イム(ONE PIECE)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/06/01 Mon 23:24:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(whitesmoke,black){おお、イム様……!!}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(whitesmoke,black){“五老星” ここに!!!}}}} ●目次 #contents イムとは、漫画『[[ONE PIECE]]』において、作中で最も神に等しい存在とされる[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE)]]の最高位である「[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]」さえも遥か上座から見下ろす謎の人物。 *【概要】 マリージョアのパンゲア城に住み、誰も座ることが無いはずの「&bold(){&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}}」に座ることが許されている謎の人物。 すなわち公式には存在しない、してはならないはずの&bold(){&font(#ff0000){「[[&font(#ff0000){世界政府}>世界政府(ONE PIECE)]]に君臨する唯一の支配者」「世界の王」}}。 玉座の性質から表向きには存在しないことになっているが、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]や[[CP-0>CP-0(ONE PIECE)]]といった直属の部下は当然、存在を知っており、[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]]などの海軍上層部もイムの詳細は知らないまでも、五老星が跪く程の謎の者が『存在している』事は少なくとも感づいている模様。 また関連性は不明だが、[[アラバスタ王国]]国王[[コブラ>ネフェルタリ・コブラ]]や[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]曰く、800年前の最初の20人の1人に&bold(){「ネロナ・イム聖」}という人物がいたとのこと。 初登場は単行本90巻の906話『聖地マリージョア』より。 *【人物像】 現時点ではシルエットのみの登場でその性別・年齢・容姿は一切不明ながら、そのシルエットから推測するに&bold(){「引き摺るほどに長いマントと、背の高い冠/帽子」}を身に着けているらしいことが分かる。 またその目線は鋭く、アップで映るその目は[[ミホーク>ジュラキュール・ミホーク]]と同じ、三重の同心円となっており、見方によっては[[輪廻眼]]のようにも見える。 五老星は彼(彼女?)に忠誠を誓っており、イムの指示で&bold(){「歴史より“&ruby(ともしび){灯}”を消す」}…つまり世界の均衡を乱そうとする国や勢力、人物を滅ぼす方針を決めていたようだ。 一人称は「ムー」で二人称は「ヌシア」。 **【&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}】 世界の中心であるとされるパンゲア城内にある世界政府のマークが刻まれた玉座。 玉座の周囲には800年前の世界政府設立の際に天竜人の祖先となる20人の王が立てた&bold(){「各国の王は平等、独裁の意志は持たない」「世界にたった一人の王などおらず、パンゲア城の玉座には誰も座らない事こそが平和の証」}という誓いの下、王達の20本の武器が玉座を守るように地面に突き立てられている。 それを体現するように天竜人の最高位で世界最高の権力者である五老星も複数人である。 また[[世界政府加盟国>世界政府加盟国/非加盟国(ONE PIECE)(削除審議中:ルール違反の分割項目)]]の王は虚の玉座のさらに下方の地面に20人の王と同様の誓いとして武器を突き立てる儀礼がある。 …というのが表向きの説明だが、本記事のようにイムは虚の玉座に座ることができる。 その事実は情報操作によって世界全体でみても極一部の人間以外には知らされていない。 ちなみに、玉座が描かれたコマで刺さった剣の本数を数えると19本しかないことについて 「20人の王の中に誓いを立てなかった者が居る(=イム)」という考察が存在していたが、 五老星に謁見したコブラの口から&bold(){ネフェルタリ家が天竜人にならなかったため19本しかない}と説明されたため、この説は否定されることになった((1084話))。 *【戦闘能力】 影の様な何かを操る能力を使う。 また、[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]が自身に攻撃した際には巨大な異形の姿に変貌し、攻撃を受け止めた。 その時の姿は牙を生やした人型の様な姿になっている。 攻撃時は仮にも[[自然系>自然系悪魔の実]]の能力者であるサボに確実にダメージを与えることができる。 *【作中での行動】 **&ruby(レヴェリー){世界会議}編 &ruby(レヴェリー){世界会議}開始とほぼ同時刻に2枚の手配書を手に、独りでパンゲア城の地下施設に赴き&bold(){“国宝”}を確認。 その後「花の間」で蝶と戯れていた所を、御付の者から五老星が玉座の間に到着したとの連絡を受け、虚の玉座へと向かう。 その足元には、&bold(){バラバラに引き裂かれた[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]と[[ティーチ>マーシャル・D・ティーチ]]の手配書}と、&bold(){顔部分に剣が突き立てられた[[しらほし姫]]の写真}が…。 一方で&bold(){「20人の王」の末裔で唯一マリージョアへの移住を拒否したネフェルタリ家の[[ビビ>ネフェルタリ・ビビ]]}には何か思うところがあるようで、写真を見ながら物思いにふけっていた。 そして虚の玉座にて、五老星の前に姿を表す。 「歴史より消すべき“灯”」の存在を示され、その者の名を挙げるよう指示を仰がれたところでフェードアウト。 **[[ワノ国]]編終幕後 ワノ国編終了後、世界会議にてアラバスタ王国のコブラ王暗殺疑惑が取り沙汰されていた[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]がルルシア王国に潜伏しつつ[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]本拠地に通信を入れ、自分が無実であることと「虚の玉座」の驚愕の真実を伝えようとしていた。 またこの時海軍の通信部がこのやり取りを傍受しており、彼の居場所を突き止めることに成功していたが…… #center(){&bold(){通信部、よく聞け…………}} #center(){&bold(){お前達は何も探知していない}} #center(){&bold(){何も傍受していない…}} #center(){&bold(){『ルルシア王国』?}} #center(){&bold(){そんな国は…}} #center(){&sizex(7){&bold(){元々…ないではないか…}}} サボが世界の真実を伝えようとするのと同時刻、イムがルルシア王国の地図に×印を付けると、&bold(){ルルシア王国上空に巨大な物体が現れ、島全てを飲み込むほどの謎の16本の光線が襲い、&color(red){ルルシア王国は一瞬にして島ごと消滅してしまった}……}((このシーンが放映されたアニメ1089話では、薄暗い雲の上が緑色に光っており、その後赤色の光線が無数に降り注いだ。)) **未来島エッグヘッド編 世界会議の4日目には、アラバスタ王国国王[[コブラ>ネフェルタリ・コブラ]]が虚の玉座の間にて800年前アラバスタを統治していた女王“&bold(){リリィ}”と“&bold(){[[Dの一族>Dの一族(ONE PIECE)]]}”の事を五老星に質問しているのを電伝虫で聞いていたのか、イムが突如コブラ王達の前に姿を現す。 何か知っているのか驚愕するコブラの前で&bold(){「リリィ……」}と呟き、虚の玉座に腰を下ろした。 コブラは本来いるはずのない「世界の王」に対して、最初の20人の内の1人のある人物を思い出し、イムにその事を問うがイムは自身の詮索をしない様にと釘を刺す。 そしてイムは世界中に散らばる&bold(){“D”の名を持つ人物達が世界政府にとってどういう存在であるのか}といった事や、&bold(){800年前のリリィのミスによって世界に[[歴史の本文>歴史の本文(ONE PIECE)]]が散らばった事が起因で“D”の名を持つ者達が世界に湧き出ている事}を話した。 先程のコブラの話の不審点に気づいたイムはその点を指摘しつつ、リリィのミスが本当にミスだったのか或いは&ruby(●●●){計画的}だったのかを確かめるため、ネフェルタリ家に代々伝わる手紙の送り主の名前を言うよう迫る。 コブラはこの部屋でイムを見た事で自分は助からないと悟り、腹を括り手紙の送り主の名は“&bold(){ネフェルタリ・D・リリィ}”であると正直に告げた。 それに対してイムは一瞬俯く様な仕草をしたが、聞きたいことはもう無いと言わんばかりにコブラを攻撃した。 だが、そこに話を聞いていたサボが乱入しイムと五老星に攻撃を仕掛けるも、イムは五老星共々&bold(){異形の姿をした何かに変貌する}。 コブラを連れて逃げようとするサボにも難なく攻撃をするが、コブラがサボだけでも逃がそうと庇い立てたため、コブラにトドメを刺した。 また、この様子を壁穴から[[ワポル>ブリキのワポル]]がこっそり覗いていたが、惨劇を目の当たりにして事態の緊急性に気付きその場から即座に逃げ出した。 その後は、[[ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]が発明した&bold(){「マザーフレイム」}なるものを使用するため、上記のルルシアに攻撃目標に設定し攻撃した。 なお、ルルシアを攻撃目標にしたのは&bold(){「近い」}といった&s(){[[どこぞのバスケ漫画の登場人物の進学理由みたいな>流川楓]]}理由から。 マザーフレイムの詳細は不明だが、革命軍の会議にて[[ドラゴン>モンキー・D・ドラゴン]]から ・ベガパンクが直接人を殺害する様な兵器を作るとは考えにくい ・古代兵器なら辻褄が合う ・なぜ今まで使わなかったのか といった意見が出ていることから、マザーフレイムは古代兵器の運用に必要な動力か何かという考察が一部の読者の間でされている。 そう考えると「近い」という理由も、試運転で問題が起こった場合に対処しやすいからと考えられている。 更に、&bold(){「ビビが欲しい………」}と五老星に告げているが真意は不明。 また、サボから事の真相を聞いたイワンコフは上記の通り最初の20人の王の中にイムという名の人物がいたことに加え、&bold(){この世には“不老”になる能力が存在しているが、その情報が正確な形で伝わっているということは誰かが証明したということであり、それはつまり&color(red){世界のどこかに死なずに生きている者がいる}}と推測し、イムが関係しているのではないかと述べてもいる。 *【余談】 ・&bold(){モチーフ?} その名前は「仏」のかけ字、あるいは「海」の逆読み(イム→IMU→UMI)とも取れる。 前述の「ネロナ」という名字も「神」を分解したものと思われる。 日本の仏教には「神とは、仏が形を変えて現れた仮の姿」とし、仏を主、神を従とする&ruby(ほんじすいじゃく){本地垂迹}(説)という思想がある。 劇中で「神」と形容される天竜人の真の頂点が「仏」とも読めるイムなのは、何か意味があるのだろうか? 世界政府の構造は、[[陰謀論]]で良く語られる「イルミナティ」がモデルだと言われているが、これに当て嵌めた場合、組織の頂点であるイムの立ち位置は「&bold(){悪魔}」である。 しかし「大仏」になる「悪魔」の果を食べて世界政府にて「君臨する正義」を掲げている人物なら[[もうすでにいるが……>センゴク(ONE PIECE)]] ・&bold(){初登場} 非常に重要なポジションでありながら、初登場は90巻906話、その名と立場が明かされたのは908話とかなり遅い。 というか物語も終盤に差し掛かった辺りである。 &bold(){徹底した情報統制の賜物}ということだろうか。 一応、79巻793話のドレスローザ編終盤にてサカズキが五老星に向かって問いただした&bold(){「あんたらの…もっと上からの指示っちゅう事ですかい?」}というセリフから、&bold(){世界政府最高権力者である五老星を越えるさらなる絶対権力者が存在する}ことは示唆されていた。 しかしこのセリフが出た当時は、五老星が天竜人である事実はまだ本編で明かされておらず、五老星の風貌・言動共に一般的な天竜人像とはかけ離れていたことも相まって、&bold(){五老星はあくまで下々民の最高権力者であり、その権力も天竜人には遠く及ばない}&s(){五老星の権力しょっぼww}というのが、考察勢の大方の予想であった。 その後、907話にて&bold(){五老星は天竜人の最高位}という設定が明かされたことで、当時の考察勢は疑問で沸き立ち、その答えが908話にて五老星が跪く前で堂々と虚の玉座へ腰かけたイムであった。 読者の間では「イムがONE PIECEのラスボスになるのでは?」という予想も多いが…? ・&bold(){五老星} 上述の通り、五老星は「世界貴族の頂点」とされているが、一般の世界貴族に見られるような独特の言葉遣い、閉鎖環境における洗脳教育ゆえの露骨な差別意識などはなく、スーツや和服を着て刀を所持していたり傷跡があったりと叩き上げにも見え、明晰な頭脳を持っていて「空白の100年」も詳しく知っていたりネフェルタリ家をわざわざ800年前のことを引き合いに出して「裏切り者」と評している。 イムとの関係や、その年齢が見た目通りなのかも含め、謎が多い。 ・&bold(){幻の部屋} パンゲア城の警備業務を担う衛兵は城の広さに反して少なくなっているらしい。 衛兵達の間では衛兵の数が減っているのは「幻の部屋」を見てしまったからだと噂が流れているが、この幻の部屋がイムが普段居る「花の部屋」なのかは不明((虚の玉座がある部屋は玉座の存在自体は公になっており各国の王達も出入りするため幻というわけではない。))。 また幻の部屋の噂自体はあるものの、それを口にすること自体はかなり危険を伴う事の模様。 ・&bold(){電伝虫} 1086話のシルエットにて、イムの使う[[電伝虫]]にはイムのものと同じ形の王冠が付いていることが判明した。 ・&bold(){不老} 上記の通りイワンコフによると作中世界には不老となる能力が存在しているとのことだが、この能力が「[[オペオペの実>トラファルガー・ロー]]の不老手術によって得られる能力」なのか「不老になる能力を得られる[[悪魔の実]]が別にある」かどうかは現時点では不明。 但し、&bold(){オペオペの実の不老手術の情報が正確な形で伝わっていることから、&color(red){裏を返せば作中世界には実際に不老となった者が存在している}ことになる……}。 ・&bold(){[[恋するワンピース]]} &s(){カープ女子} イム様コスプレ女子の登場数がワンピース本編より多い。 ちなみにモーダが消すべき灯として冗談とは言えその際挙げられていたが、まさかの展開となってしまった為「恋ピは予言書ではないか?」なんて事態になった。 #center(){&font(#0000ff){wiki篭り ここに!!!}} #center(){&font(#3d85c6){wikiより追記・修正すべき“項目”がまた}} #center(){&font(#ff0000){お決まりでしょうか?}} #center(){&font(#8602de){然らば その項目の名を!!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,97) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/06/01 Mon 23:24:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(whitesmoke,black){おお、イム様……!!}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(whitesmoke,black){“五老星” ここに!!!}}}} ●目次 #contents イムとは、漫画『[[ONE PIECE]]』において、作中で最も神に等しい存在とされる[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE)]]の最高位である「[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]」さえも遥か上座から見下ろす謎の人物。 *【概要】 マリージョアのパンゲア城に住み、誰も座ることが無いはずの「&bold(){&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}}」に座ることが許されている謎の人物。 すなわち公式には存在しない、してはならないはずの&bold(){&font(#ff0000){「[[&font(#ff0000){世界政府}>世界政府(ONE PIECE)]]に君臨する唯一の支配者」「世界の王」}}。 玉座の性質から表向きには存在しないことになっているが、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]や[[CP-0>CP-0(ONE PIECE)]]といった直属の部下は当然、存在を知っており、[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]]などの海軍上層部もイムの詳細は知らないまでも、五老星が跪く程の謎の者が『存在している』事は少なくとも感づいている模様。 また関連性は不明だが、[[アラバスタ王国]]国王[[コブラ>ネフェルタリ・コブラ]]や[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]曰く、800年前の最初の20人の1人に&bold(){「ネロナ・イム聖」}という人物がいたとのこと。 初登場は単行本90巻の906話『聖地マリージョア』より。 *【人物像】 現時点ではシルエットのみの登場でその性別・年齢・容姿は一切不明ながら、そのシルエットから推測するに&bold(){「引き摺るほどに長いマントと、背の高い冠/帽子」}を身に着けているらしいことが分かる。 またその目線は鋭く、アップで映るその目は[[ミホーク>ジュラキュール・ミホーク]]と同じ、三重の同心円となっており、見方によっては[[輪廻眼]]のようにも見える。 五老星は彼(彼女?)に忠誠を誓っており、イムの指示で&bold(){「歴史より“&ruby(ともしび){灯}”を消す」}…つまり世界の均衡を乱そうとする国や勢力、人物を滅ぼす方針を決めていたようだ。 一人称は「ムー」で二人称は「ヌシア」。 **【&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}】 世界の中心であるとされるパンゲア城内にある世界政府のマークが刻まれた玉座。 玉座の周囲には800年前の世界政府設立の際に天竜人の祖先となる20人の王が立てた&bold(){「各国の王は平等、独裁の意志は持たない」「世界にたった一人の王などおらず、パンゲア城の玉座には誰も座らない事こそが平和の証」}という誓いの下、王達の20本の武器が玉座を守るように地面に突き立てられている。 それを体現するように天竜人の最高位で世界最高の権力者である五老星も複数人である。 また[[世界政府加盟国>世界政府加盟国/非加盟国(ONE PIECE)(削除審議中:ルール違反の分割項目)]]の王は虚の玉座のさらに下方の地面に20人の王と同様の誓いとして武器を突き立てる儀礼がある。 …というのが表向きの説明だが、本記事のようにイムは虚の玉座に座ることができる。 その事実は情報操作によって世界全体でみても極一部の人間以外には知らされていない。 ちなみに、玉座が描かれたコマで刺さった剣の本数を数えると19本しかないことについて 「20人の王の中に誓いを立てなかった者が居る(=イム)」という考察が存在していたが、 五老星に謁見したコブラの口から&bold(){ネフェルタリ家が天竜人にならなかったため19本しかない}と説明されたため、この説は否定されることになった((1084話))。 *【戦闘能力】 影の様な何かを操る能力を使う。 また、[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]が自身に攻撃した際には巨大な異形の姿に変貌し、攻撃を受け止めた。 その時の姿は牙を生やした人型の様な姿になっている。 攻撃時は仮にも[[自然系>自然系悪魔の実]]の能力者であるサボに確実にダメージを与えることができる。 *【作中での行動】 **&ruby(レヴェリー){世界会議}編 &ruby(レヴェリー){世界会議}開始とほぼ同時刻に2枚の手配書を手に、独りでパンゲア城の地下施設に赴き&bold(){“国宝”}を確認。 その後「花の間」で蝶と戯れていた所を、御付の者から五老星が玉座の間に到着したとの連絡を受け、虚の玉座へと向かう。 その足元には、&bold(){バラバラに引き裂かれた[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]と[[ティーチ>マーシャル・D・ティーチ]]の手配書}と、&bold(){顔部分に剣が突き立てられた[[しらほし姫]]の写真}が…。 一方で&bold(){「20人の王」の末裔で唯一マリージョアへの移住を拒否したネフェルタリ家の[[ビビ>ネフェルタリ・ビビ]]}には何か思うところがあるようで、写真を見ながら物思いにふけっていた。 そして虚の玉座にて、五老星の前に姿を表す。 「歴史より消すべき“灯”」の存在を示され、その者の名を挙げるよう指示を仰がれたところでフェードアウト。 **[[ワノ国]]編終幕後 ワノ国編終了後、世界会議にてアラバスタ王国のコブラ王暗殺疑惑が取り沙汰されていた[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]がルルシア王国に潜伏しつつ[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]本拠地に通信を入れ、自分が無実であることと「虚の玉座」の驚愕の真実を伝えようとしていた。 またこの時海軍の通信部がこのやり取りを傍受しており、彼の居場所を突き止めることに成功していたが…… #center(){&bold(){&color(lime,black){通信部、よく聞け…………}} &bold(){&color(lime,black){お前達は何も探知していない}} &bold(){&color(lime,black){何も傍受していない…}} &bold(){&color(lime,black){『ルルシア王国』?}} &bold(){&color(lime,black){そんな国は…}} &sizex(7){&bold(){&color(lime,black){元々…ないではないか…}}} } サボが世界の真実を伝えようとするのと同時刻、イムがルルシア王国の地図に×印を付けると、&bold(){ルルシア王国上空に巨大な物体が現れ、島全てを飲み込むほどの謎の16本の光線が襲い、&color(red){ルルシア王国は一瞬にして島ごと消滅してしまった}……}((このシーンが放映されたアニメ1089話では、薄暗い雲の上が緑色に光っており、その後赤色の光線が無数に降り注いだ。)) **未来島エッグヘッド編 世界会議の4日目には、アラバスタ王国国王[[コブラ>ネフェルタリ・コブラ]]が虚の玉座の間にて800年前アラバスタを統治していた女王“&bold(){リリィ}”と“&bold(){[[Dの一族>Dの一族(ONE PIECE)]]}”の事を五老星に質問しているのを電伝虫で聞いていたのか、イムが突如コブラ王達の前に姿を現す。 何か知っているのか驚愕するコブラの前で&bold(){「リリィ……」}と呟き、虚の玉座に腰を下ろした。 コブラは本来いるはずのない「世界の王」に対して、最初の20人の内の1人のある人物を思い出し、イムにその事を問うがイムは自身の詮索をしない様にと釘を刺す。 そしてイムは世界中に散らばる&bold(){“D”の名を持つ人物達が世界政府にとってどういう存在であるのか}といった事や、&bold(){800年前のリリィのミスによって世界に[[歴史の本文>歴史の本文(ONE PIECE)]]が散らばった事が起因で“D”の名を持つ者達が世界に湧き出ている事}を話した。 先程のコブラの話の不審点に気づいたイムはその点を指摘しつつ、リリィのミスが本当にミスだったのか或いは&ruby(●●●){計画的}だったのかを確かめるため、ネフェルタリ家に代々伝わる手紙の送り主の名前を言うよう迫る。 コブラはこの部屋でイムを見た事で自分は助からないと悟り、腹を括り手紙の送り主の名は“&bold(){ネフェルタリ・D・リリィ}”であると正直に告げた。 それに対してイムは一瞬俯く様な仕草をしたが、聞きたいことはもう無いと言わんばかりにコブラを攻撃した。 だが、そこに話を聞いていたサボが乱入しイムと五老星に攻撃を仕掛けるも、イムは五老星共々&bold(){異形の姿をした何かに変貌する}。 コブラを連れて逃げようとするサボにも難なく攻撃をするが、コブラがサボだけでも逃がそうと庇い立てたため、コブラにトドメを刺した。 また、この様子を壁穴から[[ワポル>ブリキのワポル]]がこっそり覗いていたが、惨劇を目の当たりにして事態の緊急性に気付きその場から即座に逃げ出した。 その後は、[[ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]が発明した&bold(){「マザーフレイム」}なるものを使用するため、上記のルルシアに攻撃目標に設定し攻撃した。 なお、ルルシアを攻撃目標にしたのは&bold(){「近い」}といった&s(){[[どこぞのバスケ漫画の登場人物の進学理由みたいな>流川楓]]}理由から。 マザーフレイムの詳細は不明だが、革命軍の会議にて[[ドラゴン>モンキー・D・ドラゴン]]から ・ベガパンクが直接人を殺害する様な兵器を作るとは考えにくい ・古代兵器なら辻褄が合う ・なぜ今まで使わなかったのか といった意見が出ていることから、マザーフレイムは古代兵器の運用に必要な動力か何かという考察が一部の読者の間でされている。 そう考えると「近い」という理由も、試運転で問題が起こった場合に対処しやすいからと考えられている。 更に、&bold(){「ビビが欲しい………」}と五老星に告げているが真意は不明。 また、サボから事の真相を聞いたイワンコフは上記の通り最初の20人の王の中にイムという名の人物がいたことに加え、&bold(){この世には“不老”になる能力が存在しているが、その情報が正確な形で伝わっているということは誰かが証明したということであり、それはつまり&color(red){世界のどこかに死なずに生きている者がいる}}と推測し、イムが関係しているのではないかと述べてもいる。 *【余談】 ・&bold(){モチーフ?} その名前は「仏」のかけ字、あるいは「海」の逆読み(イム→IMU→UMI)とも取れる。 前述の「ネロナ」という名字も「神」を分解したものと思われる。 日本の仏教には「神とは、仏が形を変えて現れた仮の姿」とし、仏を主、神を従とする&ruby(ほんじすいじゃく){本地垂迹}(説)という思想がある。 劇中で「神」と形容される天竜人の真の頂点が「仏」とも読めるイムなのは、何か意味があるのだろうか? 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