劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

登録日:2019/08/07 Wed 16:19:15
更新日:2024/04/06 Sat 17:35:45
所要時間:約 18 分で読めます


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DA PUMP ISSA Over Quartzer P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜 お前達の平成って…醜くないか? お祭り映画 どうしてこうなった どんなミラクルも起き放題 どんなミラクルも起き放題!ライダーの歴史に爪痕を残した超怪作←※公式のキャッチコピーです なんだよこの展開… なんでもあり ぶっ飛び演出 まさかのサプライズ やりたい放題 オーマフォーム カオス カラフルな項目 クォーツァー クォーツァーを超えろ クリス・ペプラー クリム・スタインベルト ツッコミどころ満載 トンデモ展開 ドライブ編 ネタが多すぎてタグに困る項目 ネタバレ項目 パパイヤ鈴木 メタネタ メタフィクション メタ発言 ライダー史上最高の宴 一冊の本などには纏められない程に豊潤な歴史 下山健人 下山健人の本気 事実は小説より奇なり 仮面ライダー 仮面ライダーザモナス 仮面ライダージオウ 仮面ライダーゼロワン 仮面ライダーゾンジス 仮面ライダードライブ 仮面ライダーバールクス 仮面ライダーマッハ 信長公記 傑作or問題作 別ルート 前野朋哉 劇場版 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer 劇場版仮面ライダーリンク 史上最高の打ち切り最終回 名作 壮大なメタ発言 夏映画 平成 平成の私物化 平成をキめて見る映画 平成ライダー 平成ライダーキック 平成ライダー最後の夏映画 平成中毒 平成最後の大盤振る舞い 広げた風呂敷で打ち上げ花火 怪作 戦国時代 斉藤秀翼 映画 最終回←平成ライダーの 最終章 東映 溢れる平成 無敵 特撮 田﨑竜太 瞬瞬必生 稲葉友 立つ鳥跡を消し飛ばす 総決算 織田信長 若林時英 見る平成 詩島剛 賛否両論 超展開の連続 迷作 長篠の戦い 長篠合戦図屏風 開き直り 集大成 頭平成


【注意】この項目は映画本編の重大なネタバレを含みます。


























ごく普通の高校生だった常磐ソウゴ。
彼は全ての平成仮面ライダーの力を集め、ライダーの王を目指していた。
しかし……

今や『令和』の世を迎え、平成ライダーは既に過去のもの……。

祝え!


旧時代の歴史を塗り替え、新時代の幕を開ける令和の象徴!

その名も“仮面ライダーゼロワン”! まさに生誕の瞬間である!




\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/
\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/









君がウォッチを受け継ぐと、彼らの歴史をも受け継ぐ。忘れたかい?

ウォッチが遂に揃った。

『平成』の時代を駆け抜けたライダーの力は今、常磐ソウゴが全て奪った!


祝え!


過去と未来をしろしめす時の王者……

常磐ソウゴが真の大魔王となった瞬間である!



(アルティメットフォーム変身音)

(シャイニングフォーム変身音)

サバイブ!!

Standing by……Awakening.

Absorb Queen! Evolution King!!


平成仮面ライダー、最終章。



響鬼・装甲!!

Hyper Cast Off! Change Hyper-Beetle!!

ライナーフォーム!

ビュンビュ~ン!テンション・フォルテッシモ~ッ!
変ッ身ッ!!

クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!
ファイナルカメンライド!ディケイド!!


皆の者、我が魔王に続け!!



エクストリーム!!

プテラ!トリケラ!ティラノ!
プ・ト・ティラーノザウルース!!

Cosmic!
Cosmic On!!

イーンフィニティー!プリーズ!
ヒー!スイ!フー!ドー!ボー!ザバ!ビュー!ドゴーン!!

フルーツバスケット!ロックオープン!
極アームズ!大・大・大・大・大将軍!!


みんな行くぞ!ジオウに───俺“達”の王に続くんだ!!




ファイヤー・オールエンジン!
ドライブ!タイプ・トライドロン!!

ムゲンシンカ!アーイ!チョーカイガン!ムゲン!
KEEP ON GOING! ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴッドゴースト!!

ドッキーング!パッカーン!ムーテーキー!
輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼーイド!!

グレート!オールイェイ!ジーニアス!
完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!
スゲーイ!モノスゲーイ!!


お前は何の為に王になりたかったのだ?

他の者に認められる為か?それとも……自分が特別である為か?


……違う……。

違う!

他の人や平成ライダーなんか関係ない!!


俺が王になりたかったのは……世界を良くする為だ!!


キングタイム!

仮面ライダー!ジオーウ!

オーマー!!



時代を壊せ、未来を変えろ。







●概要

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』とは、2019年7月26日に公開された『仮面ライダージオウ』の劇場オリジナル作品にして、平成仮面ライダー最終章
同時上映は『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』。
リュウソウジャー』とセットで公開当時についたキャッチコピーは、時の王×竜の騎士 この夏、遥かなるヒーロー王国へ。」
今回も同時上映でネタ被りしてるが気にしてはいけない。

ゲスト俳優としてTVシリーズの主題歌アーティストの一人であるISSAを始めとしたDA PUMPのメンバー全員、斉藤秀翼、パパイヤ鈴木、前野朋哉、若林時英が参戦。
ゲストライダーは仮面ライダーバールクス、仮面ライダーゾンジス、仮面ライダーザモナス、劇場版限定フォームにして究極フォームとしてオーマフォームが登場する。

そして今回は『ジオウ』の「ドライブ編」としての一面も持つため、レジェンドキャストとして詩島剛(演:稲葉友)、クリム・スタインベルト(演:クリス・ペプラー)も出演し、最後のレジェンドライドウォッチ継承の瞬間が描かれる。
その後のEP47ではゲイツがクリムと剛を知っていた事、特に剛については本作品で出会った事が東映の公式サイトにて明言されている他、
EP40でドライブライドウォッチ未継承の状態で仮面ライダーグランドジオウへの変身に至った事、及びEP41ではその状態でオーマジオウと戦った事が本作に繋がると東映公式サイトで示唆されており、
プロデューサーの白倉伸一郎氏曰く「第39話と第40話の間くらいに位置づけてもおかしくはない」との事*1

平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』と同様に試写会は開催されず、そのため本作にも何らかのサプライズが仕込まれていると推測した者は少なくなかった。
そして、そのサプライズは観客の想像を超えた…否、誰も想像すら出来なかったものであった。

昨年(2018年)の『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』と同じく、TV本編主題歌のタイトルがサブタイトルになっている。
ただし、表記が同じあちらと違い、本作では引用符がないなど若干差異がある。そして前年同様、TV版の主題歌は流れない

そして本作は、主人公ライダーを差し置いて本編開始から次回作主人公にして令和最初の仮面ライダー、『仮面ライダーゼロワン』が登場
その登場シーンの撮影には代役が使われ、ゼロワンの情報が一般公表される前に名前を知ったエキストラにも詳細を隠し通す徹底ぶりを見せた*2

脚本はメインライターとして『ジオウ』の物語を紡いできた下山健人
監督は最初の平成仮面ライダー劇場版である『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』に始めとした様々なライダー映画を手掛け、
劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』以来11年ぶりに夏映画のメガホンを撮る田﨑竜太が担当。
(夏映画以外も含めると『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』以来6年ぶりとなる)

物語は『ジオウ』ドライブ編とオーマジオウの真実の一端を描くのみならず、『平成仮面ライダー』という題材を『平成ジェネレーションズFOREVER』とはまた異なるベクトルで扱い、
本作に登場する全てのライダーも『平成』が関係してくる事から、「平成という時代はなんだったか」「平成仮面ライダーの枠組み」について考えさせられる内容となっている*3
しかしながら、『平成ジェネレーションズFOREVER』以上にメタフィクション要素が強まっており、それによる賛否両論の感想も多い。

ちなみに、本作の直接の後日談とされているのが恒例の『ファイナルステージ』である。


●あらすじ

最高最善の魔王を仲間達と共に目指す常磐ソウゴ/仮面ライダージオウの住むクジゴジ堂の元に、仮面ライダードライブの生みの親、クリム・スタインベルトから映像が届く。
クリムの自宅跡地に向かったソウゴ達は、詩島剛/仮面ライダーマッハと出会い、「何者かが過去に遡りクリムの祖先を消し、ドライブの歴史を消そうとしている」事に気づく。
謎のライダー・ザモナスに襲撃されたソウゴ達はクリムの祖先がいる時代、1575年へと向かう。
そこで出会った後の第六天魔王・織田信長と行動を共にし、クリムの祖先を守ろうとするソウゴ達。
しかし、それは未だソウゴが正しく継承出来ていないドライブライドウォッチに繋がるのみならず、大いなる陰謀の幕開けに過ぎなかった…。

全ウォッチの継承、謎のライダーの暗躍、ウォズの正体、そしてオーマジオウの真実…全てのピースが揃った時、『平成』は幕を閉じ、常磐ソウゴ最後の試練が幕を開ける……。

これが、平成ライダーの歴史の……最後の1ページです。



●登場人物


○クジゴジ堂

「ふざけるな!それじゃ俺が……。俺がみんなからライダーの力を奪ったって事じゃないか!!」
主人公にして最高最善の魔王を目指し、最低最悪の魔王になる運命と戦う元高校生。
今回のっけから「『ジオウ』が終わって、新しいライダーが始まるんだ…」メタ発言をかますほどの夢を見る。
クリムと剛の願いを受け、1575年にタイムスリップし、念願の織田信長と出会うが、現代人が抱く信長のイメージとあまりにかけ離れており、唖然としたり面白がったりと忙しい。
物語が進むと同時にウォズの裏切りと、「何故自分が王として選ばれたか」という真実に対面し、打ちひしがれるが、ある人物の叱咤により…?

「ソウゴと出会い…共に戦い、暮らす中で……いつの間にかアイツに惹かれたんだ!!」
ご存知、ツンデレ救世主であり、ソウゴの友。
テレビに映った「長篠合戦図屏風」に仮面ライダーゲイツとタイムマジーンが描かれている事に驚愕。
さらに1575年にタイムスリップした際、成り行きで信長の代役を務め、さらにはやむなく武田軍と対峙するという行動に出る。
物語中盤、ソウゴとオーマジオウの真実に気付き、裏切ったウォズに想いをぶつける。
映画本編では遂にソウゴに対し…?

なお、ドライブ勢に妙に冷たいシーンがあったが、後に発表された超バトルDVDの内容を考えると……

「私達の知っているソウゴが、歴史上のソウゴじゃなかったって事……!?だとしたら……!」
ご存知、ライダーに変身してほしいくらいの武闘派ヒロインそんな事言ってたら本編の最終回前でホントにライダーに変身しちゃいました
今回もファイズフォンⅩを主武装としてぶっ放します。
1575年にタイムスリップした際、着物姿を見せるも、チャームポイントのマントは欠かせない模様。

「この計画書の通りに、私が導いただけだ……」
ご存知「祝い」の鬼であり、『ジオウ』本編から続くストーリーテラーにして本作の裏主人公。
今回は1575年にタイムスリップしたにも拘わらず、「私までコスプレしたら、見ている人が混乱するからね」とのたまって変装拒否したり、「“見ている人”?何それ?どこ?誰?」
敵を倒した後の決めポーズ(決めシーン)でジオウⅡの剣が(画面から見て)自身の前にあったので「カブリも気にしてほしいね」と零して自ら剣の角度を調節したり、
度を越したメタネタを「カマシスギ!」まくったりと、平気で第四の壁をぶち壊しにかかってくる。デッドプールかお前は

「お…お帰り、ソウゴ君!お友達来てるよ!」
ご存知、クジゴジ堂の店主であり、ソウゴの大叔父さんにして、ソウゴ達の平和な日常の象徴。
クリムの映像ジャックにビビったり、ホログラムのクリムにお茶出そうとしたりいつものおとぼけな癒しキャラを見せている。
ラストシーンのソウゴへのセリフは必聴。


○『仮面ライダードライブ』のレジェンドキャスト

「ソウゴ!俺がウォッチを渡したのは、お前が“王様”だからじゃない。……“お前だから”だ!」
かつて命を散らした“ダチ”のために様々な戦いを経験した男。
ドライブ関連の技術の元であるクリムを守るためにソウゴに助力を請う。
全てが終わったあと、クリムとともにドライブとマッハのライドウォッチを託すが……。

  • クリム・スタインベルト
「済まない、剛…。気付くのが…遅すぎた……」
の蛮行により命を奪われ、今もなおデータとして存在している科学者にして、仮面ライダードライブのもう一人の変身者。
祖先であるクララの危機による自分の存在の消失を感じ、剛とソウゴ達に助力を請う。
今回はクジゴジ堂のTVを媒介にした映像とホログラムという形ではあるが、「ベルトさん」ではなく、クリム本人として登場。
自身の存在が消えかかっている原因が系譜自体の断絶と独力で察知したり、ホログラム越しにドライブウォッチを持ったりと、今回も地味に凄い技術をサラッと披露している。
もっとも、『ドライブ』本編や派生作品で似たようなことはやっていたので、「相変わらずの平常運転」という意見もあるが。

○その他

「思い出したか、若き日の私よ…」
49年後の世界に君臨する「最低最悪の魔王」にして、未来のソウゴその人。
時空を超えてソウゴに「あること」を語りかけ…?

  • 常磐宗太郎
  • 常磐奈美恵
バス事故で命を落としたソウゴの両親。
回想で登場し、そのシーンの幼少期のソウゴの思い出は、その後すぐのオーマジオウの言葉と合わせると涙腺崩壊もの。

  • カッシーン
クォーツァーが従えるロボット兵。
TV本編では無類の強さを見せつけたカッシーンだが、本作にてクォーツァーの戦力として大量に登場し、まさかの量産型だったことが明かされた。
とはいえ、本作のカッシーンはマントのようなヒラヒラが付いていないCV津田健次郎じゃない)ため、
『ジオウ』本編に登場した個体は指揮官機、或いはハイエンドモデルの類と思われる。

『ジオウ』TV本編のラスボスにして、ソウゴの両親の命を奪った張本人。
バス事故直後の回想で登場。
若干踊らされた感が出て来ているが……。


●本作のゲストキャラクター


○1575年の真実

「いいね!いいね、いいね~!どっからどう見ても信長じゃ~ん!!うん、バッチリ!」

演:前野朋哉
戦国時代、乱世を駆け抜けた第六天魔王その人であり、今までの平成ライダーシリーズでも様々なアプローチで信長を描いてきたが*4、今回遂に本人が登場
だが、実際に出てきた信長は魔王の貫禄を微塵も感じさせないただのおちゃらけダメ中年で、長篠の戦いの最中に失踪してクララと遊ぼうとするなど救いようもないうつけ者。
ゲイツ達にとってのソウゴがそうだったように、「歴史は後世の勝手なイメージにすぎない」ことの象徴。
一方でクララがその身を狙われれば第一に自宅まで送り届け望まずながらも恋のキューピッドになる男気を見せたり、ソウゴらと別れた直後に一瞬だけ王の器を感じさせるところも。
信長に憧れていたソウゴは唖然としたり面白がるが、後に彼にある人物の心の琴線に響かせる事になる言葉をかけ…?


  • 牛三(ぎゅうぞう)
「惚れ惚れする武者っぷり!これは『屏風映え』するでござるぞ!!」

演:若林時英
信長に仕えるござる口調の若き忍者。腕も立つが、趣味で信長の伝記を書くなど文筆にも長ける。
本作の世界では信長が後世「魔王」とされるようになったのは、彼がウォズの「我が魔王」という言葉にインスピレーションを受けて伝記に書き加えたせいである様子。
信長の代わりに長篠の戦いに挑むゲイツを見て「屏風映え」する彼に惚れ込んで筆を走らせ……つまり(ゲイツが過去に介入したからとはいえ)「長篠合戦図屏風」にゲイツ関連が描き足されていたのもこいつのせいである。
それどころか、ゲイツに心服しすぎてそのままタイムマジーンに密航して現代についてきてしまうが、意外な形で活躍を見せ、最終決戦にもそのまま参加する。そして当たり前のように現代に残ってる。
永禄元年生まれ(=1575年で満17歳)とのことで、ソウゴ達より少し年下にあたる。

その名前や「信長に関する伝記」を書いていることから、『信長公記』の著者である太田牛一*5がモデルだろう。

  • クララ・スタインベルト
「信長、大事な戦があるんでしょ?」

演:蒼葉える
クリムの祖先で、オランダ商人の娘。
信長に惚れられており、彼から熱いアプローチを受けているが、実はピエトロという相思相愛の恋人がいる。
彼女の登場で、地味に謎の多かったクリムの系譜がオランダ系、かつ戦国時代まで遡れるということが判明した。クリムの役者さんの祖先はドイツ系アメリカ人と光秀*6なのに。
また、本編ではサラッと流されているが、彼女が信長にした「お礼」は確実に日本の戦史、ひいては日本史そのものに大きな影響を与えており、色んな意味で凄い人である。

  • ピエトロ
「神は許したもうた…!クララ!」

演:Caleb Bryant
クララの恋人でカトリック系のキリスト教徒だったらしい*7が、足を洗いクララと暮らすことを誓う…信長「リア充爆発しろ!」*8

  • 武田騎馬隊のみなさん
日本史では有名な武田騎馬軍団の斬新な解釈を見せてくれる。
作品のテーマからして決して予算不足というわけではないのだろう。多分おそらくきっと。


クォーツァー

「歴史の管理者」を名乗る、本作の敵勢力。
クウガ』から始まる平成仮面ライダー達が駆け抜け、伝説を塗り替えた『平成』の歴史を「醜い」「凸凹で、石ころだらけの道」と見下している。
『ジオウ』の物語をまるで打ち切りにするために急に湧いてきたような全ての黒幕と言える存在である。

リーダー以外のメンバー全員が、ウォズと同じ、或いはその意匠がある服装を身に纏っているのが特徴。
詳しくは個別項目を参照。


○その他



●登場仮面ライダー

  • 仮面ライダージオウ
ご存知、終わりの平成ライダー。
登場フォームは通常形態、ジオウグランドジオウ、そしてオーマジオウの力を得た最高最善の王たるオーマフォーム

  • 仮面ライダーゲイツ
登場フォームは通常形態、ゲイツリバイブ剛烈/疾風

  • 仮面ライダーウォズ
登場フォームは通常形態、フューチャーリングシノビ*12ウォズギンガワクセイフォーム

  • 仮面ライダーマッハ
ご存じ、剛が変身する燃える炎のバイクライダー
登場フォームは通常形態のみだが、特徴的な名乗り口上を披露する他、スーツアクターも『ドライブ』本編同様、渡辺淳氏が担当する。






●劇場版ゲストライダー

上記クォーツァーのリンク先、及びこちらを参照。


●主題歌

DA PUMP「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」

ゲストとして登場したDA PUMPが主題歌も担当。
TV版主題歌に連なった由緒正しい人選とはいえタイトル通りのパリピ全開な楽曲であり、情報公開時は「主題歌とは思えない」などの声が上がったが、本作のあまりにもぶっ飛んだ作風と劇中でのソウゴ達の行動から
「やっぱり合ってる」「祝いの曲としてピッタリ」「クジゴジ堂の4人に相応しい曲調」「中毒性たっぷり」「聴くだけで平成」「平成のテーマ」などと手のひらジクウドライバーを受けている。ジクウドライバーじゃ1回転して元に戻ってます




ウォズ!クォーツァーとしての誇りを忘れたか!?

私は…もうクォーツァーじゃない。

私とて、平成ライダーの歴史の一部なんだ。

仮面ライダーを、私達の思う枠に収めるなど…不可能だ。


今までご覧頂き、ありがとうございました。ご案内出来るのは、ここまでです。

我が魔王は信長に、“思うように生きろ”…と言いました。

私も……

思う通りに追記・修正させて頂こう!!



この項目が面白かったなら……\キングタイム!/














































ウアァッ…!ハァ……。『令和』は、俺が作る…!


ジャンプ!(J u m p !)


ライジングホッパー!!

うぉぁ、痛ったぁ…!ゲホッ……!

何だ、貴様!?


俺の名はゼロワン!

令和1番目の……仮面ライダーだ!!


声:高橋文哉
次回作『仮面ライダーゼロワン』から先行登場を果たした、プログライズキーで生物の能力を身に付ける始まりの令和ライダー。
登場フォームはライジングホッパー(基本形態)フライングファルコン
本作冒頭に加えて、エンドロールの後にも登場し、ゾンジスが残ったカッシーン達を率いてリベンジしようとしたところに勢い余って倉庫に突っ込みながら颯爽と登場。
軽やかなジャンプで残党達を軽くいなしつつ、フライングファルコンにハイブリッドライズすると、今となっては映像作品では超貴重となった「フライングインパクト」でゾンジスを完膚なきまでに撃破した*14

実は本作では厳密にはジオウと共演しておらず、本格的な共演は令和初の冬映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』に持ち越される形になった*15
劇中描写からしてソウゴが冒頭で夢を見たことでライダーの歴史に現れたようで、これによって「逢魔降臨暦の未来」が完全に消滅することとなった。




俺の歴史は!

FLYING IMPACT!!


ここから始まるんだよぉッ!!





\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/
\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/\ゼーローワン!/



始まったなぁ~っ!

この項目が面白かったなら……\平成ライダーズ!/

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最終更新:2024年04月06日 17:35

*1 しかし、その場合だと「ドライブライドウォッチ継承後にオーマジオウとの闘いでドライブ未継承の状態になる」という不自然な状態になり、同様に「本作公開以降のTV本編及び派生作品における『逢魔降臨暦』の扱い」に関しても矛盾が発生する事態になる。

*2 エキストラに参加した方のツイートでは、ゼロワンの代わりにキカイダー01が使われたらしく、Blu-ray / DVDコレクターズパック収録のメイキングにて実際にそうだと判明している。

*3 『ドライブ』以降の夏映画の映像ソフトの発売日は基本的に1月上旬の水曜と慣習的にはなっていたのだが、本作に関しては単なる偶然なのか、それとも意図していたものなのかは定かではないが、Blu-ray / DVDが発売された1月8日は「平成」の元号に改正された日である。

*4 『MOVIE大戦CORE』のノブくんや『鎧武&ウィザード』の伊達さんっぽいノブナガ、『ゴースト』のノブナガゴーストなど。また、『ジオウ』本編の「オーズ編」でも信長の肖像画が登場している。

*5 ただし、牛一は単なる官僚であり忍者とは何の縁もない。また、大永7年(1527年)生まれで、1575年時点では48歳だった。

*6 正確には、「土岐頼勝の子孫」であることは一次資料から確実で、「その頼勝に光秀の実子説がある」とのこと。ただし専門家からも可能性は高いとされる

*7 劇中の描写から察するに、訳あって別れざるを得なかったクララへの未練を断ち切るために修道士になったものと思われる。

*8 なお、「歴史通り」であれば1575年には信長は既に正室の濃姫を始め、複数の妻を娶っていたはずである。それでも足りないくらいの女好きだったのか、この辺りも実際とは異なっていたのかは不明。

*9 そもそも『ノリダー』自体が東映に無許可で行われており、『仮面ライダーBLACK RX』のプロデューサー・吉川進氏も『ノリダー』人気の高さを見て「真面目にやるのが馬鹿らしくなった。とんねるずとクリント・イーストウッドは共存できない」といったコメントも残している。

*10 数少ない場面も鉄格子とピントズレがある為、同時に映るとは少々言い難い。

*11 奇しくも『平成ジェネレーションズFOREVER』のサプライズゲストと同じ措置が取られている。

*12 パンフではシノビフォームと記載された。

*13 石森プロ&東映全面協力ということもあって『G』自体の評価は非常に高かったのだが、ファンの間では「肖像権などに厳しいジャニーズ事務所所属(当時)タレントが主演」「記念特番限定の一発企画」といった企画そのものの特殊性から、「黙認」のノリダーとはまた別の意味で再登場が絶望視されており、本作まではオールスターものでの再登場はおろか、シリーズ関連書籍での掲載なども一切無かったという背景がある。

*14 ちなみに『ゼロワン』系のライダーは必殺技発動中にでかでかと技名のカットインが挿入される演出が特徴だが、本作の時点ではそこまで決まっていなかったのか、そのまま一気に相手を倒す演出になっている。

*15 あちらは『ジオウ』TV本編のソウゴ達ということもあってか、ゼロワンの夢を見た事には触れられておらず、実質的に初対面となった。