ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1969 ゆクライド
最終更新:
ankoss
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『ゆクライド』 ○○あき 作
暑い!熱いと言えば○ライド!そんな訳でス○ライドでパロディを書こうとしたらこんなのが出来ました。
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馬鹿な饅頭と吐き捨てて、屑な糞袋と揶揄される。
愚直な生き方否定され、道化にさえも笑われる。
それがゆっくり! その屑、その馬鹿、他に並ぶ者なし! (by若○規夫)
人里近くにある森、その外れを目指し跳ねる3匹のゆっくり。
森を抜けた先には、ゆっくりした夏野菜が実る畑がある。
『このさきにおやさいさんがはえてるゆっくりぷれいすがあるんだよ。』
『おやさいさんはゆっくりできるんだねぇ~わかるよぉ~』
『とかいはだわぁ~』
好物の野菜を食すべく、人間の畑を襲撃に向かっていた。
ゆっくりにとって植物は自然に生える物であり、育てる物と言う概念は持ち合わせてはいない。
それゆえに何度追い払われても、野菜は勝手に生えてきているのだから、自分達も食べる権利があると信じている。
だがそんな彼女等の前に、立ちふさがる1匹のゆっくり。
『ここからさきは、まりさのゆっくりぷれいすだよ。かってにはいらないでね!』
まりさは3匹の前に立ち、この先へ進めぬ様に道を塞ぐ。
実際には少し回れば、幾らでも先に進む手段は存在する。
だが思慮に欠けるゆっくりには、目の前にる手段しか考えが及ばない。
『れいむのす~ぱ~むしゃむしゃたいむを、じゃまするなんてげすなまりさだね!』
『げすなんだねぇ~わからないよぉ~』
『そんなわからずやなまりさには、ありすのとかいはなあいをわけてあげるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』
邪魔者を排除すべく、まりさに襲い掛かかる3匹。
3対1の不利な条件でありながらも、まりさは怯む事はなかった。
『しかたないね・・・せいさいするよ!!しょうげきのひとつめのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『れいむをゆっくりさせないげすはし・・・ぐへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・』
まずは先頭に立つれいむに、体当たりをかまし弾き飛ばす。
れいむは反撃を予測していなかったのか、もろにカウンターが決まり藪へと転がっていく。
『げきめつのふたつめのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・ぼげぇ・・・・』
続けて飛ばされたれいむに、気をとられたちぇんを吹っ飛ばす。
ちぇんは、橡の木の根元へと転がっていった。
『こんなのとかいはじゃないわぁぁぁぁ!!』
やられた2匹を見て、ありすは怖気づき逃げ出し始める。
しかしまりさは見逃さない、背後を追い駆けていく。
『まっさつのぉぉぉぉぉぉさいごのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『むほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・おぼてなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・』
最後は駆けて加速がついた分、威力が上乗せされありすに加えられた。
吹っ飛ぶ様にありすは、そのまま捨て台詞を吐きながら森の奥へと転がっていく。
『れいむをおいてかないでねぇ~~~~~~』
『わがらないよぉぉぉぉ~~~~~~~』
ありすを追う様に、れいむやちぇんも慌てて森へと退散する。
『ゆふぅ~きょうもなんとかおいはらえたよ・・・・・』
息を切らしながらまりさは、逃げていく3匹を見送った。
まりさが3匹を撃退したのを見届けて、森の外から1匹のゆっくりが森へと入ってくる。
『むきゅう・・・だいじょうぶまりさ?ゆっくりしてね。』
『だいじょうぶだよ・・・ぱちゅり~もゆっくりしてね。』
まりさは別に、好き好んで同属を追い払った訳ではない。
この先は人の畑が広がる、ゆっくりが荒らせば生きては帰れないであろう。
そして人が本気で怒れば、森からゆっくりは全て死に絶える事になるかもしれない。
そうならぬ為、あえてまりさは憎まれ役を買って出る。
それは仲間には理解されぬ努力。
ぱちゅりーはそんなまりさにとって、唯一理解してくれる仲間。
『ゆっくりかえるよ。』
2匹揃って森の出口に作られた、お地蔵様を奉る地蔵尊を目指す。
ここにまりさは住処をかまえていた。
かつてはまりさもれいむ達と同様に、畑の野菜を荒らしに行った事がある。
そこで両親と姉妹を失い自らも捕まってしまう。
まりさはここで死ぬはずだった、しかし人の気まぐれで条件付で許された。
その条件が今後ここでゆっくり達が、畑を荒らしに来るのを防ぎ続ける事。
見張り兼教育係りとしてつけられたのが、金バッチを所持するぱちゅりー。
流石に飼いゆなので、ぱちゅりーは一緒に住む事はできない。
しかし彼女から人間との暮らしのルールや、植物の生態などの知識をまりさは教わった。
自己本位なゆっくりにとって驚愕の知識であったが、現実を見せつけられては信じるしかない。
ゆっくりから畑を守る事は、結果的にまりさ自身の命だけでなく森のゆっくりを守る事になる。
人により生み出された、ゆっくり武闘術をまりさはマスターした。
これにより野良や野生のゆっくりが、正面きっての戦いで勝てるはずもない。
群れを率いて攻めてくれば、住人に報せて人によって撃退される。
まりさの仕事は、あくまで日常の監視と撃退。
しかし真実を知らない森の群れは、日々まりさを恨み憎んでいく。
『はずれにいるまりさは、ほんとうにげすだね!ぷんぷん!』
『ゆっくりできないんだねぇ~わかるよぉ~』
『みょんにはわかるみょん!みょんのなかにあるなにかが、まりさをげすだとかくしんさせるみょん!』
群れに戻ったれいむから事情を聞き、ゆっくり達は憤慨する。
その事で自分達が、まりさに守られているのだとも知らずに憤る。
「おやおや・・・苦戦されておられるようですね・・」
何処からともなく現れる男性、黒いスーツを着用しサングラスをしている。
レンズ越しに見える視線は冷たく、異様な雰囲気を醸し出していた。
『ゆゅ?おにいさんはなんなの?』
自惚れの強い愚かなゆっくりは人を怖がらない、自分達の方が強いと信じて疑わないからである。
そんなゆっくり達は、佇む男性から逃げる事もせず逆に問いかけた。
「教えてあげません!あなたがたはこれから、私の言う通りにすればよいのです。」
素性も明かさず、群れに指示にしたがえと言い出す男性。
しかしゆっくりの自尊心の強い、とてもではないが従えるのには無理がある。
『ゆゅ・・・ゆっくりできないきがするよ?』
群れのゆっくり達は、男性がゆっくり出来ない人に感じられた。
ジリジリと距離を開け始める。
「それも考える必要はありません!あなたがたはただの駒なのですから。」
『ゆゅ?なんなのこれはぁぁぁぁ・・・・・・す~やす~や・・・』
言葉と同時に周囲から霧状の何かが吹きつけられる。
吸い込んだゆっくり達は、次々と眠りに落ちていった。
「ラムネで眠れるとは安い生物ですね、まったくもって不愉快です。」
そう言うと男性は、目の前で眠っているゆっくりを1匹踏み潰す。
この日、森から群れが1つ消え行方不明となった。
まりさは地蔵尊に住むのに、人の許可を得ている。
ここは森のゆっくりが、畑を荒らしに出て来るのを見張るのには最適な場所だった。
毎朝ぱちゅりーは、飼主と一緒に連れられてくる。
『ぱちゅりーとおにいさんおはようだよ、ゆっくりしていってね』
『むきゅう、まりさおはよう、ゆっくりしていってね』
「おぅ!ゆっくりしてけ、今日も頑張って勤めろよ。ほれいつもの売れ残りの野菜だ。」
まりさは監視の報酬として、畑の売れ残りや駄目となった野菜を分けてもらっている。
畑には胡瓜やトマト等の夏野菜が、陽の光をいっぱいに浴びて輝いていた。
『むっきゅ、きょうはおやさいさんのなまえをおしえるわね
あっちのあかいのはとまとさん、とってもあまずっぱいのよ。むこうのながいのはきゅうりさんね、
これはしゃくしゃくしておいしいわよ。』
『とってもおいしそうなんだね・・・・これはゆっくりにねらわれそうだから、せきにんじゅうだいだよ!』
ぱちゅりーは飼主が畑仕事をしている間、終わるまで時間をまりさと過ごす。
この時間がまりさにとって、人と共存する為の知識を得る貴重な時間。
今日は森からの襲撃は無く、まりさの仕事は監視だけだったので楽だった。
『ゆゅ~♪みんなをせいさいしないでいいから、とてもゆっくりできるよ。』
上機嫌なまりさ、ぱちゅりーもそんなまりさを見て嬉しそうにしている。
仲間を制裁する度にまりさは、自らをゲスだと自己嫌悪に悩まされていた。
まりさが追い払う事で、人に疎まれるのを回避している。
しかし仲間に嫌われては、まりさもゆっくり出来ない。
このひと時の平和は、まりさにとって本当にゆっくり出来た。
そんな至福の時も悲鳴によって壊される。
「いやぁぁぁ!何処から湧いて出てきたのよこの饅頭は!」
「ゆっくりが畑を襲いやがったぞぉぉぉぉぉぉ!!!」
「くそぉぉぉぉぉ!楽しみにしていた黒枝豆がやられたぁ!」
『むっきゅ!おにいさんのばんしゃくさんのび~るさんのおともがぁ!!』
いつもの森の出口以外の場所から、畑を襲撃するゆっくり達。
群れを魚燐の陣形に固めての奇襲。
最初にまず、畦道に土崩れ防止に植えられた黒大豆が踏み潰す。
夏の晩酌の楽しみを奪われ、お兄さんは殺意を覚える。
塩茹でされた緑色のさやを捲ると、そこには少し紫色の入った瑞々しい豆。
口に含むと感じる僅かな苦味と塩味、国産黒大豆の深みある甘みが広がっていく。
そこに流し込まれるビールの味の感激。
その喜びをゆっくりによって踏み潰された、それは万死に値する。
『おちびちゃんのためなんだぜぇ!おやさいさんをもっていかないといけないんだぜぇぇぇ!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉ!ごわいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
『れいむのおちびちゃんはしなせないよぉぉぉぉぉぉぉ!』
ゆっくり達の様子がおかしい、何か切羽詰った感じを漂わせている。
夏の時期は草も虫も栄え、餌に不自由するほど困ってはいないはず。
しかし口々に子供の為だとか、死なせないだとか口走って畑を目指す。
『なんなのこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
まりさは村人の叫びを聞き駆けつけた。
自分はさぼらずに見張りをしていたはずなのに、畑はゆっくりの襲撃により被害を被る。
「何やってんだまりさ!お前は情熱、思想、理想、思考、気品、優美さ、勤勉さ、
そして何より速さが足りてなぃぃぃぃぃ!」
ゆっくりの襲撃を、察知出来なかったまりさをお兄さんは責める。
しかしまりさを責めても事態は解決しない。
混乱する様子を物陰で覗う男性、真夏だと言うのに黒いスーツに皮手袋。
手には双眼鏡とムービーカメラ。
「くっくっく・・・これで殲滅作戦も進む事でしょう・・・」
ゆっくりの襲撃を撮影していた。
この男性こそがゆっくりを攫った犯人、赤ゆをゆん質してゆっくり達に畑を襲わせた黒幕。
彼はゆっくりをこのうえなく嫌悪しており、常日頃から森のゆっくりを殲滅すべきと主張してきた。
しかしまりさの地道な努力により、畑への被害が軽減されていたので賛同を得る事が出来ない。
まりさを潰せばとも考えたが、人間側についたゆっくりを手にかければ自分の立場も危うい。
しかたがなく森に蔓延った、幾つもあるゆっくり達の群れの1つを誑かし襲わせた。
これで立派な害獣として、殲滅の名目が立つ。
「忌々しい糞袋達よ、この私の偉大なる脚本の中でときめいて・・・死に・・なさ・・・・・・・・・・・もげぇ」
言い終える前に男性は卒倒する。
この糞暑い中、黒いスーツと皮手袋を着用していたので熱中症となりダウン。
こうして黒幕は自滅し、人知れず舞台から退場となった。
その後ろでゆん質の赤ゆ達は、黒い塵袋に入れられて直射日光に晒されている。
『ゆゅ・・にゃんんだきゃきょきょはあちゅいよぉ・・・』
『ゆっぐじでぎにゃいぃぃぃ』
『きゃわいぃりぇいむがちんじゃうよぉぉぉぉ』
『おみじゅぅぅぅぅにょみちゃいぃぃぃぃぃぃぃ!』
中の温度は既に45度を超えている、このままでは赤ゆの命も時間の問題だった。
赤ゆのかく汗は水蒸気となり、袋内を蒸し風呂と化す。
蒸された赤ゆ達は、更に汗をかく悪循環。
『ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”』
体力の無い赤ゆは、次々と意識を失っていった。
幸か不幸か塵袋に入れられていたので、ゴミの回収は楽そうである。
こうして黒幕は退場したが事態は好転しない、それどころか更に混沌としていく。
このままでは、まりさの存在意義にかかわる。
まりさは一番近い位置にいたゆっくりに立ち向かう。
『むっきゅ!まりさあぶないわ!こんなにいっぱいではかなわないわよ!』
『まりさはあきらめるほうこうにはすすめないよ!ここはあらがうばめんだよ!』
ぱちゅりーが制止するのも聞かず、ゆっくりの前に立ち塞がった。
ゆっくり達は興奮の余り、理由も目的も忘れ突っ込んでくる。
『いじがあるんだよ、まりさには(キリッ・・・・・・・ぼげぇぇぇぇぇぇぇ・・・ぼっどゆっぐぢじだがっだ・・・・・・』
○蟲に立ち塞がった○ウシカの如く、吹き飛ばされたまりさ。
まりさを潰したゆっくりの群れは勢い余り、そのまま水田用の溜池へと突入していく。
『どぼじでおみずさんがここにいるのぉぉぉぉぉぉぉ!』
『あんよさんうごいてぇぇぇぇとけちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉぉぉ』
『まりさはおぼうしにのるんだぜぇ!・・・・ってまりさのこうきゅうなおぼうしにさわるなぁぁぁ・・・ごぼごぼげぼ』
水に弱いゆっくりは次々と溶けていき。
お帽子に乗れるはずのまりさは、もがくゆっくりに巻き込まれて後を追った。
後には黒い溜池が出来上がる。
残された人々は、あっけにとられて餡子の溜池を眺めていた。
「何が起こったんだ?畑を襲いに来たのかと思えば集団自殺?」
「溜池の水が餡子だらけに・・・・・・・・稲の育成に影響あるの?」
「わかんねぇ・・・・・何もかも全部わかんねぇ・・・・」
状況を理解できない人々は、ただ呆然とするばかりだった。
こうしてゆっくりの襲撃は失敗に終わり、全滅してしまったかの様に思われた。
日も暮れ人々が家路について、夜の静寂が訪れた時、変化が起こる。
陽に干されて蒸し饅頭と化したはずの、赤ゆの入った塵袋に穴が開く。
中から這い出てくる1匹の赤まりさ。
『まりちゃはいぢをみちぇりゅよ!しょちてふくちゅうちゅるよ!せいぇいしゃいだぁ!しぇいしゃいちてやりゅぅぅぅぅ!』
『う~あまあまなんだどぉ~こんばんのでぇなぁ~にするんだどぉ~』
『きゅぴぃぃぃぃぃぃぃ!どぼぢでれみりゃがいりゅのぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
こうして無事に全滅となった。
めでたしめでたし
ゆクライド
終わり
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何故に無職の時の方が、働いていた時より忙しいのでしょう。
やるべき事が多すぎる・・・・・・
まぁそのうちそのやるべき事も気力も無くなってNEE・・・・・・いぁいぁ・・・頑張ろ・・・・
ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/13854/
○○あきのSS感想はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1275503703/
誤字・脱字等あれば勘弁して下さい
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∵|┘ハロ- ↓
暑い!熱いと言えば○ライド!そんな訳でス○ライドでパロディを書こうとしたらこんなのが出来ました。
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馬鹿な饅頭と吐き捨てて、屑な糞袋と揶揄される。
愚直な生き方否定され、道化にさえも笑われる。
それがゆっくり! その屑、その馬鹿、他に並ぶ者なし! (by若○規夫)
人里近くにある森、その外れを目指し跳ねる3匹のゆっくり。
森を抜けた先には、ゆっくりした夏野菜が実る畑がある。
『このさきにおやさいさんがはえてるゆっくりぷれいすがあるんだよ。』
『おやさいさんはゆっくりできるんだねぇ~わかるよぉ~』
『とかいはだわぁ~』
好物の野菜を食すべく、人間の畑を襲撃に向かっていた。
ゆっくりにとって植物は自然に生える物であり、育てる物と言う概念は持ち合わせてはいない。
それゆえに何度追い払われても、野菜は勝手に生えてきているのだから、自分達も食べる権利があると信じている。
だがそんな彼女等の前に、立ちふさがる1匹のゆっくり。
『ここからさきは、まりさのゆっくりぷれいすだよ。かってにはいらないでね!』
まりさは3匹の前に立ち、この先へ進めぬ様に道を塞ぐ。
実際には少し回れば、幾らでも先に進む手段は存在する。
だが思慮に欠けるゆっくりには、目の前にる手段しか考えが及ばない。
『れいむのす~ぱ~むしゃむしゃたいむを、じゃまするなんてげすなまりさだね!』
『げすなんだねぇ~わからないよぉ~』
『そんなわからずやなまりさには、ありすのとかいはなあいをわけてあげるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』
邪魔者を排除すべく、まりさに襲い掛かかる3匹。
3対1の不利な条件でありながらも、まりさは怯む事はなかった。
『しかたないね・・・せいさいするよ!!しょうげきのひとつめのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『れいむをゆっくりさせないげすはし・・・ぐへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・』
まずは先頭に立つれいむに、体当たりをかまし弾き飛ばす。
れいむは反撃を予測していなかったのか、もろにカウンターが決まり藪へと転がっていく。
『げきめつのふたつめのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・ぼげぇ・・・・』
続けて飛ばされたれいむに、気をとられたちぇんを吹っ飛ばす。
ちぇんは、橡の木の根元へと転がっていった。
『こんなのとかいはじゃないわぁぁぁぁ!!』
やられた2匹を見て、ありすは怖気づき逃げ出し始める。
しかしまりさは見逃さない、背後を追い駆けていく。
『まっさつのぉぉぉぉぉぉさいごのぶりっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
『むほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・おぼてなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・』
最後は駆けて加速がついた分、威力が上乗せされありすに加えられた。
吹っ飛ぶ様にありすは、そのまま捨て台詞を吐きながら森の奥へと転がっていく。
『れいむをおいてかないでねぇ~~~~~~』
『わがらないよぉぉぉぉ~~~~~~~』
ありすを追う様に、れいむやちぇんも慌てて森へと退散する。
『ゆふぅ~きょうもなんとかおいはらえたよ・・・・・』
息を切らしながらまりさは、逃げていく3匹を見送った。
まりさが3匹を撃退したのを見届けて、森の外から1匹のゆっくりが森へと入ってくる。
『むきゅう・・・だいじょうぶまりさ?ゆっくりしてね。』
『だいじょうぶだよ・・・ぱちゅり~もゆっくりしてね。』
まりさは別に、好き好んで同属を追い払った訳ではない。
この先は人の畑が広がる、ゆっくりが荒らせば生きては帰れないであろう。
そして人が本気で怒れば、森からゆっくりは全て死に絶える事になるかもしれない。
そうならぬ為、あえてまりさは憎まれ役を買って出る。
それは仲間には理解されぬ努力。
ぱちゅりーはそんなまりさにとって、唯一理解してくれる仲間。
『ゆっくりかえるよ。』
2匹揃って森の出口に作られた、お地蔵様を奉る地蔵尊を目指す。
ここにまりさは住処をかまえていた。
かつてはまりさもれいむ達と同様に、畑の野菜を荒らしに行った事がある。
そこで両親と姉妹を失い自らも捕まってしまう。
まりさはここで死ぬはずだった、しかし人の気まぐれで条件付で許された。
その条件が今後ここでゆっくり達が、畑を荒らしに来るのを防ぎ続ける事。
見張り兼教育係りとしてつけられたのが、金バッチを所持するぱちゅりー。
流石に飼いゆなので、ぱちゅりーは一緒に住む事はできない。
しかし彼女から人間との暮らしのルールや、植物の生態などの知識をまりさは教わった。
自己本位なゆっくりにとって驚愕の知識であったが、現実を見せつけられては信じるしかない。
ゆっくりから畑を守る事は、結果的にまりさ自身の命だけでなく森のゆっくりを守る事になる。
人により生み出された、ゆっくり武闘術をまりさはマスターした。
これにより野良や野生のゆっくりが、正面きっての戦いで勝てるはずもない。
群れを率いて攻めてくれば、住人に報せて人によって撃退される。
まりさの仕事は、あくまで日常の監視と撃退。
しかし真実を知らない森の群れは、日々まりさを恨み憎んでいく。
『はずれにいるまりさは、ほんとうにげすだね!ぷんぷん!』
『ゆっくりできないんだねぇ~わかるよぉ~』
『みょんにはわかるみょん!みょんのなかにあるなにかが、まりさをげすだとかくしんさせるみょん!』
群れに戻ったれいむから事情を聞き、ゆっくり達は憤慨する。
その事で自分達が、まりさに守られているのだとも知らずに憤る。
「おやおや・・・苦戦されておられるようですね・・」
何処からともなく現れる男性、黒いスーツを着用しサングラスをしている。
レンズ越しに見える視線は冷たく、異様な雰囲気を醸し出していた。
『ゆゅ?おにいさんはなんなの?』
自惚れの強い愚かなゆっくりは人を怖がらない、自分達の方が強いと信じて疑わないからである。
そんなゆっくり達は、佇む男性から逃げる事もせず逆に問いかけた。
「教えてあげません!あなたがたはこれから、私の言う通りにすればよいのです。」
素性も明かさず、群れに指示にしたがえと言い出す男性。
しかしゆっくりの自尊心の強い、とてもではないが従えるのには無理がある。
『ゆゅ・・・ゆっくりできないきがするよ?』
群れのゆっくり達は、男性がゆっくり出来ない人に感じられた。
ジリジリと距離を開け始める。
「それも考える必要はありません!あなたがたはただの駒なのですから。」
『ゆゅ?なんなのこれはぁぁぁぁ・・・・・・す~やす~や・・・』
言葉と同時に周囲から霧状の何かが吹きつけられる。
吸い込んだゆっくり達は、次々と眠りに落ちていった。
「ラムネで眠れるとは安い生物ですね、まったくもって不愉快です。」
そう言うと男性は、目の前で眠っているゆっくりを1匹踏み潰す。
この日、森から群れが1つ消え行方不明となった。
まりさは地蔵尊に住むのに、人の許可を得ている。
ここは森のゆっくりが、畑を荒らしに出て来るのを見張るのには最適な場所だった。
毎朝ぱちゅりーは、飼主と一緒に連れられてくる。
『ぱちゅりーとおにいさんおはようだよ、ゆっくりしていってね』
『むきゅう、まりさおはよう、ゆっくりしていってね』
「おぅ!ゆっくりしてけ、今日も頑張って勤めろよ。ほれいつもの売れ残りの野菜だ。」
まりさは監視の報酬として、畑の売れ残りや駄目となった野菜を分けてもらっている。
畑には胡瓜やトマト等の夏野菜が、陽の光をいっぱいに浴びて輝いていた。
『むっきゅ、きょうはおやさいさんのなまえをおしえるわね
あっちのあかいのはとまとさん、とってもあまずっぱいのよ。むこうのながいのはきゅうりさんね、
これはしゃくしゃくしておいしいわよ。』
『とってもおいしそうなんだね・・・・これはゆっくりにねらわれそうだから、せきにんじゅうだいだよ!』
ぱちゅりーは飼主が畑仕事をしている間、終わるまで時間をまりさと過ごす。
この時間がまりさにとって、人と共存する為の知識を得る貴重な時間。
今日は森からの襲撃は無く、まりさの仕事は監視だけだったので楽だった。
『ゆゅ~♪みんなをせいさいしないでいいから、とてもゆっくりできるよ。』
上機嫌なまりさ、ぱちゅりーもそんなまりさを見て嬉しそうにしている。
仲間を制裁する度にまりさは、自らをゲスだと自己嫌悪に悩まされていた。
まりさが追い払う事で、人に疎まれるのを回避している。
しかし仲間に嫌われては、まりさもゆっくり出来ない。
このひと時の平和は、まりさにとって本当にゆっくり出来た。
そんな至福の時も悲鳴によって壊される。
「いやぁぁぁ!何処から湧いて出てきたのよこの饅頭は!」
「ゆっくりが畑を襲いやがったぞぉぉぉぉぉぉ!!!」
「くそぉぉぉぉぉ!楽しみにしていた黒枝豆がやられたぁ!」
『むっきゅ!おにいさんのばんしゃくさんのび~るさんのおともがぁ!!』
いつもの森の出口以外の場所から、畑を襲撃するゆっくり達。
群れを魚燐の陣形に固めての奇襲。
最初にまず、畦道に土崩れ防止に植えられた黒大豆が踏み潰す。
夏の晩酌の楽しみを奪われ、お兄さんは殺意を覚える。
塩茹でされた緑色のさやを捲ると、そこには少し紫色の入った瑞々しい豆。
口に含むと感じる僅かな苦味と塩味、国産黒大豆の深みある甘みが広がっていく。
そこに流し込まれるビールの味の感激。
その喜びをゆっくりによって踏み潰された、それは万死に値する。
『おちびちゃんのためなんだぜぇ!おやさいさんをもっていかないといけないんだぜぇぇぇ!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉ!ごわいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
『れいむのおちびちゃんはしなせないよぉぉぉぉぉぉぉ!』
ゆっくり達の様子がおかしい、何か切羽詰った感じを漂わせている。
夏の時期は草も虫も栄え、餌に不自由するほど困ってはいないはず。
しかし口々に子供の為だとか、死なせないだとか口走って畑を目指す。
『なんなのこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
まりさは村人の叫びを聞き駆けつけた。
自分はさぼらずに見張りをしていたはずなのに、畑はゆっくりの襲撃により被害を被る。
「何やってんだまりさ!お前は情熱、思想、理想、思考、気品、優美さ、勤勉さ、
そして何より速さが足りてなぃぃぃぃぃ!」
ゆっくりの襲撃を、察知出来なかったまりさをお兄さんは責める。
しかしまりさを責めても事態は解決しない。
混乱する様子を物陰で覗う男性、真夏だと言うのに黒いスーツに皮手袋。
手には双眼鏡とムービーカメラ。
「くっくっく・・・これで殲滅作戦も進む事でしょう・・・」
ゆっくりの襲撃を撮影していた。
この男性こそがゆっくりを攫った犯人、赤ゆをゆん質してゆっくり達に畑を襲わせた黒幕。
彼はゆっくりをこのうえなく嫌悪しており、常日頃から森のゆっくりを殲滅すべきと主張してきた。
しかしまりさの地道な努力により、畑への被害が軽減されていたので賛同を得る事が出来ない。
まりさを潰せばとも考えたが、人間側についたゆっくりを手にかければ自分の立場も危うい。
しかたがなく森に蔓延った、幾つもあるゆっくり達の群れの1つを誑かし襲わせた。
これで立派な害獣として、殲滅の名目が立つ。
「忌々しい糞袋達よ、この私の偉大なる脚本の中でときめいて・・・死に・・なさ・・・・・・・・・・・もげぇ」
言い終える前に男性は卒倒する。
この糞暑い中、黒いスーツと皮手袋を着用していたので熱中症となりダウン。
こうして黒幕は自滅し、人知れず舞台から退場となった。
その後ろでゆん質の赤ゆ達は、黒い塵袋に入れられて直射日光に晒されている。
『ゆゅ・・にゃんんだきゃきょきょはあちゅいよぉ・・・』
『ゆっぐじでぎにゃいぃぃぃ』
『きゃわいぃりぇいむがちんじゃうよぉぉぉぉ』
『おみじゅぅぅぅぅにょみちゃいぃぃぃぃぃぃぃ!』
中の温度は既に45度を超えている、このままでは赤ゆの命も時間の問題だった。
赤ゆのかく汗は水蒸気となり、袋内を蒸し風呂と化す。
蒸された赤ゆ達は、更に汗をかく悪循環。
『ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”』
体力の無い赤ゆは、次々と意識を失っていった。
幸か不幸か塵袋に入れられていたので、ゴミの回収は楽そうである。
こうして黒幕は退場したが事態は好転しない、それどころか更に混沌としていく。
このままでは、まりさの存在意義にかかわる。
まりさは一番近い位置にいたゆっくりに立ち向かう。
『むっきゅ!まりさあぶないわ!こんなにいっぱいではかなわないわよ!』
『まりさはあきらめるほうこうにはすすめないよ!ここはあらがうばめんだよ!』
ぱちゅりーが制止するのも聞かず、ゆっくりの前に立ち塞がった。
ゆっくり達は興奮の余り、理由も目的も忘れ突っ込んでくる。
『いじがあるんだよ、まりさには(キリッ・・・・・・・ぼげぇぇぇぇぇぇぇ・・・ぼっどゆっぐぢじだがっだ・・・・・・』
○蟲に立ち塞がった○ウシカの如く、吹き飛ばされたまりさ。
まりさを潰したゆっくりの群れは勢い余り、そのまま水田用の溜池へと突入していく。
『どぼじでおみずさんがここにいるのぉぉぉぉぉぉぉ!』
『あんよさんうごいてぇぇぇぇとけちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!』
『わがらないよぉぉぉぉぉぉぉぉ』
『まりさはおぼうしにのるんだぜぇ!・・・・ってまりさのこうきゅうなおぼうしにさわるなぁぁぁ・・・ごぼごぼげぼ』
水に弱いゆっくりは次々と溶けていき。
お帽子に乗れるはずのまりさは、もがくゆっくりに巻き込まれて後を追った。
後には黒い溜池が出来上がる。
残された人々は、あっけにとられて餡子の溜池を眺めていた。
「何が起こったんだ?畑を襲いに来たのかと思えば集団自殺?」
「溜池の水が餡子だらけに・・・・・・・・稲の育成に影響あるの?」
「わかんねぇ・・・・・何もかも全部わかんねぇ・・・・」
状況を理解できない人々は、ただ呆然とするばかりだった。
こうしてゆっくりの襲撃は失敗に終わり、全滅してしまったかの様に思われた。
日も暮れ人々が家路について、夜の静寂が訪れた時、変化が起こる。
陽に干されて蒸し饅頭と化したはずの、赤ゆの入った塵袋に穴が開く。
中から這い出てくる1匹の赤まりさ。
『まりちゃはいぢをみちぇりゅよ!しょちてふくちゅうちゅるよ!せいぇいしゃいだぁ!しぇいしゃいちてやりゅぅぅぅぅ!』
『う~あまあまなんだどぉ~こんばんのでぇなぁ~にするんだどぉ~』
『きゅぴぃぃぃぃぃぃぃ!どぼぢでれみりゃがいりゅのぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
こうして無事に全滅となった。
めでたしめでたし
ゆクライド
終わり
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何故に無職の時の方が、働いていた時より忙しいのでしょう。
やるべき事が多すぎる・・・・・・
まぁそのうちそのやるべき事も気力も無くなってNEE・・・・・・いぁいぁ・・・頑張ろ・・・・
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