ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3478 ぷーすぷーすぷーす!
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『ぷーすぷーすぷーす!』 32KB
虐待 改造 子ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 うんしー 14作目
虐待 改造 子ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 うんしー 14作目
ゆ虐の基本テクニック。
それは、何と言っても「ぷーすぷーす」だろう。針・爪楊枝・あるいは枝。
それは、何と言っても「ぷーすぷーす」だろう。針・爪楊枝・あるいは枝。
様々な材質で様々な鋭く尖ったもので、ゆっくりたちの柔らかい体を貫いていく。
人間と違って、中身が餡子(もしくはチョコやクリーム)な彼らはどれだけぷーすぷーす
されたとしても、中枢餡に届かない限りは死ぬことがない。
されたとしても、中枢餡に届かない限りは死ぬことがない。
つまり、いつまでも苦しめさせることができるという訳で、
テクニックとしてはまさに基本中の基本なのだ。
テクニックとしてはまさに基本中の基本なのだ。
だが、人間基本が大事だ。
基本をおろそかにして、やたらと高度な技術が必要なゆ虐や、
高価な虐待道具だけを追い求めるようでは駄目だ……って、博士が言ってた。
基本をおろそかにして、やたらと高度な技術が必要なゆ虐や、
高価な虐待道具だけを追い求めるようでは駄目だ……って、博士が言ってた。
まあ、そんな訳で。
今日は『ぷーすぷーす』オンリーで虐待してみようと思うのだ。
今日は『ぷーすぷーす』オンリーで虐待してみようと思うのだ。
「そういう訳だ、分かったか?」
俺が尖った針を見せびらかしながら三匹の子ゆっくりたちにそう宣言すると、
彼らは威勢良く返事した。
俺が尖った針を見せびらかしながら三匹の子ゆっくりたちにそう宣言すると、
彼らは威勢良く返事した。
「ゆっびゃあああ! やだよおおお! ゆっくりさせてええええええ!」
「まりちゃのおぼうちかえちてよおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ゆああああああん! ゆっくち! ゆっくちいいいいいいいいいい!」
「まりちゃのおぼうちかえちてよおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ゆああああああん! ゆっくち! ゆっくちいいいいいいいいいい!」
うんうん。いいお返事。
『ぷーすぷーすぷーす!』 マンネリあき
「さてさて。ゆっくりはいるかなー?」
ゲスが増えすぎたせいで、少し前に一斉駆除が行われたとある公園。
(※二度舞台になった公園とは別)
そこに俺は目星をつけていた。
一斉駆除の後は、馬鹿な野良が増えやすい。
ゲスが増えすぎたせいで、少し前に一斉駆除が行われたとある公園。
(※二度舞台になった公園とは別)
そこに俺は目星をつけていた。
一斉駆除の後は、馬鹿な野良が増えやすい。
ちなみにこの場合の馬鹿とは――。
「ここはまりささまのゆっくりプレイスだぜ! とおりたければあまあまをよこしてね!
さっさとしろこのぐず!」
というゲスパターンか、
「ゆ、ゆ。にんげんさん、ゆっくりしていってね!
にんげんさん、ゆっくりしていってね! ……どうしておへんじしてくれないの?
ゆっくりしてないの? ぷぷぷ、ゆっくりしてないにんげんさんはかわいそうだね!」
というゆっくり至上主義パターンのどちらかだ。
「ここはまりささまのゆっくりプレイスだぜ! とおりたければあまあまをよこしてね!
さっさとしろこのぐず!」
というゲスパターンか、
「ゆ、ゆ。にんげんさん、ゆっくりしていってね!
にんげんさん、ゆっくりしていってね! ……どうしておへんじしてくれないの?
ゆっくりしてないの? ぷぷぷ、ゆっくりしてないにんげんさんはかわいそうだね!」
というゆっくり至上主義パターンのどちらかだ。
さて、何かいるかな………………っと。
「くぞまりざああああ!! これっぽっちのごはんさんじゃでいぶもおちびちゃんもぜんっぜん
まんぞくできないんだよおおおおお? りかいできる? ねえ、りかいできてるのお?」
耳にきーんとくるがなり声。これは……れいむの声か。
「ごめんなざい! ごめんなざい! でぼごれがぜいいっぱいなんだよ!
これだけあれば、じゅうぶんでしょお!?」
「おちびちゃんをにんっしんしてるから、でいぶはごはんがひつようなの!
たっくさんたっくさんひつようなの! えいようとれなきゃおちびちゃんしんじゃうでしょ?
なに? おちびちゃんがしねばいいとおもってるの!? もしそうならりこんだよ!
このいえからいますぐでていってね!」
「ゆ、ゆ……」
典型的なでいぶと気弱なまりさか。最近あまり見てなかった王道パターンではあるな。
俺はそっと物陰から様子を窺うことにした。
予想通り、ぶくぶくに太ったれいむとガリガリに痩せたまりさ。
それから――お、ちょうど良く子ゆっくりもいるじゃないか。
「おい、くちょじじい! はやくごはんしゃんたくさんもっちぇきちぇね!」
「しょうだしょうだ! むにょう! むにょうじじい!」
「おにゃかすいたおにゃかすいたおにゃかすいたあああああ! やじゃあああ!
あまあま、あまあまあああああ!」
子ゆっくりはれいむ・れいむ・まりさの三匹か。どいつもこいつもなかなかふてぶてしいツラだ。
次女らしいれいむは、もみあげがやたらとわさわさしているレアモノだ。
大きさも……ちょうどいいか。
俺がやろうとしている虐待は、成体ではあまりに大きすぎるのだ。
「くぞまりざああああ!! これっぽっちのごはんさんじゃでいぶもおちびちゃんもぜんっぜん
まんぞくできないんだよおおおおお? りかいできる? ねえ、りかいできてるのお?」
耳にきーんとくるがなり声。これは……れいむの声か。
「ごめんなざい! ごめんなざい! でぼごれがぜいいっぱいなんだよ!
これだけあれば、じゅうぶんでしょお!?」
「おちびちゃんをにんっしんしてるから、でいぶはごはんがひつようなの!
たっくさんたっくさんひつようなの! えいようとれなきゃおちびちゃんしんじゃうでしょ?
なに? おちびちゃんがしねばいいとおもってるの!? もしそうならりこんだよ!
このいえからいますぐでていってね!」
「ゆ、ゆ……」
典型的なでいぶと気弱なまりさか。最近あまり見てなかった王道パターンではあるな。
俺はそっと物陰から様子を窺うことにした。
予想通り、ぶくぶくに太ったれいむとガリガリに痩せたまりさ。
それから――お、ちょうど良く子ゆっくりもいるじゃないか。
「おい、くちょじじい! はやくごはんしゃんたくさんもっちぇきちぇね!」
「しょうだしょうだ! むにょう! むにょうじじい!」
「おにゃかすいたおにゃかすいたおにゃかすいたあああああ! やじゃあああ!
あまあま、あまあまあああああ!」
子ゆっくりはれいむ・れいむ・まりさの三匹か。どいつもこいつもなかなかふてぶてしいツラだ。
次女らしいれいむは、もみあげがやたらとわさわさしているレアモノだ。
大きさも……ちょうどいいか。
俺がやろうとしている虐待は、成体ではあまりに大きすぎるのだ。
では、いただくとしますか。
「ゆっくりしないでさっさと……ゆゆ、にんげん!?」
「に、にんげんさん!?」
まりさが怯えた表情を浮かべた。
れいむはふてぶてしい表情で告げる。
「おいにんげん! ちょうどいいところにきたね!
むのうなくそまりさにかわってあまあまもってきてね! たっくさんでいいよ!」
「くしょにんげん! あまあまもっちぇこい!」
「しょうだしょうだーっ!」
「あまあまほしい! まりちゃあまあまほしいよおおおおおお!」
「ゆっくりしないでさっさと……ゆゆ、にんげん!?」
「に、にんげんさん!?」
まりさが怯えた表情を浮かべた。
れいむはふてぶてしい表情で告げる。
「おいにんげん! ちょうどいいところにきたね!
むのうなくそまりさにかわってあまあまもってきてね! たっくさんでいいよ!」
「くしょにんげん! あまあまもっちぇこい!」
「しょうだしょうだーっ!」
「あまあまほしい! まりちゃあまあまほしいよおおおおおお!」
はっはっは、今日の俺は非常に気分がよろしい。
だから、でいぶ如きの言葉で怒ったりなどはしにあ。
それより、まりさ。
お前が今抱えている悩みを、全て綺麗さっぱり解決してあげようじゃないか。
だから、でいぶ如きの言葉で怒ったりなどはしにあ。
それより、まりさ。
お前が今抱えている悩みを、全て綺麗さっぱり解決してあげようじゃないか。
「ゆ、ゆ……ほんとう、に……?」
ああ、本当だとも。
そのやり方も簡単だ。
ああ、本当だとも。
そのやり方も簡単だ。
ステップ1。
まず、子ゆっくり三匹を俺が捕獲するだろ。
「ゆゆ!? にゃにしゅるんだあああああ! やべろ! どれいのぶんざいで
しゃわるなあああああ!」
「やめりょ、やめりょおおお! れいみゅのおかざりにしゃわるなああああ!」
「ゆゆ、おしょらをとんで…………やじゃあああ! やべでえええ! だずげでええええ!」
「で、でいぶのおぢびじゃんになにするだああああああああああ!」
「に、にんげんさん! やめてね! やめてね、ゆっくりやめてね!」
まず、子ゆっくり三匹を俺が捕獲するだろ。
「ゆゆ!? にゃにしゅるんだあああああ! やべろ! どれいのぶんざいで
しゃわるなあああああ!」
「やめりょ、やめりょおおお! れいみゅのおかざりにしゃわるなああああ!」
「ゆゆ、おしょらをとんで…………やじゃあああ! やべでえええ! だずげでええええ!」
「で、でいぶのおぢびじゃんになにするだああああああああああ!」
「に、にんげんさん! やめてね! やめてね、ゆっくりやめてね!」
ステップ2。
それから、このでいぶの下半身を潰すだろ。
「ぎょぶ!? で、で、でいぶのあんよさんがあああああああああああ!?
みわくてきでこわくてきでこうきなほうせきにもたどえられだでいぶのあんよおおおおお!!」
「でいぶううう! でいぶううう! やめであげでええええ!
おねがいじまずがらああああああああああああああああああああ!」
それから、このでいぶの下半身を潰すだろ。
「ぎょぶ!? で、で、でいぶのあんよさんがあああああああああああ!?
みわくてきでこわくてきでこうきなほうせきにもたどえられだでいぶのあんよおおおおお!!」
「でいぶううう! でいぶううう! やめであげでええええ!
おねがいじまずがらああああああああああああああああああああ!」
ステップ3。
ついでに、胎内のおちびちゃんも押し潰しておくだろ。
「ぴぎゃ! ぴ、ぴ、ぴ……ぴぎゅ……」
「ぴょ!? ぴょ、ぴょ、ぴょ……」
「ぷぎゅ……!?」
お、なんかもう口利けたのか。
「でいぶのがわいいがわいいおぢびじゃんがああああああああああああああああああああ!」
「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああん!」
「いもーちょ! いもーちょおおおお!」
「やべじぇええ! はなしちぇえええ!」
「おうぢがえりゅうううううう! まりちゃもうおうぢがえりゅうううう!」
ついでに、胎内のおちびちゃんも押し潰しておくだろ。
「ぴぎゃ! ぴ、ぴ、ぴ……ぴぎゅ……」
「ぴょ!? ぴょ、ぴょ、ぴょ……」
「ぷぎゅ……!?」
お、なんかもう口利けたのか。
「でいぶのがわいいがわいいおぢびじゃんがああああああああああああああああああああ!」
「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああん!」
「いもーちょ! いもーちょおおおお!」
「やべじぇええ! はなしちぇえええ!」
「おうぢがえりゅうううううう! まりちゃもうおうぢがえりゅうううう!」
ステップ4。
最後にでいぶの下半身がほぼ破壊されたのを確認して、無理矢理立たせるだろ。
「ゆぼ!?」
「れいむうう! れいむううう!」
最後にでいぶの下半身がほぼ破壊されたのを確認して、無理矢理立たせるだろ。
「ゆぼ!?」
「れいむうう! れいむううう!」
ステップ5。
ついでにサービスで口を業務用のホッチキスで完全に塞いでおくだろ。
「……! …………!!!」
「れいむ! れいむ! ゆっくりしてね! ゆっくりしてねええええ!」
ついでにサービスで口を業務用のホッチキスで完全に塞いでおくだろ。
「……! …………!!!」
「れいむ! れいむ! ゆっくりしてね! ゆっくりしてねええええ!」
はい、これでまりさの悩みは全て解決したぞ。
食糧問題も、家庭不和も、一気に無くなったな!
食糧問題も、家庭不和も、一気に無くなったな!
「れいむ……れいむう……ごべんね……ごべんねええ……」
嬉しさのせいで啜り泣くまりさを置き去りにして、俺は報酬として子ゆっくり三匹を連れて帰ることにした。
いやあ、いいことをした後は気分がいい。
いやあ、いいことをした後は気分がいい。
連れて帰った子ゆっくりは軽く体を拭いた程度で、それ以外はあんよ焼きなども行っていない。
だからなのか、透明な箱の中で子ゆたちは俺に向かって一生懸命ぷくー! をしている。
だからなのか、透明な箱の中で子ゆたちは俺に向かって一生懸命ぷくー! をしている。
「れいみゅのぷくー! で、くそにんげんはさっさとしんでにぇ!」
「しょーだしょーだ! ぷくー! ぷくー!」
「きょわいよぉ……しゅごくきょわいよお……やだよお……ぷくーしたくないよお……」
それにしても、随分と甘やかされたのだろう。既にソフトボール大くらいはある癖に、
赤ゆ言葉が完全に抜けきってない。
「しょーだしょーだ! ぷくー! ぷくー!」
「きょわいよぉ……しゅごくきょわいよお……やだよお……ぷくーしたくないよお……」
それにしても、随分と甘やかされたのだろう。既にソフトボール大くらいはある癖に、
赤ゆ言葉が完全に抜けきってない。
さて、と。
俺は一番敵意を剥き出しにしている長女らしいれいむを選んだ。使うのは――――。
俺は一番敵意を剥き出しにしている長女らしいれいむを選んだ。使うのは――――。
「やっぱ爪楊枝が基本だよな」
俺は爪楊枝お徳用セットを取り出した。
「ゆゆ? えださん……?」
長女れいむの表情に、初めて怯えが走った。
先端が鋭く尖っているものは、やはりどんな生物にも恐怖心を与えるものらしい。
さあ、れいむちゃん。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い思いをする覚悟はできたかな?
俺は爪楊枝お徳用セットを取り出した。
「ゆゆ? えださん……?」
長女れいむの表情に、初めて怯えが走った。
先端が鋭く尖っているものは、やはりどんな生物にも恐怖心を与えるものらしい。
さあ、れいむちゃん。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い思いをする覚悟はできたかな?
「や、やめてね? とげとげーのちくちくーのえださんを、れいむにちかづけないでね?」
俺はゆっくりと、爪楊枝を長女れいむに近づけていく。
もちろん、箱の中でれいむはゆっくりと後ずさっていくが……。
狭い箱では、すぐに角に追い込まれてしまう。
「ぷ……ぷくーするよ! れいむのぷくーで、しーしーもらしゅといいよ!」
ぷくー、をした瞬間俺は素早く長女れいむの頬を爪楊枝で突き刺した。
柔らかな饅頭の皮を、楊枝はあっさりと貫いた。
俺はゆっくりと、爪楊枝を長女れいむに近づけていく。
もちろん、箱の中でれいむはゆっくりと後ずさっていくが……。
狭い箱では、すぐに角に追い込まれてしまう。
「ぷ……ぷくーするよ! れいむのぷくーで、しーしーもらしゅといいよ!」
ぷくー、をした瞬間俺は素早く長女れいむの頬を爪楊枝で突き刺した。
柔らかな饅頭の皮を、楊枝はあっさりと貫いた。
――瞬間。
「ぷしゅ……いじゃあああああああああああああああああああああああい!
いじゃい! いじゃい! いじゃあああああああああああああああい!」
「おねーしゃ! おねーしゃああああん!」
「やじゃあああ! おうちいいい! まりちゃのおうちいいいいいい!」
いじゃい! いじゃい! いじゃあああああああああああああああい!」
「おねーしゃ! おねーしゃああああん!」
「やじゃあああ! おうちいいい! まりちゃのおうちいいいいいい!」
じたばたと悶え苦しむれいむを、しばらく観賞する。
俺たち人間の頬と違い、ゆっくりの頬は胴体でもある。
その痛みは、生半可なものではあるまい。
俺たち人間の頬と違い、ゆっくりの頬は胴体でもある。
その痛みは、生半可なものではあるまい。
「ぢぐぢぐ! ぢぐぢぐいやああああああああああ! いちゃいよおおおおお!」
ぷりぷりと尻を振るれいむ。たった一本でこの騒ぎだ。
……よし、せっかくだから落ち着くまで見守ってやろうじゃないか。
多分、溺愛されて育った長女れいむにとっては、生まれて初めての『痛み』なのだから。
ぷりぷりと尻を振るれいむ。たった一本でこの騒ぎだ。
……よし、せっかくだから落ち着くまで見守ってやろうじゃないか。
多分、溺愛されて育った長女れいむにとっては、生まれて初めての『痛み』なのだから。
十分後。
「ゆぐっ! ゆぐぅっ! いじゃいよお……ぷーすぷーす……ゆっくちできないよぉ……」
「おねーしゃん! ゆっくりしていって、ね……」
「まりちゃ……おうち……まりちゃ、おうちい……」
泣き疲れたのか、ひくひくと痙攣する長女れいむと、ゆっくりと近づいて行く次女れいむ。
そして、隅っこで我関せずとばかりにおうちかえるを連呼するまりさ。
「ゆぐっ! ゆぐぅっ! いじゃいよお……ぷーすぷーす……ゆっくちできないよぉ……」
「おねーしゃん! ゆっくりしていって、ね……」
「まりちゃ……おうち……まりちゃ、おうちい……」
泣き疲れたのか、ひくひくと痙攣する長女れいむと、ゆっくりと近づいて行く次女れいむ。
そして、隅っこで我関せずとばかりにおうちかえるを連呼するまりさ。
「おい、れいむ」
「……ぐぞどれい……いまずぐ……なんどかじろお……」
「いやいや。まだぷーすぷーすしなきゃいけないから」
「…………………………………………………………………………………………………………ゆ?」
きょとんとした表情で、俺の言葉を聞いた長女れいむ。
だが、その言葉を理解して見る見る内に全身が青ざめていった。
「や……やめでね? ぷーすぷーすさんは、しゅごくゆっくちできにゃいよ……?」
「そんなことはないさ。俺はゆっくりできる」
「やだ……やだ、やだ、やだやだやだ……やじゃああああああああああああああ!
たじゅげでぐだざい! れいみゅぷくーしてぎょめんなさい!
にどとしません! にどとおにいさんにざがらいまぢぇんっ!
じゃから……じゃからたちゅげでええええええええええええええええええええええええ!」
「……ぐぞどれい……いまずぐ……なんどかじろお……」
「いやいや。まだぷーすぷーすしなきゃいけないから」
「…………………………………………………………………………………………………………ゆ?」
きょとんとした表情で、俺の言葉を聞いた長女れいむ。
だが、その言葉を理解して見る見る内に全身が青ざめていった。
「や……やめでね? ぷーすぷーすさんは、しゅごくゆっくちできにゃいよ……?」
「そんなことはないさ。俺はゆっくりできる」
「やだ……やだ、やだ、やだやだやだ……やじゃああああああああああああああ!
たじゅげでぐだざい! れいみゅぷくーしてぎょめんなさい!
にどとしません! にどとおにいさんにざがらいまぢぇんっ!
じゃから……じゃからたちゅげでええええええええええええええええええええええええ!」
はっはっは。それでは、続いて一気に三本いくぞ。
「だずげでえええ! れいむ! れいむだずげでえええええ!」
「ゆ、ゆゆ? ゆ……きゃ、きゃわいくってごめんにぇ!」
次女れいむがぷりんと、長女れいむにあにゃるを見せた。セクシーポーズのつもりらしい。
どういう思考を辿れば、それが助けになるのかさっぱり分からないぜ。
「だにやっでんだぐぞれいむううううううう! なんどがじろおおおお!」
長女れいむが怒り狂って飛びかかろうとするが、素早くそれを押さえつけた。
さあ、ぷーすぷーすぷーす!
「ゆ、ゆゆ? ゆ……きゃ、きゃわいくってごめんにぇ!」
次女れいむがぷりんと、長女れいむにあにゃるを見せた。セクシーポーズのつもりらしい。
どういう思考を辿れば、それが助けになるのかさっぱり分からないぜ。
「だにやっでんだぐぞれいむううううううう! なんどがじろおおおお!」
長女れいむが怒り狂って飛びかかろうとするが、素早くそれを押さえつけた。
さあ、ぷーすぷーすぷーす!
爪楊枝が彼女の頬を、後頭部を、そして顎の下を貫いた。
「ゆ……び……!」
一本貫かれるたびに、れいむはのーびのーびをするように痙攣する。
「か、は……! ゆ、ごぉお……」
激痛のせいで、声を発することもできないらしい。
俺はれいむに優しく言ってやった。
「まだまだぷーすぷーすは沢山あるからな。……ゆっくりがんばれよ?」
「ゆびいいい!?」
爪楊枝を一本取り出し、それをゆっくりゆっくりとれいむの目に見えるように、近づけさせていく。
片手で固定した長女れいむは逃げることもできず、おそろしーしーを間欠泉のように漏らした。
ゆっくりゆっくりと近付く爪楊枝。
長女れいむは反射的にだろう、瞼を閉じた。
なので、彼女の目のすぐそばでピタリと楊枝を止める。
「…………」
「…………」
「…………?」
れいむがうっすら目を開いた瞬間、
「そーら、次はおめめさんだよー」
「ゆびいいいい!?」
俺の楊枝は、れいむの片目に突き立てられていた。
どろりとしたシロップが、涙のように頬を伝う。
「れ、れ、れいみゅのおべべえええええええ! しんじゅさんのっ! ほうせきのっ!
かもしかのようなおべべがああああああああああああ!」
かもしかのような、はあんよの形容だろう。
そーら、ぐりぐりぐり。
俺は突き立てた爪楊枝の頭を摘み、ゆっくりと回転させた。
金庫のダイヤルのようにちきちき回すと、その度に暴れ狂った。
「ゆぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! やべ! やべじぇ!
いじゃい! いじゃいいじゃいいじゃいいじゃいいじゃいいいいいいいいい!」
「ゆ……び……!」
一本貫かれるたびに、れいむはのーびのーびをするように痙攣する。
「か、は……! ゆ、ごぉお……」
激痛のせいで、声を発することもできないらしい。
俺はれいむに優しく言ってやった。
「まだまだぷーすぷーすは沢山あるからな。……ゆっくりがんばれよ?」
「ゆびいいい!?」
爪楊枝を一本取り出し、それをゆっくりゆっくりとれいむの目に見えるように、近づけさせていく。
片手で固定した長女れいむは逃げることもできず、おそろしーしーを間欠泉のように漏らした。
ゆっくりゆっくりと近付く爪楊枝。
長女れいむは反射的にだろう、瞼を閉じた。
なので、彼女の目のすぐそばでピタリと楊枝を止める。
「…………」
「…………」
「…………?」
れいむがうっすら目を開いた瞬間、
「そーら、次はおめめさんだよー」
「ゆびいいいい!?」
俺の楊枝は、れいむの片目に突き立てられていた。
どろりとしたシロップが、涙のように頬を伝う。
「れ、れ、れいみゅのおべべえええええええ! しんじゅさんのっ! ほうせきのっ!
かもしかのようなおべべがああああああああああああ!」
かもしかのような、はあんよの形容だろう。
そーら、ぐりぐりぐり。
俺は突き立てた爪楊枝の頭を摘み、ゆっくりと回転させた。
金庫のダイヤルのようにちきちき回すと、その度に暴れ狂った。
「ゆぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! やべ! やべじぇ!
いじゃい! いじゃいいじゃいいじゃいいじゃいいじゃいいいいいいいいい!」
それにしても、何ともはや不思議な生き物だなあ――と、改めて思う。
俺からすれば、どこまでいっても饅頭に楊枝をぐりぐりしている程度の感触しかないのだが。
こいつらは悲鳴をあげ、痛みに悶え、泣き喚き、失禁までしてくれる。
だから、たまらなく楽しい。
俺からすれば、どこまでいっても饅頭に楊枝をぐりぐりしている程度の感触しかないのだが。
こいつらは悲鳴をあげ、痛みに悶え、泣き喚き、失禁までしてくれる。
だから、たまらなく楽しい。
五十本セットの爪楊枝を、全部使う腹づもりで一本一本を丁寧に丁寧に突き刺していく。
「ゆびょ!? ゆぎ……ゆげ……ゆげえええっ!」
二十本を越えたあたりでとうとう餡子を吐き出してしまった。
なので、悲鳴が聞こえなくなるのは名残惜しいが口を楊枝で縫い合わせることにした。
「もごおおおお! もご! もごおごごごごごぎょよよお!」
ぐるん、と長女れいむの片目が上を向いた。
激痛のせいで昏倒したらしい……仕方ないので、オレンジジュースで復活させてやる。
「おねえええしゃあああああああああああああああああああああああん!
ゆっくち! ゆっくちいいいい!」
次女れいむが、わさわさともみあげを上下に振る。
子まりさは……おそろしーしーを流して呆然としている。
あ、やべ。ちゃんと拭いておかんとぐずぐずになっちまう。
「ゆびょ!? ゆぎ……ゆげ……ゆげえええっ!」
二十本を越えたあたりでとうとう餡子を吐き出してしまった。
なので、悲鳴が聞こえなくなるのは名残惜しいが口を楊枝で縫い合わせることにした。
「もごおおおお! もご! もごおごごごごごぎょよよお!」
ぐるん、と長女れいむの片目が上を向いた。
激痛のせいで昏倒したらしい……仕方ないので、オレンジジュースで復活させてやる。
「おねえええしゃあああああああああああああああああああああああん!
ゆっくち! ゆっくちいいいい!」
次女れいむが、わさわさともみあげを上下に振る。
子まりさは……おそろしーしーを流して呆然としている。
あ、やべ。ちゃんと拭いておかんとぐずぐずになっちまう。
三十本を越える頃には、長女れいむは時折痙攣するだけになった。
五本刺すごとに、蘇生薬としてオレンジジュースを浴びせてどうにか保たせている。
五本刺すごとに、蘇生薬としてオレンジジュースを浴びせてどうにか保たせている。
「ぶぼっ……ぶぼっ……ぶぼぉぅ……」
「頑張れー。あと七本だぞー」
そう言いつつ、さらにもう一本を追加する。
片目は相変わらず残っているため、目の前でちらつかせるたびに怯えたように震えた。
ちなみに瞼は、上に引っ張るように貫いている。
「お……ね……しゃ……」
「ゆっくち……ゆっくちぃ……」
次女れいむと子まりさは、もう長女れいむに近付くことすらなかった。
ただ、爪楊枝をびっしりと突き刺された彼女を遠巻きに眺めるだけだ。
「ようし、次はいよいよまむまむとあにゃるにいくぞ」
俺がそう宣言した瞬間、かっと長女れいむの目が見開いた。
「頑張れー。あと七本だぞー」
そう言いつつ、さらにもう一本を追加する。
片目は相変わらず残っているため、目の前でちらつかせるたびに怯えたように震えた。
ちなみに瞼は、上に引っ張るように貫いている。
「お……ね……しゃ……」
「ゆっくち……ゆっくちぃ……」
次女れいむと子まりさは、もう長女れいむに近付くことすらなかった。
ただ、爪楊枝をびっしりと突き刺された彼女を遠巻きに眺めるだけだ。
「ようし、次はいよいよまむまむとあにゃるにいくぞ」
俺がそう宣言した瞬間、かっと長女れいむの目が見開いた。
(まむまむ? あにゃる? まむまむしゃんとあにゃるしゃんに、ぷーすぷーすするの?
やだ、やめて、やめて、やめて! ゆっくりできない! ゆっくりできない!
まむまむはあかしゃんうむちょころだよ!?
あにゃるしゃんはうんうんしゅっきりーするところなんだよっ!?
ぷーすぷーすしゅるところじゃないんだよ!? いちゃいいちゃいしちゃだみぇなんだよ!?
やじゃ、やじゃ、やじゃ……やじゃああああああああああああああああああああ!
れいみゅのばーじんしゃん! れいみゅのばーじんしゃんをぷーすぷーすしないでえええええ!)
やだ、やめて、やめて、やめて! ゆっくりできない! ゆっくりできない!
まむまむはあかしゃんうむちょころだよ!?
あにゃるしゃんはうんうんしゅっきりーするところなんだよっ!?
ぷーすぷーすしゅるところじゃないんだよ!? いちゃいいちゃいしちゃだみぇなんだよ!?
やじゃ、やじゃ、やじゃ……やじゃああああああああああああああああああああ!
れいみゅのばーじんしゃん! れいみゅのばーじんしゃんをぷーすぷーすしないでえええええ!)
俺は慎重に長女れいむを持ち上げた。もう、彼女の体中に爪楊枝が突き刺さっているため、
ここから先の取り扱いは慎重を要する。
幸い、ここまでやるともう長女れいむには暴れる気力すらない。
「ぼ……べで……ぼぼべ……」
もごもごと、何かを言っている。まあ、言いたいことの予測はつくが。
「じゃあいくぞ」
爪楊枝をちらちら見せつつ、ゆっくりゆっくりとまむまむに爪楊枝を挿入していく。
「……! …………っ! ……ーーー!」
ずぶり、とまむまむに爪楊枝がインサート。子ゆっくりのまむまむには丁度良い大きさだった。
ここから先の取り扱いは慎重を要する。
幸い、ここまでやるともう長女れいむには暴れる気力すらない。
「ぼ……べで……ぼぼべ……」
もごもごと、何かを言っている。まあ、言いたいことの予測はつくが。
「じゃあいくぞ」
爪楊枝をちらちら見せつつ、ゆっくりゆっくりとまむまむに爪楊枝を挿入していく。
「……! …………っ! ……ーーー!」
ずぶり、とまむまむに爪楊枝がインサート。子ゆっくりのまむまむには丁度良い大きさだった。
(ばあじんしゃんがああああああああああああああ! れいみゅの!
れいみゅのたいせつなたいせつなばあじんしゃんがあああああああああああああ!
どぼじでえええ! どぼじでごんなごどおおおおおおおおおおおおおおおお!
おにいいい! あぐまああああああああああああああああああああ!)
れいみゅのたいせつなたいせつなばあじんしゃんがあああああああああああああ!
どぼじでえええ! どぼじでごんなごどおおおおおおおおおおおおおおおお!
おにいいい! あぐまああああああああああああああああああああ!)
続いてあにゃるに。
(いっぎゃあああああああああああああああああああああああああ!
あにゃる! れいみゅのすーぱーあにゃるがああああ!
うんうんほじほじしないでええええ! おねがいじまずううううう!)
あにゃる! れいみゅのすーぱーあにゃるがああああ!
うんうんほじほじしないでええええ! おねがいじまずううううう!)
折角なので、あにゃるの爪楊枝を、口の中に差し込んでみたりもする。
「おぼべあええええええええええええええええええええ!」
あ、餡子が楊枝の間から漏れ始めた。
面白いので、あにゃるに差し込んだ爪楊枝を何度も口の中に運んでみる。
俺たちには感じ取れない、うんうん特有の悪臭を味わっているのだろう。
つい夢中になって、何度もやってしまった。
面白いので、あにゃるに差し込んだ爪楊枝を何度も口の中に運んでみる。
俺たちには感じ取れない、うんうん特有の悪臭を味わっているのだろう。
つい夢中になって、何度もやってしまった。
そして、残り一本となった。
未だに目は残っている。
「おーい。れいむ、聞こえるかー?」
彼女の体内では、さながら激しいドラミングのように苦痛が襲いかかっていることだろう。
俺は最後のオレンジジュースを降り注ぎながら、言ってやった。
「最後の一本だ。よーく味わってくれよ?」
れいむの片目からは、尽きることなく涙が溢れ出す。
俺はそれを見ながら、ゆっくりゆっくりと爪楊枝を近づけていく。
逃げることはできず、動くことすらできない。
痛みを我慢することなど不可能だ。
未だに目は残っている。
「おーい。れいむ、聞こえるかー?」
彼女の体内では、さながら激しいドラミングのように苦痛が襲いかかっていることだろう。
俺は最後のオレンジジュースを降り注ぎながら、言ってやった。
「最後の一本だ。よーく味わってくれよ?」
れいむの片目からは、尽きることなく涙が溢れ出す。
俺はそれを見ながら、ゆっくりゆっくりと爪楊枝を近づけていく。
逃げることはできず、動くことすらできない。
痛みを我慢することなど不可能だ。
れいむも、もう分かっているだろう。
ほとんど無抵抗のまま――それでも、怯えきった目で爪楊枝を眺めていた。
ほとんど無抵抗のまま――それでも、怯えきった目で爪楊枝を眺めていた。
そら、ぷーすぷーす。
「ぼべっ……」
残っていた目に、とうとう爪楊枝が突き立てられた。俺はぐりぐりと回転させながら、
ゆっくりと中枢餡を目指していく。
「ぼっ……ぼびっ……ぶぶっ……」
わずかに、楊枝の先端が今までの餡子とは違う固い感触を捉えた。
びくりとれいむが震えた。
多分、今の彼女の餡子内では様々な記憶が走馬燈のように蘇っていることだろう。
「ぼべっ……」
残っていた目に、とうとう爪楊枝が突き立てられた。俺はぐりぐりと回転させながら、
ゆっくりと中枢餡を目指していく。
「ぼっ……ぼびっ……ぶぶっ……」
わずかに、楊枝の先端が今までの餡子とは違う固い感触を捉えた。
びくりとれいむが震えた。
多分、今の彼女の餡子内では様々な記憶が走馬燈のように蘇っていることだろう。
(きゅーとなれいみゅがゆっくりうまれちゃよ……。
しょれから、おかあさんとすーりすーりしちぇ……。
おとうさんとのすーりすーりはおはださんがざらざらできもちわるかっちゃよ……。
だから……おとうさんのすーりすーりはみんにゃがいやがっちぇ……。
ゆぅ……じぇも、おちょうしゃんともっちょもっちょしゅーりしゅーりしちゃかっちゃよ……。
でもおかあさんがおこりゅきゃら……どうしゅればいいのか……わきゃらにゃくちぇ……。
ゆっくり……ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ
ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ)
しょれから、おかあさんとすーりすーりしちぇ……。
おとうさんとのすーりすーりはおはださんがざらざらできもちわるかっちゃよ……。
だから……おとうさんのすーりすーりはみんにゃがいやがっちぇ……。
ゆぅ……じぇも、おちょうしゃんともっちょもっちょしゅーりしゅーりしちゃかっちゃよ……。
でもおかあさんがおこりゅきゃら……どうしゅればいいのか……わきゃらにゃくちぇ……。
ゆっくり……ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ
ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ)
中枢餡に到達すると、れいむはびくりと一度だけ震えて。
それから動かなくなった。
五十本の爪楊枝が底面以外のあらゆる場所に突き立てられ、まるでハリネズミのようだ。
それから動かなくなった。
五十本の爪楊枝が底面以外のあらゆる場所に突き立てられ、まるでハリネズミのようだ。
「ゆ。おにぇ……しゃ……? おへんじ……おへんじしちぇね……?
おねえしゃ……ゆぐっ……おねえしゃああああん!」
「ゆぐっ、ゆぐっ、ゆぐっ……。ゆゆ? おねーしゃ、あのおびゃけはじゃれ?」
次女れいむの愕然とした反応は予想通りだが、子まりさの反応が面白いな。
現実逃避が極まったせいで、姉れいむが死んだ記憶が丸ごとうんうんと共に
排出されたのかもしれない(よく見たら、隅っこにうんうんしてるし。あにゃるに餡子ついてるし)。
おねえしゃ……ゆぐっ……おねえしゃああああん!」
「ゆぐっ、ゆぐっ、ゆぐっ……。ゆゆ? おねーしゃ、あのおびゃけはじゃれ?」
次女れいむの愕然とした反応は予想通りだが、子まりさの反応が面白いな。
現実逃避が極まったせいで、姉れいむが死んだ記憶が丸ごとうんうんと共に
排出されたのかもしれない(よく見たら、隅っこにうんうんしてるし。あにゃるに餡子ついてるし)。
じゃあ、次はこいつにするか。
俺は子まりさを帽子ごとひょいと摘み上げた。
「ゆゆ? おしょらをとんじぇるみちゃい! ……ひゃ、ひゃなしちぇええええ!
まりしゃぷーすぷーすいやじゃ! いやじゃいやじゃいやじゃあああああああ!」
「はっはっは。駄目だ駄目。お前は今からぷーすぷーすされるの。で、すっげえ痛いことになる。
泣いてもいいし喚いてもいい。おそろしーしーやおそろうんうんを垂れ流しても問題ない。
ただし、無駄だ」
「いやじゃあああああああああああ! まりちゃしにちゃくない! しにちゃくないいいい!
いっぱいいっぱいあまあまむーしゃむーしゃしちぇ、しあわしぇーになりちゃい!
とびっきりのびゆっくりとしゅっきりーしちぇいっぴゃいおちびちゃんつくるのおおおお!」
ぱたぱたとおさげで俺の手を叩きながら、子まりさは絶叫した。
「はっはっは。全部叶わないなあ、残念ながら」
「ゆゆ? おしょらをとんじぇるみちゃい! ……ひゃ、ひゃなしちぇええええ!
まりしゃぷーすぷーすいやじゃ! いやじゃいやじゃいやじゃあああああああ!」
「はっはっは。駄目だ駄目。お前は今からぷーすぷーすされるの。で、すっげえ痛いことになる。
泣いてもいいし喚いてもいい。おそろしーしーやおそろうんうんを垂れ流しても問題ない。
ただし、無駄だ」
「いやじゃあああああああああああ! まりちゃしにちゃくない! しにちゃくないいいい!
いっぱいいっぱいあまあまむーしゃむーしゃしちぇ、しあわしぇーになりちゃい!
とびっきりのびゆっくりとしゅっきりーしちぇいっぴゃいおちびちゃんつくるのおおおお!」
ぱたぱたとおさげで俺の手を叩きながら、子まりさは絶叫した。
「はっはっは。全部叶わないなあ、残念ながら」
分不相応なゆっくりの夢を打ち壊すのは、何度やっても快感である。
子ゆっくりであればあるほど、そして世間の荒波に揉まれてなければないほど、
夢が大きいので壊しがいがあるというものだ。
子ゆっくりであればあるほど、そして世間の荒波に揉まれてなければないほど、
夢が大きいので壊しがいがあるというものだ。
二匹目からは楊枝ではなく、釘を使うことにする。
俺は箱の中にじゃらららら、と大量の釘を落とした。
大きなもの、小さなもの、胴部がねじ状になっているもの、色々だ。
俺は箱の中にじゃらららら、と大量の釘を落とした。
大きなもの、小さなもの、胴部がねじ状になっているもの、色々だ。
「ゆわぁぁっ!」
子まりさはそれを見ただけで、おそろしーしーを噴出させた。
次女れいむも、目を見開いてガクガクと震えている。
これは、今の「おねえさんをぷーすぷーすしたきれいなえださん」なんかより、
もっともっともっともっと兇悪で苛烈で残酷なものだ。
子まりさはそれを見ただけで、おそろしーしーを噴出させた。
次女れいむも、目を見開いてガクガクと震えている。
これは、今の「おねえさんをぷーすぷーすしたきれいなえださん」なんかより、
もっともっともっともっと兇悪で苛烈で残酷なものだ。
「さてさて。それじゃあ子まりさくん。 頑 張 れ よ ?」
俺は色々な想いを込めて、釘をちらつかせながらそう告げた。
子まりさが「ゆわああああ!」とおそろうんうんを大量に噴出した。
瞬間、子まりさはきょとんとした表情で告げた。
「ゆ、ゆゆ? きょきょはどきょ? おかあしゃんは? ゆっくりしちぇない
むのうなちちおやはどきょなにょ?」
……恐怖が絶頂に達したせいで、記憶が飛んだみたいだ。
俺は呆れたように溜息をついた。
子まりさが「ゆわああああ!」とおそろうんうんを大量に噴出した。
瞬間、子まりさはきょとんとした表情で告げた。
「ゆ、ゆゆ? きょきょはどきょ? おかあしゃんは? ゆっくりしちぇない
むのうなちちおやはどきょなにょ?」
……恐怖が絶頂に達したせいで、記憶が飛んだみたいだ。
俺は呆れたように溜息をついた。
――さて、ここより先はゆっくりたちの視点で送ろう。
子まりさは、先ほどうんうんと一緒に記憶を垂れ流したせいで、
何故ここにいるのかなどということは、すっかり忘れていた。
ただ分かることは。
ここはとてもゆっくりしていない場所だということ。
「にんげんさん、ゆっくりしないでまりさをおうちにもどしちぇね?」
子まりさがそう言うと、目の前の人間は笑いながら言った。
「はっはっは。いよいよもって、死 ぬ が よ い」
「どうしちぇ? まりちゃがきゃわいいからいじわりゅするの?」
「ちょっと違うな。お前はブサイクで可愛くないから意地悪するんだ」
何故ここにいるのかなどということは、すっかり忘れていた。
ただ分かることは。
ここはとてもゆっくりしていない場所だということ。
「にんげんさん、ゆっくりしないでまりさをおうちにもどしちぇね?」
子まりさがそう言うと、目の前の人間は笑いながら言った。
「はっはっは。いよいよもって、死 ぬ が よ い」
「どうしちぇ? まりちゃがきゃわいいからいじわりゅするの?」
「ちょっと違うな。お前はブサイクで可愛くないから意地悪するんだ」
子まりさは怒った。
母れいむに、
「おまえはおとうさんとちがっていいこだね! ゆっくりしてるよ!」
と太鼓判を押されている自分に向かって何たる言い草だろうか。
母れいむに、
「おまえはおとうさんとちがっていいこだね! ゆっくりしてるよ!」
と太鼓判を押されている自分に向かって何たる言い草だろうか。
「ゆっくりしてないにんげんさんは、えいえんにゆっくりしちぇね!」
「まり……しゃ……?」
姉であるれいむが何故かがたがた震えているのと、先ほどから部屋の片隅にある
はりせんぼんさんが気になって仕方がないが、ともかく子まりさは自身の要望を伝えた。
後は、それが叶うのを待つだけだ。
「まり……しゃ……?」
姉であるれいむが何故かがたがた震えているのと、先ほどから部屋の片隅にある
はりせんぼんさんが気になって仕方がないが、ともかく子まりさは自身の要望を伝えた。
後は、それが叶うのを待つだけだ。
……子まりさには、これまで叶って叶わなかった願いなどなかった。
親まりさがなまじ優秀だったせいで、「あまあまが欲しい」と言えば、
どうにか工面して手に入れてきたのだ。
甘やかす親れいむの教育方針もあって、我が侭一杯に育ったゆとりならぬ
ゆっくり世代の子まりさ。
そんな砂糖細工のような日々は、既に終わっているというのに。
親まりさがなまじ優秀だったせいで、「あまあまが欲しい」と言えば、
どうにか工面して手に入れてきたのだ。
甘やかす親れいむの教育方針もあって、我が侭一杯に育ったゆとりならぬ
ゆっくり世代の子まりさ。
そんな砂糖細工のような日々は、既に終わっているというのに。
「じゃ、いくぞ」
「ゆゆ? いく……? なにいって――――『ざくっ』ゆ?」
「ゆゆ? いく……? なにいって――――『ざくっ』ゆ?」
最初、子まりさは何がなんだか分からなかった。
「あちゃま……いちゃい……?」
きょとんとした表情できょろきょろと見回すと、こちらを青ざめた表情で
見つめている次女れいむと目があった。
「おねーしゃ……?」
「ゆひいい!? まりしゃ! まりしゃ! ゆっくりしちぇ! ゆっくりしちぇえ!」
「あちゃま……いちゃい……?」
きょとんとした表情できょろきょろと見回すと、こちらを青ざめた表情で
見つめている次女れいむと目があった。
「おねーしゃ……?」
「ゆひいい!? まりしゃ! まりしゃ! ゆっくりしちぇ! ゆっくりしちぇえ!」
ゆっくり?
一体何を言っているのだろう。確かにちょっと頭が痛いけれど、
こんなことくらいで子まりさのゆっくりは揺ら、が、ない、は、ずだ。
一体何を言っているのだろう。確かにちょっと頭が痛いけれど、
こんなことくらいで子まりさのゆっくりは揺ら、が、ない、は、ずだ。
「ほら、これを見てみろ」
子まりさの目の前に、鏡が落ちてきた。
いつも通り、至高の美を誇る自分がそこにいた。
「ゆゆ! まりしゃはいつも通りゆっくりしちぇ、る、よ………………?」
子まりさの目の前に、鏡が落ちてきた。
いつも通り、至高の美を誇る自分がそこにいた。
「ゆゆ! まりしゃはいつも通りゆっくりしちぇ、る、よ………………?」
子まりさのこめかみ部分に、変なものがくっついている。
そう言えば、先ほどからそこが痛くてたまらない。
よく見たら、それは先ほど落ちてきた痛そうなぷすぷすさんだった。
よく見たら、それは子まりさの頭に突き刺さっていた。
そう言えば、先ほどからそこが痛くてたまらない。
よく見たら、それは先ほど落ちてきた痛そうなぷすぷすさんだった。
よく見たら、それは子まりさの頭に突き刺さっていた。
「ゆ……ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!
なっ、なんで! どぼじで! どぼじでえええええええええええええ!」
なっ、なんで! どぼじで! どぼじでえええええええええええええ!」
痛い!
痛い、痛い、痛い!
痛い、痛い、痛い!
ゆん生始まって以来の激痛に、子まりさは限界を越えてぴょんぴょんした。
一言で言うなれば、熱い痛み。
ジンジンと、体内の熱が集中しているのがよく分かる。
一言で言うなれば、熱い痛み。
ジンジンと、体内の熱が集中しているのがよく分かる。
「あぢゅい! いじゃい! いじゃあああああい! ががががが!
ゆびゃあああああああああああああああああ!
どっで! ごれ゛! どっでえええええ! どれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!」
ゆびゃあああああああああああああああああ!
どっで! ごれ゛! どっでえええええ! どれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!」
子まりさは叫んだ。
精一杯、力の限り叫んだ。
聞き届けなければならないはずだった。自分じゃなくても、無能だけど働き者である父か、
あるいは優しい偉大なる母親か。
どちらかが、子まりさの願い事を叶えなければならない。
そのはずなのに。
精一杯、力の限り叫んだ。
聞き届けなければならないはずだった。自分じゃなくても、無能だけど働き者である父か、
あるいは優しい偉大なる母親か。
どちらかが、子まりさの願い事を叶えなければならない。
そのはずなのに。
「どぼじでどっ゛でぐれ゛な゛い゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?
まりじゃが! まりじゃがどっでぐれっでいっでるでじょおおおおおおお!」
まりじゃが! まりじゃがどっでぐれっでいっでるでじょおおおおおおお!」
「まだまだいくぞ。そら!」
カン! ズブリ。
カン! ズブリ。
カン! ズブリ。
カン! ズブリ。
カン! ズブリ。
「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛
ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!?」
ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!?」
人間が黒い棒を持って、ぷすぷすさんをどんどん頭に打ちつけている。
その度に、自分の体が無条件で飛び跳ねるのが分かった。
とても耐えられない、と思った痛みがどんどん増していくのが子まりさには分かってしまった。
……ゆっくりは痛がりである。
だが、その痛みの限界値はある意味で人間を上回っている。
人間ならば発狂するか、もしくは怪我が酷すぎて意識混濁になるような状態でも、子まりさは
元気に悲鳴をあげていた。
その度に、自分の体が無条件で飛び跳ねるのが分かった。
とても耐えられない、と思った痛みがどんどん増していくのが子まりさには分かってしまった。
……ゆっくりは痛がりである。
だが、その痛みの限界値はある意味で人間を上回っている。
人間ならば発狂するか、もしくは怪我が酷すぎて意識混濁になるような状態でも、子まりさは
元気に悲鳴をあげていた。
「いびゃい! じゅごぎゅいびゃい゛! いびゃい゛! いびゃい゛! いびゃい゛!
いびゃい゛! いびゃい゛! ずっっっっっっごぐいびゃい゛!」
いびゃい゛! いびゃい゛! ずっっっっっっごぐいびゃい゛!」
物凄い苦痛が、延々と続いていた。
砂糖水の汗が、全身から溢れ出ているせいでおそろしーしーと区別がつかない。
緩んだあにゃるからは、本来排出するべきでない餡子まで垂れ流している。
激痛が台風のように荒れ狂い、子まりさの中枢餡は限界寸前まで痛覚信号を発信している。
砂糖水の汗が、全身から溢れ出ているせいでおそろしーしーと区別がつかない。
緩んだあにゃるからは、本来排出するべきでない餡子まで垂れ流している。
激痛が台風のように荒れ狂い、子まりさの中枢餡は限界寸前まで痛覚信号を発信している。
生きたい、と子まりさは願っていた。
だが、それよりも「この苦痛から解放してほしい」と中枢餡に訴えかけた。
当然、中枢餡は苦痛からの解放手段を選択する。
即ち、餡子を吐き出すことによる死だ。
だが、それよりも「この苦痛から解放してほしい」と中枢餡に訴えかけた。
当然、中枢餡は苦痛からの解放手段を選択する。
即ち、餡子を吐き出すことによる死だ。
「お゛ぼお゛お゛お゛! ゆっ! び! びびび! ぼぼぼびびびぼぶぶべべげべべべ!」
「よし、子ゆっくりだとそろそろ限界か」
人間が『橙色の液体が入ったぷすぷすさん』を、子まりさの脳天に注射した。
「ゆ゛っ! びっ…………ゆ、ゆ、ゆぅ……」
痛みがほんの少し和らいだ。だが、それは骨折の痛みに耐えている人間に擦り傷の手当をするようなもの。
頭の痛みは、相変わらず破裂しそうなくらいに酷かった。
酷かったのに、餡子を吐き出すことができなくなってしまった。
オレンジジュースのせいで、中枢餡が鎮静してしまったのだ。
「ゆ……び……………………ゆううううううううう!?」
「よし、子ゆっくりだとそろそろ限界か」
人間が『橙色の液体が入ったぷすぷすさん』を、子まりさの脳天に注射した。
「ゆ゛っ! びっ…………ゆ、ゆ、ゆぅ……」
痛みがほんの少し和らいだ。だが、それは骨折の痛みに耐えている人間に擦り傷の手当をするようなもの。
頭の痛みは、相変わらず破裂しそうなくらいに酷かった。
酷かったのに、餡子を吐き出すことができなくなってしまった。
オレンジジュースのせいで、中枢餡が鎮静してしまったのだ。
「ゆ……び……………………ゆううううううううう!?」
子まりさはチラリと鏡を見て、愕然とした。
(なんなのおおおお!? きょのゆっくちちてないゆっくじは、にゃんなのおおおお!?)
頭にびっしりと黒いぷすぷすさんが生えている様は、まるでキノコみたいだ、と
子まりさは一瞬思った。
黒い餡子がだらだらと頭から流れている。餡子、餡子、餡子。
見る者が見れば、こういうだろう。まるでカリフラワーかかいわれ大根だと。
子まりさは一瞬思った。
黒い餡子がだらだらと頭から流れている。餡子、餡子、餡子。
見る者が見れば、こういうだろう。まるでカリフラワーかかいわれ大根だと。
(ちがううううううう! ごれはまりじゃじゃない! まりじゃはもっどがっごよぐで!
ちてきで! ばんざむで! どっでもゆっぐぢぢでるんだああああああああああ!)
ちてきで! ばんざむで! どっでもゆっぐぢぢでるんだああああああああああ!)
「おーい、子まりさ」
「……ちぎゃう……まりちゃじゃない……まりじゃじゃない……」
子まりさはのろのろと人間を見た。これが子まりさじゃないと証明してくれる存在が、
誰でもいいから欲しかった。
だが、世界は無情である。
子まりさは彼が持っている、色鮮やかなものに目を奪われた。
「にゃ……に゛…………?」
「これはな、火だ」
「ひ……ひざんば……ゆっぐぢ……でぎない……」
「……ちぎゃう……まりちゃじゃない……まりじゃじゃない……」
子まりさはのろのろと人間を見た。これが子まりさじゃないと証明してくれる存在が、
誰でもいいから欲しかった。
だが、世界は無情である。
子まりさは彼が持っている、色鮮やかなものに目を奪われた。
「にゃ……に゛…………?」
「これはな、火だ」
「ひ……ひざんば……ゆっぐぢ……でぎない……」
子まりさは知っている。
火、というものの恐ろしさを。それは夏の太陽さんより遙かに熱く、触れただけで痛くて痛くて
たまらないものだ。
火、というものの恐ろしさを。それは夏の太陽さんより遙かに熱く、触れただけで痛くて痛くて
たまらないものだ。
(ゆっくぢ……にげりゅよ……)
幸い、あんよには傷がついていない。全力疾走して、この箱から脱出する。
姉れいむを置いて行くのは気が引けるが仕方ない。
今は、自分のゆん生が掛かっているのだ。
姉れいむを置いて行くのは気が引けるが仕方ない。
今は、自分のゆん生が掛かっているのだ。
「ゆ……ぢ……」
「お? 逃げるのか」
「に……げ……りゅ…………よ…………ゆっくぢ……ぢないで、にげりゅ………………」
惨めだった。
ちーたーさんやかもしかさんより俊足なはずのあんよが、こんなにノタノタしているのが
あまりに惨めだった。
「どぼじで……まりちゃの……あんよしゃん……こんな……ゆっくぢぢでない……」
「頭が重いからだろうなあ……いや、それ以前の問題だが」
「お? 逃げるのか」
「に……げ……りゅ…………よ…………ゆっくぢ……ぢないで、にげりゅ………………」
惨めだった。
ちーたーさんやかもしかさんより俊足なはずのあんよが、こんなにノタノタしているのが
あまりに惨めだった。
「どぼじで……まりちゃの……あんよしゃん……こんな……ゆっくぢぢでない……」
「頭が重いからだろうなあ……いや、それ以前の問題だが」
子まりさはそれでも前に進んだ。
不退転の決意を抱いて、ただひたすら前へ――――――――――ごちん。
不退転の決意を抱いて、ただひたすら前へ――――――――――ごちん。
「ゆ゛っ゛っ゛……!」
瞬間、重たい頭が破裂したかと思った。
壁に頭がぶつかり、子まりさの餡子に『黒いぷすぷすさん』が更に深く入り込んだのだ。
中枢餡に到達する寸前まで。
壁に頭がぶつかり、子まりさの餡子に『黒いぷすぷすさん』が更に深く入り込んだのだ。
中枢餡に到達する寸前まで。
「おびゃあ゛あ゛あ゛あ゛っ゛゛!!! うびょぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!
ぼびぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!! ぶぶべぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」
ぼびぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!! ぶぶべぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」
再び子まりさに、オレンジジュースが投入される。
「さあ、いくぞ……」
心なしか、人間の声にも緊張が見られていた。
火が、どんどんと近付いてくる。
「やべじぇ……やべじぇ……」
頭の釘のせいで、どうしてもそこ以上に進むことができない子まりさは、ただただ怯えながら
懇願するだけだ。
だが、人間はゆっくりとその火を子まりさに近づけ――。
「やっ! べ、じぇええええええええええええ……!」
火が止まった。
一瞬、子まりさは彼が言うことを聞いてくれたのだと思った。
すぐに勘違いと分かったが。
「さあ、いくぞ……」
心なしか、人間の声にも緊張が見られていた。
火が、どんどんと近付いてくる。
「やべじぇ……やべじぇ……」
頭の釘のせいで、どうしてもそこ以上に進むことができない子まりさは、ただただ怯えながら
懇願するだけだ。
だが、人間はゆっくりとその火を子まりさに近づけ――。
「やっ! べ、じぇええええええええええええ……!」
火が止まった。
一瞬、子まりさは彼が言うことを聞いてくれたのだと思った。
すぐに勘違いと分かったが。
「あじゅ!?」
疲労困憊にも関わらず、子まりさの全身が痙攣した。
「あじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅ!!?
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
づづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛
い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛
い゛い゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
づづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛
い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛
い゛い゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ゆんやああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?
まりしゃあああ! まりじゃああああああああああああああああああああ!?」
まりしゃあああ! まりじゃああああああああああああああああああああ!?」
火が、鉄釘を熱している。
ジンジンジンジンと痛みと熱さが子まりさの小さな体に襲いかかる。
ジンジンジンジンと痛みと熱さが子まりさの小さな体に襲いかかる。
「じぬ゛ぅぅぅっ! まりじゃじんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!
あぢゅう゛!!!! あぢゅいいいいいいいいいいいいいいいい゛!!!!!!!」
あぢゅう゛!!!! あぢゅいいいいいいいいいいいいいいいい゛!!!!!!!」
いたい! いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい!
あつい! あついあついあついあついあついあついあつい!
あつい! あついあついあついあついあついあついあつい!
(だじゅげでえ! まりじゃをだじゅげでえええええええええええええええええええ!
なんでもじまずう! う゛ん゛う゛ん゛な゛め゛ま゛ず! まむまむでもあにゃるでもづぎざじで
ずっぎりじでがまいまぜん゛! おどうじゃんもおがあじゃんもおねえじゃんだぢもごろじでぐれで
がまいまぜん゛!!! まりじゃも! まりじゃもぶっごろじでがま゛いま゛ぜん゛!!!)
なんでもじまずう! う゛ん゛う゛ん゛な゛め゛ま゛ず! まむまむでもあにゃるでもづぎざじで
ずっぎりじでがまいまぜん゛! おどうじゃんもおがあじゃんもおねえじゃんだぢもごろじでぐれで
がまいまぜん゛!!! まりじゃも! まりじゃもぶっごろじでがま゛いま゛ぜん゛!!!)
(だがら゛! だがら゛!! ごれ、どべで! どめ゛でぐだざい゛!!!!
お゛ね゛がい゛じま゛ず!!! お゛ね゛がい゛じま゛ず!! お゛ね゛がい゛じま゛ず!!
お゛!!!!! ね゛!!!! が!!!!! い゛!!!!)
お゛ね゛がい゛じま゛ず!!! お゛ね゛がい゛じま゛ず!! お゛ね゛がい゛じま゛ず!!
お゛!!!!! ね゛!!!! が!!!!! い゛!!!!)
暴れることすらできない痛みに、子まりさはただただほとんど掠れた声で絶叫した。
「ひー……!!! ひー! ひー! ひーひーひーひーひーひーーーーーーーーーー!」
「ひー……!!! ひー! ひー! ひーひーひーひーひーひーーーーーーーーーー!」
熱された釘は、痛みと熱さを同時に伝える。
痛みと熱さは螺旋のように絡まり、更なる苦痛を子まりさに与えた。
にも関わらず。子まりさは一向に狂わない。永遠にゆっくりできない。
オレンジジュースを連続的に投与しているため、どうにか命の綱が繋がれていた。
痛みと熱さは螺旋のように絡まり、更なる苦痛を子まりさに与えた。
にも関わらず。子まりさは一向に狂わない。永遠にゆっくりできない。
オレンジジュースを連続的に投与しているため、どうにか命の綱が繋がれていた。
だが、それももう無理だ。
オレンジジュースでは追いつけない、子まりさの餡子が焦げ始めている。
オレンジジュースでは追いつけない、子まりさの餡子が焦げ始めている。
「お゛……びょ゛……! ぶび……! ぶびびびびい……!」
餡子の焦げる臭いが周囲に漂い始めたとき、子まりさの意識は遙か彼方へと連れ去られていった。
びくん、びくんと痙攣しているがそれはもう末期のものだ。
子まりさはようやく、本当にようやく死ぬことができたのだ。
乾ききった肌からは、涙が零れることはなかった。最後の最後まで、子まりさは世界中の激痛を
味わい尽くして死んでいった。
びくん、びくんと痙攣しているがそれはもう末期のものだ。
子まりさはようやく、本当にようやく死ぬことができたのだ。
乾ききった肌からは、涙が零れることはなかった。最後の最後まで、子まりさは世界中の激痛を
味わい尽くして死んでいった。
「ゆひ……ゆひ……ゆひぃ……」
残る一匹。次女れいむはただただ震えて、全身を目いっぱい角に押しつけていた。
ぷるぷると震えて、もみあげをわさわさとして、ただひたすら懇願する。
残る一匹。次女れいむはただただ震えて、全身を目いっぱい角に押しつけていた。
ぷるぷると震えて、もみあげをわさわさとして、ただひたすら懇願する。
「ゆびいい! やべで! やべでぐだじゃい! にゃんでもじまずがら!
ぷーすぷーすじないでぐだざい!」
「心配するな。殺しはしないさ、殺しはな」
ぷーすぷーすじないでぐだざい!」
「心配するな。殺しはしないさ、殺しはな」
人間はニッコリ笑った。
「ゆ……ひ……」
その笑顔に、次女れいむはただただ安心した。
目の前の人間が姉と妹を殺したことなど、ひたすらどうでもよかった。
ただ、自分が助かることだけを圧倒的に感謝した。
「ゆ……ひ……」
その笑顔に、次女れいむはただただ安心した。
目の前の人間が姉と妹を殺したことなど、ひたすらどうでもよかった。
ただ、自分が助かることだけを圧倒的に感謝した。
じゃららららら!
「ゆ……?」
次女れいむは、それが何であるかは分からなかった。
画鋲である。
頭の部分を接着剤で接着し、上下共に針が突き出ている状態にしたものだ。
「ゆっくち……しゃしぇてくれりゅ……よね……?」
「それは保証できないな」
「ゆ……」
「ゆ……?」
次女れいむは、それが何であるかは分からなかった。
画鋲である。
頭の部分を接着剤で接着し、上下共に針が突き出ている状態にしたものだ。
「ゆっくち……しゃしぇてくれりゅ……よね……?」
「それは保証できないな」
「ゆ……」
勘違いしていた。
この人間がゆっくりさせてくれるはずなどない。
姉と妹を虐殺した人間が、ゆっくりさせてくれるはずない…………!
ほんの一瞬、次女れいむはゆっくり的な思考で希望を抱いてしまった。
その希望は、更なる絶望へと次女れいむを突き落としたのだ。
この人間がゆっくりさせてくれるはずなどない。
姉と妹を虐殺した人間が、ゆっくりさせてくれるはずない…………!
ほんの一瞬、次女れいむはゆっくり的な思考で希望を抱いてしまった。
その希望は、更なる絶望へと次女れいむを突き落としたのだ。
「ゆ゛……ゆ゛……ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
とある公園。
数匹の野良ゆっくりが、群れを作ることもなくただ暮らしている公園。
いつか一斉駆除が行われるだろうが、それまでは平穏な一時を過ごせるであろうゆっくりプレイス。
数匹の野良ゆっくりが、群れを作ることもなくただ暮らしている公園。
いつか一斉駆除が行われるだろうが、それまでは平穏な一時を過ごせるであろうゆっくりプレイス。
そこに、ある小さな子ゆっくりが住んでいる。
「ゆわぁぁぁぁ!? なに……なにあれぇぇっ!?」
「ゆっくり……ゆっくり、なの……?」
最近公園に移り住んだばかりのまりさとありす夫婦が、驚愕のあまりおそろしーしーを垂れ流した。
「ゆわぁぁぁぁ!? なに……なにあれぇぇっ!?」
「ゆっくり……ゆっくり、なの……?」
最近公園に移り住んだばかりのまりさとありす夫婦が、驚愕のあまりおそろしーしーを垂れ流した。
「ゆ……ぐぢ……ゆび……」
死んだような瞳で、その子ゆっくりは雑草を食べていた。
全身が黄金色に輝き、まるでボウリングの玉のように鮮やかだった。
そして、体からは無数の針が突き出ていた。
まるでいがぐり、まるでハリセンボン、まるでウニ。
死んだような瞳で、その子ゆっくりは雑草を食べていた。
全身が黄金色に輝き、まるでボウリングの玉のように鮮やかだった。
そして、体からは無数の針が突き出ていた。
まるでいがぐり、まるでハリセンボン、まるでウニ。
そう。
彼女はあの次女れいむである。
頭部を接着した画鋲は、がっちりと皮膚に食い込むよう固定されている。
その痛みは、爪楊枝や釘を深く刺したほどではないがじくじくした苦痛を
半永久的に味わわせる状態なのだ。
彼女はあの次女れいむである。
頭部を接着した画鋲は、がっちりと皮膚に食い込むよう固定されている。
その痛みは、爪楊枝や釘を深く刺したほどではないがじくじくした苦痛を
半永久的に味わわせる状態なのだ。
「……あのゆっくりに関わっちゃいけないわ」
隣人であるぱちゅりーの言葉に従い、まりさ夫妻は速やかにその場を離れていった。
隣人であるぱちゅりーの言葉に従い、まりさ夫妻は速やかにその場を離れていった。
「むーちゃ……むーちゃ……ふしあわせぇ……れいみゅ……とっちぇも……ふちあわしぇ……」
舌にも画鋲が突き刺さっていた。
これでは、あまあまをむーしゃむーしゃしたところで、幸せな気分になれるはずもない。
何より孤独を忌み嫌うゆっくりにとって、すっきりーはもちろんのこと、すーりすーりすら
できないこの状況は、最高にゆっくりできなかった。
「ゆっくりしてないゆっくり」として制裁されることすらない。
ゆっくりの武器は、全てこの次女れいむに通用しなかった。
ゆっくりにとって最悪の敵である人間の子供ですら、興味深げに眺めるだけで手を出そうと
しなかった。
無敵であるが故に、次女れいむはただ孤独。
舌にも画鋲が突き刺さっていた。
これでは、あまあまをむーしゃむーしゃしたところで、幸せな気分になれるはずもない。
何より孤独を忌み嫌うゆっくりにとって、すっきりーはもちろんのこと、すーりすーりすら
できないこの状況は、最高にゆっくりできなかった。
「ゆっくりしてないゆっくり」として制裁されることすらない。
ゆっくりの武器は、全てこの次女れいむに通用しなかった。
ゆっくりにとって最悪の敵である人間の子供ですら、興味深げに眺めるだけで手を出そうと
しなかった。
無敵であるが故に、次女れいむはただ孤独。
「むーちゃ……むーちゃ……ゆっくちちたい……ゆっくちちたいよぉ……」
あれだけ苦しんで苦しんで苦しんで死んだ姉や妹が、今は羨ましかった。
彼らは至高の苦痛だけを。
自分には苦痛と絶望が与えられたのだ。
あれだけ苦しんで苦しんで苦しんで死んだ姉や妹が、今は羨ましかった。
彼らは至高の苦痛だけを。
自分には苦痛と絶望が与えられたのだ。
むーちゃむーちゃ……。
むーちゃむーちゃ……。
むーちゃむーちゃ……。
むーちゃむーちゃ……。
むーちゃむーちゃ……。
雑草を食べながら、次女れいむは絶えることのない涙を流す。
「どぼじで……ごんな……ゆっくぢぢだい……むーしゃむーしゃ……」
「どぼじで……ごんな……ゆっくぢぢだい……むーしゃむーしゃ……」
次女れいむのゆん生は、まだまだ始まったばかり。
<あとがき>
小ネタのつもりだったのに、ぷーすぷーすだけで長くもたせすぎた。
ちょっと反省。
ちょっと反省。
過去の作品
anko3216 愛するでいぶ
anko3238 ゆ虐思考
anko3257 赤ゆ十連発(前編)
anko3263 赤ゆ十連発(後編)
anko3271 手を触れずに殺害せよ
anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで
anko3300 何もしない 赤ゆ編
anko3312 れうこくろりぐる
anko3342 テンプレ的自滅シークエンス
anko3358 くらくなるまでまってね!
anko3368 ぷりぷりもるんもるん
anko3428 子まりさと仲良し家族
anko3446 まりさ一家の転落ゆん生
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挿絵:
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