中央塔の周囲に存在する、何処の通りにも属さない区域。
街のどこからでも見える"虹星の叡知"(中央塔:学院、研究施設、最上階は天文台、その下に議会場)の他、中央広場、市役所を初めとする行政施設などが存在する。
中央塔 "虹星の叡知(アルマゲスト)"
アルコ・イリスの中央に聳える塔であり、街でも一番はじめに立てられた。
研究機関として中心となり街が広がったとされている。中央塔の傍には小塔が幾つか存在する。
現在、中には大陸の魔法使いの最高学府である魔術学院や大議会室などがある。
【“虹蛇の導き(ユルング・ライン)”】
日没後~夜明け前まで“虹星の叡知(アルマゲスト)”から七つの大通りに沿って、空中に光が差し込む現象。
その光はちょうど七つの通りの名前と同じ色。この現象については調査中だが、今のところよく分かっていない。
作中の基本的な用途は「昼夜の時間の移り変わり」や「大通りと他の通りの明暗」を表すことが多い。
魔術学院
アルコ・イルス中央塔『虹星の叡智(アルマゲスト)』内部に存在する、魔導の知識を欲する者たちの為に設けられた教育機関。
こと魔術においては、大陸における最高学府とまで謳われている。
『魔術学院』は、その大元の『魔術協会』の中に、多数存在するセクションのうちの一つ。魔術を管理、研究し、またその秘儀を後進へと伝える事を使命とする教育機関の名称である。
あくまで教育機関であり、統治機関では無い。
学院は、知識を得ようと欲する者全てに門戸を開いている。月ごとに学費を納める必要有り。
所属する学生達の間では、知識を追い求める『修学派』と、技術に重きを置く『実践派』の、二つの派閥による対立が存在するという。
【『虹星の叡智』(アルマゲスト)魔術学院制服】
アルコ・イリスの『虹星の叡智』魔術学院で正式採用されている学生服。
実用性と機能性を兼ね備えたデザインを目標に、幾度かの、時代に合わせたモデル・チェンジを行ってきた。
現在の制服デザインは、男女共に、主流はブレザーである。
一部の生徒の為に、古式ゆかしいローブ・タイプも存在する。
義務では無いが、男子はズボン、女子はスカートの着用が推奨される。
色は、七色の中から、各人が指定可能。
胸元には、着脱可能な、金属製の、七芒星のエンブレムが付いてくる。
制服+黒マントという格好がスタンダード。
環境適応の魔術が付与されており、よほど極端な気候、環境で無い限りは、着用者に快適さを提供する。
夏は涼しく、冬は暖かい。
雨も弾き、油汚れも直ぐに落ちる。
尚、余談であるが、魔術学院では装身具や化粧、頭髪についての規定は設けられていない。
同じ様に制服の改造を制限する校則も無い。
制服の着用を強制する校則も無い為、私服登校も許可されている。
- 「"虹星の叡知(アルマゲスト)"の議会」という表現が出たことがあるため、議会場か少なくとも関係施設が何かしらある模様。
最終更新:2011年07月06日 10:26