ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1017 殴らせ屋
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ankoss
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『殴らせ屋』
ストレス社会で戦う貴方に強い味方がやってきた。
ゆっくり、だ。
生意気そうな顔に弾力のある皮。殴れば殴っただけ情けない悲鳴を上げて涙や涎を滝のように垂れ流す。その様
は、殴った者にとてつもない爽快感を与えてくれる。
…ゆっくりとて生きている。常識的に考えればストレス解消のために命を奪う行為は許されるものではないだろ
う。だが、ゆっくりを一匹潰したところで罪には問われない。地べたを這いずりまわり、ゴミ箱を漁り、街の景観
を著しく損ねるだけの存在に価値などない。
たとえ、どれだけゆっくりが必死に都会の片隅で生きていようとも、人間にとっては知ったことではない。命を
奪っても罪に問われない存在がそこいら中をうろついていたら…しかもことあるごとに人間をイラッとさせる言動
を繰り返していれば…。どうなるかはもうお分かりだろう。
ゆっくりは、腹いせに殴り飛ばして泣かせるのに…非常に都合のいい存在なのだ。
しかし、わざわざ路地裏まで入って行ってゆっくりを潰すほど暇な人間はいない。…中にはいるかも知れないが、
そういう人たちは必ず「ヒャッハーーー!!!」と奇声を上げているだろう。…かく言う私もその一人だが。
だから、ゆっくりを使ってひと儲けしようとする人間が現れた。
「殴られ屋」というものを聞いたことがないだろうか。客のストレス解消のために、自分を殴らせて代金を支払
ってもらう。文字通り、体を張った商売だ。
それから昇華した商売が、ゆっくりを使った「殴らせ屋」である。
昼間は路地裏で適当なゆっくりを捕まえてリヤカーに載せる。夜になったら、そのゆっくりを訪れた客に殴らせ
て生計を立てているのだ。
そういう輩は、夜の公園など人気のない場所にどこからともなく現れる。
今日も、リヤカーを引いた男が、ゆんゆん泣き喚くゆっくりと共に商売を始めた。
「待ってたよ、旦那」
スーツ姿のサラリーマン風の男が、待っていましたとばかりにベンチから立ちあがった。
「あんた、いつもいるねぇ…今日はどのゆっくりを殴るんだい?」
リヤカーの中には、れいむとまりさが大量に入っている。そのれいむとまりさは自分たちを覗きこむ男に助けを
求めていた。
「お…おにいさん!ゆっくりしないでかわいいれいむをたすけてねっ!!!」
「ゆっくりできないよっ!!!まりさたち、なんにもわるいことしてないのにぃぃぃ!!!」
「ゆっくりしたいよーーー!!!」
男と殴らせ屋が冷たい笑みを浮かべた。ゆっくりたちの懇願を無視して、殴らせ屋はニカッと笑うと、
「今日は、何匹いっとく?」
「五匹だ」
「多いなぁ…会社でなんかあったのかい?」
「また出張だ!!!ろくに絵も描けやしない!!!!しかも三月まで!!!最悪、来年度も出張させられる可能性
だってある!!!」
「ハハハハハ…まぁ、世の中そんなもんさ…。そういう憤りを晴らすために…」
殴らせ屋が、一匹のれいむを掴む。
「ゆゆっ?!やめてねっ!!!はなしてねっ!!!」
嫌がるれいむを男に差し出しながら、
「こいつらがいる」
「ゆっ…?」
男の右ストレートが炸裂し、拳がれいむの左頬に深々とめり込む。
「ゆ゛ぐぼお゛お゛ぉ゛っ??!!!」
殴らせ屋がリボンを掴んだままなのでブランコのようにぶらぶら揺れるれいむ。れいむの頬がべっこりと凹んで
おり、大粒の涙を流しながら叫んだ。
「い…いたいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
セリフに濁点がついてない。このれいむはまだまだ余裕だ。無駄に生命力が高いくせにやたらと痛みに弱い。ち
ょっと針で刺しただけでも、この世の終わりを呪うかのような悲鳴を上げる。…まぁ、私が刺されても叫ぶだろう
が。
「ゆんやああああ!!!!やめてぇぇ!!!かわいいれいむのおかおにひどいことしないでぇぇぇぇ!!!!」
「可愛く…ッ!!!!」
男が、殴らせ屋から受け取ったれいむの頭を両手で掴む。
「ねえんだよっ!!!クソ饅頭がああああああああ!!!!!」
そのままれいむの顔面に膝を叩きこむ。
「ゆ゛ぐぅ゛ぅ゛…っ!!!!」
顔の形が変形する過程で中身の餡子の行き場がなくなったのか、ぷりっ、ぷりっ…という音と共にあにゃるから
餡子が飛び出した。
「オラッ!!!オラァ!!!!!」
痛みに声を上げることすらできないれいむに、何度も何度も拳を撃ち込む。
「ぎゅっ!!びゅべっ…!!ゆ゛っ!!!ゆっぐり…っ!!!ゆっぐりじだいよ゛お゛ぉぉぉぉ!!!!!」
何発目かの拳が撃ち込まれたとき、れいむの右目が勢いよく飛び出した。地面にころころと転がる目玉を見て、
れいむが絶叫する。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!れいぶのおべべがあああ゛あ゛あ゛!!!!」
「片目あれば十分だろうが!!!!」
男がれいむの右の揉み上げを掴んで振り上げる。
「ゆゆ゛っ!!!やめてねっ!!!やめで…っ!!!…お、おそらをとんで―――――!!!!!」
一気に振り下ろす。
ぶっちゃああああああっ!!!!
不快な音と共に、れいむの中身の餡子が弾幕のように飛び散る。皮は爆散し、揉み上げも千切れ飛んでいるとい
うのに、びくびくと痙攣を起こしている。
「も…も゛っと…ゆ゛っぐり…じだ……か……た…」
殴らせ屋の手には、次のまりさが握られている。まりさはれいむが潰される一部始終を見ていたためか、しーし
ーを勢いよく吹きだしてがたがた震えている。涙も冷や汗も止まらない。
男がまりさに歩み寄る。
まりさはあんよを動かして逃げようとするが、持ち上げられた状態ではそれが叶わない。
「こ…こないでねっ!!!こないで…っ!!!や…いやだあああああ!!!!」
男がまりさの揉み上げに手をかける。
「ゆっくり…ゆっぐりじだかっただけな゛の゛にいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!!!」
夜の公園の乾いた空気に乗って、まりさの叫び声が響き渡る。
どこまでも、どこまでも。
それでも、誰も助けになどやってこない。
なぜなら、そこにあるのはただの饅頭だから。
ゆっくりだから。
ただ、生活を脅かされて、殴られて、潰されて、泣き喚くしかない。
それが、ゆっくりなのだ。
おしまい
日常起こりうる悲劇をこよなく愛する余白あきでした。
ストレス社会で戦う貴方に強い味方がやってきた。
ゆっくり、だ。
生意気そうな顔に弾力のある皮。殴れば殴っただけ情けない悲鳴を上げて涙や涎を滝のように垂れ流す。その様
は、殴った者にとてつもない爽快感を与えてくれる。
…ゆっくりとて生きている。常識的に考えればストレス解消のために命を奪う行為は許されるものではないだろ
う。だが、ゆっくりを一匹潰したところで罪には問われない。地べたを這いずりまわり、ゴミ箱を漁り、街の景観
を著しく損ねるだけの存在に価値などない。
たとえ、どれだけゆっくりが必死に都会の片隅で生きていようとも、人間にとっては知ったことではない。命を
奪っても罪に問われない存在がそこいら中をうろついていたら…しかもことあるごとに人間をイラッとさせる言動
を繰り返していれば…。どうなるかはもうお分かりだろう。
ゆっくりは、腹いせに殴り飛ばして泣かせるのに…非常に都合のいい存在なのだ。
しかし、わざわざ路地裏まで入って行ってゆっくりを潰すほど暇な人間はいない。…中にはいるかも知れないが、
そういう人たちは必ず「ヒャッハーーー!!!」と奇声を上げているだろう。…かく言う私もその一人だが。
だから、ゆっくりを使ってひと儲けしようとする人間が現れた。
「殴られ屋」というものを聞いたことがないだろうか。客のストレス解消のために、自分を殴らせて代金を支払
ってもらう。文字通り、体を張った商売だ。
それから昇華した商売が、ゆっくりを使った「殴らせ屋」である。
昼間は路地裏で適当なゆっくりを捕まえてリヤカーに載せる。夜になったら、そのゆっくりを訪れた客に殴らせ
て生計を立てているのだ。
そういう輩は、夜の公園など人気のない場所にどこからともなく現れる。
今日も、リヤカーを引いた男が、ゆんゆん泣き喚くゆっくりと共に商売を始めた。
「待ってたよ、旦那」
スーツ姿のサラリーマン風の男が、待っていましたとばかりにベンチから立ちあがった。
「あんた、いつもいるねぇ…今日はどのゆっくりを殴るんだい?」
リヤカーの中には、れいむとまりさが大量に入っている。そのれいむとまりさは自分たちを覗きこむ男に助けを
求めていた。
「お…おにいさん!ゆっくりしないでかわいいれいむをたすけてねっ!!!」
「ゆっくりできないよっ!!!まりさたち、なんにもわるいことしてないのにぃぃぃ!!!」
「ゆっくりしたいよーーー!!!」
男と殴らせ屋が冷たい笑みを浮かべた。ゆっくりたちの懇願を無視して、殴らせ屋はニカッと笑うと、
「今日は、何匹いっとく?」
「五匹だ」
「多いなぁ…会社でなんかあったのかい?」
「また出張だ!!!ろくに絵も描けやしない!!!!しかも三月まで!!!最悪、来年度も出張させられる可能性
だってある!!!」
「ハハハハハ…まぁ、世の中そんなもんさ…。そういう憤りを晴らすために…」
殴らせ屋が、一匹のれいむを掴む。
「ゆゆっ?!やめてねっ!!!はなしてねっ!!!」
嫌がるれいむを男に差し出しながら、
「こいつらがいる」
「ゆっ…?」
男の右ストレートが炸裂し、拳がれいむの左頬に深々とめり込む。
「ゆ゛ぐぼお゛お゛ぉ゛っ??!!!」
殴らせ屋がリボンを掴んだままなのでブランコのようにぶらぶら揺れるれいむ。れいむの頬がべっこりと凹んで
おり、大粒の涙を流しながら叫んだ。
「い…いたいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
セリフに濁点がついてない。このれいむはまだまだ余裕だ。無駄に生命力が高いくせにやたらと痛みに弱い。ち
ょっと針で刺しただけでも、この世の終わりを呪うかのような悲鳴を上げる。…まぁ、私が刺されても叫ぶだろう
が。
「ゆんやああああ!!!!やめてぇぇ!!!かわいいれいむのおかおにひどいことしないでぇぇぇぇ!!!!」
「可愛く…ッ!!!!」
男が、殴らせ屋から受け取ったれいむの頭を両手で掴む。
「ねえんだよっ!!!クソ饅頭がああああああああ!!!!!」
そのままれいむの顔面に膝を叩きこむ。
「ゆ゛ぐぅ゛ぅ゛…っ!!!!」
顔の形が変形する過程で中身の餡子の行き場がなくなったのか、ぷりっ、ぷりっ…という音と共にあにゃるから
餡子が飛び出した。
「オラッ!!!オラァ!!!!!」
痛みに声を上げることすらできないれいむに、何度も何度も拳を撃ち込む。
「ぎゅっ!!びゅべっ…!!ゆ゛っ!!!ゆっぐり…っ!!!ゆっぐりじだいよ゛お゛ぉぉぉぉ!!!!!」
何発目かの拳が撃ち込まれたとき、れいむの右目が勢いよく飛び出した。地面にころころと転がる目玉を見て、
れいむが絶叫する。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!れいぶのおべべがあああ゛あ゛あ゛!!!!」
「片目あれば十分だろうが!!!!」
男がれいむの右の揉み上げを掴んで振り上げる。
「ゆゆ゛っ!!!やめてねっ!!!やめで…っ!!!…お、おそらをとんで―――――!!!!!」
一気に振り下ろす。
ぶっちゃああああああっ!!!!
不快な音と共に、れいむの中身の餡子が弾幕のように飛び散る。皮は爆散し、揉み上げも千切れ飛んでいるとい
うのに、びくびくと痙攣を起こしている。
「も…も゛っと…ゆ゛っぐり…じだ……か……た…」
殴らせ屋の手には、次のまりさが握られている。まりさはれいむが潰される一部始終を見ていたためか、しーし
ーを勢いよく吹きだしてがたがた震えている。涙も冷や汗も止まらない。
男がまりさに歩み寄る。
まりさはあんよを動かして逃げようとするが、持ち上げられた状態ではそれが叶わない。
「こ…こないでねっ!!!こないで…っ!!!や…いやだあああああ!!!!」
男がまりさの揉み上げに手をかける。
「ゆっくり…ゆっぐりじだかっただけな゛の゛にいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!!!」
夜の公園の乾いた空気に乗って、まりさの叫び声が響き渡る。
どこまでも、どこまでも。
それでも、誰も助けになどやってこない。
なぜなら、そこにあるのはただの饅頭だから。
ゆっくりだから。
ただ、生活を脅かされて、殴られて、潰されて、泣き喚くしかない。
それが、ゆっくりなのだ。
おしまい
日常起こりうる悲劇をこよなく愛する余白あきでした。