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ヤングオイスターズ(不思議の国のアリス)

  
登録日:2016/09/30 (金) 22:36:00
更新日:2019/01/13 Sun 14:47:26
所要時間:約 6 分で読めます


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みんなのトラウマ セイウチ ツムツムでは強キャラ ディズニー ヤングオイスターズ ルイス・キャロル 不思議の国のアリス 大工 弱肉強食 牡蠣


ヤングオイスターズとは、ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」及びそれを原作とする作品に登場するキャラクターである。
名前通り、牡蠣の子供たちである。
正確には作中に直接登場するキャラクターではなく、作中で双子・トウィードルダムとトウィードルディーがアリスに話した寓話に登場するキャラである。

表記は日本では「リトルオイスター」「オイスター坊や」などと呼ばれることも多く統一が取れていなかったが、ディズニーツムツムに「ヤングオイスター」の名前で登場して以来ほぼこの表記で統一された。


作中作のキャラクターだけあって出番は非常に短く、ディズニー映画版でも数分にも満たない。

……にも関わらず特筆すべきなのは、ディズニー版におけるこいつらが人によっては忘れられないトラウマ要員だからである。
ディズニー映画でもダンボのピンクの象と並ぶほどのトラウマメーカーであり、こいつらのせいで牡蠣が食えなくなったという人も散見されるほど。




ディズニー版

不思議の国を彷徨うアリスの前に現われたトウィードルダムとトウィードルディー。
「過度な好奇心は身を亡ぼす」という教訓の例として、以下のような寓話を話す。



3月のある日のこと、海岸をセイウチと大工が(砂が目に入ると)嘆きながら歩いていた。
その時、海の中に牡蠣の子供たち(ヤングオイスターズ)がいるのを発見。
セイウチは言葉巧みに子供たちを陸上に誘い出す。
牡蠣のお母さんは今がRが付く月であることから、セイウチの魂胆に気付くが(欧米では牡蠣はRが付く月が旬であるとされる)
セイウチは強引にお母さん牡蠣の殻を閉めて黙らせ、子供たちを連れ出すことに成功。

一方大工は浜辺にあった廃材から凄まじい早業でレストランを建設。
セイウチに連れられた牡蠣たちは「一緒に食事をしよう」という甘い言葉に誘われて店に入る。
セイウチと一緒に席について、何が出てくるのかと楽しみにしていた牡蠣たちの前にセイウチはでかでかと

「牡蠣」

とだけ書かれたメニューを示す。

一方その頃大工は付け合わせのパンとスープ(もしくはソース)を作っていた。
準備万端で舌なめずりしながら席に着く大工。
だが時すでに遅し、牡蠣の子供たちは全てセイウチに食われた後だった。

当然ながら大工は激怒し、ハンマーを振り回しながら逃げるセイウチを追いかけるのだった……




……と、文章にすれば「それだけ?」というような話であろう。
だが、そこはディズニー
楽しげに浜辺を歩いていた牡蠣の子供たちが次の瞬間に殻だけという絵面のインパクトは凄まじく、上記のセイウチがメニューを示すシーンで背景が暗転したり、
BGMがやたら耳に残ったりと、非常に印象に残るシーンである。
ちなみに日本語吹き替え版のみ牡蠣の断末魔の叫びが収録されてたりする。

実際このシーンは「ディズニーのトラウマになったシーン」「ディズニーにおける悲惨な死に様」などの話題の際にはよく挙げられる。

さらに牡蠣たちは目と口が黒のべた塗りという、ディズニーの典型的なゴーストみたいなデザインで描かれていることもあり、
「このエピソードがどうこうというより牡蠣たち自体がトラウマになった」という声もないではない。



なお、クライマックスのアリスがハートの女王から逃げるシーンで地味に再登場しており、アリスが不思議の国で出会った他のキャラたちと一緒に歌って踊っている。
この時セイウチ・大工も一緒にいる。
自分たちを食った連中と歌って踊れるってどんなメンタルだと言えなくもない。



関連キャラクター

セイウチだが牙は無い。
冷静に考えればただ食物連鎖に従って食事をしただけと言えなくもないが、

「幼い牡蠣たちを騙して連れ出す」
「体格的にその場で食うこともできただろうに、わざわざ恐怖と絶望を与えてから食す」
「大工の分は残さず独り占め」

などの所業から、ディズニー史上屈指の外道と言われることも。
おまけに自分が食った牡蠣たちのために涙を流すあたりはもはやサイコパスの雰囲気すら醸し出している。

上流階級っぽい服装をしているが、何故か手袋はボロボロ。


天然でKYっぽく、セイウチにはいいように使われている様子。
建築だけでなく料理もやたら手際よくできたりと、何気にハイスペックである。
やろうとしたことはセイウチと変わらないのだが、最終的に牡蠣を食べ損ねたことや上記の軽妙なキャラクターからセイウチほどは外道呼ばわりされておらず、むしろ隠れた人気キャラ。


子供たちをいっぺんに失った可哀そうな親。
原作よりも子供思いに描かれている分、悲惨度はかなり上。


上記の話を聞かされて、牡蠣のことには一切触れずに「セイウチと大工のどちらが悪いか」と議論を始めるあたり、この寓話の教訓は全く響かなかった模様。
まあもともとそういうキャラなのだが。



ディズニーツムツム

このように一部に強烈な印象を残し、またアリスファン・ディズニーファンの間では有名ながらも知る人ぞ知る的な存在だった彼らだが、人気アプリ「ディズニーツムツム」に登場して一躍脚光を浴びる。
当時話題になっていた実写版には出番が無いのになんでこんなコアなキャラを……というのもさることながら、どういうわけか凄まじい強キャラになっており、
これまで食われた腹いせとばかりに猛威を振るった(その後下方修正されたほど)。

まさに逆襲の牡蠣である。



原作版

原作ではこのくだりはルイス・キャロルお得意の詩で表現されている。

セイウチと大工という珍妙な組み合わせなのは韻を踏む都合上。
キャロルが挿絵画家のジョン・テニエルに「大工、蝶、准男爵の中から一つ選んでくれ」と尋ね、テニエルが大工を選んだのだとか。
……准男爵はともかく、蝶だったら随分シュールな絵になっていただろう。

ディズニー版では全員食われた牡蠣たちであるが、原作では一部の年長の牡蠣は生き残っている。
また、生き残った子もいたためか、母牡蠣がかなりドライに描かれていたりする。

なおテニエルの挿絵では、ディズニー版ではぼかされていたセイウチが牡蠣を食うシーンがばっちり描かれていたりする。
もっともテニエルの牡蠣は「普通の牡蠣に足が生えただけ」というかわいげも何もないデザインではあるが……






追記・修正はレストランを廃材で建設してからお願いします。

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