ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3372 ぼくのかんがえた家ゆ
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ankoss
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『ぼくのかんがえた家ゆ』 4KB
観察 小ネタ
観察 小ネタ
最近、巷では家ゆっくりが話題になっている。
人工的に品種改良された豆ゆっくりとは別の、野良から進化した小型種らしい。
だが、どうもネットのゆっくりスレでの反応は鈍い。
普段、愛ででも虐待でもない、中立的な立場のスレをチェックしているが、
家ゆの話題になると、低テンションだったり拒否感のある書き込みが目立つ。
未だ自宅に家ゆが現れた事は無く、実際どのような物かと少し気になっていた。
そして今日、晩飯を食べ終わり、くつろいでいた所、視界の端で何かが動いた。
目を向けた先には金髪に黒帽子と、黒髪に赤リボン。まりさとれいむというよくある組み合わせだ。
一瞬赤ゆかと思ったが、おうち宣言も無く、本棚の間からのそのそ出てきた所を見ると、
どうやらこれが噂の家ゆのようだった。
人工的に品種改良された豆ゆっくりとは別の、野良から進化した小型種らしい。
だが、どうもネットのゆっくりスレでの反応は鈍い。
普段、愛ででも虐待でもない、中立的な立場のスレをチェックしているが、
家ゆの話題になると、低テンションだったり拒否感のある書き込みが目立つ。
未だ自宅に家ゆが現れた事は無く、実際どのような物かと少し気になっていた。
そして今日、晩飯を食べ終わり、くつろいでいた所、視界の端で何かが動いた。
目を向けた先には金髪に黒帽子と、黒髪に赤リボン。まりさとれいむというよくある組み合わせだ。
一瞬赤ゆかと思ったが、おうち宣言も無く、本棚の間からのそのそ出てきた所を見ると、
どうやらこれが噂の家ゆのようだった。
「ゆ!」
「ゆっち!」
「ゆっち!」
台所の方に移動するのをしばらく待ち、立ち上がって近づいてみると、
一応警戒心はあるのか一声鳴いて、狭い隙間へと跳ねて逃げ出ようとした。
とはいえ所詮ゆっくり、逃走の努力を、跳ねる際のゆっくりした溜めが
台無しにしていた。二匹まとめて鷲掴みにして、
持っておいた子ゆっくりサイズの透明な箱に落としてみる。
一応警戒心はあるのか一声鳴いて、狭い隙間へと跳ねて逃げ出ようとした。
とはいえ所詮ゆっくり、逃走の努力を、跳ねる際のゆっくりした溜めが
台無しにしていた。二匹まとめて鷲掴みにして、
持っておいた子ゆっくりサイズの透明な箱に落としてみる。
「ゆ゛ぅ!」
「ゆ゛ぢ!」
「ゆ゛ぢ!」
二匹とも顔から落ちてしーしーを噴き出したが特に怪我は無さそうだった。
とりあえず箱を道具箱と一緒に机に置いて観察してみる。
とりあえず箱を道具箱と一緒に机に置いて観察してみる。
「ゆぅぅぅ!」
「ゆっちぃぃぃ!」
「ゆっちぃぃぃ!」
互いにペーろペーろしあう事も無く痛みに頭を振る二匹。
赤ゆでも発する「いちゃいよぉぉぉ!」という鳴き声もない。
この辺が普通のゆっくりとの違いだろうか。
赤ゆでも発する「いちゃいよぉぉぉ!」という鳴き声もない。
この辺が普通のゆっくりとの違いだろうか。
「ゆっ!」
「ゆー!」
「ゆー!」
抗議するようにこちらを向いて鳴いてくるが、当然無視する。
一般的な威嚇であるぷくー!もしないようだ。
一般的な威嚇であるぷくー!もしないようだ。
両方とも大きさは五百円玉ほど。よくピンポン玉サイズと表現される赤ゆよりも小さい。これで成体なのだろうか。
生まれ落ちる少し前の実ゆっくり位だろう。全体的なフォルムは普通のゆっくりと大して変わらないが、
一番の見た目の違いはすぐ分かる。目だ。
原始ゆっくりの、人を小馬鹿にしたような目でも無く、
最近のゆっくりの良くも悪くも表情豊かな目でも無い。
そこにあるのは白目が無く、黒目だけが覗く眼球状の寒天だった。
生まれ落ちる少し前の実ゆっくり位だろう。全体的なフォルムは普通のゆっくりと大して変わらないが、
一番の見た目の違いはすぐ分かる。目だ。
原始ゆっくりの、人を小馬鹿にしたような目でも無く、
最近のゆっくりの良くも悪くも表情豊かな目でも無い。
そこにあるのは白目が無く、黒目だけが覗く眼球状の寒天だった。
ハムスターのような小動物なら、そのような目も可愛らしいと思えるが
なまじ人間に近い顔面に、非人間的な真円の黒目が収まっているのは、
昆虫の複眼が収まっているような不気味さだった。
なまじ人間に近い顔面に、非人間的な真円の黒目が収まっているのは、
昆虫の複眼が収まっているような不気味さだった。
気分はやや萎えていたが、せっかく捕まえたのだし、もう少し詳しく調べてみようと思い、
道具箱からカッティングマットと小型ナイフを取り出すと、
ぽんぽん跳ねていたれいむの方をつまんで持ち上げる。
道具箱からカッティングマットと小型ナイフを取り出すと、
ぽんぽん跳ねていたれいむの方をつまんで持ち上げる。
「しょっちゃ!」
多分おそらをとんでるみたいと言ったのだろう。端折り過ぎだが。
つまんだままマットに置き、ナイフで幹竹割りにする。
つまんだままマットに置き、ナイフで幹竹割りにする。
「ゆ゛ぢ!」
短い断末魔と共にれいむは真っ二つになった。
断面を見てみると普通のゆっくりとほとんど変わりは無い。
ただ、普通のゆっくりと変わらないせいで、中枢案が酷く小さく見える。
周囲を寒天で保護されたそれはスイカの種ぐらいのサイズしか無い。
今までの、どこか足りないゆっくりに見える家ゆの行動にも納得が行った。
一応目玉も繰り抜いてみると、やはり目玉というより単なる黒い玉だった。
断面を見てみると普通のゆっくりとほとんど変わりは無い。
ただ、普通のゆっくりと変わらないせいで、中枢案が酷く小さく見える。
周囲を寒天で保護されたそれはスイカの種ぐらいのサイズしか無い。
今までの、どこか足りないゆっくりに見える家ゆの行動にも納得が行った。
一応目玉も繰り抜いてみると、やはり目玉というより単なる黒い玉だった。
「ゆ゛っ!ゆ゛ぢっ!ゆ゛ゃぁぁぁ!!」
れいむの末路を見たためか、箱の中では
まりさがしーしーとうんうんを噴き出しながら
甲高い悲鳴を上げていた。ただ、無機質な黒目のせいで
いまいち恐怖感が伝わってこない。
これ以上調べる事も無さそうだし、主に目が気持ち悪かったのため、
殺ゆん剤を取って来て、箱の中のまりさに噴きかける。
まりさがしーしーとうんうんを噴き出しながら
甲高い悲鳴を上げていた。ただ、無機質な黒目のせいで
いまいち恐怖感が伝わってこない。
これ以上調べる事も無さそうだし、主に目が気持ち悪かったのため、
殺ゆん剤を取って来て、箱の中のまりさに噴きかける。
「ゆ゛っぢぃぃぃ!」
目玉を剥いて、歯を食いしばって悲鳴を上げた後、
コロリと転がって、まりさは永遠にゆっくりした。
さすが、中枢餡を瞬時に破壊するから後はそのまま捨てるだけ!と宣伝してた殺ゆん剤だ。
それにしても半分飛び出したような黒目がやはり気持ち悪い。
残骸を三角コーナーに捨てた後、スレに家ゆが気持ち悪かったという主旨で書き込んでおいた。
コロリと転がって、まりさは永遠にゆっくりした。
さすが、中枢餡を瞬時に破壊するから後はそのまま捨てるだけ!と宣伝してた殺ゆん剤だ。
それにしても半分飛び出したような黒目がやはり気持ち悪い。
残骸を三角コーナーに捨てた後、スレに家ゆが気持ち悪かったという主旨で書き込んでおいた。
その後、調べた所、ペットショップで売られている豆ゆっくりは
中身の餡の大部分を中枢餡が占めており、普通のゆっくりの頑丈さを犠牲にして
ある程度の知能を保つよう調整されたゆっくりらしい。
デリケートなので飼う際は水槽飼いやケージ飼い推奨との事。
中身の餡の大部分を中枢餡が占めており、普通のゆっくりの頑丈さを犠牲にして
ある程度の知能を保つよう調整されたゆっくりらしい。
デリケートなので飼う際は水槽飼いやケージ飼い推奨との事。
それに対して、通常餡と中枢餡の比率そのままで小型化してしまった家ゆっくりは、
ゆっくり特有の行動をほとんど失い、僅かな感情じみた反応と、
むーしゃむーしゃ、すーやすーや、すっきりという、
人間の三大欲求に似た、ゆっくり本能を残すだけの饅頭となってしまったようだ。
ある意味、真っ当な生物に近付いたともいえるが、あの虫っぽい見た目では
わざわざ虐待する気にも、愛でたくなる気にもなれないだろう。
ゆっくり特有の行動をほとんど失い、僅かな感情じみた反応と、
むーしゃむーしゃ、すーやすーや、すっきりという、
人間の三大欲求に似た、ゆっくり本能を残すだけの饅頭となってしまったようだ。
ある意味、真っ当な生物に近付いたともいえるが、あの虫っぽい見た目では
わざわざ虐待する気にも、愛でたくなる気にもなれないだろう。
後日、ネットで殺ゆん剤やゆっくりホイホイに加え、
殺虫剤やゴキブリホイホイなどの売上が伸びているというニュースを見た。
昆虫サイズとなった事で、家ゆ対策として害虫用の駆除道具も普通に使えるらしい。
進化した先が害獣から害虫へのランクダウンとは、ゆっくりらしいというべきか。
殺虫剤やゴキブリホイホイなどの売上が伸びているというニュースを見た。
昆虫サイズとなった事で、家ゆ対策として害虫用の駆除道具も普通に使えるらしい。
進化した先が害獣から害虫へのランクダウンとは、ゆっくりらしいというべきか。