ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1730 靴磨きまりさ
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ankoss
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「かわいいれいむのおちびちゃんををみて、ゆっくりしたんだったら、あまあまちょうだいね!!!
ぐずはきらいだよ!!!いそいでね!!!たくさんでいいよ!!!」
「「きゃわいくちぇごめんにぇ~!!!」」
足元が何か騒がしい。
が、折角のお昼休みを邪魔されたくないので無視する。
野良ゆっくり何ぞに関わって時間を無駄にしたくない。気にせず歩き続ける。
カツッカツ
「おぃ、くしょにんげん!!きいちぇるのきゃ!」
うるさいが無視する。構うと余計厄介だ。
都会のビル街には野良ゆっくりが意外と多く、いつもこんな光景がどこでも見れる。
いつもいつもこんな様子だから呆れてしまう。こんなことしてもしょうも無いのに。
心の中でグチグチと文句を言っていたせいか、前を見ていなかったからか・・・
「あみゃあみゃよこ・・・」ブチュ!
「あっ・・・」
ついゆっくりを踏んづけてしまった。
唯でさえ日本の都会の人口密度は大きい。それに加えて日本は、ゆっくりが世界で一二を争うほど生息している。
こんな狭いところで人様の道を塞いだら、踏んづけてしまうに決まっている。
「ゆ゛ぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!!れいむににた、きゅーとなおちびちゃんがぁぁぁぁ!!!ごろじてやるぅぅぅ!!」
「ぷきゅぅぅぅぅ!!!!!しぇいしゃいだぁぁぁ!!!」
発狂したれいむ親子が私の足に飛び掛ってくる。
碌に飯も食えない野良ゆっくりにしては、なかなかの跳躍だった。所詮饅頭なので当たっても痛くは無いが。
ただ、今の私はお昼休憩。午後からはお得意先との打ち合わせがある。
薄汚い饅頭にぶつかって、スーツを汚すなんて、もってのほかだ。
さっと横に足をよけると、愛しのコンクリートとのちゅっちゅだ。
親れいむの方は噛み付こうとしていたらしく、ペキペキと音を立てて、歯が四散していった。
「ゆんぐっ!!!」
「ゆぴゃん!!!」
悶絶するれいむ親子。体中から汁を出し、ぶりんぶりんと尻を振って痛みを紛らわそうとしている。
その醜悪な姿に顔をしかめながらも、腕まくりをして、饅頭たちの髪の毛を掴んで持ち上げる。市民の義務を果たすのだ。
「ゆぐぃぃぃぃ!!!!!ばな゛ぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「いじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
大声で喚くれいむ親子。だが、それを気にかける人は一人もいない。
これは、日常なのだ。
ゆっくりが喚くのも。そんなうるさい汚物を駆除するのも。
ぐずはきらいだよ!!!いそいでね!!!たくさんでいいよ!!!」
「「きゃわいくちぇごめんにぇ~!!!」」
足元が何か騒がしい。
が、折角のお昼休みを邪魔されたくないので無視する。
野良ゆっくり何ぞに関わって時間を無駄にしたくない。気にせず歩き続ける。
カツッカツ
「おぃ、くしょにんげん!!きいちぇるのきゃ!」
うるさいが無視する。構うと余計厄介だ。
都会のビル街には野良ゆっくりが意外と多く、いつもこんな光景がどこでも見れる。
いつもいつもこんな様子だから呆れてしまう。こんなことしてもしょうも無いのに。
心の中でグチグチと文句を言っていたせいか、前を見ていなかったからか・・・
「あみゃあみゃよこ・・・」ブチュ!
「あっ・・・」
ついゆっくりを踏んづけてしまった。
唯でさえ日本の都会の人口密度は大きい。それに加えて日本は、ゆっくりが世界で一二を争うほど生息している。
こんな狭いところで人様の道を塞いだら、踏んづけてしまうに決まっている。
「ゆ゛ぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!!れいむににた、きゅーとなおちびちゃんがぁぁぁぁ!!!ごろじてやるぅぅぅ!!」
「ぷきゅぅぅぅぅ!!!!!しぇいしゃいだぁぁぁ!!!」
発狂したれいむ親子が私の足に飛び掛ってくる。
碌に飯も食えない野良ゆっくりにしては、なかなかの跳躍だった。所詮饅頭なので当たっても痛くは無いが。
ただ、今の私はお昼休憩。午後からはお得意先との打ち合わせがある。
薄汚い饅頭にぶつかって、スーツを汚すなんて、もってのほかだ。
さっと横に足をよけると、愛しのコンクリートとのちゅっちゅだ。
親れいむの方は噛み付こうとしていたらしく、ペキペキと音を立てて、歯が四散していった。
「ゆんぐっ!!!」
「ゆぴゃん!!!」
悶絶するれいむ親子。体中から汁を出し、ぶりんぶりんと尻を振って痛みを紛らわそうとしている。
その醜悪な姿に顔をしかめながらも、腕まくりをして、饅頭たちの髪の毛を掴んで持ち上げる。市民の義務を果たすのだ。
「ゆぐぃぃぃぃ!!!!!ばな゛ぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「いじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
大声で喚くれいむ親子。だが、それを気にかける人は一人もいない。
これは、日常なのだ。
ゆっくりが喚くのも。そんなうるさい汚物を駆除するのも。
近くに設置されているゆっくり用ゴミ箱に、饅頭どもを放り込む。
罵声が反響して聞こえてきたが、しばらくすると大人しくなった。
ゴミ箱の中身をちょっとだけ覗くと、口や体が溶けて、ただ、涙を流すだけのれいむ親子がいた。
その視線は助けてと訴えているのに間違いはなかったが、再び私はゴミ箱の入り口を閉じる。
人の領域に土足で入るゆっくりになんて、情けをかける必要は無いのだ。
罵声が反響して聞こえてきたが、しばらくすると大人しくなった。
ゴミ箱の中身をちょっとだけ覗くと、口や体が溶けて、ただ、涙を流すだけのれいむ親子がいた。
その視線は助けてと訴えているのに間違いはなかったが、再び私はゴミ箱の入り口を閉じる。
人の領域に土足で入るゆっくりになんて、情けをかける必要は無いのだ。
街のゴミ掃除が終わって思う。
野良ゆっくりの命なんかより、まず、この汚れた靴を綺麗にしようと。
野良ゆっくりの命なんかより、まず、この汚れた靴を綺麗にしようと。
- とはいっても、どうすればいいのかは、既に検討が付いている。
何せこんなことは日常的にある。餡子で靴を汚したことなんて一回や二回じゃない。
ゆっくりではないが、数え切れないくらいたくさんやったことがある。
そんなとき私が決まっていく場所がある。行き着けの格安靴磨きだ。
ゆっくりではないが、数え切れないくらいたくさんやったことがある。
そんなとき私が決まっていく場所がある。行き着けの格安靴磨きだ。
―「ゆっくりまたきたね!まりさはうれしいよ!!!」
「おう、また潰しちまったわ。いつものやつで頼むよ。」
目の前には、一匹の野良まりさがいる。どこからか拾ってきたレジャーシートを広げ、その上には商売道具が置かれていた。
私は、アウトドア用の小さい椅子に腰掛けて、まりさの前に汚れたほうの靴を差し出す。
ツンッとゆっくりの死臭が漂ったようで、一瞬まりさは嗚咽を漏らすが、すぐに先ほどの営業スマイルに戻り・・・
「ゆっくりきれいにするよ!!!ぺーろ、ぺーろ!!!」
汚れた部分を、丹念に舐め、飛散した餡子を靴から取り去っていくまりさ。
いくら死臭つきの餡子とはいえ、それなりの甘さがあるはずだが、甘味に夢中になる様子はない。
その表情は笑顔ながら、目は真剣そのものである。注意力散漫なゆっくり共にしては本当に珍しい。
「ぺーろ、ぺーろ!ゆっくりきれいになってね、くつさん!!!」
汚れた箇所を何度も何度も重ねて舐めることで、餡子のこびりつきを落としていくまりさ。
「ぺーろ!ぺーろ!」
餡子の色が消えたら、ポケットティッシュを器用に取り出し、まりさの唾液で濡れた部分を拭き取っていく。
「ふーき、ふーき!」
さっと乾拭きをしたら、私の靴は、ゆっくりを踏み潰す前の綺麗な状態に戻ったいた。
「ゆっくりきれいになったよ!!!」
「おお、ありがとな。じゃあ、お代の方なんだが・・・」
「まりさがたべられるものならなんでもいいよ!!!でもできるだけやわらかいもののほうが、うれしいよ!!!」
キリッとした表情で言うまりさ。仕事を終えた達成感からだろうか?
「うーん・・・。今日はそんなに柔らかいものじゃないんだが、これでいいかな?」
そういって私が差し出したのは、スーパーでよく売ってるアルファベットの形をしたビスケットのお菓子だ。
「ゆゆゆ!!!そんなにいっぱいもらっていいの!!!おにいさんゆっくりできなくなっちゃうよ!!!」
「いや、ビスケットぐらい幾らでも買えるさ。これは、いつも綺麗にしてもらっているお礼だよ。
端のほうに切れ込みを入れておいたから、そこを引っ張ったら開くからな。」
「ゆゆん!ありがとうございます!おにいさん!!!」
「ははっ・・・。そんなに畏まるなよ。じゃあ、俺は仕事があるから行くよ。またな!」
「ゆっくりがんばってきてね!!!」
「おう、また潰しちまったわ。いつものやつで頼むよ。」
目の前には、一匹の野良まりさがいる。どこからか拾ってきたレジャーシートを広げ、その上には商売道具が置かれていた。
私は、アウトドア用の小さい椅子に腰掛けて、まりさの前に汚れたほうの靴を差し出す。
ツンッとゆっくりの死臭が漂ったようで、一瞬まりさは嗚咽を漏らすが、すぐに先ほどの営業スマイルに戻り・・・
「ゆっくりきれいにするよ!!!ぺーろ、ぺーろ!!!」
汚れた部分を、丹念に舐め、飛散した餡子を靴から取り去っていくまりさ。
いくら死臭つきの餡子とはいえ、それなりの甘さがあるはずだが、甘味に夢中になる様子はない。
その表情は笑顔ながら、目は真剣そのものである。注意力散漫なゆっくり共にしては本当に珍しい。
「ぺーろ、ぺーろ!ゆっくりきれいになってね、くつさん!!!」
汚れた箇所を何度も何度も重ねて舐めることで、餡子のこびりつきを落としていくまりさ。
「ぺーろ!ぺーろ!」
餡子の色が消えたら、ポケットティッシュを器用に取り出し、まりさの唾液で濡れた部分を拭き取っていく。
「ふーき、ふーき!」
さっと乾拭きをしたら、私の靴は、ゆっくりを踏み潰す前の綺麗な状態に戻ったいた。
「ゆっくりきれいになったよ!!!」
「おお、ありがとな。じゃあ、お代の方なんだが・・・」
「まりさがたべられるものならなんでもいいよ!!!でもできるだけやわらかいもののほうが、うれしいよ!!!」
キリッとした表情で言うまりさ。仕事を終えた達成感からだろうか?
「うーん・・・。今日はそんなに柔らかいものじゃないんだが、これでいいかな?」
そういって私が差し出したのは、スーパーでよく売ってるアルファベットの形をしたビスケットのお菓子だ。
「ゆゆゆ!!!そんなにいっぱいもらっていいの!!!おにいさんゆっくりできなくなっちゃうよ!!!」
「いや、ビスケットぐらい幾らでも買えるさ。これは、いつも綺麗にしてもらっているお礼だよ。
端のほうに切れ込みを入れておいたから、そこを引っ張ったら開くからな。」
「ゆゆん!ありがとうございます!おにいさん!!!」
「ははっ・・・。そんなに畏まるなよ。じゃあ、俺は仕事があるから行くよ。またな!」
「ゆっくりがんばってきてね!!!」
―回想。
まりさは飼いゆっくりであった。
銀バッジまでしか取ることは出来なかったが、それなりに賢いゆっくりであった。
主人の言いつけは必ず守り、一緒に住んでいたれいむとは、いいお年頃ながら、すっきりーっするのを我慢していた。
銀バッジながら、捨てられるような行動は一切取らない、よく出来たゆっくりであったという。
そのゆっくりらしからぬ生真面目さを評価されて、2匹のおちびちゃんを作ることが許可された。
れいむに似たおちびちゃんとまりさに似たおちびちゃんが一匹ずつ、れいむの額の蔓にぶら下がっていた。
2匹の赤ゆっくりが生まれて、幸せの絶頂にいたまりさ。
すーりすーり、ぺーろぺーろと赤ゆっくりとのスキンシップを繰り返す。
ただし、赤ゆっくりばかりに注意が行き、飼いゆっくりとしての義務を怠ることがないように気をつけた。
まりさは、飼いゆっくりであることに、誇りを持っていた。
まりさは飼いゆっくりであった。
銀バッジまでしか取ることは出来なかったが、それなりに賢いゆっくりであった。
主人の言いつけは必ず守り、一緒に住んでいたれいむとは、いいお年頃ながら、すっきりーっするのを我慢していた。
銀バッジながら、捨てられるような行動は一切取らない、よく出来たゆっくりであったという。
そのゆっくりらしからぬ生真面目さを評価されて、2匹のおちびちゃんを作ることが許可された。
れいむに似たおちびちゃんとまりさに似たおちびちゃんが一匹ずつ、れいむの額の蔓にぶら下がっていた。
2匹の赤ゆっくりが生まれて、幸せの絶頂にいたまりさ。
すーりすーり、ぺーろぺーろと赤ゆっくりとのスキンシップを繰り返す。
ただし、赤ゆっくりばかりに注意が行き、飼いゆっくりとしての義務を怠ることがないように気をつけた。
まりさは、飼いゆっくりであることに、誇りを持っていた。
しかし、そのプライドはある日突然打ち砕かれる。
朝、目を覚ますと見知らぬ場所であった。
身震いするような寒さと、ゴウゴウと吹く風がまりさに現実を突きつける。
捨てられたという現実を。
必死に考えた。捨てられた理由を。
しかし思いつかなかった。まりさは飼い主の気に触ることなど何一つしたつもりは無かったから。
生まれたばかりの赤ゆっくり達にも、飼いゆっくりとしての振る舞いを教えようとするほどだったから。
ゆんゆんと唸っているまりさの横で、れいむがボソッと呟く。
「あきられたんだよ・・・」と。
そうだ、まりさ達は、ゆっくりにしては余りにも礼儀正しすぎた。
まりさ達はゆっくりらしさのない、ペットとしての魅力が無い、唯の居候であった。
その時やっと、まりさは飼い主が自分達を見るときの目を、思い出すことが出来た。
慈しみなんて無い。ただ、つまらない茶番を見ているような目であった。
その日から地獄の日々は、始まった。
初めての野外生活は、まりさ達にとって苦痛でしかなかった。
野良ゆっくりの真似をして、生ゴミをかき集めた。
舌の肥えた飼いゆっくりである自分達にはかなりきついものであった。
悪臭に慣れるまで、何度も何度も餡子を吐き出した。
赤ゆっくりを抱えて必死におうちの材料を探し回った。
ダンボールやビニールシートを何とかかき集めることが出来たが、
失ったものは余りに大きかった。
ダンボールを運びながら道路を渡っていたとき、後ろから来る自動車に気づけず、れいむが轢かれた。
下半身を失ってもがき苦しむれいむ。目や口から餡子を噴き出し、危険な状態であった。
番の危機をなんとかしようと近づくまりさであったが、後続車にれいむは再び轢かれ、彼女は道路の染みと化した。
れいむがいなくなったことで、食糧の供給が少なくなった。
ただでさえ、ゴミ漁りの慣れていない捨てゆっくり。
労働力が単純に半分になったため、満足に食糧を確保できなくなってしまった。
数少ない食糧を、育ち盛りの赤ゆっくりに与えるため、まりさは次第にやせ細っていく。
プライドを打ち砕かれ、
愛しい番を失って、
満足に飯も食えない状況で、
まりさは、心を病んでいく。
朝、目を覚ますと見知らぬ場所であった。
身震いするような寒さと、ゴウゴウと吹く風がまりさに現実を突きつける。
捨てられたという現実を。
必死に考えた。捨てられた理由を。
しかし思いつかなかった。まりさは飼い主の気に触ることなど何一つしたつもりは無かったから。
生まれたばかりの赤ゆっくり達にも、飼いゆっくりとしての振る舞いを教えようとするほどだったから。
ゆんゆんと唸っているまりさの横で、れいむがボソッと呟く。
「あきられたんだよ・・・」と。
そうだ、まりさ達は、ゆっくりにしては余りにも礼儀正しすぎた。
まりさ達はゆっくりらしさのない、ペットとしての魅力が無い、唯の居候であった。
その時やっと、まりさは飼い主が自分達を見るときの目を、思い出すことが出来た。
慈しみなんて無い。ただ、つまらない茶番を見ているような目であった。
その日から地獄の日々は、始まった。
初めての野外生活は、まりさ達にとって苦痛でしかなかった。
野良ゆっくりの真似をして、生ゴミをかき集めた。
舌の肥えた飼いゆっくりである自分達にはかなりきついものであった。
悪臭に慣れるまで、何度も何度も餡子を吐き出した。
赤ゆっくりを抱えて必死におうちの材料を探し回った。
ダンボールやビニールシートを何とかかき集めることが出来たが、
失ったものは余りに大きかった。
ダンボールを運びながら道路を渡っていたとき、後ろから来る自動車に気づけず、れいむが轢かれた。
下半身を失ってもがき苦しむれいむ。目や口から餡子を噴き出し、危険な状態であった。
番の危機をなんとかしようと近づくまりさであったが、後続車にれいむは再び轢かれ、彼女は道路の染みと化した。
れいむがいなくなったことで、食糧の供給が少なくなった。
ただでさえ、ゴミ漁りの慣れていない捨てゆっくり。
労働力が単純に半分になったため、満足に食糧を確保できなくなってしまった。
数少ない食糧を、育ち盛りの赤ゆっくりに与えるため、まりさは次第にやせ細っていく。
プライドを打ち砕かれ、
愛しい番を失って、
満足に飯も食えない状況で、
まりさは、心を病んでいく。
何もかもが嫌になって、ふらふらと人間の下に近づいていく。
人間さんに喧嘩を売って、踏み潰してもらおうと・・・。
しかし、まりさが話しかけた人間はどうも変わり者だったらしく。
靴に付いたゆっくりの餡子をまりさに舐めらせた。
まりさは拒絶したが、暴力で訴えてきた人間に、
痛みに慣れていないまりさは、さからう事ができず、ぺろぺろと靴を舐めた。
餡子を十分に舐め取ったら、どういうわけか、男は食べ物を与えてくれた。
残飯などではなく、コンビニで売っているような菓子パンをまりさに差し出したのだ。
このことをきっかけに、まりさは、靴磨きの仕事を始めるようになる。
人間さんに喧嘩を売って、踏み潰してもらおうと・・・。
しかし、まりさが話しかけた人間はどうも変わり者だったらしく。
靴に付いたゆっくりの餡子をまりさに舐めらせた。
まりさは拒絶したが、暴力で訴えてきた人間に、
痛みに慣れていないまりさは、さからう事ができず、ぺろぺろと靴を舐めた。
餡子を十分に舐め取ったら、どういうわけか、男は食べ物を与えてくれた。
残飯などではなく、コンビニで売っているような菓子パンをまりさに差し出したのだ。
このことをきっかけに、まりさは、靴磨きの仕事を始めるようになる。
―ビル街。
人の流れは途切れずとも、ゆっくり達は寝静まる。
今活動しているのは、捕食種のれみりゃぐらいであろう。
そんななか、基本種のバイオリズムに逆らって、跳ね回るゆっくりが一匹。
靴磨きのまりさだ。彼女は昼に男から貰ったビスケットを咥え、路地裏へ消えていく。
3分ほど跳ねて、あるダンボールハウスの前に止まる。
そこには、2匹の子ゆっくりが寝息を立てていた。
れいむ種とまりさ種が一匹ずつ。紛れも無いまりさのおちびちゃんだ。
ダンボールのおうちの中に入って、ビスケットの包装を破る。
ビスケットをおうちのなかに置いたら、まりさはおちびちゃんに挨拶をすることなく、この場を去る。
人の流れは途切れずとも、ゆっくり達は寝静まる。
今活動しているのは、捕食種のれみりゃぐらいであろう。
そんななか、基本種のバイオリズムに逆らって、跳ね回るゆっくりが一匹。
靴磨きのまりさだ。彼女は昼に男から貰ったビスケットを咥え、路地裏へ消えていく。
3分ほど跳ねて、あるダンボールハウスの前に止まる。
そこには、2匹の子ゆっくりが寝息を立てていた。
れいむ種とまりさ種が一匹ずつ。紛れも無いまりさのおちびちゃんだ。
ダンボールのおうちの中に入って、ビスケットの包装を破る。
ビスケットをおうちのなかに置いたら、まりさはおちびちゃんに挨拶をすることなく、この場を去る。
―翌朝。
「ゆっくちおきりゅよ!!!れいみゅはおきりゅよ!!」
「まりしゃもおきちゃのじぇ~!!!ゆゆ!きょうはびしゅけっとしゃんなのじぇ~!!!」
「そうだにぇ!まりしゃ!いっちょにむーちゃむーちゃしようにぇ!!!」
「わかっちゃのじぇ!おにぇちゃん!むーちゃ!むーちゃ!」
「むーちゃ!むーちゃ!」
「「しやわしぇ~~~!!!!!」」
満足そうにビスケットを頬張る子ゆっくりたち。
それを影から覗くゆっくりが一匹。
まりさだ。靴磨きのまりさだ。
彼女の目からは涙が止め処なく溢れている。
幸せなおちびちゃんの姿を見られるというのに、
どうして涙を流すのか。
どうして会いに行かないのか。
「ゆっくちおきりゅよ!!!れいみゅはおきりゅよ!!」
「まりしゃもおきちゃのじぇ~!!!ゆゆ!きょうはびしゅけっとしゃんなのじぇ~!!!」
「そうだにぇ!まりしゃ!いっちょにむーちゃむーちゃしようにぇ!!!」
「わかっちゃのじぇ!おにぇちゃん!むーちゃ!むーちゃ!」
「むーちゃ!むーちゃ!」
「「しやわしぇ~~~!!!!!」」
満足そうにビスケットを頬張る子ゆっくりたち。
それを影から覗くゆっくりが一匹。
まりさだ。靴磨きのまりさだ。
彼女の目からは涙が止め処なく溢れている。
幸せなおちびちゃんの姿を見られるというのに、
どうして涙を流すのか。
どうして会いに行かないのか。
答えは一つ。
彼女が靴磨きまりさだからだ。
まりさが磨く靴は、例外なく餡子に塗れている。
死臭たっぷりの吐き気を催すような餡子が。
一日に何度もソレを舐めているまりさに死臭が付かないなんて、あるはずが無かった。
仕事が軌道に乗り出した頃から、まりさはおちびちゃんと会話を一切していない。
死臭でおちびちゃん達がエレエレして、危険な状態になった時、二度と会えないと、悟ったのだ。
まりさは、いつまでも幸せそうなおちびちゃんの姿を眺める。
二度とお話しすることが無くとも。
二度と頬をすり合わせることがなくても。
彼女が靴磨きまりさだからだ。
まりさが磨く靴は、例外なく餡子に塗れている。
死臭たっぷりの吐き気を催すような餡子が。
一日に何度もソレを舐めているまりさに死臭が付かないなんて、あるはずが無かった。
仕事が軌道に乗り出した頃から、まりさはおちびちゃんと会話を一切していない。
死臭でおちびちゃん達がエレエレして、危険な状態になった時、二度と会えないと、悟ったのだ。
まりさは、いつまでも幸せそうなおちびちゃんの姿を眺める。
二度とお話しすることが無くとも。
二度と頬をすり合わせることがなくても。
おちびちゃんの笑顔のために、靴磨きまりさは穢れた靴を舐め続ける。
<あとがき>
いらっしゃいませ、こんにちは。ドナルドあきです。
大通りを歩いていると、靴磨きをしている人を見かけたのでつい書いてしまいました。
このSSは多分自分の中で最も早く書き終えたSSだとおもいます。
いらっしゃいませ、こんにちは。ドナルドあきです。
大通りを歩いていると、靴磨きをしている人を見かけたのでつい書いてしまいました。
このSSは多分自分の中で最も早く書き終えたSSだとおもいます。
話は変わりますが、にとりあき様、挿絵ありがとうございます!!!
まりちゃの悲しむ表情はやっぱりゆっくりできますね!!!
まりちゃの悲しむ表情はやっぱりゆっくりできますね!!!
では、いい加減勉強しないといけないので、ここらで失敬します。
最後に・・・読んでいただきありがとうございました。
最後に・・・読んでいただきありがとうございました。
<過去作なのぜ>
anko1066 ゆくドナルド
anko1166 ゆくドナルド2
anko1304 れいむと・・・
anko1384 豆れみりゃとこうまかん
anko1395 ゆくドナルド3
anko1404 お前のゆん生30点
anko1432 幸福マスベ
anke1472 餡子に捧ぐは菊の門
anko1606 絶望あにゃる
anko1643 流れゆく物 前編
anko1721 流れゆく物 後編
anko1066 ゆくドナルド
anko1166 ゆくドナルド2
anko1304 れいむと・・・
anko1384 豆れみりゃとこうまかん
anko1395 ゆくドナルド3
anko1404 お前のゆん生30点
anko1432 幸福マスベ
anke1472 餡子に捧ぐは菊の門
anko1606 絶望あにゃる
anko1643 流れゆく物 前編
anko1721 流れゆく物 後編
挿絵