ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2523 鬼意山は肉まんがお好き
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ankoss
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『鬼意山は肉まんがお好き』 10KB
虐待 自然界 現代 虐待人間 独自設定 独自設定だらけです
俺は肉が大好きだ。
基本的に肉なら何でも好きだが、好きな肉料理を挙げるなら、やっぱり肉まんだろう。
コンビニの肉まんコーナーから、冷凍肉まんをレンジでチン!する時から流れてくる、この世のすべてを表現したかのような芳しい香り。
ああ、想像しただけでよだれが垂れてきてしまった。
しかし、肉まんは値段が高い。
コンビニで買えば一つ100円近くするし、冷凍物は多少は安くなるが、味気ない物が多い。
専門店で食べようとした場合、物によってはワンコインでは済まなくなってしまう事もある。
俺は悩んだ。好きな肉まんを毎日好きなだけ食べる方法は無いのかと。
そんな時、友人から面白い話を聞かされた。
「そんなに肉まんが食べたいのなら、れみりゃを捕まえてくればいいんじゃないか?」
ゆっくりれみりゃ、ゆっくりの中でも捕食種と呼ばれるゆっくり。
餡子やカスタード、生クリーム等の甘味が中身のゆっくりが多い中、このゆっくりの中身は肉なのである。
ゆっくりの別名が饅頭な事を考えると、このれみりゃは間違いなく"肉まん"なのだろう。
だが、一番重要なのはこいつらが肉まんという事ではない。れみりゃは他の通常種ゆっくりと比べたら数が少ない。
ペットショップで購入しようと思ったら、安くても1匹1000円はくだらないであろう。
食用と考えたら、明らかに普通の肉まんのほうがコストパフォーマンスが良いのである。
このゆっくりれみりゃで一番重要なポイントは、その再生能力である。
れみりゃの再生能力は驚異的な物である。
特に胴付きの個体の再生能力は凄まじく、四肢をもぎ取っても、一日もしないうちに元通りになると言われている。
胴付きれみりゃの大きさを考えれば、腕二つ、足二つで肉まん六つ分にはなるだろう。なんと魅力的な生物なのだろうか。
俺は早速胴付きれみりゃを捕まえるための準備を始める事にした。
え?ペットショップで買えば良いんじゃないかって?ペットショップでれみりゃを購入する場合、一番安い物でも数万はくだらない。
コンビニの肉まんでも数百個買えてしまう値段である。とてもじゃないけど手を出す気にはなれない。
自分で捕まえればかかる費用は交通費等、ちょっとした費用だけなのだ。
そうとなれば、まずはインターネットを使って情報収集である。
れみりゃを効率よく捕まえる為の方法を調べなくてはならない。
昔ならば、図書館でゆっくりに関する書籍を探したり、ゆっくりに詳しい専門家や鬼意山に訪ねたりと、それなりに手間のかかる物だったのであろう。
この時代に生まれて良かったと、改めて認識する。数日で欲しい情報は集まった。
近場のペットショップのゆっくりコーナーで最低限必要な物を購入し、俺は早速胴付きれみりゃの捕獲へ向かった。
時間は午後四時過ぎ、やってきたのは近くの山中。
れみりゃ等の捕食種は、基本的には人間が多い街中には少ないと言われているそうだ。
餌になる通常種ゆっくりも、街中にいる野良となれば、警戒心も非常に高いし、何か有害な物を食べている可能性もある。
そうなると、山にいる野生ゆっくりを狩るほうが効率が良いという事なのだろう。
リュックサックの中からカセットコンロ、鍋、安売り餡子、砂糖、水を取り出す。
カセットコンロに鍋をセットし、その中に鍋、餡子、砂糖、水をぶち込んで火をつける。
数分後、グツグツと煮え始めた鍋からは、甘ったるい香りが漂ってきた。
その香りは、森の爽やかな風に乗って、森中にひろがっていく。
数分後、鍋の周りには沢山のゆっくりが集まりだした。
「ゆゆっ!あまあまのにおいがするのぜ!」
「とかいはなかおりね!」
「おいしそうなあまあまだね!このあまあまはれいむのだから、ほかのゆっくりはどこかにいってね!」
「れいみゅのあみゃあみゃ~!ゆっくちたべりゃれちぇ…ゆゆゆっ!?」
ゆっくり達があまあまを見て騒ぎ出す。
ゆっくり達は目の前のあまあまに夢中なのだろうか。
それとも三以上の数を数えられない餡子脳のせいなのか、ゆっくりが少しずつ減っている事に気づかない。
集まったゆっくりは、赤ゆを中心に用意したゆっくり捕獲袋へ放りこむ。
中には大量のラムネが入っており、中に入ったゆっくりは、その餡子脳もあってすぐに飛びつき、あっという間に眠りに落ちる。
袋の中が一杯になったのを確認し、カセットコンロの火を止め、
「はらわたをぶち撒けろ!!!」
煮込んでいた餡子を地面にぶち撒ける。
火を怖がっていたゆっくり達は、火が止まって、あまあまが地面に落ちたという事実だけを認識し、一斉にあまあまにかぶりついた。
「「「「「むーしゃ、むーしゃ、しあ…あづいいいいいいいいいい!!!」」」」」」
そりゃそうだ、その餡子は先程まで煮込まれていた物だ。
火が止まったからって、すぐに冷めるわけないのだ、餡子脳にはそれがわからないらしい。
しかも、第一陣が一斉に悲鳴を上げてのたうち回っているというのに、第二陣、第三陣と同じように餡子を口にし、のたうち回っている。
餡子脳、ここに極まれりだ。
さてと、目的を達した俺は、山中の割とひらけた場所に捕獲したゆっくりを積み上げる。
ピラミッド状に積み上げられたゆっくりは、まるで漫画に出てくる月見団子のようだ。
俺はゆっくりピラミッドの横で、ステルス迷彩シート(加工場製、ゆっくりからのみ視認されなくなるらしい)を被ってれみりゃがやってくるのを待つ。
このシートは数千円したのだが、仕方ないと諦める。
時間は午後9時を回った。れみりゃが活発に活動する時間帯だ。数分もするとやってきた、れみりゃである。
しかし、こいつらは自分が求めていた胴付きではない。
「「うー!うー!」」
れみりゃは早速眠ったゆっくりにかぶりつき、餡子を吸い始める。
「「うー♪うー♪・・・う・・・?」」
そして、ゆっくり達と同じように深い眠りに落ちていった。
ゆっくり達に食べさせたのは、加工場特製のゆっくり用ラムネだった。
これを食べたゆっくりを食べた場合も、若干効果は落ちるがラムネを食べたのと同じように眠ってしまうのだ。
眠ったれみりゃを捕獲袋に放りこむ。こいつらは家に帰って肉まんとして食べよう。
その後も同じようなやり取りが繰り返され、袋の中には胴なしれみりゃが10匹程たまっていた。
流石にこれ以上は持って帰るのがめんどうだな・・・と思っていたその時、
「うー!おいしそうなゆっくりがねてるんだど~!これはぜんぶれみぃのものなんだど~♪」
この今にも踏み潰したくなりそうな声は、間違いない、胴付きれみりゃだ。
胴付きれみりゃは胴無しれみりゃと違い、うー!うー!という鳴き声だけではなく、人語を操ることで知られている。
それがれみりゃが可愛がられる理由でもあり、虐待される理由でもあるのだが…。
「うー♪あまあまおいしいんだど~、あまあまたべたあとはぷっでぃ~んもほしいんだど~、さくやー、ぷっでぃ~んもってくるんだど~」
甘いものを食べた後に、デザートとして甘いものを食べる発想はどうかと・・・。
なんて思っているうちに、れみりゃは眠りに落ちたようだ。
俺はこの胴付きれみりゃ一匹と、食用にするための胴無しれみりゃを十匹。
れみりゃの生き餌にするための繁殖用にれいむとまりさを一匹ずつ袋につめると、帰宅した。
胴付きれみりゃはこの大きめの透明の箱に入れて、胴無しは・・・一匹ずつ蒸篭で蒸すか。
れいむとまりさは繁殖用防音箱へ・・・っと。俺は手際良く袋からゆっくりを取り出し、用途別に分けていく。
準備は整った、蒸篭で蒸した胴無しの一匹を頬張りながら、胴付きのれみりゃが起きるのを待つ・・・。
うん、ちょっと心配だったが、中々美味しい肉まんだ。これなら期待できそうだな。
「うー・・・ゆっくりおきたど~・・・。うー?ここはどこだどぅ?」
れみりゃが目を覚ましたようだ、既に胴無しれみりゃはすべて腹の中だ。
美味しい肉まんはついつい食べ過ぎてしまうのは、俺の悪い癖だな。
「うっうー♪あまあまが転がってるんだど~♪」
横に置いてあった繁殖用のれいむとまりさに気がついたようだ。
多少余裕のある透明な箱を視認していないのか、そのまま飛びかかろうとするれみりゃ。
当然のように見えない壁に思いっきりぶつかった。
「うあああああああっ!いたいどおおおおお!ざぐやー!たずげでー!」
嗚呼、うるさい。こいつを毎日の食料にするには、この雑音に耐えなければならないのか。
奮発してこいつの箱も防音の物を買えば良かったな。しかし、防音の物は万の単位だからなあ・・・。
早速ネットを使って騒音対策を調べる。ふむふむ、生まれたばかりの赤ゆなら大丈夫・・・か。
「うーzzz、うーzzz」
泣き疲れて眠ってしまったれみりゃに忍び寄る。左手には糸、右手には針。
糸を針に通してしっかりと結んだ後、寝ているれみりゃの口の部分におもいっきり突き刺す。
「う゛ー!う゛ー!、ざぐや゛っ・・・ぅ・・」
力でれみりゃの口を思いっきり塞ぐ。ゆっくりの中では力のあるれみりゃだが、人間の腕力とは比べ物にならない。
その間に口の縫合を完了させる。
「―っ!、―゛―゛―゛―っ!」
何か喋っているようだが、まったく聞き取れなくなった。これなら俺の貴重な睡眠を妨害する事もないだろう。
安心した俺はお腹が空いてきた。台所から包丁を持ってくると、れみりゃの肩口にあてがい、一気に切断した。
「―゛―゛―゛―゛―っ!、―゛―゛―゛―゛―っ!!!」
悲鳴を上げているのであろう。口が閉じているにも関わらず、さっきよりも大きく聞こえる。
それをBGMにしながら、れみりゃの腕を蒸篭で蒸し、試食してみる。
口に入れた瞬間、口一杯に広がる旨味。
ジューシーな肉汁が口内の隅から隅までをじっくりと愛撫し、心地良い香りが鼻を突き抜け、脳髄を痺れさせるような感覚に陥る。
自分の味蕾が一斉に開いたような、そんな感覚。
「うん、これは美味い!さっきの胴無しよりも旨味が増しているぞ!」
中身が甘味のゆっくりは、苦痛を与える事によって甘みが増すと言うが、このれみりゃは旨味が増すのだろう。
ラムネで苦痛を与えずに眠らせたれみりゃの数倍(俺比)は美味しくなっていた。
「やべ、うめっ!めっちゃうめっ!ぱねえっ!」
あっという間に腕を平らげてしまった俺。勿論これだけじゃ足りない。
もう片方の腕も切り落とすと、同じように蒸して、食した。
「うめっ!さっきよりもうめっ!まじぱねえっ!しあわせええええ!」
苦痛を与えるたびに美味しくなっていくれみりゃ。
こうなったらもう止まらない。
気がついたら、れみしゃの四肢はすでに無くなっていた。
流石にここまでにしておかないと、明日からの分が無くなってしまう。
でも、本当に美味しかったな、食べる度に美味しくなるんだからな。
これで明日になって回復してしまったら、また美味しさはリセットされちゃうんだよね。
ん・・・?
食べる度に美味しくなる。今食べなきゃ味は元通り。
今食べれば美味しくなる。
今食べれば美味しくなる。今食べなきゃ不味くなる。
だったら、今食べないと・・・?
でも、明日の分が無くなる、でも不味くなる。
今食べないと美味しくない。今食べればもっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
狂ったような鬼意山の様子を見ていたれみりゃは、赤ゆしかならないと言われている、非ゆっくち症を発症するほど怯えた。
そして、その極上の味を鬼意山に提供した。
鬼意山からの連絡が1ヶ月以上途絶え、心配した家族は鬼意山のアパートに乗り込んだ。
しかし、アパートはもぬけの殻となっており、急遽捜索依頼を出したが、5年経った今でも行方がわかっていないという。
「ひひっ・・・れみりゃ・・・みーつけたっ・・・!」
とある山奥、鬼意山の狂ったような叫びが響きわたっていた。
虐待 自然界 現代 虐待人間 独自設定 独自設定だらけです
俺は肉が大好きだ。
基本的に肉なら何でも好きだが、好きな肉料理を挙げるなら、やっぱり肉まんだろう。
コンビニの肉まんコーナーから、冷凍肉まんをレンジでチン!する時から流れてくる、この世のすべてを表現したかのような芳しい香り。
ああ、想像しただけでよだれが垂れてきてしまった。
しかし、肉まんは値段が高い。
コンビニで買えば一つ100円近くするし、冷凍物は多少は安くなるが、味気ない物が多い。
専門店で食べようとした場合、物によってはワンコインでは済まなくなってしまう事もある。
俺は悩んだ。好きな肉まんを毎日好きなだけ食べる方法は無いのかと。
そんな時、友人から面白い話を聞かされた。
「そんなに肉まんが食べたいのなら、れみりゃを捕まえてくればいいんじゃないか?」
ゆっくりれみりゃ、ゆっくりの中でも捕食種と呼ばれるゆっくり。
餡子やカスタード、生クリーム等の甘味が中身のゆっくりが多い中、このゆっくりの中身は肉なのである。
ゆっくりの別名が饅頭な事を考えると、このれみりゃは間違いなく"肉まん"なのだろう。
だが、一番重要なのはこいつらが肉まんという事ではない。れみりゃは他の通常種ゆっくりと比べたら数が少ない。
ペットショップで購入しようと思ったら、安くても1匹1000円はくだらないであろう。
食用と考えたら、明らかに普通の肉まんのほうがコストパフォーマンスが良いのである。
このゆっくりれみりゃで一番重要なポイントは、その再生能力である。
れみりゃの再生能力は驚異的な物である。
特に胴付きの個体の再生能力は凄まじく、四肢をもぎ取っても、一日もしないうちに元通りになると言われている。
胴付きれみりゃの大きさを考えれば、腕二つ、足二つで肉まん六つ分にはなるだろう。なんと魅力的な生物なのだろうか。
俺は早速胴付きれみりゃを捕まえるための準備を始める事にした。
え?ペットショップで買えば良いんじゃないかって?ペットショップでれみりゃを購入する場合、一番安い物でも数万はくだらない。
コンビニの肉まんでも数百個買えてしまう値段である。とてもじゃないけど手を出す気にはなれない。
自分で捕まえればかかる費用は交通費等、ちょっとした費用だけなのだ。
そうとなれば、まずはインターネットを使って情報収集である。
れみりゃを効率よく捕まえる為の方法を調べなくてはならない。
昔ならば、図書館でゆっくりに関する書籍を探したり、ゆっくりに詳しい専門家や鬼意山に訪ねたりと、それなりに手間のかかる物だったのであろう。
この時代に生まれて良かったと、改めて認識する。数日で欲しい情報は集まった。
近場のペットショップのゆっくりコーナーで最低限必要な物を購入し、俺は早速胴付きれみりゃの捕獲へ向かった。
時間は午後四時過ぎ、やってきたのは近くの山中。
れみりゃ等の捕食種は、基本的には人間が多い街中には少ないと言われているそうだ。
餌になる通常種ゆっくりも、街中にいる野良となれば、警戒心も非常に高いし、何か有害な物を食べている可能性もある。
そうなると、山にいる野生ゆっくりを狩るほうが効率が良いという事なのだろう。
リュックサックの中からカセットコンロ、鍋、安売り餡子、砂糖、水を取り出す。
カセットコンロに鍋をセットし、その中に鍋、餡子、砂糖、水をぶち込んで火をつける。
数分後、グツグツと煮え始めた鍋からは、甘ったるい香りが漂ってきた。
その香りは、森の爽やかな風に乗って、森中にひろがっていく。
数分後、鍋の周りには沢山のゆっくりが集まりだした。
「ゆゆっ!あまあまのにおいがするのぜ!」
「とかいはなかおりね!」
「おいしそうなあまあまだね!このあまあまはれいむのだから、ほかのゆっくりはどこかにいってね!」
「れいみゅのあみゃあみゃ~!ゆっくちたべりゃれちぇ…ゆゆゆっ!?」
ゆっくり達があまあまを見て騒ぎ出す。
ゆっくり達は目の前のあまあまに夢中なのだろうか。
それとも三以上の数を数えられない餡子脳のせいなのか、ゆっくりが少しずつ減っている事に気づかない。
集まったゆっくりは、赤ゆを中心に用意したゆっくり捕獲袋へ放りこむ。
中には大量のラムネが入っており、中に入ったゆっくりは、その餡子脳もあってすぐに飛びつき、あっという間に眠りに落ちる。
袋の中が一杯になったのを確認し、カセットコンロの火を止め、
「はらわたをぶち撒けろ!!!」
煮込んでいた餡子を地面にぶち撒ける。
火を怖がっていたゆっくり達は、火が止まって、あまあまが地面に落ちたという事実だけを認識し、一斉にあまあまにかぶりついた。
「「「「「むーしゃ、むーしゃ、しあ…あづいいいいいいいいいい!!!」」」」」」
そりゃそうだ、その餡子は先程まで煮込まれていた物だ。
火が止まったからって、すぐに冷めるわけないのだ、餡子脳にはそれがわからないらしい。
しかも、第一陣が一斉に悲鳴を上げてのたうち回っているというのに、第二陣、第三陣と同じように餡子を口にし、のたうち回っている。
餡子脳、ここに極まれりだ。
さてと、目的を達した俺は、山中の割とひらけた場所に捕獲したゆっくりを積み上げる。
ピラミッド状に積み上げられたゆっくりは、まるで漫画に出てくる月見団子のようだ。
俺はゆっくりピラミッドの横で、ステルス迷彩シート(加工場製、ゆっくりからのみ視認されなくなるらしい)を被ってれみりゃがやってくるのを待つ。
このシートは数千円したのだが、仕方ないと諦める。
時間は午後9時を回った。れみりゃが活発に活動する時間帯だ。数分もするとやってきた、れみりゃである。
しかし、こいつらは自分が求めていた胴付きではない。
「「うー!うー!」」
れみりゃは早速眠ったゆっくりにかぶりつき、餡子を吸い始める。
「「うー♪うー♪・・・う・・・?」」
そして、ゆっくり達と同じように深い眠りに落ちていった。
ゆっくり達に食べさせたのは、加工場特製のゆっくり用ラムネだった。
これを食べたゆっくりを食べた場合も、若干効果は落ちるがラムネを食べたのと同じように眠ってしまうのだ。
眠ったれみりゃを捕獲袋に放りこむ。こいつらは家に帰って肉まんとして食べよう。
その後も同じようなやり取りが繰り返され、袋の中には胴なしれみりゃが10匹程たまっていた。
流石にこれ以上は持って帰るのがめんどうだな・・・と思っていたその時、
「うー!おいしそうなゆっくりがねてるんだど~!これはぜんぶれみぃのものなんだど~♪」
この今にも踏み潰したくなりそうな声は、間違いない、胴付きれみりゃだ。
胴付きれみりゃは胴無しれみりゃと違い、うー!うー!という鳴き声だけではなく、人語を操ることで知られている。
それがれみりゃが可愛がられる理由でもあり、虐待される理由でもあるのだが…。
「うー♪あまあまおいしいんだど~、あまあまたべたあとはぷっでぃ~んもほしいんだど~、さくやー、ぷっでぃ~んもってくるんだど~」
甘いものを食べた後に、デザートとして甘いものを食べる発想はどうかと・・・。
なんて思っているうちに、れみりゃは眠りに落ちたようだ。
俺はこの胴付きれみりゃ一匹と、食用にするための胴無しれみりゃを十匹。
れみりゃの生き餌にするための繁殖用にれいむとまりさを一匹ずつ袋につめると、帰宅した。
胴付きれみりゃはこの大きめの透明の箱に入れて、胴無しは・・・一匹ずつ蒸篭で蒸すか。
れいむとまりさは繁殖用防音箱へ・・・っと。俺は手際良く袋からゆっくりを取り出し、用途別に分けていく。
準備は整った、蒸篭で蒸した胴無しの一匹を頬張りながら、胴付きのれみりゃが起きるのを待つ・・・。
うん、ちょっと心配だったが、中々美味しい肉まんだ。これなら期待できそうだな。
「うー・・・ゆっくりおきたど~・・・。うー?ここはどこだどぅ?」
れみりゃが目を覚ましたようだ、既に胴無しれみりゃはすべて腹の中だ。
美味しい肉まんはついつい食べ過ぎてしまうのは、俺の悪い癖だな。
「うっうー♪あまあまが転がってるんだど~♪」
横に置いてあった繁殖用のれいむとまりさに気がついたようだ。
多少余裕のある透明な箱を視認していないのか、そのまま飛びかかろうとするれみりゃ。
当然のように見えない壁に思いっきりぶつかった。
「うあああああああっ!いたいどおおおおお!ざぐやー!たずげでー!」
嗚呼、うるさい。こいつを毎日の食料にするには、この雑音に耐えなければならないのか。
奮発してこいつの箱も防音の物を買えば良かったな。しかし、防音の物は万の単位だからなあ・・・。
早速ネットを使って騒音対策を調べる。ふむふむ、生まれたばかりの赤ゆなら大丈夫・・・か。
「うーzzz、うーzzz」
泣き疲れて眠ってしまったれみりゃに忍び寄る。左手には糸、右手には針。
糸を針に通してしっかりと結んだ後、寝ているれみりゃの口の部分におもいっきり突き刺す。
「う゛ー!う゛ー!、ざぐや゛っ・・・ぅ・・」
力でれみりゃの口を思いっきり塞ぐ。ゆっくりの中では力のあるれみりゃだが、人間の腕力とは比べ物にならない。
その間に口の縫合を完了させる。
「―っ!、―゛―゛―゛―っ!」
何か喋っているようだが、まったく聞き取れなくなった。これなら俺の貴重な睡眠を妨害する事もないだろう。
安心した俺はお腹が空いてきた。台所から包丁を持ってくると、れみりゃの肩口にあてがい、一気に切断した。
「―゛―゛―゛―゛―っ!、―゛―゛―゛―゛―っ!!!」
悲鳴を上げているのであろう。口が閉じているにも関わらず、さっきよりも大きく聞こえる。
それをBGMにしながら、れみりゃの腕を蒸篭で蒸し、試食してみる。
口に入れた瞬間、口一杯に広がる旨味。
ジューシーな肉汁が口内の隅から隅までをじっくりと愛撫し、心地良い香りが鼻を突き抜け、脳髄を痺れさせるような感覚に陥る。
自分の味蕾が一斉に開いたような、そんな感覚。
「うん、これは美味い!さっきの胴無しよりも旨味が増しているぞ!」
中身が甘味のゆっくりは、苦痛を与える事によって甘みが増すと言うが、このれみりゃは旨味が増すのだろう。
ラムネで苦痛を与えずに眠らせたれみりゃの数倍(俺比)は美味しくなっていた。
「やべ、うめっ!めっちゃうめっ!ぱねえっ!」
あっという間に腕を平らげてしまった俺。勿論これだけじゃ足りない。
もう片方の腕も切り落とすと、同じように蒸して、食した。
「うめっ!さっきよりもうめっ!まじぱねえっ!しあわせええええ!」
苦痛を与えるたびに美味しくなっていくれみりゃ。
こうなったらもう止まらない。
気がついたら、れみしゃの四肢はすでに無くなっていた。
流石にここまでにしておかないと、明日からの分が無くなってしまう。
でも、本当に美味しかったな、食べる度に美味しくなるんだからな。
これで明日になって回復してしまったら、また美味しさはリセットされちゃうんだよね。
ん・・・?
食べる度に美味しくなる。今食べなきゃ味は元通り。
今食べれば美味しくなる。
今食べれば美味しくなる。今食べなきゃ不味くなる。
だったら、今食べないと・・・?
でも、明日の分が無くなる、でも不味くなる。
今食べないと美味しくない。今食べればもっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
もっと美味しい。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
今食べなきゃだめ。
狂ったような鬼意山の様子を見ていたれみりゃは、赤ゆしかならないと言われている、非ゆっくち症を発症するほど怯えた。
そして、その極上の味を鬼意山に提供した。
鬼意山からの連絡が1ヶ月以上途絶え、心配した家族は鬼意山のアパートに乗り込んだ。
しかし、アパートはもぬけの殻となっており、急遽捜索依頼を出したが、5年経った今でも行方がわかっていないという。
「ひひっ・・・れみりゃ・・・みーつけたっ・・・!」
とある山奥、鬼意山の狂ったような叫びが響きわたっていた。