ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1561 とある発明のもたらしたもの
最終更新:
ankoss
-
view
初投稿となります。
「ゆ...ここもゆっくりできないよ...」
「おかあしゃん...おにゃかちゅいたよ...」
ゴミ捨て場の横を大小の野良ゆっくり達が恨めしそうに通り過ぎる。
「おい、にんげん!おちびちゃんをころされたくなかったらまりささまにあまあまを...ゆぎゃあああ!こないで!こないでぇぇ!」
「バブー、だー」
「ぐ...ぐる...なぁぁ...」
親が赤子から目を離している隙にその赤子を人質にしようとした野良まりさ。
しかし一定の距離に近づいた瞬間、まりさは叫びだした。
赤子はそれを見て無邪気に笑っている。
「ゆ...ここはいいばしょだね、れいむのゆっくりぷれい...ゆ...ゆ...!?もっど...ゆっぐりじだが...」
「うわ、いけね窓開けてた...、良かった、特にゆっくりに荒らされたはないな。」
無用心にも窓を全開にしている民家にゆっくりがおうち宣言を使用と飛び込む。
しかし部屋に入ったと同時に永遠にゆっくりしてしまったようだ。
ここは全国でも野良ゆっくりが多いとされるY市。
山が比較的近いことや、自然豊かな公園が多いことから、
度重なる駆除をしても数カ月でその個体数は戻ってしまい、正直言ってゆっくりの被害にはお手上げ状態であった。
しかしたったひとつの発明が状況を変える。
「ユックリン」
この化学物質を発明した某化学メーカーはそう名付けた。
ゆっくりはゆっくりの死臭をひどく嫌う。
この事を利用して加工所ではゆっくりを産んでは殺し、その中身を潰して濃縮することでゆっくり除けを販売していた。
しかしながら、この方法では当然効率が悪く、コスト性、生産性に劣るし、その死臭も容易に流れてしまうためこまめに散布しなくてはならない。
一部のどうしてもゆっくりを近づけたくない高級店舗や金持ちの家にしか使われていなかった。
しかしながら「ユックリン」は違う。
ユックリンはゆっくりの死臭を化学的に分析した上で、そのデーターを元によりゆっくりが嫌う臭いを持つ。
これは一般的なゆっくりの死臭の実に10億倍と桁外れの性能を持つ。
これまで加工所が販売してきたものと比べても100万倍である。勝負にならない。
また、いちいちゆっくりを潰さないで人工的に合成できるので、大量生産が可能となり、コストも大幅削減した。
これにより販売された新ゆっくり除けスプレーは、虫除けスプレーと同じような気分で、いやそれ以上にお手軽に購入できるようになった。
化学メーカらしく、極力拡散を抑えたり、雨などで流失しにくくなるような添加物を加えることで、長持ちし飼いゆへの被害が最小限になるように調整されている。
当然ながらこの新ゆっくり除けスプレー、発売と同時に爆発的に売れた。
いまやガーデニングに、商業施設全体に、小さな子どものお出かけ前に、ゆっくりに絡まれたくない人に使われるようになった。
なんたって、5,6回吹くだけで一週間はゆっくりは生存出来ない空間になるのだから。
「よし、今日はここで終了だな」
「おいおいゆ除け忘れるなって」
「いけね」
シュッ、シュッ
ゴミ捨て場でも清掃車がゴミを回収するついでにゆ除けを撒くようになった。
ほんの2滴、これでも大すぎるぐらいである。
「に...にんげんさん!まりさたちのかりばにへんなものをかけないでほしいんだぜ!」
「ん?」
清掃員が後ろを振り向くと、大小のゆっくりが10匹ほどいた。
「むきゅ、そのシュッ、シュッさんはゆっくりできないわ」
「いますぐやめてね!あとれいむはおなかがへったよ!どれいはいますぐあまあまをもってきてね!」
「「もっちぇきょーい」」
シュッ
「「「「「ゆぎぃ!!!!!」」
たったひと吹き、それだけでその場にいたゆっくりたちは物言わぬ饅頭と化した。
清掃員も手馴れたものである。
「あーゆっくりども、相変わらずだなー」
「そうだな。でもこう絡まれるのって結構久しぶりじゃね」
「確かに。前はもっと絡まれたな。」
確実に確実に都市部のゆっくりの個体は減っていたのである。
これは当初の計画、予想を遥かに上回るペースであった。
確かに、ゆっくりが生息する山と街の境界には念入りにゆ除けを撒き、新しいゆっくりが入ってこないようにした。
ゴミ捨て場や、一部の公園、民家などはゆ除けもゆ除けを撒いたものの、
その目的の大半は景観の保護、被害を抑えることであり、ゆっくりの殲滅では無かった。
確かにゴミ捨て場という狩場が無くなることで、餌は少なくなる。
それでも共食い、雑草を食べてでもゆっくりは生きるだろう。
それが当初の見解であった。
しかしゆっくりの数は激減していた。
「「すっきりー!」」
Y市の寂れた公園の隅で一組の番がすっきりに励んでいた。
しかし、待てどその頭にあるのは茎だけであり、実ゆっくりの姿はない。
「どぼぢで、あがぢゃんうばれないのー!」
「ゆえーん、ゆっぐりでぎないー」
これは後に判明したことだが、ゆっくりでも感じ取れないほど希釈されたユックリンも、
ゆっくりに取り込まれることで、特に精子餡に蓄積するという。
この二匹は生まれてから、雑草を食べて生き延びてきた。
というよりも、今の都市部の野良ゆっくりはそういった個体しか生きていけないのだが。
しかし、ユックリンを撒いていない場所でも風などに運ばれて微量に付着していた。
結果的に微量のユックリンが付着した雑草を食べてきた二匹の精子餡は、実ゆっくりに耐えられないほどのユックリンが蓄積していた。
「ばりざー、あがじゃんうばれるよー」
「ゆ、まかせろなのぜ!あかちゃんはまりさがしっかりとうけとめるのぜ」
「れいみゅはゆっくちうまれりゅよ!」
胎生妊娠に成功した番が今まさに出産の時を迎えていた。
しかし
グチュ
「「ゆ?」」
赤ゆっくりは体が極端に弱く、親れいむの産道の圧力に耐えられなかった。
親れいむのまむまむから流れてくる餡子に思考がフリーズする二匹。
「ゆわわーあがぢゃんゆっぐりじでね!ぺーろぺーろ、ゆ、ゆぎゃあああ!」
「れいぶー!」
「もっどゆっくり...したか...った...」
ようやく自体が飲み込めた親れいむがもはや餡子の塊でしかないわが子をなめてなおそうとする。
しかし、餡子をなめた瞬間、親れいむもまた、赤れいむの元に旅立ってしまった。
この事の説明は次の事例とともに解説しよう。
「おちびちゃん、ままはえいえんにゆっくりしてでも、おちびちゃんたちにはいきてほしいわ」
「みゃーみゃー...」
「だじぇー、だじぇー...」
こちらは親ありすと子ありす、子まりさの親子のようである。どうやら餌が思うように取れずに親ありすは自らの命を愛する子ども達に捧げるようである。
「ないてばかりじゃだめよ、おちびちゃん、とかいはなゆっくりになるのよ」
「わきゃったわ!ありちゅはときゃいはになりゅわ!」
「まりしゃ、なかないんだじぇー!」
「さぁ!おたべないさい!」
「みゃーみゃー!」
「...」
「「ゆ?ゆぎゃあああ!、ゆっくちできにゃいーーーー!!!!」」
親ありすが意を決して宣言したおたべなさい。しかし、その瞬間に子ゆっくり達は大声で苦しみだした。
「「ゆっ...!ゆっ...!」」
早くも痙攣しだす二匹。これではもう長くないだろう。
残留ユックリンの副作用。
それはゆっくりの死臭にも影響を及ぼす。
通常、おたべなさいをしたゆっくりからは死臭はでない。むしろゆっくりにとって心地よい香りに包まれるという。
しかし、ユックリンは死んだゆっくりの組織の一部と反応し、ユックリンに変化させてしまう。
いまや親ありすはユックリンの塊と言っても良い。
当然子ゆっくりが耐えられる道理は無い。
そんな子ゆっくりの事はつゆ知らず、親ありすの顔にはまるで幸せになる子どもたちを微笑むようなそんな感情が読み取れた。
先程、胎生妊娠した親れいむが死んだのもまた、ユックリンの塊となった餡子をなめたためである。
ゆっくりの種としての強さはその繁殖力と、いざとなれば同種ですら食す雑食性にある。
しかしユックリンはそのいずれも奪ってしまった。
今まであらゆる手を打ってきても解決できなかった。ゆっくりによる被害は、あっという間に減少した。
たった一つの発明で。
結果的にはユックリンはこの数年後には使用禁止になる。
ゆっくりは確かに百害はあるが、一利どころか数十利あるのもまた事実である。
それはゆっくりをペットとした産業や盲導ゆ・災害救助ゆ等の人間にとっても非常に有用なゆっくりにもユックリンは平等に害を与えたためである。
しかし、ユックリンを開発したメーカもとっくにそんなことはわかっており、
ユックリンに変わる代々物質を開発し認可をとり、ユックリンは自主規制をしていた。
それだけでなく、他の化学会社さらには加工所も化学系の新卒や中途採用を大幅に増やし、研究開発に挑んでいた。
それだけユックリンによる経済効果、社会への影響は大きかったのである。
今後は競争原理によりより多くの、優れたゆっくり除けが発売されるだろう。
ゆっくり達の未来は暗い。
拙い文章を読んでいただいてありがとうございます。
ゆっくりを避けるために死んだゆっくりの飾りを置くという手法をより化学的に(笑)強化してみようと書きました。
以下説明です
ユックリン
もともとゆっくりの事を専門にしていなかった某化学メーカが長年の研究によりついに発明、量産化に成功した
ゆっくりはその死臭を嫌うがその物質はなんなのかを突き詰めたところ、化学物質は空気中の酸素と水により徐々に分解されることが判明。
そこで、死臭の効果を残したまま、酸素と水に反応しなくなるようなよく似た分子を、幾つもの失敗を乗り越え発明した。
また、不純物が多く含まれるゆっくりの死臭と違って、まじりっけの無い純物質のため、効果は著しく高い。
基本的な化学物質から合成されるため、低コスト、多量生産が可能である。
当初は判明していなかったが、ゆっくりの精子餡に蓄積しやすく、生まれてくる子に重い障害を終わせる。
さらに通常の死臭も強くさせる作用がある。
新ゆ除けすぷれー
ユックリンを含んだゆ除け剤。
ユックリンは強すぎるため、用途に応じて一万倍から一億倍に希釈したものが入っている。
子どもの肌にふれても安心な低刺激、虫除け混合タイプや
スーツにつけても汚れないタイプ
ガーデニング等の水やりに混ぜるタイプ
業務用の大型タイプなど幅広い種類が販売されている。
除けと書いてはいるが、一番効力が弱いものでも直接かけると子ゆっくりは即死。
生体のゆっくりでも三日三晩は死の瀬戸際に苦しみ重い後遺症が残る。
「ゆ...ここもゆっくりできないよ...」
「おかあしゃん...おにゃかちゅいたよ...」
ゴミ捨て場の横を大小の野良ゆっくり達が恨めしそうに通り過ぎる。
「おい、にんげん!おちびちゃんをころされたくなかったらまりささまにあまあまを...ゆぎゃあああ!こないで!こないでぇぇ!」
「バブー、だー」
「ぐ...ぐる...なぁぁ...」
親が赤子から目を離している隙にその赤子を人質にしようとした野良まりさ。
しかし一定の距離に近づいた瞬間、まりさは叫びだした。
赤子はそれを見て無邪気に笑っている。
「ゆ...ここはいいばしょだね、れいむのゆっくりぷれい...ゆ...ゆ...!?もっど...ゆっぐりじだが...」
「うわ、いけね窓開けてた...、良かった、特にゆっくりに荒らされたはないな。」
無用心にも窓を全開にしている民家にゆっくりがおうち宣言を使用と飛び込む。
しかし部屋に入ったと同時に永遠にゆっくりしてしまったようだ。
ここは全国でも野良ゆっくりが多いとされるY市。
山が比較的近いことや、自然豊かな公園が多いことから、
度重なる駆除をしても数カ月でその個体数は戻ってしまい、正直言ってゆっくりの被害にはお手上げ状態であった。
しかしたったひとつの発明が状況を変える。
「ユックリン」
この化学物質を発明した某化学メーカーはそう名付けた。
ゆっくりはゆっくりの死臭をひどく嫌う。
この事を利用して加工所ではゆっくりを産んでは殺し、その中身を潰して濃縮することでゆっくり除けを販売していた。
しかしながら、この方法では当然効率が悪く、コスト性、生産性に劣るし、その死臭も容易に流れてしまうためこまめに散布しなくてはならない。
一部のどうしてもゆっくりを近づけたくない高級店舗や金持ちの家にしか使われていなかった。
しかしながら「ユックリン」は違う。
ユックリンはゆっくりの死臭を化学的に分析した上で、そのデーターを元によりゆっくりが嫌う臭いを持つ。
これは一般的なゆっくりの死臭の実に10億倍と桁外れの性能を持つ。
これまで加工所が販売してきたものと比べても100万倍である。勝負にならない。
また、いちいちゆっくりを潰さないで人工的に合成できるので、大量生産が可能となり、コストも大幅削減した。
これにより販売された新ゆっくり除けスプレーは、虫除けスプレーと同じような気分で、いやそれ以上にお手軽に購入できるようになった。
化学メーカらしく、極力拡散を抑えたり、雨などで流失しにくくなるような添加物を加えることで、長持ちし飼いゆへの被害が最小限になるように調整されている。
当然ながらこの新ゆっくり除けスプレー、発売と同時に爆発的に売れた。
いまやガーデニングに、商業施設全体に、小さな子どものお出かけ前に、ゆっくりに絡まれたくない人に使われるようになった。
なんたって、5,6回吹くだけで一週間はゆっくりは生存出来ない空間になるのだから。
「よし、今日はここで終了だな」
「おいおいゆ除け忘れるなって」
「いけね」
シュッ、シュッ
ゴミ捨て場でも清掃車がゴミを回収するついでにゆ除けを撒くようになった。
ほんの2滴、これでも大すぎるぐらいである。
「に...にんげんさん!まりさたちのかりばにへんなものをかけないでほしいんだぜ!」
「ん?」
清掃員が後ろを振り向くと、大小のゆっくりが10匹ほどいた。
「むきゅ、そのシュッ、シュッさんはゆっくりできないわ」
「いますぐやめてね!あとれいむはおなかがへったよ!どれいはいますぐあまあまをもってきてね!」
「「もっちぇきょーい」」
シュッ
「「「「「ゆぎぃ!!!!!」」
たったひと吹き、それだけでその場にいたゆっくりたちは物言わぬ饅頭と化した。
清掃員も手馴れたものである。
「あーゆっくりども、相変わらずだなー」
「そうだな。でもこう絡まれるのって結構久しぶりじゃね」
「確かに。前はもっと絡まれたな。」
確実に確実に都市部のゆっくりの個体は減っていたのである。
これは当初の計画、予想を遥かに上回るペースであった。
確かに、ゆっくりが生息する山と街の境界には念入りにゆ除けを撒き、新しいゆっくりが入ってこないようにした。
ゴミ捨て場や、一部の公園、民家などはゆ除けもゆ除けを撒いたものの、
その目的の大半は景観の保護、被害を抑えることであり、ゆっくりの殲滅では無かった。
確かにゴミ捨て場という狩場が無くなることで、餌は少なくなる。
それでも共食い、雑草を食べてでもゆっくりは生きるだろう。
それが当初の見解であった。
しかしゆっくりの数は激減していた。
「「すっきりー!」」
Y市の寂れた公園の隅で一組の番がすっきりに励んでいた。
しかし、待てどその頭にあるのは茎だけであり、実ゆっくりの姿はない。
「どぼぢで、あがぢゃんうばれないのー!」
「ゆえーん、ゆっぐりでぎないー」
これは後に判明したことだが、ゆっくりでも感じ取れないほど希釈されたユックリンも、
ゆっくりに取り込まれることで、特に精子餡に蓄積するという。
この二匹は生まれてから、雑草を食べて生き延びてきた。
というよりも、今の都市部の野良ゆっくりはそういった個体しか生きていけないのだが。
しかし、ユックリンを撒いていない場所でも風などに運ばれて微量に付着していた。
結果的に微量のユックリンが付着した雑草を食べてきた二匹の精子餡は、実ゆっくりに耐えられないほどのユックリンが蓄積していた。
「ばりざー、あがじゃんうばれるよー」
「ゆ、まかせろなのぜ!あかちゃんはまりさがしっかりとうけとめるのぜ」
「れいみゅはゆっくちうまれりゅよ!」
胎生妊娠に成功した番が今まさに出産の時を迎えていた。
しかし
グチュ
「「ゆ?」」
赤ゆっくりは体が極端に弱く、親れいむの産道の圧力に耐えられなかった。
親れいむのまむまむから流れてくる餡子に思考がフリーズする二匹。
「ゆわわーあがぢゃんゆっぐりじでね!ぺーろぺーろ、ゆ、ゆぎゃあああ!」
「れいぶー!」
「もっどゆっくり...したか...った...」
ようやく自体が飲み込めた親れいむがもはや餡子の塊でしかないわが子をなめてなおそうとする。
しかし、餡子をなめた瞬間、親れいむもまた、赤れいむの元に旅立ってしまった。
この事の説明は次の事例とともに解説しよう。
「おちびちゃん、ままはえいえんにゆっくりしてでも、おちびちゃんたちにはいきてほしいわ」
「みゃーみゃー...」
「だじぇー、だじぇー...」
こちらは親ありすと子ありす、子まりさの親子のようである。どうやら餌が思うように取れずに親ありすは自らの命を愛する子ども達に捧げるようである。
「ないてばかりじゃだめよ、おちびちゃん、とかいはなゆっくりになるのよ」
「わきゃったわ!ありちゅはときゃいはになりゅわ!」
「まりしゃ、なかないんだじぇー!」
「さぁ!おたべないさい!」
「みゃーみゃー!」
「...」
「「ゆ?ゆぎゃあああ!、ゆっくちできにゃいーーーー!!!!」」
親ありすが意を決して宣言したおたべなさい。しかし、その瞬間に子ゆっくり達は大声で苦しみだした。
「「ゆっ...!ゆっ...!」」
早くも痙攣しだす二匹。これではもう長くないだろう。
残留ユックリンの副作用。
それはゆっくりの死臭にも影響を及ぼす。
通常、おたべなさいをしたゆっくりからは死臭はでない。むしろゆっくりにとって心地よい香りに包まれるという。
しかし、ユックリンは死んだゆっくりの組織の一部と反応し、ユックリンに変化させてしまう。
いまや親ありすはユックリンの塊と言っても良い。
当然子ゆっくりが耐えられる道理は無い。
そんな子ゆっくりの事はつゆ知らず、親ありすの顔にはまるで幸せになる子どもたちを微笑むようなそんな感情が読み取れた。
先程、胎生妊娠した親れいむが死んだのもまた、ユックリンの塊となった餡子をなめたためである。
ゆっくりの種としての強さはその繁殖力と、いざとなれば同種ですら食す雑食性にある。
しかしユックリンはそのいずれも奪ってしまった。
今まであらゆる手を打ってきても解決できなかった。ゆっくりによる被害は、あっという間に減少した。
たった一つの発明で。
結果的にはユックリンはこの数年後には使用禁止になる。
ゆっくりは確かに百害はあるが、一利どころか数十利あるのもまた事実である。
それはゆっくりをペットとした産業や盲導ゆ・災害救助ゆ等の人間にとっても非常に有用なゆっくりにもユックリンは平等に害を与えたためである。
しかし、ユックリンを開発したメーカもとっくにそんなことはわかっており、
ユックリンに変わる代々物質を開発し認可をとり、ユックリンは自主規制をしていた。
それだけでなく、他の化学会社さらには加工所も化学系の新卒や中途採用を大幅に増やし、研究開発に挑んでいた。
それだけユックリンによる経済効果、社会への影響は大きかったのである。
今後は競争原理によりより多くの、優れたゆっくり除けが発売されるだろう。
ゆっくり達の未来は暗い。
拙い文章を読んでいただいてありがとうございます。
ゆっくりを避けるために死んだゆっくりの飾りを置くという手法をより化学的に(笑)強化してみようと書きました。
以下説明です
ユックリン
もともとゆっくりの事を専門にしていなかった某化学メーカが長年の研究によりついに発明、量産化に成功した
ゆっくりはその死臭を嫌うがその物質はなんなのかを突き詰めたところ、化学物質は空気中の酸素と水により徐々に分解されることが判明。
そこで、死臭の効果を残したまま、酸素と水に反応しなくなるようなよく似た分子を、幾つもの失敗を乗り越え発明した。
また、不純物が多く含まれるゆっくりの死臭と違って、まじりっけの無い純物質のため、効果は著しく高い。
基本的な化学物質から合成されるため、低コスト、多量生産が可能である。
当初は判明していなかったが、ゆっくりの精子餡に蓄積しやすく、生まれてくる子に重い障害を終わせる。
さらに通常の死臭も強くさせる作用がある。
新ゆ除けすぷれー
ユックリンを含んだゆ除け剤。
ユックリンは強すぎるため、用途に応じて一万倍から一億倍に希釈したものが入っている。
子どもの肌にふれても安心な低刺激、虫除け混合タイプや
スーツにつけても汚れないタイプ
ガーデニング等の水やりに混ぜるタイプ
業務用の大型タイプなど幅広い種類が販売されている。
除けと書いてはいるが、一番効力が弱いものでも直接かけると子ゆっくりは即死。
生体のゆっくりでも三日三晩は死の瀬戸際に苦しみ重い後遺症が残る。