ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0293 ゆっくりした教育
最終更新:
ankoss
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わたしのうちには3年前からまりさがいる
とてもお利口でわがままひとつ言ったことがない
いつも正しいゆっくりになるために私のお古のウォークマンで
『飼いゆっくりの心得』を聴いているほどだ。
熱心に勉強しているのを邪魔しては悪いので
食べやすいウィダータイプのゆっくりフードを週に一回あげるだけ
ゆっくりしたまりさとそれをみてゆっくりするわたし
私たちはきっと理想のペットと飼い主
買い置きが切れたので
行きつけのペットショップにゆっくりフードを買いに行った時とても嫌な話を聞いた
『ペットゆっくりの平均寿命は長くて2年程度』
私は耳を疑った。
わたしにあのまりさを勧めてくれた少しハンサムな店員さんから
そんな嫌な話を聞くとは思わなかった
ましてや
『流石にそろそろ買い替えの時期じゃないですか?』だなんて
まりさはモノじゃない、まりさは私の大事なペットだ
もうここには来ないだろうな、と思いながら
わたしはまりさの顔が急に見たくなって急いで家に帰った。
部屋に帰ったわたしは、いそいでまりさがゆっくりしているかを確認する。
まりさはかわらず、ゆっくりしている。
ウォークマンをかけて防音の透明な箱の中にいるまりさに話しかけても無駄なのはわかっている。
もう二年以上もまりさとまともに話をしていない。
ゆっくりは全身聴覚なので音の出るイヤホンを箱の中で放置するだけで
音楽は聞こえる
高級なゆっくりハウスにはそのハウスに住むゆっくりの歌を録音して
ゆっくりが聴きたいときにスイッチ一つでいつでも聞けるようになる
『おんきょうせつび』というのが付いていると聴いて
私が自作したまりさのためだけの『おんきょうせつび』なのだが
カセット式のウォークマンは現役で動いても
カセットなんてもう処分していたし、当時私の部屋のメインオーディオは既にCDMDプレイヤーで
カセットはオミットされていた。
そこで『ゆっくりの飼い方』に付録として付いていた
『飼いゆっくりの心得』というカセットをまりさに聴かせることにしたのだ。
まりさのゆっくりの邪魔をしないでご飯を上げられるウィダーを流しいれるチューブ
高級ゆっくりハウスとまではいかずとも人間が使っていたウォークマンを
そのままおろした『おんきょうせつび』を完備した
防音耐衝撃で地震が起きても平気な頑丈なおうち
のらゆっくりが侵入して飼いゆっくりが殺されるという事件が多発するうちの近所では
破格の条件でゆっくりしているまりさが
もう寿命だというの?
わたしは意を決して、接着剤で固く止められた水槽の蓋を付属していた薬剤を使って開けた。
「まりさ、ゆっくりしてる?」
「…………………。」
まりさは凪いだ湖面の様な静かな瞳で私を見かえして
とてもゆっくりとしていた。
よかった、まりさはしあわせにゆっくりしている
それにしても本体は外にあるから電池は定期的に交換していたのに
ウォークマンが壊れていたとは思わなかった。
蓋を開けてみるとイヤホンがキュルキュルとカン高い不快な音を立てていた
まったくいつから壊れていたんだろう?
イヤホンは大丈夫そうなのでジャックを使っていないMP3プレイヤーに差し替えて
『おんきょうせつび』を新しくしてあげた。
MP3にはCDドラマ『しあわせなゆっくりの生活』を入れてあげた。
飼いゆっくりに大人気できくととてもゆっくりできるのだそうだ。
新しい接着剤で蓋を占めて、これでまたいつも通り。
二年も勉強したまりさは、もしかしたら
簡単に金バッジを獲得できるだけのおりこうさんなのかもしれないが
まりさはおうちでゆっくりできている、人間のエゴを押し付けるのはきっと良くない。
新しいウィダーを入れて、一週間分のごはんを追加して
それをハムスターの水飲み容器を流用した装置からくぴくぴと飲みこむまりさ
あぁ、ゆっくりしてるなぁ…
【おわり】
ミントの続きがあまりにも書けずにボケーっとしていると
『飼い主教育しろよ』という意見が目に付き
飼い主が教育すると飼い主にもペットにも悲劇しか待っていない気がして
ハッピーエンド大好き人間であるところの自分は
虐待せずにゆっくりだけしかいない環境で数年がかりで教育すれば
モノになるんじゃ…?とおもって10分でやっつけました。
ところで自分の作品って絵にし辛いですか…?
餡小話に投下した『にゃん』『かってます』をゆ虐をたしなむ知人に読ませると
『こんなモンかけるか、正気度ロールに失敗する』
と言われてショックを受けています。
by古本屋
とてもお利口でわがままひとつ言ったことがない
いつも正しいゆっくりになるために私のお古のウォークマンで
『飼いゆっくりの心得』を聴いているほどだ。
熱心に勉強しているのを邪魔しては悪いので
食べやすいウィダータイプのゆっくりフードを週に一回あげるだけ
ゆっくりしたまりさとそれをみてゆっくりするわたし
私たちはきっと理想のペットと飼い主
買い置きが切れたので
行きつけのペットショップにゆっくりフードを買いに行った時とても嫌な話を聞いた
『ペットゆっくりの平均寿命は長くて2年程度』
私は耳を疑った。
わたしにあのまりさを勧めてくれた少しハンサムな店員さんから
そんな嫌な話を聞くとは思わなかった
ましてや
『流石にそろそろ買い替えの時期じゃないですか?』だなんて
まりさはモノじゃない、まりさは私の大事なペットだ
もうここには来ないだろうな、と思いながら
わたしはまりさの顔が急に見たくなって急いで家に帰った。
部屋に帰ったわたしは、いそいでまりさがゆっくりしているかを確認する。
まりさはかわらず、ゆっくりしている。
ウォークマンをかけて防音の透明な箱の中にいるまりさに話しかけても無駄なのはわかっている。
もう二年以上もまりさとまともに話をしていない。
ゆっくりは全身聴覚なので音の出るイヤホンを箱の中で放置するだけで
音楽は聞こえる
高級なゆっくりハウスにはそのハウスに住むゆっくりの歌を録音して
ゆっくりが聴きたいときにスイッチ一つでいつでも聞けるようになる
『おんきょうせつび』というのが付いていると聴いて
私が自作したまりさのためだけの『おんきょうせつび』なのだが
カセット式のウォークマンは現役で動いても
カセットなんてもう処分していたし、当時私の部屋のメインオーディオは既にCDMDプレイヤーで
カセットはオミットされていた。
そこで『ゆっくりの飼い方』に付録として付いていた
『飼いゆっくりの心得』というカセットをまりさに聴かせることにしたのだ。
まりさのゆっくりの邪魔をしないでご飯を上げられるウィダーを流しいれるチューブ
高級ゆっくりハウスとまではいかずとも人間が使っていたウォークマンを
そのままおろした『おんきょうせつび』を完備した
防音耐衝撃で地震が起きても平気な頑丈なおうち
のらゆっくりが侵入して飼いゆっくりが殺されるという事件が多発するうちの近所では
破格の条件でゆっくりしているまりさが
もう寿命だというの?
わたしは意を決して、接着剤で固く止められた水槽の蓋を付属していた薬剤を使って開けた。
「まりさ、ゆっくりしてる?」
「…………………。」
まりさは凪いだ湖面の様な静かな瞳で私を見かえして
とてもゆっくりとしていた。
よかった、まりさはしあわせにゆっくりしている
それにしても本体は外にあるから電池は定期的に交換していたのに
ウォークマンが壊れていたとは思わなかった。
蓋を開けてみるとイヤホンがキュルキュルとカン高い不快な音を立てていた
まったくいつから壊れていたんだろう?
イヤホンは大丈夫そうなのでジャックを使っていないMP3プレイヤーに差し替えて
『おんきょうせつび』を新しくしてあげた。
MP3にはCDドラマ『しあわせなゆっくりの生活』を入れてあげた。
飼いゆっくりに大人気できくととてもゆっくりできるのだそうだ。
新しい接着剤で蓋を占めて、これでまたいつも通り。
二年も勉強したまりさは、もしかしたら
簡単に金バッジを獲得できるだけのおりこうさんなのかもしれないが
まりさはおうちでゆっくりできている、人間のエゴを押し付けるのはきっと良くない。
新しいウィダーを入れて、一週間分のごはんを追加して
それをハムスターの水飲み容器を流用した装置からくぴくぴと飲みこむまりさ
あぁ、ゆっくりしてるなぁ…
【おわり】
ミントの続きがあまりにも書けずにボケーっとしていると
『飼い主教育しろよ』という意見が目に付き
飼い主が教育すると飼い主にもペットにも悲劇しか待っていない気がして
ハッピーエンド大好き人間であるところの自分は
虐待せずにゆっくりだけしかいない環境で数年がかりで教育すれば
モノになるんじゃ…?とおもって10分でやっつけました。
ところで自分の作品って絵にし辛いですか…?
餡小話に投下した『にゃん』『かってます』をゆ虐をたしなむ知人に読ませると
『こんなモンかけるか、正気度ロールに失敗する』
と言われてショックを受けています。
by古本屋