ウォーム・ボディーズ(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/07/03 (木曜日) 23:22:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(6){&bold(){&color(whitesmoke,red){ゾンビ・&sizex(5){ミーツ}・ガール}}} &bold(){&color(whitesmoke,red){世界の終りに、恋が襲ってきた。}} &sizex(5){&bold(){&color(whitesmoke,red){全米初登場1位!&sizex(4){世界が感染したのは、ロマンティック・ゾンビ・ラブコメ!!}}}} } ウォーム・ボディーズ(原題:Warm Bodies)とは、2013年に公開された[[アメリカ>アメリカ合衆国]]映画。 監督はジョナサン・レヴィン。日本ではアスミック・エース配給で同年9月12日に公開された。 レヴィンとっては4本目の長編映画で、アイザック・マリオンの小説『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』を原作としたゾンビ映画だが、ジャンルはホラーではなく&bold(){ラブストーリー。} そもそも大元はウィリアム・シェイクスピアの代表作『ロミオとジュリエット』であり、本作では&bold(){人間とゾンビの恋愛模様}がえがかれる。 人間とゾンビのラブストーリーというと『[[バタリアン リターンズ>バタリアン リターンズ(映画)]]』が有名だが、あちらが「人間時代の関係がゾンビ化後も引き継がれた」のに対して、本作では本当に初対面の人間とゾンビが恋に落ちる。 ゾンビ映画で『ロミオとジュリエット』とかバッドエンドフラグが立ちまくりだが…? もちろんゾンビ映画なので、ゾンビが人間を食い殺すスプラッタなシーンもあるのだが、それが気にならないぐらい甘酸っぱい。 コメディタッチの『[[バタリアン>バタリアン(映画)]]』も『[[ショーン・オブ・ザ・デッド>ショーン・オブ・ザ・デッド(映画)]]』も『[[ゾンビーノ>ゾンビーノ(映画)]]』も途中で視聴を断念してしまったという方は、本作に挑戦してみてはいかがだろうか。 ちなみに、米国の最大手レビューサイト「Rotten Tomato」での評価は77%のフレッシュ判定。なんとジョージ・A・ロメロ監督の『[[ランド・オブ・ザ・デッド]]』(74%)と『[[ダイアリー・オブ・ザ・デッド]]』(61%)を超えてしまった。 ■あらすじ 未知の伝染病によって人間がゾンビ化するようになった世界。生き残った人間は高い壁による砦を築いてその内側に逃れ、暮らしていた。 ある日、ゾンビとしての食欲に突き動かされて、仲間たちと共に獲物を探し求めていたゾンビの青年Rは、物資の調達にやってきていた人間の集団を発見。仲間たちと共に襲いかかるのだが、その中の一人であるジュリー・グリジオに一目惚れしてしまう。 そしてそのまま、保護という名目で、彼女を自分の住み処である廃空港の廃航空機に連れていってしまうのだった。 ■本作のゾンビについて 原因は未知の伝染病。「腐敗した体」「低い知能」「常人を上回る身体能力」「鈍足」「人肉への欲求」「弱点は頭」「噛まれると感染する」と我々のよく知るゾンビだが、伝染病の進行具合の影響なのか結構な個体差がある。 具体的に説明すると、肉体の腐敗が軽度であれば走れるし、脳の腐敗が軽度であれば生前の記憶・自我・理性をある程度保ち、更に片言ながらも言葉を話せる。 しかしそれも病の進行によって徐々に失われていき、やがて食欲のみが残り自分自身の肉さえも食らう正真正銘のモンスターになってしまう。作中ではこの段階に至ったゾンビを『ガイコツ』と呼ぶ。 人肉でも特に脳を好むが、これはそうすることで相手の記憶を追体験できるからで、作中ではこれが大きな意味を持つ。 ■主要登場人物&ゾンビ R 演者:ニコラス・ホルト 声優:内田夕夜 主人公。ゾンビ化による知能の低下が原因でイニシャルがRであることしか覚えていない。レコードコレクター。 「ゾンビになることへの葛藤」「本来同胞であるはずのゾンビやガイコツへの嫌悪」「カニバリズムも誰かと繋がりたいからで、他に方法が思い付かないからやる。できればやりたくない」等、同じく[[ゾンビにして>バブ(死霊のえじき)]][[主人公である>ビッグ・ダディ(ランド・オブ・ザ・デッド)]][[先輩たち>ファイド(ゾンビーノ)]]をはるかに上回る人間性を持つ。 モノローグによって詳細な心理描写がなされており、感情移入するなという方が無理である。 ジュリーとの交流により更に人間性を取り戻していき…。 #openclose(show=ネタバレ){ 最終的には血を流すようになり、&bold(){生き返った}といって差し支えない状態になる。 伝染病の特効薬は「人間との交流」だと判明し、理性無きガイコツは駆逐され、ゾンビは人間と共存し社会復帰を果たした。 もちろんRとジュリーも生存し、本作は紛れもないハッピーエンドを迎える。 } ジュリー・グリジオ 演者:テリーサ・パーマー 声優:[[潘めぐみ]] ヒロイン。よりにもよって『バタリアン リターンズ』のヒロインと同じファーストネーム。父親には若干反抗期気味。 当初はRの行動に恐怖と困惑を感じていたが、次第に彼の優しさに惹かれていく。 一度はRの元を離れるが…。 M 演者:ロブ・コードリー 声優:石住昭彦 Rの友達の、頭頂部がハゲた中年ゾンビ。R同様、人間性を強く残している。 一度はRにジュリーを「食え」と諭すが…。 Rとジュリーの交流は、やがて彼や他のゾンビたちにも影響を及ぼしていく。 ペリー・ケルヴィン 演者:デイヴ・フランコ 声優:小松史法 ジュリーの彼氏。壁を建設したメンバーの一人の息子。 ジュリーとはいい感じだったのだが、父親がゾンビ化したことがきっかけで精神的に追い込まれ、若干関係が冷えてきていた模様。 #openclose(show=ネタバレ){ 物語冒頭でRに食われて死亡した。 } ノラ 演者:アナリー・ティプトン 声優:[[小林沙苗]] ジュリーの友達。世界がまともだったら医者になるのが夢だった。 ジュリーの良き理解者で、かなりノリが良く、度胸がある。 グリジオ大佐 演者:ジョン・マルコヴィッチ 声優:樋浦勉 ジュリーの父親。砦の中に住んでいる人間たちのリーダー。 例によって頑固親父で、ゾンビに対する敵愾心が強い。 ジュリー曰く「昔はこうじゃなかった」らしいが、妻をゾンビに食い殺されたようなのでそれが原因かもしれない。 R「力を貸して……項目を、追記・修正したい…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中々の傑作。個人的に終盤、ゾンビたちと人間が手を組んでガイコツを一網打尽にしていくシーンには手に汗握る。 -- 名無しさん (2020-08-27 19:54:40) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/07/03 (木曜日) 23:22:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(6){&bold(){&color(whitesmoke,red){ゾンビ・&sizex(5){ミーツ}・ガール}}} &bold(){&color(whitesmoke,red){世界の終りに、恋が襲ってきた。}} &sizex(5){&bold(){&color(whitesmoke,red){全米初登場1位!&sizex(4){世界が感染したのは、ロマンティック・ゾンビ・ラブコメ!!}}}} } ウォーム・ボディーズ(原題:Warm Bodies)とは、2013年に公開された[[アメリカ>アメリカ合衆国]]映画。 監督はジョナサン・レヴィン。日本ではアスミック・エース配給で同年9月12日に公開された。 レヴィンとっては4本目の長編映画で、アイザック・マリオンの小説『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』を原作としたゾンビ映画だが、ジャンルはホラーではなく&bold(){ラブストーリー。} そもそも大元はウィリアム・シェイクスピアの代表作『ロミオとジュリエット』であり、本作では&bold(){人間とゾンビの恋愛模様}がえがかれる。 人間とゾンビのラブストーリーというと『[[バタリアン リターンズ>バタリアン リターンズ(映画)]]』が有名だが、あちらが「人間時代の関係がゾンビ化後も引き継がれた」のに対して、本作では本当に初対面の人間とゾンビが恋に落ちる。 ゾンビ映画で『ロミオとジュリエット』とかバッドエンドフラグが立ちまくりだが…? もちろんゾンビ映画なので、ゾンビが人間を食い殺すスプラッタなシーンもあるのだが、それが気にならないぐらい甘酸っぱい。 コメディタッチの『[[バタリアン>バタリアン(映画)]]』も『[[ショーン・オブ・ザ・デッド>ショーン・オブ・ザ・デッド(映画)]]』も『[[ゾンビーノ>ゾンビーノ(映画)]]』も途中で視聴を断念してしまったという方は、本作に挑戦してみてはいかがだろうか。 ちなみに、米国の最大手レビューサイト「Rotten Tomato」での評価は77%のフレッシュ判定。なんとジョージ・A・ロメロ監督の『[[ランド・オブ・ザ・デッド]]』(74%)と『[[ダイアリー・オブ・ザ・デッド]]』(61%)を超えてしまった。 ■あらすじ 未知の伝染病によって人間がゾンビ化するようになった世界。生き残った人間は高い壁による砦を築いてその内側に逃れ、暮らしていた。 ある日、ゾンビとしての食欲に突き動かされて、仲間たちと共に獲物を探し求めていたゾンビの青年Rは、物資の調達にやってきていた人間の集団を発見。仲間たちと共に襲いかかるのだが、その中の一人であるジュリー・グリジオに一目惚れしてしまう。 そしてそのまま、保護という名目で、彼女を自分の住み処である廃空港の廃航空機に連れていってしまうのだった。 ■本作のゾンビについて 原因は未知の伝染病。「腐敗した体」「低い知能」「常人を上回る身体能力」「鈍足」「人肉への欲求」「弱点は頭」「噛まれると感染する」と我々のよく知るゾンビだが、伝染病の進行具合の影響なのか結構な個体差がある。 具体的に説明すると、肉体の腐敗が軽度であれば走れるし、脳の腐敗が軽度であれば生前の記憶・自我・理性をある程度保ち、更に片言ながらも言葉を話せる。 しかしそれも病の進行によって徐々に失われていき、やがて食欲のみが残り自分自身の肉さえも食らう正真正銘のモンスターになってしまう。作中ではこの段階に至ったゾンビを『ガイコツ』と呼ぶ。 人肉でも特に脳を好むが、これはそうすることで相手の記憶を追体験できるからで、作中ではこれが大きな意味を持つ。 ■主要登場人物&ゾンビ R 演者:ニコラス・ホルト 声優:内田夕夜 主人公。ゾンビ化による知能の低下が原因でイニシャルがRであることしか覚えていない。レコードコレクター。 「ゾンビになることへの葛藤」「本来同胞であるはずのゾンビやガイコツへの嫌悪」「カニバリズムも誰かと繋がりたいからで、他に方法が思い付かないからやる。できればやりたくない」等、同じく[[ゾンビにして>バブ(死霊のえじき)]][[主人公である>ビッグ・ダディ(ランド・オブ・ザ・デッド)]][[先輩たち>ファイド(ゾンビーノ)]]をはるかに上回る人間性を持つ。 モノローグによって詳細な心理描写がなされており、感情移入するなという方が無理である。 ジュリーとの交流により更に人間性を取り戻していき…。 #openclose(show=ネタバレ){ 最終的には血を流すようになり、&bold(){生き返った}といって差し支えない状態になる。 伝染病の特効薬は「人間との交流」だと判明し、理性無きガイコツは駆逐され、ゾンビは人間と共存し社会復帰を果たした。 もちろんRとジュリーも生存し、本作は紛れもないハッピーエンドを迎える。 } ジュリー・グリジオ 演者:テリーサ・パーマー 声優:[[潘めぐみ]] ヒロイン。よりにもよって『バタリアン リターンズ』のヒロインと同じファーストネーム。父親には若干反抗期気味。 当初はRの行動に恐怖と困惑を感じていたが、次第に彼の優しさに惹かれていく。 一度はRの元を離れるが…。 M 演者:ロブ・コードリー 声優:石住昭彦 Rの友達の、頭頂部がハゲた中年ゾンビ。R同様、人間性を強く残している。 一度はRにジュリーを「食え」と諭すが…。 Rとジュリーの交流は、やがて彼や他のゾンビたちにも影響を及ぼしていく。 ペリー・ケルヴィン 演者:デイヴ・フランコ 声優:小松史法 ジュリーの彼氏。壁を建設したメンバーの一人の息子。 ジュリーとはいい感じだったのだが、父親がゾンビ化したことがきっかけで精神的に追い込まれ、若干関係が冷えてきていた模様。 #openclose(show=ネタバレ){ 物語冒頭でRに食われて死亡した。 } ノラ 演者:アナリー・ティプトン 声優:[[小林沙苗]] ジュリーの友達。世界がまともだったら医者になるのが夢だった。 ジュリーの良き理解者で、かなりノリが良く、度胸がある。 グリジオ大佐 演者:ジョン・マルコヴィッチ 声優:樋浦勉 ジュリーの父親。砦の中に住んでいる人間たちのリーダー。 例によって頑固親父で、ゾンビに対する敵愾心が強い。 ジュリー曰く「昔はこうじゃなかった」らしいが、妻をゾンビに食い殺されたようなのでそれが原因かもしれない。 R「力を貸して……項目を、追記・修正したい…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中々の傑作。個人的に終盤、ゾンビたちと人間が手を組んでガイコツを一網打尽にしていくシーンには手に汗握る。 -- 名無しさん (2020-08-27 19:54:40) #comment(striction) #areaedit(end) }

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