登録日:2025/03/15 (日曜日) 13:26:00
更新日:2025/03/30 Sun 12:02:23
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ジーン・ギブスもしくは処理設計士ギブスは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
概要
生前の姿は不明で、名前から女性と思われる。
アメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の収容処理設計士。
FBC本部オールデスト・ハウスの収容セクターにて勤務し、超自然的なアイテム群「変貌アイテム」の収容手順を設計、計画する役割を担っていた。
2019年のある時期、「ハウスシフト」という内部構造が勝手に変化するオールデスト・ハウス特有の現象によって収容セクターの大部分ごと消息不明となった。
来歴
本編以前
2019年、史上最大規模のハウスシフトに巻き込まれたギブスは、勤務していた収容セクターの一部分もろとも基盤セクターと呼ばれるオールデスト・ハウスの地下深くにある余剰次元に転送されてしまった。
変動の際に全員が負傷し死亡者も出てしまったが、ギブスは動ける程度の負傷で済んでいた。
ベースキャンプを設置し、基盤セクター内を調査し、前研究リーダーのセオドール・アッシュ・ジュニアが残した研究、インフラ設備を発見して報告書を書いた。
長年放置されていた基盤セクターは巨大な物体
「ネイル」(余剰次元「アストラル・プレーン」とオールデスト・ハウスを繋ぐ導管の役割を持つ)から
アストラルスパイクと呼ばれる無敵かつ攻撃的な生物が出現し、辺りを徘徊する魔境と化しており、ギブス達も襲われることとなった。
数日間もアストラルスパイクに追われるも、突然伸びてきて道を塞いだ結晶によりひとまず助かった。
しかし、無線を取りに出ていったサラ、ジョン、ニコライは戻ってこず、閉じ込められてから8日後に二枚目の報告書を書いた。
その後も複数のアストラルスパイクに狙われ続け、やがて物資も食料も尽き、三枚目の報告書を書いた時点で仲間は僅か6人となっていた。
Control
2019年10月29日、ギブスは基盤セクターで懸命に生き続けていたが、泣きっ面に蜂の如く
変貌世界事象に巻き込まれた。
余剰次元「闇の世界」に囚われたパラユーティリタリアン(超能力者)の
アラン・ウェイクは、脱出のため『リターン』を執筆。
アランの原稿には
現実を変える力があり、その原稿に運命を操られた
ザカライア・トレンチ局長は未知の異世界のスレッショルドを開き、オールデスト・ハウス内部に侵略者「
ヒス」を呼び込んでしまった。
ギブスもヒスにより腐敗させられ、怪物と化してしまった。
The Foundation
新局長
ジェシー・フェイデンは破損した「ネイル」を修復するために基盤セクターへ向かい、アッシュ・ジュニア博士が残した地下研究施設を調査した。
研究施設に潜伏していたヒスにより腐敗したギブスはジェシーに襲い掛かるが返り討ちにされ、消滅した。
ヒスにより腐敗したギブス
ヒスにより腐敗したギブスは、「ヒス変形」と呼ばれる形態に変異した。
全ての体毛が抜け落ち、肌は死人のように青白い。
胸部から太腿にかけて、「開き」にされたかのように肉が剥げて外側に開き、露出した内蔵は赤く発光している。
頭部は上顎より上が身体を包み込むほど巨大な翼に変形している。
ほぼ全裸だが、ハイヒールだけは身に付けている。
不可視状態になる能力と、露出した内蔵から前方に指向性のある衝撃波を放つ攻撃手段を持つ。
ただし、二つの能力を同時には発動できない。
また、他の「ヒス変形」には見られないギブス固有の能力として、赤いビームを露出した内蔵から発射する能力を持つ。
ヒスにより腐敗したギブスとのボス戦
アッシュ・ジュニアの地下研究施設で対峙することになる。
主に遠距離から赤いビームを放って攻撃してくるが、姿を消して奇襲を仕掛けてくることもある。
不可視状態でもガスのようなエフェクトが見えるため、大まかな居場所は把握できる。
また、攻撃する瞬間には姿を現すため、ショートワープする「回避」能力を使えば回避可能。
ボス戦中はショートワープを繰り返すツルハシを持った雑魚敵「強化ヒス」が無限湧きする。
『Control』のボス戦すべてに共通する点だが、ボス本体より無限湧きするボスの取り巻きが1番厄介である。
余談
ギブスは、ボスの中で唯一ボイスログや生前の台詞、容姿などが一切不明である。
追記、修正はハウスシフトに巻き込まれてからお願いします。
- タイトルを24時間後に「ジーン・ギブス(RCU)」に変更します -- sato1108 (2025-03-30 12:02:23)
最終更新:2025年03月30日 12:02