ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0624 元銀バッジまりさの末路 上
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ankoss
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・『ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!』の外伝です。
他の作品にも関わりがあるのでそちらを見ていただいた方がよくわかると思います。
他の作品にも関わりがあるのでそちらを見ていただいた方がよくわかると思います。
・なので一応現代設定です。
・外伝なのに本編より長いのは気にしてはいけない。
・俺設定あり。
・一応『ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!』とも関わりがあります。
・外伝なのに本編より長いのは気にしてはいけない。
・俺設定あり。
・一応『ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!』とも関わりがあります。
天然あき
ある公園に一匹の帽子に傷のあるまりさがいた。
そのまりさは心底イラついていた。
すっきり相手のれいむに逃げられてしまったからだ。
このまりさは心底ゲスだった。
純情なフリをして優しそうなお兄さんに買ってもらい、ゆっくりしていたのだ。
このまりさは人間の前でだけ狡猾な典型的なゲスタイプで、このタイプに騙されてしまう飼い主やゆっくりショップは多い。
金バッジならまだしも銀バッジ程度ならゆっくりでも純粋を演じて獲得が可能だからだ。
そうしてまんまと優しいお兄さんに買われたまりさは飼いゆっくりとして飼い主のいない所でゆっくりと好き勝手し始めた。
飼いゆっくりには手を出さず、野良のゆっくりと行きずりのすっきりや虐殺を行った。
にんっしんし、追ってきたすっきり相手のありすとれいむを家に侵入した悪いゆっくりと騙り、
子供共々飼い主に拷問で苦しめて殺させて信用を得たりしていた。
まりさは自分が選ばれたゆっくりだと思っていた。
つがいのありす達は自分とは違う劣った存在だと思い込んだのだ。
だから、自分に助けを求め、恨み言を吐き、子の助命を嘆願したつがいの目の前で御馳走を食べたり、子供をすっきり殺したり
食べたり出来たのだ。
だが、そんな日々も簡単に崩壊した。
何度も繰り返せば調子に乗り、やり方も注意力もおざなりになる。
散歩途中に出会ったれいむとすっきりし、子供を殺すところを飼い主に見られてしまったのだ。
飼い主は何も知らず家に帰って来たまりさから瞬く間に銀バッジを奪い、保健所へ連れていこうとした。
まりさの帽子が少し破れているのはバッジを無理矢理取ったからだ。
そのまりさは心底イラついていた。
すっきり相手のれいむに逃げられてしまったからだ。
このまりさは心底ゲスだった。
純情なフリをして優しそうなお兄さんに買ってもらい、ゆっくりしていたのだ。
このまりさは人間の前でだけ狡猾な典型的なゲスタイプで、このタイプに騙されてしまう飼い主やゆっくりショップは多い。
金バッジならまだしも銀バッジ程度ならゆっくりでも純粋を演じて獲得が可能だからだ。
そうしてまんまと優しいお兄さんに買われたまりさは飼いゆっくりとして飼い主のいない所でゆっくりと好き勝手し始めた。
飼いゆっくりには手を出さず、野良のゆっくりと行きずりのすっきりや虐殺を行った。
にんっしんし、追ってきたすっきり相手のありすとれいむを家に侵入した悪いゆっくりと騙り、
子供共々飼い主に拷問で苦しめて殺させて信用を得たりしていた。
まりさは自分が選ばれたゆっくりだと思っていた。
つがいのありす達は自分とは違う劣った存在だと思い込んだのだ。
だから、自分に助けを求め、恨み言を吐き、子の助命を嘆願したつがいの目の前で御馳走を食べたり、子供をすっきり殺したり
食べたり出来たのだ。
だが、そんな日々も簡単に崩壊した。
何度も繰り返せば調子に乗り、やり方も注意力もおざなりになる。
散歩途中に出会ったれいむとすっきりし、子供を殺すところを飼い主に見られてしまったのだ。
飼い主は何も知らず家に帰って来たまりさから瞬く間に銀バッジを奪い、保健所へ連れていこうとした。
まりさの帽子が少し破れているのはバッジを無理矢理取ったからだ。
身の危険を感じたまりさは必死に逃亡し、今に至る。
もうお家には戻れない。
もうお家には戻れない。
「それもこれもれいむがおとなしくしなないのがいけないんだぜ!!」
自分の非道を棚に上げてまりさは文句を言う。
実際はれいむが死のうが死ななかろうが飼い主に一部始終を見られたのだから末路は決まったようなものだっただが…。
まりさは選ばれたゆっくりだという自負があった。
一度選ばれたのだからまた選ばれるのは当然と考えていた。
実際はそんな簡単な話ではないが…。
実際はれいむが死のうが死ななかろうが飼い主に一部始終を見られたのだから末路は決まったようなものだっただが…。
まりさは選ばれたゆっくりだという自負があった。
一度選ばれたのだからまた選ばれるのは当然と考えていた。
実際はそんな簡単な話ではないが…。
「ゆう…おなかがすいたんだぜ…」
一度とは言え飼いゆっくりを経験したまりさには舌が肥えてそこらへんの雑草やゴミを食べる事が出来なかった。
ならば人間がいない今、食えるものなど限られていた。
一度とは言え飼いゆっくりを経験したまりさには舌が肥えてそこらへんの雑草やゴミを食べる事が出来なかった。
ならば人間がいない今、食えるものなど限られていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ゆっほゆっほ!これできょうもおちびちゃんたちがゆっくりできるよ!」
公園の前を一匹のまりさが跳ねていく。
それを木陰に隠れて見つめるのは傷有りまりさ。
ゆっくりと後をつけていく。
「ゆっくりかえってきたよ!」
「ゆっくりおかえりまりさ!!」
「「「ゆっきゅりおきゃえりなしゃいおちょうしゃん!!」」」
そしてまりさがダンボールで出来たおうちに入っていくのを見届ける。
ただ傷有りのまりさはそれを何をするでもなく見ていた。
「む~ちゃむ~ちゃちあわしぇ~!!」の声を聞きながらまりさはずっとおうちを見続けていた。
それを木陰に隠れて見つめるのは傷有りまりさ。
ゆっくりと後をつけていく。
「ゆっくりかえってきたよ!」
「ゆっくりおかえりまりさ!!」
「「「ゆっきゅりおきゃえりなしゃいおちょうしゃん!!」」」
そしてまりさがダンボールで出来たおうちに入っていくのを見届ける。
ただ傷有りのまりさはそれを何をするでもなく見ていた。
「む~ちゃむ~ちゃちあわしぇ~!!」の声を聞きながらまりさはずっとおうちを見続けていた。
翌日。
「それじゃあいってくるよ!!」
「ゆっくりいってらっしゃい!!」
「ゆっくりいってらっしゃい!!」
まりさがおうちから出て狩りへと向かう。
それを見送るれいむ。
傷有りまりさのお眼鏡でも中々の美ゆっくりだ。
リボンが少し破れているのが難だが…。
それを見送るれいむ。
傷有りまりさのお眼鏡でも中々の美ゆっくりだ。
リボンが少し破れているのが難だが…。
それはさておき、まりさが跳ねていくのを見届けて、傷有りまりさは行動を起こした。
「おちびちゃんたち、きょうもゆっくりしようね!」
「ゆう、まりしゃはゆっくちちゅるよ!!」
「「れいみゅみょゆっくちちゅるよ!!」」
「おちびちゃんたち、きょうもゆっくりしようね!」
「ゆう、まりしゃはゆっくちちゅるよ!!」
「「れいみゅみょゆっくちちゅるよ!!」」
れいむ達がおうちに戻るのを見計らって、傷有りまりさはまりさの後を追った。
「おはなさん!ゆっくりまりさにたべられてね!!」
公園の緑地帯に生えた野花を口で器用にちぎっていくまりさ。
街に住んでいながら野草を食うのに抵抗がないタイプのようだ。
その様子を見ながら傷有りまりさは辺りに誰もいないのを確認し、口に石を幾つか入れてまりさに近寄っていった。
公園の緑地帯に生えた野花を口で器用にちぎっていくまりさ。
街に住んでいながら野草を食うのに抵抗がないタイプのようだ。
その様子を見ながら傷有りまりさは辺りに誰もいないのを確認し、口に石を幾つか入れてまりさに近寄っていった。
そして、
「ゆっくりしていってね!!」
大声で叫んだ。
するとまりさはこちらを向いて…、
「ゆっくり…」
答えようとした。
だが傷有りまりさはまりさが答えるよりも速く口から石を吐き出した。
ちょうどまりさの顔の中央に石が命中する。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
突然の激痛にまりさは混乱する。
その隙を傷有りまりさは逃さなかった。
瞬く間に口に入れた石を吐き出す。
今度は目に当たり、まりさの左目が潰れる。
「ゆびい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?
どうじでごんなごどずぶの゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさには何が起きたかよくわからなかった。
初めて会ったまりさにいきなりゆっくりさせらなくされたのだ。
「ゆっくりしていってね!!」
大声で叫んだ。
するとまりさはこちらを向いて…、
「ゆっくり…」
答えようとした。
だが傷有りまりさはまりさが答えるよりも速く口から石を吐き出した。
ちょうどまりさの顔の中央に石が命中する。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
突然の激痛にまりさは混乱する。
その隙を傷有りまりさは逃さなかった。
瞬く間に口に入れた石を吐き出す。
今度は目に当たり、まりさの左目が潰れる。
「ゆびい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?
どうじでごんなごどずぶの゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさには何が起きたかよくわからなかった。
初めて会ったまりさにいきなりゆっくりさせらなくされたのだ。
「まりさなにもわるいごどじでないのに゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
いきなりの理不尽にまりさは思わず叫ぶ。
しかし、
「うるさいんだぜ!!
クズはさっさとまりさにおぼうしをわたしてさっさとしぬんだぜ!!!」
返ってきた答えはあまりにも酷いものだった。
傷有りまりさはまりさの帽子を奪い取り、更に口に含んだ石を加重にして体当たりする。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?いぢゃいよお゛お゛お゛お゛お゛!!やめでね!!ゆっぐりじようよ!!」
「まりさにたべられるしかなのうのないあまあまがしやべるんじゃないぜ!!」
傷有りまりさはそのまま何度も何度もまりさを踏み付ける。
最初の一撃で戦意を奪われたまりさはまともな反撃も出来ずに、
「もっちょ…ゆっぐりじだがっだ…」
そのまま息絶えた。
傷有りまりさはそのまま死んだまりさの帽子を被り、自分の帽子をまりさの成れの果てに被せた。
辺りに誰もいないのは確認済みだ。
例え他のゆっくりがまりさの叫び声を聞いてやって来ても人間を騙せる程度の知
能と口八丁を持つ傷有りまりさなら騙し通してしまえる程度の自信はあった。
これで傷有りまりさとまりさは入れ代わってしまった。(傷有りまりさはこれから便宜上ゲスまりさとする。)
「む~しゃむ~しゃそれなり~…」
ゲスまりさはまりさを食べて腹ごしらえする。
栄養豊富だった飼いゆっくりとはいえ、一日何も食わないのは流石に堪えたよう
だ。
舌の肥えたゲスまりさが何とかして食えるもの…それがゆっくりだった。
何とか腹を満たす事の出来たゲスまりさはかつてまりさだったものを帽子に詰め込んでいく。
そうして、ゲスまりさはまるで何事もなかったかのように跳ねて行った。
傷付いた帽子はもういらない。
もしかしたら元飼い主が捜しに来るかもしれない。
だがここに帽子があれば、元飼い主も死んだと勘違いしてくれるかもしれない。
そのような理由で主に捨てられた帽子だけがそこに残っていた。
いきなりの理不尽にまりさは思わず叫ぶ。
しかし、
「うるさいんだぜ!!
クズはさっさとまりさにおぼうしをわたしてさっさとしぬんだぜ!!!」
返ってきた答えはあまりにも酷いものだった。
傷有りまりさはまりさの帽子を奪い取り、更に口に含んだ石を加重にして体当たりする。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?いぢゃいよお゛お゛お゛お゛お゛!!やめでね!!ゆっぐりじようよ!!」
「まりさにたべられるしかなのうのないあまあまがしやべるんじゃないぜ!!」
傷有りまりさはそのまま何度も何度もまりさを踏み付ける。
最初の一撃で戦意を奪われたまりさはまともな反撃も出来ずに、
「もっちょ…ゆっぐりじだがっだ…」
そのまま息絶えた。
傷有りまりさはそのまま死んだまりさの帽子を被り、自分の帽子をまりさの成れの果てに被せた。
辺りに誰もいないのは確認済みだ。
例え他のゆっくりがまりさの叫び声を聞いてやって来ても人間を騙せる程度の知
能と口八丁を持つ傷有りまりさなら騙し通してしまえる程度の自信はあった。
これで傷有りまりさとまりさは入れ代わってしまった。(傷有りまりさはこれから便宜上ゲスまりさとする。)
「む~しゃむ~しゃそれなり~…」
ゲスまりさはまりさを食べて腹ごしらえする。
栄養豊富だった飼いゆっくりとはいえ、一日何も食わないのは流石に堪えたよう
だ。
舌の肥えたゲスまりさが何とかして食えるもの…それがゆっくりだった。
何とか腹を満たす事の出来たゲスまりさはかつてまりさだったものを帽子に詰め込んでいく。
そうして、ゲスまりさはまるで何事もなかったかのように跳ねて行った。
傷付いた帽子はもういらない。
もしかしたら元飼い主が捜しに来るかもしれない。
だがここに帽子があれば、元飼い主も死んだと勘違いしてくれるかもしれない。
そのような理由で主に捨てられた帽子だけがそこに残っていた。
「ただいまなんだぜ!!」
「「「おきゃえりなしゃいおとうしゃん!!」」」
「おかえりなさ…まりさなの?」
帽子をパンパンにしてれいむ達のいるおうちに入ってくるゲスまりさ。
元気に答える赤れいむ二匹に赤まりさ一匹。
目の前にいるのが父親ではない事に気づいていない。
それに対し、少し違和感を感じるれいむ。
「「「おきゃえりなしゃいおとうしゃん!!」」」
「おかえりなさ…まりさなの?」
帽子をパンパンにしてれいむ達のいるおうちに入ってくるゲスまりさ。
元気に答える赤れいむ二匹に赤まりさ一匹。
目の前にいるのが父親ではない事に気づいていない。
それに対し、少し違和感を感じるれいむ。
「なにいってるんだぜ?
まりさはまりさにきまってるんだぜ!!」
呼吸するかのようにさも当然に嘘をつくゲスまりさ。
まりさはまりさにきまってるんだぜ!!」
呼吸するかのようにさも当然に嘘をつくゲスまりさ。
「ゆうう…でもなんかちがうきがするよ…」
れいむは何だか釈然としない表情を浮かべていた。
れいむは何だか釈然としない表情を浮かべていた。
「きっとおちびちゃんのせわでつかれてるんだぜ!!
きょうはごちそうだからこれをたべてゆっくりすればだいじょうぶなんだぜ!!」
そう言って帽子かられいむにとって愛するつがいの成れの果てを出す。
「ゆ…ゆああああああ!!?
あみゃあみゃだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
子まりさが歓喜の叫びを上げる。
同族殺しはゆっくりできない為、発覚すれば殺されるのがわかっているので中々
野生のゆっくりは甘味をとる事が出来ないのだ。
中身が甘味だと知らないゆっくりも多い。
だから「れいみゅはたべぼのじゃないようう!!?」等という台詞をはけるのだ。
きょうはごちそうだからこれをたべてゆっくりすればだいじょうぶなんだぜ!!」
そう言って帽子かられいむにとって愛するつがいの成れの果てを出す。
「ゆ…ゆああああああ!!?
あみゃあみゃだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
子まりさが歓喜の叫びを上げる。
同族殺しはゆっくりできない為、発覚すれば殺されるのがわかっているので中々
野生のゆっくりは甘味をとる事が出来ないのだ。
中身が甘味だと知らないゆっくりも多い。
だから「れいみゅはたべぼのじゃないようう!!?」等という台詞をはけるのだ。
「にんげんがすてたのをひろったんだぜ!!」
あまりにもあっさりと嘘をつくゲスまりさ。
成れの果てを出す時も帽子を口にくわえていた(触れているから装着していたの
と同じ判断とされた)からまだバレていない。
「ゆゆゆううううう!!?
すごいよまりさ!とってもゆっくしてるよおおおおおおッ!!!」
完膚なきままにぐちゃぐちゃにされたつがいの成れの果てだとれいむも気付かず目を輝かせる。
まりさに対する違和感も忘却の彼方だ。
あまりにもあっさりと嘘をつくゲスまりさ。
成れの果てを出す時も帽子を口にくわえていた(触れているから装着していたの
と同じ判断とされた)からまだバレていない。
「ゆゆゆううううう!!?
すごいよまりさ!とってもゆっくしてるよおおおおおおッ!!!」
完膚なきままにぐちゃぐちゃにされたつがいの成れの果てだとれいむも気付かず目を輝かせる。
まりさに対する違和感も忘却の彼方だ。
「いちゃじゃきまーしゅ!!」
「む~ちゃむ~ちゃ…ち、ちちあわしぇええええ!!?」
「うみぇ!きょれめっちゃうみぇえ!!」
「とってもおいしくてゆっくりできるよおおおおおお!!!」
皆夢中になって父親であり夫であったものを食っている。
そのあまりの醜態にまりさは自然と笑みが零れてしまう。
「む~ちゃむ~ちゃ…ち、ちちあわしぇええええ!!?」
「うみぇ!きょれめっちゃうみぇえ!!」
「とってもおいしくてゆっくりできるよおおおおおお!!!」
皆夢中になって父親であり夫であったものを食っている。
そのあまりの醜態にまりさは自然と笑みが零れてしまう。
やはりこいつ等は馬鹿だと…。
「ゆっゆゆ~…おにゃきゃいっぴゃいだよ…」
「れいみゅ…ねみゅきゅなっちぇきちゃよ…」
人間を遥かに越える単純な身体と知能を持つゆっくりは食べた後すぐ眠くなって
しまう。
「ゆっゆゆ~…おにゃきゃいっぴゃいだよ…」
「れいみゅ…ねみゅきゅなっちぇきちゃよ…」
人間を遥かに越える単純な身体と知能を持つゆっくりは食べた後すぐ眠くなって
しまう。
「ゆふああ…そうだね、きょうははやいけどす~やす~やしようね…。まりさ…とじまりをおねがいするよ…」
親れいむが大口を開けて欠伸をする。
後始末はゲスまりさに任せてさっさと眠りにつく身勝手な親れいむ。
まあいい、どうせ短い付き合いだ。
ゲスまりさは軽蔑の感情を顔に一切出さずゆっくり達が眠りにつくのを待った。
親れいむが大口を開けて欠伸をする。
後始末はゲスまりさに任せてさっさと眠りにつく身勝手な親れいむ。
まあいい、どうせ短い付き合いだ。
ゲスまりさは軽蔑の感情を顔に一切出さずゆっくり達が眠りにつくのを待った。
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「ゆんせ!ゆんせ!」
「すぴ~…ゆぴ~…」
「…とってもゆっくりしてるよぉ…」
ゲスまりさがとじまりの何処から持ってきたレンガを積み重ねていく。
確かにこれをしておけば猫や捕食種に襲われる危険性はなくなる。
だが、それは逆にここから逃げる事も難しくなるという事だ。
完全な成体であるまりさですら一苦労なのだかられいむや赤ゆっくりにレンガを動かせるわけがない。
「すぴ~…ゆぴ~…」
「…とってもゆっくりしてるよぉ…」
ゲスまりさがとじまりの何処から持ってきたレンガを積み重ねていく。
確かにこれをしておけば猫や捕食種に襲われる危険性はなくなる。
だが、それは逆にここから逃げる事も難しくなるという事だ。
完全な成体であるまりさですら一苦労なのだかられいむや赤ゆっくりにレンガを動かせるわけがない。
「ゆっふっふっふ…これでじゅんびがととのったんだぜ…」
ゲスまりさはほくそ笑む。
今まで下らない家族ごっこをしてきたがそれも終わりだ。
「れいみゅ…あきゃあしゃんみちゃいなおきゃあしゃんになりゅよ…」
他のゆっくりは全く起きる気配はない。
ゲスまりさはゆっくりと元の帽子の持ち主が使っていた木の棒を口にくわえて、
「まりさすぺしゃるをたっぷりあじわうんだぜ!」
そのまま親れいむのあんよに突き刺した。
ゲスまりさはほくそ笑む。
今まで下らない家族ごっこをしてきたがそれも終わりだ。
「れいみゅ…あきゃあしゃんみちゃいなおきゃあしゃんになりゅよ…」
他のゆっくりは全く起きる気配はない。
ゲスまりさはゆっくりと元の帽子の持ち主が使っていた木の棒を口にくわえて、
「まりさすぺしゃるをたっぷりあじわうんだぜ!」
そのまま親れいむのあんよに突き刺した。
「ゆんぎょああああああああああああああああッ!!!?」
突然の激痛に雄叫びを上げる親れいむ。
突然の激痛に雄叫びを上げる親れいむ。
「ゆ…どうちちゃのおきゃあしゃん…?」
「そんなおおぎょえだしゅなんちぇゆっきゅりしちぇにゃいよ…」
「…ゆっきゅちちちぇね…」
その叫びに目を覚ます三匹。
「そんなおおぎょえだしゅなんちぇゆっきゅりしちぇにゃいよ…」
「…ゆっきゅちちちぇね…」
その叫びに目を覚ます三匹。
「いぢゃあ゛い゛い゛い゛!!!
れいむのぎれいなあんよがいぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
だがありすは子供の声にも気付けず痛みにのたうつ。
「ゆ、ゆううううう!!?
おきゃあしゃんのきりぇいにゃあんよがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「おちょうしゃん、はやきゅおかあしゃんをたしゅけちぇね!!?」
やっと親れいむの様子がただ事ではないと理解した赤ゆっくり達は父親だとと思
い込んでいるゲスまりさに助けを求める。
れいむのぎれいなあんよがいぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
だがありすは子供の声にも気付けず痛みにのたうつ。
「ゆ、ゆううううう!!?
おきゃあしゃんのきりぇいにゃあんよがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「おちょうしゃん、はやきゅおかあしゃんをたしゅけちぇね!!?」
やっと親れいむの様子がただ事ではないと理解した赤ゆっくり達は父親だとと思
い込んでいるゲスまりさに助けを求める。
だが、
「うるさいんだぜ!!」
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
親れいむを突き刺した木の棒で赤ゆっくりまりさを突き刺した。
「おちょうしゃんなにしゅるにょおおッ!!?」
「ゆっきゅりできにゃいよお!!」
「まりさのごはんはゆっくりだまるんだぜえ゛!!」
続いて非難してくる赤れいむ二匹にも突き刺す。
「ゆぴいいいいいいいいちゃいよおおおおおッ!!!」
「おとうしゃん、どぼぢでごんなごどずぶのおおおおおおッ!!!?」
「まりさ…どうじで…がわいいおちび…ちゃんに…ごんなごど…」
愛するつがいの凶行に訳がわからない親れいむ。
「うるさいんだぜ!!」
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
親れいむを突き刺した木の棒で赤ゆっくりまりさを突き刺した。
「おちょうしゃんなにしゅるにょおおッ!!?」
「ゆっきゅりできにゃいよお!!」
「まりさのごはんはゆっくりだまるんだぜえ゛!!」
続いて非難してくる赤れいむ二匹にも突き刺す。
「ゆぴいいいいいいいいちゃいよおおおおおッ!!!」
「おとうしゃん、どぼぢでごんなごどずぶのおおおおおおッ!!!?」
「まりさ…どうじで…がわいいおちび…ちゃんに…ごんなごど…」
愛するつがいの凶行に訳がわからない親れいむ。
「ぷ…ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」
すると突然笑い出すゲスまりさ。
「ゆ…?」
それに驚くどころか呆気に取られるれいむ。
「まだきづかないなんてとんだあんこのうなんだぜ!!まりさはおまえのかぞくのくずのまりさとはちがうんだぜ!!」
そう言ってもみあげを使って帽子を取る。
途端、れいむ一家の顔が蒼白していく。
「ゆああああああああおとうしゃんじゃないいいいいい!!?」
「どうちちぇちらないまりしゃがおちょうしゃんのおびょうしかびゅっちぇるの
おおおおおお!!?」
「おちょうしゃんをどきょへやっちゃのきょのおおおお!!?」
「おまえらのおとうさんならまりさがゆっくりできなくさせたんだぜ!!かんしゃするんだぜ!」
ゲスまりさは誇らしげに言う。
すると突然笑い出すゲスまりさ。
「ゆ…?」
それに驚くどころか呆気に取られるれいむ。
「まだきづかないなんてとんだあんこのうなんだぜ!!まりさはおまえのかぞくのくずのまりさとはちがうんだぜ!!」
そう言ってもみあげを使って帽子を取る。
途端、れいむ一家の顔が蒼白していく。
「ゆああああああああおとうしゃんじゃないいいいいい!!?」
「どうちちぇちらないまりしゃがおちょうしゃんのおびょうしかびゅっちぇるの
おおおおおお!!?」
「おちょうしゃんをどきょへやっちゃのきょのおおおお!!?」
「おまえらのおとうさんならまりさがゆっくりできなくさせたんだぜ!!かんしゃするんだぜ!」
ゲスまりさは誇らしげに言う。
「ゆ…ゆ…ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!ごろじでやる゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!
ばりざをゆっぐぢでぎなぐじだげずはごろじでやぶう゛う゛う゛う゛!!!」
「うるさいってなんどいえばわかるんだぜ!!」
「ゆぎゅう゛う゛!!?」
激昂する親れいむを体当たり一撃で黙らせるまりさ。
いくら怒ろうにも親れいむの身体は最初の一撃でに負ってしまって
いた。
ばりざをゆっぐぢでぎなぐじだげずはごろじでやぶう゛う゛う゛う゛!!!」
「うるさいってなんどいえばわかるんだぜ!!」
「ゆぎゅう゛う゛!!?」
激昂する親れいむを体当たり一撃で黙らせるまりさ。
いくら怒ろうにも親れいむの身体は最初の一撃でに負ってしまって
いた。
「おまえらだってどうるいなんだぜ!!
じぶんのかぞくをたべて“しあわせ~”とかいってたんだぜ!!」
その言葉にれいむ一家全員が硬直する。
そして一拍おいた後、
「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
いきなり中身を吐き出しはじめた。
自分が家族であるれいむを食した事をようやく理解したのである。
だが嘔吐というの結構な労力がいる。
これでただでさえ出来ない抵抗が更に出来なくなってしまった。
「ようやくきづいたんだぜ!まったくどしがたいあんこのうなんだぜ!!」
ゲラゲラと笑い続けるゲスまりさ。
それを睨み付ける事しか出来ない親れいむ。
「きょろちちぇやりゅうううううううう!!!」
一匹の赤まりさが怒りに身を任せて体当たりしてくる。
だが赤ゆっくり程度の体当たり等大したダメージにもなりはしない。
簡単に体当たりし返す。
じぶんのかぞくをたべて“しあわせ~”とかいってたんだぜ!!」
その言葉にれいむ一家全員が硬直する。
そして一拍おいた後、
「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
いきなり中身を吐き出しはじめた。
自分が家族であるれいむを食した事をようやく理解したのである。
だが嘔吐というの結構な労力がいる。
これでただでさえ出来ない抵抗が更に出来なくなってしまった。
「ようやくきづいたんだぜ!まったくどしがたいあんこのうなんだぜ!!」
ゲラゲラと笑い続けるゲスまりさ。
それを睨み付ける事しか出来ない親れいむ。
「きょろちちぇやりゅうううううううう!!!」
一匹の赤まりさが怒りに身を任せて体当たりしてくる。
だが赤ゆっくり程度の体当たり等大したダメージにもなりはしない。
簡単に体当たりし返す。
「ゆぎゅあ゛あ゛!!?」
「まりしゃあ゛あ゛あ゛!!?」
「きょろちちぇやりゅううううう!!?」
赤まりさが簡単にやり返された事に今度は赤れいむが体当たりしようとする。
しかしゲスまりさは不敵に笑い、
「いいのかだぜ?
なかみがでたらゆっくりできなくなるのぜ!」
そう告げた。
そこでやっと自分の身体が危険な状態である事を思い出す。
「ゆ…ゆぐぅ…」
悔し涙を流しながら黙り込むれいむ一家。
それを見てゲスまりさは更に気分をよくする。
今まりさはこの場では神に等しい、と思い悦に浸る。
「まりしゃあ゛あ゛あ゛!!?」
「きょろちちぇやりゅううううう!!?」
赤まりさが簡単にやり返された事に今度は赤れいむが体当たりしようとする。
しかしゲスまりさは不敵に笑い、
「いいのかだぜ?
なかみがでたらゆっくりできなくなるのぜ!」
そう告げた。
そこでやっと自分の身体が危険な状態である事を思い出す。
「ゆ…ゆぐぅ…」
悔し涙を流しながら黙り込むれいむ一家。
それを見てゲスまりさは更に気分をよくする。
今まりさはこの場では神に等しい、と思い悦に浸る。
そして、
「まりさはおなかがすいたんだぜ。
だからおまんじゅうをゆっくりたべるんだぜ」
「ゆ、おまんじゅうしゃん!?どきょ、まりしゃもたべりゅ!」
まりさの宣言に目を輝かせて辺りを見る赤まりさ。
所詮は赤ゆっくり。
甘いものの欲求が全てを忘れ去らせてしまった。
「まりさはおなかがすいたんだぜ。
だからおまんじゅうをゆっくりたべるんだぜ」
「ゆ、おまんじゅうしゃん!?どきょ、まりしゃもたべりゅ!」
まりさの宣言に目を輝かせて辺りを見る赤まりさ。
所詮は赤ゆっくり。
甘いものの欲求が全てを忘れ去らせてしまった。
だが、
「いただきますなんだぜ!!」
「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
その期待もゲスまりさに身体の三分の一をかじり取られる事で激痛に塗り潰され
た。
「いただきますなんだぜ!!」
「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
その期待もゲスまりさに身体の三分の一をかじり取られる事で激痛に塗り潰され
た。
「まりしゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」
赤れいむが妹である赤まりさの悲惨な姿に思わず絶叫する。
「いぴゃいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
「ごろぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!
ぐぶはごぼじべやぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「どぼぢでぎょんなぎょちょちゅるのおおおおお!!?」
れいむ一家がそれぞれの絶叫を上げる。
しかしとうのゲスまりさは…、
「む~しゃむ~しゃ~ちょとしあわせ~♪
やっぱりたべるならあかちゃんにかぎるんだぜ♪」
と美味しそうに赤まりさの身体を食べていた。
そしてそのまま二口、三口と赤まりさをゆっくりゆっくりと食していく。
一口で殺さないのは苦しめて甘さを上げる為である。
「おちびじゃん!!じっがりじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
親れいむの悲鳴が響く。
赤れいむ二匹は隅の方でガタガタ震えている。
「もっちょ…ゆっぎゅり…しちゃ…「む~しゃむ~しゃしあわせ~」」
最期の一言すら言う事も出来ず赤まりさはゲスまりさの栄養になったのだった…。
赤れいむが妹である赤まりさの悲惨な姿に思わず絶叫する。
「いぴゃいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
「ごろぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!
ぐぶはごぼじべやぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「どぼぢでぎょんなぎょちょちゅるのおおおおお!!?」
れいむ一家がそれぞれの絶叫を上げる。
しかしとうのゲスまりさは…、
「む~しゃむ~しゃ~ちょとしあわせ~♪
やっぱりたべるならあかちゃんにかぎるんだぜ♪」
と美味しそうに赤まりさの身体を食べていた。
そしてそのまま二口、三口と赤まりさをゆっくりゆっくりと食していく。
一口で殺さないのは苦しめて甘さを上げる為である。
「おちびじゃん!!じっがりじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
親れいむの悲鳴が響く。
赤れいむ二匹は隅の方でガタガタ震えている。
「もっちょ…ゆっぎゅり…しちゃ…「む~しゃむ~しゃしあわせ~」」
最期の一言すら言う事も出来ず赤まりさはゲスまりさの栄養になったのだった…。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛れいみゅのきゃわいいいみょうちょぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛れいみゅおうちきゃえりゅう゛う゛う゛う゛う゛
う゛!!?」
「おちびちゃんが…ゆっぐりしてだまりさにぞっぐりだったかわいいおぢびじゃんが…」
家族が一日にして二匹も減ったショックに親れいむは呆然としており、赤れいむは泣き叫んでいた。
「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛れいみゅおうちきゃえりゅう゛う゛う゛う゛う゛
う゛!!?」
「おちびちゃんが…ゆっぐりしてだまりさにぞっぐりだったかわいいおぢびじゃんが…」
家族が一日にして二匹も減ったショックに親れいむは呆然としており、赤れいむは泣き叫んでいた。
「うるさいんだぜ。
ゴミはちゃんとかたづけとくんだぜ」
そう言ってゲスまりさは赤まりさの帽子を赤れいむの近くに放り投げる。
「まりしゃああああああああ!!?」
赤れいむは赤まりさの形見となった帽子へ駆け寄る。
それを見ながらゲスまりさは、
「はやくそのきたないおぼうしをたべるんだぜ」
と告げる。
「「ゆ?」」
ゲスまりさの言葉を理解できない赤れいむ二匹。
ゲスまりさは舌打ちしてもう一度告げた。
「はやくそのぼうしをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」
「ゆゆ、できりゅわけないでしょおおおおおおおお!!?」
「きょれはきゃわいいれいみゅのいみょうとのおびょうしだよ!!
ぞんにゃのでぎりゅわけないでしょおおおお!!!」
当然拒否の叫びをする。
ゴミはちゃんとかたづけとくんだぜ」
そう言ってゲスまりさは赤まりさの帽子を赤れいむの近くに放り投げる。
「まりしゃああああああああ!!?」
赤れいむは赤まりさの形見となった帽子へ駆け寄る。
それを見ながらゲスまりさは、
「はやくそのきたないおぼうしをたべるんだぜ」
と告げる。
「「ゆ?」」
ゲスまりさの言葉を理解できない赤れいむ二匹。
ゲスまりさは舌打ちしてもう一度告げた。
「はやくそのぼうしをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」
「ゆゆ、できりゅわけないでしょおおおおおおおお!!?」
「きょれはきゃわいいれいみゅのいみょうとのおびょうしだよ!!
ぞんにゃのでぎりゅわけないでしょおおおお!!!」
当然拒否の叫びをする。
だが、
「たべないならまりさがおまえたちをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」
ゲスまりさは有無を言わせずに告げた。
「ゆ…ゆぅ…」
流石にさっき自分の家族を食われたばかりでその言葉が本気である事はゆっくりしていたゆっくりの餡子脳でもわかった。
「たべないならまりさがおまえたちをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」
ゲスまりさは有無を言わせずに告げた。
「ゆ…ゆぅ…」
流石にさっき自分の家族を食われたばかりでその言葉が本気である事はゆっくりしていたゆっくりの餡子脳でもわかった。
「ゆ…ゆうぅ…」
死にたくない…けれども家族の形見を食べたくない…。
「はやくするんだぜ!!
そのきたないおぼうしをたべるか!まりさにたべられるかどっちがいいんだぜ!?」
だがゲスまりさは食わなければ殺すと告げている。
元より選択の余地などなかった。
「ゆっきゅり…む~しゃむ~しゃちゅるよ…」
そう言って帽子を食べ始める赤れいむ。
「ごみぇんね…まりしゃ…」
泣きながら最愛の家族を食べていく。
死にたくない…けれども家族の形見を食べたくない…。
「はやくするんだぜ!!
そのきたないおぼうしをたべるか!まりさにたべられるかどっちがいいんだぜ!?」
だがゲスまりさは食わなければ殺すと告げている。
元より選択の余地などなかった。
「ゆっきゅり…む~しゃむ~しゃちゅるよ…」
そう言って帽子を食べ始める赤れいむ。
「ごみぇんね…まりしゃ…」
泣きながら最愛の家族を食べていく。
「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!
こいつらじぶんのかぞくのたいせつなおかざりをたべてるんだぜ!!どうしようもないクズなんだぜ!!」
かつて自分の子供ですっきりしたり食い殺した事を完全に棚に上げて嘲笑うゲスまりさ。
こいつらじぶんのかぞくのたいせつなおかざりをたべてるんだぜ!!どうしようもないクズなんだぜ!!」
かつて自分の子供ですっきりしたり食い殺した事を完全に棚に上げて嘲笑うゲスまりさ。
「ゆ、ゆうううう…」
屈辱の涙を流しながらも赤れいむは帽子を食べつづける。
その姿を嘲笑うゲスまりさ。
屈辱の涙を流しながらも赤れいむは帽子を食べつづける。
その姿を嘲笑うゲスまりさ。
「ゆ、ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
すると突然叫び声を上げて親れいむがゲスまりさにタックルした。
「ゆがあ゛あ゛!!?」
まさかあんよに穴が開いた状態でそんな抵抗してくるとは夢にも思わなかったゲスまりさはそのまま体当たりされて転がる。
「おちびちゃんたちいまだよ!!はやぐにげるんだよ!!」
親れいむは逃げるように促す。
すると突然叫び声を上げて親れいむがゲスまりさにタックルした。
「ゆがあ゛あ゛!!?」
まさかあんよに穴が開いた状態でそんな抵抗してくるとは夢にも思わなかったゲスまりさはそのまま体当たりされて転がる。
「おちびちゃんたちいまだよ!!はやぐにげるんだよ!!」
親れいむは逃げるように促す。
「ゆ、ゆうう…でみょおきゃあしゃんは…?」
「いいからはやくにげるんだよ!!
あのまりさはゆっくりしてるおかあさんがやっつけるよ!!」
「ゆ、ゆう…」
「しっかりするんだよ!!しんじゃったまりさのぶんまでいきるんだよ!!」
迷う赤れいむに親れいむは叫んで行動を促す。
「ゆ、ゆううう!!にげりゅよ!」
「まっちぇおにぇえちゃん!」
赤れいむが跳ねて出入口に向かう。
「おちびちゃん…げんきでね…」
赤れいむ二匹を逃がす為に親れいむはゲスまりさに立ち塞がる。
ゲスまりさはというと…、
「いいからはやくにげるんだよ!!
あのまりさはゆっくりしてるおかあさんがやっつけるよ!!」
「ゆ、ゆう…」
「しっかりするんだよ!!しんじゃったまりさのぶんまでいきるんだよ!!」
迷う赤れいむに親れいむは叫んで行動を促す。
「ゆ、ゆううう!!にげりゅよ!」
「まっちぇおにぇえちゃん!」
赤れいむが跳ねて出入口に向かう。
「おちびちゃん…げんきでね…」
赤れいむ二匹を逃がす為に親れいむはゲスまりさに立ち塞がる。
ゲスまりさはというと…、
「ぷ、ぷくくく…ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」
転がった姿勢のまま馬鹿笑いしだす。
「ゆうう、なにがおかしいの!!!?」
いきなりの馬鹿笑いに驚き戸惑う親れいむ。
それはゲスまりさが答えるよりも早くわかった。
転がった姿勢のまま馬鹿笑いしだす。
「ゆうう、なにがおかしいの!!!?」
いきなりの馬鹿笑いに驚き戸惑う親れいむ。
それはゲスまりさが答えるよりも早くわかった。
「れんがしゃんゆっきゅりどいちぇね!」
「れいみゅのじゃまをちゅるなんちぇゆっきゅりちちぇにゃいよ!!」
「ゆゆゆううううう!!?」
親れいむは気付いた。
眠る時はいつもレンガで塞いでいた事を…。
それは外からの外敵の侵入を防ぐのに役に立ったが同時に中から外への脱出を困難にする事でもあった。
赤れいむ二匹にレンガを動かすことは出来ない。
親れいむも今の状況では出来ない。
そもそも親れいむは完全に忘れているが赤れいむ二匹も決して軽くはない怪我を負っているという事を…。
ゲスまりさとつがいのまりさが入れ代わっているのを気付けなかった時点で詰んでいたのだった。
「れいみゅのじゃまをちゅるなんちぇゆっきゅりちちぇにゃいよ!!」
「ゆゆゆううううう!!?」
親れいむは気付いた。
眠る時はいつもレンガで塞いでいた事を…。
それは外からの外敵の侵入を防ぐのに役に立ったが同時に中から外への脱出を困難にする事でもあった。
赤れいむ二匹にレンガを動かすことは出来ない。
親れいむも今の状況では出来ない。
そもそも親れいむは完全に忘れているが赤れいむ二匹も決して軽くはない怪我を負っているという事を…。
ゲスまりさとつがいのまりさが入れ代わっているのを気付けなかった時点で詰んでいたのだった。
「まさかここまであんこのうだとはおもわなかったんだぜ!」
「ゆ、ゆうううう!!
かわいいちびちゃんはれいむがまもるよ!!」
もはやゲスまりさを倒す以外に道はないと親れいむは判断する。
だがさっきの自分を省みない不意打ちの際に今までとは比ではない量の餡子を撒
き散らしてしまった。
ゆっくりだから気にもならないが周囲には甘ったるいニオイが充満していた。
「ゆ、ゆうううう!!
かわいいちびちゃんはれいむがまもるよ!!」
もはやゲスまりさを倒す以外に道はないと親れいむは判断する。
だがさっきの自分を省みない不意打ちの際に今までとは比ではない量の餡子を撒
き散らしてしまった。
ゆっくりだから気にもならないが周囲には甘ったるいニオイが充満していた。
「どいちぇねれんぎゃしゃあああああん!!?」
「れいみゅがゆっきゅりできにゃいよおおおおおお!!?」
涙を流しながら絶叫する赤れいむ二匹。
体当たりしても無駄な事を内心理解しているのだろう。
それの盾になる形で前にいる親れいむ。
「れいみゅがゆっきゅりできにゃいよおおおおおお!!?」
涙を流しながら絶叫する赤れいむ二匹。
体当たりしても無駄な事を内心理解しているのだろう。
それの盾になる形で前にいる親れいむ。
「おちびちゃんたちは…れいむがまもるよ…!!」
「ゲラゲラゲラ…これだからのらはばかでいやになるんだぜ!!」
ゲスまりさはその親れいむの姿を嘲笑う。
そして、
「ゆっくりしていってね!!」
ゆっくりの代名詞とも言える言葉を放つ。
そうすれば必然的に、
「ゆっくりしていってね!!」
「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」
言葉を返してしまうのが哀れなゆっくりの性だった。
その隙をゲスまりさは見逃さなかった。
さっきのお返しと言わんばかりに親れいむに体当たりする。
「ゆぎゃあ゛あ゛!!?」
不意打ちとなった一撃を受けた親れいむは先程のゲスまりさのように転がっていく。
その結果、
「ぷぎゅ!!?」
ぶちゅり、と音を立てて赤れいむ一匹が親れいむの下敷きになって潰れた。
「おねえちゃんぎゃちゅびゅれちゃっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「ゆ…ゆゆゆ!!?」
残った最後の子供である赤れいむの叫びで何が起きたか親れいむは理解してしまった。
「ゲラゲラゲラ…これだからのらはばかでいやになるんだぜ!!」
ゲスまりさはその親れいむの姿を嘲笑う。
そして、
「ゆっくりしていってね!!」
ゆっくりの代名詞とも言える言葉を放つ。
そうすれば必然的に、
「ゆっくりしていってね!!」
「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」
言葉を返してしまうのが哀れなゆっくりの性だった。
その隙をゲスまりさは見逃さなかった。
さっきのお返しと言わんばかりに親れいむに体当たりする。
「ゆぎゃあ゛あ゛!!?」
不意打ちとなった一撃を受けた親れいむは先程のゲスまりさのように転がっていく。
その結果、
「ぷぎゅ!!?」
ぶちゅり、と音を立てて赤れいむ一匹が親れいむの下敷きになって潰れた。
「おねえちゃんぎゃちゅびゅれちゃっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「ゆ…ゆゆゆ!!?」
残った最後の子供である赤れいむの叫びで何が起きたか親れいむは理解してしまった。
「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!
おちびちゃんをまもるんじゃなかったのかだぜゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」
「ゆ、ゆ、ゆ、ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
自分が殺した…そんな現実から逃避する為に親れいむは怒りをまりさにぶつけようとする。
おちびちゃんをまもるんじゃなかったのかだぜゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」
「ゆ、ゆ、ゆ、ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
自分が殺した…そんな現実から逃避する為に親れいむは怒りをまりさにぶつけようとする。
だが、
「こんどはきかないんだぜ!!」
「ゆぎゅあ゛あ゛!!?」
元々の状態でぶつかり合えば親れいむがゲスまりさに勝てる訳がない。
簡単に体当たりで吹っ飛ばされる。
「おきゃあしゃああああああん!!?」
赤れいむが親れいむに駆け寄る。
「お…ちびちゃ…にげ…」
「ちっきゃりちちぇよおきゃあじゃん!?
いっちょにゆっぎゅりじようよお゛お゛!!!」
逃げるように促す親と、親を心配する子。
窮地になると家族ですらあっさり見捨てるゆっくりという種では珍しく強い絆を持っているようだ。
だが、そんなものはゲスまりさの前には何の意味もなかった。
「ゆうう、うごいたらおなかがへったんだぜ。はらごしらえをするんだぜ」
「ゆ!?きゅ、きゅるにゃきょのきゅじゅああああああ!!?」
赤れいむは逃げる。
動揺した頭は親れいむの口の中に避難するという選択肢すら浮かばず、狭いおうちの中を跳ね回る。
しかし、赤ゆっくりが成体から逃げられる訳がなかった。
「やじゃあ゛あ゛!!?れいみゅはゆっきゅりしゅりゅにょお゛お゛お゛!!ごんなどごべじびだぶないいい!!?」
跳ね回る赤れいむ。そのすぐ背後に迫ったゲスまりさ。
ゲスまりさの舌の届く位置まで追い付かれた赤れいむにもう逃げる術はなかった。
「こんどはきかないんだぜ!!」
「ゆぎゅあ゛あ゛!!?」
元々の状態でぶつかり合えば親れいむがゲスまりさに勝てる訳がない。
簡単に体当たりで吹っ飛ばされる。
「おきゃあしゃああああああん!!?」
赤れいむが親れいむに駆け寄る。
「お…ちびちゃ…にげ…」
「ちっきゃりちちぇよおきゃあじゃん!?
いっちょにゆっぎゅりじようよお゛お゛!!!」
逃げるように促す親と、親を心配する子。
窮地になると家族ですらあっさり見捨てるゆっくりという種では珍しく強い絆を持っているようだ。
だが、そんなものはゲスまりさの前には何の意味もなかった。
「ゆうう、うごいたらおなかがへったんだぜ。はらごしらえをするんだぜ」
「ゆ!?きゅ、きゅるにゃきょのきゅじゅああああああ!!?」
赤れいむは逃げる。
動揺した頭は親れいむの口の中に避難するという選択肢すら浮かばず、狭いおうちの中を跳ね回る。
しかし、赤ゆっくりが成体から逃げられる訳がなかった。
「やじゃあ゛あ゛!!?れいみゅはゆっきゅりしゅりゅにょお゛お゛お゛!!ごんなどごべじびだぶないいい!!?」
跳ね回る赤れいむ。そのすぐ背後に迫ったゲスまりさ。
ゲスまりさの舌の届く位置まで追い付かれた赤れいむにもう逃げる術はなかった。
「いただきますだぜ!!」
最初から赤ゆっくり全て食うつもりだったゲスまりさは舌を器用に使って一息に赤れいむを口に入れ、よく噛んだ。
最初から赤ゆっくり全て食うつもりだったゲスまりさは舌を器用に使って一息に赤れいむを口に入れ、よく噛んだ。
「ゆぎいぃッ!!!?」
断末魔ともとれる叫びを上げ、赤れいむの声は完全に途絶えた。
最初の一噛みで死ねたのはむしろ幸運と言えよう。
断末魔ともとれる叫びを上げ、赤れいむの声は完全に途絶えた。
最初の一噛みで死ねたのはむしろ幸運と言えよう。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おぢびじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!?」
最後の一匹も食われてしまい絶望する親れいむ…いやもう子供はいないのだからただのれいむだ。
「む~しゃむ~しゃそれなり~♪」
口の周りを餡子で汚しながらも幸せそうな顔をするゲスまりさ。
れいむの目からでもとてもゆっくりしている事がわかる。
最後の一匹も食われてしまい絶望する親れいむ…いやもう子供はいないのだからただのれいむだ。
「む~しゃむ~しゃそれなり~♪」
口の周りを餡子で汚しながらも幸せそうな顔をするゲスまりさ。
れいむの目からでもとてもゆっくりしている事がわかる。
どうしておちびちゃんたちがゆっくりできなくなったのにこんなゲスがゆっくりしてるの…?
れいむは憎かった…。
家族を殺したゲスまりさを…。
何も出来ない自分を…。
だがれいむはただゲスまりさを憎悪を込めた眼差しで睨みつけるしか出来なかった。
家族を殺したゲスまりさを…。
何も出来ない自分を…。
だがれいむはただゲスまりさを憎悪を込めた眼差しで睨みつけるしか出来なかった。
「はらごしらえがおわったらつぎはうんどうしたくなってきたぜ」
ゲスまりさは邪悪な笑みを浮かべてれいむを見ながら舌なめずりをする。
途端にいきり立つゲスまりさのぺにぺに。
それでれいむにはまりさが何をしようとしているのか理解出来た。
一瞬にしてれいむの顔が恐怖に染まる。
「い、いや…こないで…」
れいむは歯をガチガチ鳴らし、はいずりながら逃げようとする。
だが今のれいむの状態ではゲスまりさから逃げることも、出入口を塞ぐレンガを
どかす事も出来ない。
「かおはいまいちだけどまりさはかんだいだからがまんしてやるんだぜ!」
「ごっぢぐるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!!!?」
れいむの悲痛な叫びが響いたのだった。
ゲスまりさは邪悪な笑みを浮かべてれいむを見ながら舌なめずりをする。
途端にいきり立つゲスまりさのぺにぺに。
それでれいむにはまりさが何をしようとしているのか理解出来た。
一瞬にしてれいむの顔が恐怖に染まる。
「い、いや…こないで…」
れいむは歯をガチガチ鳴らし、はいずりながら逃げようとする。
だが今のれいむの状態ではゲスまりさから逃げることも、出入口を塞ぐレンガを
どかす事も出来ない。
「かおはいまいちだけどまりさはかんだいだからがまんしてやるんだぜ!」
「ごっぢぐるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!!!?」
れいむの悲痛な叫びが響いたのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゲスまりさは跳ねていく。
用のなくなったおうちを捨てて。
用のなくなったおうちを捨てて。
れいむは結局あの後、ゲスまりさのすっきり用ゆっくり兼食料製造機としての生涯を送った。
最後の方には虚ろな瞳で「まりざぁ…おちびじゃん……おねぇぢゃ…おにいざ……」と譫言を呟き続けて子供の作りすぎで黒ずんでいった。
栄養を十二分に手に入れたゲスまりさは次なる獲物を探して跳ねていく。
人間に会えばどうなるかわからない。
ゆっくりを虐めるのを楽しむ人間がいる事をゲスまりさは知っている。
ゲスまりさの元飼い主もその一人だった。
飼いゆっくりは可愛がるが野良には容赦しない。そんなタイプだった。
だから人間に飼ってもらうにはゆっくり見極めなければならない。
捨てられた時点で希望は皆無だというのに…。
ゲスまりさは浅ましくまだ飼いゆっくりとしての生活へ舞い戻る事を諦めていな
かった…。
『ゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~♪』
すると何処かの家から耳障りな雑音が聞こえた。
「ゆうう、ゆっくりできないぜ…」
どうやら同じゆっくりからしてもあまり上手ではないらしい。
だがおうたを歌うゆっくりは野良の割合が高い。
おうたを好むのはれいむ種が多く、れいむ種はまりさ種よりも戦闘力は低い。
それに飼いゆっくりだったらおうたは歌わないようにさせるか、人間からでも聞
けるものに矯正するかのどちらかだ。
つまりはこのゆっくりは勝手に人間の家に入ったゲスだとゲスまりさは判断した。
これはチャンスだ。
そうゲスまりさは考えた。
人間のおうちを勝手に占領するゲスなゆっくりをやっつけて人間に恩を売ればも
しかしたら飼いゆっくりになれるかもしれない。いや、そうに決まってる!!
最後の方には虚ろな瞳で「まりざぁ…おちびじゃん……おねぇぢゃ…おにいざ……」と譫言を呟き続けて子供の作りすぎで黒ずんでいった。
栄養を十二分に手に入れたゲスまりさは次なる獲物を探して跳ねていく。
人間に会えばどうなるかわからない。
ゆっくりを虐めるのを楽しむ人間がいる事をゲスまりさは知っている。
ゲスまりさの元飼い主もその一人だった。
飼いゆっくりは可愛がるが野良には容赦しない。そんなタイプだった。
だから人間に飼ってもらうにはゆっくり見極めなければならない。
捨てられた時点で希望は皆無だというのに…。
ゲスまりさは浅ましくまだ飼いゆっくりとしての生活へ舞い戻る事を諦めていな
かった…。
『ゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~♪』
すると何処かの家から耳障りな雑音が聞こえた。
「ゆうう、ゆっくりできないぜ…」
どうやら同じゆっくりからしてもあまり上手ではないらしい。
だがおうたを歌うゆっくりは野良の割合が高い。
おうたを好むのはれいむ種が多く、れいむ種はまりさ種よりも戦闘力は低い。
それに飼いゆっくりだったらおうたは歌わないようにさせるか、人間からでも聞
けるものに矯正するかのどちらかだ。
つまりはこのゆっくりは勝手に人間の家に入ったゲスだとゲスまりさは判断した。
これはチャンスだ。
そうゲスまりさは考えた。
人間のおうちを勝手に占領するゲスなゆっくりをやっつけて人間に恩を売ればも
しかしたら飼いゆっくりになれるかもしれない。いや、そうに決まってる!!
実際はゲスまりさも薄汚い野良なので、同じような駆除対象でしかないのだがゲ
スまりさは自分と野良ゆっくりに隔絶したものと無意識下に考えている為気付きもしない。
まあこれはゲスまりさだけではなく元飼いゆっくりに多い傾向ではあるが。
スまりさは自分と野良ゆっくりに隔絶したものと無意識下に考えている為気付きもしない。
まあこれはゲスまりさだけではなく元飼いゆっくりに多い傾向ではあるが。
それはさておき、ゲスまりさは誰にも気付かれないようにゆっくりと野良ゆっくりのいる人間の家の敷地に近付いていく。
そこには予想通りバッジのないれいむ一家がそこにいた。
バッジが無い、これでゲスまりさが益々チャンスと判断した。
そこには予想通りバッジのないれいむ一家がそこにいた。
バッジが無い、これでゲスまりさが益々チャンスと判断した。
あれをゆっくりできなくしてゆっくりしてやろう。
ゲスまりさはそう結論して近付いていく。
「そろーりそろーり…」
ゲスまりさはゆっくりと近付いて行く。
声を出して雑草を倒しながら進んで行く。
ここまでして気付かないのはゆっくり位なものだ。
そして、
「ゆっくりしていってね!!」
ゆっくりでは回避しようのない不意打ちを始めた。
ゲスまりさはそう結論して近付いていく。
「そろーりそろーり…」
ゲスまりさはゆっくりと近付いて行く。
声を出して雑草を倒しながら進んで行く。
ここまでして気付かないのはゆっくり位なものだ。
そして、
「ゆっくりしていってね!!」
ゆっくりでは回避しようのない不意打ちを始めた。
「ゆっくりしてい…ゆげぇえ!!?」
ゲスまりさは親らしきれいむの返答を聞かず体当たりする。
「ゆぎゅう゛ぁ!!?
な゛にずぶのぼぉッ!!?」
口から餡子を吐き出して非難する親れいむを無視して口に入れてある石を重みにした身体でゲスまりさは体当たりする。
「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇるよ!!」
「おきゃあしゃんをいじみぇるにゃあ゛あ゛!!!」
「うるさいんだぜ!!」
ゲスまりさは難無く赤ゆっくり四匹を弾き飛ばして、親れいむに攻撃を続ける。
「ちゃっちゃとしぬんだぜ!!」
「ゆぎいい゛い゛い゛!!?」
出鼻をくじかれた親れいむは反撃も出来ずただ嬲られていく。
赤ゆっくり達は最初のゲスまりさの攻撃で完全に萎縮してしまい何も出来ない。
「はやきゅきょいくちょじじい!!!」
「おきゃあしゃんをたじゅけりょおおおおおお!!!」
ただ赤ゆっくり達が勝手に奴隷と思い込んでいた人間に来るように催促するだけだった。
当ゆっくり達は気付いていないが今日がもし平日だったら男は仕事で家にいない
かもしれないのにまるでいるのが当然のように扱っていた。
まぁ今回は男がいたからよかったが…。
ゲスまりさは親らしきれいむの返答を聞かず体当たりする。
「ゆぎゅう゛ぁ!!?
な゛にずぶのぼぉッ!!?」
口から餡子を吐き出して非難する親れいむを無視して口に入れてある石を重みにした身体でゲスまりさは体当たりする。
「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇるよ!!」
「おきゃあしゃんをいじみぇるにゃあ゛あ゛!!!」
「うるさいんだぜ!!」
ゲスまりさは難無く赤ゆっくり四匹を弾き飛ばして、親れいむに攻撃を続ける。
「ちゃっちゃとしぬんだぜ!!」
「ゆぎいい゛い゛い゛!!?」
出鼻をくじかれた親れいむは反撃も出来ずただ嬲られていく。
赤ゆっくり達は最初のゲスまりさの攻撃で完全に萎縮してしまい何も出来ない。
「はやきゅきょいくちょじじい!!!」
「おきゃあしゃんをたじゅけりょおおおおおお!!!」
ただ赤ゆっくり達が勝手に奴隷と思い込んでいた人間に来るように催促するだけだった。
当ゆっくり達は気付いていないが今日がもし平日だったら男は仕事で家にいない
かもしれないのにまるでいるのが当然のように扱っていた。
まぁ今回は男がいたからよかったが…。
「ばかなれいむはゆっくりしぬんだぜ!!」
「ゆぴいッ!!?」
「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇりゅよ!!?」
「どうちちぇぎょんなきょちょずるこぼお゛お゛!!?」
ゲスまりさは答えず体当たりを繰り返す。
すると、
「ゆうう!!じじい!はやきゅおきゃあしゃんをたちゅけりょおお!!!」
赤ゆっくりの一匹がゲスまりさの背後の誰かに向けて叫んだ。
やっと人間が来た!
ゲスまりさはそう確信して人間の方へ向き直る。何処と無くゆっくりさせてくれそうな雰囲気をしていた。
「ゆぴいッ!!?」
「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇりゅよ!!?」
「どうちちぇぎょんなきょちょずるこぼお゛お゛!!?」
ゲスまりさは答えず体当たりを繰り返す。
すると、
「ゆうう!!じじい!はやきゅおきゃあしゃんをたちゅけりょおお!!!」
赤ゆっくりの一匹がゲスまりさの背後の誰かに向けて叫んだ。
やっと人間が来た!
ゲスまりさはそう確信して人間の方へ向き直る。何処と無くゆっくりさせてくれそうな雰囲気をしていた。
そして、
「おにいさん!まりさはこのにんげんさんたちにめいわくをかけるわるいゲスなゆっくりをせいっさいしてるんだよ!!」
と高らかに宣言したのだった。
「おにいさん!まりさはこのにんげんさんたちにめいわくをかけるわるいゲスなゆっくりをせいっさいしてるんだよ!!」
と高らかに宣言したのだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「っちい!つかえないじじいだったんだぜ!!」
ゲスまりさは舌打ちしながら不満そうな顔を隠しもしない。
ゲスまりさは自分があのクズのれいむ一家を懲らしめて、その恩で男のペットに
なろうとしたのだ。
しかし、男はそれを丁重に断り、人参を渡す事で帰ってもらう事にしたのだ。
野良ゆっくりに対してならば破格の扱いなのだがゲスまりさはそれでも不服だった。
ゲスまりさの目的は飼いゆっくりになる事。
帽子も野良のものに変わっており、人間からも同じ飼いゆっくりからも元飼いゆっくりであるとはわからない。
ゲスまりさは舌打ちしながら不満そうな顔を隠しもしない。
ゲスまりさは自分があのクズのれいむ一家を懲らしめて、その恩で男のペットに
なろうとしたのだ。
しかし、男はそれを丁重に断り、人参を渡す事で帰ってもらう事にしたのだ。
野良ゆっくりに対してならば破格の扱いなのだがゲスまりさはそれでも不服だった。
ゲスまりさの目的は飼いゆっくりになる事。
帽子も野良のものに変わっており、人間からも同じ飼いゆっくりからも元飼いゆっくりであるとはわからない。
飼い主にしてやろうとしたのに男はまりさの要求を拒否しやがったんだぜ!!
下手に出てればいい気になってるんじゃないぜ!!
みたいな事を考えていた。
与えられた人参等にまりさは騙されはしない。
とかも考えててもいたが結局それで引き下がったし、下手に出てたら調子に乗ったのはゲスまりさの方であった。
むしろ普通ならばすぐにれいむ一家共々潰されるのがオチだ。
庭でしか飼わず、外に出すつもりがない場合は飼いゆっくりにわざわざバッジを付けない飼い主もいる。
その場合はさっきのゲスまりさが行った行動は殺されてもおかしくなかっただろう。
それを無傷で尚且つ野良では滅多に手に入らない人参をまるごと数本手に入れら
れたのだから結果としてはかなりいい方なのだがゲスまりさは不満足だった。
下手に出てればいい気になってるんじゃないぜ!!
みたいな事を考えていた。
与えられた人参等にまりさは騙されはしない。
とかも考えててもいたが結局それで引き下がったし、下手に出てたら調子に乗ったのはゲスまりさの方であった。
むしろ普通ならばすぐにれいむ一家共々潰されるのがオチだ。
庭でしか飼わず、外に出すつもりがない場合は飼いゆっくりにわざわざバッジを付けない飼い主もいる。
その場合はさっきのゲスまりさが行った行動は殺されてもおかしくなかっただろう。
それを無傷で尚且つ野良では滅多に手に入らない人参をまるごと数本手に入れら
れたのだから結果としてはかなりいい方なのだがゲスまりさは不満足だった。
「あのじじいはみるめがないんだぜ!!
こんどあったらもっとおやさいをよこしてもらうんだぜ!!」
ゲスまりさはあの家の主であった男を都合よく食い物をくれる人間と判断したようだ。
ゆっくりは一度相手を見下せばその見下された相手はどんどんそのゆっくりの中で下位となっていく。
見下せば見下す程相手に対して強気になるのがゆっくりだった。
それは飼いゆっくりであろうと変わらなかった。
それがゲスまりさにとってどんな災いになるかも知らずに…。
こんどあったらもっとおやさいをよこしてもらうんだぜ!!」
ゲスまりさはあの家の主であった男を都合よく食い物をくれる人間と判断したようだ。
ゆっくりは一度相手を見下せばその見下された相手はどんどんそのゆっくりの中で下位となっていく。
見下せば見下す程相手に対して強気になるのがゆっくりだった。
それは飼いゆっくりであろうと変わらなかった。
それがゲスまりさにとってどんな災いになるかも知らずに…。
――――――――――――――――――――――――――――――――
とりあえずゲスまりさはゆっくりできる場所を探して跳ねていく。
食糧は手に入れた。あとは住居だけだ。
すると、
「ゆ…ゆぅ…」
一匹のやつれながらも気品らしきものがある美ありすが倒れていた。
カチューシャにはバッジを無理矢理外したような跡がある。
ゲスまりさは間違いなくあれは元飼いゆっくりだと確信した。
おそらく捨てられて食うものを得られず衰弱して倒れたのだろう。
食糧は手に入れた。あとは住居だけだ。
すると、
「ゆ…ゆぅ…」
一匹のやつれながらも気品らしきものがある美ありすが倒れていた。
カチューシャにはバッジを無理矢理外したような跡がある。
ゲスまりさは間違いなくあれは元飼いゆっくりだと確信した。
おそらく捨てられて食うものを得られず衰弱して倒れたのだろう。
「……………」
別段不思議でもないゲスまりさが飼いゆっくりの時にもよく見た光景。
それなのにまりさは何故かありすから目が離せなかった。
「たず…げで…」
ゲスまりさに気付いたありすは助けを求める。
いつものゲスまりさなら見捨てるか殺してむ~しゃむ~しゃするかのどちらかだ。
だが、何を感じたのかゲスまりさは持っている人参を分け与え始めた。
食べやすいよう一度ゲスまりさがかみ砕いて渡す。
別段不思議でもないゲスまりさが飼いゆっくりの時にもよく見た光景。
それなのにまりさは何故かありすから目が離せなかった。
「たず…げで…」
ゲスまりさに気付いたありすは助けを求める。
いつものゲスまりさなら見捨てるか殺してむ~しゃむ~しゃするかのどちらかだ。
だが、何を感じたのかゲスまりさは持っている人参を分け与え始めた。
食べやすいよう一度ゲスまりさがかみ砕いて渡す。
「ゆ…ゆゆ、ありがとう…まりさはゆっくりできるまりさだね!!」
何とか会話出来るまで回復したありすはゲスまりさにお礼を言う。
「……………」
だがゲスまりさはそっぽを向いてしまう。
何だか照れ臭かったのだ。
「ゆうう?まりさどうしたの?」
「な、なんでもないんだぜ!!」
ゲスまりさの行動に首(?)を傾げるありす。
何とか会話出来るまで回復したありすはゲスまりさにお礼を言う。
「……………」
だがゲスまりさはそっぽを向いてしまう。
何だか照れ臭かったのだ。
「ゆうう?まりさどうしたの?」
「な、なんでもないんだぜ!!」
ゲスまりさの行動に首(?)を傾げるありす。
「そ、それじゃまりさはいくんだぜ!!」
「ゆ、ちょっとまって!
いっしょにとかいはにゆっくりしましょ!!」
去ろうとしたゲスまりさをありすは呼び止める。
ゲスまりさがありすの方を見ると、ありすは屈託のない笑みを浮かべていた。
それを見ただけで顔が真っ赤になるゲスまりさ。
ゲスまりさは感じた。
ゆっくりできないんだけどゆっくりできる不思議な感覚を。
今まで感じた事のない感覚にゲスまりさは戸惑っていた。
「…ゆ、わかったんだぜ…」
ゲスまりさはその感情の正体がよくわからないながらもその感情に従う事にした
のだった。
その感情が恋だと気付くのにゲスまりさはもう少し時間がかかりそうだった。
「ゆ、ちょっとまって!
いっしょにとかいはにゆっくりしましょ!!」
去ろうとしたゲスまりさをありすは呼び止める。
ゲスまりさがありすの方を見ると、ありすは屈託のない笑みを浮かべていた。
それを見ただけで顔が真っ赤になるゲスまりさ。
ゲスまりさは感じた。
ゆっくりできないんだけどゆっくりできる不思議な感覚を。
今まで感じた事のない感覚にゲスまりさは戸惑っていた。
「…ゆ、わかったんだぜ…」
ゲスまりさはその感情の正体がよくわからないながらもその感情に従う事にした
のだった。
その感情が恋だと気付くのにゲスまりさはもう少し時間がかかりそうだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あれから数日が経過した。
三以上数えられないゆっくりからすればたくさんの日が過ぎたのだ。
「おちびちゃんたち、きょうはおさんぽにいくんだぜ!」
「おしゃんぽ!おしゃんぽ!」
「とっちぇもときゃいはにぇ!」
野良生活にすっかり慣れたゲスまりさにはあのありすとの間に二匹の子まりさと
子ありすの子供が出来ていた。
あの後台風の直撃を経験し、公衆便所へ逃げ込んだがそこへやって来たゆっくり
出来ない人間から逃げて二匹は互いに愛し合うようになった。
所謂吊橋理論というやつだ。
ゆっくりの馴れ初め等誰も聞きたくないから割愛するとして、ゲスまりさはこうして初めて可愛いと思える我が子を手に入れた。
野良ゆっくりは生存競争が激しく、三日かそこらで子供を産む個体も多い。
のんびり子供を産めるのはゆっくりできる森や山のゆっくり、もしくは飼いゆっくり位だ。
三以上数えられないゆっくりからすればたくさんの日が過ぎたのだ。
「おちびちゃんたち、きょうはおさんぽにいくんだぜ!」
「おしゃんぽ!おしゃんぽ!」
「とっちぇもときゃいはにぇ!」
野良生活にすっかり慣れたゲスまりさにはあのありすとの間に二匹の子まりさと
子ありすの子供が出来ていた。
あの後台風の直撃を経験し、公衆便所へ逃げ込んだがそこへやって来たゆっくり
出来ない人間から逃げて二匹は互いに愛し合うようになった。
所謂吊橋理論というやつだ。
ゆっくりの馴れ初め等誰も聞きたくないから割愛するとして、ゲスまりさはこうして初めて可愛いと思える我が子を手に入れた。
野良ゆっくりは生存競争が激しく、三日かそこらで子供を産む個体も多い。
のんびり子供を産めるのはゆっくりできる森や山のゆっくり、もしくは飼いゆっくり位だ。
ゲスまりさに子供は結構いたが大体がゲスまりさ自身の手で殺されているからい
ないも同然だ。
ないも同然だ。
ゲスまりさは可愛い可愛いおちびちゃん二匹を見るだけで頬が緩んでくる。
ゲスまりさは初めて幸福というものを感じたのだった。
いつしかゲスまりさの中での目的が“かいゆっくりになる”から“ありすとおち
びちゃんたちとゆっくりする”に変わっていた。
ゲスまりさは初めて幸福というものを感じたのだった。
いつしかゲスまりさの中での目的が“かいゆっくりになる”から“ありすとおち
びちゃんたちとゆっくりする”に変わっていた。
「おきゃあしゃん、ありぇにゃに~?」
「あれはね、“おといれ”っていってにんげんさんがうんうんとしーしーをするばしょよ!」
「おとうしゃんおとうしゃん!
まりしゃきれいなおはなしゃんみちゅけちゃよ!!」
「ゆゆう、さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!」
先日の台風で公園に住むゆっくりの数は激減して餌にも余裕が出来、家族でのんびり散歩できた。
公園をぴょんぴょんと跳ねていくゲスまりさ一家。
すると、
「おちょうしゃん、あしょこににゃんだきゃゆっきゅりできにゃいのぎゃいりゅよ!」
子まりさがゆっくりできない何かを見つけた。
それは一匹の成体れいむに二匹の子ゆっくり位のはげまんじゅうだった。
何故かおかざりが頭ではなく顎の部分につけられているから気付きにくかったがはげまんじゅうがれいむ種である事がわかった。
「あれはね、“おといれ”っていってにんげんさんがうんうんとしーしーをするばしょよ!」
「おとうしゃんおとうしゃん!
まりしゃきれいなおはなしゃんみちゅけちゃよ!!」
「ゆゆう、さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!」
先日の台風で公園に住むゆっくりの数は激減して餌にも余裕が出来、家族でのんびり散歩できた。
公園をぴょんぴょんと跳ねていくゲスまりさ一家。
すると、
「おちょうしゃん、あしょこににゃんだきゃゆっきゅりできにゃいのぎゃいりゅよ!」
子まりさがゆっくりできない何かを見つけた。
それは一匹の成体れいむに二匹の子ゆっくり位のはげまんじゅうだった。
何故かおかざりが頭ではなく顎の部分につけられているから気付きにくかったがはげまんじゅうがれいむ種である事がわかった。
「ゆゆう、いなかものなれいむね…」
「ゆっきゅちできにゃいよぉ…」
ありすと子ありすが不満げな顔をしている。
それを見たゲスまりさは、
「おとうさんにまかせておくんだぜ!!
あのゆっくりできないゆっくりどもをせいっさいしてくるんだぜ!!」
「ゆっきゅちできにゃいよぉ…」
ありすと子ありすが不満げな顔をしている。
それを見たゲスまりさは、
「おとうさんにまかせておくんだぜ!!
あのゆっくりできないゆっくりどもをせいっさいしてくるんだぜ!!」
家族の前で良いところを見せたいゲスまりさはありす達にそう告げて跳ねていく。
相手はボロボロの成体とはげまんじゅう。
「ゆっくりしていってね!!」で不意を打つ必要すらなかった。
相手はボロボロの成体とはげまんじゅう。
「ゆっくりしていってね!!」で不意を打つ必要すらなかった。
「ゆっくりしねえ!!」
ゲスまりさが叫びながら体当たりをする。
「ゆぶぐえッ!!!?」
傷だらけの成体れいむがゲスまりさの体当たりで転がっていく。
「おきゃあしゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」
「ひょほひへほんにゃひょほしゅふのほおおおおおお!!?」
転がっていく成体れいむを見ながらはげまんじゅう二匹がゲスまりさを非難する。
「ププ、ゆっきゅりできにゃいきゅじゅがなにきゃちゃべっちぇりゅよ」
「いなきゃもにょにょくちぇににゃまいきにぇ!」
一番大きい成体れいむがあのザマだった為、相手が弱いとわかると途端に強気になるのは人間もゆっくりも同じだ。
ゲスまりさが叫びながら体当たりをする。
「ゆぶぐえッ!!!?」
傷だらけの成体れいむがゲスまりさの体当たりで転がっていく。
「おきゃあしゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」
「ひょほひへほんにゃひょほしゅふのほおおおおおお!!?」
転がっていく成体れいむを見ながらはげまんじゅう二匹がゲスまりさを非難する。
「ププ、ゆっきゅりできにゃいきゅじゅがなにきゃちゃべっちぇりゅよ」
「いなきゃもにょにょくちぇににゃまいきにぇ!」
一番大きい成体れいむがあのザマだった為、相手が弱いとわかると途端に強気になるのは人間もゆっくりも同じだ。
「よひゅもおひゃあ゛じゃんをお゛お゛お゛お゛!!!」
はげまんじゅうがゲスまりさに体当たりを仕掛ける。だが貧弱な子ゆっくりの体
当たりなどゲスまりさの前には意味がなかった。
はげまんじゅうがゲスまりさに体当たりを仕掛ける。だが貧弱な子ゆっくりの体
当たりなどゲスまりさの前には意味がなかった。
「きだないクズがまりさにざわるんじゃないぜ!!」
ゲスまりさは逆にはげまんじゅうを弾き飛ばし、上からのしかかる。
汚らわしいものに触れられたと思いブチ切れたゲスまりさははげまんじゅうを綺麗に半分だけ踏み潰す。
身体の半分が無くなった事によりはげまんじゅは苦しむが、ゆっくりは中身を三分の一以上失えば死に、脳の部分の役割を持つ中枢餡を破壊されれば死ぬので綺麗に半分潰されたはげまんじゅうは、即死には至れず、致命傷の中で無駄な苦しみを味わう事になった。
ゲスまりさは逆にはげまんじゅうを弾き飛ばし、上からのしかかる。
汚らわしいものに触れられたと思いブチ切れたゲスまりさははげまんじゅうを綺麗に半分だけ踏み潰す。
身体の半分が無くなった事によりはげまんじゅは苦しむが、ゆっくりは中身を三分の一以上失えば死に、脳の部分の役割を持つ中枢餡を破壊されれば死ぬので綺麗に半分潰されたはげまんじゅうは、即死には至れず、致命傷の中で無駄な苦しみを味わう事になった。
「ゆ、ゆひぃ…いひゃいほぉ…ゆっひゅひぃ…」
顔のある前面の方だけが動いて気持ち悪い。
「どうひへ…へいひゅは…ほんな…へに…」
目が苦しみから逃れようとせわしなく動き、ある一点の方向を向いたまま、動かなくなった。
ゲスまりさは目障りだとばかりにそのはげまんじゅうを完全に潰すと生き残っているもう一匹のはげまんじゅうへ意識を向ける。
顔のある前面の方だけが動いて気持ち悪い。
「どうひへ…へいひゅは…ほんな…へに…」
目が苦しみから逃れようとせわしなく動き、ある一点の方向を向いたまま、動かなくなった。
ゲスまりさは目障りだとばかりにそのはげまんじゅうを完全に潰すと生き残っているもう一匹のはげまんじゅうへ意識を向ける。
「ゆひぃ!!?」
今まで呆然としていたはげまんじゅうも、自身に危険が迫っている事に気付き、
恐怖に顔が引き攣る。
しかし、
「おちびじゃんは…れいむがまもるよ…!!!」
「おきゃあしゃん!?」
転がした筈のれいむが戻って来てゲスまりさに立ち塞がる。
親の愛情は強しとでも言うべきかもしれない。
ボロボロの身体ではげまんじゅうを守る姿は憐れでありながらも何処か美しさがあった。
命に代えても子供を守ろうとする覚悟は高潔でもあった。
「おちびちゃんをいじ「うるさいんだぜ!!」ゆぴぃ!!?」
しかし現実の力の差の前にはそんなものは意味がなかった。
「ゆっくり!できない!くずは!いきてる!だけ!むだ!なんだぜ!!
だから!!ゆっくり!!しないで!!さっさと!!しぬんだぜ!!」
「ゆぎぃ!?くびぃ!?ひびぃ!?」
何回もの踏み付けるかのような体当たりにれいむは餡子を吐き出す。
傷口からも溢れていく餡子がゲスまりさの体当たりでポンプのようになって飛び散る。
今まで呆然としていたはげまんじゅうも、自身に危険が迫っている事に気付き、
恐怖に顔が引き攣る。
しかし、
「おちびじゃんは…れいむがまもるよ…!!!」
「おきゃあしゃん!?」
転がした筈のれいむが戻って来てゲスまりさに立ち塞がる。
親の愛情は強しとでも言うべきかもしれない。
ボロボロの身体ではげまんじゅうを守る姿は憐れでありながらも何処か美しさがあった。
命に代えても子供を守ろうとする覚悟は高潔でもあった。
「おちびちゃんをいじ「うるさいんだぜ!!」ゆぴぃ!!?」
しかし現実の力の差の前にはそんなものは意味がなかった。
「ゆっくり!できない!くずは!いきてる!だけ!むだ!なんだぜ!!
だから!!ゆっくり!!しないで!!さっさと!!しぬんだぜ!!」
「ゆぎぃ!?くびぃ!?ひびぃ!?」
何回もの踏み付けるかのような体当たりにれいむは餡子を吐き出す。
傷口からも溢れていく餡子がゲスまりさの体当たりでポンプのようになって飛び散る。
「ゆ…ゆひぃ…」
れいむの餡子を半分出した時点でゲスまりさは体当たりを止め、はげまんじゅう
へ向き直る。
「や、やじゃ…ちにちゃきゅにゃい…」
はげまんじゅうはゲスまりさに完全に萎縮してしまった。
「にげ…ちぇ…おちびちゃん…」
れいむが死に体でありながらも逃げるように促す。
「ゆ、ゆわああああああああん!!!」
はげまんじゅうは涙を流して逃げ出す。
だが所詮赤ゆっくりの逃げ足などたかが知れている。
れいむの餡子を半分出した時点でゲスまりさは体当たりを止め、はげまんじゅう
へ向き直る。
「や、やじゃ…ちにちゃきゅにゃい…」
はげまんじゅうはゲスまりさに完全に萎縮してしまった。
「にげ…ちぇ…おちびちゃん…」
れいむが死に体でありながらも逃げるように促す。
「ゆ、ゆわああああああああん!!!」
はげまんじゅうは涙を流して逃げ出す。
だが所詮赤ゆっくりの逃げ足などたかが知れている。
「ゆっくりできないくじゅはいきでるだけむだなんだじぇ!!」
するとはげまんじゅうが逃げた先に赤まりさが立ち塞がり体当たりで弾き飛ばす
。
「ゆげえ!!?」
はげまんじゅうは回避行動も取れず転がってしまう。
「まじゃおわりじゃにゃいじぇ!!」
赤まりさははげまんじゅうの後を追い、何度も体当たりを仕掛ける。
「ゆぎい!!?いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛!!!」
泣き叫ぶはげまんじゅう。
するとはげまんじゅうが逃げた先に赤まりさが立ち塞がり体当たりで弾き飛ばす
。
「ゆげえ!!?」
はげまんじゅうは回避行動も取れず転がってしまう。
「まじゃおわりじゃにゃいじぇ!!」
赤まりさははげまんじゅうの後を追い、何度も体当たりを仕掛ける。
「ゆぎい!!?いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛!!!」
泣き叫ぶはげまんじゅう。
「ぷきゅきゅ、きたないなきごえね」
「まりしゃおねえしゃんやっちゃえ~♪」
嘲笑う声は聞こえても助けようとする声はしない。
「まりしゃおねえしゃんやっちゃえ~♪」
嘲笑う声は聞こえても助けようとする声はしない。
「ゆ、ゆひぃ…」
それでもはげまんじゅうは必死に逃げる。
「そろそろ死ぬんだぜ!」
しかしそんなはげまんじゅうの努力を嘲笑うかのようにゲスまりさがはげまんじ
ゅうにのしかかる。
その結果、ついにはげまんじゅうの皮が破れて餡子が漏れ出す。
迫り来る死の予感にはげまんじゅうは戦慄する。
そして、
「おきゃあしゃんたぶべッ!!?」
親に助けを求めようとして、ゲスまりさに跡形もなく潰されたのだった。
それでもはげまんじゅうは必死に逃げる。
「そろそろ死ぬんだぜ!」
しかしそんなはげまんじゅうの努力を嘲笑うかのようにゲスまりさがはげまんじ
ゅうにのしかかる。
その結果、ついにはげまんじゅうの皮が破れて餡子が漏れ出す。
迫り来る死の予感にはげまんじゅうは戦慄する。
そして、
「おきゃあしゃんたぶべッ!!?」
親に助けを求めようとして、ゲスまりさに跡形もなく潰されたのだった。
「お…ちびちゃん…」
れいむはただただ呆然と呟くだけだ。
それに対して歓喜の声を上げるゲスまりさ一家。
れいむはただただ呆然と呟くだけだ。
それに対して歓喜の声を上げるゲスまりさ一家。
「さすがありすのだ~りんのまりさね!とってもとかいはよ!!」
「ゆゆ~ん。てれるんだぜありす♪
そういうありすもかわいいんだぜ♪」
「おちょうしゃんもおきゃあしゃんもとちぇみょゆっきゅりちちぇるね!」
「とっちぇもときゃいはにぇ!」
互いにゆっくりできないやつを倒した喜びを分かち合う。
その時、ゲスまりさが近付いてくる足音に気付いた。
ゲスまりさが振り向いて反射的に、
「ゆ?なんのようなんだぜ!!
いまとりこみちゅうなんだぜ!
さっさとどっかいかないとゆっくりできなくさせるんだぜ!」
と威嚇した。
ゲスまりさが叫んだ先にはかつてゲスまりさに人参を捧げた男がこっちに向けて歩いて来ていた。
男の方は数日の間に野良として適応し、薄汚れたまりさとかつて庭に勝手に住み着いたれいむ一家の親れいむを殺したまりさが同じゆっくりだとは気付かなかった。
だが変な所で頭の回るゲスまりさは男があの時人参を捧げた男だと言い切った時点で気付いた。
だから人間の強さを知っているゲスまりさでも強気な態度を崩さずにいる事が出来たのだ。
そして、その声に反応したれいむも男に意識を向けた。
次の瞬間、
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」
突然の大絶叫を上げて、目を見開いたまま親れいむは二度と動く事は無くなった。
ゲスまりさ一家もそれに対してビックリする。
ゲスまりさ達が一体何なのかとれいむの方を見ると既にれいむは息絶えていた。
これ以上なく顔を恐怖に歪めて…。
『いったいなんなんだぜ?』
ゲスまりさはれいむが急に叫んだ意味が理解できなかった。
あの叫び声は台風の日にトイレに逃げ込んだ時に現れたゆっくりできない人間に
殺されていったゆっくりが上げた叫び声と似ていた。
と、考えている内に男は踵を返して公園から出ていこうとする。
男が逃げようとしている。
そう判断したゲスまりさは再び男からゆっくり出来る何かをもらわなければなら
ないと考えていた。
「ゆゆ~ん。てれるんだぜありす♪
そういうありすもかわいいんだぜ♪」
「おちょうしゃんもおきゃあしゃんもとちぇみょゆっきゅりちちぇるね!」
「とっちぇもときゃいはにぇ!」
互いにゆっくりできないやつを倒した喜びを分かち合う。
その時、ゲスまりさが近付いてくる足音に気付いた。
ゲスまりさが振り向いて反射的に、
「ゆ?なんのようなんだぜ!!
いまとりこみちゅうなんだぜ!
さっさとどっかいかないとゆっくりできなくさせるんだぜ!」
と威嚇した。
ゲスまりさが叫んだ先にはかつてゲスまりさに人参を捧げた男がこっちに向けて歩いて来ていた。
男の方は数日の間に野良として適応し、薄汚れたまりさとかつて庭に勝手に住み着いたれいむ一家の親れいむを殺したまりさが同じゆっくりだとは気付かなかった。
だが変な所で頭の回るゲスまりさは男があの時人参を捧げた男だと言い切った時点で気付いた。
だから人間の強さを知っているゲスまりさでも強気な態度を崩さずにいる事が出来たのだ。
そして、その声に反応したれいむも男に意識を向けた。
次の瞬間、
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」
突然の大絶叫を上げて、目を見開いたまま親れいむは二度と動く事は無くなった。
ゲスまりさ一家もそれに対してビックリする。
ゲスまりさ達が一体何なのかとれいむの方を見ると既にれいむは息絶えていた。
これ以上なく顔を恐怖に歪めて…。
『いったいなんなんだぜ?』
ゲスまりさはれいむが急に叫んだ意味が理解できなかった。
あの叫び声は台風の日にトイレに逃げ込んだ時に現れたゆっくりできない人間に
殺されていったゆっくりが上げた叫び声と似ていた。
と、考えている内に男は踵を返して公園から出ていこうとする。
男が逃げようとしている。
そう判断したゲスまりさは再び男からゆっくり出来る何かをもらわなければなら
ないと考えていた。
「ちょっとまつんだぜ!!」
だから咄嗟にゲスまりさは男を呼び止めた。
「何だい?」と呟きながら男が親まりさの方へ振り向く。
ゲスまりさは完全にこの男を見くびっていた。
かつて弱っちい赤ゆっくり四匹の言われるままだった男…ゲスまりさが散々罵倒したのに何もしないでただ人参をよこしていた男…。
下と一度見なしたらとことん下と見なすゆっくりという種の特徴。
その本質は他のゆっくりに比べて頭の回るゲスまりさもその本能だけは消せなかった。
かつてゲスまりさは誓った。
今度会ったらもっとおやさいをよこさせてやろうと。
もはやゲスまりさの中ではこの男から野菜を貰う事が確定していた。
だから咄嗟にゲスまりさは男を呼び止めた。
「何だい?」と呟きながら男が親まりさの方へ振り向く。
ゲスまりさは完全にこの男を見くびっていた。
かつて弱っちい赤ゆっくり四匹の言われるままだった男…ゲスまりさが散々罵倒したのに何もしないでただ人参をよこしていた男…。
下と一度見なしたらとことん下と見なすゆっくりという種の特徴。
その本質は他のゆっくりに比べて頭の回るゲスまりさもその本能だけは消せなかった。
かつてゲスまりさは誓った。
今度会ったらもっとおやさいをよこさせてやろうと。
もはやゲスまりさの中ではこの男から野菜を貰う事が確定していた。
『そうだ、ぜっせいのびゆっくりのありすとてんかいっぴんのかわいさをもつお
ちびちゃんをみたぶんもはらってもらうんだぜ!!』
と決めたゲスまりさはむかつく笑みを浮かべて…、
「さっききれいなありすとかわいいおちびちゃんをみてたんだぜ!!かんしょうりょうをようきゅうするんだぜ!!」
と言い放った。
これには思わず男も渋い顔をする。
しかしゲスまりさは気にせず宣言する。
ちびちゃんをみたぶんもはらってもらうんだぜ!!』
と決めたゲスまりさはむかつく笑みを浮かべて…、
「さっききれいなありすとかわいいおちびちゃんをみてたんだぜ!!かんしょうりょうをようきゅうするんだぜ!!」
と言い放った。
これには思わず男も渋い顔をする。
しかしゲスまりさは気にせず宣言する。
「ぜっせいのびゆっくりのありすときゅうきょくのかわいさのおちびちゃんをみたんだからとうぜんなんだぜ!!
でもまりさはかんだいだからいちまんえんでゆるしてやるんだぜ!!」
「ゆゆう!!ぜっせいのびゆっくりだなんててれるわまりさ!!」
「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇー!!」」
ありすとかわいいおちびちゃんが答える。
「……………!?」
男の身体が強張る。
「ゆ?どうしたんだぜ?
はやくよこさないとまりさがじきじきにゆっくりできなくさせてやるんだぜ!」
男がよくわからない行動をするのにゲスまりさは疑問に思った。
だが、
「きっとありすとおちびちゃんたちのかわいさにみとれちゃったのね!!」
ありすの一言で納得してしまった。
もしかしたらこれが最後のチャンスであったかもしれなかったのに…。
「ゆ、そうなのかだぜ!!
なかなかみどころのあるじじいなんだぜ!!」
いくら頭が回ろうとも所詮はゆっくり。
一度見下した相手は痛い目に遭わなければ見直さないのだ。
でもまりさはかんだいだからいちまんえんでゆるしてやるんだぜ!!」
「ゆゆう!!ぜっせいのびゆっくりだなんててれるわまりさ!!」
「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇー!!」」
ありすとかわいいおちびちゃんが答える。
「……………!?」
男の身体が強張る。
「ゆ?どうしたんだぜ?
はやくよこさないとまりさがじきじきにゆっくりできなくさせてやるんだぜ!」
男がよくわからない行動をするのにゲスまりさは疑問に思った。
だが、
「きっとありすとおちびちゃんたちのかわいさにみとれちゃったのね!!」
ありすの一言で納得してしまった。
もしかしたらこれが最後のチャンスであったかもしれなかったのに…。
「ゆ、そうなのかだぜ!!
なかなかみどころのあるじじいなんだぜ!!」
いくら頭が回ろうとも所詮はゆっくり。
一度見下した相手は痛い目に遭わなければ見直さないのだ。
「ゆぅ~、しょうがないわね。
とかいはなありすがさーびすしてあげるわ。
さぁ、おちびちゃんもいっしょにいいましょう!!」
勘違いして勝手に話を進めているありす達。
だが男はそれに反応しない。
そして、
「かわいくってごめんね~♪」
「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ~!!」」
親ありすと子ゆっくり二匹はそう言いながらウインクした。
「ゆううう!!?さすがありすなんだぜ!!さーびすおうせいなんだぜ!!ありすはせかいいちのきりょうよしなんだぜ!!
はやくくそじじいはいちおくちょうまんえんはらうんだぜ!!」
男は調子に乗ったゲスまりさの言葉にも反応しなかった。
ただ…、
「ゆゆう!!?」
目から大粒の涙を流していた。
そして…、
とかいはなありすがさーびすしてあげるわ。
さぁ、おちびちゃんもいっしょにいいましょう!!」
勘違いして勝手に話を進めているありす達。
だが男はそれに反応しない。
そして、
「かわいくってごめんね~♪」
「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ~!!」」
親ありすと子ゆっくり二匹はそう言いながらウインクした。
「ゆううう!!?さすがありすなんだぜ!!さーびすおうせいなんだぜ!!ありすはせかいいちのきりょうよしなんだぜ!!
はやくくそじじいはいちおくちょうまんえんはらうんだぜ!!」
男は調子に乗ったゲスまりさの言葉にも反応しなかった。
ただ…、
「ゆゆう!!?」
目から大粒の涙を流していた。
そして…、
「……謝らなくって…いいんだよ……」
こうして…ゲスまりさは大切な家族を失う事になったっだった……。
続く
あとがき
おかしい…何でこんなに長くなってるんだ…?
本来はさっさと殺して終わらせる筈だったのに無駄に長くなってる…。
個人的には出てくるゆっくりは全てしっかり殺したいから長くなってしまっているのか…?
と、いうわけで申し訳ありませんが長すぎるので上と下に分けて作らせていただきました。
どうか御了承ください。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
ところで、天然お兄さんは虐待人間と愛護人間どっちに該当させればいいんだろうか?
おかしい…何でこんなに長くなってるんだ…?
本来はさっさと殺して終わらせる筈だったのに無駄に長くなってる…。
個人的には出てくるゆっくりは全てしっかり殺したいから長くなってしまっているのか…?
と、いうわけで申し訳ありませんが長すぎるので上と下に分けて作らせていただきました。
どうか御了承ください。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
ところで、天然お兄さんは虐待人間と愛護人間どっちに該当させればいいんだろうか?
過去に作ったSS
ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ!
ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!
ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!
ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ
ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!
ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!
ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!
ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ
ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!
挿絵:にとりあき