猫さんのアトゲファン内検索 / 「狙うねこにゃん!としあわせ娘っ(20121030)」で検索した結果

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  • 狙うねこにゃん!としあわせ娘っ(20121030)
    上の画像をクリックすると、イベントページ(公式)にジャンプします。 検索エンジン用 たくさんのやきいも たくさんのたいやき しあわせ娘のあったか服 しあわせ娘のお気に入りワンピ
  • 2012年度のイベント②
    2012年度のイベント 頁:1ページ バナー・文字、どちらをクリックしても同じページ(wiki内)に飛びます。 ファンタジックカプセルリレー(2012年9月11日~2012年9月25日) さよなら2012夏!レイトサマーポーカーイベント(2012年9月14日~2012年9月28日) かわいいドールとおそろいの格好をしてみよう!(2012年9月14日~2012年9月28日) 運命のボールくじ!(2012年9月18日~2012年10月2日) 星降る夜のできごと(2012年9月21日~2012年10月5日) おポーンの野望!(2012年9月28日~2012年10月12日) じゃろの爆釣伝説(2012年10月19日~2012年11月6日) 狙うねこにゃん!としあわせ娘っ(2012年...
  • デザインブック(ドレ*つく)(20130301)
    5 シリーズ名 デザイン名 必要素材 詳細 カットソー ブラウンスカルカットソー 裁縫用の糸×1厚みのあるキルト素材×180ぐっせる(初回) 最初から作れるヒラメキ→ぬいぐるみとブラシ ホワイトゼブラカットソー ネイビーグリーンカットソー ぬいぐるみとブラシ トラのあみぐるみとブラシTB:公園好きなアシュリーシルバーチケット(2時間) 裁縫用の糸×1厚みのあるキルト素材×2120ぐっせる(初回) カットソー3着ごとにぬいぐるみとブラシシリーズOPENトラをイメージする→トラのあみぐるみとブラシウサギをイメージする→ウサのあみぐるみとブラシクマをイメージする→クマのあみぐるみとブラシヒラメキ→アニマルマフラー(3着)→パーカー(15着) ウサのあみぐるみとブラシTB:公園好きなアシュリーシルバーチケット(2時間) クマのあみぐるみとブラシTB:公園好きなアシュリー...
  • 2012年度の複合イベント
    電子空間に可愛いペットを連れて行こう!(2012年6月19日~2012年6月29日) ポップスター ピンクを集めよう!(2012年6月26日~2012年6月29日) レインボー・ヘアスタイル(2012年7月3日~2012年7月17日) ちょこクエ☆モンスターカード(2012年7月10日~2012年7月31日) ヴァンパイアボックス(2012年7月13日~2012年8月10日) ツインスターで楽しみ方2倍!?(2012年7月17日~2012年7月31日) かならずボーナス登場!(2012年7月24日~2012年8月21日) ドリンク&フェイクカードセットを販売!(2012年7月24日~2012年7月31日) 月兎の箱(2012年9月7日~2012年10月5日) 素敵なヘアスタイルにアレンジしよう♪♪(2012年9月18日...
  • ドリーム&メモリーズ23(20121211)
    身体が自由に動く確かな感覚を持って、パピメルが瞬きをして急に身体を起こすと、すぐ隣で目に涙を浮かべながら見守っていたフラメルが驚き、固まった。 「姉さん、おはよう」 パピメルが呟いたその一言を聞いたフラメルが、パピメルに思い切り抱きつく。 「おかえり、パピちゃん!」 「うん……ごめん」 「ううん、良かった、ほんとに!」 母親の胸の中で枯れるほど泣いたはずなのに、涙を流して喜ぶ姉に抱きしめられながら、再びパピメルの瞳からは涙が溢れていた。 パピメルがそっと手を開くと、そこには白い羽根が一枚乗っている。 「パピちゃん、それは?」 「羽根なんていつ持ったんだ?」 パピメルが持っている羽根を見て、フラメルとレオルスが言う。 「うん。夢の中でママに会ったの」 パピメルがフラメルとレオルスに全ての出来事を話す。 フラメルは母に会えたパピメルを少しだけ羨ましいと感じながら...
  • 2012年度のイベント
    2012年度のイベント 頁2ページ バナー・文字、どちらをクリックしても同じページに飛びます。 DRESS UP SUMMONER-ドレスアップサマナー(2012年5月29日~2012年6月29日) セルピット生誕5周年記念パーティー(2012年6月1日~2012年6月29日) 秘密のセルピット図鑑(2012年6月8日~2012年6月29日) アイテムトレード買取希望リクエスト登場キャンペーン(2012年6月19日~2012年6月29日) 今ならGコイン購入がお得!(2012年6月22日~2012年6月29日) あっち向いてココロ(2012年6月22日~2012年6月29日) アイテムチェンジアクア(2012年6月26日~2012年7月10日) 毎日ログインするだけでもらえちゃう!アクションアイテムプレゼントキャンペーン(2012年7月...
  • 2012年度のガチャ@セルフィ
    2012年度のガチャ@セルフィ バーチャル・メッセンジャー(2012年6月19日~2012年7月17日) Royalココロ・プレミアム(2012年6月22日~2012年7月20日) 書生さんが行く(2012年6月26日~2012年7月24日) ファンタジー・ペインター(2012年6月29日~2012年7月27日) シャーベティ・カフェ(2012年7月3日~2012年7月31日) トワイライトキングダム(2012年7月6日~2012年8月3日) Vampire Forest(2012年7月13日~2012年8月10日) ガラスのお姫さま(2012年7月17日~2012年8月14日) ハピネス・ストーリー(2012年7月24日~2012年8月21日) アクアワールドプリンセス(2012年7月27日~2012年8月24日) パンキッシュ☆ラビット(...
  • 2012年度のぐっせるガチャ
    6月のぐっせるガチャ(250/500) 7月のぐっせるガチャ(250/500) 8月のぐっせるガチャ(250/500) 9月のぐっせるガチャ(250/500) スペシャルぐっせるガチャ(500/5000)(2012年9月18日~2012年9月25日) 12月のぐっせるガチャ(250/500)
  • 秘境の魔女13(20121109)
    全身が翠色で身長は約二メートル、逆立つ髪の毛に血管の浮き出る身体、背中には二枚の翼を持ち、真っ赤な瞳は仕留めた獲物を凝視している。 先ほどまで幸せに包まれていた家族の空間は、一匹の翠色の魔獣によって粉々に破壊されたのだった。 クレイルの気配に気づき、魔獣の瞳が動く。 その瞳を見て、少年は一つだけ理解した。 この獣は魔力が強い母を最優先にして狙ったんだ、と。 今この場で母の次に魔力が強いのはクレイルだ。 魔獣が刃を引き抜こうとしたその時―― 「……させない……!」 小さく言葉を発したイヴが自分の身体を貫通しているその翠色の刃を両腕で押さえる。 魔獣が腕に力をこめるが、華奢なイヴの両腕が押さえ込む刃は、不思議なことに微塵も動かすことが出来なかった。 刃と化した片腕を押さえ込まれた魔獣は当然身動きを取れない。 「いや……」 突然声を上げたのは恐怖のあまりその場に座り込んで...
  • 運命を受け入れ、その宿命を乗り越えろ!デスティニースクエア(20121109)
    第1章 秘境の魔女(story) 第2章 ドリーム&メモリーズ(story) 最終章 悪魔達の侵略(story) キャンペーン 前景アイテムプレゼントキャンペーン!(2012年11月9日~2012年11月13日) ガチャプレイで交換!デスティニースクエア(2012年11月9日~2012年11月22日) ツインスタープレイでかならずゲット!(2012年12月11日~2012年12月25日、一部2013年2月8日まで)
  • 悪魔達の侵略9(20130104)
    その声は森の奥から全員に届いていた。 やがて獣がゆっくりと後ろへ下がっていく。 警戒を解かず、テンペストが獣を睨む。 (来る――!) 横に立ったクレイルが森の奥、木々の隙間を縫って飛んでくる人影を目にする。 猛スピードで森を抜けた二つの影が、全員の目前に姿を現した。 背中から生える真紅の翼が音を立てて羽ばたき、やがて二人は地面に降り立った。 一人は赤い髪で、左目に眼帯を付けた男。 もう一人は長い金髪、ヘッドドレスとフリルのワンピースを着た女。 その二人の背から生えていたのは翼だけではない。 長く、しなやかな尻尾がクレイルたちを指差すようにうねっている。 いつの間にかテンペストを襲った獣はぴったりとその男のそばに寄り添っていた。 やがて、眼帯を付けた男の悪魔がクレイルを見て言った。 「ザメザ……?」 再び、その場にいる合成師たちが聞き取れない言葉で話すティピ...
  • ちょこっとクエスト関連のイベント(1)
    期間限定モンスター「双子のジョーカー」(2012年6月19日~2012年7月3日) 期間限定!猫の王様「ケット・シー」と愉快な仲間(2012年8月7日~2012年8月31日) うっかり見習い商人の裏取引・・・(2012年8月24日~2012年8月31日) 予告!新たな「魔王」降臨!(2012年8月31日~2012年9月7日) 新魔王「アピスベリーナ」降臨!(2012年9月7日~2012年9月21日) 期間限定「逃走チキン」大暴走!!(2012年9月25日~2012年10月5日) 見習い魔王の成長を食い止めろ!(2012年11月2日~2012年11月16日) 「ちょこっとクエスト1周年記念」!(2012年12月4日~2012年12月18日) 七福神からフクGET!!(2013年1月8日~2013年1月22日) ...
  • 秘境の魔女28(20121109)
    「お兄ちゃん! レオ君!」 フラメルが戻ってきた二人に声をかける。 「ただいま。パピメルは?」 レオルスは無言のままテンペストから降り、先に降りたクレイルはしまっていた水筒を取り出す。 「ううん、まだ一度も目を覚ましてないよ……」 いつもは笑顔を振りまくフラメルの表情がこんなにも暗い。 クレイルは、もう少しだけ我慢して欲しいと思い、心の中で謝りながら、玄関へ向かうすれ違い様にフラメルの頭に掌を乗せて言う。 「大丈夫、必ず治してみせるよ。約束する」 「うん……」 しょんぼりと頷く妹の頭をそっと撫でる。 「パピメルを救うための秘薬を作る。僕とレオルスはもう一度だけ出かけなければならない。でも次で素材集めは終りだ。戻ってきたら薬が完成するよ」 うん、ともう一度フラメルが頷くと、クレイルは手にしていた水筒をフラメルに渡した。 「これが材料?」 「あぁ、でもまだ開けない様に...
  • 2012年度の合成イベント(キャンペーン)
    あのNPCのレプリカアイテム!クリスタル合成キャンペーン!(2012年6月22日~2012年7月6日) 素材を合成してみよう!クリスタル合成キャンペーン!(2012年7月27日~2012年8月10日) クリスタル合成キャンペーン!(2012年8月21日~2012年8月31日) クリスタル合成キャンペーン!(2012年9月25日~2012年10月9日)
  • 2013年度(7~12月)
    2013年度 下半期のイベント 2013年・上半期へ Gコインを購入するだけ!アイテムGET(2013年7月2日~2013年7月9日) グリュックハイル魔法学院 魔女っ子先生からのテスト(2013年7月2日~2013年7月16日) 1週間限定の運試し!50/50(2013年7月5日~2013年7月12日) 覚醒魔法陣「キャット」でレプリカアイテムをゲット!!(2013年7月9日~2013年7月23日) 買って、使ってうれしい2つのキャンペーン♪(2013年7月12日~2013年7月19日) セルフィタウン商店街大福引き大会!(2013年7月12日~2013年7月26日) アットゲームズファン感謝祭 2013 in 東京 Selfy Party -Let s PartyだからHappy!(...
  • 秘境の魔女8(20121109)
    「お二人に依頼があります」 ローズとフェインのもとへ到着したクレイルがテンペストを魔道書に収め、放った第一声がそれだった。 「クレイルと、青いのはレオルス? だっけ?」 ローズに向かってレオルスが頷く。 「何か探し物でも? ……って雰囲気じゃないわよね」 不穏な気配を察してか、ローズの声のトーンが落ちる。 普段のクレイルを知っている人物であればなおさら、目の前のクレイルの余裕の無さは何かが起きていることを予測させるだろう。 「レオルス、ミミックを出してくれるかい」 「あぁ」 レオルスがティファレットから受け取った強欲のミミックを取り出す。 ミミックは既に箱の状態になっていた。 「? 初めて見る箱だわ。フェイン、どう?」 窓際にやってきたフェインも、レオルスの手の上にある箱を見る。 「でしょうね、これは特殊な箱です。見ていてください、今からこの箱を開けてみます」 ...
  • 秘境の魔女12(20121109)
    「ママのおともだちっていつくるの?」 「そうね、もう少ししたら着くんじゃないかしら」 それを聞いたクレイルが、立ち上がって母に言う。 「母さん、それまで僕は森の中を見てきます」 「わかったわ。気をつけるのよ」 「はい、いってきます」 少年は楽しそうに、駆け足で森の中へ消えていく。 静まり返った森の中は冷ややかな空気が流れていた。 クレイルが森に入って少し歩いた時、その異変は起きた。 森の奥深くから響いてきた、ガラスのようなものが割れる音。 「?」 次の瞬間、クレイルの頭上、森の木々の上を何かの影が通過して森の入り口方面へと飛んでいく。 それを目で追えなかったクレイルだが、彼の直感が進行方向から何かが襲ってくるのを感じていた。 同時に彼を身の毛もよだつ恐怖と不安が襲う。 クレイルは歩いて来た方向、森の入り口へと全力で走り出した。 彼の背後から襲ってきている...
  • 2012年度のゲームセンター
    フォレストハウス(2012年6月19日~2012年6月26日) 猫喫茶(2012年6月29日~2012年7月6日) リゾート(2012年7月27日~2012年8月3日)
  • ねこねこタウン(20131101)
    検索エンジン用 肩乗りにゃんにゃん ホワイト(CQ) にゃんこもこもこトップ (CQ) にゃんこファイターワイルドトップ(CQ) 誉れ高き騎士の服(CQ) しがみつきデビルキャット(CQ) 片目隠れセクシーロングヘア イエロー(CQ) 片目隠れセクシーロングヘア ブルー(CQ) 猫剣キャットネイル ホワイト(CQ) 猫剣キャットネイル ブラウン(CQ) お前はもうかじられている (CQ) 勇ましいハンターの服(CQ) 勇ましいハンターのスカート(CQ) 外ハネプチワイルドヘア イエロー(CQ) 外ハネプチワイルドヘア ブラウン(CQ) にゃんこもこもこフード ピンク(CQ) すっぽり紙袋 ブラウン(CQ) すっぽり紙袋 ホワイト(CQ)
  • ドリーム&メモリーズ5(20121211)
    目を開けると、クレイルは森の入り口で木に寄り添い、座っていた。 秘薬を完成させる為に急いでいたのに、レオルスが自分のことを心配してわざわざ入り口に運び出したのかと思い憤慨する。 「レオルス! 何故外に……」 と、叫ぶと同時に顔を上げると、目の前には信じられない光景が広がっていた。 (なっ――) それを目にした瞬間、ぼやけていたクレイルの視界が鮮明になる。 「ママ見て! 四葉のクローバー!」 桃色の髪の少女が、ぱたぱたと走っていく。 (幼い頃のフラメルと……母さん……!) 向かう先には、桃色の髪の子供を抱いた、白い衣装に身を包んだ女性がいる。 クレイルはその光景を知っている。 今、自分の足元に五つ葉のクローバーを隠した子供がいることも。 (これは、子供の頃の僕の記憶……?) 「まぁ、すごいわねフラメル。お兄ちゃんより先に見つけられるなんて」 母に走り寄ったフラメル...
  • 僕たちの大冒険(20130625)
    上の画像をクリックすると、ガチャページ(公式)にジャンプします。 検索エンジン用 おっきなねこさんでもこわくない! ねこまねきにゃんにゃん ふわっととぶよ! つーかまえたっの前景2 つぶされちゃうよぅの前景2 せのたかさはどれくらい?の前景2 おっとりことりさんドレス おてんばねこさんスタイル やんちゃなねずみさんスタイル おっとりことりさんのちいさなはね おっとりことりさんおだんご おてんばねこさん外はねボブ やんちゃなねずみさんショート おてんばねこさんのみみ やんちゃなねずみさんのみみ かくれんぼちゅうだよ 白いくつ このキャンディーはもらった! チーズはやっぱりひとりじめ! みーんなてのひらサイズの前景2 つんつんしちゃうよの前景2 かくれんぼちゅうだよ 茶色のくつ たべちゃだめだよ?
  • 秘境の魔女11(20121109)
    「ママ見て! 四葉のクローバー!」 桃色の髪の少女がぱたぱたと全力で母親に走り寄る。 一刻も早く母へ自分の功績を報告したいのだろう。 「まぁ、すごいわねフラメル。お兄ちゃんより先に見つけられるなんて」 「えへへーわたしのかち!」 負けたよと、離れた場所から兄のクレイルが声をかける。 手には既に五つ葉のクローバーを握っていたが、それをそっと隠しながら草の上に座り込んだ。 雑草の生え具合を観察し、草を使って魔法陣を組んだり出来ないかなどと考えながらゆっくりと辺りを見回す。 「パピちゃん、起きないね」 母親の元へ戻ったフラメルは、すやすやと眠る妹の桃色の髪を撫でる。 母に抱きついて眠っているのは、マティリア家の次女パピメル。 「さっきまでフラメルと走り回っていたんだもの。少し疲れちゃったみたい。フラメルは大丈夫?」 「うん! わたし、まだまだはしれるよ!」 「ふふ、元気...
  • 秘境の魔女7(20121109)
    再び一階へと戻ると、先ほどと変わらずセフィラが椅子に腰掛けている。 「感謝します、御婆様」 クレイルが一礼し、レオルスも合わせて頭を下げる。 「なに、ただの交換条件さ。礼を言われる筋合いはないね」 クレイルの言葉に対し、冷たく言い返すセフィラ。 だが、クレイルからすれば協力を得られたことだけでも大きい。 「……待ちな」 家を後にしようとしたところで、セフィラが声をかける。 「お前、不思議な召喚獣を持っているね。こっちの世界じゃ見かけない存在だ」 「テンペスト、と呼んでいます。仰るとおり、別の世界からやってきた獣です」 それが何か、と聞こうとしたクレイルにセフィラが助言する。 「今はなるべく召喚しないほうがいいだろう。異なる世界が繋がろうとしている状態だ。異なる世界から現れたその獣もまた、何かしら影響を受けているはず」 「なるほど……」 今朝召喚したタイミング、もし...
  • 秘境の魔女27(20121109)
    うつ伏せていたフラメルは、何かの気配でうっすらと瞼(まぶた)を開ける。 「う、ん……?」 パピメルの傍で目を閉じ、昔を思い出しながら少しだけ眠ってしまっていたことに気付いて、今度は瞼をはっきりと開く。 フラメルもクレイル同様、母の最期を目の前で見ている。 幼かったフラメルは母が消えたその後、何日も泣き続けた。 夢の中で鮮明に再生された遠い記憶はあの日の涙まで再現させ、目尻から溢れ出た涙は音も無くフラメルの頬を伝う。 (泣いてたってしょうがないじゃんか……!) その場に立ち上がり、勢いよく袖で顔を何度も擦る。 「パピちゃん、大丈夫だよ。お兄ちゃんとレオ君がきっと何とかしてくれるから」 目を覚まさない妹にそう言いながら、パピメルの額にあるタオルに触れる。 すでに取り替えてから時間が経っていたので、タオルが温くなってしまっていた。 そのままそれを手に取り、再度冷水につけてパ...
  • 秘境の魔女29(20121109)
    その場に集まった合成師たちに声をかけたのは、アイテムトレード管理人のローズだった。 腰の高さほどもある大きな麻の袋を運びながら手を振っている。 その後ろには、ローズと同じサイズの麻袋を二つも運んでくるフェインの姿もあった。 「お待たせー! 持ってきたわよ!」 家の前に到着したローズとフェインが、膨らんだ麻袋を地面に下ろす。 「見てください、いつもトレードへいらっしゃるお客様たちが協力してくれました」 そう言いながら、フェインが閉じていた袋の口を開くと、三つの大きな麻袋の中には、溢れんばかりのガーネットハーブが入っていた。 テンペストのそばに立っていたレオルスも、思わず袋の側に寄って中を覗き込む。 「すげーな! こんだけあれば余裕だろ」 「えぇ、あとは<グラトンポット>に任せれば大丈夫でしょう」 驚くレオルスの隣でクレイルも思わず頷く。 「お二人とも、ありがとうございま...
  • 秘境の魔女2(20121109)
    一瞬の空白時間を得て、二人が到着したのは特に珍しくもない小さな田舎町だった。 「……ここが?」 レオルスが家の扉や屋根から飛び出る煙突を見ながら呟く。 「<秘境の魔女>とは、よく言ったものです。あの木々は結界。この小さな町が魔女たちの住処です」 周辺には何件もの民家が立ち並び、町の周りにはこの場所を守るように木々が囲っている。 結界を越えるまで何の存在も感じなかったことから、その一本一本がこの町の魔力を外に漏らさないような特別な力を持った木なのだろう。 レオルスが何となくそんなことを予想してから、思いついたようにクレイルに話しかける。 「じゃあ、ここにお前の母親の……って、おい! 囲まれてるぞ!」 「言われなくても」 レオルスが言葉を発した時点で違和感に気付いたのは言うまでもない。 二人は一瞬にして、とてつもない量の魔力に囲まれていたのである。 レオルスも合成師の中で...
  • 悪魔達の侵略6(20130104)
    「な、なんの光だ!」 突然放たれた光から咄嗟に目を庇っていた、レオルスはゆっくりと右腕を下げる。 目の前で輝く激しい光に、フラメルとパピメルも目を塞いでいた。 三人は各々、目の前で石化していたクレイルを確認すると―― そこには、石から解放され、ゆっくりと目を開けるクレイルの姿があった。 「お兄ちゃん!」 フラメルが真っ先に声を上げて、クレイルに抱きつく。 「兄さん!」 パピメルも、自分の無事を知らせるために、クレイルの元へ寄った。 「フラメル……」 目覚めと共に、避ける暇もなくフラメルに抱きつかれていたクレイルだが、いつもの様に邪険に扱ったりはしない。 すぐ側にいたパピメルを見てクレイルは一安心する。 「パピメル、おかえり」 「ただいま。兄さん」 「よかった、パピちゃんもお兄ちゃんも無事で……!」 クレイルを見上げるフラメルの瞳には涙が浮かんでいる。 「あぁ...
  • 秘境の魔女30(20121109)
    「レオルス、急いで森へ向かう準備をしましょう」 「わかった」 レオルスが頷き、クレイルがさらに続けて怪訝そうな顔をして言う。 「先ほどの話にあった『空気が赤かった』とは……負の魔力が蔓延してきている可能性があります。こちらの世界に影響を及ぼし始めているかもしれない」 「ねぇ、お兄ちゃん。その影響なのかは分からないんだけど……」 フラメルが割り込むように、二人に自分が目にした二冊の本の話をする。 一冊は急に浮遊した白い魔導書。 もう一冊は、恐らく子供の頃のパピメルの持ち物であろう飛び出す絵本。 そしてその二冊は本棚以外の場所から部屋に現れた可能性があると言うこと……。 話を聞いたクレイルが何かを考える様な仕草をするが、すぐに答えが出るわけではない。 「レオルス、何か分かります?」 「いや、お前に解らなかったら俺にもわかんねーよ!」 悩んだクレイルにそう聞かれたレオルス...
  • ドリーム&メモリーズ20(20121211)
    レオルスは玄関にあったポットに、大量のガーネットハーブを入れようと蓋を開けた。 するとポットがその場にあったガーネットハーブを認識したのか、大きな麻袋三つ分ものハーブを、一瞬でその中に吸い込んだ。 驚きを隠せない二人だったが、続けてフラメルがクレイルから受け取った水筒を開け、ポットに近づける。 中に入っていたティアラレイクの水と、既に熱が冷めたレッドホットレモンの小さな果実は、ハーブと同様に瞬く間に中に吸い込まれていく。 それでもポットからは何かが溢れてくることはなかった。 そこまで準備して、フラメルとレオルスがパピメルの元へと急ぐ。 部屋の中に入ると、レオルスが最後の素材であるブラッドローズとシャドウリザードの尻尾が入ったケースを取り出し、底を割って取り出した中味をポットへ近づける。 ポットがそれらを吸いこんだ所で、全ての素材を入れたことを合図するためにフラメルがポットの蓋...
  • ドリーム&メモリーズ19(20121211)
    レオルスを乗せて、テンペストは無事にマティリア兄妹の住む家に到着する。 テンペストもまたレオルス同様、捨て身でレオルスを救い、素材を託したクレイルの覚悟を目にした。 その為か、森を出てすぐに残り僅かとなった自分の魔力を最大限駆使して、全速力でここまで戻ったのである。 着地し、レオルスを降ろしたテンペストがそのまま地面に倒れ込む。 呼吸は荒く、顔を上げるのも辛そうなテンペストを撫で、レオルスが小さな声でありがとう、と言う。 レオルスが素材を手に玄関へ向かうと、物音を聞きつけたのか、フラメルが玄関の扉を勢いよく開けて出てきた。 「お兄ちゃ――」 ようやくその時が来たのだと、待ちわびて迎えに出たフラメルの目に飛び込んだのは、疲弊したレオルスと地面に倒れているテンペストだった。 「レオくん!? テンちゃんもどうしたの!」 慌てて駆け寄るフラメルに、レオルスが手に持ったケースを見せ...
  • ドリーム&メモリーズ8(20121211)
    クレイルが森の中に入り、突然気を失ってから何分くらい経っただろう。 その場に立ち、周囲を警戒していたレオルスがふと、木の根元でうな垂れて座るクレイルを見る。 (…………) 突然の出来事にレオルスは驚いたものの、クレイルのそれは、どこか頭の片隅で思っていた彼の「父親の記憶」に関してではないかと考え、しばらく様子を見ることにしたのである。 レオルスも、改めて自分が見た当時の記憶を振り返ってみることにした。 クレイルが話した内容は、レオルスがラウロスと共に現れ、その場にいたクレイル本人と妹のフラメル、パピメルを守ったと言う話だったが、レオルスの記憶ではその場にクレイルはいなかった。 レオルスは、森に飛び込んだクレイルを追ったラウロスの指示で、その場に残ったフラメルとパピメルを守っていたのである。 「友達に会いに行く」と、父のラウロスと共に出かけ、目的地まであとわずかと言う所で...
  • 秘境の魔女3(20121109)
    <ティファレット>と、クレイルにそう呼ばれたその白い魔女は、周りの四人の魔女を解散させる。 またしても音もなく魔女たちがその場から消えていった。 「あなた……何故ここへ?」 頭を下げたままのクレイルに、再び声をかける白い魔女。 「失礼ですが単刀直入に。僕の妹が<魔刃の傷跡>に苦しめられています」 「何ですって……その傷は消えたはずじゃ?」 クレイルはようやく立ち上がり、目の前の魔女と視線を交わす。 「僕もそう思っていました。母さんが消える前に治してくれていたものだと」 「可能性があるすれば……それは魔界のゲート開放前の影響でしょうね」 それも認識済みだ、とクレイルが頷いて言う。 「あなた方なら既にご存知だと思っていました。そしてそれを開放前に止める術もご存知のはずだ」 「…………」 クレイルの言葉は、ティファレットにとっては想定通りのことであった。 <魔界のゲート...
  • ドリーム&メモリーズ6(20121211)
    クレイルが父の事を、父と過ごした子供の頃の日々を思い出す。 目の前にいる父、3人の子を持つマグナは、顔や髪などの見た目は、現在ここまで成長したクレイルとほぼ同年代に見える。 身体に老化が見られないのは、体内に流れる魔力の影響があるからだろう。 クレイルは、父の両親についての話を聞いた事はないが、マグナが持つ魔力量や魔術の能力は何かしらの魔女の恩恵を受けていたのでは、と考えていた。 少なくともイヴと出会う前には錬金術の研究をしていたはずであり、合成師としての術の使用は不可能だったと思われる。 マティリア家は、<過去何世代にも渡って魔女たちとの関係性を築いてきた>との記録もあるので、クレイルが察するにマグナの母親か、もしくはそのさらに過去には魔女と何かしらの関わりを持っていたに違いなかった。 少しずつ、クレイルが知っていた父の記憶を取り戻していく。 だが、それでもまだ、現在...
  • 秘境の魔女31(20121109)
    二人は道具を準備するため、庭にある倉庫へとやってきた。 クレイルが重厚な扉を開けて中に入ると、そこには梱包された箱がいくつも収められている。 倉庫から取り出した箱の蓋を外すと、そこには様々な色の薬品が入った試験管が、いくつも並んで入っていた。 レオルスも箱を覗き込む。 <コンポジションウエポンズ(混合薬品武器)> 合成師が所持している、「武器として使用する薬」である。 合成によって作り出した特殊な液体をそのまま使って対象にダメージを与えるものから、自らの魔力を注ぐことで形状を変化させて凝固させ、刃物や棒状の武器として使用することもできる。 複雑な形状を生成するには、注ぐ魔力の調整が必要となるため、使用者の鍛錬が必要である。 鍛錬を続ければ、長身の刀や斧などの大型の武器や、液体を空中に散布させて小さな防護壁を発生させ、対象からの攻撃を受ける盾の様な強固な物体に変化させることも...
  • 秘境の魔女1(20121109)
    クレイルとレオルスがテンペストに乗って飛行し、一時間ほど経った頃、その「林」は眼下に姿を現した。 まばらに配置された木々は、どことなく計算されて配置されているかのようにも見える。 「テンペスト、あそこの木の前に降りてくれるかい?」 クレイルはテンペストの体を軽く叩きながら命令すると、テンペストがそれに従いゆっくりと降下して着地した。 「ありがとう、テンペスト」 クレイルが声をかけると共に、テンペストは魔道書の中へ消えていく。 ここへ来る前と状況は変わらず、テンペストはいつもの魔力量ではない。 魔力が戻らない状態では、万が一自身で身を守らなければならない場面が訪れた場合、最悪の結果に至る可能性もある。 そう考えると、今のテンペストを不用意に晒しておく訳にはいかなかった。 「ここに魔女の一族が?」 「えぇ」 レオルスが辺りを見回してみるが、人はおろか生き物の気配さえしない...
  • 秘境の魔女23(20121109)
    「はーっ……助かった……」 レオルスが大きなため息と共に、雲が消えた空を眺める。 先ほどまで巨大な雨雲があったとは思えないほど、空は蒼天を取り戻していた。 落雷が直撃した木は発火して燃えたものの、降り続いた豪雨によって火は消し去られて白い煙を上げている。 レオルスがふと視線を落とした先に、不思議な蒸気が発生しているのを発見した。 (何だ……?) どうやら豪雨によって降り注いだ雨がその場で蒸発し、湯気を上げている様子だった。 だがその湯気の量は、地面に生い茂る雑草や雨でできた水溜りがゆっくりと蒸発するだけでは有り得ない量の蒸気。 雲が無くなり、山へ射す日差しはあるが、今まで降っていた雨を短時間で熱せるほど気温は高くない。 レオルスがゆっくりと近づいてその場を確認すると、そこにはとある熱源があったのだった。
  • ドリーム&メモリーズ17(20121211)
    ティーチとエールに招かれて、パピメルが足を踏み込んだ扉の中は、それまで辿ってきた道とうって変わって、何も無い無機質な部屋だった。 正確には、鏡が一つ。 パピメルの目の前にただ一つだけ、全身を映す姿見が置かれている。 「ティーチ? エール?」 不穏な気配を感じ、今まで一緒にいたその人物の名を呼ぶが、いつの間にか二人の姿がどこにも見えない。 後ろを振り返ると、部屋に入ってきたはずだが扉などは一切無く、ただ無機質な部屋が後方にもずっと続いているだけだった。 (入る前に二人が言っていた、私の知りたいものって、これなの?) 仕方なく、パピメルはその鏡に近づく。 鏡面に歩いて近づくパピメルの姿が映っているが、それは何も不思議なことはない、ただの鏡であった。 「ティーチ、エール。私の記憶はこの鏡と関係があるの?」 理解できず、ただ一枚の鏡を目の前にして、パピメルの不安は募っていく。 ...
  • ドリーム&メモリーズ7(20121211)
    イヴへの追撃に失敗し、逆に武器によって反撃を受けた魔獣が怒りを露(あらわ)にして大声で叫び、それを刺したマグナの右腕を掴んだ。 「コイツ……まだ倒れな――」 魔獣はマグナを掴んだ左手に力を込め、身体ごと持ち上げる。 魔獣はその場から距離を置くのか、それとも別の攻撃手段を持つのか。 何か行動を起こす魔獣の目論みに気付いたマグナが、左手に残された最後の薬品武器を刃に変え、首を切り落とそうとした。 魔獣の左肩から下は、イヴの攻撃によって吹き飛ばされていて腕はない。 掴んだ右腕に力を込めているため、今この瞬間魔獣が攻撃を防ぐ手段は皆無。 マグナの武器が魔獣の首へ刺さる――はずだった。 魔獣は斬撃が触れる瞬間、首を庇う様にして咄嗟に頭部を動かして、その口でマグナの武器を受け止めた。 当然、武器を受けた口と顎が裂ける。 だがその強靭な筋肉と骨はマグナの斬撃を止め、傷は首まで到達して...
  • 秘境の魔女6(20121109)
    案内されるままに、地下へと降りたクレイルとレオルス。 石で作られ、密閉されたその空間は、冷やりとした空気で満たされていた。 何にしても、魔術を使った<作業>をするために使われていることは容易に想像できる。 ティファレットはすぐに本棚へと向かい、一冊の本を手に取り中身を確認した。 「あったわ、これね。という事は……」 本を片手に、今度は道具の並べられた棚を眺め、何かを手に取る。 手に取ったそれを持ち、クレイルとレオルスへ開いた書に記載された秘薬の作成法を見せる。 「まずはこれを見て、どうやらこの秘薬で傷を回復できるようなの。だからこの道具を。<グラトンポット>よ」 「グラトンポット……実物を見るのは初めてです」 「使い方は簡単、最終的に材料はすべてここに入れればいいわ」 ティファレットが取り出したティーポットの様なそれは、ふたの中が闇に染まっている。 魔女の薬品合成用の...
  • 2013年度(1~6月)
    2013年度 上半期のイベント 2013年・下半期へ クイズに答えてプレゼント!(2013年1月4日~2013年1月11日) 2頭身セルフィ登場!?ハイ&ローで真剣勝負!(2013年1月8日~2013年1月22日) 竹の中の小さな秘密・・・(2013年1月22日~2013年2月5日) Gコイン購入であったかカフェアイテム♪(2013年1月25日~2013年1月29日) 不思議なマジカルチョコ(2013年2月1日~2013年2月15日) バレンタインのお届けもの♪(2013年2月8日~2013年2月15日) Gコイン購入キャンペーン!(2013年2月8日~2013年2月15日) 陽気な馬と可憐な姫君(2013年2月8日~2013年2月22日) フレッシュカプセル...
  • 秘境の魔女4(20121109)
    「さ、中へどうぞ」 案内されるままに、クレイルとレオルスは屋敷の中へと足を踏み入れる。 ここへ来る途中、いくつもの家や小屋が立ち並んでいて、それらの建物はすべて区間ごとに一つの色で構成されていた。 ティファレットと一緒に姿を見せた、赤・青・緑・黒の魔女も、それぞれの色の家に住む魔女であり、案内された屋敷の大きさを見る限り、この白い区間の魔女がこの町の統率者だろうと、二人にも安易に予想できた。 そして今いるこの魔女の町のことも、訪れるのは初めてだが母からは昔話のように何度も聞かせてもっていた。 そう、母親の母親である祖母<セフィラ>についても……。 「お母様、姉さんの……イヴ姉さんの長男、クレイルよ」 ティファレットの案内で屋敷の一番奥の部屋に案内された二人。 直後、その部屋に入ったことを後悔しそうになる。 魔女の部屋としてはありきたりで、鍋に書物、怪しく灯る蝋燭と足...
  • じゃろの爆釣伝説(20121019)
    上の画像をクリックすると、イベントページ(公式)にジャンプします。 検索エンジン用 魚に噛まれている 爆釣伝説釣り師の銅像 爆釣伝説の大漁旗 キュートフィッシャーワンピ
  • 悪魔達の侵略8(20130104)
    「ビービー、様子がおかしい。あのアホイヌが帰ってこねー」 魔界を出て、門へ通じる異空間を歩いていたティピードがため息をついて言う。 一緒に連れてきた魔界の獣を、様子見として先に放ったのだ。 それを聞いて、一緒に歩いていたビービーが笑いながら言う。 「あら、それなら<当たり>かも知れないわよ。ティピード」 「魔女に消されたか?」 「可能性はあるわね。クレイターローズが出来上がってから結構時間が経ったし、待ち構えてるかも」 「よし、じゃあもう潰しに行かせてもらおーか」 「フフ、了解。行きましょう」 ティピードとビービーが笑いながら、異空間を抜ける。 ついに魔界に住む悪魔が森の中へと降り立った。 「フラメル、パピメル!この場から離れるんだ! レオルス、武器は!?」 現状を打破すべく、クレイルが考え付いたのはまたしても時間稼ぎだった。 「少ないけど、まだある!」 ...
  • 悪魔達の侵略3(20130104)
    「見えた! あの辺りだ!」 三人がテンペストに乗って飛び立ち、すぐにクレイルが襲われた現場に到着する。 テンペストの成長と、その魔力量の復活は三人にとって非常に助かるものだった。 傷ついたレオルスとテンペストが来た距離を、ほんの僅かな時間で戻ってみせる。 「何、あの薔薇!?」 「あれがクレイターローズ、魔獣の本体だ! クレイル頼む、無事でいてくれ……!」 三人が同じ願いで入り口に近づき、その状況を見て驚愕する。 動かないクレイル。 捕らわれているだけではなく、周辺が全て石にされている。 「お兄ちゃん!!」 「バカ! だめだ離れろ!」 フラメルが思わず飛び降りそうになるが、気付いたテンペストが上昇し、すぐにそこから距離を置くことになった。 魔力を感じ取った蔦が、入り口から飛び出し、そこにいたものを捕獲しようとする。 咄嗟に跳んだテンペストのお陰で、全員無事のまま再び...
  • 2013年ゴージャス福袋(20130101)
    検索エンジン用 インナー系 ノーブルナーギィドレス ラグジュアルチャイナスタイル ディアガールワンピ ノーブルパイソンスタイル ヘアスタイル系 クロスバングショート ディアガールボブ バンダナ系 蛇年ココロぬいぐるみ ネックレス系 梅花と白蛇降臨 梅花と金蛇降臨 白い息とぬくもり (黒・桃) 乗って乗って乗りまくるにゃん (青・桃) 背中系 雪解けと春の訪れ 桜 雪解けと春の訪れ 梅 手系 もちもちもちにゃんこ(黒・黄) 背景 日の出と鳥居の背景 前景2 起きる気がしない朝の前景2 (黒・桃)
  • にゃんぱいあ
    ガチャ@セルフィ にゃんぱいあ なりきりにゃ! にゃんぱいあ アクセサリにゃ! ガチャ特典 イベント まさむにゃの淡い恋心!?「特製じゅーす」を作ろう!! クイズ:解答あります。(閲覧・注意)
  • ドリーム&メモリーズ3(20121211)
    歩き出したパピメルはすぐに額縁の変化に気付く。 額縁を通過する度、その中には絵画の様にパピメルの知る人物が映し出されるのだった。 最初に映った、隣で眠るフラメルの寝顔からスタートし、これまでパピメルが出会ってきた人々が次々に額縁内に映し出されていく。 そこにはもちろん、セルフィタウンの合成所に訪れた人々の顔もある。 通路の中に繋がった階段があり、上ってから降りると上る前とは違う通路に繋がる。 しばらくすると、額縁ではなく割れた鏡が複数並んでいる場所があった。 何も映らないそれを見てパピメルが二人に問う。 「この鏡は……?」 すると、ティーチが振り返ってこう答えた。 「それはあなたの記憶ではなく、<あなたを記憶していた人>のものでしょう。ここに映らないと言う事は……きっとどこか遠くに行ってしまったんでしょう」 記憶されていたという事は、相手は自分を知っていて、こちらは知ら...
  • 秘境の魔女26(20121109)
    「見つけたは見つけたんだけどよ、これどーすれば……あちち!」 今度は実ではなく、枝を素手で掴んで無理矢理引っ張ろうとしたが、レオルスは再び悲鳴を上げて手を離した。 果実の特性を知っているクレイルから見た、レモンに翻弄されるレオルスの姿は何とも滑稽(こっけい)だった。 「それに素手で触れるのは、流石に危険でしょう」 「枝でも無理だし、どーすんだよこれ……持ち運べるか?」 触れた手から熱を飛ばす様に、腕を振りながら言うレオルスの前で、クレイルが徐に水筒を取り出す。 「魔力を帯びるティアラレイクの水は、水温が変わりません。ここにレッドホットレモンを入れてしまいましょう」 クレイルが水筒と一緒に取り出した小さなナイフでレモンを枝ごと切り取り、直接水筒の中に収める。 とぽん、と水の中へ果実が落ちる綺麗な音が響いた。 高温のレモンが落とされた水筒の中、ティアラレイクの水は全く変化を起...
  • 秘境の魔女9(20121109)
    フラメルは、横になっている妹をじっと見守っていた。 時折呼吸の荒くなる妹の顔を、冷水で濡れたタオルで何度も撫でる。 冷たくなった手で、そっと額に触れると、熱を持ったパピメルの額はすぐにフラメルの手の温度を奪っていく。 「あの頃は髪の毛の色お揃いだったんだよね……」 自分の手にかかる浅葱色の前髪を見て、思わず呟くフラメル。 パピメルが生まれたその日から、まだ幼かったフラメルの生活は一変した。 自分の「妹」と言う存在はそれほど大きかったのだ。 ある日を境に、パピメルの髪色はフラメルと同じ桃色から、現在の浅葱色へと変化した。 本当にあの時はまだ幼かったんだ、と痛感させられたりもする。 「でも……この色、母さんがここまで変えてくれたんだっけ……」 眠りにつく妹の顔を見て解けた緊張感に合わせて、精神的な疲労感がフラメルを襲う。 パピメルの眠るベッドの隣でフラメルはそっと目を閉じ...
  • ドリーム&メモリーズ22(20121211)
    母の指が優しくパピメルの頬に触れる。 気付けばパピメルは幼い頃の思い出も、少しずつ思い出していた。 「私は……私は姉さんと同じ、ママの子なの?」 「心配しないで大丈夫。あなたは私の大事な子。クレイルとフラメルと同じ、家族よ」 抱きしめられ、ようやく落ち着きを取り戻したパピメルにイヴは真実を伝えた。 生まれてからあの日まで、フラメルとおそろいの髪と瞳を持っていたこと。 魔獣に家族全員が襲われたあの事故と、父親であるマグナの存在。 そしてそれを今まで隠し続けたクレイルとフラメル、さらにレオルスとラウロスを恨まないで欲しいと、そう告げた。 「ねぇ、ママ……私はここにいちゃいけないのかな? このまま一緒に……」 「それはダメよ。パピメル」 「どうして? せっかく会えたのに……」 すると、イヴが小さく微笑んで言った。 「ママと同じ様に、あなたを助けたいと思っている人がたくさん...
  • @wiki全体から「狙うねこにゃん!としあわせ娘っ(20121030)」で調べる

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