クェス・パラヤ

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&font(#6495ED){登録日}:2022/05/17 Tue 15:55:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- クェス・パラヤとは『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の登場人物。 CVは川村万梨阿。 初期設定では&bold(){クェス・エア}という名前であり、こちらは作中では[[偽名]]として使われた。 また注釈が無い限りこの項では映画作品での活躍を扱う。 *【人物】 13歳の多感な少女であり、天真爛漫ながらも直情的で、自分の思った事を包み隠さず言動に表してしまう。 1980年代後半の&bold(){今どきの若者}をイメージされて作られたキャラクター。 父親のアデナウアーは臆病で家族を顧みず、なのに他人に傲慢にふるまう「汚い大人」であり、そんな彼に愛想をつかしたのか母親はクェスを捨てて行方不明に。 更に父親に近づく愛人も彼がいる時は大人しいのに、いなくなればクェスに辛辣にふるまう。 そんな愛の無い家庭で育った彼女はわがままで情緒不安定な少女に育ってしまった。 家庭環境が悪かったとはいえ他人のことをほとんど考えない上に思慮も浅く、 [[シャア>シャア・アズナブル]]が[[地球]]のために地球から人類を追い出したい(ので5thルナやアクシズを落として地球環境を破壊する)というアレな考えにそのまま賛同したり、 そもそも知り合いでも何でもないよく知らないおじさん(シャア)にホイホイついていき、そのまま兵士になったことも思慮が浅いと言わざるを得ないだろう。 もっともここらに関してはクェスに限った話ではなく、[[新生ネオ・ジオン]]全体がその様な感じではあるが。 育った環境の影響か、彼女は自身の「父親」になってくれる男性を求めており、[[アムロ・レイ]]や[[シャア・アズナブル]]といった男性にアプローチを掛けるが、 クェスが求める「父親」たりうる男性とは「大人らしい分別と正しさ」を持つ人間を指し、ただ年齢だけ重ねた人間を受け入れられない潔癖な一面も持つ。 しかもその理想の父親像を自分の胸の中に秘めるだけならまだしも、&bold(){自分の持つ「理想の父親像」を、相手の内面も確かめず無理矢理押しつける}という悪癖がある。 彼女が惹かれたアムロ、シャアは彼女の求める人物像に近くはあるが、人間として未熟な部分も持っており…。 さらに、自身の理想にかなわない発言や行動をされると(例え正論や真剣に心配する内容でも気に入らなければ)ヒステリーを引き起こす。アムロを勝手に見限ったり、ギュネイに辛辣だったもこれが原因。 また、自分を捨てた母親や自分に冷たく当たる父親の愛人等、これまで彼女が深く関わった大人の女性が身勝手だったためか、 彼女ら以外の大人の女性に対しても嫌悪感を抱いており、劇中でも彼女と関わった大人の女性全てに敵意を向けていた。 この大人の女性への嫌悪も、「理想の父親像」と同じく&bold(){「想定する女性像」を相手の内面にかかわらず無理矢理押しつけているため}。 他人のことを顧みず自分の理想を押しつけ、理想の通りに行かないと反発する……というのは、父親にも似た&bold(){傲慢な性格}に由来するものである。 一応父親の方は酷い人物像とはいえ社交性はきちんと備えていたが…(作中の余裕の無い振る舞いは命の危機に直面したからであり情けない描写ではあるが無理もない)。 そんな複雑 &font(l){というかめんどくさくて危険} な内面を持つ彼女だが、可愛らしい容姿とエネルギッシュな言動は同年代の少年には魅力的に映るようで、 劇中で彼女と関わったハサウェイ・ノアや[[ギュネイ・ガス]]といった少年たちからは好意を向けられていた。 しかし、クェスが求める男性像は上述の通り「大人らしい」人物であり、彼女からすれば(恋愛対象としては)「若い」二人に靡く様子は見せなかった。 尤も、クェス本人も「子供は嫌い」と公言しつつも、インドでは同年代の少年少女とつるんでおり、 また、自分に好意を寄せる二人の少年をあしらいつつも完全な拒絶まではせず、友人としては接していたが…。 *【来歴】 本編開始後すぐに、インドで修業していた彼女が何者かに連れ去られるシーンが挟まれる。 謎の少女の正体は地球連邦の高官「アデナウアー・パラヤ」の娘「クェス・パラヤ」。 父のアデナウアーは第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃、宇宙に上がるシャトルのうち[[ブライト・ノア]]の家族達の席を強奪した。 …のだが、3人分取っていたそれが、アデナウアーの愛人がクェスを嫌う形で地球に残る為、席が一つ空く事となった。 そこでハサウェイの母親ミライが「男の子にしては宇宙を体験するのが遅すぎる」という事でハサウェイのみを空に上げる事を決意する。 これがハサウェイとクェスの出会いであり、シャトルの中で会話をしたり、揺れた際に席から飛んだクェスを取り押さえたりといい雰囲気となる。 ちなみに、この際クェスは自分を助けてくれたハサウェイと比較して、本来彼にしてもらったことを自分にするべき父親のアデナウアーがしないどころか、 縮こまって神に救いを求めるという醜態を見せる父に対して、その背中にツバを吐きかけるなど &font(l){下品さ} 嫌悪感を見せている。((小説版ではアデナウアーはコクピットのドアを叩く醜態を見せているが、そのお陰でパイロットは戦いに気付いたため、結果オーライな事になっている)) また自分たちの搭乗するシャトルが、落下中の5thルナとニアミスすることを予知している等[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]としての片鱗を見せ始める。 無事宇宙に上がった際は父親から離れ、ハサウェイの伝手でロンド・ベル隊に身を寄せる。 そこで彼女はロンド・ベルの[[エース>エースパイロット]]であり今まで見たことのない大人の「[[アムロ・レイ]]」に興味を持つ。 また同時にMSの操縦にも興味を示し、シミュレーターではハサウェイ以上の成績を残すなど楽しいひと時を過ごす。 アストナージを始め連邦の兵士たちはクェスやハサウェイを比較的好意的に見ていた。 だがすぐに「理想の父」を押しつける悪癖が爆発。 さらにアムロにはすでにチェーンと言う恋人がおり、そのチェーンが「大人の女性=嫌悪する相手」と決めつけたために彼女を攻撃((チェーンの側は初対面の子供と言うこともあって、クェスをなだめる態度を見せていたが。))。 アムロも多忙だったり[[かつての少女>ララァ・スン]]との[[トラウマ]]もあったりで彼女に真摯に対応することができず、 (元よりアムロ側に深く構う義理はなかった上に塩対応というほどではなかったのだが)結果的にクェスは勝手に居心地の悪さを感じてしまう。 それでもハサウェイやアムロと一緒にコロニー内をドライブしたりしていたが、そのドライブの際に[[白馬に乗った金髪のイケメン大人が登場>シャア・アズナブル]]。 因縁のある二人は、取っ組み合いをしつつ口でも激突するが、クェスはこの時のシャアの言葉に共感し、 &s(){シャアが背負い投げで情けなく投げられる辺りで}二人の間に割り込み、&bold(){アムロに銃口を向ける。} 突如現れた幼いニュータイプ少女に対し、[[思い求めていた幻影>ララァ・スン]]を感じ取ったシャアはクェスに対し「一緒に来るかい?」と勧誘。 そのまま彼女はネオ・ジオンに身を寄せる事となるのであった。 *【ネオ・ジオンにて】 ネオ・ジオンに参加することになったクェスだが、場所が変わっても気ままで横暴な言動は変わらなかった。 しかし、それなりに好意的だった連邦兵たちとは異なり、ネオ・ジオンの兵たちには疎まれていた。 レズンに対して「普通の人間」呼ばわりするなど、ニュータイプという自覚をこじらせて独善性も増していく。 彼女を誘った張本人であるシャアも、「ララァになりかわる」発言等のシャア自身の心の奥底を土足で踏み込み逆鱗を引きちぎる言動をクェスがしたことで、 次第にクェスを持て余すようになっていき、優しく振る舞いつつも彼女を「使い捨ての兵士」として扱うことを決めた。 このシーンはシャアが以前は持っていたはずの「[[人>カミーユ・ビダン]]をより良く導く能力」を失っている証拠と言えるだろう。((余談だがクェスはカミーユとの共通点が多く、そういう意味ではクワトロ時代と現在の対比と言える)) 「大人の女を相手の立場・人格にかかわらず敵視する」というもう一つの悪癖もすぐ発動し、シャアの愛人で上司でもあるナナイ・ミゲルにも噛みつく。 しかしまだ優しく流してくれたチェーンとは違い、ナナイは容赦なく顔を殴りつける。 それでなくとも軍艦のなかで私服のまま生意気な言動をさらし軍紀を乱した((ナナイが殴ったのは嫌悪感以上にこれが主因。))のだが、クェスは私情による嫉妬感をさらに暴走させた。 また、クェスはシャアに対して父性を求め、甘えていたが、より短い付き合いだったアムロですら気付いた((常人なら気付かないで当然程度の付き合いだったのだが、あくまで構っていられないだけで気にはかけていたのだろう))そこにシャアは全く気付いていなかったことも原因。 父性を求められている(子供だという)ことに気づいていたら、シャアも兵士ではなく子供扱いをしていただろう。恐らく。 クェスの期待通りの対応になるのかは別の話だが。 &font(l){どのみちニュータイプ能力だけに目をつけて兵器として扱った可能性もあるが} 更に言えばシャアが最初からクェスを拒絶し、ネオ・ジオンに誘わなければトラウマをほじくり返されずに済んだのだが、 そもそも妙に優しく接したのはそのトラウマが関係しているし、表面的な愛情を示してしまっていたシャアの中途半端な態度が招いた自業自得とも言える。 しかし、そんなシャアの内心を悟ることもなく、クェスは表面上は優しくしてくれるシャアにますます好意を持ち、 クェスに好意を持つが故の嫉妬からギュネイがシャアをこき下ろした時には、本気で煩わしそうにしていた。 &s(){ギュネイ「大佐はロリコンなのさ!!」クェス「はぁ?」} 一方で、シャア以外で自分を気遣ってくれるのはギュネイくらいだったこともあり、 上述のようにシャアを悪く言われたりした時に鬱陶しがっている素振りを見せるものの、共に行動することが多かった。 まぁ状況的にギュネイが勝手についていっただけに見えるが、少なくともクェスは彼が「同行すること」自体は嫌がる素振りは見せていない。&font(l){うっとうしげに顔をしかめたりした程度} ちなみにギュネイがシャアをこき下ろしたのも、「自分が好きな人間をそのように扱ったから」であるのだが、 同年代の異性から向けられるそういった感情を理解するには彼女はまだ若すぎたし、シャアに勝つことしか考えられないギュネイもまた若すぎた。 なお、知り合ってすぐの時点で名乗った「クェス・エア」が偽名であることはシャアもすぐに察したようだが おそらくネオジオン加入中の登録上の名義もそちらにしている可能性が高い。 (いくつかのガンプラのパイロット名義がクェス・エアであるため) なにせネオジオンと極秘で交渉するために宇宙に上がってきた連邦の高官、 そしてこれから地球に落とすためのアクシズと核爆弾を騙し取る相手の姓が''パラヤ''である。 そのタイミングで大佐が拾ってきた小娘が同じ姓だったら間違いなくネオジオンの一般兵が勘繰って士気の低下に繋がるため アクシズ落としを成功させるまではクェスの素性はシャアと一部の人間だけに留めておいたと思われる。 その後ニュータイプ研究所で訓練を受けたクェスはMSパイロットとしての才能を開花させ、 最新MS[[ヤクト・ドーガ]]を駆り、初陣ながら[[ファンネル>ファンネル(ガンダムシリーズ)]]を巧みに扱い、戦場で活躍する。 その戦闘の最中、クェスは敵[[クラップ級巡洋艦]]のブリッジを打ち抜くという大金星を挙げる。 …のだがクェスはその戦艦にアデナウアーが乗っていた事に気付かず、知らずに父親を殺してしまう。 敵旗艦の撃破に喜ぶクェスだが、その直後得体の知れない感覚に襲われ、更にクラップ艦の最後っ屁の[[ミサイル]]に被弾してしまう。 ギュネイに助けられ撃墜は免れたものの、あれだけ嫌っていた父親だったがそれでも肉親を手に掛けたという衝撃、&bold(){そしてその衝撃の正体がわからない事}からクェスは激しく狼狽。 この辺りから元々不安定だった精神が更に乱れて行く事となる。 この戦闘でヤクト・ドーガが損傷を負ったのだが、その際にサザビーで駆けつけてきたシャアの元に一刻も早く合流しようと、&font(b,red){宇宙空間の中に生身で飛び出す}という訳が分からない事をやっている。 咄嗟にシャアが救助したものの、あまりの出来事に流石のシャアもドン引きしてしまった。((富野監督曰く「数秒なら大丈夫!(NASA調べ)」との事だが、出渕氏に気になるとツッコまれたところ「……いじわる」といじけたそうな。なお2022年現在のNASAの研究の結果、人間が生身で宇宙空間で生存出来るのは10秒間だとされている。)) &font(l){まぁ、[[40年後>機動戦士クロスボーン・ガンダム]]にクェス以上にやらかす人が出てくるんだけど}((ちなみに「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」でも宇宙服を着用せず真空中に出るくだりがあり、「新機動戦記ガンダムW」でも仮死状態になることで真空空間を生き残る描写もある。また「機動戦士ガンダムAGE」や、ついでに映像作品ではないが「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」でも、主人公が生身のまま息を止め、宇宙空間で作業用MAのコクピットからMSのコクピットに乗り移るシーンがある。)) 次の戦いでは損傷したヤクト・ドーガの代わりに大型MA[[α・アジール]]を駆る事となる。 MAのパワーで連邦軍のMSを次々屠り、さらにギュネイとともにアムロを倒そうとするもののアムロとの実力差は圧倒的だった((緒戦ではアムロを狙って射出した複数のファンネルをほんの数秒ほどで全て撃墜され、「子供に付き合っていられるか!」と吐き捨てられてしまったほどである。))。 ギュネイとの2人がかりの連携でようやく足止めに成功するものの、本気になったアムロの容赦ない攻撃に圧倒され、 α・アジールは大ダメージを受け、クェスを守ろうとしたギュネイもあっさりと撃墜される。 憎からず思っていたギュネイがやられたことにショックを受けて「ギュネイをやったの!?」と叫んだクェスは、 彼を撃墜したアムロを追おうとするが、二人掛かりでも敵わなかったアムロにクェス一人では足止めすら出来ず、置いてけぼりにされてしまう。 アムロを追うことができず自暴自棄となってロンド・ベルのMS部隊に攻撃を仕掛けるクェスであったが、そこに[[ジェガン]]に乗ったハサウェイが現れた。その後に現れたチェーンのリ・ガズィへクェスのα・アジールは攻撃し、リ・ガズィはグレネードランチャーで攻撃を行うが命中はせず外れる。 クェスを連れ戻しにきたハサウェイから、自身の命も顧みない必死の説得を受けるも、クェスは彼を拒み続けるが、 そこに、α・アジールを狙ったチェーンが駆る、半壊状態の[[リ・ガズィ]]からグレネードランチャーが飛来。 射線上にハサウェイのジェガンが入ってしまっているためか、このままではハサウェイに当たってしまうと感じ取ったためかクェスは咄嗟に彼を助けようと振り払うが、 咄嗟の事で射線から自機を外すことまでは出来ず(絵コンテによればジェガンを跳ね上げた後、反撃しようとしたところにグレネードが直撃したらしい((記録全集の絵コンテには「アルパが、グッと上昇して、ジェガンを上に跳ね上げ、反動でさがるように見える。(本当はウソ。反撃しようとした)そこに、ランチャーが直撃!」と書いてある)))、グレネードランチャーはα・アジールを直撃し、クェスは爆散する機体と運命を共にした。((本来α・アジールはグレネードランチャー如きで爆散するような機体ではなかったが、運悪くも事前にアムロにビームライフルで装甲を破壊された部位に直撃してしまい、内部のメインメガ粒子砲が誘爆してしまったのだ))。 この一連の行動は、富野監督曰く&font(b,blue){「最後の3秒間だけ人の気持ちを考えた」}結果であり、自由気ままに気取っていた彼女が最後の最後で人を気遣ったということとなる。 &s(){なお全文は「クェスのように最後の3秒間だけ人の気持ちを考えても遅いんです」と監督らしい切り捨て方だったが。ただ、「あれは悲劇だ」とも述べている。} こうして、もしかしたら物語のキーパーソンになったかもしれない少女は13年の生涯を呆気なく閉じたのだが、 目前で想い人を殺されたハサウェイは激昂し、グレネードランチャーを撃ったのがチェーンのリ・ガズィだと知ると、 激情のままにビームライフルをリ・ガズィに向けて乱射し、直撃を受けたリ・ガズィは爆散してチェーンも殉職。 ハサウェイが冷静さを取り戻した頃には時すでに遅く、彼は味方殺しの重い十字架を背負うことになってしまった。 一方、富野監督による小説版『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では死因が異なっており、 アムロを殺そうと攻撃を仕掛けたところで、ハサウェイのジェガンが放ったビームライフルがたまたまコクピットに直撃し、撃墜・戦死している。 ハサウェイは助けようとしていた想い人の少女を結果的に自らの手で殺害するという、劇場版よりも重い十字架を背負う羽目になった上、 『ベルトーチカ・チルドレン』の設定を引き継いだ『閃光のハサウェイ』では、かつてララァ・スンがそうなったように、 しばしばハサウェイの夢に精神体として現れるようになり、ハサウェイは想い人を殺したトラウマに長年苛まれることになった。 そして彼女の死から12年後……。 #center(){そうだね。クェス。それが君の答えなら……} #center(){僕は変わるよ。変えてみせるよ。} #center(){[[マフティー・ナビーユ・エリン>機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]に!!} *【外部作品での扱い】 ・[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]] クェス・エアという名前で登場。カセットテープ版での声優は荘真由美氏(川村氏がベルトーチカを演じている為) 基本的に性格は変わらないものの、ベルトーチカに子供がいる事を察してアムロからは身を引いたり、 グラーブ(ギュネイ)に対し「恋愛の練習」と言いながらも彼の好意を素直に受け止めたり、 サイコミュのテストの後周囲のスタッフに感謝を伝えたり等若干素直になっている。 なのだがメスタ(ナナイ)に対しては辛辣で「私が成長するまでシャアは彼女で我慢していればいい」と酷い独り言を言ってたりする。 とはいえこの作品の尤も注目すべきところは上記の通り死因が違う事だろう。 ・[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] 前述の通り死後、精神となってだが登場している。 原作小説は『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続きでハサウェイが直接手を掛けた設定となっており、その事で彼を惑わし、苦しめる。 一方映画版は「映画の逆シャア」の続きとなっており、2022年現在はその差異がどう影響するのか注目されている、 またGジェネの時から主人公のハサウェイも含めキャストがほぼ入れ替えとなったが、クェスは川村氏がそのまま演じている。 ・[[GUNDAM EVOLVE]] "GUNDAM EVOLVE 5 RX-93 ν GUNDAM"で登場。 [[富野由悠季]]監督自らが脚本を務めており、ハサウェイの乗るジェガンをクェスが撃破するシーンから始まる。 映画本編とは違い、&s(){ギュネイの横槍が無く、父親のように諭す}アムロと対話し、クェス自身は戦死せず、α・アジールでハサウェイを迎えに行くというエンディングを迎えている。 シャアの束縛から解放されて見せる屈託のない笑顔や、「後ろから撃ってもいいよ」と冗談めかすなど、劇中では考えられなかった姿が見られる。 …尤もこの映像は&bold(){アムロがもう少しクェスとハサウェイを気にかけていれば&s(){それとギュネイがいなければ}後の悲劇は防げたという証明}というのが残酷であるが…。 ・[[スーパーロボット大戦シリーズ]] (アムロとシャアを出す為に)逆シャアの参戦機会は多いものの、原作終了後だったりして作品が参戦していても出てこない事も多い。 登場する際には作中でアムロやシャアと交流を深めたことと、わがままで振り回しはしたがさしたる悪事を働いていない事から味方になる事が多い。 特に[[第4次>第4次スーパーロボット大戦]]の扱いは色々と伝説であり ・隠しキャラで、アムロをとあるマスに配置させないと仲間にならない(これは第3次でも同じ) ・[[ジェガン]]を「まだあんなダッサイ機体使ってたの!?」とこき下ろす。&font(l){ジェガンの代わりにザク改捨てられた[[バーニィ>バーナード・ワイズマン]]は泣いてもいい} ・アムロに同行を断られた途端、チェーンとベルトーチカの二股を掛けている事を大声で言う。 ・中盤辺りの登場なのに&bold(){レベルがたった5}。(参考までにこのステージで一番弱い敵でもレベル26) ・&bold(){後半のチーム分けの際に何故かアムロもクワトロもハサウェイもいない方のチームに行く}。 と、相変わらずのフリーダムさではあるがどこか微笑ましい光景が繰り広げられる。 ちなみにこの後仲間となり、彼女はともかくヤクト・ドーガがかなりの性能なので印象に残りやすい。&font(l){あとSFC版では気合を覚えない[[シーブック>シーブック・アノー]]に代わり[[F91>ガンダムF91]]に乗り込む事も}((SFC版のF91はヴェスバーに気力制限があり、シーブックは気合を覚えなかった。激励なら覚えるが当時は自分に使えなかった。)) ちなみに第○次シリーズでは2次の時点では敵だったが裏設定で「元DCだが気紛れで裏切った」とされている。 また前述の通りアムロの二股についてあっけらかんと話す辺り、彼に対しての未練は全くないようだ。 ちなみに意外な事に、&bold(){旧シリーズだと『[[F完結編>スーパーロボット大戦F完結編]]』で[[クワトロ>クワトロ・バジーナ]]に[[サザビー>サザビー(MS)]]を持ってきた事以外では全然関わらない}。 上記の第4次でもアムロには未練がないのに絡んでいくが、クワトロとは全く会話しない。&font(l){クワトロ「来るかい?」クェス「アムロじゃなきゃ嫌」クワトロ「……」} さすがにそりゃないだろって事なのか、その後の作品ではクワトロがいる場合「来るかい?」と説得して仲間になることが多くなった。 原作から逸脱した要素が減った最近の作品でも、シャアが仲間になるからか彼女もそのまま味方になる事が多い。 逆に言うと、スパロボのシャアは仲間になる場合人類に絶望していない場合が多いので、よりよく人を導く力を残しているわけである。 なお、数少ない「人類に絶望した」状態で仲間になる『[[D>スーパーロボット大戦D]]』では、ヒステリーを起こしたクェスを宥める羽目になり、 アムロとカミーユに任せたつもりだったのにとぼやいたら、アムロに「俺にはクェスの父親代わりは無理」とツッコまれたりしている。 その際ギュネイとの仲は…まぁ進展はしないが、ギュネイが「他人をこき下ろす」のではなく「自分がクェスに相応しい男になる」と意気込んだ時には呆れながらも見直す等、脈自体はありそうではある。 そのギュネイが『D』等では意外な友情を結ぶことはあるが、クェスは元が元なので余り他作品のキャラと仲良くしない。 とはいえ[[クリアーナ・リムスカヤ]]や&bold(){[[ハマーン・カーン]]}と仲良くなったり、[[マリーダ・クルス]]と仲良く共闘したりと同世代の似た立場の少女と絆を紡ぐ事は多い。 加入する際の乗機はクェス専用のヤクト・ドーガが大半で、クェスがα・アジールに乗って加入するのは『COMPACT』『[[T>スーパーロボット大戦T]]』のみ。((クェスがα・アジールを持参しない場合も含めて、α・アジールが自軍で使えるのは他に4作品ほどある。)) ・SDガンダム外伝 円卓の騎士編に未熟な黒魔術師クェスとして登場。 衣装は原作で着ていた[[セーラー服]]みたいな服の上にα・アジールをイメージしたローブを羽織っている。またなぜか常に眠そうな垂れ目をしている。 [[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]版では&s(){声繋がりか}ベルトーチカを誘拐し[[石化]]させ、プレイヤー軍を待ち受けるボスとして登場する。 即死魔法を使ってくるがほっとんど成功しないので余り強いボスとは言えない。 [[スーパーファミコン]]版ではティンタージェル城の武術大会にて4回戦の相手として待ち受ける。 レッドウォーリアからも「油断ならない相手」と言われる意外な強敵だが、どうやら「聖者の杖」というものを求めており、 控室で聖者の杖((味方全体を回復させる杖))を渡すと&bold(){なんと仲間になる}。また4回戦で行われるはずだった彼女との戦闘がスキップされる。 更に別に聖者の杖を失うわけでもなく((クェス本人が装備する))、その装備を剥いだところで離脱するわけでもないので、厳密には所持している状態で勧誘すると仲間になると言った方が正しい。 前述の通り聖者の杖は有効なアイテムだから…と渡すのを渋るとひどい目にあうとんだトラップである。 仲間になった彼女はこのゲームでは強力な「スリープ」を覚えており、仲間になった頃の雑魚相手ならほぼこれで完封できる。 他に覚えている魔法もなかなか強力だが耐久性は低くすぐ戦闘不能になってしまう((特に加入直後のボスである幻闘士ロンメルドワッジ戦では全体攻撃の「突撃」一発で即死しかねない))。 同時期に仲間になる騎士ギャプランの「守る」をうまく使いたい…と言いたいが、彼は素早さが遅く守りきれない事が多い。 それどころか「ターンの最後に全体回復をするほうが効率がいい」システムの都合上彼が聖者の杖使いになってしまう事もある。 なおゲームでの名義は「ク&bold(){エ}ス」となっている。 ・[[機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズ [[サザビー>サザビー(MS)]]のアシスト機体として登場し、時折台詞を言う。何故か一緒に出てくるギュネイの方は一切喋らない。 敗北するとシャアを弁護するような台詞を吐くのだが、年下の女の子に庇い立てされるその様に情けなさを感じるプレイヤーがいたりいなかったりする。 初代ではナビゲーションキャラとしても登場していた。 だが次回作以降では何故か削除され、以降一切の復活を果たしていない。 ・[[SDガンダムGジェネレーションシリーズ]] やはりというかニュータイプ系に類するパラメータとスキルを持つ。 覚醒値が高く設定されており、場合によっては同時期のアムロやシャアを凌駕するケースも。 反面、他ステータスは良くも悪くも平凡の域を出ず、せいぜい反応値が補正込みで高い程度なので、搭乗機もファンネル系を主体とする機体に乗せるのがいいだろう。 覚醒系武装と相性が良い分MP管理に気を配る必要があるので、アビリティはそこをサポートするものを持たせたい。 ・SANKYO「フィーバー 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」PV パチスロのPVに「&bold(){ゆっくりクェス}」として登場。 softtalk風に喋る川村万梨阿氏という意味不明な物が見れる。 その後はナナイに怒られてすぐに元に戻るが、メタ発言バリバリのフリーダムな言動を見せつつもナナイとシャアの取り合いを演じた。 しかしさすがのクェスもシャアがララァに求めていたのが母性と知ると&bold(){ナナイと一緒にドン引きした}。 &s(){一方で途中から乱入した[[邪悪なミンキーモモ>ハマーン・カーン]]はララァママン発言を聞いても普通にスルーした。} ちなみに基本的に他人を名前で呼ばないが、アムロ、シャア、ナナイ、そしてギュネイは名前で呼んでいる。 尤も「嫌よギュネイなんて!」「死に際があっけないギュネイ」と名前を呼んでるだけで扱いは雑だったが。 そぉーれぇー、追記・修正ー! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ア「仕事(隕石落下阻止)が忙しかった。」シャ「人間的に嫌いだった。」ギュ・ハサ「好き」 -- 名無しさん (2022-05-17 16:22:52) - 耳とか塞いで生身で宇宙空間に出るのやべえな。実際耐えられるのかなあれで。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:33:10) - クェスが起点になった負の連鎖が割と多い気がする。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:47:04) - 家庭環境とまだ子供なのにシャアに戦場に放り出されたことが大きな原因とはいえ、あまりにも周りの人間を巻き込んで破滅させてきてるから一時期三大悪女呼ばわりされたのも納得する。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:52:26) - 家庭環境は同情すべきだしそれで歪んでしまったのも仕方ないんだけど、そんなことは赤の他人には知った事じゃないんだよね。きちんと導いてくれる先生とかがいれば救われただろうけど、アムロもシャアもその辺は向いてないんだよね… -- 名無しさん (2022-05-17 17:03:22) - ガンダムイボルブでは助かったりするよな -- 名無しさん (2022-05-17 17:43:16) - やっちゃいなよ!ハサウェイ! -- 名無しさん (2022-05-17 19:10:28) - ↑4 一時期か?ホントに一時期か!?…まあ中学一年生に悪女は酷かもしれないけど撒き散らした迷惑という点ではトップクラスだわな。ディアナ様と違ってプラスの結果に繋がった人も事態も無いし -- 名無しさん (2022-05-17 19:33:21) - ミライさんが宇宙上がってたらワンチャンあったかなって思ってたけど記事読んでたらなさそう…。 -- 名無しさん (2022-05-17 19:59:31) - いかにもネオジ決戦兵器風の超巨大MAに乗って顔見知りのアムロを襲ったら、「子供に付き合っていられるか!」で軽く処理される不憫さよ。アムロ君この子13歳やで… -- 名無しさん (2022-05-17 20:15:24) - ハサウェイをマフティーに変えた存在。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:03:39) - 実際強化人間のギュネイよりよっぽど精神があれだと思う。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:05:18) - 13歳に母性を求めるってシャアがヤバい人にしかみえん -- 名無しさん (2022-05-17 21:09:26) - 逆シャア観ててとにかくウザくてたまらなかった。作品の魅力をこいつが殺してるんじゃないかと思うぐらいに。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:10:31) - ↑5 子供差し引いても核バズーカねじ込まれたって文句言えねー -- 名無しさん (2022-05-17 21:18:01) - ええ歳こいて13歳の少女に母性を求めたらロリコン呼ばわりされても文句は言えないんだよなあ…… -- 名無しさん (2022-05-17 21:50:35) - F完ではルート次第だが無条件で加入する(ポセイダルルート選択時)。五段階改造赤ヤクトと一緒にサザビーも持ってくるがクェスの能力は射撃攻撃力が低くて一生楽しむ本では「彼女が使うファンネルは切り払われるビームライフルみたいなの」と書かれる始末 -- 名無しさん (2022-05-17 22:12:52) - フルカラー劇場のRPG編では、専用ヤクト・ドーガが「クェス・ドーガ」という名前になっていた。 -- 名無しさん (2022-05-17 22:17:55) - しかしこの頃の富野監督は声優川村万梨阿をかなり重用してたんだな。ダンバインのチャムに始まり、ガンダムではベルトーチカにクェス、エルガイムはレッシィにリリス。共通してるのが皆やかましいという点だけど -- 名無しさん (2022-05-17 23:02:14) - 13歳という年齢にビックリ。スタイルが中学とはおもえんほど発達してる。なのに言動と性格が幼すぎるから外見とのアンバランスが…だから小悪魔なのか -- 名無しさん (2022-05-17 23:22:28) - シャアはただニュータイプの才能が「あの子」(ララァかカミーユ?)並みと感じただけで、クェスに母性までは求めてないんじゃないか? しかもララァ関連の逆鱗を踏み躙られて、「もうこいつホント嫌だ」と敬遠したように思う。 -- 名無しさん (2022-05-17 23:35:29) - ハウスネームはインドのアウトカースト(パーリヤ)が元ネタらしい。エア名義になる場合があるのはこのせいなんだろうか -- 名無しさん (2022-05-18 00:23:13) - 才能に対して精神が13歳の発展途上なせいで悲劇に見舞われた子。そして近くにいたハサウェイも… -- 名無しさん (2022-05-18 01:54:23) - なんだか主観入りすぎな記事じゃない?キャラの心情のソースあったりするの --   (2022-05-18 05:07:51) - スパロボDで同世代に「ああいうつるむのもちょっとねー」みたいになこと言いつつ、気にかけてくれる同世代のリムは好きと言ってたりする。要は愛情に飢えてるってことなんかな。 -- 名無しさん (2022-05-18 06:03:20) - 閃ハサのポスターでハサウェイをお眼鏡に叶うと認めたような表情のクェス見てると、嬉しいような心苦しいような感じあるんだよな -- 名無しさん (2022-05-18 13:07:17) - スパロボは加入の方がレアじゃね? -- 名無しさん (2022-05-18 13:15:44) - CVについてはドラマCD(カセットブック)版ベルトーチカチルドレンでの(映画でチェーミンを演じていた)荘真由美氏もいる。なお川村氏はベルトーチカ役で出演。 -- 名無しさん (2022-05-18 13:26:03) - いうほど今どきの若者か? -- 名無しさん (2022-05-18 14:09:18) - オーラバトラーに乗せたら確実にジェリル的なハイパー化しそう -- 名無しさん (2022-05-18 18:43:36) - ハサウェイに取り憑く悪霊みたいな扱い受けてるのは可哀想 -- 名無しさん (2022-05-18 18:57:13) - 「子供は嫌いだ!図々しいから!」という発言で彼女の全てを説明できる気がする -- 名無しさん (2022-05-18 19:51:19) - A.C.E.3だと、ティファから「悪意に魅せられては駄目」って言われたあとに↑みたいな言葉を言い返してる。あとエウレカセブンのアネモネやキングゲイナーのシンシアとの合体攻撃もあった(ちなみに本編ではアネモネやシンシアとの絡みはなかったはず) -- 名無しさん (2022-05-18 21:06:50) - ↑7 味方になるのが、第3次、第4次、F完、COMPACT、64、α、D、CC、時獄篇、天獄篇、X-Ω、Tの12回。敵として登場し味方にならないのが、第2次、新、COMPACT2/IMPACT、R、第2次αの5回で、味方になることの方が多い。 -- 名無しさん (2022-05-18 21:11:29) - あれ?ベルトーチカ・チルドレンの話は? -- 名無しさん (2022-05-18 21:28:36) - なぜかガンプラは偽名のクェス・エア名義 -- 名無しさん (2022-05-18 22:18:30) - 「メスガキ」という少々ミソジニックなミームが一時期流行ったが、一部ではクェスこそ元祖にして究極だと言われている。 -- 名無しさん (2022-05-19 02:36:08) - 逆シャア公開当時での「今時の若者」なんだから現代の感覚で考えたらズレるのは残当 -- 名無しさん (2022-05-19 04:35:37) - 「今時の若者」に謝れ、宇宙人だってもうちょっと空気読むぞ -- 名無しさん (2022-05-19 05:34:28) - アムロがα・アジールをきっちり壊しておけば…とはいえアクシズ落としが迫る中で未知の機体をパイロット生かすように壊してる余裕もないわな。 -- 名無しさん (2022-05-19 06:47:07) - アムロとシャアがもう少し親身になれたらともよく言われるが隕石落としの攻防で中学生くらいの少女の世話するのも厳しいよねえ -- 名無しさん (2022-05-19 12:02:54) - 才能を見出すのはいいとして人柄ももう少し見ようよ総帥…… かつて同種のトンガリのカミーユがいたから御せると思ったら大ハズレだった訳だが -- 名無しさん (2022-05-19 12:04:19) - ↑「私が13歳の時にはザビ家の暗殺者から妹を保護しつつ逃げ延びて復讐のために牙を研いでいたが何か?」 -- 名無しさん (2022-05-19 14:32:36) - ベルチルだとベルトーチカにはチェーン程の敵意は見せずお腹の子供を感じて自分から身を引いたり(展開上後半で接触しなかったこともあるが)、サイコミュのテストの後周囲のスタッフに感謝を伝えたり、「恋愛にも練習が要る」ということでグラーブ(ギュネイ)の好意を受け入れようとしてみたり、そのグラーブが死んだ時は映画のギュネイ以上に衝撃を受けてたり、若いなりに周囲との協調性を見せる所もあった。……その一方でシャアに対しての独り言で「私が成長するまではメスタ(ナナイ)で我慢してなさい」なんて発言もしてたりもするが…… -- 名無しさん (2022-05-19 15:43:33) - NTは互いを理解し合えると言う割に「解った気でいる」ことも多々あるし、人類の可能性ではあるけど革新という程でもないということが分かる例 -- 名無しさん (2022-05-19 17:45:57) - アムロにとっては親身にする義務も義理も時間もないわな。 -- 名無しさん (2022-05-19 18:37:14) - 家庭環境の悪さでフラストレーションを溜めていたところ、見栄えが良くて口も上手いが危ない人について行ってしまい、いいように使われて気づかないうちに実父を手に掛け、最期は大人たちにロクに顧みてもらえないまま戦場の露と消えた、哀れなピエロともカルトに引っかかって自滅する若者とも言える -- 名無しさん (2022-05-19 19:08:55) - ↑6 シャアについていって戦いに手を染めたキレる青少年ということで、スパロボでカミーユと出会って成長するようなエピソードは無いの?あるいは補正抜きでTV時代の彼と対峙してたらさぞ凄惨なハリネズミ同士のデスマッチになってたかもしれんが -- 名無しさん (2022-05-19 19:47:38) - な、なにーっ!ハッチを開いて飛び出してきたーーっ!うおおっこっちに向かってくるーっ!し、信じられん空気もないこの宇宙空間を生身で泳いでくるーーっ!! や、やはりあ、あれは宇宙人…… -- 名無しさん (2022-05-19 20:28:14) - Dではアデナウアーに一切触れられていないが -- 名無しさん (2022-05-19 21:00:35) - ↑3 カミーユに突っかかるのはギュネイの仕事なんで…… -- 名無しさん (2022-05-19 21:04:27) - 連邦政府のそこそこ高官の息女が腐敗を見限りネオジオンの大義に身を投じた、というのは使いようによってはプロパガンダや士気向上に有効だと思うがいかんせん時間が無さ過ぎた。逆シャアがTVシリーズだったらそういう手も使っていたかも?もっともクェスにその手のスピーチが出来るとも思えんが -- 名無しさん (2022-05-20 12:27:29) - ↑4 やっぱニュー・タイプは怖いっすね -- 名無しさん (2022-05-21 14:24:46) - フロンタルに出会ってたらアンジェロ以上に盲信しそう。 -- 名無しさん (2022-05-21 14:42:39) - 水色系でツインテールだったものだから別名汚い初音ミク -- 名無しさん (2022-05-22 20:18:53) - ↑ということは何か間違えれば髪で歩くゆっくりクェスが誕生していたわけか。 -- 名無しさん (2022-05-22 21:17:47) - 11↑まさにそれだ -- 名無しさん (2022-05-22 21:20:35) - 自分でネオ・ジオンに突っ張しっていたんだが、お預かりしていた参謀次官の娘が敵軍に連れていかれると言う事態は、保護者枠だった軍人のアムロにはヤバい問題だったんじゃ… -- 名無しさん (2022-05-27 05:21:20) - そりゃ、ネオジオンに通じているのでは?って疑いは当然されるわけで最低でも身柄拘束、ロンド・ベル全体の責任問題になってトップのブライトの首すら危ない、 -- 名無しさん (2022-05-27 05:37:29) - アムロは「クェスの感じすぎる才能がシャアに利用されているんだ。無理だよ」←この当事者、なんか他人事みたいに言ってるんだが -- 名無しさん (2022-05-27 06:18:11) - クェスが誘拐などではなく、自らの意思でついていったのを見ているからシャアに利用されていることに対してアムロが当事者というのも違う気がする -- 名無しさん (2022-06-06 11:49:12) - ネオ・ジオン内でアルレットと対面したら最初は「ちょっと年上の人?」って思いそうだがダントンと共に10年以上シャアの付き人やっているってこと知ったら「ああ見えて結構おばさん…?」とか言いそう ナナイよりは仲良くできそうな可能性はまだあるが -- 名無しさん (2022-07-21 21:00:51) - 言うほど今時の若者かこいつ? -- 名無しさん (2023-01-25 21:20:05) - 劇中描写はないけど、ヤクト放棄→宇宙空間に身投げ→戦場全ての死を感知している→α登場後の異常なハイテンション。そして拾ってきたシャアの心の奥底を暴露し、彼に心底疎まれた。これらを考えるに、この間のどこかで強化人間措置(と言う名の薬物による人格矯正)でも施されたんじゃないかと予想している。明らかに情緒がおかしい方向に行ってるし、人の死にあんなに過敏になっていた場面があったのに、αに乗ったら平然とジェガンの群れを殺しまくっているのにもかかわらず良心の呵責が見られなくなっている。やっぱり「何か」されたんじゃないの…? -- 名無しさん (2023-07-12 04:15:33) - 死後たびたびハサウェイの中に出て運命を狂わせてしまった、という点ではララア的なものがある -- 名無しさん (2023-09-22 08:39:49) - 実際にやったらクズどころじゃないが、そもそも父親のアデナウヤー・パラヤが愛人優先してクェスを地球に見捨てていけば一連の悲劇は無かった(暴論)無かったかもしれないが5thルナ落としで死ぬ・・・ -- 名無しさん (2023-09-22 13:14:55) - ↑公共の福祉、てかノア家やチェーンのためには確実にその方が良かった気が。 -- 名無しさん (2024-03-11 23:25:31) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/05/17 Tue 15:55:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- クェス・パラヤとは、宇宙世紀ガンダムシリーズの登場人物である。初出は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』。 CVは川村万梨阿。 初期設定では&bold(){クェス・エア}という名前であり、こちらは作中では[[偽名]]として使われた。 *【人物】 13歳の多感な少女であり、天真爛漫ながらも直情的で、自分の思った事を包み隠さず言動に表してしまう。 1980年代後半の&bold(){今どきの若者}をイメージされて作られたキャラクター。 父親のアデナウアーは臆病で家族を顧みず、なのに他人に傲慢にふるまう「汚い大人」であり、そんな彼に愛想をつかしたのか母親はクェスを捨てて行方不明に。 更に父親に近づく愛人も彼がいる時は大人しいのに、いなくなればクェスに辛辣にふるまう。 そんな愛の無い家庭で育った彼女はわがままで情緒不安定な少女に育ってしまった。 家庭環境が悪かったとはいえ他人のことをほとんど考えない上に思慮も浅く、 [[シャア>シャア・アズナブル]]が[[地球]]のために地球から人類を追い出したい(ので5thルナやアクシズを落として地球環境を破壊する)というアレな考えにそのまま賛同したり、 そもそも知り合いでも何でもないよく知らないおじさん(シャア)にホイホイついていき、そのまま兵士になったことも思慮が浅いと言わざるを得ないだろう。 もっともここらに関してはクェスに限った話ではなく、[[新生ネオ・ジオン]]全体がその様な感じではあるが。 育った環境の影響か、彼女は自身の「父親」になってくれる男性を求めており、[[アムロ・レイ]]や[[シャア・アズナブル]]といった男性にアプローチを掛けるが、 クェスが求める「父親」たりうる男性とは「大人らしい分別と正しさ」を持つ人間を指し、ただ年齢だけ重ねた人間を受け入れられない潔癖な一面も持つ。 しかもその理想の父親像を自分の胸の中に秘めるだけならまだしも、&bold(){自分の持つ「理想の父親像」を、相手の内面も確かめず無理矢理押しつける}という悪癖がある。 彼女が惹かれたアムロ、シャアは彼女の求める人物像に近くはあるが、人間として未熟な部分も持っており…。 さらに、自身の理想にかなわない発言や行動をされると(例え正論や真剣に心配する内容でも気に入らなければ)ヒステリーを引き起こす。アムロを勝手に見限ったり、ギュネイに辛辣だったもこれが原因。 また、自分を捨てた母親や自分に冷たく当たる父親の愛人等、これまで彼女が深く関わった大人の女性が身勝手だったためか、 彼女ら以外の大人の女性に対しても嫌悪感を抱いており、劇中でも彼女と関わった大人の女性全てに敵意を向けていた。 この大人の女性への嫌悪も、「理想の父親像」と同じく&bold(){「想定する女性像」を相手の内面にかかわらず無理矢理押しつけているため}。 他人のことを顧みず自分の理想を押しつけ、理想の通りに行かないと反発する……というのは、父親にも似た&bold(){傲慢な性格}に由来するものである。 一応父親の方は酷い人物像とはいえ社交性はきちんと備えていたが…(作中の余裕の無い振る舞いは命の危機に直面したからであり情けない描写ではあるが無理もない)。 そんな複雑 &font(l){というかめんどくさくて危険} な内面を持つ彼女だが、可愛らしい容姿とエネルギッシュな言動は同年代の少年には魅力的に映るようで、 劇中で彼女と関わったハサウェイ・ノアや[[ギュネイ・ガス]]といった少年たちからは好意を向けられていた。 しかし、クェスが求める男性像は上述の通り「大人らしい」人物であり、彼女からすれば(恋愛対象としては)「若い」二人に靡く様子は見せなかった。 尤も、クェス本人も「子供は嫌い」と公言しつつも、インドでは同年代の少年少女とつるんでおり、 また、自分に好意を寄せる二人の少年をあしらいつつも完全な拒絶まではせず、友人としては接していたが…。 *【来歴】 ヒッピーグループに混じりインドを不法に旅行していたクェス・パラヤだったが、マン・ハンター達により身柄を確保されてしまう。 警察であるマン・ハンター達にクェスの保護を依頼したのは、他ならぬ彼女の実父、地球連邦の高官「アデナウアー・パラヤ」だったのである。 父のアデナウアーは第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃、宇宙に上がるシャトルのうち[[ブライト・ノア]]の家族達の席を強奪した。 …のだが、3人分取っていたそれが、アデナウアーの愛人がクェスを嫌う形で地球に残る為、席が一つ空く事となった。 そこでハサウェイの母親ミライが「男の子にしては宇宙を体験するのが遅すぎる」という事でハサウェイのみを空に上げる事を決意する。 これがハサウェイとクェスの出会いであり、シャトルの中で会話をしたり、揺れた際に席から飛んだクェスを取り押さえたりといい雰囲気となる。 ちなみに、この際クェスは自分を助けてくれたハサウェイと比較して、本来彼にしてもらったことを自分にするべき父親のアデナウアーがしないどころか、 縮こまって神に救いを求めるという醜態を見せる父に対して、その背中にツバを吐きかけるなど &font(l){下品さ} 嫌悪感を見せている。((小説版ではアデナウアーはコクピットのドアを叩く醜態を見せているが、そのお陰でパイロットは戦いに気付いたため、結果オーライな事になっている)) また自分たちの搭乗するシャトルが、落下中の5thルナとニアミスすることを予知している等[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]としての片鱗を見せ始める。 無事宇宙に上がった際は父親から離れ、ハサウェイの伝手でロンド・ベル隊に身を寄せる。 そこで彼女はロンド・ベルの[[エース>エースパイロット]]であり今まで見たことのない大人の「[[アムロ・レイ]]」に興味を持つ。 また同時にMSの操縦にも興味を示し、シミュレーターではハサウェイ以上の成績を残すなど楽しいひと時を過ごす。 アストナージを始め連邦の兵士たちはクェスやハサウェイを比較的好意的に見ていた。 だがすぐに「理想の父」を押しつける悪癖が爆発。 さらにアムロにはすでにチェーンと言う恋人がおり、そのチェーンが「大人の女性=嫌悪する相手」と決めつけたために彼女を攻撃((チェーンの側は初対面の子供と言うこともあって、クェスをなだめる態度を見せていたが。))。 アムロも多忙だったり[[かつての少女>ララァ・スン]]との[[トラウマ]]もあったりで彼女に真摯に対応することができず、 (元よりアムロ側に深く構う義理はなかった上に塩対応というほどではなかったのだが)結果的にクェスは勝手に居心地の悪さを感じてしまう。 それでもハサウェイやアムロと一緒にコロニー内をドライブしたりしていたが、そのドライブの際に[[白馬に乗った金髪のイケメン大人が登場>シャア・アズナブル]]。 因縁のある二人は、取っ組み合いをしつつ口でも激突するが、クェスはこの時のシャアの言葉に共感し、 &s(){シャアが背負い投げで情けなく投げられる辺りで}二人の間に割り込み、&bold(){アムロに銃口を向ける。} 突如現れた幼いニュータイプ少女に対し、[[思い求めていた幻影>ララァ・スン]]を感じ取ったシャアはクェスに対し「一緒に来るかい?」と勧誘。 そのまま彼女はネオ・ジオンに身を寄せる事となるのであった。 *【ネオ・ジオンにて】 ネオ・ジオンに参加することになったクェスだが、場所が変わっても気ままで横暴な言動は変わらなかった。 しかし、それなりに好意的だった連邦兵たちとは異なり、ネオ・ジオンの兵たちには疎まれていた。 レズンに対して「普通の人間」呼ばわりするなど、ニュータイプという自覚をこじらせて独善性も増していく。 彼女を誘った張本人であるシャアも、「ララァになりかわる」発言等のシャア自身の心の奥底を土足で踏み込み逆鱗を引きちぎる言動をクェスがしたことで、 次第にクェスを持て余すようになっていき、優しく振る舞いつつも彼女を「使い捨ての兵士」として扱うことを決めた。 このシーンはシャアが以前は持っていたはずの「[[人>カミーユ・ビダン]]をより良く導く能力」を失っている証拠と言えるだろう。((余談だがクェスはカミーユとの共通点が多く、そういう意味ではクワトロ時代と現在の対比と言える)) 「大人の女を相手の立場・人格にかかわらず敵視する」というもう一つの悪癖もすぐ発動し、シャアの愛人で上司でもあるナナイ・ミゲルにも噛みつく。 しかしまだ優しく流してくれたチェーンとは違い、ナナイは容赦なく顔を殴りつける。 それでなくとも軍艦のなかで私服のまま生意気な言動をさらし軍紀を乱した((ナナイが殴ったのは嫌悪感以上にこれが主因。))のだが、クェスは私情による嫉妬感をさらに暴走させた。 また、クェスはシャアに対して父性を求め、甘えていたが、より短い付き合いだったアムロですら気付いた((常人なら気付かないで当然程度の付き合いだったのだが、あくまで構っていられないだけで気にはかけていたのだろう))そこにシャアは全く気付いていなかったことも原因。 父性を求められている(子供だという)ことに気づいていたら、シャアも兵士ではなく子供扱いをしていただろう。恐らく。 クェスの期待通りの対応になるのかは別の話だが。 &font(l){どのみちニュータイプ能力だけに目をつけて兵器として扱った可能性もあるが} 更に言えばシャアが最初からクェスを拒絶し、ネオ・ジオンに誘わなければトラウマをほじくり返されずに済んだのだが、 そもそも妙に優しく接したのはそのトラウマが関係しているし、表面的な愛情を示してしまっていたシャアの中途半端な態度が招いた自業自得とも言える。 しかし、そんなシャアの内心を悟ることもなく、クェスは表面上は優しくしてくれるシャアにますます好意を持ち、 クェスに好意を持つが故の嫉妬からギュネイがシャアをこき下ろした時には、本気で煩わしそうにしていた。 &s(){ギュネイ「大佐はロリコンなのさ!!」クェス「はぁ?」} 一方で、シャア以外で自分を気遣ってくれるのはギュネイくらいだったこともあり、 上述のようにシャアを悪く言われたりした時に鬱陶しがっている素振りを見せるものの、共に行動することが多かった。 まぁ状況的にギュネイが勝手についていっただけに見えるが、少なくともクェスは彼が「同行すること」自体は嫌がる素振りは見せていない。&font(l){うっとうしげに顔をしかめたりした程度} ちなみにギュネイがシャアをこき下ろしたのも、「自分が好きな人間をそのように扱ったから」であるのだが、 同年代の異性から向けられるそういった感情を理解するには彼女はまだ若すぎたし、シャアに勝つことしか考えられないギュネイもまた若すぎた。 なお、知り合ってすぐの時点で名乗った「クェス・エア」が偽名であることはシャアもすぐに察したようだが おそらくネオジオン加入中の登録上の名義もそちらにしている可能性が高い。 (いくつかのガンプラのパイロット名義がクェス・エアであるため) なにせネオジオンと極秘で交渉するために宇宙に上がってきた連邦の高官、 そしてこれから地球に落とすためのアクシズと核爆弾を騙し取る相手の姓が''パラヤ''である。 そのタイミングで大佐が拾ってきた小娘が同じ姓だったら間違いなくネオジオンの一般兵が勘繰って士気の低下に繋がるため アクシズ落としを成功させるまではクェスの素性はシャアと一部の人間だけに留めておいたと思われる。 その後ニュータイプ研究所で訓練を受けたクェスはMSパイロットとしての才能を開花させ、 最新MS[[ヤクト・ドーガ]]を駆り、初陣ながら[[ファンネル>ファンネル(ガンダムシリーズ)]]を巧みに扱い、戦場で活躍する。 その戦闘の最中、クェスは敵[[クラップ級巡洋艦]]のブリッジを打ち抜くという大金星を挙げる。 …のだがクェスはその戦艦にアデナウアーが乗っていた事に気付かず、知らずに父親を殺してしまう。 敵旗艦の撃破に喜ぶクェスだが、その直後得体の知れない感覚に襲われ、更にクラップ艦の最後っ屁の[[ミサイル]]に被弾してしまう。 ギュネイに助けられ撃墜は免れたものの、あれだけ嫌っていた父親だったがそれでも肉親を手に掛けたという衝撃、&bold(){そしてその衝撃の正体がわからない事}からクェスは激しく狼狽。 この辺りから元々不安定だった精神が更に乱れて行く事となる。 この戦闘でヤクト・ドーガが損傷を負ったのだが、その際にサザビーで駆けつけてきたシャアの元に一刻も早く合流しようと、&font(b,red){宇宙空間の中に生身で飛び出す}という訳が分からない事をやっている。 咄嗟にシャアが救助したものの、あまりの出来事に流石のシャアもドン引きしてしまった。((富野監督曰く「数秒なら大丈夫!(NASA調べ)」との事だが、出渕氏に気になるとツッコまれたところ「……いじわる」といじけたそうな。なお2022年現在のNASAの研究の結果、人間が生身で宇宙空間で生存出来るのは10秒間だとされている。)) &font(l){まぁ、[[40年後>機動戦士クロスボーン・ガンダム]]にクェス以上にやらかす人が出てくるんだけど}((ちなみに「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」でも宇宙服を着用せず真空中に出るくだりがあり、「新機動戦記ガンダムW」でも仮死状態になることで真空空間を生き残る描写もある。また「機動戦士ガンダムAGE」や、ついでに映像作品ではないが「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」でも、主人公が生身のまま息を止め、宇宙空間で作業用MAのコクピットからMSのコクピットに乗り移るシーンがある。)) 次の戦いでは損傷したヤクト・ドーガの代わりに大型MA[[α・アジール]]を駆る事となる。 MAのパワーで連邦軍のMSを次々屠り、さらにギュネイとともにアムロを倒そうとするもののアムロとの実力差は圧倒的だった((緒戦ではアムロを狙って射出した複数のファンネルをほんの数秒ほどで全て撃墜され、「子供に付き合っていられるか!」と吐き捨てられてしまったほどである。))。 ギュネイとの2人がかりの連携でようやく足止めに成功するものの、本気になったアムロの容赦ない攻撃に圧倒され、 α・アジールは大ダメージを受け、クェスを守ろうとしたギュネイもあっさりと撃墜される。 憎からず思っていたギュネイがやられたことにショックを受けて「ギュネイをやったの!?」と叫んだクェスは、 彼を撃墜したアムロを追おうとするが、二人掛かりでも敵わなかったアムロにクェス一人では足止めすら出来ず、置いてけぼりにされてしまう。 アムロを追うことができず自暴自棄となってロンド・ベルのMS部隊に攻撃を仕掛けるクェスであったが、そこに[[ジェガン]]に乗ったハサウェイが現れた。その後に現れたチェーンのリ・ガズィへクェスのα・アジールは攻撃し、リ・ガズィはグレネードランチャーで攻撃を行うが命中はせず外れる。 クェスを連れ戻しにきたハサウェイから、自身の命も顧みない必死の説得を受けるも、クェスは彼を拒み続けるが、 そこに、α・アジールを狙ったチェーンが駆る、半壊状態の[[リ・ガズィ]]からグレネードランチャーが飛来。 射線上にハサウェイのジェガンが入ってしまっているためか、このままではハサウェイに当たってしまうと感じ取ったためかクェスは咄嗟に彼を助けようと振り払うが、 咄嗟の事で射線から自機を外すことまでは出来ず(絵コンテによればジェガンを跳ね上げた後、反撃しようとしたところにグレネードが直撃したらしい((記録全集の絵コンテには「アルパが、グッと上昇して、ジェガンを上に跳ね上げ、反動でさがるように見える。(本当はウソ。反撃しようとした)そこに、ランチャーが直撃!」と書いてある)))、グレネードランチャーはα・アジールを直撃し、クェスは爆散する機体と運命を共にした。((本来α・アジールはグレネードランチャー如きで爆散するような機体ではなかったが、運悪くも事前にアムロにビームライフルで装甲を破壊された部位に直撃してしまい、内部のメインメガ粒子砲が誘爆してしまったのだ))。 この一連の行動は、富野監督曰く&font(b,blue){「最後の3秒間だけ人の気持ちを考えた」}結果であり、自由気ままに気取っていた彼女が最後の最後で人を気遣ったということとなる。 &s(){なお全文は「クェスのように最後の3秒間だけ人の気持ちを考えても遅いんです」と監督らしい切り捨て方だったが。ただ、「あれは悲劇だ」とも述べている。} アムロとシャア、二人の男の間を揺れ動いた物語のキーパーソンの少女は13年の生涯を呆気なく閉じた。 だが目前で想い人を殺されたハサウェイは激昂し、グレネードランチャーを撃ったのがチェーンのリ・ガズィだと知ると、 激情のままにビームライフルをリ・ガズィに向けて乱射し、直撃を受けたリ・ガズィは爆散してチェーンも死亡。 ハサウェイが冷静さを取り戻した頃には時すでに遅く、チェーンの思惟を吸い込んだサイコ・フレーム試料は眩く発光するのであった。しかし、この殺害が呼び水となり、洗脳された88艦隊が増援に駆け付けたり、最終的にアクシズ・ショックへと繋がるなど、クライマックスへと物語を動かしていった。 *【他作品の活躍】 ・[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]] 本作は、映画の初期稿にあたり、立ち位置などはほぼ映画そのままでシャアの元に行った際には偽名のクェス・エアを名乗っている。 カセットテープ版では、川村万梨阿がベルトーチカを演じている為、声優は荘真由美が担当した。 基本的に性格は変わらないが、ベルトーチカに子供がいる事を察してアムロからは身を引いたり、 グラーブ(ギュネイ)に対し「恋愛の練習」と言いながらも彼の好意を素直に受け止めたり、 サイコミュのテストの後周囲のスタッフに感謝を伝えたり干素直な性格である メスタ(ナナイ)に対しては辛辣で「私が成長するまでシャアは彼女で我慢していればいい」と酷い独り言を言う場面も。 今作ではアムロを殺そうと、νガンダムをα・アジールの巨体で押し潰そうとした所、ハサウェイのジェガンが放ったビーム・ライフルがたまたまコクピットに直撃し、戦死した。 ・小説[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] 上述の小説『ベルトーチカ・チルドレン』の設定を引き継いでおり、終盤キャンプで睡眠を取るハサウェイの夢の中で〝全体〟に溶けた残留思念として現れ、たまたま自分を殺してしまったハサウェイを人殺しと糾弾している。 ・映画[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] 本作は映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の時系列を引き継いだ設定で残留思念として登場するのは変わらないが、ハサウェイがハウンゼン内でかぼちゃマスクを撃退時にクェスの残留思念の声が響きそこにギギ・アンダルシアの発破をかける声がオーバーラップしたり、カーゴ・ピサ内でハサウェイがクェスの残留思念と会話をした。 本来小説版では下巻のみの登場であったが、映画第一作が上巻部分のみの範囲しか映像化していない為、出番は増量し、小説版とは異なり良好な関係性へと変更されている。 ・[[GUNDAM EVOLVE]] "GUNDAM EVOLVE 5 RX-93 ν GUNDAM"で登場。 [[富野由悠季]]自らが脚本を務めており、ハサウェイの乗るジェガンをクェスが撃破するシーンから始まる。 映画本編とは違い、ギュネイの横槍が無く、父親のように諭すアムロと対話し、クェス自身は戦死せず、α・アジールでハサウェイを迎えに行くというエンディングを迎えている。 屈託のない笑顔や、「後ろから撃ってもいいよ」と冗談めかすなど、劇中では考えられなかった姿が見られる。 *【客演での扱い】 ・[[スーパーロボット大戦シリーズ]] (アムロとシャアを出す為に)逆シャアの参戦機会は多いものの、原作終了後だったりして作品が参戦していても出てこない事も多い。 登場する際には作中でアムロやシャアと交流を深めたことと、わがままで振り回しはしたがさしたる悪事を働いていない事から味方になる事が多い。 特に[[第4次>第4次スーパーロボット大戦]]の扱いは色々と伝説であり ・隠しキャラで、アムロをとあるマスに配置させないと仲間にならない(これは第3次でも同じ) ・[[ジェガン]]を「まだあんなダッサイ機体使ってたの!?」とこき下ろす。&font(l){ジェガンの代わりにザク改捨てられた[[バーニィ>バーナード・ワイズマン]]は泣いてもいい} ・アムロに同行を断られた途端、チェーンとベルトーチカの二股を掛けている事を大声で言う。 ・中盤辺りの登場なのに&bold(){レベルがたった5}。(参考までにこのステージで一番弱い敵でもレベル26) ・&bold(){後半のチーム分けの際に何故かアムロもクワトロもハサウェイもいない方のチームに行く}。 と、相変わらずのフリーダムさではあるがどこか微笑ましい光景が繰り広げられる。 ちなみにこの後仲間となり、彼女はともかくヤクト・ドーガがかなりの性能なので印象に残りやすい。&font(l){あとSFC版では気合を覚えない[[シーブック>シーブック・アノー]]に代わり[[F91>ガンダムF91]]に乗り込む事も}((SFC版のF91はヴェスバーに気力制限があり、シーブックは気合を覚えなかった。激励なら覚えるが当時は自分に使えなかった。)) ちなみに第○次シリーズでは2次の時点では敵だったが裏設定で「元DCだが気紛れで裏切った」とされている。 また前述の通りアムロの二股についてあっけらかんと話す辺り、彼に対しての未練は全くないようだ。 ちなみに意外な事に、&bold(){旧シリーズだと『[[F完結編>スーパーロボット大戦F完結編]]』で[[クワトロ>クワトロ・バジーナ]]に[[サザビー>サザビー(MS)]]を持ってきた事以外では全然関わらない}。 上記の第4次でもアムロには未練がないのに絡んでいくが、クワトロとは全く会話しない。&font(l){クワトロ「来るかい?」クェス「アムロじゃなきゃ嫌」クワトロ「……」} さすがにそりゃないだろって事なのか、その後の作品ではクワトロがいる場合「来るかい?」と説得して仲間になることが多くなった。 原作から逸脱した要素が減った最近の作品でも、シャアが仲間になるからか彼女もそのまま味方になる事が多い。 逆に言うと、スパロボのシャアは仲間になる場合人類に絶望していない場合が多いので、よりよく人を導く力を残しているわけである。 なお、数少ない「人類に絶望した」状態で仲間になる『[[D>スーパーロボット大戦D]]』では、ヒステリーを起こしたクェスを宥める羽目になり、 アムロとカミーユに任せたつもりだったのにとぼやいたら、アムロに「俺にはクェスの父親代わりは無理」とツッコまれたりしている。 その際ギュネイとの仲は…まぁ進展はしないが、ギュネイが「他人をこき下ろす」のではなく「自分がクェスに相応しい男になる」と意気込んだ時には呆れながらも見直す等、脈自体はありそうではある。 そのギュネイが『D』等では意外な友情を結ぶことはあるが、クェスは元が元なので余り他作品のキャラと仲良くしない。 とはいえ[[クリアーナ・リムスカヤ]]や&bold(){[[ハマーン・カーン]]}と仲良くなったり、[[マリーダ・クルス]]と仲良く共闘したりと同世代の似た立場の少女と絆を紡ぐ事は多い。 加入する際の乗機はクェス専用のヤクト・ドーガが大半で、クェスがα・アジールに乗って加入するのは『COMPACT』『[[T>スーパーロボット大戦T]]』のみ。((クェスがα・アジールを持参しない場合も含めて、α・アジールが自軍で使えるのは他に4作品ほどある。)) ・SDガンダム外伝 円卓の騎士編に未熟な黒魔術師クェスとして登場。 衣装は原作で着ていた[[セーラー服]]みたいな服の上にα・アジールをイメージしたローブを羽織っている。またなぜか常に眠そうな垂れ目をしている。 [[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]版では&s(){声繋がりか}ベルトーチカを誘拐し[[石化]]させ、プレイヤー軍を待ち受けるボスとして登場する。 即死魔法を使ってくるがほっとんど成功しないので余り強いボスとは言えない。 [[スーパーファミコン]]版ではティンタージェル城の武術大会にて4回戦の相手として待ち受ける。 レッドウォーリアからも「油断ならない相手」と言われる意外な強敵だが、どうやら「聖者の杖」というものを求めており、 控室で聖者の杖((味方全体を回復させる杖))を渡すと&bold(){なんと仲間になる}。また4回戦で行われるはずだった彼女との戦闘がスキップされる。 更に別に聖者の杖を失うわけでもなく((クェス本人が装備する))、その装備を剥いだところで離脱するわけでもないので、厳密には所持している状態で勧誘すると仲間になると言った方が正しい。 前述の通り聖者の杖は有効なアイテムだから…と渡すのを渋るとひどい目にあうとんだトラップである。 仲間になった彼女はこのゲームでは強力な「スリープ」を覚えており、仲間になった頃の雑魚相手ならほぼこれで完封できる。 他に覚えている魔法もなかなか強力だが耐久性は低くすぐ戦闘不能になってしまう((特に加入直後のボスである幻闘士ロンメルドワッジ戦では全体攻撃の「突撃」一発で即死しかねない))。 同時期に仲間になる騎士ギャプランの「守る」をうまく使いたい…と言いたいが、彼は素早さが遅く守りきれない事が多い。 それどころか「ターンの最後に全体回復をするほうが効率がいい」システムの都合上彼が聖者の杖使いになってしまう事もある。 なおゲームでの名義は「ク&bold(){エ}ス」となっている。 ・[[機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズ [[サザビー>サザビー(MS)]]のアシスト機体として登場し、時折台詞を言う。何故か一緒に出てくるギュネイの方は一切喋らない。 敗北するとシャアを弁護するような台詞を吐くのだが、年下の女の子に庇い立てされるその様に情けなさを感じるプレイヤーがいたりいなかったりする。 初代ではナビゲーションキャラとしても登場していた。 だが次回作以降では何故か削除され、以降一切の復活を果たしていない。 ・[[SDガンダムGジェネレーションシリーズ]] やはりというかニュータイプ系に類するパラメータとスキルを持つ。 覚醒値が高く設定されており、場合によっては同時期のアムロやシャアを凌駕するケースも。 反面、他ステータスは良くも悪くも平凡の域を出ず、せいぜい反応値が補正込みで高い程度なので、搭乗機もファンネル系を主体とする機体に乗せるのがいいだろう。 覚醒系武装と相性が良い分MP管理に気を配る必要があるので、アビリティはそこをサポートするものを持たせたい。 ・SANKYO「フィーバー 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」PV パチスロのPVに「&bold(){ゆっくりクェス}」として登場。 softtalk風に喋る川村万梨阿氏という意味不明な物が見れる。 その後はナナイに怒られてすぐに元に戻るが、メタ発言バリバリのフリーダムな言動を見せつつもナナイとシャアの取り合いを演じた。 しかしさすがのクェスもシャアがララァに求めていたのが母性と知ると&bold(){ナナイと一緒にドン引きした}。 &s(){一方で途中から乱入した[[邪悪なミンキーモモ>ハマーン・カーン]]はララァママン発言を聞いても普通にスルーした。} ちなみに基本的に他人を名前で呼ばないが、アムロ、シャア、ナナイ、そしてギュネイは名前で呼んでいる。 尤も「嫌よギュネイなんて!」「死に際があっけないギュネイ」と名前を呼んでるだけで扱いは雑だったが。 そぉーれぇー、追記・修正ー! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ア「仕事(隕石落下阻止)が忙しかった。」シャ「人間的に嫌いだった。」ギュ・ハサ「好き」 -- 名無しさん (2022-05-17 16:22:52) - 耳とか塞いで生身で宇宙空間に出るのやべえな。実際耐えられるのかなあれで。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:33:10) - クェスが起点になった負の連鎖が割と多い気がする。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:47:04) - 家庭環境とまだ子供なのにシャアに戦場に放り出されたことが大きな原因とはいえ、あまりにも周りの人間を巻き込んで破滅させてきてるから一時期三大悪女呼ばわりされたのも納得する。 -- 名無しさん (2022-05-17 16:52:26) - 家庭環境は同情すべきだしそれで歪んでしまったのも仕方ないんだけど、そんなことは赤の他人には知った事じゃないんだよね。きちんと導いてくれる先生とかがいれば救われただろうけど、アムロもシャアもその辺は向いてないんだよね… -- 名無しさん (2022-05-17 17:03:22) - ガンダムイボルブでは助かったりするよな -- 名無しさん (2022-05-17 17:43:16) - やっちゃいなよ!ハサウェイ! -- 名無しさん (2022-05-17 19:10:28) - ↑4 一時期か?ホントに一時期か!?…まあ中学一年生に悪女は酷かもしれないけど撒き散らした迷惑という点ではトップクラスだわな。ディアナ様と違ってプラスの結果に繋がった人も事態も無いし -- 名無しさん (2022-05-17 19:33:21) - ミライさんが宇宙上がってたらワンチャンあったかなって思ってたけど記事読んでたらなさそう…。 -- 名無しさん (2022-05-17 19:59:31) - いかにもネオジ決戦兵器風の超巨大MAに乗って顔見知りのアムロを襲ったら、「子供に付き合っていられるか!」で軽く処理される不憫さよ。アムロ君この子13歳やで… -- 名無しさん (2022-05-17 20:15:24) - ハサウェイをマフティーに変えた存在。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:03:39) - 実際強化人間のギュネイよりよっぽど精神があれだと思う。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:05:18) - 13歳に母性を求めるってシャアがヤバい人にしかみえん -- 名無しさん (2022-05-17 21:09:26) - 逆シャア観ててとにかくウザくてたまらなかった。作品の魅力をこいつが殺してるんじゃないかと思うぐらいに。 -- 名無しさん (2022-05-17 21:10:31) - ↑5 子供差し引いても核バズーカねじ込まれたって文句言えねー -- 名無しさん (2022-05-17 21:18:01) - ええ歳こいて13歳の少女に母性を求めたらロリコン呼ばわりされても文句は言えないんだよなあ…… -- 名無しさん (2022-05-17 21:50:35) - F完ではルート次第だが無条件で加入する(ポセイダルルート選択時)。五段階改造赤ヤクトと一緒にサザビーも持ってくるがクェスの能力は射撃攻撃力が低くて一生楽しむ本では「彼女が使うファンネルは切り払われるビームライフルみたいなの」と書かれる始末 -- 名無しさん (2022-05-17 22:12:52) - フルカラー劇場のRPG編では、専用ヤクト・ドーガが「クェス・ドーガ」という名前になっていた。 -- 名無しさん (2022-05-17 22:17:55) - しかしこの頃の富野監督は声優川村万梨阿をかなり重用してたんだな。ダンバインのチャムに始まり、ガンダムではベルトーチカにクェス、エルガイムはレッシィにリリス。共通してるのが皆やかましいという点だけど -- 名無しさん (2022-05-17 23:02:14) - 13歳という年齢にビックリ。スタイルが中学とはおもえんほど発達してる。なのに言動と性格が幼すぎるから外見とのアンバランスが…だから小悪魔なのか -- 名無しさん (2022-05-17 23:22:28) - シャアはただニュータイプの才能が「あの子」(ララァかカミーユ?)並みと感じただけで、クェスに母性までは求めてないんじゃないか? しかもララァ関連の逆鱗を踏み躙られて、「もうこいつホント嫌だ」と敬遠したように思う。 -- 名無しさん (2022-05-17 23:35:29) - ハウスネームはインドのアウトカースト(パーリヤ)が元ネタらしい。エア名義になる場合があるのはこのせいなんだろうか -- 名無しさん (2022-05-18 00:23:13) - 才能に対して精神が13歳の発展途上なせいで悲劇に見舞われた子。そして近くにいたハサウェイも… -- 名無しさん (2022-05-18 01:54:23) - なんだか主観入りすぎな記事じゃない?キャラの心情のソースあったりするの --   (2022-05-18 05:07:51) - スパロボDで同世代に「ああいうつるむのもちょっとねー」みたいになこと言いつつ、気にかけてくれる同世代のリムは好きと言ってたりする。要は愛情に飢えてるってことなんかな。 -- 名無しさん (2022-05-18 06:03:20) - 閃ハサのポスターでハサウェイをお眼鏡に叶うと認めたような表情のクェス見てると、嬉しいような心苦しいような感じあるんだよな -- 名無しさん (2022-05-18 13:07:17) - スパロボは加入の方がレアじゃね? -- 名無しさん (2022-05-18 13:15:44) - CVについてはドラマCD(カセットブック)版ベルトーチカチルドレンでの(映画でチェーミンを演じていた)荘真由美氏もいる。なお川村氏はベルトーチカ役で出演。 -- 名無しさん (2022-05-18 13:26:03) - いうほど今どきの若者か? -- 名無しさん (2022-05-18 14:09:18) - オーラバトラーに乗せたら確実にジェリル的なハイパー化しそう -- 名無しさん (2022-05-18 18:43:36) - ハサウェイに取り憑く悪霊みたいな扱い受けてるのは可哀想 -- 名無しさん (2022-05-18 18:57:13) - 「子供は嫌いだ!図々しいから!」という発言で彼女の全てを説明できる気がする -- 名無しさん (2022-05-18 19:51:19) - A.C.E.3だと、ティファから「悪意に魅せられては駄目」って言われたあとに↑みたいな言葉を言い返してる。あとエウレカセブンのアネモネやキングゲイナーのシンシアとの合体攻撃もあった(ちなみに本編ではアネモネやシンシアとの絡みはなかったはず) -- 名無しさん (2022-05-18 21:06:50) - ↑7 味方になるのが、第3次、第4次、F完、COMPACT、64、α、D、CC、時獄篇、天獄篇、X-Ω、Tの12回。敵として登場し味方にならないのが、第2次、新、COMPACT2/IMPACT、R、第2次αの5回で、味方になることの方が多い。 -- 名無しさん (2022-05-18 21:11:29) - あれ?ベルトーチカ・チルドレンの話は? -- 名無しさん (2022-05-18 21:28:36) - なぜかガンプラは偽名のクェス・エア名義 -- 名無しさん (2022-05-18 22:18:30) - 「メスガキ」という少々ミソジニックなミームが一時期流行ったが、一部ではクェスこそ元祖にして究極だと言われている。 -- 名無しさん (2022-05-19 02:36:08) - 逆シャア公開当時での「今時の若者」なんだから現代の感覚で考えたらズレるのは残当 -- 名無しさん (2022-05-19 04:35:37) - 「今時の若者」に謝れ、宇宙人だってもうちょっと空気読むぞ -- 名無しさん (2022-05-19 05:34:28) - アムロがα・アジールをきっちり壊しておけば…とはいえアクシズ落としが迫る中で未知の機体をパイロット生かすように壊してる余裕もないわな。 -- 名無しさん (2022-05-19 06:47:07) - アムロとシャアがもう少し親身になれたらともよく言われるが隕石落としの攻防で中学生くらいの少女の世話するのも厳しいよねえ -- 名無しさん (2022-05-19 12:02:54) - 才能を見出すのはいいとして人柄ももう少し見ようよ総帥…… かつて同種のトンガリのカミーユがいたから御せると思ったら大ハズレだった訳だが -- 名無しさん (2022-05-19 12:04:19) - ↑「私が13歳の時にはザビ家の暗殺者から妹を保護しつつ逃げ延びて復讐のために牙を研いでいたが何か?」 -- 名無しさん (2022-05-19 14:32:36) - ベルチルだとベルトーチカにはチェーン程の敵意は見せずお腹の子供を感じて自分から身を引いたり(展開上後半で接触しなかったこともあるが)、サイコミュのテストの後周囲のスタッフに感謝を伝えたり、「恋愛にも練習が要る」ということでグラーブ(ギュネイ)の好意を受け入れようとしてみたり、そのグラーブが死んだ時は映画のギュネイ以上に衝撃を受けてたり、若いなりに周囲との協調性を見せる所もあった。……その一方でシャアに対しての独り言で「私が成長するまではメスタ(ナナイ)で我慢してなさい」なんて発言もしてたりもするが…… -- 名無しさん (2022-05-19 15:43:33) - NTは互いを理解し合えると言う割に「解った気でいる」ことも多々あるし、人類の可能性ではあるけど革新という程でもないということが分かる例 -- 名無しさん (2022-05-19 17:45:57) - アムロにとっては親身にする義務も義理も時間もないわな。 -- 名無しさん (2022-05-19 18:37:14) - 家庭環境の悪さでフラストレーションを溜めていたところ、見栄えが良くて口も上手いが危ない人について行ってしまい、いいように使われて気づかないうちに実父を手に掛け、最期は大人たちにロクに顧みてもらえないまま戦場の露と消えた、哀れなピエロともカルトに引っかかって自滅する若者とも言える -- 名無しさん (2022-05-19 19:08:55) - ↑6 シャアについていって戦いに手を染めたキレる青少年ということで、スパロボでカミーユと出会って成長するようなエピソードは無いの?あるいは補正抜きでTV時代の彼と対峙してたらさぞ凄惨なハリネズミ同士のデスマッチになってたかもしれんが -- 名無しさん (2022-05-19 19:47:38) - な、なにーっ!ハッチを開いて飛び出してきたーーっ!うおおっこっちに向かってくるーっ!し、信じられん空気もないこの宇宙空間を生身で泳いでくるーーっ!! や、やはりあ、あれは宇宙人…… -- 名無しさん (2022-05-19 20:28:14) - Dではアデナウアーに一切触れられていないが -- 名無しさん (2022-05-19 21:00:35) - ↑3 カミーユに突っかかるのはギュネイの仕事なんで…… -- 名無しさん (2022-05-19 21:04:27) - 連邦政府のそこそこ高官の息女が腐敗を見限りネオジオンの大義に身を投じた、というのは使いようによってはプロパガンダや士気向上に有効だと思うがいかんせん時間が無さ過ぎた。逆シャアがTVシリーズだったらそういう手も使っていたかも?もっともクェスにその手のスピーチが出来るとも思えんが -- 名無しさん (2022-05-20 12:27:29) - ↑4 やっぱニュー・タイプは怖いっすね -- 名無しさん (2022-05-21 14:24:46) - フロンタルに出会ってたらアンジェロ以上に盲信しそう。 -- 名無しさん (2022-05-21 14:42:39) - 水色系でツインテールだったものだから別名汚い初音ミク -- 名無しさん (2022-05-22 20:18:53) - ↑ということは何か間違えれば髪で歩くゆっくりクェスが誕生していたわけか。 -- 名無しさん (2022-05-22 21:17:47) - 11↑まさにそれだ -- 名無しさん (2022-05-22 21:20:35) - 自分でネオ・ジオンに突っ張しっていたんだが、お預かりしていた参謀次官の娘が敵軍に連れていかれると言う事態は、保護者枠だった軍人のアムロにはヤバい問題だったんじゃ… -- 名無しさん (2022-05-27 05:21:20) - そりゃ、ネオジオンに通じているのでは?って疑いは当然されるわけで最低でも身柄拘束、ロンド・ベル全体の責任問題になってトップのブライトの首すら危ない、 -- 名無しさん (2022-05-27 05:37:29) - アムロは「クェスの感じすぎる才能がシャアに利用されているんだ。無理だよ」←この当事者、なんか他人事みたいに言ってるんだが -- 名無しさん (2022-05-27 06:18:11) - クェスが誘拐などではなく、自らの意思でついていったのを見ているからシャアに利用されていることに対してアムロが当事者というのも違う気がする -- 名無しさん (2022-06-06 11:49:12) - ネオ・ジオン内でアルレットと対面したら最初は「ちょっと年上の人?」って思いそうだがダントンと共に10年以上シャアの付き人やっているってこと知ったら「ああ見えて結構おばさん…?」とか言いそう ナナイよりは仲良くできそうな可能性はまだあるが -- 名無しさん (2022-07-21 21:00:51) - 言うほど今時の若者かこいつ? -- 名無しさん (2023-01-25 21:20:05) - 劇中描写はないけど、ヤクト放棄→宇宙空間に身投げ→戦場全ての死を感知している→α登場後の異常なハイテンション。そして拾ってきたシャアの心の奥底を暴露し、彼に心底疎まれた。これらを考えるに、この間のどこかで強化人間措置(と言う名の薬物による人格矯正)でも施されたんじゃないかと予想している。明らかに情緒がおかしい方向に行ってるし、人の死にあんなに過敏になっていた場面があったのに、αに乗ったら平然とジェガンの群れを殺しまくっているのにもかかわらず良心の呵責が見られなくなっている。やっぱり「何か」されたんじゃないの…? -- 名無しさん (2023-07-12 04:15:33) - 死後たびたびハサウェイの中に出て運命を狂わせてしまった、という点ではララア的なものがある -- 名無しさん (2023-09-22 08:39:49) - 実際にやったらクズどころじゃないが、そもそも父親のアデナウヤー・パラヤが愛人優先してクェスを地球に見捨てていけば一連の悲劇は無かった(暴論)無かったかもしれないが5thルナ落としで死ぬ・・・ -- 名無しさん (2023-09-22 13:14:55) - ↑公共の福祉、てかノア家やチェーンのためには確実にその方が良かった気が。 -- 名無しさん (2024-03-11 23:25:31) #comment(striction) #areaedit(end) }

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