ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1392 あなたが妬ましい
最終更新:
ankoss
-
view
妬ましい妬ましい
・ぬちゃぬちゃあきですが、重いHENTAIではありません。
・独自設定
・希少種スペック上の下ってところです。
・愛であり
―――――――――――――――――――――――――
「ああ、妬ましい。あなたがとっても妬ましいわ」
とある森の中の何処にでも在るようなゆっくりの群にいるちぇんが、不思議なゆっくりに出会い頭にそう言われた。
「わからないよー?ねたましいってことばも、きみのこともわからないよー?」
ちぇんは良くも悪くもとても正直なゆっくりだった。
分からないことは分からないと言うし、同意できないものにはハッキリと無理だと言う。
そういうゆっくりだった。
群の中でもこのちぇんの正直さは有名で、過去に群にいたでいぶを質問責めにして群から追い出した事もあったりした。
ちぇん自身、別段群から追い出そうとしてしたことでは無くて純粋にでいぶの行動が理解できなかったから質問責めにしただけだが。
「・・・・・あなたのそういうところが妬ましいのよ。それと妬ましいっていうのは、わたしがあなたを羨ましがってるってことよ。」
このゆっくりは皮肉を込めて言ったつもりであったがどうやらちぇんには伝わらなかったようだ。
「?ますますわからないよー?ちぇんはあたまがいいわけでも、ぱちゅりーみたいにものしりさんでもないんだよー?」
ちぇんのそんな返答と本当に分かっていないような様子をみて『ぱるしぃ』は己の奥で渦巻く黒い炎を感じた。
「・・・・・・ああ、妬ましい。あなたのその愚直なまでの純粋さがとっても妬ましい・・・・・あなたのように物事を純粋に不思議に思えたらどれだけ世界が輝くのだろうかしら・・・・・」
「いってることばがむずかしすぎてよくわからないよー?」
ちぇんのその一言が『ぱるしぃ』をより不機嫌にさせてしまった。
「ちっ・・・・・あなたには私のこの感情は理解できないんでしょうね・・・・・・・・・・さようなら。小さな探求者さん。」
そう言うとまるでそこには元々誰も存在していなかったかのように『ぱるしぃ』が消えてしまった。
「ま、まつんだねー!!!・・・・・・・・・・きえちゃったんだねー。わからないよー。・・・・名前だけでも教えてほしかったよー。」
ちぇんは本心からそう思っていた。
―――――――――――――――――――――――――
~同じ群~ 別の場所
「なにいってるのおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????」
とある巣からそんな声が聞こえてきた。声の主はもちろんれいむ。
「ゆぅ・・・・・まりさはあんまりかりがとくいじゃないんだぜ・・・だけどがんばってもってきたんだぜ?」
これはそのれいむのつがいであるまりさだ。正確にはつがいにされた、だが。
「ばかなのおおおおおおおおおおお!!!!!!!いや、ばかでしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????れいむはにんっしんしてるんだよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!こんなすこしのごはんさんじゃまんぞくできるわけがないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!??????」
じつはこのまりさはれいむの夫でもなんでもない、ただ単にそこにいたから夫にされただけの不幸なゆっくりである。
「ゆぅ・・・・まりさはがんばってるんだぜ・・・・・・・・」
「あたりまえでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
なぜこんなところから逃げないのかというと、れいむが美ゆっくりであるからだ。
このまりさも大概である。
「ゆっ!!いいことをおもいついたよ!!!!」
そうとは正直思わないが、なにやられいむが思いついたご様子。
「ゆ?なんなのぜ?」
「まりさ!!!こっちにきてね!!!!きたらめをとじてね!!!!!!!」
普通のゆっくりならばこの行動が意味する事を理解できなくて理由を問うか何かするものだ。
だがこのまりさはしなかった。バカだから。
「ゆん!!!!めをとじたよ!!!これでなにをs」
「つかえないまりさはれいむのごはんさんになってね!!!!!!」
まりさが聞いたこの世で最後の言葉がそれだった。
「む~しゃむ~しゃ。それなりー。」
れいむはまりさを何の躊躇いもなく食べていた。
「まったく!!ごはんさんもろくにとれないとおもったら、あじもろくなもんじゃないよ!!!!!!」
さっきまでまりさだったものはれいむの口に消えていく。
「ああ、妬ましい妬ましい」
そんなときだった、れいむの背後から声が聞こえたのは。
「ゆ!?だれなの!!ここはれいむのおうちだよ!!!!!おうちをうばうげすはれいむがせいっさい!!するよ!!!」
巣の入り口は一つしか無く、それはれいむの真正面にあるので普通に考えて背後から声が聞こえるだなんてことはあり得ないのだがこのれいむは全く気づいていなかった。
「妬ましい妬ましい・・・・・・あなたのその奔放さがとても妬ましい・・・・」
れいむが振り返ってみるとそこには見たこともないゆっくりがいた。
「ゆぷぷ。みたことのないこがいるよ!!まったく、こんなクズはゆっくりできないね!!!!!!でもれいむは美ゆっくりだからクズでもやさしくしてあげるよ!!!!とりあえずごはんさんもってきてね!!!!!!!!」
そんなれいむの言葉を無視して自分の話を再会する。
「・・・・・ああ、妬ましい。あなたのような奔放さを私が持っていたらどれだけ心が楽になるのかしら?」
「ゆうううううううううう!!!!!いみわからないことはもういいよ!!!!!!さっさともってきてね!!!!!れいむのおむこさんでしょ!!!!!」
すでにれいむの中では『ぱるしぃ』はつがいのようだった。
「・・・・・・・・・・・・撤回するわ。あなたは・・・・妬ましくないわね。確かに心の在りようは楽だろうけど空っぽだわ。それは私の望むものでは無いわね・・・・・・・さようなら、自己中。」
「ゆぎいいいいいいいい!!!!!!!!さっさとーーゆ?」
『ぱるしぃ』がいつまで経ってもご飯を取りに行かないのでれいむが激怒しそうになった時、突然霧のように消えてしまった。
「ゆぎいいいいいいいいい!!!!!!!!!にげるなぁああああああああああああああああああ!!!!!!」
れいむの慟哭は、空に響いていた。
―――――――――――――――――――――――――
~同日~ 群のある森の中
「本当なのかよ。本当に村の近くにゆっくりの群ができたのかよ・・・・」
「そうだよー。ま、被害がでる前に片づけるのは農村の鉄則だよ?」
こんな会話をしているのは近くの村にすむタケとリョウだ。
「まったく・・・・・じじいのヤローマジ覚えとけっつーの。」
「そんなに来るのいやだったのかい?」
「当たり前だよ。お前みたいにゆっくり飼うだなんて俺には既知の外としか思えないんだぞ?さわるだけでも吐き気モンだってのになんで全部つぶさなきゃならんのだって事だ。」
このタケという男、実はゆっくりが苦手だ。
「うーん?そうかな?ちょっと頭が足りてなくてかわいいと思うんだけど。」
反面、このリョウという男はゆっくりが大好きである。
「そこがいやなんだっての・・・・・・俺は頭の悪い動物が大っ嫌いなだよ・・・・」
「タケは頭がいいからねー。じゃあさ、頭のいいゆっくりがいたら飼うの?」
「んー。向上心のある奴なら良いぞ。うん。共にトポロジーの何たるかを語れるような可能性のある奴な。」
「ははは・・・・・ゆっくりには不可能だと思うよ・・・・」
そんな他愛もない会話をしている時に不思議な声が聞こえた。
「ああ、妬ましい妬ましい」
「な、何だ?」
「妬ましい・・・・・!?もしかしたら『ぱるすぃ』かも!!」
突然テンションの高くなったリョウを見たタケは少し驚く。
「驚くじゃねぇかよ・・・てかその・・・・ぱる・・すぃ・・・だっけ?何だそりゃ?」
「希少種だよ!それもかなりレアだ!!欲しいなぁ・・・・」
勝手な事を言う二人を完全に無視して『ぱるしぃ』は言葉を紡ぐ。
「妬ましい妬ましい。人間であることが妬ましい・・・・・・・もし私が人間であったならこんなにも嫉妬に狂う事は無いだろうに。」
「ああ・・・どこにいるんだい?でておいでー。」
『ぱるしぃ』の話をほとんど聞かずにリョウは辺りをキョロキョロする。
「はぁ・・・話聞いてやれよ・・・・・・」
もっともである。
「ちっ・・・・本当に妬ましいわね。あなたたち人間は自由すぎるのよ。・・・・・・・ああ、妬ましい。さようなら、自由な人間さん・・・・・・」
「ちょ、さようならって!まってよ!!」
リョウの言葉も虚しく二度と『ぱるしぃ』の声が聞こえる事は無かった。
―――――――――――――――――――――――――
「あ~あ・・・ぱるすぃ・・・・」
リョウは先ほどの『ぱるしぃ』を手に入れられなかったことが相当答応えているようだ。
「はぁ、まったくよぉ。お前もういいじゃねぇかよ・・・・・その空しさはこれから行く群の奴らにぶつけてやれよ・・・・・・」
「うん・・・・・・・・」
タケの言葉を聞き、素直にうなずくリョウ。
「さてさて、じゃあどうやって駆除する?」
タケがリョウに聞くとリョウは鞄に入っていた霧吹きを二つタケに渡した。
「?なんだこれ?なにが入ってるんだ?」
「一つはストレートのコーヒーに唐辛子を入れてあるもの。ゆっくりにはこれが一番だよ。少しでもふれたり吸い込んだりすれば動けなくなるからそしたら顔に掛けてやるんだ。」
『ぱるしぃ』のことは何とか振り切ったようである。
「ふーん。もう一つは?」
「炭酸の抜けたサイダー。これでおびき寄せるんだ。あまあまあげるよ~、とか言ってね。」
そういうと自分も同じものを両手に持つ。
「そうかいそうかい、じゃ、始めますかな?」
―――――――――――――――――――――――――
~山の群~
「むっきゃああああああああああああああ!!!!!!!!!にんげんさんだわあああああああああああ!!!!!!!みんな!!ゆっkえれえれえれえれえれえれえれえれえれ」
「「「「「「「「「「「「おさあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!????????????」」」」」」」」」」」
あのぱちゅりーはこの群の長だった。過去形なのはもう死んだからだ。
「あははははははwwwwwwなんだこいつwwwwwおもしれwwwwwうぇwwwwww」
どうやらぱちゅりーの姿がタケのツボにハマったみたいだ。
「たぶん昔人間に何かされたんだろうねー。トラウマってやつ?」
そう言いながらもリョウはサイダーを周辺に撒いている。
「ゆ?・・・・・ゆわあああああ!!!!!!あまあまだよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
群の中の一匹がそれを言ったのを皮切りに他のゆっくり達も突然現れた甘いものに驚き、貪るように霧を舐めていった。
「あ!あまあまあああああああああ!!!!!!!!」
「おいしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
「どくんだぜ!!!このあまあまさんはまりささまのものだよ!!!!!!」
「んほおおおおおおおおおおおおお!!!!!!あまあまを舐めるまりさもすてきよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
その様子を見た二人はお互いの顔をみて苦笑い。
「正直・・・・・気持ち悪いんですけど・・・・・・・」
「ゆっくりだし・・・・・・こうなるのは仕方ないと思うよ・・・・・・・・ほら、仕事だよ。」
リョウに促されてタケもコーヒーの入った霧吹きを構える。
「あまあまはれいm――ゆぎぃ!!!!!」
「じゃまなんだぜ!!!まr――ゆぎゃぁ!!!!!」
「んほおおおおおお――ゆひっ!!!」
サイダーを狂ったように求め、周りの状況を全く理解していないゆっくり達は自分の周りでゆっくりが殺されているというのに全く気づかない。
コーヒーを吸ったり肌に付いた時初めて気が付いているが既に時遅し。
死が決まってしまっている。
「なぁリョウ?こいつらが終わったらどうするんだ?」「ゆぎゃっ!!!!」
「そうだねー。不自然に盛り上がった土とか気の根っこ辺りとかにゆっくりの巣があるからね。」「ゆひゅ?」
「それじゃあ、こいつで・・・・・おわりっと」「ゆぐっ!!」
「さて、それじゃあ宝探しといきますか。」
それを聞いたタケは『宝探しじゃ無ぇだろ・・・・』と思ったが口にすることはやめた。
―――――――――――――――――――――――――
~10分後~
「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいい・・・あのみたことないゆっくりぃ!!にげやがってえええええええ!!!!!!!!!」
周りでゆっくりの大量虐殺が行われているというのにあのれいむは未だに怒りを鎮められずにいた。
「ん?リョウー!!これも巣じゃないかー?」
「おお、そうだね。たぶんこれだけ周りを見たんだしコレが最後何じゃない?」
そう言いながら先ほど見つけた巣にいたれいむにコーヒーをかける。
「やめてね!!やmーーゆ、ゆ、ゆ、ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
コーヒーをかけられたれいむは苦しみ、絶命する。
それを見ていたつがいであるまりさは叫ぶことしかできなかった。
「ゆわあああああああ!!!!!れいむううううううう!!!!!!!」
「はいはい。れいむれいむ。」
まりさの慟哭など気にせずまりさにもコーヒーをかける。
「ゆひっ!!!!!!!!」
呆気なく死んだ。いつもならこの後『よくもれいむをおおおおお』とか言いながら体当たりでもして来るものだが、そんな時間をリョウは与えなかった。
なぜならさっきからワンパターンで飽きたから。
「タケー!巣の前にサイダー噴射して巣から出しておいてー。」
「あいよー。・・・・・ほらよっと。」
タケはリョウに言われたように巣の前に吹きかける。
今までのゆっくりは全部コレでおびき寄せてきた。
「ゆゆ!!!あ、あまあまだああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
案の定このれいむも例外では無かった。
「おぉ、最後のゆっくりはれいむかー。・・・ちょっと遊ばないか?」
リョウがタケに提案をする。
「イヤだよ。めんどくさい。」
タケは嫌がったが、無理矢理リョウがつき合わせる。
「まぁまぁ。みてて。」
そう言うとタケはれいむに近づいてこう言った。
「なぁ、れいむ?あまあまがもっと欲しいか?」
「ゆ?なにいってるの?あまあまはぜんぶれいむのものだよ?ゆゆん!!!にんげんだね!!!!!ふつうならころしてやるところだけど、れいむはやさしいからどれいにしてあげるよ!!!!!!!ほら!!!!くそどれい!!さっさとあまあまもってこい!!!!!」
タケの顔がひきつる。
リョウの顔が笑顔になる。目は笑って無いが・・・・・
「ゆうううううう!!!!!!なにやってるの!!!???れいむがあまあまもってこいっていってるんだよ!!??いますぐあまあm」
リョウがまだ喋っている途中のれいむの口に向かってとんでもない勢いの蹴りを放った。
れいむは吹っ飛び、その衝撃に耐えきれず破裂した。
「・・・・・・リョウ?その・・・なんだ?・・・おちつけ・・・・」
「・・・・・・・・・ああ、問題ないよ。」
そういうリョウはニッコリ笑っていてタケは少しチビってしまった。
と、そんなところにちぇんが現れた。
「わからないよー・・・・・どうしてれいむがあんなこといったのかぜんぜんわからないよー?どうしてにんげんさんがそんなにつよいのかわからないよー?」
周りの惨状を目の当たりにし、なおかつれいむの死に際を見ているにもかかわらず、怯える事も怒りを露わにするわけでもなく疑問を投げかけたのだ。
「・・・ちぇん?・・・・・・・へぇ。」
リョウは不敵に微笑するとちぇんの近くに行き、ちぇんの質問に答えてやった。
「いいかいちぇん。あれはれいむじゃないんだ。でいぶって言ってゲスなんだよ。ゲスはね、全てが自分の思ったとおりに思っているからああやって普通なら理解できないようなことを言うんだよ。それからにんげんが強いのはね、君たちゆっくりよりも体が頑丈で大きいからだよ。」
ハッキリとちぇんにも分かるように説明してあげた。
「わかったよー♪ありがとうなんだねーにんげんさん!」
その素直さにリョウとタケは驚いた。
「ちぇん、ここの群は僕たちがみんな殺したんだよ?分かるよね。それでも君は僕にお礼を言うの?」
「あたりまえなんだねー。にんげんさんはちぇんのしつもんにこたえてくれたよー。ちぇんがしてもらってうれしいことをさせてもらったら、おれいをいうんだってらんしゃまにいわれたんだねー。それにゆっくりがにんげんさんにころされるのはゆっくりがわるいことをしたからなんだねー。ぱちゅりーはそういってたんだねー。」
りょうは驚きを隠せなかった。
ちぇん種は素直な性格なものが多いが、ここまでの個体は初めて見たのだ。
「それにゆっくりはいきてるだけでにんげんさんたちにめいわくをかけることがあるっていうこともらんしゃまにきいたんだねー。もしちぇんもわるいゆっくりならせいっさい!してほしいんだねー。」
「いいや、ちぇんは悪いゆっくりじゃないよ。どっちかと言えば善いゆっくりの部類に入るよ。・・・・うん。」
「?わからないよー?ちぇんはいいことなんてなんにもしてないよー?ちぇんはばかだからわからないことがいっぱいだよー。もっとちぇんはものしりになりたいよー。」
それを聞いたタケが会話に入ってきた。
「なぁ、俺の飼いゆっくりにならないか?俺はお前みたいに向上心のある奴は大好きだ。一緒にわからないことをわかるようにしないか?」
それを聞いたちぇんはとっても幸せそうな顔になった。
「ほんとうなんだねー?ちぇんはもっとわからないことをわかりたいよー。」
かくして、ちぇんはタケの飼いゆになった。
―――――――――――――――――――――――――
その後の話。
「おにいさん!かんすうさんたちははすごいんだねー!!どんなものでもすうじさんにしちゃうんだねー!!!」
「そうだろそうだろ!!関数って一言で言ってもその種類はいっぱいあるんだ!!!」
あの後家に帰ってから算数というものを教えたらちぇんはものすごい勢いでそれにのめり込んでいった。
何年か経つと高校数学も理解できるようになってきている。
今となってはこのちぇんと一緒に数学を研究できるようになることがタケの夢になっている。
リョウは、数学やるゆっくりなんてゆっくりじゃないやい!!!とかいってなかなかちぇんに近づこうとしなくなっていた。
つまり・・・・・・・・はっぴーえんどってやつだ。
―――――――――――――――――――――――――
~どこかの場所~
「ああ、妬ましい妬ましい。知識をため込む喜びを知るちぇんが妬ましい。人間の寵愛をうけるちぇんが妬ましい。」
『ぱるしぃ』は今日も嫉妬に燃える。
「妬ましい妬ましい。頭のいい人間が妬ましい。信頼することのできる仲間のいる人間が妬ましい。」
この嫉妬心が消える日はたぶんこない。
「妬ましい妬ましい。人とゆっくりが心を通わせている・・・・・・・・ああ、妬ましい。」
「ぱるしー、ご飯できたよー」
「あ、はーい」
「それより・・・・・こら!また誰かに嫉妬してたのか?全く・・・・・俺らが誰からも嫉妬されるような関係になればいいじゃないか。」
「うー・・・でも・・羨ましいんだもん!!」
「はぁ、他人の庭はよく見えるもんだよ。さ、いただきます。」
「あ、いただきます。あっ・・・・・・・・・・」
「ん?どうした?」
「・・・・・そっちのハンバーグの方が大きい気がします・・・・・」
「変わらないっての!!」
終わるー
―――――――――――――――――――――――――
後書き
以上嫉妬するぱるしぃでした。
え?なに?結局ぱるしぃは胴付きなのかって?
へへ・・・お客さん、困るよ・・・そう言うこと言われちゃ・・・・・・・
どうもぬちゃぬちゃあきでごぜぇます。
案の定予告とぜんぜん違うものを書きましたとさ。
死ねばいいのに。
うん、死ねばいいのに。
ですが、一応今『むらさムラムラ』と『やまめ、性的なキノコ狩りをする』を書いてます。
思うようにいかないものでスランプっぽくなってたのでコレを書きましたとさ。
めでたしめでたし。
いや、めでたくねぇな。
これ書いててわかった事だけど、俺には虐待描写ってものがうまく書けないようだ。
HENTAIパワーを借りると虐待モドキができあがるけど。
とにかく、俺には普通の虐待は書けないことが
よーくわかった。
華麗なる虐待話は他の素晴らしか作家様に任せてオラは最後までHENTAIチックなSSをひり出すことにしただ。
さぁみんな!!僕を罵って!!!びくんびくん
ではでは
追記
あれってマジでHENTAIあき?
泣くよ?漏らすよ?
・ぬちゃぬちゃあきですが、重いHENTAIではありません。
・独自設定
・希少種スペック上の下ってところです。
・愛であり
―――――――――――――――――――――――――
「ああ、妬ましい。あなたがとっても妬ましいわ」
とある森の中の何処にでも在るようなゆっくりの群にいるちぇんが、不思議なゆっくりに出会い頭にそう言われた。
「わからないよー?ねたましいってことばも、きみのこともわからないよー?」
ちぇんは良くも悪くもとても正直なゆっくりだった。
分からないことは分からないと言うし、同意できないものにはハッキリと無理だと言う。
そういうゆっくりだった。
群の中でもこのちぇんの正直さは有名で、過去に群にいたでいぶを質問責めにして群から追い出した事もあったりした。
ちぇん自身、別段群から追い出そうとしてしたことでは無くて純粋にでいぶの行動が理解できなかったから質問責めにしただけだが。
「・・・・・あなたのそういうところが妬ましいのよ。それと妬ましいっていうのは、わたしがあなたを羨ましがってるってことよ。」
このゆっくりは皮肉を込めて言ったつもりであったがどうやらちぇんには伝わらなかったようだ。
「?ますますわからないよー?ちぇんはあたまがいいわけでも、ぱちゅりーみたいにものしりさんでもないんだよー?」
ちぇんのそんな返答と本当に分かっていないような様子をみて『ぱるしぃ』は己の奥で渦巻く黒い炎を感じた。
「・・・・・・ああ、妬ましい。あなたのその愚直なまでの純粋さがとっても妬ましい・・・・・あなたのように物事を純粋に不思議に思えたらどれだけ世界が輝くのだろうかしら・・・・・」
「いってることばがむずかしすぎてよくわからないよー?」
ちぇんのその一言が『ぱるしぃ』をより不機嫌にさせてしまった。
「ちっ・・・・・あなたには私のこの感情は理解できないんでしょうね・・・・・・・・・・さようなら。小さな探求者さん。」
そう言うとまるでそこには元々誰も存在していなかったかのように『ぱるしぃ』が消えてしまった。
「ま、まつんだねー!!!・・・・・・・・・・きえちゃったんだねー。わからないよー。・・・・名前だけでも教えてほしかったよー。」
ちぇんは本心からそう思っていた。
―――――――――――――――――――――――――
~同じ群~ 別の場所
「なにいってるのおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????」
とある巣からそんな声が聞こえてきた。声の主はもちろんれいむ。
「ゆぅ・・・・・まりさはあんまりかりがとくいじゃないんだぜ・・・だけどがんばってもってきたんだぜ?」
これはそのれいむのつがいであるまりさだ。正確にはつがいにされた、だが。
「ばかなのおおおおおおおおおおお!!!!!!!いや、ばかでしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????れいむはにんっしんしてるんだよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!こんなすこしのごはんさんじゃまんぞくできるわけがないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!??????」
じつはこのまりさはれいむの夫でもなんでもない、ただ単にそこにいたから夫にされただけの不幸なゆっくりである。
「ゆぅ・・・・まりさはがんばってるんだぜ・・・・・・・・」
「あたりまえでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
なぜこんなところから逃げないのかというと、れいむが美ゆっくりであるからだ。
このまりさも大概である。
「ゆっ!!いいことをおもいついたよ!!!!」
そうとは正直思わないが、なにやられいむが思いついたご様子。
「ゆ?なんなのぜ?」
「まりさ!!!こっちにきてね!!!!きたらめをとじてね!!!!!!!」
普通のゆっくりならばこの行動が意味する事を理解できなくて理由を問うか何かするものだ。
だがこのまりさはしなかった。バカだから。
「ゆん!!!!めをとじたよ!!!これでなにをs」
「つかえないまりさはれいむのごはんさんになってね!!!!!!」
まりさが聞いたこの世で最後の言葉がそれだった。
「む~しゃむ~しゃ。それなりー。」
れいむはまりさを何の躊躇いもなく食べていた。
「まったく!!ごはんさんもろくにとれないとおもったら、あじもろくなもんじゃないよ!!!!!!」
さっきまでまりさだったものはれいむの口に消えていく。
「ああ、妬ましい妬ましい」
そんなときだった、れいむの背後から声が聞こえたのは。
「ゆ!?だれなの!!ここはれいむのおうちだよ!!!!!おうちをうばうげすはれいむがせいっさい!!するよ!!!」
巣の入り口は一つしか無く、それはれいむの真正面にあるので普通に考えて背後から声が聞こえるだなんてことはあり得ないのだがこのれいむは全く気づいていなかった。
「妬ましい妬ましい・・・・・・あなたのその奔放さがとても妬ましい・・・・」
れいむが振り返ってみるとそこには見たこともないゆっくりがいた。
「ゆぷぷ。みたことのないこがいるよ!!まったく、こんなクズはゆっくりできないね!!!!!!でもれいむは美ゆっくりだからクズでもやさしくしてあげるよ!!!!とりあえずごはんさんもってきてね!!!!!!!!」
そんなれいむの言葉を無視して自分の話を再会する。
「・・・・・ああ、妬ましい。あなたのような奔放さを私が持っていたらどれだけ心が楽になるのかしら?」
「ゆうううううううううう!!!!!いみわからないことはもういいよ!!!!!!さっさともってきてね!!!!!れいむのおむこさんでしょ!!!!!」
すでにれいむの中では『ぱるしぃ』はつがいのようだった。
「・・・・・・・・・・・・撤回するわ。あなたは・・・・妬ましくないわね。確かに心の在りようは楽だろうけど空っぽだわ。それは私の望むものでは無いわね・・・・・・・さようなら、自己中。」
「ゆぎいいいいいいいい!!!!!!!!さっさとーーゆ?」
『ぱるしぃ』がいつまで経ってもご飯を取りに行かないのでれいむが激怒しそうになった時、突然霧のように消えてしまった。
「ゆぎいいいいいいいいい!!!!!!!!!にげるなぁああああああああああああああああああ!!!!!!」
れいむの慟哭は、空に響いていた。
―――――――――――――――――――――――――
~同日~ 群のある森の中
「本当なのかよ。本当に村の近くにゆっくりの群ができたのかよ・・・・」
「そうだよー。ま、被害がでる前に片づけるのは農村の鉄則だよ?」
こんな会話をしているのは近くの村にすむタケとリョウだ。
「まったく・・・・・じじいのヤローマジ覚えとけっつーの。」
「そんなに来るのいやだったのかい?」
「当たり前だよ。お前みたいにゆっくり飼うだなんて俺には既知の外としか思えないんだぞ?さわるだけでも吐き気モンだってのになんで全部つぶさなきゃならんのだって事だ。」
このタケという男、実はゆっくりが苦手だ。
「うーん?そうかな?ちょっと頭が足りてなくてかわいいと思うんだけど。」
反面、このリョウという男はゆっくりが大好きである。
「そこがいやなんだっての・・・・・・俺は頭の悪い動物が大っ嫌いなだよ・・・・」
「タケは頭がいいからねー。じゃあさ、頭のいいゆっくりがいたら飼うの?」
「んー。向上心のある奴なら良いぞ。うん。共にトポロジーの何たるかを語れるような可能性のある奴な。」
「ははは・・・・・ゆっくりには不可能だと思うよ・・・・」
そんな他愛もない会話をしている時に不思議な声が聞こえた。
「ああ、妬ましい妬ましい」
「な、何だ?」
「妬ましい・・・・・!?もしかしたら『ぱるすぃ』かも!!」
突然テンションの高くなったリョウを見たタケは少し驚く。
「驚くじゃねぇかよ・・・てかその・・・・ぱる・・すぃ・・・だっけ?何だそりゃ?」
「希少種だよ!それもかなりレアだ!!欲しいなぁ・・・・」
勝手な事を言う二人を完全に無視して『ぱるしぃ』は言葉を紡ぐ。
「妬ましい妬ましい。人間であることが妬ましい・・・・・・・もし私が人間であったならこんなにも嫉妬に狂う事は無いだろうに。」
「ああ・・・どこにいるんだい?でておいでー。」
『ぱるしぃ』の話をほとんど聞かずにリョウは辺りをキョロキョロする。
「はぁ・・・話聞いてやれよ・・・・・・」
もっともである。
「ちっ・・・・本当に妬ましいわね。あなたたち人間は自由すぎるのよ。・・・・・・・ああ、妬ましい。さようなら、自由な人間さん・・・・・・」
「ちょ、さようならって!まってよ!!」
リョウの言葉も虚しく二度と『ぱるしぃ』の声が聞こえる事は無かった。
―――――――――――――――――――――――――
「あ~あ・・・ぱるすぃ・・・・」
リョウは先ほどの『ぱるしぃ』を手に入れられなかったことが相当答応えているようだ。
「はぁ、まったくよぉ。お前もういいじゃねぇかよ・・・・・その空しさはこれから行く群の奴らにぶつけてやれよ・・・・・・」
「うん・・・・・・・・」
タケの言葉を聞き、素直にうなずくリョウ。
「さてさて、じゃあどうやって駆除する?」
タケがリョウに聞くとリョウは鞄に入っていた霧吹きを二つタケに渡した。
「?なんだこれ?なにが入ってるんだ?」
「一つはストレートのコーヒーに唐辛子を入れてあるもの。ゆっくりにはこれが一番だよ。少しでもふれたり吸い込んだりすれば動けなくなるからそしたら顔に掛けてやるんだ。」
『ぱるしぃ』のことは何とか振り切ったようである。
「ふーん。もう一つは?」
「炭酸の抜けたサイダー。これでおびき寄せるんだ。あまあまあげるよ~、とか言ってね。」
そういうと自分も同じものを両手に持つ。
「そうかいそうかい、じゃ、始めますかな?」
―――――――――――――――――――――――――
~山の群~
「むっきゃああああああああああああああ!!!!!!!!!にんげんさんだわあああああああああああ!!!!!!!みんな!!ゆっkえれえれえれえれえれえれえれえれえれ」
「「「「「「「「「「「「おさあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!????????????」」」」」」」」」」」
あのぱちゅりーはこの群の長だった。過去形なのはもう死んだからだ。
「あははははははwwwwwwなんだこいつwwwwwおもしれwwwwwうぇwwwwww」
どうやらぱちゅりーの姿がタケのツボにハマったみたいだ。
「たぶん昔人間に何かされたんだろうねー。トラウマってやつ?」
そう言いながらもリョウはサイダーを周辺に撒いている。
「ゆ?・・・・・ゆわあああああ!!!!!!あまあまだよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
群の中の一匹がそれを言ったのを皮切りに他のゆっくり達も突然現れた甘いものに驚き、貪るように霧を舐めていった。
「あ!あまあまあああああああああ!!!!!!!!」
「おいしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
「どくんだぜ!!!このあまあまさんはまりささまのものだよ!!!!!!」
「んほおおおおおおおおおおおおお!!!!!!あまあまを舐めるまりさもすてきよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
その様子を見た二人はお互いの顔をみて苦笑い。
「正直・・・・・気持ち悪いんですけど・・・・・・・」
「ゆっくりだし・・・・・・こうなるのは仕方ないと思うよ・・・・・・・・ほら、仕事だよ。」
リョウに促されてタケもコーヒーの入った霧吹きを構える。
「あまあまはれいm――ゆぎぃ!!!!!」
「じゃまなんだぜ!!!まr――ゆぎゃぁ!!!!!」
「んほおおおおおお――ゆひっ!!!」
サイダーを狂ったように求め、周りの状況を全く理解していないゆっくり達は自分の周りでゆっくりが殺されているというのに全く気づかない。
コーヒーを吸ったり肌に付いた時初めて気が付いているが既に時遅し。
死が決まってしまっている。
「なぁリョウ?こいつらが終わったらどうするんだ?」「ゆぎゃっ!!!!」
「そうだねー。不自然に盛り上がった土とか気の根っこ辺りとかにゆっくりの巣があるからね。」「ゆひゅ?」
「それじゃあ、こいつで・・・・・おわりっと」「ゆぐっ!!」
「さて、それじゃあ宝探しといきますか。」
それを聞いたタケは『宝探しじゃ無ぇだろ・・・・』と思ったが口にすることはやめた。
―――――――――――――――――――――――――
~10分後~
「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいい・・・あのみたことないゆっくりぃ!!にげやがってえええええええ!!!!!!!!!」
周りでゆっくりの大量虐殺が行われているというのにあのれいむは未だに怒りを鎮められずにいた。
「ん?リョウー!!これも巣じゃないかー?」
「おお、そうだね。たぶんこれだけ周りを見たんだしコレが最後何じゃない?」
そう言いながら先ほど見つけた巣にいたれいむにコーヒーをかける。
「やめてね!!やmーーゆ、ゆ、ゆ、ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
コーヒーをかけられたれいむは苦しみ、絶命する。
それを見ていたつがいであるまりさは叫ぶことしかできなかった。
「ゆわあああああああ!!!!!れいむううううううう!!!!!!!」
「はいはい。れいむれいむ。」
まりさの慟哭など気にせずまりさにもコーヒーをかける。
「ゆひっ!!!!!!!!」
呆気なく死んだ。いつもならこの後『よくもれいむをおおおおお』とか言いながら体当たりでもして来るものだが、そんな時間をリョウは与えなかった。
なぜならさっきからワンパターンで飽きたから。
「タケー!巣の前にサイダー噴射して巣から出しておいてー。」
「あいよー。・・・・・ほらよっと。」
タケはリョウに言われたように巣の前に吹きかける。
今までのゆっくりは全部コレでおびき寄せてきた。
「ゆゆ!!!あ、あまあまだああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
案の定このれいむも例外では無かった。
「おぉ、最後のゆっくりはれいむかー。・・・ちょっと遊ばないか?」
リョウがタケに提案をする。
「イヤだよ。めんどくさい。」
タケは嫌がったが、無理矢理リョウがつき合わせる。
「まぁまぁ。みてて。」
そう言うとタケはれいむに近づいてこう言った。
「なぁ、れいむ?あまあまがもっと欲しいか?」
「ゆ?なにいってるの?あまあまはぜんぶれいむのものだよ?ゆゆん!!!にんげんだね!!!!!ふつうならころしてやるところだけど、れいむはやさしいからどれいにしてあげるよ!!!!!!!ほら!!!!くそどれい!!さっさとあまあまもってこい!!!!!」
タケの顔がひきつる。
リョウの顔が笑顔になる。目は笑って無いが・・・・・
「ゆうううううう!!!!!!なにやってるの!!!???れいむがあまあまもってこいっていってるんだよ!!??いますぐあまあm」
リョウがまだ喋っている途中のれいむの口に向かってとんでもない勢いの蹴りを放った。
れいむは吹っ飛び、その衝撃に耐えきれず破裂した。
「・・・・・・リョウ?その・・・なんだ?・・・おちつけ・・・・」
「・・・・・・・・・ああ、問題ないよ。」
そういうリョウはニッコリ笑っていてタケは少しチビってしまった。
と、そんなところにちぇんが現れた。
「わからないよー・・・・・どうしてれいむがあんなこといったのかぜんぜんわからないよー?どうしてにんげんさんがそんなにつよいのかわからないよー?」
周りの惨状を目の当たりにし、なおかつれいむの死に際を見ているにもかかわらず、怯える事も怒りを露わにするわけでもなく疑問を投げかけたのだ。
「・・・ちぇん?・・・・・・・へぇ。」
リョウは不敵に微笑するとちぇんの近くに行き、ちぇんの質問に答えてやった。
「いいかいちぇん。あれはれいむじゃないんだ。でいぶって言ってゲスなんだよ。ゲスはね、全てが自分の思ったとおりに思っているからああやって普通なら理解できないようなことを言うんだよ。それからにんげんが強いのはね、君たちゆっくりよりも体が頑丈で大きいからだよ。」
ハッキリとちぇんにも分かるように説明してあげた。
「わかったよー♪ありがとうなんだねーにんげんさん!」
その素直さにリョウとタケは驚いた。
「ちぇん、ここの群は僕たちがみんな殺したんだよ?分かるよね。それでも君は僕にお礼を言うの?」
「あたりまえなんだねー。にんげんさんはちぇんのしつもんにこたえてくれたよー。ちぇんがしてもらってうれしいことをさせてもらったら、おれいをいうんだってらんしゃまにいわれたんだねー。それにゆっくりがにんげんさんにころされるのはゆっくりがわるいことをしたからなんだねー。ぱちゅりーはそういってたんだねー。」
りょうは驚きを隠せなかった。
ちぇん種は素直な性格なものが多いが、ここまでの個体は初めて見たのだ。
「それにゆっくりはいきてるだけでにんげんさんたちにめいわくをかけることがあるっていうこともらんしゃまにきいたんだねー。もしちぇんもわるいゆっくりならせいっさい!してほしいんだねー。」
「いいや、ちぇんは悪いゆっくりじゃないよ。どっちかと言えば善いゆっくりの部類に入るよ。・・・・うん。」
「?わからないよー?ちぇんはいいことなんてなんにもしてないよー?ちぇんはばかだからわからないことがいっぱいだよー。もっとちぇんはものしりになりたいよー。」
それを聞いたタケが会話に入ってきた。
「なぁ、俺の飼いゆっくりにならないか?俺はお前みたいに向上心のある奴は大好きだ。一緒にわからないことをわかるようにしないか?」
それを聞いたちぇんはとっても幸せそうな顔になった。
「ほんとうなんだねー?ちぇんはもっとわからないことをわかりたいよー。」
かくして、ちぇんはタケの飼いゆになった。
―――――――――――――――――――――――――
その後の話。
「おにいさん!かんすうさんたちははすごいんだねー!!どんなものでもすうじさんにしちゃうんだねー!!!」
「そうだろそうだろ!!関数って一言で言ってもその種類はいっぱいあるんだ!!!」
あの後家に帰ってから算数というものを教えたらちぇんはものすごい勢いでそれにのめり込んでいった。
何年か経つと高校数学も理解できるようになってきている。
今となってはこのちぇんと一緒に数学を研究できるようになることがタケの夢になっている。
リョウは、数学やるゆっくりなんてゆっくりじゃないやい!!!とかいってなかなかちぇんに近づこうとしなくなっていた。
つまり・・・・・・・・はっぴーえんどってやつだ。
―――――――――――――――――――――――――
~どこかの場所~
「ああ、妬ましい妬ましい。知識をため込む喜びを知るちぇんが妬ましい。人間の寵愛をうけるちぇんが妬ましい。」
『ぱるしぃ』は今日も嫉妬に燃える。
「妬ましい妬ましい。頭のいい人間が妬ましい。信頼することのできる仲間のいる人間が妬ましい。」
この嫉妬心が消える日はたぶんこない。
「妬ましい妬ましい。人とゆっくりが心を通わせている・・・・・・・・ああ、妬ましい。」
「ぱるしー、ご飯できたよー」
「あ、はーい」
「それより・・・・・こら!また誰かに嫉妬してたのか?全く・・・・・俺らが誰からも嫉妬されるような関係になればいいじゃないか。」
「うー・・・でも・・羨ましいんだもん!!」
「はぁ、他人の庭はよく見えるもんだよ。さ、いただきます。」
「あ、いただきます。あっ・・・・・・・・・・」
「ん?どうした?」
「・・・・・そっちのハンバーグの方が大きい気がします・・・・・」
「変わらないっての!!」
終わるー
―――――――――――――――――――――――――
後書き
以上嫉妬するぱるしぃでした。
え?なに?結局ぱるしぃは胴付きなのかって?
へへ・・・お客さん、困るよ・・・そう言うこと言われちゃ・・・・・・・
どうもぬちゃぬちゃあきでごぜぇます。
案の定予告とぜんぜん違うものを書きましたとさ。
死ねばいいのに。
うん、死ねばいいのに。
ですが、一応今『むらさムラムラ』と『やまめ、性的なキノコ狩りをする』を書いてます。
思うようにいかないものでスランプっぽくなってたのでコレを書きましたとさ。
めでたしめでたし。
いや、めでたくねぇな。
これ書いててわかった事だけど、俺には虐待描写ってものがうまく書けないようだ。
HENTAIパワーを借りると虐待モドキができあがるけど。
とにかく、俺には普通の虐待は書けないことが
よーくわかった。
華麗なる虐待話は他の素晴らしか作家様に任せてオラは最後までHENTAIチックなSSをひり出すことにしただ。
さぁみんな!!僕を罵って!!!びくんびくん
ではでは
追記
あれってマジでHENTAIあき?
泣くよ?漏らすよ?