ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0324 夏のお遊び①
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ankoss
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今の流れから、こういった感じのものはどうかなぁと思うが…
無駄に長い、人間があれ、方言がヘイト
っていう人は読んだらゆっくりできないね!
「ゆっくりがおったらこんなんやろなぁー」といった感じで書いてみた。
駄文なのは勿論。舞台は幻想郷?なら問題ないかなぁ。
「なあ、最近何か面白いことない?」
「うーん、ないな。」
「そう言えば、Tがこの前ゆっくり見かけたって言ってたなぁ。」
「うそ、まじで! まだ、この辺にいてるんや。どこで。」
「えーっとなぁ、堤防沿いに工場と墓あるやろ。その側の空き地で見たって。
ドブ川の橋んところ渡ってたって。」
「じゃあ、久し振りにいくか? いかへんか?」
「そうやな、盆過ぎぐらいやと暇やからいこか。」
「ほな、Tにも連絡とっとくわ。」
「頼んだ。楽しみやな。」
「そやな。」
といった会話が交わされたのは、2週間前。
ここ4、5年野生のゆっくりは見かけなくなった。
小学校の頃を思い出し、いざゆっくりいじめへ!といったところだ。
前日のうちに昔いじめたやり方を思い出し、準備は万端。
人目はやはり気になるので、早朝そのゆっくりぷれいすへと向かった。
「思ったよりも広かったんやな、ここ。」
「昔は、野球とかやったのになぁ。」
ドブ川の橋を渡り、辺りを見回す。ここに来るのも本当に久し振りだ。
「ほんまにここにいてんのか?」
「おったって、ほんまに。それに見てみろよ、フェンスに所々穴開いてるやろ。
あそこから出入りしてるみたいやねん。前の河川敷公園でよくバーベキューとかやってるし、
横の墓にはお供え物がある。裏手はワンルームマンション。
こんな餌場に困らん所ないって。」
「そやな、ゆっくり入るか。『そろーり、そろーり』やな、ゆっくり的に言えば。」
4人でフェンスをよじ登る。
ゆっくりの活動時間としては、夜間か早朝がここではベストだろう。
夜に饅頭が歩いてるのを見た記憶があんまりないので、恐らく今ぐらいから活動し始めるだろう。
「うわ、雑草だらけやな。それに何、結構背丈あるやん。これやったらなかなか見付からへんわ。」
「探すの結構手間やな。」
「ゆっくりやろ、すぐに見付かるって。あー呼んだら。」
4人揃って
「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」
と大声で叫ぶ。
草むらが、ガサガサと音がするがいつもの答えは返ってこない。
「ちょっと、おれへんのとちゃうん?」
「そんなことないって、物音はしてるやん。」
「さすがに饅頭でも生意気に知恵つけるねんな。返事してこうへんっていうことは。」
「ちょっと見てろって。」
Sはバケツでドブ川の水をすくい、物音のした辺りにぶちまけた。
「ゆっ、つめたいよ! ゆっくりできないよ!」
ゆっくりの声がした。これでここは俺たちのゆっくりすぽっと確定。
「別に隠れてなくてもいいって。ここにゆっくりできるゆっくりぷれいすがあるって、うちの飼いゆっくりが
うわさを聞いてきて、その友達を探しに来ただけやから。友達になってもらうお願いに、ゆっくりできる
食べ物いっぱいもって来たから、出てきてくれへん?」
しばらくの間反応がなかったが、
「ゆっきゅりできりゅちゃべもにょさんって、あみゃあみゃさんかな?」
「きっと、おにぎりしゃんなのだぜ!」
「ちぎゃうよ、ちゃまごやきしゃんだよ!」
といった赤ゆっくりの声が聞こえてきた。
「おい、もう少しやな。」
「そやな。」
と小声で話していると。
「おちびちゃんたち! あれはぜったいにうそだよ! にんげんはゆっくりできないものなんだよ!
出ていっちゃだめだよ!」
「そうなんだぜ! ごはんさんならおとうさんがとってくるものでじゅうぶんなんだぜ!」
親ゆっくりらしき声が聞こえてきた。
「ちっ! なまじ知恵のついた奴は警戒心強いからあかんな。もう強引につかまえるか?」
「ちょっと待てって、もう少しやぞ、これ。」
Tがポケットからリボンを出し、頭に巻く。
「ゆーん。悲しいね、お兄さん! せっかくお友達のゆっくりがいると思って来たのにね。
準備したごはんさんも無駄になっちゃうね! れいむ一人じゃ食べきれないよ。」
「そうだねれいむ。このごはんさん腐っちゃいけないから。ここで水をかけてだめにしちゃわないとね。
ゆっくりできるチョコボールさんとかあったのにね、もったいないね!」
と茶番を演じた。思わずみんな吹き出しそうになる。
それに堪えていると。
「おちょうさん、おきゃあさん! あにょおおきにゃれいみゅがそうみちゃいだよ。
おちょもだちをさぎゃしにきちゃんだよ!れいみゅたちぎゃにゃってあぎぇにゃいと、きゃわいしょうだよ!」
「しょうだよ! しょれにちょこぼーるしゃんがありゅっていってたよ! れいむまたちゃべちゃいよ!」
「もうぎゃまんできにゃいんだぜ! まりしゃはおおきにゃれいむとおともだちににゃって、あまあみゃを
もらうんだぜ!」
「ちょっとまって! おちびちゃんたち! あぶないよ!」
ktkr! さすが赤ゆっくり!
欲求には限りなく素直、それにましての餡子脳!
3匹の赤ゆっくりが、我先にと飛び出してきた。
「「「そのれいみゅとおちょもだちににゃってあげりゅから、あみゃあみゃちょうだいね!!!」」」
3匹は溢れんばかりのにやけ顔で叫ぶ。
「ありがとうね。れいむと遊ぶ? それより先にごはんにする?」
「しゃきにあみゃあみゃよこすんだぜじじい!」
おーっとゲス発見! ゲス好きのY大喜び!
ここで俺は準備しておいた例のものを、赤ゆっくりの前に差し出した。
「このきれいな色をしたのが、チョコボールさんだよ! とってもゆっくりできるあまあまさんだよ!
でもちょっと硬いから、しっかり噛んでね!」
「「「ゆっきゅり、りきゃいしちゃよ!!!」」」
言い終える間もなく、赤ゆっくりたちはチョコボールに群がる。
「うわっ、あみぇ! きょれ! うみぇ! うみぇ!」
「しやわしぇ! あみゃあみゃさん、ゆっきゅりきゃまれてね!」
「ゆーん、おいしいよ! いみゃみゃででいちびゃんおいしいよ!」
チョコボールはあっという間になくなった。もちろん赤ゆっくりは、もっとくれといって催促してきた。
別の袋を取り出し、赤ゆっくりに与えてやる。
「今度のは、今のより硬いからしっかり噛んでね。それとあんまり量がないから、お兄さんが喧嘩にならない
ように、直接口に入れてあげるから、あーんしてね!」
Sが赤ゆっくり1匹づつに2,3個づつ入れてやる。
「じゃあ、みんな一斉にむーしゃむーしゃしようね! 1,2,3ハイ!」
「「「むーs………」」」
『バーン! パーン! バーン!』
かんしゃく玉の破裂する音が響き渡る。
赤ゆっくりたちは、『もっとゆっくりしたかった』というゆっくり特有の断末魔をあげることなく、永遠に
ゆっくりしてしまったのだろう。
周囲に餡子と皮が飛び散った。飾りは周囲に見られない。さすがの生命力で、饅頭はピクピク震えてはいる。
1匹は、口から上が完全に吹っ飛んでいる。1匹は恐らく喉にあたるであろう部分に風穴が開いている。
1匹は饅頭の原型を保ってはいるが、四方八方穴だらけ目の辺りだけ無くなっている。
うへぇー、やっぱ饅頭と言えどもグロいな。体であったであろう餡子が動こうとしてるところなんて。
Y、堪えきれずに
「ウへ、フヘ! あーはっは! ははっ、ははっ!
やっぱりこいつら馬鹿じゃねーの。1回おいしいものもらったぐらいで信用して。
いくら警戒心強くなったっていっても、やっぱ子どもやな。ほんま、昔から変わらへんわ。」
と返り餡子を浴びながらも大笑いしている。
SとTはこれからのこともあり、笑いを必死に堪え、茶番を演じ続けている。
「おにいざん゛! どういぶごどなのごれわ! あがぢゃんみんなばんじじゃったよー」
「れいむ、どこかに悪い人がいるみたいだよ、気を付けないと!」
おっ! 目が飛んだだけで済んだ赤まりさが何か言っているようだ。
「ひゅー、ゆぅー。じね、じねじねぇぇぇー。まりしゃたちをだみゃしちゃ、でいぶとじじいちゃちはじね!
ごひゅ! いちゃいよ! あんきょさんぎゃいちゃいよ! おいぃぃー!!! ゆべ、ゆべっ!
おやはにゃにしちぇりゅんでよ! まりしゃたちぎゃ、こんにゃにきゅるしんでるんでゃよ!
はやゅ、はやきゅ! たしゅけりょーーーー!!!!!!!
ゆべ!」
見上げたゲス饅頭根性! こいつは相当な素質があったね! 惜しい饅頭をなくしたものだ。
いやまだ死んではいない、一応『ゆっ、ゆっ、ゆっ』と死亡寸前の反応を示してはいるが。
Sは写メを撮り、Yはゆっくりをつんつんしながらまじまじと眺め、Tはれいむのまねのまま餡子を
ほじっている。
すると、がさがさ、がさっと草むらを分け入る音がしてきた。
同時に
「なんだかゆっくりできないおとがしたんだよ。わかるよー。」
「むきゅー! さわがしいはね、あさからなにやってるの? れいむまりさ、あとそこのおっきなれいむ。」
「みんなはここでまってるんだぜ! おとうさんがみてくるんだぜ!」
と、ゆっくりの話声がしてきた。
赤ゆっくりがでてきた辺りからは、
「ゆっ、ゆっゆーーーーーん!!!! おじびじゃんだじがーーーー。
でいびゅの、おっおっおちびじゃんだじが、じ、じ、じんじゃっだよ゛ーーー。」
「ゆ、ゆ、ゆ、ゆるさないんだぜーーーーー!!!! ま、まりさのがわいいおちびちゃんたちをよぐもぉぉ!
あのれいむとにんげんは、ゆっぐりでぎなぐじでやるんだぜえぇぇ!!!」
と。
前菜は終わりのようだ。お楽しみが向こうからやってきた。ニヤニヤが止まらない。
「おい。殺してしまうなよ。」
「わかってるって、おまえこそ久し振りやからって手加減わすれんなよ!」
「ゆっ! なんだかゆっくりできないゆっくりの気配がするよ!」
それぞれが小刀を手に取るのを合図に、俺たちは散った。
無駄に長い、人間があれ、方言がヘイト
っていう人は読んだらゆっくりできないね!
「ゆっくりがおったらこんなんやろなぁー」といった感じで書いてみた。
駄文なのは勿論。舞台は幻想郷?なら問題ないかなぁ。
「なあ、最近何か面白いことない?」
「うーん、ないな。」
「そう言えば、Tがこの前ゆっくり見かけたって言ってたなぁ。」
「うそ、まじで! まだ、この辺にいてるんや。どこで。」
「えーっとなぁ、堤防沿いに工場と墓あるやろ。その側の空き地で見たって。
ドブ川の橋んところ渡ってたって。」
「じゃあ、久し振りにいくか? いかへんか?」
「そうやな、盆過ぎぐらいやと暇やからいこか。」
「ほな、Tにも連絡とっとくわ。」
「頼んだ。楽しみやな。」
「そやな。」
といった会話が交わされたのは、2週間前。
ここ4、5年野生のゆっくりは見かけなくなった。
小学校の頃を思い出し、いざゆっくりいじめへ!といったところだ。
前日のうちに昔いじめたやり方を思い出し、準備は万端。
人目はやはり気になるので、早朝そのゆっくりぷれいすへと向かった。
「思ったよりも広かったんやな、ここ。」
「昔は、野球とかやったのになぁ。」
ドブ川の橋を渡り、辺りを見回す。ここに来るのも本当に久し振りだ。
「ほんまにここにいてんのか?」
「おったって、ほんまに。それに見てみろよ、フェンスに所々穴開いてるやろ。
あそこから出入りしてるみたいやねん。前の河川敷公園でよくバーベキューとかやってるし、
横の墓にはお供え物がある。裏手はワンルームマンション。
こんな餌場に困らん所ないって。」
「そやな、ゆっくり入るか。『そろーり、そろーり』やな、ゆっくり的に言えば。」
4人でフェンスをよじ登る。
ゆっくりの活動時間としては、夜間か早朝がここではベストだろう。
夜に饅頭が歩いてるのを見た記憶があんまりないので、恐らく今ぐらいから活動し始めるだろう。
「うわ、雑草だらけやな。それに何、結構背丈あるやん。これやったらなかなか見付からへんわ。」
「探すの結構手間やな。」
「ゆっくりやろ、すぐに見付かるって。あー呼んだら。」
4人揃って
「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」
と大声で叫ぶ。
草むらが、ガサガサと音がするがいつもの答えは返ってこない。
「ちょっと、おれへんのとちゃうん?」
「そんなことないって、物音はしてるやん。」
「さすがに饅頭でも生意気に知恵つけるねんな。返事してこうへんっていうことは。」
「ちょっと見てろって。」
Sはバケツでドブ川の水をすくい、物音のした辺りにぶちまけた。
「ゆっ、つめたいよ! ゆっくりできないよ!」
ゆっくりの声がした。これでここは俺たちのゆっくりすぽっと確定。
「別に隠れてなくてもいいって。ここにゆっくりできるゆっくりぷれいすがあるって、うちの飼いゆっくりが
うわさを聞いてきて、その友達を探しに来ただけやから。友達になってもらうお願いに、ゆっくりできる
食べ物いっぱいもって来たから、出てきてくれへん?」
しばらくの間反応がなかったが、
「ゆっきゅりできりゅちゃべもにょさんって、あみゃあみゃさんかな?」
「きっと、おにぎりしゃんなのだぜ!」
「ちぎゃうよ、ちゃまごやきしゃんだよ!」
といった赤ゆっくりの声が聞こえてきた。
「おい、もう少しやな。」
「そやな。」
と小声で話していると。
「おちびちゃんたち! あれはぜったいにうそだよ! にんげんはゆっくりできないものなんだよ!
出ていっちゃだめだよ!」
「そうなんだぜ! ごはんさんならおとうさんがとってくるものでじゅうぶんなんだぜ!」
親ゆっくりらしき声が聞こえてきた。
「ちっ! なまじ知恵のついた奴は警戒心強いからあかんな。もう強引につかまえるか?」
「ちょっと待てって、もう少しやぞ、これ。」
Tがポケットからリボンを出し、頭に巻く。
「ゆーん。悲しいね、お兄さん! せっかくお友達のゆっくりがいると思って来たのにね。
準備したごはんさんも無駄になっちゃうね! れいむ一人じゃ食べきれないよ。」
「そうだねれいむ。このごはんさん腐っちゃいけないから。ここで水をかけてだめにしちゃわないとね。
ゆっくりできるチョコボールさんとかあったのにね、もったいないね!」
と茶番を演じた。思わずみんな吹き出しそうになる。
それに堪えていると。
「おちょうさん、おきゃあさん! あにょおおきにゃれいみゅがそうみちゃいだよ。
おちょもだちをさぎゃしにきちゃんだよ!れいみゅたちぎゃにゃってあぎぇにゃいと、きゃわいしょうだよ!」
「しょうだよ! しょれにちょこぼーるしゃんがありゅっていってたよ! れいむまたちゃべちゃいよ!」
「もうぎゃまんできにゃいんだぜ! まりしゃはおおきにゃれいむとおともだちににゃって、あまあみゃを
もらうんだぜ!」
「ちょっとまって! おちびちゃんたち! あぶないよ!」
ktkr! さすが赤ゆっくり!
欲求には限りなく素直、それにましての餡子脳!
3匹の赤ゆっくりが、我先にと飛び出してきた。
「「「そのれいみゅとおちょもだちににゃってあげりゅから、あみゃあみゃちょうだいね!!!」」」
3匹は溢れんばかりのにやけ顔で叫ぶ。
「ありがとうね。れいむと遊ぶ? それより先にごはんにする?」
「しゃきにあみゃあみゃよこすんだぜじじい!」
おーっとゲス発見! ゲス好きのY大喜び!
ここで俺は準備しておいた例のものを、赤ゆっくりの前に差し出した。
「このきれいな色をしたのが、チョコボールさんだよ! とってもゆっくりできるあまあまさんだよ!
でもちょっと硬いから、しっかり噛んでね!」
「「「ゆっきゅり、りきゃいしちゃよ!!!」」」
言い終える間もなく、赤ゆっくりたちはチョコボールに群がる。
「うわっ、あみぇ! きょれ! うみぇ! うみぇ!」
「しやわしぇ! あみゃあみゃさん、ゆっきゅりきゃまれてね!」
「ゆーん、おいしいよ! いみゃみゃででいちびゃんおいしいよ!」
チョコボールはあっという間になくなった。もちろん赤ゆっくりは、もっとくれといって催促してきた。
別の袋を取り出し、赤ゆっくりに与えてやる。
「今度のは、今のより硬いからしっかり噛んでね。それとあんまり量がないから、お兄さんが喧嘩にならない
ように、直接口に入れてあげるから、あーんしてね!」
Sが赤ゆっくり1匹づつに2,3個づつ入れてやる。
「じゃあ、みんな一斉にむーしゃむーしゃしようね! 1,2,3ハイ!」
「「「むーs………」」」
『バーン! パーン! バーン!』
かんしゃく玉の破裂する音が響き渡る。
赤ゆっくりたちは、『もっとゆっくりしたかった』というゆっくり特有の断末魔をあげることなく、永遠に
ゆっくりしてしまったのだろう。
周囲に餡子と皮が飛び散った。飾りは周囲に見られない。さすがの生命力で、饅頭はピクピク震えてはいる。
1匹は、口から上が完全に吹っ飛んでいる。1匹は恐らく喉にあたるであろう部分に風穴が開いている。
1匹は饅頭の原型を保ってはいるが、四方八方穴だらけ目の辺りだけ無くなっている。
うへぇー、やっぱ饅頭と言えどもグロいな。体であったであろう餡子が動こうとしてるところなんて。
Y、堪えきれずに
「ウへ、フヘ! あーはっは! ははっ、ははっ!
やっぱりこいつら馬鹿じゃねーの。1回おいしいものもらったぐらいで信用して。
いくら警戒心強くなったっていっても、やっぱ子どもやな。ほんま、昔から変わらへんわ。」
と返り餡子を浴びながらも大笑いしている。
SとTはこれからのこともあり、笑いを必死に堪え、茶番を演じ続けている。
「おにいざん゛! どういぶごどなのごれわ! あがぢゃんみんなばんじじゃったよー」
「れいむ、どこかに悪い人がいるみたいだよ、気を付けないと!」
おっ! 目が飛んだだけで済んだ赤まりさが何か言っているようだ。
「ひゅー、ゆぅー。じね、じねじねぇぇぇー。まりしゃたちをだみゃしちゃ、でいぶとじじいちゃちはじね!
ごひゅ! いちゃいよ! あんきょさんぎゃいちゃいよ! おいぃぃー!!! ゆべ、ゆべっ!
おやはにゃにしちぇりゅんでよ! まりしゃたちぎゃ、こんにゃにきゅるしんでるんでゃよ!
はやゅ、はやきゅ! たしゅけりょーーーー!!!!!!!
ゆべ!」
見上げたゲス饅頭根性! こいつは相当な素質があったね! 惜しい饅頭をなくしたものだ。
いやまだ死んではいない、一応『ゆっ、ゆっ、ゆっ』と死亡寸前の反応を示してはいるが。
Sは写メを撮り、Yはゆっくりをつんつんしながらまじまじと眺め、Tはれいむのまねのまま餡子を
ほじっている。
すると、がさがさ、がさっと草むらを分け入る音がしてきた。
同時に
「なんだかゆっくりできないおとがしたんだよ。わかるよー。」
「むきゅー! さわがしいはね、あさからなにやってるの? れいむまりさ、あとそこのおっきなれいむ。」
「みんなはここでまってるんだぜ! おとうさんがみてくるんだぜ!」
と、ゆっくりの話声がしてきた。
赤ゆっくりがでてきた辺りからは、
「ゆっ、ゆっゆーーーーーん!!!! おじびじゃんだじがーーーー。
でいびゅの、おっおっおちびじゃんだじが、じ、じ、じんじゃっだよ゛ーーー。」
「ゆ、ゆ、ゆ、ゆるさないんだぜーーーーー!!!! ま、まりさのがわいいおちびちゃんたちをよぐもぉぉ!
あのれいむとにんげんは、ゆっぐりでぎなぐじでやるんだぜえぇぇ!!!」
と。
前菜は終わりのようだ。お楽しみが向こうからやってきた。ニヤニヤが止まらない。
「おい。殺してしまうなよ。」
「わかってるって、おまえこそ久し振りやからって手加減わすれんなよ!」
「ゆっ! なんだかゆっくりできないゆっくりの気配がするよ!」
それぞれが小刀を手に取るのを合図に、俺たちは散った。