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>魔法システム
■魔法の基本的な仕組み
アーティファクトでの魔法とは、空気中に含まれる魔力の粒(魔粒子)の持つ力を利用し、元素と呼ばれる属性の力を引き出して、何らかの現象を空間に発現させる技術である。
精神に働きかけるものやチャームなどは魔法のくくりには入らず妖術という分類に分けられる。
妖術とは、特に魔物が用いる呪術で、音や光を通して対象の五感に働きかけ、精神を持つ生き物に影響を及ぼすものの事を差す。
※場合によっては吟遊詩人の呪歌や踊り子の舞等も妖術に含まれる事がある。
魔法は一人でも様々な属性術を使い分ける事ができるのに対し、妖術はその呪術を扱う専用の器官が必要になるため、基本的に1つの個体に備わる能力は1つきりである。
妖術には魔粒子の力は必要ない。
>元素魔術について
魔法の発動には元素とよばれる4つの属性の存在が必要不可欠となる。
どの元素も一様に扱えるというわけではなく、人によって様々な得意不得意の組み合わせがあるため、行使すできる魔法の種類にもも個人でかなりばらつきがある。
苦手な属性だからと言って全く発動できないというわけではないが、無駄に魔粒子を消費してしまったり、上手く発動されなかったり、組み合わせのバランスが崩れ術式が暴走してしまう可能性もある事から、考えなしに使うのは危険である。
種族ごとの大まかな傾向
■魔族の場合
得意元素1つ 苦手元素1つ
■エルフの場合
得意元素2つ ほぼ扱えない元素が1つ
■カディムの場合
月(リラ)元素にのみ特化 元素の代わりに精霊の力を借りる
■ドラグナーの場合
雷元素に特化、あくまで火と風の複合元素であり単体での行使は得意ではない
■元素表
基本元素【地】【水】【火】【風】
複合元素 【氷=水+地】【雷=火+風】
上位複合元素【光=水+雷】【闇=氷+火+地】
特殊複合元素【月(リラ)=光+火】【聖=光+風】
>固有魔術
魔族のみが持つ技術。元素魔法とは別に1人1つ必ず何かしらかの特殊な能力を持って生まれてくる。
描いた絵に命を吹き込むもの、触れた物の重さを操るもの、まじないを刻んだものの形を自由自在に変化させるものなどバリエーションに富んでおり、ひとくくりで説明することは難しいのだが、
傾向としては元素魔術のように何もない空間に何かを出現させるという物より、そこに物質としてするものに自らの手で干渉し発動させる能力を持つものであると言える。
>■魔粒子
酸素、窒素、二酸化炭素などと同列に、空気中に存在する魔力を有する粒。
沈殿する性質があり、主に下層シュヴァルツヴァルトの空気中に多く含まれている。
(上層では下層の約10分の1程度の魔粒子量しか含まれていない)
魔法を扱う物はこの魔粒子を体内に取り込み、自らの持つ元素の力と融合させて様々な現象を起こす燃料としている。
>■アンテナ
・角(魔族・一部の獣人)
・触角(ドラグナー)
・銀の瞳(エルフ)
魔粒子を視認する事の出来る唯一の瞳。エルフ族だけが持つ。
虹彩そのものが窓になり、目に映った魔粒子をその身に取り込むことができる。
あくまで目の機能なので、理屈としては目をくりぬいて別の者に移植する事により、別の種族のものに魔法の力を授ける事も可能(ただしそんな技術は無い)
瞳の色が薄ければ薄いほど一度に魔法の粒子を捉えられる量が多くなるが、それに比例して視力自体はどんどん下がってゆく。
過去にまっ白な瞳の大魔法使いが存在したが彼の眼には魔粒子しか映っていなかった。
エルフ族は目で見た分の魔粒子を、その瞬間に消費させて術を行使する種族である。
したがって、瞳に魔力(MP)を溜めておく事は出来ず、一度に捉えられる魔粒子の量を超えた消費魔粒子量を必要とする魔術は行使する事ができない。
・リラの炎(カディム)