ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3273 それはまるで最終回のように
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ankoss
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『それはまるで最終回のように』 7KB
ギャグ 現代 打ち切りEND
ギャグ 現代 打ち切りEND
「かわいいれいむにあまあまよこしてね!」
「ヒャッハァァァーーー!虐待だあああああああ!!」
「どぼじでそんなごどいうのおおおおおおおおお!!」
「ヒャッハァァァーーー!虐待だあああああああ!!」
「どぼじでそんなごどいうのおおおおおおおおお!!」
それはまるで最終回のように
「おーす、おはよー」
俺は教室のドアを笑顔で開ける。
「……おは……餡子まみれにも程があんだろ」
「あー、うへへー。ついやりすぎちまったな。ちょっと調子に乗っちゃって」
「なんだい元気がいいねえ、何かいいことでもあったのかい?」
「おお、あったあった。ふふ、聞いてくれよ。
お前さ、例えば、ゆっくりを潰すとき、何を考える?」
「何をって……面倒だなあとか、汚いなあとか」
「まあ、そこらへんだわな。でも俺は、なんかこう、虐待鬼意山としての壁にぶちあたってたんだよ」
「壁か、英語でウォールだな」
「そうそう、ビッグウォールにぶちあたってたんだよ。
俺はこの1週間、すげー悩んでた。
俺はゆっくりを潰すが、果たしてこれは善行なのか?悪行なのか?
何故俺はゆっくりを潰す?幸せなゆっくりをなぜ潰す?
不幸なゆっくりはさらに不幸にしたくなるのは俺だけなのか?」
「……そんなわけのわからんことを、1週間も考えてたのか、お前。ヒマだな」
「学生はいつの時代でもなんだかんだ言ってヒマなもんだよ。
お前はそういうこと考えたこと無いのか?」
「まあ、多少はあるよ。ゆっくりをどう扱えばいいのかとか」
「だろ、でも、なんだかんだ言って、お前も結局潰すだろ」
「潰すな」
「そう。だから俺は、考えないことにした」
「考えない?」
「そう、何も考えない。
ゆっくりを潰す意味なんて小難しいこと、考えない。
ゆっくりを潰す理由なんて、面倒だから考えない。
不幸なゆっくりを虐めるのは、世界を探せばいくらでもいる。
だから、もういいやってなってな」
「ふーん……」
「例えばだな、お前」
「あー、うへへー。ついやりすぎちまったな。ちょっと調子に乗っちゃって」
「なんだい元気がいいねえ、何かいいことでもあったのかい?」
「おお、あったあった。ふふ、聞いてくれよ。
お前さ、例えば、ゆっくりを潰すとき、何を考える?」
「何をって……面倒だなあとか、汚いなあとか」
「まあ、そこらへんだわな。でも俺は、なんかこう、虐待鬼意山としての壁にぶちあたってたんだよ」
「壁か、英語でウォールだな」
「そうそう、ビッグウォールにぶちあたってたんだよ。
俺はこの1週間、すげー悩んでた。
俺はゆっくりを潰すが、果たしてこれは善行なのか?悪行なのか?
何故俺はゆっくりを潰す?幸せなゆっくりをなぜ潰す?
不幸なゆっくりはさらに不幸にしたくなるのは俺だけなのか?」
「……そんなわけのわからんことを、1週間も考えてたのか、お前。ヒマだな」
「学生はいつの時代でもなんだかんだ言ってヒマなもんだよ。
お前はそういうこと考えたこと無いのか?」
「まあ、多少はあるよ。ゆっくりをどう扱えばいいのかとか」
「だろ、でも、なんだかんだ言って、お前も結局潰すだろ」
「潰すな」
「そう。だから俺は、考えないことにした」
「考えない?」
「そう、何も考えない。
ゆっくりを潰す意味なんて小難しいこと、考えない。
ゆっくりを潰す理由なんて、面倒だから考えない。
不幸なゆっくりを虐めるのは、世界を探せばいくらでもいる。
だから、もういいやってなってな」
「ふーん……」
「例えばだな、お前」
俺はすっくと立ち上がり、大声で演説を始める。
「さあ、想像してみろ。
目の前にあまあまを要求する見るからにゲスなまりさがいました。
さあ、あなたの判断は?」
「潰すな」
目の前にあまあまを要求する見るからにゲスなまりさがいました。
さあ、あなたの判断は?」
「潰すな」
俺は演説を続ける。
「想像してみろ。目の前に、『れいむはしんぐるまざーなんだよ!かわいそうだからあまあまよこしてね!』と道路のど真ん中でわめき散らす
醜いれいむが居ました。さあ、あなたの判断は?」
「潰す」
醜いれいむが居ました。さあ、あなたの判断は?」
「潰す」
演説を続ける。
「あなたが学校に向かいいつもの通学路を歩いていると、ゴミ捨て場に顔を突っ込みうんうんがこびりついた尻をもるんもるんと振り続け、
『かわいいおちびちゃんのためにかりをがんばるよ!』そう言っているまりさがいました。あなたは、どうしたい?」
「潰したいに決まってんだろうがああああああああああ!!」
『かわいいおちびちゃんのためにかりをがんばるよ!』そう言っているまりさがいました。あなたは、どうしたい?」
「潰したいに決まってんだろうがああああああああああ!!」
さらに、教壇に立ち、クラス全員に聞こえるように演説を続ける。
「ここは、ある人間の村から遠い山の中。
そこでは産まれてから一度も人間に会ったことのない、姉まりさと妹れいむと親まりさと親れいむの家族が幸せに暮らしていました。
『きゃわいいまりちゃがうんうんしゅるよ!』
『がんばっちぇにぇ、おねーしゃん!』
そこでは産まれてから一度も人間に会ったことのない、姉まりさと妹れいむと親まりさと親れいむの家族が幸せに暮らしていました。
『きゃわいいまりちゃがうんうんしゅるよ!』
『がんばっちぇにぇ、おねーしゃん!』
まりちゃはもるんもるんとうんうん体操をしながら、ゆっくりとうんうんを排出していきます。
『しゅっきりー!……やっちゃー!おきゃーしゃん、おとーしゃん!まりちゃ、ひとりでうんうんできたのじぇー!』
『がんばったね、おちびちゃん!』
『まりちゃがひとりでうんうんできたおいわいに、みんなですーりすーりしようね!』
『ゆわーい!かじょくみんなでなかよくしゅーりしゅーりしゅるのじぇー!』
『がんばったね、おちびちゃん!』
『まりちゃがひとりでうんうんできたおいわいに、みんなですーりすーりしようね!』
『ゆわーい!かじょくみんなでなかよくしゅーりしゅーりしゅるのじぇー!』
すーりすーり。
すーりすーり。
みな笑顔で、まりちゃが独り立ちへの第一歩を踏み出したことを喜んでいます。
この世は幸せに満ちていて、不幸なんて自分たちにはありえないと信じています。
さあ、あなたはどうしt「うるせええええええええええええええ!!潰させろおおおおおおおおおおおおおお!!」
「俺もだああああああああああああああああああああああ!!」
「我慢できねえええええええええええええええ!!」
すーりすーり。
みな笑顔で、まりちゃが独り立ちへの第一歩を踏み出したことを喜んでいます。
この世は幸せに満ちていて、不幸なんて自分たちにはありえないと信じています。
さあ、あなたはどうしt「うるせええええええええええええええ!!潰させろおおおおおおおおおおおおおお!!」
「俺もだああああああああああああああああああああああ!!」
「我慢できねえええええええええええええええ!!」
クラスの虐待鬼意山たちが我慢できずシャウトを始めた。
いい頃合だ。
俺は腹の底から声を出し、ライブ会場のように全力で叫ぶ。
いい頃合だ。
俺は腹の底から声を出し、ライブ会場のように全力で叫ぶ。
「よーしお前らああああ!!ゆっくりは好きかああああああ!!」
「「「大好きだあああああああああああああ!!」」」
「そんなお前らは、ゆっくりをどうしたいんだあああああ!!」
「「「潰したいに決まってんだろうがああああああああああ!!」」」
「そこに理由は、必要なのかああああああああああ!!」
「「「そんなもん、必要ねえええええええええ!!!!」」」
「てめえらいい返事だヒャッハァァァーーー!!」
「「「ヒャッハァァァーーー!!!」」」
「「「大好きだあああああああああああああ!!」」」
「そんなお前らは、ゆっくりをどうしたいんだあああああ!!」
「「「潰したいに決まってんだろうがああああああああああ!!」」」
「そこに理由は、必要なのかああああああああああ!!」
「「「そんなもん、必要ねえええええええええ!!!!」」」
「てめえらいい返事だヒャッハァァァーーー!!」
「「「ヒャッハァァァーーー!!!」」」
そう。
必要ない。
ゆっくりを潰すことに、意味も意義も何もない。
目の前に『しあわせー』と叫ぶゆっくりがいれば幸せを奪い、
後ろに『どぼじでー』と叫ぶゆっくりがいればそれも潰す。
深く考える必要なんかないのだ。
俺はいつからあんなつまらないことを考えながら虐待をするようになってしまったのだろう。
最初は、たしか最初は……
ただ、ゆっくりを虐待するのが楽しくて楽しくて仕方なかったはずだ。
必要ない。
ゆっくりを潰すことに、意味も意義も何もない。
目の前に『しあわせー』と叫ぶゆっくりがいれば幸せを奪い、
後ろに『どぼじでー』と叫ぶゆっくりがいればそれも潰す。
深く考える必要なんかないのだ。
俺はいつからあんなつまらないことを考えながら虐待をするようになってしまったのだろう。
最初は、たしか最初は……
ただ、ゆっくりを虐待するのが楽しくて楽しくて仕方なかったはずだ。
「よっしゃ野郎どもおおおおおおお!!行くぜ、俺らのゆっくりプレイスへええええええええ!!」
「「「ヒャッハァァァーーー!!虐待だあああああああああああ!!」」」
「「「ヒャッハァァァーーー!!虐待だあああああああああああ!!」」」
俺たちは教室を飛び出し、天使が羽ばたくかのようにまっすぐ学校を出た。
その汗を流し、ただ自分の思うままに走る様子を文字で表すとするならば、この2文字が最もしっくりくるだろう。
「青春」である。
俺たちの青春は、学校なんかじゃ狭すぎる。
その汗を流し、ただ自分の思うままに走る様子を文字で表すとするならば、この2文字が最もしっくりくるだろう。
「青春」である。
俺たちの青春は、学校なんかじゃ狭すぎる。
「よっしゃてめえらあああああ!!スピード上げるぜえええええ!!」
「「「ヒャッハァァァーーー!!」」」
「「「ヒャッハァァァーーー!!」」」
風をきって、街を走る。
そこに理由も理屈も存在しない。
道端にゆっくりがいればもちろん潰し、道の真中にゆっくりがいればやっぱり潰し。
当たり前だ。
だって俺たちは――虐待鬼意山なんだから!
そこに理由も理屈も存在しない。
道端にゆっくりがいればもちろん潰し、道の真中にゆっくりがいればやっぱり潰し。
当たり前だ。
だって俺たちは――虐待鬼意山なんだから!
そして、俺たちの熱い想いは街へ広がっていった。
俺たちが去った後のカップルの片割れにも。
俺たちが去った後のカップルの片割れにも。
「……うっわー、なんだあの集団。街をヒャッハーとか言いながら走って、不気味というか怖いというか。
まああんなのが来たって、ボクが守ってあげるからね。ほら、こっちにおいで……」
「……ごめんなさい、せっかくデートに誘ってくれたのに、私、行かなきゃいけないみたい」
「え?どうして?」
「駄目なの。私も……あそこに、行かないと」
「え?え?ちょっと、なんで君がそのヒャッハー集団の最後尾に加わって……ええええええ!?」
まああんなのが来たって、ボクが守ってあげるからね。ほら、こっちにおいで……」
「……ごめんなさい、せっかくデートに誘ってくれたのに、私、行かなきゃいけないみたい」
「え?どうして?」
「駄目なの。私も……あそこに、行かないと」
「え?え?ちょっと、なんで君がそのヒャッハー集団の最後尾に加わって……ええええええ!?」
遠く離れた女の子にも。
「お母さん……ごめん、ちょっと行ってくる」
「行ってくるって……どこへ?もうすぐ幼稚園始まるわよ?」
「呼ばれてるのよ……わたしも、呼ばれてるの。
早く行かないと、みんな死んじゃう!」
「ちょっと、魔法少女アニメの真似はやめなさいって……ってあの子こんなに足速かったっけ!?」
「行ってくるって……どこへ?もうすぐ幼稚園始まるわよ?」
「呼ばれてるのよ……わたしも、呼ばれてるの。
早く行かないと、みんな死んじゃう!」
「ちょっと、魔法少女アニメの真似はやめなさいって……ってあの子こんなに足速かったっけ!?」
近くの中学校にも。
「来たか……」
「ああ……『ユルサナエの朝』だな」
「クックック……貴様、その名を知っているとは……少しは出来る奴のようだな」
「フフッ……少し、だと?見せてやるさ、そのうちな」
「とにかくだ」
「ああ、言わずともわかっているさ……向かおう。あの闇の咆哮へ向かって」
「ああ……『ユルサナエの朝』だな」
「クックック……貴様、その名を知っているとは……少しは出来る奴のようだな」
「フフッ……少し、だと?見せてやるさ、そのうちな」
「とにかくだ」
「ああ、言わずともわかっているさ……向かおう。あの闇の咆哮へ向かって」
町中を走り回り、ついに俺たちは到着した。
この双葉市で一番大きなゆっくりの群れの生息地。
大自然にかこまれた行き易い環境は、様々なニーズに答えるように、いろんなゆっくりを数えきれないほど育てていた。
幸せなゆっくりもいる。
この双葉市で一番大きなゆっくりの群れの生息地。
大自然にかこまれた行き易い環境は、様々なニーズに答えるように、いろんなゆっくりを数えきれないほど育てていた。
幸せなゆっくりもいる。
「おとーしゃん、れいみゅしあわしぇなのじぇぇ……」
不幸なゆっくりもいる。
「ゆぐっ、ゆぐっ……おきゃーしゃん、ちにゃにゃいでえええええ!!」
善良なゆっくりもいる。
「ゆ?にんげんさん?ゆっくりしていってね!」
ゲスなゆっくりもいる。
「くそどれい!あまあまをよこせええええ!!」
目の前に広がる夢のような光景に、俺は目を疑った。
ああ、何故――
何故君たちは。
こんなにも俺たちを楽しませてくれるんだ!?
恍惚に浸っている俺に、背中から声がかかる。
ああ、何故――
何故君たちは。
こんなにも俺たちを楽しませてくれるんだ!?
恍惚に浸っている俺に、背中から声がかかる。
「早く行こうぜ、リーダー!」
「もう待ちきれないわ!」
「おにいさん、私も早く潰したいの!」
「フッ……この封印された右手の力、見せてあげるよ」
「もう待ちきれないわ!」
「おにいさん、私も早く潰したいの!」
「フッ……この封印された右手の力、見せてあげるよ」
振り返ると、そこには仲間がいた。
鬼意山も、御姉山も、ロリ意山も、ショタ意山も。
鬼意山も、御姉山も、ロリ意山も、ショタ意山も。
「……ああ、行こうか」
人種なんて関係ない。
年齢なんて関係ない。
差別なんて許さない。
俺たちはみな、ゆっくりが大好きだ!
年齢なんて関係ない。
差別なんて許さない。
俺たちはみな、ゆっくりが大好きだ!
「「「「ヒャッハァァァーーー!虐待だああああああああああああ!!」」」」
俺たちのゆっくり虐待は、まだまだ始まったばかりだぜ!
ご愛読ありがとうございました。終正あき先生の次回作にご期待ください!