ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3504 れみりゃと煙突
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ankoss
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『れみりゃと煙突』 11KB
いじめ 観察 不運 自業自得 お家宣言 ゲス 捕食種 現代 独自設定 れみりゃいじめですのでお気を付けください。
いじめ 観察 不運 自業自得 お家宣言 ゲス 捕食種 現代 独自設定 れみりゃいじめですのでお気を付けください。
- 俺設定あり。
- れみりゃいじめですので苦手な方はご遠慮下さい。
- 展開がちょっとおかしいかもしれません。
天然あき
「うーれみりゃう~♪」
森の中を羽根をパタパタとして飛ぶ胴付きれみりゃ。
ゆっくりの捕食種としては最も数が多い種だ。
しかし数が多い分他の捕食種ゆっくりに食われる事も多く、時には獲物であるゆっくり相手にすら返り討ちされる事もある。
意味もなくプライドが高く自らをおぜうさまと称する。
ゆっくりにしては珍しく中身が肉を用いられている為肉食動物にも狙われている。そんな存在である。
「う~、きょうもおぜうさまはえれがんとなんだど~♪」
そんな喋る肉まんが空中をふよふよ浮いている。
このれみりゃは今まで自らに害となるものと遭遇した事もなく、森の中に住むゆっくりを食べて日々を過ごしていた。
その為どんどん肥えていき、今まで住んでた巣が狭くなった為に引越に来たのだ。
森と言っても小規模なもので、飛んでいればいずれ森から出る。人家とかをれみりゃが見付けたのも別段おかしくはなかった。。
だかられみりゃが人の住む家を見付けても何もおかしくなかった。
「う~!!?とってもえれがんとなこ~まがんなんだど~!!」
森の自然物しか見てこなかったれみりゃにはどうやら人家が魅力的に見えたようだ。
その家は珍しく煙突があり、ログハウスのような外観であった。
「う~、おぜうさまにふさわしいこうまかんだど~♪」
れみりゃはここに住む事に決め、中に入ろうとする。
しかし、
「あかないんだど~!!?どうしてはいれないんだど~!!?」
ドアや窓を何度押したり叩いたりしても開く気配はない。
どうやら家主はちゃんと戸締まりをして行ったようだ。
「う~どうしてはいれないんだど~!!?おぜうさまがつかってやるからかんしゃするのがとうぜんなんだど~!!!」
地団駄を踏みながら叫ぶれみりゃ。
ここで諦めておけばよかったのだがれみりゃは悪い方向に閃いてしまった。
「う~あそこがあいてるんだど~!!すごいはっけんだど~♪きっとみつけられるのはおぜうさまだけだど~♪」
そう叫ぶと煙突に向けて飛び立った。
実は煙突の屋根部分に綻びがあり、ギリギリ通れない程度の穴が開いているのだ。
そこをれみりゃは偶然見付けてしまったのだ。
「う゛ぎゅう゛う゛…おぜうざまをいれるんだど…」
ギリギリ通れない隙間に無理矢理頭から身体をねじこむ。れみりゃにとってこの家はそれだけ魅力的だったのだろう。
すると、
「う゛…う゛ごげないんだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
羽根の部分で引っ掛かり、抜けなくなってしまった。
人間で言うなら腋の下辺りである。
押しても引いても抜ける気配のない見事なジャストフィットっぷり。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛だずげでざぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
耐え切れなくなって泣き叫ぶれみりゃ。
無駄に手足をブンブン振り回して体力の浪費に努めている。勿論動く肉まんを助ける奴はいない。
「う゛~…」
その結果無駄に足掻いて疲れ果て、れみりゃは眠ってしまったのだった。
森の中を羽根をパタパタとして飛ぶ胴付きれみりゃ。
ゆっくりの捕食種としては最も数が多い種だ。
しかし数が多い分他の捕食種ゆっくりに食われる事も多く、時には獲物であるゆっくり相手にすら返り討ちされる事もある。
意味もなくプライドが高く自らをおぜうさまと称する。
ゆっくりにしては珍しく中身が肉を用いられている為肉食動物にも狙われている。そんな存在である。
「う~、きょうもおぜうさまはえれがんとなんだど~♪」
そんな喋る肉まんが空中をふよふよ浮いている。
このれみりゃは今まで自らに害となるものと遭遇した事もなく、森の中に住むゆっくりを食べて日々を過ごしていた。
その為どんどん肥えていき、今まで住んでた巣が狭くなった為に引越に来たのだ。
森と言っても小規模なもので、飛んでいればいずれ森から出る。人家とかをれみりゃが見付けたのも別段おかしくはなかった。。
だかられみりゃが人の住む家を見付けても何もおかしくなかった。
「う~!!?とってもえれがんとなこ~まがんなんだど~!!」
森の自然物しか見てこなかったれみりゃにはどうやら人家が魅力的に見えたようだ。
その家は珍しく煙突があり、ログハウスのような外観であった。
「う~、おぜうさまにふさわしいこうまかんだど~♪」
れみりゃはここに住む事に決め、中に入ろうとする。
しかし、
「あかないんだど~!!?どうしてはいれないんだど~!!?」
ドアや窓を何度押したり叩いたりしても開く気配はない。
どうやら家主はちゃんと戸締まりをして行ったようだ。
「う~どうしてはいれないんだど~!!?おぜうさまがつかってやるからかんしゃするのがとうぜんなんだど~!!!」
地団駄を踏みながら叫ぶれみりゃ。
ここで諦めておけばよかったのだがれみりゃは悪い方向に閃いてしまった。
「う~あそこがあいてるんだど~!!すごいはっけんだど~♪きっとみつけられるのはおぜうさまだけだど~♪」
そう叫ぶと煙突に向けて飛び立った。
実は煙突の屋根部分に綻びがあり、ギリギリ通れない程度の穴が開いているのだ。
そこをれみりゃは偶然見付けてしまったのだ。
「う゛ぎゅう゛う゛…おぜうざまをいれるんだど…」
ギリギリ通れない隙間に無理矢理頭から身体をねじこむ。れみりゃにとってこの家はそれだけ魅力的だったのだろう。
すると、
「う゛…う゛ごげないんだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
羽根の部分で引っ掛かり、抜けなくなってしまった。
人間で言うなら腋の下辺りである。
押しても引いても抜ける気配のない見事なジャストフィットっぷり。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛だずげでざぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
耐え切れなくなって泣き叫ぶれみりゃ。
無駄に手足をブンブン振り回して体力の浪費に努めている。勿論動く肉まんを助ける奴はいない。
「う゛~…」
その結果無駄に足掻いて疲れ果て、れみりゃは眠ってしまったのだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「う?」
何やら熱気を感じて目を覚ますれみりゃ。
すると、
「ゲホ!!?ゴホ!!?」
煙を吸ってしまい咳込んでしまう。
それだけではなく、
「あぢゅ…ぴぃ!!?」
耐え難い熱気がれみりゃに襲い掛かる。
熱気で悲鳴を上げれば煙で咳込み、何もしなくても煙で燻される。
「ぐびぃ!!?」
れみりゃはまともに声を上げる事も出来ずに脱出しようと暴れるが何の効果もない。
ただ苦しむだけだ。
そしてそれに気付く者はいない。
家主もまさかれみりゃが煙突に挟まってるなんて思いもせずにいつものように暖をとる為に暖炉に火を点けた。
れみりゃが煙で声を上げられなくなっているので気付く様子もなく読書をしていた。
「ゲフ!?…ざぎゅやぁ…」
れみりゃは苦しみながらもさくやに助けを求める。
それは自分の空想したヒーローに助けを求める類の無意味な行為だがそれに気付く様子もない。
「う゛ぎ!?…ゲハァ!!?」
両手で何とか煙をどけようと足掻くが意味はない。ただ両手が燻され、黒くなっていくだけだ。
「いじゃあ…う゛あ゛あ゛ゲホ!!?ゴホ!!?」
燻される痛みに悲鳴を上げようとして咳込み、まともに声も上げられない。
涙を流しても、雀の涙程度の効果も期待出来ない。ただ苦しむしか出来ない。
『どうじで!!?どうじべえれがんどなおぜうざまがごんなべにい゛い゛い゛い゛い゛!!?』
訳がわからない。れみりゃはおぜうさまにふさわしいこ~まかんを見付けた筈なのにどうしてこうなったのかまったくわからない。
どうしてえれがんとなおぜうさまがこんな目に遭わなければならないのかわからなかった。
だがわかろうとわかるまいと目の前の苦痛をれみりゃが逃れる事は不可能だ。
「ひぎ…ケヒ…!!?」
再生能力の高いれみりゃは中々死ぬ事が出来ない。
野生では利点である再生能力の高さもここでは悪い方向にしか作用しない。
『だれが…たずげ…!!?』
助けを乞い、苦しみからの解放を訴えるれみりゃ。
だが古今東西、信じるだけでは神は誰も救ってくれない。
救いを訴えるだけでは誰も手を差し延べてはくれない。そして今れみりゃの存在に気付くものはいなかった。
神はどうやられみりゃを救うつもりはなさそうだ。いやむしろ事態はより悪い方向へ向かっていく。
「んびゅう!!?」
突然れみりゃの足に冷たい感触がする。れみりゃは知る由もないが雨が降り出したのだ。
ゆっくりにとって雨は天敵である。そしてれみりゃも例外ではなかった。
「…ん…ぁあ゛!!?」
冷たい感触が外に晒し放しになっているれみりゃに容赦なく襲い掛かる。
『づめぢゃい゛い゛い゛い゛!!?』
そしてそんな中でも容赦なく熱気はれみりゃを襲う。
『あぢゅい゛んだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?』
熱さと冷たさの双方の攻撃を受けるれみりゃ。
上は大火事、下は洪水これなんだ?
答え、今のれみりゃ。と言っても過言ではない位れみりゃは双方の苦しみを同時に味わう稀有な経験をしていた。
助け等来る訳がない。唯一来る助けと言えば死のみであるが、中々それの歩みは遅いようだった…。
何やら熱気を感じて目を覚ますれみりゃ。
すると、
「ゲホ!!?ゴホ!!?」
煙を吸ってしまい咳込んでしまう。
それだけではなく、
「あぢゅ…ぴぃ!!?」
耐え難い熱気がれみりゃに襲い掛かる。
熱気で悲鳴を上げれば煙で咳込み、何もしなくても煙で燻される。
「ぐびぃ!!?」
れみりゃはまともに声を上げる事も出来ずに脱出しようと暴れるが何の効果もない。
ただ苦しむだけだ。
そしてそれに気付く者はいない。
家主もまさかれみりゃが煙突に挟まってるなんて思いもせずにいつものように暖をとる為に暖炉に火を点けた。
れみりゃが煙で声を上げられなくなっているので気付く様子もなく読書をしていた。
「ゲフ!?…ざぎゅやぁ…」
れみりゃは苦しみながらもさくやに助けを求める。
それは自分の空想したヒーローに助けを求める類の無意味な行為だがそれに気付く様子もない。
「う゛ぎ!?…ゲハァ!!?」
両手で何とか煙をどけようと足掻くが意味はない。ただ両手が燻され、黒くなっていくだけだ。
「いじゃあ…う゛あ゛あ゛ゲホ!!?ゴホ!!?」
燻される痛みに悲鳴を上げようとして咳込み、まともに声も上げられない。
涙を流しても、雀の涙程度の効果も期待出来ない。ただ苦しむしか出来ない。
『どうじで!!?どうじべえれがんどなおぜうざまがごんなべにい゛い゛い゛い゛い゛!!?』
訳がわからない。れみりゃはおぜうさまにふさわしいこ~まかんを見付けた筈なのにどうしてこうなったのかまったくわからない。
どうしてえれがんとなおぜうさまがこんな目に遭わなければならないのかわからなかった。
だがわかろうとわかるまいと目の前の苦痛をれみりゃが逃れる事は不可能だ。
「ひぎ…ケヒ…!!?」
再生能力の高いれみりゃは中々死ぬ事が出来ない。
野生では利点である再生能力の高さもここでは悪い方向にしか作用しない。
『だれが…たずげ…!!?』
助けを乞い、苦しみからの解放を訴えるれみりゃ。
だが古今東西、信じるだけでは神は誰も救ってくれない。
救いを訴えるだけでは誰も手を差し延べてはくれない。そして今れみりゃの存在に気付くものはいなかった。
神はどうやられみりゃを救うつもりはなさそうだ。いやむしろ事態はより悪い方向へ向かっていく。
「んびゅう!!?」
突然れみりゃの足に冷たい感触がする。れみりゃは知る由もないが雨が降り出したのだ。
ゆっくりにとって雨は天敵である。そしてれみりゃも例外ではなかった。
「…ん…ぁあ゛!!?」
冷たい感触が外に晒し放しになっているれみりゃに容赦なく襲い掛かる。
『づめぢゃい゛い゛い゛い゛!!?』
そしてそんな中でも容赦なく熱気はれみりゃを襲う。
『あぢゅい゛んだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?』
熱さと冷たさの双方の攻撃を受けるれみりゃ。
上は大火事、下は洪水これなんだ?
答え、今のれみりゃ。と言っても過言ではない位れみりゃは双方の苦しみを同時に味わう稀有な経験をしていた。
助け等来る訳がない。唯一来る助けと言えば死のみであるが、中々それの歩みは遅いようだった…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ぐひッ…ゲフ…」
夜もふけ、家主が暖炉を火を消して就寝した頃、れみりゃが嗚咽を漏らす。
顔と手はいい感じに燻され、煤で真っ黒だ。
「いじゃい゛ぃ…」
れみりゃは痛みに喘ぐ。
生まれてから一度も味わう事のなかった激痛を存分に堪能したのだ。
間違いなくゆん生最悪の日だろう。
「ぼうやじゃ…おう゛ぢがえど…」
れみりゃは一刻も早く前に住んでいたこーまかんに戻りたかった。
だが嵌まった身体はびくともせず、外に出ている身体は雨水を吸ってブヨブヨだ。
雨水はれみりゃの身体を破壊する事は叶わなかったが機能を停止させる事は叶ったようだ。
「う゛ー!!!ざぐやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
れみりゃは泣き叫びながら何とか抜け出そうと足掻く。
「う゛ぎぃ!!!」
手を壁に付けて中に抜け出そうと足掻く。
だがここで考えてほしい。
れみりゃの身体はブヨブヨで機能を停止している。
そんな状態で身体を擦ればどうなるか…、
「んぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
当然脆くなった皮は裂ける。
「いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
泣き叫ぶれみりゃ。だが誰も助けない。
家主ですら眠りが深いようで気付かない。
「ぐひ…はふぅ…」
身体に激痛が走る。顔と腕を燻された痛みとブヨブヨになった身体が壊れる痛み。
その二つの激痛が今度はれみりゃを気絶させる事も許さない。
「ぎひィ…グヒィ…」
顔を涙でグシャグシャにしながられみりゃはどうして自分がこんな目に遭うのかわからなかった。
何かしても痛い。何もしなくても痛い。
「だずげでぇ…ざぎゅやぁ゛…」
何度目になるかわからない懇願。無駄でしかない行為。
れみりゃは新たな痛みを呼ぶのを恐怖し、それ以上何も出来なかった。
夜もふけ、家主が暖炉を火を消して就寝した頃、れみりゃが嗚咽を漏らす。
顔と手はいい感じに燻され、煤で真っ黒だ。
「いじゃい゛ぃ…」
れみりゃは痛みに喘ぐ。
生まれてから一度も味わう事のなかった激痛を存分に堪能したのだ。
間違いなくゆん生最悪の日だろう。
「ぼうやじゃ…おう゛ぢがえど…」
れみりゃは一刻も早く前に住んでいたこーまかんに戻りたかった。
だが嵌まった身体はびくともせず、外に出ている身体は雨水を吸ってブヨブヨだ。
雨水はれみりゃの身体を破壊する事は叶わなかったが機能を停止させる事は叶ったようだ。
「う゛ー!!!ざぐやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
れみりゃは泣き叫びながら何とか抜け出そうと足掻く。
「う゛ぎぃ!!!」
手を壁に付けて中に抜け出そうと足掻く。
だがここで考えてほしい。
れみりゃの身体はブヨブヨで機能を停止している。
そんな状態で身体を擦ればどうなるか…、
「んぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
当然脆くなった皮は裂ける。
「いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
泣き叫ぶれみりゃ。だが誰も助けない。
家主ですら眠りが深いようで気付かない。
「ぐひ…はふぅ…」
身体に激痛が走る。顔と腕を燻された痛みとブヨブヨになった身体が壊れる痛み。
その二つの激痛が今度はれみりゃを気絶させる事も許さない。
「ぎひィ…グヒィ…」
顔を涙でグシャグシャにしながられみりゃはどうして自分がこんな目に遭うのかわからなかった。
何かしても痛い。何もしなくても痛い。
「だずげでぇ…ざぎゅやぁ゛…」
何度目になるかわからない懇願。無駄でしかない行為。
れみりゃは新たな痛みを呼ぶのを恐怖し、それ以上何も出来なかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
れみりゃは気付けば朝を迎えていた。
「う゛…う゛ぁ…」
昨日から何も食べず、まともに睡眠もとっていないれみりゃは苦しそうに嗚咽を漏らす。
「う゛、う゛う゛う゛……」
何度目になるかもわからない涙。
端から見れば偉く滑稽な姿なのだがれみりゃは大真面目だった。
誰か助けて…それしか考える事は出来ない。
だが救いの手は差し延べられない。
むしろ…、
「う~さぶさぶ…」
家主が再び暖炉に槙を焼べて火をつけた。
そうなれば勿論、
「おごおぉぉ…!!?」
耐え難い熱気が再びれみりゃに牙をむく。ジタバタと暴れても一向に楽にならない。
ただ死の一歩手前の苦痛がれみりゃに襲い掛かるだけだ。
「ぎひィ!?…ケハ…ッ!!」
煙が目にかかり、何度目となるかわからない落涙。その涙は誰にも届かず煙の中に消えていった…。
「う゛…う゛ぁ…」
昨日から何も食べず、まともに睡眠もとっていないれみりゃは苦しそうに嗚咽を漏らす。
「う゛、う゛う゛う゛……」
何度目になるかもわからない涙。
端から見れば偉く滑稽な姿なのだがれみりゃは大真面目だった。
誰か助けて…それしか考える事は出来ない。
だが救いの手は差し延べられない。
むしろ…、
「う~さぶさぶ…」
家主が再び暖炉に槙を焼べて火をつけた。
そうなれば勿論、
「おごおぉぉ…!!?」
耐え難い熱気が再びれみりゃに牙をむく。ジタバタと暴れても一向に楽にならない。
ただ死の一歩手前の苦痛がれみりゃに襲い掛かるだけだ。
「ぎひィ!?…ケハ…ッ!!」
煙が目にかかり、何度目となるかわからない落涙。その涙は誰にも届かず煙の中に消えていった…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「う゛…う゛う゛…」
れみりゃは暖炉から抜け出そうと足掻く。
壁に手を当て、胴体を引っ張り上げようとする。脆くなった身体はたやすく裂けてれみりゃに激痛をプレゼントする。
「うぎィ…!!?」
れみりゃが激痛の悲鳴を上げる。だが今度は止まらない。
痛みに耐えてこの袋小路から抜け出そうとする。
「ぎひいい゛い゛い゛い゛!!?」
あまりの激痛に悲鳴を上げるれみりゃ。
どうやら家主は外出中でその声に気付いた者はいない。
「ゼヒィ…!!…ハヒィ!!」
れみりゃは痛みに耐え切れず手を止めてしまう。
だがしばらくして痛みが引いたら再び動き出す。
「ゼハァ…グヒィ…!?」
裂けゆく身体に苦しみの嗚咽を漏らすれみりゃ。痛みに弱いのはどのゆっくりも同じだ。
いや身体が裂ければ痛いのは人間も同じだ。その苦しみに何度も手を止め、そしてまた動き出す。
ブチ、ブチブチと破滅の音が鳴る。だがれみりゃは一刻も早くこの場から脱出する事と苦痛からの解放しか考えられなかった。
れみりゃは気付かなかった。れみりゃのその二つの望みが叶う時はれみりゃの命が潰える時なのだという事に…。
そして何度も度重なる激痛の末遂にその時は来た。
ブチブチブチ!と一際大きくちぎれる音と、
「ぷぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
れみりゃの絶叫が響き渡る。そしてその直後暖炉の灰の山に何かが落下して来た。
ボフン、と灰煙が舞い散る。
「ぐ…びゅ…」
身体を二分されたダメージで今にも死にそうなれみりゃ。
ここまで来て死ねないのはむしろ不幸でしかない。
「で…びりゃ…ごう…ま…」
灰まみれになったれみりゃは灰の中に埋もれ抜け出す事も出来ない。
ようやく念願の新しいこうまかんに辿り着いたにも関わらずれみりゃの命運も尽きかけてたいた。
どうしてこんな事になったのかれみりゃには全くわからない。
ただ痛いのに楽になれない苦しみと気持ち悪い灰のなかで身動きもとれずただ死んでいく。
「ど…じべ…」
訳も分からず痛みに喘ぎながられみりゃの意識は闇に落ちて行った。
れみりゃは暖炉から抜け出そうと足掻く。
壁に手を当て、胴体を引っ張り上げようとする。脆くなった身体はたやすく裂けてれみりゃに激痛をプレゼントする。
「うぎィ…!!?」
れみりゃが激痛の悲鳴を上げる。だが今度は止まらない。
痛みに耐えてこの袋小路から抜け出そうとする。
「ぎひいい゛い゛い゛い゛!!?」
あまりの激痛に悲鳴を上げるれみりゃ。
どうやら家主は外出中でその声に気付いた者はいない。
「ゼヒィ…!!…ハヒィ!!」
れみりゃは痛みに耐え切れず手を止めてしまう。
だがしばらくして痛みが引いたら再び動き出す。
「ゼハァ…グヒィ…!?」
裂けゆく身体に苦しみの嗚咽を漏らすれみりゃ。痛みに弱いのはどのゆっくりも同じだ。
いや身体が裂ければ痛いのは人間も同じだ。その苦しみに何度も手を止め、そしてまた動き出す。
ブチ、ブチブチと破滅の音が鳴る。だがれみりゃは一刻も早くこの場から脱出する事と苦痛からの解放しか考えられなかった。
れみりゃは気付かなかった。れみりゃのその二つの望みが叶う時はれみりゃの命が潰える時なのだという事に…。
そして何度も度重なる激痛の末遂にその時は来た。
ブチブチブチ!と一際大きくちぎれる音と、
「ぷぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
れみりゃの絶叫が響き渡る。そしてその直後暖炉の灰の山に何かが落下して来た。
ボフン、と灰煙が舞い散る。
「ぐ…びゅ…」
身体を二分されたダメージで今にも死にそうなれみりゃ。
ここまで来て死ねないのはむしろ不幸でしかない。
「で…びりゃ…ごう…ま…」
灰まみれになったれみりゃは灰の中に埋もれ抜け出す事も出来ない。
ようやく念願の新しいこうまかんに辿り着いたにも関わらずれみりゃの命運も尽きかけてたいた。
どうしてこんな事になったのかれみりゃには全くわからない。
ただ痛いのに楽になれない苦しみと気持ち悪い灰のなかで身動きもとれずただ死んでいく。
「ど…じべ…」
訳も分からず痛みに喘ぎながられみりゃの意識は闇に落ちて行った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そしてそれは突然起きた。
意識を失い、そのまま二度と目覚めぬ筈だったれみりゃに猛烈な熱さが襲い掛かった。
「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「うお!!何だぁ!!?」
れみりゃの絶叫に驚く家主。
灰まみれとなったれみりゃに気付かず暖をとる為に火をつけ、それが瀕死のれみりゃに燃え移ったのだ。
「あぢゅ、あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
身体が焼かれていくれみりゃ。それは煙で燻されるのとは全く違う激痛。
皮肉にもその激痛がれみりゃの意識を覚醒させ、与えずともよかった激痛をれみりゃに味あわせるゆん生が終わりかけたれみりゃに襲い掛かる火という名の悪魔。
「だじゅ…びぃ…!!?」
助けを求めようにも熱せられた空気がれみりゃの口内を燃やし、まともに呼吸も出来なくなる。
動けず、さりとて助けも求められずただただ火達磨となるれみりゃ。火は全身に燃え移り、もはやれみりゃではなく火の塊となっている。
『いじゃい゛たずげででびりゃはおぜうざまあづいいだいごべんなざいゆるじでたぶべでさぶやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?』
焼かれていく中れみりゃは必死にさくやに助けを求める。しかし救いの手は差し延べられない。
もし、ほんの少しだけ家主が暖をとろうとしなければれみりゃはあのまま死に、死体が焼かれるだけでここまで苦しむ事はなかったのだろう。
だが結果的にれみりゃは焼かれる苦しみを存分に味わい朽ちていった…。
『だ…ぶべ…へ…』
こうして、林の王者であったれみりゃは度重なる偶然の結果様々な激痛を味わい暖炉の中で息絶えたのだった。
「何なんだよ…」
ただ一人呆然とする家主を残して…。
意識を失い、そのまま二度と目覚めぬ筈だったれみりゃに猛烈な熱さが襲い掛かった。
「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「うお!!何だぁ!!?」
れみりゃの絶叫に驚く家主。
灰まみれとなったれみりゃに気付かず暖をとる為に火をつけ、それが瀕死のれみりゃに燃え移ったのだ。
「あぢゅ、あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
身体が焼かれていくれみりゃ。それは煙で燻されるのとは全く違う激痛。
皮肉にもその激痛がれみりゃの意識を覚醒させ、与えずともよかった激痛をれみりゃに味あわせるゆん生が終わりかけたれみりゃに襲い掛かる火という名の悪魔。
「だじゅ…びぃ…!!?」
助けを求めようにも熱せられた空気がれみりゃの口内を燃やし、まともに呼吸も出来なくなる。
動けず、さりとて助けも求められずただただ火達磨となるれみりゃ。火は全身に燃え移り、もはやれみりゃではなく火の塊となっている。
『いじゃい゛たずげででびりゃはおぜうざまあづいいだいごべんなざいゆるじでたぶべでさぶやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?』
焼かれていく中れみりゃは必死にさくやに助けを求める。しかし救いの手は差し延べられない。
もし、ほんの少しだけ家主が暖をとろうとしなければれみりゃはあのまま死に、死体が焼かれるだけでここまで苦しむ事はなかったのだろう。
だが結果的にれみりゃは焼かれる苦しみを存分に味わい朽ちていった…。
『だ…ぶべ…へ…』
こうして、林の王者であったれみりゃは度重なる偶然の結果様々な激痛を味わい暖炉の中で息絶えたのだった。
「何なんだよ…」
ただ一人呆然とする家主を残して…。
END
あとがき
久し振りのれみりゃいじめですがいかがだったでしょうか?
それと前作の「あみゃあみゃはあみゃあみゃだよこのきゅじゅ!!」に沢山の意見ありがとうございます。
天然お兄さん等のオリキャラが前面に出過ぎという意見に対して不快にさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
天然あき的にはあくまでゆ虐のほんのおまけ程度のつもりでしたが不快に感じてしまった方にはこの場を借りて謝罪させていただきます。
この度は不快に感じさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
久し振りのれみりゃいじめですがいかがだったでしょうか?
それと前作の「あみゃあみゃはあみゃあみゃだよこのきゅじゅ!!」に沢山の意見ありがとうございます。
天然お兄さん等のオリキャラが前面に出過ぎという意見に対して不快にさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
天然あき的にはあくまでゆ虐のほんのおまけ程度のつもりでしたが不快に感じてしまった方にはこの場を借りて謝罪させていただきます。
この度は不快に感じさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。