ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3047 ぶろてん おまけ
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『ぶろてん おまけ』 27KB
愛で 変態 現代 独自設定 anko2427ぶろてんのおまけ、若干HENTAI表現あり
愛で 変態 現代 独自設定 anko2427ぶろてんのおまけ、若干HENTAI表現あり
注意:このSSには若干のHENTAI成分が含まれています、苦手な方はそれをご了承の上で読み進んでください。
このSSは、anko2427 ぶろてん の続編にあたるものです、読んでいなくてもおそらく大丈夫だとはおもいますが、
読んで頂けるとより楽しめる…ような気がしますので是非どうぞ。
このSSは、anko2427 ぶろてん の続編にあたるものです、読んでいなくてもおそらく大丈夫だとはおもいますが、
読んで頂けるとより楽しめる…ような気がしますので是非どうぞ。
※このSSはてんことてんこの飼い主さんの日常を描いたものです、過度な期待はしないでください。
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僕の家にあのちょっと変なてんこがやって来て数ヶ月。
面倒な手続きなんかもあったけれど、とりあえずはれててんこは僕の飼いゆっくりになることが出来た。
と、いっても
「おいぃ!きょうのおやつはなんだよ!」
「りんごだよ」
「いいな!うさぎさんむきでいいぞ!」
「はいはい・・・」
てんこは、随分前からうちに居たかのような馴染みっぷりを発揮していたけれど・・・。
まあ、ゆっくりはわがままなくらいが可愛いっていうもんね。
面倒な手続きなんかもあったけれど、とりあえずはれててんこは僕の飼いゆっくりになることが出来た。
と、いっても
「おいぃ!きょうのおやつはなんだよ!」
「りんごだよ」
「いいな!うさぎさんむきでいいぞ!」
「はいはい・・・」
てんこは、随分前からうちに居たかのような馴染みっぷりを発揮していたけれど・・・。
まあ、ゆっくりはわがままなくらいが可愛いっていうもんね。
「うむ、うまい!」
てんこは小さな口をあんぐりとあけてリンゴを頬張り、じつにおいしそうに食べている。
「今日は何して遊ぼうか?」
今日はアルバイトも休み、せっかくだから一日てんこと一緒に遊んであげようと思いそう提案すると、
てんこはしばらく悩んでから
「クエストがいい!」
と言った。
「クエスト?」
僕が聞き返すと、てんこは座っていたイスの上に立って、エヘンと胸を張る。
「きいてくれ!てんこはおもったね、ああひーろーはほんとうにぐうぜんつねにちかくをとおりかかるもんだねって」
「はぁ、何にだい?」
「このまえてんこがさんぽというなのさんさくをしていたら、ぐうぜんのらゆっくりがいぬにからまれてたんだ
だからてんこはそのいぬにいってやったね、おいおまえよわいものいぢめなんてさいてーだな
ぐらっとんすうぃふとでばらばらにひきさいてやろうか?ってね」
「ほう、それで?」
「そしたらそのいぬ、かなわないとおもったのかくびについてるなわにひきずられて、そのままいくえふめいになった
たすけたゆっくりたちにてんこはそれはもうかんしゃされてもてもてだったぞ!」
野良犬に喧嘩を売ったのかと思ったけど、どうも話を聞く限り飼い犬だったようだ。
「そうか、でもそんな危ないこと僕の居ないところでしないでくれよ、ところでそれとその、クエスト?とどう関係があるんだ?」
一応釘をさしてみたが、てんこは聞いているのか聞いていないのか、僕の言葉の前半だけを綺麗に無視して続けた。
「おう、やっぱりてんこはおーごんのてつのかたまりでできているないとだからな!
もっともっとみんなをまもれるように、けーけんちかせぎをしなくちゃいけないんだ!」
「うーん、具体的に言うとどう言うことをしたいんだい?」
「そりゃおまえ、きんぐべひんもすをたおすとかそーいうのだ!」
ゲームの話かなんかだろうか、てんこは興奮気味にそういったが現実にいるわけじゃないし、
それにこのままほっといて外でまた迷惑なことをしでかすのは、飼い主としては本望ではない。
「う~ん、でも経験値を稼ぐのには敵を倒す以外にだって方法はあるんだよ」
「ほぅ、いってみろ」
「クエストといえば、やっぱりトレジャーハントもかかせないとおもわないか?」
「とれじゃーはんとか!いいひびきだな!で、なにをするんだ?」
てんこは目をキラキラとさせながら食いついてきた、どうやら平和的な方向に持っていくことは成功したらしい。
てんこは小さな口をあんぐりとあけてリンゴを頬張り、じつにおいしそうに食べている。
「今日は何して遊ぼうか?」
今日はアルバイトも休み、せっかくだから一日てんこと一緒に遊んであげようと思いそう提案すると、
てんこはしばらく悩んでから
「クエストがいい!」
と言った。
「クエスト?」
僕が聞き返すと、てんこは座っていたイスの上に立って、エヘンと胸を張る。
「きいてくれ!てんこはおもったね、ああひーろーはほんとうにぐうぜんつねにちかくをとおりかかるもんだねって」
「はぁ、何にだい?」
「このまえてんこがさんぽというなのさんさくをしていたら、ぐうぜんのらゆっくりがいぬにからまれてたんだ
だからてんこはそのいぬにいってやったね、おいおまえよわいものいぢめなんてさいてーだな
ぐらっとんすうぃふとでばらばらにひきさいてやろうか?ってね」
「ほう、それで?」
「そしたらそのいぬ、かなわないとおもったのかくびについてるなわにひきずられて、そのままいくえふめいになった
たすけたゆっくりたちにてんこはそれはもうかんしゃされてもてもてだったぞ!」
野良犬に喧嘩を売ったのかと思ったけど、どうも話を聞く限り飼い犬だったようだ。
「そうか、でもそんな危ないこと僕の居ないところでしないでくれよ、ところでそれとその、クエスト?とどう関係があるんだ?」
一応釘をさしてみたが、てんこは聞いているのか聞いていないのか、僕の言葉の前半だけを綺麗に無視して続けた。
「おう、やっぱりてんこはおーごんのてつのかたまりでできているないとだからな!
もっともっとみんなをまもれるように、けーけんちかせぎをしなくちゃいけないんだ!」
「うーん、具体的に言うとどう言うことをしたいんだい?」
「そりゃおまえ、きんぐべひんもすをたおすとかそーいうのだ!」
ゲームの話かなんかだろうか、てんこは興奮気味にそういったが現実にいるわけじゃないし、
それにこのままほっといて外でまた迷惑なことをしでかすのは、飼い主としては本望ではない。
「う~ん、でも経験値を稼ぐのには敵を倒す以外にだって方法はあるんだよ」
「ほぅ、いってみろ」
「クエストといえば、やっぱりトレジャーハントもかかせないとおもわないか?」
「とれじゃーはんとか!いいひびきだな!で、なにをするんだ?」
てんこは目をキラキラとさせながら食いついてきた、どうやら平和的な方向に持っていくことは成功したらしい。
僕は適当ないらない広告を星型に切り取って、てんこの前にひろげてみせた。
「今から僕が、この家のどこかにこれと同じ物を3つ隠す、それを全部見つけられたら、ミッションコンプリートだ」
「おぉ!れべるあっぷだな!?」
「そうだね、じゃあ今から隠すから、目を瞑っててね」
「わかった!」
てんこは素直に両手で目隠しをすると、そわそわとしながらその場に待機していた。
なんだかんだいって小さい子と遊んでいるようで、実にほほえましい。
「まだか!?」
「まーだだよ」
僕は危ない場所を避けて、てんこの低い身長でもちゃんと見つけられるように配慮しながら、星形の”おたから”
を隠した。
「今から僕が、この家のどこかにこれと同じ物を3つ隠す、それを全部見つけられたら、ミッションコンプリートだ」
「おぉ!れべるあっぷだな!?」
「そうだね、じゃあ今から隠すから、目を瞑っててね」
「わかった!」
てんこは素直に両手で目隠しをすると、そわそわとしながらその場に待機していた。
なんだかんだいって小さい子と遊んでいるようで、実にほほえましい。
「まだか!?」
「まーだだよ」
僕は危ない場所を避けて、てんこの低い身長でもちゃんと見つけられるように配慮しながら、星形の”おたから”
を隠した。
「よーい、スタート!」
僕が合図をすると、てんこはいちもくさんにかけだして、宝探しを開始した。
「うぉー!かかっとみつけるぞ!でてこい!でてこないとばらばらにするぞ!」
てんこはきゃっきゃとはしゃぎながら部屋のあちこちをひっかきまわしている。
僕はその様子をイスに座って眺めていることにした。
「おいおい、あんまり変なところには隠してないから、どかしたものはちゃんと元通りにしてくれよ」
「わかってる!」
僕が合図をすると、てんこはいちもくさんにかけだして、宝探しを開始した。
「うぉー!かかっとみつけるぞ!でてこい!でてこないとばらばらにするぞ!」
てんこはきゃっきゃとはしゃぎながら部屋のあちこちをひっかきまわしている。
僕はその様子をイスに座って眺めていることにした。
「おいおい、あんまり変なところには隠してないから、どかしたものはちゃんと元通りにしてくれよ」
「わかってる!」
「う~~~~~ぐぐぐ、どこだあああ」
2枚見つけて最後の一枚、というところでどうやらつまってしまったらしい。
「どうしたの、ギブアップ?」
僕がにやにやしながらそう聞くと、てんこはぎろりとこちらをにらみつけてくる。
「くぅぅ、ぎぶあっぷなどするものか、みつからないところにかくすおまえがわるいんだ、きたないなさすがきたない!」
てんこはふてくされながらも諦めたくはないのか、一度探したところもひっくり返して探していた。
「しょうがないなぁ、ヒントをあげよう、最後の一枚は僕の部屋に置いてあるよ」
「べ、べつにひんとなんてもらわなくったってさいしょからわかってた!あそんでただけなんだからな!」
てんこは何かいいわけをしながらも、僕の言葉通りに、僕の部屋に向かっていった。
「ちゃんと見えるとこにあるから、あんまりひっくりかえすなよー」
「わかってる!」
2枚見つけて最後の一枚、というところでどうやらつまってしまったらしい。
「どうしたの、ギブアップ?」
僕がにやにやしながらそう聞くと、てんこはぎろりとこちらをにらみつけてくる。
「くぅぅ、ぎぶあっぷなどするものか、みつからないところにかくすおまえがわるいんだ、きたないなさすがきたない!」
てんこはふてくされながらも諦めたくはないのか、一度探したところもひっくり返して探していた。
「しょうがないなぁ、ヒントをあげよう、最後の一枚は僕の部屋に置いてあるよ」
「べ、べつにひんとなんてもらわなくったってさいしょからわかってた!あそんでただけなんだからな!」
てんこは何かいいわけをしながらも、僕の言葉通りに、僕の部屋に向かっていった。
「ちゃんと見えるとこにあるから、あんまりひっくりかえすなよー」
「わかってる!」
てんこがご主人の部屋にはいり、あたりを見回すと、すぐに見つかると言われていたのに、
なかなかお宝を見つけることは出来なかった。
「くそっ、あいつめまさかうそをいったのか!?」
てんこは不審に思いながらも、見える範囲を探ってみた。
「う~んみあたらない、お?ここがあやしいぞ!」
見える範囲はひととおり探したけれど見つからず、
てんこは最後に残ったベッドの下に手をつっこんでみることにした。
「きっとここに・・・あれ?なんだこれ」
てんこが手を伸ばして探ると、ツルツルした何かに手がふれた。
「こんなかみだったっけな、よいしょ!おっぉぉぉおお!?」
てんこが引っ張り出したそれは、てんこの想像していたものとはかけ離れたものだった。
「こ・・・これはおたからか!?」
なかなかお宝を見つけることは出来なかった。
「くそっ、あいつめまさかうそをいったのか!?」
てんこは不審に思いながらも、見える範囲を探ってみた。
「う~んみあたらない、お?ここがあやしいぞ!」
見える範囲はひととおり探したけれど見つからず、
てんこは最後に残ったベッドの下に手をつっこんでみることにした。
「きっとここに・・・あれ?なんだこれ」
てんこが手を伸ばして探ると、ツルツルした何かに手がふれた。
「こんなかみだったっけな、よいしょ!おっぉぉぉおお!?」
てんこが引っ張り出したそれは、てんこの想像していたものとはかけ離れたものだった。
「こ・・・これはおたからか!?」
簡単に見つかるはずと思っていた僕の部屋からてんこがなかなか戻ってこない。
と、思っていたら突然てんこの大きな声が部屋から響いてきた。
「ん?どうした?」
僕がイスから立ち上がり、部屋の扉から中をひょいとのぞき込むと、
てんこはベッドの側に座っていて、飛び上がるように反応してこちらを向いた。
「べべべべべえつになんでもないぞ!みごとなかくしだとかんしんはするがどこもおかしくはないぞ!」
「何いってるんだ?って、あぁ・・・」
僕が置いた星形の紙は、てんこの身長と同じくらいの棚の上に立てかけて置いたはずなのに、
風で倒れたのか、棚の上面にぴったりと張り付いてしまっていた。
これなら上から見下ろさないと見つかるはずもなく、てんこに見つけられないのはしかた無い。
「ごめんごめん、最後の一枚はここだよ」
僕はてんこの両脇を抱えてひょいと持ち上げてやる。
「おぉー!みつけた!おたからだ!ぜんぶみつけてやったぞ!れべるあっぷだな!」
「よかったね」
こんなにも喜んでくれるなら、些細なこととはいえ企画した者としては嬉しいものだ。
と、思っていたら突然てんこの大きな声が部屋から響いてきた。
「ん?どうした?」
僕がイスから立ち上がり、部屋の扉から中をひょいとのぞき込むと、
てんこはベッドの側に座っていて、飛び上がるように反応してこちらを向いた。
「べべべべべえつになんでもないぞ!みごとなかくしだとかんしんはするがどこもおかしくはないぞ!」
「何いってるんだ?って、あぁ・・・」
僕が置いた星形の紙は、てんこの身長と同じくらいの棚の上に立てかけて置いたはずなのに、
風で倒れたのか、棚の上面にぴったりと張り付いてしまっていた。
これなら上から見下ろさないと見つかるはずもなく、てんこに見つけられないのはしかた無い。
「ごめんごめん、最後の一枚はここだよ」
僕はてんこの両脇を抱えてひょいと持ち上げてやる。
「おぉー!みつけた!おたからだ!ぜんぶみつけてやったぞ!れべるあっぷだな!」
「よかったね」
こんなにも喜んでくれるなら、些細なこととはいえ企画した者としては嬉しいものだ。
僕たちはその後も、一緒にトランプをしたり、簡単なテレビゲームをしたり、まったりとした休日を過ごした。
もちろん、てんこ相手に本気を出すほど僕は大人げなくはない、といってもわざと負け続けるとてんこはすぐに、
「へっへーん、おまえよわいな!いっきゅーゆっくりのてんこのまえではにんげんさんなんてちょろいもんだな!」
などと調子に乗り始めるので、勝ち負けの微妙な配分に神経を使わされる。
楽しいからいいんだけどね。
もちろん、てんこ相手に本気を出すほど僕は大人げなくはない、といってもわざと負け続けるとてんこはすぐに、
「へっへーん、おまえよわいな!いっきゅーゆっくりのてんこのまえではにんげんさんなんてちょろいもんだな!」
などと調子に乗り始めるので、勝ち負けの微妙な配分に神経を使わされる。
楽しいからいいんだけどね。
「おい!ここはどうすすんだらいいんだ!?なあ!・・・ん?」
てんこがご主人の膝の上に乗って、アドバイスをもらいながら一人用ゲームで遊んでいると、いつのまにかご主人は眠ってしまっていた。
「このてんこをほっておいてねてしまうなんてひきょ・・・いや、まてよ」
てんこは何か思いついたのか、不敵な笑みを浮かべてご主人の上からそっと退く。
「いまこそしんのおたからをたしかめるとき!てんこのぼうけんはまだおわっちゃいない!」
てんこは物音をたてないように、けれど足早にご主人の部屋に向かった。
てんこが目的としたのは、先ほどの宝探しの時に見つけた、ベッドの下にあった物だ。
てんこはそれを取り出すと、部屋の扉に背を向けて、こっそりとそれを開いた。
「ふむふむ・・・ほっ・・・ほほう、にんげんさんはこうやってはだかでたたかうのか・・・」
「しかしこんなたいせいならじょーががらあきじゃないかてんこならかみなりぞくせいのひだりがでているところだな」
「なんだここしゃしんがぐにゃぐにゃになっててみえないぞなんてひきょうさすがにんげんさんひきょうすぎる」
「うおぉこれは!うしろからなんておうぎだな!?ひっさつわざだ!これがうわさのはいすらか!?」
てんこがご主人の膝の上に乗って、アドバイスをもらいながら一人用ゲームで遊んでいると、いつのまにかご主人は眠ってしまっていた。
「このてんこをほっておいてねてしまうなんてひきょ・・・いや、まてよ」
てんこは何か思いついたのか、不敵な笑みを浮かべてご主人の上からそっと退く。
「いまこそしんのおたからをたしかめるとき!てんこのぼうけんはまだおわっちゃいない!」
てんこは物音をたてないように、けれど足早にご主人の部屋に向かった。
てんこが目的としたのは、先ほどの宝探しの時に見つけた、ベッドの下にあった物だ。
てんこはそれを取り出すと、部屋の扉に背を向けて、こっそりとそれを開いた。
「ふむふむ・・・ほっ・・・ほほう、にんげんさんはこうやってはだかでたたかうのか・・・」
「しかしこんなたいせいならじょーががらあきじゃないかてんこならかみなりぞくせいのひだりがでているところだな」
「なんだここしゃしんがぐにゃぐにゃになっててみえないぞなんてひきょうさすがにんげんさんひきょうすぎる」
「うおぉこれは!うしろからなんておうぎだな!?ひっさつわざだ!これがうわさのはいすらか!?」
「なにしてんの?」
てんこが独り言を言いながら夢中になっていると、いつの間にかご主人が背後に立っていた。
「うおおおぃぃい!!いきなりはいごをとるなんてひきょうすぎるでしょう!?
せめてのっくくらいしろよしないやつがわるものでえふえー!
それくらいもできないひきょうものはまじでかなぐりすてんぞ!!」
てんこはすぐに振り返って、涙目になりながら必死でぷくーをしてご主人を牽制する。
「いや別にここ僕の部屋だし・・・っておいィ!!」
てんこが独り言を言いながら夢中になっていると、いつの間にかご主人が背後に立っていた。
「うおおおぃぃい!!いきなりはいごをとるなんてひきょうすぎるでしょう!?
せめてのっくくらいしろよしないやつがわるものでえふえー!
それくらいもできないひきょうものはまじでかなぐりすてんぞ!!」
てんこはすぐに振り返って、涙目になりながら必死でぷくーをしてご主人を牽制する。
「いや別にここ僕の部屋だし・・・っておいィ!!」
非常にまずいというか、よくない事態が目の前で起こっている。
ぷくー!と頬を膨らませてこっちを睨みつけるてんこが後ろ手に持っていたのは、
僕がずっと前につい出来心で購入してしまっておいた、いわゆる一つのえっちな本というやつだ。
僕が思わず声を張り上げると、てんこは一瞬びくっと身を震わせたが、こちらをキッと見つめて、抵抗の姿勢を崩さないらしかった。
「あー、あー・・・えっと・・・」
僕が言葉に詰まっていると、てんこはなんと僕の目の前に本を開いて向けてきた。
「おいぃ!おこりたいのはこっちのほうだ!これはおうぎしょなんだろう?
それをてんこにひみつにするなんてひきょうすぎるでしょう!?ひっさつわざをでんじゅしろよ!」
てんこががっぱりと開いている本には、これまたがっぱりと足を開いた女性が大写しになり、
男が後ろからまぐわっているという何とも刺激的な場面が印刷されていた。
「ほら!ここだってそうだこれだって!おとこのにんげんさんのこのなんかぐにゃぐにゃした
まがまがしいかんじのところはぐらっとんそーどだろう!おんなのにんげんさんがこうげきされてぐったりしてるぞ!ほら!」
ぱらぱらとページをめくるてんこ。
ページをめくるたびに別の意味で興奮してきたのか、目を輝かせて無邪気な視線を本に落として指さしながら本を僕に押しつけてくる。
まぁ確かに言われてみればそのような状態に見えなくもないが、
その行為の本当の意味を知っている身としては、大変いたたまれない気持ちになってしまう。
てんこはすっくと立ち上がり、部屋の隅においてあった以前プレゼントしたおもちゃの剣をつかむと、
何を思ったのか剣道でいう中段の構えというやつをさらに腰に剣を近づけたような・・・
言ってしまえば股間に剣をはやすような構えをして、剣をぶんぶんと振った。
「むむむ、なんだかやりづらいな!でもなんていうかこう、ひかりとやみがりょうほうそなわったかんじがする!」
あぁ僕のてんこがどんどん変な道に進んでいってしまう・・・
てんこはそのまま準備運動するかのようにぶいんぶいんとおもちゃの剣を振り回して、僕の方を向いてぴたりと止まった。
「さぁあしをひらけ!とっくんだ!」
「・・・はい?」
僕が聞き返すと、てんこはふぅとため息をついからみけんにぐぃっと皺を寄せて僕を睨みつけてきた。
「なにをいってるんだひっさつわざのとっくんだ!
せっかくおうぎしょをはっけんしたからにはとっくんをするのはかくていてきにあきらか!
おしえろといってすぐにへんじをしなかったじてんでときすでにじかんぎれ!」
「ちょ、ちょっとまて」
「いざかくごー!」
ぷくー!と頬を膨らませてこっちを睨みつけるてんこが後ろ手に持っていたのは、
僕がずっと前につい出来心で購入してしまっておいた、いわゆる一つのえっちな本というやつだ。
僕が思わず声を張り上げると、てんこは一瞬びくっと身を震わせたが、こちらをキッと見つめて、抵抗の姿勢を崩さないらしかった。
「あー、あー・・・えっと・・・」
僕が言葉に詰まっていると、てんこはなんと僕の目の前に本を開いて向けてきた。
「おいぃ!おこりたいのはこっちのほうだ!これはおうぎしょなんだろう?
それをてんこにひみつにするなんてひきょうすぎるでしょう!?ひっさつわざをでんじゅしろよ!」
てんこががっぱりと開いている本には、これまたがっぱりと足を開いた女性が大写しになり、
男が後ろからまぐわっているという何とも刺激的な場面が印刷されていた。
「ほら!ここだってそうだこれだって!おとこのにんげんさんのこのなんかぐにゃぐにゃした
まがまがしいかんじのところはぐらっとんそーどだろう!おんなのにんげんさんがこうげきされてぐったりしてるぞ!ほら!」
ぱらぱらとページをめくるてんこ。
ページをめくるたびに別の意味で興奮してきたのか、目を輝かせて無邪気な視線を本に落として指さしながら本を僕に押しつけてくる。
まぁ確かに言われてみればそのような状態に見えなくもないが、
その行為の本当の意味を知っている身としては、大変いたたまれない気持ちになってしまう。
てんこはすっくと立ち上がり、部屋の隅においてあった以前プレゼントしたおもちゃの剣をつかむと、
何を思ったのか剣道でいう中段の構えというやつをさらに腰に剣を近づけたような・・・
言ってしまえば股間に剣をはやすような構えをして、剣をぶんぶんと振った。
「むむむ、なんだかやりづらいな!でもなんていうかこう、ひかりとやみがりょうほうそなわったかんじがする!」
あぁ僕のてんこがどんどん変な道に進んでいってしまう・・・
てんこはそのまま準備運動するかのようにぶいんぶいんとおもちゃの剣を振り回して、僕の方を向いてぴたりと止まった。
「さぁあしをひらけ!とっくんだ!」
「・・・はい?」
僕が聞き返すと、てんこはふぅとため息をついからみけんにぐぃっと皺を寄せて僕を睨みつけてきた。
「なにをいってるんだひっさつわざのとっくんだ!
せっかくおうぎしょをはっけんしたからにはとっくんをするのはかくていてきにあきらか!
おしえろといってすぐにへんじをしなかったじてんでときすでにじかんぎれ!」
「ちょ、ちょっとまて」
「いざかくごー!」
そのまま僕は狭い室内をどたばたと駆け回って、必死にてんこから僕の後ろの貞操を守りきった。
「ち、ちくしょーこのひきょーものめ・・・!」
てんこは剣を振り回しながら僕の動きについてこようとしたせいか、へとへとになって座り込んでしまう。
「もー、とにかくこれは没収!」
僕はてんこの隙をついて足下に転がっていた本と剣を奪った。
「あー!やめてくれ!せめてぐらっとんだけは!」
てんこは涙目になって僕に飛びついてきた、しかし僕は剣を頭上に掲げててんこの手が届かないところにやってしまう。
「う~!」
「もうおうちの中でふりまわさない?」
「う・・・」
「約束しないと返さない」
「・・・」
「ついでにおやつも抜きだな」
てんこは「ひきょうもの・・・」と呟きながらも、僕の言葉に頷いた。
なんだか釈然としないが、おもちゃの剣を返してやる。
するとてんこは嬉しそうに受け取って、勢い余って振り回そうとしたが、ハッとなって剣を自分のおもちゃ置き場におきにいった。
「なあーおうぎしょは~?」
「これはてんこにはまーだまだはやいの!ダメ!」
と、いうことにして僕はタンスの上、絶対にてんこの手が届かないところに本をおいた。
もうないかなとベッドの下を確かめたところ、もう一冊見つけてしまったが、それもタンスの上に置いたのでもう安心だ。
「ち、ちくしょーこのひきょーものめ・・・!」
てんこは剣を振り回しながら僕の動きについてこようとしたせいか、へとへとになって座り込んでしまう。
「もー、とにかくこれは没収!」
僕はてんこの隙をついて足下に転がっていた本と剣を奪った。
「あー!やめてくれ!せめてぐらっとんだけは!」
てんこは涙目になって僕に飛びついてきた、しかし僕は剣を頭上に掲げててんこの手が届かないところにやってしまう。
「う~!」
「もうおうちの中でふりまわさない?」
「う・・・」
「約束しないと返さない」
「・・・」
「ついでにおやつも抜きだな」
てんこは「ひきょうもの・・・」と呟きながらも、僕の言葉に頷いた。
なんだか釈然としないが、おもちゃの剣を返してやる。
するとてんこは嬉しそうに受け取って、勢い余って振り回そうとしたが、ハッとなって剣を自分のおもちゃ置き場におきにいった。
「なあーおうぎしょは~?」
「これはてんこにはまーだまだはやいの!ダメ!」
と、いうことにして僕はタンスの上、絶対にてんこの手が届かないところに本をおいた。
もうないかなとベッドの下を確かめたところ、もう一冊見つけてしまったが、それもタンスの上に置いたのでもう安心だ。
テレビで放送されている映画をみながら夕食をとる。
内容は男と女がただひたすらうじうじと悩みながらいちゃいちゃする内容だったので、
てんことしては興味がわかなかったのか終始つまらなそうにしていた。
「あにめがいい!」
「今いいとこなの」
「くっ・・・じぶんばっかりたのしんできたないな
だいたいなんだよさっきからこいつらちゅっちゅしてきもちわるいぞ!」
「はいはい」
てんこがいよいよ暇になったのか、テレビを指さしながらあれやこれやとヤジを入れ始める。
僕はそれを適当に流して鑑賞を続けた。
映画が終わる頃、無視を続けられたてんこはすっかり頬を焼き餅のようにはらして、ふてくされてしまっていた。
「なんだよ、おもしろかっただろ?機嫌なおせよー」
「ふん、てんこをかまわないおまえとなんかくちをきいてやるもんか」
膨れた頬を指でつつくと、程良い弾力のあと行き場を失った空気がぷひゅっと音をたてて、てんこの唇から飛び出す。
「このままではてんこのじゅみょーがたいくつでまっはなんだがー!」
てんこは床にごろりと転がると、じたばたと暴れ出した。
しかしふと時計をみると、短い針がてっぺんを指そうとしていた、あまりゆっくりしていると明日のアルバイトに響いてしまう。
「地団太ふんだってだ~め、さっさと風呂はいって寝るぞ」
「ぶーぶー」
僕はぶーたれるてんこを小脇にひょいと抱えて風呂場へ向かった。
内容は男と女がただひたすらうじうじと悩みながらいちゃいちゃする内容だったので、
てんことしては興味がわかなかったのか終始つまらなそうにしていた。
「あにめがいい!」
「今いいとこなの」
「くっ・・・じぶんばっかりたのしんできたないな
だいたいなんだよさっきからこいつらちゅっちゅしてきもちわるいぞ!」
「はいはい」
てんこがいよいよ暇になったのか、テレビを指さしながらあれやこれやとヤジを入れ始める。
僕はそれを適当に流して鑑賞を続けた。
映画が終わる頃、無視を続けられたてんこはすっかり頬を焼き餅のようにはらして、ふてくされてしまっていた。
「なんだよ、おもしろかっただろ?機嫌なおせよー」
「ふん、てんこをかまわないおまえとなんかくちをきいてやるもんか」
膨れた頬を指でつつくと、程良い弾力のあと行き場を失った空気がぷひゅっと音をたてて、てんこの唇から飛び出す。
「このままではてんこのじゅみょーがたいくつでまっはなんだがー!」
てんこは床にごろりと転がると、じたばたと暴れ出した。
しかしふと時計をみると、短い針がてっぺんを指そうとしていた、あまりゆっくりしていると明日のアルバイトに響いてしまう。
「地団太ふんだってだ~め、さっさと風呂はいって寝るぞ」
「ぶーぶー」
僕はぶーたれるてんこを小脇にひょいと抱えて風呂場へ向かった。
「おぉ!そういえばおまえもおとこのにんげんさんだったな!」
たっぷり泡をつけたボディタオルでてんこの背中をながしてやっている途中、てんこが突然声をあげる。
「なにをやぶからぼうに、はいバンザイして」
「おう!」
てんこは言われるままに両手を上にあげ、僕はてんこの脇腹も泡まみれにしていく。
「いやな、おうぎしょのおとこのにんげんさんはここがぐにゃぐにゃのまがまがしいかんじだったけど、
おまえのはそんなことないな!かわいいぞ!」
「なん・・・だと・・・」
予想していなかった台詞に、僕は思わず手を止めてしまった。
「あれはモザイクっていって、わざと見えないようにしてあるんだよ、だからきっとあれをとったら僕のとおんなじかんじだよ」
僕は笑顔をひきつらせながら平常心を心がけててんこに言う。
「そうなのか、でもあれはこんなにちいさくてしゅんとしてなかったぞ?
おまえのはぶきっぽくないけどあれはかんぜんにぶきだったな、はかいりょくばつぎゅんなかんじだった」
てんこはくるりとこちらをむいて、僕の股間の逸物を指さしながら言い放つ。
「ぐふっ!」
何とも言えない精神的ダメージが僕の心に突き刺さった。
「しかしおんなのにんげんさんもすごかったな、なんであんなぼいんぼいんなからだなんだ?てんことはおおちがいだな!」
なんだかしゅんとしてしまう僕をよそに、てんこはあの時の変なわくわくを思い出したのか、一人で興奮気味に続ける。
「おんなのにんげんさんのぐにゃぐにゃもくろかったり
あかかったりしてつよそうだったな!てんこのあしのあいだにはあんなのないぞ!」
てんこは自分の股間をいじりながら僕に力説する。
「うっ・・・」
なんとなく本の内容を思い出してしまって、股間に力が入りそうになる。
「ん?いまこいつがうごいたような」
「気のせい!気のせいだよ!」
「ほんとうかぁ?」
てんこは僕の股間にぐっと顔を近づけて、まじまじと観察してくる。
てんこの吐息がかかって、なんだかむずむずとしてきたので、とっさに僕はてんこの肩をつかんでぐいっと背中を向けさせた。
「おいぃ!もっとよくみせろよ!ぶきをかくしもってるんじゃないのか!?」
「そんなものもってません!それよりさっさと体洗って寝るぞ!まったく」
暴れようとするてんこを押さえつけながら少し乱暴に体を洗ってやって、
僕もあまり意識してしまわないようにちゃちゃっと体を洗ってしまう。
たっぷり泡をつけたボディタオルでてんこの背中をながしてやっている途中、てんこが突然声をあげる。
「なにをやぶからぼうに、はいバンザイして」
「おう!」
てんこは言われるままに両手を上にあげ、僕はてんこの脇腹も泡まみれにしていく。
「いやな、おうぎしょのおとこのにんげんさんはここがぐにゃぐにゃのまがまがしいかんじだったけど、
おまえのはそんなことないな!かわいいぞ!」
「なん・・・だと・・・」
予想していなかった台詞に、僕は思わず手を止めてしまった。
「あれはモザイクっていって、わざと見えないようにしてあるんだよ、だからきっとあれをとったら僕のとおんなじかんじだよ」
僕は笑顔をひきつらせながら平常心を心がけててんこに言う。
「そうなのか、でもあれはこんなにちいさくてしゅんとしてなかったぞ?
おまえのはぶきっぽくないけどあれはかんぜんにぶきだったな、はかいりょくばつぎゅんなかんじだった」
てんこはくるりとこちらをむいて、僕の股間の逸物を指さしながら言い放つ。
「ぐふっ!」
何とも言えない精神的ダメージが僕の心に突き刺さった。
「しかしおんなのにんげんさんもすごかったな、なんであんなぼいんぼいんなからだなんだ?てんことはおおちがいだな!」
なんだかしゅんとしてしまう僕をよそに、てんこはあの時の変なわくわくを思い出したのか、一人で興奮気味に続ける。
「おんなのにんげんさんのぐにゃぐにゃもくろかったり
あかかったりしてつよそうだったな!てんこのあしのあいだにはあんなのないぞ!」
てんこは自分の股間をいじりながら僕に力説する。
「うっ・・・」
なんとなく本の内容を思い出してしまって、股間に力が入りそうになる。
「ん?いまこいつがうごいたような」
「気のせい!気のせいだよ!」
「ほんとうかぁ?」
てんこは僕の股間にぐっと顔を近づけて、まじまじと観察してくる。
てんこの吐息がかかって、なんだかむずむずとしてきたので、とっさに僕はてんこの肩をつかんでぐいっと背中を向けさせた。
「おいぃ!もっとよくみせろよ!ぶきをかくしもってるんじゃないのか!?」
「そんなものもってません!それよりさっさと体洗って寝るぞ!まったく」
暴れようとするてんこを押さえつけながら少し乱暴に体を洗ってやって、
僕もあまり意識してしまわないようにちゃちゃっと体を洗ってしまう。
風呂から上がり、てんこの体を拭いて、長い髪の毛にドライヤーをかけて丁寧に櫛でとかしてやる。
「もう、これくらい自分でやれよな、子供じゃないんだからさ」
「てんこはこどもなんかじゃないぞ!でもこれはいいんだ、おまえがてんこのかいぬしなんだからな!」
てんこは悪びれることなくそう言い放つと、僕の櫛に身を任せて目を細めた。
「まったくもう・・・」
そういわれてしまうとなんとなく悪い気はしない。
僕はついつい頬を緩めながら、ゆっくりと髪をとかし続けた。
「もう、これくらい自分でやれよな、子供じゃないんだからさ」
「てんこはこどもなんかじゃないぞ!でもこれはいいんだ、おまえがてんこのかいぬしなんだからな!」
てんこは悪びれることなくそう言い放つと、僕の櫛に身を任せて目を細めた。
「まったくもう・・・」
そういわれてしまうとなんとなく悪い気はしない。
僕はついつい頬を緩めながら、ゆっくりと髪をとかし続けた。
てんこは寝間着に着替えると同時に駆け出し、ベッドにダイブをかます。
「ふかふかー」
ベッドのスプリングがきしみ、ふかふかの布団がてんこを受け止めた。
「こら、埃が飛ぶでしょ」
「これがさいこーにきもちいいんだやめられるわけないだろう」
枕を抱きしめ、顔を埋めながらてんこが答える。
「電気消すぞ」
「うむ」
僕が電気を消してから布団に潜り込むと、てんこは僕の腕にしがみついてくる。
正直抱き枕にされるのもいつものことなので、今更どうとは思わないが、
てんこが例の本に興味を持ってしまったので、何か間違いが起こってしまわないとドキドキしてしまう。
「じゃあおやすみ」
「あ、う、うんおやすみ」
しかしてんこは至って普通だった、僕が意識するような心配はどうやらないらしい。
「ん?どうかしたのか?」
僕の様子の変化に気づいたのか、てんこが目をあけてこちらをのぞき込む。
「いや、べつに」
僕がそっけなく答えて背中を向けると、てんこは無邪気に僕の背中に抱きついてきた。
「なんだなんだ?てんこにみつめられてむねきゅんなのか?もてるてんこはつらいな!」
「はいはい」
「なんだよーかまえよー」
「いーからねなさい」
「つまらんやつだ!」
てんこがぐいっと体を寄せてきても、凹凸のない体ではむらむらしないし、
やはりゆっくりとはいえ女の子の体をしていても、てんこは妹のようなものだ、変に気にする方がおかしかったんだ。
てんこは僕が遊んでくれないと知ると不服そうな声を上げたが、しばらくそのまま黙っていると小さな寝息をたて始めた。
「ふかふかー」
ベッドのスプリングがきしみ、ふかふかの布団がてんこを受け止めた。
「こら、埃が飛ぶでしょ」
「これがさいこーにきもちいいんだやめられるわけないだろう」
枕を抱きしめ、顔を埋めながらてんこが答える。
「電気消すぞ」
「うむ」
僕が電気を消してから布団に潜り込むと、てんこは僕の腕にしがみついてくる。
正直抱き枕にされるのもいつものことなので、今更どうとは思わないが、
てんこが例の本に興味を持ってしまったので、何か間違いが起こってしまわないとドキドキしてしまう。
「じゃあおやすみ」
「あ、う、うんおやすみ」
しかしてんこは至って普通だった、僕が意識するような心配はどうやらないらしい。
「ん?どうかしたのか?」
僕の様子の変化に気づいたのか、てんこが目をあけてこちらをのぞき込む。
「いや、べつに」
僕がそっけなく答えて背中を向けると、てんこは無邪気に僕の背中に抱きついてきた。
「なんだなんだ?てんこにみつめられてむねきゅんなのか?もてるてんこはつらいな!」
「はいはい」
「なんだよーかまえよー」
「いーからねなさい」
「つまらんやつだ!」
てんこがぐいっと体を寄せてきても、凹凸のない体ではむらむらしないし、
やはりゆっくりとはいえ女の子の体をしていても、てんこは妹のようなものだ、変に気にする方がおかしかったんだ。
てんこは僕が遊んでくれないと知ると不服そうな声を上げたが、しばらくそのまま黙っていると小さな寝息をたて始めた。
もやもやもややん・・・
ここはてんこの夢の中。
ピンク色の空間にふよふよと漂った状態で、てんこは目を覚ました。
「ぬぉっ!ここはどこだ?」
上も下もわからない空間の中で、てんこは自分が裸だということに気づく。
「どうしててんこはすっぽんぽんなんだ?でもま、さむくないからいいか」
てんこが首をふってあたりを見回すと、同じく裸の状態のご主人が宙に漂っているのを見つけた。
「おーい!」
てんこが手をふりながら声をあげると、呼びかけにきづいたのかご主人はてんこの方をむいて、ゆっくりと近づいてくる。
「おう、てんこがよんだらちゃんとくるなんてえらいぞ!ってなんだそれ!?」
てんこが驚くのも無理はない、遠くに居たときは気づかなかったが、ご主人の股間には、
てんこが見た”奥義書”に移っていた男の人と同じような、”ぐにゃぐにゃ”が貼り付いていた。
ぐにゃぐにゃはその存在を主張するように右に左に揺れながらそそり立っている。
ご主人はてんこの間近に迫ると、無言でてんこの唇を奪った。
「むぐぐぅ!?」
てんこが突然のことに目を白黒させていると、ご主人はそのままてんこの裸体に触れるか触れないかの手つきで手を這わせていく。
「んぐぐっ!ぺっぺっぺ!ばっちぃな!お、おいぃ!くすぐったいだろやめろ!」
てんこは無理矢理顔を背けてご主人の口撃から逃れ、抗議の声をあげる。
しかしご主人は聞こえているのかいないのか、てんこの言葉を無視して、
てんこの両足を抱えてご主人の股間にそそりたっているぐにゃぐにゃをてんこに近づけていった。
「お、おおおぃおい!おまえまさかそれをてんこにくらわせるつもりか!?だまってやられるてんこさまじゃないぞ!」
てんこが手足をばたつかせて必死に抵抗するも、てんこの力がご主人の力にかなうはずはない。
ご主人の腰はてんこの抵抗むなしく、止まることなく進んでいく。
そしててんこの股の間にある小さな亀裂に、ぐにゃぐにゃの先端が触れた。
「んっ!な、なんだ?」
その瞬間てんこの体にむずむずとしたくすぐったいような衝撃が走った。
「ふむ・・・おうぎしょではこのこうげきをうけたおんなのにんげんさんはぐったりしていたけど
あんがいたいしたことないな、さすがてんこはいっきゅーゆっくりなだけあってむてきだな!」
てんこが不敵な笑みを浮かべていると、ご主人はてんこの割れ目にぐにゃぐにゃをあてがったまま、ぐいぐいと腰を押しつけて続けた。
「お、おいやめろばかっ!もうしょうぶついただろ?ま、まさかまだなのか?どうするきなんだ!?ひゃぁっ!」
ご主人のぐにゃぐにゃがてんこの割れ目の上でつるりと滑った瞬間、ひときわ強い刺激がてんこの中をかけ巡った。
「い、いまのはなんだ?なにしたん・・・んんぅぅう!」
てんこが未知の刺激に戸惑っていると、ご主人はてんこを押さえつけたまま腰を動かし、何度も何度も割れ目をぐにゃぐにゃでこすりあげた。
「おおおおおおぃいぃぃぃぃぃぃいやめっやめらぉおお!」
てんこはその事実に気づいていなかったが、てんこの股間からはとろとろと蜜があふれ、ご主人の動きを加速させる原因を作っていた。
動きが早くなるにつれ、てんこのむずむずは広がっていき、てんこはパニック状態におちいってしまう。
「なにしてるんらおまえはぁ!おいぃ!こたえろこのばかやろー!」
てんこが意識しないうちに、てんこの頬は紅潮し、息は荒くなっていく。
しかしてんこが必死に声を荒らげ、手足に力を込めても、ご主人はそれを無視しててんこに”攻撃”を加え続けた。
「くそっ!このひきょーものめ!まけだ!てんこのまけだからもうはなしてくれ!」
てんこが涙目になりながら訴えるも、ご主人は止まらない。
そして・・・
ここはてんこの夢の中。
ピンク色の空間にふよふよと漂った状態で、てんこは目を覚ました。
「ぬぉっ!ここはどこだ?」
上も下もわからない空間の中で、てんこは自分が裸だということに気づく。
「どうしててんこはすっぽんぽんなんだ?でもま、さむくないからいいか」
てんこが首をふってあたりを見回すと、同じく裸の状態のご主人が宙に漂っているのを見つけた。
「おーい!」
てんこが手をふりながら声をあげると、呼びかけにきづいたのかご主人はてんこの方をむいて、ゆっくりと近づいてくる。
「おう、てんこがよんだらちゃんとくるなんてえらいぞ!ってなんだそれ!?」
てんこが驚くのも無理はない、遠くに居たときは気づかなかったが、ご主人の股間には、
てんこが見た”奥義書”に移っていた男の人と同じような、”ぐにゃぐにゃ”が貼り付いていた。
ぐにゃぐにゃはその存在を主張するように右に左に揺れながらそそり立っている。
ご主人はてんこの間近に迫ると、無言でてんこの唇を奪った。
「むぐぐぅ!?」
てんこが突然のことに目を白黒させていると、ご主人はそのままてんこの裸体に触れるか触れないかの手つきで手を這わせていく。
「んぐぐっ!ぺっぺっぺ!ばっちぃな!お、おいぃ!くすぐったいだろやめろ!」
てんこは無理矢理顔を背けてご主人の口撃から逃れ、抗議の声をあげる。
しかしご主人は聞こえているのかいないのか、てんこの言葉を無視して、
てんこの両足を抱えてご主人の股間にそそりたっているぐにゃぐにゃをてんこに近づけていった。
「お、おおおぃおい!おまえまさかそれをてんこにくらわせるつもりか!?だまってやられるてんこさまじゃないぞ!」
てんこが手足をばたつかせて必死に抵抗するも、てんこの力がご主人の力にかなうはずはない。
ご主人の腰はてんこの抵抗むなしく、止まることなく進んでいく。
そしててんこの股の間にある小さな亀裂に、ぐにゃぐにゃの先端が触れた。
「んっ!な、なんだ?」
その瞬間てんこの体にむずむずとしたくすぐったいような衝撃が走った。
「ふむ・・・おうぎしょではこのこうげきをうけたおんなのにんげんさんはぐったりしていたけど
あんがいたいしたことないな、さすがてんこはいっきゅーゆっくりなだけあってむてきだな!」
てんこが不敵な笑みを浮かべていると、ご主人はてんこの割れ目にぐにゃぐにゃをあてがったまま、ぐいぐいと腰を押しつけて続けた。
「お、おいやめろばかっ!もうしょうぶついただろ?ま、まさかまだなのか?どうするきなんだ!?ひゃぁっ!」
ご主人のぐにゃぐにゃがてんこの割れ目の上でつるりと滑った瞬間、ひときわ強い刺激がてんこの中をかけ巡った。
「い、いまのはなんだ?なにしたん・・・んんぅぅう!」
てんこが未知の刺激に戸惑っていると、ご主人はてんこを押さえつけたまま腰を動かし、何度も何度も割れ目をぐにゃぐにゃでこすりあげた。
「おおおおおおぃいぃぃぃぃぃぃいやめっやめらぉおお!」
てんこはその事実に気づいていなかったが、てんこの股間からはとろとろと蜜があふれ、ご主人の動きを加速させる原因を作っていた。
動きが早くなるにつれ、てんこのむずむずは広がっていき、てんこはパニック状態におちいってしまう。
「なにしてるんらおまえはぁ!おいぃ!こたえろこのばかやろー!」
てんこが意識しないうちに、てんこの頬は紅潮し、息は荒くなっていく。
しかしてんこが必死に声を荒らげ、手足に力を込めても、ご主人はそれを無視しててんこに”攻撃”を加え続けた。
「くそっ!このひきょーものめ!まけだ!てんこのまけだからもうはなしてくれ!」
てんこが涙目になりながら訴えるも、ご主人は止まらない。
そして・・・
つぷっ
「!!?」
てんこは驚きで声を上げることもできず、ただ目を丸くしてその光景に釘付けになっていた。
ぐにゃぐにゃの先端が、てんこの足の間の割れ目を押し開いて中に入り込もうとしていた。
「おっ・・・おいやめろばかうそだろうそんなの、そこはしーしーあなだぞ?いたいことしないでくれ!や、やだあああ!!」
しかしご主人は止まらない、ご主人はてんこが奥義書でみた通りの必殺技をてんこにかけようと、さらに腰を進めていった。
「!!?」
てんこは驚きで声を上げることもできず、ただ目を丸くしてその光景に釘付けになっていた。
ぐにゃぐにゃの先端が、てんこの足の間の割れ目を押し開いて中に入り込もうとしていた。
「おっ・・・おいやめろばかうそだろうそんなの、そこはしーしーあなだぞ?いたいことしないでくれ!や、やだあああ!!」
しかしご主人は止まらない、ご主人はてんこが奥義書でみた通りの必殺技をてんこにかけようと、さらに腰を進めていった。
ぺちんぺちんと、頬に軽い衝撃が走る。
「~~~~!!!」
「んー、あとちょっと・・・」
僕は頬に感じる衝撃と、なんだかうるさい環境から逃れようと、もぞもぞと布団の中に潜り込んだ。
しばらくそうして、再び夢の世界に旅立とうとしたとき、突然布団の上から頭に、ごちん!という音とともに鈍い痛みが走った。
「いって!な、なんだぁ!?」
一瞬で覚醒した僕が布団を剥ぐと、僕に馬乗りになったてんこが、おもちゃの剣を頭上に掲げながら、なぜか涙目で僕を見下ろしていた。
「このひきょうものめぇぇ!!!」
「あぶなっ!」
てんこがそのままの体勢でふりおろした剣を、僕は間一髪のところで首を振って避けることに成功した。
おもちゃの剣は、ぼすりと音をたてて枕にしずみ、再びてんこの頭上に構えられる。
「ぐらっとんすぃふとでばらばらにひきさいてやるうううう!」
「ちょっと待てよ、こらっ!」
次にふりおろされた剣を、僕は片手で受け止めて、上半身を無理矢理起こす。
僕の胸の上に乗っていたてんこは布団の上に転げ落ちると、手足をばたつかせてわめき始めた。
「くっそー!おまえがわるいんだー!てんこのろぐにはなにものこってないんだー!
おまえがわるいんだからてんこのせいじゃないー!どうやっててんこだってしょーこだよちくしょー!」
「はぁ?」
あまりに意味不明な物言いに、僕は混乱してしまう。
「~~~~!!!」
「んー、あとちょっと・・・」
僕は頬に感じる衝撃と、なんだかうるさい環境から逃れようと、もぞもぞと布団の中に潜り込んだ。
しばらくそうして、再び夢の世界に旅立とうとしたとき、突然布団の上から頭に、ごちん!という音とともに鈍い痛みが走った。
「いって!な、なんだぁ!?」
一瞬で覚醒した僕が布団を剥ぐと、僕に馬乗りになったてんこが、おもちゃの剣を頭上に掲げながら、なぜか涙目で僕を見下ろしていた。
「このひきょうものめぇぇ!!!」
「あぶなっ!」
てんこがそのままの体勢でふりおろした剣を、僕は間一髪のところで首を振って避けることに成功した。
おもちゃの剣は、ぼすりと音をたてて枕にしずみ、再びてんこの頭上に構えられる。
「ぐらっとんすぃふとでばらばらにひきさいてやるうううう!」
「ちょっと待てよ、こらっ!」
次にふりおろされた剣を、僕は片手で受け止めて、上半身を無理矢理起こす。
僕の胸の上に乗っていたてんこは布団の上に転げ落ちると、手足をばたつかせてわめき始めた。
「くっそー!おまえがわるいんだー!てんこのろぐにはなにものこってないんだー!
おまえがわるいんだからてんこのせいじゃないー!どうやっててんこだってしょーこだよちくしょー!」
「はぁ?」
あまりに意味不明な物言いに、僕は混乱してしまう。
泣き叫ぶてんこをなんとか落ち着かせると、てんこはパジャマの袖で涙をふきながら、ぽつりと呟いた。
「おねしょ・・・ごめんな・・・さい・・・」
「え?うそ?」
言われて僕は布団の中を手で探る、しかし本当にてんこがおねしょをしていたとしたら、隣で寝ている僕が気づかないはずはない。
案の定どんなに探ってみても、布団をはがしてみてもおねしょらしき痕跡は見あたらなかった。
「おねしょなんてしてなくないか?夢でも見たんじゃない?」
「うそだ!だってほら!」
てんこが僕をキッと睨みつけながら、なにを思ったのか突然ぱんつごとパジャマのズボンをずりおろす。
にちゃっ、という水っぽい音がしててんこの股間とぱんつの股の部分が離れる、その間には透明な糸が引いていた。
「うわっ、なにそれ」
たしかにこれだとてんこの言う通りぱんつの中は洪水状態に感じて、おねしょをしたと勘違いしただろう。
しかし、ゆっくりのしーしーがこんなにねばっこい何かだっただろうか。
不審に思い、手を伸ばしててんこのぱんつに付着したそれをすくい上げると、潤滑液のようなぬめりのある液体だった。
「なんかの病気・・・?」
僕が心配そうにてんこをみると、てんこは顔を真っ赤にして僕の頬を殴りつけた。
「しらない!おまえのせいだ!おまえがてんこにひっさつわざをかけたからこうなったんだぞ!」
「はぁ?」
「おねしょ・・・ごめんな・・・さい・・・」
「え?うそ?」
言われて僕は布団の中を手で探る、しかし本当にてんこがおねしょをしていたとしたら、隣で寝ている僕が気づかないはずはない。
案の定どんなに探ってみても、布団をはがしてみてもおねしょらしき痕跡は見あたらなかった。
「おねしょなんてしてなくないか?夢でも見たんじゃない?」
「うそだ!だってほら!」
てんこが僕をキッと睨みつけながら、なにを思ったのか突然ぱんつごとパジャマのズボンをずりおろす。
にちゃっ、という水っぽい音がしててんこの股間とぱんつの股の部分が離れる、その間には透明な糸が引いていた。
「うわっ、なにそれ」
たしかにこれだとてんこの言う通りぱんつの中は洪水状態に感じて、おねしょをしたと勘違いしただろう。
しかし、ゆっくりのしーしーがこんなにねばっこい何かだっただろうか。
不審に思い、手を伸ばしててんこのぱんつに付着したそれをすくい上げると、潤滑液のようなぬめりのある液体だった。
「なんかの病気・・・?」
僕が心配そうにてんこをみると、てんこは顔を真っ赤にして僕の頬を殴りつけた。
「しらない!おまえのせいだ!おまえがてんこにひっさつわざをかけたからこうなったんだぞ!」
「はぁ?」
とりあえずティッシュを使っててんこの股間を綺麗にしてやり、新しいぱんつをはかせてやる。
朝っぱらからなぜかベッドの上で時間をかけててんこから原因を聞き出すと、
どうも話をつなぐ限り、夢に僕がでてきててんこに必殺技とやらをかけたらしかった。
てんこは話しながら、思いだして混乱したのかぼろぼろと涙と流してしゃくりあげだしてしまう。
僕はてんこの頭を優しく撫でてなだめてやりながら、てんこの言っていたことについて考えを巡らせていた。
「あー・・・まさか・・・」
ふと僕は、その必殺技という単語から、昨日てんこが僕のえっちな本を奥義書と呼んでいたのを思い出した。
するともしかして、てんこは夢の中で僕にえっちな目にあわされたということなんだろうか。
そして、つまりこのてんこのいうおねしょは・・・
「あー、なんかごめんな、んー、ごめん」
そう考えると何ともバツが悪い、僕はてんこの頭を撫でながら、少し頬が熱くなるのを感じてしまった。
「わかればっ、ひっく・・・いいんだっ!」
てんこも顔を真っ赤にして、僕を直視できないでいる。
二人の間になんとも言えない微妙な沈黙が横たわった。
朝っぱらからなぜかベッドの上で時間をかけててんこから原因を聞き出すと、
どうも話をつなぐ限り、夢に僕がでてきててんこに必殺技とやらをかけたらしかった。
てんこは話しながら、思いだして混乱したのかぼろぼろと涙と流してしゃくりあげだしてしまう。
僕はてんこの頭を優しく撫でてなだめてやりながら、てんこの言っていたことについて考えを巡らせていた。
「あー・・・まさか・・・」
ふと僕は、その必殺技という単語から、昨日てんこが僕のえっちな本を奥義書と呼んでいたのを思い出した。
するともしかして、てんこは夢の中で僕にえっちな目にあわされたということなんだろうか。
そして、つまりこのてんこのいうおねしょは・・・
「あー、なんかごめんな、んー、ごめん」
そう考えると何ともバツが悪い、僕はてんこの頭を撫でながら、少し頬が熱くなるのを感じてしまった。
「わかればっ、ひっく・・・いいんだっ!」
てんこも顔を真っ赤にして、僕を直視できないでいる。
二人の間になんとも言えない微妙な沈黙が横たわった。
「おかわりー!」
「はいはい」
ちょっぴり心配したのは結局無駄だったのか、朝ご飯を作ってやるとてんこはすっかりいつもの調子に戻っていた。
「おいぃ!きょうはなにしてあそぶ!?」
「ごめんね、今日はバイトだから、帰ってきてからね」
僕がそういうと、てんこは歯をぎりりと食いしばって僕を睨みつける。
「ちくしょう、またてんこをたいくつさせるんだな、おまえわかってるんだろうな!」
「はいはい、帰りにおやつ買ってきてあげますよ」
「わかってるじゃないか!」
てんこはすぐににこにこ笑顔に戻ると、再びご飯にがっつきはじめた。
あ、ご飯粒ほっぺについてる。
「はいはい」
ちょっぴり心配したのは結局無駄だったのか、朝ご飯を作ってやるとてんこはすっかりいつもの調子に戻っていた。
「おいぃ!きょうはなにしてあそぶ!?」
「ごめんね、今日はバイトだから、帰ってきてからね」
僕がそういうと、てんこは歯をぎりりと食いしばって僕を睨みつける。
「ちくしょう、またてんこをたいくつさせるんだな、おまえわかってるんだろうな!」
「はいはい、帰りにおやつ買ってきてあげますよ」
「わかってるじゃないか!」
てんこはすぐににこにこ笑顔に戻ると、再びご飯にがっつきはじめた。
あ、ご飯粒ほっぺについてる。
出かける前、僕はてんこを居間に残して、部屋の中の主に低い位置をもう一度念入りに探索した。
やはりてんこにえっちな本は教育に悪い、今はあまり意味がよくわかっていないみたいだが、
このまま変な方向に知識を得てしまうのは飼い主としては見過ごすわけにはいかない。
もう無いことを確認して、支度をすませて居間に戻ると、てんこが僕に近づいてきて、袖を引いた。
「なーなー、おうぎしょをもういっかいみせてくれよ」
突然のことに僕はぎょっとしてしまう、けれどそれを悟られないように平常心を装った。
「だめっていっただろ、どうしてみたいんだい?」
「こんかいはいっぽうてきにやられてしまったけど、てんこはまけっぱなしはいやだからな!
てんこもひっさつわざをしゅうとくしてゆめのなかのおまえにひとあわふかせてやるんだ!」
てんこは僕を見上げながら、全く汚れのない目をきらきらとさせながら言った。
やはりてんこにえっちな本は教育に悪い、今はあまり意味がよくわかっていないみたいだが、
このまま変な方向に知識を得てしまうのは飼い主としては見過ごすわけにはいかない。
もう無いことを確認して、支度をすませて居間に戻ると、てんこが僕に近づいてきて、袖を引いた。
「なーなー、おうぎしょをもういっかいみせてくれよ」
突然のことに僕はぎょっとしてしまう、けれどそれを悟られないように平常心を装った。
「だめっていっただろ、どうしてみたいんだい?」
「こんかいはいっぽうてきにやられてしまったけど、てんこはまけっぱなしはいやだからな!
てんこもひっさつわざをしゅうとくしてゆめのなかのおまえにひとあわふかせてやるんだ!」
てんこは僕を見上げながら、全く汚れのない目をきらきらとさせながら言った。
それはつまり夢の中の僕をセックスで打ち負かすという意味なのだろうか。
僕はこめかみに軽い痛みを感じながら、だめなものはだめ、とてんこを軽くあしらった。
前途多難である・・・。
僕はこめかみに軽い痛みを感じながら、だめなものはだめ、とてんこを軽くあしらった。
前途多難である・・・。
結局その日、家を出てから帰るまでに僕が思いついた最良の対策がこれだった。
「うぉぉぉぉ!あつい!あついじゃないか!」
てんこが今熱中しているのは、なるべく分かりやすい展開のやさしい物をと僕がお店で頭を悩ませながら選び出したゲームソフトだ。
つまり単純な案ではあるが、別のことに興味を向けさせて忘れてもらおうという作戦だった。
てんこは早速気に入ってくれたのか、テレビにかじりついて必死にプレイしている。
詰まって飽きてしまわないように攻略本も合わせて買ってきた、僕はそれを片手にてんこのプレイを見守っている。
少々痛い出費だったが、まぁ、てんこがきゃいきゃいいいながらゲームをしてるのを眺めるのも、悪いものではない。
「おいぃ!こいつはなにがじゃくてんなんだ!?てんこのこうげきがきかないなまいきなやつがでてきたぞ!」
てんこの問いかけに応じて、僕は攻略本を開いてパラパラとページをめくる。
「おっ、ちょっとまてよ、そいつはだなぁ・・・」
「うぉぉぉぉ!あつい!あついじゃないか!」
てんこが今熱中しているのは、なるべく分かりやすい展開のやさしい物をと僕がお店で頭を悩ませながら選び出したゲームソフトだ。
つまり単純な案ではあるが、別のことに興味を向けさせて忘れてもらおうという作戦だった。
てんこは早速気に入ってくれたのか、テレビにかじりついて必死にプレイしている。
詰まって飽きてしまわないように攻略本も合わせて買ってきた、僕はそれを片手にてんこのプレイを見守っている。
少々痛い出費だったが、まぁ、てんこがきゃいきゃいいいながらゲームをしてるのを眺めるのも、悪いものではない。
「おいぃ!こいつはなにがじゃくてんなんだ!?てんこのこうげきがきかないなまいきなやつがでてきたぞ!」
てんこの問いかけに応じて、僕は攻略本を開いてパラパラとページをめくる。
「おっ、ちょっとまてよ、そいつはだなぁ・・・」
今日も平和だ。
おしまい。
----------------------------------------------
おいぃ!ただの愛で作品かよもっとてんこ様の熱いバトル物なはずだろうそんなことも出来ない汁野郎が悪者でFA!
と、いうわけで(?)ただの愛でというか日常SSでした。
いやぁなんとなくぼーっと前作の続きを妄想していたらこんなことに。
てんこの台詞が多いと見づらい見づらい、しかし出来る限り句読点を入れるわけにはいかないっ!見づらくて申し訳ないです。
しかもなぜかこんな山無しオチ無し意味無しな内容なのに書くのに二週間以上かかってしまっている始末…
新しいお話も書きたいし、でも続き物も書かなきゃいけないし、なのに前のやつの番外編みたいのも書きたいしでてんやわんやです。
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おいぃ!ただの愛で作品かよもっとてんこ様の熱いバトル物なはずだろうそんなことも出来ない汁野郎が悪者でFA!
と、いうわけで(?)ただの愛でというか日常SSでした。
いやぁなんとなくぼーっと前作の続きを妄想していたらこんなことに。
てんこの台詞が多いと見づらい見づらい、しかし出来る限り句読点を入れるわけにはいかないっ!見づらくて申し訳ないです。
しかもなぜかこんな山無しオチ無し意味無しな内容なのに書くのに二週間以上かかってしまっている始末…
新しいお話も書きたいし、でも続き物も書かなきゃいけないし、なのに前のやつの番外編みたいのも書きたいしでてんやわんやです。
あ、あとゆっくりスレにてバックパッカーをやりたがる自分が出たそうなのですが、それは偽汁です。
自分はそんな暇もお金も無いので、まだまだちまちまとではありますが作品を作り続けますよー
それではまた次回作でお会いしましょう。
自分はそんな暇もお金も無いので、まだまだちまちまとではありますが作品を作り続けますよー
それではまた次回作でお会いしましょう。
P.S.
ふたばの餡庫2周年おめでとうございます!
こんなアレな作品ばっかり書く汁野郎ですが、作品を置かせて頂いて大変感謝しております。
これからもどうぞお体に気をつけて、末永いお付き合いをよろしくお願いします。
ふたばの餡庫2周年おめでとうございます!
こんなアレな作品ばっかり書く汁野郎ですが、作品を置かせて頂いて大変感謝しております。
これからもどうぞお体に気をつけて、末永いお付き合いをよろしくお願いします。
ばや汁でした。
いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます!
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個人用感想スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/
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今までの作品
anko1748 かみさま
anko1830-1831 とくべつ
anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん
anko1847 しろくろ
anko1869 ぬくもり
anko1896 いぢめて
anko1906 どうぐ・おかえし
anko1911 さくや・いぢめて おまけ
anko1915 ゆなほ
anko1939 たなばた
anko1943 わけあり
anko1959 続ゆなほ
anko1965 わたしは
anko1983 はこ
anko2001 でぃーおー
anko2007 ゆんりつせん
anko2023 あるむれ
anko2068 おしかけ
anko2110 とおりま
anko2111 おもちゃ
anko2112 ぼくとペット
anko2223 まちかどで
anko2241 かいゆ
anko2304 ぼうけん
anko2332 とかいは
anko2349 たたかい
anko2369 ゆっくぢ
anko2413 せんたく
anko2427 ぶろてん
anko2489 あこがれ 前編
anko2588 ひとりぼっちのまりさ
anko2807 母の音
anko2887 僕とれいむと秘密基地
anko2949 野良れいむ
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餡小話では消えてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいと思っていただけた方は
ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー-ばや汁ページ-
http://www26.atwiki.jp/ankoss/pages/395.html
をご活用ください。
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