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「神楽妖精パルティア」(2024/04/17 (水) 20:35:32) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2020/10/28 (水) 18:41:11
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&sizex(6){&bold(){&color(green){小さな妖精の神楽が、大きな力に繋がっていく。}}}}
神楽妖精パルティアとは、[[ゲームボーイアドバンス]](GBA)専用ソフト『デュエル・マスターズ2 インビンシブル・アドバンス』に登場するゲームオリジナルカード。
*解説
|&color(green){神楽妖精パルティア} 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地からカードを3枚まで選び山札に加えてよい。そうした場合、その後山札をシャッフルする。|
2では「&bold(){アSおBはブNか}」といパスワード、3では「&bold(){くさきはまためぶく}」というパスワードで入手できる。
カード性能は軽量の[[スノーフェアリー>スノーフェアリー(デュエル・マスターズ)]]で、cip効果によって墓地からカードを3枚まで選んで山札に戻してデッキをシャッフルすることが可能。
つまりはライブラリアウト防止の山札回復と疑似的な墓地回収要素を兼ね備えており、一度使ったカードを運やプレイング次第で再度使い回せる。
特にパルティアをデッキに複数枚投入した上で墓地に1枚でもパルティアがいる状態で2枚目のパルティアを召喚すれば、山札を回復し続ける動きが出来る。
3枚を山札に回収するという設定から、敵対色の《[[ヘル・スラッシュ]]》と対を成すメタカードとして設計されている事がよく分かる。
しかし、実際にある程度の対策にはなるのも事実なのだが、あちらは直接抜き取れる範囲が広くパルティア自体も落とせるため、結局メタカードとしては完全に機能していないという指摘も少なくない。
むしろ両者は組み合わせると非常に相性が良く、一度使った《ヘル・スラッシュ》の再利用の可能性を作れるなどライブラリアウトによる勝利への強力なサポーターとなる。
スペック的には[[闘魂編>闘魂編(デュエル・マスターズ)]]時期ののカードプールの基準で見れば面白いカードなのだが、ゲームのオリジナルカードと言うこともあって知名度は低かった。
山札回復系のカードは原作のTCG版でもインフレの波によって強力なカードが出るようになっており、ゲームならではの異色的な雰囲気も薄れていった。
ゲーム版の展開も終わっており、このまま時代の流れに飲まれて忘れ去られるかと思われていた、が…。
*[[デュエル・マスターズ プレイス]]
&bold(){誰もがパルティアの存在を忘れていた2020年に長い年月を経てパルティアが帰ってきた}。
ただし本家ではなく、ゲームであるデュエル・マスターズ プレイス(以下、「デュエプレ」表記)に輸入されるという形での登場である。
デュエプレではパルティアと同じゲームオリジナルカードの《[[黒神龍ガルバロス]]》が輸入されており、その流れに乗る形での登場とも言える。
しかし、ガルバロスは[[PlayStation2]]専用ソフトの『デュエル・マスターズ -邪封超龍転生-』のカードであるため、GBAシリーズからのデュエプレへの輸入はパルティアが初となる。
デュエプレにおけるパルティアのスペックは以下のようになっている。
|&color(green){神楽妖精パルティア} C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|バトルゾーンに出た時、自分の墓地からランダムなカード3枚を山札に加えてシャッフルする。|
DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。レアリティはコモンに設定された。
能力は墓地から回収出来るカードの選択や枚数指定が不可能となってランダム化し、効果は任意から強制発動に変更となっている。
つまりよくスペックを見ると微妙にGBA版から劣化している…まあデュエプレの仕様に沿った性能にされたという点はあるのだろうが。
能力こそ微妙に劣化しての輸入となったが、DMPP-05まで山札回復系のカードが存在しなかったデュエプレの環境を考えるとこのカードの功績は大きい。
ライブラリアウトによる強制敗北の可能性を減少させられる他、自然単色デッキでは貴重な疑似的な墓地回収を行える。
また、デュエプレの「&bold(){&color(red){99ターン経過時点でゲームが終了しない場合は両者敗北}}」という形骸化していた特殊ルールが初めて意味を持つようになった…それでもあんまり意味ないけれど。
特にデュエプレ版の《[[ダイヤモンド・ブリザード]]》とはかなり相性が良く、注目を浴びた。
コスト設定による進化への繋がりの良さ、ナーフでブリザードが消失した墓地回収を少しフォローできる点、ブリザードのマナブーストによる山札の消費を回復できる点などが挙げられる。
また、ライブラリアウトを避けられる点を利用したパルティアを主軸にするコントロールデッキも開発されている。
主な戦略としては、相手の動きを呪文などで徹底的に妨害しながらもパルティアによって山札のケアを定期的に行い、相手のライブラリアウトを誘発するというスタイルである。
こういった動きが出来るのは、ライブラリアウトの前に決着を付けられる可能性がある《[[無双竜機ボルバルザーク]]》が殿堂入りしたという影響もあるだろう。
コモンのカードでありながら能力的な応用性の高さや愛らしいイラストから人気は高く、ネタ扱いのガルバロスよりも実戦方面で使われていると言える。
*相性の良いカード
|&color(green){幻想妖精カチュア} VR 自然文明 (7)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 3000|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。|
GBA版でもデュエプレ版でもパルティアと相性の良いクリーチャー。
カチュアで[[ドラゴン>ドラゴン(デュエル・マスターズ)]]を呼び出すと最終的に自壊するが、そのようにして墓地に落ちたカードをパルティアの能力で山札に戻すことで再度ドラゴンを使い回せる。
同じ自然のスノーフェアリーである事からデッキも共存がしやすく、ゲームには関係のない事だがスノーフェアリー故にデッキの華やかさ的な雰囲気も出しやすい。
*TCG版
|&color(green){神楽妖精パルティア} C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、いずれかのプレイヤーの墓地からカードを3枚まで選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを自分の山札に加えてシャッフルする。|
DMEX-17「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」にて収録され、本家TCG版にも逆輸入される形で登場することになった。
DMEX-17ではデュエプレ出身のカードが何枚か登場しているためにその流れによる登場だろうが、パルティアに関してはGBA版ゲーム出身なので実質的にはGBA版からの輸入となる。
イラストはデュエプレ版が流用されている。
能力も調整が加えられており、相手の墓地のカードを山札に回収させることも可能になった。
この調整によって相手の墓地ソース系デッキに対するメタカードとしての役割を持つことになり、スノーフェアルーの種族デッキにおける墓地肥やし対策の要員になれるだろう。
*イラスト
GBA版におけるイラストレーターは不明だが、デュエプレ版のイラストのイラストレーターはSeki/Kogaratsuが担当している。
GBA版の時点で可愛らしいイラストではあったが、デュエプレ版においてはGBA版のデザインをそのままに[[エピソードシリーズ>エピソードシリーズ(デュエル・マスターズ)]]以降に見られる[[アイドルカード>アイドルカード(デュエル・マスターズ)]]の雰囲気を強化した画風でリメイクされている。
結果としてデュエプレ版のイラストはアイドルカードとして非常に人気を集めており、「萌え」を重視する層からは、同じくデュエプレのオリジナルカードである《翔天妖精レチア》などと共に本家への輸入を希望する声が出ている。
&font(#008000){小さなWiki篭りの追記・修正が、大きな追記・修正に繋がっていく。}
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#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ガルバロスの記事でも思ったけど、デュエマゲームオリジナルカードで纏めた方がいいんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-10-28 18:55:20)
- カードとは関係ないけど、初めて召喚ボイス聞いた時あやねるの声に凄く似ててびっくりした。 -- 名無しさん (2020-10-29 18:36:50)
- 遅延ループができるからこの手の山札回復系のカード(特に自分を戻せる奴)は実装されないと思ってたから驚いた -- 名無しさん (2021-02-14 18:37:40)
#comment(striction)
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2020/10/28 Wed 18:41:11
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#center(){&sizex(6){&bold(){&color(green){小さな妖精の神楽が、大きな力に繋がっていく。}}}}
神楽妖精パルティアとは、[[ゲームボーイアドバンス]](GBA)専用ソフト『デュエル・マスターズ2 インビンシブル・アドバンス』に登場するゲームオリジナルカード。
*解説
|&color(green){神楽妖精パルティア} 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地からカードを3枚まで選び山札に加えてよい。そうした場合、その後山札をシャッフルする。|
2では「&bold(){アSおBはブNか}」といパスワード、3では「&bold(){くさきはまためぶく}」というパスワードで入手できる。
カード性能は軽量の[[スノーフェアリー>スノーフェアリー(デュエル・マスターズ)]]で、cip効果によって墓地からカードを3枚まで選んで山札に戻してデッキをシャッフルすることが可能。
つまりはライブラリアウト防止の山札回復と疑似的な墓地回収要素を兼ね備えており、一度使ったカードを運やプレイング次第で再度使い回せる。
特にパルティアをデッキに複数枚投入した上で墓地に1枚でもパルティアがいる状態で2枚目のパルティアを召喚すれば、山札を回復し続ける動きが出来る。
3枚を山札に回収するという設定から、敵対色の《[[ヘル・スラッシュ]]》と対を成すメタカードとして設計されている事がよく分かる。
しかし、実際にある程度の対策にはなるのも事実なのだが、あちらは直接抜き取れる範囲が広くパルティア自体も落とせるため、結局メタカードとしては完全に機能していないという指摘も少なくない。
むしろ両者は組み合わせると非常に相性が良く、一度使った《ヘル・スラッシュ》の再利用の可能性を作れるなどライブラリアウトによる勝利への強力なサポーターとなる。
スペック的には[[闘魂編>闘魂編(デュエル・マスターズ)]]時期ののカードプールの基準で見れば面白いカードなのだが、ゲームのオリジナルカードと言うこともあって知名度は低かった。
山札回復系のカードは原作のTCG版でもインフレの波によって強力なカードが出るようになっており、ゲームならではの異色的な雰囲気も薄れていった。
ゲーム版の展開も終わっており、このまま時代の流れに飲まれて忘れ去られるかと思われていた、が…。
*[[デュエル・マスターズ プレイス]]
&bold(){誰もがパルティアの存在を忘れていた2020年に長い年月を経てパルティアが帰ってきた}。
ただし本家ではなく、ゲームであるデュエル・マスターズ プレイス(以下、「デュエプレ」表記)に輸入されるという形での登場である。
デュエプレではパルティアと同じゲームオリジナルカードの《[[黒神龍ガルバロス]]》が輸入されており、その流れに乗る形での登場とも言える。
しかし、ガルバロスは[[PlayStation2]]専用ソフトの『デュエル・マスターズ -邪封超龍転生-』のカードであるため、GBAシリーズからのデュエプレへの輸入はパルティアが初となる。
デュエプレにおけるパルティアのスペックは以下のようになっている。
|&color(green){神楽妖精パルティア} C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|バトルゾーンに出た時、自分の墓地からランダムなカード3枚を山札に加えてシャッフルする。|
DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。レアリティはコモンに設定された。
能力は墓地から回収出来るカードの選択や枚数指定が不可能となってランダム化し、効果は任意から強制発動に変更となっている。
つまりよくスペックを見ると微妙にGBA版から劣化している…まあデュエプレの仕様に沿った性能にされたという点はあるのだろうが。
能力こそ微妙に劣化しての輸入となったが、DMPP-05まで山札回復系のカードが存在しなかったデュエプレの環境を考えるとこのカードの功績は大きい。
ライブラリアウトによる強制敗北の可能性を減少させられる他、自然単色デッキでは貴重な疑似的な墓地回収を行える。
また、デュエプレの「&bold(){&color(red){99ターン経過時点でゲームが終了しない場合は両者敗北}}」という形骸化していた特殊ルールが初めて意味を持つようになった…それでもあんまり意味ないけれど。
特にデュエプレ版の《[[ダイヤモンド・ブリザード]]》とはかなり相性が良く、注目を浴びた。
コスト設定による進化への繋がりの良さ、ナーフでブリザードが消失した墓地回収を少しフォローできる点、ブリザードのマナブーストによる山札の消費を回復できる点などが挙げられる。
また、ライブラリアウトを避けられる点を利用したパルティアを主軸にするコントロールデッキも開発されている。
主な戦略としては、相手の動きを呪文などで徹底的に妨害しながらもパルティアによって山札のケアを定期的に行い、相手のライブラリアウトを誘発するというスタイルである。
こういった動きが出来るのは、ライブラリアウトの前に決着を付けられる可能性がある《[[無双竜機ボルバルザーク]]》が殿堂入りしたという影響もあるだろう。
コモンのカードでありながら能力的な応用性の高さや愛らしいイラストから人気は高く、ネタ扱いのガルバロスよりも実戦方面で使われていると言える。
*相性の良いカード
|&color(green){幻想妖精カチュア} VR 自然文明 (7)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 3000|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。|
GBA版でもデュエプレ版でもパルティアと相性の良いクリーチャー。
カチュアで[[ドラゴン>ドラゴン(デュエル・マスターズ)]]を呼び出すと最終的に自壊するが、そのようにして墓地に落ちたカードをパルティアの能力で山札に戻すことで再度ドラゴンを使い回せる。
同じ自然のスノーフェアリーである事からデッキも共存がしやすく、ゲームには関係のない事だがスノーフェアリー故にデッキの華やかさ的な雰囲気も出しやすい。
*TCG版
|&color(green){神楽妖精パルティア} C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、いずれかのプレイヤーの墓地からカードを3枚まで選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを自分の山札に加えてシャッフルする。|
DMEX-17「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」にて収録され、本家TCG版にも逆輸入される形で登場することになった。
DMEX-17ではデュエプレ出身のカードが何枚か登場しているためにその流れによる登場だろうが、パルティアに関してはGBA版ゲーム出身なので実質的にはGBA版からの輸入となる。
イラストはデュエプレ版が流用されている。
能力も調整が加えられており、相手の墓地のカードを山札に回収させることも可能になった。
この調整によって相手の墓地ソース系デッキに対するメタカードとしての役割を持つことになり、スノーフェアルーの種族デッキにおける墓地肥やし対策の要員になれるだろう。
*イラスト
GBA版におけるイラストレーターは不明だが、デュエプレ版のイラストのイラストレーターはSeki/Kogaratsuが担当している。
GBA版の時点で可愛らしいイラストではあったが、デュエプレ版においてはGBA版のデザインをそのままに[[エピソードシリーズ>エピソードシリーズ(デュエル・マスターズ)]]以降に見られる[[アイドルカード>アイドルカード(デュエル・マスターズ)]]の雰囲気を強化した画風でリメイクされている。
結果としてデュエプレ版のイラストはアイドルカードとして非常に人気を集めており、「萌え」を重視する層からは、同じくデュエプレのオリジナルカードである《翔天妖精レチア》などと共に本家への輸入を希望する声が出ている。
#center{&font(15,b,#008000){小さなWiki篭りの追記・修正が、大きな追記・修正に繋がっていく。}}
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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- ガルバロスの記事でも思ったけど、デュエマゲームオリジナルカードで纏めた方がいいんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-10-28 18:55:20)
- カードとは関係ないけど、初めて召喚ボイス聞いた時あやねるの声に凄く似ててびっくりした。 -- 名無しさん (2020-10-29 18:36:50)
- 遅延ループができるからこの手の山札回復系のカード(特に自分を戻せる奴)は実装されないと思ってたから驚いた -- 名無しさん (2021-02-14 18:37:40)
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