ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3957 お空のゆっくりプレイス
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『お空のゆっくりプレイス』 16KB
いたづら 日常模様 都会 現代 れいむの一途な想いは報われるのか?
いたづら 日常模様 都会 現代 れいむの一途な想いは報われるのか?
かすがあきです。
「」が、ゆっくりのセリフです。
『』が、人間のセリフです。
『』が、人間のセリフです。
お空のゆっくりプレイス
日曜日の午後、
趣味で行っている、ゆ虐の途中で腹が減った俺は、近所のユクドナルドで遅めの昼食を買った。
せっかくの小春日和だったので、公園で食べることにした。
趣味で行っている、ゆ虐の途中で腹が減った俺は、近所のユクドナルドで遅めの昼食を買った。
せっかくの小春日和だったので、公園で食べることにした。
公園の入り口にピエロがいる。
近くのデパートの宣伝らしく、「特産品フェア」「ゆっくり稀少種展開催中!」という看板の前で、風船を配っている。
日曜日だというのにご苦労なことだな、と思いつつ、ピエロの前を通る。
『どーぞー!ふうせんでーす!!』
子供連れならともかく、意外にも俺に風船を差し出すピエロ。思わず、受け取ってしまった。
風船を片手に、Yと大きくプリントされたユクドナルドバーガーの紙袋をもつ独りの青年男性。
少し恥ずかしい。
近くのデパートの宣伝らしく、「特産品フェア」「ゆっくり稀少種展開催中!」という看板の前で、風船を配っている。
日曜日だというのにご苦労なことだな、と思いつつ、ピエロの前を通る。
『どーぞー!ふうせんでーす!!』
子供連れならともかく、意外にも俺に風船を差し出すピエロ。思わず、受け取ってしまった。
風船を片手に、Yと大きくプリントされたユクドナルドバーガーの紙袋をもつ独りの青年男性。
少し恥ずかしい。
公園にはいり、風船を手離し、ゆ虐バーガーを取りだし、頬張る。
僕の隣には、鳥がプリントされた風船がある。
この風船、手を離しても飛んでいかないように、小さな重りがついていあるのだ。
僕の隣には、鳥がプリントされた風船がある。
この風船、手を離しても飛んでいかないように、小さな重りがついていあるのだ。
『少し買いすぎたな……』
ゆ虐バーガーを1つ残し、俺は満腹になった。
一緒にかったアイスコーヒーを飲んで一息していると、野球ボールサイズの子ゆっくりを見つけた。
赤いリボンをした、子れいむだ。
子れいむは、口に烏の羽根を咥え、揉み上げをピコピコと上下にふりながら、飛び跳ねている。
「ゆべぇ?」
そして、俺の座るベンチの脚に激突し、転ぶ。
「いたいよ……とつぜん、べんちさんが はえてきたよ……
ゆ!?はねさんが?れいむの はねさん、どこいったのぉぉぉおお!!??」
転んだ際に、離したのだろう、羽根は、宙に舞い、運悪く(運良く?)俺の足元に落ちた。
「ゆ!れ、れいむの はねさん!はねさんが あったよ!!」
羽根を見つけた れいむは俺の前に跳ねてくる。
羽根を取り上げて軽く虐めようかと思ったが、満腹で、それも面倒くさい。
「にんげんさん!れいむの はねさんを かえしてね!
かえしてくれたら、しゃざい として あまあまを ちょうだいね。すぐでいいよ。」
『ここに おちている だけだろうが、かってに もっていきな。』
「ゆっくりりかいしたよ。れいむは、にんげんさんから はねさんを とりかえしたよ。
これで また れんしゅうが できるよ。れいむったら がんばりやさんで ごめんねー!!」
ちょっと、むかついた。羽根をとりあげて、れいむを潰そうかと思ったが、
ゆっくりが練習をするというので、なんの練習か、少しだけ興味がわき、様子を伺うことにした。
ゆ虐バーガーを1つ残し、俺は満腹になった。
一緒にかったアイスコーヒーを飲んで一息していると、野球ボールサイズの子ゆっくりを見つけた。
赤いリボンをした、子れいむだ。
子れいむは、口に烏の羽根を咥え、揉み上げをピコピコと上下にふりながら、飛び跳ねている。
「ゆべぇ?」
そして、俺の座るベンチの脚に激突し、転ぶ。
「いたいよ……とつぜん、べんちさんが はえてきたよ……
ゆ!?はねさんが?れいむの はねさん、どこいったのぉぉぉおお!!??」
転んだ際に、離したのだろう、羽根は、宙に舞い、運悪く(運良く?)俺の足元に落ちた。
「ゆ!れ、れいむの はねさん!はねさんが あったよ!!」
羽根を見つけた れいむは俺の前に跳ねてくる。
羽根を取り上げて軽く虐めようかと思ったが、満腹で、それも面倒くさい。
「にんげんさん!れいむの はねさんを かえしてね!
かえしてくれたら、しゃざい として あまあまを ちょうだいね。すぐでいいよ。」
『ここに おちている だけだろうが、かってに もっていきな。』
「ゆっくりりかいしたよ。れいむは、にんげんさんから はねさんを とりかえしたよ。
これで また れんしゅうが できるよ。れいむったら がんばりやさんで ごめんねー!!」
ちょっと、むかついた。羽根をとりあげて、れいむを潰そうかと思ったが、
ゆっくりが練習をするというので、なんの練習か、少しだけ興味がわき、様子を伺うことにした。
子れいむは羽根を咥え、先ほどと同じように、揉み上げをピコピコと上下にふりながら、飛び跳ねている。
『なぁ、れいむ?』
れいむに声をかける。
「ゆ?」
『なにを しているんだ?』
「みて わからいの?にんげんさん。」
『まったくわからな。』
「ゆがーん!ど、どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉおお!!」
ショックを受けるれいむ。
どうでもいいけど、擬音語まで口にするゆっくりって、本当に、本当にウザイ。今すぐ潰したい。
「ゆぅ~、そうだ、れいむは おうたを うたって あげるね。
そうすれば、どんなに おろかな にんげんさんでも わかるはずだよ」
『は?いや、いいよ、別に…』
断りをいれる俺を無視して、話を進めるれいむ。
『なぁ、れいむ?』
れいむに声をかける。
「ゆ?」
『なにを しているんだ?』
「みて わからいの?にんげんさん。」
『まったくわからな。』
「ゆがーん!ど、どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉおお!!」
ショックを受けるれいむ。
どうでもいいけど、擬音語まで口にするゆっくりって、本当に、本当にウザイ。今すぐ潰したい。
「ゆぅ~、そうだ、れいむは おうたを うたって あげるね。
そうすれば、どんなに おろかな にんげんさんでも わかるはずだよ」
『は?いや、いいよ、別に…』
断りをいれる俺を無視して、話を進めるれいむ。
「むーかーし ゆりしゃの れいーむはー♪
くちに くわえた とりのーはねー♪
もーみあげ ぴこぴこ とーびたぁったー♪
くもよーり たかーく まだとおく♪
ゆっくり ぷれいすを めざぁしてーー♪」
くちに くわえた とりのーはねー♪
もーみあげ ぴこぴこ とーびたぁったー♪
くもよーり たかーく まだとおく♪
ゆっくり ぷれいすを めざぁしてーー♪」
正直、驚いた。
てっきり、「まったりのひ~♪ゆっくりのひ~♪すっきりのひ~♪♪」とかいう雑音を聞かされると思っていたからだ。
所々音程を外してはいるが、
れいむは人間の歌を(聞くことができるギリギリのレベルで)歌ってた。
歌詞はところどころ違うが、まぁ、別にいいだろう。
てっきり、「まったりのひ~♪ゆっくりのひ~♪すっきりのひ~♪♪」とかいう雑音を聞かされると思っていたからだ。
所々音程を外してはいるが、
れいむは人間の歌を(聞くことができるギリギリのレベルで)歌ってた。
歌詞はところどころ違うが、まぁ、別にいいだろう。
「どう、にんげんさん!このうたは むかし おかーさんが かいゆっくりのときに おぼえた うただよ!
れいむ、おかーさんから おそわったんだよ!しっているよね?」
『ああ、知っているよ。』
「じゃぁ、れいむが なにを しているのか わかるよね?」
『空を飛ぼうとしているんだな?』
「せいっかいだよ!」
『そうか、ところで、飛べたのか?』
「ゆぅ……それが……まだとべないんだよ……」
当然の回答をする。そもそも れいむが飛べるはずがない。
(もっとも、饅頭が生きていることじたいが ありえない話で、
れみりゃという捕食種は空を飛べるので、ひょっとしたら可能かもしれないが…)
「でもね、だいっじょうぶだよ!れいむは とんでみせるよ!
ゆりしゃの れいむに できたんだから、れいむに できない はずないよ!」
『ほう、そうですか。』
「ゆん!だから、れんしゅう あるのみだよ!」
『まぁ、がんばれ。でも、なんで空を飛びたいんだ?』
「ゆ!?そ、それは、まりさに あうためだよ。」
れいむは頬を染めて、体をうねらしながら言う。気持ちの悪いヤツだ。
『まりさ?』
「まりさとは おおきくなったら けっこんする やくそくさんを してたんだよ。
でも、どっかに いっちゃったんだよ。ひどいよね、れいむを おいていくなんて。
おかーさんに きいたら、おそらの ゆっくりぷれいすに いったっていってたよ。
だから、れいむも おそらを とんで まりさに あいにいくんだ!
ゆぷぷ!れいむったら、いちずで けなげだよ。そんけいしても いいよ!
ゆりしゃの れいむも、おそらのゆっくりぷれいすを めざして そらをとんだんよ!」
こいつの母親は、まりさが死んだことを暗に言っただけなのだろうが、
このバカは本当に空にゆっくりプレイスがあると考えたようだ。
れいむ、おかーさんから おそわったんだよ!しっているよね?」
『ああ、知っているよ。』
「じゃぁ、れいむが なにを しているのか わかるよね?」
『空を飛ぼうとしているんだな?』
「せいっかいだよ!」
『そうか、ところで、飛べたのか?』
「ゆぅ……それが……まだとべないんだよ……」
当然の回答をする。そもそも れいむが飛べるはずがない。
(もっとも、饅頭が生きていることじたいが ありえない話で、
れみりゃという捕食種は空を飛べるので、ひょっとしたら可能かもしれないが…)
「でもね、だいっじょうぶだよ!れいむは とんでみせるよ!
ゆりしゃの れいむに できたんだから、れいむに できない はずないよ!」
『ほう、そうですか。』
「ゆん!だから、れんしゅう あるのみだよ!」
『まぁ、がんばれ。でも、なんで空を飛びたいんだ?』
「ゆ!?そ、それは、まりさに あうためだよ。」
れいむは頬を染めて、体をうねらしながら言う。気持ちの悪いヤツだ。
『まりさ?』
「まりさとは おおきくなったら けっこんする やくそくさんを してたんだよ。
でも、どっかに いっちゃったんだよ。ひどいよね、れいむを おいていくなんて。
おかーさんに きいたら、おそらの ゆっくりぷれいすに いったっていってたよ。
だから、れいむも おそらを とんで まりさに あいにいくんだ!
ゆぷぷ!れいむったら、いちずで けなげだよ。そんけいしても いいよ!
ゆりしゃの れいむも、おそらのゆっくりぷれいすを めざして そらをとんだんよ!」
こいつの母親は、まりさが死んだことを暗に言っただけなのだろうが、
このバカは本当に空にゆっくりプレイスがあると考えたようだ。
まりさに会いたい一心で、無駄な努力をしているのか。
そう思うと、ちょっと愉快な気分になってきた。
『れいむ、れいむ。』
「ゆ?なーに、にんげんさん?れいむは れんしゅうさんで いそがしいんだよ。
はなしが あるなら、あまあまを ちょうだいね。とくもりでいいよ。」
潰したい感情を抑え、俺は言う。
『ちょっとは休憩しろよ。あんまり根をつめるとかえって成果がでないぜ。
ほら、これをやるから、食べてな。』
俺は、残ったゆ虐バーガーを地面に置く。
「ゆっくりりかいしたよ。ゆーん、とっても おいしそうだよ!
やっぱり れいむは とくべつな ゆっくり なんだね!
まりさに あうために いっしょうけんめい れんしゅうさんを しているから、
にんげんさんが たべものを けんじょうしてきたよ!
どうしてこう、ゆっくりというのは、人をイラつかせるのだろうか?
俺は潰したい気持ちを我慢する。
「むーしゃむーしゃ…しあわっせーー!!すっごいよ!すっごくしあわせだよぉぉおお!!」
そう思うと、ちょっと愉快な気分になってきた。
『れいむ、れいむ。』
「ゆ?なーに、にんげんさん?れいむは れんしゅうさんで いそがしいんだよ。
はなしが あるなら、あまあまを ちょうだいね。とくもりでいいよ。」
潰したい感情を抑え、俺は言う。
『ちょっとは休憩しろよ。あんまり根をつめるとかえって成果がでないぜ。
ほら、これをやるから、食べてな。』
俺は、残ったゆ虐バーガーを地面に置く。
「ゆっくりりかいしたよ。ゆーん、とっても おいしそうだよ!
やっぱり れいむは とくべつな ゆっくり なんだね!
まりさに あうために いっしょうけんめい れんしゅうさんを しているから、
にんげんさんが たべものを けんじょうしてきたよ!
どうしてこう、ゆっくりというのは、人をイラつかせるのだろうか?
俺は潰したい気持ちを我慢する。
「むーしゃむーしゃ…しあわっせーー!!すっごいよ!すっごくしあわせだよぉぉおお!!」
俺はゆ虐バーガーを食べている れいむを残し、公園の入り口に戻る。
先ほどのピエロがまだ風船を配っている。
俺はピエロに頼み、風船をもらう。
ピエロの目はいつも笑っているが、先ほどとは少し違う目のような気がしたが、まぁ、気のせいだろう。
「うっめ!これ めっちゃうっめ!ぱねぇ!!」
戻ると、まだ れいむが ゆ虐バーガーを貪っている。
俺は、れいむに気疲れないように、そっと揉み上げを持つ。
先ほどのピエロがまだ風船を配っている。
俺はピエロに頼み、風船をもらう。
ピエロの目はいつも笑っているが、先ほどとは少し違う目のような気がしたが、まぁ、気のせいだろう。
「うっめ!これ めっちゃうっめ!ぱねぇ!!」
戻ると、まだ れいむが ゆ虐バーガーを貪っている。
俺は、れいむに気疲れないように、そっと揉み上げを持つ。
ネチャっとした感触が手に伝わる。やっぱり野良は汚いな。正直気持ち悪い。
俺は風船をれいむの揉み上げに縛り付ける。
左右の揉み上げに風船を結びつけ終えたところで、スマホを取り出し、録画を始める。
そして、風船につけられていた重りをとる。
「うっめ!これ めっちゃぱねぇ!!うっめぇえ!!
ゆ?ゆゆ?ど、どぼじでぇ?どぼじで ごはんさんが にげるのぉぉぉおおお?」
風船の浮力で、れいむが ゆっくりと浮かび上がる。
いつもは、すぐ「おそらとんでるー」って言うくせに、今日は飯の心配をするとは、よっぽど美味かったんだろうな。
屈んでいる俺の目線まで浮かび上がったところで、俺はれいむの頭に手をのせ、浮かぶのを邪魔する。
『すごいじゃないか、れいむ。空を飛んでいるぞ!』
「ゆ?おそら?ほ、ほんとうだ!れいむ、おそらとんでるよ!
さっすが れいむだよ!もんごるふぃえきょうだいも まっさおだよ!」
気球の存在など知らないくせに、どうしてこう無駄な知識を持ち合わせているのだろうか?
俺は風船をれいむの揉み上げに縛り付ける。
左右の揉み上げに風船を結びつけ終えたところで、スマホを取り出し、録画を始める。
そして、風船につけられていた重りをとる。
「うっめ!これ めっちゃぱねぇ!!うっめぇえ!!
ゆ?ゆゆ?ど、どぼじでぇ?どぼじで ごはんさんが にげるのぉぉぉおおお?」
風船の浮力で、れいむが ゆっくりと浮かび上がる。
いつもは、すぐ「おそらとんでるー」って言うくせに、今日は飯の心配をするとは、よっぽど美味かったんだろうな。
屈んでいる俺の目線まで浮かび上がったところで、俺はれいむの頭に手をのせ、浮かぶのを邪魔する。
『すごいじゃないか、れいむ。空を飛んでいるぞ!』
「ゆ?おそら?ほ、ほんとうだ!れいむ、おそらとんでるよ!
さっすが れいむだよ!もんごるふぃえきょうだいも まっさおだよ!」
気球の存在など知らないくせに、どうしてこう無駄な知識を持ち合わせているのだろうか?
『ほら、れいむ、烏の羽根だよ。これを咥えれば、もっと高く飛べるよ。
あと、一度浮かんだらピコピコはしないほうがいいよ。ゆっくりできないから。』
「ゆっくりりかいしたよ。ありがとうだよ、にんげんさん。」
『いやいや、君の一途な想いに感動しただけだよ。頑張って、お空のゆっくりプレイスに逝ってね。』
れいむに羽根を咥えさせ、手をどける。れいむは更に浮かび上がる。
「まりさーーー!!まっててねーーー!!
いま れいむが そっちにいくよーー!!!おそらのゆっくりぷれいすで、いっしょに ゆっくりしよーねー!!」
器用にも羽根を落とさずに叫ぶれいむ。
れいむはどんどん上昇していく。そして、風に揺られ、遠くへと旅立って言った。
れいむの目は希望で輝いている。
口に、未来を暗示しているかのような、真っ黒なカラスの羽根を咥えながら、れいむは空へと旅立った。
あと、一度浮かんだらピコピコはしないほうがいいよ。ゆっくりできないから。』
「ゆっくりりかいしたよ。ありがとうだよ、にんげんさん。」
『いやいや、君の一途な想いに感動しただけだよ。頑張って、お空のゆっくりプレイスに逝ってね。』
れいむに羽根を咥えさせ、手をどける。れいむは更に浮かび上がる。
「まりさーーー!!まっててねーーー!!
いま れいむが そっちにいくよーー!!!おそらのゆっくりぷれいすで、いっしょに ゆっくりしよーねー!!」
器用にも羽根を落とさずに叫ぶれいむ。
れいむはどんどん上昇していく。そして、風に揺られ、遠くへと旅立って言った。
れいむの目は希望で輝いている。
口に、未来を暗示しているかのような、真っ黒なカラスの羽根を咥えながら、れいむは空へと旅立った。
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れいむが見えなくなったので、録画をやめ、帰宅する。
俺の気分は晴れ晴れとしている。
一途な恋の応援をしたのだ。たまにはいいことをするものだ。
俺の気分は晴れ晴れとしている。
一途な恋の応援をしたのだ。たまにはいいことをするものだ。
気分がいい俺は、れいむが歌っていた歌を歌う。
「ゆ?れ、れいむ?れいむの うたが きこえるのぜ!」
一昨日捕まえて、午前中まで虐待していた子まりさが さけぶ。
『あれ?まりさ、この歌知っているの?』
「ゆ!しっているのぜ!その うたは まりさの ふぃあんせさんの れいむが うたっている うたなのぜ!
どうして じじいが しっているのぜ!?ま、まさか、れいむも つかまったのかぜ!
じじい!さっさと まりさを ここからだすのぜ!
そしたら、すぐに せいっさいして やるのぜ!
まりさと れいむに てを だしたことを こうっかい させてやるのぜ!」
『ああ、違うよ、れいむは無事だよ。そっか、お前が れいむの言っていたまりさか。偶然だな。』
「ゆ?よ、よかったのぜ……
じじい!さっさと まりさをだすのぜ!
まりさは じじいを せいさいしたあと、れいむの もとに かえって ゆっくりするのぜ!」
子まりさが叫ぶ。
『俺を制裁?できるの?さっきまで命乞いをしていたのに。』
「あ、あれは じじいが ひきょうな てを つかったから なのぜ!のーかん なのぜ!
でも、おろかにも じじは まりさを ぜんっかいふく させたのぜ!
かんぜんに なった まりさに てきは いないのぜ!かくごするのぜ!」
昼ご飯を食べにいく際に、午後からもゆ虐を楽しもうようと思ってオレンジジュースを与えた。
おかげで子まりさは、元気になり、また生意気な口をするようになった。
虐待されるための回復なのに、子まりさは自分が助かる未来を確信しているようだ。
「ゆ?れ、れいむ?れいむの うたが きこえるのぜ!」
一昨日捕まえて、午前中まで虐待していた子まりさが さけぶ。
『あれ?まりさ、この歌知っているの?』
「ゆ!しっているのぜ!その うたは まりさの ふぃあんせさんの れいむが うたっている うたなのぜ!
どうして じじいが しっているのぜ!?ま、まさか、れいむも つかまったのかぜ!
じじい!さっさと まりさを ここからだすのぜ!
そしたら、すぐに せいっさいして やるのぜ!
まりさと れいむに てを だしたことを こうっかい させてやるのぜ!」
『ああ、違うよ、れいむは無事だよ。そっか、お前が れいむの言っていたまりさか。偶然だな。』
「ゆ?よ、よかったのぜ……
じじい!さっさと まりさをだすのぜ!
まりさは じじいを せいさいしたあと、れいむの もとに かえって ゆっくりするのぜ!」
子まりさが叫ぶ。
『俺を制裁?できるの?さっきまで命乞いをしていたのに。』
「あ、あれは じじいが ひきょうな てを つかったから なのぜ!のーかん なのぜ!
でも、おろかにも じじは まりさを ぜんっかいふく させたのぜ!
かんぜんに なった まりさに てきは いないのぜ!かくごするのぜ!」
昼ご飯を食べにいく際に、午後からもゆ虐を楽しもうようと思ってオレンジジュースを与えた。
おかげで子まりさは、元気になり、また生意気な口をするようになった。
虐待されるための回復なのに、子まりさは自分が助かる未来を確信しているようだ。
『はいはい。そうですか。それよりも まりさ、公園に戻っても れいむはいないぞ。』
「ゆ?うそは よくないのぜ。じじは れいむが ぶじだと いっていたのぜ。」
『ああ、今はまだ無事だろうね。
れいむね、君がお空のゆっくりプレイスにいったと親から聞いたそうだよ。
それで、さっきの歌を思い出したんだろうね、空を飛ぼうと努力していたよ。
そして、努力のかいあって、無事空を飛べたんだ。今頃は君を探して空を飛んでいるよ。』
「げらげらげらげらげら。なにを いっているのぜ!?
れいむは はねさんを くわえれば そらを とべるって いっていて、
たしかに、ちょっと おばかさんなのぜ。そこが また かわいいんだぜ。
でも、れみりゃ じゃないんだから、れいむは そらを とべないのぜ。さいっきょうの まりさでも むりなのぜ。」
俺は、先ほど録画したものを見せる。
「ゆ!?れ、れいむが おそらを とんでるーー!!」
『だろ?でも残念だな。れいむは空を探しているから、地面にいる君を見つけることは できないね。』
「だせぇぇええええ!!ここからだせぇぇぇぇええ!は、はやく れいむを つれもどさないとぉおおおお!!」
『ははは。出したところで、お前は空を飛べないだろ?』
「そ、そんなこと ないのぜ!れいむに とべたのなら、さいっきょうの まりさも とべるのぜ!!ぐべぇぇ!?」
俺は子まりさを上から押さえつける。
『そうだな、確かに、お前は空を飛べるな。死んだら、お空のゆっくりプレイスにいけるもんな。』
「ぢ、ぢがぅぅぅ………」
『あのれいむな、そのうち、確実に死ぬから、お前は先にいってろ。な?』
「や、いやなのぜぇぇぇ!じ、じにだぐないのぜぇぇぇ!」
『ははは。本当はもっと苦しませてから殺すつもりだったけど、れいむが先にいって寂しい思いしたら可哀想だからな。
先に逝ってくれ。サービスで、特別にそれほど苦しまずに潰してやるよ。れいむに再開したら、礼を言っておけよ。』
俺は、子まりさを握る。
「や、やべぢぇぇぇぇ、ちゅ、ちゅぶれりゅうぅぅうぅぅうううう!!」
そして、ゆっくりと、ゆっくりと力を強くする。
『そんなこと言うなよ。お空のゆっくりプレイスに逝かないと、れいむに会えないぞ?』
「………お、おぞらに、い゛ぎだぐな゛い゛……れ、でいむなんでじらにゃぃ……
も、もっどゆ…ぐりじだっが…っだ…………」
子まりさが俺の手の中で絶命した。
『ははは。れいむ、君のまりさは一足先にお空のゆっくりプレイスに逝ったよ。
君も早く逝ってね。』
俺は、潰れた饅頭を見ながら言った。
れいむの末路を知る術がないのは残念だが、俺は久しぶりに行った善行に笑顔になった……
「ゆ?うそは よくないのぜ。じじは れいむが ぶじだと いっていたのぜ。」
『ああ、今はまだ無事だろうね。
れいむね、君がお空のゆっくりプレイスにいったと親から聞いたそうだよ。
それで、さっきの歌を思い出したんだろうね、空を飛ぼうと努力していたよ。
そして、努力のかいあって、無事空を飛べたんだ。今頃は君を探して空を飛んでいるよ。』
「げらげらげらげらげら。なにを いっているのぜ!?
れいむは はねさんを くわえれば そらを とべるって いっていて、
たしかに、ちょっと おばかさんなのぜ。そこが また かわいいんだぜ。
でも、れみりゃ じゃないんだから、れいむは そらを とべないのぜ。さいっきょうの まりさでも むりなのぜ。」
俺は、先ほど録画したものを見せる。
「ゆ!?れ、れいむが おそらを とんでるーー!!」
『だろ?でも残念だな。れいむは空を探しているから、地面にいる君を見つけることは できないね。』
「だせぇぇええええ!!ここからだせぇぇぇぇええ!は、はやく れいむを つれもどさないとぉおおおお!!」
『ははは。出したところで、お前は空を飛べないだろ?』
「そ、そんなこと ないのぜ!れいむに とべたのなら、さいっきょうの まりさも とべるのぜ!!ぐべぇぇ!?」
俺は子まりさを上から押さえつける。
『そうだな、確かに、お前は空を飛べるな。死んだら、お空のゆっくりプレイスにいけるもんな。』
「ぢ、ぢがぅぅぅ………」
『あのれいむな、そのうち、確実に死ぬから、お前は先にいってろ。な?』
「や、いやなのぜぇぇぇ!じ、じにだぐないのぜぇぇぇ!」
『ははは。本当はもっと苦しませてから殺すつもりだったけど、れいむが先にいって寂しい思いしたら可哀想だからな。
先に逝ってくれ。サービスで、特別にそれほど苦しまずに潰してやるよ。れいむに再開したら、礼を言っておけよ。』
俺は、子まりさを握る。
「や、やべぢぇぇぇぇ、ちゅ、ちゅぶれりゅうぅぅうぅぅうううう!!」
そして、ゆっくりと、ゆっくりと力を強くする。
『そんなこと言うなよ。お空のゆっくりプレイスに逝かないと、れいむに会えないぞ?』
「………お、おぞらに、い゛ぎだぐな゛い゛……れ、でいむなんでじらにゃぃ……
も、もっどゆ…ぐりじだっが…っだ…………」
子まりさが俺の手の中で絶命した。
『ははは。れいむ、君のまりさは一足先にお空のゆっくりプレイスに逝ったよ。
君も早く逝ってね。』
俺は、潰れた饅頭を見ながら言った。
れいむの末路を知る術がないのは残念だが、俺は久しぶりに行った善行に笑顔になった……
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「ゆーーー!くもさんに ぶつかる よぉぉおおお!!??」
れいむは目を閉じる。
暫くしても、痛みがなく、周りが明るくなったので、目をあけるれいむ。
「ゆ!ゆゆ!!??す、すっごい きれいだよ!
ここが おそらのゆっくりぷれいすに ちがいないよ!
まりさーーー!!どこーーーー!!!??」
雲の上で、まりさを探すれいむ。当然、まりさはいない。まりさはおろか、誰もいない。
「ゆぅ……まりさ、どこに いるの?ゆっくりしてないで、でてきてよー!
ゆぴ!さ、さむいよ!
すっごく ゆっくり できない かぜさんが ふいているよ!
ゆーーー!!さ、さぶいよぉぉぉぉおお!
ど、どぼじでぇぇぇええ!!たいようさんに ちかづいているのに、どぼじで ざぶいのぉぉぉおおお!!」
太陽に近づけば暖かくなる。
そう考えいていた れいむですが、現実は逆です。
標高が高くなれば、当然寒くなります。
「ゆぅ、これは しかたがないよ。いちど おうちにかえるよ。
ゆぴ?ど、どぼじで おりられないのぉぉぉおおお!!??」
れいむは体をジタバタさせるが、風船の浮力で浮遊しているだけの れいむには何の効果もない。
「ゆ!そ、そうだ、とりさんの はねさんの せいだよ。このはねさんを すてれば、おりれるよ!
れいむったら かしこくって ごーめんねー!!」
れいむは口に咥えたカラスの羽根を離す。
「ゆー。これで ひとあんしんだよ………
ど、どぼじでぇぇぇぇぇええ!!どぼじで おりらないのぉぉぉぉおおお!!??」
当然、おりることはできない。
「ゆびびぃぃいいぃいい!!!??」
突風にあおられる、悲鳴をあげるれいむ。
「いじわるな かぜさん、ゆっくり やめてね!れいむぷくーするよ!ぷくーー!!」
れいむは頬を膨らませ、風を威嚇する。が、当然無意味だ。
「ゆっびゃぁぁぁぁあ!!!???ご、ごべんなざぃぃいいいいい!!
かぜざん、ゆるじでぇぇぇぇえええ!!だ、だずげでぇぇぇぇええええ!!!」
いや、意味ならあった。頬を膨らますことで、表面積がふえ、より強く、風にあおられるのだ。
れいむは目を閉じる。
暫くしても、痛みがなく、周りが明るくなったので、目をあけるれいむ。
「ゆ!ゆゆ!!??す、すっごい きれいだよ!
ここが おそらのゆっくりぷれいすに ちがいないよ!
まりさーーー!!どこーーーー!!!??」
雲の上で、まりさを探すれいむ。当然、まりさはいない。まりさはおろか、誰もいない。
「ゆぅ……まりさ、どこに いるの?ゆっくりしてないで、でてきてよー!
ゆぴ!さ、さむいよ!
すっごく ゆっくり できない かぜさんが ふいているよ!
ゆーーー!!さ、さぶいよぉぉぉぉおお!
ど、どぼじでぇぇぇええ!!たいようさんに ちかづいているのに、どぼじで ざぶいのぉぉぉおおお!!」
太陽に近づけば暖かくなる。
そう考えいていた れいむですが、現実は逆です。
標高が高くなれば、当然寒くなります。
「ゆぅ、これは しかたがないよ。いちど おうちにかえるよ。
ゆぴ?ど、どぼじで おりられないのぉぉぉおおお!!??」
れいむは体をジタバタさせるが、風船の浮力で浮遊しているだけの れいむには何の効果もない。
「ゆ!そ、そうだ、とりさんの はねさんの せいだよ。このはねさんを すてれば、おりれるよ!
れいむったら かしこくって ごーめんねー!!」
れいむは口に咥えたカラスの羽根を離す。
「ゆー。これで ひとあんしんだよ………
ど、どぼじでぇぇぇぇぇええ!!どぼじで おりらないのぉぉぉぉおおお!!??」
当然、おりることはできない。
「ゆびびぃぃいいぃいい!!!??」
突風にあおられる、悲鳴をあげるれいむ。
「いじわるな かぜさん、ゆっくり やめてね!れいむぷくーするよ!ぷくーー!!」
れいむは頬を膨らませ、風を威嚇する。が、当然無意味だ。
「ゆっびゃぁぁぁぁあ!!!???ご、ごべんなざぃぃいいいいい!!
かぜざん、ゆるじでぇぇぇぇえええ!!だ、だずげでぇぇぇぇええええ!!!」
いや、意味ならあった。頬を膨らますことで、表面積がふえ、より強く、風にあおられるのだ。
--バ ァ ン!!
「ゆがぁぁああ!!」
突然なった大きな音に驚くれいむ。気圧の変化にまけた風船が割れたのだ。
割れたのは、れいむの右の揉み上げについていた風船だ。
結果、れいむの体が大きく傾き、下がる。
「い、いじゃいいいい!ど、どうじで?どうじで もみあげさんを ひっぱるのぉぉぉお!!??」
実際には、れいむの体が下がっているのだが、そんなことを知る余裕はない。
ただ、痛みに文句をいうだけだ。
「ゆ?じ、じべんざんが みえで ぎだよ!きっど あぞごが おぞらの ゆっぐりぷれずだね!」
痛みに耐えつつ、れいむは見えてきた光景に喜ぶ。
当然お空のゆっくりプレイスではなく、ただ単に、れいむの高度が下がっただけだ。
「ぼ、ぼうずごじだよ!ぼ、ぼうずごじで ゆっぐりでぎるよ!」
「ゆがぁぁああ!!」
突然なった大きな音に驚くれいむ。気圧の変化にまけた風船が割れたのだ。
割れたのは、れいむの右の揉み上げについていた風船だ。
結果、れいむの体が大きく傾き、下がる。
「い、いじゃいいいい!ど、どうじで?どうじで もみあげさんを ひっぱるのぉぉぉお!!??」
実際には、れいむの体が下がっているのだが、そんなことを知る余裕はない。
ただ、痛みに文句をいうだけだ。
「ゆ?じ、じべんざんが みえで ぎだよ!きっど あぞごが おぞらの ゆっぐりぷれずだね!」
痛みに耐えつつ、れいむは見えてきた光景に喜ぶ。
当然お空のゆっくりプレイスではなく、ただ単に、れいむの高度が下がっただけだ。
「ぼ、ぼうずごじだよ!ぼ、ぼうずごじで ゆっぐりでぎるよ!」
--アホォー アホォー アホォー
れいむの側をカラスが飛ぶ。その鳴き声に れいむはイラつく。
「からすさん、れいむを ばかにするのは やめてね!れいむは ゆうっしゅう なんだよ!
わかったら あまあまを ちょうだい!すぐでいいよ!」
「からすさん、れいむを ばかにするのは やめてね!れいむは ゆうっしゅう なんだよ!
わかったら あまあまを ちょうだい!すぐでいいよ!」
--アホォー アホォー アホォー
当然カラスは何もいわない。
「ゆぅぅ……りんどばーぐも まっさお ないぎょうを なしとげた れいむを ばかに するなぁぁぁぁあああ!!!」
れいむは怒りにまかせ、痛みも忘れて、体を激しく動かす。
そして、風船の紐がほころび、れいむの揉み上げからほどけてしまった。。
「ゆ!は、はやいよ!!れいむはいま、じぇっとえんじんさんを てに いれたよ!!」
浮力をなくしたれいむは、地面に向かってまっさかさま。
死ぬことが確定しているのに、れいむは嬉しそうだ。流石は餡子脳。
「ゆ!あ、あれは!ま、まりさだ!おぉぉぉおい!まりさぁぁあああああ!!」
れいむはまりさを見つける。もっとも、別のまりさだが、遠くて気が付いていない。
れいむは必死でまりさを呼び、その存在を知らせる。
「ゆぅぅ……りんどばーぐも まっさお ないぎょうを なしとげた れいむを ばかに するなぁぁぁぁあああ!!!」
れいむは怒りにまかせ、痛みも忘れて、体を激しく動かす。
そして、風船の紐がほころび、れいむの揉み上げからほどけてしまった。。
「ゆ!は、はやいよ!!れいむはいま、じぇっとえんじんさんを てに いれたよ!!」
浮力をなくしたれいむは、地面に向かってまっさかさま。
死ぬことが確定しているのに、れいむは嬉しそうだ。流石は餡子脳。
「ゆ!あ、あれは!ま、まりさだ!おぉぉぉおい!まりさぁぁあああああ!!」
れいむはまりさを見つける。もっとも、別のまりさだが、遠くて気が付いていない。
れいむは必死でまりさを呼び、その存在を知らせる。
「ゆ?だれかが まりさを よんでいるのぜ?」
夕方になっても、愛する でいぶのために 狩りを続けている まりさが周りを見渡す。
「おかしいのぜ?だれも いないのぜ?」
「まりさぁぁぁ!うえ だよぉぉおおお!!
「うえ?」
まりさは声に言われるまま、上をみる。
「……ど、どぼじでぇぇぇええ!!どぼじで れいむが ふってくるのぉぉおお!!??」
「あいたかったよぉぉぉおお!!まりさぁぁぁぁぁあああ!!!!」
勘違いをしたまま、れいむは、まりさめがけて落下する。
「ぐ、ぐるなぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!」
まりさは叫び、飛び跳ね、回避しようとする。
夕方になっても、愛する でいぶのために 狩りを続けている まりさが周りを見渡す。
「おかしいのぜ?だれも いないのぜ?」
「まりさぁぁぁ!うえ だよぉぉおおお!!
「うえ?」
まりさは声に言われるまま、上をみる。
「……ど、どぼじでぇぇぇええ!!どぼじで れいむが ふってくるのぉぉおお!!??」
「あいたかったよぉぉぉおお!!まりさぁぁぁぁぁあああ!!!!」
勘違いをしたまま、れいむは、まりさめがけて落下する。
「ぐ、ぐるなぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!」
まりさは叫び、飛び跳ね、回避しようとする。
そして、
「ゆべぇあぐぎゃぁぁぁぁああああああああ!!」×2
2匹は唇どおしで、激突した。
これも全て れいむの愛のなせる業であろうか。
「ゆべぇあぐぎゃぁぁぁぁああああああああ!!」×2
2匹は唇どおしで、激突した。
これも全て れいむの愛のなせる業であろうか。
汚く餡子をだし、まりさは絶命した。
まりさにとっては単なる不幸であるが、
ゆっくりとして生を受けたこと自体が不幸なので気にしてはいけない。
むしろ、でいぶから開放されたのだから、感謝をするべきだ。
まりさにとっては単なる不幸であるが、
ゆっくりとして生を受けたこと自体が不幸なので気にしてはいけない。
むしろ、でいぶから開放されたのだから、感謝をするべきだ。
まりさがクッションとなったため、れいむは、なんとか生き残ることができた。
「ゆがぁぁぁああ!!い、いじゃいぃぃいいいいい!!
ど、どぼじでぇぇえ!どぼじで、なにもみ゛えないのぉぉおおお!!
ぐっぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!!!」
歯は全てかけ、目は飛び出し、
体内には、まりさの砕けた歯が刺さっているため、激痛を訴える。
「ばりざぁぁぁああ!!どごぉぉおおおお!!??
い゛いっじょにゆっぐり゛じようよぉぉおおお!!!!
ぶ、む゛じずるなぁぁぁぁぁああ!!ゆっぐり゛ざせろぉぉぉぉおおおおお!!」
痛みと怒りで喚き、暴れるれいむ。暴れることで傷口から更に餡子が流出し、激痛がはしる。
「い゛!!い゛じゃい゛ぃぃいぃぃいいいいいい!!!!!!
いじゃい!いじゃい!いっじゃい゛ぃぃぃいいいいいいい!!!
………も、もっどぉ……もっどぉ、ゆ゛っぐり゛………じ、じだかづっだ……」
激しい痛みのなか、れいむはついに旅立った。
愛する まりさのまつ、お空のゆっくりプレイスへと。
「ゆがぁぁぁああ!!い、いじゃいぃぃいいいいい!!
ど、どぼじでぇぇえ!どぼじで、なにもみ゛えないのぉぉおおお!!
ぐっぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!!!」
歯は全てかけ、目は飛び出し、
体内には、まりさの砕けた歯が刺さっているため、激痛を訴える。
「ばりざぁぁぁああ!!どごぉぉおおおお!!??
い゛いっじょにゆっぐり゛じようよぉぉおおお!!!!
ぶ、む゛じずるなぁぁぁぁぁああ!!ゆっぐり゛ざせろぉぉぉぉおおおおお!!」
痛みと怒りで喚き、暴れるれいむ。暴れることで傷口から更に餡子が流出し、激痛がはしる。
「い゛!!い゛じゃい゛ぃぃいぃぃいいいいいい!!!!!!
いじゃい!いじゃい!いっじゃい゛ぃぃぃいいいいいいい!!!
………も、もっどぉ……もっどぉ、ゆ゛っぐり゛………じ、じだかづっだ……」
激しい痛みのなか、れいむはついに旅立った。
愛する まりさのまつ、お空のゆっくりプレイスへと。
あとがき
風船で空が飛べるのかとか、
バランスを崩して、安定飛行ができないだろうが、
といったご指摘はご容赦ください。
バランスを崩して、安定飛行ができないだろうが、
といったご指摘はご容赦ください。
過去作品
anko3893 穏やかな日常、或いは嵐の前の静けさ
anko3901 穏やかな日常、少し増えた賑やかさ 前編
anko3902 穏やかな日常、少し増えた賑やかさ 後編
anko3903 孤独なぱちゅーが共に過ごすもの
anko3904 名物
anko3907 こなさん
anko3913 006受け入れた
anko3917 ゆっくりによる経済
anko3928 音楽隊
anko3939 赤いリボンのサンタさん
anko3951 新しいゆっくりプレイス
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