ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3035 ゆっくりを袋に詰めて思う存分ボコるよ!! 下の3(完結)
最終更新:
ankoss
-
view
『ゆっくりを袋に詰めて思う存分ボコるよ!! 下の3(完結)』 25KB
虐待 パロディ 愛情 自業自得 家出 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 虐待人間 独自設定 これにてやっと完結です。
虐待 パロディ 愛情 自業自得 家出 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 虐待人間 独自設定 これにてやっと完結です。
- 「ゆっくりを袋に詰めて思う存分ボコるよ!! 下の2」の続きです。
完全にゴミ袋となった元れいむと緑色のビニール袋をもってまりさの待つ部屋へ戻る。
透明な箱の中で音楽とダンスに興じるまりさを見てみる。
狭い箱の中で騒音に苦しみ何度も餡子を吐いて自分の味を堪能しては苦しんで飲み込み、そして騒音に苦しむ。見事な悪循環。俺がれいむと遊んでいる間もずっと苦しんでいたんだな。
そろそろ箱から出してやるか。
俺はれいむの残骸等を隅に置いて手早くラジカセのスイッチを押してまりさを取り出す。
その間僅か三秒。まさに匠の業だぜ。っとたわけた事抜かしてないでまりさ嬲り殺そう。
「ゆひー…ゆひー…ひどいめにあったんだぜ…」
取り出したまりさが回復するまで少し待ったらようやく喋り出したので早速ボコろうと思う。
「ゆ、ゆううう!!?くそじじい!!さっきはよくもやってくれたんだぜえええええ!!!」
あれ?またオレンジジュース注入した直後に状態戻ってね?餡子吐くと記憶がリセットでもされるの?
「こんどこそぼっこぼこにしてやるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
そんなどうでもいい事を考えていたらいつの間にかまりさが体当たりを開始していた。
うざったいので踏み付ける。
「ぶんぎゅう゛う゛う゛!!?ばなぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
喧しく騒ぐまりさ。
俺はそんな騒がしいまりさを華麗に無視して用件を伝えよう。
「まりさ…これから俺はお前を殺す」
「ゆ!?なにいっでんだぜぇ!!?これからしぬのはじじいのほうなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
ああ喧しい…あれを見せれば少しは静かになるかな。そう思った俺はまりさの目の前にある物を落とす。
「ゆうううううううう!!?」
まりさにはそれが何かすぐにわかったようだ。ま、個体を識別するリボンはつけっぱなしだからわかるか。
でも流石だな。原型保てなくなる位ぐっちゃんぐっちゃんにしてやったのにリボンだけでこの生ゴミをれいむの成れの果てだってわかるんだから。
「お前が騒音で苦しんでる間にれいむはこうなったって訳だ。次はお前の番だ」
「ゆひいいいいいいいいいい!!?はなぜえ゛え゛!!?はなじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
あらら、効果覿面っていうか効果ありすぎたな。ここは言う事を聞いてやるか。
まりさを解放してやるとまりさは一目散にれいむの成れの果てへと向かっていく。
「で、でいぶう゛う゛う゛う゛!!?どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
お前等が無力だからだよ。
「さ・て・と。お次はまりさ、君の番だ。麺棒と金づちと拳のどれがいい?」
「ゆ…ゆぐぅ…」
俺の言葉に今にも泣きそうな顔を浮かべるまりさ。
どうやら怒りよりも恐怖の方が上回ってるようだ。
だが謝罪とかはれいむで十二分に堪能した。わざわざ外見が違ってるんだから違った反応を見せてくんねえかな…。
「ゆ、ゆあああああああああああああ!!!」
恐怖に呑まれたのか大声を上げてまりさはこっちへ向かってきた。
透明な箱の中で音楽とダンスに興じるまりさを見てみる。
狭い箱の中で騒音に苦しみ何度も餡子を吐いて自分の味を堪能しては苦しんで飲み込み、そして騒音に苦しむ。見事な悪循環。俺がれいむと遊んでいる間もずっと苦しんでいたんだな。
そろそろ箱から出してやるか。
俺はれいむの残骸等を隅に置いて手早くラジカセのスイッチを押してまりさを取り出す。
その間僅か三秒。まさに匠の業だぜ。っとたわけた事抜かしてないでまりさ嬲り殺そう。
「ゆひー…ゆひー…ひどいめにあったんだぜ…」
取り出したまりさが回復するまで少し待ったらようやく喋り出したので早速ボコろうと思う。
「ゆ、ゆううう!!?くそじじい!!さっきはよくもやってくれたんだぜえええええ!!!」
あれ?またオレンジジュース注入した直後に状態戻ってね?餡子吐くと記憶がリセットでもされるの?
「こんどこそぼっこぼこにしてやるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
そんなどうでもいい事を考えていたらいつの間にかまりさが体当たりを開始していた。
うざったいので踏み付ける。
「ぶんぎゅう゛う゛う゛!!?ばなぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
喧しく騒ぐまりさ。
俺はそんな騒がしいまりさを華麗に無視して用件を伝えよう。
「まりさ…これから俺はお前を殺す」
「ゆ!?なにいっでんだぜぇ!!?これからしぬのはじじいのほうなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
ああ喧しい…あれを見せれば少しは静かになるかな。そう思った俺はまりさの目の前にある物を落とす。
「ゆうううううううう!!?」
まりさにはそれが何かすぐにわかったようだ。ま、個体を識別するリボンはつけっぱなしだからわかるか。
でも流石だな。原型保てなくなる位ぐっちゃんぐっちゃんにしてやったのにリボンだけでこの生ゴミをれいむの成れの果てだってわかるんだから。
「お前が騒音で苦しんでる間にれいむはこうなったって訳だ。次はお前の番だ」
「ゆひいいいいいいいいいい!!?はなぜえ゛え゛!!?はなじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
あらら、効果覿面っていうか効果ありすぎたな。ここは言う事を聞いてやるか。
まりさを解放してやるとまりさは一目散にれいむの成れの果てへと向かっていく。
「で、でいぶう゛う゛う゛う゛!!?どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
お前等が無力だからだよ。
「さ・て・と。お次はまりさ、君の番だ。麺棒と金づちと拳のどれがいい?」
「ゆ…ゆぐぅ…」
俺の言葉に今にも泣きそうな顔を浮かべるまりさ。
どうやら怒りよりも恐怖の方が上回ってるようだ。
だが謝罪とかはれいむで十二分に堪能した。わざわざ外見が違ってるんだから違った反応を見せてくんねえかな…。
「ゆ、ゆあああああああああああああ!!!」
恐怖に呑まれたのか大声を上げてまりさはこっちへ向かってきた。
わざわざ死にに来てくれるなんて有り難い。さぁ死ね。
「ぐんびゅ!!?」
まりさの頭上へ金づちを振り下ろす。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
悲鳴とかはもういいから。もっと変化をくれよ。
騒ぐまりさの代わり映えのない反応に俺はいらついてくる。だから掴み上げて壁に叩き付けるのも仕方のない事なんだ。
「ゆぎゅ!!?」
顔面から壁に激突し後ろから俺の拳の殴打という夢のようなサンドイッチ。ハムまりさと名付けよう…やっぱり面倒だからまりさでいいや。
拳を引くとそのまま床に落下するまりさ。
「ふ…ふげぇ…」
嗚咽を漏らすまりさ。まだ生きている事実はまりさにとっては幸福でも何でもない。そんなまりさを動きを封じる程度に踏み付ける。
「まりさ」
「ゆひ!?」
俺の声に過敏に反応するまりさ。
「君はどんな風に死にたいのかな?れいむみたいに死ぬまで金づちで殴られ続けたい?」
「ゆ…ひ…」
オイオイ、沈黙なんて行動すんなよ。頼んでもいない時にはギャーギャー騒ぐくせに返答を求めてる時はだんまりなんて都合のいい事許される訳ないよな?
「答えないならあのれいむみたいにぐちゃぐちゃにするけどいいかな?」
「ゆひいいい!!?」
「奇声じゃなくてちゃんとした言葉を返してほしいな…じゃないとれいむみたいに死ぬまで殴る事になっちゃうよ?ほら返事」
「は、はいいいいい!!!」
やっぱり具体的なものがあるとわかりやすいね。そりゃ人間でいえば袋に詰められた撲殺遺体を見させられたのだから俺の言葉も現実味を帯びているのだろう。
「じゃあ聞くよまりさ。君はどういう風に死にたい?」
「ゆひいいいいい!!?」
「ほら返事。へ・ん・じ・は?」
「ゆ!は、はい!!!」
答えりゃいいってもんじゃねえんだよ。
「ねぇ何時俺が肯定を求めたのかなぁ?俺はどういう風に死にたいって聞いたんだよ。それについての返答が欲しいなぁ俺としてはね」
俺はそう言いながら踏み付ける強さを強める。
「ぐぎい゛い゛!!?」
「どんな死に方がいいか答えてくれるまでどんどん強くしてくよー。苦しいよ痛いよー早く答えた方がいいよー」
「ごぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
口から餡子が出ようとするが袋が邪魔して出られない。
「さぁさぁ早く早く答えろやあああああああ!!!」
「ぐぼおおおおおお!!?」
しかしいくら踏み付けを強めても一向に奇声以外上げる気配がない。しょうがないので一時的に解放してやる事にした。
「ゆひぃ…はひぃ…」
「さーて、解放してあげたんだから答えてもらおうかなま・り・さ♪」
まりさを摘み上げて尋ねる。
流石にふてぶてしさまで回復するに至れないようだ。
「ゆひぃ…ひゅぎぃ…」
「だから無視すんなっての」
「ひゅぎい゛い゛!!?」
無視するまりさを抓る。抓られるのは地味に痛いのは人間もゆっくりも同じようだ。
「ちゃんとこっちの言葉に返事するまで何度でもやるから早めに答えなよ」
「なんじぇ…まりしゃが…」
「無視すんなって何度言えば理解出来るのかな餡子玉」
「ほぎゅ!!?」
ちぎらんばかりに思い切り抓る。
「いぎゃいぃ…」
「痛いのはわかったから早く答えてよ。どんな死に方がいい?安楽死は却下ね」
「ゆ…ぐ…ぁ…」
「早く答えないとこっちが決めちゃうよ。そうだな…れいむは金づちでミンチの刑だったから…死ぬまでミュージックアワーは味気ないしなぁ…どうしよっかなぁ…」
まりさが決めてくれないのでこちらで決めようと考え始める。すると、
「どうじで…ごんなごど…ずぶんだぜぇ…」
ようやくまりさが言葉を話した。
「まりざだっで…いぎでぶんだぜ…」
だから何?
「なぐられだり…じだら…いだい…んだぜ…づらいんだぜ…だがら…ぼうやべるんだぜ…」
いやちょっと待って…何言ってんのお前?お前ゆっくり嬲り殺してたよな?笑いながら苦痛を与えて殺したよな?
そんなお前が命の大切さを訴えるなんてステーキ好きが動物愛護を訴えるようなもんだよ……いやこの例えは結構いそうだな。まぁいいや。
俺は沸々と心の奥底から沸いて来るこれ以上ない“THEお前が言うな感”を心に抱きつつやっと言葉を話し始めたまりさを追い詰める事にする。
「ふぅん。生きているね…それが何か重要なのか?」
「ゆ?」
「いやさぁ生きているのが大事とかそういう考え俺好きじゃねえんだ。だからさ、まりさが生きてるから何?痛いから何?それが俺がお前を痛め付けて生まれる楽しさよりも重要なのか?」
「あ…あだりばえでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
俺の言葉にまりさは即答する。
「まりざはいぎでるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!いのぢはだいじなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!ぞんなごどぼわがらばいのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
おーおーあまりにもありきたり過ぎる答えだねぇオイ。
命を重んじるのは勝手だけどそれを最上位にすっと命=自分=最上位と勘違いする馬鹿が出るから嫌なんだよ。
「命は大事ねぇ…だったらさぁ俺とまりさ、どっちの命が重要かな?」
「ゆゆ?」
お前が言うなと言うのは簡単なのだがつまらないしどうせ「まりさのいのちのほうがあんなやつよりもずうっとだいじだからしかたないんだぜ!!」とか言いそうだからしないで別の手段で行ってみよう。
「命は大事だって言ってるけどさ。命って一つじゃないじゃん。二つとも同価値なんて有り得ないよ。同じ林檎でも傷付いてたり形が違ったりして価値に差が生まれるのは当然だ。ふたつあれば優劣は絶対に出来る。何が優劣の基準になるかはわからないけどね」
「ゆ、ゆゆゆ?」
まりさは俺の言った言葉の半分も理解も出来ていない。だが構わない、大事なのはここからだ。
「だからまりさ、俺とまりさの命って、どっちの方が重いかな?」
「ゆ、ゆゆゆゆ!!?」
俺は摘み上げるような状態から両手で包み込むな持ち方に変えてまりさを持つ。だがそれは決して優しさではない。むしろ真逆だ。
「さ、まりさ。俺とまりさの命のどっちの方が重いのかなぁ?」
俺は優しい口調でまりさに尋ねながら両手に込める力を強めていく。ギリギリと圧迫されていくまりさ。
「ゆぐ…ぇ゛…」
苦悶の表情を浮かべるまりさに笑顔の俺。
ここまでされれば流石にまりさもわかるだろう。まりさ自身を優先させれば死ぬって。
「さ、まりさ。俺とまりさ、どっちの命の方が重いかな?」
「ゆびゅげぇ!!?」
「あ、そうだ。価値の低い方には死んでもらった方がいいかもね」
「ゆぴいぃ!!?」
まりさの顔が驚愕に変化する。さぁどうするまりさ?
まりさの方が価値ある命だと言えば俺はお前を殺し、俺の方が価値ある命だと言えば俺に殺される。
二択ではあるが結果は一つだ。
どうやらまりさもそれ位は理解したらしくわなわなと震え出す。何だか感触が気持ち悪い。だから無理矢理押さえ付ける。
「ゆごべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
あ、ちょっとやりすぎた。いやさ、妙にしっとりとしたバイブレーションに怖ぞ気が走っちゃって…。だから潰しかけても仕方ないよね♪
回復するのを待つのも面倒だしこのままで行こう。いややっぱり気持ち悪いから手袋装着しとこう。出来る限り感触とか感じずに済む厚いのが必要だ。
熱すらも防げる厚手の手袋を装着してTake2と行きましょう。
「ぐんびゅ!!?」
まりさの頭上へ金づちを振り下ろす。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
悲鳴とかはもういいから。もっと変化をくれよ。
騒ぐまりさの代わり映えのない反応に俺はいらついてくる。だから掴み上げて壁に叩き付けるのも仕方のない事なんだ。
「ゆぎゅ!!?」
顔面から壁に激突し後ろから俺の拳の殴打という夢のようなサンドイッチ。ハムまりさと名付けよう…やっぱり面倒だからまりさでいいや。
拳を引くとそのまま床に落下するまりさ。
「ふ…ふげぇ…」
嗚咽を漏らすまりさ。まだ生きている事実はまりさにとっては幸福でも何でもない。そんなまりさを動きを封じる程度に踏み付ける。
「まりさ」
「ゆひ!?」
俺の声に過敏に反応するまりさ。
「君はどんな風に死にたいのかな?れいむみたいに死ぬまで金づちで殴られ続けたい?」
「ゆ…ひ…」
オイオイ、沈黙なんて行動すんなよ。頼んでもいない時にはギャーギャー騒ぐくせに返答を求めてる時はだんまりなんて都合のいい事許される訳ないよな?
「答えないならあのれいむみたいにぐちゃぐちゃにするけどいいかな?」
「ゆひいいい!!?」
「奇声じゃなくてちゃんとした言葉を返してほしいな…じゃないとれいむみたいに死ぬまで殴る事になっちゃうよ?ほら返事」
「は、はいいいいい!!!」
やっぱり具体的なものがあるとわかりやすいね。そりゃ人間でいえば袋に詰められた撲殺遺体を見させられたのだから俺の言葉も現実味を帯びているのだろう。
「じゃあ聞くよまりさ。君はどういう風に死にたい?」
「ゆひいいいいい!!?」
「ほら返事。へ・ん・じ・は?」
「ゆ!は、はい!!!」
答えりゃいいってもんじゃねえんだよ。
「ねぇ何時俺が肯定を求めたのかなぁ?俺はどういう風に死にたいって聞いたんだよ。それについての返答が欲しいなぁ俺としてはね」
俺はそう言いながら踏み付ける強さを強める。
「ぐぎい゛い゛!!?」
「どんな死に方がいいか答えてくれるまでどんどん強くしてくよー。苦しいよ痛いよー早く答えた方がいいよー」
「ごぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
口から餡子が出ようとするが袋が邪魔して出られない。
「さぁさぁ早く早く答えろやあああああああ!!!」
「ぐぼおおおおおお!!?」
しかしいくら踏み付けを強めても一向に奇声以外上げる気配がない。しょうがないので一時的に解放してやる事にした。
「ゆひぃ…はひぃ…」
「さーて、解放してあげたんだから答えてもらおうかなま・り・さ♪」
まりさを摘み上げて尋ねる。
流石にふてぶてしさまで回復するに至れないようだ。
「ゆひぃ…ひゅぎぃ…」
「だから無視すんなっての」
「ひゅぎい゛い゛!!?」
無視するまりさを抓る。抓られるのは地味に痛いのは人間もゆっくりも同じようだ。
「ちゃんとこっちの言葉に返事するまで何度でもやるから早めに答えなよ」
「なんじぇ…まりしゃが…」
「無視すんなって何度言えば理解出来るのかな餡子玉」
「ほぎゅ!!?」
ちぎらんばかりに思い切り抓る。
「いぎゃいぃ…」
「痛いのはわかったから早く答えてよ。どんな死に方がいい?安楽死は却下ね」
「ゆ…ぐ…ぁ…」
「早く答えないとこっちが決めちゃうよ。そうだな…れいむは金づちでミンチの刑だったから…死ぬまでミュージックアワーは味気ないしなぁ…どうしよっかなぁ…」
まりさが決めてくれないのでこちらで決めようと考え始める。すると、
「どうじで…ごんなごど…ずぶんだぜぇ…」
ようやくまりさが言葉を話した。
「まりざだっで…いぎでぶんだぜ…」
だから何?
「なぐられだり…じだら…いだい…んだぜ…づらいんだぜ…だがら…ぼうやべるんだぜ…」
いやちょっと待って…何言ってんのお前?お前ゆっくり嬲り殺してたよな?笑いながら苦痛を与えて殺したよな?
そんなお前が命の大切さを訴えるなんてステーキ好きが動物愛護を訴えるようなもんだよ……いやこの例えは結構いそうだな。まぁいいや。
俺は沸々と心の奥底から沸いて来るこれ以上ない“THEお前が言うな感”を心に抱きつつやっと言葉を話し始めたまりさを追い詰める事にする。
「ふぅん。生きているね…それが何か重要なのか?」
「ゆ?」
「いやさぁ生きているのが大事とかそういう考え俺好きじゃねえんだ。だからさ、まりさが生きてるから何?痛いから何?それが俺がお前を痛め付けて生まれる楽しさよりも重要なのか?」
「あ…あだりばえでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
俺の言葉にまりさは即答する。
「まりざはいぎでるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!いのぢはだいじなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!ぞんなごどぼわがらばいのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
おーおーあまりにもありきたり過ぎる答えだねぇオイ。
命を重んじるのは勝手だけどそれを最上位にすっと命=自分=最上位と勘違いする馬鹿が出るから嫌なんだよ。
「命は大事ねぇ…だったらさぁ俺とまりさ、どっちの命が重要かな?」
「ゆゆ?」
お前が言うなと言うのは簡単なのだがつまらないしどうせ「まりさのいのちのほうがあんなやつよりもずうっとだいじだからしかたないんだぜ!!」とか言いそうだからしないで別の手段で行ってみよう。
「命は大事だって言ってるけどさ。命って一つじゃないじゃん。二つとも同価値なんて有り得ないよ。同じ林檎でも傷付いてたり形が違ったりして価値に差が生まれるのは当然だ。ふたつあれば優劣は絶対に出来る。何が優劣の基準になるかはわからないけどね」
「ゆ、ゆゆゆ?」
まりさは俺の言った言葉の半分も理解も出来ていない。だが構わない、大事なのはここからだ。
「だからまりさ、俺とまりさの命って、どっちの方が重いかな?」
「ゆ、ゆゆゆゆ!!?」
俺は摘み上げるような状態から両手で包み込むな持ち方に変えてまりさを持つ。だがそれは決して優しさではない。むしろ真逆だ。
「さ、まりさ。俺とまりさの命のどっちの方が重いのかなぁ?」
俺は優しい口調でまりさに尋ねながら両手に込める力を強めていく。ギリギリと圧迫されていくまりさ。
「ゆぐ…ぇ゛…」
苦悶の表情を浮かべるまりさに笑顔の俺。
ここまでされれば流石にまりさもわかるだろう。まりさ自身を優先させれば死ぬって。
「さ、まりさ。俺とまりさ、どっちの命の方が重いかな?」
「ゆびゅげぇ!!?」
「あ、そうだ。価値の低い方には死んでもらった方がいいかもね」
「ゆぴいぃ!!?」
まりさの顔が驚愕に変化する。さぁどうするまりさ?
まりさの方が価値ある命だと言えば俺はお前を殺し、俺の方が価値ある命だと言えば俺に殺される。
二択ではあるが結果は一つだ。
どうやらまりさもそれ位は理解したらしくわなわなと震え出す。何だか感触が気持ち悪い。だから無理矢理押さえ付ける。
「ゆごべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
あ、ちょっとやりすぎた。いやさ、妙にしっとりとしたバイブレーションに怖ぞ気が走っちゃって…。だから潰しかけても仕方ないよね♪
回復するのを待つのも面倒だしこのままで行こう。いややっぱり気持ち悪いから手袋装着しとこう。出来る限り感触とか感じずに済む厚いのが必要だ。
熱すらも防げる厚手の手袋を装着してTake2と行きましょう。
「ゆ…ご…ぇ…」
「さ、まりさ答えろよ。俺とまりさの命のどっちが重要なんだ?」
「ゆひぃ…!!?」
さぁまりさ。自分のプライドと命のどっちを優先させる。結果は同じだけどそれまでに捨てるものは大分違うから悩みどころだぜ。
「ど、どどっちもだいじなんだぜ!!!」
「そっか、まりさは人間と同じ程度の価値なのかい?」
「ゆぐ!!?」
まりさの顔に衝撃が走る。
自虐はいいけど他人に言われると腹が立つっては人間もよくある傾向だな。
「ゆぐぐぐぐ…」
プライドと我が身の天秤に苦しんでるな。どっち選ぼうと結果は変わんないの酔狂なこった。
「あれ?何だかまりさ納得いってない感じだね。ひょっとしてどっちか片方の方が重要なのかな?」
「ゆぐううう!!?」
まりさは図星を突かれたといった顔をする。
こんな状況になっても自分を高く見られるってのはある意味すげえよな。
「う~ん、でもまりさと俺が同じ価値なら別にまりさいらないな」
という訳でまりさに追い討ちをかけてみる。
「ゆげえ゛え゛!!?どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「え?だって同じ価値ならどっちか片方いなくなっても別に何の問題もないでしょ。だからまりさがいなくなっても誰も困らないよね♪」
実際はそんな訳無いのだがここでは圧倒的に優位である俺の意見にまりさは逆らえない。というか逆らっても無駄。逆らって何とかなるなら既にこんな状況打開してるだろう。
「それじゃお別れだまりさ。地獄でれいむと仲良くな」
「ゆ、ゆ、ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
まりさが半狂乱になって暴れ出す。こいつは追い込まれたら暴れ出す性質でもあるのか?
だがまぁ暴れても大したものじゃないから痛くも痒くも無くただ気持ちが悪いだけだ。
「やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じにだぶない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「だってしょうがないじゃないか。まりさと俺が同じならどっちかがいなくなっても問題ないでしょ?」
「だったらじじいがしぬんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「それは駄目だよ。だって同じ価値なら今の俺よりもまりさの方がボロボロだし。それだったら俺の方が世の中の役に立つからね。あ~あ、もしもまりさの方が重要だったらこんな事にならなかったのになー」
「ゆゆゆ!!?」
さぁ餌はまいた。お前なら迷いなく食いつくだろうなまりさ。
「ざ、ざっぎのはうぞなんだぜ!!ほんどうはまりざのほうがえらいんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「え、ホント?」
よし、かかった!
「あだりばえなんだぜ!!!ばりざはにんげんなんがよりぼずうっどずうっどえらぐでこうぎですぐれだぞんざいなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
頼んでもいないのにまりさは大声で叫ぶ。さっきまでこちらの顔色うかがっていたとは思えないな。
「ふうん、そんなにすごいんだ。それじゃ空を飛んだりできるのかな?出来ないなら殺しちゃおっかな~」
「ゆ!?あ、あだりばえだぜ!!まりざにはぞんなごどらくじょうなんだぜ!!!」
出来もしない嘘をまりさは言う。
だがゆっくりの思い込みの能力は恐ろしいから本当に飛んでしまいそうだから困る。
「じゃあ水の中も大丈夫なの?」
「もぢろんだぜぇ!!!まりざはうみのおうじゃなんだぜ!!!」
海見た事ないだろうに何好き放題言ってんだ。お前はこの世界の生物全てに謝れ。まぁいい。その言葉が欲しかったんだ。
「へぇ、じゃあまりさは水の中にいても苦しくなったりはしないんだね?」
「あだりばえすぎるんだぜ!!!まりざはちじょうさいきょうなんだぜ!!!だがらぞんなごどあざべじばえなんだぜ!!!」
「そっか…ならそんなまりさに触ってるなんてとんでもない無礼なんだね」
俺の言葉に生き延びる未来と自尊心の回復を感じたのかニヤリと笑うまりさ。
こいつ等本当に顔に出やす過ぎだよ。
「ぞのどおりなんだぜ!!!だからざっざどがいほうずるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「え~でも放したりしたら危なくない?」
いまいちこいつ等に対してのキャラがおかしいな俺…。
「いいがらざっざとまりざをかいほうじろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
ここから生きて出られると勘違いしたまりさはあろう事か俺に命令してきた。
「本当に大丈夫?」
「いいがだざっざとがいほうじろぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛!!!」
俺の言葉に完全無視なまりさ。いいだろう、お前の望み通り離してやるよ。落ちればいいさ、奈落の底まで。
「その様子なら大丈夫だね。まぁ頑張って我慢してね」
「ゆ?」
俺はまりさに微笑む。そこでまりさはようやく何かがおかしい事に気付いたらしい。
どうやら話に夢中で気付かなかったようだ。俺がまりさを抱えながら移動していた事に。
熱さを感じてようやく気付いたのだろう。俺が熱せられた湯の入った寸胴鍋の前に移動していた事に…。
「ゆ゛…ゆ゛…ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?こごはゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
どうやら一度沈んだ事を思い出したようだ。全力でここから離れようともがくまりさ。だが残念、それは単なる体力の浪費でしかない。
「なぁまりさ…ゆっくりしたいかい?」
「ゆ!じだい!!まりざはゆっぐりじだいんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ならお風呂に入ろっか。人間はお風呂に入るとゆっくり出来るんだよ」
「ゆぁ!?なにいっでぶんだぜ!!!こんなのがゆっぐりでぎるわげがないんたぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
うん知ってる。だからやるんだ。
「大丈夫だよ。人間なら駄目かもしれないけど地上最強のまりさならきっと大丈夫だよ」
「ぞんなわげあるがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
ああ、やかましやかまし。
だけどまぁ、ここまで来たんだ。毒を食らわば皿まで、茶番も最後まで付き合ってやるとするか。
「え?まりさ出来ないの?」
「あだりばえだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!だがらざっざどまりざをがいほうじでじねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「いやいや冗談は言わなくていいよ。まりささっきこの中入って大丈夫だったじゃないか。だから大丈夫だよ、なんたってまりさは地上最強なんだから」
俺は笑顔で告げる。それに対してまりさは唖然とした表情を浮かべた後、
「ふ、ふ、ふざげるなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
無駄に甲高い声で叫んだ。
「あんなのにいれられだらだいじょうぶなわげないんだぜ!!ぞんなごどもわがらないばがなのぜ!!?しぬのぜ!!?」
怒涛の勢いで叫ぶまりさ。生殺与奪の権限は完全にこちらにあるのにどうしてまぁそんなに自身満々でいられるのだろう?
「あっはっは、冗談はいいって言ってるじゃないか。人間よりも遥かに高貴なまりさがこんなもので駄目になるわけないじゃない。まぁ万が一まりさが人間以下だったのなら話は別だけどね」
「ゆぐう゛ぅ!!?」
さぁどうする?無茶苦茶だと憤るかそれとも絶望するか?それともプライドを優先させるか?先程までの会話を忘れて今度は自虐を始めるのかな?好きな選択をしてくれ。結果はもう決まってるから。
「それじゃまりさはさっさと解放してほしいだろうからそろそろ離すよ」
「ゆ!!?やべるんだぜ!!!」
「それじゃいっくよー♪」
ゆっくりと手を離しはじめる。この状態ならまりさが暴れれば一気にボチャンだ。
厚手の手袋しといてよかった。。
「ゆ!?ゆあ!!ゆ、ゆ、ゆ、ゆうううううう!!!」
そろそろ落ちちゃうぜぇ~。
俺もまりさを持っているのが限界になり始めたその時、ようやくまりさは選択した。
「ごべんなざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
どうやらプライドよりも命を取ったようだ。。まぁ元々どちらも芥子粒程の価値の無いものだがな。
「まりざはにんげんよりぼじだでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「え?そうなの?」
わかりきっていた事実をまるで知らなかったかのような素振りをする。
「そうでずう゛う゛う゛う゛だがらやべでぐだざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
「やだ」
「ゆゆう゛!!?」
俺の言葉に絶望の色を強めていくまりさ。
「どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?まりざがあやばっでるんだぜ!!ゆるずのがとうぜんなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「そうだね、許してあげるよ」
今の俺はきっと意地の悪い笑みを浮かべているだろうな…。
「だったらはやぐやべるだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「でもその前にお仕置きしなくちゃ駄目だよね」
「ゆゆ!!?」
まりさの顔がまさに蒼白と言っていい位に変化していく。
ああ…流石にお仕置きって言葉がまりさにとっていい方向に物事が進むものだとは思えないか…。
「だってまりさは俺以下なのに俺や人間よりも上だって嘘ついたって事だよね?嘘つきにはちゃんとした罰を与えなくちゃ駄目だもんね。だから、まりさはあっつぅ~いお湯で反省してね♪」
あ、絶句してる。口がわなわなと震え出した。もう少しで叫び出すな…3、2、1…「なにぞれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」流石俺、タイミングぴったり。
「ふざげるのもたいがいにずるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ふざけてなんかいないよ」
「うぞをづぐんじゃないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!おなじでもだべ!!うえ゛でもだべ!!じたでもだべ!!ならどうじろっでいぶんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
まぁ確かにまりさの言い分も理解は出来る。何を選んでもゴールは同じなのだから。ま、そんなのこっちにゃ知ったこっちゃないがね。
「さあ?何にでも正解があるなんて考えは甘えだよ。自分で考えてね」
「ふざげるばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
うんうん、外見は違うけどやっぱりお前とれいむは同類だよ。思考が似通い過ぎだもん。
「ふざけてないよ本気だよ。本気で俺はまりさをお湯の中に入れようとしてるもん」
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
話の通じない馬鹿に苛立つという状態を存分にまりさは味わっている。
よく味わえまりさ。それが俺がお前等相手に散々抱いた感情だ…。
「もうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!じびだぶない!!まじざぼうおいぢがえ゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」
いや、それについてずっと思ってたんだけどさ…お前等俺にさらわれなくても帰れないと思うんだよね。だってお前等絶対道筋覚えてなかっただろうし。いやまて…という事はある意味こいつ等野良ゆっくり生活とかしないで死ねるんだから幸福なんじゃないかな。うんきっとそうだ!そうだよね!!
「まりさは俺に感謝してね!!」
「なにいってぶのごいづう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
おやおや、まりさは俺の神に見放されたゆっくりすら苦しみから解放させようとする俺の慈愛っぷりを理解出来ないご様子だ。
叫びも喧しくなってきたし何となくムカついたのでまりさのさきっちょだけお湯につける。思ったよりも長話してしまったので水かさが減ってるので後で水増ししておこう。
「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛あぢゅい゛んだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
当たり前だ、ちなみに俺の手も若干熱い。厚手の手袋しといてよかった。
「じぬ!まりざじんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
こんな状態になっても自分の状態を実況してくれるなんて親切な奴だ。
「大丈夫だよまりさ。さっき味わっただろ?それがまた来るだけだよ…ただし」
「はやぐあげで!!ごごがらだじで!!」
「今度は二度と出られないけどね」
「ゆ、ゆびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?たじゅげで!!まりざまだじにだぶない゛んだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
みっともなく命乞いをするまりさ。
「なら大丈夫だよまりさ。まりさはまだ死なない。お湯の中で長い時間たっぷり苦しんでゆっくり出来ないで死ぬから“まだ”死ねないよ」
「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
もはやまりさはまともな声すら上げられなくなっているようだ。おそろししーしーもただ漏れだ。
「それじゃまりさに冥土の土産に豆知識を教えてあげよう」
「やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じにだぶない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!まりざもっどゆっぐりじだい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「お湯の中でゆっくりすればいいじゃん。それじゃとっても素晴らしい豆知識を言うよ。“ゆっくりってね、水の中じゃ溶けない限り死ねないんだよ”」
「なにぞれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
まりさが叫ぶ。もはや俺の言葉を半分も理解出来ていないかもしれないが一応伝えておいた。これでまりさは先程自分で水中も大丈夫だと言った事と俺の言葉で思い込みで窒息なんて生易しい最期は迎える事は出来なくなった。
「そのままの意味だよ。だからまりさもとーっても熱くて苦しいお湯の中でたっぷりと頑張ってね」
「やだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「あ、でも生きていたら出してあげるかもしれないよ。そしたらお家に帰してあげるかもね」
「ゆゆう!?それはほんとうなんだぜ!!?」
大嘘だよ。少しは疑えよ。
単に心の中に少し希望残してやった方が苦しんでくれるからだよ。それが全くの無駄だと知らずに…。
「で、でもやっばりきけんなんだぜ!!まりざはやべるから…」
俺はまりさの言葉を無視してゆっくりとお湯の中へ沈めていく。
「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛じぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
まりさは面白い程滑稽な苦悶の表情を浮かべて沈んでいく。
「やっばぶりい゛い゛い゛い゛い゛!!!だじで!!まりざあづいのぼういやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
無理とか嫌とかどうでもいいから。お前はこれからゆっくりと茹でられるんだからもっとそれを楽しんだ方がいいぜ。
「それじゃまりさ、ゆっくり茹でられてね」
「だぶべぼごぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさは苦悶の表情を浮かべてお湯の中に沈んでいく。沸騰する泡でよく見えないが存分にゆっくり出来なくなっているのだろう。
俺はそんなまりさの為に水かさを増やしてあげる。これでばっちりだ。
まりさは袋に詰められている分溶ける事も出来ず、人間のように窒息する事も出来ずお湯の中を漂いながら長い時間自分の身体が熱で変質するのを感じながら中枢餡が変化するまで文字通り死ぬまで死ねないのだろう。
そして俺の言葉を愚直に信じ、一縷の希望に縋り付いて死ぬ最期の瞬間まで足掻き続けるのだろう。
そんなまりさのこれから死ぬまでの数時間の苦行に俺はせめてもの手助けとして意味もなく塩をまぶして蓋をしてあげた。これで時間の間隔もわからなくなって実際よりもずっとずっと長い体感時間で苦しんでくれるだろう。
俺は二度と出られないだろうまりさに手を振りながら離れていった。
「さ、まりさ答えろよ。俺とまりさの命のどっちが重要なんだ?」
「ゆひぃ…!!?」
さぁまりさ。自分のプライドと命のどっちを優先させる。結果は同じだけどそれまでに捨てるものは大分違うから悩みどころだぜ。
「ど、どどっちもだいじなんだぜ!!!」
「そっか、まりさは人間と同じ程度の価値なのかい?」
「ゆぐ!!?」
まりさの顔に衝撃が走る。
自虐はいいけど他人に言われると腹が立つっては人間もよくある傾向だな。
「ゆぐぐぐぐ…」
プライドと我が身の天秤に苦しんでるな。どっち選ぼうと結果は変わんないの酔狂なこった。
「あれ?何だかまりさ納得いってない感じだね。ひょっとしてどっちか片方の方が重要なのかな?」
「ゆぐううう!!?」
まりさは図星を突かれたといった顔をする。
こんな状況になっても自分を高く見られるってのはある意味すげえよな。
「う~ん、でもまりさと俺が同じ価値なら別にまりさいらないな」
という訳でまりさに追い討ちをかけてみる。
「ゆげえ゛え゛!!?どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「え?だって同じ価値ならどっちか片方いなくなっても別に何の問題もないでしょ。だからまりさがいなくなっても誰も困らないよね♪」
実際はそんな訳無いのだがここでは圧倒的に優位である俺の意見にまりさは逆らえない。というか逆らっても無駄。逆らって何とかなるなら既にこんな状況打開してるだろう。
「それじゃお別れだまりさ。地獄でれいむと仲良くな」
「ゆ、ゆ、ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
まりさが半狂乱になって暴れ出す。こいつは追い込まれたら暴れ出す性質でもあるのか?
だがまぁ暴れても大したものじゃないから痛くも痒くも無くただ気持ちが悪いだけだ。
「やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じにだぶない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「だってしょうがないじゃないか。まりさと俺が同じならどっちかがいなくなっても問題ないでしょ?」
「だったらじじいがしぬんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「それは駄目だよ。だって同じ価値なら今の俺よりもまりさの方がボロボロだし。それだったら俺の方が世の中の役に立つからね。あ~あ、もしもまりさの方が重要だったらこんな事にならなかったのになー」
「ゆゆゆ!!?」
さぁ餌はまいた。お前なら迷いなく食いつくだろうなまりさ。
「ざ、ざっぎのはうぞなんだぜ!!ほんどうはまりざのほうがえらいんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「え、ホント?」
よし、かかった!
「あだりばえなんだぜ!!!ばりざはにんげんなんがよりぼずうっどずうっどえらぐでこうぎですぐれだぞんざいなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
頼んでもいないのにまりさは大声で叫ぶ。さっきまでこちらの顔色うかがっていたとは思えないな。
「ふうん、そんなにすごいんだ。それじゃ空を飛んだりできるのかな?出来ないなら殺しちゃおっかな~」
「ゆ!?あ、あだりばえだぜ!!まりざにはぞんなごどらくじょうなんだぜ!!!」
出来もしない嘘をまりさは言う。
だがゆっくりの思い込みの能力は恐ろしいから本当に飛んでしまいそうだから困る。
「じゃあ水の中も大丈夫なの?」
「もぢろんだぜぇ!!!まりざはうみのおうじゃなんだぜ!!!」
海見た事ないだろうに何好き放題言ってんだ。お前はこの世界の生物全てに謝れ。まぁいい。その言葉が欲しかったんだ。
「へぇ、じゃあまりさは水の中にいても苦しくなったりはしないんだね?」
「あだりばえすぎるんだぜ!!!まりざはちじょうさいきょうなんだぜ!!!だがらぞんなごどあざべじばえなんだぜ!!!」
「そっか…ならそんなまりさに触ってるなんてとんでもない無礼なんだね」
俺の言葉に生き延びる未来と自尊心の回復を感じたのかニヤリと笑うまりさ。
こいつ等本当に顔に出やす過ぎだよ。
「ぞのどおりなんだぜ!!!だからざっざどがいほうずるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「え~でも放したりしたら危なくない?」
いまいちこいつ等に対してのキャラがおかしいな俺…。
「いいがらざっざとまりざをかいほうじろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
ここから生きて出られると勘違いしたまりさはあろう事か俺に命令してきた。
「本当に大丈夫?」
「いいがだざっざとがいほうじろぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛!!!」
俺の言葉に完全無視なまりさ。いいだろう、お前の望み通り離してやるよ。落ちればいいさ、奈落の底まで。
「その様子なら大丈夫だね。まぁ頑張って我慢してね」
「ゆ?」
俺はまりさに微笑む。そこでまりさはようやく何かがおかしい事に気付いたらしい。
どうやら話に夢中で気付かなかったようだ。俺がまりさを抱えながら移動していた事に。
熱さを感じてようやく気付いたのだろう。俺が熱せられた湯の入った寸胴鍋の前に移動していた事に…。
「ゆ゛…ゆ゛…ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?こごはゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
どうやら一度沈んだ事を思い出したようだ。全力でここから離れようともがくまりさ。だが残念、それは単なる体力の浪費でしかない。
「なぁまりさ…ゆっくりしたいかい?」
「ゆ!じだい!!まりざはゆっぐりじだいんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ならお風呂に入ろっか。人間はお風呂に入るとゆっくり出来るんだよ」
「ゆぁ!?なにいっでぶんだぜ!!!こんなのがゆっぐりでぎるわげがないんたぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
うん知ってる。だからやるんだ。
「大丈夫だよ。人間なら駄目かもしれないけど地上最強のまりさならきっと大丈夫だよ」
「ぞんなわげあるがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
ああ、やかましやかまし。
だけどまぁ、ここまで来たんだ。毒を食らわば皿まで、茶番も最後まで付き合ってやるとするか。
「え?まりさ出来ないの?」
「あだりばえだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!だがらざっざどまりざをがいほうじでじねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「いやいや冗談は言わなくていいよ。まりささっきこの中入って大丈夫だったじゃないか。だから大丈夫だよ、なんたってまりさは地上最強なんだから」
俺は笑顔で告げる。それに対してまりさは唖然とした表情を浮かべた後、
「ふ、ふ、ふざげるなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
無駄に甲高い声で叫んだ。
「あんなのにいれられだらだいじょうぶなわげないんだぜ!!ぞんなごどもわがらないばがなのぜ!!?しぬのぜ!!?」
怒涛の勢いで叫ぶまりさ。生殺与奪の権限は完全にこちらにあるのにどうしてまぁそんなに自身満々でいられるのだろう?
「あっはっは、冗談はいいって言ってるじゃないか。人間よりも遥かに高貴なまりさがこんなもので駄目になるわけないじゃない。まぁ万が一まりさが人間以下だったのなら話は別だけどね」
「ゆぐう゛ぅ!!?」
さぁどうする?無茶苦茶だと憤るかそれとも絶望するか?それともプライドを優先させるか?先程までの会話を忘れて今度は自虐を始めるのかな?好きな選択をしてくれ。結果はもう決まってるから。
「それじゃまりさはさっさと解放してほしいだろうからそろそろ離すよ」
「ゆ!!?やべるんだぜ!!!」
「それじゃいっくよー♪」
ゆっくりと手を離しはじめる。この状態ならまりさが暴れれば一気にボチャンだ。
厚手の手袋しといてよかった。。
「ゆ!?ゆあ!!ゆ、ゆ、ゆ、ゆうううううう!!!」
そろそろ落ちちゃうぜぇ~。
俺もまりさを持っているのが限界になり始めたその時、ようやくまりさは選択した。
「ごべんなざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
どうやらプライドよりも命を取ったようだ。。まぁ元々どちらも芥子粒程の価値の無いものだがな。
「まりざはにんげんよりぼじだでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「え?そうなの?」
わかりきっていた事実をまるで知らなかったかのような素振りをする。
「そうでずう゛う゛う゛う゛だがらやべでぐだざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
「やだ」
「ゆゆう゛!!?」
俺の言葉に絶望の色を強めていくまりさ。
「どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?まりざがあやばっでるんだぜ!!ゆるずのがとうぜんなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「そうだね、許してあげるよ」
今の俺はきっと意地の悪い笑みを浮かべているだろうな…。
「だったらはやぐやべるだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「でもその前にお仕置きしなくちゃ駄目だよね」
「ゆゆ!!?」
まりさの顔がまさに蒼白と言っていい位に変化していく。
ああ…流石にお仕置きって言葉がまりさにとっていい方向に物事が進むものだとは思えないか…。
「だってまりさは俺以下なのに俺や人間よりも上だって嘘ついたって事だよね?嘘つきにはちゃんとした罰を与えなくちゃ駄目だもんね。だから、まりさはあっつぅ~いお湯で反省してね♪」
あ、絶句してる。口がわなわなと震え出した。もう少しで叫び出すな…3、2、1…「なにぞれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」流石俺、タイミングぴったり。
「ふざげるのもたいがいにずるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ふざけてなんかいないよ」
「うぞをづぐんじゃないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!おなじでもだべ!!うえ゛でもだべ!!じたでもだべ!!ならどうじろっでいぶんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
まぁ確かにまりさの言い分も理解は出来る。何を選んでもゴールは同じなのだから。ま、そんなのこっちにゃ知ったこっちゃないがね。
「さあ?何にでも正解があるなんて考えは甘えだよ。自分で考えてね」
「ふざげるばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
うんうん、外見は違うけどやっぱりお前とれいむは同類だよ。思考が似通い過ぎだもん。
「ふざけてないよ本気だよ。本気で俺はまりさをお湯の中に入れようとしてるもん」
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
話の通じない馬鹿に苛立つという状態を存分にまりさは味わっている。
よく味わえまりさ。それが俺がお前等相手に散々抱いた感情だ…。
「もうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!じびだぶない!!まじざぼうおいぢがえ゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」
いや、それについてずっと思ってたんだけどさ…お前等俺にさらわれなくても帰れないと思うんだよね。だってお前等絶対道筋覚えてなかっただろうし。いやまて…という事はある意味こいつ等野良ゆっくり生活とかしないで死ねるんだから幸福なんじゃないかな。うんきっとそうだ!そうだよね!!
「まりさは俺に感謝してね!!」
「なにいってぶのごいづう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
おやおや、まりさは俺の神に見放されたゆっくりすら苦しみから解放させようとする俺の慈愛っぷりを理解出来ないご様子だ。
叫びも喧しくなってきたし何となくムカついたのでまりさのさきっちょだけお湯につける。思ったよりも長話してしまったので水かさが減ってるので後で水増ししておこう。
「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛あぢゅい゛んだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
当たり前だ、ちなみに俺の手も若干熱い。厚手の手袋しといてよかった。
「じぬ!まりざじんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
こんな状態になっても自分の状態を実況してくれるなんて親切な奴だ。
「大丈夫だよまりさ。さっき味わっただろ?それがまた来るだけだよ…ただし」
「はやぐあげで!!ごごがらだじで!!」
「今度は二度と出られないけどね」
「ゆ、ゆびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?たじゅげで!!まりざまだじにだぶない゛んだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
みっともなく命乞いをするまりさ。
「なら大丈夫だよまりさ。まりさはまだ死なない。お湯の中で長い時間たっぷり苦しんでゆっくり出来ないで死ぬから“まだ”死ねないよ」
「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
もはやまりさはまともな声すら上げられなくなっているようだ。おそろししーしーもただ漏れだ。
「それじゃまりさに冥土の土産に豆知識を教えてあげよう」
「やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じにだぶない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!まりざもっどゆっぐりじだい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「お湯の中でゆっくりすればいいじゃん。それじゃとっても素晴らしい豆知識を言うよ。“ゆっくりってね、水の中じゃ溶けない限り死ねないんだよ”」
「なにぞれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
まりさが叫ぶ。もはや俺の言葉を半分も理解出来ていないかもしれないが一応伝えておいた。これでまりさは先程自分で水中も大丈夫だと言った事と俺の言葉で思い込みで窒息なんて生易しい最期は迎える事は出来なくなった。
「そのままの意味だよ。だからまりさもとーっても熱くて苦しいお湯の中でたっぷりと頑張ってね」
「やだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「あ、でも生きていたら出してあげるかもしれないよ。そしたらお家に帰してあげるかもね」
「ゆゆう!?それはほんとうなんだぜ!!?」
大嘘だよ。少しは疑えよ。
単に心の中に少し希望残してやった方が苦しんでくれるからだよ。それが全くの無駄だと知らずに…。
「で、でもやっばりきけんなんだぜ!!まりざはやべるから…」
俺はまりさの言葉を無視してゆっくりとお湯の中へ沈めていく。
「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛じぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
まりさは面白い程滑稽な苦悶の表情を浮かべて沈んでいく。
「やっばぶりい゛い゛い゛い゛い゛!!!だじで!!まりざあづいのぼういやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
無理とか嫌とかどうでもいいから。お前はこれからゆっくりと茹でられるんだからもっとそれを楽しんだ方がいいぜ。
「それじゃまりさ、ゆっくり茹でられてね」
「だぶべぼごぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさは苦悶の表情を浮かべてお湯の中に沈んでいく。沸騰する泡でよく見えないが存分にゆっくり出来なくなっているのだろう。
俺はそんなまりさの為に水かさを増やしてあげる。これでばっちりだ。
まりさは袋に詰められている分溶ける事も出来ず、人間のように窒息する事も出来ずお湯の中を漂いながら長い時間自分の身体が熱で変質するのを感じながら中枢餡が変化するまで文字通り死ぬまで死ねないのだろう。
そして俺の言葉を愚直に信じ、一縷の希望に縋り付いて死ぬ最期の瞬間まで足掻き続けるのだろう。
そんなまりさのこれから死ぬまでの数時間の苦行に俺はせめてもの手助けとして意味もなく塩をまぶして蓋をしてあげた。これで時間の間隔もわからなくなって実際よりもずっとずっと長い体感時間で苦しんでくれるだろう。
俺は二度と出られないだろうまりさに手を振りながら離れていった。
「これでよし、と」
俺はまりさが荒らされた部屋の片付けが終了して一息つく。
残ったのは未だ茹でられ真っ最中のまりさ袋と元れいむが入った生ゴミ袋とれいむ達が殺した野良ゆっくりの残骸が入った緑色のビニール袋だけだ。
さて、と…れいむは死んだし、まりさも死んだも同然だ。俺のたまった鬱憤も少しだけ晴れた。
そうだ。ねぇ、君の方の気分はどうかな?すっきりした?それともそんな事考える余裕もなかったかな?
俺はまりさが荒らされた部屋の片付けが終了して一息つく。
残ったのは未だ茹でられ真っ最中のまりさ袋と元れいむが入った生ゴミ袋とれいむ達が殺した野良ゆっくりの残骸が入った緑色のビニール袋だけだ。
さて、と…れいむは死んだし、まりさも死んだも同然だ。俺のたまった鬱憤も少しだけ晴れた。
そうだ。ねぇ、君の方の気分はどうかな?すっきりした?それともそんな事考える余裕もなかったかな?
俺は彼女に尋ねながらゆっくりとひとまとめにされたゴミの集まりに近付く。
全く…あいつ等も運が悪いよね…。よりにもよって俺の獲物を横取りするんだもん…だからあんな目に遭うんだよ…ま、いっか…君まで殺されてなかったのは不幸中の幸いだ。あ、でも君にとっては殺されてた方が幸せだったかもね…。
俺は心で呟きながら無言でゴミの中の一つである緑色のビニール袋の封を解く。
窮屈だったろうけどそれは仕方ないよね。だって悪いのは君だもの。おや、震えてる。俺が怖いのかな?それともこれからされる事がわかっちゃったのかな?まぁ仕方ないか。届いてるんだろう僕の考えてる事が全部。まりさ達をずっと聞いてたんだろ俺の心の声を。
嘘とか言い訳とかしないでいいからね。こっちはわかってるんだ、君は心が読めるって事をね。
全く…あいつ等も運が悪いよね…。よりにもよって俺の獲物を横取りするんだもん…だからあんな目に遭うんだよ…ま、いっか…君まで殺されてなかったのは不幸中の幸いだ。あ、でも君にとっては殺されてた方が幸せだったかもね…。
俺は心で呟きながら無言でゴミの中の一つである緑色のビニール袋の封を解く。
窮屈だったろうけどそれは仕方ないよね。だって悪いのは君だもの。おや、震えてる。俺が怖いのかな?それともこれからされる事がわかっちゃったのかな?まぁ仕方ないか。届いてるんだろう僕の考えてる事が全部。まりさ達をずっと聞いてたんだろ俺の心の声を。
嘘とか言い訳とかしないでいいからね。こっちはわかってるんだ、君は心が読めるって事をね。
そうだよねさとり…。
俺はそうして緑色のビニール袋から赤ゆっくりの残骸にまみれた俺の元飼いゆっくりであるゆっくりさとりを取り出した…。
あ、そうだったね。喋れないように口をガムテープで塞いでおいたんだっけ今とってあげるからね。俺はさとりの口についているガムテープを捨てる。
「ゆ…あ…ぁ…」
どうしたのかなさとり?怖がったって何も変わらないよ。まさか喋らないとわからない訳じゃないよね?君は俺の心が読めるんだから通じてない訳がないよね。
「ひ…ぃ…あ」
だから出て行ったんだよね?俺が勝手に子供作った君と君のつがいのまりさと君のおちびちゃんをどうするつもりだったかわかっていたから。あの時は知らなかったからまんまと逃げられちゃったよねー。店員さんもちゃんと言ってくれないとねー。
でもそっからはお互いに運が悪かったよねー。逃げ出した先にあのまりさとれいむがいたなんて。おかげで俺がようやく見つけた時には君以外全員あの糞共に殺されてたんだもんホント、腹立つよねぇ…。俺を裏切った君の目の前で赤ゆっく
り達を生まれてきた事を存分に後悔して殺してやろうと思ってたのに台無しだよ全く…。
でもあいつ等はもういない…どうなったかは…わかるよね?
「ひ…ぁ…」
さぁ、次は君の番だよさとり…袋の中にいたつがいのまりさや子供達の残骸とずっと触れ合いたいだろうけどそれも終わり。
そろそろ飼い主から逃げ出すような悪いゆっくりのお仕置きといこうか。
「ひ、ひいいいいいい!!?」
お、やっとゆっくりらしくなってきたじゃないか。それじゃあいつ等がどうなったかわかるよね?見えなかった分想像を掻き立てられただろ?
とっても痛いよ~苦しいよ~まぁそんなの心を読める君なら解りきってるだろうけどね…だからどんなお仕置きがいいかな?今ならまりさと一緒にお風呂に入れてあげてもいいよね~。
「や、だぁ…じにたぶないぃ…」
おや?さとり、君は大きな勘違いをしてないかい。まさか…、
「死ねるなんて生温い事考えてないよね?」
「ひいいいい!!?」
おいおい…君は俺がそんな簡単にペットを殺すような奴だと思ってたのかい…心外だなぁ…。
「さとり…君は俺の飼いゆっくりなんだからちゃんと死ぬまで面倒見るよ…だって俺は君の飼い主なんだから。でもお仕置きはするよ」
しかもまりさ達とは違った特別製だよ。
「い、いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
俺は泣き叫び、逃げ出そうとするさとりをしっかりと掴む。
君がどれだけ俺を拒否しようが恐れようが構わない。俺は決して君を死なせない。だって家族なんだからね。だから…一緒にゆっくりしようねさとり…。
俺はさとりに微笑みながらどんなお仕置きをしようかと思いを巡らせるのだった…。
あ、そうだったね。喋れないように口をガムテープで塞いでおいたんだっけ今とってあげるからね。俺はさとりの口についているガムテープを捨てる。
「ゆ…あ…ぁ…」
どうしたのかなさとり?怖がったって何も変わらないよ。まさか喋らないとわからない訳じゃないよね?君は俺の心が読めるんだから通じてない訳がないよね。
「ひ…ぃ…あ」
だから出て行ったんだよね?俺が勝手に子供作った君と君のつがいのまりさと君のおちびちゃんをどうするつもりだったかわかっていたから。あの時は知らなかったからまんまと逃げられちゃったよねー。店員さんもちゃんと言ってくれないとねー。
でもそっからはお互いに運が悪かったよねー。逃げ出した先にあのまりさとれいむがいたなんて。おかげで俺がようやく見つけた時には君以外全員あの糞共に殺されてたんだもんホント、腹立つよねぇ…。俺を裏切った君の目の前で赤ゆっく
り達を生まれてきた事を存分に後悔して殺してやろうと思ってたのに台無しだよ全く…。
でもあいつ等はもういない…どうなったかは…わかるよね?
「ひ…ぁ…」
さぁ、次は君の番だよさとり…袋の中にいたつがいのまりさや子供達の残骸とずっと触れ合いたいだろうけどそれも終わり。
そろそろ飼い主から逃げ出すような悪いゆっくりのお仕置きといこうか。
「ひ、ひいいいいいい!!?」
お、やっとゆっくりらしくなってきたじゃないか。それじゃあいつ等がどうなったかわかるよね?見えなかった分想像を掻き立てられただろ?
とっても痛いよ~苦しいよ~まぁそんなの心を読める君なら解りきってるだろうけどね…だからどんなお仕置きがいいかな?今ならまりさと一緒にお風呂に入れてあげてもいいよね~。
「や、だぁ…じにたぶないぃ…」
おや?さとり、君は大きな勘違いをしてないかい。まさか…、
「死ねるなんて生温い事考えてないよね?」
「ひいいいい!!?」
おいおい…君は俺がそんな簡単にペットを殺すような奴だと思ってたのかい…心外だなぁ…。
「さとり…君は俺の飼いゆっくりなんだからちゃんと死ぬまで面倒見るよ…だって俺は君の飼い主なんだから。でもお仕置きはするよ」
しかもまりさ達とは違った特別製だよ。
「い、いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
俺は泣き叫び、逃げ出そうとするさとりをしっかりと掴む。
君がどれだけ俺を拒否しようが恐れようが構わない。俺は決して君を死なせない。だって家族なんだからね。だから…一緒にゆっくりしようねさとり…。
俺はさとりに微笑みながらどんなお仕置きをしようかと思いを巡らせるのだった…。
「いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
END
あとがき
通常種いじめと見せかけて希少種いじめだったでござるの巻。
それはさておき今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございます。
以前まりさ達を後悔させて死なせてほしいという意見を拝見し、努力してみたのですが馬鹿過ぎてそこまでのレベルまでいけませんでした。
それを期待していた人達には大変申し訳ありませんでした。
と、言うわけで今回は三度目となるシリーズものでしたがいかがだったでしょうか?気に入ってもらえたのなら幸いです。
このSSは初心に返ってみようと名前を名乗らずに投稿させていただきました。
ですがいちおうけじめとして完結しましたので最後に名を明記させていただきます。
それでは今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございました。
通常種いじめと見せかけて希少種いじめだったでござるの巻。
それはさておき今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございます。
以前まりさ達を後悔させて死なせてほしいという意見を拝見し、努力してみたのですが馬鹿過ぎてそこまでのレベルまでいけませんでした。
それを期待していた人達には大変申し訳ありませんでした。
と、言うわけで今回は三度目となるシリーズものでしたがいかがだったでしょうか?気に入ってもらえたのなら幸いです。
このSSは初心に返ってみようと名前を名乗らずに投稿させていただきました。
ですがいちおうけじめとして完結しましたので最後に名を明記させていただきます。
それでは今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございました。
by天然あき