オギー&コックローチ

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&font(#6495ED){登録日}:2018/04/19 Thu 01:54:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- オギー&コックローチ(Oggy and the Cockroaches)とは、フランスのアニメ。 カートゥーンネットワークなどで放映されている。特に和訳はされていないが、そもそも作中に一切台詞がなく、掛け声や笑い声、ジェスチャーだけで状況が説明されるので内容理解に困ることはない(はず)。 意外と歴史が古く、1998年から現在に至るまで断続的に新作が制作されており、フランス製のアニメとしてはそこそこ知名度が高い部類になる。 *作風 一言で言うと、「フランス版[[トムとジェリー]](ただし舞台設定は[[アメリカ>アメリカ合衆国]])」。 「悪戯好きのチビにしてやられるデカい奴」というぱっと見の構図は、まさにトムとジェリーである。 ただし、細部を見ていくとかなり異なる点も多い。 最も異なるのは、''異様なまでにバイオレンス描写が多い''ことだろう。 流石に流血描写はないものの、殴られて顔がひしゃげたり全身がズタボロになるのは日常茶飯事。 漫画的なやられ方の多いトムとジェリーに比べると、かなり生々しい表現が多い。 そして、このアニメ最大の名物が通称「画面外暴力」。 誰かが怒りに震えながら拳を握りしめたら、それが画面外暴力の合図。 突然カメラがズレて、キャラクターが画面外に移動、生々しい暴力の音だけが響いた後に、再びカメラが戻ると''そこにはズタボロにやられた被害者だけがいる''という構図である。 直接的な暴力描写を排しながらも、何があったかよくわかる演出になっている。 また、トムに当たるオギーが完全勝利するエピソードが結構多いのも特徴の一つ。 キャラクターデザインは極度に戯画化されたシュールなものであり、特に人間キャラの造形が極端に歪んでいるのが特徴。 そういう人もあまりいないと思うが、本作に「可愛い」キャラは基本的にいないので期待するだけ無駄である。 *主な登場人物 **オギー 本作の主人公の青い[[猫]]。真っ赤な鼻は取り外し可能。 ちなみに、青い体毛は実は服。 働いている描写が一切ないのに、''異様なまでに馬鹿でかい家''に暮らしている。猫の癖に。 なお、家の構造は非常に謎であり、エピソードごとに異なるどころか、''エピソード内でも頻繁に内部構造が変化する''。特に階段の構造は明らかに異常。 というか、外観からはあんなにデカいようには見えないのだが……。 性格は一言で言うと、「子供っぽい」。流行り物に簡単に乗ったり、つまらないことでヒートアップしたり。 基本的には善良な小市民であり、ゴキブリトリオが関わらなければ、迷子の子供を保護したりと割と常識的。 スペック自体はかなり高く、特に創作系のスキルが非常に高い。 ただ、妙にドジな部分があるのは本家トムに近いと言える。 **ジャック オギーの近所(隣だったり数ブロック離れていたりエピソードによって異なる)に住んでいるオギーの従兄弟。体毛は緑。 太目な体型のオギーと異なり、マッシブな上半身をしている。 性格は「ちょっと強引だけど気のいいあんちゃん」と言ったところ。 自宅に引きこもりがちなオギーを様々なイベントに誘う狂言回しポジション。 ゴキブリトリオへの敵意はオギーより強く、オギーが諦める状況でも発破をかけることが多い。 オギーとの関係は基本的に良好だが、非常に負けず嫌いなのでオギーより劣っていると感じると途端に意固地になる傾向がある。 だが、オギーに比べると器用さでは劣ってしまう。 **オリビア シーズン4から登場した、白い体に青色の目をした猫。黄色い大きなリボンを頭につけている。オギーがゴキブリ達をハエたたきで叩こうとするのを止めさせようとするほど、動物をこよなく愛している。その反面、怒ると怖く、とても大胆な行動に出ることもある。 オギーの一目惚れの相手であり、シーズン4ラストにてオギーの''プロポーズにより結婚した。''末長く爆発しろ **[[ゴキブリ]]トリオ トムとジェリーのジェリーポジション。大きく違うのは、悪戯好きの子供レベルだったジェリーと比べ、''根本的に悪意に満ち溢れている''こと。 オギーとジャックが何かやろうとすると、荷物に紛れ込んで付いてくることが多く、''ギャグアニメじゃなかったら平気で死ぬ''レベルの悪戯をガンガン仕掛けていく。 見た目に反して非常にパワフルで、タイマンでの殴り合いでもオギー達に引けを取らない(ただ、流石にハエ叩きで叩き潰されるとノックアウトされる)。 普段は三匹仲良くオギーの家の通気口の中で暮らし、オギーの冷蔵庫を狙っている。 三匹は友人同士の間柄であるが、関係性は時としてドライ。付き合い切れないと判断したら、速攻で見捨てるような薄情さもある。 ただ、意外と「三匹で利益を巡って争い合う」というシチュエーションは少ない。 ***ジョーイ 小柄で紫の体色のオッドアイのゴキブリ。三匹のリーダー格で、何かしら行動を起こす際は真っ先に扇動することが多い。 他の二匹と比べ、''金にがめつい''という明確な個性があり、これ元でトラブルを起こすこともしばしば。 ***マーキー 最も身長の高い緑色でのっぽのゴキブリ。他の二匹よりも個性が薄め。強いて言うなら「やや常識的」。他の二匹が暴走した時の抑え役に回ることが多い。 一匹だけ悲惨な目に遭う確率が高い。 ***ディーディー 太っちょなオレンジのゴキブリ。 「食欲に忠実」という見た目からもわかりやすい性格。食べ物に釣られて暴走することが非常に多い。 **ボブ 準レギュラーのブルドック。オギー宅の近所に住んでいる(これも隣だったり向かいだったり安定しない)。 花を愛する善良な人なのだが、''不運にも近所に地上最悪のゴキブリが住んでいた''ために、彼らとオギーの争いに巻き込まれてしょうもないとばっちりを食らうことがとても多い。 ただし、彼は自らトラブルに首を突っ込むことはしないが、舞い込んで来たトラブルに黙っている人格でもない。その怒りの鉄拳は''主にオギーに向けて''振るわれることになる。 簡単に言えば「画面外暴力の主犯」。 ただ、オギーをぶん殴るのは単に「オギーの犯行に見えるから」というのが主な理由であり、ゴキブリトリオの味方でもないので、ゴキブリたちに迷惑をかけられたことがわかったら、そちらも問答無用で制裁する。 特に本人に責はないのにとんでもない目に遭うことが多く、作中トップの不幸な人と言える。 なぜか食事の際は犬のエサ皿を使う(飼い主がいるわけではない)。 **モニカ オギーの双子の妹。登場回数はあまり多くない。 インドア派のオギーとは対照的に活発な性格で、オギーとジャックをスポーツに連れ出すことが多い。 その性格からか、ジャックとは馬が合ったようで、''結婚して子供も産まれている''。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まさかの記事立て乙、懐かしいです。 -- 名無しさん (2018-04-19 08:35:21) - マーキーは常識的な他ロマンチストが個性みたいな記憶がある。人形に恋したとか -- 名無しさん (2018-04-19 09:06:52) - あぁー懐かしい小学生の頃観てた -- 名無しさん (2018-04-19 10:20:57) - 中々毒が強く、どんでん返しも秀抜、演出も凝っている傑作アニメ -- 名無しさん (2019-12-09 23:51:12) - なんやかんやいっておもろかったわ -- 名無しさん (2021-12-04 22:33:32) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/04/19 Thu 01:54:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- オギー&コックローチ(Oggy and the Cockroaches)とは、フランスのアニメ。 カートゥーンネットワークなどで放映されている。特に和訳はされていないが、そもそも作中に一切台詞がなく、掛け声や笑い声、ジェスチャーだけで状況が説明されるので内容理解に困ることはない(はず)。 意外と歴史が古く、1998年から現在に至るまで断続的に新作が制作されており、フランス製のアニメとしてはそこそこ知名度が高い部類になる。 *作風 一言で言うと、「フランス版[[トムとジェリー]](ただし舞台設定は[[アメリカ>アメリカ合衆国]])」。 「悪戯好きのチビにしてやられるデカい奴」というぱっと見の構図は、まさにトムとジェリーである。 ただし、細部を見ていくとかなり異なる点も多い。 最も異なるのは、''異様なまでにバイオレンス描写が多い''ことだろう。 流石に流血描写はないものの、殴られて顔がひしゃげたり全身がズタボロになるのは日常茶飯事。 漫画的なやられ方の多いトムとジェリーに比べると、かなり生々しい表現が多い。 そして、このアニメ最大の名物が通称「画面外暴力」。 誰かが怒りに震えながら拳を握りしめたら、それが画面外暴力の合図。 突然カメラがズレて、キャラクターが画面外に移動、生々しい暴力の音だけが響いた後に、再びカメラが戻ると''そこにはズタボロにやられた被害者だけがいる''という構図である。 直接的な暴力描写を排しながらも、何があったかよくわかる演出になっている。 また、トムに当たるオギーが完全勝利するエピソードが結構多いのも特徴の一つ。 キャラクターデザインは極度に戯画化されたシュールなものであり、特に人間キャラの造形が極端に歪んでいるのが特徴。 そういう人もあまりいないと思うが、本作に「可愛い」キャラは基本的にいないので期待するだけ無駄である。 *主な登場人物 **オギー 本作の主人公の青い[[猫]]。真っ赤な鼻は取り外し可能。 ちなみに、青い体毛は実は服。 働いている描写が一切ないのに、''異様なまでに馬鹿でかい家''に暮らしている。猫の癖に。 なお、家の構造は非常に謎であり、エピソードごとに異なるどころか、''エピソード内でも頻繁に内部構造が変化する''。特に階段の構造は明らかに異常。 というか、外観からはあんなにデカいようには見えないのだが……。 性格は一言で言うと、「子供っぽい」。流行り物に簡単に乗ったり、つまらないことでヒートアップしたり。 基本的には善良な小市民であり、ゴキブリトリオが関わらなければ、迷子の子供を保護したりと割と常識的。 スペック自体はかなり高く、特に創作系のスキルが非常に高い。 ただ、妙にドジな部分があるのは本家トムに近いと言える。 **ジャック オギーの近所(隣だったり数ブロック離れていたりエピソードによって異なる)に住んでいるオギーの従兄弟。体毛は緑。 太目な体型のオギーと異なり、マッシブな上半身をしている。 性格は「ちょっと強引だけど気のいいあんちゃん」と言ったところ。 自宅に引きこもりがちなオギーを様々なイベントに誘う狂言回しポジション。 ゴキブリトリオへの敵意はオギーより強く、オギーが諦める状況でも発破をかけることが多い。 オギーとの関係は基本的に良好だが、非常に負けず嫌いなのでオギーより劣っていると感じると途端に意固地になる傾向がある。 だが、オギーに比べると器用さでは劣ってしまう。 **オリビア シーズン4から登場した、白い体に青色の目をした猫。黄色い大きなリボンを頭につけている。オギーがゴキブリ達をハエたたきで叩こうとするのを止めさせようとするほど、動物をこよなく愛している。その反面、怒ると怖く、とても大胆な行動に出ることもある。 オギーの一目惚れの相手であり、シーズン4ラストにてオギーの''プロポーズにより結婚した。''&s(){末長く爆発しろ} **[[ゴキブリ]]トリオ トムとジェリーのジェリーポジション。大きく違うのは、悪戯好きの子供レベルだったジェリーと比べ、''根本的に悪意に満ち溢れている''こと。 オギーとジャックが何かやろうとすると、荷物に紛れ込んで付いてくることが多く、''ギャグアニメじゃなかったら平気で死ぬ''レベルの悪戯をガンガン仕掛けていく。 見た目に反して非常にパワフルで、タイマンでの殴り合いでもオギー達に引けを取らない(ただ、流石にハエ叩きで叩き潰されるとノックアウトされる)。 普段は三匹仲良くオギーの家の通気口の中で暮らし、オギーの冷蔵庫を狙っている。 三匹は友人同士の間柄であるが、関係性は時としてドライ。付き合い切れないと判断したら、速攻で見捨てるような薄情さもある。 ただ、意外と「三匹で利益を巡って争い合う」というシチュエーションは少ない。 ***ジョーイ 小柄で紫の体色のオッドアイのゴキブリ。三匹のリーダー格で、何かしら行動を起こす際は真っ先に扇動することが多い。 他の二匹と比べ、''金にがめつい''という明確な個性があり、これ元でトラブルを起こすこともしばしば。 ***マーキー 最も身長の高い緑色でのっぽのゴキブリ。他の二匹よりも個性が薄め。強いて言うなら「やや常識的」。他の二匹が暴走した時の抑え役に回ることが多い。 一匹だけ悲惨な目に遭う確率が高い。 ***ディーディー 太っちょなオレンジのゴキブリ。 「食欲に忠実」という見た目からもわかりやすい性格。食べ物に釣られて暴走することが非常に多い。 **ボブ 準レギュラーのブルドック。オギー宅の近所に住んでいる(これも隣だったり向かいだったり安定しない)。 花を愛する善良な人なのだが、''不運にも近所に地上最悪のゴキブリが住んでいた''ために、彼らとオギーの争いに巻き込まれてしょうもないとばっちりを食らうことがとても多い。 ただし、彼は自らトラブルに首を突っ込むことはしないが、舞い込んで来たトラブルに黙っている人格でもない。その怒りの鉄拳は''主にオギーに向けて''振るわれることになる。 簡単に言えば「画面外暴力の主犯」。 ただ、オギーをぶん殴るのは単に「オギーの犯行に見えるから」というのが主な理由であり、ゴキブリトリオの味方でもないので、ゴキブリたちに迷惑をかけられたことがわかったら、そちらも問答無用で制裁する。 特に本人に責はないのにとんでもない目に遭うことが多く、作中トップの不幸な人と言える。 なぜか食事の際は犬のエサ皿を使う(飼い主がいるわけではない)。 **モニカ オギーの双子の妹。登場回数はあまり多くない。 インドア派のオギーとは対照的に活発な性格で、オギーとジャックをスポーツに連れ出すことが多い。 その性格からか、ジャックとは馬が合ったようで、''結婚して子供も産まれている''。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まさかの記事立て乙、懐かしいです。 -- 名無しさん (2018-04-19 08:35:21) - マーキーは常識的な他ロマンチストが個性みたいな記憶がある。人形に恋したとか -- 名無しさん (2018-04-19 09:06:52) - あぁー懐かしい小学生の頃観てた -- 名無しさん (2018-04-19 10:20:57) - 中々毒が強く、どんでん返しも秀抜、演出も凝っている傑作アニメ -- 名無しさん (2019-12-09 23:51:12) - なんやかんやいっておもろかったわ -- 名無しさん (2021-12-04 22:33:32) #comment #areaedit(end) }

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