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「ウザーラ」(2023/09/27 (水) 11:40:02) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2021/10/15 (金曜日) 11:35:14
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#center(){&sizex(5){&b(){&color(gray){ウザーラ}}}
&sizex(6){&b(){&color(gray){ウザーラ}}}
&sizex(7){&b(){&color(gray){ウザーラ}}}}
&b(){&color(gray){ウザーラ}}とは、[[石川賢]]先生の漫画『[[ゲッターロボ・サーガ]]』に登場するロボット。
初登場は『ゲッターロボG』。
●目次
#contents{}
*【概要】
ゲッター線関係の兵器以外ではシリーズ中最強クラスの強さを持ち、出番は短いながらも強烈な印象を残した。
姿は背中に人型のロボットの腰から上が生えた巨大な機械龍(ドラゴンではなく[[東洋の龍>龍(東洋神話)]]が近い)。
その正体は地球人類でも[[恐竜帝国]]とも[[百鬼帝国]]とも違う、地球の先史文明であるアトランティス文明が作り上げた遺産であった。
*【活躍】
『ゲッターロボG』の後半にて、突如その存在が語られる。
[[早乙女研究所]]に向かってくるトラックと、それを追う鬼の一団。トラックに積まれていたのは巨大なロボットの首であった。
早乙女研究所に保護されたトラックに乗っていた人間は語る。
「自分は考古学の権威であるマキシム教授の助手の一人で、積み荷の首はウザーラというロボットの一部だ」、と。
当初、[[早乙女博士]]はウザーラをマキシム教授が作ったロボだと考えていたが、彼が語ったのは驚くべき事実であった。
大西洋の海底遺跡で発見された遺跡。
そこの中心には巨大なロボットが鎮座しており、マキシム教授は懸命にその謎を解読した。
それによると、かつてこの地球に存在したアトランティス文明が滅亡に瀕した時、大陸を海底に沈めた張本人こそがウザーラであると言うのだ。
驚愕の真実に冷や汗を流す[[リョウ>流竜馬]]や[[隼人>神隼人]]。しかし問題はここからであった。ウザーラの恐るべき力を百鬼帝国が狙っており、マキシム教授を遺跡に案内した者は鬼であった。
百鬼帝国は先んじてウザーラを発見したが、遺跡の解読がどうしてもできず、マキシム教授を連れてきて利用したのだ。
%%元がうだつのあがらない科学者であったブライの限界であろうか%%
もし百鬼の手に渡れば大変なことになる。[[ゲッターチーム]]はウザーラの護衛を決意するのだった。
一方、早乙女研究所にウザーラがあることを知ったブライは配下の三餓鬼を送り込む。
[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]と三餓鬼の百鬼獣の激闘のさなか、突如解体中のウザーラの首が動き出し、同時に遺跡のウザーラの本体も動き出す。
止めようもなく、ついにウザーラは研究所上空で圧倒的な威容を持つ巨体を現した。
三餓鬼を軽く一蹴したウザーラだったが、なぜかそのまま動きを止めてしまう。けれど様子見にドラゴンがトマホークを出したとたんに激昂したかのようにドラゴンに襲い掛かってくる。
その戦闘力はドラゴンでさえまるで歯が立たず、強力な重力遮断光線の前にバラバラになる寸前まで追い詰められてしまった。
だが、ウザーラの中から現れた三人の老人はなぜかドラゴンにとどめを刺さず、そのまま連れ去ってしまう。
孤島に着陸したウザーラの中で、リョウはアトランティス人の老科学者から真実を伝えられる。
かつて繁栄したアトランティス文明だったが、宇宙から飛来した[[隕石]]に付着していた細菌による伝染病が蔓延し、それまで病気という概念の無かったアトランティス人は滅亡の危機に瀕してしまう。
そこで彼らは最後の手段として、ウザーラを作り出して体内で冷凍睡眠し、病原菌の脅威が無くなるまで地底に避難したのだった。
つまり原因こそ異なるが恐竜帝国と事情は同じである。
リョウは彼らアトランティス人に同情し、一方的に攻撃を仕掛けた形になったのを謝罪するが、そこへ隼人の「騙されるな!」という声が響く。
隼人の声に振り向いたリョウが見たのはアトランティス人に拘束された隼人と弁慶の姿だった。
現代においても病原菌から逃げられないと悟った彼らは狂気に駆られてリョウたちの頭を開いて脳みそを自分たちと入れ替えようとしていたのだ。
その残酷な行為にリョウたちは「百鬼以下の虫ケラ」と怒り、手術台に縛られて頭を切り裂かれようとしている隼人は先に自分の舌を噛んで死のうと試みる。
だが、タイミング良くか悪くか、そこに百鬼帝国の特殊部隊が潜入してウザーラの内部に病原菌をばらまき、アトランティス人たちは次々に倒れていく。
&font(l){これは「アトランティス文明は伝染病により滅亡したのではないか」と推測したブライの策。こういうところは妙に勘が鋭い}
しかし現代人のゲッターチームには効果がなく、脱出したリョウと隼人は鬼の特殊部隊をお礼とばかりに抹殺。しかしウザーラ内部のアトランティス人たちは鬼の仕掛けた爆弾で全滅し、最後の老科学者はアトランティス人の滅亡を悟る。
老科学者はいまわの際に、修復したゲッターGにリョウたちを案内する。
「一度滅びた以上、死ぬ事は恐れていないが仲間たちを虐殺した鬼を許せない」とアトランティス人たちの仇討ちを懇願し、ウザーラを託して息絶える老科学者。
その哀れな姿には、殺されかけたリョウたちもそれまでの諍いを捨てて憐憫の眼を向けていた。
その頃、日本は百鬼帝国の総攻撃を受けて壊滅状態となっていたが、鬼の非道に怒るゲッターチームの反撃が始まる。
ウザーラに乗って海中から腕組みで姿を現した(( 余談だがGAINAXのOVA『[[トップをねらえ!]]』の[[ガンバスター]]の初登場シーンはこれをオマージュしており、[[ウルトラマン]]BGM『勝利』をオマージュした『ガンバスターマーチ』と合わせて「ガイナ立ち」と同社の代名詞とまでなっている。))ゲッターGは&font(l){珍しくポセイドンに変形して}あっという間に百鬼獣軍団を蹴散らす。
皮肉にも百鬼帝国が東京を征服した事により、ゲッターチームはこれまでの戦いのような防衛を行う必要がなくなり、攻撃する側になったゲッターGは全力で大暴れできるようになってしまったのだ。
対する百鬼帝国は逆に日本制圧に際して全国に戦力を分散させたため、今まで以上に勝ち目が無くなったことを悟るブライ。
#center(){
&b(){&color(orange){「約一分五秒ほどで百鬼獣七匹撃墜!! 歯ごたえありませんな~~」}}
&b(){&color(gray){「ほかのロボットにならこの程度の百鬼獣でいいだろうが、このゲッターには……そうはいかねえぜ」}}
&b(){&color(red){「ブライめ……待ってろよ。今、日本国民が味わっている恐怖感を、きさまにも味わわせてやる……」}}
&b(){&color(red){「ゲッターの恐ろしさをな~~~!!」}}
※この場面でなんかとてもイイ笑顔をしていますが、主人公です。
}
怒れるゲッターチームは各地で百鬼獣軍団を撃破。さらにウザーラも加わったその力にブライは恐れおののいた。
その姿に勇気づけられた一般市民も自ら鬼達に立ち向かっていく。&font(l){ゲッターロボサーガ世界の一般市民の根性を甘く見てはいけない}
悪あがきに東京の人々を人間の盾にして屈服を迫るが、それすらもウザーラの重力遮断装置で百鬼要塞島ごと宇宙へ運び去られて失敗。
&font(l){復刻版の追加シーンでは百鬼要塞島の中に突入したゲッターGに大暴れされるわ追加ボスの百鬼羅王鬼にも暴れられるわして}追い詰められたブライへ、
ゲッターGの最強必殺技シャインスパークが放たれ、ついに百鬼帝国は宇宙の藻屑と化したのだった。
#center(){
&b(){&color(red){「ウザーラよ、百鬼帝国を宇宙の果てまで……運んでおくれ」}}
&b(){&color(gray){「ウザーラも宇宙に帰れ……」}}
&b(){&color(orange){「もう会うこともないな……宇宙が、アトランティスの墓か……」}}
&b(){&color(red){「もう、おまえの力を借りることもないだろう……」}}
&b(){ゲッターロボG・完}
}
*【能力】
元はアトランティス人の緊急避難用のタイムカプセルとして作られたので、自衛が最優先ではあるがすさまじい武装を持っている。
最大の武器は口から吐き出す稲妻状の重力遮断光線で、単にぶつけても百鬼獣を粉々にしてゲッターGを大破させるほどの威力を持ち、さらに百鬼要塞島を宇宙に引きずり上げるほどの使い方とパワーまである。
地味だが目から発射する光線はゲッターGの装甲を溶解させる威力を見せた。
背中の人型はあまり目立たないが、頭部だけでも百鬼メカの腕を吹っ飛ばすほどの飛行能力と頑丈さがある。
ちなみに&bold(){人型はゲッターGを捕獲して無人島に向かう際になぜか消失している}。
機体も相当に頑丈で、無防備な状態で百鬼獣の攻撃を長時間耐え続けた。しかし特殊部隊ミノビの熱線装備で穴を開けられて侵入されてしまっており、完璧ではない模様。
内部には病魔に侵されたアトランティス人たちが透明なカプセルに入れられて仮死状態となっており、ウザーラの使命は彼らを守り抜くことである。
そのため戦闘はあくまで自衛に限定し、敵意の無い相手には反応しない。
機体内には他にも隼人の手術をおこなおうとした設備や、ゲッターGを修復した設備などがあり、アトランティス人がすべてを注ぎ込んで作った超テクノロジーが詰め込まれている。
*【その後……】
先述の通り、宇宙のかなたへ去ってしまったので、以後のシリーズでは名前も触れられていない。
アニメには登場せず、漫画『真ゲッターロボ』でも宇宙のかなたへ運び去られた方のブライは[[アンドロメダ流国]]に改造され尖兵として登場したのに対し、運び去ったウザーラの方はゲッターチームから安否を問われることもなかった。
しかし、漫画版ゲッターGの読者にとっては、ゲッターGに実質&bold(){勝ち逃げ}してしまったその圧倒的な強さが印象的に残っていた。
そのため、後のクリエイターは形を変えてウザーラないしウザーラをリスペクトしたメカが数多く登場することになる。
**【[[真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日]]】
OVAゲッターシリーズ第一作の最終決戦にて、ついに登場した[[真ドラゴン]]の最終形態。デザイナーはOVAメカデザの山田起生。
それは&b(){&color(red){ウザーラの体からゲッタードラゴンが生えたというインパクト抜群の姿}}であった。
サイズはなんと&b(){&color(red){6000メートル}}と、[[エンペラー>ゲッターエンペラー]]を除けばゲッターロボ最大。
頭からワームホールをも生み出すゲッタービーム、両手には衛星サイズのメタルビーストをぶった切るダブルトマホークとその実力もすさまじく、インベーダー軍団を相手に[[真ゲッターロボ]]とともに大暴れした。
無論、この状態でもゲッターチェンジは可能。
&b(){&color(blue){巨大なドリルの胴体からライガーの頭部と両脚が生えた真ライガー}}に&b(){&color(gold){ビヤ樽に巨大な手足が生えたような真ポセイドン}}とインパクト抜群な姿であった。
**【[[ゲッターロボ大決戦!]]】
ゲッター版[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]ともいえるPS用SLGにも登場。
ゲームでは第11話「百鬼帝国最後の日」に登場。
ただし、アトランティスではなくブライ大帝率いる百鬼帝国が密かに建造していた最終兵器として、連合軍とゲッターチームの前に立ちはだかる。
「重力遮断ビーム」は射程1~3で、1500もの攻撃力だけでなく、広範囲の自軍ユニットが標的になる恐ろしい技。特殊能力「HP回復」および「補修」を持つキャラの投入も忘れずに。
撃破後はムービーが挿入。死の間際に悪あがきとして重力遮断ビームを発射、地軸が激変し環境も激変してしまった。
後にブライ大帝は帝王ゴールとバット将軍もろともゲッター線研究者であるプロフェッサー・ランドウによって蘇生。ただし、洗脳を拒んだ結果己の意思を持たない傀儡と化してしまっている。
第17話「蘇った帝王」でウザーラも三つ首状態に改造されて復活。「重力遮断ビーム」は射程1~4、攻撃力も1600に強化されている。長期戦を避けるために火力の強いユニットと修理ユニットを組んで戦いに挑もう。
**【ゲッターロボ大決戦!コミック】
双葉社から発売されたコミックアンソロジーでは、富士原昌幸の漫画「ゲッターロボ大激戦」にてウザーラおよび無敵戦艦ダイ&デビラ・ムウをモデルにした&bold(){ゲッターデーモン}が登場。
密かに昆虫軍団の細胞を研究し復活したランドウが開発した対ゲッターロボともいえる存在で、ゴールがミサイル掃射攻撃「ミサイルインフェルノ」を繰り出す&bold(){ゲッターダイ}、ランドウが地底に潜り込みマグマ触手を繰り出す&bold(){ゲッタームウ}、そしてブライが圧倒的な破壊光線「デス・シャインスパーク」を繰り出す&bold(){ゲッターウザーラ}を操りゲッター軍団に襲い掛かった。
だが、竜馬の秘策でゲッターエンペラーの突貫攻撃を許してしまい、デス・シャインスパークを阻まれてしまう。
ゲッター軍団の一斉必殺攻撃で大ダメージを受けた挙句、ゲッターエンペラーが射出したエンペラートマホークを得た真ゲッター1のトドメの一撃で、亡者たちは似合いの地獄に送り返されるのであった。
このようにウザーラは形を変えて登場しているが、近年では真ドラゴンのインパクトが強すぎるうえに『大決戦』は入手困難なゲームとなっている。
よって、新規のファンからは長らく真ドラゴンのモデルとぐらいしか認識されていなかった。
だが、時を超えて令和の時代……
*【アニメ版[[ゲッターロボアーク>ゲッターロボアーク(作品)]]】
#center(){&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){覚悟するがいい!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){お前の父・流竜馬ですら倒せなかった}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){この魔獣ウザーラ!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){アトランティスの遺産と共に朽ち果てよ!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){ゲッターアーク!!}}}}
漫画版『アーク』には未登場だったが、2021年夏アニメとして放送されたアニメ版『アーク』第11話「宿願」にて、&bold(){実に半世紀近くの時を超えて復活!}
[[アンドロメダ流国]]に与したカーター・マクドナルドが、ブライ大帝の無念を晴らさんとゲッター最大の切り札として送り出す。
上半身も復元されているが、頭頂部の角もやや伸びているため&bold(){百鬼メカ版ウザーラ}の趣が強い。
瞳からの光線は[[アーク>ゲッターロボアーク(機体)]]のゲッタービームを上回り、撃ち合った時に呆気なく押し返している。
重力遮断光線の威力も健在で、未来のゲッター軍団をいとも簡単に木っ端微塵にしてしまうほど。
さらにサンダーボンバーを跳ね除けるだけでなく、ゲッタートマホークを粉々にする頑強さも持ち合わせている。
マクドナルはウザーラの圧倒的な戦闘力でカムイ・ショウのいないアークをねじ伏せるだけでは飽き足らず、重力遮断光線で捕縛してそのまま自爆せんと目論む。
#center(){&b(){&color(gold){俺達は…ここで終わっちまうのか!?}}
&b(){&color(red){バカ言ってんじゃねえ!!}}
&b(){&color(red){俺達にはゲッターの血が流れている!!}}
&b(){&color(red){こんなところで終わるはずがねえ!!}}
&b(){&color(gold){しかし…どうすりゃいいんだ!?}}
&b(){&color(gold){俺にはそんな力はない!!}}
&sizex(5){&b(){&color(red){信じるんだ、自分を!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(red){この身体に流れている血の&ruby(さだめ){運命}を!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(gold){兄貴……!!}}}}
絶望的な状況の中、流拓馬はゲッターの申し子として己の力を覚醒。
[[メシア・タイール]]の弟である山岸獏もまた、親友の拓馬に促される形で力を解放させる。
金色の炎に包まれ、拓馬と獏の進化の雄叫びを受けてアークが宇宙を駆ける!
#center(){&sizex(5){&b(){&color(red){うおおおおお!!}}}
&sizex(6){&b(){&color(red){おふくろの仇、}}}
&sizex(6){&b(){&color(red){きっちりつけさせてもらうぜぇぇぇぇぇっ!!!}}}}
かつて主君を滅ぼしたゲッターGのシャインスパークにも似た、燃え盛る閃光を纏ったアークに驚愕しながらマクドナルドは重力遮断光線を放つが、まったく意味をなさなかった。
そして怒りの雄叫びと共に繰り出されるアークシャインボンバー!
百鬼帝国の亡霊の操り人形と化したウザーラは、覚醒したアークの力でついに倒される。
#center(){&sizex(6){&b(){&color(#e6dc85){ブライ大帝……}}}
&sizex(6){&b(){&color(#e6dc85){我らも今お傍に……!!}}}}
やがて巻き起こる爆風。
マクドナルドは宇宙の塵と化し、かくして百鬼帝国の亡霊はアトランティスの遺産と共に壮絶な最期を遂げた。
#center(){&b(){&color(red){ハァ、ハァ…}}
&b(){&color(red){これで、本当に俺の復讐の旅は終わったのか…?}}}
かくして母の仇を討った拓馬だが、その胸には虚しさしか残らなかった。
やがて、マクドナルドがカムイに託した最終兵器・バグのデータが、後に更なる戦いの火種を引き起こすことになる……。
追記と修正のタイトルマッチなんざ、金もらったって見たかねえよ。
ありがとよ命の恩人さん。お礼だ、とっときな。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 作成乙。しかし、PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』でブライが乗ってた百鬼の最終兵器として現れ、勝利してもブライの悪あがきで上空に向けて放った重力遮断光線が地球全土に悪影響を与えたのが抜けてるし。その何話か後のステージでゴール共々改造復活させられてはキングギドラのような3つ首になってパワーアップしてるのも抜けてるし。 -- 名無しさん (2021-10-15 12:56:57)
- ↑そのゲームはやったことないのでご存じの方におまかせします -- 名無しさん (2021-10-15 12:59:24)
- せめてアークでの活躍ぐらいは修正前提ではなく立てた本人が書こうよ。 -- 名無しさん (2021-10-15 13:38:08)
- 案外こいつにもゲッター線使われてたんじゃないかな。アトランティス人があっさりゲッターG完全修復してたし。「最初にゲッター線に選ばれた地球人(しかし病原菌耐性がなく落選)」なのではなかろうか -- 名無しさん (2021-10-15 13:47:22)
- まさか病原隕石もゲッター線の意志(ズワォ -- 名無しさん (2021-10-15 14:13:51)
- 『大決戦!』のでブライ&ウザーラの悪あがきだが、動画で見返したら成層圏ぐらいの高高度からビームみたいなの撃っとった…間違えたわ。そして高笑いしては炎に飲まれるブライ…のちにランドウによって復活するけど。 -- 名無しさん (2021-10-15 14:45:35)
- 流石にアニメの描写的にシャインボンバーで一撃必殺されたウザーラとシャインボンバーを弾いたバグじゃバグの方が強いと確定されたか~ -- 名無しさん (2021-10-15 15:11:19)
- いずれウザーラVS真ドラゴンを見たいものだ -- 名無しさん (2021-10-15 17:36:43)
- お疲れ様です。「ゲッターロボGも百鬼帝国もまるで歯が立たぬまま、最後は主の仇諸共に宇宙の彼方に飛び去り主の墓標として眠りに就いた」……「チェンゲ版真ドラゴンのモデル」「ゲッターロボGですら一度は敗れ捕らえられ、ウザーラの主達による修復を受けた」というくらいしか知りませんでしたが、作中の活躍を見ると「ウザーラすら下半身として従えるゲッタードラゴン」というのはまさしく「最強のゲッタードラゴン」を往年のゲッターファン達にわかりやすく伝える姿だったんですね -- 名無しさん (2021-10-15 17:45:09)
- ウザーラの中で体育座りしてるゲッタードラゴンが可愛い 見送るシーンも情緒たっぷり -- 名無しさん (2021-10-15 20:26:07)
- ゲッターロボ大決戦のコミカライズだったかではブライが乗るのはゲーム通りとして、さらに無敵戦艦ダイとデビラ・ムウの三体合体のゲットマシンになってたな(ちなみにゲッター線も使っているのでゴールは焼けるが根性で操縦) -- 名無しさん (2021-10-15 21:10:14)
- 個人的には隼人が鬼の特殊部隊が突っ込んできた位置に槍を構えてブッ刺して「ありがとよ、命の恩人さん」と言うシーンが好き -- 名無しさん (2021-10-15 23:26:35)
- ついでにウザーラのドラゴンの頭部分にゲッターGが腕組んで立ってる描写がガイナ立ちの元ネタってのも余談で書いて欲しい -- 名無しさん (2021-10-16 08:30:32)
- 原作だと死体として百鬼帝国ごとウザーラに運ばれてた筈のブライがアンドロメダ流国の先兵として早乙女研究所に攻撃にきてるから流国がウザーラを確保してたってのは現実的な話なんだよな -- 名無しさん (2021-10-16 19:52:37)
- 誰も書いてないみたいなので「大決戦!」関係とアークでの活動を追記しました。ゲッターデーモンはあのまま埋もれるには勿体ないくらいの名キャラだったと思います。あと、ゲキ・ガンガー3にもウザーラモチーフの敵が出たと聞いたけどマジ……? -- 名無しさん (2022-02-22 02:12:38)
- ゲキ・ガンガーのは劇場版(という設定のOVA)に登場したウラーガかな。似ているのはほぼ名前だけ、部分的には設定も近いかも。 -- 名無しさん (2022-06-21 03:42:26)
- いつの間にか『ゲッターロボ大決戦!』での事も書かれてる…ありがとうございます。 -- 名無しさん (2022-06-30 13:32:40)
- 一応地球文明産なのに宇宙へ帰れはどうなのって思ってたらアークで回収されて敵になったのは草なんだ -- 名無しさん (2022-11-09 16:38:55)
#comment(striction)
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初登場は『ゲッターロボG』。
●目次
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*【概要】
ゲッター線関係の兵器以外ではシリーズ中最強クラスの強さを持ち、出番は短いながらも強烈な印象を残した。
姿は背中に人型のロボットの腰から上が生えた巨大な機械龍(ドラゴンではなく[[東洋の龍>龍(東洋神話)]]が近い)。
その正体は地球人類でも[[恐竜帝国]]とも[[百鬼帝国]]とも違う、地球の先史文明であるアトランティス文明が作り上げた遺産であった。
*【活躍】
『ゲッターロボG』の後半にて、突如その存在が語られる。
[[早乙女研究所]]に向かってくるトラックと、それを追う鬼の一団。トラックに積まれていたのは巨大なロボットの首であった。
早乙女研究所に保護されたトラックに乗っていた人間は語る。
「自分は考古学の権威であるマキシム教授の助手の一人で、積み荷の首はウザーラというロボットの一部だ」、と。
当初、[[早乙女博士]]はウザーラをマキシム教授が作ったロボだと考えていたが、彼が語ったのは驚くべき事実であった。
大西洋の海底遺跡で発見された遺跡。
そこの中心には巨大なロボットが鎮座しており、マキシム教授は懸命にその謎を解読した。
それによると、かつてこの地球に存在したアトランティス文明が滅亡に瀕した時、大陸を海底に沈めた張本人こそがウザーラであると言うのだ。
驚愕の真実に冷や汗を流す[[リョウ>流竜馬]]や[[隼人>神隼人]]。しかし問題はここからであった。ウザーラの恐るべき力を百鬼帝国が狙っており、マキシム教授を遺跡に案内した者は鬼であった。
百鬼帝国は先んじてウザーラを発見したが、遺跡の解読がどうしてもできず、マキシム教授を連れてきて利用したのだ。
%%元がうだつのあがらない科学者であったブライの限界であろうか%%
もし百鬼の手に渡れば大変なことになる。[[ゲッターチーム]]はウザーラの護衛を決意するのだった。
一方、早乙女研究所にウザーラがあることを知ったブライは配下の三餓鬼を送り込む。
[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]と三餓鬼の百鬼獣の激闘のさなか、突如解体中のウザーラの首が動き出し、同時に遺跡のウザーラの本体も動き出す。
止めようもなく、ついにウザーラは研究所上空で圧倒的な威容を持つ巨体を現した。
三餓鬼を軽く一蹴したウザーラだったが、なぜかそのまま動きを止めてしまう。けれど様子見にドラゴンがトマホークを出したとたんに激昂したかのようにドラゴンに襲い掛かってくる。
その戦闘力はドラゴンでさえまるで歯が立たず、強力な重力遮断光線の前にバラバラになる寸前まで追い詰められてしまった。
だが、ウザーラの中から現れた三人の老人はなぜかドラゴンにとどめを刺さず、そのまま連れ去ってしまう。
孤島に着陸したウザーラの中で、リョウはアトランティス人の老科学者から真実を伝えられる。
かつて繁栄したアトランティス文明だったが、宇宙から飛来した[[隕石]]に付着していた細菌による伝染病が蔓延し、それまで病気という概念の無かったアトランティス人は滅亡の危機に瀕してしまう。
そこで彼らは最後の手段として、ウザーラを作り出して体内で冷凍睡眠し、病原菌の脅威が無くなるまで地底に避難したのだった。
つまり原因こそ異なるが恐竜帝国と事情は同じである。
リョウは彼らアトランティス人に同情し、一方的に攻撃を仕掛けた形になったのを謝罪するが、そこへ隼人の「騙されるな!」という声が響く。
隼人の声に振り向いたリョウが見たのはアトランティス人に拘束された隼人と弁慶の姿だった。
現代においても病原菌から逃げられないと悟った彼らは狂気に駆られてリョウたちの頭を開いて脳みそを自分たちと入れ替えようとしていたのだ。
その残酷な行為にリョウたちは「百鬼以下の虫ケラ」と怒り、手術台に縛られて頭を切り裂かれようとしている隼人は先に自分の舌を噛んで死のうと試みる。
だが、タイミング良くか悪くか、そこに百鬼帝国の特殊部隊が潜入してウザーラの内部に病原菌をばらまき、アトランティス人たちは次々に倒れていく。
&font(l){これは「アトランティス文明は伝染病により滅亡したのではないか」と推測したブライの策。こういうところは妙に勘が鋭い}
しかし現代人のゲッターチームには効果がなく、脱出したリョウと隼人は鬼の特殊部隊をお礼とばかりに抹殺。しかしウザーラ内部のアトランティス人たちは鬼の仕掛けた爆弾で全滅し、最後の老科学者はアトランティス人の滅亡を悟る。
老科学者はいまわの際に、修復したゲッターGにリョウたちを案内する。
「一度滅びた以上、死ぬ事は恐れていないが仲間たちを虐殺した鬼を許せない」とアトランティス人たちの仇討ちを懇願し、ウザーラを託して息絶える老科学者。
その哀れな姿には、殺されかけたリョウたちもそれまでの諍いを捨てて憐憫の眼を向けていた。
その頃、日本は百鬼帝国の総攻撃を受けて壊滅状態となっていたが、鬼の非道に怒るゲッターチームの反撃が始まる。
ウザーラに乗って海中から腕組みで姿を現した(( 余談だがGAINAXのOVA『[[トップをねらえ!]]』の[[ガンバスター]]の初登場シーンはこれをオマージュしており、[[ウルトラマン]]BGM『勝利』をオマージュした『ガンバスターマーチ』と合わせて「ガイナ立ち」と同社の代名詞とまでなっている。))ゲッターGは&font(l){珍しくポセイドンに変形して}あっという間に百鬼獣軍団を蹴散らす。
皮肉にも百鬼帝国が東京を征服した事により、ゲッターチームはこれまでの戦いのような防衛を行う必要がなくなり、攻撃する側になったゲッターGは全力で大暴れできるようになってしまったのだ。
対する百鬼帝国は逆に日本制圧に際して全国に戦力を分散させたため、今まで以上に勝ち目が無くなったことを悟るブライ。
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&b(){&color(orange){「約一分五秒ほどで百鬼獣七匹撃墜!! 歯ごたえありませんな~~」}}
&b(){&color(gray){「ほかのロボットにならこの程度の百鬼獣でいいだろうが、このゲッターには……そうはいかねえぜ」}}
&b(){&color(red){「ブライめ……待ってろよ。今、日本国民が味わっている恐怖感を、きさまにも味わわせてやる……」}}
&b(){&color(red){「ゲッターの恐ろしさをな~~~!!」}}
※この場面でなんかとてもイイ笑顔をしていますが、主人公です。
}
怒れるゲッターチームは各地で百鬼獣軍団を撃破。さらにウザーラも加わったその力にブライは恐れおののいた。
その姿に勇気づけられた一般市民も自ら鬼達に立ち向かっていく。&font(l){ゲッターロボサーガ世界の一般市民の根性を甘く見てはいけない}
悪あがきに東京の人々を人間の盾にして屈服を迫るが、それすらもウザーラの重力遮断装置で百鬼要塞島ごと宇宙へ運び去られて失敗。
&font(l){復刻版の追加シーンでは百鬼要塞島の中に突入したゲッターGに大暴れされるわ追加ボスの百鬼羅王鬼にも暴れられるわして}追い詰められたブライへ、
ゲッターGの最強必殺技シャインスパークが放たれ、ついに百鬼帝国は宇宙の藻屑と化したのだった。
#center(){
&b(){&color(red){「ウザーラよ、百鬼帝国を宇宙の果てまで……運んでおくれ」}}
&b(){&color(gray){「ウザーラも宇宙に帰れ……」}}
&b(){&color(orange){「もう会うこともないな……宇宙が、アトランティスの墓か……」}}
&b(){&color(red){「もう、おまえの力を借りることもないだろう……」}}
&b(){ゲッターロボG・完}
}
*【能力】
元はアトランティス人の緊急避難用のタイムカプセルとして作られたので、自衛が最優先ではあるがすさまじい武装を持っている。
最大の武器は口から吐き出す稲妻状の重力遮断光線で、単にぶつけても百鬼獣を粉々にしてゲッターGを大破させるほどの威力を持ち、さらに百鬼要塞島を宇宙に引きずり上げるほどの使い方とパワーまである。
地味だが目から発射する光線はゲッターGの装甲を溶解させる威力を見せた。
背中の人型はあまり目立たないが、頭部だけでも百鬼メカの腕を吹っ飛ばすほどの飛行能力と頑丈さがある。
ちなみに&bold(){人型はゲッターGを捕獲して無人島に向かう際になぜか消失している}。
機体も相当に頑丈で、無防備な状態で百鬼獣の攻撃を長時間耐え続けた。しかし特殊部隊ミノビの熱線装備で穴を開けられて侵入されてしまっており、完璧ではない模様。
内部には病魔に侵されたアトランティス人たちが透明なカプセルに入れられて仮死状態となっており、ウザーラの使命は彼らを守り抜くことである。
そのため戦闘はあくまで自衛に限定し、敵意の無い相手には反応しない。
機体内には他にも隼人の手術をおこなおうとした設備や、ゲッターGを修復した設備などがあり、アトランティス人がすべてを注ぎ込んで作った超テクノロジーが詰め込まれている。
*【その後……】
先述の通り、宇宙のかなたへ去ってしまったので、以後のシリーズでは名前も触れられていない。
アニメには登場せず、漫画『真ゲッターロボ』でも宇宙のかなたへ運び去られた方のブライは[[アンドロメダ流国]]に改造され尖兵として登場したのに対し、運び去ったウザーラの方はゲッターチームから安否を問われることもなかった。
しかし、漫画版ゲッターGの読者にとっては、ゲッターGに実質&bold(){勝ち逃げ}してしまったその圧倒的な強さが印象的に残っていた。
そのため、後のクリエイターは形を変えてウザーラないしウザーラをリスペクトしたメカが数多く登場することになる。
**【[[真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日]]】
OVAゲッターシリーズ第一作の最終決戦にて、ついに登場した[[真ドラゴン]]の最終形態。デザイナーはOVAメカデザの山田起生。
それは&b(){&color(red){ウザーラの体からゲッタードラゴンが生えたというインパクト抜群の姿}}であった。
サイズはなんと&b(){&color(red){6000メートル}}と、[[エンペラー>ゲッターエンペラー]]を除けばゲッターロボ最大。
頭からワームホールをも生み出すゲッタービーム、両手には衛星サイズのメタルビーストをぶった切るダブルトマホークとその実力もすさまじく、インベーダー軍団を相手に[[真ゲッターロボ]]とともに大暴れした。
無論、この状態でもゲッターチェンジは可能。
&b(){&color(blue){巨大なドリルの胴体からライガーの頭部と両脚が生えた真ライガー}}に&b(){&color(gold){ビヤ樽に巨大な手足が生えたような真ポセイドン}}とインパクト抜群な姿であった。
**【[[ゲッターロボ大決戦!]]】
ゲッター版[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]ともいえるPS用SLGにも登場。
ゲームでは第11話「百鬼帝国最後の日」に登場。
ただし、アトランティスではなくブライ大帝率いる百鬼帝国が密かに建造していた最終兵器として、連合軍とゲッターチームの前に立ちはだかる。
「重力遮断ビーム」は射程1~3で、1500もの攻撃力だけでなく、広範囲の自軍ユニットが標的になる恐ろしい技。特殊能力「HP回復」および「補修」を持つキャラの投入も忘れずに。
撃破後はムービーが挿入。死の間際に悪あがきとして重力遮断ビームを発射、地軸が激変し環境も激変してしまった。
後にブライ大帝は帝王ゴールとバット将軍もろともゲッター線研究者であるプロフェッサー・ランドウによって蘇生。ただし、洗脳を拒んだ結果己の意思を持たない傀儡と化してしまっている。
第17話「蘇った帝王」でウザーラも三つ首状態に改造されて復活。「重力遮断ビーム」は射程1~4、攻撃力も1600に強化されている。長期戦を避けるために火力の強いユニットと修理ユニットを組んで戦いに挑もう。
**【ゲッターロボ大決戦!コミック】
双葉社から発売されたコミックアンソロジーでは、富士原昌幸の漫画「ゲッターロボ大激戦」にてウザーラおよび無敵戦艦ダイ&デビラ・ムウをモデルにした&bold(){ゲッターデーモン}が登場。
密かに昆虫軍団の細胞を研究し復活したランドウが開発した対ゲッターロボともいえる存在で、ゴールがミサイル掃射攻撃「ミサイルインフェルノ」を繰り出す&bold(){ゲッターダイ}、ランドウが地底に潜り込みマグマ触手を繰り出す&bold(){ゲッタームウ}、そしてブライが圧倒的な破壊光線「デス・シャインスパーク」を繰り出す&bold(){ゲッターウザーラ}を操りゲッター軍団に襲い掛かった。
だが、竜馬の秘策でゲッターエンペラーの突貫攻撃を許してしまい、デス・シャインスパークを阻まれてしまう。
ゲッター軍団の一斉必殺攻撃で大ダメージを受けた挙句、ゲッターエンペラーが射出したエンペラートマホークを得た真ゲッター1のトドメの一撃で、亡者たちは似合いの地獄に送り返されるのであった。
このようにウザーラは形を変えて登場しているが、近年では真ドラゴンのインパクトが強すぎるうえに『大決戦』は入手困難なゲームとなっている。
よって、新規のファンからは長らく真ドラゴンのモデルとぐらいしか認識されていなかった。
だが、時を超えて令和の時代……
*【アニメ版[[ゲッターロボアーク>ゲッターロボアーク(作品)]]】
#center(){&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){覚悟するがいい!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){お前の父・流竜馬ですら倒せなかった}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){この魔獣ウザーラ!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){アトランティスの遺産と共に朽ち果てよ!}}}
&sizex(5){&b(){&color(#e6dc85){ゲッターアーク!!}}}}
漫画版『アーク』には未登場だったが、2021年夏アニメとして放送されたアニメ版『アーク』第11話「宿願」にて、&bold(){実に半世紀近くの時を超えて復活!}
[[アンドロメダ流国]]に与したカーター・マクドナルドが、ブライ大帝の無念を晴らさんとゲッター最大の切り札として送り出す。
上半身も復元されているが、頭頂部の角もやや伸びているため&bold(){百鬼メカ版ウザーラ}の趣が強い。
瞳からの光線は[[アーク>ゲッターロボアーク(機体)]]のゲッタービームを上回り、撃ち合った時に呆気なく押し返している。
重力遮断光線の威力も健在で、未来のゲッター軍団をいとも簡単に木っ端微塵にしてしまうほど。
さらにサンダーボンバーを跳ね除けるだけでなく、ゲッタートマホークを粉々にする頑強さも持ち合わせている。
マクドナルドはウザーラの圧倒的な戦闘力でカムイ・ショウのいないアークをねじ伏せるだけでは飽き足らず、重力遮断光線で捕縛してそのまま自爆せんと目論む。
#center(){&b(){&color(gold){俺達は…ここで終わっちまうのか!?}}
&b(){&color(red){バカ言ってんじゃねえ!!}}
&b(){&color(red){俺達にはゲッターの血が流れている!!}}
&b(){&color(red){こんなところで終わるはずがねえ!!}}
&b(){&color(gold){しかし…どうすりゃいいんだ!?}}
&b(){&color(gold){俺にはそんな力はない!!}}
&sizex(5){&b(){&color(red){信じるんだ、自分を!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(red){この身体に流れている血の&ruby(さだめ){運命}を!!}}}
&sizex(5){&b(){&color(gold){兄貴……!!}}}}
絶望的な状況の中、流拓馬はゲッターの申し子として己の力を覚醒。
[[メシア・タイール]]の弟である山岸獏もまた、親友の拓馬に促される形で力を解放させる。
金色の炎に包まれ、拓馬と獏の進化の雄叫びを受けてアークが宇宙を駆ける!
#center(){&sizex(5){&b(){&color(red){うおおおおお!!}}}
&sizex(6){&b(){&color(red){おふくろの仇、}}}
&sizex(6){&b(){&color(red){きっちりつけさせてもらうぜぇぇぇぇぇっ!!!}}}}
かつて主君を滅ぼしたゲッターGのシャインスパークにも似た、燃え盛る閃光を纏ったアークに驚愕しながらマクドナルドは重力遮断光線を放つが、まったく意味をなさなかった。
そして怒りの雄叫びと共に繰り出されるアークシャインボンバー!
百鬼帝国の亡霊の操り人形と化したウザーラは、覚醒したアークの力でついに倒される。
#center(){&sizex(6){&b(){&color(#e6dc85){ブライ大帝……}}}
&sizex(6){&b(){&color(#e6dc85){我らも今お傍に……!!}}}}
やがて巻き起こる爆風。
マクドナルドは宇宙の塵と化し、かくして百鬼帝国の亡霊はアトランティスの遺産と共に壮絶な最期を遂げた。
#center(){&b(){&color(red){ハァ、ハァ…}}
&b(){&color(red){これで、本当に俺の復讐の旅は終わったのか…?}}}
かくして母の仇を討った拓馬だが、その胸には虚しさしか残らなかった。
やがて、マクドナルドがカムイに託した最終兵器・バグのデータが、後に更なる戦いの火種を引き起こすことになる……。
追記と修正のタイトルマッチなんざ、金もらったって見たかねえよ。
ありがとよ命の恩人さん。お礼だ、とっときな。
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}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 作成乙。しかし、PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』でブライが乗ってた百鬼の最終兵器として現れ、勝利してもブライの悪あがきで上空に向けて放った重力遮断光線が地球全土に悪影響を与えたのが抜けてるし。その何話か後のステージでゴール共々改造復活させられてはキングギドラのような3つ首になってパワーアップしてるのも抜けてるし。 -- 名無しさん (2021-10-15 12:56:57)
- ↑そのゲームはやったことないのでご存じの方におまかせします -- 名無しさん (2021-10-15 12:59:24)
- せめてアークでの活躍ぐらいは修正前提ではなく立てた本人が書こうよ。 -- 名無しさん (2021-10-15 13:38:08)
- 案外こいつにもゲッター線使われてたんじゃないかな。アトランティス人があっさりゲッターG完全修復してたし。「最初にゲッター線に選ばれた地球人(しかし病原菌耐性がなく落選)」なのではなかろうか -- 名無しさん (2021-10-15 13:47:22)
- まさか病原隕石もゲッター線の意志(ズワォ -- 名無しさん (2021-10-15 14:13:51)
- 『大決戦!』のでブライ&ウザーラの悪あがきだが、動画で見返したら成層圏ぐらいの高高度からビームみたいなの撃っとった…間違えたわ。そして高笑いしては炎に飲まれるブライ…のちにランドウによって復活するけど。 -- 名無しさん (2021-10-15 14:45:35)
- 流石にアニメの描写的にシャインボンバーで一撃必殺されたウザーラとシャインボンバーを弾いたバグじゃバグの方が強いと確定されたか~ -- 名無しさん (2021-10-15 15:11:19)
- いずれウザーラVS真ドラゴンを見たいものだ -- 名無しさん (2021-10-15 17:36:43)
- お疲れ様です。「ゲッターロボGも百鬼帝国もまるで歯が立たぬまま、最後は主の仇諸共に宇宙の彼方に飛び去り主の墓標として眠りに就いた」……「チェンゲ版真ドラゴンのモデル」「ゲッターロボGですら一度は敗れ捕らえられ、ウザーラの主達による修復を受けた」というくらいしか知りませんでしたが、作中の活躍を見ると「ウザーラすら下半身として従えるゲッタードラゴン」というのはまさしく「最強のゲッタードラゴン」を往年のゲッターファン達にわかりやすく伝える姿だったんですね -- 名無しさん (2021-10-15 17:45:09)
- ウザーラの中で体育座りしてるゲッタードラゴンが可愛い 見送るシーンも情緒たっぷり -- 名無しさん (2021-10-15 20:26:07)
- ゲッターロボ大決戦のコミカライズだったかではブライが乗るのはゲーム通りとして、さらに無敵戦艦ダイとデビラ・ムウの三体合体のゲットマシンになってたな(ちなみにゲッター線も使っているのでゴールは焼けるが根性で操縦) -- 名無しさん (2021-10-15 21:10:14)
- 個人的には隼人が鬼の特殊部隊が突っ込んできた位置に槍を構えてブッ刺して「ありがとよ、命の恩人さん」と言うシーンが好き -- 名無しさん (2021-10-15 23:26:35)
- ついでにウザーラのドラゴンの頭部分にゲッターGが腕組んで立ってる描写がガイナ立ちの元ネタってのも余談で書いて欲しい -- 名無しさん (2021-10-16 08:30:32)
- 原作だと死体として百鬼帝国ごとウザーラに運ばれてた筈のブライがアンドロメダ流国の先兵として早乙女研究所に攻撃にきてるから流国がウザーラを確保してたってのは現実的な話なんだよな -- 名無しさん (2021-10-16 19:52:37)
- 誰も書いてないみたいなので「大決戦!」関係とアークでの活動を追記しました。ゲッターデーモンはあのまま埋もれるには勿体ないくらいの名キャラだったと思います。あと、ゲキ・ガンガー3にもウザーラモチーフの敵が出たと聞いたけどマジ……? -- 名無しさん (2022-02-22 02:12:38)
- ゲキ・ガンガーのは劇場版(という設定のOVA)に登場したウラーガかな。似ているのはほぼ名前だけ、部分的には設定も近いかも。 -- 名無しさん (2022-06-21 03:42:26)
- いつの間にか『ゲッターロボ大決戦!』での事も書かれてる…ありがとうございます。 -- 名無しさん (2022-06-30 13:32:40)
- 一応地球文明産なのに宇宙へ帰れはどうなのって思ってたらアークで回収されて敵になったのは草なんだ -- 名無しさん (2022-11-09 16:38:55)
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