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「星のカービィ スターアライズ」(2024/03/22 (金) 16:26:40) の最新版変更点
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#center(){&bold(){&sizex(5){ハートをぶつけて敵を仲間に!&br()&br()とっかえひっかえ大冒険!}}}
『[[星のカービィ スターアライズ]]』とは、2018年3月16日に[[Nintendo Switch]]で発売された横スクロールアクションゲームである。
発売:[[任天堂]]
開発:[[ハル研究所>ハル研究所(企業)]]
小説版は[[こちら>星のカービィ スターアライズ フレンズ大冒険!編]]。
#openclose(show=◆目次){
#contents()
}
*◆概要
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[[星のカービィシリーズ]]の据置機向け王道アクションとしては、『[[星のカービィWii]]』以来7年ぶりである作品。
これまで「据置機での星のカービィはハード末期に出やすい」と言われてきた中では珍しく、まだまだ盛り上がりに事欠かない時期でのSwitch参入となった。
本作の目玉は、『[[星のカービィ スーパーデラックス]]』で人気を博したヘルパーシステムを思わせる「&font(b){フレンズヘルパー}」達との多人数プレイ。
幻の未発売作『[[星のカービィGC(仮)>Kirby for Nintendo GameCube]]』で一度は潰え、『Wii』で多人数プレイの部分だけは叶ったあの光景が、満を持して公の場に蘇ったのだ。
それだけに留まらず、フレンズ達と協力して連携技を繰り出したり、武器に属性を与えてパワーアップしたりしてもらったりと新要素も盛り込まれ、アクションの幅が更に広がった。
勿論、HD対応ハードらしくグラフィックもより進化。
特に光源と反射の処理に関する質感表現は&font(b){歴代トップクラス}であり、夕日の屋外や火山地帯などといったロケーションではそのこだわりがよく分かる。
『Wii』の時と同じく、25周年を迎えた星のカービィシリーズの集大成にふさわしい内容となっており、恒例のファンサービスに抜かりが無いだけでなく
「&bold(){王道カービィの決定版}」を目指してハル研が培ってきた技術と経験を存分に詰め込んでいる。
発売当初は(従来のカービィにしては)全体のボリュームが物足りない、難易度が低いことを指摘されていたが((難易度に関してはライトユーザーを意識した間口の広さを狙ったものと思われる。ボリューム面に関してはニンドリのインタビューによると、本作は今までのシリーズタイトルと違い、予め納期を決めた上での開発体制だったという。その事と決して無関係ではないと思われるが、それで完成とはせずにアップデートで内容のボリュームアップを継続し続けた辺りは流石のHAL研というべきか。))、発売後もアップデートで懐かしの仲間達や意外なキャラのドリームフレンズ化(後述)を実施してファンを湧かせ、2018年11月30日のアップデートによる新モード・強化ボスの追加でいつものように上級者も楽しめる「&bold(){完全版}」となった。
なおこれらの追加要素は、全て&bold(){無料}である。
また、音楽面では随所に[[グリーングリーンズ>グリーングリーンズ(星のカービィ)]]や無印エンディングのフレーズを使用し、更にカービィ以外の声優が複数参加するなど、色々な意味で印象的な作品に仕上がっている。
*◆あらすじ
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宇宙のはるかかなたで行われた、とあるなぞのぎしきのせいで平和だったポップスターにも、何やら異変が……。
やみの心「ジャマハート」をめぐって、立ちはだかる強敵たち。
そして宇宙からせまるじゃあくなたくらみから、カービィとフレンズたちは世界を救うことができるのか?!
(公式サイトより引用)
*◆登場人物
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・[[カービィ]]
みんなに愛され続けて25年のずんぐりピンク。
昼寝している間に謎のハートがカービィに染み込み、いつの間にか敵をフレンズにできる力が身についていた。
国中の食べ物を集めているデデデ大王の城へ向かったことをきっかけに、あれよあれよと壮大な冒険へと旅立つことに。
・[[デデデ大王]]
カービィのライバル。
一体いつぶりになることか、プププランドの食べ物を独占するという暴挙に走る。
しかし、実は空から落ちて来た闇のハート「ジャマハート」の影響でおかしくなっており……
ボス戦ではいつもの戦法で戦うかと思わせ、プレイヤーに笑撃をもたらす[[筋肉モリモリのマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]に変身を遂げて暴れまわる。
撃破後はカービィダンス開始までの間にハートを投げると仲間にでき、以降もドリームしんでんで呼び出せるようになる。
・[[メタナイト]]
仮面の騎士。
『SDX』以降、すっかり鳴りを潜めた筈の野心がジャマハートの影響で呼び起こされたらしく、カービィと剣での決闘を望む。
……が、剣を取らずにいると痺れを切らして降下し、&font(b){「使わないんかい!」とばかりに自分で蹴っ飛ばす}というシュールな姿が見られる。
ボス戦では間合いの取り方が少し変化しており、動きが読みづらくなった。
追い詰められるとまさかの分身でこちらを撹乱し、フレンズの人数に合わせて最大4人ものメタナイトが襲いかかってくる。
こちらもデデデ大王と同じく、撃破後に例の仮面割れまでにハートを投げれば仲間にできる。
・[[三魔官>三魔官(星のカービィ)]]
暗黒要塞ジャマハルダと共に現れた、謎の幹部三人組。分かりにくいけど全員女の子。
氷属性の斧使い&color(deepskyblue){フラン・キッス}(CV:[[上田麗奈]])、火属性の剣使い&color(red){フラン・ルージュ}(CV:[[高橋李依]])、そして長の雷属性である槍使い&color(orange){ザン・パルルティザーヌ}(CV:[[柚木涼香]])らで構成されている。
何気に声優が豪華である。
フラン・キッスは気に入った相手を[[氷漬けにしてコレクションするのが好き>ルザミーネ(ポケモン)]]で、フラン・ルージュはそんな彼女のことが大好き。%%百合じゃねーか!%%
パルルティザーヌは自分達の主である&font(b){魔神官ハイネス}への忠誠心が特に強いが、その長すぎる名前を覚えてもらえていない。ハイネスはその事について詫びているようだが。
ハイネスよりジャマハート回収の任を与えられたことで、要塞と共にポップスターへ乗り込んできた。
公式Twitterでは本作の宣伝担当でもあり、キッス、ルージュ、パルルの順に「三魔官のスタアラ☆特報」と称して本作の情報を伝えている。
・[[ハイネス>ハイネス(星のカービィ)]](CV:[[千葉繁>千葉繁(声優)]])
三魔官の上司にあたる、謎の白ローブの人物。
オープニング冒頭で彼が執り行った怪しい儀式の結果、宇宙中にジャマハートが降り注いでしまった。
実際に会えば分かるが、その実態は&font(b){本作、いや星のカービィシリーズでも特に狂気的だったキャラクター。}
*◆その他の登場キャラクター
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**◇中ボス
歴代シリーズでは7、8体登場していたが今作は5体と今までより少なめ。
今作でも強化版が登場するが名称に変更はなくカラーリングもモノクロを基調に統一されている。
・[[Mr.フロスティ>Mr.フロスティ(星のカービィ)]]
・[[ボンカース>ボンカース(星のカービィ)]]
長年、シリーズで中ボスとしての登場が多い彼らはもちろん今作でも登場。
・[[バグジー>バグジー(星のカービィ)]]
・[[コックカワサキ]]
中ボスとしてはリメイクを除くと『SDX』以来の登場。当然3D化は今回が初。
・[[ビビッティア>ビビッティア(星のカービィ)]]
今作では唯一の新規中ボス。
空中を漂いつつ頭の絵筆を駆使して突進したり絵を描いて様々な攻撃をしてくる。
倒して吸い込むとアーティストをコピーできる。
名前といい見た目といい[[元祖ソウル系ラスボス>ドロシア(星のカービィ)]]と[[浮遊大陸の絵画>ペインシア]]を彷彿とさせる。
実際サウンドトラックの掲載の設定画には「ミニドロシアのイメージ」とまんまなことが書かれている。
さらにその後には「ドロシア姉様」「ペインシア姉様」とはっきり書かれていることから、スタッフの間ではこのビビッティアを含めて3姉妹として見ているようである。
**◇ボス
今作では各レベルの最後以外に途中で登場するボスもいる。
また、ボス部屋までに短めのステージが挿入されている。
・[[ウィスピーウッズ]]
初代から26年最初のボスを務め続けたお馴染みの大樹。
お馴染みのリンゴも今回は大量に降らせてくる。
・ポン&コン
『[[星のカービィ3]]』に登場した狸と狐のコンビが20年振りにまさかの登場。
当時と同じく子供と一緒にフィールドを右往左往するが、ある程度ダメージを与えると突進攻撃もしてくる。
今作ではジャマハルダの門番になっているが彼らを倒すと…?
・ユグドラルウッズ
小惑星フォルナに登場する残桜の古樹。
いわゆるウィスピーウッズの亜種且つ強化版であり、『[[タッチ!カービィ]]』に登場したブレドーを落とす事も。
・ゴールドン&シルバックス
小惑星マリーンに登場する金の狸と銀の狐。
いわゆるポン&コンの強化版である程度ダメージを与えるとフィールドが広くなり縦横無尽に駆け回る。
・アンセスビッグマム
小惑星クードに登場する『SDX』のアイアンマムを巨大化させたような頑強なる大母。
並の攻撃ではびくともしない鎧をどうするかが攻略の鍵。
戦闘の仕様上、ストーリーモードのみの登場。
・[[クラッコ]]
ウィスピーウッズと同じく初代から26年中盤のボスを務め続けたお馴染み単眼の雲。
今作は小惑星ガベルに生息しておりポップスターに生息する個体とは異なるようだが…?
*◆新要素
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**◇フレンズヘルパー
前述の通り、『SDX』のヘルパーと同じ立ち位置の味方キャラ。
カービィがどこからともなく取り出した「フレンズハート」を、能力持ちの敵に投げつけると&font(b){その場で即仲間にすることが出来る。}
中ボスに対しても撃破後にハートを投げれば、フレンズ化に対応している中ボスはそのまま味方になってくれる(非対応の中ボスだと同じ能力のザコに変身する)。
一人で遊ぶ場合、フレンズ達はコンピュータ操作になる。
賢くないばかりに敵と当たってばかりだった『SDX』や『鏡の大迷宮』の時代と比べて比較的頭が良く、ボスの大技にも安全地帯へ移動しやすいなどそれなりに長持ちする。
ただし溶岩や強制スクロールなどの地形ギミックには鈍感で、特に圧死ミスが発生するステージではうまく誘導しないとあっさり潰されてしまう。
また、対応できる仕掛けに近づけば、頭上に「!」マークが出て行動に移してくれる。
例えばサーキブルが草むらに接近すると、カッター能力で草を刈ってくれる、など。
フレンズも操作したい!という場合は、おんぶして乗ることで操作権をプレイヤーのものに出来る。
『SDX』のヘルパーは一度HPがゼロになると、そのままの状態で助かる術は無かったが、
本作ではその場に倒れたフレンズヘルパーを近くに寄って救助することが可能。
復活したフレンズはHP半分の状態で立ち上がる。
なお倒れた状態で一定時間が経過する、奈落に落ちる、トゲの上に落ちる、強風や水流で画面外に置いていかれる、圧死や溶岩などの地形ダメージでやられるとその場で消滅してしまう。
また、通常のフレンズとは別に&bold(){「[[ドリームフレンズ>ドリームフレンズ(星のカービィ)]]」}という特別枠も存在する。
メインストーリーでは[[デデデ大王]]、[[バンダナワドルディ>ワドルディ]]、[[メタナイト]]ら三人がこの枠に属する。ドリームしんでんと呼ばれる場所でルーレットから引き当てられたキャラが使える。ルーレットといってもしばらく放置していると目押しで自分の使いたいキャラが簡単に引き当てられるので、安心してほしい。
またアップデートで[[リック&カイン&クー>カービィの仲間たち(星のカービィ)]]((3人別々にではなく、3人まとめて1人のキャラクターという扱い。))、[[グーイ>グーイ(星のカービィ)]]、[[マルク>マルク(星のカービィ)]]等といった懐かしのキャラクター達が追加され、新旧のメインキャラクターが[[夢]]の共演を果たしている。
詳しくはドリームフレンズの項目を参照。
**◇[[コピー能力>コピー能力(星のカービィ スターアライズ)]]
歴代最多の28種類が登場。そのうち新たな能力は4種類、Wii路線のカービィに出ておらず久々の[[復活]]を果たした能力が5種類ある。
ここではその合計9種類を紹介する。
●新能力
・アーティスト
お馴染みのキャラを描いたり『64』に登場した冷蔵庫で食べ物を出す事ができる。
彫刻を作る事もできるが完成するデザインのひとつが…。
・スパイダー
蜘蛛の[[糸>糸(武器)]]を出して敵を繭状態にする。
繭はアイスのように当たり判定が残る。
・スティック
棒術を駆使したコピー。
孫悟空の如意棒の如く伸ばして攻撃する事も。
・フェスティバル
マイクやクラッシュと同じ回数制限ありのコピー。
フレンズが多いほど技の威力が上がる。
●復活能力
・クリーン
『3』に登場したナゴ、チュチュ、ピッチが当時の技で登場する。
・ヨーヨー
犬の散歩などいくつかの技が追加された。
・スープレックス
フレンズをぶん投げて硬い岩を壊す事ができる。
・プラズマ
上方向への攻撃や電光石火のように移動する技が追加された。
・コック
ボタンを押しっぱなしにするとフレンズを煮込んで回復アイテムを増やしたり全体攻撃もできる。
この中でも、&font(l){糸を攻撃すると落ちて死ぬことでおなじみの}コモがコピー能力取得という昇格を果たした。
代わりに、リーフとスナイパーがリストラされ、無敵ワザ持ちが減ったことでボスラッシュの難易度が上がっている。
プラズマの登場に合わせてスパークが統合削除。
**◇フレンズ能力
カービィとフレンズの個性をかけ合わせた、強力な合体技。
武器に属性を付与したり、既存の技をパワーアップさせたりすることが出来る。
例えば、ソード能力とファイア能力であれば「&color(red){メラーガソード}」となり、剣での攻撃に炎が発生するようになるほか、一部の技は挙動も変化する。
早い話、64や参ドロのコピー能力ミックスに近い。しかし、属性の数やコピー能力が増えたことで種類は参ドロ以上。
また、投げ技が使える能力かフレンズなら、カービィや他のフレンズを勢いよく投げ飛ばす「ブンナゲフレンズ」が発動し、硬いブロックを破壊できる。
本作の謎解きは主にこういったフレンズ能力を駆使して解いていくことになる。
更に、特定の場所では4人一緒に台座に乗って「&bold(){フレンズアクション}」が発動可能。
従来の[[スーパー能力>スーパー能力(星のカービィ)]]、[[ビッグバン>ビッグバン(コピー能力)]]に相当する大掛かりなアクションで、必ず発動して進むことになるため、どちらかと言うとステージ内の一ギミックとしての性質が強い。
&font(l){地獄車のように}4人で輪になって転がる「フレンズころがり」、4人でつり橋と化してウォンキィを崖の向こう側に渡らせる「&font(l){[[万人橋>男塾名物]]}フレンズつりばし」、電車ごっこの要領で壁や天井すら爆走する「フレンズれっしゃ」といった仲間達の結束したアクションが見物。シリーズお馴染みのシューティングもこのフレンズアクションの一つ、「フレンズスター」で楽しむことができる。
4人揃っていないと進めないが、台座の近くに必ず能力持ちのザコが配置されているため、人員の補充には全く困らない。
*◆サブゲーム
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近年は一本のダウンロード専用ソフトとして独立する程のボリューミーな一人用ゲームだらけだったが、久々にマルチプレイ対応になった本作ではミニゲームらしいシンプルな競争に収まっている。
Joy-conとボタン操作のどちらにも対応。
**◇ギャラクティックホームラン王
ゲージを何度か溜め、降ってくる隕石をバット一本で打ち返す。
タイミングよく打ち返した隕石は[[星々を破壊しながら飛んでいき>衛星爆弾(がんばれゴエモン)]]、何光年先まで飛ばしたかを競い合う。
ルール的には早い話が超ダイナミック%%どころじゃない%%な規模のかちわりメガトンパンチ。
難易度は「街の危機」「国の危機」「星の危機」の3段階に分かれており、右に行くほど溜めるゲージの本数が増えていく。
**◇ふりふり!きこりきょうそう
木をひたすら切りまくり、誰が一番たくさん切ったかを競う。&font(l){要はTimberman}
木には毛虫やゴルドーが張り付いており、ぶつかるとタイムロスするためカービィを左右に移動させて避けながら切っていくことになる。
ゴルドーをうまく反対側から切って吹き飛ばした場合、他のカービィの木にランダムで押し付けられる。
難易度は「きこりみならい」「きこりめいじん」「きこりせんにん」の3段階に分かれ、右に行くほど切るスピードが増して毛虫やゴルドーの回避が難しくなる。
*◆パズルピース
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本作のおまけの収集要素。
ステージ中に「?」マークのついた青いパズルピースのような「イラストピース」が隠されており、これを入手してゴールするとランダムでイラストのピースが埋まっていく。
初期から存在するイラストは、今回のために呼ばれたスペシャルゲスト達が描いており、
・アニメ『[[ひそねとまそたん]]』のキャラ原案も務めた漫画家「青木俊直」
・古くから任天堂作品に関わるイラストレーター「伊藤あしゅら紅丸」
・ゆるかわ系なイラストグッズ「カナヘイの小動物」シリーズの原作者「カナヘイ」
・最近では『[[FGO>Fate/Grand Order]]』の公式絵師としても有名な「lack」
・ポケモンカードシリーズのイラストレーター「大山功一」
・『仮面ライダー』など特撮系のイラストレーター「開田裕治」
……等など、各方面からジャンルを問わず集っている。
アップデートで追加された分のイラストはハル研社内のイラストレーターが担当している。
イラストの中央にある色が違う部分は普通のピースでは埋められず、ドリームしんでんを除いた各ステージに存在する虹色の「レアイラストピース」を手に入れて埋める。
何かと鬼畜だった『TDX』『ロボボプラネット』と違い、今回は良心的な位置に隠されているので用心深く探せばさほど苦労しないはず。
イラストを閲覧する時には、そのイラストの出典に合わせたBGMに切り替わる。
ドリームフレンズ追加の度に新規のイラストピースが追加されており、BGMも同じだけ増えている。
なお、ドリームフレンズの追加分もあるためかイラストの完成そのものはファイルの達成率に影響しない。
*◆クリア後の追加モード
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#openclose(show=クリックで展開){
**◇星の○○○○ スターフレンズでGO!
恒例のタイムアタックモードで、今回はドリームフレンズを含めたフレンズ達が主役。
フレンズ選択時に各フレンズごとの名前が○○○○の所に入るだけでなく、なんとサブタイトルや簡単なバックボーンまで用意されているという手の込んだモードである。名前が○○○○の所に入るということは[[デデデ大王を使うと……>星のデデデ(アニメカービィ)]]
デフォルトのドリームフレンズ達も追加組を含めて用意されている。
メインストーリーと違う点として、ステージ中に「こうげき」「たいりょく」「すばやさ」を上げるパワーアップアイテムが配置されていることが挙げられる。
取るとフレンズヘルパーも含めて対応した能力が上昇し、ステージ攻略やボス戦が有利になる。
レアイラストピースがあった場所は大体パワーアップアイテムと入れ替わっているが、タイム重視のプレイでは無理に全て取ろうとするとかえってタイムロスになるため、道端に置かれたもの以外は無視する等ある程度の取捨選択が重要。置かれている場所はフレンズによって一部違ったりする。
他に違う点は、メインストーリーに無かったステージが合間に差し込まれること。また、既存マップでも新規マップでもわいてくるザコ敵をすべて倒さなくては進めないという場所が増えている。
1Pが解ける仕掛けに応じてステージ構成が変わるため、別のキャラで2週目に行くと「こんな部屋通ったっけ?」となることも。解ける仕掛けが少ないキャラは代わりにザコ敵ラッシュが多く挟まれる。
Ver.3.0からはフレンズ個別で進行状況がセーブされるようになり、並行してステージを進めるプレイも可能となった。
また、携帯モードから入るバグ技で、なんと星の○○○○をカービィでプレイ可能という裏技も。
エンディングのタイトル部分はラスボス撃破時点のコピー能力に応じたヘルパー、すっぴんはポピーブロスJr.となる。
当然、開発の想定外なので、説明文は『(未せってい)』となっている。
Ver.3.0で修正され現在はプレイ不可。
**◇The アルティメットチョイス
こちらも恒例のボス勝ち抜きモード。
メインストーリーと違い、ハートを投げてフレンズを作ることは出来ない((ただし特定のボス戦のみ、とある仕様の存在から例外的にハートを生成できる。))。
今回は「チョイス」の名の通り、連戦数の異なる難易度を選択することが可能。
少数のボス達と気軽に戦ったり、いつものように本編のボス軍団に挑んだり、とプレイヤーの好きに連戦数を決められる。
もちろん、難易度が上がると回復アイテムが少しずつ質の低いものにランクダウンし、カービィの最大体力も低下するため、戦いも厳しくなる。
最初は連戦数9の「激辛しれん味」までしか選べず、星の○○○○を一回でもクリアするとラスボスを含めた連戦数13の「極辛ピンチ味」までが解禁される。
そして、その極辛ピンチ味をもクリアすると、最後の追加ボスが登場する最高難易度「&font(b,#ff0000){魂が飛び出る辛さ}」に挑めるようになる。
ちなみに難易度の表現だが、カービィがカレーにタバスコを入れる図と唐辛子の数で表されており何だかユニーク。
難易度を上げると投入するタバスコの量が増え、カービィの顔も徐々に険しくなる。
そして、前述の「魂が飛び出る辛さ」に達すると&color(red){背景が炎上し、カレーはルーが溶岩の如く真っ赤に燃え、具に頭蓋骨らしきもの((本作にも登場する雑魚敵、ガボンのものに酷似している))が見え、タバスコが最早バーナーの炎のように噴出、カービィの顔に至ってはアニメのデビルカービィほぼまんまという強烈な絵面と化す。}
Ver.4.0から追加された「魂が飛び出る辛さExtra」に至っては、悪魔の顔を通り越して無表情の真顔に…。
「魂が飛び出る辛さ」以上になると一部ボスのBGMが変わる。
さらに「魂が飛び出る辛さExtra」になると休憩所のBGMも過去作から緊迫感あるBGM中心になり難易度の高さもあって休憩所なのにほとんど休めないかもしれない。
**◇アナザーディメンションヒーローズ
最後となるアップデート第3弾で追加された、本編の「その後」からスタートする高難度モード。
タイトル通り、過去作に何度か登場した異空間ことアナザーディメンションが冒険の舞台となり、フレンズハートを集めながら先へ先へと進んでいく。
ステージは全部で4つあり、道中に配置されたフレンズハートの殆どが入手に高度なアクションを求められたり、時間勝負ないし一発勝負で焦らされるものが多い。
初見で全部のフレンズハートをコンプリートするのは至難の業といってもよく、熟練のプレイヤーでも上記の性質から数個取り逃すことも珍しくない。
メインストーリーと大きく違う点は、途中で1Pキャラを様々なドリームフレンズ達と交代しながら進むこと。
初期組を含めた、総勢12体のドリームフレンズ達の共演は、シリーズをやり込んだファンほど熱いものが込み上げること間違いなし。
また、ステージの最後に待ち受けるボス達は表と外見の異なる「[[アナザー〇〇>アナザー〇〇(星のカービィ)]]」に強化されており、&font(b){スタアラの本気}と言わんばかりの猛攻でプレイヤーを苦しめる。
本編からの地続きということになっているが、どうやら星の〇〇〇〇でハイネスが幾度も儀式を繰り返した影響で、異空間への穴が開かれてしまったらしい。
公式Twitterでは&font(b){ハートを集めた数によって結末が変わる}そうだが……最後に何が待ち受けているか、是非とも自身の目で確かめてほしい。
}
*◆メインストーリーについて
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本作のステージ展開はかなり特殊で、&font(b){「地域ごとに1レベル、大ボスも1体ずつ」という定番の区切り方ではないワールド形式}となった。
そのため、一つのパートで複数のボスステージを内包していることが普通にある。
以下を見ただけではワールド数が減ったように錯覚しがちだが、実際にステージまで減っている訳ではなく、総合的には従来とほぼ同じぐらいのボリュームである。
どちらかと言うと今回のそれは章仕立てに近い。
一部ステージには大スイッチが隠されており押すと『[[トリデラ>星のカービィ トリプルデラックス]]』以降から恒例のEXステージが出現する。
やはり過去作のBGMが流れる。今回も中ボス戦にも過去作BGMが使用されている。
中ボス以外のボス戦では、戦闘前にカットインと肩書きの演出が入るようになった。
カービィらしからぬ格好いい肩書きの数々は必見。
また、ボスの中には特定の属性でリアクションを起こせることがあり、大きな隙を引き出すことが可能。
ストーリー部分は過去作以上に展開が早く、ジェットコースターのように目まぐるしい速さで次の展開へと進んでいく。
熊崎D曰く「ちょっと今の時代に合わせた」。
Ver.3.0では一部ステージに隠し部屋が追加された。
注意深く探せば見つかるが、中には[[HAL部屋>HAL部屋(星のカービィ)]]並に気付きにくいものも……
**&font(#b8d200,#008000){◇へいわなくに プププランド}
冒険の始まり。
久々に国中の食べ物を独り占めし始めたデデデ大王のもとへ、フレンズ達と共にカービィが旅立つ。
フレンズヘルパーに関するチュートリアルや、フレンズ能力を活かすステージなど、本作の新要素を一通り体験できる。
また、プププランドに限った話ではないが、特定のステージ内にある大スイッチを押すことでエクストラステージが解放される。
最後はデデデ大王を懲らしめて事件解決、と思いきや……?
デデデ山麓からたまにダイナブレイドが飛ぶ様子を確認可能。
**&font(#00008b,#ffdc00){◇きせきの星 ポップスター}
デデデ大王を狂わせていたジャマハートを追いかけ、カービィがポップスター中を駆け巡る。
前のプププランドが草原中心だった分、ここで急にステージの風景がバリエーション豊かに。
普通なら何ステージもかけて踏破したであろう各地を、それぞれ一つずつのステージとして駆け抜けていく形になる。
ちなみに、発売前の情報でもポップスター編の全体図が既に公開されていたため、今回の冒険もポップスター中心と思い込み、まさかのレベル単位ではなくステージ単位でびっくりするプレイヤーも続出した。
古代遺跡で宿敵『メタナイト』と対峙する。
宇宙でたまにエアライドマシンのドラグーンが飛来するのを確認可能。
**&font(#00ffff,#ff0000){◇暗黒ようさい ジャマハルダ!}
突如としてポップスターに突き刺さった、謎の暗黒要塞。
しかし、恐れを知らないカービィ一行は&font(b){いつものよう}にスルリと突入するのだった。
一転して物々しい、不気味な要塞を攻略していく。
最初のステージでは『[[星のカービィ3]]』以来の懐かしすぎる登場となるボス、ポン&コンがジャマハルダの門番として立ちはだかる。
内部でも三魔官がカービィ達の前に現れ、襲いかかってくる。
このジャマハルダも発売前の情報で堂々と公開されていた上に、場所や地名がどう見てもラストダンジョンのそれであったため「こんな早くに終盤の情報出していいの…?」と困惑したファンも。
最深部からたまにシャドーカービィが飛んでいるのを確認可能。
**&font(#ee82ee,#8a2be2){◇遥か、きらめきの勇者たち}
ジャマハルダから脱出するうちに、気付けば舞台は広大な宇宙へ。
あの星と、お昼寝タイムは守る!と覚悟を決めた&size(7){かもしれない}カービィ達は星々を巡りながら、敵の本拠地へと近づいていく。
[[いつかの銀河の果ての大彗星を求めての冒険>銀河にねがいを]]と同じく、途中までは&font(b){好きな順番で各ステージを攻略することができる。}
それぞれクリアするとボスステージが開放され、そこもクリアでその惑星を攻略したことになる。シリーズおなじみのクラッコはここで出るが……?
単純なステージ数で言えば、ジャマハルダまでの各パートを遥かに上回る濃密なボリューム。
また、ここに限った話ではないが時々背景に懐かしの星やアイテムが映っていたりと小ネタが満載でもあり、探してみるのも楽しみの一つ。
ちなみにここではSDXのハーフムーンとギャラクティック・ノヴァ、64のリップルスター、Wiiのローアを確認可能。ギャラクティック・ノヴァは出現率低め。
#openclose(show=果たして、宇宙の果てに待ち受けているものとは……?){
**&font(#f09199){◇星のカービィ スターアライズ}
ついに目覚めた[[破神エンデ・ニル]]。
宇宙の危機を救う為に、&bold(){&font(#f09199){ティンクルスターアライズ}}に乗って、カービィは再び宇宙に飛び出す……!
}
追記・修正はご自身のフレンズと一緒にお願いします。
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#right(){
&sizex(2){画像出典:『星のカービィ スターアライズ』 2018年3月16日発売}
&sizex(2){制作・著作 株式会社ハル研究所/任天堂株式会社}
&sizex(2){©2018 HAL Laboratoly,inc./Nintendo}
}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,14)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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『[[星のカービィ スターアライズ]]』とは、2018年3月16日に[[Nintendo Switch]]で発売された横スクロールアクションゲームである。
発売:[[任天堂]]
開発:[[ハル研究所>ハル研究所(企業)]]
小説版は[[こちら>星のカービィ スターアライズ フレンズ大冒険!編]]。
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*◆概要
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[[星のカービィシリーズ]]の据置機向け王道アクションとしては、『[[星のカービィWii]]』以来7年ぶりである作品。
これまで「据置機での星のカービィはハード末期に出やすい」と言われてきた中では珍しく、まだまだ盛り上がりに事欠かない時期でのSwitch参入となった。
本作の目玉は、『[[星のカービィ スーパーデラックス]]』で人気を博したヘルパーシステムを思わせる「&font(b){フレンズヘルパー}」達との多人数プレイ。
幻の未発売作『[[星のカービィGC(仮)>Kirby for Nintendo GameCube]]』で一度は潰え、『Wii』で多人数プレイの部分だけは叶ったあの光景が、満を持して公の場に蘇ったのだ。
それだけに留まらず、フレンズ達と協力して連携技を繰り出したり、武器に属性を与えてパワーアップしたりしてもらったりと新要素も盛り込まれ、アクションの幅が更に広がった。
勿論、HD対応ハードらしくグラフィックもより進化。
特に光源と反射の処理に関する質感表現は&font(b){歴代トップクラス}であり、夕日の屋外や火山地帯などといったロケーションではそのこだわりがよく分かる。
『Wii』の時と同じく、25周年を迎えた星のカービィシリーズの集大成にふさわしい内容となっており、恒例のファンサービスに抜かりが無いだけでなく
「&bold(){王道カービィの決定版}」を目指してハル研が培ってきた技術と経験を存分に詰め込んでいる。
発売当初は(従来のカービィにしては)全体のボリュームが物足りない、難易度が低いことを指摘されていたが((難易度に関してはライトユーザーを意識した間口の広さを狙ったものと思われる。ボリューム面に関してはニンドリのインタビューによると、本作は今までのシリーズタイトルと違い、予め納期を決めた上での開発体制だったという。その事と決して無関係ではないと思われるが、それで完成とはせずにアップデートで内容のボリュームアップを継続し続けた辺りは流石のHAL研というべきか。))、発売後もアップデートで懐かしの仲間達や意外なキャラのドリームフレンズ化(後述)を実施してファンを湧かせ、2018年11月30日のアップデートによる新モード・強化ボスの追加でいつものように上級者も楽しめる「&bold(){完全版}」となった。
なおこれらの追加要素は、全て&bold(){無料}である。
また、音楽面では随所に[[グリーングリーンズ>グリーングリーンズ(星のカービィ)]]や無印エンディングのフレーズを使用し、更にカービィ以外の声優が複数参加するなど、色々な意味で印象的な作品に仕上がっている。
*◆あらすじ
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宇宙のはるかかなたで行われた、とあるなぞのぎしきのせいで平和だったポップスターにも、何やら異変が……。
やみの心「ジャマハート」をめぐって、立ちはだかる強敵たち。
そして宇宙からせまるじゃあくなたくらみから、カービィとフレンズたちは世界を救うことができるのか?!
(公式サイトより引用)
*◆登場人物
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・[[カービィ]]
みんなに愛され続けて25年のずんぐりピンク。
昼寝している間に謎のハートがカービィに染み込み、いつの間にか敵をフレンズにできる力が身についていた。
国中の食べ物を集めているデデデ大王の城へ向かったことをきっかけに、あれよあれよと壮大な冒険へと旅立つことに。
・[[デデデ大王]]
カービィのライバル。
一体いつぶりになることか、プププランドの食べ物を独占するという暴挙に走る。
しかし、実は空から落ちて来た闇のハート「ジャマハート」の影響でおかしくなっており……
ボス戦ではいつもの戦法で戦うかと思わせ、プレイヤーに笑撃をもたらす[[筋肉モリモリのマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]に変身を遂げて暴れまわる。
撃破後はカービィダンス開始までの間にハートを投げると仲間にでき、以降もドリームしんでんで呼び出せるようになる。
・[[メタナイト]]
仮面の騎士。
『SDX』以降、すっかり鳴りを潜めた筈の野心がジャマハートの影響で呼び起こされたらしく、カービィと剣での決闘を望む。
……が、剣を取らずにいると痺れを切らして降下し、&font(b){「使わないんかい!」とばかりに自分で蹴っ飛ばす}というシュールな姿が見られる。
ボス戦では間合いの取り方が少し変化しており、動きが読みづらくなった。
追い詰められるとまさかの分身でこちらを撹乱し、フレンズの人数に合わせて最大4人ものメタナイトが襲いかかってくる。
こちらもデデデ大王と同じく、撃破後に例の仮面割れまでにハートを投げれば仲間にできる。
・[[三魔官>三魔官(星のカービィ)]]
暗黒要塞ジャマハルダと共に現れた、謎の幹部三人組。分かりにくいけど全員女の子。
氷属性の斧使い&color(deepskyblue){フラン・キッス}(CV:[[上田麗奈]])、火属性の剣使い&color(red){フラン・ルージュ}(CV:[[高橋李依]])、そして長の雷属性である槍使い&color(orange){ザン・パルルティザーヌ}(CV:[[柚木涼香]])らで構成されている。
何気に声優が豪華である。
フラン・キッスは気に入った相手を[[氷漬けにしてコレクションするのが好き>ルザミーネ(ポケモン)]]で、フラン・ルージュはそんな彼女のことが大好き。%%百合じゃねーか!%%
パルルティザーヌは自分達の主である&font(b){魔神官ハイネス}への忠誠心が特に強いが、その長すぎる名前を覚えてもらえていない。ハイネスはその事について詫びているようだが。
ハイネスよりジャマハート回収の任を与えられたことで、要塞と共にポップスターへ乗り込んできた。
公式Twitterでは本作の宣伝担当でもあり、キッス、ルージュ、パルルの順に「三魔官のスタアラ☆特報」と称して本作の情報を伝えている。
・[[ハイネス>ハイネス(星のカービィ)]](CV:[[千葉繁>千葉繁(声優)]])
三魔官の上司にあたる、謎の白ローブの人物。
オープニング冒頭で彼が執り行った怪しい儀式の結果、宇宙中にジャマハートが降り注いでしまった。
実際に会えば分かるが、その実態は&font(b){本作、いや星のカービィシリーズでも特に狂気的だったキャラクター。}
*◆その他の登場キャラクター
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**◇中ボス
歴代シリーズでは7、8体登場していたが今作は5体と今までより少なめ。
今作でも強化版が登場するが名称に変更はなくカラーリングもモノクロを基調に統一されている。
・[[Mr.フロスティ>Mr.フロスティ(星のカービィ)]]
・[[ボンカース>ボンカース(星のカービィ)]]
長年、シリーズで中ボスとしての登場が多い彼らはもちろん今作でも登場。
・[[バグジー>バグジー(星のカービィ)]]
・[[コックカワサキ]]
中ボスとしてはリメイクを除くと『SDX』以来の登場。当然3D化は今回が初。
・[[ビビッティア>ビビッティア(星のカービィ)]]
今作では唯一の新規中ボス。
空中を漂いつつ頭の絵筆を駆使して突進したり絵を描いて様々な攻撃をしてくる。
倒して吸い込むとアーティストをコピーできる。
名前といい見た目といい[[元祖ソウル系ラスボス>ドロシア(星のカービィ)]]と[[浮遊大陸の絵画>ペインシア]]を彷彿とさせる。
実際サウンドトラックの掲載の設定画には「ミニドロシアのイメージ」とまんまなことが書かれている。
さらにその後には「ドロシア姉様」「ペインシア姉様」とはっきり書かれていることから、スタッフの間ではこのビビッティアを含めて3姉妹として見ているようである。
**◇ボス
今作では各レベルの最後以外に途中で登場するボスもいる。
また、ボス部屋までに短めのステージが挿入されている。
・[[ウィスピーウッズ]]
初代から26年最初のボスを務め続けたお馴染みの大樹。
お馴染みのリンゴも今回は大量に降らせてくる。
・[[ポン&コン>ポン&コン(星のカービィ)]]
『[[星のカービィ3]]』に登場した狸と狐のコンビが20年振りにまさかの登場。
当時と同じく子供と一緒にフィールドを右往左往するが、ある程度ダメージを与えると突進攻撃もしてくる。
今作ではジャマハルダの門番になっているが彼らを倒すと…?
・ユグドラルウッズ
小惑星フォルナに登場する残桜の古樹。
いわゆるウィスピーウッズの亜種且つ強化版であり、『[[タッチ!カービィ]]』に登場したブレドーを落とす事も。
・ゴールドン&シルバックス
小惑星マリーンに登場する金の狸と銀の狐。
いわゆるポン&コンの強化版である程度ダメージを与えるとフィールドが広くなり縦横無尽に駆け回る。
・アンセスビッグマム
小惑星クードに登場する『SDX』のアイアンマムを巨大化させたような頑強なる大母。
並の攻撃ではびくともしない鎧をどうするかが攻略の鍵。
戦闘の仕様上、ストーリーモードのみの登場。
・[[クラッコ]]
ウィスピーウッズと同じく初代から26年中盤のボスを務め続けたお馴染み単眼の雲。
今作は小惑星ガベルに生息しておりポップスターに生息する個体とは異なるようだが…?
*◆新要素
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**◇フレンズヘルパー
前述の通り、『SDX』のヘルパーと同じ立ち位置の味方キャラ。
カービィがどこからともなく取り出した「フレンズハート」を、能力持ちの敵に投げつけると&font(b){その場で即仲間にすることが出来る。}
中ボスに対しても撃破後にハートを投げれば、フレンズ化に対応している中ボスはそのまま味方になってくれる(非対応の中ボスだと同じ能力のザコに変身する)。
一人で遊ぶ場合、フレンズ達はコンピュータ操作になる。
賢くないばかりに敵と当たってばかりだった『SDX』や『鏡の大迷宮』の時代と比べて比較的頭が良く、ボスの大技にも安全地帯へ移動しやすいなどそれなりに長持ちする。
ただし溶岩や強制スクロールなどの地形ギミックには鈍感で、特に圧死ミスが発生するステージではうまく誘導しないとあっさり潰されてしまう。
また、対応できる仕掛けに近づけば、頭上に「!」マークが出て行動に移してくれる。
例えばサーキブルが草むらに接近すると、カッター能力で草を刈ってくれる、など。
フレンズも操作したい!という場合は、おんぶして乗ることで操作権をプレイヤーのものに出来る。
『SDX』のヘルパーは一度HPがゼロになると、そのままの状態で助かる術は無かったが、
本作ではその場に倒れたフレンズヘルパーを近くに寄って救助することが可能。
復活したフレンズはHP半分の状態で立ち上がる。
なお倒れた状態で一定時間が経過する、奈落に落ちる、トゲの上に落ちる、強風や水流で画面外に置いていかれる、圧死や溶岩などの地形ダメージでやられるとその場で消滅してしまう。
また、通常のフレンズとは別に&bold(){「[[ドリームフレンズ>ドリームフレンズ(星のカービィ)]]」}という特別枠も存在する。
メインストーリーでは[[デデデ大王]]、[[バンダナワドルディ>ワドルディ]]、[[メタナイト]]ら三人がこの枠に属する。ドリームしんでんと呼ばれる場所でルーレットから引き当てられたキャラが使える。ルーレットといってもしばらく放置していると目押しで自分の使いたいキャラが簡単に引き当てられるので、安心してほしい。
またアップデートで[[リック&カイン&クー>カービィの仲間たち(星のカービィ)]]((3人別々にではなく、3人まとめて1人のキャラクターという扱い。))、[[グーイ>グーイ(星のカービィ)]]、[[マルク>マルク(星のカービィ)]]等といった懐かしのキャラクター達が追加され、新旧のメインキャラクターが[[夢]]の共演を果たしている。
詳しくはドリームフレンズの項目を参照。
**◇[[コピー能力>コピー能力(星のカービィ スターアライズ)]]
歴代最多の28種類が登場。そのうち新たな能力は4種類、Wii路線のカービィに出ておらず久々の[[復活]]を果たした能力が5種類ある。
ここではその合計9種類を紹介する。
●新能力
・アーティスト
お馴染みのキャラを描いたり『64』に登場した冷蔵庫で食べ物を出す事ができる。
彫刻を作る事もできるが完成するデザインのひとつが…。
・スパイダー
蜘蛛の[[糸>糸(武器)]]を出して敵を繭状態にする。
繭はアイスのように当たり判定が残る。
・スティック
棒術を駆使したコピー。
孫悟空の如意棒の如く伸ばして攻撃する事も。
・フェスティバル
マイクやクラッシュと同じ回数制限ありのコピー。
フレンズが多いほど技の威力が上がる。
●復活能力
・クリーン
『3』に登場したナゴ、チュチュ、ピッチが当時の技で登場する。
・ヨーヨー
犬の散歩などいくつかの技が追加された。
・スープレックス
フレンズをぶん投げて硬い岩を壊す事ができる。
・プラズマ
上方向への攻撃や電光石火のように移動する技が追加された。
・コック
ボタンを押しっぱなしにするとフレンズを煮込んで回復アイテムを増やしたり全体攻撃もできる。
この中でも、&font(l){糸を攻撃すると落ちて死ぬことでおなじみの}コモがコピー能力取得という昇格を果たした。
代わりに、リーフとスナイパーがリストラされ、無敵ワザ持ちが減ったことでボスラッシュの難易度が上がっている。
プラズマの登場に合わせてスパークが統合削除。
**◇フレンズ能力
カービィとフレンズの個性をかけ合わせた、強力な合体技。
武器に属性を付与したり、既存の技をパワーアップさせたりすることが出来る。
例えば、ソード能力とファイア能力であれば「&color(red){メラーガソード}」となり、剣での攻撃に炎が発生するようになるほか、一部の技は挙動も変化する。
早い話、64や参ドロのコピー能力ミックスに近い。しかし、属性の数やコピー能力が増えたことで種類は参ドロ以上。
また、投げ技が使える能力かフレンズなら、カービィや他のフレンズを勢いよく投げ飛ばす「ブンナゲフレンズ」が発動し、硬いブロックを破壊できる。
本作の謎解きは主にこういったフレンズ能力を駆使して解いていくことになる。
更に、特定の場所では4人一緒に台座に乗って「&bold(){フレンズアクション}」が発動可能。
従来の[[スーパー能力>スーパー能力(星のカービィ)]]、[[ビッグバン>ビッグバン(コピー能力)]]に相当する大掛かりなアクションで、必ず発動して進むことになるため、どちらかと言うとステージ内の一ギミックとしての性質が強い。
&font(l){地獄車のように}4人で輪になって転がる「フレンズころがり」、4人でつり橋と化してウォンキィを崖の向こう側に渡らせる「&font(l){[[万人橋>男塾名物]]}フレンズつりばし」、電車ごっこの要領で壁や天井すら爆走する「フレンズれっしゃ」といった仲間達の結束したアクションが見物。シリーズお馴染みのシューティングもこのフレンズアクションの一つ、「フレンズスター」で楽しむことができる。
4人揃っていないと進めないが、台座の近くに必ず能力持ちのザコが配置されているため、人員の補充には全く困らない。
*◆サブゲーム
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近年は一本のダウンロード専用ソフトとして独立する程のボリューミーな一人用ゲームだらけだったが、久々にマルチプレイ対応になった本作ではミニゲームらしいシンプルな競争に収まっている。
Joy-conとボタン操作のどちらにも対応。
**◇ギャラクティックホームラン王
ゲージを何度か溜め、降ってくる隕石をバット一本で打ち返す。
タイミングよく打ち返した隕石は[[星々を破壊しながら飛んでいき>衛星爆弾(がんばれゴエモン)]]、何光年先まで飛ばしたかを競い合う。
ルール的には早い話が超ダイナミック%%どころじゃない%%な規模のかちわりメガトンパンチ。
難易度は「街の危機」「国の危機」「星の危機」の3段階に分かれており、右に行くほど溜めるゲージの本数が増えていく。
**◇ふりふり!きこりきょうそう
木をひたすら切りまくり、誰が一番たくさん切ったかを競う。&font(l){要はTimberman}
木には毛虫やゴルドーが張り付いており、ぶつかるとタイムロスするためカービィを左右に移動させて避けながら切っていくことになる。
ゴルドーをうまく反対側から切って吹き飛ばした場合、他のカービィの木にランダムで押し付けられる。
難易度は「きこりみならい」「きこりめいじん」「きこりせんにん」の3段階に分かれ、右に行くほど切るスピードが増して毛虫やゴルドーの回避が難しくなる。
*◆パズルピース
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本作のおまけの収集要素。
ステージ中に「?」マークのついた青いパズルピースのような「イラストピース」が隠されており、これを入手してゴールするとランダムでイラストのピースが埋まっていく。
初期から存在するイラストは、今回のために呼ばれたスペシャルゲスト達が描いており、
・アニメ『[[ひそねとまそたん]]』のキャラ原案も務めた漫画家「青木俊直」
・古くから任天堂作品に関わるイラストレーター「伊藤あしゅら紅丸」
・ゆるかわ系なイラストグッズ「カナヘイの小動物」シリーズの原作者「カナヘイ」
・最近では『[[FGO>Fate/Grand Order]]』の公式絵師としても有名な「lack」
・ポケモンカードシリーズのイラストレーター「大山功一」
・『仮面ライダー』など特撮系のイラストレーター「開田裕治」
……等など、各方面からジャンルを問わず集っている。
アップデートで追加された分のイラストはハル研社内のイラストレーターが担当している。
イラストの中央にある色が違う部分は普通のピースでは埋められず、ドリームしんでんを除いた各ステージに存在する虹色の「レアイラストピース」を手に入れて埋める。
何かと鬼畜だった『TDX』『ロボボプラネット』と違い、今回は良心的な位置に隠されているので用心深く探せばさほど苦労しないはず。
イラストを閲覧する時には、そのイラストの出典に合わせたBGMに切り替わる。
ドリームフレンズ追加の度に新規のイラストピースが追加されており、BGMも同じだけ増えている。
なお、ドリームフレンズの追加分もあるためかイラストの完成そのものはファイルの達成率に影響しない。
*◆クリア後の追加モード
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#openclose(show=クリックで展開){
**◇星の○○○○ スターフレンズでGO!
恒例のタイムアタックモードで、今回はドリームフレンズを含めたフレンズ達が主役。
フレンズ選択時に各フレンズごとの名前が○○○○の所に入るだけでなく、なんとサブタイトルや簡単なバックボーンまで用意されているという手の込んだモードである。名前が○○○○の所に入るということは[[デデデ大王を使うと……>星のデデデ(アニメカービィ)]]
デフォルトのドリームフレンズ達も追加組を含めて用意されている。
メインストーリーと違う点として、ステージ中に「こうげき」「たいりょく」「すばやさ」を上げるパワーアップアイテムが配置されていることが挙げられる。
取るとフレンズヘルパーも含めて対応した能力が上昇し、ステージ攻略やボス戦が有利になる。
レアイラストピースがあった場所は大体パワーアップアイテムと入れ替わっているが、タイム重視のプレイでは無理に全て取ろうとするとかえってタイムロスになるため、道端に置かれたもの以外は無視する等ある程度の取捨選択が重要。置かれている場所はフレンズによって一部違ったりする。
他に違う点は、メインストーリーに無かったステージが合間に差し込まれること。また、既存マップでも新規マップでもわいてくるザコ敵をすべて倒さなくては進めないという場所が増えている。
1Pが解ける仕掛けに応じてステージ構成が変わるため、別のキャラで2週目に行くと「こんな部屋通ったっけ?」となることも。解ける仕掛けが少ないキャラは代わりにザコ敵ラッシュが多く挟まれる。
Ver.3.0からはフレンズ個別で進行状況がセーブされるようになり、並行してステージを進めるプレイも可能となった。
また、携帯モードから入るバグ技で、なんと星の○○○○をカービィでプレイ可能という裏技も。
エンディングのタイトル部分はラスボス撃破時点のコピー能力に応じたヘルパー、すっぴんはポピーブロスJr.となる。
当然、開発の想定外なので、説明文は『(未せってい)』となっている。
Ver.3.0で修正され現在はプレイ不可。
**◇The アルティメットチョイス
こちらも恒例のボス勝ち抜きモード。
メインストーリーと違い、ハートを投げてフレンズを作ることは出来ない((ただし特定のボス戦のみ、とある仕様の存在から例外的にハートを生成できる。))。
今回は「チョイス」の名の通り、連戦数の異なる難易度を選択することが可能。
少数のボス達と気軽に戦ったり、いつものように本編のボス軍団に挑んだり、とプレイヤーの好きに連戦数を決められる。
もちろん、難易度が上がると回復アイテムが少しずつ質の低いものにランクダウンし、カービィの最大体力も低下するため、戦いも厳しくなる。
最初は連戦数9の「激辛しれん味」までしか選べず、星の○○○○を一回でもクリアするとラスボスを含めた連戦数13の「極辛ピンチ味」までが解禁される。
そして、その極辛ピンチ味をもクリアすると、最後の追加ボスが登場する最高難易度「&font(b,#ff0000){魂が飛び出る辛さ}」に挑めるようになる。
ちなみに難易度の表現だが、カービィがカレーにタバスコを入れる図と唐辛子の数で表されており何だかユニーク。
難易度を上げると投入するタバスコの量が増え、カービィの顔も徐々に険しくなる。
そして、前述の「魂が飛び出る辛さ」に達すると&color(red){背景が炎上し、カレーはルーが溶岩の如く真っ赤に燃え、具に頭蓋骨らしきもの((本作にも登場する雑魚敵、ガボンのものに酷似している))が見え、タバスコが最早バーナーの炎のように噴出、カービィの顔に至ってはアニメのデビルカービィほぼまんまという強烈な絵面と化す。}
Ver.4.0から追加された「魂が飛び出る辛さExtra」に至っては、悪魔の顔を通り越して無表情の真顔に…。
「魂が飛び出る辛さ」以上になると一部ボスのBGMが変わる。
さらに「魂が飛び出る辛さExtra」になると休憩所のBGMも過去作から緊迫感あるBGM中心になり難易度の高さもあって休憩所なのにほとんど休めないかもしれない。
**◇アナザーディメンションヒーローズ
最後となるアップデート第3弾で追加された、本編の「その後」からスタートする高難度モード。
タイトル通り、過去作に何度か登場した異空間ことアナザーディメンションが冒険の舞台となり、フレンズハートを集めながら先へ先へと進んでいく。
ステージは全部で4つあり、道中に配置されたフレンズハートの殆どが入手に高度なアクションを求められたり、時間勝負ないし一発勝負で焦らされるものが多い。
初見で全部のフレンズハートをコンプリートするのは至難の業といってもよく、熟練のプレイヤーでも上記の性質から数個取り逃すことも珍しくない。
メインストーリーと大きく違う点は、途中で1Pキャラを様々なドリームフレンズ達と交代しながら進むこと。
初期組を含めた、総勢12体のドリームフレンズ達の共演は、シリーズをやり込んだファンほど熱いものが込み上げること間違いなし。
また、ステージの最後に待ち受けるボス達は表と外見の異なる「[[アナザー〇〇>アナザー〇〇(星のカービィ)]]」に強化されており、&font(b){スタアラの本気}と言わんばかりの猛攻でプレイヤーを苦しめる。
本編からの地続きということになっているが、どうやら星の〇〇〇〇でハイネスが幾度も儀式を繰り返した影響で、異空間への穴が開かれてしまったらしい。
公式Twitterでは&font(b){ハートを集めた数によって結末が変わる}そうだが……最後に何が待ち受けているか、是非とも自身の目で確かめてほしい。
}
*◆メインストーリーについて
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本作のステージ展開はかなり特殊で、&font(b){「地域ごとに1レベル、大ボスも1体ずつ」という定番の区切り方ではないワールド形式}となった。
そのため、一つのパートで複数のボスステージを内包していることが普通にある。
以下を見ただけではワールド数が減ったように錯覚しがちだが、実際にステージまで減っている訳ではなく、総合的には従来とほぼ同じぐらいのボリュームである。
どちらかと言うと今回のそれは章仕立てに近い。
一部ステージには大スイッチが隠されており押すと『[[トリデラ>星のカービィ トリプルデラックス]]』以降から恒例のEXステージが出現する。
やはり過去作のBGMが流れる。今回も中ボス戦にも過去作BGMが使用されている。
中ボス以外のボス戦では、戦闘前にカットインと肩書きの演出が入るようになった。
カービィらしからぬ格好いい肩書きの数々は必見。
また、ボスの中には特定の属性でリアクションを起こせることがあり、大きな隙を引き出すことが可能。
ストーリー部分は過去作以上に展開が早く、ジェットコースターのように目まぐるしい速さで次の展開へと進んでいく。
熊崎D曰く「ちょっと今の時代に合わせた」。
Ver.3.0では一部ステージに隠し部屋が追加された。
注意深く探せば見つかるが、中には[[HAL部屋>HAL部屋(星のカービィ)]]並に気付きにくいものも……
**&font(#b8d200,#008000){◇へいわなくに プププランド}
冒険の始まり。
久々に国中の食べ物を独り占めし始めたデデデ大王のもとへ、フレンズ達と共にカービィが旅立つ。
フレンズヘルパーに関するチュートリアルや、フレンズ能力を活かすステージなど、本作の新要素を一通り体験できる。
また、プププランドに限った話ではないが、特定のステージ内にある大スイッチを押すことでエクストラステージが解放される。
最後はデデデ大王を懲らしめて事件解決、と思いきや……?
デデデ山麓からたまにダイナブレイドが飛ぶ様子を確認可能。
**&font(#00008b,#ffdc00){◇きせきの星 ポップスター}
デデデ大王を狂わせていたジャマハートを追いかけ、カービィがポップスター中を駆け巡る。
前のプププランドが草原中心だった分、ここで急にステージの風景がバリエーション豊かに。
普通なら何ステージもかけて踏破したであろう各地を、それぞれ一つずつのステージとして駆け抜けていく形になる。
ちなみに、発売前の情報でもポップスター編の全体図が既に公開されていたため、今回の冒険もポップスター中心と思い込み、まさかのレベル単位ではなくステージ単位でびっくりするプレイヤーも続出した。
古代遺跡で宿敵『メタナイト』と対峙する。
宇宙でたまにエアライドマシンのドラグーンが飛来するのを確認可能。
**&font(#00ffff,#ff0000){◇暗黒ようさい ジャマハルダ!}
突如としてポップスターに突き刺さった、謎の暗黒要塞。
しかし、恐れを知らないカービィ一行は&font(b){いつものよう}にスルリと突入するのだった。
一転して物々しい、不気味な要塞を攻略していく。
最初のステージでは『[[星のカービィ3]]』以来の懐かしすぎる登場となるボス、ポン&コンがジャマハルダの門番として立ちはだかる。
内部でも三魔官がカービィ達の前に現れ、襲いかかってくる。
このジャマハルダも発売前の情報で堂々と公開されていた上に、場所や地名がどう見てもラストダンジョンのそれであったため「こんな早くに終盤の情報出していいの…?」と困惑したファンも。
最深部からたまにシャドーカービィが飛んでいるのを確認可能。
**&font(#ee82ee,#8a2be2){◇遥か、きらめきの勇者たち}
ジャマハルダから脱出するうちに、気付けば舞台は広大な宇宙へ。
あの星と、お昼寝タイムは守る!と覚悟を決めた&size(7){かもしれない}カービィ達は星々を巡りながら、敵の本拠地へと近づいていく。
[[いつかの銀河の果ての大彗星を求めての冒険>銀河にねがいを]]と同じく、途中までは&font(b){好きな順番で各ステージを攻略することができる。}
それぞれクリアするとボスステージが開放され、そこもクリアでその惑星を攻略したことになる。シリーズおなじみのクラッコはここで出るが……?
単純なステージ数で言えば、ジャマハルダまでの各パートを遥かに上回る濃密なボリューム。
また、ここに限った話ではないが時々背景に懐かしの星やアイテムが映っていたりと小ネタが満載でもあり、探してみるのも楽しみの一つ。
ちなみにここではSDXのハーフムーンとギャラクティック・ノヴァ、64のリップルスター、Wiiのローアを確認可能。ギャラクティック・ノヴァは出現率低め。
#openclose(show=果たして、宇宙の果てに待ち受けているものとは……?){
**&font(#f09199){◇星のカービィ スターアライズ}
ついに目覚めた[[破神エンデ・ニル]]。
宇宙の危機を救う為に、&bold(){&font(#f09199){ティンクルスターアライズ}}に乗って、カービィは再び宇宙に飛び出す……!
}
追記・修正はご自身のフレンズと一緒にお願いします。
----
#right(){
&sizex(2){画像出典:『星のカービィ スターアライズ』 2018年3月16日発売}
&sizex(2){制作・著作 株式会社ハル研究所/任天堂株式会社}
&sizex(2){©2018 HAL Laboratoly,inc./Nintendo}
}
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,14)
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}