ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4007 れいむ・スプラッシュ
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『れいむ・スプラッシュ』 8KB
小ネタ 思いやり 不運 自業自得 日常模様 飼いゆ 子ゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 うんしー あけおめ!
小ネタ 思いやり 不運 自業自得 日常模様 飼いゆ 子ゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 うんしー あけおめ!
明けましておめでとう御座います。今年もよろしくお願いします。
さなえあきさん、素敵なカレンダーをありがとうございます。今から10月が楽しみです。
※うんうん描写あります。お汁粉でも食べながらお読みください。
さなえあきさん、素敵なカレンダーをありがとうございます。今から10月が楽しみです。
※うんうん描写あります。お汁粉でも食べながらお読みください。
『れいむ・スプラッシュ』 TXTあき
ふかふかの絨毯の上で、子ゆっくりのれいむとさなえが仲良く餌を食べている。
2匹の周りには、ゆっくり用のおもちゃが沢山ある。
ゆっくり用のすべり台や、シーソなどの値段の張る遊具まである。
一見して飼い主に愛されていることが見て取れた。
2匹の周りには、ゆっくり用のおもちゃが沢山ある。
ゆっくり用のすべり台や、シーソなどの値段の張る遊具まである。
一見して飼い主に愛されていることが見て取れた。
「じゃぁ出かけてくるから。仲良く遊んでいるのよ」
飼い主であるお姉さんはそう言い残すと、2匹が寂しくないようにラジオをかけ、ゆっ
くり福袋を買いにショップへ出かけていった。
2匹は笑顔でお姉さんを見送り、餌を食べ終えると仲良く遊び始めるのであった。
くり福袋を買いにショップへ出かけていった。
2匹は笑顔でお姉さんを見送り、餌を食べ終えると仲良く遊び始めるのであった。
「れーみゅは今日もぶちゃいくでちゅね!」
「どぼじてしょんなこというにょおお!」
「どぼじてしょんなこというにょおお!」
2匹は同じブリーダーの下で生まれ育ち、2匹一緒にお姉さんに買われ、現在飼いゆっ
くりとして何不自由なく暮らしている。
姉妹ではないが、同じぐらい仲がいい。
くりとして何不自由なく暮らしている。
姉妹ではないが、同じぐらい仲がいい。
「今日は豚の屠殺ごっこをちまちょう!もちろんれーみゅがぶたしゃんでしゅよ!」
「れーみゅぶたしゃんじゃないいぃぃ!」
「誤解しないでくだちゃい。ごっこ!ごっこでしゅよ!れーみゅがぶたしゃんて意味じゃ
ないでしゅよ。ぶたさんの役をするんでしゅ。なんと主役でしゅよ!!」
(れーみゅがぶたしゃんなんて、ぶたしゃんに失礼でちゅ)
「ゆゆ!主役しゃん!可愛いれーみゅにピッタンコだにぇ!やりゅやりゅ」
「れーみゅぶたしゃんじゃないいぃぃ!」
「誤解しないでくだちゃい。ごっこ!ごっこでしゅよ!れーみゅがぶたしゃんて意味じゃ
ないでしゅよ。ぶたさんの役をするんでしゅ。なんと主役でしゅよ!!」
(れーみゅがぶたしゃんなんて、ぶたしゃんに失礼でちゅ)
「ゆゆ!主役しゃん!可愛いれーみゅにピッタンコだにぇ!やりゅやりゅ」
れいむはさなえの言葉に興奮して、何度もぽいんぽいんと飛び跳ねた。
さなえはその様子を見ると、満足げに微笑み小さな棒を取り出してくわえた。
さなえはその様子を見ると、満足げに微笑み小さな棒を取り出してくわえた。
「まずこれでれいみゅのポンポンをひきさきまちゅ!」
「ゆ? ねぇしゃなえ、しょんなことしたらスッゴク痛いよ?」
「え? しゃなえは痛くありましぇんよ?」
「ゆ? ねぇしゃなえ、しょんなことしたらスッゴク痛いよ?」
「え? しゃなえは痛くありましぇんよ?」
れいむは歯茎を剥き出しにして抗議する。
「れーみゅがイタイイタイでちょおおおおおお!馬鹿なの!死ぬの!無能なのおおお!」
「でもそうちないと、皮をムキムキできまちぇんよ?」
「当たり前のように怖いこといわないでねええぇ!ぷきゅー!」
「でもそうちないと、皮をムキムキできまちぇんよ?」
「当たり前のように怖いこといわないでねええぇ!ぷきゅー!」
怒るれいむにさなえは笑顔で近づいていく
「まぁまぁ、とりあえずやってみまちょうよ!」
「や、やめちぇね!こないでにぇ!」
「や、やめちぇね!こないでにぇ!」
れいむは生命の危機を感じた。本能が警告を鳴らす。
(しゃなえは本気だよ!ゆっくり逃げるよ!)
れいむさなえに背を向け必死に逃げ始めた。
一生懸命に跳ねる!跳ねる!跳ねる!
さなえも跳ねた。れいむを捕まえるために。
(泣いたり、笑ったりできなくしてやりまちゅ!)
2匹はテーブルの下をくぐり、クッションの上を超え、おもちゃの賽銭箱の周りをぐる
ぐる回る。
なお、誤解の無いように説明するがさなえとれいむは仲が悪いわけではない。
先ほど言ったように仲が良い。
例えるならば、のび太とジャイアンの関係であろうか。
普段は問題にならないのが不思議になるほどいじめているが、劇場版になると不自然な
ほど強い絆で団結する。
そんな関係である。
(しゃなえは本気だよ!ゆっくり逃げるよ!)
れいむさなえに背を向け必死に逃げ始めた。
一生懸命に跳ねる!跳ねる!跳ねる!
さなえも跳ねた。れいむを捕まえるために。
(泣いたり、笑ったりできなくしてやりまちゅ!)
2匹はテーブルの下をくぐり、クッションの上を超え、おもちゃの賽銭箱の周りをぐる
ぐる回る。
なお、誤解の無いように説明するがさなえとれいむは仲が悪いわけではない。
先ほど言ったように仲が良い。
例えるならば、のび太とジャイアンの関係であろうか。
普段は問題にならないのが不思議になるほどいじめているが、劇場版になると不自然な
ほど強い絆で団結する。
そんな関係である。
「ゆひぃ、ゆひぃ。こないでね。こないでにぇ」
れいむは夢中で逃げ惑い、ゆっくり遊具の『トンネル(透明バージョン)』に逃げ込ん
だ。
このトンネルはハムスターグッズのトンネルのゆっくり版である。
長さは子ゆっくりが2匹入るか入らないかぐらいしかない。
中で詰まっても助けやすいように短いのだ。
だ。
このトンネルはハムスターグッズのトンネルのゆっくり版である。
長さは子ゆっくりが2匹入るか入らないかぐらいしかない。
中で詰まっても助けやすいように短いのだ。
「ほーりゃ、ちゅかまえちゃいまちゅよー」
さなえもれいむに続いてトンネルに入った。
「ゆゆっ!」「ゆっ?」
そして、見事に詰まった。
2匹は毎日お腹いっぱい餌を食べることができる。
そのため標準の子ゆっくりよりも大きく、また先ほど餌を食べ終えたばかりだったこと
で、いつもより更に大きい状態であった。
その結果、トンネルに詰まってしまったのだ。
そのため標準の子ゆっくりよりも大きく、また先ほど餌を食べ終えたばかりだったこと
で、いつもより更に大きい状態であった。
その結果、トンネルに詰まってしまったのだ。
トンネルの出口かられいむが顔を半分だし、入口ではさなえがお尻を半分出した状態で
詰まっていた。
外から見ると細長いゆっくりがトンネルに嵌っているように見える。
詰まっていた。
外から見ると細長いゆっくりがトンネルに嵌っているように見える。
「トンネルしゃん、れいみゅを放してね!れいみゅ困ってるよ!」
「れ、れーみゅのあにゃるが目の前にありまちゅ……最低でしゅ」
「れ、れーみゅのあにゃるが目の前にありまちゅ……最低でしゅ」
れいむもさなえも体をもるんもるん振りながら脱出しようとするが、一向に出ることが
できない。
そのうちにれいむが口を開いた。
できない。
そのうちにれいむが口を開いた。
「に、にぇえさなえ、あ、あにょね……そにょおぉ」
「なんでしゅか?はっきりいってくだしゃい」
「なんでしゅか?はっきりいってくだしゃい」
さなえがイライラしながら答える。れいむは頬をほんのりと赤く染め言った。
「れーみゅ、うんうんしちゃくなっちゃった!!」
「………………ゆるちまちぇんよ……」
「………………ゆるちまちぇんよ……」
れいむのあにゃるがヒクヒク蠢く。
さなえの顔が恐怖に染まる。
さなえの顔が恐怖に染まる。
「いま、うんうんしたらしゃなえのお顔がたいへんなことになりましゅ!我慢してくだち
ゃい!」
ゃい!」
さなえは必死である。密閉空間におけるうんうんの炸裂。
顔面へのBUKKAKE。必殺のヘッドショット。
それはさなえにとって、トラウマ必至の地獄の咆哮である。
顔面へのBUKKAKE。必殺のヘッドショット。
それはさなえにとって、トラウマ必至の地獄の咆哮である。
「でりゅようぅ…くるちぃ……」
「頑張ってくだちゃい!」
「……しゃなえ、れーみゅをいじめてたよね」
「……記憶にありまちぇん」
「ゆー、我慢できないかみょ?」
「ごめんなちゃいいいいい!」
「絶対に許さないよ!こりぇは、せいっしゃいだよ!」
「ゆぴいぃぃぃい!」
「頑張ってくだちゃい!」
「……しゃなえ、れーみゅをいじめてたよね」
「……記憶にありまちぇん」
「ゆー、我慢できないかみょ?」
「ごめんなちゃいいいいい!」
「絶対に許さないよ!こりぇは、せいっしゃいだよ!」
「ゆぴいぃぃぃい!」
れいむがびくりと震えた。
さなえは最悪の瞬間を覚悟した。
・
・
・
しかし、その時は訪れなかった。
さなえは最悪の瞬間を覚悟した。
・
・
・
しかし、その時は訪れなかった。
「うしょ(嘘)だよ。れーみゅはしゃなえが大好きだよ……。大事な家族だから……。だ
から…だから!れーみゅがんばりゅ!!」
から…だから!れーみゅがんばりゅ!!」
れいむが腹痛に耐えながら声を上げた。
家族を守るという強い思い。
その決意がれいむの双眼に炎を灯す!
家族を守るという強い思い。
その決意がれいむの双眼に炎を灯す!
(れーみゅ……)
「しゃ、しゃなえ!しゃなえもれーみゅが、だいちゅきでしゅ!いっちょにおねーしゃん
が帰って来るまで頑張りまちょう!!」
が帰って来るまで頑張りまちょう!!」
さなえも泣きながら答える。
さなえは、あの穀潰しで、意地汚くて、頭が悪くて、顔も残念で、カメムシの匂いがし
て、バッチ試験のお勉強のときブリーダーさんが「マジでやばいな、コイツ」とため息を
吐いたほど出来が悪くて、うんうんと並んでいたら時々どっちがうんうんなのか見分けが
つかなくて、というよりむしろうんうんそのもので、もう原因とか理由とかどうでもいい
から爆発しないかなと思っていたれいむが、こんなにも自分を大切に思っていたことを知
り感動で体が震えた。
さなえは、あの穀潰しで、意地汚くて、頭が悪くて、顔も残念で、カメムシの匂いがし
て、バッチ試験のお勉強のときブリーダーさんが「マジでやばいな、コイツ」とため息を
吐いたほど出来が悪くて、うんうんと並んでいたら時々どっちがうんうんなのか見分けが
つかなくて、というよりむしろうんうんそのもので、もう原因とか理由とかどうでもいい
から爆発しないかなと思っていたれいむが、こんなにも自分を大切に思っていたことを知
り感動で体が震えた。
2匹は口を閉じる。
今、部屋のなかではラジオの音しかしない。
時計がカチッカチッカチッと音を立てた。
今、部屋のなかではラジオの音しかしない。
時計がカチッカチッカチッと音を立てた。
れいむがやにわに口を開いた。
「やっぱり無理だよ!!ごめーんにぇ!!」
「諦めるのが早すぎるでっしょおおおおぉぉお!」
「諦めるのが早すぎるでっしょおおおおぉぉお!」
れいむの決意は本物であった。
しかし、れいむの遺志の硬さは豆腐と同じ硬さなのだ。
つまり、大きいと自重で潰れる。
しかし、れいむの遺志の硬さは豆腐と同じ硬さなのだ。
つまり、大きいと自重で潰れる。
さなえは叫ぶ。
「がんばちぇ!がんばちぇ!きっともうちゅこち(もう少し)でお姉しゃんが帰ってきま
ちゅ!」
ちゅ!」
れいむは便意に震え、脂汗を滴らせながら
「が…ん…ばる……よ」
と答える。
限界が近いのだろう。満足にしゃべることが出来ていない。
そんな極限状態のれいむの耳?に聞きなれた歌が聞こえてきた。
限界が近いのだろう。満足にしゃべることが出来ていない。
そんな極限状態のれいむの耳?に聞きなれた歌が聞こえてきた。
『ハーイ。次の曲はキリライター氏のヒット曲「うんうん体操」です。』
ラジオから聞こえてくる曲は「うんうん体操」といい、歌に合わせて体を動かすことに
よりスムーズにうんうんをすることができる歌である。
れいむはこの歌が好きで、うんうんをするときはよく自分で歌っている。
よりスムーズにうんうんをすることができる歌である。
れいむはこの歌が好きで、うんうんをするときはよく自分で歌っている。
「う…んうん……さ…お出かけ……」
「れーみゅ聞いちゃダメェエエえ!ラジオしゃんやめちぇねぇ!時と場合と考えてくだち
ゃいいい!TPOしゃんは大事なんでちゅうよおおお!ぷきゅうぅ!」
「れーみゅ聞いちゃダメェエエえ!ラジオしゃんやめちぇねぇ!時と場合と考えてくだち
ゃいいい!TPOしゃんは大事なんでちゅうよおおお!ぷきゅうぅ!」
さなえは泣きながらぷくーと膨れようとするが、狭くて膨れることができない。
れいむはビクンッ!ビクンッ!と痙攣を始めている。
最早あにゃる決壊は時間の問題であった。
れいむはビクンッ!ビクンッ!と痙攣を始めている。
最早あにゃる決壊は時間の問題であった。
(ゆううぅ、ゆうぅ,どうちまちょう?)
さなえは必死に考える。
考える。
考える。
ふと、自分が小さな棒をくわえていることに気がついた。
そして閃く。
考える。
考える。
ふと、自分が小さな棒をくわえていることに気がついた。
そして閃く。
(こ、これでしゅ!これで栓をすれば!かなこしゃま、すわこしゃましゃなえに力を。信
仰の力を。奇跡をくだしゃい!)
仰の力を。奇跡をくだしゃい!)
臭いものには蓋をする。
締まりのないあにゃるには栓をする。
もう時間は残されてはいない。
締まりのないあにゃるには栓をする。
もう時間は残されてはいない。
「ゆおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉおおお!!!」
「んほおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお!!」
「んほおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお!!」
渾身の力を込め裂帛(れっぱく)の気合と共に、さなえは棒をれいむのあにゃるに突き
刺した。
今まさに開かんとしていた地獄の門を閉めるための一撃!
絶望の未来を変えるための希望をこめた一撃!
奇跡を起こすための信仰の一撃!
さなえは勝利を確信した。
刺した。
今まさに開かんとしていた地獄の門を閉めるための一撃!
絶望の未来を変えるための希望をこめた一撃!
奇跡を起こすための信仰の一撃!
さなえは勝利を確信した。
「汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ」
地獄の門の銘文である。
さなえは過ちを犯した。さなえは開いてしまったのだ。
棒は栓としては細すぎたのだ。
さなえは過ちを犯した。さなえは開いてしまったのだ。
棒は栓としては細すぎたのだ。
……ぷぴっ……
それは爆発であった。爆裂であり炸裂であった。噴出であり噴火であった。
奔流であり激流であった。恐怖であり絶望であった。
また、逃げることのできない現実であり絶対的な暴力であった。
さなえは何も見えない闇の中で、地獄のラッパの音(ね)を聞いた。
信仰の無力さを感じながら。
奔流であり激流であった。恐怖であり絶望であった。
また、逃げることのできない現実であり絶対的な暴力であった。
さなえは何も見えない闇の中で、地獄のラッパの音(ね)を聞いた。
信仰の無力さを感じながら。
れいむとさなえは、2時間後に帰宅したお姉さんにより無事救出された。
ちなみに、福袋にはゆっくりトンネル(桃色バージョン)が入っていた。
ちなみに、福袋にはゆっくりトンネル(桃色バージョン)が入っていた。
おしまい