめり込んだ。} それでも緊急時&s(){や心を閉ざしたとき}には貝のような防御形態になるなど、自由な変身も度々活用している。 **&bold(){月4万円生活の呪い} 吉田家に課せられた様々な呪いの中でも代表的な物であり、稼ぎすぎたお金は運命レベルで逃げていく。酷い時には明らかな妖鳥の類に盗られたりとか。 一家4人で月4万円生活というと困難に思えるが、実は「教育費、医療費、暖房費は別勘定」と妙に融通が利いているため何とかなっている。 また、ばんだ荘の家賃は激安なため、勘定する必要があるのは実質食費と光熱費くらい。衣服や家電の買い替えは厳しそうだが。 #openclose(show=今明かされる!あの呪いのルーツ){ 実は一族の封印によって課せられた他の呪いとは異なり、十年前に呪いの影響を強く受けて衰弱していたシャミ子を救うため、桜によって合意の元発生した呪いである。 桜が呪いの配分を組み替え「残された一族の金運」を「シャミ子の健康運」に変換することで「月4万円生活の呪い」が生まれた。 古来からの封印のはずなのに現代の通貨、レートであったり、最低限生活できるレベルの妙な融通の利きっぷりもこのため。 もっとも桜によると、ここまでしても衰弱しきってるシャミ子に対しては気休め程度の効果しかなかったらしい。 1巻ラストでシャミ子が期せずして桃の生き血を奪い、封印を一部解いたことによって解呪された。 以降は金回りがだいぶ改善されたのか吉田家が金に困っている描写はほとんどなくなっている。&font(l){例えばソシャゲのイベントで爆死したりしている}((ただし、作者曰く無償石で爆死してるので、無課金まぞくとのこと……だったが、後の話で結局課金したことが明らかとなり、杏里から「え?シャミ子スマホゲーに課金してたの?やめなよ…。」と心配された。(本人曰くちょっとだけ。一応バイト代を家に入れた分の残りを使っているのでそこまで不健全ではないが)余談であるが、このことが判明された時期にきらファンではシャミ子の新しい星5が出ている)) } **&bold(){すぎこしの結界} 吉田家の玄関や喫茶あすらに張られている魔法少女避けの結界。製作者の桜によると「すぎこしの結界」が正式名称のようだ。 「光の一族側がその家の住人にかかわるのを運命レベルで妨げる」効果があり、桜ヶ丘のまぞくが魔法少女の目を逃れるために使用している。 住人であれば家から離れていても効果があるが、結界を忘れたまま家自体を引っ越すと効果が無くなる(張り直せば問題ない) また、万が一魔法少女が住処を見つけても、強行突破しようとすると反撃を受けるため基本的に手出しは不可能。 一方でまぞく側からは魔法少女に許可を出すことで家に招き入れることが可能。 ただし、それを繰り返すと結界の定義が薄れていき、最終的には消滅してしまう危険がある。 #openclose(show=元ネタがわかるまぞくになりたい){ 元ネタはおそらく旧約聖書の「出エジプト記」。 イスラエルの民(のちのユダヤ人)がエジプト人に数百年に渡って奴隷扱いされ、ぶちキレた神がエジプト人の第一子(家畜も含めて)を&bold(){一晩で皆殺し}にした際のものと思われる。 神がイスラエルの民の家を区別するために、モーセは民に&color(red){子羊の血を家の入口周囲に塗る}ように伝えたとのこと。 ちなみに奴隷扱いされた理由は「増えすぎて敵側に着いたら怖いから」。あんまりである。 男の子が産まれたら殺して数を減らすようにとの命令もあった模様・・・。 一応神はモーセとアロンを通じて&color(brown){イナゴ}や&color(green){カエル}や&color(red){燃える雹}などの&font(l){嫌がらせ}警告をいくつもしてきたが、当時のファラオがあまりにも頑固で聞き入れなかったため、一般のエジプト人も巻き込んだ最悪の最終手段になったらしい。 } **&bold(){なんとかの杖} シャミ子が廃工場で拾った杖。 由緒正しいメイドインメソポタの杖らしいが、何故か誰も正式名称を覚えていない。一応「ア」から始まる横文字ネームらしい。 元々の形状はいかにもな魔法ステッキであるのだが、持ち主の武器観で形を変形させることからシャミ子が手に取った際はフォークへと変形した。 「棒状の物であれば何にでも変形可能」 という凄まじい機能を有しており、品質も最高峰の状態に変形できるようだ。 なお、持ち主が「棒」と思い込んでさえいれば問題なく、&font(l){おバカな}シャミ子の柔軟な発想によってペン、スコップ、うちわ、&bold(){中華鍋}など様々な便利グッズに用いられている。……棒? 夢魔が本領を発揮できる夢の中では「ずるい武器」という何でも倒せる文字通りのチートウェポンへと変形させることも可能。 さらにはゲーム的な魔法の杖や&bold(){神話級の道具}にすら変形可能なまさに万能の杖となる。 最近では現実世界でも回復の杖やマジカル虫取り網などオリジナルの魔法道具に変化できるようになったが、まだ自在に変化できるわけではないため今後に期待と言ったところ。 最新話では回復の杖(回復どころかグレードアップも可)の乱用でダウンしたり体重が大幅に減る現象が起きた。 桃は「魔力がない状態で使うと肉体や魂が消耗するのではないか」と推測したが、その後体重はある程度戻った。 #openclose(show=元ネタがわかるまぞくになりたい){ 元ネタは作中で明言されていないものの、その性能からすると十中八九「アロンの杖」だと考察されている。 旧約聖書は『出エジプト記』でモーセが使って海を割ったアレであり、もし本物なら神話級どころかれっきとした&bold(){神話上の道具}である。 } **&bold(){せいいき桜ヶ丘} この作品の舞台となる町で、市区町村で言うと「多魔市」(多&bold(){摩}ではない!)に属している。 森や山に囲まれており、駅を中心に商店街やショッピングセンター、学校などが並ぶベッドタウン。 桜の名所としても知られる穏やかな町である。 名前は東京都多摩市にある聖蹟(せいせき)桜ヶ丘が元ネタ。見た目は唐木田や多摩センター駅周辺に近い((https://media.comicspace.jp/archives/12126))。 作中世界では「光の一族と闇の一族がゆるく共存する特別な町」として噂になっている。 そんな遍歴もあってか、町には変な人が多く、色んな出来事に慣れ切った住人達も総じてスルー能力が高い。 角と尻尾の生えた女の子や、喋る二足歩行のバクがうろついていても大して気にしない。そんな変な町である。 *◆[[きららファンタジア]] #center{&color(#0000cd){&bold(){やって来ました異世界ハロー!}} &color(#0000cd){ご町内では少し目立つまぞく角も、エトワリアならなんとなく溶け込める気がします!}} 2019年9月のイベント「いせかいまぞくとごせん像」より参戦(シャミ子はその前のイベントで顔見せ登場) 2020年3月時点では吉田優子(シャミ子)、千代田桃、陽夏木ミカン、リリス、吉田良子が登場している。 各キャラの描写を鑑みると、原作3~4巻の時期から召喚されたようだ。 メインストーリー2部1章でも登場した。ただしこのときはオーダーによる本人達であり、イベント時の記憶等はないためきらら達とは初対面となっている。 コンテンツ施設は「まちカドばんだ荘」 ばんだ荘を模したアパートに原作の様々なマスコットやアイテムが乗っかったカオスな建物となっており、説明文にも「アパートが崩れないか不安です」と心配されている。 内装は一面の畳と暗闇が広がる中にリリス謹製キラキラが飾り付けられている封印空間仕様。 原作者が結構ガチなプレイヤーということもあってか一部シナリオを監修しており、準公式と言える設定も散見される。 もちろん公式設定と名言されているわけではないので扱いに注意は必要。 以下、異世界エトワリアでの皆の暮らし(長いので格納) #openclose(show=いせかいを救えるまぞくになりたい){ ・&font(#994c00){&bold(){吉田優子}}&font(#0000cd){&bold(){(シャミ子)}} ☆4そうりょ(陽属性) ☆5そうりょ(月属性) ☆5【運動会】せんし(月属性) ☆4&color(orange){&bold(){陽属性}}にツッコミ多数。オイ闇の一族。 ☆5の方は&color(gold,black){月属性}なので面目躍如といったところだが。 キャラ名は「吉田優子」表記。でもシステムメッセージではシャミ子と書かれているので少々ややこしい。 当然のごとく他作品キャラからもシャミ子と呼ばれている。((ただし相当仲の良い相手以外は部の仲間であっても名字で呼ぶ傾向にある『ステラのまほう』の関あやめからは「吉田さん」と呼ばれる。)) 異世界でも相変わらず桃の厳しいしごきを受けており、一緒に修行に付き合ってくれる道連れもとい仲間を探している。 また、剣と魔法のファンタジー世界であるため、そこら中に魔法少女がいる可能性にごせんぞ共々戦々恐々としている。 なお、異世界では能力に若干のバフがかかっている模様。リリス曰く夢の中と似ているらしい。 このため原作では持てなかった大きいフォークを装備できたり、ぽっきんアイスをちぎれたりしている。 ……強くなったから余計に桃の修行が激しくなったのかもしれないが。 服装は露出が少なく、お腹が冷えないことに満足している。&color(lightgray){危機管理フォームレベルの痴女スタイルのキャラは多数いるが幸い免れた模様。} ただし一張羅なため、クリスマスではクリスマスフォームの桃を羨ましがっていた。 一応危機管理フォームにもなれるようだが、変身しなくても戦闘ができることから特に必要がないためゲーム中でその姿を目にすることは今のところない。 そして運動会イベントでは新規衣装が実装。ジャージ姿でやり遂げた表情で旗を掲げガッツポーズしている。 なお、旗の数字(順位)は&font(b){6}。シナリオ中でも思いっきりツッコまれた。 進化後イラストはチアリーダー姿。露出の多い格好であるためか涙目になっている。 アップデートにより専用武器として「なんとかの杖」が実装。 ただ、本作の専用武器は「(キャラ名)専用(武器名)」と表記されるため&bold(){「吉田優子専用なんとかの杖」}というシュールな字面の武器となってしまった。確かに何一つ間違ってはいないのだが。 2部1章では敵にパス(繋がり)を断ち切られ桃やミカン・リリス等のことを忘れてしまった。 (正確には忘れたのはリリスだけで、桃やミカンとは敵対する関係に改編された) 同時に封印の設定が弱まったのか桃とも互角に戦えるようになっていた。 聖典(原作)を知るキャラからは&font(b){「シャミ子様があんなに強いはずはない」}と言われたりも。 また、まぞく成分が強まったのか、目の色など若干顔つきが原作と異なっている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお、「ほのぼのとした戦いや日常」と原作の事が称されていたが、シナリオ実装当時の本誌連載分はシリアスMAXの重い話だったため反応に困った読者もいた模様。}} ・&color(hotpink){&bold(){千代田桃}} ☆4せんし(陽属性) ☆5【クリスマス】まほうつかい(陽属性) 魔物が跋扈する異世界という事もあってか、原作以上にシャミ子を鍛えようとするシーンが多い。 また、筋トレ繋がりでダイエットにも詳しいことから、体重に悩む[[ヒロ(ひだまりスケッチ)]]や[[虎徹(アニマエール!)>アニマエール!]]にダイエットを指南するシーンも。 シャミ子の修行とは異なり、ダイエットに関してはちゃんと人類にも実践可能な内容であるので安心である。 そのためヒロは無理なく痩せることができた。 魔法少女をやるのは気が進まないが、とにかく殴れば解決するせんしは気に入ってる模様。 クリスマスver.はまほうつかいだが、結局マジカルダンベルを駆使して敵を殴り倒していた。 ただのダンベルではなくマジカルダンベルなので実質魔法。いいね? &color(hotpink){「マジカルってつけると何でもグレードアップする気がする」}&font(#0000cd){「桃やめて!それは[[他の方>ゆゆ式]]のセリフです!」} クリスマスイベントではパーティー会場の警備を依頼されており、その高い戦闘能力からエトワリアの人々にも頼りにされているようだ。 &font(l){ゲーム的にはスキル構成が独特すぎて正直使いにくいってレベルじゃないキャラなのだが。} そのクリスマスイベントのボス戦では修行によって会得した新必殺技&color(hotpink){&bold(){フレッシュピーチホエイプロテイン}}(原作者命名)を披露。 プロテインドリンクを作る要領で武器(ダンベル)を高速シェイクし、発せられた光をビームとして撃ち出す大技……なのだが&bold(){シナリオ中ではビームを出さず直接ダンベルで殴りつけていた。} もっともパーティー会場内での戦闘だったため、ビームを出すと壁に穴が開いてしまうことから配慮した結果ではある。 いずれにせよ威力は確かで、無限再生するゴーレムのコアを粉々に砕いておりその威力&font(l){と脳筋ぶり}に周囲は唖然としていた。 性能が変わっており、☆4☆5【クリスマス】共にクラススキル2種とも自己バフという前代未聞の構成。 しかもナイトではないのにヘイト上昇スキルまで内包されている。 &color(lightgray){盾役のナイトではないため危険が大きく、ぶっちゃけほぼデメリット効果。} ・&color(orange){&bold(){陽夏木ミカン}} ☆4アルケミスト(風属性) ☆5【水着】まほうつかい(陽属性) まだ呪いにかかっている時期であり、やはり動揺すると周りに災難が降りかかる。 とっておき技の際には攻撃に用いられているが。&color(orange){その際何故か武器にレモンをかけて投げつけている。} 呪いが出なければ頼りになる女子力の高いお姉さんであるのは原作通り。 2020年水着イベントでは待望の水着衣装が実装。何がとは言わないがデカい。 進化後イラストではちゃっかりシャミ子と桃も一緒に写り込んでいる。 &color(orange){しかし何で水面に柑橘類を浮かべてるんでしょうかねこの人は……} シナリオ中でも諸事情でどこからともなく取り出した柑橘類を活用していた。水着姿なんですが。 2021年の水着イベントでも登場しシャミ子と桃が不在だったため良子の保護者ポジションになっていた。 また6巻に登場したものと同じと思われるビーコンを使用し敵の魔法を暴くきっかけとなった。 そして原作者が8割手がけたと言及しているシャミ子のメモリアルクエストにおいて、&color(orange){&bold(){スコーピオンアロー}}なる凶悪な技の存在が明らかとなった。 その全貌は、9本の &color(purple){毒矢}を蠍座方面の&bold(){衛星軌道}に飛ばして待機させ、自由落下で相手に落として攻撃するというもの。 強烈な運動エネルギーによる爆撃と猛毒で&bold(){相手は死ぬ。} ただし[[蠍座が出ていないと使えないため使用できる時間と季節が限られる>ガンダムX]]ことが欠点。 後に原作でも番外編(単行本未収録)で使用している。残念ながら技名だけでどのようなものかは見られなかったが。 胴体がちぎらないとできない傷が残っている桃といい、このような殺意MAXな必殺技が求められた環境とはどのようなものであったのだろうか。 ・&color(gold){&bold(){リリス}} ☆4まほうつかい(土属性) ☆5【第2部】まほうつかい(月属性) 年齢が判明してるキャラの中では最年長。さすが5000歳。 時期的にまだ実体化しておらず当初はごせん像の状態であったのだが、参戦イベントにおいてボスの魔力を吸い取ったことによってアストラル体を出せるようになった。 ほぼ実体化と同等の状態であり飲み食いも可能な模様。 ただし、像からは離れられないので像を投げ飛ばされると一緒に飛んでいく。ようは[[これ>スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険)]]。 なお、この頃は桃とミカンはまだリリス本人の姿を見たことがないため、初めはアストラル体を見ても誰なのかわからなかった。 完全とはいかないまでも自由に動けるようになったため、夢魔としての力でエトワリアを征服しようともしたが、最初に夢に潜り込んだ相手が色々な意味でヤバい奴だったためひとまず断念している。 まぁ本気でやろうとしても[[相性最悪であろうキャラ>夢喰いメリー]]もいるので上手く行けるとは思えないが。 運動会イベントでは自分も限定衣装が欲しいと願って色々と暗躍していた。 結局叶わなかったのだが、ちょうど同時期に意見要望を聞く定期アンケートが開催。 このアンケには「☆5を実装してほしいキャラ」という項目があり、ごせんぞの願いを聞き入れたユーザーが多数いればそのうち叶う、かもしれない。 その願いが通じたのか2部1章でついに限定☆5で実装された。 スキルは強力だがヘイトアップのデメリットがあるため運用には少し工夫が必要である。 2部1章においてはオーダーされた本人が登場。シャミ子同様イベント時の記憶はないがもともとファンタジーなキャラであるためすぐに状況を理解した。 改編の影響か封印が弱まっており像なしでも動ける模様。またとくに関係のない人間でも操ることができるが、結局使われなかった。 ストーリー中盤ではシャミ子の夢に潜りシャミ子との戦闘できらら達をサポートしたが、シャミ子の方が力が上だったために苦戦していた。&s(){土壇場でシャミ子側に寝返ろうとして拒否(物理)される一幕も。} ランプの作戦でシャミ子の気が緩んだ隙にシャミ子の弱体化に成功しきらら達を勝利に導いた。 何気に露出が凄い。あと地味にごせん像も&color(silver){銀色にデコっている}。 冬場はさすがに寒いようだが、本人は新規グラフィックが来るまで死んでも着替える気はないようだ。 なお☆5は来たが本人がオーダーされたときの衣装であるためイベントでの登場はいまのところなし。 コミカライズ版でも2章で召喚されている。 こちらでは参戦イベントを経ていないためか、他のキャラから魔力を分けてもらってアストラル体を出しているらしい。 ・&font(#994c00){&bold(){吉田良子}} ☆4【ひな祭り】アルケミスト(土属性) ☆5【水着】アルケミスト(水属性) 2020年ヒナ祭りイベントにおいてまさかの参戦。 そして2021年で水着が実装された。 初の小学生キャラであり、年齢が判明している中では最年少。 シャミ子がいずれはエトワリアを支配するものと誤解しており、手始めにお姉の軍勢を増やすべく召喚士きららと召喚の補助を行っているクレアに目を付けている。 2021年の水着イベントでは彼女らだけでなくクリエメイト達の情報も集めていたらしくシャミ子と同じ夢魔であるメリー達や呪い解除前ミカンと相性が最悪な幸福クラスなども調べていた様子。 同イベントでは行方不明のクリエメイト達を救出するためチート軍団を結成した。 これは大げさではなくミカンに加え前述のメリー勢のエンギ、七賢者のうち3人+筆頭神官であり&bold(){1部ラスボス}のアルシーヴ、伝説の召喚魔法&s(){と筋肉}が使えるきらら、かつての勇者ライネ+その相棒カンナとガチのメンバーがそろっている。 他にも行方不明者の関係者等も集まったためほとんど軍隊と化している。 (クリエメイト達は召喚された時点で非戦闘員でも魔物と戦えるくらい強くなっているため) 余談だがこのときミカンは「あわよくばうまく編成してシャミ子の下に持っていこうしてるのでは」と指摘したが良子は「興味はある」とはぐらかした。 もっとも肝心のシャミ子はこのとき桃(+興味持って追いかけていったメリー)と山で修行中だったためシャミ子の軍にはならなかった。 } *◆余談 **&bold(){シャミ子が悪いんだよ} 桃がシャミ子に対して言った台詞…&bold(){ではない。} 二次創作が元であり&color(#F54738){原作でもアニメでも言われていない台詞}だが、いかにも桃が言ってそうな台詞だからか、使い勝手が良かったからか、 ''「原作でもアニメでも言われてないけど原作で言ったセリフ」''等のように、原作にはない台詞というのは分かった上でネタとして流行した。 そしてネットで使用され続けた結果、''ネット流行語100_2019にノミネート''されてしまう。 その時点で作者も困惑していたのだが、何とその後''niconico賞を受賞''。 作者もどうしようかと迷ったようだが、作品に対して肯定的な使い方をされていたからか、最終的には受賞を喜んでおり、 トロフィーも受け取り感謝のイラストをツイッターに上げている。 %%こんな事態になったのもシャミ子が悪いんだよ。%% 一方、たしかに原作初期の桃なら言いそうなセリフではあるが、原作中盤以後の(シャミ子に惚れ込んだ・自罰的かつヘタレな内面が明らかになった)桃なら まず言わないようなセリフでもあるのも事実。スラングの常として人を選ぶものである。 **&bold(){略称} 公式の略称は特になし。略する場合は「まぞく」やキャラ名の「シャミ子」で呼ぶ人が多いようだ。 たまに「ドまぞ」と略する人もいるが。そのような要素はないが字面のインパクトの強さだろうか…… &font(l){同じキャラットに[[ドS>ブレンド・S]]がいるのもあるかもしれない。} **&bold(){きらら作家初?} まぞくや[[オーパーツ]]的なごせん像など、何かとオカルト的な要素が多い本作。 その作者のオカルトへの造詣の深さが買われたのか、なんとその筋では有名な&bold(){雑誌「ムー」がインタビューを行った。} なかなか異例なことだけに、きらら編集部も「ムーに取材を受けた(たぶん)初のきらら作家」とネタにしている。 **&bold(){2期製作決定!事件(?)} アニメ2期決定の第一報となったきららCarat20年10月号だが、発売日前日に表紙画像がリークされてしまう。本号で完結となる[[某チア漫画>アニマエール!]]を押しのけての表紙化や公式Twitterの匂わせから「もしや」と期待を膨らませるファンが多かっただけに、何とも肩透かしな公開となってしまった。リーク、ダメ、ゼッタイ。 //↓作者・作品自体に問題がないのにネガティブな内容はどうかと感じるのでCOしておきます。最終回だからといって表紙飾らなかった作品は他にもありますし(GAなど) #co(){ また、アニメ化した作品の完結回を無視して発表に踏み切った為か(きらら誌では余程の事が無い限りアニメ化作品の完結時は表紙を飾る)、一部読者からは「送別会の隣で壮行会を開くな」「1ヶ月待ってシャミ子の誕生日に合わせるべきだった」と発表自体に異議を唱えられている。 } #center(){がんばれシャミ子!!追記・修正で項目を充実させるんだ!!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,38) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - わざわざオノマトペって書く必要ある?擬音語とかでいいんじゃね? -- 名無しさん (2017-01-08 15:42:26) - 書けるか書けないかじゃない…書くんだ、書いていこう(追記) -- 名無しさん (2017-01-13 01:36:37) - うおお記事できたか!ミカンちゃんの実家が思いの外暖かそうで安心したわ -- 名無しさん (2017-01-20 13:08:59) - まちカドまぞく実質ジオウ説ネタ好き。普段はあんまり似てないけど忘れた頃にちょいちょいシンクロしてくる… -- 名無しさん (2019-08-22 21:50:42) - 「おかーさん若すぎ」と思ってたら、ちゃんと理由があったのね。最近の漫画は親(特に母)の外見が異常に若いのが当たり前だから、設定があることにむしろ驚きを感じた -- 名無しさん (2019-08-24 22:09:44) - 略してドまぞ -- 名無しさん (2019-08-29 21:58:13) - ドまぞって呼ぶ人5chでもふたばでもツイでもあんまり見たことないんだけど…どの界隈の話なんだ -- 名無しさん (2019-09-02 15:55:55) - ここはあえてまドまぞを提唱したい -- 名無しさん (2019-09-02 20:14:13) - アニメにてナレーションの正体判明。 -- 名無しさん (2019-10-04 14:53:23) - シャミ子が悪いんだよ… -- 名無しさん (2019-10-24 11:30:50) - シャミ子は悪くないよ -- 名無しさん (2019-10-24 12:03:32) - ご先祖はきらファン世界で無事戦える体で現界出来た。魔力減ると消えるけど。 -- 名無しさん (2019-10-24 12:15:59) - 言ってすらいないセリフが賞を取ってしまったのはシャミ子がわるいんだよ -- 名無しさん (2019-12-15 22:36:46) - 今年…劇中で一度も言われたこと無いワードばっかりやん! -- 名無しさん (2019-12-15 22:57:16) - シャミぱいは最高 -- 名無しさん (2020-01-09 16:25:55) - まちカドまぞくを「ドまぞ」と略す勢、とある魔術の禁書目録を「と禁」と略す説 -- 名無しさん (2020-02-07 05:19:05) - 爆死はコツコツ貯めた無料石を使用したもので、まだ無課金まぞくらしい -- 名無しさん (2020-02-08 00:04:32) - こんなに健全な深夜アニメはひさしぶりに見た気がするわ -- 名無しさん (2020-02-18 08:11:44) - やっぱり課金まぞくじゃねーか! -- 名無しさん (2020-06-11 18:26:04) - ちょくちょく魔王ダンテと設定と似てる -- 名無しさん (2020-08-18 14:27:04) - まあ、メリーやエンギには勝てないだろうな -- 名無しさん (2020-08-22 11:47:13) - 二期決まった -- 名無しさん (2020-08-27 12:32:22) - フラゲ情報を嬉々として書き込むのはよくない -- 名無しさん (2020-08-27 12:45:35) - 最近シャミ先はいつか身内のために体張って消えるんじゃないかと思えてきてる(依代が) -- 名無しさん (2020-11-06 20:02:57) - 毎度ながらきらファンまぞくがクオリティ高すぎる… -- 名無しさん (2020-12-10 19:33:10) - ここ3ヶ月は衝撃の事実祭りだったな -- 名無しさん (2020-12-28 10:34:31) - 衝撃が過ぎるわ! -- 名無しさん (2020-12-28 12:21:17) - 先週で終わりと思ってたところにさらにもっとやべえのが追加されるのは流石に聞いてない。しかもこれ全部6巻という単行本勢死にそう -- 名無しさん (2020-12-28 22:51:12) - ここ最近はまどマギなみのシリアス度 -- 名無しさん (2021-02-07 13:39:53) - まちカドまおうはわりとオススメ。 -- 名無しさん (2021-02-11 14:32:30) - ベルセルクやえむえむっみたいに作者死亡で未完ってことにならなければいいが -- 名無しさん (2021-05-30 09:50:39) - 二期が22年春アニメに決まった -- 名無しさん (2021-06-24 18:47:26) - 二期になってもシャミ子は可愛いからやっぱりシャミ子が悪いんだよ -- 名無しさん (2022-04-20 09:05:12) - 桜さんの声、ちょっと成長したキュアピースに聞こえた。スマプリもちょうど「10年前」か -- 名無しさん (2022-05-07 22:45:06) - 2丁目6話は素晴らしい -- 名無しさん (2022-05-22 16:50:53) - 最近「女の子たちがキャッキャウフフするだけだったはずがいつの間にかドシリアス」って作品多くないか?いや、理由は何となく想像できるけど -- 名無しさん (2022-06-14 21:04:51) - ジャンプの新作がこれにそっくりと話題に? -- 名無しさん (2022-06-18 18:31:46) - シャミ子とリリスってマジで血縁関係あるのか?ご先祖旦那さんいたのかな -- 名無しさん (2022-06-19 20:37:01) - ↑ご先祖はミカンとウガルルのように魔力で魂をはぐくんで子供を作ったらしいから、旦那はいなかったかもしれない(いた可能性もあるけど) -- 名無しさん (2022-07-08 20:59:48) - 6巻まで一気読みして衝撃の展開に鳥肌が立ちまくってる。7巻の発売が待ち遠しいけど、いづも先生の体調も心配。 -- 名無しさん (2022-07-28 17:47:59) - ドまぞ呼びは5chのきらら雑誌スレで古来から呼ばれてたから見かけたらその人は多分古参 -- 名無しさん (2022-11-11 05:50:02) - 最新話でヤバい展開に -- 名無しさん (2024-03-06 19:09:51) #comment #areaedit(end) }

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