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>今日では、「漫画はキャラクター」ではなく、「エンターテインメント=キャラクターである」、と教えています。キャラクターはあらゆるメディアで活躍する。人を惹きつける存在のことなのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.9
>どうして同じキャラクターの作品が続いていくのか。それは求められるからです。消費者がその作品を買うから同じキャラクターの登場する作品が続けて創られていく。なぜ買うのかといえば、それはキャラクターに会いたいからなのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.17
> 読者は、またそのキャラクターに会いたい。そのキャラクターといっしょにハラハラドキドキしたり、ときめきたいから、その漫画を手に取る。友達や恋人に会うように、キャラクターに会いたいんです。仲の良い友達や恋人と街を歩いて買い物をしたりしますが、街を歩いたり、買い物をしたりするのは別に一人でもできます。それが目的ではなくて、一緒にいて楽しい特別な誰かと同じ体験をすることが、何より大事なのです。
> キャラクターも、それと同じことなんだと気づいたのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], pp.20-21
>そうやって考えているうちにやっと、キャラクターの本質が見えてきました。キャラクターには、人間の目をとめ、心を動かし、感動を呼び起こす「力」がある。それからは、ヒットに恵まれるようになりました。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.22
> キャラクターに注目したり、感情移入していっしょにハラハラドキドキしたり、そのキャラクターのことを好きになったり。どうしてこんなにキャラクターが好きなんでしょうか。
> これは人間の本能だからです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.30
> このようにメディアに「心」を込めるときに効果を発揮するのがキャラクターなのです。
> キャラクターが創り手と、見る者との「心」を繋ぎます。
> 作者の「心」はキャラクターの言動して作品の中に表れ、見る者の「心」をゆさぶります。キャラクターは、見る者の心を動かす存在なのです。
> 言い換えれば、作者の「心」や「思い」が人の形をとったものがキャラクターなのだといえます。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.32
> 既存のキャラクターや、文化的な共通認識から、見た目や設定を借りてきているだけなんです。そこには人を惹きつける魅力や、他と区別する個性がない。ありふれたテンプレートを借りてきているわけですから、本当はそこにオンリーワンの個性をつけなければいけないんです。
> そうアドバイスすると、こんどは個性をつけようと思って、ゴテゴテといろんな部品をくっつけてきたりするのです。
> それも違う。それは個性的なのかもしれませんが、印象が分散してしまうんです。
> そうじゃなくて、「このキャラはこれだ!」っていう、インパクトのある「ワンポイント」を付けましょう。本当は「オンリーワンポイント」と呼びたいところですが、長いので「ワンポイント」と呼んでいます。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.149
>今日では、「漫画はキャラクター」ではなく、「エンターテインメント=キャラクターである」、と教えています。キャラクターはあらゆるメディアで活躍する。人を惹きつける存在のことなのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.9
>どうして同じキャラクターの作品が続いていくのか。それは求められるからです。消費者がその作品を買うから同じキャラクターの登場する作品が続けて創られていく。なぜ買うのかといえば、それはキャラクターに会いたいからなのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.17
> 読者は、またそのキャラクターに会いたい。そのキャラクターといっしょにハラハラドキドキしたり、ときめきたいから、その漫画を手に取る。友達や恋人に会うように、キャラクターに会いたいんです。仲の良い友達や恋人と街を歩いて買い物をしたりしますが、街を歩いたり、買い物をしたりするのは別に一人でもできます。それが目的ではなくて、一緒にいて楽しい特別な誰かと同じ体験をすることが、何より大事なのです。
> キャラクターも、それと同じことなんだと気づいたのです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], pp.20-21
>そうやって考えているうちにやっと、キャラクターの本質が見えてきました。キャラクターには、人間の目をとめ、心を動かし、感動を呼び起こす「力」がある。それからは、ヒットに恵まれるようになりました。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.22
> キャラクターに注目したり、感情移入していっしょにハラハラドキドキしたり、そのキャラクターのことを好きになったり。どうしてこんなにキャラクターが好きなんでしょうか。
> これは人間の本能だからです。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.30
> このようにメディアに「心」を込めるときに効果を発揮するのがキャラクターなのです。
> キャラクターが創り手と、見る者との「心」を繋ぎます。
> 作者の「心」はキャラクターの言動して作品の中に表れ、見る者の「心」をゆさぶります。キャラクターは、見る者の心を動かす存在なのです。
> 言い換えれば、作者の「心」や「思い」が人の形をとったものがキャラクターなのだといえます。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.32
> 既存のキャラクターや、文化的な共通認識から、見た目や設定を借りてきているだけなんです。そこには人を惹きつける魅力や、他と区別する個性がない。ありふれたテンプレートを借りてきているわけですから、本当はそこにオンリーワンの個性をつけなければいけないんです。
> そうアドバイスすると、こんどは個性をつけようと思って、ゴテゴテといろんな部品をくっつけてきたりするのです。
> それも違う。それは個性的なのかもしれませんが、印象が分散してしまうんです。
> そうじゃなくて、「このキャラはこれだ!」っていう、インパクトのある「ワンポイント」を付けましょう。本当は「オンリーワンポイント」と呼びたいところですが、長いので「ワンポイント」と呼んでいます。
[[小池一夫のキャラクター新論]], p.149