ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4541 ゆっくりとうっひょうっしてってね
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『ゆっくりとうっひょうっしてってね』 7KB
観察 自業自得 群れ ゲス 自然界 現代 独自設定 作、長月 選挙前ということで
観察 自業自得 群れ ゲス 自然界 現代 独自設定 作、長月 選挙前ということで
※俺設定注意
※あっさり小ネタです
※急いで書いたので駄文注意
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今まで書いた作品はこちらに
http://www26.atwiki.jp/ankoss/pages/393.html
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ゆっくりとうっひょうっしてってね
「なんだ・・・ありゃ?」
その日、家の近くを散歩をしていた俺は奇妙な光景を目にした。
森の広場に見渡す限りのゆっくり。その数100は下らないだろう。ゆっくり達は皆口に石を咥えて一列になっている。
「なぁお前らこんなところでなにやってんだ?」
適当に手近にいたありすに話しかけてみることにした。
「あっにんげんさん。これはおさをきめるためのせんきょっをしているの。」
「選挙・・・?」
ありすによると今行われているのは群れの長を決める選挙なのだとのこと。
ゆっくり達の咥えている石は投票用紙の代わりで、2匹の長候補のうち、長にふさわしいと思うほうに置くもので、石の数が多い方が新しい長になるという。
立候補しているのはまりさとぱちゅりー。2匹は対照的だ。
ゆっくり達の咥えている石は投票用紙の代わりで、2匹の長候補のうち、長にふさわしいと思うほうに置くもので、石の数が多い方が新しい長になるという。
立候補しているのはまりさとぱちゅりー。2匹は対照的だ。
つがいらしきれいむとたくさんの取り巻きゆっくり達に囲まれニタニタと見下したような笑いを浮かべるまりさ。
対して苦しそうな表情のぱちゅりーの周りにはなぜかみょん達しかいない。
「まりささまがおさになればむれにおさめるぜいっきんっははんぶんっ、おちびちゃんをうんだゆっくりにはおちびちゃんてあてもつけるのぜぇええええ!!!!」
やたらと景気のいい公約を掲げるまりさ。
逆にぱちゅりーは、れいぱー、捕食種対策など現実的ではあるが地味なものしかない。
逆にぱちゅりーは、れいぱー、捕食種対策など現実的ではあるが地味なものしかない。
その差のせいか支持率を示す石の数もまりさのほうがぱちゅりーより倍以上に多い。最早、勝負あったと言っても良いだろう。
「なぁまりさ。ひとつ聞いても良いか?」
ふと長候補のまりさに話しかけてみた。
「んーおにいさん、いだいなるにゅーりーだーっ、であるまりささまをひとめみにきたのかぜぇ?」
うーんすごいなこのまりさ。起きながら寝言を言えるなんて。
「お前さっきおちびちゃん手当てだの群れのぜいっきんっを半分にするって言ってたよな。」
「そのとおりなのぜ。」
まりさは自慢げに鼻息を荒くして答えた。
「その財源・・・つまり群れのみんなに配るごはんさんはどうするつもりだ?」
収入を減らして支出を増やせば当然食料は足りなくなる。馬鹿でも分かる当然の理屈だ。
見るからに頭の悪そうなまりさだが、流石にあまあまが空から降ってくるとは思ってないだろう。
見るからに頭の悪そうなまりさだが、流石にあまあまが空から降ってくるとは思ってないだろう。
「ぷーぷーっ。そんなのあそこのむだめしぐらいどものぶんをやればいいだけのことなのぜぇえ!!」
まりさはおさげでぱちゅりーの周りにいたみょん達を指差す。
無駄飯ぐらいと侮辱されみょんたちの顔が一斉に険しくなったが、まりさはそんなこと一向に気にせず喋り続ける。
「だいたいみょんたちはずるいのぜぇえ!!かりもしないくせにごはんさんだけはちゃっかりもらって。まいにち、くんれんっとかいってえだであそんでるだけのにーとっでごくっつぶしっなのぜぇええ!!!」
「そうだよ!!れいむのむれにみょんみたいなやばんっでゆっくりしてないゆっくりはひつようないんだよ。」
「みょんはやくたたずでいらないこなんだねー。わかれよー。」
「みょんみたいなゆっくり、とかいはじゃないわ!!」
「「「ついほう!!!ついほう!!むのうっなぱちゅりーとごくつぶしっのみょんはついほう!!!」」」
れいむや他の取り巻きゆっくり達も調子に乗ってまりさに追従する。
成程なぜ、ぱちゅりーの傍にみょん達しかいないのかわかった。要するにこのまりさみょんを目の敵にしており、みょんがこの群れで生き残るためには例えどんなに劣勢でもぱちゅりー側に付くしかなかったのだ。
「でもみょんがいないと捕食種やれいぱー、ゲスが来た時困るんじゃないのか?」
確かにみょん種というのは性格は頑固で融通は利かず、不器用で狩りや子育てなども上手くない個体が多い。
しかしゆっくりなかでは郡を抜いて剣(実際は枝や棒だが)の扱いがうまく、通常種で唯一、捕食種やれいぱーと互角に闘える種でもあるのだ。
しかしゆっくりなかでは郡を抜いて剣(実際は枝や棒だが)の扱いがうまく、通常種で唯一、捕食種やれいぱーと互角に闘える種でもあるのだ。
「なにいってるのおにいさん。こんなにゆっくりしたむれにれみりあなんてくるわけないでしょ!!ばかなの、しぬの?」
「もしきてもこのまりささまがぼっこぼっこにしてやるんだぜっぇええ!!」
その自信はどこから沸いてくるんだよ・・・
俺は馬鹿らしくなり帰る事にした。もうこれ以上何を言ったところでこいつら聞きはしないだろう。
背中でまりさ達の癇に障る笑い声がいつまでも響いていた。
背中でまりさ達の癇に障る笑い声がいつまでも響いていた。
それから1ヵ月程した夜。
そろそろ眠ろうと思っていた矢先、玄関の方でガタガタと音がしている。
こんな夜更けに誰だろう。不審に思いながら俺は玄関へ行き、ドアを開けた。
そろそろ眠ろうと思っていた矢先、玄関の方でガタガタと音がしている。
こんな夜更けに誰だろう。不審に思いながら俺は玄関へ行き、ドアを開けた。
「おそいんだぜぇえええ!!!あんまりおそくてさーむさーむだったのぜぇぇえ!!!」
「ここをれいむたちのおうちにしてねっ!!それとあまあまとあたらしいおりぼんちょうだいね!!」
そこに居たのはボロボロの2匹のゆっくり。まりさとれいむだ。ドアが開くなり玄関に入り込み図々しい事ぬかし出した。
「れいむたちはひげきのひろいんなんだょおおおお!!!」
「そうなのぜ!!だからやさしくしないとだめなんだぜぇえええ!!!」
聞きもしないのに話し出したこいつらの身の上話によると、驚くことにこの2匹、あの時「せんきょっ」で群れの長になった新長まりさ達らしい。
ゆっくりの個体差なんてわからんが、数ヶ月前まで群れの前でドヤ顔していた2匹が、お飾りも無くしたみすぼらしい姿のこいつらと同じゆっくりとは思わなかった。
あの後、まりさは長の権限を使い好き放題ゆっくりしていたらしい。つがいのれいむとともに、野生ゆにとって貴重なあまあま(野いちごなど)は自分達で独占、先住ゆっくり達を追い出し自分達の巣を大きくて快適なものに変えたり、自分の気に入らないゆっくりに難癖つけて追い出したりとやりたい放題やっていた。
しかしそうやって私腹を肥やしているうちに長への不満は徐々に溜まっていき、群れは半ば分裂状態。
そこへ捕食種の襲撃を受け、統率のとれていない上、戦闘要員であるみょんもいない群れはあっけなく壊滅状態。
たった数匹のれみりあとふらんに100匹以上いた群れは1晩と持たず、10年以上続いていた群れはまりさが長になって1ヶ月と持たず消滅した。
そこへ捕食種の襲撃を受け、統率のとれていない上、戦闘要員であるみょんもいない群れはあっけなく壊滅状態。
たった数匹のれみりあとふらんに100匹以上いた群れは1晩と持たず、10年以上続いていた群れはまりさが長になって1ヶ月と持たず消滅した。
その後生き残ったゆっくり達にも責任を追求され窮地に立たされたまりさ夫婦は、逆切れと言い訳、他ゆんへの責任転換を繰り返し、さらに群れのゆっくりたちの怒りに油を注ぐとこになる。
結果他のゆっくりたちからボコボコニされ、お飾りもビリビリに破かれて放り出されたそうだ。
結果他のゆっくりたちからボコボコニされ、お飾りもビリビリに破かれて放り出されたそうだ。
「まぁ・・自業自得だな。」
こうも馬鹿だともう苦笑いしか出ない。
「どぼじでそんなこというのぉぜぇえええ!!!?」
「れいむはかわいそうなひがいしゃなんだよぉおおおお!!!」
「は?お前らは自分の都合で群れ滅ぼした加害者だろうが。なに被害者面してんだよ!!」
どうせみょん達やぱちゅりーを追い出したのも自分達が好き勝手やるためだったに違いない。その癖今さら被害者面とは盗人猛々しいことこの上ないことだ。
「おにいざんにでいいぶだちへのあいはないのぉおおおおお!!!!?」
「ナノ単位でねえよ!!!いいからとっとと出て行け。」
「「ゆぐぇげぇえ!!」」
俺はまりさたちを外へ蹴り出す。ヒキガエルの断末魔のようなうめき声を出しながら2匹は再び寒空の下放り出される。
「お前らが本当に正しいんなら、同情してくれるゆっくりもいるだろ?そいつらの所へ行ってもう1回、長でも何でもやれば?」
もっとも亡国ならぬ亡群れをやらかしたおまえらを暖かく迎えてくれるゆっくりなんていやしないだろうがね。
そう心の中で言い足しながら、俺はドアを閉じ、鍵を閉める。
「どぼじでいれでくれないのぉぜぇええええ!!!?」
「あけでぇええええ!!!!おそとはさーむさむなんだょおおお!!!」
しばらくドアの外でギャアギャアとうるさかった2匹だが
「うー、うー。」
「「ぎゃああああああ!!!!れみりあだぁああああ!!!!」」
と聞こえた後、急に静かになった。
まぁ夜中にゆっくりが大声で喚いてたら捕食種に「どうぞ襲ってください」と言ってるようなものだからな・・・
どうやらあいつら最後の最後まで危機管理能力が足りなかったらしい。
やれやれとんだ邪魔が入った。寝直すためもう一度ベッドへ入る。
「そういえば明日は選挙か・・・」
ふとまどろみの中、明日は総選挙を思い出す。
正直入れたいと思う候補者はいない。こいつだけは絶対当選させたくないと思うような奴ならいるが。
だがだからと言って何もしなければ無能なくせに声ばかり大きい輩や脳内にお花畑が咲き誇ってる馬鹿どものやりたい放題になってしまう。
ちょうど先程のまりさの群れのように。
さて明日は誰に投票しようか。
後書き
選挙いこうぜ!!でないとこのまりさを胴付にしたような政治家がたくさんとうせんっしちゃうよっ!!そんな話。
選挙いこうぜ!!でないとこのまりさを胴付にしたような政治家がたくさんとうせんっしちゃうよっ!!そんな話。
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