ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3046 ゆっぴぃ☆ばーすでぃ!
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『ゆっぴぃ☆ばーすでぃ!』 6KB
いじめ 虐待 小ネタ ドスまりさ 虐待人間 祝うっきゃない!拙文ですが、ゆっくりしていってね…
いじめ 虐待 小ネタ ドスまりさ 虐待人間 祝うっきゃない!拙文ですが、ゆっくりしていってね…
ここはとある大きな洞窟。
その奥深くに、ドスまりさが鎮座していた。
その奥深くに、ドスまりさが鎮座していた。
時刻は夜も深まり、もう日も変わろうかという時間だ。
洞窟の外は、煌煌と輝く満月から光が降り注いでいる。
基本的に昼行性であるゆっくりの例にもれず、ドスも眠りに落ちていた。
と、ドスが眠る洞窟の入口に何やら動く影が見える。
どうやらそれは、人であるようだ。
洞窟の外は、煌煌と輝く満月から光が降り注いでいる。
基本的に昼行性であるゆっくりの例にもれず、ドスも眠りに落ちていた。
と、ドスが眠る洞窟の入口に何やら動く影が見える。
どうやらそれは、人であるようだ。
しばらく時間がたつと、人影が、一つ、また一つと増えてくる。
このような時間にこのような場所にいること自体少々怪しいのだが、
彼らは共通してある特徴を持っているようだ。
このような時間にこのような場所にいること自体少々怪しいのだが、
彼らは共通してある特徴を持っているようだ。
全員髪型はスキンヘッドやモヒカン。
服装も上半身裸の上に皮ジャンを羽織り、肩にはとげのついたパッドをつけている者もいる。
この場に集まった人間全員が、そのような世紀末な外見をしていた。
彼らは一つ所に集まり、何やら話をしている。
服装も上半身裸の上に皮ジャンを羽織り、肩にはとげのついたパッドをつけている者もいる。
この場に集まった人間全員が、そのような世紀末な外見をしていた。
彼らは一つ所に集まり、何やら話をしている。
「お前…なんでここに?」
「わかんねえ…でも、無性に来たくなったんだ。」
「俺もだ。なんでだろうな。」
「なんかしらねえがよ。こう…掻き立てられるんだ。ここにきて、やれってさ。」
「俺は何日も前からこうだ…今日の為に、これを作らないといけない気がしたんだ。」
「わかんねえ…でも、無性に来たくなったんだ。」
「俺もだ。なんでだろうな。」
「なんかしらねえがよ。こう…掻き立てられるんだ。ここにきて、やれってさ。」
「俺は何日も前からこうだ…今日の為に、これを作らないといけない気がしたんだ。」
彼らは事前に打ち合わせをしていたわけではない。
全員が全員、何かに突き動かされるようにここに集まったのだ。
人によっては何日も前からこの感情を抱いていた者もいるようだ。
全員が全員、何かに突き動かされるようにここに集まったのだ。
人によっては何日も前からこの感情を抱いていた者もいるようだ。
「じゃあ、全員何をするべきかはわかってる、ってわけか。」
その言葉に全員がうなずく。
「…行くか…」
そして、全員洞窟の中へとはいって行った。奥にはドスが相変わらず寝息を立てている。
誰も忍び足などせず、気配を隠すこともしていないのだが、気づいたりする様子は一切ない。
ドスと言えど、所詮はゆっくりなのだ。
誰も忍び足などせず、気配を隠すこともしていないのだが、気づいたりする様子は一切ない。
ドスと言えど、所詮はゆっくりなのだ。
「……」 『ドゴッ』
「ゆ!?ゆうううううう!?」
「……」 『ゴォオオオ…』
「ゆっぎゃああああああ!なにずるのおおおお!?」
「……」 『ドスッ!』
「ゆひいいいいいいん!やめでよぉおお!」
「ゆ!?ゆうううううう!?」
「……」 『ゴォオオオ…』
「ゆっぎゃああああああ!なにずるのおおおお!?」
「……」 『ドスッ!』
「ゆひいいいいいいん!やめでよぉおお!」
誰も声を出さずとも、一糸乱れぬ連携で的確にドスをあおむけに転がし、足を焼く。
行動不能となったドスに、「先程これを作ってきた。」と言っていた男が、ドスの腹部に大きな太い何かを2本突き刺す。
それらが終わった後、全員静かに腰を下ろした。
初めこそ喚き散らしていたドスだが、誰からも返事がないと分かると、痛みの為か絶望の為か、静かに泣き始めた。
いまや洞窟の中には、ドスの啜り泣きしか聞こえない。
行動不能となったドスに、「先程これを作ってきた。」と言っていた男が、ドスの腹部に大きな太い何かを2本突き刺す。
それらが終わった後、全員静かに腰を下ろした。
初めこそ喚き散らしていたドスだが、誰からも返事がないと分かると、痛みの為か絶望の為か、静かに泣き始めた。
いまや洞窟の中には、ドスの啜り泣きしか聞こえない。
全員何をしているのだろうか…ただ座り、誰も何も言わない。
何かしていることがあるとすれば、何人かがしきりに時間を気にしているくらいだ。
そして、どれくらいの時が流れただろう。いよいよ日が変わるまで後5分ほどという時に、動きが見られた。
全員立ち上がり、ドスを中心に円を作る。
またそのまま待機していたが、いよいよ日が変わるまで後30秒ほどになった時、一人の人間がドスの近くに歩み寄る。
そして、ドスの上に上り、その体に突き刺された何かの近くで何やら取り出した。
何かしていることがあるとすれば、何人かがしきりに時間を気にしているくらいだ。
そして、どれくらいの時が流れただろう。いよいよ日が変わるまで後5分ほどという時に、動きが見られた。
全員立ち上がり、ドスを中心に円を作る。
またそのまま待機していたが、いよいよ日が変わるまで後30秒ほどになった時、一人の人間がドスの近くに歩み寄る。
そして、ドスの上に上り、その体に突き刺された何かの近くで何やら取り出した。
「ゆぐっ…なにずるぎなのぉ…?」
「……」
「ねぇえ…こだえでよぉお…」
「……」
「ゆんやあああああ!もうやだよぉおお!」
「……」
「ねぇえ…こだえでよぉお…」
「……」
「ゆんやあああああ!もうやだよぉおお!」
なおも答えはない…かと思ったが、日が変わるまで10秒になったとき、ようやく全員が等しく口を開く。
「「「10!」」」
「ゆうう!?」
「「「9!8!7!6!5!4!」」」
「なになにいい!?なんなのおおおお!?」
「ゆうう!?」
「「「9!8!7!6!5!4!」」」
「なになにいい!?なんなのおおおお!?」
ゆっくりと言えど、ドスともなれば二桁の数を数えることは可能である。
それ故、ドスは今、カウントダウンが行われているのだということを理解できてしまう。
そして、数字がゼロになったとき、また何かされるだろうということも。
それ故、ドスは今、カウントダウンが行われているのだということを理解できてしまう。
そして、数字がゼロになったとき、また何かされるだろうということも。
「「「3!2!1!」」」
「やめでええええええええ!」
「「「0!」」」
「ヒャッハー!お祝いだあああああ!」 『ゴオオオオ!』
「「「お誕生日おめでとうございます!」」」
「ゆんやあああああ!」
「やめでええええええええ!」
「「「0!」」」
「ヒャッハー!お祝いだあああああ!」 『ゴオオオオ!』
「「「お誕生日おめでとうございます!」」」
「ゆんやあああああ!」
ドスに歩み寄った男が、0のカウントと共に、最大出力のガスバーナーを噴射する。
放たれる炎は、ドスに刺さったものの先端に火を灯す。
その火に照らされ、それが大きな2本のろうそくであることがわかる。
そして火を灯した者は、円に加わった。
彼が円に加わったことを確認すると、全員が手をつないでドスを囲う。
そして、野太い声をそろえて歌い始めた。
放たれる炎は、ドスに刺さったものの先端に火を灯す。
その火に照らされ、それが大きな2本のろうそくであることがわかる。
そして火を灯した者は、円に加わった。
彼が円に加わったことを確認すると、全員が手をつないでドスを囲う。
そして、野太い声をそろえて歌い始めた。
「「「Happy Birthday to You!」」」
「やだやだやだああ!こわいよおおお!」
「「「Happy Birthday to You!」」」
「やだやだやだああ!こわいよおおお!」
「「「Happy Birthday to You!」」」
やがて、全員で手をつないだままドスの周りをぐるぐるとまわり始めた。
ただでさえ自分のすぐ真上に炎が灯っているのだ。
その上、人間の奇行に晒されているドスは気が気でないだろう。
ゆっくりできないのは確実だ。
ただでさえ自分のすぐ真上に炎が灯っているのだ。
その上、人間の奇行に晒されているドスは気が気でないだろう。
ゆっくりできないのは確実だ。
「「「Happy Birthday to You~…」」」
「ゆ…ゆひ、ゆひ…」
「ゆ…ゆひ、ゆひ…」
ようやく歌も終わり、声がやんだ。ドスはもう息も絶え絶えだ。
と、その時全員が顔を見合わせた。
そして…
と、その時全員が顔を見合わせた。
そして…
「「「Happy Birthday to You!」」」
「ゆううううう!?」
「ゆううううう!?」
また最初から歌が始まる。
彼らはそうして、歌を歌い終わるたびにまた初めから歌っていた。
そうして、どのくらいの時間が流れたか…
彼らはそうして、歌を歌い終わるたびにまた初めから歌っていた。
そうして、どのくらいの時間が流れたか…
『ポタッ』「あじゅいいい!?」
『ポタポタッ』 『あじゅ、あ、あじゅいよおおおおおおお!』
「「「Happy Birthday to You!!!」」」
『ポタポタッ』 『あじゅ、あ、あじゅいよおおおおおおお!』
「「「Happy Birthday to You!!!」」」
ろうそくからろうが垂れ、それがドスを苛み始める。
ドスが悲鳴を上げるたび、歌声も比例して大きくなってゆく。
そうして、狂宴は続き、ろうそくも尽きた。
そこでまた、ガスバーナーを持つ男がドスに歩み寄る。
ドスが悲鳴を上げるたび、歌声も比例して大きくなってゆく。
そうして、狂宴は続き、ろうそくも尽きた。
そこでまた、ガスバーナーを持つ男がドスに歩み寄る。
「ヒャッハー!これでフィナーレだぁああ!いい声で歌ってくれよおお!」 『ゴォオオオ!』
「ゆっぎゃあああああああああ!」
「「「Happy Birthday!!!」」」
「ゆっぎゃあああああああああ!」
「「「Happy Birthday!!!」」」
ドスの帽子に点火し、炎が灯る。
その炎は、やがてドスを包み込み、火柱と化した。
その炎は、やがてドスを包み込み、火柱と化した。
「「「Happy Birthday dear anko!!!」」」
「ゆあああああああああ!」
「「「Happy Birthday to You!!!」」」
「ゆあああああああああ!」
「「「Happy Birthday to You!!!」」」
彼らは声を上げ、歌う。
彼らが祝う、〝餡娘〟なる人物。彼らはそれが誰なのかも知らないし、会ったこともない。
しかし、彼らの本能が告げる。〝餡娘を祝うべし〟と。
狂宴はドスの命が焼き尽くされるまで続いた。
彼らが祝う、〝餡娘〟なる人物。彼らはそれが誰なのかも知らないし、会ったこともない。
しかし、彼らの本能が告げる。〝餡娘を祝うべし〟と。
狂宴はドスの命が焼き尽くされるまで続いた。
ドスの命も尽き、炎も消火器によって完全に消化された。
きちんと後片付けも忘れない。全員で手分けしてドスの残骸をごみ袋に詰め込んでゆく。
狂宴が、ようやく終わりを告げたのだ。
きちんと後片付けも忘れない。全員で手分けしてドスの残骸をごみ袋に詰め込んでゆく。
狂宴が、ようやく終わりを告げたのだ。
「…じゃあな。」
「あぁ、またどこかで会えるといいな。」
「あぁ、またどこかで会えるといいな。」
彼らが一体何によって突き動かされたのか。それは誰にもわからない。
しかし、誰もそれを口に出すことはなく、また全員の胸は不思議と満たされていた。
男たちは一人、また一人と去っていった。
そして、その場には何も残らなかった。
誰もそこで宴が開かれたどころか、ドスがいたことすらわからないだろう。
しかし、誰もそれを口に出すことはなく、また全員の胸は不思議と満たされていた。
男たちは一人、また一人と去っていった。
そして、その場には何も残らなかった。
誰もそこで宴が開かれたどころか、ドスがいたことすらわからないだろう。
「へっくしょい!あ~風邪ひいたかな…」
そうぼやくこの青年は、あの夜宴に参加した一人だ。
こんな時期にあんな恰好で外をうろついたら、風邪を引くのも当然だろう。
今の服装はパジャマ、髪型もいたって普通だ。
ハンガーには、やたらと世紀末臭漂う皮ジャンがかけられており、
その傍らにはとげ付き肩パッドとモヒカンのウィッグが置いてある。
こんな時期にあんな恰好で外をうろついたら、風邪を引くのも当然だろう。
今の服装はパジャマ、髪型もいたって普通だ。
ハンガーには、やたらと世紀末臭漂う皮ジャンがかけられており、
その傍らにはとげ付き肩パッドとモヒカンのウィッグが置いてある。
「会社も休んだし…ニュースでも見るか。」
そう言いながら、テレビをつける。丁度、ニュースの時間のようだ。
「次のニュースです。全国各地で、ドスまりさがいなくなったと言う事件に関して…」
「ん?」
「ドスがいなくなったことによりゆっくりの畑荒らしなども減り、農村の人々からは喜びの声が聞こえてきています。
目撃者の話に共通する点は、おとといの深夜、モヒカンに皮ジャンを羽織ったバイカーが多く目撃され、
その後、全国各地でドスまりさがいなくなったとのことで…」
「…そっかぁ…」
「ん?」
「ドスがいなくなったことによりゆっくりの畑荒らしなども減り、農村の人々からは喜びの声が聞こえてきています。
目撃者の話に共通する点は、おとといの深夜、モヒカンに皮ジャンを羽織ったバイカーが多く目撃され、
その後、全国各地でドスまりさがいなくなったとのことで…」
「…そっかぁ…」
どうやらあの夜、全国で宴が開かれたようである。
青年はそのニュースを聞くと、不思議と笑みがこぼれた。
そして、ポツリとつぶやいた。
青年はそのニュースを聞くと、不思議と笑みがこぼれた。
そして、ポツリとつぶやいた。
「餡娘ちゃん。お誕生日、おめでとう。」
完
紅玉あきでした。