侵略者を撃て(ウルトラマン)

登録日:2022/08/15 Mon 16:07:37
更新日:2022/09/09 Fri 11:30:35
所要時間:約 15 分で読めます




「侵略者を撃て」とは、円谷プロダクションが制作した特撮TVドラマ『ウルトラマン』の第2話であり、人気宇宙人のバルタン星人が初登場するエピソード。


【放送データ】

監督:飯島敏宏
脚本:千束北男*1
特殊監督:的場徹
脚本NO:1
制作NO:1
放送:1966年7月24日


【概要】

『ウルトラマン』の第一話といえば、言わずもがな「ウルトラ作戦第一号」だが、それは放送された順番であり、実はこの第二話こそが最初にクランク・インで制作が行われたウルトラマンのストーリーである。

一番最初に作られた作品というだけあって前作『ウルトラQ』の怪奇性を色濃く受け継いでおり、今や人気者のバルタン星人も当初は正体不明の宇宙人として、かなり不気味な存在として描写されている*2
また同じく製作初回な為か、キャラクター描写も若干他の回と異なる部分が見受けられる。

初回制作というだけあって特撮もかなり力を入れられ、神出鬼没なバルタン星人の能力をふんだんに演出しており、特にバルタン星人が発光しながら分身して行進するシーンは、放送から50年以上経った今でも芸術的と評されている。


【あらすじ】

ある日の科学特捜隊本部で勤務中のイデ隊員は何故か右目の周りに痛々しいアザを作っていた。
フジ隊員と共に視聴者に語りかけてくるメタ発言をしながら、

「何故、こんなになったのか? 君にだけ話してあげる」

「……おっと、友達にはナイショだぜ?」






話は38時間前の真夜中に遡る。
気温・湿度共に快適な夜の中、本部内の寝室で睡眠中のイデとアラシ隊員。
そのアラシの凄まじいイビキのせいで、イデは1万2000匹以上の羊を数え続けても眠れずにいた……。

そんな中で警報が鳴り、飛び起きたアラシは未だ寝ぼけるイデを叩き起こして作戦室へと急ぐ。

ムラマツキャップは緊急事態の発生を告げた。
防衛軍基地が強力な怪電波を発する飛行物体を観測したというのである。
パトロール中だったハヤタからの報告で、怪電波が消えた地点が科学センターであることを突き止める。

慌てて起きていたアラシがスリッパを履いていることをやんわりと指摘しつつも、キャップは彼に現地調査を任命する。

「冷静に、常に冷静に。これが我々のモットーだ」

早朝の科学センターにいち早く到着したアラシは、いつの間にか車に乗り込んでいたホシノ君に本部との連絡役を言いつけてセンター内へと入り込む。

その入口の受付ではセンターの警備員が緑色に固められて人形のように硬直していた。
スーパーガンを片手に上階へと上がるアラシだったが、バルタン星人の分身に翻弄されて赤色凍結光線を浴びせられ、同じように固められてしまう。

少ししてハヤタも防衛隊を引き連れセンターに到着するが、防衛隊員達も次々にバルタン星人の手にかかっていってしまう*3
ハヤタも辛うじてバルタン星人の奇襲をかわして反撃して退け、敵が手強いと見て一時退却していた。


その後、防衛会議が開かれ核ミサイルで即時攻撃を主張する代表達に対して、ムラマツキャップは対話による交渉を主張する。
若干のいざこざはありつつも、ひとまず交渉案を認めさせることに成功した科学特捜隊は宇宙語を話せるイデ隊員に交渉役を任命し、防衛隊も万が一に備えて核ミサイル「はげたか」をいつでも発射できる準備を整えていた。

スパイダーショットを手に科学センターに入ろうとするも、怖気づいて中々入れず引き返してくるイデは結局途中までハヤタと一緒に付いてきてもらった。

「キエテ、コシ、キレキレテ」(訳:僕、君、トモダチ)

友好的(?)な宇宙語を口にしながらビル内を探索するイデの前に現れたバルタン星人は、分身で翻弄しつつも彼を屋上まで連れて消え去る。
と、そこへ現れたのはバルタン星人に固められていたはずのアラシ隊員。だが、様子がおかしい。

「君ノ宇宙語ハ、ワカリニクイ」

下手くそな宇宙語とディスりながらアラシに乗り移って地球の言葉を話すバルタン星人は、話し合いに応じてくれたのである。
緊張のあまり話ができないイデだったが、後をつけていたハヤタが代わりにバッジの無線機をオンにして盗聴しながら交渉を開始する。

M240惑星——我々が地球と呼ぶこの星を訪れたバルタン星人は元々宇宙旅行中だった一団の一人で、旅行中に故郷の星を発狂した科学者の核実験で失ってしまい、自分達が定住可能な星を求めて地球の近くまで来た時に宇宙船の重力バランスに故障が発生してしまい、その修理をする為に地球を訪れ、重力バランスの修理に必要なダイオードを拝借する為に科学センターを占拠したというのであった。

「生命? ワカラナイ。生命トハ何カ?」

今一地球人との価値観の違いはあれど、センターの所員や防衛隊を仮死状態にしたのも一応は穏便に済ませる為だった様子だが、バルタン星人は地球の環境を気に入った様子で地球に定住する意向を告げていた。
「なんて図々しい奴だ!」「本当よ!」

ハヤタは「地球の風俗・習慣に馴染み、地球の法律を守るなら不可能ではない」と、バルタン星人の移住そのものは認められることを告げて他に何人いるのか尋ねたところ……。

「20億3000万ホドデス」


地球の人口*4とほぼ同じくらいにとんでもない数が、宇宙船でバクテリア大にミクロ化して眠っていることを告げられたが、とてもじゃないが話にならなかった。
ハヤタは火星への移住を代案するが、

「火星ニハ我々ノ嫌イナ……

何故か途中でアラシ(バルタン星人)は黙り込んでしまい、ついには「話ハ終ワリダ。我々ハ地球ヲモラウ」と、一方的に話を打ち切ってしまい、アラシ自身はその場に崩れ落ちた。

本部ではバッジを通してそのやり取りを聞いていたキャップは、アラシ(バルタン星人)が口ごもった彼らが苦手とするもの、それは「スペシウム」ではないかと推測する。地球上にはない物質だが……
現地の宇宙怪獣という可能性はなかったんだろうか

なら或いは……」

再び姿を現したバルタン星人に対し、その影に向けてハヤタは流星マーク型の投げナイフを投げつけて手傷を負わせる。
だが、直後に50メートル大にまで巨大化したバルタン星人はついに実力行使に打って出てきた。
バルタン星人の振り回したハサミに吹き飛ばされてしまったハヤタは、ベーターカプセルをビルの途中の窓枠に落としてしまう。

防衛隊が発射した核ミサイル・はげたかもバルタン星人は脱皮をすることでノーダメージでまるで通じない。
ついには夜の街へと飛び上がり、ハサミから光線を放って破壊活動を開始する。

ハヤタは落としたベーターカプセルを拾う為、どう見ても飛び降り自殺にしか見えない決死のダイブを行って見事キャッチに成功。

ウルトラマンに変身し、バルタン星人が暴れる夜空へと自らも躍り出る。
空中を自在に飛びながらバルタン星人と取っ組み合い、片方のハサミを叩き折り、追い縋るバルタン星人の光弾をかわしたりと激しい空中戦を繰り広げる。
ついには地上へ降り立ったウルトラマンは必殺の光線を浴びせた。
バルタン星人は彼らの弱点のスペシウムに参って炎上しながら墜落していった。

スペシウム光線ですね、キャップ」

そして上空に透明化して隠れ潜んでいた宇宙船も透視光線で発見し、夜明けと共に空の彼方で爆破された。
こうして20億2999万9999人の罪のないバルタン星人達は、たった1人のバルタン星人のやらかしのせいで訳の分からない内に爆殺された(この一件についての考察は後述)

アラシもハヤタも無事で、これで一件落着……。

しかし、イデの右目にはいつの間にか大きなアザができていた。
そういえば、どうしてそんな傷が?







本部に戻ってきたばかりのイデは豪快なイビキをかきながらぐっすりと眠りについていた。
しかし、今度は逆にアラシは1万5000匹以上の羊を数え続けても眠れずにいた……。

ところが寝ぼけながら寝返りを打ったイデは二段ベッドから落ちてしまい、右目に大きなアザを作る怪我を負ってしまったのである。


「……ねっ!」


結局、怪我は今回の事件とは何の関係もなかったのであった。


【登場怪獣】

◆宇宙忍者バルタン星人
宇宙旅行中に故郷を失い、宇宙を放浪していた宇宙人。
『ウルトラQ』の影響もあってか、後続で登場する地球の風俗・習慣に馴染んだ個体に比べると、かなりホラー描写が強い。

往年の視聴者からは、ミイラ人間ダダケロニアと並んでこの初代バルタン星人も、トラウマの一つとして語られることもある。
詳細はリンク先を参照。


【バルタン星人の末路について】

上述の通り地球で暴れたのはバルタン星人の1個体だけなのに、そのやらかしが原因で残り20億2999万9999人の宇宙船に残留していたバルタン星人がウルトラマンによって容赦なく殲滅された件は、時代が流れた現在となっては視聴者からツッコミの対象となりがち。

このような経緯から『ウルトラマン研究序説』や『空想法律読本』等の考察系書籍では、ウルトラマンの行動を責めたりバルタン星人を被害者とする意見も多いが、勝手に地球に入ってきて、宇宙船の修理に必要なダイオードを許可もなく持ち出そうと科学センターを占領した上、交渉を一方的に打ち切り実力行使に出たり、後年のシリーズで自分達が住める星を見つけても、ウルトラマンへの復讐だけでなく地球侵略も目的とした行動を行っている辺り、決して単純な被害者と言えるわけではない。
それに星への移住という、一族全体の未来に関わる事を仲間に全く相談せずに、独断で決めて実行するというのも考えにくい為、テレパシーで仲間と相談して決定した可能性や、最初から人類を滅ぼすと決定したうえで「話し合い」をしていた可能性も否定できない。*5
それを言ったら他所から来て無許可で住み着いている宇宙人なのは同じなのに、勝手に「移住も可能だ」と話を進めているウルトラマンの行動もアレなのだが*6
また人間とは生命についての概念が違いすぎた為、移住を認めていたらいずれ大きな軋轢を生んでいただろう。

とはいえ、流石に問答無用で罪のないバルタン星人達を殲滅したウルトラマンの行動はマズイと円谷側も判断したのか、後付けではあるものの、漫画『ウルトラマンSTORY 0』において「バルタン星人は種族全体で意識を共有している」と設定された(円谷監修なので扱いは一応公式である)。
つまり、一人を敵に回したら種族全体が敵に回るので殲滅したと解釈されてる。
「種族全体で意識共有してるなら狂った科学者が出てくるわけがない」というツッコミ所もあるのだが、逆に言えば「種族全体で意識共有しているのに、母星を滅ぼす行動を取る→自我が芽生えている」ようなのは狂っていると言えなくもない。
そうなると種族全体で意識共有してるのに4代目(Jr.)が父親の敵討ちに来るのはおかしいというツッコミどころもできるのだが、そもそも命の意味がわからないのに父親の敵討ちに来た時点でおかしいという事になってしまう。
なお、この件に関してはアラシが無事だったことから「殺したわけではないのにあなたが“奪った”という“セイメイ”とは何か?」という意味だったとする説も存在する。ほぼジョークのような物ではあるが。

……ぶっちゃけバルタン星人に限らず、ウルトラシリーズに細かい設定を追及すると矛盾だらけになるのでそういうものなんだと割り切るのが賢明である。

一応言っておくと『ウルトラマンSTORY 0』はあくまでTVシリーズと直接的な繋がりの無い独立した世界観の話であり、TVシリーズ本編にもこの設定が反映されているわけではないということを留意しておく必要がある。
仮にこの設定が適用されていたとしても、劇中でバルタン星人が種族全体で意識共有していることをウルトラマンが知るようなシーンなど一切無いため(後付けなので当然だが)、やっていることは「独断で皆殺しにした連中がたまたま全員危険思想だったのでラッキーだった」という酷い話になってしまうのだが。

他の漫画媒体に目を向けると、初代『ウルトラマン』のリメイク作品『ウルトラマン THE FIRST』では、
「地球で暴れた個体はバルタン星人の群におけるリーダー(つまり侵略活動も事実上バルタン星人種族全体の総意の可能性が極めて高い)」
「ウルトラマンは宇宙船を地球外に持ち去っただけでバルタン星人側による自爆だった
と解釈しており、以降のエピソードにおいてもバルタン星人が全編通して黒幕として登場する事で、明確にバルタン星人の悪役としてのポジションに説得力を与えている。

「侵略者を撃て」の監督・脚本を務めた飯島敏宏氏は後年のインタビューで「当時は虐殺という意識はなかった」としつつも、やはり思うところがあったようで、「あれはテレポートで円盤を遠くに運び去ったと解釈してほしい」と述べている。
ただし、この解釈に従ったとしてもバルタン星人が再登場した第16話では、再び現れたフォッフォッフォを前にして科特隊が「バルタン星人はウルトラマンによって全滅させられたはずでは!?」と驚く場面があるので……*7

結局は制作第1話という事もあって、この話自体が描写不足で強引な点が多すぎたが故に起きた問題と言える。
これらの反省を踏まえて『ウルトラマンコスモス』や『ウルトラマンマックス』等ではバルタン星人を「単純な侵略宇宙人とは違う存在」として描くことに重点を置いている。
ゲーム作品ではあるものの、『大怪獣ラッシュ』で主役級の扱いだったバルタンバトラー・バレルに至っては「故郷バルタン星を失ったただ一人のバルタン星人の生き残りでその失意のあまり心のどこかで同胞の後を追おうとしている」というウルトラマンが聞いたら頭が痛くなるような背景を持つバルタン星人だったりする。
結果としてこれらの要素が、M78出身のウルトラ戦士が本格的に活動を再開するようになった2010年代以降のウルトラシリーズにおけるバルタン星人の再登場の機会が極端に少ない原因の一つにもなってしまっていると言える。


【余談・制作裏話】

  • ウルトラマンとバルタン星人が防衛軍基地のバックで格闘しているスチール写真が有名だが、上記のように終始空中戦のために地上戦は行っていない。
    その後、1979年公開の総集編映画『ウルトラマン怪獣大決戦』の収録エピソードとしてクローズアップされた際に、途中で降下し聖徳記念絵画館前で格闘戦を行うシーンが新規に撮影された。
    両者とも着ぐるみは新造されたものだが、ウルトラマンはCタイプスーツ*8、バルタン星人はのちに『ウルトラマン80』のバルタン星人5代目・6代目として流用されるいわゆる「豚鼻」と呼ばれる口部分の造形がユルい、本放送当時の造形とは異なるものであった。
    宇宙船が爆散したことを光の国で見ていたウルトラファミリーが喜ぶシーンも撮影されたがこちらは当然ながらカットされた

  • ウルトラマンとバルタン星人の格闘シーンでバルタン星人のハサミが叩き壊されるが、実はこれはアクシデント。しかし、そのミスさえも編集して逆に利用してしまう手腕はさすが円谷英二と言えよう。
    フィルムが非常に高価だった時代なので、予算の事情で撮り直しできなかったための苦肉の策な可能性もありそうだが

  • クランク・イン後に最初に撮影が行われたのは科特隊本部内でのキャップ、フジ隊員、ホシノ君による1シーンとされている。

  • 舞台となった科学センターのロケ地は神奈川県川崎市に存在する長沢浄水場。ここは特撮のロケ地として何度も利用されており、現在でも建物が現存している。
    ただし、建物内部はアラシが入口の階段を上る所までは同じだが、それ以降の上階は当時のTBS本社内が使われている。

  • 『ウルトラマン』の制作は基本的には複数本撮り*9が行われており、本作第二話の監督を務めた飯島敏宏は他に第五話「ミロガンダの秘密(制作2話)」、第三話「科特隊出撃せよ(制作3話)」を同時に担当していた。
    ところが、当初の予定とは裏腹に撮影開始時の3月17日には第三話の脚本がまだ完成しておらず、脚本が出来上がる3月22日までは2話と5話の2本撮りで進められていた。
    また、元々イデ隊員の役は二瓶正也ではなく石川進であり、撮影二日目までは彼がイデとして撮影を行ったのだがスケジュールや出演料の都合ですぐ降板してしまい、これによってそれまでの撮影がほとんど無駄になるトラブルが発生してしまう。
    加えて、この初回撮影時は本編班と特撮班が一緒になっており、特撮でも事故を起こすなど中々撮影が進まなかった。
    これらのアクシデントや制作体制によってスケジュールが遅れに遅れてしまい、初回3話分の撮影が終わったのは撮影開始から2か月近く、5月に入ってからだという。この遅れのため、次の野長瀬三摩地監督の4本持ちのスケジュールが第七話「バラージの青い石(制作4話)」のみで一時中断され、円谷一監督の2本持ちの第一話「ウルトラ作戦第一号(制作5話)」、第八話「怪獣無法地帯(制作6話)」の撮影が繰り上がり、残りの第四話「大爆発五秒前(制作7話)」、第六話「沿岸警備命令(制作8話)」、第九話「電光石火作戦(制作9話)」が後回しにされた。
    結局この遅延で『ウルトラマン』がスケジュール不足で、39話で打ち切られてしまう要因になってしまったと言える。

  • 本エピソードで防衛隊が使用した核ミサイル「はげたか」について、監督・脚本を務めた飯島敏宏氏が執筆した小説作品『ノベライズ版 ウルトラマン ジャイアント作戦』においては同型の核ミサイル「オオトリ」が登場しており、その詳細についても記述が割かれている。
    それに基づけば「非常に限定された狭い範囲での核爆発で強力な効果を発揮できる『究極の限定核ミサイル』」「使用には総理大臣の承認並びに周辺地域一帯広範囲での緊急避難が完璧になされる事が最低条件」とのことで、同作においても再び現れたバルタン星人に対して複数の弾頭が使用されたが、結局映像作品同様に全く通用すらしなかった。
    また、初代『ウルトラマン』のリメイク漫画作品『ウルトラマン THE FIRST』における「はげたか」は、核弾頭とは言及されず「防衛庁の高エネルギー中距離ミサイル」という設定になっている。

  • 放送当時連載された一峰大二によるコミカライズ版『ウルトラマン』の「バルタン星人の巻」は初代ではなく二代目が登場する「科特隊宇宙へ」がベースになっているものの、ハヤタがウルトラマンに変身する際にベーターカプセルを取り落とすという本話を思わせる展開がある。
    こちらでは飛び降り自殺ではなく命綱をつけて回収に向かうのだが、それをバルタン星人のハサミによって切断されるというピンチに陥る。
    ウルトラ怪獣かっとび!ランド』では命綱を手繰り寄せて引き上げようとしたバルタン星人がうっかりハサミで切断してしまった、というギャグがある。

  • 今回登場した宇宙語「キエテ・コシ・キレキレテ」は、『ウルトラマンメビウス』でも登場し、ファントン星人が地球人であるGUYSのメンバーに対して使用している。
    また、『ウルトラマンZ』における寄生生物セレブロの口癖「キエテ・カレカレータ(いい気分だ)……」もこれを踏襲したものだろう。
    ちなみにこの宇宙語、金城哲夫の小説作品『怪獣絵物語ウルトラマン』においてはイデ隊員が夢中で口走ったデタラメな宇宙語(つまりは宇宙の公用語でもなんでもないアドリブ)であると地の文で語られているが、著者の金城は映像作品の方の「侵略者を撃て」には関わってないため、後続の『メビウス』や『Z』の描写も踏まえると、あくまでこの小説のみの独自設定と解釈した方が正しいだろう。



キミノ、項目ハ、ワカリニクイ。ダカラ、ワレワレガ追記・修正スル

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最終更新:2022年09月09日 11:30

*1 飯島敏宏の変名

*2 というより、初代『ウルトラマン』はホラーじゃない回でも意外に不気味な描写が多い。第一話でウルトラマンとハヤタが会話するシーンでさえホラー気味である

*3 ちなみに赤い柱の前でバルタンが分身する特撮シーンでは映っている時計の針が一気に変化しているという小ネタがある。

*4 イデは22億人と言っているが昭和40年当時の世界人口は32.3億人。22億人だと昭和15年前後と同じぐらいになる。

*5 後の『ウルトラセブン』では、元々は無断で行われた地球の探査船への抗議に訪れていたペダン星人が、モロボシ・ダンとの話し合いで停戦の約束を交わしたにも関わらず、実際は方針を地球侵略へ切り替えていたケースがある。

*6 「交渉自体はハヤタ主体で行なっている」と解釈することも可能だが、そもそもこの時点での意識主体がハヤタなのかウルトラマンなのかは設定も混然としていてハッキリとはしない…少なくとも最終話の描写ではウルトラマンと同化していた間の記憶はハヤタにはなかったようであるし。仮に交渉の主体がハヤタだったとしても、地球全体の責任者でもないのに無責任すぎる、という点は変わらない。

*7 単にテレポートで遠くに運び去ったのを爆破させたと勘違いしていたと解釈できなくもないが。

*8 第30話より使用されたモデル。現在ではおなじみの笑みを浮かべたツルッとしたマスクのアレである

*9 複数のエピソードを同時に撮影する