海外の同人ゲーム開発チーム。
海外アニメ「マイリトルポニー」を元にした格ツク作品”MLP:Fighting is Magic”を制作。
(マイリトルポニーは本来女児向けアニメだが、日米共にコアなファンが多い)
開発が進むにつれ、動画サイト等でゲーム画面等が公開された事で日本でも話題になった。
アメリカ最大の格闘ゲーム大会”EVO”で種目候補に挙げられる。
乳ガンの寄付金を投票数とする候補選びで5000ドルを獲得し一時トップにいたが、
この時の寄付金が「寄付金名目の利益」と見なされ、マイリトルポニーの版権を持つ
ハズブロ側から弁護士を通じて排除処置が出され、マイリトルポニーに関する著作物は使用停止とされた。
海外(特にアメリカ)は日本と違って二次創作には厳しい対応を取る事が多いので、今回の件が例外というわけではない。
(所謂『黒いネズミ』の作品なんてものをツクったら酷い目にあわされる)
本件に関してマイリトルポニーの「原作者」からは同情のコメントさえ出される事態であったが
(原作者はあくまで作品の原作者であり、キャラクターの版権を持っているわけではない)
権利関係にうるさい上に弁護士が非常に強い権力を持つアメリカではどうしようもなかった。
まさにアメリカの権利主義を象徴するような出来事である。
Mane6はその後、開発チームに所属していたProminence氏とJames Workman氏が相次いで離脱したが、
新たな開発エンジンで新作を作る動きがある模様。
現在はゲーム配信されている。