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  • anko3743 甘ったれまりちゃ

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko3743 甘ったれまりちゃ

最終更新:2011年09月08日 13:20

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『甘ったれまりちゃ』 22KB
虐待 自業自得 飾り 野良ゆ ゲス 現代 虐待人間 ぺにまむ まりちゃいじめです おさげあき


「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!おちょうしゃぁぁぁぁぁん!おきゃあしゃぁぁぁぁぁん!どこなのぉぉぉぉぉ!?
 まりちゃおにゃかしゅいたぁぁぁぁぁ!あみゃあみゃもってきちぇぇぇぇぇぇ!ゆっくちしちゃいよぉぉぉぉぉ!」
「うるせぇ奴だなぁ……」

一人の男が公園から一匹の子まりさを自宅に連れてきたのだがずっとこの調子である。
この子まりさは公園で親と共に住んでいた野良ゆっくりだ。
普通なら厳しい野良で生活するために親がしっかりと教育するものだが子まりさの両親は初出産の子だったというのもあり大切に育てすぎた。
いや、甘やかしすぎた。
おちびちゃんは可愛い、おちびちゃんを見てるだけでゆっくり出来る。
何かしたい事があれば何でもいってね!おちびちゃんの幸せがれいむとまりさの幸せなんだよ!
このように両親から思う存分ゆっくりと育てられた子まりさはゲスというより単なる甘ったれになってしまった。
まりさ種なら王様気取りのゲスになりそうだがこの子まりさは少し変わったゆっくりなのかもしれない。
両親もさすがにこのままではマズイと思ったのか慌てて子まりさを教育したが遅すぎた。
すでに子まりさの思考は「自分が何もしなくても周りがゆっくりさせてくれる」というものに固められていたのだから。
教育するなら赤ゆっくりの頃からしなければ意味が無い。
特にゆっくりは自分がゆっくりする事が最優先なので一度味わった楽な生活を捨て去るなど不可能だ。
父まりさがいくら狩りの仕方を教えようとしてもゆっくり出来ない事はしたくないと泣き喚いた。
母れいむがいくら野良の生活術を教えようとしてもまともに聞こうとしなかった。
両親が怒鳴っても子まりさはそれ以上の大絶叫で泣き喚き両親が謝罪するまで決して泣き止む事はなかった。
ずっと泣き叫んでいれば両親もいつかは諦めると理解しているのだ。
両親も子への愛情は未だに失っておらずあまり強く出られずにいた。
同じ公園に住む他のゆっくりに相談してもキチンと教育しなかったお前たちが悪いと言われ誰も助けてくれなかった。
このままでは成体になった時、何も出来ずにすぐ死んでしまう。
そう思った両親は最終手段として人間に助けを求めた。
人間はゆっくり出来ないが稀に愛護派と呼ばれる優しい人間もいる。
その人間に助けてもらおうというのだ。
だが相談した相手が悪かった。
その男はゆっくり虐待が何より大好きな人間だったのだ。
無能な両親から相談を受けた男は一週間で誰よりもゆっくりしたおちびちゃんにしてやると適当な事を言って子まりさを預かってきたという訳だ。

「しっかしここまでよくもまあ甘ったれに育てたもんだ、ある意味こいつの両親は才能があるのかもな」
「おちょうしゃぁぁぁぁぁん!おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁん!しゅーりしゅーりしちぇよぉぉぉぉぉ!ぺーろぺーろしちぇぇぇぇぇぇ!」
「いい加減黙らせるか、うるせぇし」

男がテーブルの上に子まりさを置く。
男の手から解放された子まりさは動こうとせずその場でただ愚図るだけだ。
泣き叫べば親がなんとかしてくれると思っているのだろう。
まずはその幻想をぶち壊す。

「おい!ここには無能でクズな親はいねぇよ!いくら泣き叫んでも無駄だからさっさと黙れ!」
「ゆっくちぃぃぃぃぃ!はやくゆっくりしゃしぇてよぉぉぉぉぉ!きゃわいいまりちゃがこまっちぇるんだよぉぉぉぉぉ!」
「話聞けやコラ!」

バン

「ゆひぃ!?」

男がテーブルを叩くとその衝撃で子まりさが一瞬飛び上がる。
そして男と目が合うと再び泣き叫んだ。

「きょわいよぉぉぉぉぉ!おちょうしゃぁぁぁぁん!はやくたしゅけにきちぇぇぇぇぇぇ!にんげんきょわいぃぃぃぃ!」

子まりさはおそろしーしーを漏らしながらその場に寝転んで駄々っ子のように喚き散らす。

「どんなに泣き叫んでも親は助けにこねぇよ、お前があまりにゲスだから親が俺に教育を頼んだんだ」
「ゆぅぅぅぅぅ!?うしょだよぉぉぉぉぉ!おちょうしゃんとおきゃあしゃんがしょんなこというはずにゃいぃぃぃぃぃ!」
「だっていつまで経っても助けに来ないじゃん、つまりお前はブサイクなゴミクズって事だ」
「ちぎゃうぅぅぅぅぅ!まりちゃはきゃわいいのぉぉぉぉぉ!しぇかいでいちばんきゃわいいのぉぉぉぉぉ!」
「そう思ってるのはお前と無能の両親だけだ、それから両親の元に帰るのは一週間後だから」
「きゃわいいもん!じぇったいきゃわいいもん!だれがなんといおうとまりちゃはきゃわいいんだもぉぉぉぉぉん!」
「うーむ、人間を挑発するゲスゆっくりもイラつくがこういう甘ったれも結構イラつくもんだなぁ」
「きゃわいいまりちゃをはやくたしゅけにきちぇぇぇぇぇぇ!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇ!」
「はあ……ホントにうるさい奴だ、ちょっと制裁が必要だな」

男は挨拶代わりに軽く子まりさにデコピンをした。

「ぴぃぃぃぃぃ!いぢゃいぃぃぃぃぃ!まりぢゃのきゃわいいおきゃおがいぢゃいぃぃぃぃ!」
「これくらいで泣き喚いてんじゃねぇよ、どんだけ甘やかされてたんだ?」
「ぴぃぃぃぃぃぃぃ!ぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!だりぇかぺーりょぺーりょしちぇよぉぉぉぉぉ!」

子まりさは理不尽な暴力に癇癪を起こしひたすら泣き喚く。
こうすれば暴力が止むと思っているらしい。

「まあいいさ、静かになるまで続けるだけだ」

男は爪楊枝でピーピー泣き喚く子まりさの頬をガリっと引っかいた。

「ぴぎぇぇぇぇぇぇぇぇ!ばりぢゃのしゅべしゅべのほっぺぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
「今度は突き刺しだ!」
「ぶっごぉぉぉぉぉぉ!いぢゃいよぉぉぉぉぉぉ!やめぢぇぇぇぇぇぇ!ぎゃわいいばりぢゃをいじめにゃいでぇぇぇぇぇ!」
「泣き止んで静かになったらやめてやるよ」
「やぢゃやぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!いぢゃいのやぢゃぁぁぁぁぁ!だぢゅげぢぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「余計うるさくなったな、別にいいけど」

ズブ

「ぼっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
「あ、やべっ、手が滑ってまりちゃの可愛いおべべを刺しちゃった!ゆっくり許してね!」
「あっ……あっ……あっ……」
「せっかくだからこのまま汚い目は引き抜いてあげよう!」

ズリュッ

「……!!」
「うわっ!キモッ!こんなキモイ目は潰しちゃおうね!」

グシャ

「……お……べ……べ……」
「キモイ目は処分してあげたよ!ゆっくり感謝してね!」
「おっ……おべべぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!ばりぢゃのじゅべでをみどおずぜんりがんぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「黙るどころか逆効果だったか!俺とした事が全く予想出来なかったぜ!」
「ぎゃわいいばりぢゃのづぶらなおべべぇぇぇぇぇぇ!おべべがぁぁぁぁぁぁぁ!」
「片目が残ってるんだから別にいいじゃん、まりちゃはオーバーだなぁ」
「ぴえぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇん!」

子まりさは激痛よりも自分の大切な目を失った悲しみでひたすら泣き叫んだ。

「しっかしピーピーうるさいなぁ、子まりさの悲鳴は好きだがこいつは特に甲高くて耳にくるな」
「ぴえぇぇぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇぇん!」
「肉体的な虐待ばっかだとすぐ死ぬから精神的な虐待も混ぜてみるか」

男はピーピーと甲高い声で泣き叫ぶ子まりさから帽子を奪い取る。
さすがに自分の象徴であるお飾りを奪われた子まりさは泣くのをやめて男に帽子の返還を要求した。

「まりちゃのしゅてきなおぼうちがぁぁぁぁぁぁ!かえしちぇぇぇぇぇぇ!いましゅぐかえしちぇぇぇぇぇ!」
「すぐ返すよ、でもその前にお前が漏らした小便を片付けないといけないからな」
「ゆぅぅぅぅぅ!?にゃにやっちぇるのぉぉぉぉぉぉ!?」
「何って……見れば分かるだろ?お前の素敵な帽子(笑)とやらで小便を拭き取ってるんだよ」
「やめちぇやめちぇやめちぇぇぇぇぇぇ!まりちゃのきゃわいくてしゅてきでぷりちーなおぼうちがゆっくちできなくなるぅぅぅぅ!」
「自分が出したもんは自分で片付けるのは当たり前だ、ゆっくり理解してね!」
「ゆんやぁぁぁぁぁ!おぼうちぃぃぃぃぃ!おきゃあしゃんにまいにちおていれしてもらったきりぇいなおぼうちがぁぁぁぁぁ!」
「おいおい、自分のお飾りすらも他人……いや、他ゆん任せかよ。どこまで他者依存なんだ?」
「まりちゃはいるだけでまわりをゆっくちしゃしぇるゆっくちのかみしゃまなんだよぉぉぉぉぉ!」
「神と申したか、まあ神を名乗る奴は大抵ロクでもない奴ばっかだけどね」
「かみしゃまのいうことをきいちぇまりちゃをゆっくちしゃしぇてにぇ!しゅぐでいいよ!」
「それよりホレ、帽子を返すよ」
「ゆ!?やっちょまりちゃをゆっくちしゃしぇてくれるんだにぇ!つぎはあみゃあみゃもってきちぇにぇ!しょしちぇ……」

男が帽子を子まりさの頭に被せてやると子まりさは歓喜の表情から一転醜い表情へと変化した。
自分の素敵なお帽子から発せられるゆっくり出来ない匂いに気づいたのだろう。

「ゆ……ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのきゃわいいおぼうちからしーしーのにおいがしゅるよぉぉぉぉぉ!」
「ははっ!可愛いまりちゃの出したしーしーの匂いなんだからゆっくり出来る匂いなんだろ?よかったじゃないか」
「くしゃいぃぃぃぃぃ!おぼうちがくしゃいぃぃぃぃぃ!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃ!」
「じゃあ脱げば?」
「おぼうちにゃいとゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃ!」
「ま、ゆっくりだしそうだろうな」

その場で悶絶する子まりさだが決して帽子を脱ごうとはしない。
それほどゆっくりにとってお飾りとは大切なものなのだから。

「ははっ、ゴミクズに相応しい姿になってきたじゃないか、でもまだまだこんなもんじゃないぞ?」
「どぼぢでごんなごどじゅるのぉぉぉぉぉ!?ばりぢゃにゃにもわるいごどじでないのにぃぃぃぃぃ!」
「何もしてないからさ、全部他者任せで自分はのうのうとふんぞり返ってるだけ、それこそ最大の罪なんだよ」
「ぞれのどごがわるいごどなのぉぉぉぉぉ!?ばりぢゃはがわいいんだよぉぉぉぉぉ!?」
「ゴミクズのお前が可愛い?冗談は顔だけにしとけよ」
「ばりぢゃはごみくじゅじゃにゃいぃぃぃぃぃ!」
「ゲスだろうと甘ったれだろうとまりさ種はみんなゴミクズだよ」
「ゆ!?」

男は子まりさを掴んでその幼いまむまむにマイナスドライバーをあてがった。

「にゃ……にゃにしゅるにょ?しょこはまりちゃのまむま……」
「そおい!」
「ぶっ……!?」

男の掛け声と共にマイナスドライバーは子まりさのまむまむへと挿入される。

「ぐっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!あっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おおおおおっごおおーーーーーーー!!」

ぺにぺにとは全く違う硬く冷たい鉄の塊相手に快感などあるはずも無い。
あるのは自分の体内を抉られる激痛のみだ。
子まりさは生まれて初めて味わう激痛に意識が飛びそうになっていた。

「おっと、気を失うにはまだ早いぞ!」

男は用意してあったオレンジジュースを子まりさにぶっ掛ける。
これで子まりさは意識を失う事もショック死する事も出来なくなった。

「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいぃぃぃーーーーーーー!!」
「そら!ピストン運動だけじゃないぞ!回転も加えてやろう!沢山楽しんでいってね!」
「ごぎゃぐべぎょうううぅぅぅぅおおおおーーーーー!?」
「まともな言葉を発する事が出来ないほど気持ちいいって訳か!よかったな!これがすっきりーっていうんだ!勉強になるね!」
「ゆっぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!」



-数十分後-

「どうだった?初めてのすっきりーは?病み付きになるだろ?特にお前らゆっくりはな」
「あ……ぎゃ……お……え……」
「死んだらつまらんしな、ほれ!大好きなオレンジジュースだぞ」

ようやく解放された子まりさはテーブルの上で無様な姿を晒していた。
子まりさの幼いまむまむはマイナスドライバーによってズタズタ、これでは二度とすっきりーは出来ないだろう。
更に男は余計なお世話とばかりに子まりさの可憐なあにゃる(笑)も蹂躙した。
前と後ろのバージンを同時に失った子まりさは心と体に癒える事のない傷を負う。
特に子まりさは大きくなったら幼馴染の子れいむにバージンを捧げるつもりだったので尚更だ。
もちろん幼馴染の子れいむとやらは子まりさの事など何とも思っていないしこんな甘ったれとつがいになる事も絶対に無い。
自分の大切な器官を蹂躙された子まりさはオレンジジュースを浴びながらただ涙を流した。

「まりちゃ……けがれちゃった……これじゃ……もう……」
「大丈夫だよ、まりちゃ!」
「……ゆ?」
「だってこれから更に悲惨に死んだほうがマシと思えるくらいまりちゃはボロボロになるからね!」
「ゆひ……!」
「うーん、次はどこを潰されたい?口?舌?それとも帽子やおさげがいいかな?」
「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!だれかたしゅけちぇぇぇぇぇぇぇ!こにょあくまをやっつけちぇぇぇぇぇぇ!」
「悪魔とは酷いな、俺は普通の人間だぞ?それに誰かに頼ってばかりじゃなく自分でなんとかしてみたらどうだい?」
「あくまぁぁぁぁぁぁぁ!きゃわいいまりちゃをいじめりゅあくまぁぁぁぁぁぁぁ!」
「聞いてないな、では悪魔っぽくもっと残酷にまりちゃをいたぶってあげよう!」
「ゆぅぅぅぅぅぅぅ!?」

男は子まりさの帽子を再び奪い取る。

「ゆぅぅぅぅぅぅ!?かえしちぇぇぇぇぇ!まりちゃのしゅてきなおぼうちぃぃぃぃぃ!」
「小便まみれで汚い帽子はもっとズタズタにしてあげよう!」

男はハサミを取り出し帽子のつばの部分を切っていく。

「や……やめちぇぇぇぇぇぇぇ!やめちぇよぉぉぉぉぉぉぉ!しょんなことしにゃいでぇぇぇぇぇ!」
「あっ、ごめん!調子に乗ってつばの部分は全部切り落としちゃった!ゆっくり許してね!」

男の手には帽子のつばの部分が完全に消失した黒い物体だけが残されていた。

「ゆっぎゃぁあぁぁぁぁぁ!!ばりぢゃのおぼうぢがぁぁぁぁぁぁーーー!さいっきょう!のおぼうぢがぁぁぁぁぁ!」
「うーん、そういえば帽子に巻いてある白いリボンを取ると黒帽子の印象はどう変わるのかな」

男はなにやら盛大に泣き叫ぶ子まりさを無視し帽子から白いリボンを取り外す。

「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!?しゅてきなおぼうちをいろどるしろくてきゃわいいおりぼんしゃんをどうしゅるのぉぉぉぉぉ!?」
「え?燃やすけど何か?」

男は当然とばかりにチャッカマンで白いリボンを燃やし灰皿に落とす。
自称素敵なお帽子を彩る白くて可愛いおリボンはあっという間に灰になって消えてしまった。

「まりちゃのけがれのないきよいこころがかたちとなったしろいおりぼんしゃんがぁぁぁぁぁ!」
「あー、やっぱリボンが無いと黒帽子がマジで地味になるな」
「まりちゃのおぼうちはじみじゃにゃいぃぃぃぃぃぃ!」
「なら俺が素敵にコーディネートしてやろう、きっと気に入るぞ」
「よけいなことしにゃいでかえしちぇよぉぉぉぉぉ!」
「まあまあ、数日待っててくれればいいから」
「やめちぇやめちぇやめちぇぇぇぇぇぇぇ!これいじょうゆっくちできなくなるのやじゃぁぁぁぁぁぁ!」
「ゆっくり諦めてね!」



-数日後-

「やあ、待たせたね、まりちゃの素敵なお帽子が完成したよ」
「やじゃ……もう……いたいの……やじゃ……はやく……おぼうちかえしちぇ……おうちにかえしちぇ……」」

毎日虐待されつつ帽子の返還を要求してきた子まりさは全身傷だらけになっていた。
もちもちの肌は荒れてガサガサになりキラリと光る白い歯は半数以上が引き抜かれスラリと伸びた美しいあんよは焼かれ一歩も動けない。
おまけに最後の希望だった植物型妊娠も額を焼かれた事で出来なくなった。
ゆっくりはとにかく子を産みたがる。
それが出来なくなったゆっくりに存在価値は無いと言ってもいいだろう。
自分は気にしなくても周りのゆっくりがバカにするのは明らかだ。
もはや子まりさの命運は決まった。
だが死ぬ事はない。
自己中心的なゆっくりであればあるほど生への執着が凄まじいから。

「それじゃ返すよ、ほら」

男は子まりさの目の前に帽子を置いてやる。

「……!!!」

自分の命ともいうべきお飾りを久しぶりに見た子まりさは絶句していた。

「……にゃ……にゃに……きょれ……」
「ん?まりちゃの素敵で可愛いお帽子だろ?もう忘れたのか?」
「だっちぇ……こりぇ……こりぇ……」
「あー、コレね」

あまりのショックでプルプル小刻みに震える子まりさ。
なんと子まりさ自慢のピンと尖って見る者を例外なく魅了した帽子の先端部分がごっそり焼け落ちていたからだ。
これではもはや帽子とは呼べずただの黒い残骸だ。

「悪い、失敗して焦がしちゃった!失敗は誰にでもあるから落ち込んでないよ!心配しないでね!」
「jsfほすいどえいrfじゃlkfhだhふぁ!!」

コロン

あまりのショックで精神が限界にきたのか物凄い形相で口をパクパク動かしながら横に倒れそのまま気絶する子まりさ。

「うーむ、ショック死するかと思ってオレンジジュース持って待機してたんだが……意外とタフなのか?」

子まりさの様子を見て冷静に呟く男。

「まあ面白かったし今日はゆっくりさせてやるか」

男は子まりさを透明の箱に放り込むと部屋から出て行った。



-さらに数日後-

「よっ、今日は公園に帰る日だぞ、生きてるか?」
「……」

透明の箱の中からチラっと男を見上げるがすぐ視線を落とす。
その表情には絶望しか浮かんでいない。
その頭上には男によってカスタマイズされた素敵なお帽子が乗っていた。
こんな帽子でも被ってないとゆっくり出来ないのだろう。
ゆっくりにとってお飾りがどれほど大切なのかよく分かる。
だがつばの部分が無くなってバランスが保てないのかちょっと体を動かすとすぐ頭から落ちてしまう。
その度におさげで器用に頭に乗せている姿は非常に滑稽だ。

「素敵な帽子を返してからどんなに虐待しても以前のような元気な反応をしてくれないからつまらなかったがそれも今日で終わりだ」
「……」
「安心しろ、両親との約束もあるしな、必ず帰してやるよ」
「……ほんちょ?」
「ああ、本当だ」
「ゆ……やっちょ……おわる……ゆっくち……できりゅ……」

歓喜の涙を流す子まりさ。
そんな子まりさを透明の箱から出してやる。
当然帽子も落ちるが男がそっと頭に乗せてあげた。

「さて、これから両親の元に帰るんだがその前に一つやる事がある」
「ゆ……にゃんにゃの……もう……かえりちゃいよ……」
「なぁに、すぐ終わるよ」

ブチ

「……ゆ?」
「俺さ、実は帽子よりもおさげのほうが大好きなんだ」

子まりさは何が起きたのか分からなかった。
いや、理解したくなかった。

「まりさ種と言えば黒い帽子だが俺は違う」

子まりさはいつも通りにおさげを動かそうとした。

「れいむのもみあげのようなウザさは無いが俺の心を掻き立てるには十分だ」

だが動かない。

「おしゃれだけでなく物を掴む事が出来る重要な部分、それを破壊された時のまりさの表情がマジでたまらないんだ」

あるのはジンジンと響く痛みだけ。

「じっくりと時間を掛けて引きちぎる時もあれば今回みたいにあっさり引き抜く時もある」

そして湧き上がる悲しみと絶望。

「どっちの場合でもまりさは俺をとてもゆっくりさせてくれる反応をするから大好きなんだ」

そして口から発せられるのは……

「まりちゃ、今回も俺をゆっくりさせてくれてありがとな、これからは家族仲良く暮らせよ」
「ばりぢゃのっ……!おっ……!おっ……!おっ……!おざげざんがぁぁぁぁぁ!!いのぢよりだいぜづなだがらものがぁぁぁぁぁ!!」

全てを失った悲しみの絶叫のみ。



-公園-

「約束通りゆっくりしたおちびちゃんにしてあげたよ!」
「「な……なんなのごれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」

公園で我が子の帰りを待つ両親に男は満面の笑みで素敵で可愛い子まりさを返した。
なにやら絶叫を上げているように聞こえるが可愛いおちびちゃんが最高にゆっくりした姿で帰ってきた影響だろう。

「ごろぢでぇぇぇぇぇぇぇ!どうじようもないごみぐじゅのばりぢゃをぞぐざにごろじでぇぇぇぇぇぇ!!」

おさげを引き抜いてから子まりさは自らの死をひたすらに望んだ。
だが自殺する事は無かった。
おたべなさいも無理やり餡子を吐く事も一切しなかった。
ただひたすら誰かに頼り自らは行動しない。
男の虐待を一週間受け続けてもこの性根だけは改善しなかった。

「どうだい?これで少しは君達の負担も軽減するはずだよ」
「ごれのどごがゆっぐりじだおぢびぢゃんなのぉぉぉぉぉぉ!?」
「こんなの……!ひどすぎるよぉぉぉぉぉぉ!」
「んん?どうしたんだい?何をそんなに怒ってるんだ?」
「あんよも!おべべも!まむまむも!おぼうしも!おさげさんも!なにもかもこわしたくせになにいってるのぉぉぉぉ!?」
「その程度些細な事でしょ、少なくても以前よりはゆっくりしたおちびちゃんになったじゃないか」
「ごのぉぉぉぉぉ!ぜっだいゆるざないぃぃぃぃ!せいっさい!して……!」
「ごろぢでよぉぉぉぉ!おぢょうじゃぁぁぁん!おぎゃあじゃぁぁぁぁん!だれでもいいがらぁぁぁぁぁ!」
「お、おちびちゃん!そんなこといわないでねぇぇぇぇ!」
「ほれ、おちびちゃんが泣いてるぞ、親なんだからちゃんと面倒みないとダメだぞ」
「ゆっぎぃぃぃぃぃ!!もとはといえばおまえがわるいんだろうがぁぁぁぁぁ!!」
「逆ギレか?そもそもお前らがおちびちゃんが可愛いとかくだらん事言ってちゃんと育てなかったのが原因だろ。
 そのおちびちゃんだってちゃんと教育すれば群れの長になったりドスにもなれたかもな。
 お前らのした事は自分がゆっくりするためにおちびちゃんの未来を潰したって事だけだ」
「そ……そんな……まりさたちは……そんなつもりじゃ……」
「挙句に俺みたいな人間に関わってこのザマだ、ホントゆっくりってのは自滅するのが好きな饅頭だよな」
「ゆっ……ぐぅぅぅぅぅぅ……」
「そんじゃ俺はもう行くよ、今後は人間に関わらず生まれてくるおちびちゃんもキチンと教育するんだな」
「……」

そう告げると男は家族に背を向けて歩き出した。
最後は両親揃って無言になってしまったが自分達の無能が発端だと分かっているのだ。
男が両親にあの子まりさがドスになれるかもしれないと言ったがそう簡単にドスになれるわけが無い。
単純なゆっくりにはああ言えば効果があるから言っただけ。

「うーん、やっぱ子まりさ虐待は楽しい!でも次は単純で分かりやすいゲスまりさでも虐待しようかな」

公園から去る男の背後では両親が死を望み続ける子まりさをなんとか落ち着けようと無駄なあがきをしていた。



-その後-

「れいむ……」
「うん、しかたないね……」

あれから数日が経った。
家族は以前のように3匹で暮らしていたが子まりさは相変わらず死を望むだけ。
そしてついに両親は決心する。

「おちびちゃん、よくきいてね」
「ゆ……?やっちょまりちゃをころちてくれりゅの?」
「そうじゃないよ……もう……れいむたちはつかれたんだよ……」
「ゆ?どういうこちょ?」
「あれからいろんなゆっくりにいわれるんだよ、こそだてもできずにんげんにたよっておちびちゃんをさらにぼろぼろにしたむのうだって……」
「まりさがかりにでかけてもみんながいうんだよ、ゆっくりできないおやをもったおちびちゃんはふこうだって……」
「だから……まりさたちはさきにえいえんにゆっくりするよ……」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?じゃ……じゃあまりちゃは!?」
「おちびちゃんをみちづれにはできないよ、だからおちびちゃんはこれからひとりでゆっくりしてね」
「れいむたちのおちびちゃんなんだからひとりでもだいじょうぶだよ」
「にゃ……にゃんにゃのそりぇぇぇぇぇぇ!?まりちゃもつれてってぇぇぇぇぇ!」

突然の両親の告白に驚く子まりさだが両親の決意は固いようだ。
というか今の状態は自分達にとってゆっくり出来ないから子供を捨てて自分達だけゆっくりしようとしているに過ぎない。
子供を殺せないとか言っているが自分がゆっくりするための言い訳に使っているだけだ。

「「それじゃおちびちゃん……」」
「やめちぇ!まりちゃをおいていかにゃいで……!」
「「げんきでね」」
「やめちぇぇぇぇぇぇぇ!!」

両親はお互いの顔を見てそして一斉に叫んだ。

「「さあ!おたべなざぎぃ!?」」

突然両親の体が半分くらいに潰れた。
上から何かが落ちてきたらしい。
半分潰れ饅頭と化した両親が視線を上に向けるとそこには数人の男が自分達を足で踏んでいた。
子まりさを虐待した男ではない、偶然通りかかった虐待お兄さんのようだ。

「なんだかよく分からんが子供を見捨てて自分達だけゆっくりしようとするゲスは制裁しないとなぁ」
「ああ、生まれてきた事を心の底から後悔するような凄惨な虐待をしないとな!」
「虐待じゃなくて制裁な、まあどっちでもいいか!やる事は変わりないんだし」
「んじゃ早速持ち帰ってじっくりたっぷり楽しもうぜ!」
「おっと、その前に自殺出来ないように舌を引きちぎっておくか」
「ああ!こいつらはこんなところで死んでいいゆっくりじゃないからな!」
「「ぶごぉぉぉぉぉ!!」」

あっという間に両親の舌は引きちぎられた。
これでもうおたべなさいとキチンと発音する事は出来ない。

「に……にんげんざん……」
「ああ?何だ?」
「ぜ……ぜべでおぢびぢゃんだげば……」
「ああ、その変なチビか?元から連れてく気はないよ」
「ぼ……ぼんど……?」
「ああ、誰かの虐待の後だしお古を虐待してもな」
「よ……よがっだ……」
「ハッ!さっき子供を見捨てて自分達だけゆっくりしようとしてたくせに何を愛情のあるフリしてんだよ、このゲスが!」
「ぢ……ぢが……」
「つーか、そいつ一匹じゃどう考えても生き残れねぇだろ」
「ぐぅ!?」
「だってそうだろ?そいつ足を焼かれてんじゃん、どうやって狩り(笑)をすんの?」
「ぞ……ぞれば……」
「そしてこの外見だ、誰も助けてくれないだろうな」
「!!」
「ゆっくりは差別が大好きな饅頭だ、こいつが今後どういう末路を辿るか容易に想像出来るんだが」
「あ゛……あ゛……あ゛……」
「それより自分の身を心配したらどうだ?これから子供がどうとか考える事すら出来なくなるぞ」
「や……やだ……ゆっぐり……ざぜで……ゆっぐり……じだい……」
「はいはい、ゆっくりゆっくり」

こうして両親は男達によって連れて行かれた。
これから地獄以上の恐怖と苦痛が両親を待っているだろう。
自業自得なので同情など一切出来ないが。
そして残された子まりさは……

「あ……あ……あ……」

短時間で次々起こった展開に餡子脳が付いていけずフリーズしていたようだ。
ようやく言葉を発したのは両親が拉致されてから数分後である。

「やじゃ……やじゃ……」

ついに一人ぼっちになった子まりさ。
もう子まりさには何も無い。

「やじゃよ……ひとりはゆっくちできにゃいよ……まりちゃはゆっくちしちゃいよ……
 どぼじでゆっくちできにゃいの?まりちゃは……まりちゃは……
 ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!やじゃぁぁぁぁぁぁぁ!やじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇぇ!
 だれでもいいよぉぉぉぉぉぉ!だから!ゆっくち!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

親がゲスなら子もゲス、自分では何もせず他者任せの子まりさに待ち受けるのはゆっくりとは無縁の地獄だけだ。
惨めにピーピー泣き喚くだけの子まりさはまさしくゴミクズと呼ぶに相応しい姿だった。



END

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