【まどか☆マギカ】佐倉杏子はおはぎ可愛い93

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【まどか☆マギカ】佐倉杏子はおはぎ可愛い93 - (2012/03/24 (土) 01:05:54) のソース

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*90 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/20(火) 00:32:28.55 ID:5+JJsXh70 [1/2]
3月20日、今日は休日、杏子ちゃんといっぱいイチャイチャできるね!
赤穂浪士が預かりの大名屋敷で切腹した日で、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚した日
詩人フリードリヒ・ヘルダーリンの誕生日で武将の平清盛や赤穂藩家老大石良雄の命日でもある
ジョン・レノンはビートルズのメンバーでボーカル・ギターを主に担当したミュージシャンだ
彼はビートルズのメンバーとしても有名だが、平和運動家としても名高い
彼の楽曲「ラヴ」や「イマジン」などからは、彼の持つ愛や平和についての思想が伺えるだろう
ヘルダーリンは学生時代、哲学者ヘーゲルやシェリングと共に学び、最期は胸水腫で没したと言われる
ゲーテや当時のドイツの詩人の殆んどにも言える事だが、彼の詩は古代ギリシア世界に影響されたものが多い
彼の作品としては『ヒュペーリオン』の「運命の歌」や「ギリシャ」、「運命の女神たちへ」などが挙げられる
また、今日は春分の日、ついでに大安だ。今日は本当にいい休日になりそうだ
今日は久しぶりに思いっきり杏子ちゃんと一緒に愛を語らう事にしようかな

杏子ちゃんがベッドですぅすぅと寝息を立ててお昼寝している
天使のような寝顔、とっても可愛い。杏子ちゃんが可愛すぎてわたしは自制出来ないよ
まだお昼だけど、いいよね?
わたしはお昼寝中の杏子ちゃんの隣に転がりこんだ
杏子ちゃんの温もりがしてとても温かい。
杏子ちゃんのいい香りがしてとても心地良い。
杏子ちゃんの唇に触れると柔らかくてとても気持ちいい。
こう気持ちがいいと、わたしも眠くなってきてしまう
わたしは杏子ちゃんと手を繋いで目を瞑った

何かに締め付けられているような心地がして、わたしは目を覚ました
わたしの目の前には杏子ちゃんの唇、少し動いたらくっついてしまうほどの距離だった
杏子ちゃんの温かい吐息がわたしの粘膜を撫ぜる。ちょっと感じてしまった///
わたしは杏子ちゃんが起きないように注意をしながら、今おかれている自分の状況を確かめる
杏子ちゃんの四肢にバインドされたわたしの身体。動けないよぉ…///
そういえば杏子ちゃんは寝相がいい方ではなかった。いつも目を覚ます頃にはお布団がぐしゃぐしゃになっている
でも、今の状態は寝相が悪いとかそういうレベルのものではないの
きっと寝ている杏子ちゃんが無意識にわたしの身体を抱き枕か何かと勘違いしてしまったのだろう
それにしても可愛い寝顔だなぁ。ちょっとくらいキスしてもバレないよね?
わたしは杏子ちゃんと優しく唇を重ねた
「やっとしてくれたな///」
あれ?杏子ちゃん起きてたの?///
「つっても、さっき起きたんだけどな。目を開かないと案外気付かないもんなんだな」
起きてたんなら起きてたって言ってよ、もう!///
「へへ、ごめんな///さっ、さっきの続きしようぜ///」
うん///でも、まずはわたしの身体を解放してくれると嬉しいなって
「そりゃ、無理な相談だな。今は思いっきりあんたと愛し合いたい気分なんだ///」
もう、杏子ちゃんったら///
「じゃあ、あたしの渾身の愛、ちゃんと受け取ってくれよな///」

疾風迅雷の速さでわたしは杏子ちゃんに打突されちゃったの///
杏子ちゃんの愛は突き、連続突き、三段突きと激しくなってきて、わたしは貫通されちゃったよ///
でも、杏子ちゃんのわたしに与える愛の鉄槌はもっと激しかったの///
わたし達の夜はまだ始まったばかりだよ///

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*235 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 00:22:33.72 ID:3T95VRSf0 [1/3]
3月21日、わたしと杏子ちゃんのサニー・デイズ・ライフ
今日は宗教改革指導者トマス・クランマーが火刑に処せられた日でゲームボーイアドバンスの発売日
儒学者荻生徂徠や作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハ、内閣総理大臣の若槻禮次郞の誕生日でもある
宗教改革は中世末期のキリスト教世界における教会体制上の革新運動である
この宗教改革は堕落したローマカトリックへの不満が募り発生した改革運動であり、
その発端として挙げられるのがマルティン・ルターによる贖宥状(免罪符)批判だろう
ルター以外にも宗教改革の指導者としてはジャン・カルヴァンやフルドリッヒ・ツヴィングリが挙げられよう
しかし、宗教改革指導者の中にはクランマーやヤン・フスらのように教会の怒りを買い処刑された者もいる
荻生徂徠は徳川吉宗に重用された事で有名だが、彼は赤穂事件については義士切腹論を主張したという
彼の言説によると、赤穂浪士に義がある事は認めてもいいが、法通りに罰するべき、というものらしい
また、今日は世界詩歌記念日(World Poetry Day)らしい。
せっかくだから、今日は杏子ちゃんに愛の詩を贈ろうか

わたしと杏子ちゃんの一日は朝食に始まる。ご飯とお魚とお味噌汁!
でも、わたしは食べない。なんか、食べようって気がしないのだ。
なんか朝からお米とかだるいの。だからといってパンが食べたいというわけでもないし
だから朝食は杏子ちゃんの分しか用意しない。わたしが食べる分だけ杏子ちゃんの分を増やしてあげよう
でも、杏子ちゃんはお口をへの字にして、不服そうな表情をするの
「朝、ちゃんと食わねーと一日元気に過ごせねーぞ。それとも体調が悪いっていうのか?」
ううん、ただ食欲が湧かないだけだよ。わたしの分も杏子ちゃんが食べてくれればいいよ
「じゃあ、ダメだ。少しでもいいから腹の中に溜めとけって。」
わたしの身体を気遣ってくれるなんて杏子ちゃんは優しいね。でも、いいの。もう、いいんだよ。
拒んでも拒んでも、杏子ちゃんはわたしにご飯を食べる事を勧めてくるの。
杏子ちゃんは呆れたように溜め息をついたかと思うと、何やらやる気を出したような顔に変わった
きっと、無理矢理にでもわたしにご飯を食べさせようと考えているのだろう
確かにわたしは杏子ちゃんの持つ食べ物に対しての思いが人一倍強い事は知っている。
杏子ちゃんは聖職者の娘であるという事、それに一時期は食べるのさえ事欠いていたという
お腹を空かせた妹さんの為にりんごを万引きして、店の主人に殴られた事もあったと杏子ちゃんは言っていた
そう思うと、今、わたしのやっている事は杏子ちゃんの眼にどう映ったのかは言うまでもないだろう。
「あー!もう仕方ねーなー!口で言っても分かんねーなら、無理矢理食わせちまうしかないよねぇ?」
杏子ちゃんは痺れを切らし、椅子から立ち上がり、わたしの手を引張った
そして、わたしは半ば強制的に杏子ちゃんの隣の椅子に座らせられてしまった。でも、悪い気持ちはしない。
「さて、問題です。佐倉杏子ちゃんはいったいあんたに何分で朝食を食わせる事が出来るでしょうか?」
一人称変わってるよ杏子ちゃん…。それに、無理矢理食べさせるつもりなんだね。少なくとも30分はかかるよ
「そんなに時間食ってたら飯が冷めちまうよ!5分だ、5分で終わらせてやる」
やめて!わたしのお腹壊れちゃう!
でも、杏子ちゃんはそんなわたしの声も聞かずに始めてしまう
話せばわかるよ!せめて10分は…
「問答無用!」

「ふぅ…。流石の杏子様も疲れたわ…///」
うう…///ひどいよ杏子ちゃん///
「でも、意外と食えるもんだろ?口移しならさ///」
うん///

朝から杏子ちゃんはツヤツヤしていた

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*376 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 00:24:14.91 ID:j0wOXYkV0
3月22日、今日の杏子ちゃんのアホ毛は3本だった
今日は屋島の戦いがおこなわれ源氏方が勝利した日で日本銀行本店が落成した日
詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテや江戸幕府11代将軍徳川家斉の命日でもある
屋島の戦いは治承・寿永の乱、俗に謂われる源平合戦の一つで、那須与一の逸話でも有名な戦いだ
源氏方の那須与一は平氏方の軍船に掲げられた扇の的を射落とすほどの弓矢の名手であったらしい
わたしも弓とか使って杏子ちゃんの戦いのサポートが出来たらそれはとっても嬉しいなって
ゲーテは言わずとも名の知れたドイツの詩人で、代表作としては『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』等が挙げられる
彼は晩年『ファウスト2部』の完成に精力を注ぎ、最期は「もっと光を!」と言って亡くなったとされている
また、今日は「国連水の日」らしい。いったい何をする日だというのだろう…
でも、せっかくだから水に関係のある事をしてみようかな、杏子ちゃんと一緒にね

わたしは杏子ちゃんと川に行った。
わたしは足を滑らせて、頭を打った。
わたしは気絶した。

わたしは目を覚ました。キレイな青空と、杏子ちゃんがわたしの目覚めを迎えてくれた
「おい!大丈夫か!?」
杏子ちゃんはわたしの名前を呼ぶ。杏子ちゃんがわたしを介抱してくれたようだ
ありがとね、とわたしが杏子ちゃんにお礼を言おうとしたら、くしゃみが出てしまった
そう言えば、何やら身体が冷たい。風邪をひいてしまいそうだ。
自分の身体を見てみると濡れてびしょびしょだった。
よく見ると、お洋服が透けちゃってるよぉ…///
「寒くないか?」
杏子ちゃんに迷惑かけちゃって悪いと思うけど、寒いよ…
「まぁ、川で滑ったら身体が濡れるのは当たり前だよなぁ。身体に痛みはないかい?」
うん、大丈夫だよ
「そうか、よかったよ。ヘタクソなりにもこういう魔法の使い方を知っておいてよかったぜ」
え?魔法使ってくれたの!?そんな事したらソウルジェムが…
「そんな大した量の魔力使ってねーから大丈夫だよ。それに、グリーフシードは腐るほどあるしな」
そう言って杏子ちゃんは赤いソウルジェムをわたしに見せてくれた。
確かに濁りは殆んどないけれど、よく見てみると少し濁った部分がある
それを見るとわたしは何とも言えない罪悪感に苛まれた。ソウルジェムは魔法少女の命のようなものなのに…
これが示している事はわたしが杏子ちゃんの命を擦り減らしてしまったという事だ。
わたしは思わず顔を伏してしまう。わたしはいったいどう詫びればいいの?
「おいおい、やめろって!あんたがそんな顔してたらもっと濁っちまうだろうが!」
杏子ちゃんはわたしの頭をわしゃわしゃと撫でて言った。
「それに、ここであんたの事を失ってたら濁るどころか割れちまったかもしれない。
あたしの事を思ってくれるって言うんなら、思いっきり笑っていてくれ。
あたしにはもう、あんたくらいしか笑顔を見せてくれる奴はいねーんだからさ」

「そうだ、あんた今からここで脱げよ」
えっ///こんなところで?///恥ずかしいよぉ///
「なんか変な想像してねーか?濡れた服のままじゃ、風邪ひくだろ?」
えっ?あ、うん、そうだよね…
「ひょっとして、あんた恥ずかしい妄想でもしてたのか?///」
からかわないでよ杏子ちゃん///
「ごめんな///でも、早く脱いであたしのパーカー使いな?あたしが見張っといてやるからさ」
うん///でも、これって杏子ちゃんと間接的に裸で抱き合ってるって事になるよね?///
「あんたって奴は…///調子狂うよなほんと…///」
「でも、抱き合うんなら間接なんかより直接の方が気持ちいいと思うぜ?///」
杏子ちゃんはそう言うと、お着替え途中のわたしの身体を思いっきり抱きしめてきたの///

愛し合ったあとちらっと杏子ちゃんのソウルジェムを見てみたら、異常なほどの輝きを放っていたの

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*469 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/23(金) 00:29:55.79 ID:qHAGNVey0
3月23日、3月もそろそろ終わりだね
今日は天正遣欧少年使節がローマ教皇グレゴリウス13世に公式に謁見した日
内閣総理大臣の松方正義の誕生日で歌人の西行の命日でもある
天正遣欧少年使節は九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代として派遣された使節団
使節のメンバーは正使に伊東マンショと千々石ミゲル、副使に中浦ジュリアンと原マルチノの4名
西行は鎌倉時代の歌人で、『山家集』や『撰集抄』などで有名だ
さて、今日は一仕事しないといけない日だ。杏子ちゃんと一緒にがんばろう

花粉症持ちのわたしはあまり外には出たくなかったのだが、今日は出ないわけには行かなかった
杏子ちゃんは別の日でいいと言ってくれたが、わたしは一度決めた事を先延ばしにはしたくない性分なの
Never put off till tomorrow what you can do today.(今日出来る事を明日に伸ばすな)
いつだかの英語の授業でこんな例文を学んだ。いや、諺と言った方がいいのだろうか
それはともかく、そんなわけでわたしと杏子ちゃんは教会にやって来た。目的はお掃除だ。
わたし達は1ヶ月に1度だけ教会掃除をする事に決めているのだ。
「掃除する前にちょっくら付き合ってくれるかい?」
杏子ちゃんはわたしに手を差し伸べた。何か用事でもあるのだろうか
「用事ってわけじゃないさ。ちょっくら教会の周りを散歩するだけ。あたしだって偶には昔に思い馳せる時間も欲しいのさ」
ここは杏子ちゃんにとっての最大の想い出の場所。きっと楽しかった事も辛かった事もここには残っているんだろう
だからわたしは杏子ちゃんの手を取った。杏子ちゃんの想い出話を聞いてみたいという好奇心も少なからずあった

わたしは杏子ちゃんに手を引かれ、教会の周りを散策する。優しい風が心地良い。
「『笑顔を忘れたらその先には絶望という神様の罰が待っている』、『絶望こそが全てを破滅に導く諸悪の根源だ』
『希望を失わなければどんなにつらい状況のなかでも正しい道を進むことができる』…
なぁ、あんたは今あたしが言ったことについてどう思う?」
良い言葉だと思うよ。希望を持って生きるってのは大切な事だと思う。
それに負の連鎖って言葉があるように、絶望が全てを破滅に導くっていうのにも同感できるね
「そっか…。なぁ、どこか異常だと感じるところはなかったか?素直に言ってくれ、別に怒ったりしないからさ」
杏子ちゃんは何を言っているのだろう?少なくとも、今杏子ちゃんが言った事は全て真っ当な事だと思うよ
「そうだよな…?何も間違っていねーよな? 今言ったのは親父がよく言っていたことなんだ
多分、ちゃんと聞いてくれたのはあんたが初めてだと思う。ありがとな」
それが杏子ちゃんのお父さんの「新しい信仰」?それにわたしが初めてってどういう事?
杏子ちゃんのお父さんの信者さん達がいるのにわたしが初めてだなんて…
「ううん、ちゃんとした意味で聞いてくれたのは多分あんたが初めてだよ」
杏子ちゃんは穏やかに微笑んでくれた。いつもの向日葵のような笑顔とは異なった、静かな微笑みだった。
それにしても、「ちゃんとした意味で」とはどういう事だろう?わたしは疑問を抱いたが深く探りを入れない事にした。
わたしは杏子ちゃんのお父さんの最期を知っているからだ。きっと思い出すのだけでも杏子ちゃんにとっては苦痛に違いあるまい
だから、わたしはこれ以上杏子ちゃんの辛い過去を知ろうとは思わない。教えてもらえたら、それを受け容れるだけだ。
それに、杏子ちゃんの恋人だからといって、それはわたしなんかが土足で踏み行っていい領域ではない。
悲しいけれど、杏子ちゃんの過去についてわたしが出来る事は何もない。
もし、あるのだとしてもそれは傷ついた杏子ちゃんのそばにいてあげる事だけだ。

「そうだ、あんた野苺は好きかい?」
残念だけど、今までに野苺を食べた事はないなぁ
「じゃあ、ちょっと食ってみるかい?」
ここに野苺なんてあるの?
「あぁ、教会の裏に野苺がなってる所があるんだ。もし、良かったら食ってみるか?」
わたしは杏子ちゃんの好意に甘えて、野苺を頂く事にした。
それはわたしが思っていたより甘かった。
「ちぇっ、やっぱり少し酸っぱいな。やっぱ、りんごの方がうめーよな」
杏子ちゃんは微かな声でそう呟いた
「なぁ、帰りにりんご買っていかないか?」
そう言う杏子ちゃんは何やら寂しげだった。
ねぇ、杏子ちゃん。もしよかったら抱きしめさせてくれる?
「何だ、いきなり?でも、いいよ。抱きしめるんなら思いっきり抱きしめてくれよ」

杏子ちゃんの身体はとっても温かかった

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*554 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/24(土) 00:29:23.48 ID:5Hk2ywJb0 [1/2]
3月24日、雨が降った所為か、最近にしては珍しく寒い
今日は徳川家康が征夷大将軍に就任した日で桜田門外の変が起きた日
江戸幕府老中新井白石や物理学者本多光太郎の誕生日で、小説家梶井基次郎の命日
桜田門外の変は水戸藩、薩摩藩の脱藩浪士が大老の井伊直弼を暗殺した事件
動乱の幕末の世を象徴する出来事の一つといっても過言ではないだろう
因みに桜田門外の変の約2年後に坂下門外の変が起こり、更に幕府の権威は失墜する事になる
梶井基次郎は『檸檬』や『』『櫻の樹の下には』などで知られる小説家。
基次郎は31歳という若さでこの世を去った。死因は病死、肺結核で没したと謂われる
彼の命日である3月24日は、彼の代表作『檸檬』に因んで檸檬忌と呼ばれるらしい
また、今日はロベルト・コッホが結核菌を発見した事から「世界結核デー」に制定されている
結核、昔は「不治の病」だったらしいが、現在は目覚ましい医療の発達により治す事が出来る病だ
そういえば、魔法少女の使う治癒の魔法で病気を治す事は出来るのだろうか?
治せるとしても、そうでないとしても、杏子ちゃんにはずっと健康でいてほしいものだ

晴耕雨読、晴れた日には畑を耕し、雨の日には家で読書をしよう
実に文化的な四字熟語だとわたしは思う。
一般的に読書が文化的というのは容易にイメージ出来るだろうが、耕作が文化的という事には疑問を持つ人も多いかもしれない
しかし、「耕作」を意味するcultivationや「農業」を意味するagricultureの中にはculture(文化)が隠れている
元を辿れば英語ではなくラテン語に行き着くらしいが、残念ながらわたしはラテン語には詳しくない
そんなわけで晴耕雨読という言葉は深みのあるような感じがしてわたしは好きだ
でも、もう家にある本は殆んど読み尽くしてしまったので、わたしは杏子ちゃんと格闘ゲームをして遊ぶ
「ちぇっ、また負けちまったー。このキャラ、攻撃力が高くて好きなんだけど防御力はほんと紙みたいだな」
杏子ちゃんのお気に入りは「聖帝」の異名を持つ超攻撃特化型のキャラ。
しかし、今杏子ちゃんが言ったように防御力は異常に低いのが難点だ。
それに対してわたしが使うキャラは水鳥のように優雅な攻撃をするキャラ。
攻撃力も防御力もバランスがとれていて使い易いキャラだ。
「くそっ!もう一度だ!もう一度!」
杏子ちゃんは連敗しすぎて少々苛立ってきたご様子。ゲーム一つでこんなにムキになっちゃう杏子ちゃん可愛い///

「ちくしょー…。ゲーセンのゲームなら楽勝なのに…」
全敗でプライドがボロボロになっちゃった杏子ちゃん。膨れっ面の杏子ちゃんも可愛い///
そんな杏子ちゃんを見ていたら、ちょっとからかってみたくなっちゃったの
もし一回でも勝ったら、今日一日杏子ちゃんの言う事なんでも聞いてあげちゃうよ?
「本当か!?なら、もう一度だもう一度!」
再戦を挑む杏子ちゃん。でも、何回やっても同じ事だった。杏子ちゃんの顔はますます膨らんでいくの
わたしは杏子ちゃんをちょっと煽ってみた。流石に怒っちゃったみたいで杏子ちゃんのお顔は真っ赤っか///
「このっ!このっ!」
杏子ちゃんは近くに転がっていたグリーフシードを投げてきた。わたしはそれを近くに転がっていたクッションで防御する
弾丸飛雨の如きグリーフシードの攻撃が止んだかと思ったら、杏子ちゃんが遅いかかってきた
リアルファイトなんてやだよぉ…/// わたしはそのまま杏子ちゃんに押し倒されちゃったの///
杏子ちゃんが勝ったら何でも言う事聞いてあげるって言ったけど、杏子ちゃん、まだ一勝もしてないよ?///
「あぁ、でも別に「ゲームで」勝ったらなんて、あんた言ってなかったぞ?」
詐欺師みたいな言い分だよ杏子ちゃん///
「まぁ、別にいいじゃん。さぁ、じゃあ勝負を始めようぜ?///」
そう言って、杏子ちゃんはわたしの唇を貪ってきたの///

そして、わたしと杏子ちゃんの愛のリアルファイトが始まったのでした///

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