ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0378 時をかけるまりさ 前編
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ankoss
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※俺設定
※いろいろと被るかもしれません
※2回に分けます
※ユ○ルイネタじゃないです
※今後、ユ○ルイにも絡ませません
※ただの単体SSです
※あと、出オチあり
時をかけるまりさ 前編
「まりさはこのもりでいちばんつよいんだぜ!!!」
まりさは自信満々に、まわりのゆっくりたちにアピールする。
「ゆ~ん!!!れいむはまりさにみたいになりたいよ~」
「とかいはのまりさはむれのりーだーにふさわしいわぁ~」
「むきゅ!!!ぱちゅりーはまりさみたいにつよくなりたいわ!!!」
「まりさはつよいんだね!!!わかるよー!!!」
れいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇんと比べ、
体も一回り大きく、彼らより身体能力は高い。
「このあいだもかぶとむしさんとたたかったんだぜ!!!」
胸を前に突き出すかのに後ろに仰け反るまりさ。
「ゆっ!?かぶとむし?あんなにこわいこわいつのさんをもっているかぶとむしさんとたたかったのぉ~!!!」
「まりさ・・・あなただいじょうぶなの?かぶとむしさんはつよいんだよ!!!」
「ぱちゅりーのおかあさんはかぶとむしさんのつのさんにささってころされたのよ!!!」
「そんなつよいつよいかぶとむしさんとたたかうなんてわからないよー!!!!」
みな、一様に不安がる。
「ゆふん!!!かぶとむしさんはたしかにつよかったんだぜ!!!
でもまりさのてきじゃあなかったんだぜ!!!!」
ニヤリと笑い、周りのゆっくりたちに話しかける。
「「「「すご~いまりさ!!!」」」」
声を合わせるかのようにまりさを称えるゆっくりたち。
「かぶとむしさんはつよかったけどまりさはもっとつよいんだぜ!!!」
褒められて機嫌をよくするまりさ。
「まりさはこのもりのおうじゃなんだぜ!!!
だけどまりさはこんなもりなんかじゃあまんぞくしないんだぜ!!!
まりさのゆめはまりさのおうこくをつくることなんだぜ!!!」
煽てられたまりさは調子に乗り出した。
「まずてはじめににんげんさんがすんでいるむらをせいふくしてくるんだぜ!!!」
いきなり人間の住んでいる村を襲撃すると言い出した。
「ゆうううぅうう!!!まりさぁああ!!!にんげんさんとたたかうのぉぉお!!!!」
「やめてぇえ!!!まりさぁああぁああ!!!にんげんさんはゆっくりできないわぁあ!!!」
人間という言葉を聞いて、びっくりするれいむとありす。
「むきゅ!そんなことないわ!!!まりさはかぶとむしさんにかったのよ!!!
かつかのうせいはじゅうぶんにあるわ!!!!!」
ぱちゅりーがなぜか自信満々に答える。
「そうだよ!!!かぶとむしさんをやっつけられるまりさならにんげんさんなんか
やっつけられるんだね!!!わかるよー!!!!」
ぱちゅりーに釣られて、賛同するちぇん。
「ということなんだぜ!!!
みんなまっているんだぜ!!!
これからにんげんさんのむらをせいふくしてくるんだぜ!!!
そしたらにんげんさんたちをどれいにしておやさいさんやあまあまさんを
いっぱいたべさせてあげるんだぜ!!!!」
と、息巻くまりさ。
「ゆゆ~ん!!!おやさいさんとあまあまさんはゆっくりできるよぉ~」
「ついにゆっくりできないにんげんさんがせいさいされるひがきたのよ~」
「むきゅ!!!ひどいことするにんげんさんにてんばつがくだされるわ!!!」
「ゆっくりできないにんげんさんをゆっくりたおすんだね!!!わかるよー」
おのおの、まりさの強気な発言に感動する。
「じゃあみんないってくるんだぜ!!!
ゆっくりまってるんだぜ!!!
もりのおうじゃのしゅつじんなんだぜ!!!!」
声を高々にその柔らかい体をポヨンポヨンと弾ませて、
ゆっゆっと飛び跳ねていくまりさ。
「「「「ゆ~☆ゆっくりしていってね~」」」」
他のゆっくりたちは、まりさの勝利を確信して、
笑顔で見送った。
まりさは村へ向かう途中、さらなる夢、野望を描いていた。
人間の村を征服した暁には、そこにこの森に住んでいるすべてのゆっくりを集めて、
ゆっくりが本当にゆっくり出来るゆっくりプレイスを作り、
面倒くさい狩りや子育ては、全部、奴隷(人間)にやらせて、
ゆっくりたちは、心行くまま、む~しゃむ~しゃしたり、すっきりしたり・・・。
そんな壮大な妄想を思い描きながら、ニコニコと笑顔を振りまきながら、
村へ向かっていく。
「やべるんだぜぇええぇえええ!!!!!
いまずぐびぎがえずんだぜぇえええええ!!!!!
いまならまにあうんだぜぇえええええ!!!!」
とてもゆっくり出来ない声が後ろから聞こえてきた。
振り返るとそこには、まりさがいた。
そのまりさは、頬がゲッソリとしており、
とてもゆっくり出来ているとは言えなかった。
まりさはゲッソリしたまりさを見て、
どこかで見たことがあると思ったが、
こんなゆっくりしていないまりさなんか知り合いにはいなかった。
ただ、どこかで見たような気がする・・・。
そんなまりさであった。
「ゆっ!?なにをいっているんだぜ!!!
ゆっくりできないまりさなんだぜ!!!」
まりさはまりさに睨みながら、言い返した。
「ばでぃざばにんげんざんにがでるどおもっでるげどぉぉおぉお!!!
ぞんなごどばないんだぜぇっぇえぇええ!!!」
まりさは驚いた。
初対面のまりさが、これから人間の村を襲いに行くことを知っていることに。
だが・・・。
「ゆふん!!!まりさはつよいんだぜ!!!
かぶとむしさんにもかったんだぜ!!!
ゆっくりできないまりさはまりさとはちがうんだぜ!!!!
ゆっくりりかいするんだぜ!!!」
と、ゲッソリしたまりさを見下したかのように、バカにした表情で軽く笑った後、
足早に村へ向かっていった。
「やべでぇぇええええ!!!
びぎがえじでぇぇええええ!!!
おねがいだがらぁぁぁぁあああ!!!
ゆんやぁっぁぁっぁぁあああ!!!
ばでぃざっぁっぁあぁあああ!!!!!
ばでぃざぁっぁあああああ!!!!!!
どぼぢでぞんなごどずるのぉぉおぉおおぉおぉおぉおおぉお!!!
ゆんやぁっぁぁあぁぁぁあああああ!!!!
がえっでぎでぇぇっぇっぇえええええ!!!
おねがいだがらっぁっぁぁあああああああああああ!!!!」
後ろの方で、ゆっくり出来ない声で叫んでいることにイラつきながら、
早く人間たちを征服することを夢見て、
ひたすら村へ進むまりさ。
人間の村へ着いたら、人間たちをやっつけて・・・
それから人間たちを奴隷にして・・・
それかられいむたちを村に連れてきて・・・
それから人間たちに狩りをさせて・・・
それからおいしいお野菜さんとあまあまさんをいっぱい食べて・・・
それからみんなでいっぱいすっきりーして・・・
それから・・・
それから・・・
それから・・・
夢がドンドン膨らんでいくまりさ。
まりさが住んでいた森から、人間の村まで、結構な距離があった。
人間ですら、着くころには息が切れるほど、相当な道のりだ。
「ゆぅ・・・いっぱいはしったからゆっくりおなかがへったんだぜ!!!」
人間の村に向かう最中、まりさは腹を空かせていた。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
そんな思いでいっぱいになるまりさ。
けれど、進めど進めど、中々、人間の村へ着かない。
人間の村に着いたら、奴隷(人間)たちがお野菜さんとあまあまさんを用意している。
だから、こんなところでゆっくりしている場合ではない。
急ごう。早く人間の村へ。
というか、なんでまりさが急がないといけないんだ。
奴隷(人間)がまりさを迎えに来るのが当たり前ではないのか?
チクショー!!!奴隷(人間)の癖に、ご主人様(まりさ)を迎えに来ないとは、
どういうことだ?
村に帰ったら、お仕置きをしてやる!!!
寛大なまりさにも、限界がある!!!
ゆっくり出来ない糞奴隷はゆっくり制裁してやる!!!
先走る気持ちのせいで、現実と妄想が一緒になり、
すでに、人間の村を征服していて、一向に迎えに来ない人間たちを、
制裁してやると、最初の目的を見失っているまりさ。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
満身創痍で、完全に突かれ切っているまりさ。
息も絶え絶えに呼吸が整っていない。
相当な距離を走ったため、あんよも擦り切れて、
うっすらと黒い餡子が見て始めていた。
まりさは、長い時間をかけて、
やっとの思いで、人間の村に着いたのだ。
まりさは、今、村のはずれにある畑の前に立っていた。
やっと戻った。
チクショー!!!!
なんで迎えに来ないんだ!!!
殺す!!!殺してやる!!!
どうしてまりさをゆっくりさせないんだ!!!
ゆっくり出来ない糞奴隷を殺してやる!!
憎い!!!糞奴隷が憎い!!!
覚悟しろ!!糞奴隷!!!!
殺す!!!殺してやるぅぅぅううう!!!!!!
お仕置きから、殺すことに目的が変わっているまりさ。
最初は奴隷にさせるつもりだったのに、
いつのまにか人間を殺すことが目的になってしまっていた。
『ふぅ~。ここらで昼飯にするか』
農作業をしていた青年が、畑の真ん中に座り、弁当を食べ始める。
その様を見て、まりさは、一目散でその青年に向かっていった。
目の前に野菜があるというのに、野菜にすら目を向けず、
ただひたすら、青年に向かっていき、その体をポヨンポヨンと弾ませて、
飛び掛っていった。
「じねっぇぇぇえええ!!!!ゆっぐりざぜないぃいい!!!!
ぐぞどれいばじねぇっぇええぇぇえええええ!!!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
青年は、横においてあったバッグの中をゴソゴソとタオルを探していた。
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
まりさは森の王者なのに・・・
まりさは強いはずなのに・・・
まりさはゆっくりなのに・・・
どうして奴隷にこんなひどいことをされるの・・・
まりさは、自分でも分かっていた。
もう長くないということを。
生物としての本能なのか?自身の死期くらいは察することが出来るようだ。
鈍い痛みが段々と収まってきた。
ああ・・・
まりさはいっぱい走ったから疲れていたんだ・・・
だから奴隷にやられてしまったんだ・・・
失敗した・・・
まりさの体調が・・・・
万全だったら・・・
今頃・・・・
ここにいる奴隷がこうなっていたはずなのに・・・
無念だ・・・
『じゃあ、体調が万全の時に襲ってみる?』
死にいくまりさの頭の中で声がした。
まりさの顔に穴を空けた青年の声とは全く別の女性の声。
誰?・・・
まりさ・・・
もう助からないんだよ・・・
死んじゃうんだよ・・・
『大丈夫だよ。時間を戻して上げる。』
えっ!?・・・
どういうこと・・・
『体調が万全だったら勝てるんだよね!!!
じゃあ、あのお兄さんを襲う前まで時間を戻して上げるよ!!!
だから、ゆっくり体を休めてね!!!』
お姉さん・・・誰なの・・・
『別にどうでもいいことじゃない!!!
私が誰なのかって!!!!』
そんな・・・こと・・・できる
「わけないんだ・・・ぜ・・・?」
まりさは畑の前にいた。
目の前には、これから弁当を食べようとする青年がいた。
そして、鈍い痛みは完全になくなっていた。
不思議に思うまりさ。
あれ?さっきまであそこにいたはず?
あれ?あの人間に襲い掛かってから、
なんかすごい痛みが襲ってきて・・・
それから・・・。
と、まりさが考えていると・・・。
『はい!!!時間を戻して上げたよ!!!
今、襲ったら、さっきと一緒だからね!!!
今はゆっくり隠れてね!!!』
また、頭の中で声がした。
まりさは、よくわからないが、さきほどの痛みを恐れていた。
しかし・・・
「まりさはもりのおうじゃなんだぜ!!!
あんなにんげんさんやっつけてやるんだぜ!!!」
まりさは強い口調で叫んだ。
そうだ。さっきの夢だ。
夢に違いない。
まりさは、先ほどの出来事を夢だと思い、
再び、体を弾ませて、青年に襲い掛かった。
「こんどはまけないんだぜぇえええ!!!
ゆっくりさせないにんげんさんはゆっくりしねぇええええ!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
青年は、横においてあったバッグの中をゴソゴソとタオルを探していた。
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
まりさは森の王者なのに・・・
まりさは強いはずなのに・・・
『もう!!!さっきと同じことしちゃダメでしょ!!!
体調が万全じゃなかったから負けたんでしょ!!!
どこまで餡子脳なの?バカなの?死ぬの?』
そうだ・・・
これは・・・さっきも・・・
『今頃気づくなんて!!!ホントそれでも森の王者なの?』
ああ・・なんて・・・
バカなんだろう・・・
まりさは二度も同じことを・・・
『そうだよ!!!ゆっくり理解してね!!!』
もう・・・どうして・・・こんなことに・・・
『はい!もう一回、時間を戻して上げるから!!!
今度はゆっくり隠れてね!!!』
えっ!?・・・もう一回って・・・どういう
「ことなんだ・・・ゆっ!?」
まりさは畑の前にいた。
目の前には、これから弁当を食べようとする青年がいた。
そして、鈍い痛みは完全になくなっていた。
後編に続く
あとがき
飾りの価値は 始 について
ラストはつじつまを合わせるために、
いろいろと書いた結果、
支離滅裂になった。すみませんでした。
飾りのないことでの不幸とゆっくりの強弱は関係ないですね。
作者の餡子脳をバカにしてください。
国語苦手な低学歴なダメ人間でごめんなさい。
ユグルイネタに関しては、
ぶっちゃけ、私のオナニーをみんなに見せているだけです。
あと、ユグルイの世界のゆっくりが、強かったりするのは、そういう設定です。
でも、基本的には、人間>>>超えられない壁>>>ゆっくりです。
ふた昔前のジャ○プとかそんなノリで見てください。
※嫌いな方もいるようなので、
今後から、ユグルイネタはユグルイネタって書きます。
個人的意見ですが、
ゆっくりのアホさ加減を強調するために、
ベンチマークとなる良ゆっくりを出すっていう方式だと、
哀れさが深みが増すと思っています。
最後に、
喧嘩はゆっくり出来ないよ!!!ゆっくり辞めてね!!!
社会のルールを破るような行為はゆっくり出来ないよ!!!ゆっくり辞めてね!!!
こんなSSにマジになるなんて・・・バカなの?死ぬの?
そんな程度で見てくだされば、みんなゆっくり出来ると思います。
私がゆっくり出来ない原因なら、ゆっくり消えるよ!!!
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ふたば系ゆっくりいじめ 283 飾りの価値は 転
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※いろいろと被るかもしれません
※2回に分けます
※ユ○ルイネタじゃないです
※今後、ユ○ルイにも絡ませません
※ただの単体SSです
※あと、出オチあり
時をかけるまりさ 前編
「まりさはこのもりでいちばんつよいんだぜ!!!」
まりさは自信満々に、まわりのゆっくりたちにアピールする。
「ゆ~ん!!!れいむはまりさにみたいになりたいよ~」
「とかいはのまりさはむれのりーだーにふさわしいわぁ~」
「むきゅ!!!ぱちゅりーはまりさみたいにつよくなりたいわ!!!」
「まりさはつよいんだね!!!わかるよー!!!」
れいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇんと比べ、
体も一回り大きく、彼らより身体能力は高い。
「このあいだもかぶとむしさんとたたかったんだぜ!!!」
胸を前に突き出すかのに後ろに仰け反るまりさ。
「ゆっ!?かぶとむし?あんなにこわいこわいつのさんをもっているかぶとむしさんとたたかったのぉ~!!!」
「まりさ・・・あなただいじょうぶなの?かぶとむしさんはつよいんだよ!!!」
「ぱちゅりーのおかあさんはかぶとむしさんのつのさんにささってころされたのよ!!!」
「そんなつよいつよいかぶとむしさんとたたかうなんてわからないよー!!!!」
みな、一様に不安がる。
「ゆふん!!!かぶとむしさんはたしかにつよかったんだぜ!!!
でもまりさのてきじゃあなかったんだぜ!!!!」
ニヤリと笑い、周りのゆっくりたちに話しかける。
「「「「すご~いまりさ!!!」」」」
声を合わせるかのようにまりさを称えるゆっくりたち。
「かぶとむしさんはつよかったけどまりさはもっとつよいんだぜ!!!」
褒められて機嫌をよくするまりさ。
「まりさはこのもりのおうじゃなんだぜ!!!
だけどまりさはこんなもりなんかじゃあまんぞくしないんだぜ!!!
まりさのゆめはまりさのおうこくをつくることなんだぜ!!!」
煽てられたまりさは調子に乗り出した。
「まずてはじめににんげんさんがすんでいるむらをせいふくしてくるんだぜ!!!」
いきなり人間の住んでいる村を襲撃すると言い出した。
「ゆうううぅうう!!!まりさぁああ!!!にんげんさんとたたかうのぉぉお!!!!」
「やめてぇえ!!!まりさぁああぁああ!!!にんげんさんはゆっくりできないわぁあ!!!」
人間という言葉を聞いて、びっくりするれいむとありす。
「むきゅ!そんなことないわ!!!まりさはかぶとむしさんにかったのよ!!!
かつかのうせいはじゅうぶんにあるわ!!!!!」
ぱちゅりーがなぜか自信満々に答える。
「そうだよ!!!かぶとむしさんをやっつけられるまりさならにんげんさんなんか
やっつけられるんだね!!!わかるよー!!!!」
ぱちゅりーに釣られて、賛同するちぇん。
「ということなんだぜ!!!
みんなまっているんだぜ!!!
これからにんげんさんのむらをせいふくしてくるんだぜ!!!
そしたらにんげんさんたちをどれいにしておやさいさんやあまあまさんを
いっぱいたべさせてあげるんだぜ!!!!」
と、息巻くまりさ。
「ゆゆ~ん!!!おやさいさんとあまあまさんはゆっくりできるよぉ~」
「ついにゆっくりできないにんげんさんがせいさいされるひがきたのよ~」
「むきゅ!!!ひどいことするにんげんさんにてんばつがくだされるわ!!!」
「ゆっくりできないにんげんさんをゆっくりたおすんだね!!!わかるよー」
おのおの、まりさの強気な発言に感動する。
「じゃあみんないってくるんだぜ!!!
ゆっくりまってるんだぜ!!!
もりのおうじゃのしゅつじんなんだぜ!!!!」
声を高々にその柔らかい体をポヨンポヨンと弾ませて、
ゆっゆっと飛び跳ねていくまりさ。
「「「「ゆ~☆ゆっくりしていってね~」」」」
他のゆっくりたちは、まりさの勝利を確信して、
笑顔で見送った。
まりさは村へ向かう途中、さらなる夢、野望を描いていた。
人間の村を征服した暁には、そこにこの森に住んでいるすべてのゆっくりを集めて、
ゆっくりが本当にゆっくり出来るゆっくりプレイスを作り、
面倒くさい狩りや子育ては、全部、奴隷(人間)にやらせて、
ゆっくりたちは、心行くまま、む~しゃむ~しゃしたり、すっきりしたり・・・。
そんな壮大な妄想を思い描きながら、ニコニコと笑顔を振りまきながら、
村へ向かっていく。
「やべるんだぜぇええぇえええ!!!!!
いまずぐびぎがえずんだぜぇえええええ!!!!!
いまならまにあうんだぜぇえええええ!!!!」
とてもゆっくり出来ない声が後ろから聞こえてきた。
振り返るとそこには、まりさがいた。
そのまりさは、頬がゲッソリとしており、
とてもゆっくり出来ているとは言えなかった。
まりさはゲッソリしたまりさを見て、
どこかで見たことがあると思ったが、
こんなゆっくりしていないまりさなんか知り合いにはいなかった。
ただ、どこかで見たような気がする・・・。
そんなまりさであった。
「ゆっ!?なにをいっているんだぜ!!!
ゆっくりできないまりさなんだぜ!!!」
まりさはまりさに睨みながら、言い返した。
「ばでぃざばにんげんざんにがでるどおもっでるげどぉぉおぉお!!!
ぞんなごどばないんだぜぇっぇえぇええ!!!」
まりさは驚いた。
初対面のまりさが、これから人間の村を襲いに行くことを知っていることに。
だが・・・。
「ゆふん!!!まりさはつよいんだぜ!!!
かぶとむしさんにもかったんだぜ!!!
ゆっくりできないまりさはまりさとはちがうんだぜ!!!!
ゆっくりりかいするんだぜ!!!」
と、ゲッソリしたまりさを見下したかのように、バカにした表情で軽く笑った後、
足早に村へ向かっていった。
「やべでぇぇええええ!!!
びぎがえじでぇぇええええ!!!
おねがいだがらぁぁぁぁあああ!!!
ゆんやぁっぁぁっぁぁあああ!!!
ばでぃざっぁっぁあぁあああ!!!!!
ばでぃざぁっぁあああああ!!!!!!
どぼぢでぞんなごどずるのぉぉおぉおおぉおぉおぉおおぉお!!!
ゆんやぁっぁぁあぁぁぁあああああ!!!!
がえっでぎでぇぇっぇっぇえええええ!!!
おねがいだがらっぁっぁぁあああああああああああ!!!!」
後ろの方で、ゆっくり出来ない声で叫んでいることにイラつきながら、
早く人間たちを征服することを夢見て、
ひたすら村へ進むまりさ。
人間の村へ着いたら、人間たちをやっつけて・・・
それから人間たちを奴隷にして・・・
それかられいむたちを村に連れてきて・・・
それから人間たちに狩りをさせて・・・
それからおいしいお野菜さんとあまあまさんをいっぱい食べて・・・
それからみんなでいっぱいすっきりーして・・・
それから・・・
それから・・・
それから・・・
夢がドンドン膨らんでいくまりさ。
まりさが住んでいた森から、人間の村まで、結構な距離があった。
人間ですら、着くころには息が切れるほど、相当な道のりだ。
「ゆぅ・・・いっぱいはしったからゆっくりおなかがへったんだぜ!!!」
人間の村に向かう最中、まりさは腹を空かせていた。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
早くお野菜さんとあまあまさんが食べたい。
そんな思いでいっぱいになるまりさ。
けれど、進めど進めど、中々、人間の村へ着かない。
人間の村に着いたら、奴隷(人間)たちがお野菜さんとあまあまさんを用意している。
だから、こんなところでゆっくりしている場合ではない。
急ごう。早く人間の村へ。
というか、なんでまりさが急がないといけないんだ。
奴隷(人間)がまりさを迎えに来るのが当たり前ではないのか?
チクショー!!!奴隷(人間)の癖に、ご主人様(まりさ)を迎えに来ないとは、
どういうことだ?
村に帰ったら、お仕置きをしてやる!!!
寛大なまりさにも、限界がある!!!
ゆっくり出来ない糞奴隷はゆっくり制裁してやる!!!
先走る気持ちのせいで、現実と妄想が一緒になり、
すでに、人間の村を征服していて、一向に迎えに来ない人間たちを、
制裁してやると、最初の目的を見失っているまりさ。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
満身創痍で、完全に突かれ切っているまりさ。
息も絶え絶えに呼吸が整っていない。
相当な距離を走ったため、あんよも擦り切れて、
うっすらと黒い餡子が見て始めていた。
まりさは、長い時間をかけて、
やっとの思いで、人間の村に着いたのだ。
まりさは、今、村のはずれにある畑の前に立っていた。
やっと戻った。
チクショー!!!!
なんで迎えに来ないんだ!!!
殺す!!!殺してやる!!!
どうしてまりさをゆっくりさせないんだ!!!
ゆっくり出来ない糞奴隷を殺してやる!!
憎い!!!糞奴隷が憎い!!!
覚悟しろ!!糞奴隷!!!!
殺す!!!殺してやるぅぅぅううう!!!!!!
お仕置きから、殺すことに目的が変わっているまりさ。
最初は奴隷にさせるつもりだったのに、
いつのまにか人間を殺すことが目的になってしまっていた。
『ふぅ~。ここらで昼飯にするか』
農作業をしていた青年が、畑の真ん中に座り、弁当を食べ始める。
その様を見て、まりさは、一目散でその青年に向かっていった。
目の前に野菜があるというのに、野菜にすら目を向けず、
ただひたすら、青年に向かっていき、その体をポヨンポヨンと弾ませて、
飛び掛っていった。
「じねっぇぇぇえええ!!!!ゆっぐりざぜないぃいい!!!!
ぐぞどれいばじねぇっぇええぇぇえええええ!!!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
青年は、横においてあったバッグの中をゴソゴソとタオルを探していた。
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
まりさは森の王者なのに・・・
まりさは強いはずなのに・・・
まりさはゆっくりなのに・・・
どうして奴隷にこんなひどいことをされるの・・・
まりさは、自分でも分かっていた。
もう長くないということを。
生物としての本能なのか?自身の死期くらいは察することが出来るようだ。
鈍い痛みが段々と収まってきた。
ああ・・・
まりさはいっぱい走ったから疲れていたんだ・・・
だから奴隷にやられてしまったんだ・・・
失敗した・・・
まりさの体調が・・・・
万全だったら・・・
今頃・・・・
ここにいる奴隷がこうなっていたはずなのに・・・
無念だ・・・
『じゃあ、体調が万全の時に襲ってみる?』
死にいくまりさの頭の中で声がした。
まりさの顔に穴を空けた青年の声とは全く別の女性の声。
誰?・・・
まりさ・・・
もう助からないんだよ・・・
死んじゃうんだよ・・・
『大丈夫だよ。時間を戻して上げる。』
えっ!?・・・
どういうこと・・・
『体調が万全だったら勝てるんだよね!!!
じゃあ、あのお兄さんを襲う前まで時間を戻して上げるよ!!!
だから、ゆっくり体を休めてね!!!』
お姉さん・・・誰なの・・・
『別にどうでもいいことじゃない!!!
私が誰なのかって!!!!』
そんな・・・こと・・・できる
「わけないんだ・・・ぜ・・・?」
まりさは畑の前にいた。
目の前には、これから弁当を食べようとする青年がいた。
そして、鈍い痛みは完全になくなっていた。
不思議に思うまりさ。
あれ?さっきまであそこにいたはず?
あれ?あの人間に襲い掛かってから、
なんかすごい痛みが襲ってきて・・・
それから・・・。
と、まりさが考えていると・・・。
『はい!!!時間を戻して上げたよ!!!
今、襲ったら、さっきと一緒だからね!!!
今はゆっくり隠れてね!!!』
また、頭の中で声がした。
まりさは、よくわからないが、さきほどの痛みを恐れていた。
しかし・・・
「まりさはもりのおうじゃなんだぜ!!!
あんなにんげんさんやっつけてやるんだぜ!!!」
まりさは強い口調で叫んだ。
そうだ。さっきの夢だ。
夢に違いない。
まりさは、先ほどの出来事を夢だと思い、
再び、体を弾ませて、青年に襲い掛かった。
「こんどはまけないんだぜぇえええ!!!
ゆっくりさせないにんげんさんはゆっくりしねぇええええ!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
青年は、横においてあったバッグの中をゴソゴソとタオルを探していた。
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
まりさは森の王者なのに・・・
まりさは強いはずなのに・・・
『もう!!!さっきと同じことしちゃダメでしょ!!!
体調が万全じゃなかったから負けたんでしょ!!!
どこまで餡子脳なの?バカなの?死ぬの?』
そうだ・・・
これは・・・さっきも・・・
『今頃気づくなんて!!!ホントそれでも森の王者なの?』
ああ・・なんて・・・
バカなんだろう・・・
まりさは二度も同じことを・・・
『そうだよ!!!ゆっくり理解してね!!!』
もう・・・どうして・・・こんなことに・・・
『はい!もう一回、時間を戻して上げるから!!!
今度はゆっくり隠れてね!!!』
えっ!?・・・もう一回って・・・どういう
「ことなんだ・・・ゆっ!?」
まりさは畑の前にいた。
目の前には、これから弁当を食べようとする青年がいた。
そして、鈍い痛みは完全になくなっていた。
後編に続く
あとがき
飾りの価値は 始 について
ラストはつじつまを合わせるために、
いろいろと書いた結果、
支離滅裂になった。すみませんでした。
飾りのないことでの不幸とゆっくりの強弱は関係ないですね。
作者の餡子脳をバカにしてください。
国語苦手な低学歴なダメ人間でごめんなさい。
ユグルイネタに関しては、
ぶっちゃけ、私のオナニーをみんなに見せているだけです。
あと、ユグルイの世界のゆっくりが、強かったりするのは、そういう設定です。
でも、基本的には、人間>>>超えられない壁>>>ゆっくりです。
ふた昔前のジャ○プとかそんなノリで見てください。
※嫌いな方もいるようなので、
今後から、ユグルイネタはユグルイネタって書きます。
個人的意見ですが、
ゆっくりのアホさ加減を強調するために、
ベンチマークとなる良ゆっくりを出すっていう方式だと、
哀れさが深みが増すと思っています。
最後に、
喧嘩はゆっくり出来ないよ!!!ゆっくり辞めてね!!!
社会のルールを破るような行為はゆっくり出来ないよ!!!ゆっくり辞めてね!!!
こんなSSにマジになるなんて・・・バカなの?死ぬの?
そんな程度で見てくだされば、みんなゆっくり出来ると思います。
私がゆっくり出来ない原因なら、ゆっくり消えるよ!!!
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