ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1462 春の雪
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ankoss
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・どうみても時事ネタです。本当にありがとうございました。
・独自設定ありますのでご注意ください。
・一部のゆっくりが漢字を交えて話します。
・初投稿になります。
『春の雪』
4月の中旬。桜も葉桜になりかけた本来なら春の陽気で暖かな日になるはずの
どこかの国の首都。
その街では41年ぶりに4月中旬にも関わらず雪が降っていた。
ゴンゴン・・・ゴンゴン。
壁を叩く音がする。その街の築40年の古いアパートに住む虐待お兄さんは、久しぶりに
大きな受注を取れた無理が祟って、風邪で仕事を休んでいました。
「ここはあったかくて、ゆっくりできるね!」
「ここきょまでくればあんしんだにぇ!!」
ドアの向こうから声がします。虐待お兄さんの住んでいるのはアパートの4階。
エレベーターはありませんし、階段の段差が低めなので時々こうしてゆっくりが登ってくるのです。
「あー、君達。うるさいから静かにしなさいって・・・あれ;」
ドアを開けてみると、そこにはひしゃげたゆっくりまりさ。そして、少し離れて子ゆっくりまりさが。
どうやら、ドアを開けた時に巻き込まれたみたいです。
「ゆえーん。おとーちぁーん;」
「ゆべっ・・・ゆっゆっゆ”っ・・・・」
ぼたぼたと口から餡子を吹き出すまりさ。
具合が悪いお兄さんがそれを見て、更に気持ち悪くなります。
「分かった。流石にここで死なれると気分が悪い。」
冷蔵庫の中にあるコーラを少々まりさの口に垂らします。
痙攣していたまりさが徐々に回復したらしく、床に土下座するように倒れこみます。
「おねがいです”。まりさたちをっ」
「だが断る!」
「ゆ”っ!」
この近くの商店街では定期的に野良ゆっくりの処分をしているのですが、電車の沿線にある
茂みに隠れ住んでいるゆっくり達を全滅させることは出来ていませんでした。
このゆっくり達もそんな生き残りなのでしょう。
「おにぇがいしましゅ!はるなのにゆきしゃんがふってきちぇ」
「ぞうなんでずっ。づがいのれいむもざむざでじんでじまっでっ;」
砂糖水の涙をぼろぼろ流しながら騒ぐゆっくり達。ドアを開けていると冷気が部屋の中にも
入ってきます。具合の悪いお兄さんにしてみたらたまったものではありません。
「分かった。とりあえず、子まりさの保護はしてやる。」
「ほんちょ!」
「だが、まりさ。お前はダメだ!」
「ゆっ?」
どず!
鈍い音とともにお兄さんが傘立てにあった傘をまりさの眉間に突き刺します。
中枢餡を避けて刺したため即死はしていないものの、口から餡が吹き出します。
「ゆびっ!ゆっぐっ!!」
「この辺りではゆっくりは見かけ次第駆除だ。おまえの子供はごみ処理用に生かしてやるが・・・」
眉間に突き刺した傘を左右にゆっくり動かして、餡が程よく混ざっていくようにシェイクしていきます。
「おまえには子供の餌になってもらおう。何、成長抑制剤も混ぜるからいつまでも子供のままだ。」
「ゆ”っゆ”っゆ”っ・・・・。」
子まりさはおそろしーしを垂れ流して、腰が抜けたように(まぁ、腰はないけど)動けずにいます。
お兄さんは子まりさを摘み上げると20cmサイズの透明な箱へ放り込みます。
「おそらをっ・・・ゆべっ;」
「いやよかった。前に使っていたコンポストゆっくりが全滅したんで困っていたとこさ。」
瀕死の重傷となったまりさにコーラを少量振りかけてビニール袋に放り込み冷蔵庫へ。
この状態になると仮死状態になるので、ある程度保存が利きます。
透明な箱から子まりさは見上げるようにお兄さんに抗議します。
「どぼちてこんにゃことするにょ!まりちゃたちだっていきちぇるんだよ!!」
「ああ、テンプレ。テンプレ。今のお前は生きてないから。」
「にゃんで!!」
お兄さんが子まりさを見下しながら、水草や脱皮したエビの抜け殻を透明な箱に放り込みます。
そして透明な箱の横にある水槽を指してこう言うのです。
「生きてるっていうのは、あのエビやメダカ達のようなことだ。お前はそこでコンポストになる。言ってしまえば、機械と同じ。動いているだけ。死ぬんじゃなく壊れるだけさ。」
「どぼちてっ!!」
「そのままでは凍えて壊れるのを助けてやったんだ。せめて少しは人の役に立ちな。」
水槽の整備は使用済みの濾過マットや汚くなった砂、異常繁殖した水草など結構な分量の生ごみが出ます。
子ゆっくりは、成長抑制剤をかけられたそれらのごみを食べる。まともな明かりは横の水槽の照明のみ。
「だしぇー!ここからだしゅんだじぇーーー!」
騒いだ所で防音の蓋を閉められた以上、お兄さんにはほんの少ししか聞こえません。
コケが生えて緑色になってきた濾過マットに成長抑制剤が振りかけられたものが透明な箱に放り込まれます。
「ゆぐっ・・・おにゃかがすいたよっ。これにゃに・・・?」
子まりさは恐る恐る舌を伸ばして、その濾過マットを舐めてみます。
「ぴぎぃ!!!!」
成長抑制剤が含まれた濾過マットの味は少し苦く、それにも関わらず猛烈な空腹を餡に刻み付ける成分が入っています。
「にゃんでっ・・・。まりしゃ、こんにゃのたべちゃくないにょにっ。」
涙としーしーを垂れ流しながら、夢中でごみを食べあさる子まりさ。
お兄さんが言った言葉は間違いではありません。ここに入れられた時点でゆっくりとしての子まりさは死んだも同じ。
後は、死ぬまでこの透明な箱のコンポストから逃れることができないのです。
「まずっ!!これまずっ!!まじゅぃのにとみゃらにゃぃぃぃぃ!!!」
一通りの作業が終わった後にお兄さんは寝床に着きます。
いい加減、熱も上がってきたからです。しかし、眠りに落ちる前に邪魔をする存在がまだありました。
「・・・ごはん!(べちっ)。」
振り下ろされる段ボールで出来たればんてぃん。
家で飼っている銀バッジのふらんが食事を運んできたようです。
「具合がわるいのに、ねてないやつがわるい。(べちん!)」
「ああ、ふらん。頼むから叩かないでくれ。お前が無駄に攻撃性があるから金バッジの試験落ちるんだ。」
「うるさい!しね!!(ごちん!)。」
ればんてぃんの角でお兄さんの頭を引っぱたくふらん。
もう片手に持っていた夕食をお盆をテーブルに置くと、コタツの中にもぐりこみ始める。
「外はゆきだよ。さむいから、ここでねてるよ。」
「ああ、分かった。食い終わったら起こす。冷蔵庫にお前の餌も入ってるから持って帰るといい。」
そして再び、外から響くゴンゴンというノック。
「でいぶは、、かわいぞうなしんぐるまざーなんだよっ!はやくここをあけてね!!」
「あけちぇにぇ!!」
コタツからは面倒くさそうに、ふらんがもぞもぞと這い出て玄関へ。
「永久機関ってこわいねぇ・・。」
ゆぴぃとかゆんゃーーーってでいぶ達の断末魔を聞きながら食事をするお兄さん。
季節はずれの春の雪は野良ゆっくりに致命的な寒さを与えつつ、逃げ込んだ先でもこんなありふれた悲劇が
繰り返されているのでしょう。コンポストに入った子ゆっくりのような幸運(笑)はそう起きる訳ではないのだから。
fin
こちらで投稿するのは初めてなので、何か名前をいただけると幸いです。
・独自設定ありますのでご注意ください。
・一部のゆっくりが漢字を交えて話します。
・初投稿になります。
『春の雪』
4月の中旬。桜も葉桜になりかけた本来なら春の陽気で暖かな日になるはずの
どこかの国の首都。
その街では41年ぶりに4月中旬にも関わらず雪が降っていた。
ゴンゴン・・・ゴンゴン。
壁を叩く音がする。その街の築40年の古いアパートに住む虐待お兄さんは、久しぶりに
大きな受注を取れた無理が祟って、風邪で仕事を休んでいました。
「ここはあったかくて、ゆっくりできるね!」
「ここきょまでくればあんしんだにぇ!!」
ドアの向こうから声がします。虐待お兄さんの住んでいるのはアパートの4階。
エレベーターはありませんし、階段の段差が低めなので時々こうしてゆっくりが登ってくるのです。
「あー、君達。うるさいから静かにしなさいって・・・あれ;」
ドアを開けてみると、そこにはひしゃげたゆっくりまりさ。そして、少し離れて子ゆっくりまりさが。
どうやら、ドアを開けた時に巻き込まれたみたいです。
「ゆえーん。おとーちぁーん;」
「ゆべっ・・・ゆっゆっゆ”っ・・・・」
ぼたぼたと口から餡子を吹き出すまりさ。
具合が悪いお兄さんがそれを見て、更に気持ち悪くなります。
「分かった。流石にここで死なれると気分が悪い。」
冷蔵庫の中にあるコーラを少々まりさの口に垂らします。
痙攣していたまりさが徐々に回復したらしく、床に土下座するように倒れこみます。
「おねがいです”。まりさたちをっ」
「だが断る!」
「ゆ”っ!」
この近くの商店街では定期的に野良ゆっくりの処分をしているのですが、電車の沿線にある
茂みに隠れ住んでいるゆっくり達を全滅させることは出来ていませんでした。
このゆっくり達もそんな生き残りなのでしょう。
「おにぇがいしましゅ!はるなのにゆきしゃんがふってきちぇ」
「ぞうなんでずっ。づがいのれいむもざむざでじんでじまっでっ;」
砂糖水の涙をぼろぼろ流しながら騒ぐゆっくり達。ドアを開けていると冷気が部屋の中にも
入ってきます。具合の悪いお兄さんにしてみたらたまったものではありません。
「分かった。とりあえず、子まりさの保護はしてやる。」
「ほんちょ!」
「だが、まりさ。お前はダメだ!」
「ゆっ?」
どず!
鈍い音とともにお兄さんが傘立てにあった傘をまりさの眉間に突き刺します。
中枢餡を避けて刺したため即死はしていないものの、口から餡が吹き出します。
「ゆびっ!ゆっぐっ!!」
「この辺りではゆっくりは見かけ次第駆除だ。おまえの子供はごみ処理用に生かしてやるが・・・」
眉間に突き刺した傘を左右にゆっくり動かして、餡が程よく混ざっていくようにシェイクしていきます。
「おまえには子供の餌になってもらおう。何、成長抑制剤も混ぜるからいつまでも子供のままだ。」
「ゆ”っゆ”っゆ”っ・・・・。」
子まりさはおそろしーしを垂れ流して、腰が抜けたように(まぁ、腰はないけど)動けずにいます。
お兄さんは子まりさを摘み上げると20cmサイズの透明な箱へ放り込みます。
「おそらをっ・・・ゆべっ;」
「いやよかった。前に使っていたコンポストゆっくりが全滅したんで困っていたとこさ。」
瀕死の重傷となったまりさにコーラを少量振りかけてビニール袋に放り込み冷蔵庫へ。
この状態になると仮死状態になるので、ある程度保存が利きます。
透明な箱から子まりさは見上げるようにお兄さんに抗議します。
「どぼちてこんにゃことするにょ!まりちゃたちだっていきちぇるんだよ!!」
「ああ、テンプレ。テンプレ。今のお前は生きてないから。」
「にゃんで!!」
お兄さんが子まりさを見下しながら、水草や脱皮したエビの抜け殻を透明な箱に放り込みます。
そして透明な箱の横にある水槽を指してこう言うのです。
「生きてるっていうのは、あのエビやメダカ達のようなことだ。お前はそこでコンポストになる。言ってしまえば、機械と同じ。動いているだけ。死ぬんじゃなく壊れるだけさ。」
「どぼちてっ!!」
「そのままでは凍えて壊れるのを助けてやったんだ。せめて少しは人の役に立ちな。」
水槽の整備は使用済みの濾過マットや汚くなった砂、異常繁殖した水草など結構な分量の生ごみが出ます。
子ゆっくりは、成長抑制剤をかけられたそれらのごみを食べる。まともな明かりは横の水槽の照明のみ。
「だしぇー!ここからだしゅんだじぇーーー!」
騒いだ所で防音の蓋を閉められた以上、お兄さんにはほんの少ししか聞こえません。
コケが生えて緑色になってきた濾過マットに成長抑制剤が振りかけられたものが透明な箱に放り込まれます。
「ゆぐっ・・・おにゃかがすいたよっ。これにゃに・・・?」
子まりさは恐る恐る舌を伸ばして、その濾過マットを舐めてみます。
「ぴぎぃ!!!!」
成長抑制剤が含まれた濾過マットの味は少し苦く、それにも関わらず猛烈な空腹を餡に刻み付ける成分が入っています。
「にゃんでっ・・・。まりしゃ、こんにゃのたべちゃくないにょにっ。」
涙としーしーを垂れ流しながら、夢中でごみを食べあさる子まりさ。
お兄さんが言った言葉は間違いではありません。ここに入れられた時点でゆっくりとしての子まりさは死んだも同じ。
後は、死ぬまでこの透明な箱のコンポストから逃れることができないのです。
「まずっ!!これまずっ!!まじゅぃのにとみゃらにゃぃぃぃぃ!!!」
一通りの作業が終わった後にお兄さんは寝床に着きます。
いい加減、熱も上がってきたからです。しかし、眠りに落ちる前に邪魔をする存在がまだありました。
「・・・ごはん!(べちっ)。」
振り下ろされる段ボールで出来たればんてぃん。
家で飼っている銀バッジのふらんが食事を運んできたようです。
「具合がわるいのに、ねてないやつがわるい。(べちん!)」
「ああ、ふらん。頼むから叩かないでくれ。お前が無駄に攻撃性があるから金バッジの試験落ちるんだ。」
「うるさい!しね!!(ごちん!)。」
ればんてぃんの角でお兄さんの頭を引っぱたくふらん。
もう片手に持っていた夕食をお盆をテーブルに置くと、コタツの中にもぐりこみ始める。
「外はゆきだよ。さむいから、ここでねてるよ。」
「ああ、分かった。食い終わったら起こす。冷蔵庫にお前の餌も入ってるから持って帰るといい。」
そして再び、外から響くゴンゴンというノック。
「でいぶは、、かわいぞうなしんぐるまざーなんだよっ!はやくここをあけてね!!」
「あけちぇにぇ!!」
コタツからは面倒くさそうに、ふらんがもぞもぞと這い出て玄関へ。
「永久機関ってこわいねぇ・・。」
ゆぴぃとかゆんゃーーーってでいぶ達の断末魔を聞きながら食事をするお兄さん。
季節はずれの春の雪は野良ゆっくりに致命的な寒さを与えつつ、逃げ込んだ先でもこんなありふれた悲劇が
繰り返されているのでしょう。コンポストに入った子ゆっくりのような幸運(笑)はそう起きる訳ではないのだから。
fin
こちらで投稿するのは初めてなので、何か名前をいただけると幸いです。