ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3379 親の罪は
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『親の罪は』 28KB
制裁 お家宣言 野良ゆ 現代 3作目。ぶっちゃけ使い古されたテンプレもいいとこです
制裁 お家宣言 野良ゆ 現代 3作目。ぶっちゃけ使い古されたテンプレもいいとこです
その日の夕方、俺は少々浮かれつつ家路を急いでいた。
ああこの時の俺はたしかに浮かれていたさ、それは認める。
なにせ前々から欲しかったモノがあって、そいつを買う為の金がやっと貯まったんだ。
購入する前段階として今日実際に店にいって目当てのものを見てきて、参考にとカタログまで貰ってきて……
あとはどの種類にするかを決めるだけ。
買った後の生活を考えたらついつい頬が緩んでしまうのも無理はないだろう?まあ傍目で見たらキモいだろうけど。
ああこの時の俺はたしかに浮かれていたさ、それは認める。
なにせ前々から欲しかったモノがあって、そいつを買う為の金がやっと貯まったんだ。
購入する前段階として今日実際に店にいって目当てのものを見てきて、参考にとカタログまで貰ってきて……
あとはどの種類にするかを決めるだけ。
買った後の生活を考えたらついつい頬が緩んでしまうのも無理はないだろう?まあ傍目で見たらキモいだろうけど。
まあ……だからなんだろうな。俺は自宅であるアパートに帰りついた時はじめて思い知ったわけだ。
持ち上げてから突き落とされる気持ちってやつを……
持ち上げてから突き落とされる気持ちってやつを……
「ゆっ?ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだぜ!ゆっくりできないにんげんはゆっくりしないでさっさとでていってね!」
「れいむたちがおうちせんげんしたんだから、ここはもうれいむとまりさたちのおうちだよ!」
「がーつ!がーつ!これうめぇ!まじうみゅめぇ!ぱねぇ!」
「れいみゅ、たくさんたべたからすーやすーやしゅるよ!」
「まりちゃさまはまだまだあそぶんだじぇ!おもちゃはたくさんっあるんじゃじぇ~~♪」
「れいむたちがおうちせんげんしたんだから、ここはもうれいむとまりさたちのおうちだよ!」
「がーつ!がーつ!これうめぇ!まじうみゅめぇ!ぱねぇ!」
「れいみゅ、たくさんたべたからすーやすーやしゅるよ!」
「まりちゃさまはまだまだあそぶんだじぇ!おもちゃはたくさんっあるんじゃじぇ~~♪」
……部屋に入ると、そこには一面の廃墟が広がっていた。
言わなくてもまあ分かってもらえるとは思うが、要するに野良ゆっくりの一家が入り込んで俺の部屋を蹂躙していたのだ。
どうやら窓の鍵が開いてたらしい。そこから入り込んだようだ。
言わなくてもまあ分かってもらえるとは思うが、要するに野良ゆっくりの一家が入り込んで俺の部屋を蹂躙していたのだ。
どうやら窓の鍵が開いてたらしい。そこから入り込んだようだ。
引きちぎられたカーテン……棚の本は残らずひっぱり出され、すべての本のページがびりびりに破かれている。
食いかけのスナック菓子は買い置きのポテチなんかは食いカスだけを残して食べ尽くされ、
カーぺットの上にはしーしーやうんうんがこれでもかというほどぶちまけられている。
テッシュペーパーを箱から残らず引き抜いて、山盛りにつっかためて「きょきょをれいみゅのべっどさんにするよ!」
とかのたまってぐーすか寝てやがるし。
食いかけのスナック菓子は買い置きのポテチなんかは食いカスだけを残して食べ尽くされ、
カーぺットの上にはしーしーやうんうんがこれでもかというほどぶちまけられている。
テッシュペーパーを箱から残らず引き抜いて、山盛りにつっかためて「きょきょをれいみゅのべっどさんにするよ!」
とかのたまってぐーすか寝てやがるし。
一番ショックだったのはついこの間コンプしたばかりのトレフィグを全部ぶっ壊されたことだ。
何がそんなに楽しいのか一番小さいまりさが「さいっきょうのまりちゃちゃまがあしょんでやるのじぇ!」といいつつ夢中になって
フィギュアを三つ編みのおさげでバシバシ叩いたり、転がしたり、物にぶつけたり、歯でがじがじ噛んだりしている。
何がそんなに楽しいのか一番小さいまりさが「さいっきょうのまりちゃちゃまがあしょんでやるのじぇ!」といいつつ夢中になって
フィギュアを三つ編みのおさげでバシバシ叩いたり、転がしたり、物にぶつけたり、歯でがじがじ噛んだりしている。
いや……なんというか……どうも人間という生き物は目の前であまりにも斜め上な予想外のことが起きると、
怒るよりも嘆くよりもただひたすら思考がフリーズして固まってしまうものらしい。
俺は手にもっていたカタログをばさっと玄関に落とすと、ただひたすら目の前の廃墟を信じられない気持ちで呆然と見るしかなかった。
怒るよりも嘆くよりもただひたすら思考がフリーズして固まってしまうものらしい。
俺は手にもっていたカタログをばさっと玄関に落とすと、ただひたすら目の前の廃墟を信じられない気持ちで呆然と見るしかなかった。
「ゆゆっ?まりさはでていってねっていったんだよ!なのになんででていかないの!ことばがわからないの?ばかなの?しぬの?」
「れいむはかんっだいっだから、どれいになるんならすまわせてあげてもいいよ!そのかわりあまあまをもってきてね!すぐでいいよ!」
「ゆーん……まったくれいむはこころがひろすぎるのぜ~。ばかなにんげんなんかさっさとおいだせばそれでいいのに、どれいにしてもいいだなんて~♪」
「それほどのことでもあるよまりさ~♪れいむ、じあいにみちあふれすぎていてごめんね!」
「れいむはかんっだいっだから、どれいになるんならすまわせてあげてもいいよ!そのかわりあまあまをもってきてね!すぐでいいよ!」
「ゆーん……まったくれいむはこころがひろすぎるのぜ~。ばかなにんげんなんかさっさとおいだせばそれでいいのに、どれいにしてもいいだなんて~♪」
「それほどのことでもあるよまりさ~♪れいむ、じあいにみちあふれすぎていてごめんね!」
……出ていけ?奴隷にしてやる?
なんで俺がもう3年も住んでいる部屋を私物を滅茶苦茶にされた挙句に追い出されなければならないんだ?
なんで俺が野良ゆっくりどもの奴隷になんかならなければならない?さっぱり意味がわからない。
なんで俺がもう3年も住んでいる部屋を私物を滅茶苦茶にされた挙句に追い出されなければならないんだ?
なんで俺が野良ゆっくりどもの奴隷になんかならなければならない?さっぱり意味がわからない。
「おい……」
「ゆっ?やっとへんじしたのぜ!まったくにんげんはりかいがおそくてこまるんだぜ!」
「お前ら……俺の部屋でなにをしている……?」
「ゆっくりしてるにきまってるでしょ?それくらいみてわからないの?それにここはれいむたちのおうちだよ!なんどもいわせないでね!」
「そんなわけあるか……ここは俺が大家と契約して毎月家賃を納めて住まわしてもらっている……俺の部屋だ……」
「ゆー?そんなのしらないよ!れいむたちがさきにみつけておうちせんげんしたんだから、ここはもうれいむたちのおうちだよ!」
「にんげんはおうちせんげんもしらないのぜ?そんなんでよくいままでいきてこれたのぜ!」
「ゆっ?やっとへんじしたのぜ!まったくにんげんはりかいがおそくてこまるんだぜ!」
「お前ら……俺の部屋でなにをしている……?」
「ゆっくりしてるにきまってるでしょ?それくらいみてわからないの?それにここはれいむたちのおうちだよ!なんどもいわせないでね!」
「そんなわけあるか……ここは俺が大家と契約して毎月家賃を納めて住まわしてもらっている……俺の部屋だ……」
「ゆー?そんなのしらないよ!れいむたちがさきにみつけておうちせんげんしたんだから、ここはもうれいむたちのおうちだよ!」
「にんげんはおうちせんげんもしらないのぜ?そんなんでよくいままでいきてこれたのぜ!」
おうち宣言……?ゆっくりに無知な俺だが一応それくらいは知っている。
ゆっくりが住居にできそうな場所を見つけた際、そこを自分の居場所(ゆっくりプレイスと言うらしい)にする為の儀式みたいなものらしい。
それを聞いたとき俺は犬が電柱に小便かけて縄張りを主張するようなものか、ぐらいにしか思ってなかったんだが……
ゆっくりが住居にできそうな場所を見つけた際、そこを自分の居場所(ゆっくりプレイスと言うらしい)にする為の儀式みたいなものらしい。
それを聞いたとき俺は犬が電柱に小便かけて縄張りを主張するようなものか、ぐらいにしか思ってなかったんだが……
「じゃあ……これからはお前らが家賃払ってここに住むというわけか?」
「ゆゆ?やちんさん……?なんなのそれ!わけのわからないこといわないでね!」
「家賃というのは、ここに住むためにこの家の持ち主である人間に毎月支払うお金のことだ……ここに住むというのなら当然のことだろう?」
「なにいってるのぜ?このおうちはもうまりさたちのものなのぜ!そんなものはらうひつようはまったくないのぜ!」
「ゆゆ?やちんさん……?なんなのそれ!わけのわからないこといわないでね!」
「家賃というのは、ここに住むためにこの家の持ち主である人間に毎月支払うお金のことだ……ここに住むというのなら当然のことだろう?」
「なにいってるのぜ?このおうちはもうまりさたちのものなのぜ!そんなものはらうひつようはまったくないのぜ!」
「……なら俺は?部屋をとられたから、ここの荷物を全部まとめて引っ越ししなきゃならないのか?」
「なにいってるのおおおおおお!?このへやのものはぜんぶれいむたちのものにきまっているでしょおおおおおおおおおっ!?」
「おうちせんげんしたら、そのばにあるものもぜーんぶまりさたちのものになるのぜ!あたりまえのことなのぜ!?」
「にんげんはじょうっしきをわきまえてね!ぷんぷん!」
「なにいってるのおおおおおお!?このへやのものはぜんぶれいむたちのものにきまっているでしょおおおおおおおおおっ!?」
「おうちせんげんしたら、そのばにあるものもぜーんぶまりさたちのものになるのぜ!あたりまえのことなのぜ!?」
「にんげんはじょうっしきをわきまえてね!ぷんぷん!」
……駄目だ話にならない。
テレビやネットをあまり見ない俺は、世に言うおうち宣言の被害話を噂で聞いた程度しか知らなかったが。正直ここまで酷いとは思わなかった。
これじゃ強盗なみに酷いじゃないか。いや人の命を奪わない分だけ強盗よりは幾分マシかもしれないが……いやしかし……
テレビやネットをあまり見ない俺は、世に言うおうち宣言の被害話を噂で聞いた程度しか知らなかったが。正直ここまで酷いとは思わなかった。
これじゃ強盗なみに酷いじゃないか。いや人の命を奪わない分だけ強盗よりは幾分マシかもしれないが……いやしかし……
「もういいよ!こんなじょうっしきしらずのにんげんをどれいにしようとしたれいむがばかだったよ!
まりさはばかなにんげんをせいっさいしてね!すぐでいいよ!」
「しょうがないのぜ……むやみににんげんをころすのはふほんいだけど、ばかはゆっくりできないからしかたないのぜ!」
まりさはばかなにんげんをせいっさいしてね!すぐでいいよ!」
「しょうがないのぜ……むやみににんげんをころすのはふほんいだけど、ばかはゆっくりできないからしかたないのぜ!」
前言徹回。強盗より性質が悪いわ。
なんとかだんだん思考フリーズ状態から立ち直りつつあるけれど正直この状況はどうしたものか……
基本的に夜に家を出て早朝仕事を終えて帰ってくるという生活サイクルの俺には野良ゆに絡まれるなど初めてな経験だ。
この調子じゃ説得は無理そうだし、さらには身の危険が迫ってるからこれはもう力で叩き出すべきか……いやでもなあ……
と、そこまで考えた俺の目にふと飛び込んできた光景があった。そいつを脳が認識した瞬間、俺の思考はすべてふっとんだ。
基本的に夜に家を出て早朝仕事を終えて帰ってくるという生活サイクルの俺には野良ゆに絡まれるなど初めてな経験だ。
この調子じゃ説得は無理そうだし、さらには身の危険が迫ってるからこれはもう力で叩き出すべきか……いやでもなあ……
と、そこまで考えた俺の目にふと飛び込んできた光景があった。そいつを脳が認識した瞬間、俺の思考はすべてふっとんだ。
「あ……ああああああああああああっっ!!?」
「おばかなにんげんはゆっくりし……ゆげえええっ!?」
「ば、ばりざああああああ!?」
「おちょうしゃん?ゆあああああ!どぼじたのじぇえええええええ!?」
「おばかなにんげんはゆっくりし……ゆげえええっ!?」
「ば、ばりざああああああ!?」
「おちょうしゃん?ゆあああああ!どぼじたのじぇえええええええ!?」
俺は無我夢中になって部屋の中に駆け込んだ。そのとき飛びかかってきた野良まりさを蹴飛ばしたような気がするがそんなことはどうでもいい。
俺の部屋の片隅には小さな仏壇がある。そこに4年前に死んだ親父の位牌と写真を置いて時々線香あげて供養していたのだが……
それが……見るも無残な姿になっていた。
線香立てが倒され灰が床にぶちまけられておる。線香も残らずへし折られてバラバラにされている。
親父の写真も倒されており写真額にヒビが入っている。位牌も噛まれた跡がありボロボロだ……酷い。これは酷すぎる。こいつら故人をなんだと……
それが……見るも無残な姿になっていた。
線香立てが倒され灰が床にぶちまけられておる。線香も残らずへし折られてバラバラにされている。
親父の写真も倒されており写真額にヒビが入っている。位牌も噛まれた跡がありボロボロだ……酷い。これは酷すぎる。こいつら故人をなんだと……
「ゆぐっゆぐっ……い、いたい……いたいのぜえええ……」
「ぺーろぺーろ!ばりざじっがりじてねえええええ!きずはあさいよおおおおおお?」
「おちょうしゃぁぁぁん!ゆっくち!ゆっくちちていってねええええええ!?」
「ぺーろぺーろ!ばりざじっがりじてねえええええ!きずはあさいよおおおおおお?」
「おちょうしゃぁぁぁん!ゆっくち!ゆっくちちていってねええええええ!?」
「……おい貴様等……聞きたいことがある」
「ゆがあああ!ふざけないでねえええええ!いとしのばりざにひどいごとじたくそにんげんはゆっくりじな……いで……し…………ね………?」
「ゆがあああ!ふざけないでねえええええ!いとしのばりざにひどいごとじたくそにんげんはゆっくりじな……いで……し…………ね………?」
俺は野良どもに向かってゆっくりと振り向いた。
おそらく……いや間違いなく今の俺はゆっくりなどという言葉とは程遠い目つきと顔をしていたのだろう。
今までギャ―ギャ―騒いでいた野良ゆどもがピタっと騒ぐのをやめて一様に怯えたような顔で俺を見ている。
俺のトレフィグを思う存分ぶっ壊して遊んでいた小さいまりさは恐ろしさのあまりか小便を漏らしていた。
いまだにのん気でいるのはティッシュの山でぐーすか寝ている残りのガキ2匹くらいなものだ。
おそらく……いや間違いなく今の俺はゆっくりなどという言葉とは程遠い目つきと顔をしていたのだろう。
今までギャ―ギャ―騒いでいた野良ゆどもがピタっと騒ぐのをやめて一様に怯えたような顔で俺を見ている。
俺のトレフィグを思う存分ぶっ壊して遊んでいた小さいまりさは恐ろしさのあまりか小便を漏らしていた。
いまだにのん気でいるのはティッシュの山でぐーすか寝ている残りのガキ2匹くらいなものだ。
「この仏壇を滅茶苦茶にしたのはお前らか……?」
「ぞ、そぞんなごとよりばりざにいたいいたいしたことをあやま」
「答えろ」
「は、はいいいいいいい!ばりざとでいぶとおちびちゃんたちで、ぶつだんさんであそびまじだああああああああああ!」
「ぞ、そぞんなごとよりばりざにいたいいたいしたことをあやま」
「答えろ」
「は、はいいいいいいい!ばりざとでいぶとおちびちゃんたちで、ぶつだんさんであそびまじだああああああああああ!」
俺は大声で怒鳴るわけでもなく低い声で簡潔に質問に答えるよう命令した。
底知れぬ殺気のこもった冷たすぎる問いに心底ゆっくりできない雰囲気を感じたのであろう。親まりさがビビりながら急いで答えた。
底知れぬ殺気のこもった冷たすぎる問いに心底ゆっくりできない雰囲気を感じたのであろう。親まりさがビビりながら急いで答えた。
「遊んだ……?どうやって遊んだんだ。答えろ」
「ま、まず、すなさんがはいったいれものさんをたおして、みんなですなばあそびをしたよ!」
「ぼ、ぼうしゃんがぽきぽきおれるのがたのしくて、まりちゃとれいみゅたちでじぇんぶおったのじぇ!」
「に、にんげんさんがたかいところからみおろしているのがきにいらなくて、じめんにおとしてふんずけたよおおおおおお!?」
「あ、あ、あとは……くろくてひかるいたさんをちょこれーとさんだとおもって……かじりついてしまいましたああああああ!!」
「たべりゃれなきゃっちゃからおこっちぇ、みんにゃでしぇいしゃい!しちゃったんだじぇぇぇぇぇ!?」
「ぼ、ぼうしゃんがぽきぽきおれるのがたのしくて、まりちゃとれいみゅたちでじぇんぶおったのじぇ!」
「に、にんげんさんがたかいところからみおろしているのがきにいらなくて、じめんにおとしてふんずけたよおおおおおお!?」
「あ、あ、あとは……くろくてひかるいたさんをちょこれーとさんだとおもって……かじりついてしまいましたああああああ!!」
「たべりゃれなきゃっちゃからおこっちぇ、みんにゃでしぇいしゃい!しちゃったんだじぇぇぇぇぇ!?」
ふうぅぅぅ~~…………なんだこの子供じみたアホみたいな答えは……?怒りを抑える為の深い溜息しか出てこないじゃないか。
ふざけんなこの!今すぐ半殺しにして報いを受けさせ…………いや待て……!待つんだ俺。
こいつらはゆっくりだ、故人を弔うという人間の文化を知らないだけなのかもしれない。ちゃんと説明してやれば自分の罪を自覚して反省するだろう。
仏壇を滅茶苦茶にして位牌をボロボロにしたのは許せないが、所詮は物だ金はかかるが代えはきくじゃないか。
そう思った俺は何故自分がこれほど怒っているのか、その理由を説明してやることにした。
ふざけんなこの!今すぐ半殺しにして報いを受けさせ…………いや待て……!待つんだ俺。
こいつらはゆっくりだ、故人を弔うという人間の文化を知らないだけなのかもしれない。ちゃんと説明してやれば自分の罪を自覚して反省するだろう。
仏壇を滅茶苦茶にして位牌をボロボロにしたのは許せないが、所詮は物だ金はかかるが代えはきくじゃないか。
そう思った俺は何故自分がこれほど怒っているのか、その理由を説明してやることにした。
「あのな……お前らが黒くて光る板と言っているこれは位牌というんだ」
「ゆっ?いはいさん?」
「これは俺の父親の位牌でな。親父はもうとっくに死んでるが位牌が依り代となって死んだ人の霊魂が宿るという考え方が人間にはある」
「しんだにんげんが……?」
「だから位牌に宿った霊魂を弔うために線香に火をつけてお祈りして弔わなければならない。それをする為にあるのが仏壇なんだよ」
「……」
「わかったか?お前らが遊びと称して位牌や仏壇を荒らしたことは死者に対する冒涜なんだ。だから……」
「ゆっ?いはいさん?」
「これは俺の父親の位牌でな。親父はもうとっくに死んでるが位牌が依り代となって死んだ人の霊魂が宿るという考え方が人間にはある」
「しんだにんげんが……?」
「だから位牌に宿った霊魂を弔うために線香に火をつけてお祈りして弔わなければならない。それをする為にあるのが仏壇なんだよ」
「……」
「わかったか?お前らが遊びと称して位牌や仏壇を荒らしたことは死者に対する冒涜なんだ。だから……」
「…………ゆ……ゆっゆっ……ゆっゆっゆっ…………ゆっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ~~~~~~~っ!!」
突然、野良ゆ一家どもが火がついたように笑い出した。
よほど可笑しいのか目に涙をためて大声でバカ笑いしている。なんだ?俺なにかおかしいこと言ったのか?
よほど可笑しいのか目に涙をためて大声でバカ笑いしている。なんだ?俺なにかおかしいこと言ったのか?
「ば、ば、ば、ばかなのぜええええええ!し、しんだにんげんがいきかえるなんてあるわけないのぜええええええええっ!!ゆっひゃひゃひゃ!」
「い、生き返るんじゃない。死んだ人間の魂が……」
「しんだからたましいもなにものこるわけないでしょおおおおおお!?じょ、じょうしきをしらないばかにんげんだとはおもってたけど
ここまでおおばかだとはおもわなかったよおおおおおっ!ひぃ~、ひぃ~~~……れ、れいぶをわらいじにさせないでねえええええ!」
「だから人間にはそういう考え方があるという」
「おお、おろきゃおろきゃあああああ!めいっしんをしんじてりゅなんちぇやはりくそにんげんはゆっくちちてないのじぇぇぇぇ!!」
「い、生き返るんじゃない。死んだ人間の魂が……」
「しんだからたましいもなにものこるわけないでしょおおおおおお!?じょ、じょうしきをしらないばかにんげんだとはおもってたけど
ここまでおおばかだとはおもわなかったよおおおおおっ!ひぃ~、ひぃ~~~……れ、れいぶをわらいじにさせないでねえええええ!」
「だから人間にはそういう考え方があるという」
「おお、おろきゃおろきゃあああああ!めいっしんをしんじてりゅなんちぇやはりくそにんげんはゆっくちちてないのじぇぇぇぇ!!」
「お、お前たち……他人の考え方を文化を認めないというのか……?人間だってゆっくりだって百人いれば百人違う考えや解釈があるだろ?」
「はああああああ?ばかのまちがいをわらいとばして、なにがわるいっていうのおおおおお!?」
「そうだぜ!まりさたちがゆっくりしているとおもっていることだけがせかいのしんじつなのぜええええ!それいがいのかんがえはごみなのぜ!」
「ゆひゃひゃひゃひゃ!きょのにんげんびゃかなのじぇ!びゃかまるだしなのじぇ~~~~~!」
「そうだぜ!まりさたちがゆっくりしているとおもっていることだけがせかいのしんじつなのぜええええ!それいがいのかんがえはごみなのぜ!」
「ゆひゃひゃひゃひゃ!きょのにんげんびゃかなのじぇ!びゃかまるだしなのじぇ~~~~~!」
……なんだこいつらは?俺をバカにし、見下し、大笑いし、人間の価値観など一切認めずひたすら蔑むことを楽しんでいるこの生き物はなんだ?
「ゆっくりにはよくわからないかんがえだけど、にんげんさんにはたいせつなことだったんだね!ゆっくりごめんなさいだよ!」ぐらいは言うかと思ってたのに。
こいつらには死んだ親や先祖に感謝するという気持ちはないのだろうか?
先祖があってこそ今の自分があるというのに。
「ゆっくりにはよくわからないかんがえだけど、にんげんさんにはたいせつなことだったんだね!ゆっくりごめんなさいだよ!」ぐらいは言うかと思ってたのに。
こいつらには死んだ親や先祖に感謝するという気持ちはないのだろうか?
先祖があってこそ今の自分があるというのに。
「おやといえばおもいだしたんだぜ!しんだまりさのおやどもはまったくゆっくりしていないくずだったのぜ!」
「れいむのくそおやもそうだったよ!にんげんにぺーこぺーこしてばかりで、こうえんのおはなさんをぜったいにたべさせてくれなかったよ!」
「まりさはあまあまたべさせろとめいれいしてるのにに、もってくるのはいつもあじけのないくさやむしさんばかりだったのぜ!」
「しょうがないからおたべなさいさせてたべたけど、それなりーなあじしかしないくずおやだったよ!」
「まりさはひとりだちするときに、ながいあいだゆっくりさせなかったばつとしてげすおやどもをせいっさいしたんだぜ!やくたたずにはとうぜんのまつろなのぜ!」
「れいむのくそおやもそうだったよ!にんげんにぺーこぺーこしてばかりで、こうえんのおはなさんをぜったいにたべさせてくれなかったよ!」
「まりさはあまあまたべさせろとめいれいしてるのにに、もってくるのはいつもあじけのないくさやむしさんばかりだったのぜ!」
「しょうがないからおたべなさいさせてたべたけど、それなりーなあじしかしないくずおやだったよ!」
「まりさはひとりだちするときに、ながいあいだゆっくりさせなかったばつとしてげすおやどもをせいっさいしたんだぜ!やくたたずにはとうぜんのまつろなのぜ!」
「まったく、おやなんてげすとくずしかいないのぜ!まあ、おなじおやでもあのくずおやよりまりさははるかにゆうっしゅうだけどね!」
「れいむ、ははおやのかがみでごめんね~!かんっどうしたらあまあまをもってきてね!たくさんでいいよ!」
「ゆゆーん♪しゃしゅがさいっきょうのまりちゃちゃまのおやたちなのじぇ~。そのちょうしできょれきゃらもまりちゃをゆっくちちゃちぇるんだじぇ!」
「れいむ、ははおやのかがみでごめんね~!かんっどうしたらあまあまをもってきてね!たくさんでいいよ!」
「ゆゆーん♪しゃしゅがさいっきょうのまりちゃちゃまのおやたちなのじぇ~。そのちょうしできょれきゃらもまりちゃをゆっくちちゃちぇるんだじぇ!」
ああ……そうか。こいつらはとことん自分のことしか……自分がゆっくりすることだけしか考えていないんだな。
子供にとって親はゆっくりする為の道具としか見ていないわけか。それじゃあ親に感謝しようと思う気持ちなんかありっこないわな……
子供にとって親はゆっくりする為の道具としか見ていないわけか。それじゃあ親に感謝しようと思う気持ちなんかありっこないわな……
…………なんで俺は、こんな罰当たりな生き物になにかを分からせようとマジになって話していたのだろう?
そうだ。こいつらには深い考えなんて何もないんだ。
ただゆっくりしたいという本能しかないケダモノなんだ。
その本能の欲求を満たす為にはどんな外道なことでも平気でやれる鬼畜なんだ。
なんで……なんで俺は……こんな餓鬼どもなんかを……
そうだ。こいつらには深い考えなんて何もないんだ。
ただゆっくりしたいという本能しかないケダモノなんだ。
その本能の欲求を満たす為にはどんな外道なことでも平気でやれる鬼畜なんだ。
なんで……なんで俺は……こんな餓鬼どもなんかを……
「まりさ!もうこんなばかにんげんのはなしにつきあうのはつかれたよ!さっさとせいっさいしてかぞくみんなでゆっくりしようね!!」
「わかったのぜ!ゆっへっへ……かくごするのぜばかにんげん。まぐれはにどはつづかないんだぜええええ!」
「………わかった。俺のやり方が間違っていたんだな」
「ゆっ?ようやくじぶんのあやまちにきづいたの?でももうおそ」
「お前らはいくら話で分からせようとしても絶対に聞き入れようとはしないんだな。なら……」
「わかったのぜ!ゆっへっへ……かくごするのぜばかにんげん。まぐれはにどはつづかないんだぜええええ!」
「………わかった。俺のやり方が間違っていたんだな」
「ゆっ?ようやくじぶんのあやまちにきづいたの?でももうおそ」
「お前らはいくら話で分からせようとしても絶対に聞き入れようとはしないんだな。なら……」
俺はれいむのもみあげをひっつかむと、そのまま俺の胸のあたりまで持ち上げた。
もみあげの付け根からぶちぶちっという音がする。今にも引きちぎれそうだ。
もみあげの付け根からぶちぶちっという音がする。今にも引きちぎれそうだ。
「ゆっ!おそら……ゆぎゃあああああ!?やべでね!?れいぶのがわいいもみあげざんひっぱらないでね!?いたい!いたいいいいいいいっ!?」
「や、やべろおおおおお!でいぶにひどいことずるんじゃないんだぜえええええ!?」
「うっせえ……よ!」
「や、やべろおおおおお!でいぶにひどいことずるんじゃないんだぜえええええ!?」
「うっせえ……よ!」
「「ゆぎゃらばっ!?」」
俺はもみあげごとれいむを振りかぶると、れいむを助けようと俺の足元に跳ねてきたまりさ目がけてハンマーのようにおもいっきり振り下ろした。
ドンピシャのタイミングで見事にぶつかりあうれいむとまりさ。ふっとんで床に転がって、2匹とも少量の餡子を吐いてピクピク痙攣している。
ぶつかった衝撃でもみあげが根元からちぎれたが、まあどうでもいいことだ。
俺はちぎれたもみあげを痛みで泣いているれいむの方へ放り投げると、突然の事態に唖然としているまりちゃを拾い上げた。
ドンピシャのタイミングで見事にぶつかりあうれいむとまりさ。ふっとんで床に転がって、2匹とも少量の餡子を吐いてピクピク痙攣している。
ぶつかった衝撃でもみあげが根元からちぎれたが、まあどうでもいいことだ。
俺はちぎれたもみあげを痛みで泣いているれいむの方へ放り投げると、突然の事態に唖然としているまりちゃを拾い上げた。
「ゆぐっゆぐっ……い、いたいよおおおお……な、なんでええええええ…?どぼじてでいぶがこんなめにいぃぃ……」
「な、なにがおごったんだぜえぇぇぇ……?ゆげっゆげええええ……」
「ゆ……ゆっ!?れいぶのぷりてぃできゅあきゅあなもみあげさんがあああああああ!?どぼじてとれちゃっでるのおおおお!?」
「な、なにがおごったんだぜえぇぇぇ……?ゆげっゆげええええ……」
「ゆ……ゆっ!?れいぶのぷりてぃできゅあきゅあなもみあげさんがあああああああ!?どぼじてとれちゃっでるのおおおお!?」
「ゆぴぃぃぃぃぃぃ!?や、やべるんだじぇぇぇぇぇ!!」
「ゆっ!ご、ごのこえはおちび?おちびどうしたん……ゆあああああああああ!?」
「ゆっ!ご、ごのこえはおちび?おちびどうしたん……ゆあああああああああ!?」
ゆっくりに無知だった俺にゆ虐とやらの知識はない。道具もないし正直こいつらがどうすればもっとも苦痛を感じるのかもわからない。
だから俺はシンプルに見た目の外見を破壊することにした。
まりちゃの三つ編みをひっこぬき、髪の毛をぶちぶち引き抜いて、黒帽子のつばやとんがってる部分をビリビリに破く。
なにかを破壊するたびに「ゆんやーゆんやー」と大声で悲鳴を上げるから少なくとも本気で嫌がっているのは間違いないだろう。
だから俺はシンプルに見た目の外見を破壊することにした。
まりちゃの三つ編みをひっこぬき、髪の毛をぶちぶち引き抜いて、黒帽子のつばやとんがってる部分をビリビリに破く。
なにかを破壊するたびに「ゆんやーゆんやー」と大声で悲鳴を上げるから少なくとも本気で嫌がっているのは間違いないだろう。
「や、やべろおおおおお!まりさにのおちびにひどいことするなああああああ!!」
「はあ?お前らが俺の部屋にしたことに比べれば、全然たいしたことないだろうが」
「ふざけるなあああああっ!でいぶとおちびにひどいごとをずるじじいはゆっくりじないでじねええええええ!」
「ゆんやああああ!おちょうしゃんたちゅけちぇぇぇぇ!!」
「……ふんっ!」
「じね!じね!じ…ゆげえええええええっ!?」
「はあ?お前らが俺の部屋にしたことに比べれば、全然たいしたことないだろうが」
「ふざけるなあああああっ!でいぶとおちびにひどいごとをずるじじいはゆっくりじないでじねええええええ!」
「ゆんやああああ!おちょうしゃんたちゅけちぇぇぇぇ!!」
「……ふんっ!」
「じね!じね!じ…ゆげえええええええっ!?」
再びつっこんでくるまりさの顔面に俺は裏拳を叩き込んだ。
顔をへこませ再びれいむの方へふっとんでいくまりさ。一方そのれいむはというと何を考えているのか、ちぎれたもみあげを一生懸命に舐めていた。
顔をへこませ再びれいむの方へふっとんでいくまりさ。一方そのれいむはというと何を考えているのか、ちぎれたもみあげを一生懸命に舐めていた。
「ぺーろぺーろ!もみあげさんゆっくしないではやくなおってね!なおってね!……なおらないとれいぶがゆっくりできないでしょおおおおおお!?」
「ゆがっ!……ひ、ひぎぎぎぎぎぃぃぃ……おかお……おがおがいだいぃぃぃぃ!!」
「ば、ばりざ……?どうじだのばりざああああっ!」
「れ、れいぶぅぅぅ……ばりざのおがおがぁぁ……ばりざのおちびがぁぁぁぁ………」
「ゆっ?おちびちゃん……?ゆ、ゆぎゃあああああああっ!くぞばかにんげんんんっ!!な、なにしてるのおおおおおおおおおっ!?」
「ゆ……ゆぐっ……ゆぐぅぅぅ……ゆっくちぃ……ゆっくちちたいぃぃぃ…………」
「ゆがっ!……ひ、ひぎぎぎぎぎぃぃぃ……おかお……おがおがいだいぃぃぃぃ!!」
「ば、ばりざ……?どうじだのばりざああああっ!」
「れ、れいぶぅぅぅ……ばりざのおがおがぁぁ……ばりざのおちびがぁぁぁぁ………」
「ゆっ?おちびちゃん……?ゆ、ゆぎゃあああああああっ!くぞばかにんげんんんっ!!な、なにしてるのおおおおおおおおおっ!?」
「ゆ……ゆぐっ……ゆぐぅぅぅ……ゆっくちぃ……ゆっくちちたいぃぃぃ…………」
ちぎれたもみあげに夢中だったれいぶがまず見たのはすぐ隣りに転がっているボロボロのまりさ、そして次に俺と……
最後は俺の目の前にいる髪はボロボロ、黒帽子もボロボロ、三つ編みのおさげはなく、
おまけにハゲ頭の上にこれでもか、というくらい線香を挿されているまりちゃの悲惨な姿だ。
最後は俺の目の前にいる髪はボロボロ、黒帽子もボロボロ、三つ編みのおさげはなく、
おまけにハゲ頭の上にこれでもか、というくらい線香を挿されているまりちゃの悲惨な姿だ。
さて……こいつら糞ガキどもに遊びで折られて、もはや使い物にならない線香だせめて最後に有効活用させてもらおうか。
俺はライターを取り出すと、まりちゃに挿した線香に次々と火をつけた。
火がついた線香はたちまち灰化し、その灰はどんどんまりちゃの頭に落ちてくる。さらには線香に点いた火そのものがまりちゃの頭に迫って焦熱地獄と化す。
俺はライターを取り出すと、まりちゃに挿した線香に次々と火をつけた。
火がついた線香はたちまち灰化し、その灰はどんどんまりちゃの頭に落ちてくる。さらには線香に点いた火そのものがまりちゃの頭に迫って焦熱地獄と化す。
「あちゅう!ごれめっちゃあちゅぅぅぅぅ!!ゆんやああああ!はいさんはまりちゃのあちゃまにおちてくりゅんじゃないんだじぇぇぇぇ!!」
「おじびじゃあああああああん!なんでえええ!?どぼじでえええええ!?れいぶたちがこんなめにあわなきゃけないのおおおおおおおおおおお!?」
「おじびじゃあああああああん!なんでえええ!?どぼじでえええええ!?れいぶたちがこんなめにあわなきゃけないのおおおおおおおおおおお!?」
「え?お前たちが俺の部屋に忍び込んで、俺の大事な物をぶっ壊したりして荒らしたから制裁されてるんだろ。今さら何いってんの?」
「はああああ!?れいぶだちはじぶんのおうちでゆっくりじていただけでしょおおおお?」
「いやだからここはお前のおうちなんかじゃないんだって」
「ぞんなわけあるがあああああ!おうちせんげんじだんだからごごはれいぶたちのおうちだあああああ!」
「はあ?なんの義務も責任も果さずに、ただ口で自分の物だといっただけで家が手に入るわけないだろ?バカなの?死ぬの?」
「ふ、ふざげるなおばええええええ!ゆっくりのでんっとうっのぎしきにけちつけるきかああああああ!」
「ケチつーか、おうち宣言とやらはゆっくりのルールなんだろ?なら宣言が通用するのはゆっくりだけじゃね?人間は関係ないし通用しないから無効なの」
「なっ!?な、な、な………」
「はああああ!?れいぶだちはじぶんのおうちでゆっくりじていただけでしょおおおお?」
「いやだからここはお前のおうちなんかじゃないんだって」
「ぞんなわけあるがあああああ!おうちせんげんじだんだからごごはれいぶたちのおうちだあああああ!」
「はあ?なんの義務も責任も果さずに、ただ口で自分の物だといっただけで家が手に入るわけないだろ?バカなの?死ぬの?」
「ふ、ふざげるなおばええええええ!ゆっくりのでんっとうっのぎしきにけちつけるきかああああああ!」
「ケチつーか、おうち宣言とやらはゆっくりのルールなんだろ?なら宣言が通用するのはゆっくりだけじゃね?人間は関係ないし通用しないから無効なの」
「なっ!?な、な、な………」
「それよりいいのか?お前のおちびちゃん、そろそろ限界のようだが?」
「え……?ゆ、ゆああああああああっ!お、おちびちゃああああああああああああんっっ!!」
「え……?ゆ、ゆああああああああっ!お、おちびちゃああああああああああああんっっ!!」
まりちゃの頭の上にはたくさんの線香の灰がかかっていた。線香の火はもうすべて消えている。
火はまりちゃの肌に到達したとき自然に消えたのだろう。だがまりちゃは挿された線香の本数だけの熱さを感じたと思われる。
たとえそれが人間で言えば軽いお灸程度の微々たる熱さであっても、子ゆっくりには耐えがたい熱さと苦しさ、そしてストレスであったはずだ。
さらにいえばお飾りに髪の毛が失われているし、頭の内部に挿した分の線香は燃え尽きてないでいまだに残ってるから苦痛は続いているだろう。
その証拠がこの顔だよ!うつろな目で頬には涙の跡をにじませて、あとはもう「ゆっ、ゆっ、ゆっ……」と痙攣するばかり。
火はまりちゃの肌に到達したとき自然に消えたのだろう。だがまりちゃは挿された線香の本数だけの熱さを感じたと思われる。
たとえそれが人間で言えば軽いお灸程度の微々たる熱さであっても、子ゆっくりには耐えがたい熱さと苦しさ、そしてストレスであったはずだ。
さらにいえばお飾りに髪の毛が失われているし、頭の内部に挿した分の線香は燃え尽きてないでいまだに残ってるから苦痛は続いているだろう。
その証拠がこの顔だよ!うつろな目で頬には涙の跡をにじませて、あとはもう「ゆっ、ゆっ、ゆっ……」と痙攣するばかり。
「ゆっ、ゆっ、ゆっ…………ゆっ…………ゆげええええええ!」
遂にまりちゃが口から大量の餡子を吐き出した。ストレスが頂点に達したためだろう。
ゆっくりは中枢餡が失われるか、もしくは致死量の餡子を吐き出すかしない限り簡単には死なないという事を俺は後日知ることになるのだが……
まあ、そんなこと知らなくてももう駄目っぽいということは見ただけで一目瞭然だ。
ゆっくりは中枢餡が失われるか、もしくは致死量の餡子を吐き出すかしない限り簡単には死なないという事を俺は後日知ることになるのだが……
まあ、そんなこと知らなくてももう駄目っぽいということは見ただけで一目瞭然だ。
「お、おちびじゃああああああああああんっ!?」
「も……もっちょ……ゆっきゅ…ち……しちゃ………」
「も……もっちょ……ゆっきゅ…ち……しちゃ………」
……ん?今まりちゃは最後になんて言おうとしたんだ?遺言なのかそれとも断末魔なのか……
よく聞き取れなかったがまあたいした事じゃないんだろうな。さて……
よく聞き取れなかったがまあたいした事じゃないんだろうな。さて……
「ゆんやああああああ!れいぶのおちびちゃんがしんじゃっだあああああああああっ!?」
「ひ……ひどいのぜ……どぼじて……どぼじてごんなごとひどいことをするのぜえぇぇ……」
「……さて。じゃあ残りのガキ2匹もさっさと殺すか」
「ひ……ひどいのぜ……どぼじて……どぼじてごんなごとひどいことをするのぜえぇぇ……」
「……さて。じゃあ残りのガキ2匹もさっさと殺すか」
びくっ!
れいむとまりさは俺の一言を聞いたとたんにぴたっと泣き止み、ギギギィ……と油の切れたブリキ人形のように俺のほうをゆっくりと向いた。
残るガキとは、この騒ぎにも関わらずいまだにティッシュの山で爆睡こいてる赤れいみゅと赤まりちゃのことだ。まったくいい根性している。
親まりさは信じられないという顔で立ち上がろうとした俺に対して質問してきた。
残るガキとは、この騒ぎにも関わらずいまだにティッシュの山で爆睡こいてる赤れいみゅと赤まりちゃのことだ。まったくいい根性している。
親まりさは信じられないという顔で立ち上がろうとした俺に対して質問してきた。
「……したのおちびたちも……ころすのぜ?」
「ああ」
「まりさたちが……にんげんのへやでおうちせんげんしたから……ころすのぜ?」
「そうだな」
「したのおちびたちはまだあかちゃんなのぜ……?かわいそうとはおもわないのぜ……?」
「思わないな。お前さんたちのおかげでもうすっっっかりな」
「ああ」
「まりさたちが……にんげんのへやでおうちせんげんしたから……ころすのぜ?」
「そうだな」
「したのおちびたちはまだあかちゃんなのぜ……?かわいそうとはおもわないのぜ……?」
「思わないな。お前さんたちのおかげでもうすっっっかりな」
「ど……どぼじてええええええ!?ころすなられいぶたちだけごろぜばいいでしょおおおおお!?おちびちゃんたちはなにもわるいごとじてないでしょおおお!?」
「そ、そうなのぜ!おうちせんげんしたのはおやであるまりさたちなのぜ!おちびにつみはないのぜ!」
「お、おでがいじまずううううう!れいぶたちがかわりにころされまずから、おちびちゃんたちだけはたすけてくだざいいいいいいいっ!!」
「そ、そうなのぜ!おうちせんげんしたのはおやであるまりさたちなのぜ!おちびにつみはないのぜ!」
「お、おでがいじまずううううう!れいぶたちがかわりにころされまずから、おちびちゃんたちだけはたすけてくだざいいいいいいいっ!!」
再び堰を切ったように涙を滝のように流して、子供たちの命乞いをするれいぶとまりさ。
どうやら力では到底、俺に敵わないということを遅まきながら理解したようで先ほどまでのふてぶてしさはまるでなくなっていた。
親である自分たちが犠牲になるから子供は助けてくれ、子供に罪はないんだとしきりに訴えているが。
ふーん、自分のゆっくりしか考えない鬼畜だと思っていたが意外に子供思いな所はあるみたいだな。だが……
どうやら力では到底、俺に敵わないということを遅まきながら理解したようで先ほどまでのふてぶてしさはまるでなくなっていた。
親である自分たちが犠牲になるから子供は助けてくれ、子供に罪はないんだとしきりに訴えているが。
ふーん、自分のゆっくりしか考えない鬼畜だと思っていたが意外に子供思いな所はあるみたいだな。だが……
「はあ――――!?なにそれ?子供は悪くない?子供には罪はないって?それ本気で言ってるのお前?バカなの?死ぬの?」
「ゆゆうっ!?」
「わからない?じゃあ頭の悪いバカ親のお前らにもわかるようにハッキリ言ってやるよ!いいかよーく聞け……」
「ゆゆうっ!?」
「わからない?じゃあ頭の悪いバカ親のお前らにもわかるようにハッキリ言ってやるよ!いいかよーく聞け……」
「馬鹿な親がしでかした罪はな……子供が背負うものなんだよ!」
「ゆっ……?ゆっ?ゆゆゆゆゆゆゆゆっっ!?」
「そもそもお前達からして親や、親の親や、親の親の親……つまり先祖の罪を背負っているのに、自分の子供には罪を背負わせたくないって
そんな虫のいい話があるか!」
「な、なんなのおおおお?おやのおやのつみっていったいなんのはなしなのおおおお!?」
「そもそもお前達からして親や、親の親や、親の親の親……つまり先祖の罪を背負っているのに、自分の子供には罪を背負わせたくないって
そんな虫のいい話があるか!」
「な、なんなのおおおお?おやのおやのつみっていったいなんのはなしなのおおおお!?」
「じゃあ逆に聞くけど。お前ら野良ゆっくりはなんで今現在、人間に敵視されてると思う?生きる権利すら認められずにゴミ同然の扱いをなぜ受けている?」
「ぞ、ぞれは……!にんげんたちがゆっくりしているれいぶたちにしっとしているから、ねたんでいるんでしょお!?」
「違う。お前たち野良ゆっくりが自分がゆっくりする為だけに人間の持ち物を不当に奪おうとするからだ」
「ゆゆっ!?」
「今回のおうち宣言がそのいい例だろ。自分さえゆっくりできれば他の誰がどうなろうがかまわない……自分勝手な理屈で強盗を正当化して、略奪しようとして、
人間に返り討ちにされて、その結果嫌われて。そういう真似をお前ら野良ゆっくりは先祖代々ずーとやってきたんだ」
「ぞ、ぞれは……!にんげんたちがゆっくりしているれいぶたちにしっとしているから、ねたんでいるんでしょお!?」
「違う。お前たち野良ゆっくりが自分がゆっくりする為だけに人間の持ち物を不当に奪おうとするからだ」
「ゆゆっ!?」
「今回のおうち宣言がそのいい例だろ。自分さえゆっくりできれば他の誰がどうなろうがかまわない……自分勝手な理屈で強盗を正当化して、略奪しようとして、
人間に返り討ちにされて、その結果嫌われて。そういう真似をお前ら野良ゆっくりは先祖代々ずーとやってきたんだ」
「し、しかたないでしょおおおおお!?ゆっくりできるものはぜんぶにんげんがひとりじめしてるんだよおおおお!?」
「そ、そうだぜ!ゆっくりぷれいすはみんなのものなのぜ!ひとりじめはゆっくりできないのぜ!」
「へえ?人間が独り占めにしてるから、泥棒して奪いとってもかまわないってのか?ええおい」
「ゆっ!?ゆぐぐぐっ……!」
「そ、そうだぜ!ゆっくりぷれいすはみんなのものなのぜ!ひとりじめはゆっくりできないのぜ!」
「へえ?人間が独り占めにしてるから、泥棒して奪いとってもかまわないってのか?ええおい」
「ゆっ!?ゆぐぐぐっ……!」
ふむ。この野良夫婦は話に聞くゲスというわけじゃないようだ。
もし正真正銘のゲスだったならば自分さえよければそれでいいときっぱり答えたはずだしな。
もし正真正銘のゲスだったならば自分さえよければそれでいいときっぱり答えたはずだしな。
「ともあれお前ら野良ゆっくりどもの先祖は代々、自分だけがゆっくりしたいが為に事あるごとに人間の持ち物を奪ってやろうと
コソ泥のような真似をしてきた。だからその子孫であるお前たちは現在、人間からゴミのように扱われて無視されている」
コソ泥のような真似をしてきた。だからその子孫であるお前たちは現在、人間からゴミのように扱われて無視されている」
「じゃ、じゃあれいぶたちがいままでゆっくりできていなかったのは……」
「ぜんぶ、せんぞたちのせいなのかぜ……?」
「そうだ。そしてお前らも同じ罪を自分の子供に背負わせようとしている……これを見ろ」
「ぜんぶ、せんぞたちのせいなのかぜ……?」
「そうだ。そしてお前らも同じ罪を自分の子供に背負わせようとしている……これを見ろ」
俺は玄関に行くとそこに落としたままだったカタログを拾い上げ、野良ゆっくりどもの目の前へ放り投げた。
「こ、これは……なんなのぜ……?」
「それはな、今日ペットショップで貰ってきた飼いゆっくりのカタログだよ。実は俺もついさっきまでゆっくりを飼おうと思っていたんだ」
「に、にんげんさんはゆっくりがすきなの?」
「ああ好きだった……と思う。でも今はそうじゃない」
「ゆっ!?」
「俺さ……元々ゆっくりは嫌いじゃなかったんだ。いやむしろ好きになろうとしていた。飼おうとしてたくらいだからな。
だけど部屋に帰ってみたらお前らがいて、俺がゆっくりに抱いていた期待や希望をすべて粉砕してくれたよ。
俺はもうゆっくりを愛せないだろうな……はっきり言って嫌いになった」
「ゆゆゆゆゆっ!?……ゆ、ゆっくりしていってね?ゆっくりしていってね?」
「それはな、今日ペットショップで貰ってきた飼いゆっくりのカタログだよ。実は俺もついさっきまでゆっくりを飼おうと思っていたんだ」
「に、にんげんさんはゆっくりがすきなの?」
「ああ好きだった……と思う。でも今はそうじゃない」
「ゆっ!?」
「俺さ……元々ゆっくりは嫌いじゃなかったんだ。いやむしろ好きになろうとしていた。飼おうとしてたくらいだからな。
だけど部屋に帰ってみたらお前らがいて、俺がゆっくりに抱いていた期待や希望をすべて粉砕してくれたよ。
俺はもうゆっくりを愛せないだろうな……はっきり言って嫌いになった」
「ゆゆゆゆゆっ!?……ゆ、ゆっくりしていってね?ゆっくりしていってね?」
「俺は今後、野良に絡まれたらさ即座に潰すことにするよ。だって話でわからせようとしても通じないもの。お前たちみたいに」
「ゆ、ゆっくりぃ!ゆっくりぃぃぃ!?」
「ゆ、ゆっくりぃ!ゆっくりぃぃぃ!?」
「今の俺に虐待趣味はないけど……もしなにかのはずみで将来、虐待鬼意山になってさ。虐待しようとした野良の子ゆに
『どぼじでごんなごとずるのー』て聞かれたらこう言おうと思う。お兄さん昔はゆっくりが大好きだったんだよ!
でもお兄さんの家におうち宣言した野良親子のせいですっかりゆっくりが嫌いになっちゃったんだ!恨むならその野良親子を恨んでね!とね」
「ゆっゆっゆっゆっ…・…!!」
『どぼじでごんなごとずるのー』て聞かれたらこう言おうと思う。お兄さん昔はゆっくりが大好きだったんだよ!
でもお兄さんの家におうち宣言した野良親子のせいですっかりゆっくりが嫌いになっちゃったんだ!恨むならその野良親子を恨んでね!とね」
「ゆっゆっゆっゆっ…・…!!」
「わかるか?お前らはこうやって味方になってくれるはずのゆっくり好きの人間を1人、また1人と敵に回していくんだ。
お前らが死んでも罪は残る。その罪は負債は子供に押し付けられる。そこのガキどもも、どこかでこれから生まれてくる野良の子供達も、
ゆっくりを嫌いになった人間に無残に駆除されていくだろう。一切の権利を認めてなどもらえないだろう。
生まれながらに暗い未来しか待っていないゆん生を送る羽目になるだろう。すべてはお前ら馬鹿親たちが人間相手にしでかした、身勝手なゆっくりのせいで……」
お前らが死んでも罪は残る。その罪は負債は子供に押し付けられる。そこのガキどもも、どこかでこれから生まれてくる野良の子供達も、
ゆっくりを嫌いになった人間に無残に駆除されていくだろう。一切の権利を認めてなどもらえないだろう。
生まれながらに暗い未来しか待っていないゆん生を送る羽目になるだろう。すべてはお前ら馬鹿親たちが人間相手にしでかした、身勝手なゆっくりのせいで……」
「「ゆっゆっ…………ゆんやああああああああああああああああああああっっ!!!?」」
まりさとれいむの絶望に満ちた絶叫が部屋に響いた。
ようやく自分たちがしでかした事の意味に気がついたようだ。だがもう遅い。理解するのがあまりにも遅すぎたんだよ……
ようやく自分たちがしでかした事の意味に気がついたようだ。だがもう遅い。理解するのがあまりにも遅すぎたんだよ……
「お、おでがいじまず!ゆっくりをぎらいにならないでくだざい!ぎらいにならないでぐだざい!れいぶが!れいぶだけがげすだっただけなんでずうううう!」
「ばりざもげずでじだ!でもほかのおちびはげずじゃないんでずぅ!!だがらっ!だからあああああああああっっ!!」
「もう遅い。せめて……お前らが仏壇の話をした時点で謝っていればな。ここまで俺がゆっくりに絶望することもなかったろうに……」
「ばりざもげずでじだ!でもほかのおちびはげずじゃないんでずぅ!!だがらっ!だからあああああああああっっ!!」
「もう遅い。せめて……お前らが仏壇の話をした時点で謝っていればな。ここまで俺がゆっくりに絶望することもなかったろうに……」
「ゆああああああああああっ!?ゆんやあああああああああああああああああああっっっっ!!?!?」
その後……俺はまりさとれいむをゴミ袋に入れて潰した。二匹の心はすでに死んでいた。
自分達のしたことがゆっくりという種族そのものの未来をまた一歩、破滅に追いやる行為だったという事実に心が耐えられなかったようだ。
潰す前に俺は「ガキ二匹の命だけは助けてやる」と言ったがなんの反応もなかった。
まりさとれいむを潰した後、俺は袋の口を締めてゴミ集積所に捨てる。なんとも空しい嫌な気分だな。
自分達のしたことがゆっくりという種族そのものの未来をまた一歩、破滅に追いやる行為だったという事実に心が耐えられなかったようだ。
潰す前に俺は「ガキ二匹の命だけは助けてやる」と言ったがなんの反応もなかった。
まりさとれいむを潰した後、俺は袋の口を締めてゴミ集積所に捨てる。なんとも空しい嫌な気分だな。
そのあとティッシュごと寝ている赤れいみゅと赤まりちゃを運んでそこらの道端に置いてきた。
まあ生きられるものなら生き抜いてみろって感じだな。
親の庇護なしで人間はすべて敵、野良同士で助け合いなんてあるものかどうか……まあ俺にはもう関係のないことだが。
まあ生きられるものなら生き抜いてみろって感じだな。
親の庇護なしで人間はすべて敵、野良同士で助け合いなんてあるものかどうか……まあ俺にはもう関係のないことだが。
俺は最優先で親父の仏壇を元通りに片付けると、線香一本あげて手を合わせた。
親の罪は子供が背負わされる……だが逆にいえば親のおかげで子が助けられるということもあるはずなのだ。
俺の親父がいい例で金持ちでも特別偉かったわけでもない普通のサラリーマンだったが、なぜか事あるごとに人に親切にしてやっていた。
そのおかげで葬式にはたくさんの弔問客が来たし、その中に俺の学費を援助してもいいと申し出てくれた人がいて大いに助かったものだ。
親の罪は子供が背負わされる……だが逆にいえば親のおかげで子が助けられるということもあるはずなのだ。
俺の親父がいい例で金持ちでも特別偉かったわけでもない普通のサラリーマンだったが、なぜか事あるごとに人に親切にしてやっていた。
そのおかげで葬式にはたくさんの弔問客が来たし、その中に俺の学費を援助してもいいと申し出てくれた人がいて大いに助かったものだ。
だから子供である俺は死んだ親父に頭が上がらない。反対にあの野良夫婦は死してなお子供に恨まれるだろう。
なんでこどもをゆっくりさせてくれないの?なんでにんげんはゆっくりをいじめるの?と。
だがすべてはゆっくりの自業自得だ。まあ人間が悪い部分もあるんだろうがそれでも原因の大部分はゆっくり自身が自分で蒔いた種だ。
なんでこどもをゆっくりさせてくれないの?なんでにんげんはゆっくりをいじめるの?と。
だがすべてはゆっくりの自業自得だ。まあ人間が悪い部分もあるんだろうがそれでも原因の大部分はゆっくり自身が自分で蒔いた種だ。
まったく……親が馬鹿だと子供は苦労するものだな。
「ゆぅ……ゆぅ……ゆっくち……ゆっくちちゃいよぅ……」
「……」
「……」
それから2日後。とある道の電柱の陰でちいさい命が終わろうとしていた。
赤れいみゅはわけがわからなかった。両親や姉と一諸に新しいおうちに引越して美味しいものをたくさん食べた。
ふわふわなべッドさんですーやすーやして幸せいっぱいだった。これからも幸せが続くと思っていた。
赤れいみゅはわけがわからなかった。両親や姉と一諸に新しいおうちに引越して美味しいものをたくさん食べた。
ふわふわなべッドさんですーやすーやして幸せいっぱいだった。これからも幸せが続くと思っていた。
なのに目がさめたらおうちも両親も姉もいなくて、妹と2人で寒い寒いお外にいた。
どれだけ待っても叫んでも両親は迎えにこなかった。
自分たちで探しに行こうと移動したら、すぐにあんよが痛くなって歩けなくなった。
そうこうしているうちにお腹がすいた。当然赤ゆである自分たちに狩りなどできるわけがない。
どれだけ待っても叫んでも両親は迎えにこなかった。
自分たちで探しに行こうと移動したら、すぐにあんよが痛くなって歩けなくなった。
そうこうしているうちにお腹がすいた。当然赤ゆである自分たちに狩りなどできるわけがない。
仕方ないので道行く人間にごはんさんをちょうだいね!あまあまでいいよ!と頼んでみたが、みんなれいみゅ達を完全に無視した。
人間は誰もれいみゅたちを助けてはくれなかったのだ。たまにれいみゅを見る人間がいても明らかに汚物を見るかのようなゆっくりできない目だった。
そうこうしているうちに妹のまりちゃが動かなくなった。
れいみゅも、もう人間に叫ぶ元気がなくなり力なく横たわっている。永遠にゆっくりする寸前であった。
人間は誰もれいみゅたちを助けてはくれなかったのだ。たまにれいみゅを見る人間がいても明らかに汚物を見るかのようなゆっくりできない目だった。
そうこうしているうちに妹のまりちゃが動かなくなった。
れいみゅも、もう人間に叫ぶ元気がなくなり力なく横たわっている。永遠にゆっくりする寸前であった。
(れいみゅ……ここでえいえんにゆっくちちちゃうにょ?しょんにゃのやりゃよ……まじゃじぇんじぇんゆっくちちてない……にょに……)
「ゆっ?でんちゅうさんのかげによわっているおちびがいるのぜ!」
「まあたいへん!このおちびちゃん、えいえんにゆっくりしかかってるわ!まりさ、いそいでむれまでこのこをはこんでちょうだい!」
「ありすのたのみじゃしかたないのぜ。じゃあこうえんまでゆっくりしないではこぶのぜ!」
(れい……みゅ…まじゃ……ゆっく……ち……しちぇ……みょいいにょ………?)
「まあたいへん!このおちびちゃん、えいえんにゆっくりしかかってるわ!まりさ、いそいでむれまでこのこをはこんでちょうだい!」
「ありすのたのみじゃしかたないのぜ。じゃあこうえんまでゆっくりしないではこぶのぜ!」
(れい……みゅ…まじゃ……ゆっく……ち……しちぇ……みょいいにょ………?)
こうして赤れいみゅは狩りにきていた野良まりさと野良ありすに出会って一命を取り留めた。
この後れいみゅは公園の野良の群れに入り、ちっぽけなゆっくりを支えに死んだ両親と同じ過酷な野良人生を送ることになる。
だが命を助けられたことは果たして幸運と呼べるのかどうか?
その答えは誰にもわからない。好もうと好まざるとゆっくりの先人たちの負の遺産を背負わされていることは確かであろうが……
この後れいみゅは公園の野良の群れに入り、ちっぽけなゆっくりを支えに死んだ両親と同じ過酷な野良人生を送ることになる。
だが命を助けられたことは果たして幸運と呼べるのかどうか?
その答えは誰にもわからない。好もうと好まざるとゆっくりの先人たちの負の遺産を背負わされていることは確かであろうが……
「うー、やっと部屋の片付けが終わったあ。やれやれ……そういやまだ晩飯も食ってなかったんだよなあ。なにか食うものは…」
「ゆあああああ~~~!なかなかひろいおうちだね!きにいったよ!ここをすいかのゆっくりぷれいすにするよ!」
「……あ?」
「ゆあああああ~~~!なかなかひろいおうちだね!きにいったよ!ここをすいかのゆっくりぷれいすにするよ!」
「……あ?」
あとがき
ようやく餡庫さんにアクセスできるようになったよ!
今まで他の作者のSSさんを指をくわえてミラーサイトさんで読んでいるだけだったけど、これでようやく自分でSSさんを投稿できるよ!
とりあえずリビドーのおもむくままに2作ほど書いたけど、
文章が下手くそな上に誤字脱字が酷くてごめんねええええええ!
これから自分は今まで他のSSさんを読んで、自分なりに思ったことをSSさんにして書いていこうと思うよ!
だから内容は基本的というか……テンプレというか……ぶっちゃけ古臭い話が多いかもしれないよ!
最新の流行ネタとかを書けなくてごめんね!
今まで他の作者のSSさんを指をくわえてミラーサイトさんで読んでいるだけだったけど、これでようやく自分でSSさんを投稿できるよ!
とりあえずリビドーのおもむくままに2作ほど書いたけど、
文章が下手くそな上に誤字脱字が酷くてごめんねええええええ!
これから自分は今まで他のSSさんを読んで、自分なりに思ったことをSSさんにして書いていこうと思うよ!
だから内容は基本的というか……テンプレというか……ぶっちゃけ古臭い話が多いかもしれないよ!
最新の流行ネタとかを書けなくてごめんね!
前回の話は描写が不足がちと制裁パートがないのが不満と言われたので、今回は制裁部分を書いてみたよ!
でもまだよく勝手がわからないから上手く書けないよ!虐待って難しいね!ゆっくり勉強していくよ!
あと自分は長編とか長いSSさん書くのは苦手だよ!
でも自分が思いついたことを全部書こうとすると不思議と長くなってしまうよ!不思議だね!
というか短くまとめられないなんて未熟もいいとこだよ!
でもまだよく勝手がわからないから上手く書けないよ!虐待って難しいね!ゆっくり勉強していくよ!
あと自分は長編とか長いSSさん書くのは苦手だよ!
でも自分が思いついたことを全部書こうとすると不思議と長くなってしまうよ!不思議だね!
というか短くまとめられないなんて未熟もいいとこだよ!
ともあれ感想ありがとうね!感想を励みにまたなにか思いついたらSSさんを書こうと思うよ!
今まで書いたもの
anko3367人間に飼われるというのは…
anko3370野良ゆは人間に関わってはいけないという話
anko3370野良ゆは人間に関わってはいけないという話