浦飯幽助

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/21(日) 01:08:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(green){&bold(){伊達にあの世は見てねえぜ!!}} } 浦飯幽助とは[[幽☆遊☆白書]]の主人公。 CV:[[佐々木望]] #contents() *◆概要 **○霊体編 &bold(){&font(#ff0000){車に轢かれそうになった子供、マサルを庇うという驚愕の行動に出て、第1話にて、いきなり死亡してしまう。}} これは、幽助がとんでもない極悪な不良だったために&font(#ff0000){霊界ですら予測できなかった}事態であった。 自身の行動が予想外だったという事は、本来、マサルは死んでしまう予定だったのかという趣旨の質問を幽助がしているが、 &bold(){そもそも、マサルは奇跡的に怪我一つなく助かるはずであったために救う必要は最初からなく、幽助は完全に犬死だった}という返答がなされた。 その為、天国にも地獄にも受け入れ先がないという理由で、生き返るチャンスを与えられる。 最初は「生き返ったら、皆のひんしゅくを買うだけ」と断ろうとしたが、 通夜の席で幼馴染の雪村螢子、ケンカ相手の[[桑原和真]]、教師の竹中、母・浦飯温子、マサル親子といった、 自分を思ってくれている人たちがいることを知ったことで試練を受けることにする。 その際に与えられた試練は&bold(){『人間の「徳」を集めて霊界獣の卵を孵化させる』}こと。 簡単に言えば&bold(){悩める人間や彷徨う幽霊たちの成仏を影からそっと手助けしてやること}だった。 多少ひねくれながらも、 -魔が差して友人を追い詰めてしまった少女 -飼い犬の死を受け入れられない少年 -[[頑固者の老人に恩返ししたいたぬきさん>孤独の旅路(幽☆遊☆白書)]] -現れることのない恋人を待ち続ける幽霊の少女 -プロボクサーになりたいと思いながらもヘタレ根性が抜けない少年… …などなど、悩める人々を着実に手助けし、「徳」を集めていった。 この際のエピソードは派手さこそはないが、心温まるエピソードが多いので、幽白ファンは必見である。 しかし、家が放火で火事になり、救助に来た螢子(と自分の体)を守るために、貯めていた「徳」を使い切ってしまう。 しばし蘇生はお預けとなったが、これまでとこの時の行動で「&bold(){幽助の本質は悪ではなく、ただのバカ。}よって生き返らせても問題なし」と沙汰が下り、 特例で生き返らせてもらうことになった。 蘇生を行えるチャンスは一日だけで、あわや時間切れになるところだったが、螢子の尽力で無事肉体に戻ることが出来た。 復活した後も本質は馬鹿なまま変わらないが、この霊体時の経験も幽助に影響を与えている。 尚、アニメ版での霊体編は大幅にカットされている。 **○霊界探偵編 試練を乗り越えて復活後は三代目霊界探偵として指令を遂行していく。 最初は霊界から盗まれた宝を盗賊から取り返すという司令だったが、&bold(){この時に終生の友となる[[蔵馬>蔵馬(幽☆遊☆白書)]]・[[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]と出会う事になる。} 最初の&bold(){餓鬼玉}を持つ剛鬼には、まだ霊気の力を覚えたてであった事から大苦戦するも、[[霊界探偵七つ道具]]を駆使して何とか辛勝。 次に&bold(){暗黒鏡}を持つ蔵馬と会うも、彼の実情を知り、自分の命も分けるという考えなしの無茶を敢行した。(結果として両者共に命を失うことはなく、暗黒鏡も彼らのような存在ばかりならば…と思っている。) 最後の&bold(){降魔の剣}を持つ飛影には螢子を人質にされていた事や、邪眼の能力に苦戦するも、霊丸を暗黒鏡に反射させるという成功するか不明の奇策(反射するかどうか知らなかった)で勝利。 次に凶悪な妖怪・乱童の逮捕のため霊光波動拳継承の弟子入り選考会に(異種格闘技戦のチケット目当てで)潜入。 本戦では強豪の霊能力者である牙野・風丸と連戦で当たり苦戦するも何とか勝利。 決勝で少林こと乱童と当たり、糸を操る能力や圧倒的な格闘技の実力差、果ては霊丸までパクられるなど大苦戦するも、桑原の激励や土壇場の運のよさと相手の失策で辛勝。幻海に正式に弟子入りする事に。 異種格闘技戦は観れなくなってしまったが、&bold(){この出会いは彼にとって大きなプラスとなった。} 四聖獣討伐の任務では桑原・蔵馬・飛影と初めてチームを組み、リーダーである朱雀と対戦。 朱雀の能力に加え、彼の策略で螢子とぼたんも襲われたことから、より苦しい戦いとなるが、自分の生命力を燃やしてのショットガンで勝利した。 その後はしばらく全身の痛みに苦しむも、回復後は桑原とともに雪菜救出任務に就く。 圧倒的なパワーアップの元、垂金の妖怪軍団を順調に撃破するも、最後の[[戸愚呂>戸愚呂(弟)]][[兄弟>戸愚呂(兄)]]に大苦戦。 その場では桑原の作戦で何とか勝利するも… **○暗黒武術会編 その雪菜救出任務での戸愚呂(弟)との交戦がキッカケで彼に興味を持たれ、暗黒武術会のゲストの1人に選ばれる。 戸愚呂との力の差を痛感したことから、師・[[幻海>幻海(幽☆遊☆白書)]]の下で再び特訓を行い、浦飯チームを率いて、暗黒武術会に出場。 試合の最中にも危機を乗り越える毎に強くなるも「まだ足りない」と判断した幻海から最終試練である霊光玉を継承。 プーのおかげで地獄の継承試練にも耐え、正式に霊光波動拳継承者となると同時にパワーアップを遂げる。 決勝での戸愚呂弟とは文字通りの死闘を繰り広げ、自らの全てを込めた霊丸すらも止められたが、直後に戸愚呂の肉体は崩壊・辛勝した。 **○魔界の扉編 武術会から帰ってきた後は調子に乗っていたが、何者かが人間界と魔界を繋ぐ界境トンネルを開こうとしている事を告げられる。 [[特殊能力を上手く活用した人間達>魔界の扉編に登場した能力(幽☆遊☆白書)]]に苦戦しつつも魔界の穴の広がりを食い止める為に奔走、事態の真相に迫っていく。 仙水の急襲で桑原が連れ去られたため救出に向かうが、敵の策略により全ての黒幕である[[仙水>仙水忍]]と単独で戦う事になる。 戦闘中盤で幽助が優勢になるも仙水本来の人格である「忍」が登場、その圧倒的な強さに成す術なく敗北。 &bold(){二度目の死を迎える事になる。} このとき幽助の先祖が強大な妖怪である&bold(){闘神・雷禅}であった事が判明。 駆け付けた霊界特防隊に処分されかかるも、前回と違い十分な能力を備えていた事から&bold(){「大隔世遺伝」}によって魔族として覚醒、復活した。 この影響により変貌を遂げた霊界獣プーに乗り、コエンマと共に仙水を追いかけて魔界へ向かい、再度交戦する。 仙水と互角の勝負を繰り広げたが、それを見かねた[[雷禅>雷禅(幽☆遊☆白書)]]の影響で完全に覚醒、雷禅の操り人形と化して仙水を瞬殺した。 この時、真剣勝負に横槍を入れられた事や、仙水の勝ち逃げ((仙水は最終的に戦闘で敗れはしたものの当初の目的自体は無事に達成出来たため。))も相まって自分を操った存在に強い憤りを覚える。 **○魔界統一編 仙水の一件が終了した後は人間界に戻るも霊界探偵を解雇された上、霊界から命を狙われる身にもなる。 仙水との戦いでの横槍の一件から物足りない日々を過ごす中、初代霊界探偵の佐藤(真田)黒呼の許を訪れた際、 [[雷禅>雷禅(幽☆遊☆白書)]]の使いである北神一行から雷禅のメッセージを受け取り、雷禅を超えるべく、魔界への追放という形で霊界の手で魔界に送り込まれる。 魔界に旅立つ前、螢子に自分が魔族になったことを明かすが、返ってこれるかどうかを曖昧に答えたために突き放されてしまう。 それにより、帰ってくる決意を固め、&font(#ff0000){螢子にプロポーズした。} #center(){ &color(green){ちょうど&bold(){三年したら戻ってくる。}約束するよ} &color(green){そうしたら…} &color(hotpink){そうしたら?} &bold(){&color(green){&sizex(6){結婚しよう}}} &color(green){螢子~、愛してるって} &color(hotpink){はいはい、私もよ} } そして一年後、リベンジを挑むも雷禅は餓死し、彼の本心を知った幽助は跡を継いで国王となる。 その後は[[黄泉>黄泉(幽☆遊☆白書)]]の元に出向き魔界統一トーナメント開催を提案、[[むくろ>むくろ(幽☆遊☆白書)]]や仲間たちの協力もあって黄泉を開催に同意させた。 トーナメントでは猫糞(アニメでは猫玉)・枢を撃破するも本戦三回戦で黄泉と対戦。 &s(){…[[柘榴>柘榴(幽☆遊☆白書)]]? 誰だっけ??} 60時間にも及ぶ死闘の末敗退。詳しい詳細はアニメ版にて描かれた。 トーナメント終了後(原作では魔界に旅立ってから1年半後、アニメ版では2年後)に人間界に帰還する。 母親の助けもあって中学を卒業する事が出来た彼は[[ラーメン]]の屋台をひくと共に探偵業も兼任し、平和な日々を送る。 ちなみに1年半で帰ってきてしまったので螢子にプロポーズした件は見事にはぐらかされてしまった。そもそも幽助の年齢的に無理だけど。 霊界テロ発生時は久々に仲間達が全員集合、霊界の過激派を追い詰めるも、次元砲の発射を阻止するため単身で発射装置(兼自爆装置)の解除に臨む。 プーに乗り移った幻海の激励もありこの局面を乗り切った。 *◆人間像 初登場時14歳で皿屋敷中学2年生。原作最終回では18歳、アニメ版最終回では17歳。 髪をポマードで固めたリーゼントにしており、口が悪く、タバコ、[[万引き]]、パチンコ、ケンカ、不良をびびらせて代わりにカツアゲ、勉強も赤点ばかりで、選択問題が多いから得意という理科も悪い。このように、行動は不良の鏡というか、DQNそのもの。 因みに&bold(){髪を下ろすと全くと言っていいほど印象が変わる。} というか総じて顔のパーツが(とくに原作漫画では)かわいい系でまとまっており、&bold(){女装がどえらく似合う。} 性格は短気で喧嘩っ早く、考えるより先に体が動く&bold(){バカ}。 その為、短期的に見れば義侠心に富み、人間・妖怪問わず、悪党には怒りを露わにする熱血漢。 子供を助ける前にも芸を披露して、あやしたり、小学校時代は、いじめられている同級生を助けたり(助け料込みだが)するなど、行動に難が多いものの邪悪とは言えない側面も強い(なので、後に考えなしの馬鹿と称される)。 他方では不本意なまま喧嘩が終わり力尽きる前の仙水に&bold(){「痛み止め打ってでもオレと戦え!!」}と言ったり、 人間を食べていそうな妖怪を胡散臭い程度ですまし(※相手がちゃんと話し合おうとしていたことも大きいし実際その後本気ではないにしろぶん殴っているが、読みが当たっていた)、 頑なに食事を拒む雷禅には(彼の本心を知らなかったとはいえ)&bold(){「2、3人さらってきてやる」((恐らくBBCの様な腐った連中をさらう気だったとは思われる。それでもやばい行動だが。))}と不謹慎な発言するなどもしている。 ここらは心持ちの変化というより、普段から悩まない(※作中のほぼ全員から馬鹿と称されている)ことに加えて、妖怪の事情(雷禅は人間しか食べられない)を知ったことが大きいだろう。 こういうところが幻海から危ういと言われた由縁でもある。 幽助自身も半妖とは言え、彼の血を引いているので人を食べたくなってもおかしくないのだが((原作では既に半妖が描かれているが、彼らは人間社会に溶け込んでいるだけで実質妖怪と大差なかった。…とは言え、当時の霊界上層部の実態から彼らも洗脳されていた可能性もある。))、そんなことは一切思っていない。 何百年もの膠着状態が続いた魔界の戦争を前にした時には、&bold(){「みんなでケンカする」}という目的のトーナメントを提案するなど筋金入りのバトルマニアである。 とはいえここは幽助にしては珍しく考えに考え抜いて出した結論。ただし、一周回って普段通り。 一見すると怖いもの知らずに見えるが、螢子には頭が上がらず、口ケンカとセクハラはしても暴力を振るうことはなく、螢子の家族とも仲は良い。 喧嘩好きだが、その対象は強い相手や不良であり、(不良をのしてその代わりにカツアゲはしていたが)一般人への暴力は作中振るっていない。 他の不良たちとつるんだりもしておらず、自覚していたが、寂しい身の上である。 パチ屋でたまに隣に座るおっちゃんなど、顔見知り程度の知り合いなら一応ちょくちょく居る様子。 蘇生してからは霊界探偵の活動を通して、人間妖怪問わず、交友関係も増えた。 不良要素に関しては、ケンカ、学校サボり(霊界探偵の任務もあるとはいえ)、パチンコ、煙草、飲酒は続けている。 アニメ版では規制ゆえか、ケンカと学校サボりと螢子限定のセクハラ以外はカットされ、煙草はアメに((このため幻海の門下生選考会でタバコで相手の位置を確定するシーンは、アニメでは幻海が吸って落としたタバコを拾う描写に変更されている。))、パチンコをするシーンはゲームセンターに変更されている。 魔族覚醒後は肉体は心臓が止まった代わりに核が動き、気の性質も妖気に変化した。 魔族としてのパワーを覚醒させた時は全身に刺青のような紋様が浮かんだ(一晩寝れば自然に消えたらしい)。 初めての覚醒時は髪が異様に長くなった([[柳沢>魔界の扉編に登場した能力(幽☆遊☆白書)]]曰く「[[ケモノノヤリ?>獣の槍]]」)が、これは雷禅が幽助の肉体を乗っ取った時の副産物らしい。 他にも使用する気が霊気から妖気に変わっていたり、幽助と繋がりのあるプーも魔族化の影響で前とは見る影もないほどに巨大化した。 趣味に関しては、格闘技オタクでもあり、試合は自分がするのも観るのも好き。 ゲームでも格ゲー専門だが、テレビゲームの腕前は正直微妙。師匠であり、ゲーム友達でもある幻海には一度も勝てたことがないらしい。 原作では未プレイだったが、アニメ版では劇中で激ムズゲーとして話題の[[ゲームバトラー]]にも挑戦している。 …が、パズルかクイズで詰まったのか、未だ未クリアーである。 意外と料理(というかラーメン作り)は上手く、家でも時々食事を作る他、屋台を始めたラーメンは絶品と評判。 幽助自身も仕事をラーメン屋一本に絞ろうか真剣に検討中との事。 将来的には螢子の実家の食堂を引き継ぐのかもしれない。 母子家庭であり、29歳の母親・温子(CV:[[沢海陽子]])と暮らしている。最初は長屋暮らしだったが、放火で全焼した後は、マンションに引っ越した。 父親らしき人物は原作終盤に少し出てきたが、年齢もあってか幽助が3歳ぐらいの当時はひどいDV親父だった様子。((温子同様、当時高校生であった為、無理も無いかもしれないが。)) 現在は反省して落ち着いたようで、社会的にもある程度成功しているらしいが、温子の方が断る形で完全によりを戻すことは無い模様。 幽助とは会わせていない様子だが、両親のお互いの仲そのものは悪くなくなっている。 母親は母親で、&bold(){計算上15歳で幽助を生んでいる}ことになり、裏社会ともつながりがあるなど、かなりのDQN家庭。 また、自身が札付きの悪で幽助の根は優しい所も知っているからか、幽助の素行についても特に問題視していない剛毅な女性。 しかしながら親子の情はちゃんとあり、最初に幽助が死んだときは通夜の最中に泣いたり、 生き返った後も、毎朝ちゃんと生きているか確認しては泣いたりと、本質は子供が心配な普通の母親である。 暗黒武術会でも、戸愚呂(弟)戦で周りが絶望する中、ただ一人息子の勝利を信じて疑わず、幽助が追い詰められた際には助けに向かおうとしてぼたんに羽交い絞めされていた。 なお、息子と違って、温子は普通の人間だが、&b(){(ギャグ描写もあるが)D級妖怪程度ならボコれる}ぐらいは強い。 妖怪が見えていると思わしき描写もある為、彼女も霊能力者としての資質は相当あると思われる。 ちなみに&bold(){雷禅と結ばれた遺伝上の母(食脱医師の女)は温子とよく似ている。}このため作中明言されなかったが、雷禅の血筋を受け継いでいたのは温子の方だと思われる。 案外、雷禅と会っていたらお互い気が合っていたかもしれない。&font(l){食脱医師の女の生まれ変わりだったりしないだろうな。} アニメ版では、年齢や裏社会との繋がりに加え、製作スタッフの意向から暗黒武術会編以降の出番もカットされ、原作での彼女の行動や発言は静流や[[ジョルジュ早乙女]]が担当するようになった((バトル中の息子を心配する母親の心理を描くのが難しく、浦飯のキャラクターを反映させることができないとの理由から。))。 とはいえ、存在そのものが忘れられたわけではなく、黄泉との戦いにおいて、幽助の思い浮かべた人々の中には、温子の姿もあった。 OVA「のるかそるか」では原作通りの役柄できっちりと登場している。 *◆霊界獣・プー 生き返るための最初の試練の課題としてコエンマから出された卵から産まれた霊界獣で、幽助の分身。 CV:白鳥由里、天野由梨(進化後)。 幽助の心をエネルギー源としている。名前の由来は「プー」という鳴き声から。 容姿は&bold(){犬みたいな耳をしたペンギン}といった感じで、今で言う[[ゆるキャラ]]。 この耳を使って空を飛べる。 そのゆる~い容姿に女性陣からは人気だが幽助は唖然。 うっとおしいと思うも、霊光玉の試練ではボロボロの幽助に自分も傷だらけになりながらも飲水を届ける侠気を見せ、幽助を感動させた。 戦闘力はないと思いきや、暗黒武術会の決勝では、強力な結界を発生させて螢子達を護った。 ただし、後述の事情があるためこれはプーが自発的に使える能力であるかは微妙。 後に幽助が魔族に覚醒した際は自身も巨大化し、青い鳳凰のような姿に進化(変異?)した。 進化後は幽助の家の部屋には入れなくなったため、幻海の寺で暮らしている。 幻海が亡くなった後は、恐らく終盤で幻海に弟子入り(居候)した善良な妖怪達と暮らしていると思われる。 二度ほど幻海の魂の仲介となったことがある。 その内の1回が暗黒武術会の決勝戦で、結界を張った時には既に幻海が乗り移っていたものと思われる。 *◆必殺技 ・霊丸(レイガン) 炎殺黒龍波と同様にこの作品を代表する必殺技。 指で銃を形どって霊気の塊を放つ。 作中では幽助が強くなるに比例してこの技も強力になっていた。魔族覚醒後は妖丸と言ってもいいかも。 アニメ版では霊気の霊丸、妖気の霊丸両方を使いこなせるようになり、黄泉の「魔古忌流・煉破反衝壁(まこういりゅう・れんぱはんしょうへき)」の&bold(){妖気は吸収できるが霊気は吸収できない}という弱点を突いた。 ・ショットガン ゼロ距離射程の霊光弾の気を放出、拡散させ広範囲にぶつける技。その使い勝手の良さから使用頻度は高い。 [[拳を引いてから突き出す>パンチ(技)]]ことで放出するのが主だが、初期では指の形以外は霊丸と同じ構えで散弾式霊丸とも呼ばれていた。   ・霊光弾 ショットガンの本来の使い方。全身の霊気をフルに高めて相手に全力の拳を撃ち込む。 陣戦でのトドメの一撃となったが、チャージが必要な上に近距離技なので使いどころが限られるせいもあってか、使用はこれ一回のみ。 これら霊気を撃ち出す技の威力は、幽助の霊気容量の問題で最初は一日一発。幻海との修行後は一日合計四発まで撃てるようになった。 その後回数増加することはなかった代わりに、鍛えるほどに一発の威力が上昇していった。 本来気を溜める必要があるので連射は高等テクであり、最初に連射した時は反動で少しの間上手く技が使えなくなってしまっていた。 尚、アニメ版の黄泉戦では色々あったからか四発という制限はなくなり、更に霊気と妖気をブレンドした半妖である彼ならではの技を使っている。 ・聖魔光気(仮称) アニメ版の黄泉戦にて覚醒した幽助の特別な気。 映像的には仙水の聖光気と似た感じだが別物らしい。 ・内臓殺し 命名桑原。強力なボディーブローの乱打だが仙水はビクともしなかった。(桑原が受けた際には「一週間メシが食えなくなった」らしい) *◆余談 アニメは原作者の冨樫氏はあまり関与していないらしい(コミックスのコメント的にも)。 特に魔界統一トーナメント辺りのアニオリは原作設定と言うべきかは怪しい(半妖の幽助が霊気を使用したりとかその他諸々)。 ただ、作者的に納得している・していないかは不明なのでありえないとかそういうわけではない。 最近、ジャンプの新春4コマにて[[HUNTER×HUNTER]]の4コマ目に唐突に登場した。 幽助の中の人・佐々木望は現在声質がガラッと変わってしまっており、あの頃の幽助にはもうなれないとのこと。 (ちなみに出回っている手術説や病気説はガセで、とある作品で喉を酷使したことが原因らしい。勿論その作品が何かは伏せられている) この声質の変化はかなり凄まじく、2018年に制作された新作OVAや古今のジャンプヒーローが登場するゲーム『[[ジャンプフォース]]』でも佐々木氏が幽助の声を務めているのだが、当時の声を想像していると、一瞬別人かと思うほど低い声になっている。 同じく佐々木望が演じたキャラクターに[[テニスの王子様]]の[[亜久津仁]]がいるが彼もまた、不良、煙草を吸う、母親が若いという幽助と同じ共通点がある。 右ストレートで追記する 真っすぐいって修正する #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 北神が人間を食うことを知っても大して気にしないあたりは作中でも言われてたが精神が完全に妖怪側のそれになっちゃってたっていう証拠なんだよな。ジャンプの長い歴史の中でも食人に理解を示す主人公は多分幽助くらいだろう。 -- 名無しさん (2013-09-16 11:00:28) - 女装似合ってたよなw -- 名無しさん (2013-11-30 14:49:29) - ↑×2他にはダークシュナイダーくらいだろうなw -- 名無しさん (2013-12-17 23:01:01) - 物語開始と同時に性格悪いとか言われてたが、作中明確に理不尽な暴力をふるった描写は無かったりする。(ダメ松の中に入ってた時は、基本的に昔の友人殴った相手を制裁しただけ、岩本への霊丸は完全にあの盗人教師が悪いし) -- 名無しさん (2014-06-24 13:03:57) - 料理出来て特にラーメンが美味しいって言われてたから、ラーメン屋さん繁盛してそうね。 -- 名無しさん (2015-01-27 20:33:34) - ↑×2 理不尽な暴力は振るわないが、万引きはしているし、相手が悪いことを差し引いても恐喝もしてる。性格悪いと言われるのも止むを得ない。 -- 名無しさん (2015-02-15 10:21:23) - ビクトリーバーサスで、声が治っていたと言う声もあったなぁ。確かにね。 -- 名無しさん (2015-03-07 19:36:35) - 主人公が物語の1話で死ぬなんて、ツナと似ている -- 名無しさん (2015-03-26 07:41:55) - ↑2 正直、こんな程度で性格悪いなら今のガキ犯罪者は何なんだろうね…これも時代の変化ってやつなのか -- 名無しさん (2015-05-16 21:01:41) - むしろ今よりもはるかに治安が悪かった昔だからこそ「性格が悪い」程度で済まされてるんじゃないんですかね。 -- 名無しさん (2015-05-17 07:01:34) - 男鹿とケンカしたらどっちが強いんだ…? -- 名無しさん (2015-06-04 07:14:46) - トラックじゃなくて赤いスポーツカーね… -- 名無しさん (2015-08-18 16:06:32) - 『武装錬金』の主人公も1話で死亡。 -- 名無しさん (2015-10-13 07:29:52) - ↑5悪い事ではあるが性格悪いとは思わんね確かに -- 名無しさん (2015-10-13 07:35:43) - 正直地縛霊の女の子の時はもう少しきつめのお仕置きしても良かったと思う。と言うか殴る方法教えてあげてよぼたんさん -- 名無しさん (2016-02-12 16:07:27) - 幽助が良いか悪いかより、今の時代に「アウトローの主人公」を受け付けない読者が増えたってことなんじゃ…そういう人よく見かけるし -- 名無しさん (2016-02-24 10:11:46) - 実は魔族だったって設定、インフレによる後付けと考えてしまう -- 名無しさん (2016-04-15 23:37:57) - ↑確実に後付けだろう。ジャンプはそういうのが多い -- 名無しさん (2016-07-03 19:33:37) - その後の人生はどうなるんかね。螢子が死んでも若いままで生き続けるのか…? -- 名無しさん (2016-07-03 21:18:06) - ↑魔族の人間のハーフである幽助が普通の人間よりも長寿なのか同じくらいなのかは分からないが、前者だとしたら螢子が天寿を全うしたら魔界に去るだろうな。それで二度と戦わないかもしれん。 -- 名無しさん (2016-07-03 22:02:07) - 温子は人としては善人だけど、親としてはかなりダメじゃない?周囲から理解してもらうためには規則を守って真面目に生活しなけえばダメって教えるのが母親でしょ。母親が昼間からアパートで酒飲んてグータラしてればただでさえ誤解されやすい幽助が余計偏見を持たれるってわかってない。 -- 名無しさん (2016-07-05 18:49:03) - ↑昼にグータラしてたのは多分夜の水商売で働いてたからだろうな。おそらく息子が一度死んでから母親として一皮むける事が出来たのかもしれん。 -- 名無しさん (2016-07-05 19:42:38) - 働いてる描写あったか?ヤ○ザとのつながりはあったが。 -- 名無しさん (2016-07-05 22:08:49) - DVダンナから毎月金もらってたとかはありそう。あと時々ヤーさんから臨時収入あったり? -- 名無しさん (2016-07-05 22:20:57) - ↑7、8霊界紳士録によると一応構想の一つではあったらしいので、完全に後付けってわけでもないと思う -- 名無しさん (2016-07-05 23:46:42) - ↑2 本家ウィキには「金バッジから金を巻き上げたり~」と書かれてたけど…金バッジってなんぞ…? -- 名無しさん (2016-07-13 13:20:18) - ↑金バッジはヤクザの正規組員の暗喩だよ~ -- 名無しさん (2016-07-13 18:43:12) - 少なくても何も考えていないただのバカ主人公より好感度モテる。一言で言うと「自由人主人公」。バトルジャンキーともいうけど個人的には好きなようにやっているイメージ -- 名無しさん (2016-07-19 00:32:14) - でもやっぱり人間を食料として持ってくるってのは引いたわ。それでも主人公の中では好きな方だけれど -- 名無しさん (2016-07-19 00:39:49) - 幻海死んじゃったし、霊光波動拳は幽助の代で途絶えちゃうのかな? -- 名無しさん (2016-09-15 01:11:00) - ↑↑まぁ、人間さらってくるって言っても垂金とか黒の章の犯罪者みたいな連中を指してるんだろ。さすがに、そこらの一般人て意味だったら引くどころの騒ぎじゃない -- 名無しさん (2016-09-15 01:16:07) - 「コイツなら食料にしてもいい」って中学生が人間たちを選んでいくのか?恐ろしいな -- 名無しさん (2016-09-15 01:47:04) - 幽助なた -- 名無しさん (2016-11-13 10:35:56) - ↑6 幽助の性格からすると、後先考えず口走っただけで実行するかどうかは別なのかも -- 名無しさん (2016-11-15 12:33:47) - HUNTERのゴンにも言えるけど、幽助って価値観が柔軟で野性的なのね。魔族に覚醒した事もあるんだろうけど捕食の話にしても人間的な善悪から離れた思考をしている。先輩の仙水が極端な性格なのもあって尚更。 -- 名無しさん (2016-11-15 16:27:36) - ↑7 あのセリフは幽助の価値観の変容を見せているんじゃなくて、雷禅という男が幽助の中でどれだけ大きな存在になっていたかを描いているシーンだと思うんだけどね。(その意味では誤解を招くあのセリフは確実に失敗な気がする。)実際、読者がこれまで見てきた浦飯幽助という男は人間を食料扱いできるような奴なのかといえば、それは違うんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2016-11-15 18:05:22) - もう声優さんは幽助の声を出せなくなったのが残念だわー -- 名無しさん (2017-02-19 23:32:22) - というか、「幽助の考え方が変わってしまった」と思わせる最大の要因は最序盤で剛鬼に喰われた子供を助けるために身体張ってた事だと思う -- 名無しさん (2017-04-08 18:50:24) - アニメ版では、アンテ直後の霊気は鳥の形状をしていたが、成体プーの布石だった? -- 名無しさん (2017-04-08 19:06:58) - ↑3 jスターズビクトリーバーサスでは声治ってるよ -- 名無しさん (2017-04-13 11:22:38) - アニメオリジナルの黄泉戦での「疲れちまった…」発言は唐突過ぎる印象。 -- 名無しさん (2017-04-15 08:37:42) - ↑1 原作者か、スタッフの疲れのメタかも。 -- 名無しさん (2017-04-15 11:08:35) - 幽助のバトルで一番に絶望感を感じたのは、乱童戦だな。起死回生の一撃でも仕留めきれず、万策尽きた。耳に池の藻が詰まるという幸運がなかったら、負けていた。 -- 名無しさん (2017-04-16 22:50:50) - ↑なにげに戸愚呂弟戦より苦戦してるよな -- 名無しさん (2017-04-24 16:03:27) - ↑アニメ版ではなんとか霊力回復して霊弾対決までしたのにしぶとく生き残っていたからね…… -- 名無しさん (2017-04-24 16:18:51) - 幽助に初めて黒星つけた剛鬼さん -- 名無しさん (2017-04-25 10:38:55) - ↑1 原作でなら、さやかのほうが先。 -- 名無しさん (2017-05-01 19:47:18) - 幽助と螢子の間に子供が産まれたら、幽助の力に加え、螢子の優等生ぶりとビンタも備えた、凄い子供になるな。 -- 名無しさん (2017-06-13 23:15:29) - 吏将戦は吏将と豚尻の小細工で前の陣戦を引き分けとされてしまったが、陣との戦いで消耗した状態では、吏将に勝てたかどうか。いざとなったら、桑原みたいに玉砕覚悟で突っ込んだかもしれないが。 -- 名無しさん (2017-06-26 22:42:13) - ↑寧ろ、正史の桑原より苦戦していた可能性もある。豚尻もアホなことも…… -- 名無しさん (2017-08-11 01:04:40) - 吏将と仮に戦っていたとしたら霊丸とかの飛び道具は使えない状態だったから肉弾戦での勝負でしかもうチャンスはなかったかもしれんな。ただ満身創痍だった桑原ですらノックアウト出来なかった吏将だしボンバータックルとかを凌ぎ切って -- 名無しさん (2017-11-01 00:56:35) - 暗黒武術会は飛影がメンバー唯一の無敗でチームの優勝に貢献したと言われてるけど幽助も上記の理不尽な判定をノーカウントと仮定しても実質無敗なのにあまり騒がれていない -- 名無しさん (2018-01-28 00:04:21) - 第1話でマサルくんに見せたアホな踊りが忘れられません(笑) -- 名無しさん (2018-03-06 01:27:19) - リーゼントしてない姿は大半の人が正体わからないのに、しれっと見破ってたパチンコ屋のにーちゃんすげえ。 -- 名無しさん (2018-08-01 16:45:03) - 戸愚呂弟が表向きは自分の力を維持するために人間から妖怪に転生したように幽助は逆に魔族とのハーフから人間に戻るという選択肢は選べるとしたら選ぶのだろうか? -- 名無しさん (2018-09-02 19:32:57) - 霊光玉の修行のときの、原作では「痛み(ルビはてめー)は邪魔だ」というシーンがアニメでは読みだけそのままやったので助けようとしたプーに言ったようにしか見えんで意味不明だった。『痛みは…てめーは!』 みたいにアレンジできんかったもんだろうか -- 名無しさん (2019-01-04 14:03:56) - 2~3人さらって~ は絶対その場の勢いでしょ 本気でヤる気は無い時にもブッコロみたいな事口走ってたことよくあるんだから -- 名無しさん (2019-01-28 16:51:47) - 魂を糧とする剛鬼に憤ってた頃の幽助が「自分の先祖(父親)は食人鬼である」ということを知ったら自分の血を嫌悪するだろうか -- 名無しさん (2019-09-05 22:32:23) - 前髪を降ろすと美少年。女装も似合ってた。 -- 名無しさん (2020-02-10 22:39:23) - ↑3良くも悪くも人間と妖怪を区別しなくなったんじゃないだろうか。今まで悪い妖怪を殺すことに躊躇なかったのだし、その範囲が人間まで広がったと考えればあまり違和感はない気がする。 -- 名無しさん (2020-04-30 18:19:36) - ↑というか考え方が魔族よりになってるって初代霊界探偵の黒呼に指摘されていたような。だから魔界に行くことを勧められていたし -- 名無しさん (2020-05-04 07:17:55) - ↑6いや、アニメでは全身から血を流しながら「痛(いた)みは邪魔だ、どけー!」って叫んでて普通に意味が伝わるぞ きみの記憶違いだ -- 名無しさん (2020-11-07 20:40:44) - ↑5元から、そこまで自分の先祖の事で悩むタイプじゃないと思う 本当の父親くらい近い間柄ならともかく、遠い先祖の話なんて「ふーん、まあ俺には関係ねーな」で済ませそう -- 名無しさん (2020-11-07 20:44:14) - 本当の(雷禅じゃない方)父親とはやっぱり仲悪いのかな? -- 名無しさん (2021-03-11 07:22:29) - もし魔族か人間かどっちつかずの状態で生き続けるか、戸愚呂弟が表向きは若さを保ち続けるため(実際は幻海と共に老いる資格はないと自分を罰するため)に妖怪に転生したのと反対に、純粋な人間に転生というか戻って桑原や螢子と共に老いる道を選ぶか、蔵馬や飛影、妖怪たちの強敵(とも)と戦いに明け暮れるというか、長い年月を生きること選ぶ選択肢与えられたらどうするつもりなのだろう? -- 名無しさん (2022-10-09 00:59:19) - 名探偵コナンでは霊“界”探偵ならぬ霊“魂”探偵を名乗る探偵が登場しており、その登場した事件の犯人の声優は浦飯幽助と同じ佐々木望。 -- 名無しさん (2022-10-26 03:47:50) - アニメ版で黄泉と戦ってるとき「なんで自分は戦っているんだ?」という目的を見失ったのだろうか?(戸愚呂弟や仙水忍のように自らを倒してくれる相手を探していたように自分もここで倒されるのかと思っていたら、雷禅の魂が自分の中に流れてる魔族の血に勝つんじゃなかったのかとか大事な女を残してきてまでお前はどうして魔界にやって来たと激励してくれたとはいえ) -- 名無しさん (2023-05-29 23:20:11) - ネトフリの実写版では17歳になっていた -- 名無しさん (2023-12-21 14:09:18) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/21(日) 01:08:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(green){&bold(){伊達にあの世は見てねえぜ!!}} } 浦飯幽助とは[[幽☆遊☆白書]]の主人公。 CV:[[佐々木望]] #contents() *◆概要 **○霊体編 &bold(){&font(#ff0000){車に轢かれそうになった子供、マサルを庇うという驚愕の行動に出て、第1話にて、いきなり死亡してしまう。}} これは、幽助がとんでもない極悪な不良だったために&font(#ff0000){霊界ですら予測できなかった}事態であった。 自身の行動が予想外だったという事は、本来、マサルは死んでしまう予定だったのかという趣旨の質問を幽助がしているが、 &bold(){そもそも、マサルは奇跡的に怪我一つなく助かるはずであったために救う必要は最初からなく、幽助は完全に犬死だった}という返答がなされた。 その為、天国にも地獄にも受け入れ先がないという理由で、生き返るチャンスを与えられる。 最初は「生き返ったら、皆のひんしゅくを買うだけ」と断ろうとしたが、 通夜の席で幼馴染の雪村螢子、ケンカ相手の[[桑原和真]]、教師の竹中、母・浦飯温子、マサル親子といった、 自分を思ってくれている人たちがいることを知ったことで試練を受けることにする。 その際に与えられた試練は&bold(){『人間の「徳」を集めて霊界獣の卵を孵化させる』}こと。 簡単に言えば&bold(){悩める人間や彷徨う幽霊たちの成仏を影からそっと手助けしてやること}だった。 多少ひねくれながらも、 -魔が差して友人を追い詰めてしまった少女 -飼い犬の死を受け入れられない少年 -[[頑固者の老人に恩返ししたいたぬきさん>孤独の旅路(幽☆遊☆白書)]] -現れることのない恋人を待ち続ける幽霊の少女 -プロボクサーになりたいと思いながらもヘタレ根性が抜けない少年… …などなど、悩める人々を着実に手助けし、「徳」を集めていった。 この際のエピソードは派手さこそはないが、心温まるエピソードが多いので、幽白ファンは必見である。 しかし、家が放火で火事になり、救助に来た螢子(と自分の体)を守るために、貯めていた「徳」を使い切ってしまう。 しばし蘇生はお預けとなったが、これまでとこの時の行動で「&bold(){幽助の本質は悪ではなく、ただのバカ。}よって生き返らせても問題なし」と沙汰が下り、 特例で生き返らせてもらうことになった。 蘇生を行えるチャンスは一日だけで、あわや時間切れになるところだったが、螢子の尽力で無事肉体に戻ることが出来た。 復活した後も本質は馬鹿なまま変わらないが、この霊体時の経験も幽助に影響を与えている。 尚、アニメ版での霊体編は大幅にカットされている。 **○霊界探偵編 試練を乗り越えて復活後は三代目霊界探偵として指令を遂行していく。 最初は霊界から盗まれた宝を盗賊から取り返すという司令だったが、&bold(){この時に終生の友となる[[蔵馬>蔵馬(幽☆遊☆白書)]]・[[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]と出会う事になる。} 最初の&bold(){餓鬼玉}を持つ剛鬼には、まだ霊気の力を覚えたてであった事から大苦戦するも、[[霊界探偵七つ道具]]を駆使して何とか辛勝。 次に&bold(){暗黒鏡}を持つ蔵馬と会うも、彼の実情を知り、自分の命も分けるという考えなしの無茶を敢行した。(結果として両者共に命を失うことはなく、暗黒鏡も彼らのような存在ばかりならば…と思っている。) 最後の&bold(){降魔の剣}を持つ飛影には螢子を人質にされていた事や、邪眼の能力に苦戦するも、霊丸を暗黒鏡に反射させるという成功するか不明の奇策(反射するかどうか知らなかった)で勝利。 次に凶悪な妖怪・乱童の逮捕のため霊光波動拳継承の弟子入り選考会に(異種格闘技戦のチケット目当てで)潜入。 本戦では強豪の霊能力者である牙野・風丸と連戦で当たり苦戦するも何とか勝利。 決勝で少林こと乱童と当たり、糸を操る能力や圧倒的な格闘技の実力差、果ては霊丸までパクられるなど大苦戦するも、桑原の激励や土壇場の運のよさと相手の失策で辛勝。幻海に正式に弟子入りする事に。 異種格闘技戦は観れなくなってしまったが、&bold(){この出会いは彼にとって大きなプラスとなった。} 四聖獣討伐の任務では桑原・蔵馬・飛影と初めてチームを組み、リーダーである朱雀と対戦。 朱雀の能力に加え、彼の策略で螢子とぼたんも襲われたことから、より苦しい戦いとなるが、自分の生命力を燃やしてのショットガンで勝利した。 その後はしばらく全身の痛みに苦しむも、回復後は桑原とともに雪菜救出任務に就く。 圧倒的なパワーアップの元、垂金の妖怪軍団を順調に撃破するも、最後の[[戸愚呂>戸愚呂(弟)]][[兄弟>戸愚呂(兄)]]に大苦戦。 その場では桑原の作戦で何とか勝利するも… **○暗黒武術会編 その雪菜救出任務での戸愚呂(弟)との交戦がキッカケで彼に興味を持たれ、暗黒武術会のゲストの1人に選ばれる。 戸愚呂との力の差を痛感したことから、師・[[幻海>幻海(幽☆遊☆白書)]]の下で再び特訓を行い、浦飯チームを率いて、暗黒武術会に出場。 試合の最中にも危機を乗り越える毎に強くなるも「まだ足りない」と判断した幻海から最終試練である霊光玉を継承。 プーのおかげで地獄の継承試練にも耐え、正式に霊光波動拳継承者となると同時にパワーアップを遂げる。 決勝での戸愚呂弟とは文字通りの死闘を繰り広げ、自らの全てを込めた霊丸すらも止められたが、直後に戸愚呂の肉体は崩壊・辛勝した。 **○魔界の扉編 武術会から帰ってきた後は調子に乗っていたが、何者かが人間界と魔界を繋ぐ界境トンネルを開こうとしている事を告げられる。 [[特殊能力を上手く活用した人間達>魔界の扉編に登場した能力(幽☆遊☆白書)]]に苦戦しつつも魔界の穴の広がりを食い止める為に奔走、事態の真相に迫っていく。 仙水の急襲で桑原が連れ去られたため救出に向かうが、敵の策略により全ての黒幕である[[仙水>仙水忍]]と単独で戦う事になる。 戦闘中盤で幽助が優勢になるも仙水本来の人格である「忍」が登場、その圧倒的な強さに成す術なく敗北。 &bold(){二度目の死を迎える事になる。} このとき幽助の先祖が強大な妖怪である&bold(){闘神・雷禅}であった事が判明。 駆け付けた霊界特防隊に処分されかかるも、前回と違い十分な能力を備えていた事から&bold(){「大隔世遺伝」}によって魔族として覚醒、復活した。 この影響により変貌を遂げた霊界獣プーに乗り、コエンマと共に仙水を追いかけて魔界へ向かい、再度交戦する。 仙水と互角の勝負を繰り広げたが、それを見かねた[[雷禅>雷禅(幽☆遊☆白書)]]の影響で完全に覚醒、雷禅の操り人形と化して仙水を瞬殺した。 この時、真剣勝負に横槍を入れられた事や、仙水の勝ち逃げ((仙水は最終的に戦闘で敗れはしたものの当初の目的自体は無事に達成出来たため。))も相まって自分を操った存在に強い憤りを覚える。 **○魔界統一編 仙水の一件が終了した後は人間界に戻るも霊界探偵を解雇された上、霊界から命を狙われる身にもなる。 仙水との戦いでの横槍の一件から物足りない日々を過ごす中、初代霊界探偵の佐藤(真田)黒呼の許を訪れた際、 [[雷禅>雷禅(幽☆遊☆白書)]]の使いである北神一行から雷禅のメッセージを受け取り、雷禅を超えるべく、魔界への追放という形で霊界の手で魔界に送り込まれる。 魔界に旅立つ前、螢子に自分が魔族になったことを明かすが、返ってこれるかどうかを曖昧に答えたために突き放されてしまう。 それにより、帰ってくる決意を固め、&font(#ff0000){螢子にプロポーズした。} #center(){ &color(green){ちょうど&bold(){三年したら戻ってくる。}約束するよ} &color(green){そうしたら…} &color(hotpink){そうしたら?} &bold(){&color(green){&sizex(6){結婚しよう}}} &color(green){螢子~、愛してるって} &color(hotpink){はいはい、私もよ} } そして一年後、リベンジを挑むも雷禅は餓死し、彼の本心を知った幽助は跡を継いで国王となる。 その後は[[黄泉>黄泉(幽☆遊☆白書)]]の元に出向き魔界統一トーナメント開催を提案、[[むくろ>むくろ(幽☆遊☆白書)]]や仲間たちの協力もあって黄泉を開催に同意させた。 トーナメントでは猫糞(アニメでは猫玉)・枢を撃破するも本戦三回戦で黄泉と対戦。 &s(){…[[柘榴>柘榴(幽☆遊☆白書)]]? 誰だっけ??} 60時間にも及ぶ死闘の末敗退。詳しい詳細はアニメ版にて描かれた。 トーナメント終了後(原作では魔界に旅立ってから1年半後、アニメ版では2年後)に人間界に帰還する。 母親の助けもあって中学を卒業する事が出来た彼は[[ラーメン]]の屋台をひくと共に探偵業も兼任し、平和な日々を送る。 ちなみに1年半で帰ってきてしまったので螢子にプロポーズした件は見事にはぐらかされてしまった。そもそも幽助の年齢的に無理だけど。 霊界テロ発生時は久々に仲間達が全員集合、霊界の過激派を追い詰めるも、次元砲の発射を阻止するため単身で発射装置(兼自爆装置)の解除に臨む。 プーに乗り移った幻海の激励もありこの局面を乗り切った。 *◆人間像 初登場時14歳で皿屋敷中学2年生。原作最終回では18歳、アニメ版最終回では17歳。 髪をポマードで固めたリーゼントにしており、口が悪く、タバコ、[[万引き]]、パチンコ、ケンカ、不良をびびらせて代わりにカツアゲ、勉強も赤点ばかりで、選択問題が多いから得意という理科も悪い。このように、行動は不良の鏡というか、DQNそのもの。 因みに&bold(){髪を下ろすと全くと言っていいほど印象が変わる。} というか総じて顔のパーツが(とくに原作漫画では)かわいい系でまとまっており、&bold(){女装がどえらく似合う。} 性格は短気で喧嘩っ早く、考えるより先に体が動く&bold(){バカ}。 その為、短期的に見れば義侠心に富み、人間・妖怪問わず、悪党には怒りを露わにする熱血漢。 子供を助ける前にも芸を披露して、あやしたり、小学校時代は、いじめられている同級生を助けたり(助け料込みだが)するなど、行動に難が多いものの邪悪とは言えない側面も強い(なので、後に考えなしの馬鹿と称される)。 他方では不本意なまま喧嘩が終わり力尽きる前の仙水に&bold(){「痛み止め打ってでもオレと戦え!!」}と言ったり、 人間を食べていそうな妖怪を胡散臭い程度ですまし(※相手がちゃんと話し合おうとしていたことも大きいし実際その後本気ではないにしろぶん殴っているが、読みが当たっていた)、 頑なに食事を拒む雷禅には(彼の本心を知らなかったとはいえ)&bold(){「2、3人さらってきてやる」((恐らくBBCの様な腐った連中をさらう気だったとは思われる。それでもやばい行動だが。))}と不謹慎な発言するなどもしている。 ここらは心持ちの変化というより、普段から悩まない(※作中のほぼ全員から馬鹿と称されている)ことに加えて、妖怪の事情(雷禅は人間しか食べられない)を知ったことが大きいだろう。 こういうところが幻海から危ういと言われた由縁でもある。 幽助自身も半妖とは言え、彼の血を引いているので人を食べたくなってもおかしくないのだが((原作では既に半妖が描かれているが、彼らは人間社会に溶け込んでいるだけで実質妖怪と大差なかった。…とは言え、当時の霊界上層部の実態から彼らも洗脳されていた可能性もある。))、そんなことは一切思っていない。 何百年もの膠着状態が続いた魔界の戦争を前にした時には、&bold(){「みんなでケンカする」}という目的のトーナメントを提案するなど筋金入りのバトルマニアである。 とはいえここは幽助にしては珍しく考えに考え抜いて出した結論。ただし、一周回って普段通り。 一見すると怖いもの知らずに見えるが、螢子には頭が上がらず、口ケンカとセクハラはしても暴力を振るうことはなく、螢子の家族とも仲は良い。 喧嘩好きだが、その対象は強い相手や不良であり、(不良をのしてその代わりにカツアゲはしていたが)一般人への暴力は作中振るっていない。 他の不良たちとつるんだりもしておらず、自覚していたが、寂しい身の上である。 パチ屋でたまに隣に座るおっちゃんなど、顔見知り程度の知り合いなら一応ちょくちょく居る様子。 蘇生してからは霊界探偵の活動を通して、人間妖怪問わず、交友関係も増えた。 不良要素に関しては、ケンカ、学校サボり(霊界探偵の任務もあるとはいえ)、パチンコ、煙草、飲酒は続けている。 アニメ版では規制ゆえか、ケンカと学校サボりと螢子限定のセクハラ以外はカットされ、煙草はアメに((このため幻海の門下生選考会でタバコで相手の位置を確定するシーンは、アニメでは幻海が吸って落としたタバコを拾う描写に変更されている。))、パチンコをするシーンはゲームセンターに変更されている。 魔族覚醒後は肉体は心臓が止まった代わりに核が動き、気の性質も妖気に変化した。 魔族としてのパワーを覚醒させた時は全身に刺青のような紋様が浮かんだ(一晩寝れば自然に消えたらしい)。 初めての覚醒時は髪が異様に長くなった([[柳沢>魔界の扉編に登場した能力(幽☆遊☆白書)]]曰く「[[ケモノノヤリ?>獣の槍]]」)が、これは雷禅が幽助の肉体を乗っ取った時の副産物らしい。 他にも使用する気が霊気から妖気に変わっていたり、幽助と繋がりのあるプーも魔族化の影響で前とは見る影もないほどに巨大化した。 趣味に関しては、格闘技オタクでもあり、試合は自分がするのも観るのも好き。 ゲームでも格ゲー専門だが、テレビゲームの腕前は正直微妙。師匠であり、ゲーム友達でもある幻海には一度も勝てたことがないらしい。 原作では未プレイだったが、アニメ版では劇中で激ムズゲーとして話題の[[ゲームバトラー]]にも挑戦している。 …が、パズルかクイズで詰まったのか、未だ未クリアーである。 意外と料理(というかラーメン作り)は上手く、家でも時々食事を作る他、屋台を始めたラーメンは絶品と評判。 幽助自身も仕事をラーメン屋一本に絞ろうか真剣に検討中との事。 将来的には螢子の実家の食堂を引き継ぐのかもしれない。 母子家庭であり、29歳の母親・温子(CV:[[沢海陽子]])と暮らしている。最初は長屋暮らしだったが、放火で全焼した後は、マンションに引っ越した。 父親らしき人物は原作終盤に少し出てきたが、年齢もあってか幽助が3歳ぐらいの当時はひどいDV親父だった様子。((温子同様、当時高校生であった為、無理も無いかもしれないが。)) 現在は反省して落ち着いたようで、社会的にもある程度成功しているらしいが、温子の方が断る形で完全によりを戻すことは無い模様。 幽助とは会わせていない様子だが、両親のお互いの仲そのものは悪くなくなっている。 母親は母親で、&bold(){計算上15歳で幽助を生んでいる}ことになり、裏社会ともつながりがあるなど、かなりのDQN家庭。 また、自身が札付きの悪で幽助の根は優しい所も知っているからか、幽助の素行についても特に問題視していない剛毅な女性。 しかしながら親子の情はちゃんとあり、最初に幽助が死んだときは通夜の最中に泣いたり、 生き返った後も、毎朝ちゃんと生きているか確認しては泣いたりと、本質は子供が心配な普通の母親である。 暗黒武術会でも、戸愚呂(弟)戦で周りが絶望する中、ただ一人息子の勝利を信じて疑わず、幽助が追い詰められた際には助けに向かおうとしてぼたんに羽交い絞めされていた。 なお、息子と違って、温子は普通の人間だが、&b(){(ギャグ描写もあるが)D級妖怪程度ならボコれる}ぐらいは強い。 妖怪が見えていると思わしき描写もある為、彼女も霊能力者としての資質は相当あると思われる。 ちなみに&bold(){雷禅と結ばれた遺伝上の母(食脱医師の女)は温子とよく似ている。}このため作中明言されなかったが、雷禅の血筋を受け継いでいたのは温子の方だと思われる。 案外、雷禅と会っていたらお互い気が合っていたかもしれない。&font(l){食脱医師の女の生まれ変わりだったりしないだろうな。} アニメ版では、年齢や裏社会との繋がりに加え、製作スタッフの意向から暗黒武術会編以降の出番もカットされ、原作での彼女の行動や発言は静流や[[ジョルジュ早乙女]]が担当するようになった((バトル中の息子を心配する母親の心理を描くのが難しく、浦飯のキャラクターを反映させることができないとの理由から。))。 とはいえ、存在そのものが忘れられたわけではなく、黄泉との戦いにおいて、幽助の思い浮かべた人々の中には、温子の姿もあった。 OVA「のるかそるか」では原作通りの役柄できっちりと登場している。 *◆霊界獣・プー 生き返るための最初の試練の課題としてコエンマから出された卵から産まれた霊界獣で、幽助の分身。 CV:白鳥由里、天野由梨(進化後)。 幽助の心をエネルギー源としている。名前の由来は「プー」という鳴き声から。 容姿は&bold(){犬みたいな耳をしたペンギン}といった感じで、今で言う[[ゆるキャラ]]。 この耳を使って空を飛べる。 そのゆる~い容姿に女性陣からは人気だが幽助は唖然。 うっとうしいと思うも、霊光玉の試練ではボロボロの幽助に自分も傷だらけになりながらも飲水を届ける侠気を見せ、幽助を感動させた。 戦闘力はないと思いきや、暗黒武術会の決勝では、強力な結界を発生させて螢子達を護った。 ただし、後述の事情があるためこれはプーが自発的に使える能力であるかは微妙。 後に幽助が魔族に覚醒した際は自身も巨大化し、青い鳳凰のような姿に進化(変異?)した。 進化後は幽助の家の部屋には入れなくなったため、幻海の寺で暮らしている。 幻海が亡くなった後は、恐らく終盤で幻海に弟子入り(居候)した善良な妖怪達と暮らしていると思われる。 二度ほど幻海の魂の仲介となったことがある。 その内の1回が暗黒武術会の決勝戦で、結界を張った時には既に幻海が乗り移っていたものと思われる。 *◆必殺技 ・霊丸(レイガン) 炎殺黒龍波と同様にこの作品を代表する必殺技。 指で銃を形どって霊気の塊を放つ。 作中では幽助が強くなるに比例してこの技も強力になっていた。魔族覚醒後は妖丸と言ってもいいかも。 アニメ版では霊気の霊丸、妖気の霊丸両方を使いこなせるようになり、黄泉の「魔古忌流・煉破反衝壁(まこういりゅう・れんぱはんしょうへき)」の&bold(){妖気は吸収できるが霊気は吸収できない}という弱点を突いた。 ・ショットガン ゼロ距離射程の霊光弾の気を放出、拡散させ広範囲にぶつける技。その使い勝手の良さから使用頻度は高い。 [[拳を引いてから突き出す>パンチ(技)]]ことで放出するのが主だが、初期では指の形以外は霊丸と同じ構えで散弾式霊丸とも呼ばれていた。   ・霊光弾 ショットガンの本来の使い方。全身の霊気をフルに高めて相手に全力の拳を撃ち込む。 陣戦でのトドメの一撃となったが、チャージが必要な上に近距離技なので使いどころが限られるせいもあってか、使用はこれ一回のみ。 これら霊気を撃ち出す技の威力は、幽助の霊気容量の問題で最初は一日一発。幻海との修行後は一日合計四発まで撃てるようになった。 その後回数増加することはなかった代わりに、鍛えるほどに一発の威力が上昇していった。 本来気を溜める必要があるので連射は高等テクであり、最初に連射した時は反動で少しの間上手く技が使えなくなってしまっていた。 尚、アニメ版の黄泉戦では色々あったからか四発という制限はなくなり、更に霊気と妖気をブレンドした半妖である彼ならではの技を使っている。 ・聖魔光気(仮称) アニメ版の黄泉戦にて覚醒した幽助の特別な気。 映像的には仙水の聖光気と似た感じだが別物らしい。 ・内臓殺し 命名桑原。強力なボディーブローの乱打だが仙水はビクともしなかった。(桑原が受けた際には「一週間メシが食えなくなった」らしい) *◆余談 アニメは原作者の冨樫氏はあまり関与していないらしい(コミックスのコメント的にも)。 特に魔界統一トーナメント辺りのアニオリは原作設定と言うべきかは怪しい(半妖の幽助が霊気を使用したりとかその他諸々)。 ただ、作者的に納得している・していないかは不明なのでありえないとかそういうわけではない。 最近、ジャンプの新春4コマにて[[HUNTER×HUNTER]]の4コマ目に唐突に登場した。 幽助の中の人・佐々木望は現在声質がガラッと変わってしまっており、あの頃の幽助にはもうなれないとのこと。 (ちなみに出回っている手術説や病気説はガセで、とある作品で喉を酷使したことが原因らしい。勿論その作品が何かは伏せられている) この声質の変化はかなり凄まじく、2018年に制作された新作OVAや古今のジャンプヒーローが登場するゲーム『[[ジャンプフォース]]』でも佐々木氏が幽助の声を務めているのだが、当時の声を想像していると、一瞬別人かと思うほど低い声になっている。 同じく佐々木望が演じたキャラクターに[[テニスの王子様]]の[[亜久津仁]]がいるが彼もまた、不良、煙草を吸う、母親が若いという幽助と同じ共通点がある。 右ストレートで追記する 真っすぐいって修正する #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 北神が人間を食うことを知っても大して気にしないあたりは作中でも言われてたが精神が完全に妖怪側のそれになっちゃってたっていう証拠なんだよな。ジャンプの長い歴史の中でも食人に理解を示す主人公は多分幽助くらいだろう。 -- 名無しさん (2013-09-16 11:00:28) - 女装似合ってたよなw -- 名無しさん (2013-11-30 14:49:29) - ↑×2他にはダークシュナイダーくらいだろうなw -- 名無しさん (2013-12-17 23:01:01) - 物語開始と同時に性格悪いとか言われてたが、作中明確に理不尽な暴力をふるった描写は無かったりする。(ダメ松の中に入ってた時は、基本的に昔の友人殴った相手を制裁しただけ、岩本への霊丸は完全にあの盗人教師が悪いし) -- 名無しさん (2014-06-24 13:03:57) - 料理出来て特にラーメンが美味しいって言われてたから、ラーメン屋さん繁盛してそうね。 -- 名無しさん (2015-01-27 20:33:34) - ↑×2 理不尽な暴力は振るわないが、万引きはしているし、相手が悪いことを差し引いても恐喝もしてる。性格悪いと言われるのも止むを得ない。 -- 名無しさん (2015-02-15 10:21:23) - ビクトリーバーサスで、声が治っていたと言う声もあったなぁ。確かにね。 -- 名無しさん (2015-03-07 19:36:35) - 主人公が物語の1話で死ぬなんて、ツナと似ている -- 名無しさん (2015-03-26 07:41:55) - ↑2 正直、こんな程度で性格悪いなら今のガキ犯罪者は何なんだろうね…これも時代の変化ってやつなのか -- 名無しさん (2015-05-16 21:01:41) - むしろ今よりもはるかに治安が悪かった昔だからこそ「性格が悪い」程度で済まされてるんじゃないんですかね。 -- 名無しさん (2015-05-17 07:01:34) - 男鹿とケンカしたらどっちが強いんだ…? -- 名無しさん (2015-06-04 07:14:46) - トラックじゃなくて赤いスポーツカーね… -- 名無しさん (2015-08-18 16:06:32) - 『武装錬金』の主人公も1話で死亡。 -- 名無しさん (2015-10-13 07:29:52) - ↑5悪い事ではあるが性格悪いとは思わんね確かに -- 名無しさん (2015-10-13 07:35:43) - 正直地縛霊の女の子の時はもう少しきつめのお仕置きしても良かったと思う。と言うか殴る方法教えてあげてよぼたんさん -- 名無しさん (2016-02-12 16:07:27) - 幽助が良いか悪いかより、今の時代に「アウトローの主人公」を受け付けない読者が増えたってことなんじゃ…そういう人よく見かけるし -- 名無しさん (2016-02-24 10:11:46) - 実は魔族だったって設定、インフレによる後付けと考えてしまう -- 名無しさん (2016-04-15 23:37:57) - ↑確実に後付けだろう。ジャンプはそういうのが多い -- 名無しさん (2016-07-03 19:33:37) - その後の人生はどうなるんかね。螢子が死んでも若いままで生き続けるのか…? -- 名無しさん (2016-07-03 21:18:06) - ↑魔族の人間のハーフである幽助が普通の人間よりも長寿なのか同じくらいなのかは分からないが、前者だとしたら螢子が天寿を全うしたら魔界に去るだろうな。それで二度と戦わないかもしれん。 -- 名無しさん (2016-07-03 22:02:07) - 温子は人としては善人だけど、親としてはかなりダメじゃない?周囲から理解してもらうためには規則を守って真面目に生活しなけえばダメって教えるのが母親でしょ。母親が昼間からアパートで酒飲んてグータラしてればただでさえ誤解されやすい幽助が余計偏見を持たれるってわかってない。 -- 名無しさん (2016-07-05 18:49:03) - ↑昼にグータラしてたのは多分夜の水商売で働いてたからだろうな。おそらく息子が一度死んでから母親として一皮むける事が出来たのかもしれん。 -- 名無しさん (2016-07-05 19:42:38) - 働いてる描写あったか?ヤ○ザとのつながりはあったが。 -- 名無しさん (2016-07-05 22:08:49) - DVダンナから毎月金もらってたとかはありそう。あと時々ヤーさんから臨時収入あったり? -- 名無しさん (2016-07-05 22:20:57) - ↑7、8霊界紳士録によると一応構想の一つではあったらしいので、完全に後付けってわけでもないと思う -- 名無しさん (2016-07-05 23:46:42) - ↑2 本家ウィキには「金バッジから金を巻き上げたり~」と書かれてたけど…金バッジってなんぞ…? -- 名無しさん (2016-07-13 13:20:18) - ↑金バッジはヤクザの正規組員の暗喩だよ~ -- 名無しさん (2016-07-13 18:43:12) - 少なくても何も考えていないただのバカ主人公より好感度モテる。一言で言うと「自由人主人公」。バトルジャンキーともいうけど個人的には好きなようにやっているイメージ -- 名無しさん (2016-07-19 00:32:14) - でもやっぱり人間を食料として持ってくるってのは引いたわ。それでも主人公の中では好きな方だけれど -- 名無しさん (2016-07-19 00:39:49) - 幻海死んじゃったし、霊光波動拳は幽助の代で途絶えちゃうのかな? -- 名無しさん (2016-09-15 01:11:00) - ↑↑まぁ、人間さらってくるって言っても垂金とか黒の章の犯罪者みたいな連中を指してるんだろ。さすがに、そこらの一般人て意味だったら引くどころの騒ぎじゃない -- 名無しさん (2016-09-15 01:16:07) - 「コイツなら食料にしてもいい」って中学生が人間たちを選んでいくのか?恐ろしいな -- 名無しさん (2016-09-15 01:47:04) - 幽助なた -- 名無しさん (2016-11-13 10:35:56) - ↑6 幽助の性格からすると、後先考えず口走っただけで実行するかどうかは別なのかも -- 名無しさん (2016-11-15 12:33:47) - HUNTERのゴンにも言えるけど、幽助って価値観が柔軟で野性的なのね。魔族に覚醒した事もあるんだろうけど捕食の話にしても人間的な善悪から離れた思考をしている。先輩の仙水が極端な性格なのもあって尚更。 -- 名無しさん (2016-11-15 16:27:36) - ↑7 あのセリフは幽助の価値観の変容を見せているんじゃなくて、雷禅という男が幽助の中でどれだけ大きな存在になっていたかを描いているシーンだと思うんだけどね。(その意味では誤解を招くあのセリフは確実に失敗な気がする。)実際、読者がこれまで見てきた浦飯幽助という男は人間を食料扱いできるような奴なのかといえば、それは違うんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2016-11-15 18:05:22) - もう声優さんは幽助の声を出せなくなったのが残念だわー -- 名無しさん (2017-02-19 23:32:22) - というか、「幽助の考え方が変わってしまった」と思わせる最大の要因は最序盤で剛鬼に喰われた子供を助けるために身体張ってた事だと思う -- 名無しさん (2017-04-08 18:50:24) - アニメ版では、アンテ直後の霊気は鳥の形状をしていたが、成体プーの布石だった? -- 名無しさん (2017-04-08 19:06:58) - ↑3 jスターズビクトリーバーサスでは声治ってるよ -- 名無しさん (2017-04-13 11:22:38) - アニメオリジナルの黄泉戦での「疲れちまった…」発言は唐突過ぎる印象。 -- 名無しさん (2017-04-15 08:37:42) - ↑1 原作者か、スタッフの疲れのメタかも。 -- 名無しさん (2017-04-15 11:08:35) - 幽助のバトルで一番に絶望感を感じたのは、乱童戦だな。起死回生の一撃でも仕留めきれず、万策尽きた。耳に池の藻が詰まるという幸運がなかったら、負けていた。 -- 名無しさん (2017-04-16 22:50:50) - ↑なにげに戸愚呂弟戦より苦戦してるよな -- 名無しさん (2017-04-24 16:03:27) - ↑アニメ版ではなんとか霊力回復して霊弾対決までしたのにしぶとく生き残っていたからね…… -- 名無しさん (2017-04-24 16:18:51) - 幽助に初めて黒星つけた剛鬼さん -- 名無しさん (2017-04-25 10:38:55) - ↑1 原作でなら、さやかのほうが先。 -- 名無しさん (2017-05-01 19:47:18) - 幽助と螢子の間に子供が産まれたら、幽助の力に加え、螢子の優等生ぶりとビンタも備えた、凄い子供になるな。 -- 名無しさん (2017-06-13 23:15:29) - 吏将戦は吏将と豚尻の小細工で前の陣戦を引き分けとされてしまったが、陣との戦いで消耗した状態では、吏将に勝てたかどうか。いざとなったら、桑原みたいに玉砕覚悟で突っ込んだかもしれないが。 -- 名無しさん (2017-06-26 22:42:13) - ↑寧ろ、正史の桑原より苦戦していた可能性もある。豚尻もアホなことも…… -- 名無しさん (2017-08-11 01:04:40) - 吏将と仮に戦っていたとしたら霊丸とかの飛び道具は使えない状態だったから肉弾戦での勝負でしかもうチャンスはなかったかもしれんな。ただ満身創痍だった桑原ですらノックアウト出来なかった吏将だしボンバータックルとかを凌ぎ切って -- 名無しさん (2017-11-01 00:56:35) - 暗黒武術会は飛影がメンバー唯一の無敗でチームの優勝に貢献したと言われてるけど幽助も上記の理不尽な判定をノーカウントと仮定しても実質無敗なのにあまり騒がれていない -- 名無しさん (2018-01-28 00:04:21) - 第1話でマサルくんに見せたアホな踊りが忘れられません(笑) -- 名無しさん (2018-03-06 01:27:19) - リーゼントしてない姿は大半の人が正体わからないのに、しれっと見破ってたパチンコ屋のにーちゃんすげえ。 -- 名無しさん (2018-08-01 16:45:03) - 戸愚呂弟が表向きは自分の力を維持するために人間から妖怪に転生したように幽助は逆に魔族とのハーフから人間に戻るという選択肢は選べるとしたら選ぶのだろうか? -- 名無しさん (2018-09-02 19:32:57) - 霊光玉の修行のときの、原作では「痛み(ルビはてめー)は邪魔だ」というシーンがアニメでは読みだけそのままやったので助けようとしたプーに言ったようにしか見えんで意味不明だった。『痛みは…てめーは!』 みたいにアレンジできんかったもんだろうか -- 名無しさん (2019-01-04 14:03:56) - 2~3人さらって~ は絶対その場の勢いでしょ 本気でヤる気は無い時にもブッコロみたいな事口走ってたことよくあるんだから -- 名無しさん (2019-01-28 16:51:47) - 魂を糧とする剛鬼に憤ってた頃の幽助が「自分の先祖(父親)は食人鬼である」ということを知ったら自分の血を嫌悪するだろうか -- 名無しさん (2019-09-05 22:32:23) - 前髪を降ろすと美少年。女装も似合ってた。 -- 名無しさん (2020-02-10 22:39:23) - ↑3良くも悪くも人間と妖怪を区別しなくなったんじゃないだろうか。今まで悪い妖怪を殺すことに躊躇なかったのだし、その範囲が人間まで広がったと考えればあまり違和感はない気がする。 -- 名無しさん (2020-04-30 18:19:36) - ↑というか考え方が魔族よりになってるって初代霊界探偵の黒呼に指摘されていたような。だから魔界に行くことを勧められていたし -- 名無しさん (2020-05-04 07:17:55) - ↑6いや、アニメでは全身から血を流しながら「痛(いた)みは邪魔だ、どけー!」って叫んでて普通に意味が伝わるぞ きみの記憶違いだ -- 名無しさん (2020-11-07 20:40:44) - ↑5元から、そこまで自分の先祖の事で悩むタイプじゃないと思う 本当の父親くらい近い間柄ならともかく、遠い先祖の話なんて「ふーん、まあ俺には関係ねーな」で済ませそう -- 名無しさん (2020-11-07 20:44:14) - 本当の(雷禅じゃない方)父親とはやっぱり仲悪いのかな? -- 名無しさん (2021-03-11 07:22:29) - もし魔族か人間かどっちつかずの状態で生き続けるか、戸愚呂弟が表向きは若さを保ち続けるため(実際は幻海と共に老いる資格はないと自分を罰するため)に妖怪に転生したのと反対に、純粋な人間に転生というか戻って桑原や螢子と共に老いる道を選ぶか、蔵馬や飛影、妖怪たちの強敵(とも)と戦いに明け暮れるというか、長い年月を生きること選ぶ選択肢与えられたらどうするつもりなのだろう? -- 名無しさん (2022-10-09 00:59:19) - 名探偵コナンでは霊“界”探偵ならぬ霊“魂”探偵を名乗る探偵が登場しており、その登場した事件の犯人の声優は浦飯幽助と同じ佐々木望。 -- 名無しさん (2022-10-26 03:47:50) - アニメ版で黄泉と戦ってるとき「なんで自分は戦っているんだ?」という目的を見失ったのだろうか?(戸愚呂弟や仙水忍のように自らを倒してくれる相手を探していたように自分もここで倒されるのかと思っていたら、雷禅の魂が自分の中に流れてる魔族の血に勝つんじゃなかったのかとか大事な女を残してきてまでお前はどうして魔界にやって来たと激励してくれたとはいえ) -- 名無しさん (2023-05-29 23:20:11) - ネトフリの実写版では17歳になっていた -- 名無しさん (2023-12-21 14:09:18) #comment #areaedit(end) }

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