大江戸シンデレラ(run for money 逃走中)

登録日:2021/09/24 Fri 13:19:40
更新日:2021/10/14 Thu 04:20:56
所要時間:約 16 分で読めます






多くの人でにぎわいを見せる江戸の町...

さくら佐吉の恋物語...




大江戸シンデレラ



『大江戸シンデレラ(run for money 逃走中)』とは、フジテレビ系列で放送されている番組『run for money 逃走中』の2012年1月8日に放送された回である。

前々回『狙われたハンター』、前回『沈黙の巨大迷宮』と、未来ドラマにスポットが当たっている回が続いていたが、今回は久しぶりにエリアドラマがメインの回となっている。

今回の特徴としては『白雪姫と野獣王子』同様ゲーム中のイベントが、ミッションよりもエリアの住人(いわゆるエキストラ)からの頼みごとがメインとなっており、その頼みごとがミッションに直結しているということが多い。

また、未来ドラマの第5話でもある今回は、『ハンターX計画』の黒幕であるクロノス社の総裁の秘密が明らかになるなど重要なシーンが登場しており、次回の完結編へと繋がってゆく…



【スターティングデータ】


逃走者…17人(男9人・女8人)
逃走エリア…江戸の町(日光江戸村)
ゲーム時間…120分
ハンターの数…3体(01KR・07OF・08TG)
賞金…1秒200円ずつ上昇 逃走成功の賞金は144万円





【オープニングゲーム】


お馴染み、サイコロを振る方式である。
ルールは一人ずつ順番に前に出て、サイコロを振らなければならない。2~6を出せばその数だけハンターボックスが前進し、合計16マス進めばオープニングゲームクリアとなり、ハンター放出まで1分間の猶予が与えられる。
しかし、途中で『ハンターの目』を出せばその時点でハンターが放出され、ゲームスタートとなる。

オープニングゲームの結果
1番手 ミッツ・マングローブ 2
2番手 中尾明慶 6
3番手 モト冬樹 4
4番手 吉村崇(平成ノブシコブシ) 2
5番手 綾部祐二(ピース) 4



合計16マス以上進ませることに成功。オープニングゲームクリアとなり、1分間の猶予が与えられた。



【ストーリー】



今回の逃走劇の舞台となる、城下町。
そのとある武家屋敷にて、ボロボロの服を着て雑巾がけをしている1人の娘が。
彼女の名は『さくら』。この屋敷で、奉公人として働いている貧しい娘だ。
せっせと雑巾がけを続けていると、城に住む『若殿』の家来が、3通の案内状を届けてきた。

それは、若殿が家督を継いだことを祝うお茶会への招待状であった。

案内状を見て武家の娘たちは大喜び。
しかし2人はさくらの案内状をぐしゃぐしゃにして、彼女の身なりを軽蔑し、更には雑巾がけのための水桶を蹴って床を水浸しにして去っていった。

その後、屋敷の外でぐしゃぐしゃになった案内状を眺めるさくら。
本当は彼女もお茶会に行きたかったのだ。


さくら「お殿様のお茶会か…」


すると、


佐吉「さくらもお茶会行きたいのか?」


1人の男がやって来た。
彼の名は『佐吉』。さくらの幼馴染であり、彼女同様貧しい青年だ。


さくら「行きたいけどダメなの こんな身なりじゃ… 綺麗な振袖とか…帯や草履がないと…」


そう言うさくらに対し、


佐吉「さくらは特に着飾んなくても… 綺麗だとおもうよ…? ……まぁ幼馴染の俺が言うのもなんだけどな!」


佐吉は照れくさそうに言う。
そんな佐吉を見て、さくらも笑顔で感謝を述べた。


それから佐吉は城下町で刃物屋として生計を立てていた。

佐吉「振袖… 帯に草履か…」

しかし、佐吉もさくら同様貧しい身なり。
振袖一式を変えるようなお金は持ってない。
悩んでいると、近くの矢場から鐘がなった。


大当たりぃ~!!


そこでは、これまた若殿が家督を継いだ祝いの福引が行われていたのだった。
景品の中には、桜色の美しい振袖・桜模様の帯・桜模様の草履が!
これにかけるしかないと佐吉は早速挑んだ。

しかし結果はハズレ。景品は飴玉一個だけ…

もう一回挑もうと主人に頼むが、1人1回と断られてしまった…


しかし、さくらのためにどうしても振袖一式を手に入れたい佐吉。
そこて彼は、偶然近くを通った叶恭子・トリンドル玲奈・梅宮アンナ・中尾明慶の4人に自分の代わりに福引をやって振袖一式を手に入れて欲しいと頼み込んだ。

4人は全員承諾し、佐吉の代わりに福引を挑んだ。
結果恭子が振袖を、アンナが帯を、そして中尾が草履を手に入れることに成功(トリンドルはハズレ)。
手に入れた3人は佐吉にそれを渡し、佐吉はお礼としてハサミを渡した。


同じ頃…
3人の逃走者がハサミを獲得したことを確認した『月村サトシ』がミッションを発動。
エリアに3つのハンターボックスを設置した。


MISSION①『ハンター放出を阻止せよ!』

ハンターの入ったボックスを3ヵ所に設置
残り85分になると放出される
阻止するには ボックスに付けられた2本のコードのうち
1本を切らなければならない
ただし 間違ったコードを切った瞬間
すぐさまハンターは放出される
現在 ハサミを持っているのは
叶恭子・梅宮アンナ・中尾明慶の3人だ


ハンター放出阻止ミッションが始まった。
阻止するには、残り85分までにの2本のコードのうち、1本をハサミで切らなければならない。
正解のコードを切ればボックスはロックされるが、間違ったコードを切れば即座にハンターが放出されるという超々ハイリスクなミッションである。
このミッションに参加できるのは佐吉からハサミをもらった3人。

3人がそれぞれ分担し、恭子は妹の美香を連れて南通り、アンナは北通り、中尾は南の里のボックスのロックに向かう。

まず、恭子と美香は自分達の勝利の色ということでを切断し、ロックに成功。
続いて、アンナは自分の好きな色ということでを切断しようとした…

が、ここであることに気づく。
実は、アンナはハサミをもらった直後にエリアにいた占い師に声を賭けられていた。そして彼女から「青いモノには気をつけなされ」と忠告されたことを思い出し、に変更。切断し、見事ロックに成功。
そして、中尾は安全だと思い、を切断。

結果ハンターが放出されてしまい、中尾はそこそこ粘ったが挟み撃ちに遭い確保。


ミッション失敗!
ハンターが1体追加され、合計4体となってしまった。


その頃、逃走者たちのおかけで振袖一式を手に入れた佐吉は、屋敷に向かった。
そして、さくらに振袖一式を渡した。
どうやって手に入れたのか聞くさくらを制し、早く着替えるように急がせた。

振袖に着替えたさくらを見て、思わず見惚れる佐吉。
さくらは佐吉に感謝を述べ、お茶会へ向かった。さくらを笑顔で見送る佐吉。

しかし、この佐吉の行動が、さくらと逃走者にさらなる展開を巻き起こす…



そして若殿の屋敷では、お茶会が行われていた。
憧れのお茶会の参加に感動するさくら。

一方、無論屋敷の娘たちも参加しており、若殿にお茶や生け花のアピールをかましている。その間にも小競り合いをはじめ、若殿は少々呆れた表情でその場を去る。


老中「これこれ! 殿もお困りだろう! 静かになさい!」


若殿に仕える老中が娘たちを注意する中、
興奮のあまり、周りに見とれていたさくらが若殿とぶつかってしまった。


老中「無礼者!!」


老中はさくらを怒鳴りつけるが、若殿は怒りもせず、


若殿「大丈夫か?」


跪いて謝るさくらを心配する。
顔をあげると、そこには美男な顔の若殿が。思わずさくらは一目惚れ。
若殿はさくらに名前を訪ねてきたが、遠くで屋敷の娘たちが見ていたことで


さくら「ご無礼をお許しください! 失礼いたします!」


慌てて立ち去ってしまうさくら。
しかし、その際に草履の片方を落としてしまった。

その草履を拾い上げ、


若殿「この桜の娘は、一体誰なのだ…?」


そう尋ねる若殿に対し、老中は


老中「さぁ… しかし、美しい娘でしたなぁ~」


思わずこちらも一目惚れ。



若殿「桜の娘も、草履が片方では困るであろう どうにか探し出せぬか? 見つけた者には、褒美もやろう!


こうして若殿の意向によって、桜柄の草履の娘探しが始まった。
この事はすぐさま瓦版によって、逃走者たちにも伝えられた。


探し人

若殿が桜柄の草履を持つ娘を探している
その娘を若殿の屋敷に連れてきた者には褒美をつかわす


褒美欲しさに、逃走者たちは動き出した。
しかし、江戸の町にはさくら以外にも桜柄の草履を持つ者はいるが、そのものを連れてきても褒美は出ない。

小椋久美子と井上裕介(NON STYLE)が娘を連れてくるもさくらではないため門前払い。
最終的にミッツがさくらを連れて行くことに成功。

そして若殿は、さくらを連れてきた褒美として、『網鉄砲』をミッツに渡した。
帰り際に、

ミッツ「いい男ね♡」

彼女(彼)も一目惚れ、若殿に………
若殿が苦笑いしていたのは言うまでもない…


そして、ミッツによって再会を果たした若殿とさくら。
しかし、お茶会の時とは違って粗末な身なりのさくらに、疑問を持った若殿が尋ねてきた。
さくらは自身の身分を明かした。


さくら「本当の私は、若殿様の御前に出られるような身分ではございません! お屋敷に仕える奉公人なのです!」


そういうさくらに、若殿は告げた。


若殿「そなたのような美しい娘は、見たことがない…   どうか、余の妻になってはくれぬか?


いきなりの求婚にさくらも老中も驚く。


若殿「驚かせてしまってすまぬ… 屋敷へ戻って、ゆっくりと考えるがよい」


そう言い、若殿はさくらを帰した。

帰り道、偶然佐吉と遭遇したさくらは、若殿から求婚されたことを佐吉に告げる。
そして、


さくら「…やっぱり変だよね 私なんかが、若殿様の所に嫁ぐなんて…」


苦笑いするさくらに対し、佐吉は


佐吉「…よかったじゃねぇか! すげぇことだぞ! 俺も、お馴染みて鼻がたけぇぞ!」


強がりを見せる。


さくら「佐吉は…それでいいの?」


尋ねるさくらだが、


佐吉「もう… 貧乏で苦労することもないよ おめでとう、さくら…!」


佐吉は強がるばかり。
それに耐えきれなくなったさくらは走り去ってしまう。


佐吉「さくら!」


佐吉はただ何食わぬ顔で見つめるだけであった…
???「笑えよ…」


一方その頃若殿の屋敷では、老中が前祝いの準備を家来たちにさせる。


若殿「クスノキ(老中)、気が早いぞ!」


老中「誰が若殿の求婚を、断る女子どもがおりましょう? 皆の者! 城下の者に祝い酒を振る舞え! 多いに、祝うのじゃ!!!」


家来たち「「「「ははぁ~っっ!!!」」」」


上機嫌に盛り上がる老中。

だが、その後ろで若殿は不敵な笑みを浮かべていた……


そして、城下町では祝い酒が振る舞われ、結婚の前祝いの祭りが盛大に行われていた。
だが盛り上がる群衆の中、さくらは1人悩み続けていた…

一方、若殿の屋敷では牢屋の見張りをしている捕り方が、祭りを羨ましがっていた。
その後ろには、両腕を鎖でつながれていた2人の大男が…


城下町の賑わいから、逃走者たちも状況を理解していた。
そして、『シンデレラ』のような話の流れだと思い始めていた。

その頃、祭りでにぎわう街の様子を見ていた月村が、新たなミッションが発動。
矢場の主人を操り、更にエリアのあちこちに謎の黒い球を出現させた。

月村によって操られた矢場の主人は牢獄の前に、復活と書かれたルーレットを持ってきた。
興奮する牢獄の者たちに通達が送られた。


通達『牢獄から復活せよ!』

これよりゲームを一時中断し
牢獄の者たちで復活ゲームを行う


復活ゲームが始まった。
牢獄の者たちは、エリアのあちこちに置かれた黒い球を見つけて、ペンで自分の名前を書いて、ルーレットの穴に埋めていけば、ルーレットによって最大3人が復活となる。
もちろん、多く球を入れれば復活の確率もあがる。穴の数は20個。早い者勝ちだ。

なお、復活ゲーム中ハンターは停止しているため、確保される心配はない。

復活ゲームが始まり、エリアに散らばる牢獄の者たち。そして、次々と黒い球を手に入れていく。

そして、20個すべての穴が埋められたため、復活ゲーム終了。

最終的に、中尾明慶が6個、トリンドル玲奈が3個、綾部祐二(ピース)・叶美香・井上裕介(NON STYLE)・モト冬樹が2個、山田花子・武田修宏・又吉直樹(ピース)が1個埋めた。
原幹恵は0個のためこの時点で彼女の復活の権利はなくなった。

そしてルーレットの結果、中尾明慶と叶美香*1が復活し、9人で残り53分12秒からゲームが再開された。


その頃佐吉の家では、佐吉がわらじ編みをしていた。
さくらが嫁入りになることが母親からも聞かされた佐吉は


佐吉「ウチなんかに嫁ぐより、若殿様に嫁いだ方が、さくらも幸せだよな…」


そう呟いた。それを聞いた母親も複雑な表情を浮かべて言った。


佐吉の母「皮肉なもんだね… 幼馴染のさくらちゃんは見初められてお城に嫁り… ウチの兄ちゃんたちは… お殿様の行列の前を横切った子供を救って、牢屋行き…」


そう、実は若殿の屋敷にとらわれていたあの2人の大男こそ、佐吉の兄たちだった。
落ち込む母親を、佐吉は慰め、


佐吉「兄貴たちは間違ったことなんかしてねぇよ! あれくらいのことで捕まえる方がおかしいのさ!」


若殿のやり方に異を唱えた。


一方その頃、城では若殿が女を横に近づけ舞を楽しんでいた。


老中「それにしても… 若殿の申し出をためらうとは… 全く、いかな娘でしょう…」


さくらに呆れる老中だが、若殿は


若殿「気のない素振りも女の武器よ!」


そう言い女を抱きよせている。
その様子を見かねた老中が、


老中「若殿! これを機に、女子遊びをお控えになっては…」


と忠告するが。


若殿「黙れ!」


若殿は盃を老中に投げつけた。
女を抱き寄せ続ける若殿を見て、老中は呆れるしかなかった……



その頃、さくらは未だ悩み続けていた。
貧しいが昔から仲の良い幼馴染の佐吉か… 優雅な暮らしが約束された若殿か…

悩み続けていたさくらの元に、知り合いのおばさんがやって来て、彼女に結婚祝いのまんじゅうを上げた。


おばさん「ねぇ、若殿様ってどんなお人なんだい? 今度聞かしておくれよ!」


そう言い残しておばさんは立ち去った。


さくら「若殿様のこと、何も知らない……」


若殿のことを知らないさくら。だが自分で聞くこともできず、誰かに聞くことに。
さくらは偶然近くを通った吉村・ミッツ・恭子の3人に若殿の事を聞いて欲しいと頼んだ。

3人は住人たちから若殿のことを訪ねるが、皆口をそろえて悪い噂を話す*2。やはり先ほどの様子は嘘ではなかったのかもしれない。

3人はさくらに、住人のことを伝えた。さくらは3人にお礼として先ほどのまんじゅうを渡した。
ミッツと恭子は食べずにとっておく一方で、吉村はガッツリ食らいついていた。



そして逃走者たちから話を聞いたさくらは、結婚の申し出に答えるため、若殿の元に向かった。


若殿「待っておったぞ」


さくら「はい、気持ちは決まりました」


若殿「そうかそうか!」


老中「皆の者! 祝言の準備じゃ!!」


はやくも承諾の雰囲気が漂う中、さくらは口を開いた。


さくら「このお話、お受けできません」


それを聞いて硬直する一同。さくらは続ける。


さくら「私には、決して裕福ではありませんが、それでも私をいつも元気にしてくれる好きな人がいます ですから、若殿様のお話はお受けできません 失礼いたします!」


そう言い残し、さくらは立ち去った。
茫然とするしかない老中に対し、若殿は下を俯く…。


若殿「あの小娘…! 余の申し出を断るなど許すものか…!!」


求婚を断られ、怒りに震える若殿は立ち上がり叫んだ。



若殿「娘を捕らえよ!!! 絶対逃がさぬぞ!!!」



ついに本性をあらわにした若殿は、さくらを捕らえるべく捕り方を出動させた。
捕り方に追われ、絶体絶命のさくら。
そして、隠れている際に何者かに口をふさがれ、蔵に引き込まれた。
引き込んだのは佐吉だった。


さくら「佐吉… 私…」


佐吉「事情は後だ! 裏通りなら、城の連中より俺の方が詳しい!」


2人は裏通りに逃げ、ひとまず捕り方を凌いだ。
その頃、さくらを取り逃がしたことが報告され、若殿の怒りはヒートアップ。


若殿「何!? 取り逃がした!? お前らは小娘1匹捕まえられんのか!!!」


刀を抜刀し、振り回しながら怒った。


若殿「なんとしてでも娘と、その惚れた男とやらを捕らえるのじゃああああああ!!!!!!」


若殿の厳命によって、全ての捕り方が出動。佐吉の兄たちが囚われている牢屋を見張っていた捕り方も出動したことで、牢屋の見張りがいなくなった。

捕り方が増えたことで、追い詰められた2人。こん棒で襲い掛かってくる捕り方に、佐吉は素手で立ち向かい、さお竹やすだれなどを倒して道を防ぎ、何とか逃れることができた。
しかし、このままでは捕まるのも時間の問題。


佐吉「こんな時に兄貴たちがいてくれたら…!」


そして、この光景を見ていた月村が、新たなミッションを発動。
エリアに、捕り方と同じ姿をした謎の集団が出現。彼らが、逃走成功への最後の砦となる…!


MISSION②『通報を阻止せよ!』

若殿がさくらと幼馴染の佐吉を捕らえるため
捕り方たちを出動させた
その中には10体の通報部隊がまぎれており
キミたちを見つけ次第 太鼓でハンターを呼び寄せる
阻止するには 若殿の屋敷に捕らえられている
佐吉の兄を助け出し
通報部隊を追い払ってもらわなければならない


通報部隊排除ミッションがスタート。
通報部隊に見つかれば、太鼓を鳴らされハンターを呼び寄せてしまう。しかも今回の通報部隊は鉢巻の色(捕り方は白で、通報部隊は)以外は捕り方たちと同じ姿をしているため見分けがつきづらい。
このままでは逃走成功が難しいとふんだ逃走者たちはミッションクリアに動き始める。
まずは、ミッションで活躍したい吉村が屋敷に到着。
通報部隊を撃退してほしいと頼むが、兄たちは空腹で動けないらしい。
そして、まんじゅうを持ってきてほしいと頼んできた。

それを言われ、焦る吉村。

それもそのはず、吉村はさくらからもらったまんじゅうを食べてしまったからだ。

このままではミッションをクリアできない。
吉村は急いで一斉メールでまんじゅうが必要なことを他の逃走者に知らせた。

そのメールを見たミッツは急いで屋敷に向かった。
途中、ハンターに見つかるも網鉄砲を使い足止めに成功*3

そして、何とか屋敷に到着したミッツはまんじゅうを兄たちに上げた。まんじゅうをほおばり、空腹が満たされた2人は、拘束されている鎖を引きちぎり、牢の檻を破壊した。


ミッションクリア

兄たちは佐吉を救うべく、捕り方たちを倒しに向かった。


ミッツ「よろしくね~!」


その頃、遂に追い詰められたさくらと佐吉。
そこへ…


佐吉の兄「佐吉!」


佐吉の兄「待たせたな!」


兄たちが助けに来た。
捕り方たちは兄たちを捕まえるべく一斉に襲い掛かるが、兄たちは捕り方たちを次々となぎ倒していく。
どんな手を使っても、兄たちの怪力には敵わない。
捕り方たちは通報部隊諸共あっという間に全滅した。

そこへ、刀を持った若殿がやって来た。
全滅した捕り方たちの様子を見て怒り心頭。
そして、自らさくらと佐吉に襲い掛かるが、その前に佐吉の兄たちが立ちふさがる。


若殿「……! ………」


その迫力には、さすがの若殿も太刀打ちできず、腰を抜かしてしまう。
打つ手なしと悟った若殿は遂に降参した。


佐吉「大丈夫か? 怖かったろ?」


心配そうに尋ねる佐吉に対しさくらは首を振り、言った。


さくら「だって、佐吉がそばにいてくれたから」


そう言われて、佐吉はさくらの手を握って、


佐吉「さくら… 俺と結婚してくれないか?


と求婚をした。
それに対し、照れながらもさくらは笑顔で承諾し、2人は結ばれることになった。




こうしてさくらと佐吉の恋物語は、めでたく幕を下ろしたのであった…












通報部隊もいなくなり、ゲームもいよいよ終盤戦。

逃げ切れば144万円。 捕まれば0円。


エリアを歩く中尾が、ある貼り札を見つけた。
そこにはこう書かれていた。



ついに、完結。



逃走中



~ラストミッション~




次回の逃走中の予告であった。
最終回なのか、と中尾は疑問に思っていた。

そして、恭子、中尾、吉村が確保され、残るはミッツただ1人。
ミッツは最後まで油断せず、まんじゅう屋の女将にも「ちょっと何かいい事あるように、ちょっとだけ願ってて」と祈願を託した。
終盤ハンターに見つかり、逃げるミッツ。もう誰も頼ることは出来ない。頼れるのは己のみ…

果たしてその結果は…!






















逃走成功



ミッツ・マングローブ



144万円 獲得




















最後は見事、自力で逃げ切ることに成功したミッツが、逃走成功を果たした。


牢獄からの称賛の中、賞金を獲得したのであった。



その様子はスタジアムでも大きく映し出されており、観客たちもミッツに称賛の声を送っていた。




そして、ゲームを終えた司令室では…
月村が今回のゲームのデータを保存していた。

月村は、今回もゲームをサポートしてくれた上級分析官の『竹取カレン』に礼を述べた。


竹取「どうやらこれで、ゲームへの妨害も心配なさそうね」


そう安心していう竹取。
だが相変わらず月村は、『ハンターX計画』を幹部であった『有明リョージ』が経った1人で企てていたとは考えられないでいた。


月村「おそらく、『ハンターX計画』には、もっと大きな力が働いているに違いありません…」


そして月村は、総裁にあったことがあるかと竹取に尋ねた。
すると竹取は


竹取「総裁に? 勿論ないわよ ……でもまぁ表面上はね」


と、意味深な答えを発した。


月村「表面上?」


竹取「もしかしてサトシ君、あの噂知らないの?」


竹取は、総裁の秘密を明かした。

総裁は人に会う時はマスクを被っており、普段は身分を偽って社内にいるらしい。


竹取「意外と、身近にいる人だったりして…」


そして、彼女は月村にある物を見せた。
それは、エンターテイメント部門チーフにして、月村の上司に当たる『高月ハンゾウ』のアクセス履歴であった。
その履歴には、高月が何度も月村のデバイスに何度もアクセスしていたことが明らかになった。しかも、分析官でもある竹取でさえ知らない特殊な方法で不正な手段でアクセスしていることも明らかに…

どうして高月がと尋ねる月村に対し竹取は


竹取「あなたのことを嗅ぎまわっているっていうことだけは確かね……」


と呟く。
それを聞いて月村は、今までの高月の行動を思い出す。確かに、何やら胡散臭い一面は多かったが……


月村「まさか… ハンゾウさんが……?   そんな………」


これで疑惑の目は一気に高月へと向かった。

一方サーバールームでは、高月が謎のファイルをアクセスしていた。
そして、


高月「やはりそうか…… これで全てがわかったぞ…!」


遂に核心へとたどり着いたのだった…






果たして、総裁の正体は、高月ハンゾウなのか…!?



次回遂に、『ハンターX計画』をめぐる争いに、終止符が打たれる…!






To Be Continued…






【登場人物】


エリアドラマ



  • さくら
演:原田夏希

今回のドラマのヒロイン。
城下町のとある武家屋敷で奉公人として働いている娘で、貧しいがとても美しい女性である。
裕福な願いが約束された若殿と、裕福ではないが幼馴染である佐吉の2人の男性に思いを寄せていたが、最後は佐吉と結ばれることになった。


  • 佐吉
演:徳山秀典

さくらの幼馴染で、刃物屋を営んでいる。
彼もまたさくらに想いを寄せており、彼女が若殿から求婚されたことを知ると複雑な気持ちになっていた。
しかし、最終的にはさくらとめでたく結ばれることになった。



  • 若殿
演:忍成修吾

城に住む若殿様。
殿さまということで地位も名誉も財力もあり、更にはイケメンと全てにおいて完璧なお殿様。

実は異常なほどの女たらしで、毎回女遊びを繰り返しているらしく住人の評判はすごく悪い。
さくらから求婚を断られるや否や、本性を露にしてさくらと佐吉を捕らえようとするも最後は佐吉の兄たちの威圧感に負け、観念した。



  • 老中
演:金山一彦

若殿に仕える老中で、名前は『クスノキ』。
さくらの美貌にうっかり惚れてしまったり、女遊びを繰り返す若殿に忠告したりするなどそこまで悪人と言う感じではない。


  • 佐吉の兄たち
演:曙・ 齋藤信治

佐吉の兄たちで、2人ともコワい形相をしている。
しかし根は優しい性格で、若殿の行列の前を横切った子供を救ったことで若殿の怒りを買い、牢屋にとらわれてしまった。
最終的にミッツの活躍で解放され、捕り方と通報部隊をあっという間に蹴散らし、さくらと佐吉を救った。



  • 武家の娘たち
演:北陽(虻川美穂子・伊藤さおり)

さくらが働いている武家の娘たち。
性格は悪く、また若殿の前でも小競り合いをするなど、原典のシンデレラの姉たちと何ら変わりない。




未来ドラマ



  • 月村サトシ
演:細田よしひこ(現:細田善彦)

逃走中のゲームマスターで未来ドラマの主人公。
今回は妨害なくゲームを終わらせたが、竹取から示唆されたことで疑いの目を高月に向ける。



  • 竹取カレン
演:森口瑶子

上級分析官にして、月村の亡き母の親友であり彼の理解者。
月村に総裁の秘密を、そして高月が不正アクセスを繰り返していることを月村に教えた。



  • 高月ハンゾウ
演:高知東生

エンターテイメント部門チーフ。
エリアに侵入していた前回に引き続き、今回もサーバールームで何やら謎のファイルを開くなど怪しい行動を見せていた。


  • ハンター1号機
演:笠原竜司

月村が作成した最初のハンター。コードネームは01KR。
いつもはロングヘアーであった1号機だが、今回はなんと11KJもビックリなモヒカンヘアーになっており、逃走者たちは勿論、町行く侍も驚いていた。
今回の確保者は5人*4と07OF・08TGと並んで同率1位であった。





【今回の逃走者たち】

※確保順に紹介

  • 綾部祐二(ピース)

お笑いコンビ『ピース』のスベってる方。
スタート後、エリアにいる占い師にハンターがどこにいるか聞いたところ、「黒い影が近づいている」と予言され、その予言はまさかの的中
結果1番手で確保され、他の芸人仲間からもボロクソ言われる始末であった。

綾部あわれ…


  • 原幹恵

キューティーハニーでお馴染みの女優。井上の標的その1
井上のことを拒絶気味。後は特に目立った点はなく早期確保。
復活ゲームでは復活の権利すらないという結果に…

原あわれ…


  • トリンドル玲奈

留学生のタダでお馴染みのモデル。
自首狙いで、賞金の使い道は友人とのディズニーランド。
アンナと行動していた際に、アンナが近くにいたにもかかわらず何故か彼女が標的となり確保された。


  • 又吉直樹(ピース)

お笑いコンビ『ピース』の芥川賞作家の方。
今回はコンビで参戦した回の中で唯一綾部よりも長く逃げていたが、印象は相変わらず薄い。
復活ゲームでは、店の中をのんびり探していたため、ナレーションからは「まるで、お客さんだ」と言われた。


  • 山田花子

今では新喜劇の座員でもあるお笑い芸人。
隠れ場所を探していたら、ハンターを見つけて逃げるが、逃げた先にもハンターがおり、なぜか謝りながら確保された。


  • モト冬樹

還暦を迎えたハゲタレント。
今回のゲームにおいて最年長となるが、(地形が功を奏したのでもあるが)意外にもハンターを2回ほど振り切っていた。


  • 武田修宏

天然な元サッカー日本代表。
脚力は衰えておらず一度はハンターを撒くが、逃げた先にも別のハンターが降り振り切れず退場。
今回のゲームでは、武田だけでなく挟み撃ちに遭い確保された逃走者が多い。


  • 井上裕介(NON STYLE)

お笑いコンビ『NON STYLE』のイキリの方。
ナルシストな面は相変わらず、原や宇野にアプローチをかけていたが、2人からの反応は言うまでもない。
ちなみに宇野には住人からもらった簪を上げたが、後に吉村によって捨てられた。 ざまぁ


  • 宇野実彩子(AAA)

ダンス&ボーカルユニット『AAA』のメインボーカリスト。井上の標的その2
井上と吉村の2人からアプローチをかけられており、簪を渡された。どちらがイイかと聞かれた際に、吉村の簪の方が豪華だったため吉村の方をもらった。



  • 叶美香

ライフスタイルプロデューサーである叶姉妹の妹の方にして逃走成功経験者。
今回は今まで任せっきりであった姉の恭子と共に参戦したのだが、ミッション①では恭子にボックスの前に突き出され、いざ復活し恭子と再会した直後にハンターに見つかり、恭子を守るべく自ら犠牲となった。

やはり姉の権力は恐ろしい・・・


  • 徳井健太(平成ノブシコブシ)

お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』のあんまし目立ってない方。
相変わらず今回も自首狙い。
だが、宇野を口説く吉村を見て呆れたり、瓦版に吉村のことをネタとして話すなど意外と今回は目立っていた。
終盤自首しようと電話をかけている最中に前方からハンターが接近、飛びかかられるような形で確保された。


  • 小椋久美子

オグシオの愛称で親しまれた元バドミントン日本代表。
若殿の依頼では、褒美欲しさに動くも失敗し、依頼終了後も褒美のことばかり考えていた。
今回のゲームにおける通報部隊の唯一の犠牲者となった。


  • 梅宮アンナ

梅宮辰夫の娘であるタレント。
ミッションは消極的だが、相変わらずお願いされると断れない性格である。
ミッション①では最初を切ろうとしたが、占い師からの言葉を思い出し、に変えた。


  • 叶恭子

ライフスタイルプロデューサーである叶姉妹の姉の方。
今までは妹の美香に任せっきりだったが今回満を持して参戦。
ミッション①ではボックスの前に美香を突き出していたが、さくらからまんじゅうをもらった際には、食べずに後で美香と分けようとするなど妹想いな一面も。
というか今回のゲームを見てる限り、妹なしでも意外といけた。


  • 中尾明慶

井岡一翔にそっくりな俳優。
逃走中に出場するのが夢だったらしく一番興奮していた。
ミッション①で、のコードを切ってしまいハンターを放出させてしまい、意外と粘っていたが挟み撃ち似合い確保。
しかし、復活ゲームでは一番多く球を集めて復活。
その後も侍の依頼を聞いて網鉄砲を獲得するなど、全体的に頑張っていた。


  • 吉村崇(平成ノブシコブシ)

お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』の目立ってる方。
宇野を口説いて簪を渡したり、さくらからもらったまんじゅうをミッション②で使用するものだと知らずに食べてしまうなど、今回は色々おいしい立ち回りをしていた。


  • ミッツ・マングローブ

徳光和夫の甥である女装家にして今回のゲームのMVP。
若殿の依頼では、見事にさくらを連れてきて、お礼に網鉄砲を獲得した。
その後、婚約のことで悩むさくらの依頼を承諾し、恭子の様に町の噂をストレートに告げず、オブラートに包んで告げるなど、やさしい一面も。
残り1人になっても「捕まるときは5秒で捕まるんだから」と最後まで油断せず、最後は他力本願でなる自分の力で逃走成功を果たし、144万円を獲得した。

ちなみに恭子とはさくらの依頼の時だけでなく、ラストの賞金の使い道の際にも口論するなど最後まで反りが合わなかった。



【余談】


最後のミッションのキーアイテムとなったまんじゅうは後の回でもキーアイテムとして登場していたが、まんじゅうを獲得したプレイヤーの中で、食べたのは吉村だけであった。

若殿を演じた忍成修吾と武家の娘を演じた虻川美穂子の2人は過去に逃走者として参戦したことがある(しかも、今回と同エリア)。






若殿「その者たち、余の代わりにこの記事を追記・修正してはくれぬか?」


武家の娘「はい~! 若殿様のためなら!」


武家の娘「喜んで、させていただきます~!」




老中「若殿… 全く反省しておられませんな……」




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最終更新:2021年10月14日 04:20

*1 中尾は2個的中

*2 毎夜違う女と遊んでいる・同じ簪をばらまいているなどなど

*3 ちょっとタイミングが早かったが、運よく網がハンターの足に絡まり、本当に一瞬だけ足止めをした

*4 原幹恵、山田花子、モト冬樹、叶美香、叶恭子の5人