サザエさん

登録日:2010/01/21 Thu 02:19:59
更新日:2024/03/07 Thu 19:38:06
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ございま~す!♪




サザエさん』とは、長谷川町子の漫画作品である。
本項では、それを元にしたテレビアニメ作品についても解説する。


【目次】


概要

東京都に住む磯野家・フグ田家には、両親・長女夫婦とその子供・長男・二女、そして飼いが暮らしている。
彼らの日常を中心として、様々な人間模様を描く4コマ漫画である。

戦後間もない1946年、福岡県の新聞である夕刊フクニチにて連載され、その後「新夕刊」を経て朝日新聞に移籍、1974年まで連載された。
フクニチ版は福岡を舞台にしており、最終回はサザエの結婚で終了。朝日新聞版は東京の世田谷を舞台に移住してから3年後を描いている。
ちなみに、フクニチ時代の磯野家は「昭和の一般的な家庭」という現在のイメージとは若干異なり、当時としては裕福でハイソな家庭として描かれている。
ちなみに姉妹社版単行本の1~2巻は、フクニチ時代の連載作品をまとめたものとして自費出版されたものである。
また、スピンオフとしてワカメとカツオを主人公に置いた「わかめちゃんとかつおくん」が講談社の『たのしい一年生』にて連載されていた。

波平が満州帰りだったり、ジョニ黒が高級ウイスキーとして扱われていたり、さらにはヒロポンが一般家庭にあったり(正確にいうとこれは『似たもの一家』での話で、磯野家にあったのはマスオの飲む精神安定剤)と、当時の世相を反映した描写も多く、史料的価値の高さがしばしば指摘される。
また「サザエのファッションから連載時期の景気が見て取れる」という研究結果が社会科の教科書に載ったり、係累関係、人称の違いを説明するために国語の教科書に載ったりと、単なる一作品の枠を超えて、日本の文化史に大きな足跡を残した漫画といえる。

数ある長期連載漫画の中でも、特に絵柄の変化が激しい作品。
フクニチの頃は等身が高く、アニメ版でお馴染みの絵柄とはかなり雰囲気が違う。朝日の夕刊に移動してから等身が低くなり、アニメはこの頃の絵柄をベースにしている。
アニメ版の絵柄も年月の経過と共に変化しており、当初は放送開始当時の原作の絵柄に合わせていたが、80年代には原作とは違う現在のキャラクターデザインに落ち着いた。

1950~60年代頃の作品は、時事ネタを折り込みつつも当時の日本の日常生活・四季の風物詩を描く穏やかな作風で人気が高かった。また、48年にマキノ映画により初実写映画化、その後東宝制作で56〜61年まで連続して10作品も実写映画化される人気シリーズになるなど、この頃からお茶の間でお馴染みの存在感を放っていた。65〜67年にはリブートのテレビドラマ版も放送され、サザエさんといえばこの頃は実写だったのである。
しかし、東京オリンピックの前後を境に作風が一変。時事ネタ・殺伐としたブラックジョークがメインになったため、1970年代には人気が下火になった。
また、連載開始当初から作者の病気による休載が多かったが、後期になると休載頻度も休載期間も増え、最後の2年間は月曜日が連載休止日に設定されていた。
そして最後は「体調不良による連載休止の長期化」により半ば打ち切られるようにして終了。しかし朝日新聞側からは再開を望まれていたのか、それから約5年間朝刊に4コマが掲載されなかったという
そのため「原作の最終回」は存在しない。なお最後の掲載話は「オイルショックによる物価の値上がりで給食休止になった弁当の日」が舞台で、サザエとカツオしかレギュラーが登場しなかった。


アニメ版

エイケン制作で、1969年10月からフジテレビ系列で放送。
放送時間は毎週日曜日の18:30~で、開始から一貫して変わっていない。

開始当初は『トムとジェリー』のようなドタバタ調のギャグアニメだった。特に第1話に至っては今ではまずそのままで放送できないような過激な発言や描写のオンパレードである。
その後はマイルド路線となって現在に至る。

国民的アニメなだけあって常に高視聴率を叩き出す化け物番組である。
2010年代以降は(『サザエさん』基準では)低視聴率を記録する回もあり、その際には視聴率での苦戦を報じるメディアも存在するが、アニメが視聴率で苦戦するとそこそこ話題になるという時点で、同作が全アニメの中でも異色的な立場にあることが見える。

日本のテレビアニメでは最後まで、セル画によるアナログ制作を続けていた。
オープニング・エンディング、CM、22時間テレビの特別編等は2005年頃からデジタル製作に移行していたが、2013年10月から本編も完全デジタル制作となった。

この番組が放送される時間になると月曜日を連想して憂鬱になる「サザエさん症候群」、
登場人物が年を取らず同じ時間を過ごし続ける「サザエさん時空」、
嫁の実家に住むが婿養子ではない人を説明する言葉として「マスオさん」、
なる言葉もあるくらい、国民的な作品。
ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』のような他の国民的アニメが大抵核家族である中、こちらは伝統的な大家族を描いている(ただし連載当時からしたらむしろ伝統から外れた家庭)ため、相続問題などを考える際の教材として用いられることも。中には磯野家の中で遺産を巡る殺人が起きた際の分配比率を問うような恐ろしい問題もあるが……
更にこのアニメの視聴率が株価に多少なりとも影響を与えているという面白い研究結果もある。
カツオ役の交代前後から声優交代がニュースになることも多いのも国民的アニメならでは特徴と言えよう。

皮肉な事だが、漫画人気と掲載数が下火*1になった頃にアニメ化され、アニメでは永遠の昭和を描いているのだ……。

と思いこんでいる人が多いが、アニメ版の舞台は実は放送時点での現代である
劇中に出てくるカレンダーや紙幣を見ればわかるし、栄養サプリやスカイツリーなど平成以降に出現した事物もよく登場するし、定期的に時事ネタもやっている(エアギター世界大会やホリエモン騒動、フジテレビが放映権を獲得したスポーツネタなど)。

特に90年代後半以降の『FNS27時間テレビ』内で放送される特別版ではその年の総合司会が主に声優を担当し、江頭2:50とナインティナインが登場したり、どっかで見たような関西人とグラサンをかけた九州人や金髪の子沢山パパと弟分、5人組のシェフ等と磯野家が遭遇したりしている。
また「海外旅行」に行く話も異なり、原作では「フグ田夫婦が懸賞商品でヨーロッパ旅行」(アニメ版ではミュンヘン五輪記念旅行設定で放送)・アニメでは「家族でハワイ旅行」とそれぞれ時事に合わせた描写になっている。
顕著な例は、2012年1月に放送された「カツオ、天女に会う」という話で、カツオが「今は2012年じゃないの」とのセリフを言うことだろう。

「磯野家のテレビはどう見てもブラウン管だぞ」と思う人もいるかもしれないが、実はあれはちゃんと地デジに対応している
というのも、地上波放送がデジタルに移行する時に、
「波平とカツオが家電量販店にテレビを買い替えに行き、『それまで磯野家にあったテレビと全く同じ外見で地デジチューナーが入っているテレビ』を買ってくる」
という話をちゃんと放送しているのである。
このテレビはあえて昭和レトロなデザインで売り出している商品なのだろう。
「サザエさんの家っていつまでもブラウン管で~」などと言う人にはこの事実を指摘してあげよう。
また磯野家がいつまでも黒電話なのも単に一家の好みであろう。おまけにこの電話、ちゃんと留守電機能がある
ただし作者は連載終了後、電電公社(現:NTT)の依頼で「子機付きプッシュホン」が磯野家に設置され使われる宣伝漫画を手がけている。

サザエさん一家が自家用車を持っていない*2のは家に車庫がないからと考えるのが設定的には自然だが、メタ的に言えば当時のスポンサーが東芝で自動車を生産していなかったためである*3
それにそもそも東京暮らし(原作では作者と同じ「世田谷区桜新町」・アニメでは「あさひが丘」)をしていて電車通勤なので、休日以外は車に乗る必要はあまり無い家庭という前提がある。

各話の内容は、季節に合ったものを原作(「わかめちゃん~」含む)から抽出し組み合わせて物語を構成しており、同じ原作を複数回使用することも一般的となっているが、その際は間隔を2年以上空け、内容も若干変更している。各話、最低でも1本の原作が必ず使用されており、作者の意向から完全なアニメオリジナルエピソードは制作されていない。

1975年から1997年まで、毎週火曜日に再放送していた。専用のオープニングが印象に残っている方も多いだろう。
…一曲だけ黒歴史化(ベストアルバムに未収録)したが。

1975年には「送辞を読むぞ!」(1971年3月14日放送分)がアップコンバートされて『東宝チャンピオンまつり』内で上映された。サザエさんのアニメ映画が上映されたのは本件が唯一で、映画向けの長編オリジナル作品は現在まで製作実績がない。

一方国民的アニメでありながら、現在までVHS、DVD、BDといった映像ソフトは一度も発売されておらず、日本国外への輸出もされていない。このため、日本アニメが人気を博している昨今でも海外での知名度はごく低いと思われる。
これは後述するように、原作者サイドが当時の日本で横行していた数々の著作権侵害行為に頭を悩ませた挙句、アニメについても一切のメディア化を認めなかったためとされている。
このため、過去の放送回を合法的に見るには、長谷川町子美術館にまで足を運ぶか、たまにフジテレビで行われる再放送を待つしかなく、特に初期の回については資料の不足などもあり、ファンの間でも全容はほとんど知られていなかった。

……が、平成最後の年末となった2018年12月26日、突如として第1回から50回までの全エピソードが、フジテレビの動画配信サイトおよびAmazonプライムビデオ*4で配信が開始された
これにより、これまで断片的にしか語り継がれていなかった初回のBパート「押し売りよこんにちわ」とCパート「父さんはノイローゼ」を始め、初期の膨大なエピソードが誰でも見られるようになった。
今回の配信開始は冗談抜きにアニメ『サザエさん』史上最大級の事件と言っても過言ではないものである。
残念ながら既に配信終了しており、TVerでも全日帯アニメ作品では唯一配信が行われていない。

2018年からはデータ放送が開始されている。
各話のあらすじ紹介、じゃんけんに連動したゲームの他に、その日放送されるアニメの元となっている原作マンガを公開という、他のご長寿番組では行われていない内容が魅力。
放送を見て原作を探し当てるのは至難の業ですし……
連載当時の言葉使いや各種時事ネタを知った上で、アニメにおける改変とを見比べるのも一興。

登場人物

☆磯野家

フグ田サザエ
CV:加藤みどり
一応主人公で、主題歌は彼女について歌った物。
波平とフネの長女でマスオの妻、そしてタラオの母でもある。年齢は24歳(原作では27歳)。
弟妹とはかなり年齢が離れている。そのため『サザエさん』をよく知らない人からは「サザエとカツオ・ワカメは親子」と勘違いされる事も……。
両親と同居している所為か、未だに子供っぽさが抜けない。
サザエと近所の主婦の話をカツオが立ち聞きすると必ず「子供が大人の話に首を突っ込むんじゃありません」などと言うが,
サザエの話が大人の話であるはずがない。
また,そのサザエは近所の人間の内部情報に首を突っ込むのが趣味であり,
特に波野家で問題が起こると部外者であるにもかかわらず介入する悪癖がある。

母親、人妻、姉、ドジっ子……と属性をいくつも兼ね備え、さらにパーマで維持される気持ち悪い独特の髪形(連載を開始した昭和20年代に流行した髪型で、実写版では観月ありさ等がチャレンジしている)と、アニヲタ的には属性の塊と言っても過言ではない。
ドジっ子的な要素は原作由来で、原作ではしばしば「そそっかしい」と評される。萌えるかと言われると微妙だが。
学習能力は低く、年末の大掃除で畳を干しているときに外国人に英語で話しかけられると、分かりもしないのに「Yes!」と答えて畳を持っていかれることが多い。

連載後半には、(頻発していた休載からの)再開を祝って当時夕刊で連載していた『フジ三太郎』(『サザエさん』連載終了後後枠に)と共演している。

なぜアニメと原作での年齢の違うのかと疑問に思う人もいると思うので解説。
この設定年齢である24歳は原作に出てきた描写が元になっているが、その場面が描かれた当時、原作ではいわゆる「サザエ時空」が適用されていなかった頃であった。
ワカメの年齢描写を元にサザエ時空が適用されたタイミングを計算すると原作では27歳とするのが適切となる。原作でのマスオとの年の差から考えてもこちらの方が妥当と言える。
サザエさんをネタにした某曲で「年より老けてる」とも言われている。これも原作での年齢が基になっている事に起因している為であろう。

2023年に初代タラオ役だった貴家堂子が死去したため、テレビアニメ開始当初から唯一キャスト交代の無いキャラクターとなった。

磯野波平(いその なみへい)
CV:永井一郎(1969年10月~2014年2月)→茶風林(2014年2月~)
磯野家の父。54歳のサラリーマン。福岡県出身(原作での序盤は福岡が舞台だった)。
髪の毛は頭頂に一本、後頭部の方にわさわさ。
兄やら先祖やらもみんな似たような髪型。
兄・海平とは双子で、顔も声もそっくりだが、海平は頭頂部の毛が二本あるのでそこで見分けられる。
ちなみに江利チエミ版では一本の髪すらついていなかった。えぇ…

いい年っぽいが、働いてるところを見ると定年前の様子(原作の時代では55歳定年が多かった。また、酔っ払って帰宅した際には、自宅を交番か何かと勘違いしたのか、実年齢(54歳)と住所を明かしている)。
会社に行く時以外は殆ど和装。
アニメではかなり厳しいかみなりおやじでありながら家族を愛するよき父親。
ツンデレ属性もあり、サザエ・カツオと並んで物語の中心になることが多い。

一方原作ではアニメとは比べ物にならないくらい影が薄く、一人窓から頭を出して夜空を見上げたり、3日間留守番することになると自由の身かと喜んだりと一匹狼な所がある。
そして子供を叱るシーンなどほとんど無く、回によってはカツオに嘗められている印象すら抱かせることもある。
「長谷川町子が描いた波平のような雷親父はもういなくなってしまった」とかドヤ顔で言う人がいたら、「それはアニオリ設定だぞ」と指摘してあげよう。

趣味は盆栽・囲碁釣り・俳句・ゴルフ・骨董品収集・そして酒と、どっから金が出てるんだと言いたくなる多趣味っぷり。
原作では当初、波平とフネは名無しのごんべえであり、1948年11月17日の新夕刊では「お父さん」、「お母さん」と紹介されている。江利チエミ版では「父」「母」としかクレジット表記されていない。
名前が初登場したのは、なんと連載19年目の1965年12月という後期になってから。

ちなみに二代目である茶風林は、かつて読売新聞の顔『コボちゃん』のアニメ版で、ノリスケさんみたいなキャラを演じていた(三郎さんがマスオポジ)。

磯野フネ
CV:麻生美代子(1969年10月~2015年9月)→寺内よりえ(2015年10月~)(2009年6月に1回だけ谷育子代役の回あり)
磯野家の母、波平の妻。53歳(原作では48歳)。旧姓は石田。サザエとカツオ&ワカメの年齢が10歳以上離れているため、後妻という嘘が蔓延されやすい人。
お団子と白い割烹着が眩しい。一方原作では雑誌に感化されミニルックを試したら夫が昏倒してしまった(アニメ化済み)。そういうこともあってか、あまり洋服を着ているシーンがない。
いい年っぽい割に「女学校に行っていた」設定があるので、多分お金持ち(連載当時女学校に行けたのはそれなりのお家のお嬢様だけだったのだ)。実家は静岡県のみかん農家。
これぞまさに日本の母を絵に描いたような人。
優しいが、怒る時はきちんと怒る。
隣りのおかるさんとは女学校時代の友人。

が、実は原作とアニメでもっとも性格の違うキャラの一人。
原作のフネは、アニメの優しい性格とは違い、包丁を持って波平すら追い回す*5ような彼以上の鬼だし、陰で夫やマスオの陰口を叩くなど陰険極まりない性格なのだ。また、普段はワカメに対しては極端に甘いのだが、客の面前で粗相をしたワカメの頬を容赦なくつねり上げたことも。
モデルは原作者長谷川町子の母、長谷川貞子。夫に先立たれ、母子家庭となった一家を切り盛りする内「ヒットラー」・「ワンマン」の異名がついたという。

フグ田マスオ
CV:近石真介(1969年10月~1978年9月)→増岡弘(1978年10月~2019年8月)→田中秀幸(2019年8月~)
サザエの夫でタラオの父。年齢は28歳(原作では32歳)。
二浪で早稲田大学(原作では大学の名は不明で、兄にその可能性がある)と地味にリアルな設定がある。
磯野家に同居しているので実質婿養子的な立ち位置。今でこそ普通の会社員(アニメ版では「海山商事」勤務)だが、原作初期は研究員設定だった(書籍『長谷川町子思い出記念館』収録のインタビューより)。
実は原作では結婚当初は独立して借家に住んでいたのだが、家の囲いを薪にしようと大家の目の前でノコギリで切るという大ポカをやらかして、いつの間にか磯野家と同居していた。(2019年3月24日に放送された話では棚にするとしており、その際サザエが大家をボコボコにして、説得にきた波平が逆に謝っている。サザエが大家をボコボコにするくだりは原作を踏襲している)
さらに、原作では電車で隣に座っていた人の雑誌を覗き見した挙句、低俗な内容だと窓から投げ捨てるという傲慢な一面がある。
読書週間になるとビルの屋上に腰かけてスリラー小説を読み、冬には火鉢に乗って体操をするキチg…危ない人。
アニメでは義父の波平と仲良く飲みに行く場面が良く見られるのだが、原作では互いに腫れ物に触るように接しており、波平がマスオをカツオと誤って怒鳴りつけた時は、これを丁寧に謝罪している。
かなり人がよく、カツオのいたずらの被害にあうことが多い。カツオのいたずらに対して他の家族よりは理解を示しており、笑って許すことがほとんどだが、原作では容赦なくカツオを怒鳴り、殴りつけたこともある。
初代声優は降板後『はじめてのおつかい』ナレーターとなり、2代目声優はジャムおじさんも兼任しサザエさんとアンパンマン双方をほぼ同時に降板し、1年後にこの世を去った。
実は大阪出身だが、実家に帰った時でさえ関西弁を全く喋らない。
婿養子一般を指して「マスオさん」と呼ぶこともあるが、上記の通り、マスオさんは婿養子ではなく、単に妻の実家に同居しているだけである。

磯野カツオ
CV:大山のぶ代(1969年10月~1970年1月)→高橋和枝(1970年2月~1998年5月)→冨永みーな(1998年5月~)
波平とフネの長男。サザエの弟で小学五年生。妹共々従弟のノリスケを「ノリスケおじさん」と呼んでいる。
いたずら盛りで大体トラブルの種はこいつの仕業。原作後期では彼が主役の話が多い。
また昭和時代において優れた女装スキルを公式で持っていた珍しい少年。波平の盆栽を誤って割ってしまった際には、この女装スキルで波平を騙すことに成功している。
その所為でキャラソンのジャケットがまた「いがぐり頭に口紅ワンピース」に家族驚愕となってしまった…(しかも70年代)
何か起きるとサザエや波平はよく調べもせず速攻で彼に疑いをかけることも多いが、普段が普段なので自業自得。
アニメではとにかく不遇に尽きるが、原作では家族仲は良好で怒られるのは大体カツオが何かやらかした時が多い
頭の回転のよさには目を見張る物がある。ただし普段の学業成績は高くなく、父・波平から雷を落とされることがしばしば。
同じクラスのカオリちゃんが好き。
だけど将来は多分不動産屋。
ヵッォ、ォャッョ
初代の声優は3代目ドラえもんの声優。そして2代目の声優も過去に黄色いドラえもんを演じたことがある。また今の声優はウキエさんの声優からこの役にスライドし、少女時代2代目が声を当てた宇宙人と出会っている
高橋は二代目であるが在任期間が28年(初代の大山は1クールで降板)と長く多くの人に知られたため「高橋が初代カツオだった」と思っているものも多い。
しかし、1998年5月の収録中に長らく患っていた骨髄異形成症候群で突如倒れそのまま入院。代役として冨永が登板し、そのままカツオ役を引き継ぐこととなった。
当時はインターネットもほとんど家庭に普及してなかった時代、カツオの声が何の前触れもなく変わったことに視聴者から問い合わせが殺到したが、その後高橋の容態が知らされると励ましや回復、その後の番組復帰を願う声や手紙が沢山寄せられた。励ましの手紙の中にはサッカー日本代表の中田英寿や元F1レーサーの中野信治からの手紙もあった。
しかし、その願いも叶わず翌1999年3月に高橋はこの世を去った。葬儀で当時の波平の声だった永井一郎が波平として語りかけた弔辞は多くの人を涙させた。
実はエロゲ主人公のような存在。
姉、妹、隣の美人女子高生、幼なじみ、クラスのマドンナetc…


ちなみに、イソノカツオはイタリア語で「私は男性器です」


磯野ワカメ
CV:山本嘉子(1969年10月~1976年3月)→野村道子(1976年4月~2005年3月)→津村まこと(2005年4月~)
波平とフネの二女。サザエの妹で小学三年生(原作では一年生)。
パンツ要員。
ドジな姉、いたずらばかりする兄と比べて頭もよく、しっかりしている。
パンツ丸出しとも思えるが、あれは「かぼちゃパンツ」と呼ばれるもので昭和時代の女の子がよく履いていたもの。「パンツ」と言えどその下に更に下着を穿いているはず。
学年が二つ違うこともあってか、フネ以上にアニメ補正がかかっている人物。
原作では授業中に問題に答えられなくて困っているところを、たまたま廊下を通り掛かったカツオがこっそり助け舟を出すほどアホの子。また、原作での彼女の行動の一部はアニメではタラオに差し替えられている事もある。
アニメでは勘違いと聞き間違いをすることがあり、「清水の舞台から飛び降りたような気になって」を「死んだ気になって」と聞き間違えたり、双子の別の呼び方を双生児ではなくハムだと思っていたり、くしゃみとしゃっくりを混同して脅かしてくしゃみを止めさせようとしたりする。
同じクラスのイケメン堀川くんが好きだったが、2013年辺りから恋愛感情があるかは怪しくなっている。ま、堀川くんの思考がアレだしねぇ…

2代目声優はの野村道子氏は夫である内海賢二が運営するプロダクションの運営に専念するため声優引退を表明し、2005年3月で降板。
サザエさんの声優交代は平成期以降、前任者の健康問題(死去や高齢化)によるものだが、それに当てはまらない唯一の例。

フグ田タラオ
CV:貴家堂子(1969年10月~2023年2月)→愛河里花子(2023年3月~)
サザエとマスオの長男。波平とフネから見て孫。
カツオとワカメは叔父と叔母にあたるが、年齢が近いためか「カツオお兄ちゃん、ワカメお姉ちゃん」とよんでいる。
「~です」のようなしゃべり方をするです。
三歳なのによく喋る。
イクラちゃんの言葉が唯一わかったりするです。
原作ではサザエに背負われるなど出番自体は多いが台詞を言うことは稀。空気
原作では左利きだったが、アニメ版では右利き。
三輪車が主な移動手段。
リカちゃんという年上のガールフレンドがいるリア充
お経を聞くと何故かしびれて踊り出す。
彼の足音は擬音界最大の難問。

昔は過激な性格であった(家中の窓に落書きしまくりサザエをブチギレさせ、納屋に閉じ込められて戸を叩きながら「開けろ!子供を虐めんな!」とか)。その際、仁王様のような風貌の神様(正体はネズミが齧ってできた壁の穴で、裏のおじいちゃんが声を当てていた)と遭遇。
後にイクラが頻繁に登場するようになってからは、キャラの差別化を図るため、外面と要領のいい子にキャラ変されたという。

「サザエさん一家の未来予想図」では学ラン姿の13歳の少年で、サザエに現在は弾丸道路となってしまった磯野家のことを覚えているかどうか尋ねられたとき、「覚えてねえや子供の頃だもん」とちょっと反抗期気味な子に成長していた。

タマ
CV:?
磯野家の飼い猫。性別はオス。
真っ白な体に赤い首輪(リボン)と金の鈴がトレードマーク。
磯野家で唯一海と名前が無関係。
中の人? だれもいませんよ。
俗にいうサウンドエフェクト。
原作漫画では磯野家のペットは固定されていない。白に黒縁の猫だったり、犬とかリスやカナリアだったりと色々。

フグ田ヒトデ
「サザエさん一家の未来予想図」というサザエさん一家の10年後を描いた1コマ漫画にのみ登場したサザエ・マスオの第二子で、タラちゃんの妹。
原作者公認だが年を取らない設定のため原作、アニメに登場することなく幻のキャラになっていたが、2019年の磯野家の20年後の実写版で65年ぶりに登場した。


☆その他

波野家
CV:
ノリスケ 村越伊知郎(1969年12月~1998年7月)→荒川太朗(1998年7月~2000年6月)→松本保典(2000年7月~)
タイコ 逢川亮子(1970年~1974年)→恵比寿まさ子(1974年~1977年)→塚田恵美子(1977年~2013年11月)→小林さやか(2013年12月~)
イクラ 桂玲子

ノリスケ、タイコ夫婦とその子供のイクラ。
磯野家とは親戚関係にあり、ノリスケの母が波平・海平兄弟の妹なので、サザエ・カツオ・ワカメとノリスケがいとこ同士にあたる。ノリスケ母の髪が兄2人と違ってナチュラルなことに突っ込んではいけない。
夫婦と子供の年齢が近いためか、ノリスケとマスオ、タイコとサザエ、タラオとイクラはかなり仲がいい。
現在のノリスケの声優はのび太のパパ
別に「アドレナリンどっぱどっぱだぜ!!」とか言わない。
別に自称ガンダムとも戦わない。
そしてノリスケさんの図々しさは見習うべきものがある。
イクラは「チャーン」「バブー」「ハーイ」「ンー」「アー」ぐらいの言葉しか話さない。
タイコさんとタラちゃんしか解読出来ない。
ただし、「お帰りなさいイクラちゃん」(作品No.2433)以降、いくどかしゃべったことがあるが、苦情が多く翌年頃までに元に戻されている。その時のセリフは、波野一家が引越し前にタイ子・ノリスケが磯野家に「東京に帰る」旨の「テープレター」を送り、一家で聞いていた際テープの中から聞こえた「カエル?」の声。それを聞いたサザエは驚いたが、カツオの早とちりとして扱われた。
しかし「ママ」は呼べるようで、公園で遊んでいた場面ではちゃんと「ジャンケンポン!」と言っていた(もっとも、勝っても負けても関係ない)。はっきりとした意思表示をしたこともある。
尚、原作でのイクラの名前はチドリ。と言っても設定だけで本編に名前は登場しない。
だがアニメスタッフには伝わっていなかったのかアニメ「サザエさん」の脚本を担当している雪室俊一は「原作で名前がなかったノリスケとタイ子の子供が「イクラ」と付けられたのは、(自身の)娘の好物からきている」と述べている、
ノリスケが名前を届けに行く際の紙に「ナミエ」と書かれていたり、タイコがひな人形を買ったりすることら当初の性別は女性だった可能性が高い。

伊佐坂家
CV:
難物 峰恵研(1985年7月~2002年2月)→伊井篤史(2002年2月~3月・代役)→岩田安生(2002年4月~2009年9月)→中村浩太郎(2009年10月~2023年7月)→牛山茂(2023年11月〜)
お軽 山田礼子(1985年7月〜2023年4月)→駒塚由衣(2023年6月〜)
甚六 竹村拓(1985年7月~2023年8月)→坂巻学(2023年10月~)
ウキエ 潘恵子(1985年7月~1990年)→冨永みーな(1990年~1998年6月)→川崎恵理子(1998年7月~)

磯野家の隣家。
大黒柱は恋愛小説家の難物(ノリスケが担当編集)、
難物の妻お軽(フネの友人)、
長男で永遠の二浪生の甚六、
長女の高校1年生のウキエ、そして犬のハチがいる。
磯野家とも親交が深い。
元々は長谷川町子の別作品である『似たもの一家』のキャラクター。そこでは(当時合法的に買えた)ヒロポン(覚せい剤のこと)を放置して近所の子が誤飲・酩酊するという駄目な事態を起こしていた。
なお、1970年から1978年までの伊佐坂家と、1985年から現在までの伊佐坂家はキャラクターが異なる別人一家である。
なお、実写版では脚本家の三谷幸喜が難物役を演じたが、 これは三谷がかつてテレビアニメの脚本を一時期担当していた縁から起用された。

浜さん一家
CV:
浜さん 峰恵研
夫人 山田礼子
ミツコ 潘恵子

かつて(1978年5月から1985年3月まで)磯野家の隣に住んでいた一家。とある回で引っ越してから出番がなくなった。
飼い犬のジュリーは葉巻を吸っていた(原作に一話だけ登場するタバコの味を覚えた犬がモデルになっていると思われる)。

穴子さん
CV:たてかべ和也若本規夫
マスオの同僚でタラコ唇なインパクトのある顔、鬼嫁に悩まされている。あの顔で実年齢27歳
アニメオリジナルキャラ。
若本さんの代名詞的存在であるが、氏は作中では花沢さんのお父さんなどの他のキャラの声も担当している。
フグタクゥ~ン

裏のおじいちゃん、おばあちゃん
CV:
おじいちゃん 峰恵研(1985年~2002年2月)→伊井篤史(2002年2月~2013年10月)→高桑満(2013年12月~)
おばあちゃん 白川澄子→山田礼子

磯野家の裏に住んでるおじいちゃんとおばあちゃん。
磯野家の子供達を自分達の孫のようにかわいがってくれる。
が、原作では居座るワカメに対して迷惑そうにしていたりする。
(まあワカメの項で上記したように、原作ワカメは幼くて空気が読めないので……)

かもめ第三小学校

中島弘(なかじま ひろし)
CV:白川澄子(1972年~2015年11月)→うえだ星子(2015年12月代役)→落合るみ(2015年12月~)
カツオの友人で眼鏡。割りと冷静。
野球しようぜ!
「おーい磯野!〇〇しようぜ」は彼の代名詞。
疑惑で済んだカツオと違い、ガチで女装した男。
余談だがスペースダンディという深夜アニメにそっくりさん(声も同じ)が登場していた。

西原卓磨(にしはら たくま)
CV:塚田恵美子(~2013年12月)→小林さやか(2014年4月~)
同上。陣六みたいな顔。

花沢花子(はなざわ はなこ)
CV:秋元千賀子(~1971年)→山本圭子(1972年?~2023年10月)→渡辺久美子(2023年11月〜)
(代役:一龍斎貞友(2015年)・伊倉一恵(2020年))
カツオの友人で、カツオのことが好きな肉食系女子。
原作には登場しないアニメオリジナルキャラ。
(元ネタの厳つい顔の女の子は原作でもたびたび登場するが、名前はなく特にカツオにも好意はない)
不動産屋「花沢不動産」の娘。
不動産屋の娘ということもあり一家や大人相手にも隙が無い。
花澤香菜とは関係ないし、サザエさん声のママさんの家で居候なぞもしていない。また声優は現在朝日新聞の顔となっている『ののちゃん』アニメ版で母役を演じていた。

大空カオリ(おおぞら かおり)
CV:桂玲子
アニメオリジナルキャラでカツオの友人。カツオが想いを寄せるキャラ。
大きなリボンをつけており、実家はお金持ち。作中ではカオリちゃんと呼ばれることがほとんど。大空という名字をここで知った人は正直に挙手。
なお、近年に実写ドラマ化された際、カツオが想像した「大人になったカオリ」を演じたのは平野綾である。

早川(はやかわ)
CV:桂玲子(1974年)→潘恵子(~1989年)→冨永みーな(1989年~1998年)→川崎恵理子(1998年~)
カツオの友人。一応原作にも登場するが、顔の造形が異なり、アニメでも年代により顔が変化している。

堀川(ほりかわ)
CV:白川澄子→塚田恵美子(~2013年12月)→小林さやか(2014年1月~)
ワカメの友人。ワカメが想いを寄せていたアニメオリジナルキャラ。
2013年辺りから出番が増えたが、とてつもないレベルで人格が変化した。詳細は個別項目を参照のこと。

野沢リカ(のざわ りか)
CV:桂玲子
タラちゃんの幼馴染。アニメオリジナルキャラ。
作中では「リカちゃん」と呼ばれており、野沢という名字をここで知った人は手をあげよう。
若干年上であるらしく、幼稚園に通っている。

三郎(さぶろう)
CV:二又一成
通称「サブちゃん」。三河屋酒店の御用聞きの店員。青森県出身。
「ちわー、三河屋ですー!」は彼の登場時の決まり文句。
ちなみに彼はサザエさんの三河屋としては二代目。実は彼の登場以前に「三平さん」という三河屋がいた。
また「三河屋」は連載当時作者の近所にあったものの、御用聞きが廃れ、スーパーマーケットが拡大して現在はコンビニのセブンイレブンになっているという。

磯野藻屑源素太皆
CV:永井一郎(~2013年4月)→茶風林(2014年3月~)
「いそのもくずみなもとのすたみな」と読む。
度々波平の夢枕に立つ磯野家のご先祖様。
殿様の御前でおはぎを38個も平らげ、褒美を承った偉人。
原作によれば生きていた年代は「御一新の頃」、すなわち幕末~明治維新の頃である。


補足

テレビアニメはかつて東芝の一社提供だったため、磯野家の家電製品は原則東芝製品で、OPや地方回では必ず東芝の看板が登場していた。但しエアコンについては季節感を出すという意向から、開始以来一度も登場していない。
その後、東芝は経営悪化もあり2018年3月末で提供を降りており、現在は日産自動車を筆頭とした複数社提供となっているが、「サザエさん=東芝」のイメージが強いのか日産はご覧のスポンサー扱いとなっている。
なお、スペシャル版はすべてのスポンサーの名前が読まれる為、サザエさんが日産自動車、Amazon、任天堂、P&Gなどのスポンサーを読みあげる珍しい回になっている。

アニメの声優は同じ国民的作品である『ドラえもん』と共通のキャスティングが多く、カツオ役の大山のぶ代、ワカメ役の野村道子、中島役の白川澄子、ノリスケ役の松本保典が代表例。
穴子君に至っては初代声優がジャイアンだったことを聞いて意外に思う人も居るだろう。

作者の長谷川町子が住んでいたことから、東京都世田谷区の桜新町はサザエさんに溢れる街である。
例えば、原画が見れる長谷川町子美術館があったり、商店街「サザエさん通り」があったり、花沢さん父娘が不動産屋さんの店先で出迎えてくれるのだ。
ファンならずとも、是非一度は行ってみたい。

二次創作の時にはアニメ版のあまりに平和な作風からキャラクターが残酷な性格に改変される事も多い。
ちなみに作者の長谷川町子は生前より二次創作には(内容も行為そのものも)作家の生計の侵害行為として否定的な立場を明らかにしており、幾度か本作に関する著作権裁判を起こしている。
そのため他局、下手をしたらフジテレビのアニメ特集で主題歌が取り上げられる際も、本作については画像の使用が認められていないことがほとんど。
また、フジテレビや制作会社が実施するアニメコラボ系企画に参加することもまず無い。
長谷川町子および姉妹社から著作権を継承した長谷川町子美術館もその姿勢を堅持しているので注意。

長きにわたって有名な作品である宿命か、作中の設定に関する根拠のない噂やデマも多く出回っている。
最終回で飛行機の墜落事故に遭って海に戻るといったものや、登場人物の設定に関する話*6など、数を挙げればキリがない。

本作より長く続きアニメ化された新聞漫画としては毎日新聞に連載された『フクちゃん』と今でも続く読売新聞の『コボちゃん』、海外作品だが『ブロンディ』(サザエさん前は朝日に輸入連載されていた)・『PEANUTS』・『ガーフィールド』、
実写化だと本作の後枠となり夕刊時代込みだと本作より多い『フジ三太郎』があるが、いずれも本作ほど長期継続した番組として続いてはいない。
また「連載期間が長かった新聞漫画」でも『ほのぼの君』・『まっぴら君』・『アサッテ君』等他メディア化されていない作品も多い事を考えると、『サザエさん』の特異性がうかがえる。



来週もまた追記修正してくださいね、じゃんけんぽん!

ウフフフフフフ

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最終更新:2024年03月07日 19:38

*1 それでも終了後に復活を希望する声が多く、作者の自伝である『サザエさんうちあけ話』、旅行エッセイ『サザエさん旅あるき』の連載に繋がった

*2 一応、マスオは運転免許を所持しており、旅行に出かけた際などにレンタカーを運転することはある。

*3 なお、東芝降板後の筆頭スポンサーには日産自動車が就いており、アニメ内では同社のミニバン「セレナ」を運転するオリジナルCMまで放送されている。

*4 大元のAmazonは2018年以降の番組スポンサーでもある。

*5 このシーンは記念すべきアニメ第1話でアニメ化されている

*6 波平がバツイチの話や、マスオさん以外の学歴の話など。